>>100 作品は作者が書いて読者が受け取って初めて成立する
作者が決める真相は一つでも、読者がそういう風に思わなければ意味が無い
どんな作品にも言えるけど、作者は読者がいい方向に解釈するようにコントロールするのが仕事だよ自分がいくらこうだと思っても読者にそう思ってもらえなかったらコントロール、描写は失敗
毒入りチョコレートを例えに出したら安楽椅子探偵モノを書きたくなってきた。
や、ミステリ書いたことなんてないですが。
格好いい古典の名作が多いんだよな。九マイルとか隅の老人とか。
ラノベでは受けなさそうなジャンルだけど。
>>103 言葉ってのは、きちんと伝えるところまでが大事だねえ
内田康夫の2時間サスペンスにしろ様式美の世界だからな
なぜそんな展開になるとかそんなアホなというのはいう方が野暮って感じもする
最後に崖の上で説教していればすべてが納得する世界
>>102 むちゃくちゃだな、それ。まずそのレスは何と何を比べてんのかが、明確じゃない。売れるミステリと売れる王道を比べているのか。ミステリというジャンルと王道というジャンルを比べているのか。
もし売れるミステリと売れる王道を比べてるなら、売れるミステリを書くのにだってセンスは必要だろう。驚くようなトリックや展開、超自然的な要素を入れたミステリ(七回死んだ男、リピート等)だったらそこの発想やルールも創造しなければならないし。
もしミステリと王道というジャンルを比べてるなら、王道だって、成り立たせんのは簡単。いわゆる王道と思われる要素を詰め込んで完結させればいいだけだし。売れるかは知らんが。
売れないあるいはテキトーなミステリと売れる王道を比べているなら、それは最早前提がガタガタだわな。才能を比べるならフェアではないと思う。
つまりなにが言いたいかと言うと、ミステリと王道は求められる才能は違うかもしれないが、王道のが求められる才能のハードルが高いってのは意味がわからん。
そもそも才能なんて数値化できないんだから、そういうことは安易に断定すべきではない。自分が思うのは勝手だけども。ただそれならば、俺は〜そう思う、と言うべき。
108 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね@転載は禁止:2014/06/17(火) 15:33:16.45 発信元:126.255.151.185
>>103 うん。だから、作者の描く真相が納得
できるように、不自然だと思わせるような穴をしっかり
埋めるのが大切だと思うんだ。
自然に納得できる文章をまず作りたい。
穴があるものを穴のないように見せるコントロールも
立派な力ではあるとは思う。
さきほどの繰り返しになってしまうが。
どうだろうか?
あと、ミステリーは簡単だという意見が散見されるんだけど、
実際、ミステリー小説ってそういう扱いなのか?
僕はそうは思わないんだけど。
異能で事件を捜査する系は結構わくわくするな
ミステリを書くのは簡単だよ(ただし、トリック創作は除く)
ってことを言いたいんでしょう?
ほんとうにミステリが簡単なら、
年間50個以上ひねり出せるトリック発想法を教えてほしい
>>107 簡単に言えば骨格となる設定の量の違いだよ
売れるミステリーも売れる王道も人気が出る基盤となるのはストーリーよりもまず顔となるイメージの部分
内容に触れる前から興味を引く要素と言えば主要キャラと世界観の外殻、大まかなストーリーだよ
王道異能ものとミステリーものを比べたんじゃその設定の量に差がありすぎる
下手すればミステリーものはゲストキャラ以外日常ラブコメ並みの少ないキャラや現実世界の設定で間に合う
ぶっちゃけ俺ならとらドラでも俺妹でもキャラ借りてミステリーもの書ける
でも王道異能ものはそうはいかない
物事には難易度の違いがあるんだから、区別した方がいい
ミリタリーものを書くのにミリタリーの専門知識が必要なように、必要な前提があるんだよ
>>108 穴が埋まっていると決めるのは誰だ?
もし穴が全くないミステリーを書ける人がいるなら、全てのミステリーものには穴があると言う人なんかいない
作者がどれだけ努力しようと読者に反映されるとは限らない
ぶっちゃけミステリーは難しいと思うのよ
そもそも出すレーベルが限られてるし
いまのご時世よっぽど奇抜か「○○の後継者」とか言われない限り売れないしね
ラノベレーベルではないけど青崎有吾みたいにサブカルネタ満載でも
「エラリークイーンの後継者」とか宣伝されるような完成度がないと
114 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね@転載は禁止:2014/06/17(火) 18:19:51.93 発信元:126.255.151.185
>>108 ミステリーをしっかり読み込む読者にとって
穴が少ないと思わせるクオリティを作れるように
したいね。穴がゼロの完璧は存在しないとしても。
実際には穴があったって気づかないような読者が大半
かもしれないけれど、それに甘えたくない。
そういう姿勢はミステリー要素以外のおもしろさにも
影響すると思うし。
どうだろうか?
115 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね@転載は禁止:2014/06/17(火) 18:21:06.92 発信元:126.255.151.185
116 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね@転載は禁止:2014/06/17(火) 18:51:12.17 発信元:126.214.7.4
エンタメである以上、読者を楽しませる必要がある
その技巧が、エロだったり意表を突くストーリーだったりするわけだが、
「ミステリー的な構成」という技巧は、基本を抑えて丁寧にかけば
多少センスがなくても
とりあえず読者にページをめくらせることはできる、
と、思う
ミステリー……正解率1%……うっ頭が
ミステリはトリックさえ思いつけば、難しくはないとは俺も思うし、
ラノベでミステリっていうのも、需要はあると思う
でも、実際のところ、ミステリラノベって、そんなに数ないよな
あっても、いわゆる「日常の謎」系のヌルいやつばかり
そろそろ、ガチ本格系のミステリが出てきてもおかしくないと思うんだが
ラノベにミステリーの需要があったなら、富士ミスは廃刊にならなかったと思うんだが……
>>119 ミステリーを書ける作家がいないのさ
靴だって挑戦してたが、米澤しか出なかった
>>119 需要ないかな?
俺はMW文庫が創刊されてから、ずっと待ってるんだが
結果、入間の「花咲太郎」とかそれっぽいものを読んでは、期待を裏切られてる
需要はあるとおもうな。
正解率1%やその続編で切れたファンが多かったのも、
ミステリーを期待していたのに、ミステリーじゃなかったからだし。
GA文庫みたいに応募作のツイッター評価やってくんないかな。そうすれば退屈しのぎできるのに。
>>111 なんでそんな的外れな比べ方してんだ。ミステリがどういったものか知ってるか?
ミステリで重要なのは設定ではなく、トリック、整合性、事件の種類、構成等なわけで、そここそが肝なわけで、王道異能と設定の量を比べるのが、そもそも間違ってる。
それを踏まえてだが、ファンタジーの設定を考える方が、ミステリ展開を考えるよりセンスや才能が必要だという根拠はあるの?
それがないなら、話にならんって。
俺妹やとらドラでミステリが書けるから、なんなんだ。俺だって、全く書かない王道異能の設定を考えるくらいできるって。まあ書いたところで、売れないだろうが。
まあ需要が有ろうとなかろうと俺らワナビにとっちゃミステリ書けるだけのセンスと、それで作家になってやろうってやる気の方が重要だからな
それを備えた人が全力投球すればよろしい
仮にビブリアが電撃で出ても売れることはないと思うな
少なくてもあんな人気作品にはなっていないだろう
MWから出てるにしてもあの表紙でよく売れるよね
普通の人はアニメタッチの表紙って買いづらいと思ってた
本屋のミステリーコーナーに行くとあんなのが大量にあるからなぁ
逆にビブリア位の絵だとまったく目立たない
ビブリア以前に角川文庫の万能鑑定士Qが売れまくっているし馴れているんじゃね
どころか、絵がつくとむしろ売れるらしいぞ。
人間失格は小畑が絵をつけたら、かなり売上上がったらしいし。
最近は一般の作品に表紙絵がつくこと多いけど、売れるからなんだろうね。
俺は日常の謎なんて書くこと自体が超難関だと思っていたんだけど、
みんなそんなに簡単にライトなミステリーの事件やトリックを思いつくものなの?
たしか富士見ミステリーも殺人事件が主だったような気がするんだけど……
ライトな事件は難しくないだろ
学園一の美少女の笛が盗まれたとか体操服盗まれたとかプール授業中にパンツ盗まれたとか色々思いつく
普段からミステリー見てたら思いつくでしょ
金田一で密室殺人おこると毎回ドア蹴破って入るからドアになんか人殺す仕掛けつけたら
いい感じのトリックできそうじゃね?とか考えた出したら開閉させたドア伝いに移動して
雪に足跡残さないやつって古畑であったっけなーとか次から次に出るやろ
上のは殺人だけども結局盗難とか美術品に落書きとかそういう方向にもっていけばいいのでは
ミステリーのトリックって他から拝借してもいいのかな?
いや、もちろん丸パクリの盗作はアウトだけど、
どうせその手のトリックなんて、氾濫しすぎだから被らないようにするなんて不可能だし
色んな作品をちょこちょこ参考にする位は許される?
136 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね@転載は禁止:2014/06/17(火) 21:24:29.67 発信元:182.249.240.39
それ町みたいな日常の謎はいいと思う
>>135 悪質な盗作かオマージュかを判断するのは最終的に読者なんで
騙しきれる自信あるならやりゃいい
日常の謎って、見せ方が悪いと、全然、面白くないんだよな
最初に死体を転がして読者の興味を引く、本格ミステリと違って、そこが難しい
基本ダメだろうけど意図せずかぶってしまったのならどうしようもない
そこを注意できるのがミステリ系文庫の編集さんについてもらう強みだったりするのでは
ネタ被り恐れてたらなにも書けないのは恋愛もファンタジーもミステリも皆同じ
いろいろ例を挙げてもらってありがとう。
俺自身が某新人賞でライトミステリーを書いてしまったのでこんな質問をしてしまった。すまぬ。
ロジックロックフェスティバルみたいになったら最悪だけどね
>>135>>137 星海社の受賞作でパクリかオマージュか問題になったのがあったな
ミステリっていう性質上どうしても似通った部分が出るのはしょうがないし俺は読んでないんで何とも言えないが
少なからずそういう批判を受ける覚悟はいるだろうな
と思ったらまさに
>>142で出てたわ
ミステリーか……真面目に『うみねこ』のトリックを考えてた時が懐かしい……
赤字…
ロジックロック読んだけど、あれはパクリとかネタかぶりの次元じゃない
「17才の文才のある女子高生が、米澤とまほろと西尾の好きなクラスメートに読ませるために書いた落書き」
以外ではありえないと思う
月見月理解はあれミステリなのか?
ロジックを考えさせる話ではあったと思うが。
この時期に応募した作品読み返してみてる人いる?
俺は怖くて読む気になれない
>>148 今読み返してた。誤字や本筋に関わらない小さな描写矛盾がぱらぱら見つかる。
いやー、出す前にも相当チェックして弟や友人にも頼んで付箋つけて貰ったりしたのだけどなぁ。
もうこういうのは仕方ないと思って割り切ってる。
>>147 ジャンルとしてはコンゲームに近いんだろうけど、ミステリって別にSFみたいに細かく定義求めるジャンルじゃないからどっちでもいい
読み直すと単純に面白いが?
面白いし自分でもよく出来てるなーとは思うんだけど。直したいところが結構見つかって「あぁ、これはダメだな」と思う