特定失踪者調査会の防衛庁宛て要請文を読んで 投稿者:西村元宏 投稿日:10月20日(月)00時58分53秒
特定失踪者調査会が防衛庁長官に出した要請文を熟読し、今更のように拉致事件全面解決までの道程の長さを思い知りました。思うに、北朝鮮当局との「対話」や
「交渉」では、拉致事件の全面解決は絶対にありえません。政府認定の10件15人の安否や、蓮池さんらの家族などの帰国は、北朝鮮当局がカネ欲しさに小出しに
進展させる可能性(一部の政治家が選挙対策として「工作」を進めていたようですが、上手くいっトいないようです)は、否定できません。ですが、北朝鮮当局に
「善意」や「誠意」などひとかけらもありませんので、全面的な「解決」は、北朝鮮との「対話」や「交渉」ではなく、日本政府の組織自らが、北朝鮮全域に渡って
くまなく調査する事でしか為し得ません。具体的には、自衛隊の広報班が、マイクで「日本人の方はいますか? いたら保護しますので名乗り出てください。」と
広報して回り保護しなければならないでしょう。