┐(´ー`)┌
昭和天皇に進講していた右翼学者は、「天皇は戦争に負けたことがないから偉大なのだ」
「かつて戦争に敗北したことがないことが天皇の徳を証明しているのだ」と昭和天皇に教えていた。
具體的には明治天皇のことだね。明治天皇以前に戦争指揮した天皇は、遥か古代にしかいないから。
で、昭和天皇は大東亜戦争ボロ負けにボロ負けしたから、この右翼学者の理屈でいくと、
天皇としての徳が昭和天皇にはなかったことになる。
明治天皇を伊藤博文が大衆に宣伝するまでは、天皇なんて一部の学者以外日本人の関心の外だった。
日本に膨大な信徒を持つ浄土真宗の現在の法王が誰だろうが、関心ないでしょ? それと同じ。
>>344 >日露戦争による勝利の「結果」
勝利なんかしていないのだがね。幸いにも仲裁して貰い痛み分けに持ち込めただけ。
それを勝った、勝ったと吹聴しておきながら賠償金を取れなかったから
(痛み分けでは取れる訳がないのだが)以後煽った国民を
押さえ込むことが出来なくなり(勝ったというのは嘘でしたと白状もできない屁たれだな)
以後ズルズルと第二次大戦敗戦まで、実現不可能な戦線拡大指向をやめられなく
なってしまったのだな。
一度嘘をつくと、次々に嘘を付き続けなければならない、という典型だな。
>>333 >「専門家で当事者」
いやだから、「偉い人」が言っているのだから信じるというのでは議論にならんで賞。
で、実際に天皇は現人神として神格化され、強大な権力をふるうという現実を生起したわけだから。
いわば歴史が彼の言を覆したといっても過言ではないだろう。
>政治世俗での強制力が、カトリックにあった
そんなのだったらプロテスタントにもあっただろう。
>>352 ん?
>実際に天皇は現人神として神格化され、強大な権力をふるうという現実を生起したわけだから。
実際に天皇は「誰によって」現人神として神格化され、「どのような」権力を「誰に」振るうという
現実が「いつ」詳記したのか書いてくれ。
解答欄・・・コピペし()内に回答を書き込み投稿すること。
実際に天皇は( )に現人神として神格化され、( )という権力を、( )に
振るうという現実が( )年に生起した。
>そんなのだったらプロテスタントにもあっただろう。
具体的にどのような事象を指しているのか記述してくれ。
>>353 >コピペし()内に回答を書き込み投稿すること。
だから、何であなたの指示通りにレスしなきゃならんのよ?(2回目)
>具体的
いくらなんでも、クロムウェルぐらい知っているだろ。
回答形式を限定して精神的に優位に立とうとする。
相変わらず幼稚な人だw
356 :
亀哲人 ◆Y/iFN9LABc :2005/03/23(水) 09:20:24 ID:oZR2Gl/b
神格化された存在でなければ、戦後になってわざわざ人間宣言などする必要も
なかったろう。
五箇条のご誓文
「1.知識ヲ世界ニ求メ大ニ皇基ヲ振起スヘシ 」
大日本帝国憲法第3条
「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」
林陸軍相「国体明徴の訓示」
「万世一系の天皇かしこくも現人神(あらひとがみ)として
国家統治の主体におわすこと疑いを容れず」
国体の本義
「は、皇祖皇宗の御心のまにく我が国を統治し給ふ現御神であらせられる」
天皇=現人神が強調されたのは、満州事変以降。
>>354=356
実際に天皇は「誰によって」現人神として神格化され、「どのような」権力を「誰に」振るうという
現実が「いつ」生起したのか書いてくれ。 (二回目)
※解答欄・・・以下をコピペし()内に回答を書き込み投稿すること。
実際に天皇は( )に現人神として神格化され、( )という権力を、( )に
振るうという現実が( )年に生起した。
具体性のない議論は無意味だし、回答形式を指定していると入っても、これが網羅
され、()内が埋められる記述なら、別に形式には拘っていない。(当然である)
しかし貴殿らとの議論の経験から、こういう質問形式を提示している。()内の全部に
回答する必要が議論継続において当然だ。
自己の主張について具体的な事例を挙げられないのであれば、妄想に過ぎない
と評価されても文句は言えまいよ。
妄想を吐き散らすのは議論じゃないから、わたしには興味がない。
358 :
亀哲人 ◆Y/iFN9LABc :2005/03/23(水) 10:09:41 ID:oZR2Gl/b
いつ
五箇条のご誓文発布時、国体の本義配布時、国体明徴運動時、その他
だれが
其の創案者や運動推進者
どのように
五箇条のご誓文発布、国体の本義配布、国体明徴運動、その他
しかし、設問が無意味だと何故気が付かないのだろう?
※解答欄・・・以下をコピペし()内に回答を書き込み投稿すること。
実際に天皇は(其の創案者や運動推進者 )に現人神として神格化され、( )という権力を、
( )に 振るうという現実が(五箇条のご誓文発布時、国体の本義配布時、国体明徴運動時、
その他)に生起した。
()が埋まっていない上、五箇条のご誓文から明徴運動まで何年あると思っているのやら
わからんが、五箇条のご誓文に絞って言うと「創案者や運動推進者」とはいったい
誰をさすのか具体的に書けよ。
というか天皇を現人神として神格化することのできる人間って、いったい誰だ?
誰が創案したんだ?誰が運動推進したのやら・・・。w
「回答できないことは無意味」と貴殿が思うのは勝手だがね。w
まぁ「五箇条のご誓文」について説明しておく。
よっぽどの馬鹿でもない限り、これを「神格化され、強大な権力をふるう根拠」とする
香具師はいない。
「掛巻も畏こき天神地祇の大前に今年三月十四日を生日の足日と撰定めて禰宜申さく」
天津神と国津神に申し上げると始まる。
「今日の誓約に違はむ者は天神地祇の倏忽に刑罰給はむ物ぞと皇神等の前に誓の
吉詞申給はくと白す」
と誓約を破れば、天津神国津神の刑罰が与えられてもやむなしと言い、
「衆亦此旨趣ニ基キ協心努力セヨ」
と結んでいる。天皇ご自身のご誓文(お誓いになった文書)である。絶対性を持つ天皇を
演出したかったら「天津神どころか国津神にまで頭をたれて誓う姿」など公表するのは
逆効果です罠。www
現人神であるかどうかにっついては言及しないが、少なくとも絶対性を持つ支配者としての
態度でないことは明々白々である。
現人神とされたのは明徴運動以降であり、それよりはるか以前のご誓文を持ち出す
ところが苦しいし、亀ちゃんはずいぶん以前この件逃亡した実績があるじゃない。
(何なら過去ログ持っているから、多少書き込もうか?w)
宗教と政治の関わりについて
http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/sisou/1068170639/689 689 名前: 亀哲人 ◆Y/iFN9LABc 投稿日: 03/11/24 13:25 ID:fR0J3Xzz
お相手いただいてる皆様へ。
よんどころのない要件がある中座します。
レスは後ほどまとめますので。
で、次スレまでお出ましなし。
次スレで
283 名前: れ ◆r0FmiN9ADk 投稿日: 03/12/20 17:31 ID:Mmvuo3yV
しかし、前スレで、後でまとめてレスすると約束した亀哲人は、
どうも帰還しているらしいのだが、何もレスがこない。
哲人、哲人早く来い。ビューンと飛んでく哲人・・・・。
テツー!カムバック!!!
と書いても反応無し。年が明けて、中座からは2ヵ月半以上たって
367 名前: 亀哲人 ◆Y/iFN9LABc [sage] 投稿日: 04/02/12 12:10 ID:???
で「信教の自由とか、おフランスのことについて発言。
だから、このスレで亀と議論しても、都合が悪くなれば逃亡するという実績が
あるから、あまり乗り気にはなれないし、議論相手たり得ないわけだが。
乗り気がしないのならレスしなければ良いのに。
莫迦ではなかろうか?
国津神であれ神は神。人ではない。
頭を垂れたからといって人間に対する天皇の絶対性を否定する材料にはならないだろう。
何を笑っているんだか皆目見当がつかない。
>>363 ん?五箇条のご誓文を見ればわかるが、(というか馬鹿馬鹿しいぐらい当然だが)
「全てのことはみんなで公に話し合って決めます。その誓いを破ったら、神様に
罰を与えられてもかまいません。」という主体が、みんなに対して絶対性を持つ
根拠と考える
>>363や亀哲人の脳内は、どうなっているんだろう・・・???w
悪いが説明してくれないか?
>>364 >絶対性を持つ天皇を演出したかったら「天津神どころか国津神にまで頭をたれて誓う姿」
>など公表するのは逆効果です罠。www
国津神であれ神は神。人ではない。
頭を垂れたからといって人間に対する天皇の絶対性を否定する材料にはならないだろう。
何を笑っているんだか皆目見当がつかない。
こう書けば、「みんなに対して絶対性を持つ根拠と考える」などと言っていないことは
わかるかな?
ついでに、何がwwwなのか説明してくれないか?
素朴に疑問なだけだから、無理に答えなくてもいいけどね。
多分、脊髄反射的な無意味な笑いでしょう。
>>365 いや、「みんなに対して絶対性を持つ根拠と考える」という内容のレスを
している人に私はレスをし、ソノ話をしている。
貴殿が「みんなに対して絶対性を持つ根拠と考えるなどと言っていない」ならば、
貴殿は、「人間に対する天皇の絶対性」の根拠として「五箇条のご誓文」は無関係
という意味だろうから、別に貴方と意見は対立していない。
で、何を言いたいの?
宗教法人法で宗教法人の政治関与を禁止すりゃいいんだよ。
違反したら教団解散。
本当は宗教自体認めないほうがいいんだけどね。この世の存在論なんて全部大嘘だし。
もっとも、そうなるとハイデガーとかも禁止しなきゃならんけど。
>>360 >少なくとも絶対性を持つ支配者としての態度でないことは明々白々である。
神による権威を笠に着て民衆に対して絶対的な権力者として振舞うことは十分可能だ。
「天皇が行う支配は神に対する誓いに基づくものなのだから、これに逆らうことは神に逆らうことを意味する」といった具合にね。
結局のところ、「当時」五箇条のご誓文を援用して
天皇の絶対性・神格化を否定した解釈があったかにつきると思うけど、そんな事実ってあるの?
>>368 質問に答えようともしないやしが何を書いても説得力はない。
>>369 だからソノ前に、当時天皇の絶対性神格化を示す資料があるのかと聞きたい。
そもそもないんじゃないの?上のほうのバカの脳内以外には。
なんかあるんだったらご提示いただきたいものだ。パートワンから、
一切出ていないんだけど・・・。(出ているというなら、具体的に示していた
だければ結構である)
>>371 其の当時とは五箇条のご誓文の当時のことだが、キミ、明徴運動が明治
だとでも思っているの?ww
>だからソノ前に、「当時」天皇の絶対性神格化を示す資料があるのかと聞きたい。
よ書いてあるんだが、バカなの?
五箇条のご誓文
「1.知識ヲ世界ニ求メ大ニ皇基ヲ振起スヘシ 」
此の文面は天皇の権威があってこそ成立するのだが。
又、明治政府は皇祖神の子孫たる天皇だからこそ権威であると云う姿勢であるから
尊皇を唱え其の文脈で国造りをしようと企てた帰結点にご誓文がある。
> Lucaタンへ
まぁ、存在意義スレで書いておいたが、マトモな議論態度というものを習得しよう。
>何であなたの言うとおりに回答せねばならんのよ?
というのは勝手だが、ある事実認識への言及に対する具体的な内容の確認に
さえ回答できないということは、そもそもの其の事象言及自体がいいかげんか
あるいは貴殿が何の根拠もなく言及したかのどちらかだろう。
違うなら解答すればよいことだし、書き方がおかしかったら変更すればいいし
あるいは、発言そのものを取り下げることも可能だろう。
言ったことについて、相手が納得するかどうかは別として、回答をするという
のは「事象に関する言及の具体的内容の質問」については当然なわけで
其れすら放置しているなら、私と貴方の間の「議論」というか言葉のやり取りを
貴殿が放棄しているということになる。
議論放棄した相手を、当方が放置するのは当然至極で、放棄したり逃亡したコテが
相手にされると思っている其の甘えは、棄てたほうがよいと思うよ。
ま、貴殿がなんと書くのか予想はつくけれども、いずれにしても「主張の内容」
が相反しようと「議論態度に敬意を持たれる」ための最低限の作法はもったら?
>>370 結局そういう事実はなかったってことなのかな?議論の一部だけズームアップして申し訳ないけど。
実際にそのような事実があれば歴史的意義からして凄い資料・事実となると思うけど。
>>376 ん?聞かれている意味がわからないんだけれども「万機公論に決する」という
この五箇条のご誓文から、議会開設の詔が発せられ、其れが、大日本帝国憲法の
基礎となったことは、公文書で確認できる。
「全てのことを公論で決すると宣言する絶対権力者」というものがいるんかい!
という普通に疑問は起きる。w
明治政府というもの(つまり憲法発布前の統治機構」の正統性は、究極的には
明治維新という運動。其の明治維新の結果として五箇条のご誓文が出された。
天皇をして統治の根拠とするという意味で天皇のの権威はある。其れすらない
のであれば明治政府自体の権力の根拠さえ喪失する。(無政府状態だな)
で、もう一つは明治憲法は漸進主義的なものであるということが重要で、それは
民度との関係から来る時代の限界である。封建社会で法治主義でさえない国が
ある日突然「民主主義国家」にはなれない。その意味で「民衆の蒙昧や熱狂に対する
対抗処置」も設けないと、国自体が崩壊してしまう(列強の脅威も存在していた)
それが、現代の民主主義から見れば欠陥とも言うべきものを内包する原因だが、
無理なものは無理。
で事実、天皇は立憲君主として振る舞い、基本的に絶対君主として振舞っていない。
これは事実でしょう。
で、こんなことは常識の範囲であり、歴史的意義からして凄い資料・事実となる
わけがない。w
で、国体明徴運動というのが15年戦争時期から発生したわけだが、其れは戦時に
おける、しかも国家存亡を賭けた戦争において、戦争に勝利せんがための熱狂が
生んだものであって、天皇の意思ではない。(勅撰議員が追放されているという
一つだけ見ても理解可能だろう)
この明徴運動から国体の本義が出される経過を見るに、政府は消極的であったこ
とも事実だが、出されたものは「天皇は現人神」であり「金甌無欠で負けること
などない日本」という像が描かれている。
戦時とはいえ、まさに明治憲法の理念さえゆがめる状況である。
この状況が、明治の始めから一貫していたなんていう印象は、全く誤り
ですよ。お馬鹿の人が散々書いて破綻している状況は、このスレの過去ログを見れば
理解できると思うよ。そもそも廃仏毀釈から頓珍漢なことを言う人が多いわけだから。
後は過去ログ見るなりしてくれると助かる。(繰り返すのはかったるい)
でなければ、田原の「日本の戦争」あたりぐらい読んでからご質問いただければ・・・。
>>377-378 長文レスご苦労様だけど、えらく外れてないかな?
あなたがご誓文から絶対性を感じないのは後付けの理由でしょ。
当時あなたと同様の解釈がなされていたという事実・資料が知りたいのだが...
まあ、色んな意味を込めて「凄い」云々と表現しているんだけどね。
>>379 後付けという意味がわからない。当時私と同様の解釈というのがどういう意味で
言っているかわからないし、そもそも貴方の其の言い方というのは
「天皇が絶対権力者である」という解釈がそもそもあった・・・という思い込みと
いうか前提に基づいているんじゃない?
で、其れは明らかに間違いな訳で、五箇条のご誓文の後、多数の「憲法草案」が
出ていることも常識。私擬憲法は、坂本竜馬の船中八策(1867)から元老院の日
本国憲按(一次二次)など、中江兆民の国会論も含めて100近くが出されていた
わけでしょう? で、其の中身を見ると、天皇を永世立憲君主としたり、国会
を天皇・上下院としてみたり、連邦制をとしたり、天皇有責条項が入っていたりと
様々ですよ。
自由民権運動があり民選議会設置論等の動きがあり、議会開設の詔が出たことも
史実だね。後付けも糞も、当時の歴史を知っているなら、その後過剰のご誓文が
出るあたりにおいて・・・というか立憲までの間において「天皇が絶対者である」
ということは全く共有されていなかったことは常識的なことですが・・・。
で、ついでに
制憲権力者という意味の絶対者であるということなら、其れは其れで議論の対象
にはなるんだけれども、制憲権力者が制憲意向も絶対権力者であるとはいえない
わけで、其の議論はあまり意味がないんと違うか?とも言っておこうかい。
いずれにしても憲法を発布する権威ではあったわけで、其れを否定することはない
けれども、統治の絶対権力者であるという意味とは全く違うしねぇ。
で、貴殿(
>>379)は何が言いたいの?
>>375 いや、だからね、天皇がどのように神格化されていったかということについての歴史的経過を細かく分析する必要はないんよ。
(そういう議論に付き合おうと思えばできるだろうけど、大して興味ないし。)
とにかく、神道の下においても支配者たる天皇が現人神として神格化され宗教的権威を付与されえた、という事実だけが確認できているのならばそれでいいのだが。
>>382 いや、そういう事実の提示が出来ていないのは貴殿だから・・・。
具体的に提示できない「事実」というものがあるのかね。(大爆笑)
もう一度聞くよ
>支配者たる天皇が現人神として神格化され宗教的権威を付与されえた
以下をコピペして()内を埋めるかあるいは、この全てに回答する貴殿独自の
見解を述べてください。
(いつから)(具体的にどの手続きで)支配者になった天皇が、(誰の)
(どのような手続きで)(いつ)現人神として神格化され
(いつ)(誰の手によって)(どういう手続きで)宗教的権威を(誰・何から)
付与されえたのか
天皇が宗教的権威であるということは歴史的事実である。
天皇であるがゆえに宗教的権威を獲得するものであり、付与されるものではない。
天皇の宗教的権威は二つの側面がある。
一つは「我が国を生んだ神々」に連なる天津神を祭祀するという側面である。
もう一点は「多神であること」を認めるという側面である。
この宗教的権威が「統治」とどう関わっているかという考察は必要であるが、
其の前に事実伊藤博文が言ったように、明治維新から立憲までの間
「宗教なるもの」と表現している通り宗教という概念さえない時代である。
そして「祖先を祭祀する」という機能しかなく「国の機軸となり得ない」と
明治天皇も参加する憲法制定の会議場で正式に述べている事実がある。そして
其のことについての異論は出ていないのである。
では、明治維新において天皇が担ぎ出された理由は何か、それは「大政奉還」
という言葉に代表される通りではあるが、大政が奉還されば必ず、天皇の統治に
なるとも言えないのである。
事実、徳川慶喜は大政を奉還し、其の上で統治に関するイニシアチブを得ようと
したわけだし、徳川を討つ勅命が出なければ(というかもう少し遅ければ)
そうなっていただろう可能性も相当ある。
つまり「王政復古・天皇親政」は規定路線ではなかった、ということをまず理解
しなければならない。
で、立憲の会議においても「天皇は国会の【承認】をへて立法権を行使する」と
いう案も相当有力であったわけで、五箇条のご誓文を出す時期において
既に絶対権力者であったなどという妄言は、極めて馬鹿馬鹿しいというしかない。
ではいつ頃そのような存在と定義されたのかといえば、敗戦以降ではないかw
少なくとも明徴運動以降の状況が、其れに近いのではないかと、歴史から判断
されよう。
>>383 というかさ、「神道の下においても支配者たる天皇が現人神として神格化され宗教的権威を付与され」たのでないなら、現憲法の立法者があそこまで徹底して政教分離を厳格なものにする必要はなかっただろう。
天皇が現人神として神格化され、そのもとであのような戦争がもたらされ、また市民の権利が著しく侵害されるという社会状況が現出したからこそ、厳格な政教分離を取り入れ、また天皇の政治的権限を完全に奪い去ることにした、なんてことは常識だろ。
>>385 戦後のGHQの思惑など、どうでもいいと思うけど。事実、行き過ぎの政教分離を
緩和する意見も、現代の立法者から出てはいるし。
キミの常識はGHQの思惑を基礎としているんだね。www
>>386 >GHQの思惑
仮にそうだとしても、GHQ・連合国が自国の安全を守るために必死で「日本が周辺
国を侵略して回るようなDQN軍事国家に二度となることがないようにするためには
どうすればいいか」ということを考えた上での認識であって、単なる根拠のない思い
込みではあるまい。
ましてやそれは、単なる「GHQの思惑」に留まらず一般的な常識だろ。「大日本帝
国は、畏くも皇祖天照大神の肇め給うた国であって、その神裔にあらせられる万世一
系の天皇が、皇祖の神勅のまにまに、悠遠の古より無窮にしろしめ給う。これ万邦無
比の我が国体である。(中略)歴代の天皇は常に皇祖と御一体にあらせられ、現御神と
して神ながら御代しろしめし、・・・」(「神社本義」)として、当時の日本政府・神祗
院でさえも認めているじゃないか。
>行き過ぎの政教分離を緩和する意見
それは一部の凝り固まった保守派だけの意見に過ぎないだろ。それも、「首相の靖国
神社参拝の容認を視野に「国などの地鎮祭関与や玉ぐし料の公金支出は、特定の宗教
を援助するものではなく社会的儀礼や習俗的行事の範囲内」との立場を打ち出した。」
といった程度であって、まさか政教分離を放棄して国家と宗教の関わりを全面に認め
ようなどといった主張ではあるまい。
>>387 では、GHQの草案者たちが「日本の戦前について」よく理解していたという根拠を
述べてください。
「戦前に対する無理解・・・貴殿ほどではないにしても」があるなら、よ〜く
考えても期待した結果は得られないのだから。
で「当時」というのはいつのこと?
>それは一部の凝り固まった保守派だけの意見に過ぎないだろ。
はぁ?憲法草案を作る人間で国民の審判を受けている人たちを「凝り固まった香具師」
と評価し、「占領当地のために来た」我が国の国民を東京大空襲や原爆で大量虐殺した
米国人は、「凝り固まっていない正義の人」と無根拠に評価するんだね?w
貴方何処の国の人?国会議員からそういう意見が出ているという事実ぐらい
真摯に受け止めようや。GHQマンセーの馬鹿じゃないんだろ?
>>388 >戦前に対する無理解・・・貴殿ほどではないにしても
どうみても無理解なのはあなたの方だろ。というより、ただ認めたくないというだ
けのことか?
GHQの認識というより、上で取り上げた「神社本義」での日本政府・神祇院の評価
もまさにそうだろ。「神道の下において、天皇が現人神として神格化されて君臨し、統
治権を総攬した。」という点では、両者の認識は基本的に一致している。ただ、それを
改革すべきと考えていたか、維持すべきと考えていたかという点だけがGHQと神祇院
との見解の違いなわけで。
>貴方何処の国の人?
何か勘違いしているだろ。日本人の主張であろうが、外国人の主張であろうが、正
しいものは正しい、誤っているものは誤っていると認める必要があるというだけの事
だが。そんな基本的なこともわかっていないから「デン・・・(ry
>国会議員からそういう意見が出ているという事実
そのこと自体は認めているだろ。ただその意見は妥当ではないと言っているだけで。
それにその「凝り固まった保守派」でさえ、戦前のような政教一致状態に再び戻そう
などという主張をする人はあまりいないしね。
1,慰霊という行為は国家の行事から切り離せない。 2,慰霊という行為そのものが宗教的行為である。 3,慰霊という行為を無宗教設備と行為では実行できないオカルト行為。
4,1,2,3を考えると慰霊という行為を行うにはその国にメジャーな宗教形式でやるのが自然である。
5,慰霊の対象は生前、靖国で合おうと約束していた。 6,5を考えると靖国以外で慰霊行為は慰霊の対象者への冒涜であり、死者の人権!を踏みにじるものである。
事後法で過去の死者を愚弄する行為はいいかげん慎みたまえ!そのことで問題ならその問題を正面から背負い、反論もしよう
もちろん、中国韓国の主張のほうが間違っているし、追求事項もあるので、まったく問題ない。問題があるとすれば、こんなこともわからない
そのときの世論追従者はいいかげん目を覚まし反省しろ
反日日本人、ことなかれ主義の日本人であろう。ことなかれ主義が結果として事が多かったこの問題の対応と結果は、そいつらが責任をとるべきだ。
中国韓国のいうままに
>>389 「どう見ても」は詭弁の見本。
>日本政府・神祇院の評価
だからいつの時点での話しか特定してくれよ。
>日本人の主張であろうが、外国人の主張であろうが、正しいものは正しい、
だからそれは日本の戦前を理解しているかどうかに係っているだろう。
無理解だったら正しい結論は出せない罠。
>ただその意見は妥当ではないと言っているだけで。
戦前に戻すことが妥当ではないことと、現憲法調査会などの見解が、どこで
関連するのかサッパリわからん。
そろそろ貴殿の具体性の無い観念論に付き合う気力もうせて来た。
つづき
面倒だから先に書いておく。
神祇院(じんぎいん)は、日本の国家機関の一つ。内務省の外局。現在は存在しない。
昭和初期の神祇官復興運動を受けて、1940年(昭和15年)の皇紀2600年記念に際して設置された。
特に目立った成果を挙げないまま、戦後の神道指令を受けて、1946年(昭和21年)2月2日に
廃止された。
昭和15年といえば、まさに15年戦争の真っ只中。
こういう時期出されたものは、国体の本義(昭和12年)・明徴運動以降において、
天皇を現人神としている思想に合致していて当然。そのような事実があったことは
私も認めてはいる。
で、誰も其の頃に戻りたいなんて事は言ってはいないんだが・・・。
言っていることは(というかもう疲れたけれども)明徴運動以降は国家存亡の戦争
という事象が関係し、戦前、あるいは明治憲法期というもの「全般」を評価するに
値しないといいつづけているんだが、結局貴殿が出せるのは明徴運動以降の事象だけ
なんだね。
まぁついでに書いておくが、私は
1、日本民族が生き残ること
2、日本国が継続すること
3、日本国が伝統や文化や其の独自の価値観を維持すること
4、国民の法の元の平等や自由に振舞う正当な権利が保障されること
というような優先順位をもっているから、15年戦争という国家存亡の危機にあたって
人権が保障されにくい状況、ましてや政教分離(直接人権を保障しない)に反するの
状況などがあったとしても、やむをえないと考えている。
無論 Luca のように、4が最優先という御仁は「国家存亡の危機にあたっても人権尊重
が最優先課題で、そのために国が滅んでもよい。」と考えているんだから、
全く合致点が見出せないことは自明である。
まぁ国が滅んでもかまわないと考えているから、国民を大量虐殺した米国軍を
自由と民主主義をもたらした正義の人と評価するんだろうが、まぁ基地外に
近い感性であるといっておこう。
それとも原爆投下・東京大空襲などは「米国の間違いだ・許されない行為だ」ぐらいは
認めるんか?それなら、前言(上記)は取り消してもよいけどね。
> 無論 Luca のように、4が最優先という御仁は「国家存亡の危機にあたっても人権尊重
> が最優先課題で、そのために国が滅んでもよい。」と考えているんだから、
> 全く合致点が見出せないことは自明である。
横レスだが、この理解はおかしいだろう。
いわゆる人権屋とて、保障の前提を根底から覆す主張はしないだろう。
反人権論者(モデル的にあえてこう呼ぶが)は、
人権の保障は利己的な個人主義に結びつくと主張するが、
それは反人権論者の方が戦後民主主義的な間違った人権理解に陥っていると思うが...。
しかし、ご誓文の話はどこへいったのか?
>>393 >1、日本民族が生き残ること
>2、日本国が継続すること
>3、日本国が伝統や文化や其の独自の価値観を維持すること
>4、国民の法の元の平等や自由に振舞う正当な権利が保障されること
日本民族(そんなものがあるとして)が生き残ったところで
2〜4は何も存続する保証はない。
伝統や文化や其の独自の価値観を共有していると『感じる』人間の集団を
指して民族と言うのだろう、多分な。
その集団が存在すれば国など不要なのだな。
ユダヤ人は国など無くても民族を自覚し(民族だと妄想し)
テロによってナチス風味の国家を再建国した訳だ。
中国はその有史以来連綿と国家は継続しているが、国家を牛耳る
民族(と称されるもの)は流転しているな。
アメリカは4を保障しているが(表向きの話では)1も3も存在しない。
3があるとすれば自身の全てが正義であり、他の全てをこの正義の前に
平伏恭順させることを唯一の価値感としていると言えるだろう。
国家など無くても人の集団は内部に法を持つが、平等や自由に振舞う権利
など保障しない。
自然発生的な集団であれ、国家であれ、法というのは本来
平等や自由に振舞うことを保障するためのものではなく
集団を維持するために平等や自由に振舞うことを制限するために設けるものだ。
1〜4を声高に叫ぶような者に碌な者はおらんな。
言えることは、国家さえ維持できれば国家(と称するもの)の力で
1、3、4は好きなように構築できるものさ。
>>391 >天皇を現人神としている思想に合致していて当然。そのような事実があったことは
>私も認めてはいる。
そうすると、「~道は祖宗の遺訓に基き之を祖述すと雖、宗ヘとして人心を歸向せし
むるの力に乏し。」とした伊藤博文の認識は間違いで、実際に天皇は神格化され現人神
として君臨し、統治権の総覧者としての地位を強固にするための権威付けを行うとい
う役回りを神道はした、ということを認めているというわけだな?だったら、今まで
の議論は何だったんよ?
>明治憲法期というもの「全般」を評価する
そんなことはそもそも論点じゃないだろ。
>>392 それがこのスレのスレタイ「宗教と政治の関わりについて」と何か関係するのか?でも一応答えておくか。
まずは私なりの優先順位を付けておく。
1.「全ての人」が人間たるに相応しい生活を送れること。
2.1の目的を達成するために、「全ての人」が個人として最大限尊重され、自己の能力を
最大限発揮して自己実現が図れるような社会状況を実現すること。
3.2を実現するため必要な権利保障を「全ての人」に対して十分行うこと。
4.1〜3の目的達成に貢献する限りで国家の存在を認め、かかる国家の存続を許す。
5.伝統や文化の維持は、1〜3に矛盾しない限りで、個人が各自の判断で行うのに委ね
る。また、外国の伝統や文化の流入も積極的に容認し、日本古来の伝統といえども1〜3に
矛盾するような悪しきものは切り捨てる。
ま、私はこういう立場に立脚して議論を展開している。こうやって見ると意外に「人権保障」は3つ目なんだな。
>>393 397も
>>393宛てね。すまそ。
>「国家存亡の危機にあたっても人権尊重が最優先課題で、そのために国が滅んでもよい。」と考えている
そんなことは考えておらん。もう何度も同じことを書いていてたるいのだが、国家
が個人の権利保障に役立つ限りは、その国家の存続を否定しなきゃならん理由は無い
し、そういう人権保障という目的を十分果たしている国家を維持するためであれば、
国民がその目的達成のために必要最小限度の権利制限を甘受することも止むを得ない
ということだ。但し、「国家存亡の危機」であろうが何であろうが、精神的自由とりわけ
「信教の自由」のような極めて重要な権利を(いわゆる調整原理であるところの「公
共の福祉」による制限を越えて)侵害するようなことは許されてはならない。ま、制
限することが許されるのは財産権や営業の自由・居住移転の自由などの精神的自由以
外の権利に限られるだろうな。
また、国家が個人の権利保障を怠る場合には国家の権利行使に対して抵抗する権利
が市民にはあるし、更には国家が積極的に個人の権利を著しく侵害する場合には、国
家を作り変えて新しい良い国家を作る権利が市民にはあると言わねばならぬ。
>国民を大量虐殺
はあ?米軍は大量虐殺なんてやっとらんだろ。むしろ沖縄での戦いで一般市民に自
決を強要して多くの自国民を死なせたのは日本軍の方だろ。