740 :
右や左の名無し様:03/05/08 07:24 ID:SYAh/EVb
>>647 れ氏
>…封建的で差別的な身分制を定義したいなら、貴殿の定義で了承するが、…
そのとーりである。「封建的で差別的」でなければ「身分制」とはいえないw
>国家権力により固定化されたというところで、すでに現代の天皇制とか入りしていて、議論は終了している。
「…とか入り」は「…と乖離」ということであろうが、「憲法で国家機関として規定されている」ということは、『国家権力により固定化された』ということにほかならない。
ここでのほとんどの議論は、『そこ』から始まっている、ボケを装うにもほどがあるw
で、定義するなら、より一般的でなければならないが、あなたの定義は「ほとんどあなたのコトバ」である、あなたも『広辞苑』…とはいわないがw 何らかの一般的文献による補強が必要だろう。
あなたの定義は、 >(はっきりいうと、飛んでもの二乗である。)w
741 :
右や左の名無し様:03/05/08 07:24 ID:SYAh/EVb
ところで、
>>642はどうされた?
れ氏、たかをくくっていたよーだがw、いそがしいわたしが、やっと、みつけだしたw
part10の
>>25で、あなたは以下↓のようにカキコされている。
『>…典範の改定によって、全国民が天皇になれる機会はあるのであるから、憲法が身分制を規定していると言う指摘は、的外れである。』
「謝罪する」のも、「責任を取る」のもあなたであることが判明したw
これでも、あなたは、ご自分のボケぶりが、かなーり露骨で悪質だとはおもわれないか?…w
ま、節操なく前言をひるがえし、トボけ、ひらきなおる…あなたの戦略だからやめるわけにもゆくまいw、シオじぃとここでお話するよーで淋しいがw
あなたを、「れ氏@シオじぃ」と呼んでさしあげよーかw
742 :
右や左の名無し様:03/05/08 07:25 ID:SYAh/EVb
>れ氏@シオじぃ…一応、直前のやり取りをふりかえる。
わたし…
>>534 すなわち「一般国民が天皇を継げる可能性がわずかでもあれば、天皇制は身分制ではない」という『あなた』の主張に…
れ氏…
>>539 また捏造ですか?何で貴殿は・・・いつから捏造が趣味になったのであろうか。
わたし…
>>570 『世襲は血統継承に限らず、典範を改正すれば一般国民でも天皇を継承できる可能性があり、よって身分制ではない』…というのは、あなたの主張だったではないか。
;れ氏…
>>572 …私がそのような事は主張していないといい、貴殿が過去レスをチェックした結果、あるいはそれを怠って、確認できなければ、「そうでしたか失礼した」が返事であるはずだろう。
で、part10のれ氏…
>>25> 典範の改定によって、全国民が天皇になれる機会はあるのであるから、憲法が身分制を規定していると言う指摘は、的外れである。
それにしても、ボケを装っているとはいえ、シラジラしいw ま、追いつめられたときの、れ氏の「日常」だ罠w
743 :
・・・:03/05/08 08:54 ID:???
>>731,神道氏
その>至上価値としての絶対(であるとして)、の根拠を模索しているのですが?
私は是非お聞きしたいので、氏の論法からでもお進め下さい。
744 :
右や左の名無し様:03/05/08 09:54 ID:TUsbON8I
前スレあたりから屁理屈をこねる名無し〜同一人物?〜のせいで
スレが荒れてしまって論理的な議論ができなくなった。
元々論理など欠片もない妄想の騙り合いだからな。
746 :
__:03/05/08 10:01 ID:???
747 :
動画直リン:03/05/08 10:13 ID:y+IlKezk
748 :
右や左の名無し様:03/05/08 11:14 ID:buWJbyoF
大日本帝国憲法下での日本は本当に天皇主権だったのでしょうか?
また、アメリカは日本の占領政策において日本に新しい憲法を作成する時間を与えたが、
日本政府(天皇や国体護持派)はサボタージュをしてきちんと新憲法を作らなかったからアメリカが作った。
なのにそれをアメリカの押しつけとするのは間違っているという意見があるが、これについてどう思いますか?
日本は本当に男尊女卑で女性差別が酷かったのか?
>パンドラ氏
パート10までさかのぼっての検索ご苦労様です。
貴殿と私の論点相違を発見できたことを感謝するとともに、私のの表現が的確で
なかったようなので、お詫び申し上げます。
私の中では、憲法における天皇制議論は終了していたので、貴殿がまだそこにこ
だわっていたとは驚きです。
貴殿の、
>これは、「階級間の移動が可能であれば身分制ではない」、すなわち「一般国
>民が天皇を継げる可能性がわずかでもあれば、天皇制は身分制ではない」とい
>う『あなた』の主張に対する反論である。
このレスをいただいたことに関する趣旨として、そのような主張をしていないと
いうことです。
1、貴殿は双方向への移動ができなければ、差別的身分制であると、主張した。
2、私は、一方向への移動が不可能なことを差別的身分制というのであって、双
方向とも移動ができなければ差別的身分制であるとの貴殿の主張に反論して
いる。
3、したがって「皇族が離脱でき、国民が皇室典範の改定により皇族となれる可
能性があるから身分制ではない。」という主張をしていない。
ということである。
>>749 もうちょっと整理してから書いてくれないか。
文体の統一は諦めたが、1、2から3につながる「従って」がどう「従って」
なのかさっぱり分からない。
当分、議論本旨以外の書き込みは無視することとした。諸兄にはあらかじめご承
知おきを乞う。
国の継続というとき、われわれは日本が、少なくとも奈良平安以前から継続した
国家であることを無意識に認識している。日本に聖徳太子と死後に呼ばれた人が
存在した頃から、おおむね継続しているだろうこと自体は、合意がある。
ヒミコ(実際はピメファと似た発音するらしいが)の世界と、現代の日本が継続
した国であるという認識には、そのように呼ばれた女王が存在したことは史実であ
るとしても、疑問符がつく。コレを論理的に語れといわれても、この分析は非常に
困難である。現代日本との、継続した物語がないということであろうか。
別の視点としては、諸外国の扱いということである。
天皇の権威が国民に由来するとしたら、米国大統領と天皇は同等であろうはずだ。
しかし国際社会においては大統領よりも天皇や英国女王のほうが上位に扱われる。
「国の継続という歴史」に対する敬意というものが、国際社会において存在してい
る。コレも論理的な説明が非常に困難である。
愚劣な例で失礼するが、金日成の乞う世紀を元に、金正日を国の象徴として、北朝
鮮が民主化を成し遂げたとき、金正日は、天皇と同じ程度の扱いを、国際社会で受
けるであろうか。どうもそうではないように思う。
ここが、皇位継承の本質ではあろうと思う。(続きはまた後日)
「中国について」
議論があるようなので、一応私なりの考えを書いておく。
中国は客観的に見ると、王朝自体が変わっているから、継続していないかのよう
に判断できる。しかし、現中国人民は、継続した国家であるとの認識をもってい
る。前為政者(王朝)のすべてを破壊してもなお継続していると認識できるのは
何か。コレも非常に大きなファクターである。
わたしは「天命思想の継続」であろうかと思う。中国における革命とは易姓革命
であり、天命思想である。この思想に依れば、王朝・為政者が変わることは天命
であり、前王朝の行為は徹底的に批判されて当然である。
天命思想が継続しているから、中国は継続した国家と、国民は認識しているよう
に、私は判断する。
754 :
神道:03/05/08 19:55 ID:QEgRI1Ki
世界を虚無つまり混沌と捉えた時その様な世界はその様な形でのみしか
私たちの前に現出しないと言うこの"動かし難さ"この"動かし難さ"はな
ぜ動かし難いのか?と言う問いかけも無意味性を考える命代に同義的に
準ずる物である。つまり有る物はなぜ有るのか証明できない、
つまり日本人であるわれわれが日本人である事を客観的に証明できないと
言う事だ。そしてこの証明できない"日本"と言う物の"動かし難さ"の
証明に誘惑を覚え一種の現実的ではない背理を以て世の中を変えようとする
動きが左翼的オポチュニズムつまりサヨク的ご都合主義だと言う事である。
彼等は"日本"を愛しているのではなく日本と言う虚盲に構築された実体
つまりあり得ない絶対客観としての日本(彼等にとっての妄想的ほんとの日本)
を愛している訳だ。だから天皇や国旗や国歌やを否定するの。極論を
言うならば彼等は"日本"と言う国名さえもいらないと言う事が意図には関係
なく必然されるのではないか?と言う事だ。
755 :
ころ:03/05/08 20:07 ID:???
パンドラさん
>>739 >基本的に論理性を心がけている、感情論のぶぶんを指摘せよw
そうやって、天皇制を感情論の一言で片してしまおうという点ですね。
何度もいうように、自然状態を崇拝(絶対視)してる人からみたら天皇制は不合理です。
でも、自然状態から離れてみたら、別の角度から見てみたら天皇制が合理であるとなる論理もあるのです。
>基本ということである
なぜ「基本」なのですか?これが「先入観」です。
国家という社会学を論じてるときに心理生物学?しかも、自然状態は国家ではあり得ない状態と自ら指摘して・・・?
>「天皇が自然権」
過去ログを拾ってみました。
ひょっとして「前提」という表現ですか?
天皇制は、社会や国家を形成する際にバランスをとるために人工的に作られたものです。「歴史」や「文化」「宗教」といった類いはこれに当たります。
自然権とは、このような人工的なものではなく、ごく自然に当然のように成立するという点で異なります。
757 :
ころ:03/05/08 20:10 ID:???
>もっとも基本的な理念である、天皇制とは比較しよーもなくw
だから、自然権にしても自然状態にしてもパンドラさんが基本におく理由が私には分かりません。しかも、基本だと言いながら実際にその理念で成立してる国家がないのでしょう?それを基本においたらどうなるか・・・?
>「なぜ天皇制が宗教で、人権が宗教でないか…」
この答えは、天皇制も人権も宗教だということです。どちらも詰めていったらその基本となる理念を受け入れなければ成立しない(それが宗教)ことが分かるはずです。
むしろ蔑んでるのは、宗教というものに偏見を持ってる人たちでしょう。誰とは言いませんが
>ヒトは合理性を追及しない、あなたやれ氏、トンデモ氏のよーにw
自然状態が唯一の合理だと思ってたら、そうなるでしょうね(これも先入観)。
私は、一つの合理を追求しています。それは徹底した合理ではなく、人間の不合理の上に立った合理ですが。
天皇制自体は不合理です。でも、天皇制が不合理だからうまく行くのです。人間自体が不合理なんですから。
徹底した合理だけでは人間のもつ不合理がパンクしてしまうと思います。しかも、その徹底した合理とは、自由と平等の相克関係でしょう?(これこそ不合理です)
<完>
758 :
bloom:03/05/08 20:13 ID:y+IlKezk
なんか御大がつべこべ言ってるが要約すれば、国家の継続とか言う
ものは、それを見る者の主観にすぎないってこったろ。主観にすぎない
ものを論証することは不可能なわけで、アレコレ言っても結局のところ
検証することはできん罠(藁
見る者の価値観によって導き出された主観にすぎないものを、価値観の
ことなる者に納得ゆくように説明することは不可能だし、もし納得させたい
なら、自分が暗黙裡によって立つ価値観を提示してその検証を通して
説明しなければ、議論にならん罠(藁
そもそも、「社会の継続」と言う概念自体が一つのフィクションにすぎない
わけで。特定の世代に属する社会の構成員が死に絶えて、新しい社会の
構成員が社会を構成し、時代が流れ生産形態や文化、社会制度等が変化しても、
なおそこに一つの社会が継続して存在すると言うのは一つのフィクション
だ罠。
当事者のフィクションにすぎないものに、特定の価値を見出すのは、
そこになんらかの論者の意図があるわけで、それをこそ語らなければ価値観
のことなるものと対話できん罠(藁
サルでも分かる詭弁の基本技法講座 第4回 三段論法の意図的誤用による印象操作について
さて、今回は三段論法にまつわる話です。
三段論法は論理学のなかでも非常にポピュラーな論法で、しかも用途が幅広くよく使われます。
その一方で、非常によく目にするが故に誤用に気づきにくいという性質も併せ持っていますので
注意が必要な論法でもあります。
まず、三段論法のもっとも基本的なパターンをおさらいしておきましょう。
(大前提)AはBである。
(小前提)BはCである。
(結 論)したがってAはCである。
大前提の「Aは」を主語項、大前提の「Bである」・小前提の「Bは」が共通項、
小前提の「Cである」を述語項とします。
大前提の主語項と、小前提の述語項とを、大小の前提の共通項によって結合し、
結論を導くというのが三段論法のキモであるといえるでしょう。
ところで、
>1、貴殿は双方向への移動ができなければ、差別的身分制であると、主張した。
>2、私は、一方向への移動が不可能なことを差別的身分制というのであって、双
> 方向とも移動ができなければ差別的身分制であるとの貴殿の主張に反論して
> いる。
>3、したがって「皇族が離脱でき、国民が皇室典範の改定により皇族となれる可
> 能性があるから身分制ではない。」という主張をしていない。
(749より)
の場合はどうでしょうか。
1に於いてはAさんの主張、2においてはBさんの主張(Bさんが1を否定した)が
述べられています。3において、「したがって」で結論を導いてますが、1、および
2の前提は3には連動していないのが分かると思います。
もちろん、3の主張が正しいかどうかとは別の問題ですが、三段論法として成立して
いない論法を、三段論法の文脈を用いて「一見論理的っぽく」「論理的でない結論を」
述べている典型例です。
継続と言うことを生物的にみれば、タマとミケと言う猫の子であるトラが、
タマとミケの子孫としてDNA的に見て継続しているとは科学的に言うことができるが、
1000年前にこの島で生活していた者の構成していた社会が、1000年後の現在まで
継続して存在していると科学的に論証することはできない罠。
なんらかの定義をした上で、定義を満たした場合は社会が継続しているとすれば
継続していることになるが、それはあくまで概念上の話であって一つのフィクション
にすぎない罠。
だから、国家の継続と言うものを定義し、そこからなにがしかの結論を引き出す
場合においても、論者は自分の持つ価値観を逃れることはできないわけで、その
価値観の開示なくして唐突に「国家の継続」「その効果」を自明として結論づけようと
しても、よって立つ価値の異なる者からは「 (゚Д゚)ハァ? 」という反応しか帰って
こん罠(藁
762 :
三月うさぎ ◆E19AunD.ic :03/05/08 20:56 ID:eC9nAbV+
>>751 >「国の継続という歴史」に対する敬意というものが、国際社会において存在してい
る。
仮にそのとおりだとして、この国にとって何ほどかのメリットがあるのだろうか?
そのような敬意があるとしても、それはあくまで「歴史」に対するそれであって、
この国や国民に対するそれには結びつかないのではないだろうか?
それはシーラカンスやパンダの希少性に対する感情と大差ないものではないのだろうか?
れさん
アズマさんは頼みました^^:
アズマさんは、私に説明しなおしてくれるそうなので(
>>704)それまではアズマさんにはロムってたいと思います。
いずれアズマさんが説明してくれた後「国家の継続性」は反論します。
764 :
現代人:03/05/09 02:37 ID:???
「国家の継続」「歴史の継続」「過去の継承」も一つの価値観だろ。
765 :
現代人:03/05/09 02:42 ID:???
シーラカンスやパンダは「希少だがメリットがないから保護しなくていい」とは思えないな。
ケッ
何を難しい事言ってんだ
黙って、公に従ってろ!
民は無能な羊だという事を忘れずに!
黙って公の言う事を聞いてればいいんだ。
その方が簡単だろ!
767 :
:03/05/09 09:02 ID:9DJ4+r2j
>>766みたいな無能の羊だらけなら、それでもいいけど。
>>753 >>759 慌てるな。時はある。
アズマ氏のその書き込みは、はっきり言ってばかばかしい。
平等が大切・人は自由である も所詮は主観でフィクションでしかない。
国家あるいは国という表現が妥当かどうかはわからんが、その維持継続に必要な
国民の多くが合意する主観であるかどうかが問題だろう。
西洋から提示された自由平等を無条件に受け入れるなら、西洋の歴史的継続に対
する敬意も、合わせて受け入れていただきたいものである。
古い日本を否定することが目的となっているなら、別の話だが・・・。
>>766の黒羊さんは、自分自身は番犬か羊飼いだ、と夢想しているものと思われ。
>768
>慌てるな。時はある。
といっても回答困難又は不能なレスに対しては下記のようなごまかしをした上で
レスが流れるのを待ち回答せず放置するというのが彼の常套手段なわけだが。
>666 :れ ◆r0FmiN9ADk :03/05/06 11:04 ID:???
>
>>659-660 >あぁ、スマンすまん。確認して整理するよ。ごめんね。
>レスNO。のメモがごちゃごちゃになっていた。深くお詫び申し上げる。
>あとできちんと書き直す。
771 :
・・・:03/05/09 10:05 ID:???
>継続云々
歴史の意義を希少性に結びつけるのは安易であろう。
古ければ良い、又、遺跡のみが歴史の価値となってしまう。
だからこそ、継承されているその価値観から普遍的な価値観を
見出す事も歴史の検証の一つであろう。
皇室が存続し得た(継承)事実に向きわなければ、
その存在意義も否定もなしえないであろう。
廃止派の君主的存在を疎う思想にも歴史はあろうし、
日本人以外の統治の可能性を指向する仮定においても今までの
歴史性の否定が必要であろうかと推測する。
ただ、組織や社会性の問題に個人主義的観念をそのまま当てはめても意味をなさない。
現実認められている統合性等やその範疇を否定したければ、
新しい可能性を例示される事がなければどこまで行っても、
少なくとも私には単なるお子様のぼやき程度にしか受け止められない。
そんな事では、「よそはよそ」「大人に逆らうな」「甘えるな」
「出ていけ」と言われても仕方のない幼稚な戯言である。
772 :
動画直リン:03/05/09 10:13 ID:RKE98kuA
「国家が継続していること」の意義
話を整理すると、皇位が世襲による継承となっていて、具体的に継承される
ものを見ると、国の継続というきわめて抽象的なものの継承であることを述
べた。このような抽象的観念的な事象を継承するにあたり、皇位継承という
機会が国民において平等であるためには、その抽象的事象を継承できる「権
原」は誰にあるか明確にすべきで、それは、国民が合意する主観に頼るしか
ないということである。したがって、国民の中でその権原が「国民全員」に
あると合意されれば、そのようにすべきであるし、現状であると合意すれば
それはそれで、機会が平等であるといわざるを得ない。再度書いておくが、
ここにおける国民の合意の必要性は、民主主義であることを理由としていな
い。
日本が国家として継続していることと、民族の継続(ユダヤ民族・朝鮮民族
との比較が妥当かもしれないがその意味で)は、別のことである。
日本がその国家継続を証明することはたやすい。天皇が継続しているからで
ある。日本人という日本人意識をもつ集まりが、「ひとつの国家」を
1000年以上継続してきた事実は、天皇によって証明される。
中国がひとつの国家として継続されていることを、その民族が認識していた
としても、保守考氏が言うとおり、多少の疑義はある。
継続しているものに存在する権威、これは歴史的実績、すなわち実社会に
おいて研磨された慣習であり、問題解決のノウハウでもある。
人は、論理によって構築された実験に対して、一定の不安(それは、論理
の前提への不安であり、論理構築への不安であろうが)を経験則として所
有していて、これが、歴史的継続への敬意となっていると、私は理解して
いる。
仕事多忙につき、、以降はまた後日。
サルでも分かる詭弁の基本技法講座 第5回 同音異義語の意図的混用とそのバリエーションについて
同音異義語というのは、同じ発音を持っていて違う意味を持つ単語のことです。
ここでは、少々比喩的表現としてこの語を使いました。つまり、同じ単語でありながら
文脈によって別の意味に使われる語といういみです。
さて、下の例を見てみましょう。
>継続しているものに存在する権威、これは歴史的実績、すなわち実社会に
>おいて研磨された慣習であり、問題解決のノウハウでもある
(773より)
「継続しているもの」というのが何を示しているのかを考えてみましょう。
ここでは「歴史的実績」や「実社会において研磨された習慣」「問題解決のノウハウ」
と述べられています。
従って、それらの「目的と効果」が「実態として」継続していることが前提となっている
わけです。
翻ってここで「継続している」ものが何であるかをこのレス全文から考えてみましょう。
「皇位」です。
さて、この「皇位」の過去1000年、果たして「目的と効果の実態」が継続しているで
しょうか? していません。継続しているのはその「名称」のみであってその内実は過去幾度
となく変質し、効果も様々な形で変更を加えられてきています。
ですから、「皇位の継承」に歴史的実績」や「実社会において研磨された習慣」「問題解決
のノウハウ」等を求めることは不適当であると結論づけられます。
これは、上にも述べた「皇位」という単語の歴史的推移を無視し、単にその名称のみの
継続を実体的継続と混同・誤用した結果の詭弁であると言えるでしょう。
778 :
神道:03/05/09 12:19 ID:syZlcJ4K
狭義に置いての思考というものにつまり芸術的観念の具現化は逸脱を以てしか
成り立ち得ない事を鑑みると、詭弁をろうさずしてなんの正当性があるのか?
と言うのもまた詭弁。
780 :
右や左の名無し様:03/05/09 13:21 ID:V2LOiEvx
バークを読みな。
782 :
・・・:03/05/09 15:19 ID:???
詭弁でも仮説でも理想論でも良い。
絶対的な正義など私も求めてはいない。
疑問を受け止め、考察可能を求めているのみ。
784 :
右や左の名無し様:03/05/09 15:40 ID:TsPSQCjz
いや、774は議論の本質をついているだろう。
「皇位の継続」が、「国家の継続」の象徴的証明であり、「国家の継続」は、「皇位の継続」を
もってのみ示されるとすれば、「皇位が継続している限り国家は継続しているが、
皇位が継続しなくなるとすれば、国家は継続しなくなる。国家が継続しないということによって、
皇位が継続しないという弊害が生じ、皇位が継続しないということは国家が継続しないということである。」
というトートロジーになるしかないわけで。
また、国家の継続ということを、それぞれの国家において個別的に示すしかない
という議論は、ポパーが言うように自然科学の過小評価に他ならないね。
それに国家が継続しているということの証明は、まさにその国家の出自に関係してくることでもあるから、
現在のある国家の国民によってそれが決定できると考えるのは誤りであろう。
国家が継続しているというとき、われわれはその国家とは何ぞやという問いを常に
持ち続けていなければならない。つまり、「日本人意識」と「日本国民意識」は異なる。
もっといえば、1000年前に存在した日本人意識と、今現在われわれが持っている「日本人意識」は
同じものなのかという検証が必要であろう。
私見を言わせてもらえば、明治維新以後の国民国家日本は、それまでに日本に存在したどんな政治システムよりも、
大革命以後のフランスのそれに近しいものである。(もちろん、フランスにおいても同じことが言える。)
私はそこに国家の断絶を見るわけであるが、べつにそう言明することに意味があるとは思えん。
皇位が継承しているから国家は継続しているのか、別の事象からそうでないと言えるのか、
そんなことは客観的に決めることなんて不可能だろ。漏れにとって関心があるのは、
歴史における差異と同質性であって、そこにこめられた意味なんてものではない。
それから、日本と西洋という、わけのわからない対応は止めれ。
ここで、西洋の定義はというとまたややこしくなるわけだが、まあ、地域的な区分ということにしよう。
さて、国家の差異で比較する場合はもちろん、言語・文化の比較においても日本と西洋という
対応は誤りであることは明白であり、宗教的にみても、カトリックやプロテスタント、その他諸派の
存在を忘れてはならない。(もちろん、土着信仰も)
また、王権と国教会の結びつきも西洋史を考えるうえでは重要な事象であって、見過ごすことはできない。
要するに、「西洋」普遍思想とよばれているものは、一方では普遍的と言うことが可能であり、
他方では「西洋」においてさえ普遍的ではないという事実を忘れてはならないということだ。
787 :
右や左の名無し様:03/05/09 16:46 ID:tywYqPp0
なんだこいつ
もしかして基地外?
>>785 >「皇位の継続」が、「国家の継続」の象徴的証明であり、「国家の継続」は、
>「皇位の継続」をもってのみ示されるとすれば、「皇位が継続している限り国
>家は継続しているが、皇位が継続しなくなるとすれば、国家は継続しなくなる
>。国家が継続しないということによって、皇位が継続しないという弊害が生じ
>、皇位が継続しないということは国家が継続しないということである。」
>というトートロジーになるしかないわけで。
そりゃーそうだ。誰も、「皇位が継続しなくなるとすれば、国家は継続しなくな
る。」なんて云ってはいないようだが・・・。
別に皇位継承のみが、国家の継続を証明できる唯一のものだなんて、思ってはい
ない。ただ、貴殿の云う通り、日本人意識が継続しているからといって、国家が
継続しているとはいえない。それは、ユダヤ民族の例で、誰でも分かることであ
る。日本の場合、たとえば鎌倉幕府の時代と現代が、国家として継続しているか
どうか証明するにあたり、日本という国号であったり、そのようなことを申し述
べるまでもなく、天皇の存在だけで十分に継続が証明できるということである。
明治維新は、革命的ではあったが、天皇が継続しているから、新たな国家が誕生
した訳ではないと、簡単に云えてしまう。
きわめて単純な言い方をすれば、天皇の存在は、緩やかに変化してきた日本人と
しての継続した価値観が、急激に否定されないことの意思表示であると私は考え
ている。まさにこの皇室スレで明解な通り、過去の価値観の否定という見地から
すれば、天皇制はガンであり、実験的改革を阻害する要因である。逆にいうと、
過去からの緩やかに変化しながら継続している価値観(それは常識であったり、
慣習であったりする、現実に研磨され有効に機能している、場所・場面・時に応
じたノウハウ)を、検証しながら保守しようとする立場の拠りどころであるとも
言える。
西洋・東洋はアズマ氏への煽りであるから、気にするな。
789 :
三月うさぎ ◆E19AunD.ic :
>>771 >歴史の意義を希少性に結びつけるのは安易であろう
キミが
>>762のことを言ってるのなら、ピント外れだよ。
私は「天皇」という存在をシーラカンスやパンダの希少性に結びつけたのであって、
歴史については何も語っていない。
そもそも膨大なこの国の歴史から「天皇」なるものを抽出し、それに「継承」という物語を付与し(捏造というべきかな)、
それをあたかも普遍的価値のごとく語ることは、それ自体一定のイデオロギー性を帯びる。
キミは未開放部落をも継承されている価値として、千代に八千代に差別し続けるべしと言うのかね?
ところで
>「よそはよそ」「大人に逆らうな」「甘えるな」 「出ていけ」と言われても
なんてことは言われたことはありませんが・・・(w