▼ウリナラ自慢の朝鮮伝統剣術その@ 《 朝鮮勢法 》
17世紀(1621年)に茅元義(中国人)が書いた書物「武備志」に名と内容が記されている。
武備志にある図によるとこの剣術は「両刃の直刀」をつかった剣術である。
ちなみに、「朝鮮勢法」といいつつも、茅元義は文中で「中国で失われたものが朝鮮に残っていた」と述べているため、
韓国人の日本文化ウリナラ起源説の理屈で言うと、「朝鮮勢法は中国が起源の剣術」と言うことになる。
さらに、韓国人はよく「武備志に記されている剣法は朝鮮勢法のみ」と自慢するが、
調べてみれば何のことはない、倭寇から陰流目録※を入手して学んだという記述とともに、
日本の刀法がしっかりと記されている。
この二点から、武備志を参考にした剣道の朝鮮起源説はとても成り立たない。
この書からわかるのは、朝鮮勢法という剣術があった、そしてその剣術を記した唯一の書によれば、
その剣術は中国起源の剣術であるらしい、ということ、そして日本には独自剣術があったことである。
※ 陰流は室町後期に創始された流派。上泉秀綱により新陰流となり、柳生石舟斎により柳生新陰流として大成される。
※ ちなみに武備志の朝鮮勢法の欄には絵だけあって説明がない。
「復元した」と言う話を聞くがいったいどのようにして復元したのだろう?