★「南京大虐殺はない」はウヨの脳内だけの常識

このエントリーをはてなブックマークに追加
1右や左の名無し様:2005/03/29(火) 01:46:26 ID:7h/xSb+O
【政府】
日本政府は南京大虐殺を裁いた極東軍事裁判の判決を国家として
受け入れており、南京大虐殺を国家として認めています。また、
「中国に対する過去の侵略と植民地政策を反省している」というのが
95年の村山談話以降、政府の公式見解で、この点は小泉首相もこと
あるごとに強調しています。羽田内閣の時、永野法務大臣は「南京大
虐殺は捏造」と発言したことが問題となってクビになり、ついには
羽田内閣もぶっつぶれました。
【法律】
南京大虐殺は極東軍事裁判で有罪となりました。この裁判で死刑に
なった松井大将は証言の中で虐殺の事実を認めていました。戦後
日本の賠償訴訟(「七三一部隊」被害者損害賠償請求訴訟,東京高
裁判決,1999.9.22)でも南京虐殺の事実認定がなされています。
また、南京虐殺否定本でウソツキ呼ばわりされていた中国人女性が
否定本の著者を訴えていた事件では、この著者の敗訴が最高裁で確定
しました
http://www.history.gr.jp/news/050122_08.html
【学術】
「南京大虐殺」の事件の存在自体を否定している歴史学者はほとんど
ありません(「否定説はほとんどの歴史家の間では受け入れられる
傾向はない」ウィキペディア「南京大虐殺論争」)。日本の歴史事典、
百科辞典類で、南京大虐殺の事件を否定ないしは存疑として記述している
ものは一つもありません。日本の教科書にも事件に疑いを差し挟んでいる
ものはアノ「作る会」の教科書以外には存在しません。

 以上のように南京大虐殺否定論というのは、右翼の人たちが、学術的には
お話しにならないようなデタラメな検証を根拠に、勝手に
言い立てているだけのことであって、日本でも公の場では全く認められて
いない、アングラ的言説に過ぎません。ただ、このアングラ説にとびつ
いた漫画(ゴー宣)などのせいで、漫画しか読まないような若者はこちらが
真説と思いこんでしまったようですが。