>>512 まとめ。
[1929年世界恐慌の影響]
1929年に始まった世界恐慌の影響は日本にも及び、休業、倒産する銀行、会社が相次ぎ、
まちには失業者があふれ社会不安が増大した。三井三菱住友の三大財閥は不景気に苦しむ
銀行や会社を次々傘下におさめ、巨大財閥として経済界に君臨した。
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[満州事変(まんしゅうじへん)]
国内が不景気になった日本は、満州を侵略して経済の行き詰まりの解決をはかった。
1931年、日本の中国遼東半島で警備に当たっていた関東軍は満州の軍閥・張作霖の乗った
列車もろとも南満州鉄道を爆破し、これを中国軍の仕業と言い立てて日本は軍隊を派遣し
満州全域を占領した(満州事変)。
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1932、満州に日本軍の傀儡国家「満州国」を作り、清朝中国最後の皇帝溥儀を皇帝とした。
またこの年、5.15事件が起きる。
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北京郊外で芦溝橋事件発生。中国との全面戦争に入る。