結婚相手の男性の年収を気にする女性に逆質問

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244名無しさん@お腹いっぱい。
資産8桁超え記念。
どこに投下していいのかわからないから、目についたこのスレに投下。
長い自分語りになるが、良かったら聞いてくれ。
若干フェイクはあるが、ほぼ実話だ。

俺が今の貯金を築いたのは、ラッキーとか勝ち組とか、そういう事じゃない。
両親からは育児放棄され、苦しい生活だった。
夕飯が自分でお湯を沸かした、カップ麺一つなんてザラだった。

哀れに思った資産家の遠縁に引き取られ、食うには困らなくなったものの、
ずっと遠慮の日々。
学費は出してくれたので、懸命に勉強した。
ところが卒業前にバブルが弾けた。
上場企業には引っかからず、当時はまだ人気の低かった外資系に就職した。
今の新卒世代さんはそれすら難しいから、それよりかは良いのかもしれないけど。
ここからはひたすら努力。

無茶なノルマにも、外資ならではのパワハラにも耐えに耐え、頑張った。
何のコネもなく、体力も人並み、頭も特別良いわけではない俺が生き残るには、
人が嫌がる仕事を何でも引き受け、がむしゃらに働くしかなかった。

昼飯を食う暇もなく、入社一年で58kgが50kgを切った。
有給?残業手当?そんなものありゃしない。
たまの休みも、仕事関連の本を読みまくった。
新卒で、住居手当は出たものの、月7〜8万は書籍代で消えた。
金がなくて、給料日前はもやししか食えなかった時もある。
でもその結果、2年目から売上トップになった。

だが妬みも酷かった。しかし、実績で黙らせた。
そして、3年間売上トップを続け、実績を引っさげて転職した。
業界も変わり、給料も上がった。
ここでも本当に良く働いた。

だが、調子に乗っていたこともあり、派閥争いに巻き込まれ、徹底的に干された。
毎日のように受ける退職圧力。毎朝、ゲーゲー吐いていた。
だが会社では、何事もなかったような態度を貫いた。

俺は踏ん張り、干されていながらも自分でしかできない仕事を作り、居場所を作った。
干されている時間も、腐らずサボらず、逆に勉強に当てた。これが大きかった。
そして、俺が作った仕事が少しずつ実になり始め、会社にとっても大きな存在になり、
メインストリームに戻った。
逆に、その時に俺を干した上司が追い出された。

自分で作った仕事が大きくなるにつれ、部下も増え、必然的に派閥を率いる事になった。
反対勢力から卑劣な攻撃も受けているが、部下とその家族もいるから守らねばならない。
俺が潰されたら、100人単位が路頭に迷う。
今でも、内心はいつ足をすくわれるかと怖くてたまらないが、部下と仲間の手前、
そんな顔は見せられない。
「俺についてくれば大丈夫だよ」と笑顔で常に鼓舞し、先頭に立っている。
隙は絶対に見せられない。孤独なものだ。
245名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/26(金) 21:52:39
肺炎になった事もある。だが、病院に通いながら、一日も休まずに仕事を続けた。
結局、就職してから十数年、一度も有給など使ったことはない。
旅行なんて行く暇も無かった。
そんな暇があったら仕事をするか、関連の本を読んでいた。

貧乏を知っているから、飲む打つ買うの無駄遣いなんてしない、と思ったが、
女には二度やられた。
借金まではいかなかったが、貯金が二度空になった。
騙して逃げようとしたので、追い詰めた。
一人は実家に帰って、オーバードーズで死んだらしい。
もう一人は、どこかの風呂に沈んでいるらしい。

俺の金目当てで、俺を捨てた親までが寄ってきた。
当然門前払いした。
今は街金に追われているらしい。

派閥を率いている以上、俺が倒れるわけにはいかないので、食事はほぼ自炊。
適度な運動も続けている。
通勤時間など無駄であり、その分仕事をした方が良いと思っているので、
常に会社近くに住むようにしている。家賃は高いが、時間の方が貴重だ。

良い部下に恵まれたので、夜は割と早く帰れるようになったが、相変わらず休みは無い。
せめて22時以降は、自分のために使おうと思うようになって、少しだけ余裕ができた。

たまに、礼儀知らずの部下から「年収高くていいですよね!」的な事を言われる。
冗談じゃない。できれば変わってもらいたいくらいだ。

俺のこの年収と貯金は、ここまでしてようやく築き上げたものだ。
文字通り、命を賭けて得たものだ。
宝くじが当たったり、相続などで楽して得たものじゃない。

コネも相続もなく、金を人より稼ぎ、貯める、というのは厳しい。
ここまでやって、ようやく40以下バツ無し未婚男性の年収上位の0.7%。
8桁の貯金になった。

だがこれでも足りない。
安心してリタイヤするためには、まだまだ働かなくちゃいけない。貯めなくちゃいけない。
80年生きるにしても、まだ半分以上も残ってる。
そもそも、俺がペースダウンしたら、今の派閥は全員潰される。
ここまで信じて付いてきてくれた連中を、裏切るわけにはいかない。

俺が怖いか?怖いだろう。
だがそのくらいじゃないと、叩き上げのリーダーなんて務まらないんだ。

そして、「お金持ちと結婚したい。専業主婦になりたい」と夢見る女性さん。
今まで君はどんな努力をしてきた?
俺の努力に見合うような何かが、たった一つでもあるのか?
それでも、女は男に養われて当然。
収入がある男は、女を養って当然、と思うのか?

以上だ。
長文の自分語り、聞いてくれてありがとう。