●今日の観劇感想@四季●

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40名無しさん@お腹いっぱい。
今日、壁に行ってきました。
喜納さんが名古屋版病名でなく、環状線と思わず歌ってしまわれましたが、
その後の歌詞、全てを「環状線」で歌いとおされてフォローされてました。
(それとも、歌詞を変えたのでしょうか?)
五東さんは・・・普通の主婦。ごく普通の「フランスの」主婦に見えました。
デュティユルが刑務所脱走した後にイザベルに出会う場面も、壁抜け男のデュティユル
が持つ自由さへの憧れを感じるより、浮気な女性が有名人に対して憧れの気分に
なってるようにしか見えませんでした。
(M嬢のアリアの後だったので、余計に少し「美人なM嬢」がイザベルなのかと)
でも、イザベルのイメージを固定させて見ず、イザベルを浮気なフランス女
としてみれば、最後に壁の中に一緒に入るシーンに以前とは別の感動がある
ような気もしました。

新しい新聞売りの岩本さんは、もの凄くかたかったような気がします。
有賀さんのような無邪気で真っ正直な新聞売りのさわやかイメージではなく、
どちらかと言うと、下町モンマルトルでスリでもして生活の糧を稼ぎながら
底から這い出してやる!、という下町少年の逞しさを感じるような少年でした。
歌は悪くないとは思います。でも、いかんせん、表情が引きつってたような
気がするので、硬さがほぐれたころにもう一度見てみたいです。

そういえば囚人の場面ですが、光枝さんの囚人はデュティユルが「さよなら〜
友よ♪」と抜け出す前、頷き手を振りながら上手側に隠れていかれましたが、
荒木さんの囚人は最初から鉄格子のかなり右(上手)に居るので、演技が良く
見えず、少し寂しいです。全般に囚人で笑いが取れてないので、なぜだろう
と思いましたが、囚人の登場位置が名古屋以前と比べて見にくいようになって
いる気もしました。もうちょっと荒木さんに(?)演技を考えて欲しいです。