1 :
79ers:
小泉総理はこんなことをおっしゃってました。
「多数に従わなければ独裁ですよ。」
しかし、独裁が本当にいけないことなんでしょうか
日本では責任が不明確になったためさまざまなトラブルが起きました。
独裁は責任が明確になるいい制度ではないでしょうか
みなさんの意見を聞きたいと思います
2 :
草凪大尉:2001/05/18(金) 12:53
>>79ersさん
独裁者は自分が悪い場合でも自己正当化して責任をとらない。
だから、責任が明確になったところで意味がない。
3 :
79ers:2001/05/18(金) 12:58
なら責任がとれる制度を整備すればいいのではないでしょうか
4 :
Маршал Боголюбов:2001/05/18(金) 13:03
責任取り方は?
5 :
BILLY:2001/05/18(金) 13:07
「政治」とは様々の利害による意見を調整するための手段だから、
政治家としての独裁はいけない!!
しかし、文化的による独裁はOK!!
ただ、その文化に染まって身を滅ぼす奴がいたら(宗教のように)、
そいつが単なるアホなだけ!!
そして、その文化が異種の文化に攻撃を加えたら、そこには政治の介入が必要である!!
だから、責任を明確にするより、
文化と政治の線引きをする方が一番!!
6 :
79ers:2001/05/18(金) 13:15
バランスが大事なのはわかります。
しかし、多数を意識しすぎて派閥政治や根回し政治になったと思います。
それらを打開するにはある程度は独裁は止むをえないのでは…
7 :
79ers:2001/05/18(金) 13:22
首相公選制もその動きの現われじゃないでしょうか
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 13:24
昔は独裁を許すかわりに王殺しの概念があった。
ちなみに韓国では今でも王殺しをやっております。
9 :
BILLY:2001/05/18(金) 13:34
バランスが大事というか、そのバランスの意味を理解してない奴が多いから、
バランスを身に付けることが大事なの!!
「首相公選制」はそのバランスを理解してない奴らが己の文化を希望につなげるという虚しいもの。
自分たちは凄い・尊いと勘違いしているだけ。
だから、多数を意識している奴はバランスをしっかり理解していなかったから、無理して
バランスを作ろうとして派閥を組織したのではないか!!
>>79ers
責任のとれる制度を整備すればそれは独裁とは言わないでしょう。
貴方はアメリカ大統領を独裁者だと思いますか?
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12 :
Маршал Боголюбов:2001/05/18(金) 17:24
独裁の意味・概念を明確にしないと話が進まないです。
国家緊急権とのからみにおいて、大統領が緊急時に法律によることなく基本的人権を
制限できる、という文脈で語られることが多いのではないでしょうか。
猫さんやーい。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 17:28
北朝鮮の独裁体制を見れば独裁が良いなどとはとても思えない。
独裁(政治)の定義は、
強大な権力を持つ単独者・少数支配者・支配的党派が、
集中された権力機構を通して大衆を操作・動員しつつ
行う専断的政治。一般に法治主義と政治的自由を否定する。
古代ローマのコンスルによる執政、ドイツのナチズム、
イタリアのファシズムはその典型。
【広辞苑第5版より引用】
で、よろしいでしょうか?
15 :
Маршал Боголюбов:2001/05/18(金) 17:57
>草凪大尉
シュミットは制度的に独裁を議論してたと思います。
法的に明確に位置付けられているものとして委任独裁(ローマのディクタトル)、
法的な裏付けはないが、主権者から権限を委任されて行うと解釈される主権独裁
(ワイマール憲法の大統領)の二つに分けていたような……
かなり前にちょっと読んだだけなので、誤りがあれば指摘してたいただければ
ありがたいです。
ただし、このスレでの皆さんが問題としたい事項とはかなりずれるでしょうが。
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/13(水) 23:07
>14
岩波なんか引用してる時点でアホ。
17 :
猫:2001/06/13(水) 23:22
うお、俺の名前が。いまさらな感もあるけど。 実はまだシュミットの『独裁』読んでない(恥 更に恥をしのんで語ると『憲法論』も。
幾つか論点はありますが、まず時限的な独裁と非時限的な独裁。
これはМаршалさんの上げている委任独裁と主権独裁の区別に相当する−はす。読んでないからわかんない−。
上にあるように、法の裏づけがあるかないか、ということです−ちなみにワイマールはかの悪名高い48条が法的裏づけになってますね。
シュミットはこの48条における大統領の権限を広げるのに努力しました−。
また、主権独裁の例としては、プロレタリア独裁があげられます−田中浩『カール・シュミット』による。
本当は一次文献から引っ張らないと良くないんだが−。
次に独裁は民主的かどうか、という論点がありますね。
独裁に対置されるのは、合議制、まあ、代議制、議会制といったところだと思われますが、
シュミットによれば、後者が前者−人民の喝采で選ばれた独裁者であれば−よりも民主的である
という根拠はないとされます。
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/14(木) 00:09
>17
その論点はおかしい。
「民主的=絶対善」という過てる仮定の下成り立つ「論点」にすぎない。
民主の必要性とは、総動員体制を背景にした国民国家の流れなのであり、
独裁がそのような問題を解決しうるならば民主など全く必要のないものであることは
明白である。
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/14(木) 09:32
age
20 :
名無しさん:2001/06/14(木) 12:04
21 :
Маршал Боголюбов:2001/06/14(木) 12:32
なつかしいのが上がってますな。
ギリシャ・ローマから毛沢東までいろいろなタイプの民主制がありました。
ケルゼンっぽく民主制を徹底すれば、インターネットによる直接民主制が
究極の民主制ということになるでしょうが、その結果どうなろうと仕方ない、
という割り切りができなければ、独裁を否定しきることはできないでしょう。
日本国憲法を改正して、(公選首相+超然内閣+行政権の優位+非常大権)
とすれば、ある程度民主的な独裁が可能かも知れません。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
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