952 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/06(金) 12:17:13.77 発信元:210.138.208.33
だが、それで良かった。
物語も、生命も、全ては始まり終わる。
それでも、誰かの想いが過去に解れ、今を紡ぎ、未来を編むものなのだ。
そんな、初めと終わりを繋ぐ、ただ一つの糸が在った。
それが彼女――唯であった。
953 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/06(金) 13:45:39.25 発信元:206.223.150.45
始まりから終わりまで、ずっと同じ繰り返しをしているだけ…
誰が過去に遡って見ようとするのだろうか…、未来何て現在と何も変わらない。夢も希望もなく何の高揚感も期待感もない物語
永遠にノイローゼのネズミは篭のなかの走り続けているだけのことさ
………無駄な時間の中の出来事
・・・悲しすぎる
鉛筆握って何か書いてみんしゃい
唯は悲しかった…泣いた。
957 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/06(金) 16:08:50.61 発信元:126.204.42.211
茶店に入り一息つく
「ご注文はいかがいたしましょう」
ウェイトレスがマニュアル通りに聞いてくる
おっ、よく見ると可愛い
それが俺と涼子の出会いであった
958 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/06(金) 16:08:54.90 発信元:206.223.150.45
ただ、過去のことを一つだけ思い出したことがある。
唯は、小さい頃友達からクミンと呼ばれていたことだ。
別に本名が久美子でも玖美でもないのに…なぜだか、不思議だった…
そのあと涼子は、
「この、変態」
と、言い放ちそこから立ち去った。
960 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/06(金) 16:49:09.57 発信元:126.204.42.211
唯には俺の知らないもうひとつの顔があったに違いない
最近、その事ばかり頭に浮かぶ
そんな時
「あれ?眞壁くんじゃない。あはっ、やっぱり」
唯だった…幼い頃の面影が残っている。一目で分かった。
それにしても…綺麗になった…
961 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/06(金) 20:59:26.73 発信元:1.72.4.137
唯に比べ俺はというと典型的なキモオタデブ男になっていた。
「相変わらずキモいねっ!」と笑顔で言う唯。
あぁ、これだ・・・唯の放つ罵詈雑言が快感だったことを忘れていたよ。
「唯!もっと俺を貶してくれぇーーー!!」
962 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/06(金) 23:12:06.84 発信元:121.2.143.25
自惚れ女が、100円ショプでバイトしてるよ。
唯「馬鹿かお前は!」
964 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/07(土) 05:30:22.19 発信元:126.254.36.136
貴方、私の事好きなんでしょ?
果たして……、
終わりがあるからどうなっちゃうのって期待感が持てるのだが。
この物語の全ては、解決されるのだろうか?
それとも、ダラダラと2へ流れ込むだけなのだろうか?
……それは、わからない980ポイントが迫ってきているのは事実なのだが
966 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/08(日) 02:02:47.01 発信元:221.189.72.35
担当編集「もうページ数も少ないし年表形式で纏めちゃいましょう」
967 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/08(日) 21:43:46.07 発信元:121.3.22.240
自惚れ女は、しょーもない男と結婚して絶望の毎日だそうだ。
ただただ、思うばかりの日々が続いた……。
?があって…そして、!が導かれる。その間には、!?があって理由付けられる…。
では果たして、あの故郷に残した、カレーと郵便屋の疑問?はどうなるんだ…あぁ…
もう一度、一から振り返らないといけない時が来たのかもしれない。
まず、俺が出会った人物について上げてみよう…
巨大乳輪のおんな
971 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/09(月) 20:34:06.42 発信元:59.147.135.200
巨大乳輪のおっさん
二人はやがて恋に落ち・・・
カタン
「ん?暑中見舞いかな」
『私たち 結婚しました』
「へー・・・。」
試しにフライドポテトを作ってみた
975 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/10(火) 16:25:01.97 発信元:210.138.208.212
涙の塩っけが丁度よい。
マックフライポテト誕生の瞬間である。
阿川佐和子「まさか、こんな経緯があったなんてねえ・・・」
俺「そうなんですよ、私の涙から生まれたと言ってもいいものなんですよ、コレは。」
978 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/10(火) 22:56:55.35 発信元:59.147.132.40
マックフライポテトは、今ポップコーンに変わりシネコンの定番である。
979 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/11(水) 03:20:29.93 発信元:126.204.52.214
ドナルドがニヤニヤしながらこっちに来るよ。
ドナルドがニヤニヤしながらこっちに来るよ。
助けて…
980 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/11(水) 04:30:19.02 発信元:126.254.36.136
右手には、映画の招待券が握られているよ。
981 :
・・・:2013/12/11(水) 10:23:31.78 発信元:206.223.150.45
・・・と、よく見ればやはり…カレーライスの割引クーポン付きじゃないか!!
もう、980ポイントを過ぎているぞ!!
『誰かぁーあーーーー!ー!!!解決しろ!!もう時間がない!』
982 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/11(水) 22:54:25.29 発信元:121.2.140.42
しゅ!しゅしゅ!と、手裏剣が飛んできた。
983 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/11(水) 23:47:01.07 発信元:122.213.24.46
その時俺が微かに聞き取ったテレビの音
隕石が地球に接近中 およそ10分以内に直撃 繰り返します
984 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/11(水) 23:50:24.86 発信元:1.78.27.220
その時、くノ一になろうと決めたんです。
老師「この忍術で地球を救うのだ!」
986 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/12(木) 02:21:16.53 発信元:126.204.25.193
忍法、顔面騎乗
「唯!お前は何やってんだ!? こんな一刻を争う時に…バカか?
そうか!!……こいつのあだ名は、クミン・・・カレーの香辛料の名前…まさか。」
「おい、クミ…いや、唯!お前の小さい頃失踪し生き別れた親父さんの特徴を細かく言ってくれー!!」
まるで彼女に怒鳴り付けているかのように、俺は焦り叫んでしまった。
俺は…彼女の言った内容に驚いた。
そ・それは…それは、正にダイ・ジョーブ博士そのものだったからだ。
そう言えば先月、わ"を"ん"村を出て、
グリーンライスを追い求め世界中を巡って、ようやく日本に帰って来た友人と出会った。
彼は不思議ことを言っていたな…確か…、思い出せない。
思い出したときが最期
991 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/12(木) 13:33:16.16 発信元:210.138.208.173
一年目4月、全治12週間の呪い
それが彼の怨念だった
992 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/12(木) 20:18:01.53 発信元:121.3.23.226
尻に詰めたポラギノールが疼いた
それが合図だった。
994 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/12(木) 21:52:33.01 発信元:61.12.159.40
ボラギノールに見せかけた青酸カリのカプセルだった
死へのカウントは着実に刻まれていく
もう明日には、この命はないのか……と。
病院の窓からは、もはや酷暑の夏は遠い過去のような・・・、
そんな雪景色に変わっていた。
外には、いつしかの十羽のカラス達が俺の様子を伺っていた。
しかしそれは、10倍返し!などの復讐心からではない。
見守ってくれているのだ。
…………俺があの時以来、アメリカンドッグで育てたカラス達がだから
最後に食べたいものは?
そう医師から優しく尋ねられ、
最期の我が儘として、
「唯のカレーをグリーンライスで・・・」と、数日前に答えていた。
「はい。カレーライス」
それは、微かに遠くで聞こえる
・・・・・・唯の声。
999 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/12(木) 22:53:37.91 発信元:206.223.150.45
その後のことは、………わからない。
俺は…、死んでしまったのだろうか?
いや、明るい朝陽が眼に刺さるかのように眩しかった。
…再び、朝が来たのだ・・・な!?
1000 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/12/12(木) 22:54:22.50 発信元:124.146.175.73
完
1001 :
1001:
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ο,.┃ SiberiaRailway. ,. ;: 終着駅についても旅はまだ続く…
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