なぜ左翼に元気がないのか

このエントリーをはてなブックマークに追加
10右や左の名無し様
>>6-9
だからそれらは左翼の定義ではなく、そういう連中がいたというだけのことでしょ?
政治思想板に限らないが、ここ数年左右の議論が全くかみ合わない理由は「左右各論」という上部構造と
「左右厨論」という下部構造、二段階構造の中で、右の上部構造が消滅したから。

つまり、左の上部構造は良し悪しは別にして「不公正の是正」とか「福祉の充実」
「戦争回避の努力」「アジアにおける国家間の緊張緩和」など政治的目標が提示されてるのに対し、
右側の上部構造が全くそれに反論できていないこと。あるいは存在していないこと。

だからこういう議論に対して「在日朝鮮人犯罪が多い」とか「社会党は北の拉致を否定してきた」
「中共は南京大虐殺30万人説を捏造し流布している」などの事件・不祥事批判でしか返せない。

本来なら「左右厨論」段階に留まるはずの過激派、プロ市民など左の下部構造とやり合ってればいいレベルの右が
左の上部構造に挑まざるを得ないから「右翼って馬鹿じゃないの?」という認識が勢いを増していく。

結局、リアルの御時勢と同様、右の論客が絶滅しかかってる。あるいは、何も言い返せないほど追い詰められてる。
だから議論にならない。絶対に個別の議論からは逃げる。同じ土俵には死んでも上がらない。上がりたくても上がれない。