シベリアにラノベ含む読書の話その５

があってもいいじゃないか？

読んだ小説をランキングしている人がそれを発表したり、読書の話をしたりするスレです。

１位　 世界は密室でできている。
２位　 甲賀忍法帖
３位　 魍魎の匣
４位　 戦争を演じた神々たち
５位　 GO
６位　 ドグラ・マグラ
７位　 イリヤの空、ＵＦＯの夏（全4巻）
８位　 ハイブリッドチャイルド(初稿版、以後改悪された）
９位　 姑獲鳥の夏
１０位　 ＳＦマガジンセレクション’８７
１１位　 ０の殺人
１２位　 狂骨の夢
１３位　 絡新婦の理
１４位　 占星術殺人事件
１５位　 塗仏の宴（全２巻）
１６位　 大いなる助走
１７位　 脱走と追跡のサンバ
１８位　 どすこい仮
１９位　 恋空（ネット小説）
２０位　 ＳＰＥＥＤＢＯＹ！
２１位　 「ロックンロール大将（１８禁）」「続ロックンロール大将（ノクタヴァージョン)」
２２位　 ＡＬＬ　ＹＯＵ　ＮＥＥＤ　ＩＳ　ＫＩＬＬ
２３位　 墨攻
２４位　 斜陽
２５位　 晏子（全４巻）

２６位　 ブギ―ポップは笑わない（１巻だけ）
２７位　 ＳＦマガジンセレクション‘８１
２８位　 江戸川乱歩集
２９位　 世界ＳＦ全集・星新一
３０位　 ショートショートの花束１
３１位　 日本ＳＦの逆襲
３２位　 神様のメモ帳（１巻だけ）
３３位　 ＡＵＲＡ〜魔竜院光牙最後の戦い〜
３４位　 七回死んだ男
３５位　 失楽園（渡辺淳一、全２巻）
３６位　 ノルウェイの森（全２巻）
３７位　 涼宮ハルヒの憂鬱
３８位　 名もなき孤児たちの墓
３９位　 三島由紀夫レター教室
４０位　 くるぐる使い
４１位　 阿修羅ガール
４２位　 羊をめぐる冒険（全２巻）
４３位　 四畳半神話大系
４４位　 初恋彗星
４５位　 夜は短し歩けよ乙女
４６位　 ウロボロスの偽書
４７位　 十角館の殺人
４８位　 水車館の殺人
４９位　 スレイヤーズ！（〜８巻）
５０位　 怪人二十面相

５１位　 第四間氷期
５２位　 言語破壊官
５３位　 Ｘ電車で行こう
５４位　 百器徒然袋・雨
５５位　 スレイヤーズすぺしゃる（〜５巻）
５６位　 処女少女マンガ家の念力
５７位　 総門谷
５８位　 ゴルディアスの結び目
５９位　 沈黙
６０位　 風の歌を聴け
６１位　 インストール
６２位　 生徒会の一存（〜3巻）
６３位　 邪馬台国はどこですか？
６４位　 不連続殺人事件
６５位　 不道徳教育講座
６６位　 拡張幻想
６７位　 私という病
６８位　 後宮小説
６９位　 宮本武蔵
７０位　 匣の中の失楽
７１位　 ｓｅｌｆ-ｒｅｆｅｒｅｎｃｅ　ｅｎｇｉｎｅ
７２位　 人間そっくり
７３位　 孤島の鬼
７４位　 スバル星人
７５位　 鉄鼠の檻

７６位　 ８の殺人
７７位　 グッドバイ
７８位　 まおゆう魔王勇者（ネット小説）
７９位　 九十九十九
８０位　 迷路館の殺人
８１位　 蜘蛛男
８２位　 万延元年のフットボール
８３位　 沈まぬ太陽（〜3巻）
８４位　 プリズム（神林長平）
８５位　 神聖代
８６位　 こころ
８７位　 堕落論
８８位　 ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
８９位　 史上最強の哲学入門
９０位　 銀河英雄伝説（全10巻）
９１位　 コインロッカーベイビーズ（全２巻）
９２位　 人間失格
９３位　 パラサイトイブ
９４位　 魔界水滸伝（〜１１巻）
９５位　 地球はプレインヨーグルト
９６位　 社長室直属遊撃課
９７位　 マリオネットの罠
９８位　 五体不満足
９９位　 斜め屋敷の犯罪
１００位　 邪眼

１０１位　 ＜卵王子＞カイルロッドの苦難（全９巻）
１０２位　 時代小説
１０３位　 時をかける少女
１０４位　 七瀬ふたたび
１０５位　 七人の武器屋（１巻だけ）
１０６位　 長い夜
１０７位　 小説十八史略（全６巻）
１０８位　 猫の地球儀（全２巻）
１０９位　 空ノ鐘の響く惑星で（全１２巻）
１１０位　 新釈　走れメロス　他四篇
１１１位　 美しい星
１１２位　 グミ・チョコレート・パイン　グミ編
１１３位　 今夜、すべてのバーで
１１４位　 名探偵に薔薇を
１１５位　 私が殺した少女
１１６位　 三姉妹探偵団（1巻だけ）
１１７位　 龍盤七朝　ケルベロス（１巻だけ）
１１８位　 貧乏は正しい！（全５巻）
１１９位　 脇役の分際（ネット小説、高校生編まで）
１２０位　 紫色のクオリア
１２１位　 上弦の月を喰べる獅子
１２２位　 当世悪魔の辞典
１２３位　 文学部唯野教授
１２４位　 永遠虹路
１２５位　 風よ。龍に届いているか（全２巻）

１２６位　 日本沈没（全２巻）
１２７位　 さよならピアノソナタ（〜4巻）
１２８位　 人形館の殺人
１２９位　 邪魅の雫
１３０位 トロッコ
１３１位　 二分間の冒険
１３２位　 妖星伝（〜３巻）
１３３位　 高野聖（集英社文庫）
１３４位　 幽霊列車（赤川次郎セレクション３）
１３５位　 白夜行
１３６位　 風の中のマリア
１３７位　 アンシーズ　刀侠戦姫血風伝
１３８位　 ９Ｓ（〜４巻）
１３９位　 世界の中心、針山さん
１４０位　 前巷説百物語
１４１位　 １９７３年のピンボール
１４２位　 チグリスとユーフラテス(全２巻）
１４３位　 豊饒の海（全４巻）
１４４位　 太陽の簒奪者
１４５位　 白痴（坂口安吾、新潮文庫）
１４６位　 待望の短編は忘却の彼方に
１４７位　 聖なる怠け者の冒険
１４８位　 マリ＆フィフィの虐殺ソングブック
１４９位　 どくとるマンボウ青春記
１５０位　 三毛猫ホームズの推理

１５１位　 世界の中心で愛をさけぶ
１５２位　 赤頭巾ちゃん気をつけて
１５３位　 ミナミノミナミノ
１５４位　 ディスコ探偵水曜日（全3巻）
１５５位　 アヒルと鴨のコインロッカー
１５６位　 老ヴォールの惑星
１５７位　 さようなら、ギャングたち
１５８位　 量子回廊
１５９位　 太陽の塔
１６０位　 蒼空時雨
１６１位　 やむなく覚醒！！邪神大沼（１巻だけ）
１６２位　 蒼穹のカルマ（１巻だけ）
１６３位　 デルフィニア戦記（〜４巻）
１６４位　 命売ります
１６５位　 されど罪人は竜と踊る（ガガガ文庫、〜２巻）
１６６位　 青空人生相談所
１６７位　 それいぬ
１６８位　 セックス放浪記
１６９位　 ショートショートの花束３
１７０位　 てのひらの宇宙
１７１位　 子猫が読む乱暴者日記
１７２位　 ある日、爆弾がおちてきて
１７３位　 皆勤の徒
１７４位　 龍盤七朝　DRAGONBASTER（〜２巻）
１７５位　 １９８０アイコ十六歳

１７６位　 幽霊塔（江戸川乱歩）
１７７位　 恋文の技術
１７８位　 イニシエーションラブ
１７９位　 双頭の悪魔
１８０位　 中の下！（１巻だけ）
１８１位　 吉原御免状
１８２位　 天鏡のアルデラミン（１巻だけ）
１８３位　 すべてがＦになる
１８４位　 野崎まど劇場
１８５位　 門
１８６位　 虐殺器官
１８７位　　 ビブリア古書堂の事件手帖（１巻だけ）
１８８位　 ひとめあなたに……
１８９位　 午後の曳航
１９０位　 獣の樹
１９１位　 魔界転生
１９２位　 死ねばいいのに
１９３位　 虚言少年
１９４位　 影武者徳川家康（全３巻）
１９５位　 死神の精度
１９６位　 ロードス島戦記（全７巻）
１９７位　 魔術士オーフェンはぐれ旅・新装版（〜２巻）
１９８位　 八つ墓村
１９９位　 原色の想像力
２００位　 閉じ箱

２０１位　 夏の庭
２０２位　 湖畔・ハムレット・久生十蘭作品集
２０３位　 ミルクプリンセス（１巻だけ）
２０４位　 働くのがイヤな人のための本
２０５位　 告白（湊かなえ）
２０６位　 わたしたちの田村くん（１巻だけ）
２０７位　 魔法少女育成計画
２０８位　 吐息雪色
２０９位　 家守綺譚
２１０位　 楽毅（全４巻）
２１１位　 アイの物語
２１２位　 厭な小説
２１３位　 燃えよ剣（全２巻）
２１４位　 狼男と人魚姫（１巻だけ）
２１５位　 裏ギリ少女（１巻だけ）
２１６位　 羆嵐
２１７位　 すべての愛がゆるされる島
２１８位　 本屋でぼくの本を見た
２１９位　 きらきらひかる
２２０位　 パンク侍、斬られて候
２２１位　 結晶星団
２２２位　 ビッチマグネット
２２３位　 山ん中の獅見朋成雄
２２４位　 世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド（全２巻）
２２５位　 時計館の殺人

２２６位　 童話物語（全２巻）
２２７位　 家族八景
２２８位　 原色の想像力２
２２９位　 シンセミア（全４巻）
２３０位　 とある飛行士への追憶
２３１位　 きつねのはなし
２３２位　 好き好き大好き超愛してる
２３３位　 永遠の０
２３４位　 カラフル
２３５位　 さよなら妖精
２３６位　 魚舟・獣舟
２３７位　 俺の妹がこんなに可愛いわけがない（１巻だけ）
２３８位　 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
２３９位　 スイッチを押すとき
２４０位　 まだ見ぬ書き手へ
２４１位　 桃尻娘
２４２位　 容疑者Ｘの献身
２４３位　 アンダカの怪造学（１巻だけ）
２４４位　 ショートショートの花束２
２４５位　 ロートレック荘事件
２４６位　 ミシン（嶽本野ばら）
２４７位　 赤目四十八瀧心中未遂
２４８位　 限りなく透明に近いブルー
２４９位　 キミトピア
２５０位　 仮面の告白

２５１位　 エミリー（嶽本のばら）
２５２位　 かわいそうだね？
２５３位　 ＜十二国記＞（9巻まで）
２５４位　 グリーンレクイエム
２５５位　 今日からマのつく自由業！（２巻まで）
２５６位　 黄金仮面
２５７位　 タイムリーパー
２５８位　 ウロボロスの波動
２５９位　 1Q８４（〜２巻）
２６０位　 犬神家の一族
２６１位　 笑壷
２６２位　 庸兵ピエール（全２巻）
２６３位　 デュラララ！！（〜２巻）
２６４位　 灼熱の小早川さん
２６５位　 ログ・ホライズン（ネット小説）
２６６位　 池袋ウエストゲートパーク（１巻だけ）
２６７位　 青が散る（全２巻）
２６８位　 バレエ・メカニック
２６９位　 ……絶句（全２巻）
２７０位　 ふたり（赤川次郎）
２７１位　 青銅の魔人
２７２位　 六花の勇者（１巻だけ）
２７３位　 かめくん
２７４位　 植物図鑑
２７５位　 黄金の王　白銀の王

２７６位　 綺譚集
２７７位　 KAGEROU
２７８位　 終わる世界のアルバム
２７９位　 機械神アスラ
２８０位　 霊長類南へ
２８１位　 キノの旅（１巻だけ）
２８２位　 ショートショートの花束５
２８３位　 ショートショートの花束４
２８４位　 皆月
２８５位　 驚愕の荒野（新潮文庫）
２８６位　 苦役列車
２８７位　 ＧＯＴＨ（全２巻）
２８８位　 言葉使い師
２８９位　 赤朽葉家の伝説
２９０位　 煙か土か食い物
２９１位　 果てしなき流れの果てに
２９２位　 グインサーガ（〜5巻）
２９３位　 太陽風交点
２９４位　 わたくし率　イン歯ー、または世界
２９５位　 空飛ぶ馬
２９６位　 死者の奢り・飼育
２９７位　 新宿鮫（１巻だけ）
２９８位　 マボロシの鳥
２９９位　 魔女たちのたそがれ
３００位　 魔女たちの長い眠り

３０１位　 ゴメンナサイ（日高由香）
３０２位　 同時代ゲーム
３０３位　 旅に出よう、滅び行く世界の果てまで。
３０４位　 ぼくらの七日間戦争
３０５位　 対話篇（金城一紀）
３０６位　 図書準備室
３０７位　 ミノタウロス
３０８位　 嗤う伊右衛門
３０９位　 スクールアタックシンドローム
３１０位　 好色一代男
３１１位　 久生十蘭短編薦
３１２位　 挟み撃ち
３１３位　 とらんぷ譚
３１４位　 センセイの鞄
３１５位　 大金塊
３１６位　 鴨川ホルモー
３１７位　 オジいサン
３１８位　 子産（全２巻）
３１９位　 グラン・ヴァカンス
３２０位　 ラギット・ガール
３２１位　 天空の舟（全２巻）
３２２位　 ＶＳイマジネーター（全２巻）
３２３位　 百億の昼と千億の夜
３２４位　 黒い家
３２５位　 忍法八犬伝

３２６位　 ミミズクと夜の王
３２７位　 旅のラゴス
３２８位　 あらゆる場所に花束が……
３２９位　 小説修行
３３０位　 ブギーポップ・イン・ザ・ミラー「パンドラ」
３３１位　 金閣寺
３３２位　 永遠の仔（全５巻）
３３３位　 レボリューション�ｂR
３３４位　 残像に口紅を
３３５位　 殺戮にいたる病
３３６位　 分解
３３７位　 ＳＦマガジンセレクション‘８０
３３８位　 ＳＦマガジンセレクション‘８２
３３９位　 ＳＦマガジンセレクション‘８３
３４０位　 ＳＦマガジンセレクション‘８４
３４１位　 ＳＦマガジンセレクション‘８６
３４２位　 ＳＦマガジンセレクション‘８８
３４３位　 ＳＦマガジンセレクション‘８９
３４４位　 ＳＦマガジンセレクション‘９０
３４５位　 陰摩羅鬼の瑕
３４６位　 妖異金瓶梅
３４７位　 電波的な彼女
３４８位　 クビキリサイクル
３４９位　 戦闘妖精雪風改
３５０位　 神狩り

３５１位　 枯木灘
３５２位　 日本以外全部沈没―パニック短編集
３５３位　 玩具修理人
３５４位　 未来視たち
３５５位 クビシメロマンチスト
３５６位　 プシュケの涙
３５７位　 結晶銀河
３５８位　 これはペンです
３５９位　 盲目物語・春琴抄
３６０位　 杳子・妻隠
３６１位　 本所深川ふしぎ草子
３６２位　 眩談
３６３位　 蛍川・泥の川
３６４位　 ２００５年のロケットボーイズ
３６５位　 一人で歩いていった猫
３６６位　 銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ
３６７位　 霧越邸殺人事件
３６８位　 ヴィーナスシティ
３６９位　 宝石泥棒
３７０位　 黒猫館の殺人
３７１位　 銀河鉄道の夜（角川文庫）
３７２位　 沈黙のフライバイ
３７３位　 不確定世界の探偵物語
３７４位　 ブラック・ブレッド（１巻だけ）
３７５位　 史上最強の哲学入門東洋の哲学者たち

３７６位　 GUNNING FOR ＮＯＳＦＥＲＡＴＵＳ（１巻だけ）
３７７位　 熊の場所
３７８位　 ゼペットの娘たち（１巻だけ）
３７９位　 龍は眠る
３８０位　 君のための物語
３８１位　 警視庁草紙（全２巻）
３８２位　 バッテリー
３８３位　 半分の月がのぼる空（１巻だけ）
３８４位　 天使の卵
３８５位　 閉鎖病棟
３８６位　 メビウスの殺人
３８７位　 言壺
３８８位　 あなたのための物語
３８９位　 火車
３９０位　 テロリストのパラソル
３９１位　 学校を出よう！（〜２巻）
３９２位　 伊賀忍法帖
３９３位　 黒死館殺人事件
３９４位　 砂の女
３９５位　 天使（佐藤亜紀）
３９６位　 虚無への供物
３９７位　 ガダラの豚（全３巻）
３９８位　 ルーガルー
３９９位　 白き日旅立てば不死
４００位　 大菩薩峠（１巻だけ）

４０１位　 ボックス（全２巻）
４０２位　 西の魔女が死んだ
４０３位　 笹野頼子三冠小説集
４０４位　 ギフテッド
４０５位　 地味な青年の異世界転生記（ネット小説、第二章まで）
４０６位　 ウォルテニア戦記（ネット小説、第二章まで）
４０７位　 しゃばけ
４０８位　 削除ボーイズ０３２６
４０９位　 巷説百物語
４１０位　 百期徒然袋・風
４１１位　 戦争を演じた神々たち２
４１２位　 攻撃魔術の使えない魔術師（ネット小説、十歳編まで）
４１３位　 蹴りたい背中
４１４位　 日輪の遺産
４１５位　 ウロボロスの基礎論
４１６位　 独白するユニバーサル横メルカトル
４１７位　 解

上は、日本語小説のランキング。

翻訳小説ＳＦ以外

１位　 シャーロック・ホームズの冒険
２位　 フェルマーの最終定理
３位　 ブラウン神父の童心
４位　 木曜日の男
５位　 そして誰もいなくなった
６位　 深夜勤務
７位　 Ｘの悲劇
８位　 赤衣の紅士コルム（全６巻）
９位　 百年の孤独
１０位　 緋色の研究
１１位　 ラブクラフト全集（〜４巻）
１２位　 水滸伝（全３巻）
１３位　 チャパーエフと空虚
１４位　 カリギュラ
１５位　 モンキーハウスへようこそ（全２巻）
１６位　 母なる夜
１７位　 ブラウン神父の不信
１８位　 オズの魔法使い
１９位　 モルグ街の殺人
２０位　 ローズウォーターさん、あなたに神の祝福を
２１位　 モンテ・クリスト伯（全７巻）
２２位　 老人と海
２３位　 エジプト十字架の謎
２４位　 深夜プラス１
２５位　 星の王子さま

２６位　 怪奇小説傑作選（全5巻）
２７位　 １０・１／２章でかかれた世界の歴史
２８位　 カラマーゾフの兄弟（全5巻）
２９位　 浄土三部経（全２巻）
３０位　 新訳聖書（口語訳１９５４年版）
３１位　 エルリックサーガ（〜６巻）
３２位　 Ｙの悲劇
３３位　 三つの棺
３４位　 封神演技（全３巻）
３５位　 ワイルドスワン（全３巻）
３６位　 プリンセス・ブライド
３７位　 ハムレット
３８位　 ロミオとジュリエット
３９位　 赤と黒（全２巻）
４０位　 ツァラトゥストラはこう言った（全２巻）
４１位　 はてしない物語（全２巻）
４２位　 純粋理性批判（全７巻）
４３位　 ダ・ヴィンチ・コード（全３巻）
４４位　 氷と炎の歌（〜１０巻）
４５位　 タイタスグローン
４６位　 ウロボロス
４７位　 ウッドストック行最終バス
４８位　 南総里見八犬伝（全2巻）
４９位　 数学的にありえない（全２巻）
５０位　 ブッダの真理のことば　感興のことば

５１位　 秘密の花園
５２位　 コーラン（中公クラシック、全２巻）
５３位　 赤毛のアン
５４位　 リア王
５５位　 高慢と偏見とゾンビ
５６位　 マダム・エドワルダ／目玉の話
５７位　 アンナ・カレーニナ（全３巻）
５８位　 長いお別れ
５９位　 幽霊たち
６０位　 ライ麦畑でつかまえて
６１位　 ミザリー
６２位　 オリエント急行殺人事件
６３位　 若きウェルテルの悩み
６４位　 デイヴィット・コパフィールド（全４巻）
６５位　 火曜クラブ
６６位　 白鯨（全３巻）
６７位　 女王陛下のユリシーズ号
６８位　 ローズマリーの赤ちゃん
６９位　 ブラウン神父の秘密
７０位　 ブラウン神父の知恵
７１位　 ゼロ時間へ
７２位　 トウモロコシ畑の子供たち
７３位　 呪われた町（全２巻）
７４位　 モモ
７５位　 ＡＢＣ殺人事件

７６位　 鏡の国のアリス
７７位　 怪盗紳士リュパン
７８位　 悪童日記
７９位　 影との戦い
８０位　 柔らかい月
８１位　 不思議な国のアリス
８２位　 朗読者
８３位　 誠実な詐欺師
８４位　 ファウスト
８５位　 ナインストーリーズ
８６位　 フラニーとゾーイ
８７位　 ジキル博士とハイド氏
８８位　 魔道師の掟（全５冊）
８９位　 カメレオンの呪文
９０位　 レ・コスミコミケ
９１位　 ブッダ悪魔との対話　サンユッタ・ニカーヤ�U
９２位　 木のぼり男爵
９３位　 オペラ座の怪人
９４位　 アクロイド殺人事件
９５位　 死の接吻
９６位　 ギリシャ棺の謎
９７位　 グリーンマイル（全６巻）
９８位　 帽子収集狂殺人事件
９９位　 ドラゴンランス（角川つばさ文庫、〜3巻）
１００位　 罪と罰（全２巻）

１０１位　 スラップスティック
１０２位　 マクベス
１０３位　 ポンド氏の逆説
１０４位　 ねじの回転（ジェイムス）
１０５位　 真夜中は別の顔（全２巻）
１０６位　 椿姫
１０７位　 ホテル・ニューハンプシャー（全２巻）
１０８位　 三銃士（全３巻）
１０９位　 チョコレート工場の秘密
１１０位　 ジェイルバード
１１１位　 水いらず
１１２位　 吸血鬼ドラキュラ
１１３位　 鷲は舞い降りた
１１４位　 競売ナンバー４９の叫び
１１５位　 八十日間世界一周
１１６位　 わたしを離さないで
１１７位　 ブッダ神々との対話　サンユッタ・ニカーヤ�T
１１８位　 シブミ（全２巻）
１１９位　 死者の書（キャロル）
１２０位　 異邦人
１２１位　 シャーロック・ホームズの回想
１２２位　 香水
１２３位　 エノーラ･ホームズの事件簿（１巻だけ）
１２４位　 バーティミアス（全３巻）
１２５位　 コナン全集（〜２巻）

１２６位　 族長の秋他６篇
１２７位　 不死鳥の剣
１２８位　 ほらふき男爵の冒険
１２９位　 聖母の贈り物
１３０位 ライオンと魔女
１３１位　 妖女サイベルの呼び声
１３２位　 ブッダ最後の旅　大パリニッバーナ経
１３３位　 ブッダのことば　スッタニパータ
１３４位　 般若心経・金剛般若経
１３５位　 仏弟子の告白　テーラガーター
１３６位　 尼僧の告白　テーリーガーター
１３７位　 オセロー
１３８位　 車輪の下
１３９位　 バゴンボの嗅ぎタバコ入れ
１４０位　 大いなる遺産（全２巻）
１４１位　 寒い国から帰ってきたスパイ
１４２位　 愚者が出てくる、城塞が見える
１４３位　 嵐が丘（全２巻）
１４４位　 蝿の王
１４５位　 グレート・ギャッツビー
１４６位　 骸骨乗組員
１４７位　 神々のワードプロセッサー
１４８位　 黒後家蜘蛛の会（〜３巻）
１４９位　 ブラウン神父の醜聞
１５０位　 ぺガーナの神々

１５１位　 ボヴァリー夫人
１５２位　 存在と時間（全２巻）
１５３位　 ふたりの証拠
１５４位　 第三の嘘
１５５位　 魔法の庭
１５６位　 裸のランチ
１５７位　 死の舞踏
１５８位　 すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた
１５９位　 二十日鼠と人間
１６０位　 スケッチブック
１６１位　 宿命の交わる城
１６２位　 見えない都市
１６３位　 ホビットの冒険
１６４位　 チーズはどこへ消えた？
１６５位　 風の影（全２巻）
１６６位　 折れた魔剣

翻訳小説ＳＦ長編

１位　 ファウンデーション
２位　 タイタンの妖女
３位　 エンダーのゲーム
４位　 宇宙船ビーグル号
５位　 われはロボット
６位　 猫のゆりかご
７位　 果てしなき河よ、我を誘え
８位　 時間衝突
９位　 幼年期の終わり
１０位　 ソラリスの陽のもとに
１１位　 非Ａの世界
１２位　 地球の長い午後
１３位　 イシャーの武器店
１４位　 虎よ、虎よ
１５位　 都市
１６位　 ハイペリオン
１７位　 ユービック
１８位　 月は無慈悲な夜の女王
１９位　 分解された男
２０位　 トリフィドの日
２１位　 死者の代弁者（全２巻）
２２位　 順列都市（全２巻）
２３位　 アンドロイドは電気羊の夢を見るか？
２４位　 時間線を遡って
２５位　 ストーカー

２６位　 夜の翼
２７位　 星からの帰還
２８位　 光の王
２９位　 武器製造業者
３０位　 ファウンデーション対帝国
３１位　 砂漠の惑星
３２位　 スラン
３３位　 永遠の終わり
３４位　 虚空の眼
３５位　 非Ａの傀儡
３６位　 キャプテンフューチャー全集１巻
３７位　 アルジャーノンに花束を
３８位　 バベル‐１７
３９位　 発狂した宇宙
４０位　 流れよわが涙、と警察官は言った
４１位　 結晶世界
４２位　 星を継ぐもの
４３位　 ノヴァ
４４位　 火星年代記
４５位　 死の迷宮
４６位　 カエアンの聖衣
４７位　 銀河ヒッチハイクガイド
４８位　 クリスマスキャロル
４９位　 永劫回帰
５０位　 パーマー・エルドリッチの三つの聖痕

僅差車小説
一位 混乱のマタニティー

５１位　 ノーストリリア
５２位　 人間以上
５３位　 火星人ゴーホーム
５４位　 ターミナルマン
５５位　 第二ファウンデーション
５６位　 ハイペリオンの没落
５７位　 高い城の男
５８位　 タイムパトロール
５９位　 チャンピオンたちの朝食
６０位　 泰平ヨンの航星日誌
６１位　 華氏４５１度
６２位　 泰平ヨンの未来学会議
６３位　 宇宙創世記ロボットの旅
６４位　 恋人たち
６５位　 アインシュタイン交点
６６位　 浴槽で発見された手記
６７位　 ニューロマンサー
６８位　 タフの方舟（全２巻）
６９位　 メトセラの子ら
７０位　 かもめのジョナサン
７１位　 失われた世界
７２位　 銀河パトロール隊
７３位　 ニンジャスレイヤー（１巻だけ）
７４位　 独裁者の城塞
７５位　 闇よ、つどえ

７６位　 スキズマトリクス
７７位　 ノパルガース
７８位　 竜を駆る種族
７９位　 竜の卵
８０位　 火星のタイムスリップ
８１位　 グレイベアド
８２位　 宇宙戦争
８３位　 コンピュータ・コネクション
８４位　 偶然世界
８５位　 10月1日では遅すぎる
８６位　 スローターハウス５
８７位　 階層宇宙の創造者
８８位　 夢見る宝石
８９位　 惑星魔女のカレス
９０位　 ソフトウェア
９１位　 泰平ヨンの回想記
９２位　 ブラッド・ミュージック
９３位　 へびつかい座ホットライン
９４位　 ゴールデン・フリース
９５位　 ガラパゴスの箱舟
９６位　 中継ステーション
９７位　 キリンヤガ
９８位　 夏への扉
９９位　 闇の左手
１００位　 リヴァイアサン　クジラと蒸気機関

１０１位　 フランケンシュタイン
１０２位　 ハローサマーグッドバイ
１０３位　 さよならダイノサウルス
１０４位　 宇宙嵐のかなた
１０５位　 宇宙兵ブルース
１０６位　 調停者の鉤爪
１０７位　 歌う船
１０８位　 リングワールド
１０９位　 ２０億の針
１１０位　 タイムクエイク
１１１位　 宇宙舟歌
１１２位　 スタータイドライジング（全２巻）
１１３位　 時果つるところ
１１４位　 老人と宇宙
１１５位　 警士の剣
１１６位　 時間封鎖（全２巻）
１１７位　 リプレイ
１１８位　 ヴァリス
１１９位　 鋼鉄都市
１２０位　 山椒魚戦争
１２１位　 終わりなき戦い
１２２位　 異世界の門
１２３位　 タウ・ゼロ
１２４位　 禅銃
１２５位　 ケルベロス第五の首

１２６位　 ヴァーミリオン・サンズ
１２７位　 永劫（全２巻）
１２８位　 沈んだ世界
１２９位　 時間泥棒
１３０位 無限アセンブラ
１３１位　 宇宙怪獣ラモックス
１３２位　 拷問者の影
１３３位　 地底旅行
１３４位　 緑の眼
１３５位　 凍月
１３６位　 ターミナル・エクスペリメント
１３７位　 竜の戦士
１３８位　 悪魔の星
１３９位　 創世記機械
１４０位　 ゼノサイド（全２巻）
１４１位　 宇宙のランデヴー
１４２位　 楽園の泉
１４３位　 渚にて
１４４位　 禁じられた惑星
１４５位　 334
１４６位　 月は地獄だ！
１４７位　 プレイヤーピアノ
１４８位　 都市と星
１４９位　 アミ・小さな宇宙人
１５０位　 キャンプコンセントレイション

１５１位　 所有せざる人々
１５２位　 暗闇のスキャナー
１５３位　 わが名はコンラッド

翻訳小説ＳＦ短編集アンソロジー

１位　 世界のＳＦ・現代篇
２位　 九百人のお祖母ちゃん
３位　 ブルーシャンペン
４位　 愛はさだめ、さだめは死
５位　 夜来たる
６位　 時の門
７位　 残像
８位　 時の声
９位　 タンジェント
１０位　 二十世紀ＳＦ�A
１１位　 タイムトラベラー
１２位　 時間飛行士のささやかな贈り物
１３位　 鼠と竜のゲーム
１４位　 一角獣多角獣
１５位　 冷たい方程式(旧版)
１６位　 蝉の女王
１７位　 パーキーパットの日々
１８位　 二十世紀ＳＦ�B
１９位　 二十世紀ＳＦ�C
２０位　 マイノリティリポート
２１位　 バービーはなぜ殺される
２２位　 故郷へ10000光年
２３位　 虚数
２４位　 世界のＳＦ・古典篇
２５位　 終点：大宇宙！

２６位　 大きな前庭
２７位　 伝道の書に捧げる薔薇
２８位　 宇宙市民
２９位　 レベル３
３０位　 ＳＦカーニバル
３１位　 ミラーシェイド
３２位　 クローム襲撃
３３位　 天の向こう側
３４位　 模造記憶
３５位　 心の鏡
３６位　 人間の手がまだ触れない
３７位　 世界の中心で愛を叫んだけもの
３８位　 老いたる霊長類の星への讃歌
３９位　 永遠へのパスポート
４０位　 ここがウィネトカなら、きみはジュディ
４１位　 ラッカーの奇想博覧会
４２位　 前哨
４３位　 まだ人間じゃない
４４位　 永久戦争
４５位　 スポンサーから一言
４６位　 シェイヨルという名の星
４７位　 影が行く（アンソロジー）
４８位　 第８１Ｑ戦争
４９位　 太陽からの風
５０位　 危険なヴィジョン�@

５１位　 サリーはわが恋人
５２位　 未来世界から来た男
５３位　 聖者の行進
５４位　 伝奇集
５５位　 二十世紀ＳＦ�@
５６位　 ＳＦベストオブベスト上
５７位　 星々の轟き
５８位　 冷たい方程式（新版）
５９位　 バケツ一杯の空気
６０位　 ゴールデンマン
６１位　 戦争熱
６２位　 ＳＦベストオブベスト下
６３位　 地球巡礼
６４位　 無伴奏ソナタ
６５位　 風の十二方位
６６位　 不死の人
６７位　 スティーヴ・フィーヴァー
６８位　 神を見た犬
６９位　 祈りの海
７０位　 ゲイルズバーグの春を愛す
７１位　 不思議なひと触れ
７２位　 タイムマシン
７３位　 たったひとつの冴えたやり方
７４位　 ウは宇宙のウ
７５位　 スペースマン

７６位　 スローバード
７７位　 輪廻の蛇
７８位　 フェッセンデンの宇宙（河出書房）
７９位　 完全な真空
８０位　 グローバルヘッド
８１位　 天使と宇宙船
８２位　 ８０年代ＳＦ傑作選下
８３位　 溺れた巨人
８４位　 死亡した宇宙飛行士
８５位　 二十世紀のＳＦ�D
８６位　 影が行く（キャンベル）
８７位　 終着の浜辺
８８位　 地球の静止する日
８９位　 アジアの岸辺
９０位　 ワイオミング生まれの宇宙飛行士
９１位　 時の娘
９２位　 影よ、影よ、影の国
９３位　 地図にない町
９４位　 わたしは“無”
９５位　 二十世紀ＳＦ�E
９６位　 停滞空間
９７位　 跳躍者の時空
９８位　 ジョナサンと宇宙クジラ
９９位　 つぎの岩につづく
１００位　 タクラマカン

１０１位　 ロボットの時代
１０２位　 動乱２１００
１０３位　 どろぼう熊の惑星
１０４位　 時間都市
１０５位　 あなたの人生の物語
１０６位　 スはスペースのス
１０７位　 失われた遺産

以上。おわり。

透明あぼ〜ん入れたから2〜28まで全部レスが見えないわ

30〜39も飛んでる
誰もこいつに立ててくれなんて頼んでないのに率先して立ててくれちゃって
ほんと荒らしと変わんないな

＞読んだ小説をランキングしている人がそれを発表したり、読書の話をしたりするスレです。

ランキングしている人限定だってよ
何勝手に決めてんのこいつ

>>42
今その一文に気付いたわ


シベリアにラノベ含む読書の話その２
http://www.logsoku.com/r/siberia/1336826578/
2 ： 記憶喪失した男 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 [] 投稿日：2012/05/12(土) 21:51:20.34 発信元:118.106.126.180 BE:1231838036-2BP(3) [2/32回(PC)]
読んだ本を全部ランキングしている人がそれを発表したり雑談したりする場所です。


↑このころからそのテンプレあるみたいだけど、どうせ記憶が独断で決めたんだろ
なんで初代スレ立てたわけでもないくせに、何でスレを私物化して自分に都合良いようにルール追加してるんだろう
マジでキモいなこいつ　自分のサイトでやってろよ

おいおい、家に金をいれるどころか貰ってるだって？
なんでそんな恥ずかしいこと告白して論したつもりになってるだこの人w

1000 記憶喪失した男 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(2+0：30) 2013/10/22(火) 18:08:17.99 発信元:115.39.224.104 BE:1642450346-2BP(427)
あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　なんで、親がおれにお金を渡すのに、贈与税を節税しようとしてい時に、
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　 おれのお金を家にいれるのかわからなん。算数ができてないんじゃないか？
::::::::::　／　　　　 　　　　　　
:::::::::::::::::::::::::::::::::

良い身分だな

こっちに移ったか

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　読書の話をしろ。おれの無職についての説教は思考盗聴スレでやれ。
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　 以後、レスしないからな。
::::::::::　／　　　　 　　　　　　
:::::::::::::::::::::::::::::::::

記憶は母親が死ぬまでタカり尽くす気のようだな、こわいこわい
息子がまともなら年金でのんびり暮らしてるはずだろうに、気の毒にねえ

>>47
なら読書の話するか
本書いまくって読書する金があるなら、たまには母親にうまいものでもくわせてやれや

>>47
＞読んだ小説をランキングしている人がそれを発表したり、読書の話をしたりするスレです。

これ勝手に追加したの？

だからお前ら記憶喪失を叩くのなら本の感想を叩いてやれよ
個人叩きはスレ違いだろ

>>47
＞読んだ小説をランキングしている人がそれを発表したり、読書の話をしたりするスレです。

こういうのを勝手に書いたことに対して何も言うなと？
スレが建った早々何十レスもランキング連投したことについても何の問題もないと？
記憶がまずマナーを守らないから叩かれるだろ
自業自得という奴だ

失礼
上は>>51へのレスね

ＳＦマガジンセレクション’８７って収録どんなだっけ？
夢枕獏の黒川主とか入ってるやつだっけ？

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　>>54　
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　
::::::::::　／　　　　 　　　　　　
:::::::::::::::::::::::::::::::::
ＳＦマガジンセレクション’８７の収録作は以下。
1.すいき（夢枕獏）
2.ラッキー・カード（草上仁）
3.京美ちゃんの家出（東野司）　←　軽妙な語り口で面白い。インターネットを予言している短編。二次元の彼女との物語。
4.黄金の小麦の国で（大原まり子）　←　ブラウン管テレビのたくさん置いてある部屋が印象的。
5."希望基地"にて−（梶尾真治）
6.パティの出てくる日（水見稜）　
7.真珠たち（久美沙織）
8.山の上の交響楽（中井紀夫）
9.邪眼（柾悟郎）　←　自分の脳は、他人の脳の神経細胞を培養したものなので、人格所有権が他人にあるといわれる。
10.アメイズド＆コンフューズド（鏡明）　←　木星に宇宙人の作ったワープ施設がある。
11.屋上の老人たち（村田基）
12.混在（森下一仁）
13.巨象の道−滅びの風ＰＡＲＴIII（栗本薫）

「すいき」か・・・

個人の短編集ならともかく、アンソロジー物をランキング入れるより
短編でも収録作ひとつとして順位を変えたほうが良くない？

昔、ハヤカワ文庫で闇の展覧会なるアンソロジー物があったけど
あれなんかアンソロジーとして秀逸だったが、個人的には
第○位「霧」スティーヴン・キング（闇の展覧会・収録）
みたいな形の方がわかりやすい。

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　>>57　よくない。一冊一冊の評価をのせてる。　
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　 太宰の「グッドバイ」だけ、短編でのってるけど、太宰全集で読んだから。
::::::::::　／　　　　 　　　　　　 短編ごとのランキングとなると、また全然ちがってくるから。
::::::::::::::::::::::::::::::::: 膨大な数のランキングが別に必要になる。

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　正直いうと、短編集やアンソロジーは、　
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　 その一冊でランキングされてるけど、
::::::::::　／　　　　 　　　　　　 評価した短編が何か、もう忘れかけてる。
::::::::::::::::::::::::::::::::: ちゃんと評価はしているけど、今から全部のアンソロジーの中身を評価しろといわれると無理。
ちなみに、ほとんどの短編が評価対象外のつまらない読む価値のない作品扱いでランキングしてある。

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　>>55見ればわかるだろうけど、十位のアンソロジーでも、　
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　 評価対象は四作だけ。それ以外は評価対象外の得点ゼロ。
::::::::::　／　　　　 　　　　　　 星雲賞とってる「山の上の交響楽」も評価ゼロ。
::::::::::::::::::::::::::::::::: 夢枕獏の「すいき」がどんな話だったかまったく覚えていない。

ランキング貼る行為を叩くのはスレ違いで
何十レスも消費してランキングを貼ったりランキングの話をするのは良いらしい

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　ちなみに、二十七位のＳＦマガジンセレクション’８１は、　
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　 ググっても収録作がわからないが、
::::::::::　／　　　　 　　　　　　 記憶によれば、大原まり子の「ほうけ頭」と新井素子の「ネプチューン」の二作だけを評価してあの順位にある。
::::::::::::::::::::::::::::::::: 短編でも、傑作が一個でもあれば、その短編の順位に置いている。

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　収録作わかった。　
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　
::::::::::　／　　　　 　　　　　　
:::::::::::::::::::::::::::::::::
ＳＦマガジンセレクション’８１
1.「ほうけ頭」――大原まり子　　←　マザーコンピュータにあてがわれたつがいが嫌いで逃げ出したロボットの話。冒頭がすごい迫力。
2.「夢見るポケット・トランジスタ」――亀和田武
3.「抱いて熱く」――神林長平
4.「浴室の人魚」――岬　兄吾
5.「新版黄鳥塚」――今日泊亜蘭
6.「瘤辨慶二〇〇一」――火浦功
7.「遥かな草原に……」――栗本　薫
8.「ジギー・スターダスト」――水見　稜
9.「赫耶姫異聞」――殿谷みな子
10.「雨ぞ降る」――光瀬　龍
11.「先祖がえり」――森下一仁
12.「蒼穹の手」――眉村　卓
13.「ネプチューン」――新井素子　←　最近、日本ＳＦ短編５０にも収録されたカンブリア大爆発を幻想的に扱った恋愛ＳＦ

じゃあ、たぶんランキングに無さそうなのでミステリー物だけど
ジャック・フットレルの『思考機械』をオススメしておきます。

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　>>65　うーん、どうかわからないなあ。　
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　 このランキングにはのってないけど、
::::::::::　／　　　　 　　　　　　 海外ミステリ短編ベストみたいなアンソロジーは読んでるんだ。かなり分厚いやつを。
::::::::::::::::::::::::::::::::: それに有名な短編ミステリはたいていのってたからなあ。「裏窓」とか、チャンドラーより有名なハードボイルド探偵の短編とか。
それにのってなければ読んでないね。

「13号独房の問題」あたりはどこかのアンソロジーに収録されてるだろうね。

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　ググったけど、ジャック・フットレルは読んでないね。　
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　 うわさで聞いたことはあるよ。そういう作家がいるとは。
::::::::::　／　　　　 　　　　　　面白いのかい？
:::::::::::::::::::::::::::::::::

うん。ジャック・フットレルの『思考機械』シリーズ、めちゃ面白いのでオススメｗ

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　今、気づいたけど、　
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　 ＳＦマガジンセレクション’８５は、大原まり子の短編しか読んでないんだよなあ。
::::::::::　／　　　　 　　　　　　 面白かったけど、一冊全部は読んでなくて。なぜか、地元の図書館にこの一冊だけなかったから、
::::::::::::::::::::::::::::::::: 県庁所在地の図書館にいって、大原まり子の短編だけ読んで返した覚えがある。
当時は、図書館で借りたら、二か月借りてるとか当たり前の遅読で、期限切れが当たり前だった。
地元の図書館は大学時代は、期限切れに寛大だったから、どんどん借りてたけど、
県庁所在地の図書館は期限切れが厳しくて、借りるのをあきらめたのだった。

ちなみに、気づいたが、京極夏彦の「百鬼夜行・陰」がひょっとしてランキングから抜けてるか？
何位だったんだろう？

「百鬼夜行・陰」　京極夏彦
３７３位／４１８作品。日本語小説。
京極夏彦のボツ原稿を集めたような残念な短編集。鬼について考察してあったのが興味深いが、
結局、よくわからなかったという答えだった。笑いについて考察してあったのも印象深い。
登録からもれていたようなので登録。

>>53
ごめん
あまりに>>48の書き込みが酷かったからつい…
ランキング長々と書くのはただの迷惑だと俺も思うよ

本の話をするか
今、魔界転生の上巻読み終えたけど日本エンターテイメントの金字塔と呼ばれるだけあって引き込まれるものがある
内容も最近出版したと言われても信じられるくらい古臭さを感じない
明日には下巻を読みきろうと思う

>>72
＞読んだ小説をランキングしている人がそれを発表したり、読書の話をしたりするスレです。

これについてはいかが？
このテンプレどおりだと記憶喪失以外は読書の話は出来ないよ、君を含めてね

>>73
その一文は「読書の話をしたり、読んだ小説をランキングしている人がそれを発表するスレです。」っていう意味じゃないか？
まあどっちにしろ記憶が自分に都合のいいようにテンプレ追加する身勝手な人間だということに変わりはないけど

シベリアくんだりまで来て記憶に粘着してる奴は頭おかしいだろ
IP固定される上にコテハンついてんだからNGすれば済むだろうに

阿刀田高やロアルド・ダールのようなブラックユーモアに満ちた短編が好み

>>75
叩かれると粘着扱いか？
他の板じゃ記憶の書き込みがウザくても、それだけで記憶を叩く理由は無いが
スレを私物化して長々とランキング貼ってるシベリアでこそ記憶が叩かれなきゃいけないだろ

>>77
>>75は本の話もせずに記憶喪失を叩いてるだけのやつの事を言ってるんだと思うよ
記憶喪失を叩いててもそれが多少でも本やスレに関係あるなら文句はない

>>74
何十レスも自分のランキング貼りつけてる奴に対しては、あまりに好意的に解釈しすぎでしょ
それに他の人が何でそんな文言入れたんだって聞いても記憶は無視だしね
君が記憶に聞いてみたらどう？

>>76
中学生くらいの頃ナポレオン狂とか読んだな
ほとんど覚えてないけど

自分では何も出来ない人ほど他を批判したがる
これが劣等意識がもたらす「引き下げの心理」

他人への批判ばかりが習慣づいてしまうと
やがては自分の小さな行動に対しても「くだらない」「意味がない」と
自分にも批判精神が向いてしまい
前向きなエネルギーが枯渇することになるので気をつけたほうがいい

と、他人を批判する奴

そうだとしたら柄谷行人は…

『観音力ムチャクチャに運が良くなる！』　西谷泰人著
http://www.bookoffonline.co.jp/old/0012591284

読みました。

ややラノベ臭いけど万城目学のとっぴんばらりの風太郎読んだ
プリンセストヨトミと言ってることちゃうやんけ!!

ゲーテってやっぱ天才だな

「原子の帝国」　Ａ・Ｅ・ヴァン・ヴォークト
１０５位／１０８作品。翻訳小説ＳＦ短編集アンソロジー
「原子の帝国」と「見えざる攻防」の二編収録。
「原子の帝国」は原子力を神と崇める火星人が、金星人と戦う王朝戦争もの。
あまり、ＳＦらしさがなく、どちらかといえば、古くさいファンタジーのような話。
ＳＦ的驚きはない。
「見えざる攻防」は宇宙船と都市の対決という話。超能力をもつ穴居人の集落へ行った宇宙飛行士が主人公だが、
つまりは、地球の最後、超常的な能力を得た人類の生き残りとの話。これも迫力不足はいなめず。
総評として、ヴァン・ヴォクトの失敗作といった感じ。
今回、創元復刊フェアで買った三冊のＳＦはどれもいまいちな出来であった。

「レイモンド・カーヴァー傑作選」　レイモンド・カーヴァー
７８位／１６７作品。翻訳小説ＳＦ以外。
村上春樹が編集し、訳したレイモンド・カーヴァーの短編集である。
「レモネード」という詩が好きだ。一本のレモネードには、それを作った大勢の人が働いていて、
その労働の成果として一本のレモネードがあるという話だ。
「大聖堂」という話では、普段自分が吸ってもいない大麻をお客に差し出して、
強気に出る話もある。
まあ、この本を読んだのは、村上春樹の元ネタという作家がどんな小説を書いているのか知りたかったからだが、
カーヴァーの作品には交尾する場面は出てこないし、特に都会的おしゃれな生活描写があるわけでもない。
だから、やはりそれらは村上春樹独特のものであり、カーヴァーのものではない。
文学の短編集としては、悪くはないのだが、さりとて、わざわざ読む必要のあるものでもない程度である。

またマルチポストですか

「時を生きる種族」　アンソロジー
２７位／１０９作品。翻訳小説ＳＦ短編アンソロジー。
高水準な時間ＳＦアンソロジー。おすすめ。
「真鍮の都」　千夜一夜物語の語り手シェヘラザートと十万年後のイスラムの魔神と対決する冒険活劇。まあまあ。
「時を生きる種族」　時間の概念が異なる未来人に、時計の説明をする時間ＳＦ。傑作。
「恐竜狩り」　文字通り、恐竜を狩るだけの時間ＳＦ。まあまあ。
「マグワンプ４」　ＭＵという昔の電話の地名指定が未来の暗号と偶然一致し、未来人と対決する時間ＳＦ。まあまあ。
「地獄堕ちの朝」　時間を超えて戦う蛇（スネーク）と蜘蛛（スパイダー）の未来人と対決する時間ＳＦ。まあまあ。
「緑のベルベッドの外套を買った日」　男女の出会いを描く恋愛時間ＳＦ。
「努力」　すべてのジャーナリストに読んでほしい傑作時間ＳＦ。泣いた。

847 名前：記憶喪失した男 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0：5) [] 投稿日：2013/11/01(金) 17:30:57.75 ?2BP(427)
あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　読書感想文におすすめな短い本を十九冊選んだのだけど、
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　 あと一冊がどうも決まらない。
::::::::::　／　　　　 　　　　　　 何がある？
:::::::::::::::::::::::::::::::::
「ＳＰＥＥＤＢＯＹ！」２１８ページ。「世界は密室でできている。」２５６ページ。
「名もなき孤児たちの墓」２６５ページ。
「怪人二十面相」２７５ページ。「老人と海」１７０ページ。
「星の王子さま」１６０ページ。「オズの魔法使い」２４７ページ。
「斜陽」２４４ページ。「三姉妹探偵団」２９２ページ。
「新釈　走れメロス」２７２ページ。「風の歌を聴け」１６８ページ。
「インストール」１１９ページ。「１９７３年のピンボール」１９２ページ。
「かもめのジョナサン」１４０ページ。「待望の短編は忘却の彼方に」１６０ページ。
「私という病」１８３ページ。「三島由紀夫レター教室」２２７ページ。
「生徒会の一存」２７０ページ。「０の殺人」２３５ページ。
48 ：記憶喪失した男 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(2+0：5) ：2013/11/01(金) 17:34:14.20 ?2BP(427)
あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　読書感想文におすすめな短い本を十九冊選んだのだけど、
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　 あと一冊がどうも決まらない。
::::::::::　／　　　　 　　　　　　 何がある？
:::::::::::::::::::::::::::::::::
「ＳＰＥＥＤＢＯＹ！」２１８ページ。「世界は密室でできている。」２５６ページ。
「名もなき孤児たちの墓」２６５ページ。
「怪人二十面相」２７５ページ。「老人と海」１７０ページ。

スレ違いな上にマルチポストとか本当にこいつ頭がおかしいんだな
こんな奴が社会でやっていけるわけがないわ　そりゃ引きこもるしか無いわな　気持ち悪すぎる

並べた作品全部読んでてどれがお勧めか比較できる人がいるわけがないし、
そもそも自分のおすすめする者を他人に聞くなっての

『星の王子さま』をオススメする人間に悪いやつはいない、と思う。
サンテグジュペリは『夜間飛行』も良いよ。

ドリームハウス見たけど、本3000冊持ってる人普通にいるのね
俺はまたまだ足りないな

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　新しく本買った。
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　
::::::::::　／　　　　 　　　　　　
:::::::::::::::::::::::::::::::::
イエスの言葉ケセン語訳、小さな人生論、ぼくとおじいちゃんと魔法の塔、地下室の手記、
夜這いの民俗学・夜這いの性愛論、トリストラム・シャンディ（上中下巻）

そんな金があったら家に金を入れろっての

「小さな人生論　ポケット名言集」　藤尾秀昭
２４１位／４１９作品。日本語小説。
小さな人生論シリーズ全五冊から抜粋したもの。
基本的には、真面目一筋といった感じのことばを集めてある。
だから、感動は小さい。もっと、人生とは複雑で遊びや反抗に満ちたものだ。
それを理解しないこの名言集への評価は低い。相変わらず、日本の民度が低いということであろう。
こんな言葉で若者の共感を得られるわけがない。真面目一筋に生きた人たちの苦心たる気持ちを癒せるわけがない。
だが、一個だけ感動的なものがあった。小児麻痺の小学生が水泳の選手に選ばれ、からかわれて泳いでいたところを、
校長先生が飛び込んで「頑張れ、頑張れ」と励ますところである。感動したので、それ以下の小説よりは上位に置いた。

>>95
漫画抜きでその数なら凄いなその人
俺は漫画抜いたら300冊くらいしかないわ

漫画を２７００冊だと！？

漫画なら集められるだろjk...

俺は読んだ本全部とってあるわけじゃないからなあ
今本棚にあるのは1000冊くらいじゃなかろか
それでも本棚だらけなのに3000冊って

漫画だって２７００冊はすごいって
買うだけなら文庫本と大差ないし

読む時間が短いからポンポン買えるのが漫画だ

いくら読みやすくても２０００冊以上つったら相当な情熱だな
大きい本棚１つは丸々埋まってしまうだろう

俺は小説合わせると大きな本棚二つ、小さな本棚三つ 残った床の二割が埋まってるわ

本棚が５つあるってのがすごい…そりゃ２０００冊いくわ

電子化できるものはしてしまいたい
そしてクラウドにでもぶちこんでおきたい

うちは本棚10くらいあるよ
地震が来たらマジで死ねる

「素粒子」　ウエルベック
９５位／１６８作品。翻訳小説ＳＦ以外。
最近の文学で重要とされる作品。ＳＦ要素はまったくたいしたことなく、
主に書いてあるのは、もてない男性がおばさんを相手に乱交パーティに出席することぐらいである。
簡単にいえば、性の幻想に対する幻滅が描かれている。
主人公はおじさんだが、相手をしてくれる娼婦は四十代のおばさんであり、
それを渡り歩く。物語の終盤になって、初めて二十歳の赤毛の女性とできるが、
その女性は両足が麻痺してしまい、車椅子生活になってしまう。全編性描写しか書いてないが、
まったくそそられることはなく、官能的価値は皆無である。この下世話な物語は、
もてない男の性遍歴を書き表わしている。まあ、読む必要はまったくないし、
文学として重要ということもまったくない。

読む必要が全くないのに95位なん？

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　そうだよ。
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　 ただ、ウエルベックは精神病患者だったみたいなんで、
::::::::::　／　　　　 　　　　　　 精神病患者の書いたベストセラーという価値はあるかも。
:::::::::::::::::::::::::::::::::

95位で読む必要がないなら、それ以下の70冊くらいはみんな読む必要ないってこと？

「僕とおじいちゃんと魔法の塔」　香月日輪
３７５位／４２０作品。日本語小説。
児童文学である。善人を悪とみなし、真面目に生きることを悪とみなす。
魔法の塔は、かつて芸術家たちの集まった場所で、主人公の小学生は画家を目指す。
まるで、真面目に生きている人が悪いとしているような思想で描かれており、
そのくせ、代わりとなる反体制の思想にはまったく深みがない。
芸術科など、今の世の中でも、就職率は最低であり、最も格差の大きな職業である。
そのようなものが良いことだとするこの物語は、単に安易に芸術という一見、格好よさげなものを
賛美しているだけのくだらない子供理論である。児童がこのような本を読むのは好ましくない。
悪というものが、いかに反社会的で、それを承知で悪さをするのだということがわかってない。
悪を理解しない世間知らずの本であり、全然面白くない。

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　>>112　まったく読む価値がないとはいえないけど、あまりおすすめではないね。
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　
::::::::::　／　　　　 　　　　　　
:::::::::::::::::::::::::::::::::

>>114
95位が「読む必要はまったくない」なのに、その下の順位のは「あまりおすすめでない」？
順位の付け方がおかしくないか？

順位の付け方の辻褄が合ってないな

１位　聖書

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　>>117　聖書なんて、キリスト教徒がクソだといってるわ。
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　 アメリカがポーランドの難民に聖書を５０００冊送ったが、トイレの紙にされたそうだ。
::::::::::　／　　　　 　　　　　　
:::::::::::::::::::::::::::::::::

平山夢明のDINER読了
最高だった
伊坂のマリアビートルもそうだけど殺し屋小説は大好物だわ
バッタは少し残念だったけど

でも999の前振り的なの欲しかったな
どこかでちらっと噂だけでも出てたら良かった
ぽっと出でいきなり重要なポジションに来すぎ
もしかして前振りの部分読み逃したか？

「地下室の手記」　ドストエフスキー
１０１位／１６９作品。翻訳小説ＳＦ以外。
短い本として選んだものだが、中身びっしり書いてあって、あまり読みやすい本ではない。
独白がずっと２４０ページに渡ってつづくのだが、あまり魂の叫びのようなものを感じなかった。
文章は練られており、充実した文学作品だとは思うのだが、
恥ずかしい自分の自尊心を満たすということがテーマなのだろうか。
決闘で空に向かって銃を打つというのは面白いが、他作品からの受け売りであるらしい。
三つ読んだドストエフスキーの作品すべてにリーズあるいはリーゼという女の子が出てくるが、
よっぽどこの名前がお気に入りらしい。かわいい女の子として毎回でてくる。
総評としては、恥ずかしさの暴露が足りないといった感じで残念ながらあまり楽しめなかった。

「イエスの言葉ケセン語訳」　山浦玄嗣
順位不明
聖書の抜き書きを、東日本大震災で流されて有名になった気仙沼の方言に書き変える本である。
ケセン語訳は、メシアをお助けさまと訳し、いろいろ書いているが、肝心のケセン語訳化については、
大胆な訳を当てているのは最初の三つぐらいで、それはたいそう面白いのだが、
すぐネタ切れになり、あとは凡庸な解説がつづく。キリスト教にわたしは詳しくないのだが、
この作者は、聖書の書かれた古代ギリシャ語やヘブライ語についても調べて確認しており、
どの訳語がもともとの聖書の原典でなんと書かれているのかも書き記している。
その知識はたいそうすごいと思うのだが、わたしはイエスなどただの洗脳詐欺師だとしか思ってないので、
イエスの言葉が解説してあっても、全然、ありがたくない。
気になったのは、永遠の命を解説する時、永遠は始めもなく終わりもないと解説していることだが、
この始まりもなく終わりもないというのがインド哲学であり、西洋哲学にその概念があったのか疑わしいと思っている。
だが、総評して、宗教に改革が必要だと考えるわたしとしては、ケセン語訳という形で新しい聖書解釈を捏造する作者には好感をもつ。

捏造する作者に好感をもつんだw

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　正統なキリスト教ではないからね。でも、正統なキリスト教を勉強したってあんまり重要じゃない。
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　
::::::::::　／　　　　 　　　　　　
:::::::::::::::::::::::::::::::::

だからといって捏造してもいいわけ？

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　いいんじゃないの？　ケセン語訳って書いてあるんだし。
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　 正統なキリスト教を学びたければ、普通に正統な聖書を読めばいいんだし。
::::::::::　／　　　　 　　　　　　 正統異端に優劣をつけれるほど、おれは優秀ではない。
::::::::::::::::::::::::::::::::: 三位一体のどこが正統なのかまったく理解できないからな。

正統じゃないのと捏造とじゃ全然意味が違うが？

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　何が知りたいんだ？
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　
::::::::::　／　　　　 　　　　　　
:::::::::::::::::::::::::::::::::

は？

>>128
はぐらかそうとしてるんでしょ
どうやら捏造の意味を知らずに言ってたようだな

「魔界探偵冥王星ＯデッドドールのダブルＤ」　舞城王太郎
３０４位／４２１作品。日本語小説。
まず、冒頭の見立てがつまらない。特に面白い場面があるわけでもなく、
凝った設定があるわけでもなく、ただ、人狼や吸血鬼に襲われてビビってる場面が
ずっとつづく。本当に最初から最後までそんな話がずっとつづく。
緊張感はあるが、面白いとはいいがたい。

>>128
記憶喪失とまともに話したところで
通じないんだからスルーしとこうよ

捏造する作者に好感をもつとかマジで意味不明だよなw
捏造はダメだろフツーw

アスペな上に日本語もおかしいからな

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　「イエスの言葉ケセン語訳」は、聖書の解釈を勝手に変えて書いてるけど、
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　 もちろん、作者はそれを承知のうえでやってるし、読者に何をどう変えたのか説明しているから、
::::::::::　／　　　　 　　　　　　 聖書の解釈を勝手につくっちゃってるけど、読む価値はあるよ。
:::::::::::::::::::::::::::::::::

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　例えば、「イエスの言葉ケセン語訳」は
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　
::::::::::　／　　　　 　　　　　　
:::::::::::::::::::::::::::::::::
万物は言によって成った。
成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。

を

神さまの思いがこごってあらゆる物は生まれ、
それ無しに生まれた物ぁ一づもねぁ。

と訳しているけど、まあ、これは良いできで、むしろ、もっと思い込みをこめて訳してほしかったと思ってる。
これをおれは捏造と評した。

捏造という言葉は一般的に悪い意味の時に使うから別の言葉を使うべきだった
これだけの話だ

記憶喪失は次から気を付けるように

>>135
そういうのはまともな人の世界では捏造とは言わないからね

今来たばかりで遅レス失礼。

本３０００冊が凄いって上の方>>95に書いてありますが、
マンガ抜きでそれだけ読む人は学生時代から読んでいるかもしれません。
自宅に、全部置いておくだけのスペースがあるのでしょうね。

私は今アドルフ･ヒトラー『わが闘争』（上下巻）を読んでいます。
長すぎてなかなか読み終わりません。
上巻読むのに一か月かかりました。

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　>>136　>>137　それはあなたたちの先入観が強いからではないか？
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　
::::::::::　／　　　　 　　　　　　
:::::::::::::::::::::::::::::::::

知らなかったなら知らなかったでいいのに、開き直るからせっかく間違いを正す機会をフイにする

なんだ記憶喪失は本当に捏造の意味を知らなかったのか
そんなのが小説にランキングとか笑っちゃうな

捏造
事実でないことを事実のようにこしらえること。でっちあげること。

ちゃんと勉強しような

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　でっちあげるのが悪いことなんて先入観だろ。それは創造と同意儀だ。
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　
::::::::::　／　　　　 　　　　　　
:::::::::::::::::::::::::::::::::

でっちあげるとか捏造とかの言い回しは悪い言い方の時に使うって言ってんだよ
これは先入観じゃなくて常識だ

でっちあげが創造と同義ねえ
ソースは？

「逆転世界」　クリストファー・プリースト
１１１位／１５４作品。翻訳小説ＳＦ長編。
理解できなかった。逆転世界とはどんな都市だったのか、わたしの数学知識では理解不能だ。
難解なＳＦであり、その仕掛けは、ごくわずかに語られるだけであり、
物語は例によって、結婚し、浮気し、離婚し、再婚するという陳腐なものである。
逆転世界が何なのか説明できる人は教えてほしい。

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　また本買った。ちょい買いすぎ。制限しなければならないが、発売日だったのでつい。
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　
::::::::::　／　　　　 　　　　　　
:::::::::::::::::::::::::::::::::
買った本。
みずは無間、星を創る者たち、隣の家の少女、翼ある闇、ザ・ロード、
ドン・キホーテ前篇三巻、ＤＶＤでアパートの鍵貸します、

隣の家の少女はドン引きする
人間がいちばん恐ろしい

「中世騎士物語」　ブルフィンチ
６６位／１６９作品。翻訳小説ＳＦ以外。
「アーサー王の物語」「マビノジョン」「英国民族の英雄伝説」の三編からなる。
初めてちゃんとアーサー王物語を読んだ。アーサーは、かつてブリテン島を支配していた巨人を退治する。
エクスカリバーを抜き、満場一致で王になる。十二人の円卓の騎士に、聖杯と聖なる槍を探す旅に向かわせ、え
ランスロットが聖杯を見つける。という物語である。「マビノビジョン」は物語集という意味だが、アーサー王の従臣について書いてある。

「みずは無間」　六冬和生
６位／４２２作品。日本語小説。
最も優れた日本長編ＳＦ小説だ。宇宙探査機の知識はしっかりしており、
思弁小説としての思弁は、現代の若者なら一度は読めといいたくなる水準にあり、
何より、読んでいて涙があふれてしまった。ネタバレにならないため、あと、忍法帖のレベルが低いのでこれだけにしておく。

本は太宰しか読まん

『わが闘争（上）�T民族主義的世界観』
『わが闘争（下）�U国家社会主義運動』アドルフ・ヒトラー
平野一郎　将積茂訳　角川文庫（昭和四十七年十月二十日初版、昭和五十七年五月三十日十五版発行）

よみました。

『【決定版】日本ユダヤ調文明FILE』古代文明研究会【著】ムースペシャル（２０１０）

よみました。

「星を創る者たち」　谷甲州
１４４位／４２３作品。日本語小説。
月火水木金土日の土木ＳＦ。土木開発中の事故を脱する場面をそれぞれの章で描いている。
惑星科学に対する知識は確かだし、会社の中の人間関係の描写もよくできているので、
ハードＳＦが読みたい人は読んでみてもいいんではないだろうか。
最終章の設定がけっこう面白かったので、割と後順位に置きました。
が、難解で読みづらいと思います。

あうあうあうあうあうああー

::::::::: へ( ^q^')ﾉ 　　　　　　　映画「アパートの鍵貸します」を見たが、
::::::::: 　 (┐ノ　 　　　　　　　 モテない男にはぐっとくる映画だね。おすすめだ。
::::::::::　／　　　　 　　　　　　
:::::::::::::::::::::::::::::::::

「剣嵐の大地」（上巻）　ジョージ・Ｒ・Ｒ・マーティン
４４位／１６９作品。翻訳小説ＳＦ以外。
岡部訳で読んでいる。重厚なのは相変わらず。だが、物語はあまり動いていない。
この話、長すぎるよ。ティリオンとサンサの関係が面白かった。
あと、ジョン・スノウの初体験がエロい。

「剣嵐の大地」（中巻）　ジョージ・Ｒ・Ｒ・マーティン
４４位／１６９作品。翻訳小説ＳＦ以外。
岡部訳。ティリオンとサンサ、結婚おめでとうございます。
しかし、な、なんだあ？　最後の方でたたみかけるように大量に重要人物の死を
におわせる記述が。本当かあ？

>>157
読むの早いですね。

あいつのせいであぼーんばっか

>>158　調子のいい時はね。
読めない時は一か月で一冊も読めないよ。

ちなみに、走るＡＡは不評なんでやめました。

「氷と炎の歌」（〜１３巻）　ジョージ・Ｒ・Ｒ・マーティン
４４位／１６９作品。翻訳小説ＳＦ以外。
岡部訳。第三部を読み終わった。結論。つっまんねえええええええええ。
これが大ヒットの名作？　冗談じゃない。第四部以降は読まない。
第二部でアリアが放尿していたのだけが面白かった無駄に長い話だった。

嫌儲でボコボコにされてて笑った

記憶喪失が？

見てたのか。

小畑健がヤングジャンプで新連載らしい
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1385895283/

ここね。なんか、体系的に読まないと意味がないとかいう、文芸的な説教をされたよ。
まったく旧態以前とした文学観だね。

娯楽的に読むことがなぜわからないのか、まったく意志疎通が不可能だった。

「インフィニット・ストラトス�A�B」
３位／１６９作品
ほぼ全ページ主人公がモテまくる。
そのモテっぷりたるや“セックス描写のないエロゲー”である。
私自身、ラノベは三冊しか読んだ事がないため比較検討はできないが少なくとも１回の読書で読めるのは
せいぜい３ページから５ページが限界ってくらいモテまくる。
羨ましい限りである。
それだけモテたらいけ好かない野郎になりがちだが主人公の鈍感描写が巧みでいけ好かない感なく読める。
３ページから５ページは。
エロマンガ雑誌をパラパラっとやって好きな絵柄で手と目を止める。そんな読み方がこの作品は可能だ。
アニメ絵のイメージが強いため萌え萌えした劇中の絵はあまり好みではなかった。
傑作である。
順位に関しての異論は一切認めない。
「どうしても」というのであれば、拳で来い。

172 記憶喪失した男 忍法帖【Lv=7,xxxP】(1+0：8) 2013/12/01(日) 21:02:47.15 ID:HIHKljVn0 BE:1368708645-2BP(1000)
ちなみに、ランキングののってるスレな。

シベリアにラノベ含む読書の話その５
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1382362984/

178 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です 2013/12/01(日) 21:09:41.62 ID:k/nlkE250
>>172
なんだこのゴミランキング
200位まで見てそっ閉じしたわ

なんだまたいつものランキング宣伝やってうざがられたのか
記憶喪失って学習しないね

ここのURL貼るなよ面倒臭い

記憶喪失はこのスレを自分のランキングスレだと思ってるんだろうな

id検索したら小説とか全然関係ないスレだった

「ミスト」見たわ。
めちゃ大爆笑で文句なしの傑作だった。

原作の「霧」を読んでるけど、つまらないよ。原作越えはなはだしい。
スティーヴン・キングは映画スタッフに感謝しろ。
たぶん、キング映画でいちばん面白い。

映画「ミスト」は必見だ。

漫画のスレで俺のランキングがーとか言ってるのか
そういうことをしたら他人がどう思うかという、普通の大人なら身につけている視点が完全に欠落しているようだな

はなはだしいの使いどころ間違えてないか…
越えているという意味ではあるが一般的には否定的な言葉で使うぞ

例）勘違いも甚だしい
　　思い上がりも甚だしい

映画「ファイトクラブ」を見た。
驚くべきことにＳＦ映画だった。悪ガキの最高傑作である聖典。
必見の名作。
文学的でもある。

まさか最後のビルが崩れるところに感動したんじゃないよな…

またマルチしてやがる

またっていうかいつものこと

また新しく本を買った。

ヒッグス粒子の発見、預言者（ジブラン）、ハーヴィス詩集、夏の階段、
逝きし世の面影、日本文化論のインチキ、
なれる！ＳＥ（１巻）、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている（１巻）、
クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門（１巻）、
漫画「艦これ　コミックアンソロジー　呉鎮守府守護編」

ラノベを読むのはあとまわしだろうけど、イスラム文学がどうも気になって買ってしまった。

イスラムはやっぱり怖いわ。

順位つけるとなると、勇気がいる。こんなことではいけない。
頼むから低順位にしても殺しにこないでくれよ。

「罪と罰」が１００位になるランキングなんだからね。

アフリカ文学の「やし酒飲み」も買うべきだったが、今は買わないに入れたままだった。
一線級の評論として語りたい願望があるので、そういう方向には興味があるのだが、
２ちゃんで語っていても、読書の話を本格的にするやつは、純文学の話ばかりする傾向がある。
まったく世間の需要とは乖離しており、娯楽的評論をおれは目指したい。

ラノベ結構良い感じの選んでるね。なれるSEに関して言えばはデビュー作の葉桜の来た夏から読んだ方が良い気がする
あと艦これやってるん？

艦これ、やってないよ。だから、ネタわからないかも。

コーランに順位つけといていまさらw

映画「ティファニーで朝食を」くそつまらんかった。
まず、主人公はおばさんの主婦と不倫しているし、
オードリー・ヘップバーンもふしだらなお金で男を判断する遊び人女だし、
超つまらんわ。

何でここで映画の感想書いてんだ？
たぶん原作つきなんだろうけど原作には全く触れないし

自分のためのスレだとでもおもってるでしょ

自分の都合でルール変えるゴミクズに今さら何言っても無駄

映画「シザーハンズ」と「ドラゴンタトゥーの女」はつまらなかったな。

わかっててスレ違いのレス続けるんだから記憶喪失は完全に荒らしだな

原作を越えた映画ベスト５０スレで同じこと書いてやんのｗｗｗ

そっちに書いてるならなんでスレ違いのこっちにマルチするんだろうな？
自己顕示欲の塊か？
自分がマナー守らないくせに、叩かれれば「アンチ」呼ばわりして反省ゼロだしさ
まあガチで統合失調症らしいけど、病気以前の問題として、人間として大切なものが欠落しているみたいだな

>>177
本買いまくりですね。久々に書き込むようになったから、
状況知らないんですけど、今まで買った本は全部読んでいるんですか?

一度に何冊も買って、全部読んでる?

ペース速いのですごい。

>>191　全部は読んでないよ。積読がどんどん増えてるだけだよ。

無駄遣いしてるだけじゃん
そんな金があったら家に金を入れろよ

家に金入れるか、本買うか、私は好きな方でいいと思う。
どっちも大事だと思います。

『礼儀作法入門』山口瞳　集英社文庫（昭和５４年4月２５日第７刷）

積読がどんどん増えてるだけなのにか？

記憶喪失男は遅くても読んでいるようです。
読むのが遅すぎるから積み上がっているんでしょう。

読書が長続きしないのか、映画にも目移りしているようです。
それでなかなか読書が進まないのかもしれません。
読書が遅いけど、止まっていないようなのでそう思います。

あまり積んどかないようにするには、
読むスピードを考えて本を買うスピードを調節するか、
細切れ時間をできるだけ読書に当てることになるんじゃないですか。

私はせっかく買ったので、細切れ時間を利用して読んでます。
一気に長時間読みたくても続かないんで。

私自身が耐えられないのもある。集中し始めたら家の者が声かけてきて、
うまいぐあいに邪魔になっていて集中しないんで。
いつも、集中しないまま読み切っています。今までの人生、どんな事も
集中できたことはないです。的確に邪魔になるように声をかけてくるからです。
それがわかっているんで、いつも周りを気にしながら読んでいます。

シーモア序章読み辛過ぎる
翻訳者が悪いのかそれとも原文からして難解なのか
全然頭に入ってこない

そういう時は読みにくいと言うもんですよ

「ヒッグス粒子の発見」　イアン・サンプル
順位不明
ブルーバックスである。ヒッグス粒子の理論が提唱され、発見されたまでの
五十年以上にわたる歴史が書き込まれている。不満なのは、ヒッグスの人生については、
かなり詳細に書いてあるものの、アングレールとブラウトについてはわずかな記述しかないことである。
ヒッグス機構の発案者はアングレールとブラウトであり、彼らを中心に書くべきである。
この本には、アングレールはヒッグス粒子が発見されるまで、ヒッグスと五十年間一度も会ったことがなかったと書いてある。
早く、アングレールとブラウトの名誉を復活することを望む。
科学書というよりは歴史書であり、これを読んでも、ヒッグス機構についても、加速器についてもあまりよくわからない。

「預言者」カリール・ジブラン
９４位／１７１作品。翻訳小説ＳＦ以外。
イスラム文学である。順位をつけるのは怖いのだが、勇気と誠実さをもって評価しようと思う。
わたしは四カ所の文章を引用するために転記した。うち、ひとつは時間についてである。
最初の瞬間に我々がいて瞑想しているのだという時間は存在しないという珍しい時間論をしている。
ビッグバン仮説が生まれる前の１９２３年に書かれたものなので、時間ＳＦとして面白い。

ジーキル博士とハイド氏を読んだ
有名なので読んでみたが怪奇小説として面白かった
宝島の作者と同じ人とは知らなかった
中島敦が作者のスティーヴンソンの話「光と風と夢」を書いてるというのでまた今度読んでみようと思った

「日本文化論のインチキ」　小谷野敦
順位不明
極めて良書である。百冊くらいあるらしいのだが、それらの著作を批評し、
日本文化論のおかしな点を指摘している。あまりにも詳しすぎるんでビビった。
読んだかぎりでは、平安文学から江戸の黄草子のような庶民文学を読みおおむねの傾向を把握しているようで、
明治期から現在に至る日本文化論の疑問点を指摘している。
ぼくが興味をひかれたのは、日本神道というものは明治以後に成立したものであり、
日本は現存する最古の文書である聖徳太子の法華義疏からずっと仏教国だったという主張である。
確かにその通りである。また、日本人の恋愛は明治以後西洋から輸入されたという説がまちがいであることを
源氏物語をはじめとする膨大な文書を根拠に否定し、東洋に恋愛観がなかったというのは嘘だと明確に結論づけている。
そして、十二世紀にフランスで恋愛という概念が作られたという説を否定する。
古代ギリシャの例をだし、明確に論破している。興味深いのは、恋愛のない結婚という概念について語っている点である。
自由恋愛が始まったから結婚が減ったとしているが、その解決として、恋愛してなくても結婚すればいいというのは斬新だ。
また、江戸時代の売春文化を具体的に描写し、遊女と交尾にいたるのがもてるであり、いたらなければ振られたであるとしている。
日本文化論については、学術的に明確な具体像などどの国にも存在しないとしている。

>>199
へえ
何の違いがあるんだろ辞書で調べてもイマイチ分からん

なぜ、そんなに早く読めるのかと聞かれたが、
今日、読めなかったので、昼寝したら、熟睡して、読めるようになった。
読書するには、夜は熟睡、昼寝も熟睡、するのがいいと思う。

まあ読書する時に眠たかったら捗らないしな

「夏の階段」　梨屋アリエ
８４位／４２４作品。日本語小説。
なぜ文庫で売らないんだろう。最初の一章はつまらないけど、あとの四章はどれも面白い。
グレート・ケンジ・キング・カワーノ。「今の輩は、若いうちからかっこうつけすぎなんだよ。
かっこう悪いのが青春ってやつだんべ」。誰一人、付き合うには至らない五つの恋の物語。

3月ごろぶりです。記憶喪失さん、よくそんなに読めますね。
大学生になって法学にハマって(法学に関係しない)読書はおろそかになってます。
本の好みがもっと偏ってきて、
タキトゥスの年代記、瀬尾まいこ、泣宮永のケータイ小説、
AAミルンのエッセイ、「志ん生の滑稽ばなし」と、カポーティの「冷血」に
お気に入りが絞られてきました。(繰り返し読むのはこれだけです。)

さて、ナボコフの「ロシア文学講義」が文庫で出たらしいのですが、
お読みになりましたか？
「文学講義」の方でも結構ですので、お読みでしたら感想をお聞かせ願いたいです。

>>208　上から目線でコメさんかな。
ナボコフは、「ロリータ」を読もうと積んでる。
「ロシア文学講義」はあんまり読む気ないな。
いちばん褒められてる「アンナ・カレーニナ」がそんなに好きじゃないしね。

ソローキンの「愛」は重版したら、買うつもり。

そんな名前でしたね。
ロシア文学は自分が読書にハマったきっかけなので。どんなふうレビューされているか気になります。
ただ、「ロリータ」は挫折してしまいました。読んでる途中で飽きて。

ついでにちょっとレビューします。
「スタートライン債権法」「基礎から学ぶ刑事法」
法学の入門書の、現在の定番です。興味がある人は。
「枝雀DE落語」
緊張と緩和というお笑いの理論が書かれているのですが、失敗でしょう。
実体から離れた形式的論理を弄んでいるだけな気がします。エセ「科学的な物の見方」とでも言いましょうか。
≪観察から≫理論を導きだしているかんじがありません。(民法を学んでこういうことに気づきました。)
「落語こてんパン」(柳家喬太郎)
一章ずつがかなり短く、司法試験の勉強の合間、集中力が切れたときに読んでます。
大したことは書いてありませんが、ちょっとリラックスするときに。
「裁判官の書斎」(倉田卓次)、「<狐>が選んだ入門書」
やはり書評の達人は違いますね。倉田卓次さんは個人的に尊敬しています。
今は「日本語の作文技術」「実践日本語の作文技術」を読み始めていますが、なかなか良さげです。
「泥棒日記」
犯罪心理の一つのあり方に迫れるかと期待しましたが、理解が及びませんでした。序盤で放棄。

>>210　相変わらず、落語が好きですねえ。ぼくは落語は全然知らないですよ。
「ロリータ」はつまらなそうですねえ。読むのあとまわしにしようかなあ。

あと、「罪と罰」読みましたが、低評価です。何が面白いのかさっぱりわかりません。
「カラマーゾフの兄弟」のが絶対に面白いですよお。

確かに「カラマーゾフ」の方が好きという人もいますね。好みが分かれるところです。
「罪と罰」は初めて読んだ児童書以外の小説だったので、印象に残っているだけかもしれません。

いくつか読んでみて感想のほしい作品があったのですが、
それも今では叶わないみたいですね。
「百年の孤独」と「龍盤七朝　ケルベロス　壱」なんですが。

「百年の孤独」は、合格できたらゆっくり読みます。読みたかったけど、勉強の合間にちょっとずつ読むには流石に長い(汗)。

法学だって文学に負けじと面白いんですよ。
民法は、古代ローマからの歴史と、社会経済の変化とその最先端が垣間見れるし、刑法や憲法はなかなか哲学的なんですよ。
訴訟法も、裁判の流れや警察の捜査手法が伺い知れますし。

>>214　司法試験に合格してからですか。相当先のことになりそうですねえ。
勉強がんばってください。

法学をそんなに楽しんでいられる方は珍しいですねえ。
たいへん興味深い。

>>210
枝雀さんの笑いとは緊張の緩和であるって説は正しいと思うけどなあ

「ドン・キホーテ」（１巻だけ、岩波文庫）　セルバンテス
４４位／１７２作品。翻訳小説ＳＦ以外。
第一部で遍歴の騎士として旅に出て、風車に突撃する。第二部で、思い姫が
エル・と

「ドン・キホーテ」（１巻だけ、岩波文庫）　セルバンテス
４４位／１７２作品。翻訳小説ＳＦ以外。
第一部で遍歴の騎士として旅に出て、風車に突撃する。第二部で、思い姫が
エル・トボーソ家のドゥルシネーアであることを語る。そこまでは面白くない。
面白くなるのは、第三部からで、喧嘩して棍棒で打ち付けられて負けてしまう。
宿屋を城と思い込み、思い姫がいるにも関わらず、美しい姫すなわち宿屋の娘と
逢引しようとしてお断りの一撃をくらい、宿屋は魔法のかかった城だったのだと解釈する。
さらに、羊の大群の砂埃を軍隊の合戦だと思い込み、突撃して歯を二本なくす。
従者のサンチョ・パンサに島の領主にしてやると約束している。なかなか笑える。

こんなスレあったのか始めて見たわ
今迄読んだ本の中だとキャッチ22が一番好きなんだけど
おすすめの本あるかね、なにかが起こったはいつか読もうと思っているけど
いかんせん絶版だから手に入れるのが面倒そう

>>219 「キャッチ＝２２」は９０ページくらいで読むの止まってる。
積んでるね。褒める人が多いから、早く読んで評価したいところだけど、
優先順位はそんなに高くないなあ。

「キャッチ＝２２」みたいな戦争の皮肉というやつでは、ヴォネガットの「母なる夜」がいいね。
日本の小説では、ちょっといいのが浮かばないけど、映画「戦争と人間」三部作なんかどうかね？

>>220
別に戦争小説が好きってわけではないんだけど60年代のアメリカのブラックユーモアな潮流が好きなのかも
ヴォネガットも数作品読んだけど母なる夜は読んだこと無いな、今度読んでみよう
丁度スローターハウス５を読んだあとだしこのままヴォネガットのめぼしいの制覇してみようか。

キャッチ22を途中で投げてるのは勿体無いなぁ
キャッチ22は単純にユーモア小説として笑えるからいいよ。
全体的に戦争の陰鬱な雰囲気が漂ってるのに妙なユーモアに溢れてて
ただ読み進めていくとそれだけじゃなくて、最後には不条理が残る
90ページまで読んでるなら個人的には下の文章あたりで既に俺はニヤニヤくるわ

「わずかな油が世の中をなめらかに動かすものだ。
一方の手がもう一方の手をあらう。おれの言う意味がわかるか。
きみがおれの背中を掻いてくれたら、おれがきみの背中を掻いてやるよ」

ヨッサリアンには相手の言う意味がわかった

「いや、そうじゃないんだよ」と、ダニーカ軍医はヨッサリアンが彼の背中を掻きはじめたので言った。

ヴォネガットのスローターハウス５は大好きだ

>>216
緊張の緩和に対する反論
ここで言う「緊張」とは、日常会話で使う、先生に当てられて子供がする緊張とは範囲が違うようだが、何を指して緊張というのかが不明確。
サゲの4つの分類に対する反論
落語の話は全て、ストーリー単体でそれなりに笑えることが大前提になっている。
安心と不安という用語を使うが、日常会話で安心や不安というものよりも、ごく軽微なものにまで意味の範囲が広がっていて、
もはや感情を表す言葉というよりも、ストーリーの起伏を表す言葉と化している。作者の主張する「聴き手目線の理論」とは言い難い。

お笑いに理論はあり得ないとはいいません。「オウム返し」とかは正しいと思います。

小説としては好きだけど
ドレスデンの被害のが広島より酷いと思い込んでるのだけは気になったな
もちろんどっちがとは一概に言えないけどもさ
一概にいえないからこそ、そこは考慮すべきだった

>>221
ブラックユーモア好きで、社会派な感じじゃなくてもいいなら、ショートショートだけど
イギリスだけどロアルドダールの大人向け小説とか、
日本だけど阿刀田高とかいいね。

>>225
ロアルドダールって初めて聞いたって思ったら
チョコレート工場の人なのかなるほど
児童文学じゃなくて普通の小説も出してるんだね、これはちょっと気になる

緊張の緩和の話、
作者じゃなくて、著者だった。

ロアルド・ダールの『あなたに似た人』を読むと
おそらく「あれ？この話知ってる」ってのがあると思う

>>223
普段、気持ちが緩和している状態の時にオナラをしても笑いには繋がらないけど
たとえば葬式の時とか、そこで静寂を破るように誰かがプーっとオナラをすると
そこはかとなく笑いたくなってしまう
つまり緊張が緩和することによって笑いが生まれるというのが枝雀さんの説・・・

枝雀さんの創作落語に小佐田定雄さんが書いた「茶漬えんま」というのがあって
マクラでその『緊張と緩和』をします。
地獄のえんまさんが「緊張」の部分で、そのえんまさんが
茶漬けという「緩和」させるものを食べているのは、そこはかとなく可笑しくて笑えるんじゃないかという発想。

枕が終わり、いきなり「あぁ、わしが閻魔じゃ。さっきからこぉして茶漬けを食てるとこじゃがな」
と言うと客席がプッと笑いがこぼれます。
まあ文字にするとあれですけど、理屈じゃなく枝雀さんの落語を聞くと納得できるもんです。

>>228
僕はLamb to the Slaughter (邦題は知りません。ラム肉で何とかとか羊肉で何とかって訳されてると思う)とか好きですね。

>>229
緊張の緩和が、全面的には間違っていないのでしょうが、
枝雀さんが閻魔を演じたときにわく気持ちを、もはや(日常会話でいう)緊張と言いうるのか疑問な気がします。

>>230
邦題はおそらく「おとなしい凶器」だったかな？
今でも刑事ドラマなどで流用される、凶器はどこに消えたのか？ってネタの古典ですね
読んだ後、これが元ネタか！と思う人も多いはず。

水谷豊の相棒でも「おとなしい凶器」同様のトリックの話がありました。

『ドラッカー的未来社会を読む　個人も組織ももっと自由に！』
川井健男　宝島社新書（２００２）

「博士の愛した数式」　小川洋子
１６８位／４２５作品。日本語小説。
友愛数、完全数などの知識はこの小説で初めて知った。
整数論は天才の墓場だといわれているが、少しづつ数学の理論に新しい業績が
打ち立てられていくのは素晴らしい。予想していたより高度な数学の話が
読めて満足だった。ただ、物語としては、少し荒いのではないか？

博士の愛した数学のどこに高度な数学が書いてあるんだよ
つーか友愛数や完全数も知らないってどんだけ無知なんだ

素数が必ずＡ＾Ｎ　±１でできているというのは初めて知ったよ。

23とか

友愛数や完全数はわかりやすいから、子供向けの数学の入門書でも載っている
俺は小学生のころ学研か何かで知ったな
双子の素数ともかね

私は高校数学やってないんで、友愛数と完全数は知らない

ブラックブレットの最新刊は最近のラノベの中では面白かったな

一般教育で友愛数や完全数なんて習わないよ。
全然、重要じゃないしね。

それより、今日は昼寝したのに本が読めない。
今までに半分以上読んであった「博士の愛した数式」を読み終わっただけだ。

>>238　そうだね。>>237はまちがいだね。

ひいいいいいい。また本を買ってしまった。

セカイからもっと近くに、日本の歴代権力者、言語の脳科学、底辺j女子高生、

もう、しばらくはほしい本が発売されることもないし、積読をひたすらくずそうと思う。
ドン・キホーテとトリストラム・シャンディとトム・ジョウンズが読み終わるまで本買わない。

>>243
237はどっから出てきたんだ？

『�\（ノウエム）』古橋秀之　illustration:松竜　電撃文庫（２００３）

「ドン・キホーテ」（２巻、岩波文庫）　セルバンテス
４４位／１７２作品。翻訳小説ＳＦ以外。
２巻はつまらない。囚人が「わたしは恋をしたために捕まったのです」という場面が
印象的だが、あとはつまらないどうでもいい話がつづくだけ。
ドン・キホーテがフルちんで逆立ちしていたがどうでもいいだろう。
この本は、１巻だけ読めば充分なのではないのだろうか？

「ドン・キホーテ」（〜３巻、岩波文庫）　セルバンテス
４４位／１７２作品。翻訳小説ＳＦ以外。
３巻の前半は捕虜の告白でたいへんつまらない。ドン・キホーテの話となる後半は
まだ少しは面白く、意地でも宿代を払わないドン・キホーテは暴れて逮捕されてしまう。
そののち、魔法にかけられたと思い込んでるドン・キホーテは枷をはめられ、故郷まで護送される。
いったいどのようにドン・キホーテが釈放されたのかわからなかった。
が、ドン・キホーテと司祭が語る遍歴の騎士の物語が嘘が本当かの議論は
現代の日本にも通じるところがあり、面白い。ドン・キホーテは前編３巻の最後で死について記述され物語は完結している。

赤松啓介の「夜這いの民俗学」を読んでいるのだが、

十五歳になると若衆入りで、すべての男が年上の女や娘から性交を教えてもらう。
私の経験では女の子でも九つ、十一にもなると、あがいよい女になる。
それを、男の子にも、女の子にも、絵を書いて、よけいな知恵をつけるだけで成年式の二十まで性交禁止を理想とするなど、
どんな根性しているのかわからん。
もう十一、十二になったら性交をやらせる教育をしないとほんま子供がかわいそうだ。

と書いてある。のだが、これに対する小谷野敦の見解は、
避妊に対する考察が抜けている。日本政府は、十三歳以上の女子の性交を禁止していない。男子はいっさい禁止がない。
であった。

まだまだ、探求すべき議論。

たいへんつまらない作品が172作品中44位ですか
変わったランキングですね笑

「読む必要はまったくない」とまで言い切る小説の下に何十も小説があったりな
順位づけがいい加減すぎ

記憶喪失は順位つけたりとかよくわからないことをやるが
俺は感想とか書くのが苦手なので中身がどうであれこんな長く感想をかけるところは羨ましく思うわ

友愛数とか完全数なんてちょっと理系に興味ある人なら普通に知ってるレベルだなあ
いったい博士の愛した数式の、どこらへんに高度な数学の話があったというんだか

>>250　続刊がどんなにつまらなくても順位が下がることはありません。

おいおい、あれは三巻でひとつの物語だぞ
シリーズものとは違う

一部、二部、三部、四部とあるのに？

別だというならなんで一巻ごとに順位つけないの？

読みやすさや完成度より爆発力重視の順位のため、一度高い評価がつくと順位は落ちにくいです。

なんで全三巻の小説を一巻だけで順位つけるの？

全三巻でも順位変わらないけど。

読みやすくなく完成度が低いランキングだって自分から言い出しちゃったよw

二巻三巻を読む前から順位が決まってるんだw
滅茶苦茶だなw

二巻、三巻は得点なしという評価だね。冗長になってることは指摘してある。

順位ついてるじゃん

何か問題でもあるのか？

得点無しの本が44位ってw

いや、だから、一巻の後半が面白かったんで４４位だよ。
ちょっとあの辺の順位は検討の余地があるけどね。
「氷と炎の歌」「タイタスグローン」「ウロボロス」が順位高すぎ。
むかしはファンタジーに詳しくなかったからこんな後順位にあるけど、
もっとぐっと順位落としてもいいな。それに合わせて、ドン・キホーテも落とすかも。

コーラン周辺のがおすすめ。

ウールというSF小説よんだ人いる？　面白いの？

アメリカアマゾンの評価はすごいいいらしいけど、日本の読書メーターではたいした評価ではないね。

翻訳の文章に問題があるのかもね

翻訳は大事だよなぁ、原本読むのが一番なんだろうけど
月と6ペンスを二つの訳で読んだ時
最初に読んだ訳とじゃ一人称が違ってすごい違和感あった

クリスティーのポワロが私と言ってたり俺だったり

>>267
順位変えないと言ったり検討の余地があると言ったりなんなの？
ブレブレランキング？

「セカイからもっと近くへ」　東浩紀
順位不明
読む価値はまったくない。本のあらすじの説明とことば遊びをしているだけの駄本である。
物語の定型を父殺しとする東浩紀は、ポストモダニズムの言説から脱しておらず、
純文学偏重の批評界へ一般文芸さらにはラノベへの批評を推進するには不適切である。
役目を果たしていない。また、象徴界、想像界、現実界に分けて物語を分析する手法も
ただのことば遊びに終わっており、何ら得るものがない。
読む価値のない駄本である。

正月の帰省時にでも読もうかと、やっぱり百年の孤独買いました。
またコメントしますね。
「日本語作文の技術」「実践 日本語作文の技術」
修飾語被修飾語の章は参考になりました。
紋切り型表現に対する批判は、自分の中に細かい点の反論はありますが。
前者は一般論、後者はその具体的な適用。
約款や判決文も俎上にあがっており、「一般の人はそこが読みにくいのか」と気づき、感心した。
「記憶研究の最前線」「感情研究の新展開」
心や意識の哲学、フロイト心理学の時代はとっくに終わっています。
哲学書を読むよりこういう実験に基づき仮説を立てる心理学の専門書を読みましょう(ドゥウォーキンは別だけど)。
「意味の構造」(井筒俊彦全集)
「意味の深みへ」と間違えないように。
さわりの一般論のみ読みました。イスラム学者にして語学の達人である著者の意味論が読めます。

「言語の脳科学」　酒井邦嘉
順位不明
極めて良書である。２００２年の書だが、この著者は、その後、
どんどん出世し、今は東大の生理学教授である。
チョムスキーの普遍文法について書いてあるのだが、チョムスキーは言語学において革命を起こし、
あらゆる言語がすべて共通の基礎的文法を守っているとしている。
ここから、言語学は発達し、文法の遺伝子が存在することを予言し、
あらゆる言語と、なんと驚くべきことに、すべてのプログラム言語も、文法の遺伝子の影響下にあり、
統合することができるとしているのだ。

>>276
文法が似ているってわかりますね。
いくつもの国の言葉が似たような作りになっていて、若干、
国によって違いがある。ほとんどの国の言葉に格変化がありますし。

「日本の歴代権力者」　小谷野敦
順位不明
日本の歴史には天皇が権力を握ることが少なかったというから、
天皇と歴代権力者との権力の比較のために読んだが、ほとんど天皇についての記述はない。
天皇は歴代権力者に一人も名を連ねることがないため、本来の目的はまったく果たせなかった。
参考文献の多さには、すさまじいものがある（数百冊あるだろうか）が、あまり読んで面白い本ではない。
天皇が権力を握るのが少なかったと主張している北一輝の「国体論及び純正社会主義」をいずれ読みたいと思う。

北一輝の「国体論及び純正社会主義」、１０００ページもあるのか。
読むのやめた。

読書メーターのウールの感想覗いたが、概ね好評じゃねえか
相変わらず自分の都合でしか物事見てないんだな記憶は

そうなんだ
記憶喪失の書き込みって全く信用出来ないな

会話になってると思ってたら変なところでうそをついてたか

素数の事でも嘘ついてたしなあ
まあ本人は嘘という自覚はないんだろうけど、だからなおさらタチが悪い

>>280　あれを好評だと思うなら読めばあ。

見てきたが序盤だれるってだけで普通に高評価じゃん

俺も見てみたが普通に評判いいじゃん

「底辺女子高生」　豊島ミホ
６０位／４２６作品。日本語小説。
地味系女子のエッセイである。まず、作者は家に帰ったら寝るまでずっと勉強しているような
進学校の出身であり、その二年生の時、学級で自分がいちばん下だと思ったことから、
家出を決行。十四日家出しているが捕獲された。その間、特に性的なことはなく、おじさんおばさんとしか話していないという。
家出なんて幻想だと切り捨てる。そして、下宿生活、保健室登校などが始まり、
みごと、卒業できず、みんなとは別の時期に卒業した。その三年間を描いた貴重な資料である。
笑える書き方がしてあり、男子といっさい話すことができなかったとう作者だが、
なかなか面白いエッセイに仕上がってる。しかも現実的で迫真に迫ってる。

「夜這いの民俗学・夜這いの性愛論」　赤松啓介
順位不明
「十五歳になると若衆入りで、すべての男が年上の女や娘から性交を教えてもらう。
私の経験では女の子でも九つ、十一にもなると、あがいよい女になる。
それを、男の子にも、女の子にも、絵を書いて、よけいな知恵をつけるだけで成年式の二十まで性交禁止を理想とするなど、
どんな根性しているのかわからん。
もう十一、十二になったら性交をやらせる教育をしないとほんま子供がかわいそうだ。」
と書いてある。がしかし、
どうも、むかしの開かれた性というものは、
おっさんが十三の小娘の処女を奪い、おばちゃんが十三歳の少年の童貞を奪っていたようである。
全然うれしい習慣じゃないし、やはり性の楽園など夢物語なのだろうか？
小谷野敦が批判するのもわかるというものである。

なんで順位が「不明」なんだ？

>>3
渡辺淳一といえば、やっぱ失楽園が有名ですよね
それに引き換えちょっとマイナーかもだけど
こちらも、なかなかいいと思いますよ
【京に輝く】渡辺淳一「化粧」蔦野姉妹を語るスレ【四つ星】
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/litechara/1386773824/

ログ速で小説スレ検索して記憶がランキング書き込んでたときのイラつき度は異常

　　２０１３年ベスト１０
「名もなき孤児たちの墓」　中原昌也
「脱走と追跡のサンバ」　筒井康隆
「神聖代」　荒巻義雄
「くるぐる使い」　大槻ケンヂ
「三島由紀夫レター教室」　三島由紀夫
「私という病」　中村うさぎ
「ショートショートの花束１」　アンソロジー
「底辺女子高生」　豊島ミホ
「みずは無間」　六冬和生
「占星術殺人事件」　島田荘司

読書中でめちゃ面白いのは「鳥類学者のファンタジア」奥泉光

ボッスも知らなかった奴が神聖代だとよw

「隣の家の少女」　ジャック・ケッチャム
６８位／１７３作品。翻訳小説ＳＦ以外。
有名なホラー小説である。読むと憂鬱になるといわれているらしいが、
そんなことはなかった。エロい部分もあるが、この本でオナニーでもしようなら、
あとで罪悪感の懸念にかられることだろう。そして、児童虐待事件を描いた物語として、
興味のあるものなら、読んでも損はない。読みやすい文章で、さらりといける。
が、ホラーの殿堂として宣伝されてるほどのことはなかった。

面白かった順に並べると、

　　２０１３年ベスト１０
「みずは無間」　六冬和生
「占星術殺人事件」　島田荘司
「脱走と追跡のサンバ」　筒井康隆
「三島由紀夫レター教室」　三島由紀夫
「名もなき孤児たちの墓」　中原昌也
「くるぐる使い」　大槻ケンヂ
「ショートショートの花束１」　アンソロジー
「底辺女子高生」　豊島ミホ
「神聖代」　荒巻義雄
「私という病」　中村うさぎ

あっそ

もうすぐで星新一の文庫本フルコンプだ…

記憶が「大いなる助走」読んでるのが笑えるな

ラノベ未経験者が羞恥心を感じずに読めるライトノベル10選 - 補助線とタワシ
http://hojosen-watashi.hatenablog.jp/entry/2013/12/21/152934

ゼロ使は羞恥心あるだろ
んでもって未完だからモヤモヤ必須だし

必須じゃなくて必死。笑わせるな！

必至だった。ミス。

「鳥類学者のファンタジア」　奥泉光
１２５位／４２７作品。日本語小説。
語り口が軽妙で本当に読んでいて面白い。読みやすいし、笑えるおすすめな作品。
ただし、宇宙オルガンと天体の音楽という主題は、掘り下げがあまいと思った。
前振りだけで終わってるのが残念なところ。やはり、宇宙の謎を説き明かした天体の音楽ＳＦなど
誰にも書けないのか。

天体の音楽SFってほかにどんな作品があるんだ？

「クズがみるみるそれなりになる「カタマリさん」式モテ入門」（１巻だけ）　石川博品
１３１位／４２８作品。日本語小説。
かなり笑える。ただし、フォントを大きくしているのはいただけない。
後半は少し、ネタ切れ気味というか、まとめるのに苦労したような感じ。
笑えるが、これを読んでもモテるような参考にはいっさいならない。せいぜい、髪型を変えるくらいしか具体案はない。
が、学園ＳＦラブコメとしては、ループものでもあり、面白いと思う。
カタマリさんのキャラや口調、全体的な笑いの感覚はかなり高い。
ＳＦ観も、セーブポイントに戻るという時間ＳＦとして、何の独創性もないがうまい。
ひさしぶりに読んで楽しいラノベ。

カタマリさん、６３位まであげるわ。

順位の基準って何？

>>307　おれが読んで面白かったか。という完全な主観です。
歴史的価値は考慮しません。

じゃあ他人には参考にならない順位なわけだ

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」（１巻だけ）　渡航
２１３位／４２９作品。日本語小説。
冒頭のレポート提出には爆笑した。しかし、これは欄外であり、小説本文ではないため、
順位を落とした。読みやすいし、好感がもてるが、げらげらと笑ったところはあまりない。

笑えれば評価高いんだ

あらすじ書いてどこどこが面白かったみたいな糞レビューばっかだね
何も期待してないからいいけど

131位がすぐ63位に変わるとか、どだけいい加減な順位なんだよ
そんな適当な順位をこれみよがしに連投出来る神経がわからんわ

次スレ立てるときのテンプレでも考える？
今のは記憶が改竄してるし

ID:115.39.224.104にまかせとけばいいんでねw

>>314　改竄って何だ？　始めっからこうだぞ。

>>316
お前の糞長いランキングのことだよ

>>317　だから、最初っから、おれのランキングを貼れるスレを立ててるんだけど。
その１に書いてあると思うけど、このスレは、おれが立ててた
「読んだ小説を全部ランキングするスレ」その３のつづきだからな。

>>318
クグッた
ごめん
半年ROMる

スレを私物化しておいて何威張ってんのこの人？

318の日本語が何を言ってるのかわからない
「読んだ小説をランキングするスレ」とやらでやってりゃいいのになんで「ラノベ含む読書の話スレ」のテンプレを勝手に書き換えたのか

>>321　避難所の２８スレの３２０あたりを見ろ。

今年は１３８冊買って、９４冊読んだ。

無職なのに何でそれしか読めないのか不思議
リーマンの俺でも月4、5冊ペースで50冊くらい読んだのに

>>323はアマゾンで買った分とその中で読んだ分ね。
実際にはもっと読んでるよ。

>>324　こいつはいいがかりいいがかりつけてくるだけなので、いつもスルーしているが、
５０冊読んだからなんだっつうんだよ？

>>325
94冊読んだからなんだっつうんだよ？

「ハーフィズ詩集」　ハーフィズ
１６０位／１７４作品。翻訳小説ＳＦ以外。
十四世紀のペルシャの詩人の抒情詩。イスラム文学では有名らしいが、つまらない。
酒を飲んで、恋人を称えているのだが、ただそれだけ。美しいことばはまったくなかった。
「コーランを偽善に用いるな」と書いてあったことと、恋人が十四歳だと書いてあったことが
ごく一部であるが、興味をひかれた。

記憶はロリなんだ

前スレはランキングスレだったんですか?

ならランキングスレ続ければいいのに

記憶喪失さん、ランキング発表は半年1回ペースでベストまるまる発表にすればいいんじゃないですか？
あと、自由に書評と反応書くスレにすればいいんじゃないですか？匿名で反応なさってる方の書評も欲しいですし。コミュニケーションがイマイチ上手くいってないですよね。

>>331　いや、読んだたびに、書評を書くよ。
ランキングは一年に一回か、スレが新しくならなければのせないつもりだよ。

まあ、おれの粘着が多いからねえ。気軽に書評は書いていいよ。

助詞が足りない気がする

スレ立つたびにランキングを張り付けるんだってさ

『諸葛孔明　上下』陳舜臣　中央公論社（1991、初版）

読みました。レッドクリフの細かいやりとりのほとんどは、
実は赤壁の後に起こったことかもしれない。

「第七官界彷徨」　尾崎翠
１８３位／４３０作品。日本語小説。
第七官で詩を書こうとする女性が主人公である。精神科医、植物学者、音楽家の
兄弟と一緒に住んでいる。こけの恋愛を語る場面がたいへん面白かった。
セヴンセンシズに目覚めなかったのが残念なところ。

また本買った。

もてない男、退屈論、恋愛の昭和史、江戸幻想批判、
アムリタ、ＫＮＯＷ、ハーモニー、輝く夜、夜市、イン・ザ・プール、檸檬のころ、

徒然草を読んでるんだが
貧乏人は裕福になりたいなんて考えるから盗みを働くと言ったり
どこかの寺の和尚が自分の顔を鏡で見て不細工だと思い引きこもるようになったことを殊勝な心掛けだと言ったり
田舎者には風流は分からんとか言ったり
兼好法師は結構差別的な考えしてて面白いな

>>338
そんなことが書いてあるんですかｗ
人間の醜い心には、文学とか芸術がつくられる根拠があるみたいなんですけど
なんでそうなるのか良くわからないですｗ

人は、悪魔のような心をなぜか、芸術にして表現してきたみたいです。

しかし、ラノベレビューを書く人は完全に消えたなあ。
自分の好きな作家が不祥事を起こしたからって、何のコメントもなく消えるのはどうかと思う。

関係ない気もするけどなあ
それに好きな作家が不祥事起こしたからって
その事についてレスされてもちょっと反応に困らないかな？

記憶喪失さん、ストーリーの話じゃなくて、
文体とか、小説から受ける素直な感想みたいな話はされないんですか？

コピペで文章書いてたらうっかり失敗しました。小説から受ける素直な感想みたいな話はありますね。
訂正
記憶喪失さん、ストーリーの話じゃなくて、 文体の話はされないんですか？

百年の孤独、いま挫折しそうです。別の本に移っちゃってます。
好きな人は好きだろうことはなんとなく伝わってくるのですが。
小説も漫才も、ハイテンポを良しとする好みの傾向の現れかもしれません。
次は、既に買った「きことわ」と、ゴールデンタイムか、となグラ！を読もうと思います。
竹宮作品は、何度も立ち読みしたのですが、登場人物の口調の表現が上手いですね。自分なりに少し分析しています。

反体制をテーマにした小説のオススメを聞かれて百年の孤独を挙げてたのを見て記憶は何も理解してないんだなと思った
あらすじとか面白かった箇所を書くだけで総括的に本質を捉えた感想を書いたことは一度も無いよね
部分しか見れないからアンナカレーニナが喪男をテーマにしてるから人気があるとか意味の分からないことをぬかす

記憶はあらすじ書いて面白かったつまらなかった言ってるだけだからな
小学校低学年の読書感想文レベル

「きことわ」
時間をテーマにしたオサレな小説。僕は好きじゃない。

朝吹真理子ってやっぱり詩が好きなタイプか
m.youtube.com/watch?v=c8Z2NBsRQp0
西村賢太寄りの人間としては、価値観が相容れない。
芸人はどれだけ笑いを取ったかが勝負だけど、一方、アート(笑)な小説を書く作家って、
読者の感情をどれだけ喚起するかの勝負から逃げてると思うわ。

文体の話って、舞城が一位な時点で充分だと思うんだけど。

「もてない男」　小谷野敦
９５位／４３１作品。日本語小説。
名著である。笑いに飛んだ記述がしてあり、
小谷野はみずからがかなり恥ずかしい自慰をしたことを告白している。
もてない男の心理についても共感を覚えるし、素直な告白だと思う。
美女を褒め、自分の好みは美女より知性だと述べ、才色兼備を要求し、
恋愛ができないことを妬みという思考で論じていく様は納得させられる。

「夜市」
３８７位／４３２作品。日本語小説。
「夜市」と「風の古道」の二編からなる。どこが天才的なのかまったくわからない。
弟を子供の頃、売った少年がとり返そうという話なのだが、何の感動的なこともなく、
何の怖いこともない。ただ、だらだらと構成を組み立てつづけた話が書いてあるだけである。
アニメ「化物語」でも見た方がマシだろう。

またケチつけるだけの感想文か

「輝く夜」　百田尚樹
２９６位／４３３作品。日本語小説。
この作者の展開には意外性がない。ただ取材通りの話をまとめてあるだけだ。
この作品は、五編の短編からなるクリスマスの恋愛小説だが、すべてとってつけたような
どんでん返しが当り前のようにあり、当り前の幸福な結末を迎えて終わる。
速読したので、理解は浅いが、あまりたいした話はなかったと思う。

点数つけるくせに速読しかしないとかふざけてんの？

>>354　あなたは荒らしかと思ってたが、ちがうなら、話合いに応じるが？
何が問題なのかな。

京極夏彦のルーガルー読んでるけど他の作品と比べて読みやすい
蘊蓄が少ないからかな

蘊蓄のない京極ってのは味気ないな

あのしつこいくらいの蘊蓄と言い回しが京極の持ち味の１つだからね

『うぶめの夏』

何年か前に読みました。前半の超常現象談義はすごかった。
人によっては、前半で挫折するんじゃないですか？
あの部分だけが極端に難しいですね。あとは普通のミステリーかな。

文学的にどうなのかはさっぱり分かりません。

『魔王と勇者』系列のラノベの源流を探すと、ドラゴンズ・ウィル辺りかね？

最早ブックオフですら見つけるのが困難な代物だけど

田波正原稿集買ったけどおもしれーなー
記憶は買った？

>>361　面白いのか。ジャンルは何？

不思議の国のアリスのオリジナル原本地下の国のアリス読んだ
ハンプティダンプティとチェシャ猫は出てこなかった
青い芋虫とウサギと女王は出てきた
全体的な構想は変わらないが細かいところが違い面白かった

原本て原書で読んだってこと？
すごいね

ちなみにハンプティダンプティが出てくるのは「鏡の国のアリス」
「不思議の国のアリス」にはもともと出ていないよ

「ハーモニー」　伊藤計劃
１９３位／４３４作品。日本語小説。
くだらねえ。殺せと命じられただけで殺すやつはいない。
人の悩みを解決する脳内プログラムを組み込んだら、意識が消えただあ？
どうでもいいわ。なんというか深みがない。
全部、表面的な虚飾で彩ってるだけの薄っぺらな読み物。

>>337
おっ、記憶がインザプール買ったか
おれはインザプール→空中ブランコ→サウスバウンド→ウランバーナの森で
奥田センセイにはまりだしてるクチだ。感想を楽しみにしてるぜ

そんだけ罵っておいて193位って
その下の順位の作品はもっとひどいってことになるが

>>368　その下はもっとひどいよ。

>>364
あ、ごめんそうじゃない
原本の複製とその日本語訳がセットで売ってたんだ

>>366
表面的な虚飾で彩ってるだけの薄っぺらな感想

>>370
地下の国にそんなのが出てたんだ
じゃあ挿し絵はキャロルの直筆？
プロのテニエルに比べるとさすがにキャロルの絵は…まあ味はあるんだけど

>>371
虚飾があればまだましだが、ただけなしているだけにしか見えない
それだけけなしてる作品がランキングの中位というのも呆れる

>>372
日本語訳の方はテニエルで
複製の方はキャロルの直筆だよ
最後のページにキャロルが描いた（物語の方のアリスじゃなく姪の方の）アリスの肖像画もあった

このスレって、感想書くときにランキング作っとかなきゃダメだったりする？

>>373
肖像画？
写真じゃないんだね

>>374
ぜんぜんオッケー
ランキングなんかするとむしろうざがられるだけだからやめとけw

>>374　そんなことはない。ただの読書スレだ。

>>375
何年か前に写真の裏に肖像画が描かれているのが見つかったとあった

>>377
へー、そんな発見があったんだ
色々質問に答えてくれてありがと
ルイスキャロルがお好きなのかな
鏡の国とかスナーク狩りとかシルビィーとブルーノの読んだ？

>>378
いや偶々目に入って気になったから買っただけなんだ
ただ面白かったから他のも読んでみようと思ってる
書いてくれてるのを今度買ってみるよ

くだらないとかどうでもいいとか深みが無いとか薄っぺらとかじゃなくて
どうしてそれがダメなのかちゃんと納得できるように書いてよ

くだらなくてどうでもよくて深みのない本よりがランキングの真ん中あたりゆら、それより下のはどんな本なんだよ
本の選択から間違ってるとしか思えないな

無駄にネタバレするだけの糞駄文

>>379
不思議の国と鏡の国を未読ならまずそれからの方がいいと思うよ

>>380　だから、書いてるだろ。悩みをなくすために意識を消す医療器具なら、
今すぐにでも作ってあげるよ。そんな話の何が面白いのさ？

>>381　本なんてつまらないものが多いよ。それを知らないのが不思議だよ。

>>384
へー、すごいね
じゃあ作ってみてよ

意識の消去は確かに結果としてあるけど、その部分があの本のメインではないと思うんだが

>>385　のこぎりで首切れば大丈夫だと思う。

>>389　じゃあ、何がメインなんだよ？

>>387
のこぎりはお前が作らなくてもすでに存在しているし、医療機器ではない
そもそもそれでは死んでしまうから話が成り立たない
出来もしないことを言うものじゃないよ

そもそもハーモニーは意識がなくなるなんてどこにも書いてないし
記憶はまともに本が読めないみたいだな

>>383
ありがとう
とりあえず不思議の国のアリス買ってきたから読んでみるよ

意識なくなったらみんな寝たきりでチューブつけて暮らすのかね？w

http://www.amazon.co.jp/gp/pdp/profile/A2ABY9O38UL3I7/ref=cm_aya_pdp_profile

このレビュワーって記憶？

「ラノベではない」なんてくだり必要か？w

動物農場読み終わった
豚を支配者側に置いたのは豚も人間と同じ毛のない生き物だからかな
ロバのベンジャミンだけは披支配者側で唯一全て分かってたみたいだがなぜ黙っていたのだろうか
結局は支配者の顔が人から豚に変わるだけだった
ロシア革命後のソビエトを風刺した物らしいが他の国にも当てはまる
初めてこの人の作品を読んだが考えさせられるものだった
作中で最も好きな人物？はロバのベンジャミンだ
最後の方の彼が初めて自身に課したルールを破り壁にかかれた文字を読んでやる場面が印象的だった

動物農場面白いよね
確かにロバは哀れだ
最後は過労で死んじゃうんだっけ？
オーウェルはかの有名な「1984年」も読むといいよ

>>395
ロバじゃなくて馬のボクサーだね
過労死じゃなくて屠殺業者に連れていかれたんだ
1984年も読んでみようと思ってる

>>396
そうか馬だったか
昔読んだから細かいところは忘れちゃったよ
1984年はマジおすすめだよ

記憶喪失した男、センター試験に挑戦。

三十六歳無職作家志望、経済ブログ執筆、無勉
現役時代８００満点中６０９点

現社　７０点
世界史Ｂ　４７点
国語　７２点　（評論２４点、現文２２点、古文１５点、漢文１０点）
英語　２５点 　英語は問３が終わった時点で投げた。
数１Ａ　０点
数２Ｂ　０点
生物　１６点

小計　２３３点／９５０点満点

>>384
中禅寺秋彦が、初めて読む本ならなんでも面白いと言っていたじゃないか！！

>>384
なんか勝手に知らないことにしてじぶんの主張を通そうとしてるけど、君の度量が足りないだけなんじゃないの？
今まで2000冊くらいは読んでるが、ボロクソ言うほどひどい本なんてそんなにない
読んだ本の半分もつまらないんて、選び方がおかしいか、好奇心が足りないか、本を読むのに向いてないかだ

記憶、経済ブログ書いてたの！？
読みたいｗｗｗｗ

スレ違いのマルチに反応するなよ
記憶が調子に乗るだろ

「イン・ザ・プール」　奥田秀朗
１２９位／４３５作品。日本語小説。
第一話「イン・ザ・プール」はあんまり面白くないけど、第二話から、
主人公伊良部一郎のキャラが立ってきて俄然、面白くなる。
正直、主人公とはとても思えない格好悪い主人公だが、それが逆に心地よい。
伊良部のダメさ加減が楽しめた。精神病治療に関しては、治療法がこれでいいのか首をかしげるところもあるが、
どうせ効く方法なんてないんだから、という伊良部の治療法は納得いく。
「患者は全部、心身症にしろっていってるのに」がお気に入りのことば。

「[映]アムリタ」　野崎まど
２９９位／４３６作品。日本語小説。
ごく平凡な話だと思う。語られるだけで見たやつはいない傑作映画を
作ってしまった天才映画監督と俳優の話だ。こんな映画は語られるだけで
作ったやつはいないのだから、ああそうですか、としかいいようがない。

ごく平凡な作品が、ボロカス書いたハーモニーより順位が下という不思議

その時の気分で恣意的に順位付けされた意味のないランキングだから仕方ない

「退屈論」　小谷野敦
順位不明
これはいささか、根拠の薄い本である。退屈について論じている。
フェミニズムの比較文化論者である小谷野敦であるので、当然、
中心は、性に対して退屈するという話になる。
人類のように高度に発達した知性は退屈を感じるとしている。
一方、動物はというと、発情期というものがあり、それ以外では性交はしないが、
性を模した遊びはあるようである。
つまり、著者の論の一部をわたしが抜き出しているのだが、
人類は退屈をまぎらわすために年中発情するようになったというのである。
しかし、ちょっとその箇所が見つからないが、立花隆の本を根拠に、
性欲の強い男性を集めて性漬けにしたところ三週間もすればみんな飽きてきてしまっていたと
いう実験を紹介している。退屈をまぎらわすにはどうしたらよいか、最後はなんか、
自動車を減らせとか無茶苦茶なことを言い始めて終わる。あまりおすすめな本ではない。

>>406
しかしボロクソ書いたハーモニーが193位で、それより100以上順位が下のが「平凡」ってどうよ？
ハーモニーより下の順位はもっとひどい作品ばかりだって、ついこないだ言ったばかりなのにさ
何を基準に順位つけてるか全く意味不明

>>404
フィクションに現実を引き合いに出して、ありえないからどうでもいい的な反応だけど、なんのためにフィクション読んでいるの？
記憶喪失のよく読んでいるSFとか、実際には実現できていないことのオンパレードじゃん

>>408
一貫性があればどんなに納得しがたいランキングでもまだ理解はできるんだけどね……

メインは監督と俳優の話なんだろ
そんな傑作映画を細々と描写するなら、そっちを小説にするっての
テーマと関係ないことが語られてないからってそれに文句つける意味がわからない
たとえば引退したスター野球選手の話は現役の頃から書かなきゃならなくなっちゃうじゃんw

>>409　あんたの相手しているやつ、ただいちゃもんつけてくるだけの荒らしだから。

平凡のどこが褒め言葉なんだよ。

平凡が褒め言葉なんて、いったいどこに書いてあるんだろう？
ねつ造していちゃもん認定とか、どんだけ姑息なんだか

>>401　デフレ派のブログってやつだ。
最近は、経済のネタがなくて時事ネタやってるけど。

不思議の国のアリス北島太郎訳 読んだ
訳が独特で最初は驚いた
後で調べてみるとやはり怪訳と言われていた
ただ慣れるとなにも思わなくなるし面白い翻訳文だった
次は別の人の翻訳文で読んでみようと思っている

アリスはあちこちから出てるからなあ
ギャル言葉しゃべるバージョンがあってアホかと思った
おすすめは数学者のガードナーの注釈付の東京図書版だけど、手に入るかどうかはわからない

『文明の衝突』サミュエル･ハンチントン著　鈴木主税　訳　集英社（１９９８）

読みました。

自宅で周りがうるさくて、全然集中できませんでした。

自宅環境の報告じゃねーかYO！

すみません。アリス・イン・ワンダーランドの制作秘話
みたいなことは全然知らないので

？

「ＫＨＯＷ」　野崎まど
３００位／４３７作品。日本語小説。
ブレインマシンインターフェースもの。「ニューロマンサー」と比較してみると、
結局、電脳ＳＦは三十年間、まったく進化しなかったのかとすら思えるほど、
ＳＦの中核となる部分は凡庸。曼荼羅、宮内庁などの日本文化をなぞるところは好き。

ＫＮＯＷ、２３４位まであげる。

>>419
>>417が独り言か、誰の返答レスかわからないんで何となく書きました。

？？

>>418
別に普通に感想書けばいいよ

もう知らない。わからないままでいなさい
>>424
そうですね

サンデルの
これからの正義の話をしよう
iTunesStoreで700円だったから、買ってみたが、中々に面白いわ。
ここまで具体例を執拗に出してくる哲学解説本は中々ないね。

前回買ったけど、書き忘れていたやつ。

　ウは宇宙ヤバイのウ

また本買った。

ＩＴ（全４巻）、掏摸、遮光、手紙、秘密、ファースト・サークル、テキスト９、非望、
バーナード嬢曰く

また一個、書き忘れ。

買ったもの。

瑠璃色にボケた日常

「檸檬のころ」　豊島ミホ
１７３位／４３８作品。日本語小説。
非常に心理描写に優れた純文学である。おすすめする。高校生活を描いた連作短編集である。
いちばんよかったのは「ルパンとレモン」で、この短編の中だけなら、加代という作中の美女役が、
冴えない男を選んだともとれるのである。しかし、全体を読むと、加代は野球部の威張ってるエースと
付き合っているのであり、それは現実ならそうなるのかもしれないが、
弱者に光を当てた物語とはぼくには読めなかった。そのため、大幅に順位を落とし、百位くらい落としてこの順位にある。
心理描写、学園描写は非常に上手である。ぜひ読んでほしい作品だが、加代があの男と付き合うのがちがう感が激しいのである。

「ウは宇宙ヤバイのウ」　宮澤伊織
２７２位／４３９作品。日本語小説。
ギャグが笑えない。
ＳＦとしては、宇宙世界混淆（ワールドシャッフル）という二つの平行宇宙を融合させる機械が珍しい。
平行世界を結合した際、世界Ａから世界Ｂへエネルギーが移動してしまうというのは面白い。
あと、物理の四つの力の他に五番目の力と六番目の力で、愛の力と暴力を描いていたのが面白かった。
だが、全体として、宇宙は危機じゃないし、簡単に敵をやっつけれるし、女の子に魅力はないし、
話の構想も行き当たりばったりで物語としてはあまり面白くない。ＳＦマニアでなければ読む必要もないだろう。
リングワールドのステイシスフィールドと、世界の中心で愛を叫んだけもののクロスホエンが出てくる。

ビブリア５巻読んだ
作者の本に対する愛がひしひしと感じられていい

「掏摸」　中村文則
３８位／４４０作品。日本語小説。
未曽有の傑作である。すりの話である。犯罪小説として、最高傑作に近い評価を与えたい。
必読である。すりとして生きた人生がどのように終わるかに興味がある、と序盤に描かれる。
その辺りから、ぐいぐい引き込まれていった。抜群に面白い犯罪小説である。
純文学の最近の寵児に、中村文則はなっているようだ。その代表作である。
ぜひ、お読みいただきたい。

『MADE IN RUSSIA ロシアは何をつくったのか』森本忠夫　杉森康二　江南和幸
草思社（１９９７．１２．１　第１刷）

読みました。

またビブリアにとりあげられた本が売れるんだろうな

面白いもの見つけたから紹介。
論文「漫才における「フリ」「ボケ」「ツッコミ」のダイナミズム」
http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/27619/1/061.pdf
Podcast 現代漫才論（仮）＃３０『Ｍ−１グランプリ総括。チャンプに見る、筋フリ論』
http://www.voiceblog.jp/anokorono/1836732.html

小説だと面白かったのは
「ガーデン ロスト」紅玉いづき
視点・文体は登場人物視点だが、
携帯小説よりもリアルさ(いかにも登場人物になった感じを出すこと)に成功している。

ビブリアで取り上げられた本が復刊していたりするからすごいよなぁ

アーサー王物語完訳を取り上げてほしいです
プレミアついてて高過ぎ

>>437　アーサー王物語に完訳も何もないんじゃないかな。
八世紀頃から、少しづつ作られていったもので、十五世紀になってもまだ作ってたし。
どの話を完訳したのかわからないよ。

>>438
そういう意味でいうと完訳ではないかもしれないけど

魔剣エクスカリバー、円卓の騎士、魔術師マーリ ン、騎士ラーンスロットの冒険、トリストラムと イソルテの悲恋、聖杯探求…。
あらゆる英雄譚、 恋愛譚、奇蹟譚の伝承が詰まったファンタジーの 宝庫―「アーサー王伝説」。
本シリーズは、1485 年刊行の原典・キャクストン版を、全訳し紹介す る、本邦初の完訳版。

ということで筑摩書房から全５巻で出てたんだよ

>>439　聖剣ではなく、魔剣エクスカリバーなのかい？
全５巻とは、かなりの大著だねえ。

おれが読んだ「アーサー王の死」は１４６０年くらいのだったと思うけど、
１００ページくらいだった。

お久しぶりです、初めての方ははじめまして

『クリス・クロス 混沌の魔王』 高畑京一郎

このコテを名乗るうえでは読んでおかねば、と思いつつ気づいたら年が明けてしまった作品。
閑話休題、いわゆる仮想現実系ラノベの古典と言われる作品である。
ゲーム内の生死が現実とリンクするのしないの云々、今読んでも新鮮味のある主題ではないが、1994年の作品としては時代をかなり先取りしている。
その点でも興味深い作品だが、時代背景を結びつけて論じるのは荷が重すぎるため、純粋な作品のレビューを書かせていただく。

本作の舞台は、最先端技術の粋を集めて作られたバーチャルRPGの世界である。
現実世界の描写はほとんどなく、淡々と地下ダンジョン内での探索・戦闘の描写が行われる。
ゲームに没頭することの是非を問うたり、現実と仮想のギャップを描いたりすることは一切ないので注意されたし。
賛否両論だろうが、舞台が物理的に暗く、文章もかなり淡々とした一人称語りであるため、引き込まれるとは言いがたい。
なんというか、人がプレイしているゲームを横から見ているような置いてけぼり感がある。

さらにいえば、一場面に複数のキャラが介することが多く、これがたいへんわかりづらい。
登場人物の名前はいずれも横文字、かつあまり内面が掘り下げられないため浅く、言ってしまえば使い捨てにしか見えぬ者もいる。
キャラ同士の掛け合いは基本を抑えウィットに富んだものだが、読み返すほど味があるとも言えない。
一冊読み切りでは無理があるかも知れないが、もう少し丁寧にキャラを作るべきだったのではないか。

以上、悪口のようになってしまったが、悪い作品ではない。
淡白ながらクセのない文体で、必要な情報だけが表示されるゲームらしいと言えばらしい。
だが巷で騒がれるほどの名作ということもなく、過大評価な感は否めない。
この手のラノベのステレオタイプとして文学的価値があるかもしれないが、作品としては浅く、再読したくなるものではない。

いつも詳しい解説乙です
ラノベは有名なのしか知らないので参考にしてます
これからもレビューよろしく！

>>441　お帰り。

>>441
待ってました！！

>>441
おかえり！

皆さんありがとうございます
大学も休暇に入り、バイトも休職中なのでまたしばらく書かせていただこうと思います

先日、道尾秀介氏の『向日葵の咲かない夏』(一般小説)を読了しました
かの市橋達也が読んでいた本とあり、話題の種にと手を出したのですが、予想以上に印象深い作品でした
できればレビューをしたかったのですが、どうしてもネタバレに触れてしまうため、漠然とした紹介に留めさせていただきます

これは、万人に勧められる作品ではありません
叙述トリックが実に見事なのですが、何せ作品全体がとても陰鬱で救いようがないのです
人によっては読む気を削がれてしまうかもしれません

ただ、この救いようのなさが私にはとてもツボでした
言うなればそれは理不尽ではなく、理詰めの先にある絶望なのです
私は意味のない死やキャラの使い捨てが嫌いですが、この作品にはそれがありません
実にロジカルに、緻密に退路を絶たれ、どん底へ沈められていくような展開は、心から恐ろしさを感じるものです
読み返して初めてわかる様々な伏線、考察の余地も考慮に入れるに、大賞受賞も頷ける出来といえます

文体は平易で読みやすく、初読のハードルは低めです
拙い紹介ですが、もし興味を持たれましたら手に取っていただけると幸いです
「読まなきゃよかった」「二度と読みたくない」と思ってしまわれた場合は申し訳ありません

ちなみに私の中では、面白かったですが二度と読みたくない作品に入ります(笑)

ネタバレに配慮してくれてありがとー
このスレにはそういう配慮が一切出来ない奴がいるから見習って欲しいもんだね

>>446
＞ちなみに私の中では、面白かったですが二度と読みたくない作品に入ります(笑)

あなたの感想は、本の内容のように複雑なんですねｗ

>>446
市橋云々以前に、有名な本ですよ。
>>447
ツッコミを入れると、叙述トリックであると、言ってはいけないと思う。
>>448
本を読めば分かりますが、別に複雑な感想ではないですよ。
1確かに小説はただおもしろければいいという人もいますが、
2論文「漫才における「フリ」「ボケ」「ツッコミ」のダイナミズム」
http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/27619/1/061.pdf
で、明らかにされているような、ある感情を読者にもたせるに至る斬新又は効率的プロセスの探求や、
『向日葵の咲かない夏』のような今までの小説にない感情をもたらす小説こそ、重要だと思います。

お、おう

ミステリーに飽きてファンタジーに走ろうかと思うんだけど
おすすめのファンタジー教えてくれ

ＳＦじゃいかんの？

>>451
ロードス島戦記(　　　´・ω・｀　　　)

『"不思議" 取り扱います 付喪神骨董店』 御堂彰彦

１巻のみ読了。
不思議な力を持つ骨董品『アンティーク』と、それに魅せられてしまった人々を描く異能力系ラノベ。
いわゆるバトルロワイヤルの話系だが比較的落ち着いた作風で、心情描写の比重が大きい。
『アンティーク』ひとつに対して１話といった形式なので、ひとつひとつの話は深くないが気軽に手に取れる。

なかなか面白かったが、全体的に主題を描ききれていない感がある。
どの話も教訓的な『いい話』だが、話を巻きすぎているためか単に説教臭く感じてしまうのだ。
また、結局主人公が強くカッコいい勧善懲悪なので、『アンティーク』の所有者に肩入れさせたいのかさせたくないのかよくわからない。
何かとチグハグで、言ってしまえばラノベの限界が見え透いてしまう。
読むのに支障があるほどではないが、この主題のブレさえなければもう少し評価しただろう。

ただし、ラノベというレーベルで見た場合は確実に上位に入る。
明らかに「売れる話」ではない落ち着いた舞台を選んでいるあたり、主要読者層に迎合している感が少なく好感触。
完成度は高くないが叙述トリックめいたことも取り入れており、挑戦的である。
構成の粗さと文体の軽さからそうはなっていないが、一般小説を目指して暖めていたのではないかと推察してしまう。
少なくとも読んで損をするということはないだろう。

文句が混じってしまったが、２巻以降に期待したい。
もしかしたら、中高生がラノベから一般書への架け橋として読んでみるのに適すかもしれない。
当然一般の名著とは比べるまでもないが、正しくライト「ノベル」と呼べるだけの価値はある。

>>452
なんかファンタジーな気分だからファンタジーかなって
>>453
よんでみる(｀・ω・´)b

>>455
ロードス島は名作ですぞ
http://ranobematome.sakura.ne.jp/archives/20140112/26/

紅玉いづき「ガーデン・ロスト」を読んで、
3,4で「…」の用法について考察してみました。
http://m.blogs.yahoo.co.jp/surf57102/9998330.html
あんまり自信がないので、おかしかったらそう言っていただけると嬉しいです。

>>457
名前忘れてました。

>>457
正直読んでいるやつの大半は、そんなこと大して気にしていないんじゃ……
頭の「……」は、地の文のはさむのとは、またリズムが違うし、充分アリだと思う
作家志望の人なら、自分なりの文章ルールとして、こういうのがあってもいいかもね
読み物としては、なかなか面白い

おれは「…」は必ず、二個つづけて、六個にして書くとおそわったけどな、むかし。

「ファースト・サークル」　坂本壱平
４２６位／４４１作品。日本語小説。
ハヤカワＳＦコンテスト最終候補作だが、一貫した筋というものが存在せず、
ただ、なんとなく思い浮かんだものを書き散らしているだけのような感じ。
中身がない。迫力もない。だから、ふわりとした幻想小説となるのだろうが、
まあ、何の斬新さもない。

ケチつけるばっかだな

記憶は読み散らしてるだけ目が文章を追っているだけ冊数を増やすことだけしか頭に無く深く読んだ本は一冊も無い
ナボコフの言う理想的な読者から最もかけ離れてるのが記憶

>>462 >>463 おめえら、うざってえわ。
掏摸とかちゃんと褒めてるだろ。
別に冊数を増やすために読んでるんじゃねえよ。
おまえら、二人とも、アンチとして扱うわ。

「アンチとして扱うわ」だってさ
自分の批判する人はアンチで思考停止か
自分は好き勝手やっておいてさ
批判されるのは自分に原因があるとは思いもしないのだろうか？
受け手のなかった反応から何もフィードバック出来ないならずっとこの人は進歩せず批判され続けるだろう
ま、自業自得だね

>>462　おまえなんて、おれに嫉妬して嫌がらせしているとしか読めねえよ。

>>465　おまえも読む必要のないアンチね。
おまえの批判には内容がない。

この人のどこに嫉妬するというんだろうw

あんまりマジになんなよ……
本の読み方なんて人それぞれじゃん

肯定的だろうが、否定的だろうが
結局は主観に基づいているんだから

>>459
最近、その記事とかダウンタウンの漫才の論文みたいに、理論面に興味があって。
笑いだと、研究熱心な芸人に勝ち目がないから、
泣ける話を分析しようかと思ってるところ。

好き勝手にランキング貼り付けて、好き勝手に本を批判してるのに自分は批判は受け付けません、はおかしいよね

>>471　おれが気に入らないのか、おれのランキングが気に入らないのかどっちだ。

ゴミカスクソ下らない読む価値が無いとか下品な罵倒語を濫発しといて自分だけは叩かれたくないってのはねえ

成田良悟氏の「mew mew！」を購入しました
80円と安すぎて不安ですがこれから読んでいきます

「テキスト９」　小野寺整
１位／４４２作品。日本語小説。
笑える語り口で、
独創的であり、
かつ不確かなものを不確かなまま厳密に検証しようとする姿勢が面白いぶっとんだ傑作ＳＦ。
第一回ハヤカワＳＦコンテストは「みずは無間」と「テキスト９」が集まった奇跡の回だ。

ぼくは、始め、どうせ、つまらないＳＦが入選したんだろうなあ、くらいに思っていた。
で、しぶしぶ買って読み始めた。
最初の頃は、まあまあ、面白いんじゃない？　程度だった。
だんだん、これは、ものすごく論理学に詳しい人が書いているのではないだろうか、と考えるようになり、
途中で、中村文則の「掏摸」より面白いと確信した。
だが、まだ読み終わらず、読んでいくうちに、
「あれ、これ、『みずは無間』より面白いんじゃね？」という気持ちが沸き起こり、
ついには「魍魎の匣」より面白いんじゃね、と思い始め、
とうとう、カントの「純粋理性批判」とどちらが哲学的か、という視点で検討すべき位置にあると結論づけた。

ぼくの読んだことのある日本語小説の中で、最も面白い本である。おすすめする。

句読点の打ち方がおかしいぞ

どんな点が具体的に面白かったん？

いきなりカントとニ択になるのが笑えるw

笑える口で、
じゃなくて、笑える口調で、ね。

>>477　たくさんありすぎて、どれネタバレするか悩む。

とりあえず、現時点でおれがネタバレしているのは、

「偶然だけに頼って知性を獲得するまでにかかる時間よりも、ある知的種族が進化の終点に到達する時間の方が短い。
だから、宇宙人はいない。」

という主張。あと二十個くらいある。

ネタバレすんな

じゃなんで地球人は存在すんの？

>>479
理論の組み立て方が面白いということか
興味わいたので買ってみるわサンクス

いや、マジで「テキスト９」は聖書に代われるくらい価値のある本だと思う。

東洋ファンタジーが作りたいといっていたおれの願望も「テキスト９」がやってくれた。
「テキスト９」以上の作品をおれが作るのはおれには不可能だし、もう後は「テキスト９」を読んだ若者に期待したい。

ピンポイントな自分の好みに合致すると「聖書」
しないと「読む価値なし」
極端すぎる

「遮光」　中村文則
２８２位／４４３作品。日本語小説。
不器用な恋をしている男性の話。まあ、不器用なので浮気をするが、
だから、あまり面白くないな。

＞まあ、不器用なので浮気をするが、
だから、あまり面白くないな。

何がどう「だから」面白くないのか意味不明

『Mew Mew! Crazy cat's night』 成田良悟

『デュラララ！！！』作者の初期作品。
新潟と佐渡の間に浮かぶ架空の人工島を舞台にした、作者お得意のアングラなラノベ。
この島は、ある事情によって開発途上に放棄され、不法滞在者や暴力団の根城になっているという設定である。
『島』シリーズの第２弾と銘打たれているが、明確な続き物ではなく、これだけ読んでも全く支障はない。
なお文体は平易だが、会話を中心に演出が過剰ぎみで、続けて読むと疲れる。

第一に挙げるべきとしては、その登場人物の多さ。
ひとつのシーンに初登場のキャラが１０人近く集まることもあり、良くも悪くも詰め込んでいる。
幸いにしてどれもキャラが濃いのでごっちゃにはなりにくいが、そのキャラづけにやや邪道なものを感じてしまう。
というのも、内面を掘り下げるわけではなく、奇抜な名前や口調で印象を押しつけるようなやり方である。(それが10人以上も！)
これもひとつの作風ではあるが、毛色の違う超人たちに台本のような会話劇を繰り広げられても、そこに現実味は感じがたい。
どうも作り物めいていて、作中の世界に入り込めなかったのが実情である。
このあたりは『デュラララ！！！』にも同じことが言えるが、月並みに言えば人を選びそうだ。

肝心のストーリーは、よく練られておりなかなかの完成度。
暴力団の抗争をモチーフにしているのであろう多重視点は、他のラノベには中々ないボリューミーなものだ。
ただ、場面転換が多すぎるのと、上記の会話劇の問題からえらく冗長に感じるのもまた事実。
結局のところ、作風を受け入れられるかどうかで評価が決まるのではないか。

斜に構えて読みすぎたのかもしれないが、私はどうもこの作者と合わないようだ。
「こんな名前のヤツいないだろう」「こんな口調のヤツもいないだろう」と言った違和感のせいでカタルシスを削がれ、どうも集中できない。
あくまで私の感想なのだが、会話劇についても悪くいってしまえばちょっと「寒い」。
好意的に解釈するなら、練り込みすぎたせいで生の人間らしさが薄れてしまったのかもしれないが。

できるだけ客観的なレビューにするつもりだったが、批評のようになってしまい残念だ。
作者のファンに申し訳ないので、以降、この作者の作品についてはレビューをしないことにする。

>>487
きちんと理由が書いてある批判ならいいと思いますよ

客観的なレビューなんて限りなく不可能だからなww常識的に考えて
小説の楽しみかたは個人によるし好き嫌いもあって当たり前だ
しっかり考えられた批判(と云うか批評)は見ていて面白いし、よく作品を読んでくるのが伝わる。気にするこたない

たまにはおれも感想を書いてみるわ


麻耶雄高 『遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる』

　短編感想その1。短編集『メルカトルと美袋のための殺人』収録。
　メルカトル鮎が作家の美袋三条と組んで登場するミステリーとしては、
もっとも古い作品（だよね？）
「知らない鳥は全部ただの鳥って書いときゃいいんだよ」
　馬鹿馬鹿しいと思う読者が少なからずいそうな感じ（麻耶作品にはよくあること）のトリックなのだが、
個人的にはかなりヒットした。密室における美袋の視点から生じた矛盾と
なぜ美袋が佑美子に恋心を寄せるようになったのかと云う二つの謎が一気に明かされていくのはなんとも痛快。
『翼ある闇』の亡霊出現トリックにしてもそうだが、思い付いても使うのをためらいそうなネタを実際に使ってしまうのが、麻耶先生の偉大なところだと感じる。
　事件の謎が解けた後、メルカトル鮎は思わず苦笑いしてしまうほど鬼畜な行動に出るのだが、
このとき彼が美袋を諭す言葉はなんとも皮肉が効いている。筆者がメルカトル鮎を気に入っているのも、『翼ある闇』で彼に訪れる悲劇をすでに知っているためだからなのだろうか？
　しかし、簡単に諭されちゃう美袋くんもメルカトルに負けず劣らず酷い奴な気も……ww　てか瑠璃鳥の鳴き声「ルーリィー」てなんだよwww


麻耶雄高先生は個人的に気に入っている作家だから、気が向いたら他作品の感想も書こうかな

摩耶は「神様ゲーム」が衝撃だったわ
子供向けじゃねえ！w

『神様ゲーム』は考察サイトをいくつか覗いてみたりしたが、いまだにあのオチがよく解らんww
とりあえず犯人の大切な人を奪うことが天誅ってことで脳内補完してあるが
神様の天誅＝真実　な以上、違うんだろうな……

びっくり館といい、ミステリーランドは完全に大きな友だち向け

え？普通にあの人が犯人じゃないの？

足跡の問題的に、焼かれた人が物置小屋に隠れるのは不可能だった
だからもしあの人が犯人の場合は、井戸の蓋に隠れるしかない
だが小4でクラスでも低いほうの芳雄がやっと入れるぐらいの蓋に大人が入れるわきゃない
？？？？？

あるサイトでは、ドイル君よろしく小人症だったって推理がなされているが
芳雄と焼かれた人のやりとりを見るかぎり、二人が同じ背丈の人物とは思えない
だから、結果的に芳雄が導いた犯人が一番納得できるんだな

他に思いつくのは、
芳雄のクラスはたまたま巨人ばかりで、芳雄自身も実は150ぐらいあった
神様が天誅をくだす前にたまたま寿命がきた
かなあ……どれも微妙だが

>>494
俺も神様ゲーム読んだことあるのでヒントを

主人公が背が低いのは誰に似たのだろうか？

>>495
おれも最初その考えが正解だと思っていたんだが
調べてみると、小学4年生男子の平均身長は133,5cmなんだな
これはいくらなんでも“低め”ってレベルではないだろ

考えすぎだと思うよ
最後にわざわざ
「○○の小さい体が炎につつまれた」
みたいなこと書いてあったし

作者が真相を読者に委ねている以上、どうしても自分なりの考察をしたくなるんだなww
そう云う点では、『夏と冬の奏鳴曲』が個人的にかなりの傑作

綾辻行人『特別料理』

短編感想その2。綾辻行人『眼球奇譚』に収録。
ホラーテイストが強いこの短編集の中でも一際存在感を放っている一作。
「俺はいまゴキブリを食べたのだ」
グロ。あまりにもグロ。個人的に同作者の殺人鬼シリーズと肩を並べるグロ作品。
当初ゲテモノ食いと云うと、カエルか犬ぐらいしか思い付かなかったが、さすが綾辻先生は期待を裏切らない。
作中の特別料理店『YUI』はいきなりとんでもない料理の連発。
ゴキブリのチャーハン、蟯虫のスープ、ミミズの甘酢あえ、ハエ、セミ、ムカデ、虫、蟲。寄生虫。うわぁ。
生き物の名前。並べられるだけでもまともに紙面が見れなくなる。
視覚だけでかなりヤバイのだが、それを食うとくる（むしろ食べにきてる）。
極めつけは、自分の排泄物を使った料理──平たく云えば、ゲ◯やう◯こを……げええええ！
主人公も親切にゴキブリの食感を解説してくれるので、視覚や嗅覚だけでなく味覚や触覚にも嫌な感触が伝わる。
恐怖と云うか嫌悪感がすごいのだが、そのおかげでぐいぐい読み込まされてしまう。
それにしても、綾辻先生はゴキブリを食ったことがあるんだろうか……？
作中に出てきた面子では、カエルの卵クリームシチューあたり、なんとか実際に食べられそうな気もしないではないが
あのタピオカゼリーが入ったものを目の前にどんと出されたらとても食べられる自信がない。
主人公のテキトーな説得により、奥さんがどんどんゲテモノ食いに毒されていく姿が実に爆笑を誘う。
そせて、極めつけはあのオチ。
最終的に◯◯を食うってのはある程度予測できたのだが、まさか冒頭がああ繋がるとは……悪趣味すぎるww
本作は、主人公の軽快な語り口と、内容の恐ろしさのギャップが面白く、同作者の短編では『伊園家の崩壊』と並んで気に入っている。
まあ、どちらもとても知人にはおすすめできない作品だけど。

>>499
素晴らしく吐き気のするレビューですね(笑)
恥ずかしながら綾辻先生は『Another』しか読んだことがないので、ぜひ挑戦させていただこうと思います

綾辻はミステリーはいくつか読んだことあるけど、ホラーは読んでないなあ
もともとホラーはあんまり好きじゃないってこともあるが
綾辻や摩耶読むってことは島田も好きなのかな

>>497
神様ゲームの場合、神様のやることはすべて真実ってのが大前提でそのことはラストでも強調されてるから、素直に天誅された人が犯人って思えばいいと思うのだが
あんまり深く考察すると新本格なんて破綻しちゃうぞw

『項羽と劉邦　上』司馬遼太郎　新潮文庫（昭和５９年）

>>501
島田荘司はそこそこ読んでるけど、 吉敷竹史シリーズは手を出してない
『漱石とロンドン木乃伊殺人事件』が特に気に入ってる

綾辻先生はホラーものが特に面白いと思う
あんまり評判はよくないが、人形館や暗黒館はその点では良作だと感じるわ

>>503
項羽と劉邦は光輝マンガが至高にして最高傑作

蘇部健一『オナニー連盟』

短編感想その3。蘇部健一『六枚のとんかつ（文庫版）』に収録。
第3回メフィスト賞を授賞したこの短編集は推理小説でありながら下品なギャグのオンパレードである。
名探偵がでちんちん丸出しで推理。密室殺人かと思えばテクノブレイクが死因……。
中でも、この『オナニー連盟』はタイトルが示す通り、あまりに下品な一作だ。
筆者は文庫版が初見なのだが、なんでも、もともとノベルス版でカットされていた作品らしい。
ちなみにこの読書感想文を書くため、もれなく筆者のスマートフォンの予測変換に“オナニー”と“ちんちん”が加わってしまった。
だが、そのリスクを差し引いても感想を書く価値のある名作と云えるだろう。たぶん。
保険調査員の主人公が、例によって友人の推理作家・古藤に3つの事件の解決の手助けを頼むことから今回の話は始まる。
殺人事件。脅迫事件。そして、盗難事件……。
一旦独立して見えるこれら複数の事件は、かの『魍魎の匣』のように、やがて一つの真相に……なったりしない。
なんとこの三つの事件はトリックがとんでもなく下品なことを除いて特に関係ない。さすが六とんだぜ！
まず始めに、局部のどアップ写真の隠し場所を、古藤はいつもながらの名推理（当たってないことのほうが多いのだが）で解き明かし、脅迫事件を解決する。
これ以上スマホの予測変換を汚すわけにはいかないので、この事件に関してこみいったことは書かないが、相変わらず酷いトリックだ。
そして、“こんにゃく”を残して死んだ男の事件にさしかかり、タイトルに記された例の組織は姿を現す……。

「オナニーさん求む！」
衝撃的なキャッチコピーの新聞の求人広告。日当3万の割りの良すぎる仕事。
あまりに酷い『赤毛連盟』のパロディ。
「われはと思うオナニーさん集まれ！」
酷い。これは酷すぎるwww
このふざけた広告がすでにかなり笑えるのだが、
「広告を読んですぐ私は闘争心をかきたてられた」
「私は幼いころからオナニーには絶対の自信をもっていた」
「私こそはオナニーをするためにこの世に生まれてきた男なのだ」
真剣に参加を検討する主人公wwwwww
そして、とうとう彼がオナニー連盟への参加面接を受けにいった結果、事件の謎が明かされることとなる。
バカげた事件なのだが、オナニー連盟に関する謎は、他二つの事件に比べれば割と理にかなっていると感じた。
こんにゃくのダイイングメッセージの意味が明かされたときは、著者もはっと目覚めるような思いがさせられたのだ。
あほらしい事件に主人公や古藤が全力で事件に取り組む姿の滑稽さも本シリーズの魅力なのだが、やはり一番の目玉はバカミスならではのトリックだろう。
『オナニー連盟』も六とんシリーズの空気だからこそ作成できたトリックと云える。

『六枚のとんかつ』はこの他にも魅力的な短編が盛りだくさんだが、
なにぶん人を選ぶので購入前に少しは目を通すことをおすすめする。
特に 知人に勧めるには注意が必用だ。
実生活では硬派で通している著者は、ネットで『オナニー連盟』の感想文を書いているのだと知られた暁には、イオンモール2階から飛び降りなくてはいけなくなるだろう。

流星ワゴン
仕事や家庭に疲れたサラリーマンにオススメ

>>507
著者じゃねえ、筆者（おれ）だwwwwww

>>506　面白そうだな。買ってみるわ。

ゼロ魔（ゼロから始める魔法の書）めちゃ面白い

食わず嫌いしてた西尾維新の戯言シリーズ読んでみた
2作目のクビシメが一番面白かったと思いました

で思い出したけど記憶喪失なんたらは東京創元社の編集職でも受けたら良かったんだ
確か先週まで募集してたし

「梵漢和対象・現代語訳　法華経」（全２巻）
７５位／１７５作品。翻訳小説ＳＦ以外。
植木雅俊訳。２００７年に訳されたもので、法華経訳では最も新しいだろう。
創価学会の法華経訳だが、特にカルトっぽいところはなかった。お
まあ、サンスクリット語と漢訳書き下し文はほとんど読んでないが、しばし、確認することはあった。
いちばん面白いのは第四品で、要約するとこんな話である。

父親が息子に遁走されてしまった。父親は金持ちになり、人生を楽しんだが、
死期が近づいて、相続してくれる息子がいないことを嘆いた。
すると、貧乏に暮らしている息子が見つかり、気絶した。
父親は息子に、自分が父親であることを信じさせることに成功し、相続できた。

あとは格好いい仏教用語で、
神通力、転輪王、授記、三昧、本事、方便、陀羅尼、曼荼羅華、喜見、妙音、華徳、
がよかった。法華経は、仏道を方便を使って教えることを説いている。

法華経って翻訳小説なんかw

読書メーターなんぞやってたのね記憶

哲学サイトでいいところありますか？

こういう宗教哲学サイトを教えてください。

哲学之道
http://www.nurs.or.jp/~academy/

超訳文庫
http://bunchin.com/choyaku/

知ってるんならそこでいいじゃん

まあ、うっかり忘れていたが、

創価学会のサイトがある。
「人物のページ」
http://www.hm.h555.net/~hajinoue/jinnbutu.htm

自分からリンク先あげといて教えてくれとか意味不明

「秘密」　東野圭吾
１９７位／４４４作品。日本語小説。
大人気の東野圭吾の代表作である。女性に特に人気が高いらしいのだが、
なぜなのかは読んでもわからなかった。確かに、藻奈美の人格が戻る場面では、
かなり感動したのだが、特にこの作品が超人気の大ベストセラーとなったほどには面白くはなかった。
ただ、リズムよく話が進むので、読んでいて飽きないだろう。

野崎まど劇場読んだ

クッソ面白かったけどこれ小説って呼んでいいのかな

>>522　かなり実験的な小説だよね。

『ローマ法案内』木庭顕
著者のローマ法学の知識だけでなく、ギリシアローマ文学からの推察がベースとなっている模様。
他にギリシアローマ文学からの推察を含む三部作と呼ばれるかなり分厚い本と、この本を前提とした『日本法へのカタバシス』
極めて読みにくい文章。だが、かなり面白かった。断片的に自分の理解で記す。

共和政、グラックス兄弟の土地改革の失敗以前の時代は、
結社や(信頼関係に基づき貸すことはできたが)利子を取ることが禁止され、政治の前提となる個人の独立が担保されていた。
破産者は債務奴隷となったが、債権者の奴隷とはならず、競売にかけられた。
国家権力は存在しない。国庫はなく全ては民営であり、戦利品は残らず分配された。労働が組織されると無償の穀物が提供された。

しかし、領土拡大と共に、集団で農業する者が現れ、これを解体しようとする土地改革は逆に混乱を招く。
本来、自分の土地は自分(家族、奴隷)が占有するものだったが、必ずしもそうではなくなる。(所有権の登場)
元来は、果実収取の権利を購入した者が果実を総取りするか、自ら果実収取する労働の形態のみだったが、
土地の賃貸借、請負、雇用が現れる。雇用が流動化し、課税のために小作人を土地に縛り付ける必要が生じる。
所有者は経営のため長期債務を抱え、譲渡担保や債権の流動化、保証がうまれる。

(ローマ法にルーツをもつ日本の)民法の一冊本か、「法学再入門」(ただし連載中)は事前に読む必要がある。

>>524
これを読んで、
プラトンの亡命権を行使せず死刑判決に服した時に「悪法も法なり」というロジックを用いたことのおかしさ
カエサルが如何に狡猾か
日本民法に今まで覚えていた違和感の正体
がよく分かりました。あと教訓もいろいろ。

http://news.dengeki.com/elem/000/000/568/568647/

(誤投しました。)
この野崎まど氏のインタビューを読む限り、お笑いとしてはベタだね。

「極光星群」　アンソロジー
２３２位／４４５作品。日本語小説。
年刊ＳＦ傑作選２０１２年。円城塔「内在天文学」が面白かった。
ネタバレすると、足し算しかない世界で引き算を発明して世界を崩壊させる挿話がある。
これは、かなり使えそうなアイデア。異世界ファンタジーを描くのに使えるアイデアだろう。
第四回創元ＳＦ短編賞受賞の宮西健礼「銀河風帆走」は、アイデアは面白い。
すでに、ＳＦワナビスレではネタバレしてあるが、誰かが一度は書かなければならないアイデアを
書いてくれたという印象。しかし、作品の完成度は低いといわざるをえない。

>>527　ベタだけど、野崎まどの小話は笑える。

>>529
同じ文章でいうなら、笑いとしては、芸人のツイッターの方が、上手い。

『項羽と劉邦　中』司馬遼太郎　新潮文庫（昭和５９年）

>>530　ほう。面白そうですな。芸人のツイッターはまったく見てなかったので、
おすすめの芸人とかいますか？

http://chiebukuro.yahoo.co.jp/my/toubu11666f
訪問者様大歓迎強化無期限遂行中です。
良かったら、是非、一度、おいでください。

また、本買った。

無門関、老師と少年、六枚のとんかつ、アメリカンスクール、エンドロール、ゼロから始める魔法の書

過剰にネタツイートに力を入れてるのは、
ウーマンラッシュアワーの村本と、ハガキ職人だけど用心ボーズぐらい。

あとの芸人とか放送作家とかハガキ職人は誰でもボチボチ、ネタツイートを紛れ込ませてくる。
@BAKARHYTHM: 私は、予約している店があるのだ。少しも疑わず、静かに期待してくれている美容師があるのだ。
私は、信じられている。雪なぞは、問題ではない。キャンセル、などと気のいい事は言って居られぬ。
私は、信頼に報いなければならぬ。いまはただその一事だ。走れ！　バカリズム。
@BAKARHYTHM: バカリズムは眼に涙を浮べて言った。「私を殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。
私は、途中で一度、悪い夢を見た。君がもし私を殴ってくれなかったら、私は髪を切る資格さえ無いのだ。殴れ。」
　美容師は、すべてを察した様子で首肯うなずき、店内一ぱいに鳴り響くほど音高くバカリズムの右頬を殴った。

が最近だと良かった。
ただ、実はものすごく詳しい訳では無いので。(主にニュース収集用につかってるので)

バカリズムが誰なのかわからないせいか、
なんだかよく分からない。
美容師はキャンセルになると処刑されるのか？

>>536
この人
http://nicoviewer.net/sp/sm9845548
テレビより、単独ライブ(バカリズム案じゃないライブ)のDVDが面白い。

「老師と少年」　南直哉
１６３位／４４６作品。日本語小説。
実に端的に哲学についてまとめてある。真剣に考えた大人の答えのひとつがここにある。
それは、ぼくを満足させるものではないけれども、考える時の土台にはなる。
曹洞宗の禅僧の書である。この書において、詳しく感想を述べることはできるが、
今はあまり面白くない哲学的でない情熱的でない評論をしよう。少年は「なぜ生きるのか」
「なぜ自殺してはいけないのか」を問う。答えは、この本は最終的に仏教の諸法無我にたどりつき終わる。
大切なのは、その答えではなく、過程だと思う。若者はこの本の意見にいくらでも文句をつけれるだろう。
機会があれば、別の場所でぼくがそれを論じるつもりだ。しかし、この本のいちばん大切なところは、
やはり、最初の、同じようなことを考えている仲間がいることを知ったことだと思う。
老師は少年に「友よ」と呼びかける。読書感想文にすすめる。

走れメロスの文体で大した事件じゃないボケとか
言葉遣いが大げさであるボケとか、
メロスと対比して大した事じゃないボケとか
最後の何故か美容師がビンタするボケとかを
感じとってもらいたかったです。ツッコミながら読まないと、
何か深遠な意味がこもってると思って読むと台無しです。

不条理系？

ごめん、全然笑えなかった。多分、類似のコピペや小説を読んでるから、今更感があったんだと思う。

あと、あなたには、
森見登美彦の
新訳 走れメロスをオススメする！

>>540
いや、そこまで面白いとわ、、、
前掲の動画のネタとかは好きだけど。

一時期流行ったのかな？メロス改変。携帯小説風はなんか見たことある。
ttp://matome.naver.jp/m/odai/2133865518306659201

もっと昔の2ch系改変があった気がするが、検索できず。10年も前だとネット上に欠片も残らなかったりするんだよなぁ。

「無門関」　無門慧開
５位／１７６作品。日本語小説。
禅の公案集として最も有名なものである。センター試験の漢文に出題されたりする。
４８の公案がのっている。仏教議論スレ８９において、始めの１６個の公案にはぼくなりに解答しておいた。
禅の公案というものを三十六歳まで知ることもなく生きる日本人の人生とはいかなるものか悩ましい。
もっと広く教え知られるべき書である。後半はややネタ切れ感がただようが、始めの当たりの公案を考えるのは非常に面白かった。
この本の解説で知ったのだが、「壁厳録」という岩波文庫の上中下巻も有名な禅の公案集であるらしい。いずれ買って考えたいものである。

>>543　日本語小説じゃないや、翻訳小説ＳＦ以外。

今回はいつになくぶった切ります
作者のファンの方は目を瞑ってくださると助かります

「アクセル・ワールド(4巻まで)」 川原礫

いわゆる仮想現実ラノベ。
前々回レビューした「クリス・クロス」を草分けに始まったジャンルだが、ここまで最近の作品となると共通点はほぼない。
本作は近未来を舞台に、思考を加速(=時間を停止)させる格ゲーアプリ「ブレイン・バースト」のプレイヤーを描く作品だ。
この思考加速は現実の様々なシチュエーションで活かせるが、利用にはゲーム内で貯めるポイントを要する。
ゲームをして加速するのか、加速のためにゲームをするのか、そういった倒錯と葛藤を描くための土壌だったようだ。

が、実際には内容の大半を戦闘シーンに頼っており、テーマ性は薄い。
しかもその戦闘が恐ろしくワンパターンだ。
属性やレベルといった設定はあるのだが、根元的にポエムな精神バトルなのでほぼ活かされていない。
よくわからないうちに負け、後悔し、よくわからないうちに勝ってしまう感じである。
パワーバランスが崩壊しているため、戦闘の緊張感はゼロに等しい。

では心情描写に重きがあるのかというと、これも違う。
本作はハーレム系の作品ではあるが、確執や嫉妬といった描写も多く、コメディタッチを目指したのではないはずだ。
にも関わらず、主人公が好かれる理由が全くもって意味不明。
人に好かれるようなことを何ひとつしていないのにヒロインは寄ってくるわ、そのくせ悲観的だわで腹が立つほどである。
基本的に論理が破綻しており、とってつけたような上っ面のポエムでことが進むのだ。

言いたいことはまだまだあるが、とにかく浅く薄い。
設定をさんざん盛ったわりに臨場感も緊張感もない。
売れている作品の批評はおそれ多いものだが、お世辞にも続きを読みたいとは言えない。

アクセルワールドは一巻が良かったからそのまま惰性で買い続けてたけど、特に3、4巻辺りの印象はドロドロしてて良くないなあ

その後やっと振り切ったかと思ったら呪いの鎧だの闇の力だの主人公の葛藤だので巻跨ぎ繰り返しながらドロドロドロドロいつまでも続く
カタルシスをウリにしてるみたいだけど俺的にはそれまでのドロドロ成分強すぎて振り切れない感がある
なかなか読み返そうとは思えないんだよなあ
戦闘シーンや設定が好みなだけに勿体なく感じる

アクセルワールドは十巻の短編集が一番いい

「エンドロール」　鏑木蓮
３２９位／４４６作品。日本語小説。
映画が趣味の若者が、映画が趣味だったらしい老人の孤独死を発見したところから
始まる話。老人の撮っていた八ミリ映画をもとに、老人の人生のドキューメンタリー映画を作る話。
まあ、よくある話といっては失礼か。あまり面白さはなかったなあ。

「ゼロから始まる魔法の書」　虎走かける
２２３位／４４７作品。日本語小説。
第二十回電撃大賞の大賞受賞作。
受賞作の７０％は男子高校生が主人公の学園ラブコメだと聞いていたが、
この作品はその傾向と対策からまったく外れた獣人の傭兵が主人公。
絶世の美少女の魔女と本を探すことになる。
世界最大の小説公募賞となった電撃大賞の大賞作がどの程度かには興味がある。
読みやすく、単語は格好いいが、それほど面白いわけでもない。
ただ、オチには珍しいアイデアがあったので満足している。
呪文の詠唱は格好良かった。

＞受賞作の７０％は男子高校生が主人公の学園ラブコメだと聞いていたが、


記憶喪失らしからぬ浅薄さよ

『項羽と劉邦　下』司馬遼太郎　新潮文庫（昭和５９年）

やっと終わった。

>>550　何％だったっけ？

電撃文庫の大賞受賞作としては学園ラブコメというジャンルは0のはず
佳作とか選外からの作品は知らぬ

>>553　ハルヒがまず学園ラブコメだろ？

>>554
ハルヒはまずスニーカーだろ？

記憶喪失のデタラメぶりがすごいな

>>555　なんだと！！！　だが、ブギーポップは電撃大賞で学園ラブコメのはず。

あれ一応枠組みとしては現代SFらしいよ
でもボーイミーツガールの要素ある作品全部ラブコメにするなら
確かに全てのライトノベルはラブコメになるから
記憶喪失の主張はまあ間違ってはいないんじゃないの？
知らんけど

>>557
そもそも70％ってのはどこから出てきたんだ？

376 ：この名無しがすごい！：2013/03/20(水) 00:03:35.06 ID:7fzPeHO9
2012年度新人賞受賞作の傾向

【性別】
72作品中、主人公は男が59、女が９、人外（AI・進化した人類・戦闘兵器・猫）が４
【世界】
72作品中、現実世界が50　架空世界が22　※１
西洋（風）ファンタジー世界は７作品。
時代劇風ファンタジー世界は２作品。
【その他】
『高校生・男』が主人公なのは49作品。
『中学生・男』が主人公なのは1作品。
『大学生・男』が主人公なのは1作品。
『高校生・女』が主人公なのは2作品。
学園を舞台としているのは39作品。※３
バトル展開になるものは37作品　※４
主人公の職業が「戦う人」なのは14作品　※５
主人公が勇者なのは２作品。
主人公が非戦闘系の社会人なのは2作品。
料理を扱ったものは１作品。
女子高に女装して潜入するのが２作品。
巨大な戦闘兵器が出てくるのは５作品。※２
スポーツを扱ったものは０。
【オカルト要素】
超常的な要素を作品内に含むのは56作品。
超常的要素が加わらないのが15作品。（SF的な展開も除いています）
少し不思議な感じのが１作品
【表紙】
女性がいないのは0。

>>560はもちろん、ラノベ限定の話。一般小説は知らない。

で、高校生・男が主人公の学園ラブコメは何作品あるのよ

自分で調べてくれ。
ちょっと適当入りました。すいません。

記憶喪失ってどんだけいい加減なんだよ

学園ラブコメは今は王道だけど
今は下火な感じ。
てか、常に一定需要あるからなぁ。
よっぽど流行った年でないと、平常運転感がある。、

どうしよう。『新世界より』が最初から面白い。
マンガになったのがわかる内容ですね。
アニメ好きが喜びそうな話しだ。

「六枚のとんかつ」　蘇部健一
８１位／４４９作品。日本語小説。
短編ミステリ集。前半はかなり面白い。ミステリ読みでは、このネタは王道なのだろうか？
極めて名作な推理が「桂男爵の舞踏会」や「黄金」では見られたものだが。
笑えるし、かなりのおすすめである。列車ミステリにはあまり興味がないのだが、
「しおかぜ�P号四十九分の謎」の話は友だちとの雑談で聞いたことがあるくらいに、
この作品は有名なはずである。ようやく読んだというべきか。推薦者の北川鏡花さんに感謝したい。
まあ、前半はとにかく笑える。

>>566　え、面白いのですか。なら、いずれ読まなければならないかなあ。
分厚いんで、敬遠しているんですよねえ。

>>567
でも笠井潔が「人をバカにしてますわ」っておかんむりになるのも分かる

>>569　すごい名推理がいっぱいあると思うんだけどなあ。
クリスティの「火曜クラブ」なんかより遥かに論理的な推理が誘導されるよ。
こういうオチかなあと思って読んでると、それを上まわる展開にしてくるのはさすがだ。

感謝してもらえたようで何よりwww
『桂男爵の舞踏会』『黄金』 『消えた黒いドレスの女』では
予想を上回る推理が次々と出てきて、思わず感心させられた
インパクト最強は『オナニー連盟』だけど

その点で行くと『六とん2』は六とんの名を借りただけのしょうもない短編集だったのが残念
『三色パンの秘密』と『叶わぬ想い』は前作に匹敵する出来だと思うけど
なんだかんだで、古藤の筋違いの推理が話を盛り上げていたと感じる

麻耶雄高『答えのない絵本』

短編感想その 4。麻耶雄高『メルカトルかく語りき』に収録。
実験的本格シリーズと云うキャッチフレーズの通り、予想だにしない結末の短編で構成された本作品集。
その中でも一際存在感を放っているのがこの一作である。
事件の始まりは、高校で起きた殺人事件の解決をメルカトル鮎が依頼されると云う、いたってオーソドックスなもの。
メルカトルと美袋のやり取りはもちろん、魔法少女アニメ好きの物理教師のような小ネタが笑いを誘う。
20人の容疑者の中から、いつも通り、穴のない整然としたロジックで、メルカトルが犯人を導き出す。が──。
犯人については、あまりにも意外。
正直まったく予想がつかなかった。むしろ予想がついた人物はいたのだろうか。
メルカトルが真相を告げた瞬間に押し寄せる寂寥と不気味さは、変わり種が多いこの短編集の中でも群を抜いている。
デビュー作の『翼ある闇』や、第二作『夏と冬の奏鳴曲』からもわかるように
麻耶先生の作品は、ミステリの新境地を開拓しようと云う意志を強く感じる。
本作はまさにそのようにして生み出された傑作だ。
個人的に、同作者の短編では『遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる』『こうもり』と並んで、ベストスリーに入る。
ところで本書にはDVDやインターネット掲示板やカメラ付き携帯のような機材が当たり前のように登場する。
はて、メルカトル鮎最後の事件である『翼ある闇』は、21世紀に入ってからの出来事なのだろうか？
あれ？　でも、メルカトルは美袋くんと一緒に、ソ連旅行に行ってなかったか？
『翼ある闇』でメルカトルは30初頭なのだから……え？　どうなってるんだ？
作中の時空列も本作の短編と同様、謎に満ちているようだ。
勝手に思いついたのは、40歳過ぎになった美袋くんが、メルがもし生きていたらと云う過程のもとで作品を書いたと云うもの。
それなら『密室荘』の意味不明な状況も説明がつくが、あまりにメタ過ぎる推理だよなあ……。

法月の「ノックス・マシン」、タイトルからしてミステリーかと思ってたらＳＦだったでごさる
ま、いいんだけどね

>>567
それ ミステリー板の『読みました』報告・海外編Part.8にもマルチポストしてるけど、海外ミステリーじゃないものをなんでそこにマルチポストしたの？

ぼくが読もうと思ってまだ読んでない青空文庫は、
「檸檬」梶尾基次郎
「日本脱出記」
「ルバイヤート」
だね。読んでないから、面白いのかどうかは知らない。

「ヨハネスブルグの天使たち」　宮内悠介
３３２位／４５０作品。日本語小説。
五編の短編からなる連作短編集。ＤＸ９とかいう歌う人形の話のようなのだが、
歌う人形はただの小道具として出てくるだけで、どちらかというと物語は、
最近、軍事事件のあった土地を描いた純文学のような面持ちである。
特にオチのようなものはなく、盛り上がりに欠ける静かな物語。
参考文献の多さには驚いたが、特にうまくイスラムテロを描写できたとは思えない。
カラードという有色人種を表す単語が格好良かった。

都合の悪い質問からは逃げる記憶

カラードは普通の英語だがな

また本買った。

混沌ホテル、空襲警報、コナン全集（３〜６巻）、エバーグリーン、金毘羅、
あなたを変える七日間の哲学教室、自殺、木嶋博士の静かな世界、
僕の妹は漢字が読める、俺、ツインテールになります、疾走れ、撃て、
合成怪獣の逆襲
漫画「姑獲鳥の夏」１、２巻

>>578
久々に見たので性格には思い出せないが
カラードはただ「有色の」って意味だったと思います。
「〜-colered」で「〜の色がついた」と言う意味の形容詞だったはず。

>>579
「姑獲鳥の夏」は読みました。
霊に関する哲学談義がなかなか善かったんですけど、
あれ難しすぎて読み進めるのあきらめる人いるんじゃないですかねｗ

>>580
カラードは「有色人種」という意味があるよ
ググってみればわかる

イエロー、ブラックと同じやね。

>>582
カラードググってその通りでした。-coloredはなぜかネットでヒットしないので
持っている辞書を見て-coloredも「〜色の」と言う意味で正しかった。

どっちも正しかった。カラードが「有色人種」なら差別となるようです。

記憶喪失がカラードという言葉を知らなかっただけというオチ

本が届いた。
ドイツの哲学書「あなたを変える七日間の哲学教室」の第一章を読んで、ひどくつまらないので、
この本をランキングした。

「理性の限界」　高橋昌一郎
１３１位／４５１作品。日本語小説。
カント主義者が笑える。読みやすい哲学書。
笑えない哲学書にこれからの価値は少ないと思う。
だが、この本よりは、飲茶さんの「史上最強の哲学入門」のが哲学していた気がする。

「合成怪獣の逆しゅう」　レイモンド・ジョーンズ
１３２位／１５５作品。翻訳小説ＳＦ長編。
生きた脳のＳＦである。サイバネ展開であり、合成神経細胞群塊を遠隔操作して、
事件を解決する話だが、結局、サイボーグとなって解決するのであり、
１９５０年の短編としては、コードウェイナー・スミスの「スキャナーに生きがいはない」に
数段劣るといわざるをえない凡作である。ただし、スミスに負けるといっても、
当時はまだサイボーグという単語もない時代であり、先見的な要素をまとめた作品としては評価できるかもしれない。
漫画「バーナード嬢曰く」で紹介された児童文学であったが、大人のぼくとしては平凡といわざるをえない。

「あなたを変える七日間の哲学教室」の第二章は、めっちゃくちゃよかった。
ドイツの哲学者は進んでいる。

白熱教室で有名なサンデルの「これからの正義の話をしよう」より深く具体的に
的確な例題が出されている。

もう、サンデルは古びた。これからは、エルンストの「あなたを変える七日間の哲学教室」の時代だ。

エルンストの「あなたを変える七日間の哲学教室」はおすすめ。

エルンストは、懐疑主義を三つに分類する。

無限後退：疑問を投げかけつづけて、疑問が無限に続くこと。
独断（ドグマ）：疑問を投げかけることをどこかで停止したもの。
循環論法：同じ疑問が現れ、質問が無限にくり返されること。

ぼくは、このエルンストの三分類を認識論の最先端だと思う。
ドグマこそが、知性の表象だ。

エルンストは、
快楽をできるだけ多く手に入れることを道徳の規範とした時の反例として、
囚人のジレンマ、公正、自己決定権、道徳は定義されていない、
などをあげる。
公正とは、
四人に十円づつあげるより、一人に四十一円あげることは快楽を最大化するが道徳的なことではないとする。
また、努力ではない個人の利得をロールズの主張を根拠に展開する。
それは、美や家柄、健康などは、努力の対価ではないため、公正はかなり複雑なものだとする。
自己決定権とは、
四人の患者を救うために一人の健康な人を強制的に臓器提供者にすることはまちがっているとする。
道徳は定義されていないとは、
自分が被害にあわないために道徳を守らなければならないという主張は完全にまちがっているとする。
それは、子供、老人、病人を犠牲にしても自分に被害はないが、子供、老人、病人は守られなければならないからである。
また、独裁国家において、選挙によって認められ行われたことでも道徳的にまちがっていることがあるとする。例えば、ナチスである。

道徳は定義されていないのつづきとして、
現在の刑法が必ずしも完全に正しいとは限らない、そのため、立法機関が存在するという例をあげる。

「あなたを変える七日間の哲学教室」　ゲルハルト・エルンスト
順位不明
ドイツの哲学者の本。良書。
火曜日の道徳についての哲学は今まで読んだ本の仲で最も具体的かつ網羅的であった。
木曜日の懐疑主義についてのまとめに「ミュンヒハウゼンのトレンマ」である無限後退、独断、循環論法を提示したのは、
カント主義者のぼくを満足させるものだった。
ただし、土曜日、日曜日のなぜ哲学が必要なのかでは、科学に対して媚びへつらい恩着せがましくて、失望させるものだった。

>>589
ドグマこそ知性の表彰ってただのトートロジーじゃん
レトリックだけで何も言ってないにひとしい

>>589
ドグマという言葉は普通に民法学で使われますから、とりあえず斬新ではありません。
あなたの感想を読む限り、何の新しさも感じられない、しかも具体性がないように思えます。
エルンストか何か知りませんが、具体的な判例批評や立法論の形を取らない限り、
評価できない代物でしょう。

もう記憶喪失虐めるのやめてやれよ
適当な意見しか言えない、むしろ読んだかどうかも分からない事しか書けないなんて
今までで分かり切ったことだろう

>>594　具体的な判例批評って何の本が面白いですか。

>>594　哲学対法学って感じがするね。
最近の哲学の評価は低いが、法学も評価すごく落ちてるからねえ。

まあ、司法試験の勉強している人の意見としては興味深いね。

判例評釈の間違いです。
「具体的な」は、立法論にもかかっています。哲学に比べて「具体的」という趣旨です。
別に哲学を否定するつもりはありませんが、(法哲学やローマ法の本も読むので)
そんな議論は、現実への応用がなければ無意味です。

「道徳は定義されない」は明らかに出来が悪いですね。対策が全く論じられていません。
この辺りは『ローマ法案内』で論じられています。

判例評釈は何が面白い、と言われても、法律をかじったことが無ければ、何もお勧めできません。

>>589
懐疑主義を分類するとなんで認識論の最先端になるんだ？

サンデルの正義の話くらいが、面白いし
実用的だわ。

「僕の妹は漢字が読める」　かじいたかし
１６０位／４５１作品。日本語小説。
オタク文学の傑作のひとつであろう。「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」と同じく、
激しいオタク賛歌によって作られている。こんな高順位においたのは、
告白場面が素晴らしいからである。漢字が読めないことから来るその儚さは、
感動を覚える。あと、思わず笑ってしまったのは、関羽で、漫画「一騎当千」を最初に読んだ時は、
絵もありがちだし、物語の起伏やテンポの悪い駄作だと思ったものだが、
三国志の武将が女体化するという発想は、その後の日本の文化に多大な影響を与え、
世界から注目されているといっても過言ではない。けだし、重要な文化的事件であろう。
漫画「一騎当千」は将来、歴史の教科書にのるかもしれない。

>>601
どこが？

「俺、ツインテールになります。」（１巻だけ）　春日歩
３１１位／４５２作品。日本語小説。
ツインテールがファンネルになるといううわさを聞いていて楽しみにしていたが、
そんな描写はどこにもなかった。テイルレッドは剣で戦っている。
破廉恥に積極的な異世界の女の子は面白いのだけれど、変身ヒーローものというのがどうにもダサい。
ラノベは過激派オタク路線に走っているけど、ダサくなってはいけないと思うのだ。
女の子の描写は悪くないのだが、変身ヒーロー対怪人という構図がダサく感じられてしまってちょっとダメだった。
オタク路線過激派であっても、格好良くあってほしい。テイルレッドの絵はすごくおしゃれだけど。
変身ヒーローものは誰かが一度、格好良く典型を作り直すべきだろう。
ぼくの知らない平成ライダーにそれはあるのかもしれないけど、ぼくはまだ知らない。
覚醒にすら、不自然だという抵抗があるのに、変身はちょっとうけつけないなあ。

春日歩ワロスw

>>590
ようするに、強制してはいけないってことですかね？

>>606
それは絶対違う。

>>606　現代思想としては常識だけど、
自由にやることを望む人たちと、政府がしっかり支援することを望む人たちでわかれる。
おれも、選挙結果も、政府がしっかり支援することを望む人たちのが主流派。

自由にやると、格差が激しくて国が衰亡する。

現代思想

>>608
なんだか漠然としすぎた認識ですね。自由が何の自由かすらはっきりしないですし。
契約の自由とそれ以外の自由は質的に異なりますし、
政治に資する自由とその他の自由で自由を分けることもできるでしょう。
経済学や哲学の本は相当読まれているのかもしれませんが、
財政や日銀の政策のことは分かっても、法学の知識がなくそれ以上知識が進んでいないのでは？
「リーガルベイシス 民法入門」→「ローマ法案内」→「現代日本法へのカタバシス」の順がお勧めです。

>>610
いや、「政府」という文脈から読み取れるだろ。

市場を自由にするかどうかってこと以外になにがあるのかと。

政府が再分配を目的にとる税金や、市場の失敗の防止を目的とする規制は、される側見れば政府からの強制であり、自由を制限されているといえる。というお話ね。

まず、いつから契約の自由の話に変わったのかがよく分からない。

あと、「政府からの自由」を中心に据えて考える意義も分からない。
コストで言えば法整備はあまり継続的なコストはかからないものもあるし、
個人の自由・独立の観点からいえば、契約の自由を尊重すると個人の自由・独立が
侵害されることは多々あるので(労使関係、略奪的貸付（predatory lending）etc.)。

そういうのって「現代思想」の範疇なの？

>>610　おすすめはありがたいが、ちと値段が高いな。

つまり、個人の自由と独立を尊重すると、労働の酷使や略奪的貸付などの
非常に非人権的な契約が結ばれる。
こういう契約は、ちゃんと契約していても非合法となり、効果をもたない。

これは、自由より、政府による支援を必要とするという立場。

政治に資する自由というのは、まったくわからないな。

>>610　おいらは経済学の本も、哲学の本も、ほとんど読んでないよ。
専門はＳＦだからね。

政治に資する自由とは、年金未納の自由とかかな？
強制的義務とされてるけど、払わないですませる人は多いね。

これは、政府の法律とは別に、払わない自由が認められていることを示している。
ＮＨＫ料金も同じ。

＞政治に資する自由とは、年金未納の自由とかかな？

え？

>>612
契約の自由と勝手に解釈を狭めてるからだと。

資するの意味を間違って使ってるんじゃないかな。

基本的に自由を制限する主体も、守る主体も政府だから。全ての自由は政治課題となりうる。
政治に役に立つと立たないで分ける意義なんてどこにあるのやら。





年金未納を自由と捉えるなら、政府の介入(再分配)を拒否するという意味で
規制反対とかと同じベクトルにある。
福祉という観点が入るから、払わない自由とは言い難いけどね。

道路作る為の強制退去とかだったら別だけど。

野崎まど『ファンタジスタドール　イヴ』

去年放送されたファンタジスタドールの前日譚。開発者に焦点を当てたお話
ちょっとした幼少期のトラウマから人間として必要なある部分がすっぽり欠けてしまったような主人公のモノローグで全編が綴られる
少し古風な文体も科学哲学めいたテーマとよく調和していて、透明な響きが心地良い
なおアニメとは雰囲気がだいぶ異なるので、そちらのファンの人間は注意したほうがよいかもしれない
なんとなくアンドロ羊を思い出した、というかブレードランナーというべきだろうか
読んで損はしないが、薄さの割に値段がやや高いかも？　割と万人受けするホンダと思った

政治プロセスに必要な基本的人権と、そうでない基本的人権を分けることがあるのでそれを念頭に。
表現の自由の一部とか。

あと契約の自由の話になったのは市場の話になったから。

>>614
契約の自由を尊重すると、労使関係や略奪的貸付(自力での支払い能力が無い者への貸付)などが
登場し、国家以外のいわば「権力」が登場し、それによって個人の自由独立が侵害される。
ということ。(現代では労使関係は制限付きで認められている。)

基本的人権を守る事は政治課題になり得るので、プロセスに必要という区別になんの意味があるのかと。

政府の活動と、社会の福利を混合してない？



公正で豊かな社会を実現するため、つまり社会の福利の為に
表現の自由とか選挙権とかが認められている訳であって。

公正な社会が良いとされてない国では、政治は公正さとは別のプロセスを辿るよね。


そもそも政治プロセスで必要とされる基本的人権って具体的になに？

>>623　だから、基本的人権はまだ明らかにされていない、というのが正解なんだよ。
法律は独断（ドグマ）にすぎない。

>>624
なにが、「だから」なの？

何を基本的人権として「扱ってるか」の話だろ？
プロセスにあるという以上、「扱ってる」のが何か明らかにされてない訳が無い。

『新世界より（上）』貴志祐介　講談社文庫（２０１１年初版）

よみました。次は中巻

>>625　
具体的な法律は知らないけど、司法の中で流動的なんじゃないのか、基本的人権は？
公害を公害と認めるか、認めないか、各件で判決がちがったりするだろ？

>>625　ぼくはネットをすることは基本的人権だと主張しているけど、
ネットを利用することは基本的人権だと認めた法律は存在しない。
中には、
子供はネットをするべきじゃないと考えて子供のネットを禁止する人や、
精神病院の隔離病棟ではネットは認められないとする人なんかもいるだろう？
さらに、２ちゃんねるは有害だとしているから閲覧禁止だとしている人もいるだろ。
実際に、アップルは２ちゃんねるの閲覧するアプリを禁止したしな。
だが、日本の法律では、すべて認められた行為であり、規制されることに異を唱えることは可能だ。
この辺りの仕組みはぼくはあまり理解していない。

トーシロー同士の人権議論はしかるべきところでやれ
ここはあくまで読書スレだろ
記憶が好き勝手に振る舞っていい場所じゃないから

>>ぼくはネットをすることは基本的人権だと主張しているけど、
ネットを利用することは基本的人権だと認めた法律は存在しない。

www

記憶さんは話が本筋からズレてるというか。
松井茂記『日本国憲法』を借りたければ借りてご参照下さい。
話がズレすぎたので打ち切り。

>>623
話が長くなるので、ご興味があれば上で紹介した3冊をお読み下さい。

>>627
基本的人権がなんなのかは流動的だけど、当然政治プロセス採用する時には具体的になる。

基本的人権しての日照権が認められれば、それを機に建築の規制が変わる。

プロセスに入る時点で、流動的なのはあり得ない。

>>632
具体例を聞いてるのに、話が長くなるって。

ま、知能程度が知れて結構なことです。

>>634
まず「切り離され孤立した少数者」のための連帯、「切り離され孤立した少数者」
に最後の切り札を与える方向で思考しなければなりません。

プロセス法学と呼ばれるアメリカの学説やドゥウォーキン、松井説は
選挙などが政治的決定であるとします。対して裁判は政治的決定でなく、
裁判所は結論を条文から一義的に導かれたものとして正当化すべきであり、
その解釈は具体的妥当性のみに拘ることなく、将来生ずべき同種の事案に等しく適用
されうる「原則」に基づく判断として示すべきと主張します。
彼らによれば、条文から客観的な正しい答えを発見するのが司法府なのです。
少数説ですが、松井説の基本的人権の類型論(2版p305,306)によれば、
憲法はまず国民の選出した代表者自らの制定する法律から自分たちだけを除外したり、
一定の「切り離され孤立した少数者」の代表を拒否することがないよう平等権を保障しています。
次に、民主主義プロセスの構成的な権利については、立法府による侵害から保護する
特別の責任が司法府には認められます。(参政権や表現の自由)
その他の基本的人権については、立法府の判断が信頼できないという原理的な理由は存在せず、
緩やかな合憲判断基準によるべきとします。
故に、 >>623の言葉を借りれば、参政権や表現の自由は「政治的課題」ではなくその前提なのです。

なお、同じ出発点であっても、これと異なる法制も理論的にはありえ、
実際歴史的にみれば、共和政ローマでは切り離された少数者のための配慮がさらに徹底され、
政治は自由で厳密な議論とされ、民会のみならず裁判、契約その他もこれに当たると考えられ、
民会の決定も国民に直接きいた上でなされたのではないから、
皆の決定=「お前も同意した」との考え・擬制に懐疑的でした。(『ローマ法案内』>>524 )

>>629
長々と話がそれてすいません。
>>634
ご満足頂けましたらぜひご返事を。

ああ、司法には、法律が正しいか判断する権限があったね？
そこら辺は、あんまり認識していないなあ。

いつまで板違いの話をするつもりなの？

>>638　それはおまえだ。ひっこめ、荒らし野郎。

いいから「記憶喪失した男と知的な雑談をするスレ」みたいなスレタイで建ててそっちでやれよ……
雑談カテだからら板違いではないけど確実にスレ違いだろ？　そもそもラノベ含む読書の話スレはお前がシベリアに建てたってだけでもともとお前が提案したようなスレでもない
強権かつ横柄に振る舞いすぎ、もうすこし考えて書き込めや

>>639
うわぁ、自分は好き勝手スレ違いの書き込みしておいて、注意したら逆ギレだよw
それどころか荒らし呼ばわりってどういう神経してんだろ
自分だけは特別な存在だとでも勘違いしてるんだろうか
こんな奴がいけしゃあしゃあと政治だの自由だの語ってるんだから悪い冗談としか思えないわ

記憶さん、お願いですから僕たちに本の話をさせてください
もう貴方に何を言っても無駄と言うのは分かりましたから
せめて僕たちの邪魔だけはしないでください
お願いします

>>635
政治プロセスに必要とされる基本的人権があるというから、
その具体例をあげてくれと聞いてるのね。
あなたの回答は果たして適切かな？
政治プロセスに必要とされる基本的人権の具体例をあげてるのかな？

政治プロセスに必要とされる基本的人権の具体例は「切り離され独立した少数者」に最後の切り札を与える方向に思考する方向という回答でいいのかな？


はぁ。
本の内容をコピーして、なにか語った気になってる。あるいはなにかを知った気になっている典型。

本当に本の内容を理解してないから、思考に知識を役立ててない。

コピーのチョイスもおかしい。
というか、基本的人権は司法府が原則的に判断するものと、政府が論議を経て判断するするものとの二つあるという話だろうが、
それは政治プロセスに必要とされる基本的人権だろうが、必要とされない基本的人権だろが同じ事だ。
まさか、司法府が判断した基本的人権は政治プロセスに必要とされてない基本的人権だとでも？

>>643
皮肉で答えて差し上げたのに理解いただけませんでしたか。
あなたの言っていることが法学を勉強されたことがあると思えない意味不明なものので、
誰の概説書かどの論文を根拠におっしゃっているかお教えください。
知能程度の低い方でしたらすいませんね。

>>643　よく読んだら、具体例はあげているね。
「表現の自由の一部」らしいよ。

まあ、とにかく、法学については、まったく理解していなかったが、
思ったより、法学が深いことがわかったのは収穫だった。

会計学を勉強したが、まったく理解できなかった経験をもっているんだが。
簿記二級の試験に落ちているしね。ぼくは。その時は、幻聴を聞いていたから、受かるわけないんだけど。

法学も、会計学も、まったく理解できないし、わかりやすく説明しろといわれてできるものではないね、少なくとも会計学は。

「豊かな社会を実現するため、つまり社会の福利の為に
表現の自由とか選挙権とかが認められている訳であって。 」
まずこれがおかしい。>>635 で指摘したとおり、
「切り離され孤立した少数者」 を守るために民主主義があり、
そのために政治プロセスに必要な基本的人権(表現の自由や選挙権)が保障され、
松井説では厳格に保障すべき=厳格な司法審査に服すべきとさえされる。
豊かな社会の実現はその次に達成すべきもの。
政治の意味の理解に違いがあったとしてもおかしい。

「基本的人権は司法府が原則的に判断するものと、
政府が論議を経て判断するするものとの二つあるという話だろうが、 」
1基本的人権とは憲法によって保障された基本的人権の話ですよね。
2政府って行政ですか？例えばどの行政機関ですか？立法ですか？
3違憲審査って理解してますか？

二度と知ったかぶりするな。

>>646　いらついているところ、質問して申し訳ないんだけど。

法律の審査する権限が司法にあるのはわかるんだけど、

司法は、憲法を審査することはできないんだよねえ？

例えば、憲法解釈とかは、司法は、ああ、できるか。
一票の格差の判断とか、司法がしているから、憲法解釈も司法はしているわけだね？

でしゃばって説明すると、

「あなたを変える七日間の哲学教室」によれば、

＞そのために政治プロセスに必要な基本的人権(表現の自由や選挙権)が保障され、
＞ 松井説では厳格に保障すべき=厳格な司法審査に服すべきとさえされる。
＞ 豊かな社会の実現はその次に達成すべきもの。

というのが、公正（４０ドルを四人に分配することの方が一人に４１ドル与えるより正しい）
とかが、具体例だね。

法律も行政行為も司法による違憲審査に服します。
ただ、99条によりすべて公務員は憲法擁護義務を課されていますから、
終局的には(統治行為論が援用されない限り)司法審査に服するとはいえ、
直接には、国家内閣等が、憲法に自ら解釈を加え、合憲であると判断した上で、
立法や行政行為をなすことになっています。

ちなみに、
道徳は定義されていない、とは、

立法の判断も、司法の判断も、否定して、いまだ語られたことのない基本的人権を根拠に権利を主張できることを意味します。

>>649
ふうむ。
憲法解釈の権限は、立法、行政、司法、すべてが少しづつもっていると考えた方がよさそうかな。
ありがとね。

ここはいつから法律議論スレになったんや…

私は法律の事はさっぱり分からないので何言っているかわからないんですが、
前に私がきいた「強制はだめ」というのはとんでもない的外れってことは
何となくわかりました。そもそもそんな話ししていないことは何となくわかりましたｗ

有栖川有栖『ロシア紅茶の謎』

短編感想その5。有栖川有栖『ロシア紅茶の謎』に収録。
ご存じ火村英生と有栖川有栖のコンビが活躍する国名シリーズの第一弾。
集まったメンバーがそれぞれカップに入った紅茶を飲み、その中の一人が死ぬと云うオーソドックスな毒殺もの。
作中でアリスが述べている通り、このような毒殺ものは、被害者に特別な癖があっただの、最初に苦しんでいたのは演技だっただのと、ターゲットの性質に頼ったパターンをよく見かけるのだが、本作は一味違う。
「……大した度胸だ」
誰にも毒を仕掛けるのは不可能と思える状況の中、犯人が被害者を狙って殺害したその方法。
火村が推理を重ねていく最中に、筆者がそれに気づいたときは、思わず感嘆の声をあげてしまった。
実に大胆で意表をついたトリックでありながら、もっとも納得の行き、古典的とさえ思える答え。
現場に残された矛盾から、火村が論理立ててこの真相を導き出していく姿は、なんとも見事。
文庫本のあとがきで有栖川先生（本人）が地味なトリックと表現していたが、筆者はとても気に入っている。
『46番目の密室』を読んだ時点では、あまり輪郭の掴めない人物と感じた火村だが、本作では相棒のアリスだけでなく、警察官や容疑者ともなかなか面白く絡んでおり、読んでいて楽しい。
彼は最後に、犯人に向かって、なかなかキザな台詞を投げ掛けるのだが、それがなんとなく許せてしまうのは、彼のキャラクターが作中でよく描かれているからだろう。
作家アリスシリーズの中でも、特に押さえてほしい作品だ。

有栖川はダリの繭しか読んだことないや

>>652
ごめん。熱くなって、最近某法律分かってない政治学科卒元議員がツイッターで弁護士に叩かれたときに
猛烈にツッコんだときと同じノリでツッコんでしまった。
スルー力が足りんな。

「混沌ホテル」　コニー・ウィリス
９８位／１１０作品。翻訳小説ＳＦ短編集アンソロジー
コニー・ウィリスのベスト短編集だというけど、全然面白くない。
というか、あんまりＳＦじゃない。ウェルズの「宇宙戦争」を風刺したＳＦ考察や、
クリスマスキャロルがどう不適切かをまくしたてていく風刺小説とかである。

>>657
あなたはSFが好きなんだっけ。
「今の世の中はここがイカん」とか批判しているみたいな本ですね。

宇宙戦争やクリスマスキャロルが今の世の中のこととも思えんが

記憶喪失まだ生きてたんだ

『新世界より　中』貴志祐介　講談社文庫（２０１１）

よみました。
>>660
何で死ぬのw

>>659
うまく言えませんが、著者は気にいらないところでもあるんじゃないですか。
それで風刺するような内容かなと。　

クリスマスキャロルってのは、ディケンズの小説でなくて、普通の歌のことね。
二十個くらいの歌の題名がでてきて、どの歌のどこがいけないとギャグをやっている。
悪くはないんだが、ちっとも笑えない。

宇宙戦争の風刺では、宇宙人はおそらく、人を殺さない、二個忘れたけど、地球人と性交しない、
というのがあったね。まあ、面白かった。

まあ面白かったのに110位中98位？？？

クリスマスキャロルは今の世の中の事じゃないかな。
宇宙戦争は流石に違うと思いますけど。

記憶喪失のレビューが曖昧だから誤解を生んでるな

記憶喪失なだけに曖昧ってね

イングリッシュジョークがわからないといけないのかも

記憶喪失さん、猫の地球儀は読んどらんのか？
あれはラノベ史、日本SF史に残る傑作だと思うんだが……

あ、108位にあったわ、スマソ

『新世界より　下』貴志祐介　講談社文庫（２０１１）

>>671　全体を通して、どうなの「新世界より」は？　分厚さに見合った面白さある？

>>672
専門的な評価はどうやったら良いのか知りませんが
分厚さに見合った面白さはあると思います。ジャンルはＳＦでしょうね。
明らかにラノベではありません。ラノベで省略される（難しいゆえか、書けない？）説明や設定もあると思います。

久々に、精一杯人を疑って、悪党になって読めましたｗ
読んでると、人を信じるのがばかばかしくなってきます。

何をするのも、何を言うのも裏があるので。

そんな何も信じられない世界でどうすればいいのか、主人公がやってくれている気がします。
あと、自然科学（主に生物）をちょっと学べます。

歴史学研究会の「世界史史料シリーズ」は、かなり良本のようだ。
一冊５０００円と高いが、図書館には必ず置いてほしいところ。

古代のオリエントと地中海世界 (世界史史料 第1巻)
世界史史料〈2〉南アジア・イスラーム世界・アフリカ
世界史史料〈3〉東アジア・内陸アジア・東南アジア1―10世紀まで
世界史史料〈4〉 東アジア・内陸アジア・東南アジアII―10-18世紀
世界史史料〈5〉ヨーロッパ世界の成立と膨張―17世紀まで
世界史史料〈6〉ヨーロッパ近代社会の形成から帝国主義へ―18, 19世紀
世界史史料〈7〉南北アメリカ―先住民の世界から19世紀まで
世界史史料〈8〉帝国主義と各地の抵抗1
世界史史料〈9〉帝国主義と各地の抵抗 II ―東アジア・内陸アジア・東南アジア・オセアニア
世界史史料〈10〉20世紀の世界 I ―ふたつの世界大戦
20世紀の世界II ――第二次世界大戦後 冷戦と開発 (世界史史料 第11巻)
21世紀の世界へ / 日本と世界 16世紀以後 (世界史史料 第12巻)

『大天運』 深見東州　たちばな出版（平成１１年）
http://www.tachibana-inc.co.jp/searchresult.jsp?search_flg=top&keyword=%91%E5%93V%89%5E&x=0&y=0

『大天運』は他の本と並行して読んでいたので早く終わったように見える

今回の騒動でだいたい構造がわかったわ。

>>641　こういうアンチは旧２ちゃん運営の手先。

あと、まとめサイト管理人とかが妨害したりもする。

まあ、完全な利権におれが迷惑なんで邪魔している人たち。

ひょっとしたら、すでにおれのオカ板への書き込みに対して、訴えがあり、裁判で２ちゃん運営が負けてるのかもね。
それで、腹いせに２ちゃん運営がおれに嫌がらせしているだけ。

だというのがだいたいわかりました。

記憶さんって本当に知的障害持ちなの？

>>641さんはスレ違いな話を延々と続ける記憶さんを咎めただけなのに「荒らし野郎」とか「旧2chの手先」とか「営利目的のアフィ管理人」とか失礼すぎるにも程がある

大局を読んだ気になって偉そうに2chを批評する前にまず自分を見直す必要があるだろう

バカかよ

記憶は統合失調症だよ
自分でそう言ってる

記憶が意味不明な妄想するのは病気だからしかたないが、スレチや連投でスレを荒らして反省しないのは最低だね
それは病気ではなくただの自己中だから

>>678　知的障碍者のわけねえだろうが。

>>680　こいつはむかしからいる粘着なんだよ。他にも大量にいるけどな。

まともに相手するわけねえだろ。

>>679　>>680は同一人物な。

>>678　おまえ以外にそんなこといってくるやつ、粘着しかいねえよ。

自分の荒らし行為はスルーして罵倒ですか
昔から荒らしてるからずっと注意されてるだけでしょ
それを粘着とか、どこまで自己中なのこの人

クズはとことんクズということか

お互いにスルーして本の話をしろよ
NGという便利なものがあるだろ

オーウェルの1984年を買った
動物農場はもう読んで面白かったからこちらも楽しみ

1984年って新訳？
おおきなくりのーきのしたでー

>>686
新訳だよ
今日買ってきた
旧約では空いてた数式の答えが新訳では埋まってるらしいね

1984年に数式なんて出てきたっけ
もう読んだのだいぶ前だから覚えてないなぁ
良かったらどんな場面か教えてくれ

俺も数式は記憶にないなー
読んだのは旧訳だけだし

数式って2+2=5のこと？

white　snake

デビカバ乙

「自殺」　末井昭
順位不明
自殺志願者向けの本というのは難しいものである。あまり本気で自殺したいような人の
文章を読むと、読者が自殺したくなって、ますます自殺してしまうかもしれない。
そういうわけで、この本の作者は自殺なんて考えていない。妻がいて、浮気相手がいて、
エロ本の編集者で、まあ、いわば、ぼくからすれば勝ち組である。自殺について書いてあるけど、
まあ、それなりに読める本ではある。西原理恵子の麻雀仲間だと思ったが、
西原の麻雀仲間はみんな本を出す。たぶん、この本を買ったぼくはいいようんにだまされているんだろう。
中身は悪くない。文章も読みやすいし、読んでいて飽きない。
だけど、自殺についての内省は、もっと深刻なものだ。この本を読んでも自殺に何か励まされることはないだろう。
自殺は心不全として発表することが多いと聞いて、ぼくの知人の死は自殺だったのかもしれないなあと思った。
ぼくはぼくの家系を心臓の弱い家系かと勘ちがいしたが、四十代、五十代、六十代の子持ちのおっさんたちが
自殺して死んでいたというのが真相なのかもしれない。ぼくが会社で倒れた時、
なぜか心臓の検診をすすめた先輩は、ぼくが自殺するつもりだったと思ったのかもしれない。
事実は全然ちがう。ぼくは本当に統合失調症で立ってもいられなくなったのだ。
それが誰にも伝わってなかったと思うと、今からでも悲しい。親戚のおじさんの死を、
「心臓が」などと話して「何にも知らないんだねえ」などとバカにされ怒られたのは、
自殺を心不全などといって発表する悪習慣があることだからとわかった。だから、読んでよかった。

途中から感想じゃなくて自分の統失語りになってるやんけ

「Ｏ嬢の物語」　ポーリーヌ・レアージュ
１５０位／１７７作品。翻訳小説ＳＦ以外。
ＳＭものである。これはＳＭの本質をよく突いていると思う。
つまり、ＳＭとは、痛みが快楽になる嗜好の人がいるなどということはまったくなく、
十代の女性を鉄輪で監禁して性奴隷にすることであるという事実である。
男性は、女性に虐待されることが喜ばしいことだと語らせ、簡単にいえば犯罪のごまかしをしているのである。
ＳＭとは、性犯罪のごまかし以外の何物でもない。
で、この本はエロ目的で買ったのではなく（本当ですって）、村上春樹がそろそろノーベル賞をとるかなあと思って、
毎回必ず交尾の場面を入れるあの作家と文学の比較のために買ったのである。
結果からいえば、村上春樹の圧勝である。村上春樹にＳＭの要素はないし、女権を尊重している。
「ノルウェイの森」では女性は自殺してしまうけど、自由恋愛だといえるだろう。
だが、「Ｏ嬢の物語」はまったく駄作である。十五歳のＯ嬢は、男根に突かれたと最初の頃に記述がある他は、
愛撫と監禁の記述ばかりで、まったく交尾の記述はない。２６０ページにおよぶこの物語の最後、
やっと、監禁されて愛撫されていたＯ嬢が二人の男性に犯されたと書かれて終わるのである。
激しい性の表現の抑圧のもとに書かれたくだらない小説というのがこの本の評価にはふさわしく、まったく読む価値はない。

でた「まったく読む価値がない」

自分の評価が絶対だとでも思ってんの？

「非望」　小谷野敦
１３３位／４５４作品。日本語小説。
「非望」と「なんとなくリベラル」の二編からなる。「なんとなくリベラル」は個性の弱い作品なので、
特に「非望」について書く。もてない男のもてない大学修士時代が描かれている。
物語が終わる頃には、博士課程に進学が決定する辺りになる。一人の女性を追いかけ、海外留学までして、
理知的で彼氏のいない女性に、はっきりと求愛を断られるところが書いてある。
状況描写は巧みで、必要な情報、心理描写の解説などはしっかり書いてある。
とにかく、完全にふられる話なのだが、この小説の主人公と自分を比較すると、
同じもてない共通点がありながら、この小説の主人公はしっかりと求愛している。
海外まで想い人を追いかけていく行動力もある。最後には、あなたの手紙は気持ち悪い、
話しかけないでください、なんとも思っていません、と断言される様は、実に共感を覚える。
これを読んで思うのは、もてなくて行動に出なかったぼくももてないが、行動に出ていてもぼくは
この小説の主人公のようにもてないだろうということだ。
小谷野敦は、現在では結婚もして、ぼくからすればかなりの勝ち組であるが、
この小説を書いたのが２００６年だという。ぼくがいくつかの短編小説を完成させたのより遅い。
小谷野敦は、ぼくを置いてきぼりにして幸せになってしまった。

「走れメロス」って(話の内容は印象に残るけど)特に面白くもないと思ってたけど、
原作は、古代ギリシャのピタゴラス教団の説話で、
「信頼(信義誠実、太宰風に言うと信実)に基づく自発的な履行」
の大切さを生死の次元にまでデフォルメして説いた話であることを最近知った。
セリヌンティウスは義務はないけど自発的に人質を買ってでて、
メロスも、帰らなくても、制裁が加わる訳でもないし、
国家権力によって処刑場に連れ戻されるわけでもないけど、約束どおり帰る。

執行官がいないため契約の現実の履行の強制の手段が発達していなかった時代の話。

「ヴェニスの商人」はこれと対照的な話。
シャイロックは「約束だから」心臓の肉を一ポンド取ろうとし、裁判を通じて実現しようとする。
ポーシャは「約束が全てなら」血が出てはならないし、
心臓の肉を一ポンド取って満足すると「約束したなら」
もうお金を返させることは出来ないと主張する。
「約束は守らなければならない」という旧約聖書の教義・教会法(カノン法)にかんする話。
この話では「約束は守らなければならない」と、新訳の「慈悲」が対置されているけど、
「約束は守らなければならない」は信義誠実とも対照的。

「ザ・ロード」　コーマック・マッカーシー
１５２位／１５６作品。翻訳小説ＳＦ以外。
世界が滅亡しつつあるアメリカの道を父と息子がただ歩きつづけるだけの物語。
読みやすいのだが、何一つ、これといった仕かけもオチもない。
息子におまえは善なるものだと教える父親は、ちょっと単純な西洋的価値観をしているといわざるをえない。
火星はどんなところとか、みんな死ぬんだよ、という台詞はＳＦかとも思うが、
この作品にＳＦ要素はない。世界が滅亡しかかっていることも、その原因もよくわからない。
あいまいなただよくある平凡な会話を書きつづけただけの凡作。
アメリカのここ十年のＳＦベスト１０に入っていたから読んだんだけど、外れだった。

『日本的霊性　完全版』鈴木大拙　角川ソフィア文庫（平成２２年）

昨日読み終わりました。

『裏ギリ少女』川崎中（かわさき・あたり）角川スニーカー文庫（２０１３年）

読みました。

>>702
こいつ確か元富士見ファンタジアの編集だろ？
面白いん？

>>703　え？　元編集者なん？　ラ研チャットに素人時代から来てたけど。

普通です。特に面白いって思わなかった。

マジか買おうと思ってたのに

私の評価が正しいとは限らないんで、読んでみても良いんじゃないですか。
萌えラノベは何を意識して読めばいいかわからないので、適当に読んでます。

ラノベに関しては、気が向いた本を読んでいるだけです

「日本ＳＦ短編５０�T」　アンソロジー
２１１位／４５５作品。日本語小説。
日本ＳＦベスト短編集の第一巻だが、同時期に「日本ＳＦ全集」というのも企画されてて、
だぶってる。先に企画されたのが「日本ＳＦ全集」だが、値段の高い分厚いハードカバーで出すので、
時代錯誤もいいところ。読みやすい文庫本で出してくれた「日本ＳＦ短編５０シリーズ」はありがたい。
こういう企画がもっと通るとうれしい。
ただし、内容は、第一巻はそれほど面白くもなかった。初期の人たちは名前を聞いたこともない人が並んでいたけど、
まったく知らなかった。どこかで短編でも読んでるかもしれない。
荒巻義雄の「大いなる正午」と筒井康隆の「おれに関する噂」がやや面白い程度。
あまり、斬新なＳＦアイデアはないな。

大いなる正午がやや面白い？
どうせまた意味わかってないんだろ

「大いなる正午」の内容はもう忘れた。

そんな貧弱な記憶力で順位つけたり「やや面白い」とか上から目線でいってんのか

おのれは記憶になにを期待しているんだ

サンドバッグ

読書メーター晒してください

>>715
この機に登録してみる
これ、過去に読んだやつの感想書いてもその日一日として、換算されるのか！？

ああ……もっと早くから存在に気づいていればよかった

読書メーターは、ちょっとおれと相性が悪いわ

おれは三か月かけて登録したから、のんびり登録したらいいと思うよ。
北川の読書メーター見たい。

おれはすっかり読書欲がなくなってしまった。
ここ半年くらいは、午後五時以前に起きて、早朝読書をしていたのだが、
それがたいそうはかどった。

が、最近は午後一時すぎてもまだ寝ているので、全然読書する気にならない。

積読、どうしよう？

すまん、もう登録消しちまったよ
一日の読書の数とかがおかしくなるのがたまらなく嫌なんですよ

無理して読む必要なくないか？
たまには、本を読む以外になんかやったらどうだ

なかなか本が読み終わらない。

ハイデガー『時間と存在』
ドイツ人の本ってなんか長くないですか?
世界でも長い方なのでは?

間違えた。『存在と時間』でした。
順番入れ替わって何か影響あるのかわかりませんけど。

『存在と時間　上』マルティン・ハイデッガー　細谷貞雄＝訳
ちくま文芸文庫（１９９４）

読みました。

上下巻だけのほう

「存在と時間」はあまりたいした書ではない。

今のところ、なんで存在すると言う現象があるのか、
ようするに解らないようだ。頽落という難しい言葉を使っている。

類義語は「ドイツ語-ラテン語」と表記して区別しているんですね。

（現存在にかかわる）zeitlich-temporal（存在にかかわる）

「根源的に」という意味

感想とか書いてないけど、読書メーター晒したら友達になってくれますか？

読書メーターのランキングについて考察するスレかサイトが無いかなーと探してるんだけと
未だに見つからん

読書メータースレは、文芸書籍サロンに一個しかないぞ。

全然、読書する気にならないから、まったく読んでない。脳の奥が眠い。

アメリカ文学でこれは読んどけってのある？　もう片っ端から読破したい。

カートヴォネガットのタイタンの妖女とか

>>731
ｻﾝｸｽ。読んでみます。

アメリカ文学代表は多分トウェイン「ハックルベリーフィンの冒険」とメルヴィル「白鯨」
20世紀前半はフォークナー、20世紀後半はピンチョンが一番評価高い作家だと思われる
あと亡命作家のナボコフ
個人的に好きなのはミラー「南回帰線」カポーティ「遠い声　遠い部屋」ケルアック「オンザロード」マーガレットミッチェル「風と共に去りぬ」

BE更新失敗の記念書きこ。

>>733
詳しくありがとう。カポーティかトウェインから読んでみます。

アメリカ文学ならブラッドベリィの「火星年代記」を追加で

自分が最近読んだのだと｢エラゴン｣と｢検死官｣かな

>>736
度々ｻﾝｸｽ。ブラッドベリ気になってみたからそれから読んでみる。
>>737
エラゴン面白そうですね。ありがとう。

ぼくのミトコンドリア遺伝子の型がわかりました。「D」の弥生系です。

『存在と時間　上』マルティン・ハイデッガー　細谷貞雄＝訳
ちくま文芸文庫（１９９４）

読みました。

下巻でした

「空襲警報」　コニー・ウィリス
１０５位／１１１作品。翻訳小説ＳＦ短編集アンソロジー
コニー・ウィリスのベスト短編集の片割れなのだが、まったく面白くない。
というか、話の筋がよくわからないので、オチもよくわからない。
宇宙人も出てこなければ、タイムワープもない。これがＳＦなのだろうかと思ってしまう。
やはり、アメリカＳＦは死んだのだと思わせる内容だった。

>>730
スティーヴン・キングでいい

>>743
やっぱりスタンド･バイ･ミーとグリーン･マイル？

アメリカ文学のおすすめ聞かれてキングとか挙げるのって
日本文学の代表は？って聞かれて漱石じゃなくて貴志祐介すすめるようなもんでしょ

キングもヴォネガットも好きだけどさ
ここで聞くよりhttp://www.amazon.co.jp/dp/4061495011こういうの参考にした方が良いよ

アメリカ文学の代表は？なんて質問は誰がしてたんだい？
片っ端から読みたいという人への回答なんだからキングでもヴォネガットでもいいんじゃないの？

『宇宙は何でできているのか』村山斉　幻冬舎新書（２０１０）

読みました

次は『日本語は本当に非論理的か』
読む前に抱いている、日本語に対する私のイメージを書いておく。

「日本語はおそらく非論理的ではない。文字を見ても論理性がないかのように見えてしまう」
といったところです。根拠があります。
日本語に「数えられる名詞、数えられない名詞」の区別がありません。
しかし、仮に数えられる名詞、数えられない名詞と区別して想定してみると、
当てはまるように思えるのです。示されないだけでして、区別はあるようです。
そのせいか、言葉の定義の区別がつかなくなっているように見えます。
だから、私たちは、どう言っても人から誤解されるような気がするのではないでしょうか。
その体験が根拠です。

言葉の定義を区別するには、とっても頭の痛い作業が待っています。
聞かれたらパッと返事をする程度のやりとりで、そこまで区別して言えるでしょうか。
普段からやっていないと、なかなか区別できないでしょう。
それで、誤解しやすいのではないかと思います。正しく理解できているかどうか
なかなか確認できないのも、区別ができないからでは？

「お前の日本語が悪い」と言いますが、そもそも日本語を見てどっちの意味なのか
分かりづらいと思います。それが本を読み始める前の意見です。

途中まで読んで気づいたことを極力排除して書き込んでみました。
ちゃんと書きこめているか、わかりません。

意識してるわけじゃないけど小説より新書を多く読んでます

『日本歩は本当に「非論理的」か-物理学者による日本語論』桜井邦朋
祥伝社新書（２００９）

読みました。

「英語を勉強するよりも先に日本語を勉強しろ」
という言葉の意味がわかる気がします。

本屋さん大賞ってどうなの
読書離れ進んでるのを何とかしたいんだろうけどさ

ミステリー大賞とかジャンル絞らなくちゃ如何せん範囲が広すぎ

本屋対象はニュースでも報道されるし、実際売り上げも上がってるから成功してるでしょ

>>750
「現代の金融入門」はオススメ

しかし、本屋大賞にノミネートされる本のほとんどにおれは興味ないな。

世間はああいう平凡な本を好んでいるのだろうか？

平凡な本というよりは一般受けする本なんじゃないの
普段読まない層やライトな層に売り出そうとしてるんじゃないのかな？
俺も本屋大賞のはあんまり読まないから知らないけど

「博士の愛した数式」は面白かったぞ

本屋大賞は平凡な本ではない
ライトユーザーが好む本だ

ミーハーなので永遠の0買った

「博士の愛した数式」なんか全然面白くないだろう？
明らかに奇抜なことを避けるライトユーザー向けだよねえ、本屋大賞は。

ああ、おれは小谷野と森見とおれと比較するために村上春樹の「女のいない男たち」を
買ってみるつもりだよ。

村上春樹のどこが奇抜なんだ？

数学者がメイン登場人物の小説って珍しいと思うけど、平凡だと言ってる人は数学者の小説他にどんなの読んだのかね？

>>760
村上春樹って一般受けしないの？
ベストセラー作家だけど？

春樹は、奇抜だろうｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
いちばん抜ける小説には「ノルウェイの森」は候補に入れるわ。

殺人全書読んだ
過去の殺人事件を調べたドキュメンタリーみたいなもんだが下手な推理小説よりも面白かった

一番抜けるから奇抜って
なに言ってんのこの人？

書店員が選ぶ本の大賞なんだろ？
ラノベが入っていてもおかしくないとは思うんだが

新しく本買った。

女のいない男たち、きみの友だち、機龍警察未亡旅団、時間のかかる彫刻、
さえずり言語起源論、オンラインゲームを支える技術、
オンノジ、

早く届くといいな。

マイノリティ気取るのも結構だけど、多くの層に受け入れられている本を受け入れられないのってあんまし威張れることじゃないと思うよ

本屋大賞は一般受け
俺は奇抜なのしか読まないじょー
こんな場末のスレでそんな中二病丸出しのアピールして何になるんだか
何の大賞だろうがいいものはいい、悪いものはわるい
だそれだけのことじゃん

『本屋さん大賞』って読書好きの層から普段読書しない層にも
幅広く提案してるミーハーな感じがするんだよね個人的に

俺なんかはミステリーが好きだから同じコンテスト形式でも
『このミステリーがすごい大賞』なんかは凄く興味引かれるけど
ミステリーが大好物なコア層へ向けた狭いコンテストだしね

『本屋さん大賞』は大賞以外の部門別が
まだ全然ニュースに載らないので取っ付きにくいかな

>>755
遅レスの横やり失礼。

有名だから、なんか話題になっているからって読む人はいるらしいですね。
読んでみて「そんなに面白くはなかった」ということもあるらしい。

『江原啓之への質問状　スピリチュアルな法則で人は救われるか』
質問者　丸山あかね（第4刷―２００６）

本が届いた。

漫画「オンノジ」めちゃくちゃ面白かった。
オンノジがいなくなっちゃう場面、最高だった。

「女のいない男たち」　村上春樹
３４２位／４５６作品。日本語小説。
村上春樹ならモテない男をどう描くのだろうか興味をもって読んでみた。
結果としては、たいしたことなかった。どの短編にも、男女が交尾する記述が書いてあるし、
モテない男の内省というものは見当たらなかった。
これはいつもの村上春樹であり、特に読むべき短編は見当たらない。
やはり、作家には得意とする分野があるのだろう。
モテない男なら、小谷野敦や森見登美彦の方が遥かに上手に描写している。

村上春樹は性描写多いと聞きますが老若男女たくさんの人が読んでいるのですか？

「さえずり言語起源論」　岡ノ谷一夫
順位不明
ジュウシマツの鳴き声を言語として研究した書の研究成果である。
鳥が鳴くのは、求愛となわばりの主張以外に意味はないとしている。
だから、鳥に文法は成立しえないのであるが、
この本には、文法の遺伝子をもつのは人類だけであるというチョムスキーの生成文法を
否定できるだけの内容はない。
鳥は、複雑な歌を歌う雄が雌により好まれるとしているが、文法と呼ぶにはほど遠いものである。
やはり、中国宋代の禅にあるように「犬には仏性はない」のであり、
デカルトのいったように「動物に魂はない」のであろうか。
今後の研究が待たれる書。
この書には読むべき価値はあまりない。

>>776
普通、春樹といえば、都会的セックスのことですね。

>>777
鳥の声、鳥の仕草、タイミングにいくつか意味があり、鳥はそれで生活すると思います。
鳴き方にいくつかルールがあるはずですが、このルールは
日本語文法ほど細かいルールがあるのでしょうか?そのルールを文法と呼んでいいのでしょうか

鳥の鳴き声には、私たちの日本語ほどの細かすぎる意味があったりするんでしょうかね。
そこまで細かい意味があれば文法と言ってもよさそうですね。

その辺が研究で分かると良いですね。

>>777
後一つだけ。「動物に魂はない」ってところですが、野菜なら実験があります。数年前に。
テレビで見たので。
大根に電極をつけて、電気がどう流れるか見ています。包丁で大根の真ん中を
輪切りにすると、電気はどうなるか。針が左右に揺れる機械からコードが
でてプラスマイナスの金属の棒がつないである。電気が流れて針が振れると音が鳴ります。

大根をど真ん中を包丁で切る。一気に針動き、針が一瞬で端っこにぶつかりピーって鳴る。
明らかに振り切っています。そして、２，３秒で針が戻り始める。ゆっくり戻る。
驚くことに、ピーの音もだんだん弱くなっていくのです。

ピー！って強くなって、ｲｲｲｲｲ・・・・・とだんだん弱くなって止まる。
・・・・

まるで断末魔の叫びが弱くなって、静かになって動かなくなるってイメージです。
「ギャーｱｱｱｱｱｱ・・ｱ・・・・ｱ・・・・」といって静かになるのを想像するとピッタリくる。

子供なら「大根さんも痛いんだろうね」って言うでしょうね。
大根に魂があるかどうか、すぐに解決しないでしょう。論理的整合性が皆無ですし、
魂がないと、理論を用意しないで放置するのも納得できないと思います。
この納得いかない気持ちも、理屈ではないのでしょう。

魂とか、神様とかは「ある」というとなんか違う気がするし、
「ない」というには納得できない。じゃあ何て言えばいいのかといっても
歴史上、誰も発明していない。不思議ですね。

魂、神様とか、霊的な話しとなると人類はあり得ないほど頭が悪くなります。
不思議です。

>>780
植物がしゃべるってのは、現代のとんでも理論のひとつだね。
植物にも情報伝達能力はあるけど、
鳥にもいえることだけど、合図であり、文法ではない。

オカルトでは、水がしゃべるって主張もあるよ。

「機龍警察　未亡旅団」　月村了衛
２６５位／４５７作品。日本語小説。
機龍警察シリーズの第四弾。シリーズ最高傑作と名高いが、あんまりたいしたことなかった。
ドラグーンとドラッグオンをかけているのが面白かった。
人物描写はあまり深くはないな。特に独創性が高いわけでもないし。
まあ、読む必要はないだろう。

吉川英治版『三国志』を読んでいます。

赤壁の戦いのところ。孔明の祈りで南東風（たつみ）が吹き、
黄蓋が曹操に降るフリをする所。

コミック『恋姫無双』あかりりゅりゅ羽版では、これが逆になってます。

映画『レッド･クリフ�U』では風が吹いてすぐに戦闘がはじまってます。

昔から三国志の映画などがいくつも作られてますが、内容をすこし変えてあるんですね。


>>782
ドラグーン、ドラッグオンはドラゴンと引っ掛けてるんでしょうね。
そんなマンガを二つほど見かけた記憶があります。

ドラグーンは、竜騎兵を表す外国語だよ。何語か忘れたけど。

「時間のかかる彫刻」　シオドア・スタージョン
１１１位／１１２作品。翻訳ＳＦ短編集アンソロジー。
面白い作品は一個もない。スタージョンは健在じゃない。
まったく疲れ果てた抜け殻のような晩年の作。

>>784
知ってます。何語か私も知らないのでググってみたら英語でいいみたいです。
単に音が似ているから、ひっかけているのでしょう。

ところで、何のマンガだったか一つ思い出しました。

『ドラクゥーン』真鍋譲治
内容は忘れましたが、主人公は女の子。

「ク」が濁っていないのは恐らく「Q」。
主人公が女の子で「Q」といえば「Queen」の「Q」ではないかと思います。

>>785
疲れ果てた抜け殻か。そんな作品を読んだことがある。

『キッチン』吉本ばなな

最初は平和でいいなーと思っていたけど、主人公はわけあってしんみりしている。
それで元気がないのを知らなければ、オープニングは穏やかな光景でした。

『三国志（五）』吉川英治歴史時代文庫（１９８９．４．１１第一刷発行）

読みました

森下一仁さんの本は、収録短編を思い出せなかったので書いてないが、
数冊読んでるぜよ。

『戦国雀王のぶながさん』重野なおき

読みました。

戯れで、本を読むのも善哉（よきかな）

仕事でフランス哲学の本の校正やってるがめんどくせー
ただの言葉の羅列じゃん
こんなのばっかだから俺はソーカルの肩を持つ

底辺女子高生面白かったぞ
お前が毎回オススメする世界は密室でできている。買ってきたがこれ面白いのか？今から読むわ

>>792
おお、同志よ。ぜひ、堪能してくれたまえ。
それは極上の一品のひとつだ。

ルンババ父といい、まるおといい
DQN親父たちが舞城先生の実体験かと疑いたくなるぐらいにリアル

メイントリック（？）の発想は面白いけど、伏線が特にないまま解決されるのがちょっと残念
まあ、舞城先生は推理ものの形を借りてるだけで、本格ミステリを書いてるわけじゃないそうだけど

>>791
ソーカル事件って、いまの小保方騒動よりもっとインパクトあった哲学界大スキャンダルだったらしい

なんとか、カントの二律背反を理解したぞ。

第一命題：造物主はいたか。
肯定：時間が永遠なら、連続体によって完結しない。よって、時間には始まりがある。
否定：世界が始まる前の空虚な時間が存在したとしたら、
非存在に対して現実存在が存在することを区別する時系列の順番は存在しない。よって、時間には始まりがない。

余題：空間には限界があるか？
肯定：第二の点についても背理法を使う。世界の中が同時に無間に存在することは、部分の無限が成立していなければならない。だから、世界の空間は限界がある。
（カントはフラクタルを知らない）
否定：世界がそれより大きな空間によって指定されることは、世界は全体であるから、ありえない。よって、世界の空間は無間である。
（カントは異次元を知らない）

第二命題：世界の要素は単純か複雑か？
肯定：多様な世界は単純な要素からは作られない。（カントは原子の発見を知らない）
否定：単純な一元性が発見できない。（カントは原子の発見を知らない）

第三命題：自由意思は存在するか？
肯定；自由意思は存在する。なぜなら、自然法則ですべてが決まるなら、それは最初までさかのぼらなければならないが、それはできないからである。第一の動者を想定するならば、この限りではない。
（カントは自由意思は造物主に与えられたものだと主張しているが、不確実性原理に当てはまらない）
否定：自由意思は存在しない。なぜなら、自然法則の他に自由の法則が存在するという場合、自由の法則も自然法則の一つといえるからである。
（カントの論理は成立しない）

第四命題；世界の一部に絶対者が存在しえるか？
肯定：世界の一部に絶対者は存在しえる。なぜなら、世界を条件づけるものは、最終的に無条件者にまでたどりつくからである。
否定：世界の一部に絶対者は存在しえない。なぜなら、絶対者は時間の系列に規定されないのであり、世界が始まることがないからである。

忍法帖が使えなくなった。

で？

で？

でぶ？

「日本SF短編５０�U」　アンソロジー
１３３位／４５８作品。日本語小説。
日本SF作家クラブ創立５０周年記念アンソロジー第二弾。
矢野徹「折鶴宇宙船の伝説」と新井素子「ネプチューン」が面白い。
山野浩一の「メシメリ街道」もなかなか。
「ネプチューン」は再読で、初読時よりも感動を得られなかったのは残念。

雨の日のアイリスは最高だった

アドレス変更でこのスレ見失い、やっと見つけた。

『連射王（上）』川上稔　電撃文庫（２０１３）

2007年版を文庫化したもの。

「本気とはどういうことか？」

『連射王（下）』

そして少年は
己の本気を試し始める――。

「今でなければ、やって意味のない事が有るんだ」

『連射王（下）』川上稔　電撃文庫（２０１３）

読みました。

人間失格
太宰府天満宮

「読んだ小説１０００冊の面白かった順位ランキング」を発表したが、
やはり、かなりみんな興味があるようだ。
やはり読まれてたんだよ、おれの書評。

７月に神メモの新刊が出るみたいですね！
正直なところ1巻で終わった方がキレイな作品なのであまり食指が伸びませんが、完結編みたいですし、出たらレビューさせていただきます

『ゴールデンタイム(完)』 竹宮ゆゆこ

大学を舞台にした風変わりなラブコメラノベ。
去年からちょくちょくレビューしてきた作品だが、完結巻が出たため改めてレビューを。
『とらドラ！』の作者による軽妙な言葉回しは健在であり、最後まで突っかかりなく読ませる手腕はさすが。
しかしながら、第２の『とらドラ！』になれなかった理由が散見される出来でもある。

まず、『とらドラ！』に比べメインの恋愛要素の出来が悪い。
何より、主人公の恋が序盤に実ってしまったのが最大の失敗である。
しかもその仲が深すぎて駆け引きの醍醐味も薄い。
移ろう心情描写に何よりの重きがあるラブコメにとって、この制約は致命的。
関係がもつれる展開はあるのだが、これもさんざん伏線を張ったわりに申し訳程度の回収しかしていない。
本作の恋愛要素は魅力を欠くばかりか、描写を狭める枷になっている感すらある。

そして、このジャンルには珍しい「大学」という舞台についてだが、これも失敗だったのではないか。
「中高生に受けにくい」などという商業的な理由ではなく、単純に舞台を活かせていない。
サークルや履修登録、新歓など、ラノベには馴染みのないワードが飛び交う新鮮さはあれど、それが活かされるのは序盤だけ。
結局狭いコミュニティでの色恋沙汰に焦点を絞ってしまうのだから意味がない。
内容の陳腐さを隠すための舞台と揶揄されても仕方ないのではないか。

まとめるに、序盤から徐々に失速し凡作に落ち着いてしまった作品である。
前半だけなら文句なく良作なのだが、中弛みを挽回できないまま終わってしまったといえる。

くり返すが、わたしの主張は、
ＳＦは「みずは無間」「テキスト９」「脱走と追跡のサンバ」の三冊があれば充分だというものだ。
この三冊でＳＦのすべて、いや、文学のすべてを記述している。他の本を読む必要はない。
理解できるまでこの三冊を何度も読んでほしい。

「みずは無間」は、
最も現実的な宇宙ＳＦであり、過去の宇宙ＳＦをすべて葬りさってしまった。
この作品に比べれば、どの宇宙ＳＦも荒唐無稽な勘ちがいを記述したＳＦにすぎない。
宇宙を知るには、この作品を読むべきだ。

「テキスト９」は、
神と論理学の現代最高水準の到達点を示している。わたしは聖書に代わって読むべき本を日本人が書き記したと
最大限の賛辞を送っている。今後、１０００年間で、聖書が刷られた６０億部と同じ数だけ
「テキスト９」を発行するとよいだろう。

「脱走と追跡のサンバ」は、
不条理小説である。つまり、正統に対する「外し」の文学である。その最高傑作であると思う。
絶版で入手困難だが、復刊予定があるのでそれに期待だ。まさか裏切られることはないだろうが、
この出版業界、どうなるか水物だよ、本当に。外しに関して、ＳＦ作家適性試験というものが書かれており、
ぜひ、挑戦してほしい。

脱走と追跡のサンバはニューウェーブだっての
何が不条理だよ、何にもわかってない

相変わらずマルチポストしてんのか
病気なんだろうな

ラノベではないですが、備忘録を兼ねて失礼します
一応、ネタバレは極力控えています

『出口のない海』 横山秀夫

実写映画化もされた戦争小説。今更ながら読了。
人間魚雷に乗ることとなった特攻隊の運命を描く作品である。
本当は分析して大学のゼミに持っていく予定だったのだが、面白くて普通に読んでしまった。

ストーリー自体は新鮮ではない。
戦時中のメロドラマは枚挙に暇がないが、これもそのひとつである。
「国への忠誠」と「生への渇望」の間で揺れる主人公像は誰でも想像がつくだろう。
それがさまざまな出来事を乗り越え「覚悟」へ至る展開も一般的なものだ。

にも関わらず印象的だったのは、小道具の使い方が上手いせいだろう。
とにかく本作は、「閉塞感」をひたすら描写に溶け込ませる手法を用いている。
直接書いてあるのではない。
意識して読んでみると、「閉じたもの」や「暗いもの」の描写が続いていることに気づかされるのだ。
詳しくは省くが、これはテマティズムを用いて感情移入を容易にする高等テクニックといえる。
初読時には気づかなかった仕掛けだが、それがゆえか引き込まれ、最後には落涙していた。
（たとえば、映画「ジュラシック・パーク」において、人工物は直線、自然物は曲線で描き分けられている。
この法則を無意識に刷り込むことで恐怖・安堵の喚起を勧め、その触れ幅を大きくしているようだ。
多義性のある概念だが、ここでのテマティズムとはこのような手法を指す。）

同作者の『半落ち』があまり好きではないので期待していなかったが、非常に面白かった。
まだ読まれていない方はぜひ。

>>812
へー、そんなにいい作品ですか。テマティズムは知りませんでした。ちょっとググったら
辞書にはありません。ウィキペディアには「文芸評論」ってありました。
あなたが言うのとは何か違う気がします。
ジュラシックパークは見ましたが、恐怖と安堵のバランスは気づかなかった。

最後に「今さらながら読了。」ということですが、本はいつでも、何度も読め
るのがいいですね。私は、デジタルよりも紙が好きです。私は哲学思想の本
などは大学生の内に読むものと思い始めています。私事で済みませんが、
学校教育が終わるまでに全く読んだことがなかった。哲学書は全部「いまさら」読んでいますｗ
学生時代は三島由紀夫などの文学書も全く読んでなかったのです。
読書感想文でしかたなく『ヘレンケラー自伝（子供向けのやさしい本。水色の）』
『坊っちゃん』などを読んだ程度です。

小林よしのりのコミック『天皇論』を読んだのがきっかけで「学生の内に読む
べきだった」と思うようになりました。学生の内にやるべき読書を今やっているんです。
読んだ後はなんか分かった気になりますｗ（興奮と微熱が冷めれば、解っていないことに気づくのを繰り返すｗ）

さて、書評とは関係ない事を描いたので今読んでいる本の事を少し書いておこう。

つづく

『黒田官兵衛』童門冬二

黄色い本。黒田家の家紋でしょうか?家紋らしき模様がうっすら黄色く浮かぶ。
中身は小説ではなく、新書の文章です。一つだけ挙げると、黒田家では「腹立てずの会」と呼ばれるようになった会議を行った。
・参加者資格はない。
・自分が批判されたと思っても怒ってはならない。怒って人事で報復してはならない。
・話す事がある時だけ開く
・月に何回でも開く
・黒田家に重要な事は絶対に口外してはならない。
などと、現代のくだらない会議とは別物です。「キレイ事ばかり追っかけると
現実に対応できない」と、人が喜ぶ組織運営をバカにする人が多いのですが、
そのバカにしたやりかたで存続しているのが黒田家です。
しかも、多くの人が金に嫉妬し、悪人だと決めつける商人の家でもあります。
「おぬしも悪よのう、越後屋よ。へっへっへ」
「いえいえ、お代官様。いーっひっひ」というようなイメージを持っているでしょうが、
黒田家にはなにゆえか、本当の意味のリーダーシップを持った人もいたようです。
この家に生まれた人は幸運だ。近代で言うケネディ大統領のような家に生まれたことになる。
親のやることにはちゃんと考えがあり、わが子だからと言って侮らない。
両親にも学問がある証拠です。

目下だからといて侮らない戒めを持って生きている人は二種類いるそうです。
・古典を読むなどして学問を磨いている人
・ご神業（しんぎょう）に生きている人
後者のご神業とは、神に見られている気持ちで生きるような姿勢のことですが、
詳しくは関係ないので省きます。

おわり

>>813
あまり話すと特定されそうなので控えますが、このテマティズムの意味は私の敬愛する某教授の受け売りです(笑)
まだ歴史の浅い学問なのでネット上にはあまり情報がありませんが、「ナラトロジー(物語学)」についての本を漁ればこの意味があるはずです
もし興味とお時間がありましたらどうぞ

ナラトロジー。本を探すとしたらどんなジャンルですか?
見当もつかない。

メジャーなものでは、『物語のディスクール』が今日のナラトロジー研究の基盤であるとされます
その他、タイトルに「ナラトロジー」とあるものを単純に当たられてもよいと思います

比較的日の浅い学問なので、本の絶対数が少ないという事情があります……

早川復刊フェア、きたあああああああああああああああああああああ。

早川書房 ?@Hayakawashobo ・ 9分
【復刊フェアのお知らせ！】早川書房では、11月下旬にハヤカワ文庫の復刊フェアを行なうことになりました！。
http://www.hayakawa-online.co.jp/news/detail_news.php?news_id=00000780 …

期間
　6月16日（月）から23日（月）
方法
　（1）メール：[email protected]（件名を「2014年復刊フェア」としてください）
　（2）twitter：ハッシュタグ「 #hayahukkan」をつけてツイート（日付が変わるまでを対象とします）
　（3）葉書：〒101-0046　東京都千代田区神田多町２−２　早川書房　復刊フェア係（当日消印有効）

「日本ＳＦ短編５０�V」　アンソロジー
２１２位／４５９作品。日本語小説。
山田正紀「交差点の恋人」の脳科学が面白い。快楽の王ってアイデアは他でも使えそう。
谷甲州「星殺し」は何千年の規模で展開する現実的な宇宙戦争。

他の本読む必要ないんじゃなかったんか？

「日本ＳＦ短編５０�W」　アンソロジー
１５６位／４６０作品。日本語小説。
田中啓文「嘔吐した宇宙飛行士」と、北野勇作「かめさん」が面白い。
「かめさん」は「かめくん」とちがって本格ＳＦだわ。
「亀×アキレス・ドライブ」は斬新な超光速移動だ。
コードウェイナー・スミスの平面航行に対抗できる。

『黒田官兵衛――知と情の軍師』童門冬二　時事通信社（２０１３）

『魔法科高校の劣等生５　夏休み編＋１』佐藤勤　電撃文庫（２０１３）

一回読んでました

>>823
ああ、すごく知りたいんだけど、
魔法科高校の劣等生で、防御膜を連打して叩きつけて相手を攻撃するという描写はあるのかい？

たぶん、ワンピースのバルトロメオがそのうち使うだろう技だけど。

細かい理屈はよくわからないんですけど
絵的にそうみえる戦いはあったと思います。
５巻までの間でどこだったかは忘れました。
わからなくて頭痛いので、あまり読まないようにしていたんですけど
アニメ始まったから久々に読もうと思ったら、一回読んだのを忘れて選んでしまった。

１〜４巻は一度しか読んでいないし、だいぶ前のことなので忘れました。

たぶん、あなたが言う通り「弾き飛ばす」か、「術者が防御壁をつくるための
サイオンを読み込めないようにするとか何とか」みたいなやり方だったと思いますが
一回しか読んでいないので正確には解りません。

達也は戦いだけではなく、分析のほうもすごいので、弾き飛ばすような単純なことは
あまりないと思います。細かい違いがよくわからない専門用語が並んでいて
原作を読んだらけっこう難しいですよ。
哲学用語までつかうくらいですから、おのずから細かく複雑になるのでしょうね。

私は細かい事はどうしても解りません。

たとえば「移動魔法」「加速魔法」の違いが良く分かりません。
「移動しないで加速するってなんだ」って思います。

>>825
ありがと。
主戦法ではないなら、ワンピースで使ってもかまわないな。

防御膜の連打で破壊するのは、ぼくの幻覚譫妄状態の中の実戦で最も使い勝手の良い最強戦法なんだ。

>>826
たぶん、「加速魔法」はＦＦでいうヘイストみたいな魔法なんだろう。時間の加速だな。

なるほど。卵をリビングからキッチンへ動かす例がでていて

魔力の塊？で覆って物理的に「移動」し、
時間を加速（の逆?）をさせることで結果的に減速ってところですかね。

この卵の移動すらできないようでは、魔法で何一つできませんからね。
だからこの理屈がわからない私の方が劣等性なわけでｗ
あ、その前に入学できないかｗ

本を買った。
読書欲減退中のため、二冊。

放課後の音符、盤上の夜。

あと、ブログに「ワンピース考察２０１４年つおるあ版」書いた。

「放課後の音符」　山田詠美
１３３位／４６１作品。日本語小説。
スイーツな男女におすすめ。
小説はきっとこういうことが書いてあるんだろうと、子供の頃想像していたことがそのまま書いてある。
文章は上手だし、物語のテンポは速いし、短い本なので、一度、みんな読んでみるといいだろう。
ヴァージンが「（メイクラブの）才能のない男は、ずうっと才能ないままよ」なんていう当たりが、
世間の悪習慣を体現しているようで、本当に醜悪。
だが、学生時代にモテた女の子にとっての物語としては、とても上手に書いてあるのではないだろうか。
処女の語り手が、すでに性経験のある女の同級生の話を聞くというのが基本形だ。
まあ、たいした恋愛経験のないぼくの感想としては、やはり、別に男女の恋愛にぼくに隠された秘密など何も存在しないのだということだな。
それがわかるだけでも読む価値ある。好き嫌いわかれるだろうけど、こういう本が一冊はどこかにないとおかしい。
この本をぼくが手に取ったのが１１００冊読んだ後だというのが、ぼくがいかに甘い男女の恋愛から遠い生活をしているかがわかるというもの。

>>831
１１００冊も読んだんですか。
読み始めてどれくらいの時間が過ぎたのか聞かせてください。

私は読むスピードが遅すぎて、なかなか進まないのでこれでいいのかって思っています。
どれくらいのペースで読むか検討したいので、聞かせてくれませんか。

最近は邪魔が入りまくってなかなか読み進められませんが、
それでも読み続けるつもりです。どうせ無知だから本を読んで文字くらいは知っておいたほうが良いかと思っています。

>>832
あれ、知らなかったですか？
十八歳の時から十八年間で１１００冊読んだですね。
今、三十六歳です。

>>833
ありがとうございます。
私より一つ年下ですね。

ラベルのない缶詰をめぐる冒険 (竹書房文庫)
アレックス・シアラー

表紙につられて購入。これは冒険なのか？と思っていたら本当に冒険だった。少し怖い面があって、そこが魅力だと思う。児童文学。

「日本SF短編５０�X」　アンソロジー
２０６位／４６２作品。日本語小説。
「魚船・獣船」は五回くらい読んでいるが、テンションがあったのか今回読んだのがいちばん興奮した。面白い。
飛浩隆「自生の夢」の忌字禍（いまじか）、山本弘「オルダーセンの世界」の亜夢界（あむかい）が単語として格好良かった。
伊藤計劃はやっぱりあんまり好きじゃない。

そのときのテンションで決まるランキングに何の意味があるんだろうな

私は伊藤計劃の「虐殺器官」好きですよ。最近の世相に照らし合わせると感慨深い。
「ハーモニー」は、現実とは少し離れているので、思春期の感じやすい気持ちに興味がないと、その世界観に入り込めなくてつまらないかもしれませんね。

ハンドルネームつけるときの表示が消えていたので、
入れるために書き込みます。

「読んだ小説１０００冊の面白かった順位ランキング」を発表したが、
やはり、かなりみんな興味があるようだ。
やはり読まれてたんだよ、おれの書評。

『善の研究』西田幾多郎　岩波書店（1989年、第６３刷）
『アラタカンガタリ』１０巻まで　渡瀬悠宇　少年サンデーコミックス（２００９）

「盤上の夜」　宮内悠介
１９３位／４６３作品。日本語小説。
卓上ゲームの扱ったSF短編集。SF色は弱く、一般小説に近い雰囲気のものが多い。
将棋の「千年の虚空」では量子歴史学が出てくる。歴史はどちらもありえたとして、歴史の価値をまったくなくしてしまうもの。
そのアイデアは面白いと思う。

206 記憶喪失した男＠転載は禁止 2014/06/12(木) 14:04:34.98 ID:H1wfsuTD0
盤上の夜を読んだ。

量子歴史学の載ってる宮内悠介の「千年の虚空」の発表は２０１２年３月。
おれの量子的歴史観測の載ってる「さえずらない宇宙」の発表は、２０１０年１２月２８日。

宮内さんが量子歴史学のアイデアを使うといっておれに電話をかけてきたのは、
幻覚ではなく、実話だ。

おれのアイデアは充分にプロとして通用するものだし、これは組織体験ではなく、実体験である。

平気で嘘をつく人たちを読み終わった
精神科医の著者が今まで出会った邪悪な人達について書かれている
兄が自殺し落ち込んでいる息子に対して兄が自殺した拳銃をプレゼントする両親
恐ろしいほどの共依存関係を築いている夫婦
彼らは相手の気持ちを全く考えていない
当然自分がした事で相手が何を思うのかもわかっていない
2ちゃんでいわれるサイコパスのような人間が紹介されている

本屋でバイトしてたときはよく読んだが、最近はさっぱりだなあ
何か面白い小説に巡り会いたいものだけど

今、検討中なのが、アイドルよりＡＶ女優を支援していこうかな、ということなのだけど、
いろいろ問題は山積みだ。

とりあえず、お気に入りのＡＶ女優は、
坂口みほの、上原亜依、夏川まゆり、若葉くるみ、さくらゆら、
の五人が今、候補に挙がっている。

誰もまだ見たことないけど、顔と雰囲気で選んだ。

ひどい誤爆を見た

「喜嶋先生の静かな世界」　森博嗣
３２０位／４６４作品。日本語小説。
退屈な小説であった。理系修士の様子を淡々を書きつづっているのだけど、
計算機センタで計算している以外にほとんどすることがない。
長く単調な話が淡々を続いた後で、「ぼくは凄くならなくても、偉くならなくてもいいんじゃないかな」という答えに
たどりつく。そこはちょっと文学的な価値のある部分だと思った。
喜嶋先生の恋愛については、オチとなっているが、全然共感できない。
大学院では自殺が多いというのが興味深かった。

「きみの友だち」　重松清
２９８位／４６５作品。日本語小説。
ぼくにとって最悪な小説ともいえるだろう。中高生には重松清がおすすめで、「きみの友だち」を読むといいなどと、
すすめていた人がいたから読んだのだけど、こんな小説を中高生にすすめるなど頭がおかしいとしか思えない。
まず、物語に重病の中学生が二人出てくる。これがまず不自然だ。重病の女の子は二人も学級にいないだろう。
この二人が仲良しなのだけど、どちらも、相手を友だちだとはいわない。それで何かオチでもあるかと思えば、ない。
友だちだと思える人はとても貴重な存在で、「みんな」なんかを友だちだと思いたくないという小説なのだが、
それはどうなんだろう？　嬉しいかなあ、そんな人生。卒業式には急に学級がみんな仲良くなり、いじめていたことも忘れて
楽しく談笑し合い、これがぼくたちの青春だったのだと笑い合うのが本来ではないだろうか。そして、そういう子どもたちが
日本の中高生の大部分だとぼくは思っていた。ぼくは、その中に入っていけなかったひねくれものだけど、ぼくの目には、
みんなはそう映っていた。だから、こんな小説、何の価値もない。
しかも、それに付け加え、勉強も運動も学年一位と二位だという超優能児が出てきて、話のもう一つの軸を作るが、
そんなやつらが存在しても、別におれはそいつらを自分より上だとか思ってなかったから。だから、まったく趣味が合わない。
最悪な道徳観念の低い悪書であり、まちがっても、中高生におすすめなどしてはいけない。
ただし、読みやすいのは確か。

小学校の頃騎馬戦をやったのだが人数が合わなくて自分の騎馬だけ女子が上に乗ることになった
最初は上に乗る女子も恥ずかしかったらしく男子の腕にお尻をつけないようにして戦っていた
でも次第に騎馬の体勢が崩れてきて右側を支えていた奴がこけてしまったので
上に乗っていた女子は左側を支えていた自分の右腕にまたがるような格好になった
自分も右腕だけで支えるのはきつかったがなんとか崩れないように右腕で女子を上に押し上げていた
するとその女子は
「あっ・・・まって・・・ちょっと・・・あっ・・・あたってる・・・あたってる・・・あっ・・・」
と自分の右腕を挟みこむようにして腰を捻った。
小学生の自分に「あたってる」のが何なのか分かるはずもなく、
「今はまだがまんして！」
と訳も分からず励ましていた。
女子は「う、うん」と頷いたきり前を見据えてこちらを見ようともせず、力んだ顔をしている。
横から敵の騎馬が突進してきた。
旋回しようとするがバランスが崩れてしまい、右腕を思いっきりその子の股間に押し付けるように
突き上げてしまった。
「ひゃぅんッ」と声が漏れた。
なんだ？今の
見上げると真っ赤な顔とした女子と目が合った。
その喘ぎ声の理由を知る由もなく、「痛かった？」と尋ねると、
何も言わずにフルフルと首を振った。
「よし！このまま攻め込むぞ！」と隣の友人が叫んだ。
俺もそれに乗じて二人で前方へ疾走する。
が、当然それには上下運動を伴い、上に乗る女子の股間は何度も俺の右腕に押し付けられる。
「んっんっんっ･･･」
振動に合わせて彼女の鼻にかかった息が漏れる。
俺は

『幸福について―人生論―』ショーペンハウアー　新潮社（黄）（昭和四十八年　十五刷発行）

原題『処世術箴言(Aphorismen zur Lebenswersheit)』

>>817
『日本小説技術史』もいいよね。
小説読むのも好きだけど、技法を研究
するのも醍醐味、二度楽しい。
こんな感じ
http://m.blogs.yahoo.co.jp/surf57102

あとは、どういうストーリーにすれば
OOの感情を出せるかを、学際的に考える

>>852
『物語のディスクール』読み始めて３日目くらいになる。
タイミングが良くてびっくりです。
フランス文学を全く知らないので理解しにくいです。

>>854
実は『物語のディスクール』それ自体は
まだ読んだことがなく、引用を通して
知っているだけなのですが。
(法学部生の趣味ですし)
それに、最近はナラトロジーや語用論から、
「学際的に」小説などの技法を明らかに
することに重点を移しています。
(リンク先のブログ記事では、
仮説段階のことは書いていませんが)

例えば、どんな話に恐怖を感じるかについて、
芸人の伊集院光はラジオで「話し下手が話す
要領を得ない語り口の怖い話の、どこが怖い
ポイントか、ふと気付いたときの怖さ」
について話していました。

また、脳科学の分野で、共感(物語のなかでも)
をすると、オキシトシンという物質がでて
これには恐怖や不安を緩和する機能があることが
分かっているそうです。
これに、今まで自分が見聞きした怖い話を加味すると、
恐怖は1全く知らないうちに2心がない主体が
3そばにいたことに4気づく
ストーリーで感じられる、という仮説が
立つのではないでしょうか？

他にも、刑法学で指摘されている「応報感情」
モースが贈与論で指摘し、ローマ法学者木庭顕が
継続的契約(契約と意識されにくい無償の使用貸借含む)にも
見られると指摘する互酬性receptoricity≒義理
(裏切った/裏切られたと深く関係？)など
学際的知見から得られるものは多い気がします。

>>855
そうですね。フランス文学からいくつか選んでまともに研究しています。
だから内容を知らない本の検討なので理解しにくいです。
言っていることは何となくわかると思いますけど。

>>856
＞共感について
３と４は番号の位置がずれましたか?これであってます？

人間は潜在意識があって、共感、感動すると潜在意識が活動します。
本を読むと疑似体験ができます。潜在意識って便利です。しっかりイメージすれば
体験に似た認識をしてくれるから。

>>857
恐怖の四要件のうち、オキシトシン云々は
1と2の要件に関連します。
「主体」と表現したのは人間である
必然性がないからです。
共感は言い換えれば感情移入のことです。
それと、怖い話の例
http://dic.nicovideo.jp/a/赤いクレヨン
それにこれはブログで書いたことと違って
単なる自分の仮説に過ぎないので。

あと、潜在意識云々というのは、
ちょっとよく分かりませんね。
精神分析系の話をしているなら、
それは現在では科学的とはいえません。
例えば『心理学』東京大学出版会
なんかを読むといいかもしれません。
宗教の話をなさっているなら、これ以上
ツッコミませんが。

>>859
宗教じゃないです。心の話しが全部宗教ではない。
精神分析や心理学あたりの話しです。潜在意識って無意識の範囲のことですから。

心臓がバクバクするケースと、しないケースみたいなものかな、良い例えが思いつきませんけど。

潜在意識がなかったら、勉強した後で体を使って再現することができなくなりますよ。
勉強してイメージしたことが、完璧じゃなくても考えた通りになるのは
考えたことと、体でどう動かすかをイメージするからで、頭で処理しきれない
情報量を処理するのに潜在意識が必要です。

>>858
＞共感は言い換えれば感情移入のことです。
了解

>>860
現在の心理学では手続き的記憶というので
違和感を覚えました。
それと
http://m.blogs.yahoo.co.jp/surf57102
ですが、妥当な見解だと思われますか？
(「感情的になるバイアス」以外の記事)
お時間があれば。

ちょっと精神分析を真に受けている感じが
するのは気になりますね。自分がせっかく
学んだことを放棄するのは嫌なのかも
しれませんし、これ以上はとやかく言いませんが
実験方法に欠陥があるのは明白かと。
「頭で処理しきれない」というのも変ですが
反射じゃないんだから。

アニメ「シドニアの騎士」全１１話中１０話をGYAOで無料配信しているぞ。
最終回放送前だかららしいが、最終回放送日がわからないので最終回見れない。

６月２１〜２２日まで。

けっこう面白かった。
エヴァになりそうでならない。

http://m.blogs.yahoo.co.jp/surf57102/10789179.html
たぶんこれでこの記事は完成系なのですが、どうでしょうか？
ちなみにこれでオチが網羅されてる訳ではない。
『火刑法廷』はあくまで恐怖オチで、パターン4とは異質だと思う。
「どんでん返し」っていうカテゴリーを設けることは実は不適切だと思う。
ナラトロジーの観点からいうと、
6(2)の(1)(2)はナラトロジー的な手法で、
(1)は「n度起きたことは1度語ればよい」にあえて違反。(2)はプルーストっぽい。
単純に表現、語り方の問題じゃなくて内容の問題でもあるけど
4(2)の立ち聞きは、語りの省略を可能にする手法として本来は使う。

>>865
オチ一覧ではなく、
複数の感情を同時に読者に与える表現方法一覧

「n度起きたことは1度語ればよい」
によく考えたら違反してなかった。

「アメリカン・スクール」　小島信夫
３２３位／４６６作品。日本語小説。
戦後世代作家の鬼才小島信夫の初期作品集。短編集である。
芥川賞をとった「アメリカン・スクール」は何が面白いのかわからないが、戦後における英語教師を描いたものとして
資料的価値があるかもしれない。戦争を題材にとった作品がいくつかあり、戦争の様子をうかがい知ることができるが、
面白いことなど何も書いてはなく、「鬼」において、
「軍隊で私はぐずで暮らした。ぐずで暮したことが、意外に私の生命を長びかせた」
という文章が印象深い。戦争とは、そういう側面もあるのかもしれない。
唯一、娯楽として面白い短編は「馬」くらいで、主人公の嫉妬と奥さんが勝手に家を増築することに対する懐疑が幻想をまじえて語られ、
たいへん面白い。

全体としては、やはり、純文学などつまらない読み物だという感想である。

「瑠璃色にボケた日常」（１巻だけ）　伊達康
２４６位／４６７作品。日本語小説。
書き出しの部分はひどくつまらなくてがっかりしたけど、途中から読みやすくなった。
「おはらい研究会」のネタはたいへん面白かったので、それだけでも読んだ価値があるが、
それ以外のあれこれはまあよくある話。
最近のラノベは商品としての質が明らかに低下していると思わざるを得ない。

「金毘羅」　笙野頼子
８２位／４６８作品。日本語小説。
神道の知識、少なくても、神仏習合という単語くらいは知ってないとわけわからない小説。
傑作である。神道ファンタジーを新しく構築しなおすというぼくの悲願、東洋ファンタジーを作りたいという願いは、
すでにこの神道よりな「金毘羅」とユダヤ教的神話大系を新しく築き上げた小野寺整の「テキスト９」によって、
大方、すでに完成しているようにも思える。ぼくは、日本神話をもっともっと面白いものにしたい。
そのためには、ヒトゲノム計画を注視し、神道の氏神崇拝の痕跡を大切に守らなければならないが、
それをした後、なお、新しい神話を築けたらいいなと思っている。
神道に興味のある人が第一に手にとるべき書であろう。