最高の政治形態は?

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1名無しさん@お腹いっぱい。
民主主義が最高の政体だ、というのは常識だ。
だがこの何が起きるか分からない時代、その
常識こそ疑うべきではないか。

色々な政治形態を、現在の「グローバル化により、
国家以外の存在;多国籍企業、国際テロ組織などが
比重を増している」「世界全体での環境問題との
取り組み」「世界の絶対的不平等」も考えて比較検討してみないか。

まずプラトンにならって
・民主制
・君主制
・貴族制
を考えよう。他にも
・プロレタリア独裁
・「素晴らしい新世界」
・ネット直接民主主義
・「火の鳥未来編」式スーパーコンピューター主権

についても考えてみよう。
2名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 13:49 ID:uR5YgTC5
住民の質による。
賢者と哲人からなる国であれば、政府はいらない。これが理想国家。
ただし、実現可能性はゼロ。
一方、最悪の質の住民からなる国であれば、君主制が最善。
すべての政体はこの2者の間にある。
3名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 13:53 ID:???
ない。
4名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 14:06 ID:???
 かの国の「地上の楽園」を、維持させるのには、立憲君主制の国から

あとどのくらい援助が必要なのだろうか? と頭の中で考えた時点で

すでに「チュチェ思想」は、崩壊しているのだろうな。
5名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 14:22 ID:???
>>2
禿げしく同意
6名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 14:39 ID:???
>>2

>賢者と哲人からなる国であれば、政府はいらない。これが理想国家。
>ただし、実現可能性はゼロ。

実現の可能性は、十分あるだろう。

愚民のためのガス室を用意すればイイだけじゃぁないか。
7名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/23 17:15 ID:vJ/J4buM
>>6
そういう国家になったら、君はガス室行きのほうになっちまうぞ(w
8名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 22:58 ID:uR5YgTC5
>>6
賢者と哲人の、まさに賢者哲人たる性質が遺伝する性質であれば、それで可能だろう。
しかし、愚民をすべてガス室に送り賢者哲人だけを残したとて、その子孫が賢者哲人
である保証はない。
従って、実現不能。
9(^0^)v:01/12/23 22:59 ID:1Gy/QZwA
 国の規模にもよる。
10名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 23:16 ID:3NZq0XLn
民主制の欠点は衆愚制になりやすい、つまり平等主義が混じると
優れたものの足を引っ張ってリーダー不在になることと、
多数決をベースにすると少数の優れた意見が抹殺されがちなこと。

君主制は優れた君主なら最高だが、劣った君主だと最低。

現実には貴族制に行くだろうな。「機会不平等」読めば分かる、
というより日本もアメリカも二世ばかりだもん。ましてそれに
遺伝子操作が加わったら。
11名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 23:22 ID:g2b7H5xR
ファシズムが最も素晴らしい政治形態だ。
最も能率的であり、余分な手間がかからない、最少のコストで済む。
税金が最も有効に使われるのは、ファシズムだけだ。
12名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 23:43 ID:uR5YgTC5
>>11
しかし、ファシズムは状況の変化に対応するのが極度に困難だ。
1311:01/12/23 23:46 ID:7WPvvNjH
>>12
だが、それを克服すれば、問題あるまい?
14名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 23:47 ID:DVZgJ7KS
>>11
ファシズムは国民に響きのいい政策を取り続けなければならないため泥沼にはまる運命にあります
15名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 23:50 ID:???
>>11>>13
それなら国民いない方がもっといいかと(W
16 :01/12/23 23:51 ID:???
>>14
みんちゅちゅぎも同じだろう。
大川りゅうほうも太陽の法のなかでいってたぞ
17 :01/12/23 23:53 ID:???
つーかポルポトは何で失敗したの?
18名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 23:53 ID:7WPvvNjH
要するに、ゲッヘルスみたいなヤツがいないとダメってことだろ?
19名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 23:56 ID:DVZgJ7KS
>>16
そのとーり。
そもそも民主主義が絶対という前提が正しいのかどうかも考えないといけません。
20名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 23:59 ID:???
>>19 とりあえず現状で最も成功してるつーだけ。
逆にゆーと、だからそれ以外がイヤなだけよ。
21名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/24 00:37 ID:???
日本の政治家は、国民へのサービスを公約した者が当選して、
それを行ってきた。
で、政治家は財源のことを考えずにサービス競争をするようになった。
結果として大量の赤字国籍が生まれた。

国民一人一人が国のことを考えて行動するのって無理だよねえ。
だから民主主義はつぶれるかもしれない。

でも、一人の人が国民みんなのことを考えるなんていうのも無理。
だから共産主義もつぶれた。
22名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/25 21:25 ID:S0PMDNxh
「すばらしい新世界」は持続可能な文明だ。
環境破壊は最低限で済む。
緊急事態には追放されているものを呼び戻せばいい。
完璧だ。
23名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/25 22:01 ID:Xdg3nwGh

新世界と言えば通天閣。新世界はすばらしい。みんな将棋してる。
24名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/25 22:22 ID:4+aWuiOj
通天閣といえば、
真向かいに日本労農党なる看板が見えるがあれは何だ?
25名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/25 22:45 ID:ONYwtd1X
「政府は小さければ小さいほどいい」という考え方があるね。
華美壮麗な議事堂や官庁や公共施設は、普通の市民の生活にはほとんど関係ないので、なくてすむなら
ナシにしようという発想だ。
ついでに居眠りばかりの議員さんや賄賂の好きな官僚さんもいなくて済むならその方が良い。
公務員はニ公社五現業だけで市民は契約して維持費用を負担する。
ニ公社とは軍・海上保安庁です。
公社とはいえ独立採算法人なので、有事でなければ収益事業に専念してもらわないと
自分の給料も出ない。
五現業とは救急・消防・警察・衛生・町内会の現業組織のみ
それ以外はすべて民間でする。
したがって税務署はなく、税金もない。
ニ公社五現業の負担金があるが、いままでどうりの税金を払うよりも安くつく。
そのかわりに厚生年金や介護保険などの行政サービスはありませんが、
民間企業か労働組合での福祉事業として行われる。
あと、いちおう司法・立法・行政の三権を受け持ち政策決定する組織がないと
外国と交渉できないので用意する。
ただし、構成人員たった4人。
しかも、利害関係のある市民ではいけないので、国外の人たちに外注する。
つまりは政治職人アルバイターを雇うことにする。
ただし政策失敗の時は死刑とする。
一国の将来を左右する政策決定で間違ったときに「誠に遺憾でございます」とか
「記憶にございません」で済まされてしまったら無責任すぎるから、命がけでやってもらう。
もちろん命がけでやってもらう以上、報酬は高額。
彼らには「宣戦布告」の権限も与える。
26名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/25 22:50 ID:ONYwtd1X
国家の政策を決定するものは誰でも良い。聡明な賢者でも、非常識な独裁者でも、猿でもオウムでも同じこと
肝心なことは、政策決定者が誤った時に、その誤りの防ぎ、誤った者を罰する力を市民が
保持しているか否かにあると思うよ。
どうよ?
27名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/25 22:53 ID:ONYwtd1X
政府の巨大組織や官公庁施設を維持する費用をゼロにして、その資金を
家庭単位の生活向上のまわせば、ほんと豊か国になると思うよ。
28名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/25 23:07 ID:ONYwtd1X
結果、無政府がベストかも。
29名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/25 23:35 ID:esaACw8H
無政府だと、逆に最悪のケースになる。
ファシズムの方がいい。
30名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/25 23:53 ID:ONYwtd1X
>29
ファシズムはまとまりが良いけど、押さえが利かないのが欠点だよ。
結局は滅びるところまでに逝かないと止まらない。

どんな最悪のケースになるのか聞かせて。
31名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/26 16:12 ID:???
元右翼系高校卒だが、世界史の時間に教師が言った。
「もしプラトンが古代日本を見れば驚いただろう」
「天皇制=哲人政治が現実に行われてることに」

どんな政治形態を目指すにしても
国民にデンパが多いとダメだろうな、と感じた。

後に左系の知人が熱く政治について語るの
を見ても、同じ様な感想を持ったが。
32名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/28 01:12 ID:AEpFXamo
>国民にデンパが多いとダメだろうな、と感じた。

じゃあ国民を教育すればいいのか?
だったらなぜ、教育に力を入れた戦前日本や
当時は世界最高の識字率だったはずのドイツが
あんな狂気に走ったんだ?
33アナーキスト:01/12/28 01:30 ID:???
>>32
>じゃあ国民を教育すればいいのか?
>だったらなぜ、教育に力を入れた戦前日本や
>当時は世界最高の識字率だったはずのドイツが
>あんな狂気に走ったんだ?
権威に弱いからです。

と、1行レスしてしまうと身もふたもないんですが、実際問題、権威の力
というのは人が普通思っている以上に強力です。
で、教育というのはある意味権威に従う事を是とするというテーゼを植え
付けるという側面があるので、教育水準が高いからといって国民が適切な
判断が下せるとは限りません。
34名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/28 22:08 ID:YFX6ZmMP
ならばどうすれば権威に強い人間を育てることができる?
あれ、政治形態論がいつのまにか教育論に。
35名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/28 23:01 ID:???
民主主義の良い点は、自分も政治に参加してる(ような気になる)ため、
反対派が生まれにくい点です。
36名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/28 23:14 ID:r9IzFa4k
さらに、民主主義の良い点は、言論の自由があることです。
37アナーキスト:01/12/29 00:08 ID:CTaFiBKU
>>34
>ならばどうすれば権威に強い人間を育てることができる?
「事実」以外に権威を認めないという学術的思考法を徹底させれば不必要
に権威にだまされる事はないんですが、人間は常にそういう思考が出来る
生物ではありませんので、最低限「権威が本当に権威か」という問いを発
する様に条件付けするべきかな、と思います。

で、政治形態との絡みでいうと、戦前の日本、ドイツ、ソ連をはじめとす
る東欧諸国のような全体主義体制では、「権威に従う事=正義」となって
「権威に歯止めをかける」人間は育ちにくいので、権威に強い人間を育て
る政治制度としては論外ですね。
38名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/29 00:27 ID:memjEJd5
政治の源泉とは教育である、てことでいいですか?
39名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/04 21:24 ID:k6QYtyXx
ではその教育は家族によるべきか、それとも
古代スパルタやプラトンの国家のように公によるべきか。

でも近代以降、完全に子供の教育を公共化した国はない・・・
北朝鮮さえ家族制度をある程度は温存しているようだ。
40名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/04 22:33 ID:cregxg8e
ここでいう権威って国のこと?
戦前の日本が狂気に走ったのは
教育による刷り込みがやっぱ大きな要因だと思う。
学校で全国共通した思想を教えるのって
けっこう危険かも。
41アナーキスト:02/01/04 23:42 ID:uw/C6NY2
>>39
>ではその教育は家族によるべきか、それとも
>古代スパルタやプラトンの国家のように公によるべきか。
単一の主体に教育を担わせるのは危険です。
その主体が間違った時に取り返しがつきませんから。
ヤマギシ会で育った子供とかを見れば、私の言う事も少しは理解していた
だけるかと。

>>40
>ここでいう権威って国のこと?
私はもっと広い意味で「権威」という用語を使用していましたが、政治
との絡みなので「国」と解釈してもあながち間違いではないです。
戦前の日本だと、具体的に「権威」を体現するのは天皇の役目でしたね。
42何だかな:02/01/05 05:45 ID:Ohwsqb/D
民主主義が強いのは、その基本に”あきらめ”があるからと俺は思っているが。
いろんな人間がいて、その全てが存在することに国家の意義があるとすると
”ベストじゃなくてもいいから、合意できる政策を”ということになるのは
必然だし、何より為政者が全ての責任を負わなくていいからね。
いろいろ言われてるけど、民主主義はみんなにとって居心地がいいんじゃないかね?
43名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/05 19:58 ID:vH/V52a3
>>42
”あきらめ”よりも”妥協”の方がいいんじゃないかな。

みなさん、愚民の定義って何なんでしょう。
自分が愚民だと認識している方はいますか?
44名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/05 21:58 ID:3LXaXVws
やっぱり天才による独裁が最高です
才能ある独裁者は続かないから長くは持たないだろうけどね
45名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/05 22:01 ID:OJS3S6Ft
>>44
いや、親子2代の傑出した天才による独裁国家は50年以上続いて
いるぞ。しかも日本の隣国だぞ。
46アナーキスト:02/01/05 23:07 ID:jT6BQ1kq
>>44
天才じゃない人間による独裁は最低の政治制度で、なおかつ天才は貴重
な資源なんで、奇跡に賭けるより、他の政治精度を選択した方が賢明だ
と思いますが。
>44 :名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/05 21:58 ID:3LXaXVws
>やっぱり天才による独裁が最高です
>才能ある独裁者は続かないから長くは持たないだろうけどね

★そうで娯JALダニ!!!
 でも、その天才にも【陰り】が出るので期JALがダニ!!!
 例えて、豊臣秀吉やヒトラーなどなどで娯JALダニ!!!

◆引継ぎは、やはり【親衛隊国家=エリート】に為らざるを得ないので娯JALダニ!!!
>45 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/05 22:01 ID:OJS3S6Ft
>いや、親子2代の傑出した天才による独裁国家は50年以上続いて
>いるぞ。しかも日本の隣国だぞ。

★1代目の瘤取り爺さんが【戦略的天才】なので娯JALから、38度線で一時停戦をせざるを得なくなったので娯JALかダニ???

★2代目の天才ヴァカボンで娯JALかダニ???
 金正日総書記が総指揮で丁賎芸術映画撮影所で【製作(=政策)】をしたモノで娯JALかダニ???
 それとも、場末のドブスであり、つまらないゲイ風の二代目引田天巧如きを【芸術】などするモノで娯JALかダニ???

◆それとも、【3代目】みたいな不法入国をしてまで【千葉ディズニーランドに逝くため】という国家体制キャラで娯JALかダニ???
 【あの人は何処?】で娯JALが、あのヴァカ=金正男は何処に生存をしているので娯JALかダニ???
>46 名前:アナーキスト :02/01/05 23:07 ID:jT6BQ1kq
>天才じゃない人間による独裁は最低の政治制度で、なおかつ天才は貴重
>な資源なんで、奇跡に賭けるより、他の政治精度を選択した方が賢明だ
>と思いますが。

★そうで娯JALダニ!!!
 ゲーテ家のように、ゲーテを世に生まんが為に・・・で娯JALダニ!!!
 または、秦の2世皇帝=胡亥で娯JALダニ!!!

◆国民の【中】より、優秀なモノを次の後継者(=親衛隊体制)にするべきかと、それ以外は娯じゃらぬダニ!!!
50名無し日本人:02/01/06 09:02 ID:O41rGofh
47−49
ダニダニうるせーんだよ!
氏ねや
51名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/06 10:58 ID:???
アナーキストっていつの時代にもいるんだよなぁ。

戦前、戦中、戦後。 たとえ平和な時代でも。
いつまでも、ひとりで黒旗ふってろっていうんだ!
>>48
> 不法入国をしてまで【千葉ディズニーランドに逝くため】という

★時節柄せめて大阪の【USJ】=ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに逝くべきでは娯JALらぬかダニ!!!

◆大阪でしたら【阪京さん】のお近くで娯JALダニ!!!
 【ご一緒】されましたら、【阪京さん】の気も晴れたに違いないで娯JALダニ!!!
53名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/06 12:29 ID:W4EDOmfZ
>>52
晴れた→【腫れた(=晴れた)】
とかにすべきじゃないのか?。
54天才バカボソ:02/01/06 13:17 ID:???
はじめまして
ここまで皆さんが交わしておられた議論を拝見しましたが、>>25さんの意見が
最もいいのではないかと考えます。
少数精鋭主義で政策を決定し、実行に移す。そうすれば、衆愚政治は防げるのでは
ないでしょうか。ただし、政策決定者の暴走を防ぐために、市民の代表による監視、
これは最低限必要です。そして、政策決定者に誤りがあった場合には、市民の意見を
優先するものとしておけば、ある程度理想的といえるのではないでしょうか。
ただ、何をもって誤りがあったとするのか、また、市民の側が暴走することはないのか
などの問題はあるでしょうが・・・
完璧を求めると、それこそ、毎回国民投票しなければならないことになり、そんなことは
非現実的であるわけですから、強力な為政者と市民の監視によって、進めるのがよいと思
います。
55名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/06 14:25 ID:???
>>54
北チョンやら米低やらが紛れ込んでくるのが必至だと思われ(w
56名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/06 14:46 ID:???
誰も責任を取らない民主主義が一番居心地がいいんだよ
5725だよ-ん:02/01/06 16:26 ID:03spTvxP
>55
自国以外の人間なら、別にねおナチ党員でもマザーテレサでも誰でもいーんよ。
ようは政治家的英雄じゃなくて、効果的な政策能力を持っていれば
問題なしだよ。

あと、4人と言っているのは、基本的には4人の考えが一致することで政策決定するわけだけど
4人の人間ですら反対者出る政策はどこかに欠陥があるわけだし
今みたいな何百人もの人間の意見のスリあわせをしておかしくなるよりは
マシかと思っているんだけどね。
58名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/06 16:27 ID:XRDqtWoP
>>54
それってアメリカそのままやん
59松田 ◆hT76nerU :02/01/06 17:38 ID:???
どこに貼ったらいいかワカランので、とりあえずここに貼る。某板のコピペだよ。

もし、現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、全世界を100人の村に縮小するとどうなるでしょう。その村には・・・

 57人のアジア人
 21人のヨーロッパ人
 14人の南北アメリカ人
 8人のアフリカ人がいます

 52人が女性です
 48人が男性です

 70人が有色人種で
 30人が白人

 70人がキリスト教以外の人で
 30人がキリスト教

 89人が異性愛者で
 11人が同性愛者

 6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍

 80人は標準以下の居住環境に住み
 70人は文字が読めません
60松田 ◆hT76nerU :02/01/06 17:40 ID:???
50人は栄養失調に苦しみ
 1人が瀕死の状態にあり
 1人はいま、生まれようとしています

 1人は(そうたった1人)は大学の教育を受け
 そしてたった1人だけがコンピューターを所有しています

 もしこのように、縮小された全体図から私達の世界を見るなら、相手をあるがままに受け入れること、自分と違う人を理解すること、そして、そういう事実を知るための教育がいかに必要かは火をみるよりあきらかです。

 また、次のような視点からもじっくり考えてみましょう。

 もし、あなたが今朝、目が覚めた時、病気でなく健康だなと感じることができたなら・・あなたは今いきのこることのできないであろう100万人の人たちより恵まれています。

 もしあなたが戦いの危険や、投獄される孤独や苦悩、あるいは飢えの悲痛を一度も体験したことがないのなら・・・あなたは世界の5億人の人たちより恵まれています。

 もしあなたがしつこく苦しめられることや、逮捕、拷問または死の恐怖を感じることなしに教会のミサに行くことができるなら・・・あなたは世界の30億人のひとたちより恵まれています。

もし冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上に屋根があり、寝る場所があるのなら・・・あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています。
61松田 ◆hT76nerU :02/01/06 17:42 ID:R8VDZXtw
もし銀行に預金があり、お財布にお金があり、家のどこかに小銭が入った入れ物があるなら・・・あなたはこの世界の中でもっとも裕福な上位8%のうちのひとりです。

 もしあなたの両親がともに健在で、そして二人がまだ一緒なら・・・それはとても稀なことです。

 もしこのメッセージを読むことができるなら、あなたはこの瞬間二倍の祝福をうけるでしょう。なぜならあなたの事を思ってこれを伝えている誰かがいて,その上あなたはまったく文字の読めない世界中の20億の人々よりずっと恵まれているからです。

 昔の人がこう言いました。 わが身から出るものはいずれ我が身に戻り来る、と。

 お金に執着することなく、喜んで働きましょう。

 かつて一度も傷ついたことがないかのごとく、人を愛しましょう。

 誰もみていないかのごとく自由に踊りましょう。

 誰も聞いていないかのごとくのびやかに歌いましょう。

 あたかもここが地上の天国であるかのように生きていきましょう。
62名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/06 18:07 ID:???
>>59
そのコピペ、何か宗教家の説教っぽいなあ・・・。
63名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/06 23:33 ID:x72bZ2UZ
だから世界共産主義が一番だって言いたいのか?
これって「もしも人類が100人の家族だったら」っていう本やろ?
アメリカでは反感くって不買運動されたからって日本の左翼に売りつけにきやがったか
こいつらが言ってるのはキリスト教的正義の最終段階であってキリスト教改宗を拒んだら暴力使うよ、きっと
っていうかキリスト教を修道士並に信じてないやつしか自分の財産を他人になんかやるもんかい
64天才バカボソ:02/01/06 23:38 ID:???
>>58さん
そうなんですよね。よくよく考えてみたらアメリカそのものですよね(藁
反省・・・
けど、民主主義の最大の欠点は25さんが>>57でおっしゃっているように
多数の意見のすり合わせをした結果、おかしくなってしまうことが見受けられる
ことだと思うんですよ。だから少数の(政治的に)優れたものが、政治を行うように
すればいいと思うんです。
市民の監視はあくまでも、暴走を防ぐための存在であって、政策の立案・決定の過程には、
立ち入らないようにすればいいんじゃないですかね。アメリカは大統領の政策を議会が事前に
審査するわけだけれども、僕の意見は、事後審査でよいのではということなんです。
ただ、取り返しのつかない事態が起きたらどうやねんと言われるとつらいんですけどね(苦藁
65名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 00:01 ID:Qf+OyIFW
人間は完全でないので、最高の政治形態なんてありません
地道に政治家をコントロールするところから始めましょう。
66とりあえず:02/01/07 10:43 ID:???
よっこらせっと
67名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 11:33 ID:NfkSlV1B
世襲制じゃない立憲君主制が一番だよ。
試験で君主になれる。もちろん定年制。
君主がやってはいけないこと。私財を持つこと、特定の宗教を信仰すること。
結局今のような変化が激しい時代では、民主主義では遅すぎる。
こういう時代こそ君主制だよ。
68マジ質問:02/01/07 12:47 ID:???
それって君主じゃなくて大統領じゃないの?
世襲の元首のことを君主というのだと思っていたが違うの?
69名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 13:05 ID:rqalccX9
初期の帝政ローマがそのパターンだよな。
70名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 13:07 ID:???
>>68
確かに普通の用語法ではあなたのいう通りです。
しかし、問題は言葉の定義なので、
そういう風な憲法を作ってしまえば他の外国も選挙王制として承認するか
外交関係を断絶するしかなくなります。
71名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 14:57 ID:NfkSlV1B
うん、近いんだけど、君主ということで三権分立じゃなくすんだよ。
全てを統括、権力を集中させるんだよ。絶対変更できない形の基本法を作って。
国王はその基本法のみに縛られるの。
議会もいらない。議会に使われるお金も無しになる。
政治家という生産性の無い、職業も無くなる。
まさに、国王の親政形態だね。
最後に定年の国王に採決が下る。
定年後国民の評価で失政なら、責任取らされ死刑になるという、おまけつき。
国王になるにも、それなりの覚悟がいる。
完璧ジャン。
72名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 15:03 ID:???
俺様の独裁政権だな!
73名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 15:05 ID:Uhyo9RSM
民選の護民官を設置するのが条件だな。
74さげ:02/01/07 15:16 ID:???
>最後に定年の国王に採決が下る。

採決の票と利権が取引きされちゃうよ。
75名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 15:29 ID:NfkSlV1B
いやいや、法で縛れば大丈夫。選挙に関して他人の意思に強制するような事は禁止するんだよ。
国王に関する違法な行為はことごとく死刑になる形にする。
国王に対して贈賄したら死刑。国王が受け取っても死刑。未遂でも死刑。
しかも、連座制。
後、国王に自由な資産を一切与えないのも基本の一つ。
76名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 15:46 ID:???
権力分立制(三権分立)を廃して民主主義と最低限の人権がある社会を維持できた試しはありません。
例)旧ソ連、ナチスドイツ(全権委任法で議会の権限をヒトラーに委譲)、戦前の日本(実質的に天皇主権)、現中国・北朝鮮
77名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 16:40 ID:NfkSlV1B
大丈夫、今まではそうでも、これからは違うでしょ。
なぜなら、この場合、はじめからそうなることを想定して法律が作れるもん。
ドイツ法は独裁政権になることを想定してないし。
共産主義は端から論外。旧日本は宗教国家だし。
78天才バカボソ:02/01/07 16:43 ID:???
>>76さん
ここでは、民主主義に代わる政体について議論しているわけで、民主主義の維持は必要ないと思いますよ。
(私の勘違いならスマソ)
ただ、>>71さんのように三権分立の廃止を行うと、>>76さんの言うように最低限の人権の保障が無くなるとは思いますね。
特に司法権、これが独立していない国家は間違いなく崩壊します。(旧ソ連[特にスターリン時代])
立法権を「国王」に集中させれば、社会情勢の変化に対し、機動的に対応できるとは思いますが、
執行機関としての行政、人権保障・暴走抑止のための司法は独立する必要があると考えます。
1人の人間に三権を集中させてしまうと、ヒトラーや某北国の偉大な主席様(藁)みたいな人が絶対出てきますから

・・・ただ、議会制民主主義の下で、三権が完璧に独立している例は少なくとも私は知りませんけどね(藁
79冬厨:02/01/07 16:45 ID:???
>>76 天皇に「主権」なんてあったの?
80冬厨:02/01/07 16:49 ID:lAbl1GyI
>>78 最後の一行、行政権の肥大化って奴?なんでそーなるの?
81跳ね馬:02/01/07 17:02 ID:Uhyo9RSM
>>76
>ここでは、民主主義に代わる政体について議論しているわけで、
>民主主義の維持は必要ないと思いますよ。

多分、違うと思うよ。
民主制を含め、最高の政治制度とはなにか、ということを議論する
スレではございません?
さらに主旨を鑑みれば、民主制を金科玉条のように考えるのではな
く、その他の政治制度と並列の地位におき、その上でそれ以外の政
治制度との比較を議論し、より優れた形態を見いだせればよし、結
果として民主制の他の政治制度に対する優位性が見いだせれば、そ
れもよし。
そういうスレではございませんか?
82天才バカボソ:02/01/07 17:05 ID:???
>>80さん
うーん「議会制民主主義」って言葉が良くなかったですね。反省・・・
ただ、日本を例に挙げて考えてみると、司法権は非常に弱いと思いますよ。
国を相手取って起こした行政訴訟(例:大阪空港騒音訴訟)などで国の敗訴する確率は非常に低いんじゃないかと思うんですよ。現在のシステムでは最高裁長官は内閣が指名するわけで、行政(内閣)に自
分たちの人事権が握られている状況で、行政に不利な判決が出るわきゃないでしょう。
立法に関しても、内閣提出の法案が多くを占めている現状がありますから、>>80さんの言うように、行政権が肥大化しているなかで、他の2つが弱体化しているといえませんかね?
83名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 17:11 ID:???
>>82
司法が弱いのは同意
最高裁長官も選挙で選ぶようにするべき
84天才バカボソ:02/01/07 17:12 ID:???
>跳ね馬さん
ご指摘ありがとうございます。
私、2ちゃんねる歴が浅いモンでどうしても早とちりしてしまうことがありまして・・・(こりゃ言い訳にもなってへんな)
これからも誤解などするかもしれませんが、そのときは、なにとぞご教授のほどお願いいたします。m(__)m
85跳ね馬:02/01/07 17:16 ID:rqalccX9
>>84
いえいえ、どういたしまして。
ご丁寧にどうも。
こちらこそ今後もよろしく。
8676:02/01/07 18:28 ID:pNq9DAew
なにやら近頃にないマターリしたスレだな。レベルも高いし。うん、良い傾向だ♪

で、現在日本は確かに司法権が弱いと思います。一応、最高裁は違憲審査できるはずだったんだけど。
この前のテロに関連した法改正でも、違憲審査をしようという動きがなかったことは、三権分立の機能上
としてはよくないと思いますね。(別に自衛隊の海外派兵に反対というわけではありませんよ。あしからず)
少なくとも、牛歩戦術みたいなアホなことをやる党に投票するよりは、違憲審査を求める運動を起こす方が
國にとってよっぽど健康的で良いでしょう。

ま、司法の弱さ以前に日本はアメリカと違って議員内閣制なので、与党と内閣に癒着関係が強いのも問題でしょう。
別に民主主義を絶対の政体というつもりはありませんが、他によいのが挙がらなければ十分だと思われます。
少なくとも最低限の人権が保障されない社会はまっぴらゴメンです。隣の社会主義を名乗った電波國家みたいなのはいやですので。
そーならないためには三権分立は前提ではないかと思う次第です。
8776:02/01/07 18:35 ID:pNq9DAew
ただ、権力分立の制度は國としての機能を低下することによって独裁を防ぐものであり、
権力への根強い不信感が根底として存在する制度です。そのため、行政権の国民への人権侵害を
防ぐ目的では良く機能しますが、国家として何か大きな政策を遂行するには足かせとなるでしょう。
ですから、共産党が全ての主導権を握るような国家は、まあ、対外戦争とかをするには効率的なわけです。
「全ての権力をソヴィエトへ」は権力分立とは正反対の思想に基づくスローガンですから。
88天才バカボソ:02/01/07 18:51 ID:???
結局のところ強力な権力を持った1人(または極めて少数の者)が引っ張っていくか、現在のような民主主義で行くか
の二者択一になってしまうような気がするんですけどねぇ・・・
ところで、現在
・民主主義(立憲君主制・共和制)
・王制
・独裁国家(社会主義の国も含む)
以外の政治システムを採用してる国ってあるんですかね?
そこんところ、いまいち思い浮かばないんで、どなたか詳しい方教えてください。
89名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 20:14 ID:dIFJsoBM
やっぱり日本のことを話し合ってるわけなんだから天皇抜きでは考えられないと思う、世界最古の万世一系なわけだし。
右も左も天皇には触れたがらないけどやっぱりなんらかの国家的機能を持たせる必要はある
天皇の持つ神秘性というのを上手く利用すれば世界でも稀な素晴らしいシステムができる気がするのですが・・・・・
ただ天皇を利用したやつらってみんな祟られてろくな死に方してないらしいけどね・・・・

75の意見、非常に興味深いが死刑を恐れて安全なことしかしないやつばっかりでてきて結局は日本のためにならない気がする
90名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 20:18 ID:dIFJsoBM
スパルタ式貴族制っていうのも良いかも、流動性つくって
少子化・高齢化の日本にぴったり?
91名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 20:41 ID:0gCmMw5Q
天皇に国家的機能を持たせると一箇所に力が集中する恐れがある。(仮に天皇が
優秀でも)
ヤハリ今現在みたいに国旗、国家、天皇という感じでマスコットとしているのが危
険性が無くていいと思う。
ああでも絶対君主制と絡めたらと言う話では面白いかもしれないなあ
92跳ね馬:02/01/07 20:56 ID:y4gEcT1b
マッキャベリに依れば、86-87の言う制度上の不備(というか欠陥)
を補う手法は共和制ローマに範を取るのが吉としていますね。
つまり、平時においては民衆にたいする権利侵害を、行政司法立法
の三権分立による相互けん制。
対して外敵が現れ緊急の判断と行動を要する場合には、正に起こっ
ている問題にのみ限定した、しかしながらその問題に関してほぼ白紙
委任に相当する強大な権力を与えた、ただし任期を限定した官職を設
定すると。
結局、ローマの共和制はこの制度を、堤にあいた蟻の穴として崩壊す
るわけですが、ローマの失敗を知っている我々がこの制度をうまく
御することが出来れば、有効な手段かもしれません。
93天才バカボソ:02/01/07 22:06 ID:mqQIoAaP
有事における政治的機動力を持たせる意味では、>跳ね馬さんが例示されたローマの手法は、非常に有効だと思います。
現行制度の弊害ってどちらかと言うと、平時の際に、出てくるような気がします。(私が本当の有事を体験していないだけかもしれませんが)
現在の議院内閣制では、政党が一部の利益の代表になっている気がしてなりません。(公明党などが良い(?)例)
ですから、何人からも中立な存在がリーダーシップをとっていく手法が理想的かつ有効だと思います。
・・・そんなやつぁいねぇか^_^;
94名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/07 22:22 ID:???
>>91
戦前のように統帥権を盾に独裁を目論む不届きものが現れる可能性があるので、
マスコットのままのが安全だと思います。
95跳ね馬:02/01/07 22:26 ID:y4gEcT1b
結局のところ、その中立の存在を擬似的に作り出すのが
選挙制度だと思うんだけどね(機能していないけど)。
本人が中立的でなくても、任期を切られた議員が次の選挙
で再選しようと思えば民意にそった政治をせざるを得ない
わけで。
民意は結局のところ(性悪説的に)制限されない複数の欲
望の均衡点に発生するもの。
民意にそわない政治を行った為政者が正当に落選する選挙
制度を整備することが、民主制の生命線だろうね。
96天才バカボソ:02/01/07 22:32 ID:mqQIoAaP
選挙制度そのものが、性善説に基づくもの(と私は思う)ですからね。
政党政治そのものの在り方を見直す必要があるのでは。
97とりあえずあげ:02/01/08 01:12 ID:???
こんな優良スレおとしちゃいかん
98:02/01/08 01:15 ID:97xmZHM/
>78
>・・・ただ、議会制民主主義の下で、三権が完璧に独立している例は少なくとも私は知りませんけどね(藁

そもそも定義的に議会制民主主義と純粋な三権分立は両立しないような。四角い三角形みたいな物。
99:02/01/08 01:17 ID:???
あ、ごめん勘違いしてたかも。
議会制民主主義を議院内閣制の事だと思って読んだけど、大統領制であっても
議会制民主主義である、という用法はあり得る−直接民主制と対置−。
100天才バカボソ:02/01/08 01:20 ID:???
>猫さん
どーもすみません。なにぶん勉強不足なもんで・・・
自分でも最後の一行削除してもらいたいくらいなんです(涙
初心者ですがどうぞよろしく
101:02/01/08 01:25 ID:97xmZHM/
私は結局立憲主義的議会制がベストのような気がする。
ただ、理論的には民主主義も立憲主義も形式であって、具体的な政治内容を定めているわけではないけど。
民主主義は民衆の望むような政治、という程度の意味だし、立憲主義は国家権力を法で縛れ、程度の物だし。
これはある程度他の制度も同様だけどね。

独裁政治はある程度効率的なのかもしれないが−但し、分業の有効性を無視すれば−
独裁者をどこから引っ張ってくるのか、独裁者が死んだ後の後継者はどうするのか、という問題があるような。
基本的には奇跡信仰だと思う。
102天才バカボソ:02/01/08 01:36 ID:MA3wtHpF
>猫さん
「立憲主義的議会制」が今ひとつ私には理解しにくいんですが・・
現在の日本のシステムと対比した上で教えていただければありがたいのですが。
私は政治思想板で政治に興味を持ち、勉強したいと思っております。
いろいろと教えていただければ幸いです。(話が逸れました。スマソ)
103:02/01/08 01:39 ID:97xmZHM/
今の日本のシステムと同じですよ(笑> 立憲主義的議会制
ただ、実際の制度運用ではもう少し司法権がまともな方がいいですね、上にもあるように。

大統領制よりよほど良いと思う。ただ、大統領制が良いか議会制が良いかは
ある程度政治的風土にも依存するし−政党間対立の強度とか−、一概には言えないけど。
ただ、日本は議会制の方がいいように思う。個人に権力を集中させるよりかはね。
104:02/01/08 01:43 ID:97xmZHM/
ま、仮に完璧な制度が出来てもそれを運用する際の問題もあるし。
例えば、非拘束名簿式比例代表制は政党が名簿を作成するのに対して、上位票決獲得者から
下位票決獲得者への票の移動の是非はともかく、とりあえず民主的だとは言えるけど
−ここでは民主的であることが好ましいと仮定したとして−単なる人気投票になる可能性はあるし、
現になった部分はありますしね、大仁田厚とか。
105天才バカボソ:02/01/08 01:47 ID:MA3wtHpF
>猫さん
ありがとうございます。またひとつ勉強・・
司法権の独立性の確保なんですけど、最高裁判事の国民審査が形骸化
している現状で、これ以上の施策はあるんですかね?
個人的には、最高裁長官を内閣が指名するのではなく、承認する形
にすれば、マシになると思いますが。
106:02/01/08 01:49 ID:97xmZHM/
>個人的には、最高裁長官を内閣が指名するのではなく、承認する形
にすれば、マシになると思いますが

実際には内閣の指名権というのはあんまり意味なかったんじゃなかったけな。
司法の方が名簿を提出するというか。
107松田:02/01/08 01:55 ID:TvQ1FvRw
>>105
横レスだが、以前筑紫哲也「多事争論」で「米国のように、最高裁の判事の任命には上院(日本では参議院)の承認が必要なようにすればいい」と言っていた。
しかし現実には、米国上院の承認の方が形骸化している。大統領が共和党の時はタカ派判事が、民主党の時はハト派判事が結局任命されるのが常態化している。
結局、議会承認を義務付けたとしても、議会がボンクラだったら何の意味もないのね。
ま、いずれにせよ、最高裁判事任命に議会承認を付けるためには、憲法改正が必要なんだが、その辺筑紫君はわかってるのかな?
108:02/01/08 01:58 ID:97xmZHM/
んー、なんだか連続投稿規制が。

ごめん。最高裁ではなくて、下級裁判所の話だった、失礼。
アメリカの方だと、すっごーーく最高裁長官の任命って政治的だけどね。
109天才バカボソ:02/01/08 02:04 ID:MA3wtHpF
>猫さん
おそらく、形骸化しているとは思います。要は内閣にキンタマ握られてる現状さえ打破できればいいと思います。(下品な表現やなぁ我ながら)
>松田さん
筑紫君は分かってないんじゃないすかw
あ、自分は知ってましたよ。”何条やねん”とか言われたら、どうしようもないけど・・・
内閣の指名→天皇が任命 これでよかったですよね。
110松田:02/01/08 02:07 ID:TvQ1FvRw
>>109
( ´D`)ノ<そうなのれす。実質、首相の胸先三寸できまるのれす。
        うわされは、細川・羽田内閣当時にタカ派判事が最高裁に送り込まれたとか。
111天才バカボソ:02/01/08 02:08 ID:MA3wtHpF
下級裁判所は確か最高裁長官が任命権者です。
最高裁判事が>>106でおっしゃってたやりかたではないかと。
一応役所勤めしてますもので、人事関係は多少知っております。
法律上話せない事も多々ありますが・・・・
112天才バカボソ:02/01/08 02:09 ID:MA3wtHpF
>>110
こんなところにもののたんが!
113何だかな:02/01/08 07:34 ID:cADwFF1g
>>107
スジ論で行けば”議会がボンクラ”ということは”国民がボンクラ”ということなので
当初の予定通り”民意が反映されている”ということになりますな。
114名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/08 11:13 ID:???
ボンクラな国民には、ボンクラな政府がお似合いゆーことやね
115跳ね馬:02/01/08 11:43 ID:TImWupvF
>>113-114
というよりも、政府の品質に対してその政府を選出した有権者が責任を
持たなければならないということによって、政府の品質を担保しようと
いうのが民主制の主旨だからね。
政府によって利益を得たければ、そのために政治活動(選挙や啓蒙活動
など)を真面目にしないといけない。
結局のところ、有権者が利己的かつどん欲に行動すればするほど、政府
の品質が向上するのではないかな?
116天才バカボソ:02/01/08 12:14 ID:6Mm5y5rP
けれど、(日本の)現状では、国民の側の政治的レベルがあまりにも低いですね。
あと、政党の乱立にも一因があると思う。各政党間の対立軸が不明瞭すぎます。
今の小泉人気なんてその象徴じゃないかと思うんです。自己アピール能力において
小泉>鳩山であるだけで、政策的にあまり差はない。(と私は思う)
2大政党制もどうかとは思いますが、ある程度は数が絞り込まれないと、
族議員や自由連合みたいな、人気取りしか考えない人たちが後を絶たないのでは。
117名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/08 16:16 ID:???
下級裁判所の任命権が最高裁長官てのもおかしな話だ
何のための三審制なのか
でもそのわりには逆転判決あるけどね
118名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/08 17:39 ID:wH6XS5aL
「ハンターイ」専門の政治家どもを、一つの政党にまとめて隔離したい。
119名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/08 20:01 ID:SwOKcROT
話は変わるが、民主主義は永続する物ではないのかもしれない。
ギリシアのポリスの民主政は衆愚政治に陥って崩壊し、ローマの共和制は軍事独裁から
専制政治へと移り変わった末消滅した。西洋で再び起こった共和政治の伝統も、せいぜいがこの300年程度の歴史に過ぎない。
現在の世界では民主主義を「普遍的原理」だとして押しつけるアメリカを中心とした西洋が覇権握っているからもつものの、
西洋文明の黄金時代がこのまま永続するとは思えないし、少なくとも普及地域に根を生やして
永続するかどうかはわからない。民主主義が理想かどうかはともかくとして。
120名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/08 20:16 ID:SwOKcROT
で、思うに普遍的な理想の政体というものはなくて、その社会の諸々の条件によって、もっとも自然な政治体制(社会体制)があるのではないだろうか、と。
自然環境や構成民の気質や資本主義の発展段階とか。その要素として、一つに人口、人口の少ないなら部族社会や君主政治の方が効率がよい場合はあるだろうし、
また、その社会が全体としてとるべき目的によって理想は違うだろう。大きな改革をするときには独裁的な権力集中制も、かえってその社会の構成員のために
なるときはある。例えば、外国の侵略などの国難から民族を救った人物や、非西欧の後進社会を急激に近代化させて成功した指導者は、例外なく独裁政治をおこなって
いた。そのままその体制を維持すると北なんとかみたいになるわけだが。
121名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/08 20:20 ID:SwOKcROT
1の「最高の形態」とは、何を以て「最高」とみなすかにもよるだろう。
国民の個人的幸福か、民族全体の対外的な発展か、ちょっと考えただけでいろいろある。
ただ、人権だとか政治的平等だとかは、人類の普遍原理とよべるとは思うのだが。
122名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/08 20:27 ID:G0nnsqBb
ローマ共和制は?
123名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/08 20:29 ID:jzIsMoX5
「政府は小さければ小さいほどいい」という考え方があるね。
華美壮麗な議事堂や官庁や公共施設は、普通の市民の生活にはほとんど関係ないので、なくてすむなら
ナシにしようという発想だ。
ついでに居眠りばかりの議員さんや賄賂の好きな官僚さんもいなくて済むならその方が良い。
公務員はニ公社五現業だけで市民は契約して維持費用を負担する。
ニ公社とは軍・海上保安庁です。
公社とはいえ独立採算法人なので、有事でなければ収益事業に専念してもらわないと
自分の給料も出ない。
五現業とは救急・消防・警察・衛生・町内会の現業組織のみ
それ以外はすべて民間でする。
したがって税務署はなく、税金もない。
ニ公社五現業の負担金があるが、いままでどうりの税金を払うよりも安くつく。
そのかわりに厚生年金や介護保険などの行政サービスはありませんが、
民間企業か労働組合での福祉事業として行われる。
あと、いちおう司法・立法・行政の三権を受け持ち政策決定する組織がないと
外国と交渉できないので用意する。
ただし、構成人員たった4人。
しかも、利害関係のある市民ではいけないので、国外の人たちに外注する。
つまりは政治職人アルバイターを雇うことにする。
ただし政策失敗の時は死刑とする。
一国の将来を左右する政策決定で間違ったときに「誠に遺憾でございます」とか
「記憶にございません」で済まされてしまったら無責任すぎるから、命がけでやってもらう。
もちろん命がけでやってもらう以上、報酬は高額。
彼らには「宣戦布告」の権限も与える。
124名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/08 20:31 ID:jzIsMoX5
国家の政策を決定するものは誰でも良い。聡明な賢者でも、非常識な独裁者でも、猿でもオウムでも同じこと
肝心なことは、政策決定者が誤った時に、その誤りの防ぎ、誤った者を罰する力を市民が
保持しているか否かにあると思うよ。
どうよ?
125名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/08 20:34 ID:HcRbWqHa
自国以外の人間なら、別にねおナチ党員でもマザーテレサでも誰でもいーんよ。
ようは政治家的英雄じゃなくて、効果的な政策能力を持っていれば
問題なしだよ。

あと、4人と言っているのは、基本的には4人の考えが一致することで政策決定するわけだけど
4人の人間ですら反対者出る政策はどこかに欠陥があるわけだし
今みたいな何百人もの人間の意見のスリあわせをしておかしくなるよりは
マシかと思っているんだけどね。
126跳ね馬:02/01/08 21:04 ID:6EssSYlY
その昔、ギリシャのあるポリスにおいては議決の際、全員一致した議案は
廃案にしていたことがあるそうだ。伝聞なので本当か嘘か、尾鰭がついて
いるのかどうかは分からないけど。
でも、考えてみればありそうなことでもある。
ブレーキをかける者というのは、特に重要な案件にあっては必要な者だ。
常に反対者を確保しておくというのは、政治の世界においては(面倒であっ
ても)重要なことだろう。賛成者ばかりでは必ず失敗することは歴史が
証明している。
1271:02/01/08 22:07 ID:7f5yhHes
>最高の形態

確かにそれは考えていなかった。
僕は基本的に「人類(無理なら地球型生命圏)の永続」が最優先、
次に「全人類の生存権、幸福追求権確保」。
それから自由、人権などになる。

ただし、政体論は一つの国にしか適応できないので
「環境問題などに対する持続可能性」
「当該共同体の存続、独立維持、安定」
「当該共同体の成因の生命維持、最低限の人権
確保(餓死者と冤罪で拷問の末死刑になる人がいない)こと」
「自由」
「経済的に最低の人の幸福度」
の順に考えている。
128名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/08 22:24 ID:???
「己を頂点とした絶対王政」が、だれしもが認める政治形態だと思う。
129名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/08 22:36 ID:sHd2vDax
>128
少なくとも俺は嫌。すごい忙しいし戦場では先頭に
立たなきゃいけない、しきたりでそこらの奴隷や囚人より不自由。
ハーレムがあるとしても子供は政略結婚相手とだし。
130名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/09 13:39 ID:mEOCtTJT
最高の政治形態は自然なんじゃないかな。
無政府主義どこの国にも属さない。法律も無い場所。
実際政治形態はその国の文化、民族性、経済状況に合う合わないがあるんじゃない?
日本なんかは、国民が政治自体に興味ないみたいだし。独裁者に権利委譲しても、文句言わないんじゃない?
民主政治は国民が責任取るけど、独裁政治の場合は、独裁者が取るわけだしね。
責任取らなくていい、なんて楽でしょ。
131跳ね馬:02/01/09 14:09 ID:bkpfowvR
>>130
2でガイシュツです。
132名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/09 17:21 ID:XgkVcYTA
小室直樹の「痛快!!憲法学」、民主主義とは何かを考えるには非常に良著です
133名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/09 17:48 ID:6dZ6Divm
政体というのは必ず「独裁制」「貴族性」「民主制」のどれかになるらしい
そして、それらを放置するとそれぞれ「暴君」「少数貴族寡占」「衆愚制」になる
その後、社会は他の政体に移り、どうこうしているうちに弱体化するらしい
これを防ぐには「独裁制」「貴族性」「民主制」の良いところをごちゃまぜにした政体をつくらなければならない
これを混合政体論というらしい
今、最も民主的な国はアメリカということになっている
しかし、これを当てはめると「大統領=君主」「官僚・一部議員=貴族」
といったように独裁的、貴族的なシステムが組み込まれている気がする
さらに長年の課題であった流動性まである
同じように日本にもかつては独裁制的な面が弱いと言う点があったが同じようなものが存在した
もちろん、元老達の寿命、軍部の弾圧により滅び去ってしまったが・・・
貴族的なもの(官僚)は官を、民主的なものは民を、それぞればらばらに支配している
今の日本に必要なのは独裁制的なものの復活(それが何であるかはわからないが)、そして三勢力にチェック&バランスを働かせることではないだろうか
134名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/10 00:30 ID:/xzIOrbc
アメリカって、なんか古代ローマに近い感じがする。
上院が「元老院」と同じだし。
だとしたら帝政になる可能性も・・・ただし、ローマの帝政は
それまでの動乱(クーデターと言っていいことの連発)や
外国との自国防衛戦争があってだけど、アメリカに直接攻め込める
敵は事実上考えられない。

「機会不平等(斎藤貴雄)」では日本で貴族が生まれつつあると
警告しているが、その結果は「少数貴族寡占」になり、さらに
天皇制と結びついて軍事大国化、崩壊となるのだろうか。

健全な市民層が鍵?
135何だかな:02/01/10 04:04 ID:6olltLn1
>>134
というかもうなってるでしょ、米帝に。(漏れはそれを悪いとは思わんが。)
まあよくあそこまでうまくやったもんだと感心してますよ。
ほんと、あの人種(アングロサクソンね)のシステム構築能力はすごいね。
136跳ね馬:02/01/10 10:06 ID:P8GFVQt+
>>133
マッキャベリですね。すこし前に書かれた本ですけど、本当に今でも通用するところが凄い。
彼の著作を見ると、どうやらローマの初期共和制・帝政移行期の制度を非常に高く評価して
いますね。
>>134氏の仰るとおり、アメリカの政治システムはローマ(初期共和制帝政移行期)のシス
テムの発展型であり、現代化したものと言っていいと思います。
まず護民官制度、任期を区切った強大な権力を持つ執政官、民選の議会。
誤解している人がおおいのは、少なくともローマの帝政初期においてはローマ皇帝は世襲に
より継承されるものでは(事実上)なかったということ(家系図には子ということになって
いても先代の皇帝が後継者として指名して養子にしているパターンが多い)、皇帝は強大な
権力を持っているがあくまでも「帝国の運営者たる執政官の主席」であって「帝国の所有者」
ではなかったということ、この点で後の世の君主達とは全く異なった役割であったことを念頭
におく必要があります。
「朕は国家なり」に象徴される「国家=君主の所有物」的な君主とは全く異なるのです。例を
挙げれば、暴君と名高いユリウス=クラウディウス朝最後の皇帝ネロは、元老院から国家反逆罪
に問われ、処刑されて(実際にはその前に自害)います。
「皇帝が国家反逆罪に問われ、処刑される」
このシステムを構築したことが、ローマの栄光と後の君主制の欠陥との深い溝になっているのだ
と思います。
137名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/10 10:34 ID:7NGKeavS
とりあえず、議員や自治体の首長とかの特別公務員を無給にすれば、
志の高い政治家が出来そうな気がするのは俺だけ?
138何だかな:02/01/10 10:56 ID:6olltLn1
>>137
誰もやらんだろ、それじゃ… 有能なヤツはタダ働きは、生活に困ってなくても
やらないよ。つーか、それをやる人はやや”狂”の部分がありそうで俺はこわいな。
139跳ね馬:02/01/10 11:21 ID:P8GFVQt+
気持ちはわからんでもないけど、実際無理だよね。
志では飯は食えないもの。
安月給の象徴、公務員に志のある人間が集まらないのと同じことだよ。
というより、議員が選出者の利益代表者であるという性質をもっている
以上、労働によらず食える人間の利益代表者のみに国政を任せるという
のはあまり健全な状態ではないよ。
140名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/10 23:01 ID:9aibwprr
昔のイギリスなどは政治はボランティアで、議員報酬などもなかったらしい。
もちろん貴族が暇つぶしにやってたからという面もあるのだが。
141跳ね馬:02/01/10 23:20 ID:GFMZriFt
発生の由来を紐解けば、もともと貴族階級というもの自体が政治に
対する報酬みたいなものでして。
142名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/11 00:21 ID:8JaICXbJ
逆に今以上の高額にしてもよいのでは。
ただし、人数は減らす方向で。
143ムニャムニャ:02/01/11 01:36 ID:9l/FlW/s
思いつき発言だけど...
別に高額にしないで、人数と権限を減らしたら?
現在はそれほど議会力も行政力も必要ないでしょ?
法制と社会資本はかなり充実しているのだから。
いっそ夜警国家的な方向に向かった方が良くない?
144名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/11 09:55 ID:v9yWkYRP
少し目先を変えてみよう。目的別に最適の政体があるのでは・・・
世界全体で、
「一人も餓死者を出さない」
を目的とした一番優れた政治体制は何だろうか?

それから「人類滅亡を防ぐ」で考えてみてもいい。
145名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/11 17:20 ID:pWezE1/V
「一人も餓死者を出さない」というのは世界社会主義以外では絶対に不可能です
なぜなら貧乏人ほど多産であるからです
貧富の差をなくすには世界社会主義しかありません
未成年の国有化が必要となってきます
146名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/11 18:42 ID:K6AsQmIW
未成年の国有化、なら教育で極端なスパルタ式をとったらどうなるでしょう。
成績不振、規則、命令違反は容赦なく公開処刑で、子供の半分も成人できないとしたら。
そうなれば平均的な「生存者」の能力は普通の社会の上位10%をはるかに超えるでしょう。
能力の総和ははるかに上回るはずです。

ただし、チャーチルも子供の頃に処刑されるでしょう。天才、英雄が
些細なミスや偏った能力ゆえに処刑されるリスクがありますし、
無能だが人を陥れたりごまをすったりする「悪のEQ」が優れたものが
生き残ってしまうリスクもあります。
147名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/11 21:23 ID:A2b3JQ8E
144は貧富の差を無くせとは言ってないんじゃ?
餓死者がでなければいい。
つまり食料と最低限の医療、凍死しない程度の
暖房、衣服だけは世界配給制などで保証し、
あとは自助努力、というのが理想なのかな。

誰がそれをやるのか、財源はどこかが問題だな(笑)
財源があったとしても世界全体、特に無政府状態の
地域に対して、非常に大きな干渉である人道配給を
やるのは困難。でも現地政府、組織に任せたら今の
人道援助同様しゃぶられるだけ。
148名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/14 11:24 ID:MPLEjmXU
世界社会主義は、もう皆その危険を知っているから不可能。
でも、資本主義で環境破壊を止められるだろうか?

否、産業社会は必然的に環境破壊で破滅するのか、
それとも改良された社会主義など何らかのシステムを取れば
持続可能文明に切り替えられる可能性があるのか。
149名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/14 12:11 ID:BFW7NQK2
日教組の人=共産主義  とは短絡的に考えたくないが
組織の中では日教組的に行動し、個人生活では反共産主
義的に生活している人は多いと思われます。

下記の本が発行されているのでお知らせします。

1997年フランス、ヨーロッパで左右両陣営に大論争を巻き起こし
たベストセラーが上智大学教授外川継男先生によってやっと邦訳
され最近発行された。
なぜナチズムが断罪され共産主義は断罪されないのかといった観点
から共産主義を暴力・抑圧・テロルを軸に豊富な資料で克明に描い
た学術的な社会科学、歴史、政治、人文思想書です。

「共産主義黒書 -犯罪・テロル・抑圧- ソ連篇」
        A5判、342頁、上製本、3000円

戦争と革命の世紀であった20世紀、ナチズムの犠牲者は2500万
人に対し、共産主義による犠牲者はソ連で約2000万人、中国
で6500万人、全世界では合わせてなんと1億人を数える。民族・
人種によるジェノサイドと階級・思想によるジェノサイドはど
こが違うのか?
東京大学のゼミでも採用されています。フランスで30万部、この
度の日本語訳で35カ国で翻訳出版されたことになり、すでに全世
界で100万の人に読まれていると推計されています。
月刊「正論」や「諸君!」にも広告がでていました。
高いけど読みごたえのある本です。
特に今までソ連が隠ぺいし開示された事が無い虐殺の目をおおう
貴重な写真も載っています。
2002年10月には続刊「コミンテルン、アジア篇」が出る予告も載
っています。
共産主義体制は自分達の権力を確立するために、大量殺人を真の
統治システムにまで高めた。
飢餓をもチャンスと利用して農民を大量死させている。
特に今までソ連が隠ぺいし開示された事が無い虐殺の目をおおう
貴重な写真も載っています。
150跳ね馬:02/01/14 22:23 ID:DvJXal9L
最低の人民によって運営されても最高の人民によって運営されても大差ない結果を
出しうる、逆に言えばよい政治は出来ないが悪い政治も出来ない政治形態を最高と
呼ぶのか、それとも最低の人民の手によれば、住民に不幸を及ぼし国を滅ぼすが、
神々の手によって運営されればすべての参加者に最高の政治的利益をもたらす形態
を最高と呼ぶのか。
151名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/14 22:34 ID:BH7xdlzK
>>150
前者じゃないかな?良い政治には限界があるが、
悪い政治には限界がないからな。
152:02/01/15 08:25 ID:VgBY4g1i
直接間接併存政治を提唱しています、よろしく御願いします

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

政治に関心の高い人は、関心のある議案の表決に電子的に参加し、議員
は信託票数を行使する直接間接並存政治こそがデモクラシーの基盤です
      http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
153(´∀` ):02/01/15 10:05 ID:AeJWuu7/
絶対王政
154名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/15 20:36 ID:xsGWA+KD
一度は帝国にならないと、アフリカ現地人が自分たちの
歴史を歩み出すことは難しい気がする。
現状の大地主は貴族として農奴を使う体勢で、それで
社会資本と教育を何百年もかけて向上して・・・
とりあえず秩序だよ。
155名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/17 23:15 ID:???
政治とは何か。それは権力行使の課程に過ぎない。
それでは権力とは何か。それはずばり暴力に他ならない。
そして暴力を担当する国家機関は軍隊であり、よって軍人による専制、
すなわち軍事独裁政こそが正当なる政治形態である!
ジークハイル!
156名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/19 22:51 ID:DcK3zARJ
結局は大統領制だろうね、究極的には
国家元首を選挙で選ぶということは王が常に有能であるということだ
状況に応じて王の首もすぐ変えられるしね
議会という名の貴族もちゃんと王をチェックしてくれる
日本を含む非キリスト教圏では間違いなくアホな独裁者が選ばれるだろうがね(人民は平等でないと思ってるからカリスマ性のあるやつを心の底から信用してしまう)
政治学者の小室直樹はそのことに気づいているのか「天皇がキリスト教の神に相当させて一視同仁で人民を平等にしよう、現に戦前は天皇の赤子として人民は非キリスト教圏で唯一平等だった」
と言ってるけどメディアが発達した現在では不可能だろう(たとえメディアを統制しても外国が情報を流すだろう)
戦前風にすると政治的に天皇は最高権力者にならなければならないから大統領制はキツイしねぇ・・・・
そこで提案
天皇を京都の山奥に移して神事のみを行わせて政治的に独立させる
要するに政治を天皇の神聖さから完全に独立させる
学校教育ではもちろん天皇を尊敬するように教え込み、人民の平等を再達成させる
メディアは遮断、外国のスパイも神事をしてるだけだから入り込みようがない
そして天皇を中心にしたナショナリズムを維持し、民主主義の最大の欠点である価値観の多様化をある程度抑制する(アメリカと違い民族意識と固有宗教があるのでアメリカよりもはるかに抑制効果は高いだろう)
天皇は政治に関係ないからもちろん国民主権、議会も内閣も宗教的威厳がなくなるから傍若無人なことはできなくなる
国体は共和制、だから効率の悪い議院内閣制なんてなくなって大統領制
天皇を利用する明治以来の悪習を廃し、真の民主主義国家を築こう!(もちろん天皇の権威は絶対に不可欠だけどね)
157名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/19 23:03 ID:lyyCZJX8
「政府は小さければ小さいほどいい」という考え方があるね。
華美壮麗な議事堂や官庁や公共施設は、普通の市民の生活にはほとんど関係ないので、なくてすむなら
ナシにしようという発想だ。
ついでに居眠りばかりの議員さんや賄賂の好きな官僚さんもいなくて済むならその方が良い。
公務員はニ公社五現業だけで市民は契約して維持費用を負担する。
ニ公社とは軍・海上保安庁です。
公社とはいえ独立採算法人なので、有事でなければ収益事業に専念してもらわないと
自分の給料も出ない。
五現業とは救急・消防・警察・衛生・町内会の現業組織のみ
それ以外はすべて民間でする。
したがって税務署はなく、税金もない。
ニ公社五現業の負担金があるが、いままでどうりの税金を払うよりも安くつく。
そのかわりに厚生年金や介護保険などの行政サービスはありませんが、
民間企業か労働組合での福祉事業として行われる。
あと、いちおう司法・立法・行政の三権を受け持ち政策決定する組織がないと
外国と交渉できないので用意する。
ただし、構成人員たった4人。
しかも、利害関係のある市民ではいけないので、国外の人たちに外注する。
つまりは政治職人アルバイターを雇うことにする。
ただし政策失敗の時は死刑とする。
一国の将来を左右する政策決定で間違ったときに「誠に遺憾でございます」とか
「記憶にございません」で済まされてしまったら無責任すぎるから、命がけでやってもらう。
もちろん命がけでやってもらう以上、報酬は高額。
彼らには「宣戦布告」の権限も与える。
158名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/19 23:05 ID:lyyCZJX8
国家の政策を決定するものは誰でも良い。聡明な賢者でも、非常識な独裁者でも、猿でもオウムでも同じこと
肝心なことは、政策決定者が誤った時に、その誤りの防ぎ、誤った者を罰する力を市民が
保持しているか否かにあると思うよ。
どうよ?
159名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/19 23:06 ID:lyyCZJX8
自国以外の人間なら、別にねおナチ党員でもマザーテレサでも誰でもいーんよ。
ようは政治家的英雄じゃなくて、効果的な政策能力を持っていれば
問題なしだよ。

あと、4人と言っているのは、基本的には4人の考えが一致することで政策決定するわけだけど
4人の人間ですら反対者出る政策はどこかに欠陥があるわけだし
今みたいな何百人もの人間の意見のスリあわせをしておかしくなるよりは
マシかと思っているんだけどね。
160名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/19 23:15 ID:a2hz6BML
ちょっとスケール下がるけど、
・消費税40%+炭素税、ただし食糧は配給
・消費税ゼロだが所得税、相続税で極悪累進課税
どちらが景気と社会の活性にはプラスだと思う?
161名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/19 23:49 ID:Y2Rmvvrc
消費税は生活必需品、単品1000円以下は無税。
単品
5000円まで3%
10000円まで5%
100000円まで7%
100000円以上10%
但し、自動車一台まで、家屋総面積(敷地+延べ床)150坪まで無税。
162seijian:02/01/20 07:48 ID:spr/YtAH
ーーーーー議員は事業を創案するーーーーーーー
途方もない債務から将来不安ー出口の見えない不況・・・なぜ日本
に巨額の債務ができるのでしょう・
今日の日経15面では、農道について取り上げています
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
北海道砂川市、昨年11月直径140mの巨大な円を描くループ橋が
完成した。雪でこの二ヶ月間車は殆ど通っていない、
現在は「通行止め」の看板が・
市側は「この場所を通る道が狭く危険なので新しい道が欲しい、
という要望が地元からあった」
近くに住む女性は「工事が始まって初めてここに道路ができると
知った、春になっても日常的に通ることはないでしょう」

来年度政府の予算案では広域農道などに863億、自治体の支出
分を含めた総事業費は1700億になる見通し・・・・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
公共事業は一般の建設費より7割り高くつくというのは公知の事実です。
とすれば、700億ばかりが、ゼネコン、議員、官僚などに何らかの形
で流れていくと考えられます。
バックマージン、3%が議員に流れるのは明治以来日本の政治世界の慣例、
政治家は慢性的な赤字体質ですから、バックマージンを得るために、不
要と分かっていても、どこかに公共事業を創案しなけ
ればやっていけません。

今後も間接政治の下で不要、無駄な道路、ダム、港湾、ホール、会館が次々造られていくことでしょう・・・・・・・
そして日本はデフォルトーハイバーインフレにーーーー
総ては間接政治一本という体制の欠陥によるものです
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
政治に関心の高い人は、関心のある議案の表決に電子的に参加し、議員
は信託票数を行使する直接間接並存政治こそがデモクラシーの基盤です
      http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
163跳ね馬:02/01/20 11:06 ID:+rMS+JlL
>>156
天皇に権威などない。
また、天皇の存在と貴方の論には関連性が内容に思われる。
164  :02/01/20 12:08 ID:???
あほ
165156:02/01/20 14:40 ID:3fHnIGlT
私は民主主義を維持し国家分裂を防ぐには何らかの権威が必要であり、皆が納得できるのは天皇しかいないと言っただけだ(今の日本は民主主義ですらない)
権威がなければ作り出せば良い、権威など教育と情報管理によっていくらでも作り出せる
ただ、皆が納得できるのはやはり伝統を持つ天皇の他にいない
アメリカは神と愛国心によって結束していたが近年はマルチカルチャリズムという危ない方向に向かいつつある
絶対神がいない日本で大統領制を行う(独裁制の利点を取り入れる)には絶対的神聖をおびた核が不可欠である
166名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/20 15:05 ID:???
>>165

マルチカルチャリズムが危ないかどうかは別にして文明が進めば
そっちに向かうのは自然の流れでしょ?
無理矢理収めようとすると今度はフラストレーションの原因にな
るだけだし。

で、権威を無理矢理作って教育を施すとして、それが効果出るの
に何年かかる?
それと明治時代ならまだしもこれだけ内外から情報入る世の中で
それやろうとしたら鎖国しかないよ。鎖国なんてしたらそれこそ
この国は1年もたないって
167名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/20 15:19 ID:???
>>165

国家分裂の定義をしてくれ。物理的に分かれるって意味?

それと天皇で100%国民が納得するってのも相当無理があるが
で、核は話が飛びすぎ
168反サヨ:02/01/20 15:33 ID:???
簡単に言うと、
「私欲のための行動が、国家全体の利益を損なわない状態」
これが最も理想的な形態である。
逆に言うと、
「私欲のために行動すると、国家全体の利益にもなる状態」
これが理想的である。
たとえば人というのは「懲役食らいたくない」という「私欲」のために、犯罪を犯さない。
人が私欲を追求して犯罪を犯さなくなった結果、国家全体としても秩序が保たれるので利益になる。
だから刑法は正しいと言える。

私欲と国家利益をいかに比例させるか。それが重要である。

この原則をもとに今の日本の問題点を挙げると、

・政治家は、国益のために仕事をしてもそれなりの報酬を得られない。
政治家の能力に応じて給料を大きく増減すべきである。今の固定給ではやる気がでないのは当然。
そうすれば、私欲追求と国家利益追求が比例する。

・犯罪を犯したほうが私欲にかなうということが多い。
たとえば経済犯罪。
リスクが小さすぎる。(捕まる可能性が低い・懲役年数も少ない)
そのせいで、私欲を追求した場合、犯罪を犯したほうが得であるという状況が多くなってしまう。
私欲と国家利益が比例していないということ。
その証拠に、いつまでたっても汚職などの経済犯罪は多発するわけだ。
汚職などの監視を厳しくし、多額の経済犯罪の最高刑を死刑にするなどして私欲と国家利益を比例させるべきだ。
169156:02/01/20 19:26 ID:/5LQ893k
>>166
文明が進めば価値観が多様化するという考えはあくまでたくさんある仮説の一つに過ぎない
貴方の考えの反例には「イラン革命」と「Fフクヤマ氏が唱えた"歴史の終わり"がこなかったこと」があげられる

そんなに多くはかからないだろう、おそらく30年程度だ
何も鎖国する必要はない、天皇の人間性を薄めれば良いだけだ、だからこそ京都の山奥で神事をやらせるのがベストである

>>167
国家分裂とは自国の利益よりも自分の利益を優先するものが大量発生し国家機能までもが麻痺する状態である
これは最も民主主義が進んだはずのアメリカで最も顕著であり、一部知識人が今まさに心配していることである
マルチカルチャリズムが進行しすぎたせいでアメリカの社会が分裂と混乱に向かい、アイデンティティの一大損失が起こるのが洞察力のある人間には明らかであるからだ
これはアラン・ブーム(アメリカンマインドの終焉)、サミュエル・ハンチントン(文明の衝突)、アーサー・シュレンジャー・Jr(アメリカの分裂)などが中心として運動を起こしている
人に人権を持たせてもキリスト教がある程度安定し、人々にモラルを与えている間は良かった、しかし、キリスト教の神をさえ否定するものが大量発生し、それらが自らの権威を認めよというのは非常によくない傾向である
これはマルチカルチャリズムとは関係ないが、湾岸戦争のときに石油メジャーがアメリカの国益よりも自社の利益を優先したのは有名な話である、こういうことが起こると国家としての形態さえ危うくなるのである
経済的に考えれば自由が一番良いのだろうが、政治的には自由が強調されすぎると非国民が大量発生するのである

天皇で国民は確かに完全には納得しないであろう、でも時間が経てばどうにでもなることである
絶対神に相当するもの(核)は民主主義に必ず必要である、なぜなら「一視同仁」でもって平等を達成する必要があるからだ
現に、非キリスト教圏で真の民主主義が行われている国などない
170名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/20 20:58 ID:vpkhzrDi
>>169
>現に、非キリスト教圏で真の民主主義が行われている国などない
共和制ローマをいかが考える?
アテーナイの直接民主制は?
特に、共和制ローマと初期の帝政ローマ(期限200年頃まで)の政治システム
は現在にも通じる実に実用的なシステムと思うが、いかが? そこに天皇に相当
する飾り物の権威などは存在しないが?
171名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/20 23:03 ID:74GZw2hg
多国籍企業の権力は将来、政治体制の代わりになりうるだろうか。
たとえば軍事力を企業が行使するケースが起きたら。
172ミギー:02/01/21 00:10 ID:miljT83V
政治的統治に権威が必要というのは常識ですね。
今の日本だと政治的権力を持たない天皇が権威のトップに
据えているから政治家がコロコロ変わっても社会的に安定
しているんじゃないですか。
あっ安定って内乱とか戦争とか国民の生命を脅かすレベル
の混乱が無いっている意味です。

とウェーバー流に私は解釈してます。
173名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 00:31 ID:???
政治的な安定に天皇が寄与してるのかね?

庶民にしてみれば天皇は日常生活の安定
どころか日ごろのゴシップにも寄与していないと思うが。

社会的な安定はあくまで庶民階級(下層、中産)が
なんとか凌いでいるから。
174ミギー:02/01/21 00:43 ID:miljT83V
意識できない集団心理レベルなんじゃないすか?
私も普段意識した事もないし、よくタイとか英国な
んかが引き合いに出されるようです。

作ろうとしてできるもんじゃないし、今あるんだし
政治的に利用出来るもんはしたほうが良いと思う。
民主主義ってどうしても政治的に不安定になるので
伝統的権威と密着した形態にするとうまくいくんだ
よー。

ちなみに私は天皇制推進者ではありません。過去の日本では江戸時代あたりが最も社会的に安定
してたなんて考えてます。
175名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 00:48 ID:???
>江戸時代あたりが
日本国内だけならね。

意識できないレベルだとなおさら利用が難しいと思うんだけど。
無理にしようとしたらそりゃあ、、、ねえ。
176166:02/01/21 01:00 ID:???
>>169

あのね・・・イランが文明的にすすんだ国の例を持ち出しても論になら
ないんだけど。先進国の話をもってマルチカルチャリズムが自然の
流れって論を批判するならまだしも。
でだ。マルチカルチャリズムの方向に行く際には当然紆余曲折がある
訳。ま、歴史なんて紆余曲折の繰り返しなんだけど。ただ、全体とし
てその方向に進む事はマーケティングの世界でも確立されている論。
(大衆から分衆へ:電通総研)であって一部じゃないよ。

では、イギリスなんかはどうだろう?王政廃止論すら渦巻いている。
王がいながらマルチカルチャリズムは浸透しまくってるではないか。
つまり、貴方が出した反例は先進国と発展途上国の差で片付ける事
ができるわけ。
177名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 01:03 ID:???
>>174
エタ・非人がいたから、安定したのか?

178166:02/01/21 01:11 ID:???
>>169

それから後段だけど、それを証明するには国家が完全に善な存在である
って事を証明しなきゃならんよね。

>でも時間が経てばどうにでもなることである

こりゃ無責任すぎんか?それと時間経てば大衆はより細分化されるだけ
なんだが。日本の文明レベルが江戸時代にまで落ちれば可能性が無い事
もないが。

>現に、非キリスト教圏で真の民主主義が行われている国などない

民主主義が完全に成り立つためには個人主義の保障が不可欠だって
のは分かるよね?それと市民がある程度の判断能力を備えられる教
養レベルがあるか否か。
その条件を真っ当するためには国の経済レベルってのも無視できん
訳。そうすると、キリスト教文化圏のみがたまたま対象になるんで、
別にキリスト教文化圏じゃないとできないという証明にはならない。

大体、信仰者数の一番多い宗教なんだから偶然の発生率はとことん
高いでしょ?


179名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 01:14 ID:???
>>176 訂正レス

>イランが文明的にすすんだ国の例を持ち出しても

イランのように文明が進んでいない国の例を持ち出しても

に訂正です。スマソ
180名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 01:21 ID:???
>>174

はたして安定が善なのか?という問題に触れてないよね?意識的?
極論だけど、圧政を行う国家の安定は果たして善なのか?
この場合、善といえる人は少ないのではないか?この辺も考察して
いただきたい。
これが証明できなければ安定が全て良い物とは言い切れない。
181名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 01:26 ID:???
>>174

それとあなたの論だと過程安定だけにしか触れてないので結果安定
についても触れていただきたい
182ミギー:02/01/21 02:49 ID:miljT83V
>180
善悪では無く生存効率(造語ですけど)で判断してます。出生率み
たいな科学技術による格差は無視してね。

善悪を決定するのは社会ですね。社会は試行錯誤を繰り返し善悪を
取捨選択して行きます。つまり文化形態の違いは善悪の差異を生み
出す事があります。異なるコミュニティの価値観で他のコミュニテ
ィ内に生きる人の価値判断は大変困難です。極論すると集団自殺し
てしまうような文化をもった人達もいるんでしょうが、私は最低限
日々よく生きるための努力が可能な生存をベースにしてます。

さて圧政というのは現代社会から比較した概念になります。
オルテガ辺り読むとでてくると思いますが、階級社会は上の階級に
なればなるほど責任と義務が発生し辛いものなんですね。逆に最下
層の構成員は社会的与えられる責務は少なく日々のん気に暮らせま
したなあんて事もあります。

圧政は前述の権威と関連するので、ついでに書いときますが、権威
から発生する権力の場合人々は圧政と感じないんですよ。
183名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 03:01 ID:???
>>182

>善悪を決定するのは社会ですね。社会は試行錯誤を繰り返し善悪を
>取捨選択して行きます。

ここは納得です。ただ、その論と政治的安定の是が繋がらない。

>つまり文化形態の違いは善悪の差異を生み出す事があります。

というか、これは歴史の流れとして捉えるべきではないでしょうか?
文化を人々の営み全般と考えるなら、文明国家で差異がないというの
は不可能であり、ベクトルを差異のない方向に無理矢理持っていくな
ら市民のフラストレーションが増大するだけです。

で、権威ですが、その権威を誰が認識するか?という問題が出てきま
す。権威を感じるのが個々の人間(受け手)である以上、その選択基
準は各個人バラバラであると考えるべきであり、圧政と感じないとい
う論は無理があると考えます。


184九条禰宜:02/01/21 03:12 ID:???
>>177
> エタ・非人がいたから、安定したのか?

幕府による見せしめとしての被差別階層の存在が、
一揆に宗教的な後ろ盾を与えることに歯止めをかけた
という側面は否定できないと思いますよ。
徳川幕府の身分政策は、一向一揆のトラウマを母胎として
生まれたようなものですから。
185seijian:02/01/21 06:14 ID:CUxwruAq
長文お許しを・・・議員の中にも構造的な欠陥に気付いておられる方もおら
れるようです。、今日の某議員のMLを転載させて頂きます
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
前半省略・・・・・・
終身雇用に慣れている日本人のメンタリティーでは、なかなか「就職」しよ
うと思うような「業界」ではないと思います。このように、「政治家とカネ
」の問題は、「秘書」という「人」の問題に帰着されます。私たち議員は、
国会議員であれ自治体(地方)議員であれ、良い人との出会いがあるかどう
かが、政治活動を左右します。
◇ 国民の参加という構造的な問題
しかし、国民の大多数をしめる中間層は、政治に参加する必要を生活の中に
感じていないのだと思います。例えば、ボランティアで政治に参加すること
でも、「損なこと」「変わった人がやること」と位置づけられていると思い
ます。その結果、政治の世界には、人材が集まりにくく、利権政治以外の政
治勢力がなかなか育たないことになってしまっています。政治家とカネとい
う問題は、根本には、広く国民が政治に参加していないという構造的な問題
に原因があるのだと思います。しかし、個人が政治家に個人献金をしようと思っても、それだけ魅力があると思えるような政治家はいないので、個人が
サイフのひもをゆるめることはなかなか難しい。このような構造的な問題を
解決するには、時間と継続的な努力が必要だと思っています。自分の軸足で
ある信条を曲げずに、自分を磨いていくこと。その結果が、将来的に個人献
金を集めていけるような魅力的な政治家となり、個人献金の文化も作ってい
けるのだと思います。私は、自分に期待されていることはそういうことだと
認識しながら、あきらめずに気持ちを長く持ってやっていこうと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
問題は人ではなく、システムにあるのです、間接一本のままでは永久に
国民の意思は議員の価値観と損得で咀嚼されます。しかも、小泉支持の人々
でも靖国は反対の人が過半であったという不条理は解決できません。少数が
権力を握ること・・これが問題なのですあきらめずに修正をくり返すことで
次第によくなるという考え方では船は沈んでしまうことでしょう http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/
186跳ね馬:02/01/21 10:29 ID:yEJ5V454
>>172
>政治的統治に権威が必要というのは常識ですね。
どこの常識でしょう?
また、天皇のどこに権威がありますか?
187156:02/01/21 19:35 ID:r+Euee32
>>170
民主主義は続かなくては意味がない
ローマはシーザーによって殺され、アテネは僭主に翻弄され衆愚制に陥った
私が言う民主主義とは「滅びない民主主義、永続する可能性を秘めた民主主義」である
基盤がないところに独裁制を取り入れたために両国の政体は結果として変化したのである
現にアメリカ以前は「民主主義」とは「衆愚制」の同義語であった
>>176
私はアメリカ的志向(価値観の多様化)が必ずしも世界的な自然な流れではないと言ったのです
イギリスにはプロテスタントが根付いているので特に王がいなくなっても問題ないと思う
イギルスでおこっているのは経済的なアメリカニズムであり、移民の人権を配慮しようなどという運動は国家分裂というほどはおこっていない

別に完全に洗脳しなくても天皇への尊敬と愛国心を植え付けるだけなら可能なはずだ
現にアメリカでは圧倒的な愛国心の強制がおこなわれている
単一民族国家ならより簡単である
早期の資本主義国(要するに現在カネ持ってる国)がたまたまキリスト教なのではなく、キリスト教(特にプロテスタント)だからこそ資本主義が生まれたのである
(詳しくは小室直樹氏の著作を)
188名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 19:52 ID:???
>>187

悪いけど答えになってないです。
宗教依存度と文明の発達度の関係は無視できない。先進国であれば
あるほど、葬式宗教になっている傾向は顕著であり、その傾向は日
本であろうがアメリカであろうがイギリスであろうが同じです。
そこで経済力の概念を考慮してマルチカルチャリズムの傾向を出し
たんですけど、発展途上国でかつ宗教依存度の高いイランの例を持
ち出されても、最初の条件が違うのですから、先進国とは対比のし
ようがないことはお分かりだと思います。

それから申し訳ないけど僕にとっては小林直樹って人はそんなに説
得力のある人じゃないです。どちらかっていうとオカルトの論理を
振りかざしている印象で。
で、先進国においてあなたの定義する国家分裂って危険かな?最終的には民
の欲する方向に行くわけだから幸福感は享受できるはずだけど。

>たまたまキリスト教なのではなく、キリスト教(特にプロテスタント)だからこそ資本主義が生まれたのである

なんで??ちょっと説明して。理由なく否定されて納得せーってのは無理

189名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 20:00 ID:???
>188
プロテスタント=働くことが善ってだからじゃないの
日本でも勤労倫理なら、石田梅岩が大きく寄与してるけど。
190名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 20:08 ID:???
>>189

働く=善の概念なら日本でも広く定着しているわけですから、156氏
が仰せのキリスト教だから「こそ」資本主義がうまくいくという概念
は否定されることになりますが
191名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 20:22 ID:???
>>187

>可能なはずだ

これも無責任な回答ですね。可能なはずという答えだけなら何にで
も使えます。それこそ共産主義も可能なはずで答えられますし、地
球連邦政府も可能なはずで答えられます。
その根拠を聞いているんですが。
192名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 20:37 ID:???
>現にアメリカでは圧倒的な愛国心の強制がおこなわれている

一々否定して申し訳ないですが、連邦最高裁の判例では国家を非難
する事も憲法で保障される自由の中の一つであるとして国旗法が違
憲であるとの判断が出ましたが。
193ミギー:02/01/21 21:30 ID:miljT83V
>183 >186
うーん、ちょっと困った。まず「安定は善か?」と聞かれましたから、社会シ
テムを固有の倫理道徳観念で判断すること自体無意味ってなことを言いたかっ
たんです。つまり社会構成要件を善悪を離れ一般化しようとすると私の場合は
最低限生存を維持させる為安定が必要だと。

権威について質問を受けておりますので解説します。
統治は権威によるものでなければならないと言ったのはウェーバーですね。
彼は認められる統治の形態を3つに類型化します。合法的統治、伝統的統治、
カリスマ的統治です。ちなみに彼は伝統的統治の形態を選択し政治活動を行い
ます。全ての統治形態がなんらかの権威によって支配を実施します。
支配と書くとなんかイヤーな気がしますが政治って支配と統治なのよん。

ちょっと分かりやすくします。政治的権威ってなんでしょう?
私は権威とはコミュニティの構成員の全部とはいいませんが最大多数の人間
が「その」正当性を認めたとき権威が発生すると考えます。
つまり合法的(民主的)、伝統的(天皇)、カリスマ(ムッソリーニ、ヒットラーでも問題ありません)の存在に対し正当性があれば権威が発生し大多数
ではなく全体がその指示に従う訳です。
権威より生み出される権力に人々は従順です。問題は社会システム上権威の
無くなった統治システムですね。権力だけ残存します。権威の無い権力こそ
最悪の政治状態で、人々が従わなくなるので逆に権力を強化したりします。
んで、内乱、革命です。内乱、革命のもたらす社会の混乱たらあなた戦争の
比じゃないです。
今日はおしまい。
194名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 21:35 ID:ClIAjIjG
>>187
どんな政体であれ永続するなどと言うことはあり得ない。
そもそも前提が無意味だ。
195名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 21:47 ID:???
>>193さん

そうすると、王権神授説で君臨していたフランスの王などは一応
神から授かった権威のバックがあるにもかかわらず革命を受けて
いる。
それを考えれば権威に対して従順になるというよりは、何らかの
物理的力でもって従わざるを得なくなる。もしくは本人に魅力(容
姿だけではなく、その政策、内面等なんでもいいんですが)が受
け手に何らかの影響を与えると考えた方が自然だと思います。

民主主義の利点は騙されたと思えば何年かに一回紙によってリセ
ットができること。これにつきます。
一固体の永続的な権威が果たして必要でしょうか?
196名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 21:50 ID:MWbLl0+P
働くこと自体に意味を見出すのはプロテスタントだけだからでしょ、たぶん
小室直樹、予定説と宗教的勤勉(日本では天皇教と二ノ宮尊徳)が資本主義を生み出すとか書いてたよ、そういえば
>ID???
ちょっと187は右翼共和派にでも入った方が良いんじゃない?ちなみに右翼の最大学派
天皇を政治に利用するな〜!共和制で行こう!、っていう結論は同じだよ、詳しくは知らんけど
197名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 21:52 ID:MWbLl0+P
権威が衰えるから権力がいる、なかなか深い言葉だ
198名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 21:53 ID:???
>>195

自己レスです

かなりまとまってない文でごめんなさい。要するにどんな権威も受け手が
決める類のものであって上から押さえ付けられる権威は永続しないという
ばかりか、不可能であるという意味です。
199名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/22 22:56 ID:WidPmgRQ
権威は果たして必要だろうか?
絶対的な恐怖だけでは支配できないのだろうか。
昔ならともかく、今なら暴力団を強大にしたような組織が
監視網を張り巡らせ、組織の悪口を言ったり・・・どんなささいな
理由でも家族ごと虐殺して公共の場に放置して「全員を人質に取る」
事は不可能ではないはず。
200ミギー:02/01/22 22:58 ID:XD/VS/LJ
>195
私と同じ結論になってますよ。
革命が起きるのは権威が薄れ(人民が従わなくなった状態)権力を強化して
人民が反感を感じたからですね。王権当初、人民は自ら従っていたと思いま
せんか?

権威は失いやすいものなんです。統治は権威だけではなく教育やシステムで
実施されますが、最もうまくいったものが「安定」を勝ち得ます。
だから最初に江戸時代と書いたわけです。
江戸時代やーめた。次いきまーす。
201ミギー:02/01/22 23:02 ID:XD/VS/LJ
>199
同じ状況をジョージ・オーウェルって言う人が「1984年」という
本で書いてますので読んでください。面白いよ。
202ミギー:02/01/22 23:18 ID:XD/VS/LJ
29年恐慌、所謂世界恐慌ですが、こんな挿絵をみたことがあります。
ドイツ人が一斤のパンを買いに行くのにリアカーいっぱいの札束を運
ぶ絵です。第一次世界大戦で「全ての領土を売り払っても払いきれな
い」と言われる賠償金額を請求されたドイツに世界恐慌が訪れ経済は
完全に破綻します。

一人の政治家が新しい政治理論を引っさげ、この国を世界でもトップレベルの国へ押し上げたとしたらどうでしょう?
もちろん民主主義政権下での出来事です。国民の圧倒的支持を得られな
いでしょうか? 

私思うんですけど100年後に20世紀最強の政治家ランキングとか、
やったらヒトラーってベストテンに入るんじゃないすかねえ。
203199:02/01/23 23:02 ID:nZZBqq1I
>201
全部ではないが読んだことはあります。
あれでは今の朝鮮主体主義君主国のように
言論統制を通じてビッグ・ブラザーを
権威つけしようとしていたと覚えています。

そういうのが一切なく、純粋に「何か言ったら殺される」
恐怖だけで支配することは、今の技術では可能だと
思うのですが・・・僕が恐れているのが、ロシアなどでマフィアが
KGBの「密告警察国家システム」を吸収していないかです。
204名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/24 00:03 ID:uF3iMjL2
存在と為安定関連性が内容に社会構成要件論には正当性を関連性が構成内容に思われる
205名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/24 00:15 ID:???
そもそも権威の意味がわかんねーよ。
権威って結局は事実上、権力があるようなものだろ。

たとえば、天皇が右翼に命令して動かすこともできるだろうし。
やろうと思えば名誉監督のナガシマが原をピエロにできる。
206名無しかましてよかですか?:02/01/24 00:34 ID:???
権威とは、信用に基づいて人を動かす力じゃないかな?
信用を失った権力には権威が存在しない。その結果権力は生きながらえる
ために暴力を必要とする。
207んじゃも一回<ミギー:02/01/24 01:15 ID:RmhpJJev
大雑把にいうと全ての統治形態の基本は民主主義なんです。
大部分の国民の信頼なくして国家という集団は維持できません。

昔共産党なんかが民主集中制(だっけか)といって独裁政権を
民主主義だっていってやってたけど基本は同じですね。
例えば独裁者が軍隊だけ完璧に掌握してたとするじゃないです
か、でも軍人も国民なんですよ独裁者がもっている権威が崩壊
したら政権も崩壊します。だって、その独裁者が変なことをし
て信じられなくなったら(権威が薄れたら)従う気なくすでし
ょ、誰の目にも明らかに変だつうことになったら軍人だって大
部分家族や友人がいるし普段の生活があるので反抗しますよ。
全ての人間にいえるんですけど普通の人間って反道徳的行為を
嫌うんです。ちょっと分かりにくいかなあー。

民主主義、つまり合法的統治っていうのは法律によって支配者
を決める事でしょ。国民の大部分がその法律を正しいものだと
いう共通認識が確立していればシステムだけは生き残らせる事
が可能な訳ですよ。あーまた切れちゃうなーこれ
んで、なんで民主主義が駄目かと言うと、つうか別に悪いとい
う訳でもないんですが世代に渡って知識を集積しにくいし政治
決定を間違える可能性が高いんすね、ってプラトンがいってま
した。
208名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/24 01:20 ID:+logX/MU
つーか、動物農場はソ連のパロなんだが、ナチスというのも、ほぼ同じ経緯を辿ってるんだよな。
ナチスにも、いちいち該当するブタがいるんだよ(苦笑
209名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/24 11:58 ID:???
全ての独裁者は民衆の支持を必要とし、その意味では民主的な面がある、
というのは分かっています。

僕がイメージしているのは、むしろそういう・・・人間による人間の政治を
超えた、悪夢物語的なものです。それはもう「政治形態」じゃないですね。

小説のあらすじ風に表現しますと、ある日突然一切のアピールなく
議員が全員そろった国会議事堂が毒ガスで全滅します。
そして、それを「捜査」しようとした生き残りの政治家、官僚も
いつのまにかに家族ごと残虐に殺害され、駅前に放置されます。
政府機能は麻痺・・・なにかしようとしたら家族ごと虐殺・・・し、
干渉しようとした外国の政府やマスコミも同様に「何かしようとした
者は家族ごと虐殺、公共の場に放置」という報復が待っています。
初めは「自由のための聖戦」を大統領と副大統領が虐殺されても
決行しようとしたアメリカも、なぜか突然沈黙しました。
大都市を核攻撃するという脅しがあったからとも、軍産複合体など
大企業組織が懐柔されたからとも言われています。
その後の、当該国以外の国は「それにだけは触れない」というルールで
今まで通りにやっています。
210名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/24 20:49 ID:???
そして、不思議な安定が訪れました。政府は存在せず、税金も警察も
ありません。失業者、貧困者は物乞いと、人々の自発的な相互扶助組織で
何とか生きています。公共事業はありませんが、教育などは一種の塾で
なんとかなっているようです。ただ、教育でもいつのまにか自由、民主主義
という言葉は禁忌になり、道徳ではなく現実として「みんなの命は名前のない
あの方の意志次第」と教わり、そして知識だけを自発的に学んでいます。
ただし、歴史などではある日天皇を持ち上げた教授が殺され、次の日には
それに勇気づけられて自由を酒の席で語った教師が殺されたため、誰も何も言いません。
恐る恐る事実だけを研究しています。
誰一人「自分たちを治めているのは誰か」「何が法なのか」は問いません。

その暗殺者&秘密警察と思われる集団は決して「自分たちは誰か」を
誰にも明かしません。テレビにも出ませんし外交もありません。
ただ一つの法は「彼らの意に逆らえば家族ごと虐殺、公共の場に放置」です。
一応それまでの法で犯罪を犯した者もそうなるようです。警察が
崩壊してから、店頭で試しに商品を奪ったものはその場でどこからか
狙撃され、その夜のうちにその家族も虐殺されましたから。

そして、「暗黙の掟」は毎日のように変わるようです。それも
公開されることなく。なんとなく皆の間で「今週は電柱の前を通るときは
右手を上げないといけないみたいだね」「今日はさ行の三番目は使っちゃ
いけないみたいだよ」などと伝わっていくようですが、それがどうあれ
毎日駅前ロータリーには誰も手をつけない死体の山が加わっています。

これは「一切権威がなく、純粋に暴力と恐怖だけ」の政治と言えるでしょう。
その恐怖と暴力も、皆が確実な処刑を信じている限り権威になるのでしょうか?
211ミギー:02/01/25 00:37 ID:NgKFgIyW
>209,210
大部分民衆の意思に反する統治は必ず崩壊するということが私が歴史から
学び取った事です。1984年的統治は支配者が人間である限り長続きし
ません。

もう一度説明しますね。対象の正当性を信じることで権威が発生します。
正当性とは普遍的なものではありません。そのコミュニティが時間を経て
集積されたルールが答えを導き出すんですね。
例えば古代ギリシャのスパルタという国がありました。この国は戦闘的な
国家で虚弱児が生まれると殺す事を倫理的に正しい行為としてたんですね。
つまり、固有の文化によって感じ取る正当性が異なるわけですから、その
人々が死んでゆく事になんらかの正当性をもたせ被支配者が納得していれ
ば権威として問題はありません。ただ、その社会どうやっても整合性が保
てないでしょ。「文化」って一人で考えて作れるものではありませんよ。
212名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/25 01:22 ID:???
「民衆の意思に反する統治は必ず崩壊する」というのは
支配者は被支配者に依存しているという前提がある。
>>209-210の妄想がその前提に依存しないのならば、
恐怖政治は永続するだろう(w

その場合恐怖政治を永続させる理由が必要になるのだが。
213名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/25 03:57 ID:???
>>212
民意と政治の間に完全な断絶は無いだろう、恐怖政治といえども。
支配者と被支配者の間にいっさいの交渉がない場合は、それは統治ではない。
飼育だ(w
214ミギー:02/01/25 16:32 ID:NgKFgIyW
あっ飼育か、この単語ひねり出せなかった・・・・
215名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/25 22:45 ID:1PMuZqI8
1984って、最後に政権が崩壊して終わったんだっけ?
216名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/25 22:46 ID:p/gGJG1/
新刊書籍「共産主義黒書」のことが朝日新聞
の本の紹介欄に載っていたので下に記します。

-------------------------------------------
 朝日新聞2002年1月20日(日)読書欄(12頁)書評
-------------------------------------------
「共産主義黒書(犯罪・テロル・抑圧) ソ連篇」
S・クルトワほか著
なぜナチズムは断罪され、共産主義はされないのか。
刺激的な問いが帯に躍る本書の著者は、フランスの歴
史学者。隠ぺいされた暴力の本質を、ようやく公開さ
れ始めた公文書から分析した。何ものもタブーとせず、
死者の記憶に敬意を払うこと。それが「倫理的義務」
だという真摯な姿勢が心に響く。外川継男訳。
(恵雅堂出版・3000円)
217名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/26 14:13 ID:???
暴力だけの支配なんて、「ドラゴンボール」か「グラップラー刃牙」のキャラ並の
戦闘力がないとムリ。
218名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/26 16:43 ID:YSbrqP+L
「JoJo」のマフィア編では「ボスは誰か」を基本的に
誰も知らない支配があった。
あ、でも組織には権威があって、みんなはそれに忠誠を
誓っていたか。
219名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/26 17:30 ID:???
・・・・・・・カイザー・ソゼ・・・・・・・・・・・・・
220名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/26 23:36 ID:0hLdWfML
結局、最後の戦闘力っていくつだろ?
途中でキルに変わったような
221名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/26 23:40 ID:???
最近ドラゴンボールの単行本って、品薄みたいだね
222ミギー:02/01/27 21:10 ID:H/CRt5+v
私は先日全巻そろえました>ドラゴンボール
223名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/27 22:35 ID:7b6LnZ3w
>>219
よく知ってるな、それ
224名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/28 23:11 ID:hBLzrThN
国民のほとんどが読み書きでき、男子のみとはいえ
普通選挙法ができた日本がなぜ戦争への道を突っ走ったのだろう。
教育さえすればいいというのは間違いでは?
何が足りなかったのだろうか。
225名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 01:36 ID:AaF8kVlU
陛下への愛だ。
226まんぼう:02/01/29 01:56 ID:???
>>224
普通選挙制がやばかったとの説もあり
227名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 02:21 ID:aHu+wU66
最高の政治形態は、ローマ法王様によるテオクラシーに決まってます。
おヴァカな天皇なんかとは頭の出来も違いますし。

* ローマ法王は、有名大学で哲学とか神学とかの博士号をいくつか持っているレベルでないとなれない
228seijian:02/01/29 08:28 ID:VGxabQgz
腐れ縁

英国では議員と官僚の接触を禁止されているとのこと、米国は議会と行政が簡単に行き来しないように距離を設けて立地、

議員と官僚は腐れ縁の関係にあることはいずこも同じなのです。

我が国は官僚が議員会館にいない時間はないでしょう

用がなくても、懇親を深める、行政に不利な研究が始まっていないか・・・一方、議員も地盤の企業の願いを行政につなぐには心安い関係であるほうがいいのは当然・・・・そこで両者が引かれ合うことになるのは当然です。

鈴木議員と官僚の関係・・・殆どの議員はこの問題はできればウヤムヤで収めたいことでしょう

議員会館に官僚が出入り禁止という提案は随分以前にありましたが・・・・
***********************************************************
政治に関心の高い人は選挙権を返上して間接政治体制から離脱して直接
参政権を得、関心のある議案の表決に電子的に参加し、議員は信託を受
けている得票数を行使する直接間接並存政治こそが環境と福利、経済等
を改善するでしょう。
http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/
*************************************************************
229跳ね馬:02/01/29 08:48 ID:uZYVRs0S
権力に対する牽制として市民に利益をもたらすことが無くなった(場合に
よっては市民に害を及ぼす)政府に対し、合法的且つ平和的に革命権を行
使する事で国家運営の健全性を維持することを担保する共和制が現時点で
最も優れた政治形態かと。
230名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 09:25 ID:ZlsQ7oTP
今の日本。
231名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 13:23 ID:???
革命の結果が貧困と飢餓をもたらすことは、よくある。
可塑性柔軟性のある政治形態はとても良いとは思うがね。
232名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 16:52 ID:CAT49N6o
確かに、テオクラシーが良いかもね。
天皇は、敗戦直後にマッカーサーに対して皇室のキリスト教への回心の意思を打診したしね。
233跳ね馬:02/01/29 17:00 ID:uZYVRs0S
テオクラシーの利点は?
234名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 17:25 ID:+k8DmNrg
>>233
おれが代弁します。

1 どっかの世襲君主と違って、哲人でもある教皇による哲人政治
2 しかも、その哲人が神の啓示を受けるので(?)、さらに君主政治と比べて間違いが少ない
3 民主政の横暴を防げる

これくらいしかわからん。詳しい人書いてやって。
235跳ね馬:02/01/29 17:48 ID:uZYVRs0S
>>234
では私もいくつか挙げましょう。
悪名高い(私は結構好きなキャラクターですけど)チェーザレ・ボルジア
の父であり、彼を教皇の座につけるために横暴の限りを尽くしたと言われ
るアレッサンドロ6世、さらにアレッサンドロ6世の死後すぐにチェーザ
レを逮捕・幽閉したジュリオ2世。
彼らを引き合いに出すまでもなく繰り広げられる後継者争いとその附属物
としての恣意的な人事。
免罪符の発売と教会の堕落。
「神の名において」という思い上がりが生み出す罪悪感無き背徳と傲慢。
ルネッサンスにおいて教会の呪縛から解き放たれた「人間性回復」。
さて、神権政治の利点は、キリスト教の歴史上の汚点の数々を上回りま
すかな?
236名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 18:20 ID:yx8FNvmv
>>235
何百年前のカトリックのやったことを、今カトリックがやるとは思われないけど。
カトリック保守派の人に言わせれば、民主政が神権政治よりも優れていると証明することは不可能とか。
宗教板でそう吼えてた人がいた(確かに誰も論破できなかったようだが)

おれはもちろん神権政治を支持するわけではないけどね。
237名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 18:24 ID:???

跳ね馬さんは、むかしのキリスト教の汚点を責めているようですが、それは当時合法だったので責めることは出来ないのでは?
少なくとも、旧日本軍の所業よりかは違法性は低いことは間違いありません。

私は天皇などの戦争責任を出来るだけ認めない考えなので。。

238跳ね馬:02/01/29 18:30 ID:uZYVRs0S
>>236
んなこたない。
人間の歴史なんぞ蚊取り線香みたいなもので、規模の大きさを除いて
行動原理を見てみるとびっくりするほど同じ所をぐるぐる回ってる。
テオクラシーの問題点は、神という神聖不可侵(自称)の存在を設定
し、全体をその支配下に置くことでその代行者たる実質の支配者の恣
意的な判断と行動に正当性を与えてしまうことにある。しかも、その
責任者たる神は実存でなく且つあらゆる批判を受け付けない偶像であ
るため権力に対してブレーキがつけられない。
これらの特徴は、テオクラシーという形態が内蔵している欠陥である
ためそれを克服する為にはテオクラシー自体を否定するしかない。
事実、フランスの王権神授説に基づく王政を打破した共和制フランスが
厳格な政教分離を行ったことを考えれば説明が付く。
人間というのは猿が木の枝で同胞をどつき殺し、火を扱い獣から身を守る
ようになった頃から、手先の技術の他は何も進化していないよ。
今の人間にも、道具と環境(テオクラシー)を与えれば中世と同じことを
拡大再生産するだけだね。
239跳ね馬:02/01/29 18:37 ID:uZYVRs0S
>>237
聖書の教えに反しますがね。盛大に。
実際、アレッサンドロ6世がチェーザレ・ボルジアを枢機卿に指名
したことは教会内部でも驚きと非難をもって迎えられたのです。
そして、教皇の権力の前にそれを表立って批判できなかった。
まさにテオクラシーの弊害でしょう。

そして、同時代であっても、例えばルターら宗教改革者、文芸からは
フィレンツェのルネッサンス。これらは教会批判抜きには考えられま
せん。
240名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 18:46 ID:???
>239

聖書の教えとは具体的にどこですか?聖書の章節と、それに対する(当時の)カトリックの教義を引用しないと何ら説得力はないと思います。
アレッサンドロ6世の件ですが、違法ではないですよね。
そもそも、教皇が世襲ではいけないとは聖書のどこにも書いていないと思います。
あなたは日本の寺社の子弟が世襲であることには批判をしますか?

241跳ね馬:02/01/29 19:04 ID:uZYVRs0S
手元に聖書がないので何節かは覚えてませんが、まず有名な一節
「汝人を殺す無かれ」
当時の解釈としては異教徒は人ではなかったと言うなら分かりますが、
「毒殺王チェーザレ」ですからねえ。
さらに当時の教義として、法皇が世襲であることは禁じられてますよ。
というか、法皇に子があることが認められていないと言うのが正確で
すかね。法皇は未婚ですから、子がいないんです。それで(けったいな
解釈ですが)実際には子がいるわけですがそれは全て庶世児とするわけ
です。
242名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 19:06 ID:aEBe3kCB
>>240
それと「聖書に帰れ」といった宗教改革者ルターの言葉をどう読みますかね?
243名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 19:20 ID:???
240

おれはカトリックじゃないっすけど。
>241
カトリック司祭が妻帯を認められなくなったのは、カトリック改革以降の話では?
少なくとも、中世では教義上妻帯は問題なかったと何かの本で読みました。
更に、仮に認められなかったとしても、あなたの言ってることは神権政治と何ら関係ないのでは?
それくらいの危険なら、その政治形態でもありえることのように思えます。

>240
逆に、「聖書のみ」を標榜するルター派は、聖書が成立する前にはキリスト教がなかったことになりません?
だから、ルター派などは使徒継承がない、と批判されてますね。
伝承を否定してますし。キリスト教というよりルター教では、とか言われちゃいました。

カトリック批判するなら、フィリオ・クエ問題とかまじめに考えないと、単なる「人」に対する非難になってしまいます。
それでは教皇による神権政治を指示する人を論破することは不可能だと思います。
244跳ね馬:02/01/29 19:26 ID:aEBe3kCB
中途半端な知識しかないんで、恥をかくまえに引いときましょ。
なるほど、ごもっともだ。

別にカトリック批判をする気は無いんだけどね。
政治に神権を持ち込むことの危険性を言いたいだけで。

で、フィリオ・クエ問題ってなんです?
245跳ね馬:02/01/29 19:31 ID:uZYVRs0S
文字通りに取れば「子から」?
246名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 20:38 ID:???
マルクス主義もテオクラシーの一種と考えてもいいかもね。
神の替わりに反駁をゆるさない科学が君臨して、いつの間にか人民を地獄へ誘う。
247名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 20:48 ID:T2a4A8za
ちゃんと質問に答えてあげよう。

最高の政治形態は、全体主義による独裁である。
全員が同じ意識のもと団結し、その意識を独裁者が速やかに実行する
これが究極にして理想の政治形態である。

前世紀には、この体制が中途半端に現れいろいろ物議をかもしたが
今世紀にはこの完成された姿が見れると思う。よかったなぁ。
248名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 20:56 ID:???
全員が同じ意識のもと団結し

っていいますけど、一体どうやってそのようなことが可能なのですか?(笑)
249名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 21:03 ID:T2a4A8za
政治は決して、市民や人民をどこかに誘ったりはしない。
250名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 21:10 ID:T2a4A8za
全員が同じ意識を持つことは珍しくない。

同じ様な恐怖に駆られる、同じ様な欲望を持つ。
それらは、教養によって維持される一般常識から来るかもしれない
進んだ教育により、同調意識が拡大すれば

簡単に全体主義に移行できる、素晴らしい完璧な世界へ...
251名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 21:13 ID:???
>>248
洗脳やロボトミー手術。
>>249
まじめな人だな、同じ理由で春風や陽気も人を誘ったりしないんだろ(w
252名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 21:53 ID:???
>跳ね馬さん
はい、そのとおりです。語学に堪能なのですね。
三位一体論に関係して、聖霊がイエス・キリスト(子)からも発出するかどうかにたいする論議です。
この点、カトリックはオーソドクス(正教会)などから痛烈に批判されています。

私にとって、ローマ教皇による神権政治を、日本においてマジで支持する人を、最近始めて目にしましたのでちょっとびっくりしています。
かなり優秀にみえる方でした。
253ミギー:02/01/29 22:24 ID:KKnB0uDv
>>247
継続性を無視すれば正しい。
億や数千万単位人間を効率的に統治するにはルールではなくカリスマが
必要となります。でも残念ながらカリスマは世襲できません。
254名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 23:22 ID:/xFcsvM4
>>253
とすると、やっぱりローマ法王様のテオクラシーしかないですよね!!
世襲じゃないし!
255名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/29 23:38 ID:LtZn5uGB
テオクラシーを否定する理由・・・「魔女裁判」「十字軍」
この二つだけで充分だと思う。
詳しくは「キリスト教の悲惨」を読めばいい。
256跳ね馬:02/01/30 00:01 ID:doAycihz
>>252
なるほど。三位一体に関して精霊の由来に関する説ですか。
ここら辺の神学は私の半端な知識ではどうにもならなそうなので口出しは
やめときましょう(w
カトリック批判、ルターの話は神学的内容と言うよりも、教会の堕落とそれの
対抗勢力として例示したにすぎません。
神聖不可侵の偶像(=この場合、神)を戴く権力は堕落した場合内部からの自浄力
を期待できず、従って組織の健全性を保つには外部からの圧力(=この場合ルター)
が必要であり、それを政治に援用することは危険であるということです。
257名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/30 01:40 ID:n7uR8q6O
考える力のある人々が全体主義や共産主義に惹かれる様に
考える力の衰えた人々が信仰を拠り所にするのは
ごく自然なことだ。

したがって昔から宗教と政治は1つであったといえるし
その有効性は現在でも失われてはいない。

しかし、最高を論じるならどの宗派かではなく
宗教のなにが効果的であるかを分析すべきであろう。
258名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/30 01:49 ID:???
>考える力の衰えた人々が信仰を拠り所にするのは
>ごく自然なことだ。

おれも無宗教(無神論ではないが)が。。
信仰を持つ(拠り所にする)人が考える力が劣ってるって、本気で思ってんの?
ものを知らんとしか言いようがないな。
あんた、中学生か高校生だろ?
259名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/30 02:24 ID:???
テオクラシーにせよ共産主義にせよ、不健全な形態の権力構造は
同じ臭いで腐っていく。人は、その形態の最悪の形で政治を行うことしか
できないという性悪説の観点から構築されたシステムのほうが健全かもね。
260名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/30 02:30 ID:simkngKw

やっぱこれからの時代は、不文法の時代でしょ。

王、貴族、神官、僧侶、などが世の中を治めるが、

その根本には、前時代の人権思想が流れており、

能力主義による官僚制、軍事警察制、その他にも政

党や圧力団体、非政府組織も侮れない。

憲法や法律などは、これらの勢力バランスの中で、

それとなく決まっていく。

高度に技術化され秩序化された社会においては、

形式や手続き、建前など、一切不要である。
261名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/30 02:37 ID:InsBgRuK
>性悪説の観点から構築されたシステムのほうが健全かもね


だから、それが何かを考えろよな。
批判だけだったら誰にでも出来るだろ、ヴォケが

[民主主義]とかいうなよ?
ナチスは民主主義が生んだんだよ。

262名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/30 04:08 ID:YwpMRsF5
>>224
ただたんに統治機構の問題では?

明治憲法の背後に「国体」という概念があったこと。
法治主義=法によれば何でも制限できると解釈されたこと。
統治機構に憲法外組織が存在し、総理大臣の権限も低い
二重権力状態できわどいバランスで成り立ってたこと。
人権侵害救済機関(違憲立法審査権など)が存在しなかったこと。
263跳ね馬:02/01/30 10:02 ID:t9Ju7cBB
>>259
同意。そしてそれが民主制と共和制であると信じる。

>>261
ナチズムは民主制と性善説の化合物だよ。
人為的な不幸のほとんどは善意に起因する。
264ミギー:02/01/30 20:15 ID:iyriK+vt
>>254
全員がキリスト教徒じゃないと無理っす。
一時かなりのとこまでいきましたねえ。その意味じゃ一番だったか。
あっモンゴルのオゴデイかフビライ時代に世界人口の半分支配が一番かな?

このテーマ何が最高か決めてないと、すぐひっくり返るなあ。
265名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/31 02:01 ID:CqcA15sG
>>263
>そしてそれが民主制と共和制であると信じる。

民主共和制が堕ちた形は衆愚制ですか?
確かに独裁制よりもましかもしれません。
では、健全な市民層を維持する政治手法についてなにか知りませんか?

>>264
何を最高の判断基準にするかということですか?
266名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/31 02:04 ID:V0nuAhc4
一般的にシステムは完成を迎えると、枯れ死ぬ。
最高の政治形態を迎えると、人々の意識は停止する。

逆に考えるなら、人々の意識を停止させる政治こそが
最高の形態であると考えられる。
その選択肢として、宗教はある程度有効であるにすぎない。
267名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/31 02:36 ID:Zf6l6i1e
>>265
>では、健全な市民層を維持する政治手法についてなにか知りませんか?
危機意識、対抗意識、競争意識
268跳ね馬:02/01/31 09:57 ID:Q76rKsXm
>>265
「健全な市民層」ってのをどう定義するかによりますがね。
王政を敷く政府にとって「健全な市民層」は唯々諾々と従い忠実に義務を果たす
市民でしょうし、共和制にとっての「健全な市民層」は、私利私欲の範囲内にお
いて政府に協力しつつ、市民自身の利益と政府の方針に乖離が見つかれば即政府
を更迭する意志を持ち、その乖離に常に目を光らせている市民をそう呼ぶでしょ
う。
極論をしてしまえば、市民が健全になるためには、政府が腐敗すればいいわけです。
歴史は、優れた統治が行われれば市民が堕落し、市民の堕落から政府が腐敗すれば
市民が健全になることの繰り返しです。
アテーナイの興亡、ローマの栄光と滅亡、フランス革命・・・数えたらきりがない。
269265:02/01/31 10:58 ID:CqcA15sG
>跳ね馬さん
なるほど、>>266とも併せると
政府による保護が市民層の堕落を誘発し、
その堕落が政府の腐敗を生む。
その腐敗による保護の減少が市民層の民主意思を促す。
っということですか?

「保護」は私が勝手に入れたものですけど、
この解釈が問題ないのならば
小さな政府(福祉の少ない)の方が
市民層の堕落を誘発しずらいということになりますか?
>>267でいう危機意識を持たせることにもなりますし。
270跳ね馬:02/01/31 11:36 ID:Ax9CQNC2
>>269
保護、と言うのは少々語弊があると思います。
社会が健全な状態というのは、私見ですが、まず市民が飢えていないことを
第一と考えます。第二の点は、公正性の確保(誤解しないでください。平等
じゃありません)。
市民層は必ず堕落します。現状に満足している状態が、すなわち堕落した状
態と言えます。なぜなら、人は満足すればその満足が何によってもたらされ
たかを忘れるからです。
また、満足しない状態は、後に来る(しかもそれは手の届く位置に
あって且つ短期的に手に入れることが出来る)満足を前提に成り立ちますの
で貴方の言うように「満足しない状態」を長期に渡って継続的に市民に強い
れば市民は自ら政治を考えるようになり、結果的に政府が腐敗した場合と同
じ結果に至ります。
結論から言えば、「市民の堕落と政治の腐敗、腐敗した政治の打破、善政故
の市民の堕落」の繰り返し自体が、健全な政治と言えるのではないでしょうか。
271大野:02/01/31 13:04 ID:???
国によって事情は違う!!!
政体はその国の事情に応じた方がいい。
天皇陛下を中心としたご親政がやっぱり日本にはあっていると思います。
272名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/31 13:05 ID:lx3RhmeG

             __,,.-‐''''''''''''''''''''ー:-、_
          ,,.-'";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:~`ヽ:、_
         ,/;:;:;:;;:-'"~~''ヾ/~~~'''''--、;:;:;;:;:;:;;:\
        /;:;:;:-'"            `ヾ;:;:;:;:;:;;ヽ、
      /;:;:彡                ヾ;:;:;:;:;:;;:ヽ
     /;;::;:三                  i;:;:ミ;:;:;:;::ヽ
     ,i";:;:彡         - ''   -  、.  ヾ;:;:;:;:;:;:;:;:;i
     /;:;;:;彡         ,,...:-'"  ,,,.....   ミ;:;:\;:;:ミ|
    /;:;:;:;:;:彡    - ' ''""   - ''"      ミ;;;;;;;;ヾ;;;;|
    i!;:;/;:;:;彡             ,,;;;;;;;!!!!!:、  ヽ、;:;:;:;;::、
     !i;:;:;:;:;:;:;| ,,;;;!!!!;;;;::::  :::.    '"" _   ノ i  /  |
     ヾ;:彡/     _ _  :::  :::: ,,.ィゝ-''ヽー ' ヾ/ゝ |
      !;:;:;:| ゝ_,.-''"ゞ-'ゝ,;:  ::::;:;:;::ー= '"    :::ノ |
       i、/ ,.-‐>ゝ: : ' "   ::::;:;:;:      : : :;  /
       :|        ..:/   :::: '⌒ヽ       ;::‐'
       ゝ、    ..::::: ゝ - 、  ,:-‐-' `ヽ、  ..  :|
          i   ::::/::    `''''       i::::    |
         ヽ   !:::: __,,,..::;;;;;;;;;;;::::‐-っー      ,!
            ヽ  `::: `ーゞL:L:L:Ll.-'~ノ  .::   /
           \  `  `ー-、二二,.:''   .::  ,ィ"
      ,,...--;'''"";:ヾ, :..           ,;: /
   ,..:-'"        ー:、  .....,,,,,,....    ,.::'" ムネヲ
                ~`''''ー--―''''""
拓殖ですが。私はそう思いますよ。
273跳ね馬:02/01/31 13:14 ID:Q76rKsXm
>>271
で、その天皇陛下を中心としたご親政とやらは日本の歴史上どの程度
行われていたのかね?
天皇という身分が確立したと考えられる6〜7世紀から現在に至るまで。
274265:02/01/31 14:01 ID:CqcA15sG
>跳ね馬さん
やっぱり腐蝕しない政府は無いのですかね。
常に向上するような社会は(少なくとも今は)無理なんですかね。

するとその仮定の下では民主制の優位性は民選の指導者を持つ分
組織の風通し(民意伝達)がよく連鎖が速やかに行われやすいということですね。
簡単なことでしょうけど厨房な私には新しい考え方なので
うっとうしいかもしれませんが解釈が間違っていたらつっこんで下さい>皆さん。

275跳ね馬:02/01/31 14:31 ID:Ax9CQNC2
>>274
民主制の優れている点は民意の伝達というよりも(広義で言えばそうなんで
しょうが)、それ以外の政体では暴力革命に因らざるを得ない政権の交代を
統治機構の中に組み込んだことにあります。
つまり、270で述べた堕落と再構築のサイクルを制度化した体制が、民主制
であると言えると思います。もちろん、これとて制度自体が腐敗し次の政体
に移行するでしょうが、他の政体と比べれば比較的長命な政府が可能でしょう。
なぜならば、市民が堕落し自ら選出した政府が腐敗すれば、それは自動的に
市民自らの利益に跳ね返るからです。そして、それを修正するためのシステム
すなわち合法的な反政府活動である選挙が制度化されているからです。
276神主:02/01/31 15:57 ID:???
先の大戦でなれないことを
やらされてこりた天皇自身が
親政なんてまっぴらごめんと
考えてると思われ。
天皇制は日本の無責任政治システム
の要ナリ。
277ミギー:02/02/01 00:08 ID:oyEZns8+
最高の政治形態

まず、人は如何に生きるべきかを考えますね、んで人間とは何かにぶち当た
ります。これじゃあ答えがでないので、よくある言葉を探します。
ありました、ありました「最大多数の最大幸福」です。

とりあえず個々人の幸福は各自で考えましょう。んで社会体制として何が個
々人を幸福にすることが出来るのかを考えましょう。

長いから止めるけど結局欧州は経済を選択したつうことです。もちろん思想
的にですよ。
私は、だから政治経済ってくっつけていうんだなーって思ってます。
278264:02/02/01 02:32 ID:rQv74uFh
>跳ね馬さん
考えていたんですけどその連鎖は基本的に改善傾向にありませんか?
つまり過去の失敗から少しずつ学ぶという。
それならば小さくて連鎖が間断無く行われる社会が
より民主制に適していると考えられませんか?
ポリスみたいなものかもしれませんけど。

>神主さん
クリントンスキャンダルの後考えたのですが、
天皇さんの価値は彼が日本の象徴であるおかげで
政治家がスキャンダルを起こしてもそれが日本の正体だ
と言われなくてすむことではないでしょうか。
クリントン後、アメリカは道徳の無い国
と思われても言い返せなくなったのですから。

>>ミギーさん
経済が必ずしも幸福をもたらすとは限らないとお考えでしょうか?
政治は経済の、経済は文化の一部と私は考えるのですが、
日本の風土は必ずしも富を絶対視しないから
選択次第では欧米よりも優れた文化、経済、政治が実現できるのでは。
279名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/01 02:51 ID:qpU3/VIl
>>278
でも、天皇は象徴に過ぎなく国家権力を全く有しないから、やっぱり政治家があれだと言い訳にならんように思われ。
280名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/01 03:03 ID:???
>>278
政治家は道徳がないけど、天皇は道徳があると
だから日本は道徳があるっていう理論が
成り立つとして、そっちの方が政治家が腐敗していく
一方じゃないの。無責任すぎ。
281名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/01 03:21 ID:p9r7FDh7
>>280
それは外からの目の話ではなくて?
政治屋が不道徳なのは単にそういう政治業者を
国民が選挙で選んでるってだけの話でしょ。
282跳ね馬:02/02/01 09:56 ID:nLWWWsHb
>>278
>小さくて連鎖が間断無く行われる社会より民主制に適していると
というかですね、「間断なく行われる(政治的)連鎖」を制度化したものが、
民主制と言えると思いますよ。
まず民主制以外の政体をいくつか考えますと、王政にせよ帝政にせよ、政権
の永続性にかなりの重きを置きます。が、民主制は政権が倒される(という
より交代すること)を前提に組み立てられているからです。

>連鎖は基本的に改善傾向
残念ながら、一概にそうは言えないと思います。
どうも人間は忘れっぽい獣らしいので、最初に犯した失敗を次には繰り返さない
ことはできても、その次にはやっぱり繰り返してしまうものです。
また、一つの失敗を解決するための方策は往々にしてその前に犯した失敗と同じ
手段によっているものです。暴君を倒し王政を廃したローマが、長く続いた共和
制の欠陥を補うために帝政にいたり、カリギュラ、ネロを得ました。多くの市民
の血を流したフランス革命は、恐怖政治に陥った共和制を捨てナポレオンを玉座
につけました。
人間が進化しない限り、人間の行いも前へは進まないでしょう。蚊取り線香のよ
うに、同じ所は通らないけどもある範囲の外には行けないのだと思います。
283名無しのいっしゅう:02/02/01 12:03 ID:uhJ0OE9v
世界人口六十数億、そのうち人の命に数千万円以上の値段がつけられるのは日本、
アメリカ、EU合わせても6億程度。
他の90%は数十万円ってとこか(漏れが知ってるタイは今も大抵50万以下と
思う)、限りなくゼロに近いとこも結構あるだろう。
マ、これは絶対値でしかみとらんから対物価水準で見てどうかは分からんが、それに
しても上記10%の国々は、ある意味で法外に高いことは確か。

で、話を本題に戻して、世界の幾多の国、それぞれに最高の政治形態は一体どういう
ものでしょうか?
284跳ね馬:02/02/01 12:40 ID:nLWWWsHb
私はとりあえず民主共和制に一票。
285ミギー:02/02/02 02:47 ID:4lirl1Nr
>>278
答えにもなるので続きです。
価値観が多様化する社会において経済を優先するで最大公約数的な幸福を追
求することが可能です。
つまり人々の欲求は社会に流通する財やサービスで全部とは言いませんが大
部分供給する事が可能で資本主義社会システムはそれらを最も効率的に供給
できるシステムであるという前提ですね。大変よく出来た構造をしています。


でも、よーく考えると人間を限りなく堕落させるシステムです。こっから抜
け出すのは非常に困難です。んじゃ、どーするかといえば、日本人だから日
本の文化伝統にのっとったシステムを取るのがベストじゃないかと私は思う
んですね。

たぶん「人間の平等」っていうルールを否定しないとダメじゃないすかね。
286278:02/02/02 03:15 ID:ZFPO3LKx
>>279 >>280
議会制では首相をはじめとする政治家は
基本的に組織機関であって道具です。
倫理観を含めた組織の一員としての能力が彼らを判断する基準だと思います。
彼らの倫理的堕落は国のイメージにとって致命的ではありません。

大統領制では大統領はその国すべてを象徴します。
よって、彼一人の堕落でもその国全体の堕落として取れるわけです。
あくまでも対外的なイメージとしてまだ救われるってだけのはなし。
結局、堕落した市民層が政府の腐敗を促しているってことには変わりない。
政府の腐敗を支持しているわけではないよ。
そう聞こえたなら私の文章力の無さとして勘弁して。
287Маршал Боголюбов:02/02/02 03:35 ID:???
適当にイラク人とアメリカ人を取り出せばアメリカ人の方が高いだろう。
アメリカ軍に手を貸せば金ばかりかかって仕方がないという議論は措くとして
一体どっちが幸福なんだろう
288名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/02 04:02 ID:9Svwjizd
経済至上主義がダメとか言うけど、それはきれいごとだと思う。
まず経済ありきだと思う。
289名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/02 04:10 ID:hwBus2OQ
うむ、無知と貧困は諸悪の根源
もはや無知であることは罪である
290278:02/02/02 04:54 ID:ZFPO3LKx
>>跳ね馬さん
組織(政体)はそれ自体が延命意思を持つものです。
大きな社会の大きな組織のもつ延命への力は
小さな社会の小さな組織のそれよりも大きいでしょう。
それゆへ政権の交代はより困難で大きな混乱を伴うと推論したのです。
また、精通しているわけではないのであくまでも憶測ですが
歴史を通じて指導者、政権の堕落度は下がっていませんか?
291名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/02 10:01 ID:Y+InDcb/
指導者の責任は重い。
共産主義体制は自分達の権力を確立するために、大量殺人を真の
統治システムにまで高めた。
反体制派のラ−ゲリ(強制収容所)送り、人質の銃殺、反乱労働
者の虐殺、飢餓をもチャンスと利用して農民を大量死させ、
 ソ連で死者----2000万人、
 中国で-------6500万人
 ヴェトナム---100万人
 カンボジア---200万人
 東欧--------100万人
 その他ラテン・アメリカ、アフリカ、北朝鮮、アフガニスタンなど
 合計は1億人にちかい。ナチの犠牲者より多い。
「共産主義黒書」<-犯罪・テロル・抑圧-ソ連篇>では、情報公開
されたロシア「文書館」の膨大な資料をはじめ、世界中の膨大な資
料を具体的に明示して立証している。虐殺や、実行者、命令をくだ
した人名や組織名など具体的に書かれており、貴重な学術書にもな
っている
292名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/02 23:23 ID:AGKxtROg
電話、ネットを用いた事実上の直接民主主義は?
全ての電話機、パソコン(持てないホームレスでも公衆電話から無料でできる)に
指紋&虹彩パスワード機能をつけて二重投票防止、ある程度以上重要なこと
は告知から3日で行われる国民投票で決め、その暇がないほど緊急なことや
些末なこと、専門知識が必要なことだけギリシャの民会と同じようなシステムで
選ばれた人たちがやる。
293名無しかましてよかですか?:02/02/03 16:43 ID:???
>>292
田中真紀子首相の誕生をまねくおそれがある。
何でもワンクッションあるのはいいことだと思う、考える時間ができるから。
294名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/03 20:38 ID:???
age
295名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/04 05:45 ID:H17Evdwz
>>285
どうもあんたの論理構築の方法は自分の頭にある結論を無理矢理事象に
結び付けているよに感じるが。
餓鬼のやり方だ、実際餓鬼なのだろうが。

>>291
そこにナチを加えても問題なかろう?
296名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/04 05:57 ID:???
なんつーか反論の仕方が拙いのはなぁ、、なんとかならんもんか。

国家社会主義は共産主義の裏です。
対だとまた微妙に違くなる。
297 :02/02/04 06:19 ID:H17Evdwz
>>296

>なんつーか反論の仕方が拙いのはなぁ、、なんとかならんもんか。

あんたも相手を指定してから言うんだな。
298名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/04 07:09 ID:???
>>297
なんだ、分かってんじゃん(w
299名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/04 07:19 ID:H17Evdwz
>>298
理解力の高い私だからできる芸当だ。(嘘
300seijian:02/02/04 08:32 ID:38h09e7/
「お前等には金はやらん!」と鈴木氏が言ったとか・・・数兆円のODA資金を事実上動かしていたとすれば、バックマージンは1%としてもとんでもない額になります。
そして、それらが政界主脳、陣笠議員、官僚に流れていったとすれば・・・・・まさかそんなことはないでしょう・・・・・・
しかし、「オレのところに挨拶に来い」と言ったというのはいかにもありそうなこと・・・・・・・・・・挨拶に行けば「金はヤル・・・・・」とならなければいいのですが・・・・

官尊民卑・・これがあらゆる場で日本に浸透しています。国民に権力的な機会があったのは江戸時代の堺( 今の堺市)だけだったでしょう。

今年は電子政府元年です、しかし国民に権力的機会を与えられなければ、真に民度の向上も、真のデモクラシーも、真の行革もあり得ません。

小泉氏はタッグを組んでいた田中氏を降ろして、抵抗勢力と行政をひとりで相手にできるわけはありません

彼は今度は国民とタッグを組まなければ・・・・それには直接間接併存システムしかありません
http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/
301ミギー:02/02/04 11:29 ID:1m2GWiEd
んじゃ簡単な歴史から
産業革命はそれまで人が週6日働いていたとしたら、それが週5日になった
り4日になるような発明があった筈です。でも実際に起こったのは週7日働
くようになったり労働時間が増加したりしてます。
産業革命が「革命」であったのは、当時生きる人々の考え方が労働へ駆り立
てられる方向へと変革した事でもあるんですね。
当時の英国国民の中で「人よりよい生活がしたい」などという、当時の通念
道徳では「悪徳」とされる思考が肯定されていた結果です。当時の市民生活
を考えれば解りますが結構劇的な変化です。

この思考形態が産業革命或いは資本主義思想の根幹ですね。
302名無しのいっしゅう:02/02/04 12:37 ID:HiQIb+jU
ムネヲのセリフ、全くのカラ元気ということはなく、疑いもなくODA予算の配分に容喙しうる
一定の影響力があるからこそ出てくるものでしょう。直接のバックマージンでは犯罪になる
のでODAで潤うゼネコン経由の献金などで吸い上げを図っているんでしょうが。

それはともかく、
民主主義というのは非常に金のかかるシステムです。民意を問うコストもさること
ながら、私が知る限り議員さんの苦労たるや並大抵のものではない。専制的な組織を
バックにした政党はどうか知りませんがネ。
選良の座を維持するためには、支持者のわがままを聞いてやる、などということも
そりゃあるでしょう。多少はしょうがないことです。人間の社会ですから。
資金源を確保したら、自分の影響力維持も含めた政治活動に要する費用を超える分
があれば、それを自らの生活の贅沢のために使う、などという輩も出てくるでしょ
う。人間の社会ですから。
こんな話は与野党を問わずですよ。(もっと言えば官民労を問わずこの種の話はこの
国全体にありますよね。中共とか他の国の腐敗に比べればまだかわいいもんですがね。)
問題は、この国の選良としてどれほどの志と能力を持っているか、ということでしょう。
瑣末なことを言い出したらきりがない。

今の日本について言えば、私はそういったことを飲み込んだ上で、まあ民主主義が
いいのかなと思っていますが。直接制に関しては>>293さんのご意見に賛成で、この
異様にブレやすい国民性のなかではちょっと怖いと思いますネ。田中真紀子とか管直人
のようなある意味日本人の下司を濃縮したような輩に国政を任せるのはご免蒙りたい。
マ、カタストロフィポイントを意図的に作り出して一時的に急激な変化を求める、って
やり方も考えられないではないですが。もう少し考える余地はあるかな?
303seijian:02/02/06 08:15 ID:7iyPriQp
ネットで鈴木議員を糾弾する動きがあります。国会前で座り込むとのこと・・・・

少数の人が権力を持つと魚心あれば水心で
必ず腐敗が起こることは数千年来全く同じです

政治家には、バックマージンという慣例はまさに必要欠くことができないものです

鈴木議員を降ろしたとしても、問題の根本的解決にはなりません

バックマージンの慣例そのものを違法としなければなりませんし、
間接政治そのものを考え直す必要があるのです

しかし議員には100%それは不可能・・・・
政治不信は間接政治一本である限りなくなることはありません・

エンロン問題から外に目を向けようとキナ臭いことを言っておら
れる方もおられますし・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
政治は国家権力の増大、国民の権利の減少という方向に向かっています
政治に関心の高い人は、関心のある議案の表決に電子的に参加し、議員
は信託票数を行使する直接間接並存政治こそがデモクラシーの基盤です
      http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
304名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 17:31 ID:???

             __,,.-‐''''''''''''''''''''ー:-、_
          ,,.-'";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:~`ヽ:、_
         ,/;:;:;:;;:-'"~~''ヾ/~~~'''''--、;:;:;;:;:;:;;:\
        /;:;:;:-'"            `ヾ;:;:;:;:;:;;ヽ、
      /;:;:彡                ヾ;:;:;:;:;:;;:ヽ
     /;;::;:三                  i;:;:ミ;:;:;:;::ヽ
     ,i";:;:彡         - ''   -  、.  ヾ;:;:;:;:;:;:;:;:;i
     /;:;;:;彡         ,,...:-'"  ,,,.....   ミ;:;:\;:;:ミ|
    /;:;:;:;:;:彡    - ' ''""   - ''"      ミ;;;;;;;;ヾ;;;;|
    i!;:;/;:;:;彡             ,,;;;;;;;!!!!!:、  ヽ、;:;:;:;;::、
     !i;:;:;:;:;:;:;| ,,;;;!!!!;;;;::::  :::.    '"" _   ノ i  /  |
     ヾ;:彡/     _ _  :::  :::: ,,.ィゝ-''ヽー ' ヾ/ゝ |
      !;:;:;:| ゝ_,.-''"ゞ-'ゝ,;:  ::::;:;:;::ー= '"    :::ノ |
       i、/ ,.-‐>ゝ: : ' "   ::::;:;:;:      : : :;  /
       :|        ..:/   :::: '⌒ヽ       ;::‐'
       ゝ、    ..::::: ゝ - 、  ,:-‐-' `ヽ、  ..  :|
          i   ::::/::    `''''       i::::    |
         ヽ   !:::: __,,,..::;;;;;;;;;;;::::‐-っー      ,!
            ヽ  `::: `ーゞL:L:L:Ll.-'~ノ  .::   /
           \  `  `ー-、二二,.:''   .::  ,ィ"
      ,,...--;'''"";:ヾ, :..           ,;: /
   ,..:-'"        ー:、  .....,,,,,,....    ,.::'" ムネヲ
                ~`''''ー--―''''""
305名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 22:24 ID:2Rz3HqjK
環境に一番いい制度は何だと思う?
社会主義がもっと深刻な環境破壊を起こしたのが絶望的だ。
こうすればいい、といえる「選択肢」がないってことなんだから。

最悪なのは、事実上であっても法的にであっても大企業資本家による
貴族制だろう。彼らを止めるものはいないんだから。
それが現状と考えるのがいいのかな?

ならば独裁制で、その独裁者が環境に理解を示す科学賢者だったら
それが一番いいのだろうか。
306名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 22:42 ID:AGZreCxR
>環境に一番いい制度は何だと思う?

縄文人の自給自足社会
自然淘汰で人口も激減しますので環境に優しいです(藁
307ミギー:02/02/08 22:51 ID:wCo4Qxy1
>>305
環境に優しい制度ですが、それより何が原因で環境破壊が起きるのでしょう?
制度でしょうか?科学技術の進歩でしょうか? 
環境破壊は資本主義社会の発展と共に進行していますから制度のような気も
します。でも、本質的には個々人の欲求を際限なく肯定した制度そのものの
思想にあると思います。

例えば、なぜ歩かずに自動車や電車を使うのでしょう?
掃除機を使わずホウキで掃除しないのは何故ですか?
時間が少なくてすむし、楽だからでしょ。
効率を否定することが可能な文化形態が最も環境に優しいんです。
人が如何に生きるべきなのか、つうのが最も大切な思想なのさ。
308名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/09 01:55 ID:RL8DD+4W
環境の破壊は資本主義・共産主義にかかわらずミギーさんが言うように
人(社会)が利己的な欲望を抑えきれないことで発生します。
経済活動の基本は双方の福祉の合計を最大限にすることを目的とするのに、
こと環境との経済活動には相手が無口なのを良いことに
やらずぶったくりを是とします。
資本主義でも共産主義でも環境の声を聞く耳を人は持つことです。
特に資本主義に於いては相手の声を聞く耳さえ持てば多くの問題
(例えば貧富の差)は解決するはずなんですがね。
309名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/09 02:35 ID:zf+mJzLy
環境の破壊について
科学技術の発展に人間の精神の発展がついていっていないこと。
それを資本主義という経済体制が助長してしまうこと。

環境破壊が起こっても地球にとっては痛くも痒くもない。なくなるわけでもない
しかし、生物にとっては大問題!
310seijian:02/02/09 07:37 ID:/GxmawvU
最大の環境破壊は原発です

ドイツはじめ西欧8カ国は原発との決別を決めています

日米は政治の金がらみが強い為に原発推進・・・・・

さて、責任を追求し、対案を出さない野党ーーーーーーーーー

今日の日経に「政争優先ー政策置き去り」として最近の国会質議が不毛であることを指摘していま
す。

相手を批判することほど容易なことはありません。

それにより、自分は優位に立つことができます。

しかし事態は進展しません。

今、唯一の灯りは巨泉氏の後釜のツルネン氏が、政治への市民参加に新しい提案を打ち出すことで
す。

小泉氏でさえ2度の大失策・・・・少数の人々が私物化している政治に、国民が直接参加するーー
ー将来不安を取り除くにはこれしかありません

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
政治は国家権力の増大、国民の権利の減少という方向に向かっています
政治に関心の高い人は、関心のある議案の表決に電子的に参加し、議員
は信託票数を行使する直接間接並存政治こそがデモクラシーの基盤です
      http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
311名無しのいっしゅう:02/02/09 11:46 ID:???
環境破壊の元凶が原発だって?妙なデムパとばすなよ。

人間と人間に近い生物が暮らしにくい環境になることを環境破壊というなら、その元凶
は人間の生息数の幾何級数的な膨張だね。
312名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/09 13:02 ID:kQIfHSBh
ただ、現実問題として激しく環境を破壊する
現在の効率主義近代文明は、「軍事的に最強」なのです。
持続可能に近い縄文時代は軍事的に発展の余地がなく、
あっというまに征服され、滅びるのが運命なのです。

現実問題として、我々はこの近代文明を放棄することはできない。
その中でどういう修正をすれば人類滅亡を免れるか、
それを考えるべきです。
絶望するのが一番簡単ですが。
313名無しのいっしゅう:02/02/09 16:14 ID:???
この地球上に棲息する人間の数を減らすしか適当な解決はありえないんじゃないか
なんて思っちゃうことがあるけどね。近代文明を手に入れちゃってるわけだから、われわれは。

昔ならとっくの昔に氏んでるはずの人がなかなか氏なない、東京みたいな所に1000万
人以上生活できる(物資の供給が可能)、なんていうもろもろの文明の恩恵も含めて。
314名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/09 23:26 ID:yZbB7bjn
となると、天然痘の解放は最悪のテロであると同時に
人類救済の行為でもありうるわけか・・・
315とseijian:02/02/10 08:37 ID:rL9HgsfR
ーーーーー立法府の移転をーーーーーー

首相は「議員が省庁に行くのは全く構わない、ただ、行政は圧力などに影
響されずに・・・・」
しかし、議員の圧力に影響されないというようなことはあり得ないでしょうし、官僚と議員はできるだけ親密な関係でありたいという体質があります。

英国のように、官僚と議員の接触を禁ずる法があればいいのですが、日本で
は無理でしょう。

いっそ、沖縄に国会を移転する・・・・議員宿舎、マスコミ、ついでに在外
国大公使館、国会図書館なども・・・・沖縄の振興の一助にもなるでしょうし、富士山爆発、関東大震災への避難の意味もあって・・・・・・議会と行
政府を距離的に離している米国を見習うのがいいでしょう。

ただ、巨額の事業費はかかりそうですが・・
316(^o^)丿:02/02/10 09:48 ID:T27YTG8r
最高の政治形態って・・・そんなの、俺の独裁専制政治に決まってるじゃんよ
317名無しのいっしゅう:02/02/10 15:29 ID:???
>>314
そういうことになっちゃうのかも知れんねぇ(藁
ま、「常識的」に言えば悪いジョーダンってことだろうけどネ。

何という動物だったか忘れたが、棲息個体数がある臨界値を超えると集団自殺に走る
って小型の哺乳類がいるな。
なんか漏れには、人間という「種」も、良し悪しは別としてそういうDNAを持ちあわ
せて生まれてきちゃってるんじゃないか、
なんて思えるところがあるけどね。これも悪いジョーダンかな?(藁

318無しかましてよかですか?:02/02/11 01:14 ID:???
>そういうDNAを持ちあわせて・・・
きわめて長いスパンでは、出生率の変動がそれにあたったりして。
ところで人口爆発の危機は何十年も前から言われているのに、過去の人口増加の
予想はいずれも現状を下回っているな。将来の危機を過大視するのは
危機に備えるDNAによるものなのかな(笑)
319名無しのいっしゅう:02/02/11 01:47 ID:???
>>318
そうであればホントにいいねー(藁  ただその予想未達の程度は将来にわたっての環境
破壊の抑制ないし望むべき改善を担保しうる程度のものなのかね?
また、君の言う「過去の人口増加の予想は現状を下回っている」というのはソースは何かな?

別に疑ったり煽ったりのつもりじゃないヨ。

もしかしたら冷戦が終わってまさにホットWarの時代になって、それが影響でもしてる
のかな?
320無しかましてよかですか?:02/02/11 14:36 ID:???
たしか1960年代以前もしくは80年以前の、「西暦2000年の世界人口予想」には
かなり悲観的なデータが多かった気がする。具体的なソースを示すことが出来なくて
申し訳ないが、外れた予想というのはあまり見かけないね(笑)

ただし予想未達であることを環境問題の楽観視の材料にしてはいけないだろうね。
「危機は大きく見える」というのは、軍拡以外では結構健全なあり方だとおもうよ。
321ミギー:02/02/12 20:43 ID:XlPQC07X
私も調べるの面倒だからあんまりやらないが、70年代の世界人口予測
って初めて世界規模のシュミレーションをやったつうローマクラブ・レ
ポートでしょ。あれ結果だけだと間違ってたんじゃない。
世界人口に合わせた食料供給とかエネルギー需要とかがメチャクチャっ
す。
IEはあまりにひどいのでその後は統計を使うようになりました。
322名無しのいっしゅう:02/02/13 23:53 ID:???
’60年のローマクラブ報告は、ま2000年をめどとしたシミュレーションとして
「こんな風になりかねない」という警鐘目的のものだったらしいぜ。特に外れたのは石油
埋蔵量かな。2030年代には枯渇の可能性があるってシミュレーションだったからねぇ。(藁

で、どうよ。今のまま人類の棲息数が増えて宇宙船地球号はもつんかいな?
323名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/14 02:39 ID:3CUE+Yzf
>>322
>で、どうよ。今のまま人類の棲息数が増えて宇宙船地球号はもつんかいな?
最終的に資源の枯渇を発端にした人類間の自然淘汰で
このまま人類が増えつづけることはないでしょう。
それまでに環境の破壊が行くところまでいっているだろうし。
宇宙に出るなんていっても人口はべき乗に増えるものだから
あっという間に飽和するだろうし。
そうなる前に教育を通じて人口を制御しないとまずいんじゃないかな。



324名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/14 09:46 ID:Ww4syfmY
学者的には禁じ手らしいね。環境破壊や地球の危機あるいは自国の危機なんかは
それをいえば簡単に予算は手に入る。しかし、ほんとにやりたいかは別で
微妙に自分の研究を混ぜながら危機のレポを造るとか
学者間ではへぼい奴がすることっていう噂を聞いたことがある
まあ実際人口問題は有るけどね。
ところで日本の少子化は期待すべき現象だな。人口問題においては。
でも、いまいちこの声聞いたことないんだが、皆はどうよ?
325名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/17 21:58 ID:Zs1/kfMV
まあ、「人類滅亡」を盾に取ればなんでもありだろうな。
でも実際、普通の政治家は長期的な「人類滅亡」の阻止を
意識して政治をしているのだろうか。
無理だよな、せいぜい次の選挙までだろう。
326名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/17 22:06 ID:udvUc7Tf
日本においての理想の政治システムってどんなんだと思う?
327跳ね馬:02/02/17 23:00 ID:wCYPvBva
まず共和制ですな。
328名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/17 23:33 ID:mAlc1lEx
とりあえず信長以来出てきてない強烈な独裁体制とか
329タクアン ◆Oa8BBFcA :02/02/18 00:16 ID:A5y83GKE
とりあえず必須なのは 人口抑制策ですな
それをしなければ、必ず資源や利権をめぐって戦いが起きます
世界民主主義というのも、人口を増やした国勝ちになってしまいますしね。。
330タクアン ◆Oa8BBFcA :02/02/18 00:19 ID:A5y83GKE
日本は民主主義は合わないと感じる。
日本人という民族は
どーやっても平和ボケするんでないかな?
日本の歴史見ると外国に攻められた回数が少なすぎるし、これから日本列島が戦地になる確立も低そうだし
戦地になったとしても、そう簡単に民族性は消えないだろう
豊かな国土と外敵の来ない島。
これじゃ見えない外の、外国の事も考えろと言っても
よほどレベルの高い、複数の国を2〜3年くらい留学する教育を施さない限り困難だと感じる。

革命起こして日本の政治体制を壊せとかの短絡的な考えじゃないよ
今の日本は一応「国民主権国家」だ。
国民が政治の事を真剣に考えなきゃ、国は良くならない。それはわかってるつもりだ。
しかし10年単位で考えると、スタートダッシュが良かっただけで
戦争の原因の中国侵略も民衆の支持だったし、
大学紛争で国を混乱させたのも、ロッキード事件で騒いだのも民衆だ。

日本の民衆はとにかく強者をひきずり下ろそうとする。
嫉妬心のみで、本当に有能な人材も潰されてしまう国だ
いくら良い事をしても、強者であるというだけで批判される
親が学校に行く子供に言う言葉は「目立っちゃダメだよ。」

これだけの国の混乱を引き起こす原因が、すべて戦後民主主義のせいだとは思えない
日本人の民族性も多分にあるように思う
331名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 00:24 ID:BaQ2W0Gk
現状の立憲君主制と議院内閣制が最良。
ただ政権交代が足りてないだけ。
あとはまぁ、地方分権とかか。

共和制はお断り。
332タクアン ◆Oa8BBFcA :02/02/18 00:59 ID:A5y83GKE
>>331
それで日本民族は外国の事まで考えられるようになるかな?
日本人が外国の事を理解し、その国の人たちの気持ちになって考える事ができない限り
何回でも黒船が起きると思う。

全国民にそのLVの教育を施すのは困難だ、となれば
試験に合格してその教育を受けたものが国を動かす、、、という形かなあ。
333ミギー:02/02/18 01:02 ID:sJh3+cGn
民主主義思想って日本というかアジアで適用しようとすると
うまくかみ合いません。答えは簡単、人間の平等ってキリス
ト教文化圏で練られた思想だから。と私は思う。
あっちは「人間は平等である」つうのを出発点にして社会機
構を考えてますな、これは宗教以外の何物でもありません。

常識だと思ってる人が多いですが、掘り下げるといい加減な
原則なんすよ、平等って。
欧米圏でも人間の平等について、解釈によって社会思想が2
種類に分かれるくらいですからねえ。
334名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 01:04 ID:BaQ2W0Gk
>>332
>>330へのレス?
335名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 01:10 ID:BaQ2W0Gk
>>333
そうかなぁ。民主主義の生い立ちは結構反宗教的だったはずだけど。
まぁ、基督教圏の思想を他宗教圏に当て嵌めるのは無茶だってのは同意です。
ただ民主主義(極論すれば「“王が正しい”から”多数が正しい”へ」)っていうの
自体は正しいような気がします。
336ミギー:02/02/18 01:39 ID:sJh3+cGn
あー多数決つうとこはそうですね、私は大部分の政治制度って
多数の意思によって成り立っていると思います。

社会システムって利己と利他の関係調整のシステムでしょ。
ここに平等原則を持ってくるとうまくいきません。
欧米は平等考える時に機会と結果どちらを選択するかで共産と
自由主義を生み出します。結果的には両者結構矛盾が発生して
しまうことになります。人間が平等では無いからです。

例えば、税金の支払いって自分の属する集団の為に使われるも
のですが、支払額で社会に対する発言権に大小をつけるべきで
はないですか?ちなみにフランス革命当時はそうでしたが。
まぁ枝葉末節的ですけどお
337名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 10:59 ID:S29HoOlO
国民クイズ体制が素晴らしい
(元ネタ分かるかな?)
338名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 16:58 ID:h56RBMJI
キリスト教、すなわち、神の前の平等が
欧州の民主主義を生んだ・・・

日本はキリスト教じゃなくてそれに代わる基軸を
皇室に求めたわけ・・・

そして、明治憲法はまがりなりしも、形式的とは言え、
権力分立の原理を入れていたし、臣民の権利を保障
していた・・・

それはうまく行き、資本主義、民主主義が生まれる
こととなった・・・
だから、日本に民主主義が生まれることはないというのは
間違い・・・民主主義は根付いていた・・・
天皇の下での平等という面で・・・

あの戦争を支持し、軍部を
支持したのは、天皇じゃなくて、臣民だった・・・
民主主義は独裁を生む・・・
339名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 18:20 ID:???
そだね。こないだの戦争がなければ(もしくは、なくても、か)
日本における民主主義は育っていったはずだと思うね。
先帝もしくは今上帝の時に大日本帝國憲法も改正されて
現代的な憲法へと変われたはずだしね。
大正〜昭和初期の歴史を見てるとホントそう思う。
340名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 20:32 ID:???
ウヨのオナニーだな。
341名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 20:49 ID:???
最近のサヨは頭悪くなったから
マトモな反論が出来ずに脳内妄想を
垂れ流しながら喚くだけなんだよな。
鬱陶しい。
以前はインテリ揃いで一目置けたのに。
342名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 21:00 ID:???
天皇がいるのに民主主義?
ハァ?
343跳ね馬:02/02/18 21:03 ID:W+jWMaKU
ヨーロッパの民主制はキリスト教とは関係のないところで発生し、
そしてそれは多神教信仰の元で熟成されたと認識しているのだが、
それは私の認識間違いだろうか?
344名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 21:08 ID:h56RBMJI
343、
もっと詳しく聞きたい・・・

多神教って、古代ギリシャの、
こと・・・?

ピューリタン、プロテスタント、ユグノー、
が近代民主主義、近代資本主義を
結果的に、つくったと思うんだけど・・・?
345名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 21:18 ID:kOZs+Uo7
>>341
具体例きぼんぬ
346名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 21:30 ID:???
>>342
君主制⇔共和制
アホですか?
347ミギー:02/02/18 23:10 ID:sJh3+cGn
ギリシャ・ローマで失敗した民主政治は以降ヨーロッパ社会に民主制を
間違った制度という認識を与えます。んで、ギリシャ・ローマの理想を
再現させようとして作られたのが米国の民主政治ですね。
それをトクヴィルとかが研究してフランス革命につながるといった具合。

民主制の最大の問題は多数の意見は本当に正しいのか?です。
多数意見が正しく導かれるってキリスト教的な性善説に依拠してた筈で
すし、神の下の平等を社会制度レベルへ展開するのも同じじゃないすか
ねえ。
いや、もっと理路整然と説明できると思ったけどまとまらん、つうか、
忘れてる。思い出したらまた書こっと。
348跳ね馬:02/02/18 23:22 ID:W+jWMaKU
>>347
一応ミギーさんの仰るとおり、ギリシャ・ローマの民主制・共和制と
ローマの初期の帝政を念頭に置いています。
なんだかんだといってキリスト教が多数を占めるようになったのは歴
史が浅いですから、国家制度の基本がヨーロッパで成立した時点のこ
とを考えれば、キリスト教が政治思考の基本と考えるのは本質を見誤
らせる原因になるでしょう。

>ミギーさん
多数意見が正しく導かれるってキリスト教的な性善説に依拠してた筈

これ、私は逆じゃないかと思うんですよ。
キリスト教ってのは基本的に極端な性悪説に基づいてるんじゃないかな。
まず原罪思想が根本にあるわけで。
そして、民主共和制も、善き王を期待しないから、個の欲望を相互牽制
させることで最大公約数としての利益を抽出する手段として採用された
のではないかな、と。
どうもいまいち僕もまとまらないな。
349名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/19 05:30 ID:ajlCMHdg
キリスト教は、特に、プロテスタントは、神の前での原罪を
強調する・・・
だから、神を信仰してても、救われない・・・
最後の審判で誰が救われるかは、神のみぞ知る・・・
神を人間が信仰してようと何してようと、そんなことごときで
神の考えが変わるわけがないという無慈悲な考え・・・

でも、逆に言えば、神が選ぶぐらいだから、やはり、
キリスト教を信仰しているものが選ばれるだろう・・・
いや、キリスト教をもともと信仰することが、神によって
あらかじめ決められていたという考えに帰する・・・

でも、100%、救われるかどうかわからない・・・だから
朝から晩まで働くし、1日中、神のことを考える・・・・

プロテスタントにとっては、現世のことなんて
どうでもいいわけ・・・だから国王もありがたいとは
思わない・・・それにロックの思想が合わさって、
ピューリタン革命やアメリカ革命がおこる・・・・
立憲主義は民主主義を生み・・・ブルジョワジーの特権は人権と
なった・・・

トクヴィルは民主主義と
自由主義が背反するものではない・・・と言ってた
んじゃなかったっけ・・・?
それと、ギリシャ・ローマの失敗も民主制に
影響あたえてるの・・・?
プラトンとかは民主主義を批判してたから、
知識層は民主主義なんて、とんでもない・・・衆愚政になる・・・
独裁を生む・・・と思ってたんじゃないの・・・
350ミギー:02/02/19 22:05 ID:AeCeGyqr
>>348
欧米の政治思想はキリスト教抜きには語れません。キリスト教徒による
キリスト教徒の統治体制の話ですから当然ですね。
私は平等自体キリスト教的な社会体制上の「ただのルール」と考えてま
すから一般民主主義に留まらず民主共和だろうと民主集中だろうとキリ
スト教思想に依拠していると考えます。ついでに言っときますが、無神
論のマルクスだってキリスト教原則によって社会を夢想していますな。

私の認識する欧米の学術体系を時系列で表記するとこんな感じです。
ギリシャローマ→キリスト教→自然科学→現代思想
まぁクーンに言わせるとパラダイムシフトなんでしょうが、自然科学を
キリスト教が認定し始めるところに欧米思想の醍醐味があります。

さて、キリスト教性悪説ですが、欧米だとあんまりこれ言う人いないと
思いますね。一般論としてキリスト教=性善説ですから。つうか一つの
単語でしょキリスト教的性善説って。

んで、民主共和制の欲望牽引による最大利益ですけが、ちょっと解りに
くいので伺いたいのですが、民主主義って実はただの多数決だっていう
のは認識してますよね。問題は多数決の生み出す結論は多数の意見であ
るから多数の利益をもたらすかという事ですね。もちろん、皆納得はし
ます。でも本当に正しいのでしょうか? >>349でも出てきますが私の
解釈するトクヴィルは間違うと言ってます。で、キリスト教性善説だけ
が必ず正しくなるといってる訳です。
351名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/19 23:07 ID:cwI6m5jj
世襲貴族と超金持ちの二代目以降で軍事か政治で業績を上げた者からなる元老院、
TOEFL650を含む難しい全分野+教養テスト合格者からなる
官僚&学者(例外ノーベル賞クラスのみ無試験)の賢者院、
全大人の投票で選ばれる民衆院、同数ずつの議員からなる三院制は?
三つのうち二つが合意すれば法、政策は成立。憲法などは三つとも過半数。
元首は原則として国民総選挙だが、三院全ての承認が必要。
352名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/21 12:55 ID:JFi8l+Fx
欧米ではキリスト教とローマ帝国&ギリシャ哲学、どちらの
比重が高いのかな。民主主義は本来ギリシャ由来だけど、
人間の平等はキリスト教からと言われているし、あいの子かな?
353名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/22 23:04 ID:EP3uyQgM
本来、キリスト教の母体であるユダヤ教は王制を否定している。
だからといって民主主義じゃなく、祭司であるレビ族と
神が選んだ指導者である士帥による統治が理想社会のように
描かれている。

キリスト教はユダヤ教の上に立つが、どういう政治体制がいいかには
福音書では何も述べられていないに近い。「カエサルのものはカエサルに、
神のものは神に」で一応税金は肯定しているが・・・
キリスト教が帝政ローマの国教になり、カソリックが確立してからは
基本的に君主制を補助する形の宗教になった気がする。

共和制、民主主義を求めたフランス革命はキリスト教も否定した。
354ミギー:02/02/22 23:19 ID:p1xKDBhG
はっきり言って宗教ですからねえ。ドストエフスキーとか読んでから勉強す
ると解り易いんですが。
例えば、キリスト教はストア派のようなヘレニズム的形而上学を吸収し行動
理念を完成してヘレニズム的世界への進出してるでしょ。もちろん宗教的な
ものは吸収ませんね。そんなことをしたら、多神教になってしまいますし、
ストア派というのはローマですから宗教的部分も吸収したならばキリスト教
にたいする迫害もなかったと思います。キリスト教は注意深くヘレニズム的
形而上学を吸収し自己の体系を完成させんじゃないすかね。

自然科学について私は逆説的な考えを持ってまして、欧州はキリスト教があ
まりに非科学的(今で言う)だったから科学が発達したと思ってます。結果
から見ると歴史上有用な思考形態全てを吸収して現在に至ったと考えるのが
普通ですね。

私なんか理解しにくいんですが欧米人は現実レベルで自分はサルから進化し
たと考えつつ日曜日には教会で我々はアダムの肋骨から出来たなあんて平気
で考えてるんすね。こーゆう感覚を理解しないと欧米の思考形態はわからん
すよ。いやマジ。
355名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/23 08:02 ID:wM1I4Zmm
マックス・ウェーバーも、非資本主義的なプロテスタントが、
逆に、資本主義を発展させたと言っている・・・
356名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/23 11:09 ID:VIGeM8t6
>ミギーさん
>もちろん宗教的な
>ものは吸収ませんね。そんなことをしたら、多神教になってしまいますし、

確かにグレコローマの神々を直接認めることはしていませんが、
マリア・聖人信仰には多神教的な宗教をわずかに吸収した面があります。
また聖画像、聖像も多分、イエスもペテロも認めないですよ。
357ミギー:02/02/23 15:14 ID:SiM8RDrC
>>356
宗教文化みたいなところでは多そうですね。
実際は宗派で結構違うんで概略しかしらんのです。すまへん。

さて、資本主義とキリスト教ですが、決定打はマンドヴィルでしょ。
キリスト教の教条と資本主義での生き方は本来まったくといっていいほど
かみ合いませんもの。
358名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/23 23:12 ID:jtjREdnT
なにしろ「富める者が天国に入るのはらくだが針の穴を
通るより難しい」と、事実上私有財産を否定して
いますからね。
359Маршал Боголюбов:02/02/23 23:16 ID:XqwojWmW
欧米のキリスト教徒は
話し合うだけ無駄のパラノイア集団なのですか
360祭りです:02/02/23 23:36 ID:???
マカーは他板で告知活動願います

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特に迷惑メールにうんざりしている方、どんどん参加してね!

2002/2/23 23時から一斉訪問開始!
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■総本部スレ【祭】迷惑メール撲滅活動推進委員会発足【祭】@携帯・PHS板
http://cheese.2ch.net/test/read.cgi/phs/1013258545/

■関連スレ
何か急にスパムメール来る様になってない?
http://cheese.2ch.net/test/read.cgi/phs/1014383780/l50

★★迷惑メールを考える!!その8★★@携帯・PHS板
http://cheese.2ch.net/test/read.cgi/phs/1013523406/

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ツールを入手し、Domainにwww.aitaiyo.com:81と書いてstart。
途中でPCが止まる人は1回終了させて復活。
361ミギー:02/02/24 00:04 ID:MZD/1JHP
>>359
外国の神父さんとかが集まってる場所があってキリスト教徒として
発生してしまう各種の思考上の矛盾について聞いてきた事あるんだ
けど結局、訳が解らなかった。まあ、さすが二千年の歴史を持つだ
け有るね。

つうか、一般的にも啓示による真実と理性による真実って体系が異
なるから混ぜないんじゃないの。
我々の場合、科学の証明みたいなのがあると盲目的に信じるけど、
科学的証明の思考形態って最初に神を設定しないといけないんじゃ
ないの。
こぎとえるごすむっすよ。
362Маршал Боголюбов:02/02/24 00:12 ID:yCJ4VUsf
>361
 理神論かね?
 わたしには、信ずるのが「神」でも「メンデルの法則」でも
 大差ないように思われるが
 だったら「たたり」だって
 最初に信仰ありきではないかな
 信ずるのは「神」ではないにせよ
363ミギー :02/02/24 00:43 ID:MZD/1JHP
>>362
そうだよん、体系の違いだけで同じレベルさあ。
実際自然科学ってデカルトいないと基本的な保証ないんじゃ
ないのかねえ。
364Маршал Боголюбов:02/02/24 00:59 ID:+wQnfSUL
>ミギーさん
 ヒュームならなんでもありだよ〜ん
 何でも「習慣」で片付けちゃうから
 それ以上は信仰の確信を強める以上に何も意味ないんじゃないかな
365ミギー:02/02/24 01:15 ID:MZD/1JHP
>>364
あっマジ?
ヒュームって経済史とかに出てくるあのヒューム?
ここに来て初めて知的好奇心を刺激されたので調べてきまーす。
366Маршал Боголюбов:02/02/24 01:19 ID:+wQnfSUL
ヒューズじゃないよ
367ミギー:02/02/24 02:03 ID:MZD/1JHP
しかし、これじゃあ自然科学自体否定しちゃうんじゃない?
「自然科学vs宗教」が実は「自然科学=宗教」てな構図を
描こうとしてたので、違うような。まっ大体最高の政治形態
でもなくなったから、どーでもいいか。

絶対的真実は無いつう事とは別に誰もが認められるような真
実の形という意味合いで科学(数学でも可)の認識形態を取
り込むほうが、私は前向きで好き。説得力あるしね。
368Маршал Боголюбов:02/02/24 02:10 ID:+wQnfSUL
わたし的には最後には信仰にならざるを得ないんじゃないかと思うけど
「日は東から昇る」という確信、これは信仰か、科学か?

何か確実なものに根拠を求めたいのが人情だとは思うけど
よくよく考えてみれば、そんなものあるかどうか、怪しいのでは?
ともあれ、日常生活には支障はないが
369ミギー:02/02/24 02:22 ID:MZD/1JHP
突き詰めると全て根拠なんかない。
でも日常生活で有効なのも科学だもんね。
「1+1=2」という最強の自明性があってこそ誰もが認めざ
るを得ない真実(うそだけど)の体系を形成できるのだと思う。

370Маршал Боголюбов:02/02/24 02:33 ID:+wQnfSUL
真実がウソとは論理矛盾では?
科学でも神様で仏様でもいいけど、何かを確信しなければ
安んじて生活を送れない、という意味ですか
真実がウソとは、一応は論理矛盾と言えそうだけど、気分は分ります
体系の無矛盾性で満足できるかどうか
貧しきものは幸いだね(いろいろな意味で)
371名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/24 11:42 ID:XOfEte/x
なんか政治形態論が宗教、真実の議論になってきたようだが、
やはり哲学こそ政治の原点なのだろうか。
現実にはフランス革命などの歴史から、哲学の上に
歴史を築こうとしたらろくなことにならない、自然な歴史の流れが
一番いいような気がするのだが。
372ミギー:02/02/24 15:45 ID:MZD/1JHP
語られる内容によるんだけど、真実と言う言葉はすでに本来の意味を
持ってない、つうのが私の基本的な視点。

真実とは体系によって保証されるものだから異なる体系から観察する
と、その真実はウソになる。科学者の言う事実を積み上げて真実に至
る、つうのは欺瞞に近いですな。真実を設定して証明する事実を積み
上げてるだけ。

人間は真実を設定されていないと、よく生きることが困難つうのも確
かにその通り、私はそう考えてる。
思考レベルで矛盾の無い体系を出来るだけ大きくして社会システムを
夢想するつうのもロマンがあるけど、伝統文化でいいんじゃないの。
んで、前のほうで江戸時代なんかいいんじゃないっつた訳さね。
373名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/24 22:36 ID:SZpIVAjh
>科学者の言う事実を積み上げて真実に至る

まともな科学者はそんなことを考えていません。
本当の科学は再現可能な(料理のレシピ同様、誰がやっても
同じ結果を取り出せる)実験、観測結果の集合と、
それを矛盾なく説明できる理論からなっています。
それは事実上の真実ですが、いつ崩れるか分からないことも
科学者は皆理解しています。量子力学も相対性理論も、
今のところ実験結果と矛盾していないだけで次に矛盾する
実験結果が出たら瓦解するのです。
374名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/24 22:45 ID:tXTLZqg5
立憲君主制が理想の政体です。
ただしこの場合の君主は君臨すれども統治せずを貫くこと、また憲法にも君主の権力を制限することが明記されていないとならない。

権力と権威が分有されれば極端な独裁というのは生まれにくい。
政治的権力者が権威まで手にすれば独裁に走ってしまう。
また君主の手に権力があればだれも反対できずに独裁になる。

権力と権威が分有できる立憲君主制こそ独裁が防げるもっとも民主主義が保たれる政体だと思う。
375名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/24 22:59 ID:SZpIVAjh
独裁は防ぐべきものでしょうか?
根本的なジレンマの一つで、緊急時においては民主制より
独裁制のほうがまず間違いなく効率的なシステムである、
という点があります。

一般に「名君の独裁」>「機能している民主主義」>
「衆愚制」>「暴君の独裁」>「後継などで内部分裂した独裁」
です。
独裁制の最大の欠点は、名君かどうかの保証ができないことです。
376ミギー:02/02/25 01:09 ID:vvQdFMhr
>>373
>まともな科学者はそんなことを考えていません

日本の科学者がまともじゃないってことかねえ。
ニュートンの「われ仮説を造らず」って聞いた事ないの?
377名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/25 17:56 ID:WWGD6nrZ
では「科学」をどう定義されますか?
378ミギー:02/02/25 20:26 ID:vvQdFMhr
んっ?377って373の方ですか?同じなら質問を質問で返さな
いようにしてね。

いずれにせよ、373を引きづった内容ですね。
私の>>372と反論形式で書かれた>>373って内容的には同じ事が書い
てありますのでよく読んでからにしてくださいね。
379Маршал Боголюбов:02/02/25 21:09 ID:KNCoNF1z
科学とは
神に見捨てられた信仰のこと
辻褄をあわせる以外に何のとりえもない知識の集積
380名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/25 23:01 ID:cXXMI6p0
もう真実だの科学だのうざい。哲学に逝け。

それより現実の政治体制は何がいいんだ?
共産主義はだめ、でも民主資本主義も環境を破壊するから
滅亡への道、じゃあ何かいい道はないのか。
381名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/25 23:11 ID:9aQx9+91
やっぱ、・「火の鳥未来編」式スーパーコンピューター主権だろ。
これ最強。
382ミギー:02/02/26 00:05 ID:PPsHEj0f
じゃあ続きから・・・
欧米型の「本来人間は平等であるべきだ」という前提から始まる社会は
うまく機能しない側面が見られる。これを欧米でなんとか運用していら
れるのは、平等思想がキリスト教思想であるからと思う。
私は寡聞にして、ここまで能天気な平等思想を東洋で発見したことが無
いのだが、いったい、どのような思想的根拠でこれを保証すればよいの
だろう。
成程、コミュニティの全構成員に権利を与えることで政治的責任はコミ
ュニティ内を循環し政治的安定に寄与するだろう。しかしながら、犠牲
にする機能が多すぎる。などと思う今日この頃っす。
383名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/26 00:31 ID:yPIpe7BZ
「日本における」に限定した方がいいんちゃう?
384名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 01:03 ID:ubFLLLtK
自然科学はそもそも抽象的にものごとを考える・・・
なぜなら、完全に真空状態なんてないし、4次元とか5次元とか
いうのもない・・・それと同じで人文科学も物事を抽象化して
見ることからはじまったわけ・・・
だから、全ての人は平等じゃないけど、平等と考えて抽象化して
考えたのがロックなわけ・・・
385名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 01:31 ID:AkKNu0h3
でも最高っていえるのはないんじゃないの?
どれも用い方次第だと思うよ。
386理系板住人:02/02/27 01:35 ID:???
>379 名前:Маршал Боголюбов :02/02/25 21:09 ID:KNCoNF1z
>科学とは
>神に見捨てられた信仰のこと
>辻褄をあわせる以外に何のとりえもない知識の集積

科学の一成果たる通信技術=とりえを利用して行われた発言ですね(w
なかなか笑えます
387ミギー:02/02/27 21:25 ID:1G3MGihE
自然科学の方法論を取り込んだのが社会科学ですが、はっきり言って
めちゃくちゃになった。
同じ社会現象をみたのにそれぞれ解釈が異なるし対処方法も異なりま
す。で、何が本当なんだつうことになったんすね。
社会は公平(公正のがいいか)であるべきだけど、平等であってはい
けないのだと私は思う。個々人の差異は人間の生の本質であるとさえ
思ってます。
388名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 21:36 ID:ubFLLLtK
やっぱり、火の鳥未来編のコンピューター主権がいいかも・・・
でも故障しちゃうか・・・?コンピューターによる支配って
哲人政治かなぁ・・・?
389名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 22:56 ID:T2zoMGO0
少なくとも自然科学は日蝕を正確に予言できる。
量子力学の論理や哲学は理解不能だが、実験結果は
嫌になるほど正確に予言通りの数値だ。
390雪風@自衛隊板から来ました:02/02/27 23:37 ID:???
ともに栄えられないのなら
せめてともに滅びるべし…ってね。
391名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/28 02:54 ID:/DGcjRJl
珍しく良いスレですね。

自然科学の弱点は観測対象と非観測対象の関係を整理できない
ことじゃなかったっけ。
複雑系でよくいわれること。
392名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/28 11:26 ID:BsENqCiv
そもそも民主主義が完全に実現してる国自体ないんだから
民主主義の完成を目指すべきでは
393名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/28 12:33 ID:1iTE3o2c
民主主義は暴走する場合もあるから恐ろしい
民主主義を殺すことができるのは民主主義だけ・・・
394名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/28 13:44 ID:t55jHr7v
システムの完成を望むのは危険。
共産主義だって、いつまでも革命継続をいいたてて
国内の反体制派の粛正が続いた。
現代のアメリカのように適当なところで妥協し、
民衆は批判、諷刺をするエネルギーを保ち、政治的に
安定しているのが一番健全。
395名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/28 13:59 ID:neM5/XFv
民主主義は現在ある選択肢の中で最高と言われているけど
社会が環境に比べてあまりにも強大になりすぎて
ただの民主主義の完成では不十分なのでは?
主義成って実滅ぶってことになると思う。
アメリカは力強い社会だけど環境破壊への力も強い。
396名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/28 14:11 ID:YEGlUXtu
「政府は小さければ小さいほどいい」という考え方があるね。
華美壮麗な議事堂や官庁や公共施設は、普通の市民の生活にはほとんど関係ないので、なくてすむなら
ナシにしようという発想だ。
ついでに居眠りばかりの議員さんや賄賂の好きな官僚さんもいなくて済むならその方が良い。
公務員はニ公社五現業だけで市民は契約して維持費用を負担する。
ニ公社とは軍・海上保安庁です。
公社とはいえ独立採算法人なので、有事でなければ収益事業に専念してもらわないと
自分の給料も出ない。
五現業とは救急・消防・警察・衛生・町内会の現業組織のみ
それ以外はすべて民間でする。
したがって税務署はなく、税金もない。
ニ公社五現業の負担金があるが、いままでどうりの税金を払うよりも安くつく。
そのかわりに厚生年金や介護保険などの行政サービスはありませんが、
民間企業か労働組合での福祉事業として行われる。
あと、いちおう司法・立法・行政の三権を受け持ち政策決定する組織がないと
外国と交渉できないので用意する。
ただし、構成人員たった4人。
しかも、利害関係のある市民ではいけないので、国外の人たちに外注する。
つまりは政治職人アルバイターを雇うことにする。
ただし政策失敗の時は死刑とする。
一国の将来を左右する政策決定で間違ったときに「誠に遺憾でございます」とか
「記憶にございません」で済まされてしまったら無責任すぎるから、命がけでやってもらう。
もちろん命がけでやってもらう以上、報酬は高額。
彼らには「宣戦布告」の権限も与える。
397名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/28 15:47 ID:1y6l2QOC
現在サヨクが夢見ている、日本国憲法実現→布教→世界に広がる平和主義
→自発的核、軍事力廃絶→世界連邦へ→ウマー
より、むしろアメリカが古代ローマのように「他国にも市民権を認める」
形で拡大する方がいいような気がしてきた。
まあアメリカには「独立国に近い州分権」がある点で古代ローマと
同一視はできないのだが。
398ミギー:02/02/28 21:21 ID:WoPDFCWT
そんなに民主主義いいのかなあ、ずいぶん古い話ですが彼の話を聞いてあげて
ください。

事柄を良く知る者こそ、事柄を良く支配する。
馬を知らないものに騎手の能力はわからない。専門家の能力は専門家が
良く判断する。それゆえ「素人の判断」を重視する民主主義は、悪い決
定方式である。

ばーい ぷらとん
399【^▽^】足軽浪人ジョーカー@アズマ右派:02/02/28 21:39 ID:aSMjtm14
天皇+幕府
400金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/02/28 21:46 ID:2ts9lZCg
集団自殺主義。
401【^▽^】足軽浪人ジョーカー@アズマ右派:02/02/28 21:53 ID:aSMjtm14
よく権力者を”庶民的で良いねぇ”なんて言う馬鹿がいるが、
天皇であれ征夷大将軍・関白・太政大臣であれ大統領であれ首相
であれ、為政者が庶民と同じような生活水準や生活様式では困る。
402名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/01 23:11 ID:hp8u9NvM
現実に圧倒的な富と権力を独占している「多国籍企業」「学歴貴族」を、
政治的な主体として認めたらどうなる?
現代の社会は実質的に寡頭制だろう。それに大衆主義が
国ごとに分かれてふわふわしているだけ。
その現実を認め、それなりの特権を与えつつ「人類の永続」のために
力と智恵を使って奉仕する義務を押しつけることはできないのか?
403s.p:02/03/02 00:06 ID:k4WrwIpO
あえて日本内だけの話として考えてみた。
オレは、今の都道府県を分解して、それぞれの地方で「資本主義(言葉としてね)」
を実行するべきだと思う。当然、政令指定都市は有利になるだろう。

だが、経済効果は思わぬ方向で明るくなって逝くのではないかと思う。
なぜか?それは、戦国時代さながらの国取り合戦になる可能性があるからだ。
例えば、あらゆる意味で体力がない都道府県(一応全部ね)は結果的に統合せざる
得なくなるだろう。ここでは「どこどこがそうなるだろう」と言う意見は控えるが…
つまり、同じ日本でも日本ではないような錯覚に陥る可能性もある。

で、外交など世界への日本も考えて統治しなければ逝けない機関もある訳だが
これは、東京にしなければならい。ここは天皇の国なのだから至極当然となるだろう。
だが、これには面白い仕掛けがある。外交云々が東京になるということは必然的に
東京都は自国に有利になる条件を指標とするだろう。だが、他地方からの叩きは
半端じゃなくなることも必須。
つまり、外交に対して日本全体で真剣(死に物狂い)に考えなければ逝けなくなるわけだ。
こうなると、今までの癒着云々は増えるようだが実は野党も叩く材料のソースが
増え、賄賂云々の仕組みが崩壊する可能性も考えられるだろう。
つまり、自分のことは棚に上げずらくなる。
叩きは政治家として死に繋がるからだ。
勿論、自ら外交ルートを確保しようとする地方も出てくるだろう。

法律改正も、ダラダラやってないで都市条例のようなものがうんざりするほど出来て
愚民のモチベーションもコントロールしやすくなる。
ある都府県では、16歳のガキとファックしても大して怒られず目を瞑ってくれるかもしれないw

ただ、平等に分けなければいけない機関もある。
それは、自衛隊・警察・裁判所などの機関である。
当然、クーデター・暴徒も視野に入れなければならないからだ。
だが、奇しくもそれでまた経済は活発になるw
勿論、スケープゴートとして選ばれてしまうかわいそうな地方も出てくるだろう。

このシュミレーション。どう思う?単純に日本がヨーロッパのようになると
考えてみてくれ。
404名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/03 01:15 ID:N0WIAMWt
東京都意外滅びるよ。
405名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/03 18:09 ID:7MUd2tci
>>404
そうでもないと思われる。
東京都は、実質「買い手」という立場にならざる得ない部分が多い。
ただ、地方は「売り手」にという立場になる部分も多い。
観光地含め条例改正でも地方には魅力がでるかもしれない。

問題なのは、ゼネコンなどの土木癒着や暴力○絡みが異常に大きな組織に
なる可能性があるがな。
406ミギー:02/03/05 19:25 ID:EX/0W4v2
資本主義社会は人間は元々同じようなものという前提で社会社会参加における
「機会」を平等にしたものです。従いまして、結果における不平等を個々人の努力
などの差異であったとして捉えます。

まず資本主義社会で遺産相続を認めていいのでしょうか?
このシステムは出来る限り「機会」を平等にしようとするところにありますから、遺
産相続は明らかに相反する制度です。
じゃあ、遺産相続を止めればいいのかといえば、そうでもないですね。だって、そ
んなこといったら遺伝まで規制しなくてはならないですもの。
やっぱり人間が元々平等ではないといったところに問題がありそうです。

では、社会主義みたいに結果を平等にすればどうでしょう。既に結果は出てます
が、やっぱ駄目です。社会全体に活力が失われます。

私はいい加減にこの矛盾に満ちた「人間の平等」という前提から派生した社会制
度、もちろん民主主義制度も含めて見直すべきではないかと思う。
407右や左の名無し様:02/03/06 00:27 ID:8x4aq+ok
「人間の平等」は、基本的には「法の下で」の平等であり、
その論拠は「神の前で」の平等だと思います。

ユダヤ人だから、半陰陽だからという理由で殺されることは
ないし、同じ罪なのに貴族だから無罪で平民だから死刑と
いうこともない、どんな障害者も(洗礼権と同様に)最低限の
生存権も認める、それで充分なのでは?
日本国憲法には「機会の平等」も「結果の平等」も確か
書かれていないと思います。

では、その「平等」を否定してどんな制度ができるでしょう。
例えば、財産を用いた子孫の遺伝子改良を利用し、「ジーンリッチ」
と「ナチュラル」に人間が分化、貴族制が確立する状況が考えられます。
408鶏雑炊【二日目】:02/03/06 00:32 ID:130HQ2jb
>>406
結局、
何かを制限をつけるということ、
あるいは
何かを解放するということは、
相反することだろうから、
最も有効的に機能させるためには、
中庸な位置、
資本主義的には、
需要曲線と供給曲線の合致するところ、
に持っていくということが必要だと思われ...
409右や左の名無し様:02/03/06 01:52 ID:MfExWGj5
む〜おもしろくROMさせてもらってます。
>>408さん
テクニカルにはそう言うことかと思うんですけど、
今なかなかメタフィクションがないと人民は統治された
がらないですよね。
アメリカなんて建国以来ず〜〜〜っとフィクションづけ。
幻想の再生産システムが安定には不可欠かと。
410すまんがね。:02/03/06 04:47 ID:WyMTygIu
>>406 まず資本主義社会で遺産相続を認めていいのでしょうか?
 このシステムは出来る限り「機会」を平等にしようとする
 ところにありますから、遺 産相続は明らかに相反する制度
 です。


 これは変。相続による富の蓄積を否定するのは「機会の平等」
ではなく「実質的平等」を前提としている。「明らかに相反」
はしていない。これでは、資本家に私有される生産手段を、商品化
された労働力を投入することによってえられた、「余剰価値の蓄積」
が否定されてしまっているではないか。
 「機会の平等」が果たして資本主義の必須要件と言えるのか、
考えた前。市場における国家の介入を最小にしようというのが本来の
資本主義であって、貧者にも富者にも「機会が平等」に与えられるべき、
という理念は、資本主義に必須のものではない。これは市場の失敗を
補完する、社会福祉政策の問題であろう。
411すまんがね。:02/03/06 04:51 ID:WyMTygIu
 機会の平等というのも、封建的な特権なく、万人に「試験」「受験」
あるいは「企業」を行う自由は認められるということであって、それに
必要な「富」「能力」までも個々人に平等に与えられねばならない、と
いうものではない。
 すこし、誤解がないか?
 
412すまんがね。:02/03/06 05:00 ID:5z7NyFHP
 たとえば、ハイエクなどは、平等とは法の前の平等であり、物質的
平等を意味していない、と主張する。ミギー氏の論は、ハイエクが
聞いたら驚くぞ。
413ミギー:02/03/06 22:51 ID:AKOrM97Y
誰も書かないから一人でいっぱい書いてやろーと思ったら結構見てる人いるんで
すね。

さて不用意に資本主義を使ったようですね、失礼。、この部分はリカードの比較生
産やらベネディクト資本主義制度批判の記憶から書いてます。あんまり変わらな
いけどちょっと書き直しましょ。

自由主義、資本主義=機会の平等
社会主義、共産主義=結果の平等

もちろん、資本主義社会の累進課税とか社会主義の機会の平等性とか細かいとこ
ろは色々重複するんでしょうが、これ間違ってます?私は社会制度の理念自体は
こんな枠組みで出来てると思ってます。

はっきり言うと、どっちでもいいんです。私の主旨は社会制度における平等批判で
すから結論は両方駄目ですね。違う方も色々書かれてますので大雑把に何を書こ
うとしたか書いときます。

1、近経を馬鹿にする
2、現在経済学と経営学がいかに人間を不幸にするか説明をする
3、階級社会と比較する
4、てきとーな宗教制度を日本に組み込んでみる
5、最高の政治形態にする

こんなとこすかね
414右や左の名無し様:02/03/06 23:32 ID:QOG576pP
理念としての平等と、現実の不平等があるのでは?
資本主義では機会の平等をいいながら実質的に機会不平等、貴族制に行く圧力が、
社会主義や共産主義でも高度な不平等(粛正か生存かでも相当不公平)が
ある現実を無視してはいけないでしょう。
階級社会を肯定するなら、イギリスのような形が理想でしょうか?
415右や左の名無し様:02/03/07 14:40 ID:pOHD8Jqt
パックス=マフィオーサ(フリーマントル「ユーロマフィア」)
は実質的にどのような体制なのだろうか。
それは妥当の余地が無く文明として持続可能なのか?
416右や左の名無し様:02/03/07 14:50 ID:yJSEFBD0
政治そのものは止揚されなくてはならない。
417右や左の名無し様:02/03/07 14:53 ID:GDRGw61D
大統領制
418右や左の名無し様:02/03/07 22:27 ID:NxxHstUZ
グローバルという名の新貴族制は具体的にはどんなシステムになるかな?
ここまで圧倒的な貧富の差があり、それがますます固定化される傾向にあっては民主主義は機能しなくて当たり前です。
では、どんな形で新しい富者を中心にした政体が作れるでしょう。
過渡的に普通選挙による民衆院と、一定以上の財産で選ばれる貴族院で互いに牽制するのがいいでしょうか。
それとも歴史の必然として、衆愚から独裁になり、その反省として有力な「グローバリスト」たちによるクーデターが起きて寡頭制になるのでしょうか。
419跳ね馬:02/03/07 22:39 ID:5VkZeuJs
民主制、帝政・王制、寡頭制。
これらが腐敗・衆愚化、クーデター、革命により交代を繰り返すのが健全な政治。
420右や左の名無し様:02/03/09 03:33 ID:EHIkR/g7
クローン技術で天才独裁者をコピーし続けれ。
ファシズムが一番。
421右や左の名無し様:02/03/09 05:50 ID:j1k92AO8
政治などというものは本来人間の生活の糧とは無縁の長物にすぎないのです。
人間がその社会的生産諸力を「政治」などという飯のたねにもならんものに費やすことを余儀無くされる理由は、
この世が階級社会であるということにつきるわけです。
従って階級の無い社会になれば「政治」などというものは消えてなくなるのです。
422跳ね馬:02/03/09 10:57 ID:qEwkCKCz
>>421
階級とは無関係に、競合する2つ以上の利益があればそれを調整する必要性が
でてくるのではないの?
423右や左の名無し様:02/03/10 07:02 ID:etAL9bbO
経済における競争とは単に剰余価値の取得形態が複数の個人に不均衡にあらわれる限りにおいておこることなんですよ。
まずはだれも飢えることのない生産力が社会的に実現されているということが基本です。
そうであれば誰も人から何かを奪おうなどという動機はありえないわけです。
であればフェラーリに乗りたいというような個人的欲望は全く意味のないことになるのです。
424ミギー:02/03/10 10:40 ID:W9GgaBrH
最大多数の最大幸福なんですが、価値観が多様化する社会において具体的な
方法論を構築しようとすると大変困難な作業になります。
まずこの幸福ですが、若い頃のニーチェが不幸についてこんな事を言ってます。
人間には色々な欲求があります。これを欲求の度合いに応じて大きさを決めて
全体の大きさを決めます。んで、満たされた欲求をそこから引いて残った不満足
の部分が不幸の大きさだってなもんなんですが、大変解りやすいのでここから
個々人が最高であると考えることが可能な政体を考えます。

さて、面倒だから戦後あたりからにすると、この辺から米国の圧倒的な国力が衰
えだすんすね。で国民は色々言い出すわけです、ベトナム戦争が悪いとか、対外
政策が悪いとか、民族は雑多に暮らしてはいけないとかね。一番説得力のあった
意見は米国の現在の経済状態に経済政策が噛み合ってないんじゃないかという
意見すね。簡単に言ってしまえばケインズが色あせたつうとこですね。
そんな状況でTVが煽りだして始まったのがフリードマンvsガルブレイス論争です。

簡単にすると政府は経済にちょっかい出すべきじゃないつうのがフリードマンで、
政府は経済にもっと介入すべきだつったのがガルブレイスです。論争自体は全く
噛み合わず平行線をたどったんすけど、政策レベルで支持されたのはフリードマ
ンになるんですかねえ。私的には生き残ったのはガルブレイスだと思う。

長いなあ つづく・・・
425右や左の名無し様:02/03/10 18:49 ID:RhVDLzu9
神は死んだ。全ての罪は許される。
今こそファシズムを。
426右や左の名無し様:02/03/10 18:50 ID:???
>>425
共産主義で成功した国家はひとつもない。
ファシズムはスペインという成功例がある。
427右や左の名無し様:02/03/10 18:56 ID:6bLLveGe
共産主義というのは政治ではなく経済システム。
ファシズムというのは統治形態。

同列にならべること事体幼稚すぎる。
428右や左の名無し様:02/03/10 18:58 ID:???
429右や左の名無し様:02/03/10 22:19 ID:zCWT/zmh
最大多数の最大幸福が正しいと言う論拠は?
例えば百年後の人類の生存とどちらが現在の人にとって
優先順位が高いでしょうか。
430右や左の名無し様:02/03/10 22:24 ID:dSrpWo0X
正しい、正しくないという前提が正しくない。

納得できるか、できないか、でしかない。
431右や左の名無し様:02/03/10 22:27 ID:???
コンピューターだろ。
今こそスカイネットを。
432右や左の名無し様:02/03/10 22:28 ID:???
2ch独裁
433跳ね馬:02/03/10 22:31 ID:GbE/fmSy
>>429
当然、現在の人間の最大多数の最大幸福ですな。
百年後の人類のことなんか知ったこっちゃありませんよ。
それどころか、僕の死後であれば誰がどうなったって知ったこっちゃありません。
最大多数の中に僕が属している限り、最大多数の最大幸福は絶対的に正義ですよ。
僕が最大多数に属さなくなった時点で、その限りじゃありませんがね。
434ミギー:02/03/10 22:48 ID:W9GgaBrH
うーんとねえ、同じ事を書くと悪いと思って続きにしてるんすよ
>>277 で1回似たような事書いてますな。
435右や左の名無し様:02/03/11 18:51 ID:+KTnTWX5
「現代世代の最大多数最大幸福」「人類文明、地球生命圏の存続」
どちらを優先するか・・・議論にもならず前者?信じられない。
世界の識字者全員投票したらどうなるのだろうか。
436 h :02/03/11 20:02 ID:BlzxXz2i
国民クイズ体制しかない!!
437ミギー:02/03/11 23:52 ID:N3r34blr
「現代世代の最大多数最大幸福」と「人類文明、地球生命圏の存続」
ですね・・・・・
もう一回書きますけど、多様化する価値観の中で「全ての欲求」だか
ら、欲求に他人の生命や人類の存続を入れてくれば結構です。


資本主義社会体制の優位性について私はこう考える。
すべてじゃないけど、大部分の人間の欲求は社会に流通する商品・
サービスでカバーする事が可能であるつう前提で、それらを最も効率
的に供給できるのが資本主義社会ということでしょ。
つまり最大多数の最大幸福を意訳して現時点で人間の欲求を最大
公約数的に達成していると思う。
だって王制とか社会主義じゃあ効率悪いすからねえ。

さて、ガルブレイスとフリードマンですが、簡単にいうと生産者主権論
vs消費者主権論です。これ玉子と鶏みたいな関係なんで勝負つきま
せん。でも私は生産者主権に軍配をあげます。
なぜって、現代社会は企業の思惑で動いていると思うし、企業経営は
生産者主権では機能しないと思うからです。
438438:02/03/12 17:09 ID:Tz/RAtuz
やはり国家社会主義ではないか、つまりファシズム。共産主義なんてもっての他だ
439跳ね馬:02/03/12 22:28 ID:rqBagXho
>>438
ファシズムは歴史から学べばずいぶんと欠陥が多いように思えるけども、
貴方はファシズムのどういう所に利点を見いだすのですか?
440右や左の名無し様:02/03/13 11:56 ID:NunmyaQn
「バトル・ロワイヤル」の大東亜共和国は存続しうる?

また、あのシステムを改良して皆があれをやる・・・
「勉強でも選別(S.ホーキングクラスは戦闘選別免除)」
「12歳の時男女合同で、五人から一人生き残る」
「17歳の時男女別で、10人から四人まで減らす」
どちらも武器ハンデなし、自由に選べて一週間以内、という形にしたら?
441右や左の名無し様:02/03/15 17:39 ID:0SW5D/1i
有能なる独裁者による政治体制がもっとも有効な政治体制である
何か文句ある
442右や左の名無し様:02/03/15 22:22 ID:fdwpW/e0
>>441
・人間には寿命があり、それが終わった時に独裁者の
カリスマに頼っていた社会が崩壊する;例、秦の始皇帝
・人間の精神力には限界があり、あまりにも大きい帝国を
一人で治めているとどんなに有能な人間でも狂うことがある:例、ヒトラー
・有能な独裁者は「生産」不可能
443seijian:02/03/16 06:14 ID:hxxZxu16
有能な独裁者は継続しません。ゆえに議会制度があります
さて併存案の掲示板における議論を転載しますぜひとも議論に御参加ください
http://536.teacup.com/mine2/bbs
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>まず、事実を、極めて簡便な形で国民に知らしめること。そして国民が意
>思を明らかすること。ここから、日本の、日本的な民主主義がスタートすると考えます。

情報の公開は言わばインフラです。インフラの整備は至極当然であり、国民の為の政治の
必須条件です。さて、行政の電子化の先進国の米国でさえ、官僚はオイシイ(裁量幅が大きく、企業権益を左右できるもの)情報は自らの
既得権として、種々の理由を挙げて非公開のままと言われています。
議員立法も、その多くは官僚が「アドバイス」の名目で干渉しており、100%議員のみの法案はありません。頭のいい官僚
が、立法の書式等に極めて難解なものを要求するシステムで、官僚がアドバイスしなければどうにもならないとのこと、
第一、議員立法の多くは既成法律の表現を少し修正する程度のもので、官僚が、議員立法ということにしてくれる「オミ
ヤゲ法」でしかありません。
議員はあたかも自己能力で立法したかのように選挙区で言うでしょう。官僚はこうして議員に貸しを作っているのです。
間接政治のもとに於いて、官僚の助けを受けず、多忙を押して、票にもならない立法に励んでいるような議員がい
る・・・このような希有の方がおられるようでしたらぜひお名前をお教え下さい、しかし、彼が行政の権益を侵す立法を
考えているなら、彼はあらゆる面で官僚の恣意的な報復を受けることになるでしょう。
官僚の構築した枠組みの内部で、どのような改革手段をとろうとも実効性は上がらないと考えますが・・

> 議決に参加する人々の責任感と判断力に明日の日本を託し得るか

エリートによる政治が完璧に破綻したことは明らかです。老いた牛だけで車を引っ張る・・・それこそが明日はありませ
ん。若い、常識と正義感のある牛を参加させるべきなのです日本は世界から、トルコと同じレベルという評価です。今運
営が行われているのは子孫からの借金によるものであって、完璧な破産状態にあることをご理解下さい
444中葉:02/03/16 09:49 ID:3mEYLsiA
最高の政治形態は?

第三の道に決まってるジャン?  何を迷ってるの? 皆さん!
445sa:02/03/16 09:56 ID:dN9QQaKP
そうだった!

いまこそ、火星人 プリーズ!!
446ミギー:02/03/16 16:40 ID:kB4rzZFJ

ガルブレイスの生産者主権論を私なりに解釈しますと、こんな感じになります。
資本主義社会は需要と供給のバランスによって物品・サービスが流れますが、
この需要とはいったい何なのかというところを彼は突っ込みます。
まず、需要は消費者の欲求によって形成されます。もちろん、経済的問題や
他の理由により潜在化に沈むものも含めても構いません。
では消費者の欲求とはどのように形成されるのでしょう?

消費者の欲求は供給側の行う広告・宣伝によって発生します。勿論、本能的
欲求というものもありますが、大部分は生産者側の行う広告・宣伝による商品
に転化した形態で欲求が発生します。
簡単にいえば、原始人がエアコンを欲しいなどという欲求は持たないという事
です。

つまり、一定規模の広告・宣伝によって一定規模の有効需要が発生するとい
うことですから、この係数さえ解っていれば非常に効率的な生産活動を生産
者は実施することが可能です。
更に人間の欲求が限りないとすれば、生産者の行う広告・宣伝を拡大すれば
限りない有効需要が発生するということにもなります。私はガルブレイスがこ
んな社会を夢想してたんじゃないかなーなんて思います。

まぁ資本主義社会は数値と係数によって全て把握できるんだなあんて言った
サミュエルソンはガルブレイスのことをレトリックだけの詐欺師と罵ってますか
ら反論も多いです。でも私は解り易いので好きですね。

実際の問題はこの社会がどのように動いているかということになります。
ドラッガーは明らかにガルブレイス経済学を下敷きにして経営学を構築してい
ると思われますので、説明しようと思ったら既に長くなったし、疲れたのでやめ
た。
447右や左の名無し様:02/03/16 17:35 ID:???
「まごころを、君に」のアレ
448中葉こと、もと宙援:02/03/17 07:13 ID:CWK8rMej
>441 有能なる独裁者による政治体制がもっとも有効な政治体制である 何か文句ある

文句はないが質問が二つ。
1.有能な独裁者の卵はどこにいます。彼が独裁者になる可能性は?
2.「有効」の定義は?

>443 有能な独裁者は継続しません。ゆえに議会制度があります
>若い、常識と正義感のある牛を参加させるべきなのです

楽観主義は私も賛成ですが、どうやって啓蒙するのですか?
そこで出てくるのが第三の道! やはり

>445 そうだった! いまこそ、火星人 プリーズ!!

宇宙からの助っ人(宙援隊?)の出番かも?
449seijian:02/03/18 07:06 ID:Ju0DBjxN
第三の道は、スーパーコンピューターの政治参加かも・・・・・・・
さて、少し転載させて下さい
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は、間接政治の下では、国民は赤ちゃんと同じで、ママによってスプーン
で食事を与えられ、ママの価値観で衣装を着せられる、赤ちゃんが痒い痛い
ところがあっても、それはママに頼らざるを得ない、こうした依存個関係の
もとでは赤ちゃんの成長も幸福観も得られないのではないかと考えています
赤ちゃんが自己意思で行動するのは危ない、失敗する・・・しかし成長は
責任を持たせられること、失敗の経験からはじまります。
(しかし、大多数の人々は政治家に委任しておきたいと考えておられます
か     らそうした人々の票決権は議員が代行します)
ネット時代、デモクラシーの基盤は全く変化しています。
聖域なき改革・・・・政治家と同等の情報が与えられれば、判断は国民に委ね
られてしかるべきで政治決定権は議員のみとする旧来の行きかたは?
A政治への参入障壁と考えています
あらゆる世論調査では、国民の大多数が「議員不信」となっています。
「自分一人で10万もの支持者の意思を集約できない、自分の意思を支持者の意
思とするよりない」議員は公約には制約されることなく、その時々の自分の価値観
と損得で法案の可否を選択されるでしょう。(しかも、党議拘束に従い)
「選択した議員の行動は、公約に従っているか否かが検証され評価を受ける」件で
すが、これが機能していない例は、金丸や中村ほか無数の人々が再選された例が
過去に無数にあります
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

政治に関心の高い人は、関心のある議案の表決に電子的に参加し、議員
は信託票数を行使する直接間接並存政治こそがデモクラシーの基盤です
      http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
450中葉:02/03/18 10:27 ID:lNa2uiOA
>449 第三の道は、スーパーコンピューターの政治参加かも・・・・・・・

技術論一般としては、この可能性アリだと思います。

私は現実論として、第三の道に政権政党として取り組んでいる例としては英国労働党
の着実な実践に注目しています。ブレア首相が非常に元気があり、彼が3月12日に
London School of Economicsで行った新しいステップに関する演説
The next steps for new Labour http://www.labour.org.uk/
は立派なものです。また、これを受けたインターネットによる英国民の意識調査も
大規模なもので驚かされ、羨望を禁じ得ません。

片や、米国民主党は元気がありませんが、巻き返しの努力は積み重ねているようです。
The Third Way http://www.ndol.org/ndol_ka.cfm?kaid=128

翻って我が日本は???
451すきやきっち@似非学者 ◆T922RdeA :02/03/19 00:53 ID:p3Nlk/AI
能無き者に「企画する権利」を与えている現状は問題ですね

(能無き者=ITに乗り遅れた新進性無き人達、バブルに踊った愚か者等等
 知識・判断力・人格が、日本の舵を取るに値しない有権者)
 最低、人並み以上に能有るなら、日本の比較的平等な制度において
 それなりの成功は出来ているはずだ。
 出来ない人は能が無いということ。
 それが嫌なら能有る人になりましょう。
 選挙で似非議員に福祉や工事たかってないで・・・)

(企画する権利=参議院での議案提出権。
 やっぱバブルの時も、バブル後も能無き者の支持が基盤の
 議員のやることは外れてばかり。
 最もらしく言い包めるのは上手いというか・・・
 結局、結果が出る頃には知らん振りか良い訳だ。っていうか
 そいつらを選んだのは能亡き者たちだ。逝ってよし。)

能無き者には参議院で衆議院の議案突き返す権利だけで良し。
その分
参議院の過半数で衆議院の議案何度も突き返せるようにして
大体平等な参政権は確保。

以上。レス逃げ。
452中葉:02/03/19 21:52 ID:pVDps0qZ
>451 以上。レス逃げ。

しないで、実現まで手を携えて頑張りましょう!
453いちばん:02/03/19 22:15 ID:MpPZaSWG
直接民主制=スイス
454右や左の名無し様:02/03/19 22:29 ID:UuK5n4LN
「1984」のシステムの将来は?永続するだろうか?
455 :02/03/19 23:26 ID:X/vXY/fF
456右や左の名無し様:02/03/20 09:45 ID:attnTVwa
チペット神権政治。

だいたい人間の素質は赤ちゃんのときにすでに決まっている。
人生経験が豊富な老人に判断を任して、
その老人はいろんな面で優れていて
その社会が提供しうる教育を受けて、
家族の累を持たないので公正で信頼できる。

選び方は地域人口比に影響されず完全に無作為。

その選ばれる赤ちゃんに贅沢な帝王的教育で育つ。
家族と幼い頃から別れたので王族の芽萌えの心配ない。
子供はわがままにならない。

リーダーはいるかいないか関係なく徹底的堂々なエリート支配を行う。
教育資本を合理に分配できる。
457中葉:02/03/21 07:05 ID:cRLbe+dG
>454 「1984」のシステムの将来は?永続するだろうか?

永続どころか、先ず、成立さえしないと思いますよ。
458右や左の名無し様:02/03/21 22:20 ID:DzCA2n7H
これらに優先順位を考えてみてください。

地球型生命の存続
自分の地位
家名
自国または地域の経済成長
自分の会社
自国の独立
(アブラハム・イザク・ヤコブの)神の意志
憲法九条の護持
現世代の最大多数最大幸福
皇統の存続
自分の生命財産の無事
世界平和
女性の人権
自由
人類の存続
自分の信仰
世界に餓死者が出ないこと
全人類の機会の平等
テロ防止
億単位の死者を出す虐殺、飢餓の防止
現在の国境線の堅持
家族
社会ダーウィニズムの排除
459中葉:02/03/21 23:12 ID:cRLbe+dG
あれかこれか、という優先順位の時代ではなく、システムの時代だと思います。

21世紀という時代は。
460Маршал Боголюбов:02/03/21 23:15 ID:???
システム的には優先順位をつけないと処理できまい
461Маршал Боголюбов:02/03/21 23:28 ID:???
21世紀は救いのない時代
共産主義はとっくの昔に潰えた
負け組は何にすがろう
歎異抄以外にないか・
462跳ね馬:02/03/21 23:32 ID:xMwwGfR2
>>458
圧倒的に優先順位最高のものが抜けてますよ。
「俺様の幸福」
そこにあげられているすべては上記目的に隷属する手段にすぎません。

>>456
その教育の質と内容はいったい誰が保証するんでしょうね。
教育を施す者が横暴で恣意的な誘導をしないという保証はどこにあるんでしょうね。
463 (^0^)v ◆s3ihxijg :02/03/21 23:34 ID:WJdX1tzH
 みんな、自分を偽るのは止めよう。以下が
理想ではないのか?

     【世界の女は俺のもの主義】

             ∧ ∧ 
             ( ゚Д゚)
              /\
            / 愛  \
         ♀ ♀ ♀ ♀ ♀ 
超えら     ♀ ♀ ♀ ♀ ♀ ♀
れない壁 −−−−−−−−−−−−−−
  
     ♂ ♂ ♂ ♂ ♂ ♂ ♂ ♂
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
464中葉:02/03/22 06:30 ID:GRzsDrpQ
>461、462、463
正に皆さんのおっしゃるとおり、これらのことが動物としての人間の原点ですね。

そのことは疑いありません。すべての学問、宗教はここから出発しています。
政治や社会制度も、ここから出発するべきです。
465456:02/03/22 07:52 ID:AKhdcV91
>462
「最高の政治形態」を考える場合、
あくまで「実践の可能性ある」に限るでしょう。

ほかの案もおっしゃったような保証を提供できないと思うが。
466跳ね馬:02/03/22 07:59 ID:YKEXoF52
>>456
456の書き込みで、
>家族の累を持たないので公正で信頼できる。
>家族と幼い頃から別れたので王族の芽萌えの心配ない。
>子供はわがままにならない。
>教育資本を合理に分配できる。
とありますからね。これに対する反論です。
ほかの案にできないから、というのは関係ありません。
467右や左の名無し様:02/03/22 09:20 ID:jPLYTMDn
>>462では
自分の生命財産の無事
自分の信仰
自分の地位
自分の会社
家族
の中での優先順位は?どれも「自分の幸福」
に直結していますよ。
468アミバ:02/03/22 12:12 ID:jbltvRX2
この天才による統治が最高の政治形態だ!
469天帝ユタ様 ◆UEhy5aKQ :02/03/22 13:13 ID:Dxy1knYD
日本は恐怖政治アメリカを見習うべき。
http://219.23.28.73:8080/doubt/warface.htm
470456:02/03/22 18:08 ID:AKhdcV91
>跳ね馬さん
つまり「家族の累を持たないので公正で信頼できる」を
「家族の累を持たないので不公正の動機が少なく
したがっておそらく信頼できるでしょう」
と言葉を曖昧にすればよいってことですか?
なら文面(以下同)を直しますよ。そうしたら保証をしなくてすみます。

政治形態は一種のシステムで完璧なシステムありませんね。
「最高」は問題なので相対的な論しかできないと
教育の質と内容に危機が起きたらそれはその社会全体の文明的な問題で
政治形態がその原因であることを証明できないでしょう。
あくまでここで行っているのは「最高の政治形態」をめぐる話で、
「最高の時代(あるいは地域、イデオロギー(不適切だが近代科学を含めて、
ヘーゲル風に言うと精神))」ではないです。(唯物史観的に言うと
生産力と生産関係と上層構造を分けて考えてはいけないがこんな話したら
脱線のでは?)
ですから「器」の話して「中身」を捨象して論を進みましょう。

こっちから自爆しましょう。
次世代のリーダーが成年に達するまで時間がかかりすぎます。
(本命をさがすのも時間がかかるし)それで政治が不安定、
外力に影響されやすい。チペット近代史ですでに証明済みです。
どうですか
471中葉:02/03/23 06:24 ID:r7Yn+qTl
>470 こっちから自爆しましょう。

気になる言葉です。もう少し説明していただけませんか?
472右や左の名無し様:02/03/23 21:43 ID:7LcRKfDG
江戸幕府の功罪について考えてみましょう。

人権を一切認めず、恐ろしい恐怖政治で人々をがんじがらめに支配しました。
中でもキリスト教に対する残忍極まりない組織的で徹底した弾圧は
世界史上でもまれにみる政治犯罪といえるでしょう。
そして新規発明の禁止は科学の芽を抑圧し、その結果増える人口を
飢饉や間引きという身の毛のよだつ方法で対処する恐ろしい社会を
作ってしまいました。

ただし、それは二百年の平和の代償と考えればどうでしょうか?
「平和」がそれほど尊いのなら、自由や人権が一切認められなくとも
江戸時代は世界史上類を見ない長期間のほぼ完全な平和を保った
素晴らしい社会だったといえないでしょうか。
473中葉:02/03/23 23:44 ID:r7Yn+qTl
江戸時代についてはそういう見方も可能かもしれません。

こういう、いろいろな過去の歴史を十分反省した上で、これからの最高の政治形態
を考えることが必要なことは確かだと思います。
474seijian:02/03/24 08:26 ID:nXuLfVd0
更迭された野上事務次官はいまでも外務省で個室と車をあてがわれています、議員は成すべき事を
知っているのでしょうか。
さて、小泉首相をはじめ、総ての議員は、「議員の出処進退は議員本人が決断すべきだ」と言っています。
則ち、一旦議員になれば、例え国民の総てが望んでも、議員の価値観と損得判断の方が優位である
べきだとの主張です。
これでは民意によって議員を選ぶ間接政治制度を曲解していると言わざるを得ません

選挙制度の不備でもあります
議員の身分は、民意が決めるべきで、圧倒的な辞職要求の民意がある場合に於いても、なお議員が
進退を決めるべきだと言うのは横暴、民意への差別、または間接政治の曲解と言うほかありません

速やかに、「民意によって議員資格を剥奪できる法」を整備するべきかと考えますが、いかがでしょうか
bonoboさんの御考えをお聞かせ下さい
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

政治に関心の高い人は、関心のある議案の表決に電子的に参加し、議員
は信託票数を行使する直接間接並存政治こそがデモクラシーの基盤です
      http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
475ミギー:02/03/24 21:46 ID:pnkViFQV
>>474

seijianさんってVANにいたミネさんですね。

476中葉:02/03/25 05:10 ID:Ucf7NaPN
>474 政治に関心の高い人は、関心のある議案の表決に電子的に参加し、
>  議員は信託票数を行使する直接間接並存政治こそがデモクラシーの基盤です

基本的には同感です。今イギリスの労働党は、これからの政策に対する電子式
アンケート調査を実施しています。やり方は興味深いもので、参考になります。
National Policy Forum 2002 consultation documents http://www.labour.org.uk/
477すきやきっち@似非学者 ◆T922RdeA :02/03/25 12:50 ID:z/U2D2El
国民に政治を興味を持たせるには、
子供の頃から議論や票決で物事を決めさせて
その結果を味合わせることが重要。
その経験に乏しい人に、理屈で重要さを理解させれても、
実感はさせられないので、結局、投票に逝く重要さよりも
面倒くささの方が勝ってしまう。

それと、人間という生き物にタダで大事なモノをやってはいかん。
苦労して手に入れさせないと、大事にしないどころか、その存在を忘れさえする。
478中葉:02/03/25 17:44 ID:Ucf7NaPN
477さんのおっしゃることに同感です。
現在、初等・中等教育の教育課程改革が始まろうとしていますが、その趣旨は477さん
と同じ方向のようです。これが成功すれば日本も変わるかもしれませんね。
479右や左の名無し様:02/03/25 20:46 ID:mds6kklT
成功しません。
話し合い=談合 の社会ですから
教師に論理学の素養があれば、別ですが。
480すきやきっち@似非学者 ◆T922RdeA :02/03/25 23:51 ID:QqPW5Pz3
>>479
学校に>>477をさせるのが無理なら、校外活動で。

丁度、現在導入されている「ゆとり教育」は
生徒がゆとりの時間で何をするかということには
手がつけられていませんし。
481中葉:02/03/26 06:59 ID:Zqy2+FGq
>480 学校に>>477をさせるのが無理なら、校外活動で。

これが文科省の方針のようです。総合的な学習のゴッドファーザー見たいな(?)
寺脇研さんが、3月24日付け朝日新聞全面広告ページ(名古屋版ではp.12)で
以下のようにおっしゃっています。寺脇さんの言動はあまり賛成していませんが、
影響力があるらしいので、注目だけはしています。
以下は、気になるところの抜粋です。

======================================
 ところで先生方ですが、初めて接する総合的な学習の時間には多少の戸惑いがある
でしょう。でも、始めは事例集を頼りにするなどマニュアル通りでもいいじゃないで
すか。そのうち経験を積めば自分なりの指導方法が確立できますし、私はその資質と
能力が今の先生方には十分ありと信じています。
 総合的な学習の時間は小学校3年生からです。小学1、2年生は今まで通り生活化を
学ぶわけですが、根本は同じ。生活科は10年前から実施されており、これがとても評
判がよく子どもたちにも人気が高い。
 ただ、この学習は学校だけではできません。家庭や地域が一緒になって取り組む必
要があります。実は今回の新学習指導要領には、その家庭や地域を変えたいという思
いも込められているのです。日本の学校は世界的に見て一流水準です。でも家庭や地
域はとてもそうとは言えない。この機会に、そんな大人たちに子どもへの関心を持っ
てもらいたいのです。
======================================

482ミギー:02/03/26 23:06 ID:RCZmsyce
ドラッガーという経営学者はマーケティングという一般的に語られる経営用語を
ちょっと変わった定義で使っているような気がします。まぁこんな感じ。

マーケティング→消費者の欲求に合致させる
イノベーション→消費者の欲求を新たに生み出す

んで、イノベーション型の企業が勝利するみたいな事書いてる訳です。ここで通
して解るのは不幸つまり欲求の不満足が連鎖していくような循環構造です。
勿論、この不満足はこの社会の活力になっているわけで経済を主目的とした社
会では効率がいいんですね。
全体における経済発展は個々人の生命を救うような局面もあり、全否定は困難
です。しかしながら、個人の活力は明らかに「奢侈」の方向性によって支えられ
ています。我々の経済は個々人の怠惰に向かう欲求によって成り立っているん
ですね。

資本主義「社会」哲学って「個々人」の奢侈を肯定することですから、こんなもん
なんですけど、これ人間の姿として正しいですかねえ。

前に書いた不幸のモデルに照らし合わせて考えると簡単なんですが、要は欲求
を作らないというより欲求自体を否定すればいいんです。
これで社会が成り立つかといえば可能なんですね、原始仏教とかバラモンとか
がこれで体系化してます。ちなみに今の仏教じゃないよ。
483すきやきっち@似非学者 ◆T922RdeA :02/03/27 00:27 ID:EZ2yZLIs
>マーケティング→消費者の欲求に合致させる
>イノベーション→消費者の欲求を新たに生み出す
>んで、イノベーション型の企業が勝利するみたいな事書いてる訳です
↑の「企業」を「国家」に置き換えてみてください。

個人の自由に相当肯定的な某国家が権力を持って
自国のルールを押し付けている限りは実現困難。
その国家の権力を崩すか、もしくはその国家を
自由経済の敗者たらしめて保守化させるかでないと・・・
484跳ね馬:02/03/27 20:13 ID:PKjjkeXc
>>470
遅レス、申し訳ございません。このところ出張やら旅行やらが続いたもので。
さて、ご指摘の件ですが、違います。
私が指摘しているのは、人間は教育によって形成される以上、教育を施した者
が恣意的であれば教育を受けた者は公正でありえない、ということです。本人
の資質とは関係なしに。
なるほど本人は血縁による累は持たないでしょうね。しかし、彼(女)に教育
を施す者と、その教育の内容はどうですか?
また、教育の内容をきちんと公正にするための方策があるとすれば、それをそ
のまま統治機構の相互けん制の法とすれば、あなたが言うような非人道的な
政治機械のような人間を生産する必然性はないでしょう。
むしろ、教育を施す者=情報を握る一部の者による恣意的な操作を誘導し、
それ(=被教育者)に対するけん制手段をもたない体制は、決して理想的とは
いいがたいのではないでしょうか?
485中葉:02/03/28 06:02 ID:WCktUTte
>482 資本主義「社会」哲学って「個々人」の奢侈を肯定することですから、こんなもん
>   なんですけど、これ人間の姿として正しいですかねえ。

『資本主義「社会」哲学って』必ずしも本来こんなもんではないと思います。
例えば、ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(岩波文庫)」
の最後の文章(p.368)や、ロバート・ハイルブローナー「21世紀の資本主義
(ダイヤモンド社)」
486ミギー:02/03/28 21:51 ID:or0sZ8Vi
>>485

>『資本主義「社会」哲学って』必ずしも本来こんなもんではないと思います。
>例えば、ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(岩波文庫)」
>の最後の文章(p.368)や、ロバート・ハイルブローナー「21世紀の資本主義
>(ダイヤモンド社)」

んーとね、本来という意味だとそんなことないでしょ。
これ最初の頃書いた覚えあるんですけど、奢侈を肯定することで資本主義社会哲学が
形成されないと歴史的に説明できないんじゃないすか。

最初に歴史をならったとき不思議に思ったんすけど、キリスト教社会って本来禁欲的な
社会じゃないすか、で、いきなり欲求肯定型の社会に変化する「産業革命」が説明無し
にでてくるんすよね。私は大学の教科書でやっと解ったんでよく覚えてますな。
487中葉:02/03/29 17:05 ID:ZQyZdtlJ
猫さん、

して、「最高の政治形態は?」を現実にもっとも近いところまで実現している
立憲主義的議会制の国はどこだと思われますか?
488すきやきっち@似非学者 ◆T922RdeA :02/03/30 00:02 ID:2u0OYifF
現在の選挙制度って
同じ選挙区で、同じ勢力の立候補者が複数出ますと
票が分散して、議席取り逃がしてしまいますので
立候補者を普通一選挙区一人に絞りますけど、
それって、国民の選択肢を狭くしているような・・・
(自民の抵抗勢力は選べても革新勢力は選べない等)

特に、普通、立候補者を絞る場合、特に問題が無い限り
既に地盤を持っている、又は引き継ぐ立候補者が選ばれるわけでして
それって、結局、立候補者が相変わらず同じであったり、
前の立候補者の子孫や子飼いが選べれるわけでして
新しい議員の新規参入を阻害しているような・・・

それを解決する案ですが、
同じ勢力から出た複数の立候補者の票は、
その勢力内で最も多く票を得た立候補者が総取り出来るようにすれば、
複数立候補者を出すことによって票が分散して議席取り逃がすどころか、
逆にその勢力が幅広い潜在的支持を掘り起こす訳で、
多く立候補者を出すことが、その勢力の利害に一致するわけです。

どうでしょう?
「連盟制」と名付けましょうっと。


489seijian:02/03/31 06:20 ID:oyrh7M0w
> インターネットをうまく使えば、市民の声を政治家に伝えて
> 彼らの行動を変えさせたり、市民ネットワークを作って政策
> 提言したりすることができると思います。

小泉首相は御存じのように過去の首相にない高い支持を得手います
彼は郵政民営論者です。しかし 今日の日経では「こんな法案を出すなら我々
は責任を持てないぞ、それだけは言っておく」

郵政民間参入法案に関して、郵政族、官僚諸公の反攻が始まりました。
全面的骨抜きから、廃案までを画策する146名 の議員・・・・・・・

国民が政治参加すれば国は破綻すると思われておられる方は非常に多いですが、
しかし政治的選択は正解がないのです。

国民の意思が参加せず、利害、利権を持つ特定少数の人々が政治を支配する・・・・・

日本をアルゼンチン、トルコ並みの評価にまで貶めた人々の選択は正しかった
のでしょうか

国民の意思が、アドバイス、諮問、参考のレベルにあること・・・
議員官僚諸氏の価値観と損得勘定の前には、殆ど無効に近いと言っても
いいでしょう

146名の議員は、国や国民よりも自身の再選のために支援層の維持を大切
にしたいのでしょう

政治参加で重要な事は、アドバイスではなく、票決の場に参加することと思います

しかも重要な事は、難解退屈な法案は仕事として議員が取り組む直接間接併存政治
でなければキャパシティーが持ちません
490右や左の名無し様:02/04/01 10:43 ID:CdtW5mfO
今の日本には、ファシズムが一番だ!
491右や左の名無し様:02/04/03 11:09 ID:L3uxO1ZJ
政府は最終的にどうしたいんだ?
国旗国歌法、盗聴法、ガイドライン、国民総背番号、
そしてメディア三法+児ポ改正とファシズムに向けたい人が
いるのか?そしてそれは誰?
自民党のどの勢力?官僚や経済界もいるのか?
492右や左の名無し様:02/04/04 16:48 ID:LqYfvM7S
ま、日本国民は、
橋爪大三郎『政治の教室』でも読んで
一から政治を勉強しなさいってことだ。

未読なんだが
『民主主義は最高の政治制度である』
っておもしろい?
493右や左の名無し様:02/04/05 00:22 ID:Qe6gARbM
民主主義は、国民の大部分が帝王学を身につけて初めてまともに機能するもの。
でも、まだそこまで国民を教育した国はないから、民主主義はまだうまく機能してないと思う。
一般市民が高度な教育を受けられるようになってから、せいぜい50年程度で、まだ民主主義に
必要な教育体制が十分に確立されてない。
そのため、民主主義がフルにその機能を発揮するにはもう少し先だと思う。
494右や左の名無し様:02/04/05 00:42 ID:???
独裁。これが一番
495独裁ねえ:02/04/05 20:53 ID:oGOJ/u2V
もしある一個人が独裁者になるとして、どれが権力掌握までの近道なのでしょうか。

・各省庁のエリート官僚に→政治家として勢力を伸ばす(自民党)
・警察官僚に→警察OB政治家として監視国家の樹立
・自衛隊の高級将校に→クーデター
・企業家に→財界の大物として経済・メディアを牛耳る
・右翼団体に→大物右翼になって政治家を裏から支配
・芸能人に→どっかの知事にでもなって、人気拡大
496右や左の名無し様:02/04/05 22:05 ID:cYPEOp6p
・皇太子に生まれる→復古クーデターを指導
497跳ね馬:02/04/05 22:28 ID:nRWD54FQ
>>495
単に近道というだけなら1(各省庁のエリート〜)でしょうな。ただし、
自民である必要はない。むしろ野党から(エキセントリック且つ大衆受けの
する演出で)人気を稼いで勢いに乗るのがいいでしょう。そういう意味では
芸能人→知事(政治家)路線もいいかもしれない。
498右や左の名無し様:02/04/06 22:47 ID:RsJdo1dG
現在世界的に貧富の差の拡大が進んでいる感じだが、
貧富の差が大きい社会に一番適した政体は?
やはり共和制ローマが拡大と貧富の差で帝政になったように、
帝政が一番いいのか?
それとも現在最も力を持つ多国籍巨大企業の上層部を
そのまま寡頭制にするのがいいのか?
499松田 ◆iETxfY6c :02/04/06 22:59 ID:8AmAbPJF
>>495
暴力団の幹部に就任。また、近所に赴任してきた警察官僚とつるむ→
他の暴力団を武力で打倒→
与党の落ち目な派閥のボスを暴力で脅し、かつ総理の座をちらつかせて篭絡→
警察官僚と仲違いし、これを打倒→
他派閥を脅し、自分らの子分を総理に→
野望達成。この間1年
500跳ね馬:02/04/07 00:06 ID:n3EedHvE
>>499
なるほど素敵な計画やね。
暴力団の幹部に就任してから一年でねぇ。素晴らしい計画や。
しかし暴力団の幹部に就任するのに40年くらいかかったりしてな。
501右や左の名無し様:02/04/07 16:46 ID:ZIjLmM6d
現在の日本の参政権は腐ってます。この政治の混乱ぶりをみよ。一体、大和民族の利益のために御國の舵がとられているのか疑わしいものだ。しかしながら、この原因を政治家の無能と私欲にのみ課することはできない。
往々にして、個人の力は集団の流れには逆らえないものだからだ。そして今の日本を衰退させている悪弊は、自由を我が儘と政治的権利を放埒と取り違えて、人種的にも精神的にも汚らわしい有象無象の虫けらを國政に
招きいれていることである。断言するが、賤民に選挙権などやる必要はない。卑しい身分の者が政に口を挟むから、國政が混乱する。社民党議員のようなバカが國会に存在し得る。嘆かわしいことだ。なぜ、本来は天皇
陛下にお目通り奉るもかなわないような賤しい身分の者が畏れ多くも國会に出席でき、共産党のようなクズ政党が非合法ではなく、しかも議席で穢れたことばを口にし得るのか。考えられないことだ。嘆かわしい。まし
てや、在日鮮人に選挙権を与えるなどもってのほかだ。そのような狂った主張が受け入れられそうな愚民政治の風潮には呆れてしまう。嘆かわしいことだ。
502右や左の名無し様:02/04/07 16:48 ID:ZIjLmM6d
そもそも、選挙権は純良なる大和民族の血脈もとづいて之を定むべし。
なぜなら、現在日本の民政政治(民主ではない)は、天皇陛下の固有の
御主権を国民に御信託され給えり、我々臣民が畏れ多くも行使奉れるも
のにして、其の天皇陛下の御主権とは神に由来する神聖なものでおはし
まし給うからである。神聖な御主権を行使し奉る資格は、いかに臣民多
数の参加が前提としても、卑しいものが触れて良いはずは絶対にないの
である。それは冒涜にあたる故、決して許してはならないのだ。
503右や左の名無し様:02/04/07 16:49 ID:ZIjLmM6d
そうした大前提を踏まえてみると、我々はいつでも法律を改正して制限選挙を行っても正当であることが分かる。
民族の利益のためには民主主義という陳腐な形態にこだわる必要はなく、主上様の御利益の前では個人の権利など価値のないのだ。
従って、問題は、いつ実行するかのみ。それは汚らわしい賤民がますます驕り、國会に今以上に汚泥が闖入せる時であろう。
つまり、サヨクの議席が選挙の結果増えたときである。しかし、今や鼻つまみ者となっている厨房系サヨにそのような力がないのは明白だ。
注意すべきは社民のようなバカ丸出しのサヨではなく、民主党のようなリベラル気取りの連中だ。そして、自民党の支持率低下は深刻化している。
これは大問題である。自民党政権がなくなれば、日本は崩壊してしまうだろう。なぜなら、自民党ですら憂国の良識ある諸氏の訴えをしばしば無視し、
弱腰の売国的政策に出てしまうのが現状だからである。そこで、自民党が右派政権以外に転覆されたとき、國会を武力で制圧して維新を断行し、
制限選挙を強行すべきだ。
504右や左の名無し様:02/04/07 16:50 ID:ZIjLmM6d
而して、その制限の内容は、やはり出自に賤しい血が流れている者は
参政権を剥奪するのは当然として、一定以上の納税者にのみ之を与え
るべく厳しい条件を設ける。また、兵役を終えた者もこれに加えて、
このような奉仕者にのみ参政権を与える。国家に奉仕した人物だから、
当然優遇されるべきだろう。選挙権が欲しければ金持ちになれば良い。
今のような、何の貢献もない平民に選挙権を与えるこそ「差別・不平等」
である。何より、平民は甘やかすとつけあがるものだ。愚民政治、
衆愚政治に過ぎない「民主政」よりは、貴族性の方が効率よく運用
されるのはアリストテレスも説く所である。ブサヨク議員が当選す
るようなバカげた普通選挙なら、これに価値はない。廃すべきだ。
505右や左の名無し様:02/04/07 16:53 ID:XGkMgaxd
そもそも、政治とは、大和民族のための政治だけが、真の意味での「政治」である。
何故なら大和民族の使命とは神の末裔の臣民たる選ばれた民族として世界を正しく支
配することであり、大和民族の政治的行動はすべからくこの偉大な目的にこそ指向す
べきだからである。
ここで政治を、「第一義的に天皇陛下のため、第二義的に大和民族のために利益を図る、
あらゆる行動」と定義する。
506右や左の名無し様:02/04/07 16:54 ID:XGkMgaxd
つまり、ある民族(例えばチョーセンとか)を皆殺しにする事が大和民族にとって利益があると判断されれば、核爆弾を使用するべきである。
同じように、もしあるいち国民を抹消する事が御上の利益にかなうならば、件の男は殺されねばならぬ。これこそが「政治」である。国民は究極的には
「政治」だけを考えて行動すればよい。個人とは国家のために存在するからだ。そして、これを研究するのが「政治学」である。これは既存の政治哲学や
政策科学とは違う。それらの学術や技術を、国体のため(天皇陛下と大和民族のため)に、明確な目的をもって運用する技術体系が、この新しい狭義の
意味での「政治学」であり、これはより貴いものである。
507右や左の名無し様:02/04/07 16:54 ID:XGkMgaxd
そこで私は、國からあらゆる学問・分野の面からエキスパートを選び出し、「政治学」を研究する委員会の設立を求める。
同様に、米国のCIAやイスラエルのモサドの如き対外諜報・謀略機関を公的機関として設け、以て日本国の戦略を定めるべきだ。
これは、我が国にかけてきたエキスパート集団である。これこそ我が国百年の大計である。すぐに実行に移すべきだ!
508右や左の名無し様:02/04/07 16:55 ID:XGkMgaxd
ところで、「政治」を考える上で、私は社会的な差別のシステムこそが社会を発展させてきたという事実に気付かざるを得ない。
アリストテレスは「人間には王として生まれてくる者と、奴隷として生まれてくる者がある」と述べたが、そもそも人間は生まれ
たときからして平等ではない。まず、遺伝子が違う。これによって容姿や知能や身長や寿命や才能の個人差や、人間的美徳や、社
会的に適合するための能力や、将来かかる病気、思想的な優劣さえもきまってしまう。これは現代の遺伝学が証明している。また、
生まれてくる環境も生得的なものであり、個人の力で選ぶことは出来ない、いわば運命である。社会的にこれの差を埋めることは
できないし、してもいびつな劣等の社会が生まれてくるだけである。
509右や左の名無し様:02/04/07 16:57 ID:I9jSjqnd
つまり、人間とは遺伝と環境という二つの先天的運命に縛られて
誕生するのである。人間不平等は当然のことであり、自然のこと
である。「人間は平等だ!」などという主張はまったく根拠のな
いものである。何故なら、元々、キリスト教を前提とした価値観
から生まれてきたものだからだ。そのような外来のボケた思想は
省みるに足らないし、「人権」をお題目するサヨクなどはただバ
カなだけである。断言するが、差別は当然だ。それこそ人間社会
が普遍的に辿る、社会そのものの個体維持に無理のない自然の姿
であり、従って人間は生まれながら平等ではない。
510右や左の名無し様:02/04/07 16:58 ID:I9jSjqnd
そして、話を戻すと、差別システムこそが社会を発展させてきたのだ。
原始の人間社会を考えてもらいたい。狩猟採取生活をおくる人間が集い、
集落が出来た。そこには経験的な事実を記録し次世代へ伝達する十分
な手段がまだ未発達であったため、数々の経験ー獲物の種類ごとの上
手い猟の仕方や、津波や山火事などの自然災害や疫病などの対処、個
人間のいざこざの解決策などーをもち、それまで生きぬいてきた長老
が村落の指導者であった。これらの経験あるものが的確な指示を無知
な者へ与えることで、共同体が運営されてきたのである。つまり知識
をもつものの持たざるものへの支配である。
511右や左の名無し様:02/04/07 16:59 ID:I9jSjqnd
さらに時代が下ると、生産の必要性から小さな
村落をいくつも併せた大村落が誕生する。それ
を支配するには王がいて、武力を持って共同体
の秩序を維持し、外的との戦争に備える必要が
ある。何故なら武力に因ってしか、大規模の集
団の秩序は維持されないから。今度は武力をも
つものがもたないものを支配して、共同体が運
営されてきたのである。

そしてさらに時代が下り、神世の時代、すべて
の民が天孫光臨の天つ神の御子たる天皇の徳に
帰依したさいは、世界を正しく支配するために、
徳を持つ天皇がそれらに欠く民を支配したので
ある。

これより後は、増えた人間を効率よく支配する
ための手段として、聖徳太子によって政治的知
識を役立てて支配するようになったり、外夷の
侵略を防ぐために武力をもつ武士階級が力のな
い庶民を支配し、資本主義が発展すると、民族
の躍進のために金力がある資本家が複雑な社会
を支配する助けになった。
512右や左の名無し様:02/04/07 17:00 ID:I9jSjqnd
かくの如く、人間の歴史とは持つ者の
持たざる者への支配の連続に他ならず、
この二者間の差別がなければ社会の発
展はあり得なかった。なぜならば人間
は各個体間に生まれながらの出来不出
来があり、優れた人間と劣った人間、
賢い人間と愚かな人間、丈夫な人間と
生まれてすぐに死ぬような人間との格
差は、社会がいかなる形態に変化しよ
うと永遠に埋まることはないからだ。
また、組織を運営する効率の良い方法
は各成員の役割を分担させることにあ
る以上、その相互の格差が生ずること
は避けられぬからだ。従って、優れた
素質を持つか、その運命によって高い
地位という役割を担った人物が社会的
価値を集中的に持して民族に貢献する
ことは、すべて正義にかなうのである。
513右や左の名無し様:02/04/07 17:02 ID:BB3FBzOk
そして究極の支配とは天皇陛下の偉大な徳による、
我々徳なき臣民への支配に他ならない。なぜなら、
天皇陛下の徳とは神に由来する絶対のものであり、
人間である臣民は絶対に備えることの出来ない、
固有にして唯一無二の貴き御業だからだ。因って、
天皇陛下による御支配こそが我々が発展を享受する
源泉であり、もしこの近代的の発展享受したければ
差別を根本存在として肯定せねばならぬ。
514右や左の名無し様:02/04/07 17:03 ID:BB3FBzOk
また、差別とは社会発展の原理であるだけでなく、特定の社会を維持する
ためにも有効である。例えば、江戸時代に徳川一族は、日本の人口の大部
分を占める農民を支配したが、「百姓は活かさず殺さず」といわれるよう
に過酷な絞り方であった。これを維持する方法を誤れば大叛乱が起きる。
これを防いだのは差別のシステムである。すなわち、農民の下にさらに低
い身分であるえた・ひにんをもうけることで、農民層の不満を緩和し、ま
たお互い監視させ憎ませることで不満その物のはけ口をそらし、争わせる
ことで力を結集して一揆を起こす事を未然にふせいだ。これは素晴らしい
システムである!

私は以前から奴隷社会の必要性を説いているが、このような差別システム
こそが奴隷社会を維持するのに役立つだろう。そのためにも、差別の社会
構造を大切にして大和民族の発展に役立てねばならない。「政治」に差別
は必要不可欠なのである。 なぜなら、理想の国体には理論上階級差別が
必要であり、また、実際の歴史では、古代のスパルタから現代のアメリカ
合衆国まで社会、とりわけ発展したものに必然的に差別の発生は避けられ
ず、というよりむしろ、その社会の少数の支配者が、意識的に奴隷制度と
人種的階級的差別を上手く使う事によって、繁栄を勝ち得てきたからである。
515右や左の名無し様:02/04/07 17:05 ID:BB3FBzOk
天皇は無条件に不可謬性(無謬性)を持つ。なぜなら天皇とは天照大神の末裔で
あらせられ、その権力が神に由来する絶対のものである以上、たとい失政の際で
も臣民に対して責任をおとりあそばせる必要はないからだ。
これは古事記を読めば分かる日本人にとって極めて常識的な、そして永年をかけ
て醸成され我々の体に不可分として染みこんだ感性がもたらす結論ではなかろうか。

そもそも、「国民主権」「民主主義」などとは憲法に定められたことだが、
一体、日本国憲法自体が天皇陛下が御公布されたもうたものであり、陛下
がわれわれ日本臣民にご自身の国家主権をお譲り下さったとみることも出
きる。我々にとっての「国民主権」とは先帝陛下から畏れ多くもお借りし
たものであり、運用させていただいているという見方もできるだろう。
つまり、現在の日本の「民主主義政治」とは実は天皇主権に他ならない。

私はこのように、「皇権神授」「民権皇授」を社会を理解する基礎とし
ている。これは国民のコモン・センスたるべきだ。
故に「戦争責任」など、常識的な人間には存在しないのである。

516右や左の名無し様:02/04/07 17:06 ID:BB3FBzOk
一体、権力とは、マックスウェーバーの説く権威のような心理的強制力と、
マルクスが想定したような経済的強制力と、そしてもっとも原始的な人間
への物理的強制力、すなわち暴力によって成り立つ。このうち最も強力で
かつ根元的な強制力とは、暴力である。それは以下のことによってもわか
るだろう。国家は内に向いては警察機関の暴力に秩序が保たれ、外に向か
っては軍隊の暴力が平和を支える。従って、権力を行使する、つまり統治
するということは純粋な暴力の使用を前提としているといってもよい。そ
して国政を安定させるには、この根本作用たる暴力を有効に活用しなけれ
ばならない。あたかも水の流れに従って水車が回り、風に任せて風車を回
すが如く。このことを考えると、旧東側の警察国家は実に素晴らしい!!
517右や左の名無し様:02/04/07 17:07 ID:BB3FBzOk
そもそも、現在の我が国の政治を鑑みてみると、
賤しい身分の者が政治に口を挟むので、無用に混
乱していることが分かる。そこで私は制限選挙の必
要性を説いたのだが、これだけでは不十分である。
これを補うのが警察国家システムだ。日本の政治が
安定しないのは、実質上の為政者がころころと変わ
ってしまうことにある。最近の首相で一年も持った
者は、殆どいない。これはアカ・マスコミが下らな
い報道を繰り返してありもしない創造された「民意」
の圧力で政権の運用を阻害するからである。そこで、
為政者への悪口は厳罰を以て処するようにする。どん
なにささいなことでも、家族ごと残虐に殺害して駅前
に晒すようにしてはどうだろうか。こうすれば政権は
長期間持続するだろう。なぜなら、愚民というのはマ
キャベリの説くように、ささいな侮辱には復讐しよう
とするが、大きな侮辱に対しては決して逆らい得ない
からである。愚民というのは、頭をなでてやるか、さ
もなければ消してしまえばよい。人に危害をくわえる
時はかくの如く、復讐のおそれがないよう行わねばならぬ。

518右や左の名無し様:02/04/07 17:08 ID:BB3FBzOk
ところで、近年の政治の中で例外的に小泉政権の支持率が高いが、こ
れは神が小泉閣下に天与の徳を与え給うているからであろう。そうと
しか説明が付かない。だから、天皇を補佐して日本を支配するには正
当であり、彼は終身執政すべきだし、しかも独裁的な権限をあたえる
べきだし、彼の子孫に「天皇を補佐する一般臣民への君主」の位を世
襲で授けてはどうか。彼は中曽根公と並ぶ戦後最大の名宰相であるし、
君王の位がふさわしいだろう。徳のある者は為政者として権力を振る
い、主上様を敬う限りはその血を絶やしてはならず、その行使に障害
があってはならぬからだ。日本のその崇高な制度のためにも、警察国
家は大事である。駅前ロータリーに放置された死体の山が必要なのである。

519右や左の名無し様:02/04/07 17:09 ID:BB3FBzOk
そこで我々は新しい政体の一つとして、相互的な密告システムを考える。
無理に小泉閣下をいただいた君主制※にしなくとも、他の政体、例えば私
が憲法改正私案で書いたような政体にも応用できる。この点でのみ、シナ
や北チョンからも学ぶところがある。やはり、相互監視と階級制、被差別
階級の下にさらに差別される階級を作るのが素晴らしい。すぐに実行に移
すべきだ!誰か、もっと具体的なシステムが考えつけば教えて下さい。

(※君主といっても、天皇陛下の補佐として人民を統治する者である。
彼は世襲であり、忝なくも天皇陛下から御主権を一身に御信託給われたので、
その由来によって絶対の権力を行使する。)

520右や左の名無し様:02/04/07 17:10 ID:BB3FBzOk

このようなことを書くと、独裁者の出現を待望する
とんでもない主張と見なされるかも知れない。しか
しながら、独裁こそが「政治」に最も具体的な
形で貢献する政体なのである。なぜなら、三権分立
の政治システムは國としての機能を低下することに
よって一極集中を防ぐものであり、政治権力への根
強い不信感が根底として存在する制度であるからだ。
そのため、行政権の国民への人権侵害を防ぐという
必ずしも民族に貢献しない下らない目的では良く機
能しますが、国家として何か大きな政策を遂行する
には足かせとなるからだ。しかし、徳を持つ忠臣が
主上様の足下に政治を行うことは、何ら躊躇するこ
とのない正義そのものなのである。だから、憲法改
正私案で述べたように、一朝有事の秋には天皇陛下
の御信託をうけ奉ったものが、一身に権力を行使す
るシステムとはまさに理にかなっているのである。
ローマの独裁官(ディクタトル)制度をみよ。独裁
は民政主義と反するとは限らない。それに、そもそ
も、天皇の御治世とは神に由来する者だからどのよ
うな政体でも「政治」にかなうならすべて正当なのである。
521右や左の名無し様:02/04/07 17:12 ID:8xJmeAKn
故に、小泉首相が君主として天皇の補佐としての王統を開かれたとしても、それが恒常的なであっても、
何ら問題はない正当で素晴らしい支配なのである。そのために反逆者どもをいくら殺しても、それはかえって素敵だ。
522右や左の名無し様:02/04/07 17:12 ID:8xJmeAKn
ブサヨクは皆殺しにするか国有奴隷にしよう!
これらは国家を蝕むウジ虫である。最低でも強制収容所に
隔離処分が必要だ。ちなみに反天皇はこの類ではない。
あれは即座に家族ごと内臓摘出刑を下す。
523右や左の名無し様:02/04/07 17:13 ID:8xJmeAKn
ところで、古代のスパルタでは成人の儀式としてこのようなものがあった。
成人になる青年に武器をもたせ、一年余り都市周囲で自活させる。スパルタ
は広島県ほどの面積を擁する大ポリスである。周辺の田園地では「ヘロット」
と呼ばれる奴隷が農業に従事している。若者達は彼らを襲って食物や婦女を
略奪して生活するのだ。ヘロットにしてみれば、いつ襲われるかわかったも
のでない。びくびくおびえながら暮らし、恐怖と絶対にさからえっこない絶望
を徹底的にたたき込まれて、従順に隷属する。一方、若者達も人を殺すことに
なれ、主人としての振るまいを覚える。素晴らしいシステムだ。
524右や左の名無し様:02/04/07 17:14 ID:8xJmeAKn
そこで現在の若者達がサヨクとその家族に自由に暴力を振るえるように、
法整備と環境整備を国が行うべきでないか。一定の区域にサヨクを幽閉し
て自給自足生活をやらせ、愛国心のある若者がハンティング・ゲームに駆
り出す。こうすることによって健全な青少年が育つだろう。国家万歳!
525右や左の名無し様:02/04/07 17:16 ID:oa0rus+M
サヨクの根本とは何か。サヨクとは、要は情報である。
サヨ思想を流布する情報源とそれを受信する端末。この
ような相関関係に集約できる。そして、情報源を潰せば
端末は次第に枯れ、社会に対する影響力を失うだろう。
だから、メディアに影響力を持つサヨを殺し、また、サ
ヨク情報の発信を禁止し、弾圧すればよい。これがはび
こるサヨク駆除の根本的解決である。首相閣下の急務は
言論弾圧であろう。
526右や左の名無し様:02/04/07 17:16 ID:oa0rus+M
そもそも、今の政治家には威厳というものがない。
マキャベリは「君主は愛されるよりも恐れられよ」
と説くが、なるほど、その通りだ。政治家を愚民ご
ときが侮辱するようだから愚妹極まりないサヨ思想
が蔓延する。反体制運動気取りのバカが跋扈する。サ
ヨク情報禁止法を機会として、大日本國宰相閣下は反
逆者共に暴力の大鉄槌を下し、以て愚民共に武威を示
すべきだ。
527右や左の名無し様:02/04/07 17:17 ID:oa0rus+M
そこで「国営暴力団」を設置してはどうだろうか。
これは以前に述べた「サヨク・ハンティング・ゲーム」従事者で
構成される、健全で愛国的な若者の団体だ。サヨク思想者は本年
度か来年あたりの段階で一斉検挙、強制収容所送りとなるが、
その後も反体制的な振る舞いをするものがでてくるかもしれない。
それを純粋で若々しい情熱に溢れた彼らが弾圧するのである。
平家が組織した”かむろ”のようなものである。
528右や左の名無し様:02/04/07 17:19 ID:oa0rus+M
マキャベリの謂いには続きがあって「しかし、君主は憎まれてはならぬ」と
ある。これを併存するのは難しくない。与党の外郭団体である「国営暴力団」
が直接に事に当たれば良い。こうすれば内閣の風評は良く保たれる。また、サヨクは一種のエスケープゴートである。
大多数の一般人はそんなクズがどう扱われれようとも、自身の身体と財産さ
え無事なら気にもとめないものであるし、虐殺される連中をみれば、かえっ
て、政治的フラストレーションを解消させる見せ物になるだろう。「あれよりはマシだ」と。
529右や左の名無し様:02/04/07 17:21 ID:U0pbVEDj
「我々は、自分たちの中で最も優れた人間、最も強い人間を型に
はめ込もうとして、獅子を飼い慣らすように、幼い頃から引き取
って、平等を守らなければならない、それが立派で正しいことな
のだと言い聞かせては、その呪文と魔法によって彼らを奴隷化し
てしまう。だが私は思う、豊かな天性を授かった人間がひとたび
顕れるならば、彼はこれら全てをうち払い、引き裂いて逃れ、わ
れわれが書いた様々の規則も、術策も、呪文も、自然に反する一
切の法律も、すべてを足下に踏みにじって立ち上がり、我々の奴
隷であった男は、突如、君主となって顕れる。自然の正義が燦然
と輝き出るのは、まさにこのときだ。」(プラトン『ゴルギアス』)
530右や左の名無し様:02/04/07 17:21 ID:U0pbVEDj
法律・習慣の上の「正義」ならぬ「自然の正義」(法則)とは、
「強者が弱者を支配し、弱者の所有物を力ずくで取り上げること」
であり、「権勢ある地位を獲得して、人臣として満たすことがで
きる欲望を最大限満たすための、個人的才覚をもつこと」である。
しかるに大衆にはその力がないので、口を開けば「争いはよくない」
「差別はいけない」といいたてて、「平和」だの「平等」だのをほ
めたたえるのだ。差別を否定する社会がはたして自然のあるべき姿
だろうか。
531右や左の名無し様:02/04/07 17:22 ID:U0pbVEDj
勿論、真理はこれと異なる。人類の普遍的原理である
「政治」への義務に忠実でさえあれば、人間は優れた
者が劣った者を虐げる権利を持つ。障害者差別、社会的
落伍者差別は当然のことだ。また、政治にあたるには必
要な資質がある。「政治」に対する忠誠心は勿論として、
「政治」的理想を実現し、「政治」的利益を事業するだけ
の個人的才覚がそれだ。だからエリートを中心とした政治
こそ重要であり、一般愚民の政治参加の拡大は国益に反す
ると言わざるを得ない。
532右や左の名無し様:02/04/07 17:22 ID:U0pbVEDj
このように支配階級と被支配階級の身分社会は
「自然の正義」にかなうので、高貴な地位の人
間は下々のものより収奪し、身分差別する権利
を持つ。部落差別、在日差別は当然だ。そして
政治権力は、物理的強制力を独占すること、反
体制運動を禁止すること、マスメディアに対す
る十全な支配権を確立することによって、被支
配者の動向に関わりなく普遍的なものとなる。
従って、制限選挙や国民監視社会の確立など、
政治的権利と基本的人権との制限への政策は決
して時代錯誤ではない。
533右や左の名無し様:02/04/07 23:48 ID:REU7YTEG
なんだか、自分の世界にどっぷり浸かっているやつがいるけど、大丈夫か。
自分の意見だけを延々と書き込んでも、しらけるだけだぞ。
人間はコミュニケーションが大事だぞい。
534右や左の名無し様:02/04/09 22:56 ID:WvfNSsZ/
「パックス・マフィオーサ」は具体的には?
535右や左の名無し様:02/04/09 23:03 ID:I0eAG+Kj
辻希美内閣
536跳ね馬:02/04/09 23:17 ID:PwiOG/x8
要するにですな、原始共産主義社会→*貧富の差拡大=支配階級と被支配階級の発生、
階級社会の発展と身分制度の整備→支配階級の堕落=被支配階級の不満蓄積と、被支配階級の
経済的強化→革命発生→共和制への移行→民衆の堕落→民衆によって独裁者が出現→*に戻る
の繰り返しですな。
どの政治形態も単独では必ず運用する者の堕落によって崩壊する性質のものでございまして、
ある政治形態が理想なのではなく、政治形態が移行していくことをもって、理想の政治形態
と呼ぶのが最も妥当な線かと。
537右や左の名無し様:02/04/10 22:26 ID:tPaSzb0s
 『利己的な遺伝子』(リチャード・ドーキンス著、日高敏隆ら訳、紀伊國屋書店)は
本来なら『新約聖書』『資本論』などに匹敵する書物であるはずだ。
だが、ドーキンス自身はその当然引き起こす結論、キリスト教やマルクス主義に
匹敵するかもしれない思想に言及することを慎重に避けている。

 まえがきにある「われわれは生存機械――遺伝子という名の利己的な分子を
保存するべく盲目的にプログラムされたロボット機械なのだ」この一言が
どれほど重大な意味を持つか、ドーキンス自身気がついていないとは思えない。
人間もその中にいるサナダムシや大腸菌も、他の動植物や昆虫も、全ての生物は
その細胞の核に入っているDNA分子の自己複製による保存のための乗り物であり
「そして彼らの維持ということこそ、われわれの存在の最終的論拠なのだ。」
 これは、哲学の最も重要な問いの一つ「私は何のために生まれたのか」に対する、
初めて科学的な根拠を持つ答えである。ならばかつてパウロやマルクスが答えた時と同様、
我々の世界観や倫理、政治体制は根こそぎ変わって当然ではないか。
初版が1976年に出て以来、世界が根本的に変わっていないことのほうが不思議に思える。
538右や左の名無し様:02/04/10 22:27 ID:???
 私は遺伝子についてある程度理解して、全人類が結束して最優先すべき目的は
「地球型生命の存続」であると結論した。
 DNAは自己複製という性質を持ち、地球の生命全てに共通して含まれ、
遺伝子を構成する。そのDNA分子の自己複製による存続が全ての生物の目的である。
言いかえると生物はDNA、遺伝子が存続するために作られたのだ。ならば
生物にとって究極の失敗はDNA分子がこの宇宙から消えてなくなる、すなわち
生命が死滅することではないか。そしてそれを防ぐことこそ、全ての生命にとって究極の使命ではないか。
539右や左の名無し様:02/04/10 22:27 ID:???
 生命の滅亡は決して荒唐無稽ではない。人類の愚行でそれを起こすのは難しい
(全面核戦争やオゾン層の破壊も深海の生物に影響はない。温室効果の暴走は
海が失われるため全生命を死滅させるが、温暖化による気温の上昇−海水の
蒸発の悪循環が止められなくなる引き返し不能点の前に人類の文明は崩壊しているだろう)が、
太陽が50億年後寿命を迎える(実際にはあと十億年程度で海水のマントルへの吸収、
太陽放射の増大などで暴走温室効果が起き、地球生命圏は崩壊すると見られる)以上、
生物が地球に縛られている限り生命の滅亡は避けられない。
 それを防ぐことができるのは人類型の文明だけである。なぜなら、生物はどんなに
進化しても太陽系外宇宙に進出することは事実上不可能だからだ。生物の進化には
素晴らしい多様性があるが、材料は驚くほど制限されている。牙や爪は決して
ダイヤモンドやチタン合金には進化しない。同様にロケット燃料や核融合もない。
だから微生物が隕石、火山活動などでたまたま宇宙空間に放り出される場合を除いて
宇宙には進出できないし、宇宙から来る太陽の変動、隕石、至近距離の超新星爆発などの
災害を防ぐこともできない。
 つまり人類の文明は、生命全てにとって太陽の寿命の後にも存続し、大絶滅を引き起こす
巨大隕石の衝突を防ぐための唯一の希望なのだ。なのになぜ「地球型生命、それに次ぐ
優先度で人類の生存」「宇宙進出」が人類全体の最優先目的ではないのか。そのために
政治経済体制が再編されていないのか。むしろ逆に歴史上の大絶滅に匹敵する災害となっている。
人類の最優先目的は断じて経済成長ではないし、「神の国」でもないし、まして企業、
民族や国や個人や家のエゴではないはずだ。
540右や左の名無し様:02/04/10 22:27 ID:???
 では人類はどうすべきだろうか。まず人類全体が現在の過剰な人口を抑制し、
大量生産大量廃棄をやめて文明そのものを制御すべきだろう。人類の過剰な活動による砂漠化、
オゾン層破壊、環境ホルモンや放射性廃棄物など環境の悪化は人類滅亡のリスクを増す。
また生命圏全体の存続に比べると優先順位は低いが、生物の多様性も維持すべきだろう。
 そして宇宙に進出することに人類の持つ力を注ぐべきだ。個々人は民主的政府を持って
いればその方向に票を使うべきだろう。
 宇宙進出には月、火星など地球近傍への植民から太陽系外惑星への植民につなげるルートがある。
人類という種にこだわらずDNAが存続すればいいのなら、受信した地球外知的生命体が
再構成してくれることを期待して電波信号で宇宙に向けてDNAの分子構造を放送したり、
宇宙各地の惑星があると思われる恒星に向けて水がある地球型惑星を自動的に探査、
着水して中に凍結保存してある原始的な生物の一群を放出する無人宇宙船を大量に
打ち上げるのもいいだろう。
 なお、上は非常に難しい倫理的な問題になる。なぜなら、どちらもこちらされる立場に
なったら深刻な被害になる。別のシステムを持つ生物を作ってこちらがやられない
保証はないし、もし水を探して原始的な生物をまきちらす宇宙船が飛んできたら、
それは地球生命にとって強力なライバルが生まれ、おそらくはとてつもない伝染病が
広がることを意味する。「自分がされて嫌なことを人にするな」が倫理の根本だが、
DNAを共有しない宇宙生命体には何をしてもいいのだろうか?恐るべきことに
「利己的な遺伝子」理論では人間の同情は生物全体には広げるべきだが、DNAを共有しない
宇宙生命には断じて広げるべきではないのだ。つまりヤマトによるガミラスや
ガトランティスの虐殺は当然であって、一片の同情も後悔も不要なのだ。同じ祖先で
DNAを共有するディンギルに対しては互いに共存の道を探るべきだったが。
 また、宇宙進出に力を入れる過程で高コストだが無尽蔵で地球温暖化や放射能汚染の
心配がないため、持続可能な文明には不可欠な宇宙太陽光発電所で電気を得、
内燃機関は水を電気分解して得られる水素を利用するエネルギー革命が起きるだろう。
541右や左の名無し様:02/04/10 22:36 ID:hvsIF4u0
>「利己的な遺伝子」理論では人間の同情は生物全体には広げるべきだが、

って、どういう理論やねん?それわ?
542右や左の名無し様:02/04/11 12:59 ID:cpEgkpwD
>>541
「そうだ生命家族だ
どれか一つが生き残ればそれでいいのだ
たとえ人間は滅んでモナー」By猿田博士
地球の生命はどれも同じDNA構造を持つ。
だから、地球型の生物はどれも価値がある。
543右や左の名無し様:02/04/11 13:20 ID:rfKjXp9j
やれやれ又この議論か
理想的な政府とはもちろん世界政府だろ
地球上で人間と言う生命体を収めることを「政治」といっているがそれはさておき
いわば人間と人間どうしの調整にはその人間が納めるには端から無理(自明のこと)
そこでいわゆるコンピューターが必要になる
それはいわゆる電子サイバー政府
人間と言う感情を挟まない冷徹な調整をするスーパーコンピューター
なずけてGOD
これが真に理想的な政府
ただしこれにインプットする奴がいるそれが折れ様
544右や左の名無し様:02/04/11 22:37 ID:zN7Z1L5p
本多勝一、広瀬隆、落合信彦、森永卓郎・・・
日本の悪を暴き、文句を言い募る彼らに
どんな社会だったら理想なのか小一時間問い詰めてみたい。
545右や左の名無し様:02/04/15 21:57 ID:msHoZHY/
もっとも単純な疑問・・・環境を守れる政治経済形態は?

もちろん、前提として近代文明を持った上で。
答えは、今の所存在していません。社会主義も自由経済民主主義も
開発独裁もファシズムも、全て環境を破壊しました。

よく考えてみましょう。今勝利者と目されている自由経済民主主義は、
将来何らかの調整で持続可能な社会に収束できる可能性を
持っているのでしょうか?それとも、どうやっても無理なのでしょうか。
一番の問題は、競争による選別、適者生存を原理にしている自由経済民主主義
を取っていると、確かに原理的には自然を破壊する企業や生活様式は
淘汰される、はずですが、自然破壊による影響が実際に出るには時間が
かかりすぎ、かつそれが出た時には地球そのものが危ない、という点です。
あまりにも悪影響が長期的だと、選択が働きにくくなるのです。人間は、
ひ孫の為に今の便利を捨てられるようにはできていないのです。
競争で最も環境を破壊しない企業や生活様式を選ぼうとすると、
どうしても結果が出る前に地球は死の星になってしまうのです(これも
絶対正しいかどうかは一応疑い、検討すべきです)。

何らかの別の体制を定めれば、それで環境を守って持続可能な状態を
維持しつつ近代文明に基づく生活様式を保てるのでしょうか?
それとも、近代文明はその存在自体、絶対に環境を破壊しつづける、
本質的に持続可能性のないものなのでしょうか。
だとしたら近代文明の軍事的優位は揺るがない以上、どうやっても
破滅は避けられないのでしょうか。
546中葉:02/04/15 23:24 ID:cqks1jaG
> どうやっても破滅は避けられないのでしょうか。

たまたま昨日、三省堂ジェーアール名古屋高島屋店で、アービン・ラズロ著
「マクロシフト」を買いました。本書にはその答が書いてあるみたい。
「本書はブタペストクラブの公式レポートです」と書いてあります。
547 :02/04/15 23:47 ID:???
548右や左の名無し様:02/04/18 21:56 ID:oNTww0Pa
アーサー・C・クラーク「幼年期の終わり」の
ある事態が起きる前が理想
549すきやきっち@似非学者 ◆T922RdeA :02/04/19 01:12 ID:hdr/8yQo
> どうやっても破滅は避けられないのでしょうか。

どのように政治形態になっても、結局は
為政者が国民を考慮しながら政策を決めるOR
国民が為政者の政策を変えさせるOR為政者を打倒するなので、
破滅が避けられるかどうかは、
結局、人間の性格次第でしょう。

政治形態の問題ではなく価値観教育の問題でしょう。
550右や左の名無し様:02/04/23 20:44 ID:KsSTnpnI
安芸
551右や左の名無し様:02/04/24 01:22 ID:WCmI0ZYZ
baka?お前等童貞やレイプマンに政治がどうとか関係あるわけ?
糞して寝ろ!下痢で死ねyo これが道行く人のお前等糞に対する評価だ。
552右や左の名無し様:02/04/24 02:13 ID:AkQWZkRC
>>545
なんで環境=善なんだ?
553右や左の名無し様:02/04/24 23:09 ID:ZCPU1w4N
環境が悪化したら人類が死滅するか、多分とんでもない目にあうから。
554右や左の名無し様:02/04/25 01:26 ID:mKHRg6CP
>>553
言いたい事はわかるけど何でそんなに極論に走る訳?
じゃあ、あえて極論でお聞きするが地球環境の為なら何人位殺ろしてもイイの?
555右や左の名無し様
>>553
グリーンピースが言ってる事と似てないか?