http://www.fastpic.jp/images.php?file=1780655085.jpg 一週間ぶりの風呂、東湯、330円でなかは広く、とても満足できるお湯だった
面白いのが室内にぬるめの水の滑り台付きプール、そして他ではあまり目にしない冷凍サウナがあることだ
この冷凍サウナ、中は-10℃に設定されてて体が濡れた状態で入るとほんとに寒い、微熱があるのもあり30秒で撤退、出るときじいさんに早いなと笑われた
その後コインランドリーに行き、現在マック難民中、喉が腫れて体調も重い、昨日の霧で全身濡れたまま寝ればこうなるわな
今も霧が出てて朝まで粘らないと体力的に持たないとおもうで時々なんか買いながら粘るよ
どこまで移動したかGoogleマップで毎日上げたかったけど、ここから寺を巡るため経路が複雑化、うまく移動経路をだせないから、明日地図を買ってきて直接書き込んでそれの写真を上げてみるわ
アプリで移動距離算出する方法を今探してるけどかなり曖昧なやつか、電池をよく食うやつしかなくて困ってる
今日は図書館行ってくる
台風通過までこの市内で待機することにしたわ
写真の技術上げようと今日は図書館で写真集見るはずだったのにヌードのスーパーポーズブックしか読んでない
アナタノペットのナース服を裸から着る子が好みだった
2年前も台風の時マックで休憩してたけど営業停止になって爆風雨の中にほうりだされたっけな
天候回復してきたのでお遍路開始
一番札所まで11km
わかるな
ホームレスからお遍路さんにジョブチェンジしたおかげで、生活は変わらないのに朝から挨拶される
慣れてないせいでキョドってしまう
147 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね@転載は禁止:2014/07/11(金) 10:35:06.36 発信元:49.97.13.202
お遍路ビジネスか・・・
世の中やはり金だな
なるほど
台風は大丈夫でしたか
>>154 風邪は引いたけどだいじょぶだったわ
それより淡路島2日目からずっと湿度高いのが困ってる
洗濯できないよ
さーて現状を書いてくよ、ほんとは昨日の寝床で書きたかったけど電波届いてなかったんよ
http://www.fastpic.jp/viewer.php?file=5671994312.jpg&ps=user 昨日の11番札所 藤井寺の中に次の寺への道があった、看板には13km、今お昼だしこの距離なら夕方には着くな、そんな甘い考えで道に入っていった
入ってすぐに違和感、やたら傾斜がキツい、近道だし多少はキツいのは覚悟してたがこれじゃまるで登山だ、背負ってるリュックは遍路用でも登山用でもなくホームレス生活用、生活用品がぎっしり詰まった25kgのリュックで山に登れるほど山馴れはしていない
途中にあった沢でがぶ飲みし、しばらくは要らないな、と水を積まなかったのもあり途中から、ここで引き返さないと死ぬかも知れないと思いはじめた
そんなことを考えながら歩いてると対向者、水の汲める場所を聞くと、たった15分ぐらいのとこに水?地蔵なる給水スポットがあると教えてくれた
なーんだ、そんな近くにあんじゃん、だいぶ渇いてきたけどその距離なら平気だ、そう安直に考えた自分を呪いたい、下りの人で15分、じゃあ登りは?そんなことこれっぽっちも頭に無かった
高い湿度で滝のような汗だったが途中から全然出なくなった、出す水分もなくなったようだ、それもあと15分、そしたらたっぷり飲んで2L積んで一気に山を越えよう、なんて感じで気合いだけで元気に歩く
おかしい、全然見えて来ない、気がついたのは30分後だった
地蔵じゃなくて水汲大師だった
全然水が見えてこない、騙されたのか?、ここから引き返すのももう無理だ、どうする?なんてことを荷物を置いてへたりこんで考えていた時に気がついた
近くにやたら蚊がいる、10匹以上は群がってきてる、蚊の生息圏は水源から50m、てことは
最後の力で少し登ったら水汲大師があった、置いてあった柄杓で何度も飲んだ、最高だったわ
そこで2L汲み、何とか山頂付近、視界が開けたとこまで登ってスマホで昨日の書き込み、そっから先は電波が無かった
http://www.fastpic.jp/images.php?file=9934533356.jpg
当たり前だけどおまいらはちゃんと情報を得て、準備してから山に入ろうな
俺はたまたま山の中で水が飲めて、たまたま食料が3〜4日分あって、たまたま雨が降らなくて、たまたま休憩所があったから生きてるけど、どれか欠けてたら生存率大きく落ちてたと思う
お遍路中の死者も報道されないだけでけっこういるのを50回目のおじさんに聞いたし、夏に脱水で若者が死んだこともあったんだと
絶対に近そうだ、なんて安直に山に入るなんて馬鹿はするなよ
ちなみに山に入ったのが12時過ぎ、休憩所に着いたのが17半、朝7時半前に出発して10時半に着いた
道は台風の爪痕で太い松の木が倒れてたり、足元が流木だらけでなかなか悲惨だった
現在コンビニで休憩、今日までのコーヒーのタダ券2枚おっさんがくれて、あと一時間は休めそう
そしたら近くにある道の駅で寝る予定、キャンプ禁止らしいからベンチでそのまま横になるしかなさそう
風邪もこんな生活じゃいつまでたっても治らないな、熱っぽいのはいいけど鼻水と汗で水分持ってかれるのがキツいわ
さーて連投いくよー興味ない人はごめんなー、ほんとは昨日の寝床で書きたかったけど電波届いてなかったんよ
http://www.fastpic.jp/images.php?file=5671994312.jpg 昨日の11番札所 藤井寺の中に次の寺への道があった、看板には13km、今お昼だしこの距離なら夕方には着くな、そんな甘い考えで道に入っていった
入ってすぐに違和感、やたら傾斜がキツい、近道だし多少はキツいのは覚悟してたがこれじゃまるで登山だ、背負ってるリュックは遍路用でも登山用でもなくホームレス生活用、生活用品がぎっしり詰まった25kgのリュックで山に登れるほど山馴れはしていない
途中にあった沢でがぶ飲みし、しばらくは要らないな、と水を積まなかったのもあり途中から、ここで引き返さないと死ぬかも知れないと思いはじめた
くそっ、ホタルを撮り逃がした
金剛杖じゃないなんて…同行一人。
>>168 金剛杖はすっごくちゃちいし短いんよな
何でも昔は長かったけど今は車のトランクに入るサイズになったとか
1番札所とかで売ってるのは更に短いんだと
そんなのに2000円出すなら、タダでいくらでも手に入ってしっかりした太さと長さのある青竹がいいわ
もし金剛杖が欲しいならすもとり屋っていう10番札所の前にある店が一番安くて、交渉力に自信があれば案内所で落とし物をもらえばタダですむわ
おじさんと別れ山を下る、道は車道で歩きやすくそれほど苦もなく11km先の道の駅温泉の里神山に着いた
ここはキャンプ禁止で巡回もあるので、ベンチで寝て人が来たら一時撤収、居なくなったらまた寝る、そんなプランを考えていたが近くの温泉の影響か蚊が多い
そこで道の駅の裏にあった、近隣住民が使う近道のど真ん中で寝ることにした
両サイドに住宅があり、咳き込んだら一発でバレる、風邪で喉がやられてるので堪えるのが大変だった
そして朝、目が覚めて1分後に雨で慌てて撤収、道の駅で雨宿り
172 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね@転載は禁止:2014/07/15(火) 18:54:45.55 発信元:1.78.25.124
そこへ婆さんが話しかけてきた、よく声が聞こえず、ずっと聴き手に回ってたがこんな話をしてた
婆さんがこの山奥に引っ越してきたのは戦後、親戚づてを回って生活してたがこの地へと嫁いできた
それからずっと会社勤めだったが、定年間際で会社が倒産、退職金は知らないが企業年金が出ず、この山奥で余生を送る羽目になった
1時間ほどの所に娘が住んでいて時々来てくれる、それ以外はバスを使わないと買い物にも行けない
なんて暗い話を朝からしてくれた
旅に燃えてる若者にえらく染みったれた話をしてくれるじゃないか
雨が弱まってきて婆さんは家に戻っていった
俺が徳島の集落行ったときもおじいちゃんが神社にポツンといて会うやいなや堰を切ったように語り出した
すごい嬉しそうに今まであった出来事なんかを話してくれた
戦時中からずっとここにいて、こんな広い集落に今ではもうおじいちゃん含めて数える程しか人が住んでいない
多分ずっと一人で寂しかったんだろうなって、切なくなった
http://www.fastpic.jp/viewer.php?file=0291323291.jpg&ps=user そんなこんなで26km移動、13番札所 大日寺
中に入ってすぐに雨が降ってきたので、本堂の軒下で壁にもたれて睡眠、目覚めた頃には勢いもだいぶ落ちていてそれもすぐに止んだ
こっから寺間が近く、面倒なので一気書きする
2.4km移動 14番札所 常楽寺
850m移動 15番札所 国分寺
1.7km移動 16番札所 観音寺
2.6km移動 17番札所 井戸寺
http://www.fastpic.jp/images.php?file=9196372345.jpg 仏の足跡、子供の落書きかよ
ここで話しかけてきたおばさんがアップルパイ、もも2個、1000円をくれ、銭湯の位置や寝れそうな場所を教えてくれた
さっそく、銭湯に行ったがここには浴槽が2つしかなく結構熱めのと水風呂だけ、それでも一週間ぶりなので我慢して肩まで浸かった
体を洗ってるとき、背中が一面ぶつぶつしてるのに気が付いた、その時はあせもかと思い、あとでベビーパウダーを買おうと考えてた
銭湯を出て、近くのコインランドリーで服を洗い、寝床探し、とある店の駐車場を借りて寝ようとしたが体温がやたら高く寝れなかったのでマックで涼みながら休んだ
ここまでが14日の分、そしてこのあと、風呂に無理に浸かったせいでえらいめに遭う
7月15日、お遍路開始から6日目
マックで一晩過ごしたが店内で寝ると注意されるので一睡も出来ず、早朝から資料館のベンチで寝ていた
日が登り、直射日光に炙られながら目を覚まし、そこで異変に気付いた
全身が痛い、細かい針が刺さったようにチクチクする、ベンチが木製だったのでほんとに刺さってるとおもってた
痛みで動けそうになく、とりあえず木陰に移動し、休んでいるとそのうちに治まった、だけどリュックを背負うとまたチクチクし、その痛みは背中を中心に全身に広がっていった
トゲが原因なら痛みが広がるのはおかしい、何が起きてる?、冷静に考えていくと昨日の銭湯から異常が起きてるのに気が付く
そういえば背中がぶつぶつしてた、あれが?と背中に手を入れると背中一面が広がってたはずなのにほとんどない、ここで何となく分かってきた
素人診断だがこれは蕁麻疹じゃ?さっそく調べて見ると温熱蕁麻疹というのを見つけた
発症が熱いお湯に入って、そして背中のぶつぶつ、日光で体温が上がっての針のような痛み、リュックと接触して熱をもった背中の痛み、多分当たりじゃないか?
まあこれぐらいの痛みなら無視できる、そう考え出発、乾電池、食料、睡眠時のリュック用に防犯ブザーを購入、次の寺へ歩きだした
が、ずっと続く痛みに心が折れて夕方にまたマックでへ、暑さで痛くなるだけじゃなく掻くことでも広がる、上下するリュックで擦れ続ける背中はほんとにひどいもので、お遍路を中断しようかと考えるほどだった
連日眠らずに夜を過ごすのはキツいので2時頃に店を出て教会の駐車場で寝た、連日の不規則な生活でかなり疲れが溜まってきた