○良い例
内閣府による「社会意識に関する世論調査」(平成23年1月調査)
http://www8.cao.go.jp/survey/h22/h22-shakai/ 平成22年度 > 社会意識に関する世論調査 > 本報告書を読む際の注意
http://www8.cao.go.jp/survey/h22/h22-shakai/chuui.html このページのように、どのような手法で統計を取ったかについて、
必要事項が明示してあれば、信憑性は極めて高いと言える。
×悪い例
日本テレビ世論調査「野田内閣支持率」(2011年11月)
http://www.ntv.co.jp/yoron/201111/ > 調査日: 11/11(金)〜11/13(日)
家族旅行が好きな世帯や、外食産業やホテル業に従事している
単身世帯が調査対象から外れる恐れが大きく、その偏りに対して
加重計算を加える必要がある。
> 対象者数: 有権者2023人
人数自体は問題ないが、対象となる有権者の都道府県や性別が
明示されていないため、偏った抽出である可能性を拭い切れない。
> 回答数: 1018人
> 回答率: 50.32%
これらについては全く問題ない。
> 調査方法: RDD電話調査
「RDD電話調査」の対象となるのは、固定電話を持っている世帯
のみで、携帯電話やIP電話だけで済ませている人の回答が全く
反映されない。単身世帯や若年者夫婦などの意見が拾えない、
あるいは少ししか拾えない可能性が高く、この偏りに対して加重
計算を加えなければ、偏った統計結果しか出て来ないだろう。