527 :
yt:2013/08/25(日) 16:51:27.03 発信元:221.121.229.229
マルコ「いいかい!?出して!!」
ミカサ「いいわよ!!いっぱい出して!!」
ジャン「」
ジャン「アイツ・・・マルコ・・・カ・・・?ウ・・・ イヤ・・・
ゲンジツダ・・・カンガエレバフツウニワカル・・・
マルコノホウガ・・・イイッテコトグライ・・・」ブツブツ
528 :
yt:2013/08/25(日) 17:15:12.56 発信元:221.121.229.229
ライナー「俺は負けんぞおおおおお」
529 :
yt:2013/08/25(日) 17:20:47.70 発信元:221.121.229.229
サシャ「!」
ライナー「hello」
サシャ「」ヒュ
パァアアアアアアン!!!!!
ライナー「平手打ち・・・だと・・・」
サシャ「」ヒュ
ライナー「肘!?・・・よけれなかった・・・」
サシャ「ライナー」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
回想
エレン「負けんなよ!!」
ライナー「ああ!!兵士だからな!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
サシャ「ライナー」
ライナー「何ですか」
サシャ「大便しろ」
ライナー「はい」
エレン「負けんなよ!!」
530 :
yt:2013/08/25(日) 17:23:56.57 発信元:221.121.229.229
ジャン「・・・」
サシャ「これ、どうぞ」ヽ(´o`;
ジャン「ありがと」パク
ジャン「・・・これは?」
サシャ「蒸したライナーの・・・・」
ジャン「」ポト
サシャ「大 便 で す」
531 :
yt:2013/08/25(日) 17:30:24.24 発信元:221.121.229.229
ジャン「」
ライナー「」
アルミン ユミル クリスタ 「やあ」
ライナー「・・・目的は?」
アルミン「殴らせてくれ」
ライナー「・・・なぜ」
ユミル「教官がウザイ」
アルミン「くそ・・・あいつ・・・爺ちゃんを馬鹿にしやがって・・・」
クリスタ「というわけで」
ジャン「くっそおおおおおおおおおおおお」
ライナー「逃げろおおおおおおおおおおおお」
アルミン「まちくされえええええええええええ」
ウワアアアアアアアアアアアヤメロアルミイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!
ウワアアアアアアアアアアクビヤメロ!!シヌ!!ウヒャアアアアアアアアアアア!!
ニガスカアアアアアアアアアアアアアアアア!!ゼッタイコロス!!
ドコイキヤガッタアアアアアアアアアア!?アッチカアアアアアアアアア!!!!
ブッコロス!!ブッコロス!!ヌッコロス!!!!!!!!!!!!!!
532 :
yt:2013/08/25(日) 17:34:39.13 発信元:221.121.229.229
翌日
ジャン・ライナー「もう兵士を辞めます」
キース「なぜ」(*´д`)
ジャン「命の危機を感じまして」
キース「訓練か・・・?」
ライナー「いいえ、仲間です」
キース「え?」
ジャン「いやあ・・・股間を切断されまして」
ライナー「理由のない暴力を受けまして」
ジャン・ライナー「心が折れました」
キース「そ、そうか・・・」
終われ
やっぱ短編が良いだろうから勇者SSとかはここには不向きだな
勇者SSはこことは別の場所でやるわ
ここってブーン系図書館みたいな投下レス数制限とか無いの?
>>1 にはその辺何も書いてないけれど。
夏休み
「猛暑のため 夏休みを延長しま」
先生はそこまで言って息絶えた。
残された生徒たちは目を見合わせた
「夏休み延長だってよ?どうする?」
「冗談じゃねえ 登校するだけで命がけだってのに…」
「そうはいっても 夏休み延長するというのなら帰るしかないだろ!」
ぼくは叫んで教室を出た
学校を出て家に向かう
猛暑なんてもんじゃない暑さ。靴底がアスファルトでジュウジュウと焦げている。
かばんの中の温度計を見ると水銀の膨張により破裂していた。
正確な温度は分からないが相当暑いということらしい。
「ハアハア・・・ゥググ」
道路の傍らでは行き倒れた人や犬猫がうめき声をあげている。
可哀相だが助ける余裕はない。
「グググ」
とうとうぼくの口からもうめき声が出だした。やばい。
水分を取らなければいけない。
少し遠回りをして自販機にたどりつく。
ファンタグレープを買う。それはまるで天国の切符に見える
「ウギャー!」
自販機から缶を取り出そうとした僕は叫んだ。缶はマグマのように熱かった。
自販機を良く見ると貼り紙がしてある。
『節電のため 冷蔵機能停止中です』
そこまで読んでぼくは気を失った。
おわり
ワロタ
風刺っぽさある
短くて雑っぽい文章に見えるが意外と良くできてる…と思う
ほしゅ
不定期かつ終わりも考えていない物語を投下します。
終わりを考えていないのでなかなかぐちゃぐちゃな話になるかと思いますが、どうぞよろしく。
『戯曲 終末の夕暮れ』
夕暮れの中学校の教室。
机に、津山若菜が座っている。
椅子には、国崎達雄が、足を開き、その間に置いた手で、椅子の端を掴んで座っている。
達雄の視線は、若菜に注がれている。
若菜は顔を赤くし、息を荒げている。
若菜「ね、ねェ……」
達雄「……」
達雄は、若菜が何かを言う前に椅子から立ち上がり、自分の顔を、若菜の顔に近づける。
若菜「あっ……」
達雄、若菜の左目を舐める。
執拗に舌先で左目をこねくり回したり、突ついたりする。
若菜「もうだめっ」
若菜、達雄の脇腹を両手で押し、彼の舌を目から離させる。
若菜、舐められた左目を左手で擦る。
達雄「嫌かい?」
若菜「嫌じゃない。……だけど、今日は……」
達雄「分かってるよ。でも、いいじゃないか。僕は若菜の目が好きだよ」
若菜「他は?」
達雄「もちろん好きさ。」
達雄、若菜に近づく。
達雄(若菜の髪を触りながら)「若菜の髪も」
(耳を触りながら)
「耳も」
(鼻を触りながら)
「鼻も」
(首筋を撫でながら)
「首も」
そして鎖骨からゆっくりと指を下ろして、足先まで撫でる。
達雄「そして……」
達雄、若菜の上唇を右から左へ、右手の人差し指で撫で、キスをする。
若菜「……!」
若菜、肩をびくっと震わせ、驚いた表情をするが、すぐに穏やかな、快楽に満ちた表情になる。
長いキスを終え、達雄から唇を離す。
達雄「唇も……ね」
若菜「心は?私のこの心は好きになって……くれないの?」
達雄「それは駄目だよ。だって君を好きになっても……」
若菜「分かってるよ。でも、それでも……」
達雄「だけど報われないよ。それじゃあ。若菜を、君を、好きになったって、どれだけ愛したって……」
若菜「終わっちゃう……もんね。世界」
達雄「ああ……」
若菜「ねえ、達雄くん……。私たち、しあわせなのかな?」
達雄「……」
547 :
三畳紀 ◆mPuxYQgGBE :2013/09/13(金) 20:11:25.67 発信元:60.41.13.101
達雄「……」
達雄うつむく。
夕日がふたりの顔の影を強調する。
少しの間を置いて、二人は顔を見合わせる。
言葉すら交わしはしないが、互いが互いの言わんとしようとする内容は十分理解しているみたいな顔をして。
達雄「世界が終わるんだ。全てが結晶になって……」
暗転。
全てが真赤になる。
世界の中央には若菜の影が立っている。
若菜の影「達雄くんの!世界の全ての達雄くんの!私の愛する達雄くんの!卒塔婆を!」
爆発音。
暗転。
今度は全てが真っ青になる。
そこは卒塔婆ばかりの世界。
乱雑に地中から生えた卒塔婆だけが、この世界を彩っている。
ほ
保守ついでに
どなたか思いついた言葉など書いていただくと
助かるのですが
550 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2013/10/12(土) 05:24:33.66 発信元:61.197.20.124
町内での催しで、さんぽ市って名称はやめたほうがいい
さんぽ市
ぼくはギョッとした。
道の向こうから、大勢の人たちがあるいてくる。
ざっと100人以上はいるだろうか。いったい何事だろう。
「こんにちは」
集団の先頭を歩く男が僕に声をかけてきた。
僕は軽く会釈を返す。
「我々はさんぽ市の参加者です」男はいう。
「さんぽ市?」ぼくは首をかしげた。
「そう さんぽ市 あなたも参加しませんか?」
ぼくは考え込んだ。なんとなくうさんくさい。
それに、集団にいる人々の生気のない表情も気にかかった。
「さんぽ市ってそもそもなんなんですか?」ぼくは尋ねた。
「そうですね さんぽに焦点を当てたイベントというか
催しですな 大勢で歩くことに意義があるのです」
説明を聞いてもいまひとつ納得できない。ぼくはさらに尋ねた。
「さんぽ市の 市 って どういう意味ですか?」
「何だと?」
男の声に急に怒気がこもった。ぼくはもう尋ねるのをやめた。
「いえ なんでもありません。 さんぽ市にも参加しません」
僕はうつむいた。
「・・・チッ」
男は舌打ちをして通り過ぎていった。
そのあとを さんぽ市の参加者たちが ぞろぞろ ぞろぞろと ついて歩いていくのだった。
END
ほぉー、感心する。
若菜「……」
紳士「ようこそ」
若菜「……!」
紳士「ようこそ。ここはフォレスト。あなたの望む世界を」
若菜「なに……を……」
紳士「それでは、ごゆっくりどうぞ」
紳士、流れるように舞台から消えていく。
若菜「待って……!」
若菜の影「くすくす」
若菜「えっ……?」
若菜の影「くすくす……あはは」
若菜「だ、誰っ?誰なの?」
若菜の影「わたしのことが分からないのに、どうしてここにいるのよ」
若菜「何を……?」
若菜の影「わたしのこと、本当に分からない?」
若菜「分かるわけないでしょ……」
若菜の影「あはは!嘘ばっかり!分からないはずないじゃない。だってわたしはあなたの影だもの」
若菜「え…?」
若菜の影「自分の影が分からない?それとも影が実体を持って話しかけてきたことにびっくりした?」
若菜「なに言ってるのよ!」
若菜、若菜の影を打つ。
パシン!という音。
達雄「痛ッ」
若菜、鬼のような形相になる。
若菜「痛い!?ふざけないでよ!わたしの心はもっと痛いんだよ!!」
若菜の影「嘘ばっかり」
達雄「嘘つくなよ」
若菜「嘘なんか……」
若菜の影「正直になりなさいよ。あんた本当に達雄くんのこと愛してたの?」
若菜「愛してたに決まってるでしょ!」
若菜の影「愛のないキスは楽しかった?」
若菜「愛してたわよ!」
若菜の影「愛のないセックスは気持ちが良かった?」
若菜「愛してたわよ!愛してたわよ!!愛してたわよぉっ!!!」
達雄「死体でも犯してるみたいだったよ」
若菜「!?」
若菜の影「死体?」
達雄「ああ、あいつ、気味悪りいよ」
若菜の影「じゃあなんで付き合ってたのよ」
達雄「俺から振ったら俺がワルモノみたいじゃん。あいつが俺に飽きて振ってくるのを待ってたんだよ」
若菜の影「なーあんだ。そうだったんだ」
達雄「本当に愛してるのはお前だけだよ」
達雄、若菜の影にキスしようとする。
若菜「やめて、やめてよ!」
若菜、二人に手を伸ばし走り寄る。
途端、二人は感情のない瞳で若菜を見つめる。
若菜「やめて……なんでよ。なんでそんなことするのよ」
二人「……」
お題:昨日貰った薬
午前零時 玄関のドアを叩く音がする。
誰だろう こんな夜遅く
僕がドアを開けると見知らぬ女の人が立っていた。
顔色は悪く 眉間にしわをよせてとても苦しそうだ。
「苦しい…苦しい…」その女の人はかすかな声で呻いている
「だ、大丈夫ですか?」
「わたし…実は重病人なの」
僕が声をかけると、女の人は力なく笑った。
「でも大丈夫。昨日 先生に貰った薬があるから
その薬を飲めばよくなるはずだから」
女の人はそういって ハンドバッグから薬を取り出し
ペットボトルの水でその薬を飲んだ。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「ひひひ」
ふいに 女の人が笑い声をあげた
「ひひひ あのヤブ医者め こんな薬よこしやがって」
女の人の目には凶悪な光が宿り 口はひきつっている
やばい
ぼくは玄関のドアを締めようとしたが、ドアの隙間に靴を差し込まれた。
「逃がさねえよ」
ドアの隙間ごしに見えたその目は もはや常人のものではなかった。
END
この世界は「前世界」で「力ある者」と認められた者達が堕ちる、いわば地獄である。
この世界ではそういった者達は比喩と侮蔑を込めて「英霊」と呼ばれる。
英霊はこの世界の住人には一切逆らう事は出来ず、家畜以下の扱いを受けて屈従する事になる
生前が如何に偉大であろうが、高潔だったろうが、実力をもっていようが扱いは変わらない
住人からの「命令」は絶対かつ強制的であり、「息をするな」と言われれば体が勝手に呼吸を止めてしまう等そういった概念レベルで強制される
さらに「死ぬ」事も出来ず、どんなに傷付いてもすぐに治ってしまう、これはより上位の存在による設定であるらしく住人の命令でもくつがえせない(傷を治らなくする事は出来る、死なないという事実は変えられない)
. ,,,,,,,,,,,,,
[,|,,,★,,|] 清掃中
(・∀・)//
(( つ//O
( _)//)
(ミ⌒(⌒彡ノノノゞサッサッ
真夏陽炎幻日遊戯
バキン、バキン、バキン。音がする。目が覚める。バキン、バキン、バキン。
金属と金属がぶつかり合う音。巨大な恐竜の牙と牙とがこすれ合う音。まだ眠りの世界から抜け出しきれない瞼をこすり、音のする方を見る。窓がある。結露はしていない。だって今は夏。ついでに言うと七月のある日の朝である。
何かどうしても許せないものに対しての当て付けみたいに太陽は核融合を起こし、そこで産まれた憎しみの光が、地球に降り注いでいる。
蝉はきちがいみたいに鳴いていたし、車はみんな怒り狂ったように汚い煙を吐き出し、ひどいスピードで走っていた。
もちろんそれはどこにでもある夏の風景だったし、だからわたしはその風景に対して文句を付ける筋合いもないのだ。
バキン、バキン、バキン。という音は、わたしの住んでいるボロっちいマンションの隣で、新しいマンションを建てる工事の音だった。
『隅櫓建設』と書かれたシートに隠された場所から、しきりにバキン、バキン、バキン。と音がなっている。
バキン、バキン、バキン。わたしは起き上がり、朝食を作ることにした。
バキン、バキン、バキン。今朝の朝食はトーストだ。ジャムを塗り、咀嚼する。バキン、バキン、バキン。
うるさい、うるさい、うるさいな。もう。
こんなにうるさくては、まともに食事もできないというものだ。
ほら見ろ、朝食のパンが、こんなにも、まるで潮風に晒された鉄の棒から止めどもなく溢れ出す錆みたいにぼろぼろになってしまった。ああ、なんて哀れな姿だろう。皿の上でこんなにも打ちひしがれて、ああ、ああ!なんて可哀想なのだ!
バキン、バキン、バキン。ああ、うるさい、うるさい。あまりのうるささに頭が割れて脳みそが蕩け出てしまいそうだ。
と思った瞬間、パキン。まるで水分の全くない煎餅が割れたみたいな音がした。
音は、わたしの頭から鳴ったようだ。
わたしは慌てて洗面台の鏡に走って行った。走って行く際に頭から、べちゃべちゃと何かが零れて床に打ち付けられる音がした。
鏡の前に立って、自分の姿を、自分の頭を見る。
頭が割れていて、脳みそが蕩け出ていた。
そしてあのべちゃべちゃという音は、蕩け出た脳みそが零れて床に打ち付けられる音だったのだ。
急にわたしは、何もかもがどうでも良くなった。思考がクリアになり、精神は白一色で彩られた東北の雪景色みたいに冷ややかになった。
部屋の外からは、相変わらずバキン、バキン、バキン。という音が鳴っていたが、もうそんなことはどうでも良いのだ。わたしには関係のないことだ。
さあ、これから朝食の続きをしよう。
もう一度パンを焼き直し、ジャムも塗り直し、そしてようやく、食事を再開するのだ。しなくてはならないのだ。
しかしリビングに戻ると、そこは既に終末の荒野となっており、もうわたしは永遠に朝食を再開することができなくなってしまった。
終
>>561 訂正
「新しいマンションを建てる工事の音だった。」→「新しいマンションを建てるための工事の音だった。」
. ,,,,,,,,,,,,,
[,|,,,★,,|] 清掃中
(・∀・)//
(( つ//O
( _)//)
(ミ⌒(⌒彡ノノノゞサッサッ
みんな文才があって良いなぁ。
信じようと、信じまいとー
うちの兄はとにかくよく喋る。一人の時も延々と独り言を言ってる。周りはみんな聞き流してるけど、大体最後に「ま、みんな死んじゃうんだけどね」と、つぶやく
信じようと、信じまいとー
信じようと、信じまいとー
町田は存在しない、自分は町田から来た。町田に住んでいる等と語る者は往々にそうだと信じこまされてるだけだ。じゃああそこには何があるのか?
信じようと、信じまいとー
信じようと、信じまいとー
人気番組「ナニコレ珍百景」には毎日多数の不思議なものの投稿が送られて来るが、中には差出人のわからない意味不明のものや、本当に「ヤバい」ものもあるらしい、
番組側も細心の注意をもって対応しているという、初期の頃は調べにいったスタッフが帰ってこなかった事もあったという
信じようと、信じまいとー
569 :
ヤジモニ:2014/01/09(木) 17:13:09.22 発信元:49.98.169.9
匣があった。
開けてみると、中には小さな硝子のコップがあった。
コップの中は、透き通った緑の液体が入っていた。
わたしは喉が渇いていたので、一息でその緑の液体を飲んだ。
薄荷のような、すうっとした味で、おいしかった。
すると電話がなった。なんだか、いつもより音が大きい。
ぽるるるる…という単調な電子音が、わたしの頭蓋骨の中で脳を震わせている。
電話は母からだった。
妹が生まれたそうだ。
でも、今朝までの母のお腹は妊婦のように膨らんではいなかったし、妹が生まれるということだって一度も聞かされていなかったので、なんだかおかしいなとわたしは思った。
受話器を置いた途端、喉の奥で何かが蠢いて、わたしはその場で嘔吐した。
緑の吐瀉物が溢れてきた。とても、臭い。
吐くだけ吐き終わると、わたしは妹を見に行くため家を出た。
おわり
海豹の歌
昔はガソリンスタンドでアルバイトをしていて今は中学校で数学を教えていると言ったその男は、魚臭い黒いちんこを入れてきた。わたしは前戯もなくアナルを指でほぐしもしない男は初めてだったので、痛い痛いと泣き叫びながら彼を受け入れた。
あんまり痛かったのでおしっこが勝手にじょぼじょぼ出てきて男がきたねえヤロウだなあといってわたしをぶったけどヤった後で二万円をくれたのでそのことはもう許してわたしはそのまま友達の家に遊びに行った。
わたしの友達は太っていてもちろんゲイで、それから髪が短くて髭が生えていてメガネをかけているのでわたしの好みにぴったりなのだ。
彼はインターネットの広告業でお金を稼いでいてそれで銀行の口座に勝手にお金が振り込まれるからずっと家にいれて最高なんだ、あんなサラリーマンみたいに使い捨てのゾーキンみたいに働かなくていいんだとよく言っていた。
わたしが友達の家に遊びに行くと彼はおうお前かと言ってキーボードをカタカタ打つのをやめてわたしに紅茶を出してくれた。
ガラスのコップに乱暴に注がれ、泡が立っている熱い紅茶を一口飲む。「もしかして、睡眠薬とか入れた?」「まさか。そういうのもやってみたいけどね」「今度ね」わたしが立ったままなので彼は座れよと言った。
所々に米粒なんかが引っ付いたシミだらけのカーペットに胡座をかいて座る。カーペットの毛がわたしの足をゴワゴワと撫でる。その感覚がなんだか楽しくて、わたしは足の指で毛を弄り続けた。
「で、今日は何の用だ」と彼。
「用がなくっちゃ来ちゃいけない?」
「そういう訳じゃないけど……、その顔は絶対何かある顔だろ」
「正解。ね、わたし二万円貰っちゃったの。ぶたれたけどね」
「また誰かとしたのか」
「いけないことじゃないでしょ」
「でもお前は俺だけのモノでいてほしいからなあ」……そう言ったのでわたしは、フフと笑って、じゃあいいよ、しよっか今からと言って彼の肩に腕を回した。
わたしは彼の柔らかい腹の上に跨っている。
わたしは彼の柔らかい腹の上に跨っている。
わたしは彼の柔らかい腹の上に跨っている。
あっ、あっ、あっ、と喘ぎながら彼を感じる。
ぷっくりとした前立腺を削るように刺激され、頭が馬鹿になってしまいそうだ。
脂や埃で汚れた眼鏡の、厚いレンズの奥で、彼の瞳はわたしの身体を舐め回すように、または灼きつくすようにねっとりと見つめている。
途端に身体の芯が電気を通されたようにビクつき、わたしは、あっ出るっ出るゥと叫んだ。すると彼の方もウガアアァァと喉の奥から野獣の咆哮みたいな声を上げて、わたしの直腸に射精した。
熱い精液が直腸を爛れ、蕩けさせているような感じがする。
少し遅れてわたしも射精した。彼の毛むくじゃらの白い腹をわたしの体液が汚す。
お互い犬みたいに息を荒くして、猿みたいに顔を赤く染めて、微笑む。やはり数学教師よりも引きこもりの広告業者の方がわたしは好きだった。
信じようと、信じまいとー
2ちゃんねる成立以降、日本の自殺率、失踪件数ははね上がったと言う、あるオカルティストは言う、「あの画面の配置は強力な呪詛返しの力を秘めている」
信じようと、信じまいとー