大東亜戦争肯定論を考える

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1名無しさん@お腹いっぱい。
日本の戦争目的が資源獲得でありアジア解放はプロパガンダ
にすぎないことは一目瞭然。しかし世界史的見地からみて先
の日本の大戦は植民地主義を終わらせたのも事実である。
日本が戦争しなかったらアジアアフリカの独立は30年遅れた
との意見もある。
みなさんどう思いますか?
2 :2001/03/02(金) 02:32
肯定します
3名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/02(金) 02:33
見方はいろいろある。あって当然。
4名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/02(金) 02:42
戦争に負けなかったら今頃はアジアの三流国でしょうな。
為政者をたたきつぶしてくれたアメリカに感謝しましょう。
5:2001/03/02(金) 03:05
>1
 植民地主義の終焉は、70年代のサイゴン陥落とモザンビーク独立までは存続していたと思いますが。
 また、日本が戦争していなくても、アジア・アフリカは独立したと思います。フィリピンは元々1940年代に独立する予定だったのが、日本の侵略で若干独立時期が延長されただけだし、インドも日本の動きとは関係なく独立運動が進んでいた。無論、日露戦争がインドやトルコに与えた影響は否定しませんが、太平洋戦争に関しては、右翼の皆さんが言うほどにはアジアに影響を与えていないし、別に感謝もされていないと思います。
6名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/02(金) 03:15
>>1
ところで、なんで日本は原爆を開発できなかったのでしょうか?
アメリカに原爆をおとしてしまえば、大東亜戦争は勝利したのです!
資源が獲得できないから原爆が作れなかったのでしょうか?
アジア解放のために、原爆を開発して、鬼畜米英のための抑止力にしなければ!
7時世:2001/03/02(金) 03:18
>日本が戦争していなくても、アジア・アフリカは独立したと思います

無理だな。 どーやって アジアの猿が白人の近代兵器に対抗すんだよ?
ろくな戦闘戦術もしらないのに。
日本軍の武器と参謀がいなきゃ 無理だっての。
無知は恥だね
8:2001/03/02(金) 03:24
>>7
>無理だな。 どーやって アジアの猿が白人の近代兵器に対抗すんだよ?
>ろくな戦闘戦術もしらないのに。
…しかし、現実にAA諸国の多くは「日本軍の武器と参謀なしに」独立を果たしたではないか。大体、「アジアの猿」であったはずの我が大日本帝国が、白人の近代兵器に対抗したことや、中共が核兵器を保有した事実を、どう説明する?
 無知は君の方だね。
9名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/02(金) 03:25
やはり、日本は鬼畜米英に先駆けて原爆を開発し抑止力としなければならないのです
鬼畜米英に対し、原爆と我らが皇軍兵士の必勝不滅の気概があれば不滅なのです。
10>∞:2001/03/02(金) 03:26
>植民地主義の終焉は、70年代のサイゴン陥落とモザンビーク独立
>までは存続していたと思いますが。

この文章、変ですよ。
 
11名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/02(金) 03:30
たとえアジアの猿であっても原爆を腹に抱えて特殊攻撃することは可能であります!
12:2001/03/02(金) 03:31
>>9
 戦時中の日本でも、仁科博士の理化学研究所で原爆の研究はしてたんだけどね。無論ナチスもしていた。しかし、結局間に合わなかったんだよね。
>10
 確かに変だね。
 「植民地主義は、70年代のサイゴン陥落とモザンビーク独立までは存続していたと思いますが。」
…に訂正します。失礼しました。
13時世:2001/03/02(金) 03:31
>現実にAA諸国の多くは「日本軍の武器と参謀なしに」独立を果たしたではないか。

「アジア」という基盤があったからだろーが(笑)
白人達も本気じゃないんだよ。
前例なくして クロンボ共がたちあがったとでもおもうのか?
日本は残念ながらロシアに勝った時点で猿じゃなくなってるんだなー

>中共が核兵器を保有した事実を、どう説明する?

ププププ(呆  スラブ人ってしってりゅ?(笑)

日本が原爆開発できなかったのは、単に時間がたりなかったのと
原爆の説明うけた昭和天皇が激怒して、それがかなり邪魔だったことです。
14時世:2001/03/02(金) 03:33
>無論ナチスもしていた。

たしか、英国の特殊部隊に開発中の重水と
科学者をまとめて殺されたので、数ヶ月おくれたと言う。
まったく この特殊部隊は偉いよ。これなかったら素でV2に
原爆ひっついていただろーね
15:2001/03/02(金) 03:42
>>13
>「アジア」という基盤があったからだろーが(笑)
>白人達も本気じゃないんだよ。
…意味が分からんな。「アジアという基盤」って何のことだい?
 また、白人が本気じゃなかったという根拠は?
 私がいいたかったのは、日露戦争は第三世界の独立運動に影響を与えたが、太平洋戦争はそうでもなかったということ。
 あと、中共がソ連の技術支援を受けていたことくらい常識で知ってるよん。しかし中ソ対立で1960年以降、ソ連の技術者が中国から引き揚げた。中共の核開発はその4年後。無論ソ連技術の影響はあっただろうが、それは日本が近代化に際して米英技術の影響を受けたこと、欧州の近代化がイスラム科学の影響なくしてはありえなかったことと同じだからね。「マホメットなくしてシャルルマーニュなし」って言葉知っとるけ?
16時世:2001/03/02(金) 04:04
「成功の前例」がなかったら連中はなにもできません。
太平洋戦争がそうじゃなかった??
まったくわらわしちゃいかん。3A運動・ビルマ義勇軍
インド国民軍、もっと歴史を勉強しなさい(笑)

>しかし中ソ対立で1960年以降、
>ソ連の技術者が中国から引き揚げた。中共の核開発はその4年後。

ほんとあったまわりーな。 ロスケが原爆開発したの何年?(笑)
17:2001/03/02(金) 04:57
>>16
>インド国民軍、もっと歴史を勉強しなさい(笑)
…だから、インドの独立運動自体は、太平洋戦争のはるか以前から始まってるんだってば。
>ほんとあったまわりーな。 ロスケが原爆開発したの何年?(笑)
…ソ連の原爆保有は1949年だけど。その事実が、どうして私への反論に成り得るのか、説明してもらおうか。私は、「中国がソ連技術者引き揚げ後も、独自で研究開発を遂行し得た」と言ってるだけなんだが。
18:2001/03/02(金) 05:02
>>16
17の続き
>「成功の前例」がなかったら連中はなにもできません。
>太平洋戦争がそうじゃなかった??
…これも意味不明。太平洋戦争が「成功の前例」なのか?
 それにしても、明らかに私より頭の悪い奴に「あったまわりーな」と言われると腹が立つな。まだ私も若いということかな。
19時世:2001/03/02(金) 06:15
引用失敗しちゃった。

で独立運動を「結びつけた」のなにがあったからなの?
だいたいからして、その指導者達の留学先はどこよ(笑)
それの技術者が「元ネタ」あたえたから 支那人は原爆されたの。
白人が本気じゃなかった根拠?
派兵兵力数かんがえろボケ(笑)
20名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/02(金) 06:21
時世たんのにせもの=騙りが出てる!
時世たんは、鐵扇会に注意されて「時世」たんって名乗るの止めたはずだし、
時世たんはカタギの学生だから、こんな深夜・早朝にいるわけないもん(プ
21タットブベシ:2001/03/02(金) 06:37
しまった!! そうだった!!!
受験おわって ついつい 頭ゆるんでたよ。失敬失敬。
で、僕は7日の卒業式まで見事になにもなくて暇なんです。
22タットブベシ:2001/03/02(金) 06:39
ってか ほんと暇。 予備校まだはじまんなし。
予習とかいって するきおきないし(笑)。
23はやめにあきらめろ:2001/03/02(金) 09:37
石原都知事リコール会議
http://www.winterpalace.net/ishihara_recall/index2.htm
ここを荒さないのは、AVも借りられない引き篭もり馬鹿厨房
24名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/02(金) 10:16
>>1のいっとること中国やインドなどのアジア諸国が
皮肉も込めて言うことできるけど。

日本人が言ったらオオバカ。
そんな恥ずかしいこと辞めて・・・・>特に政治家。
25:2001/03/02(金) 15:02
>>19
>引用失敗しちゃった。
>で独立運動を「結びつけた」のなにがあったからなの?
>だいたいからして、その指導者達の留学先はどこよ(笑)
…留学先は、欧米プラス日本。しかしそんなこと関係ないだろ。私は日露戦争はアジアの独立に影響があったと言っているし、付言すれば東遊運動(って知ってる?)などのアジア諸国民の日本留学も彼らの役に立ったであろう。ただ私は、「太平洋戦争」について、その「成果」とやらを過大評価するなって言ってるの。誰が「留学」の成果を否定したんだ?少なくとも私はしてないぞ。
>それの技術者が「元ネタ」あたえたから 支那人は原爆されたの。
…文法的に正しい日本語を書きなさい。それを言うなら「支那人は原爆を作れたの」だろ。何度も言うが、ソ連人技術者の影響なんて私は承知の上だよ。前レス読め。
>白人が本気じゃなかった根拠?
>派兵兵力数かんがえろボケ(笑)
…派兵兵力は国力に裏づけされる。第2時大戦後の欧州諸国が、大兵力を投入できなかったとすれば、それは国力の問題であって、決して「本気でなかった」からではない。映画「アルジェの戦い」でも観ろ。あと、コンゴ動乱に手を焼いたベルギーが、米国に救援を求めた事実も考え給え。
26∞氏へ:2001/03/02(金) 17:39
F・ルーズヴェルトはこんなこといってます
「今回の戦争(第2次大戦)で植民地主義は消える運命にある。植民地主義
を打破し新しい時代を生むために日本は必要悪だったのかもしれない」
極度の反日主義者ルーズヴェルトだって認めてるんですよ。
27コブラ:2001/03/02(金) 20:31
>>6

せいぜい腐敗した母国の首都にでも核を落すんだな(笑)
28名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/02(金) 21:33
おーい、遠藤。受験戦争終わったの?
まぁ、ストレス発散も必要だから∞も生暖かく多め目にみてやってね
来年も大変だろうし、彼
29名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/02(金) 21:33
おーい、遠藤。受験戦争終わったの?
まぁ、ストレス発散も必要だから∞も生暖かく大目にみてやってね
来年も大変だろうし、彼
30:2001/03/02(金) 21:42
>>26
 しかし現実に、アフリカ諸国では1960年前後まで植民地主義が消えなかった。インド・ビルマ独立は彼ら(住民)自身の手柄であって、太平洋戦争のお陰ではない(何度も言うように日露戦争の影響はあったと思うが)。インドシナについては言うまでもなく、仏、米の相次ぐ介入があり、「日本のお陰で独立した」とは到底いえない。フィリピンの場合は、戦争前から独立する約束になっていた。
 結局、日本によって独立が早まった可能性があるのは、インドネシアとマレーシアだが、これらの国にも戦前から独立運動があり、また1941年以降にやって来た日本人を「新たな侵略者に過ぎない」と見る視点を持っていた。
 つまり「植民地主義の打破は日本のお陰」ではないのだ。本当にルーズヴェルトがそう言ったのなら、彼が間違えているというだけの話。いや、彼は本気ではなく単なる皮肉で言ったのだろうから、「極度の反日主義者ルーズヴェルトだって認めてるんですよ。」といういい方で彼の発言を援用するのはおかしいね。
31名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/02(金) 22:09
>∞氏、
ボース氏の事などでインドの独立を日本軍が助けたというのは私もそう思っていました。
>インドの独立運動自体は、太平洋戦争のはるか以前から始まってる
つまり日本軍がいなくても独立自体していたし、いたことによって多少早まりはしたかも
しれないが、それ自体が独立の要因にはならない ってことでしょうか?
具体的にいつ頃から始まっていたと思いますか?

それから時世は愉快犯なのであまり相手になさらない方が氏のためかと思われます。
日本が戦争していなければアジア・アフリカは独立は無理 という命題をかれは
些細な事例で揚げ足とってはぐらかしているだけですし、何をいっても無駄です。
なにより日本人が思っていても、傲慢な態度で言い切るのは驕り以外のなにものでもないでしょう。
32名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/02(金) 22:19
>つまり日本軍がいなくても独立自体していたし、いたことによって多少早まりはしたかも
>しれないが、それ自体が独立の要因にはならない ってことでしょうか?

すでに第一次世界大戦の時点でイギリスは植民地の協力を得ないと
戦争遂行を出来ないほど国力が低下し、大英帝国内におけるインド
の発言力は高まっていた。
第二次大戦が始まった時点でインドの独立は時間の問題だったわけ。
3326:2001/03/02(金) 22:27
>28
遠藤って誰?俺は受験生じゃないぞ。勘違いすな。煽らないで意見言え。
>30
>彼は本気ではなく単なる皮肉で言ったのだろう
皮肉じゃないです。引用はルーズヴェルト秘録(産経)から。
もう少し追記します。
「今回の戦争(第2次大戦)で植民地主義は消える運命にある。植民地主義
を打破し新しい時代を生むために日本は必要悪だったのかもしれない。もちろん
先駆の役割を果たしたのが日本だったのは恥ずべきことで欧州にはそれが
わからなかった。私は日本人に少し偏見があるようだ。祖父デラノは中国
貿易に従事し中国人が好きになったが、その反面日本人が大嫌いだったから」
(エドガースノー『始まりへの旅』)
ルーズヴェルトが日本人への偏見に触れたのはアジアの植民地主義打倒を訴
える日本の立場を正当と認めざるを得なかったからと著者は言っています。
ルーズヴェルト自身も英国仏国の植民地主義を心底嫌っていました。

まあそれはともかく大東亜戦争(太平洋戦争)の世界史的意義として
●植民地を多く持つ欧州の力を弱めた
●非白人層に白人とまともに戦える確証を与えた(先例を作った)
●西洋帝国主義の象徴で白人の覇権の象徴、シンガポール要塞陥落(これ
は見逃されがちだが大きいと思う。シンガポール要塞は戦略的要所でもあったし)

独立運動といっても運動が成功するかは別であって、初めて成功し独立を
達成したのはホーチミンのヴェトナムではないでしょうか。あとフィリピンは
採算がとれないこと、植民地にこだわらないアメリカが支配していたことなどの
理由で独立の約束がなされたのです。植民地大国、英国仏国はそのようなこと
を一切しませんでした。
3426:2001/03/02(金) 22:29
>独立運動といっても運動が成功するかは別であって、初めて成功し独立を
達成したのはホーチミンのヴェトナムではないでしょうか

宗主国と戦ってという条件付で
35:2001/03/02(金) 22:32
>>31
>つまり日本軍がいなくても独立自体していたし、いたことによって多少早まりはしたかも
>しれないが、それ自体が独立の要因にはならない ってことでしょうか?
…基本的にはそういうことです。また>>32氏ともほぼ同意見です。
 付言すれば、東條英機主催の「大東亜会議」に参加したチャンドラ=ボーズ氏は、かなりの親日派でしたが、インド独立運動において主流とは言えませんでしたね。ガンジーは、「日本の正体を見誤ってはならない」と言って、宗主国の対日戦争に協力しました。
 また、繰り返しになるけど、インドなどの独立に対しては、太平洋戦争の影響はあまりない代わりに、日露戦争の影響はもうちっとはあったでしょうね。
36:2001/03/02(金) 22:49
>>33-34
 ああ、あの連載ですか。読んでたけど忘れた。
 しかも引用文が左翼のエドガースノー( ゚Д゚)
 しかし、ルーズヴェルトが何を言おうと、太平洋戦争がAA諸国の独立にさほど貢献したとは思えませんし、その理由はこのスレのこれまでのレスに書いている通りです。ルーズヴェルト氏の上記文章が本気であれば、彼とは見解が違うとしかいいようがない。
 また、>太平洋戦争が「植民地を持つ欧州の力を弱めた」のかどうか。
 まずフランスを弱体化させたのは、日本ではなくナチス・ドイツでしょう。無論だからといってナチを肯定する気は全くないですが、仏印進駐などより本国占領の方が大きいに決まっている。また大英帝国の没落については、まず英国本国の生産力の減衰がある。(>>32氏とほぼ同趣旨です。)また、外国の影響で言えば、「大西洋会談」開催の経緯などを考えれば、これまた日本よりドイツの方が影響が大きい。無論軍事史的には、ゼロ戦部隊によるプリンス=オヴ=ウェールズ撃沈はかなりの「快挙」でしょうけど、そんな戦術的勝利と歴史全体の動きは等価交換できませんよね。
 また、>非白人層に白人とまともに戦える確証を与えた(先例を作った)のかどうか。
 これはむしろ日露戦争に関して言うべきことであり、太平洋戦争はその意味では2番煎じに過ぎません。
 また、>西洋帝国主義の象徴で白人の覇権の象徴、シンガポール要塞陥落
 に至っては、プリンスオヴウェールズ撃沈の件とほぼ同様で、正直言ってその程度の戦術的勝利に喜んでいるようだから戦争に負けたんだろうな、と思わざるを得ません。
37:2001/03/02(金) 22:52
 付言すれば、第2時世界大戦の結果、英仏の力は確かに(主には日本ではなくドイツの打撃によって)減衰しましたが、その減衰した分を埋めたのは米国とソ連です。逆に言うと、日独の行動が米ソの覇権を作ったともいえるわけで。欧州の力を弱めたとしても、米ソという別の白人覇権国家を作ったのでは世話はありませんね。
38名無し:2001/03/02(金) 22:59
歴史に「もし」はない。
3931:2001/03/02(金) 23:05
32、∞氏ありがとう。
つまり、インドの独立に関しては時間の問題だったわけですね。
しかし、ボース氏が主流でなかったというのは意外でした。教えていただき有り難うございます。
ちなみに日露戦争においての影響というのは、やはり有色人種と白色人種の戦争で
有色人種が初めて勝ったという影響の事でしょうか?

やはり∞氏の言うように、植民地主義の終焉やAA諸国独立は
太平洋戦争とは関係無く進行していたのですね。
40名無しさん:2001/03/02(金) 23:18
米国、国際政治評論家ラティモア氏は「白人の侵略の終着点」という
「日露戦争の勝利がアジア民族解放運動の出発点であり、終着点はまさしく大東亜戦争であった。」云々。

だそうな
41:2001/03/02(金) 23:47
>>39
>ちなみに日露戦争においての影響というのは、やはり有色人種と白色人種の戦争で
>有色人種が初めて勝ったという影響の事でしょうか?
…人種という視点もあったでしょうが、「文明」と言った方が正確のような。ヨーロッパ文明に対し、別の文明が勝利した、という事実を受け、フィンランド、トルコ、インド、ヴェトナム、中国(清朝)などで、近代化や独立運動が図られたという側面は大きいと思います。
>やはり∞氏の言うように、植民地主義の終焉やAA諸国独立は
>太平洋戦争とは関係無く進行していたのですね。
…うーん。あれだけの大戦争ですから、全く影響なしとはいえないんでしょうけど。たとえばインドでは、険悪な関係にあった英国本国と独立派が、日本という「共通の敵」を得たことで、独立後の英印関係が若干良くなったとかいうレベルの話はあるでしょう。
 しかし少なくとも、日本軍の行動がアジア解放のためだった、とか、アジア・アフリカ諸国独立に大きな影響を与えた、とかいうのは事実とは大分違うでしょう。
42 :2001/03/02(金) 23:57
大東亜戦争(太平洋戦争)がなくてもAA諸国はいずれ独立したでしょうが
あったことでそれが大幅に早まった、という意味でエポックメイキングな
出来事だと考えています。
●日露戦争のように被支配者にとって「遠く」の出来事と
実際に白人を植民地から追っ払って占領したことは大きな違いが
あるのではないでしょうか。もちろん前者も重要ですが。
あとインドに接近したのも大きいと思います。
●シンガポール要塞陥落は単なる戦術的な話だけではないと
考えています。当時アジアの民衆にとってシンガポールといったら
白人支配の象徴、憎悪の対象だったそうです。まあ例えるなら
ゾマホンがアメリカを憎むくらいに。それを非白人の日本人が
開戦わずか数ヶ月で陥落せしめたのですから、今でいえばベナン
がワシントンとニューヨークを攻略したみたいなものです。(言いすぎかな・・w)
非白人に与える影響も大きなものがあったでしょう。
●戦後の米国の躍進は孤立主義の払拭と両義です。孤立主義は真珠湾を契機に
しだいに消滅しました。つまり植民地にうるさくないアメリカが覇権を握った
理由として大東亜戦争(太平洋戦争)があったということです。


余談ですがアメリカが独日両方を完璧に叩き潰したのは戦略的に
間違いだったと考えています。独日の空白にソ連が入るのは歴史上から
みても明らかだからです。
43 :2001/03/03(土) 00:10
あとルーズヴェルト秘録は面白かったし資料としても
価値があるから買ったほうがいいですよ。
http://www.fusosha.co.jp/senden/2000/030157.html
http://www.fusosha.co.jp/senden/2000/030165.html
44:2001/03/03(土) 00:36
>>42= さん
>大東亜戦争(太平洋戦争)がなくてもAA諸国はいずれ独立したでしょうが
>あったことでそれが大幅に早まった、という意味でエポックメイキングな
>出来事だと考えています。
…「大幅に早まった」とは思えません。せいぜい2,3年でしょう。仮にあの戦争がなかったとしてもインド独立は1950年までには達成されたと思われるし、インドシナに至っては、宗主国フランスが撤退後も米軍に攻められるなど、「日本に占領されたおかげで独立が早まった」とは到底言えません。フィリピンなどについては既述の通りです。
 また、シンガポール陥落の心理的影響が仮に大きかったとしても、それによってAA諸国の独立が早まったということが証明されない限り、「戦術的勝利に酔う愚」と言われても仕方ないでしょう。無論これまた前述のように、軍事史的な意義までは否定しませんが。
>戦後の米国の躍進は孤立主義の払拭と両義です。
…それは「躍進」の原因ではなく、「国際的に主導的地位に立った理由(の1つ)」でしょう。「躍進」の原因は、生産力の向上です。英仏が没落したのも、戦争による生産力の減退ですが、米国の場合は戦争によって生産力を急増させました。ルーズヴェルトにとっては、フーヴァーダムなんかより太平洋戦争の方がよほど効果的な「ニューディール政策」だったという説もありますが、いずれにせよ第2次大戦直後の米国は、全世界のGNPの5割を1国で占めるほどの経済力を得ました。大変皮肉なことですが、これこそまさに「日独のお陰」でしょうね。一方のソ連はドイツによって国土を徹底的に破壊されましたが、計画経済の性格上、破壊後の立ち直りは早かったということでしょう。
45
>>42= さん
>大東亜戦争(太平洋戦争)がなくてもAA諸国はいずれ独立したでしょうが
>あったことでそれが大幅に早まった、という意味でエポックメイキングな
>出来事だと考えています。
…「大幅に早まった」とは思えません。せいぜい2,3年でしょう。仮にあの戦争がなかったとしてもインド独立は1950年までには達成されたと思われるし、インドシナに至っては、宗主国フランスが撤退後も米軍に攻められるなど、「日本に占領されたおかげで独立が早まった」とは到底言えません。フィリピンなどについては既述の通りです。
 また、シンガポール陥落の心理的影響が仮に大きかったとしても、それによってAA諸国の独立が早まったということが証明されない限り、「戦術的勝利に酔う愚」と言われても仕方ないでしょう。無論これまた前述のように、軍事史的な意義までは否定しませんが。
>戦後の米国の躍進は孤立主義の払拭と両義です。
…それは「躍進」の原因ではなく、「国際的に主導的地位に立った理由(の1つ)」でしょう。「躍進」の原因は、生産力の向上です。英仏が没落したのも、戦争による生産力の減退ですが、米国の場合は戦争によって生産力を急増させました。ルーズヴェルトにとっては、フーヴァーダムなんかより太平洋戦争の方がよほど効果的な「ニューディール政策」だったという説もありますが、いずれにせよ第2次大戦直後の米国は、全世界のGNPの5割を1国で占めるほどの経済力を得ました。大変皮肉なことですが、これこそまさに「日独のお陰」でしょうね。一方のソ連はドイツによって国土を徹底的に破壊されましたが、計画経済の性格上、破壊後の立ち直りは早かったということでしょう。