+三里塚闘争って果たして何だったの？+

親に聞いても「過激派が暴れた事件よ。」とか
「知らなくていい。」とか言われます。
いまいち当時の学生運動家がなんで三里塚にいたのか解りません。
一体何を考えていたのでしょうか？　教えて君ですいません。
解ってる事は、大変な事件だったって事だけです。
この板には当時の事を知る人いるのかな？

さくら！２番ゲットなんかしないもォォｫｫン！！
￣￣￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣　　　　　　　　　　パンチラゲットですわ〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣
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　 γ∞γ~ 　＼　 　　ﾎｴｰ 　 　　　　 　 　　　　　　　 γ=＝== 　ヽ　　 ﾊﾆｬｰｿ♪
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　　じ, '⌒ヽソ　　　　　
　　　! ﾟдﾟﾉ　　　　　　　　　　　　　　CCさくら板
　　ΣU　 ⊃　　　　　　http://saki.2ch.net/sakura/index.html

思えば生産手段の私的所有を守る闘いだった。

このスレのタイトル見て「十三里」かと思ったぞ。焼き芋か？。

羽田でいいだろ。さっさと閉鎖しろよ、いらん空港は。

機動隊ボロ負けｗ

知らなくていい（ボソッ）

>>6
逃げの第三機動隊。
逃げの三機。逃げの三機。逃げの三機。
逃げの三機。逃げの三機。逃げの三機。
逃げの三機。逃げの三機。逃げの三機。

旧社民党の連中は成田空港を使用してはいけません。

鬼の第四機動隊。
鬼の四機。鬼の四機。鬼の四機。鬼の四機。
鬼の四機。鬼の四機。鬼の四機。鬼の四機。
鬼の四機。鬼の四機。鬼の四機。鬼の四機。
鬼の四機。鬼の四機。鬼の四機。鬼の四機。

>>9
社民党はまだ消滅してないよ。

滑走路が短くてコンコルドが着陸できない羽田に代わって新しい空港を
首都圏に造ろうとして、幾つかの候補地が上がったが最後に成田市、芝山町に
またがる地域に閣議決定した。この地域には皇室所有の三里塚御料牧場があり、
また御料牧場周辺の農民も開拓入殖者(先祖代々土地を守っている農民よりは
土地に対する執着が少ないと思われた)が多いため、用地買収も容易だと
思われたのである。
ところが、事前の根回しも何もない突然の決定に地元農民は反発。空港反対同盟を
結成して決定の撤回を求めた。三里塚の前の候補地千葉県富里町でも
住民の反対で計画を撤回させられた政府はこの好条件な土地を
逃すわけにはいかず、農民の切り崩しに全力をあげる。
折しもベトナム戦争の最盛期であったため、左翼各勢力はこれを反軍事空港
の闘いと定義し空港反対同盟との協力を推進した。

宮内庁も御料牧場の那須移転を決定、農民の中にも土地を空港公団に
売却して移転したり、廃農して空港関連の事業に就こうとする者も
出てきた(これを条件派と呼んだ)。
円満な空港建設は難しくなり、政府は土地収用法による土地の
強制収用をちらつかせ、これに対し反対同盟は徹底抗戦の姿勢を
見せる。この気運に社会党、共産党といった既成議会政党は
有効な対処法を見出せず、代わって登場したのが三派全学連であった。

政治的な運動みたいなことはよくわからないけど、
断言できるのは成田は不便。面倒くさい空港だ！
どうせなら羽田を拡張してメインの国際空港にしてくれればいいのに。
なんで羽田にしないんだろう？　わからない？

地方から新婚旅行に行く場合、下手すると成田で一泊！
旅行会社の手配の悪さもあったのだろうけど、
使いにくい空港であることは周知の事実でしょ？

反対運動の高揚とともにデモ、集会が戦闘性を帯びてくると
徹底した街頭武装闘争を行なう三派全学連は空港反対同盟の信頼を得、
社共両党はそれを失っていく。71年3月、第一次強制代執行は土地をめぐる 文字通りの戦争であった。空港反対同盟、支援の中核派全学連、
反帝全学連は各地に塹壕、砦(団結小屋)を建設、決死隊は立ち木に鎖で我身を縛り付けて抵抗したが、圧倒的物量の政府軍の前に敗北した。
続く71年9月の第二次強制代執行では、東峰十字路で反対派部隊が機動隊を
襲撃、機動隊員3名が戦死した。強制代執行で建設用地を確保した空港公団は
空港建設を進め、反対同盟は滑走路の進路上に鉄塔を建設し飛行機を妨害する
等の戦術で対抗する。

空港の施設もほぼ完成した77年、政府は空港周辺の障害物の撤去に
乗り出す。既に政治の季節は去り、目的を失いつつあった新左翼
諸党派は血で血をあらう内ゲバ戦争にあけくれ大衆の支持も離れて いた頃だが、明確な目標のある三里塚だけは別であった。
こうして岩山の大鉄塔を巡る攻防戦が行なわれる。鉄塔そのものは政府軍の奇襲によりあっけなく倒壊させられるが、周囲では
派出所に対する火炎瓶攻撃で警官が戦死、また野戦病院前では
反対派支援者が機動隊に催涙弾銃で狙撃され戦死した。
こうして妨害物は撤去され、78年3月26日に空港開港が決定する。

空港を、この地にもってきたものをにくむ･･･
これ以上たたかっていく努力をうしなった

16は間違い。
開港は3月30日でした。
78年3月26日、開港を目前とした空港周辺では開港阻止の集会が
行なわれ、横堀の団結小屋では攻防戦が繰り広げられていた。
政府軍の主力は横堀にあり、手薄となっていた空港のゲートを
反対派のトラックが突破し、激しい戦闘を繰り広げる。
政府軍の注意がこれらに向いている間に、数日前から地下水道に
待機していたゲリラ部隊が管制塔を攻略、管制機器を破壊し
空港開港は5月20日に延期となった。

さすがに2度の失敗は許されない政府は警備を強化、
78年5月20日に空港は開港した(所沢の管制施設でケーブルが
切断される、といったテロはあったが)。当初予定の滑走路3本中
1本だけの"片肺空港"と椰揄され、また建設、警備コストは
空港使用料に転嫁されることとなり、距離の遠さ、交通アクセスの
悪さ(同時に計画された成田新幹線は頓座し、また一番現実的な
交通手段だったはずの京成電鉄は新幹線にこだわる政府により
空港直結が許されず、バスに乗り換えなければ空港につけなかった)、物価の高さという三拍子揃った"使えない空港"と呼ばれた。

開港により闘争方針が揺らいだ反対同盟は意見の食い違いや、
委員長戸村一作の死去、最大の支援勢力中核派との確執などから
北原派、熱田派に分裂した。あくまで廃港を目指すのか、
二期工事の阻止を当面の目標とするか、またその際の戦術として
土地の共有化を進めるのか、といったところが争点であった。
最初の計画から10年以上が過ぎ、空港の計画自体も当初と同じ
という訳にもいかないまま(結局コンコルドが日本の定期便に就航する
ことはなかった)二期工事は着工されず、反対闘争も個人の家屋に
対する放火といった陰惨なものになっていく。

非常に解りやすい文章ありがとうございます。
過激派って言っても、どんな人達が反対してたのかが
なんとなくわからなくって聞きました。
なんだかすごい歴史だったんですね。。

月日は流れ、土木建設技術も向上した近年とあっては
当初は技術的、コスト的に見合わないと思われた羽田の拡張と、
成田二期工事の完成を天秤にかけると果してどちらが得策か
も解らず、成田は未だ滑走路一本の空港のまま四半世紀に
ならんとしている。正常化を模索して政府は反対同盟との対話を
行なったりもしているが、如何せん以前は本気で殺し合った
だけに感情的なしこりが簡単に消えるわけもなく今日に至っている。

なんかどっかで聞いた橋のおとぎ話に似てますね。

さて、長々と書いてしまいましたが、
三里塚闘争とは何なのでしょうか?
反対同盟の農民が先祖代々からでは無いにせよ
困難な時期に自分の土地を求めて赤土と竹林ばかりの不毛の地に
入殖、開墾し、やっと農場として成立しようか
という時になって何の前触れもなく"出ていけ"、
と言われて頑なになるのは当然だと思います。

>>24
当時の人ですか？色々とありがとうです。

90年代初頭に当時の運輸大臣と反対同盟が会合を開いたときも、
農民の代表は"俺達は皆、昔は自民党支持だったんだぞ"
それに対し大臣は、"外国から来る要人は'ウチの国なら
こんなの戦車出して一日で片付ける'、って言いますよ
(つまり、日本政府は貴方がたをかなり甘く扱いました)"
と言ってしまい、激昂した農民に"おう、戦車でも何でも
持ってきてもらおうじゃないか"と凄まれる、という一幕もありました。

また、闘争を通じて芽生えた政府への不信感は、
反対同盟の農民にそれまでの農業のありかたへの疑問も抱かせ、
全国に先駆けて80年代半ばには風車による発電(原発反対運動への
共感もあったようです)や、無農薬有機栽培による農業生産
(農協制度への不信)などの運動も起こりました。

開墾した土地の死守、という極めて明解な目的を持つ
反対同盟に対し、支援と言う形でコミットしようとした
人々にはどうしても矛盾が出てきます。
戦術的に戦争をする分には、お祭り騒ぎでそれに集中すれば
良いですが、最終的に日本の革命を目指す党派としては
戦略的にはそれだけでは目的は達成できません。
そして何より、彼らが目指す共産主義の制度下では、
三里塚の農民が守ろうとしている私有財産とは、
まっさきに否定されるものなのではないでしょうか?
(革マル派は一貫して三里塚闘争は農民の小ブル私有財産意識
の現れ、と批判し反対同盟からも出入り禁止になってました)

闘争を避ける方法は無かったのでしょうか?
一つには、政府が"民は寄らしむべし知らしむべからず"、
"国益は全てに優先する"という様な高圧的な態度ではなく、
もう少し人間的な対応をしていれば、というifがあります。
また、反対同盟側のifとしては、御料牧場をタテに皇居に
直訴に行く、という計画を実現していたら、というのがあります。
前述のとおり、反対同盟は共産主義的見地から闘争を開始した
わけではないのですから。

農民→「生活と土地を守る闘い」
三派→「軍事空港阻止」

だったような･･･

どのような主義で運営される国家にせよ、利害の対立は存在し、
結局は最大多数の最大幸福の実現が施政者の目標とならざるを
得ませんが(自分の最大幸福のみを追求する施政者もいるのでしょうが)、
最大多数に隠れてしまう部分のケアをどれだけ出来るかが
60年代に比べれば経済的に豊かになった(先行きはかなり暗いですが)
わが国の課題ではないかと思います。

とはいえ、人間そうそう立派にはなれません。
仮に、60年代の新左翼運動が実って70年代前半に
日本に革命が起きたら、三里塚空港はどうなっていたでしょうか?

より弾圧が厳しくなって開港が早まった、なんていうのが
一番当たっているかも知れません。

長文失礼しました。三里塚闘争に関する文書は色々ありますが、
俯瞰するなら東京新聞社の本"ドキュメント成田空港 傷だらけの10年"
がお勧めです。
雰囲気を味わう程度にしかなりませんが数年前に週刊モーニング誌 に
連載された"ぼくの村の話"というマンガもあります。

>>3　は革マルだな。
「私有財産を守るプチブルのお遊び」という主張は。
最初は三里塚にいたけど、農民から追い出されて、
今度は闘争を誹謗中傷した奴ら。

農民たちの心を買収することは出来なかったのだろうか？

中核は今も詰めてるの？