MAXIMA

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156GO MAXIMA
>>155 MAXIMAの本家のMLが まあ唯一の内部についてのマトモな情報元であるようです。
まあ大半は ごみに近いですが 時々他では絶対に聴けない議論があるので 見てみられたら
良いでしょう。今は 数式処理システムは 商用も含めて 激動期にあると思いますね。
version upも商用では かなり頻繁に行われそれを 儲のためと邪推する向きもあるが
はっきり言って間違ってます。従来の数式処理の内部は 幾つかの標準形を 中心とした
ほとんど ばらばらの表現を なんとかまとめたものに過ぎなかったのですが、メモリも
少なく CPUのスピードも遅いころは その継ぎ目のあらが見えなかった。しかし近年の
信じ難いほどのコンピュータの進歩によって より複雑なライブラリの組み合わせや
より大規模な計算への対応(ノーテンキなユーザは内部の計算アルゴリズムが3次の
多項式オーダであっても 平気で従来の十倍のメモリ積んだから 10倍の規模で計算しようと
するとか)、いろんなところで ベンダーは大変だと思います。Fatemanはいやがると
思いますがそう遠くない将来に 内部表現を含めて改変しなくてはいけないでしょうね。
その時MAXIMAと言えるかどうかは別として。Fatemanによると最近mapleは 内部表現の
大規模な改変を行ったそうです、外からは見えにくいですが。
Groebner基底を中心とした代数方程式の 解法も現在のMAXIMAの最も弱いところで一部
非実用的ともいえるので 此邊は外部のソフトを呼び出す仕組をテストしてみます。
明日 一日空いているので やってみますね。相手はSingularという可換環のアルゴリズ
をまとめたGPLのソフトです。まあ自動証明といえば グレブナーというのも 当たり前
のことながら 短絡イメージで より抽象度の高いところで 使える理論を探しています。
このあたりは工学や情報系の人には逆に解りずらいようですね。