簡単キャラ紹介
里美 芯が強い男勝りな女性
陽香 穏やかな品のある雰囲気の女性
良信 やんちゃな感じの男
利晃 常にニコニコしている暢気な男
諒 真面目で責任感が強い男
雪子 元は大人しい女の子だったが…(汗)
敵 「美しい魂」を集めているらしい
敵 貴女の魂、もーらいっ
陽香 足元には気をつけて
敵 え?
地面から鞭が現れ、敵に絡み付く
陽香 こう見えても私、錬金術士だから
敵 いや〜ん、許して〜
陽香 今回だけね、もう誰かを襲っちゃダメよ
敵 なんつって
陽香 (後ろからもう一人!?!振り向きざま顔を殴られ吹っ飛ぶ)
敵2 どうする?魂奪って殺しちまうか?
敵 待って。ちょっとこのお姉ちゃんの魂興味あるんだ。
敵2 どうすんだよ
敵 覗いてみる
敵2 いいのかよ。そんなことして…
敵 いいのいいの。ってことでちょっくらいってくる
陽香の精神世界
貧しく病弱な子供達が沢山居る、集落の様な場所
そこに小さな病院が建っている
敵 おっじゃましま〜ってうわっ何ここ
敵 暗い世界観だなぁ、お姉さんはどこにいるんだろ〜
病院の中に入ると、子供達を診療し薬と食べ物を配っている陽香が居た
敵 あ〜やっぱここか…ってあれ?
陽香の顔は痩せこけている、とても現実世界と同じ人物とは思えなかった
陽香 みんな、ちょっと用事があるから待っててね
敵 追いかけてみる?ってか追いかけるべきでしょ
病院の裏側に回り込むと、そこには沢山の墓があった。墓地になっていた。
その中の一つの墓の前に立つと目をつぶった
陽香 何も出来なくてごめんね
敵 独り言…?
病院に戻るとまた子供達の診療と食べ物を配りだす
敵 これいつまで続くの?もう夕方だよ
夜中になっても朝になっても、同じ事が続いていた
敵 うーん…むにゃむにゃ。ってあれ、あたし寝てた…?
陽香はまだ一人診療を続けていた
敵 何やってんだろあたし…
子供 しくしく…―君が冷たくなってるの、お姉ちゃん、助けて
陽香 大丈夫だよ、後は私に任せてね、先に天国に行っちゃっただけだからね
敵 この魂、どうしよっかな…仕方ないなぁ、規則違反になるけど…
敵 お姉さん、きっと幸せになってよね…
敵 お前の魂は特にポイント高くて有名なんだ。頂くぜ
利晃 俺の魂が?嬉しいけど、そう簡単に渡すわけにはいかないんだ
敵 頼むから大人しくしてくれよ
利晃 冗談じゃねぇ(矢を放つ)
敵 ぐはッ
利晃 バッチリだね!
利晃 ハックション!寒いぃ…ぶるるるるる…
良信 俺が体で暖めてやろうか
利晃 いや、遠慮しとく…男同士だし
良信 遠慮すんなよ(真剣な目で肩に手を掛ける)
利晃 おっ、おい、辞めろって…俺はホモじゃない…
良信 (体勢を元に戻し)ははっ、冗談だってw面白いなお前
良信 それ何?
利晃 シマリスだよ、可愛いだろ。よく懐いててさ。ポケットに入れて連れて歩くんだ
シマリス (手のひらの上で餌を食べている)
良信 そいつもお前に拾われて幸せだろうな
利晃 良信も遊んでやってくれよ
良信 噛んだりしないよな
利晃 大丈夫だよ。俺が保証するから
良信 ホントだ、可愛いなw(シマリスの頭を撫でる)
シマリス (クルクルと良信の肩の周りを回りだす)
良信 飯作ったぞ。食べてみるか?
利晃 (見た目に不安感を抱きつつ)もぐもぐ
良信 美味いか?
利晃 うん(青冷めた顔をし無理して笑顔作りつつ)
良信 皆にも食わせてくるか
利晃 俺が後で食べるからそこに置いといて(滝汗)
良信 分かった。そんなに美味かったならまた作ってやるよ
利晃 あ、ありがとう…(暗闇に包まれたかのような気分で)
敵 やぁやぁこんにちは、ボクは君たちの敵だよ。「美しい魂」を集めるのがボクの仕事なんだ。
里美 奪えるものなら奪ってみなさいよ
敵 おや、貴方の魂は非常に甘くて美味しそうな臭いがする
雪子 待って下さい私の魂が一番美しいハズです!!
敵 …おやおやお嬢さん…これはこれは…
雪子 どうです。特上の魂でしょう
敵 ………それでは頂くとしましょう!
良信 何だコレ…
利晃 体が、動かない…
諒 くっ
陽香 みんな…
里美 (バタリと倒れる)
敵 頂きました。(ワープする感じで消える)
雪子 …なんで、なんで、私だけ無事なの…
なんだかんだで魂を取り戻した。
里美 あいつ、絶対許さないんだから…
陽香 魂を奪うって言っても、死ぬってことじゃないのね
利晃 なんだか変な感じだったよね
諒 魂を集めて何をするつもりなんだ
良信 雪はさっきから無言だがまだ魂抜けてるのか?
里美 何バカ言ってるの、雪ちゃんが最初に助けてくれたんじゃない
雪子 はい、美しすぎる魂はダメだって…お陰で助かりました。
回想
雪子 (ダッシュし敵に近づき、首をつかみ、物陰へ連れて行く)
敵 な、なにをするんです
雪子 奪って下さい、私の魂を
敵 あ、貴女の魂は要りませんよ、腐った魚の臭いが…
雪子 (敵の首を切る)
回想終わり
雪子 この昏睡薬で眠っているうちに、魂を浄化します(ゴクリ)
雪子の精神世界
荒野の様な風景に枯れた花が咲いている
雪子 これが私の心の中…
蜃気楼の中から宮殿が現れる
雪子 この中に私の魂を汚している何かがあるのですね
宮殿を進んでいくと、大きな鏡の中に兄を鎖で縛り付けている自分自身の姿があった
雪子 お兄ちゃん!
幻の雪子 来ないで…
雪子 お兄ちゃんを離して!
幻の雪子 お兄ちゃんは、誰にも渡さない…!ずっと一緒に居てくれるって約束したの
雪子 可哀想な私…いつかは別れないといけないのよ
幻の雪子 嘘つき!
雪子 悲しいけど嘘じゃないの…
幻の雪子 辞めてよ。何で私の邪魔するの…?
雪子 あなたは私で私もあなたなんだよ…
幻の雪子 (涙を流しながら砂になって崩れ落ちる)
鏡の中の自分の持っていた鍵で、兄の鎖を解く。兄は知らない女と手を繋いで歩いていった
外に出ると一面綺麗な花畑が広がっていた
きっとこれで良かったんだ。そう想うと、意識が醒めた。
考えるのめんどくせぇ
ネタがない
敵 綺麗な髪の毛だね
里美 誰だ!?
敵 (手に持った里美の髪の毛をサラサラと匂いながら)
里美 キモ...(ぞわっとしつつ)
敵 また、遊ぼう
里美 なんなのあいつ...
敵 若くて可愛い子じゃのぅ、アタシの若い頃にそっくりじゃわぃ。苛め甲斐がありそうじゃ
雪子 そうですか。お爺ちゃんかと思ってました
敵 なんじゃと!(魔力が暴走し雪子に襲い掛かる)
雪子 …(軽くかわし、押し倒し、顔を踏みつける)
敵 老人虐待じゃぁぁぁ!!!
雪子 おだまり。糞ババア(止めを刺す)
利晃 良信ッ、頼む、俺を抱いてくれ!
良信 急にどうしたんだよ
利晃 頼む、一夜だけでいい…
良信 本気なのか
利晃 ダメか?(可愛らしい顔で)
良信 はっ、夢か…
14 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/08/23(火) 11:34:14.51 発信元:118.4.132.106
良信 俺はいつから雨を求めるようになったのだろう涙を拭いて…顔の血を拭いて…
もう苦しみに果てる自分を見たくないんだ生きてる自分を感じたい
利晃 いくらネタないからって禁忌からパクるなよ
15 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/08/23(火) 16:06:59.56 発信元:118.4.132.106
敵 お前の魂いただく
良信 はいはい、また来なすったか
敵 む、どういうことだお前の魂も暗黒に染まっているではないか
良信 んだとてめぇ
敵 お前、こっち側に来ないか
良信 はぁ?
敵 お前程の黒い魂の持ち主はそういない、こちらでは邪悪であればある程、強くなれるのだ
良信 んー…要は強くなれるってことか?
敵 そういうことだ
良信 いいぜ、その話乗った
敵 本当か?じゃあまずお前の魂を、本当に闇に染まっているか確かめさせてくれ
良信 変なことしたら殺すぞ
敵 あぁ…
良信の精神世界
黒い雨が降り注ぐ、廃墟の様な場所
所々血の痕が残っている
敵 獣の鳴き声がする
良信 だな、それが俺の飼ってる心の闇って奴か
敵 あぁ…
良信 さっさと見つけて、用事すませちまおーぜ
敵 そうだな
上空から、何者かが飛び掛ってくる気配がする
敵 気をつけろ、来るぞ
良信 でーいじょーぶだって、だって俺の心の中だぜ
敵 後ろだ、気を付けろ!
良信 ?
巨大な黒い獣 ガルルルル
不意に後頭部を殴られ、地面に叩き付けられ倒れる良信
良信 ぐ、はぁ
敵 大丈夫かっ!?
16 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/08/23(火) 17:21:19.23 発信元:118.4.132.106
良信 何だこれ、こんなの聞いてねぇって
敵 すまん、まさかこんな獣を飼っているとは
巨大な黒い獣 ワォーーーン!
巨大な黒い獣はまるで仲間を呼ぶかのように、叫ぶ
巨大な黒い獣 ワォーーーン!
良信 分かったぜ、お前は俺の孤独感そのものなんだよな
巨大な黒い獣 ワォーーーン!
良信 俺が、側に居てやるから、安心しろ
良信は巨大な黒い獣に近寄ると頭を撫でる
巨大な黒い獣は、良信の首に噛み付いた
良信 って…
敵 死ぬぞ!
良信 だいじょぶ、だって。
巨大な黒い獣は次第に姿を消していった
良信 どうすんの、獣居なくなっちまったけど
敵 傷が
良信 だいじょぶ、だって…
黒い雨が、まるで罪が洗い流されたかのように
透明になる、そして
良信 何この雨、傷が、癒えていくみたいだ…
敵 奇跡だ…
良信 どうすんの、獣消えちまったけど
敵 今のお前は仲間に誘うには不適切だ
良信 そっか
敵 現実世界に戻ろうか
良信 お前って敵だけど、良い奴だな!
敵 お前もな
良信 今度会ったらお互い本気で決着付けようぜ
敵 あぁ
良信 んじゃまたな
17 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/08/26(金) 06:14:55.98 発信元:60.40.232.64
良信 ここは俺が喰い止めるから先に行け!
雪子 良信先輩一人に美味しい思いをさせるわけにはいきませんね(ぴょぃっ)
良信 何やってんだ雪子、危険だぞ
雪子 鬼さんこちら手のなる方へ(大丈夫です、私のスピードを舐めないで下さい)
良信 (…分かった。誘導は任せる)
雪子 生きて帰りましょう
18 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/08/26(金) 11:36:23.76 発信元:60.40.232.64
利晃 (シマリスと遊んでいる)
良信 なーにしてんのっ
利晃 芸を覚えさせてるんだ。ほら
シマリス 器用に踊る
良信 すげぇぇぇぇぇ
利晃 凄いだろ、こいつすごいんだ
19 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/08/27(土) 01:16:04.23 発信元:219.162.192.99
20 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/08/27(土) 12:16:43.46 発信元:219.162.192.99
敵 ぐはぁ…
諒 (刀に付いた血を掃う)
敵2 一瞬の油断が命取りだぜ
諒 なに!?
敵 精神いっただきぃ、っとおろろ
諒の精神世界
夜明けだろうか、薄暗いが晴れ渡った空と高原に
一本の古い木が生えている
敵2 あれ、間違って中に入ってきちゃった。どうやったら出られるんだっけ…。木の下に誰か居るな…
古い木の下にはまだ幼い諒が座っていた
敵2 あのさー、ここから出る為の出口知らない?知らないよねぇ…ここで何してるの?
幼い諒 …
敵2 ここから何が見えるの?
幼い諒 …
敵2 もしや自閉症?
幼い諒 …ここには父上が眠ってるんだ。
敵2 あらら…そういうこと
幼い諒 ここで待ってたら父上に会えるんだ。
敵2 そりゃ無理でしょーよ…
幼い諒 無理じゃない。「信じる心」が大切だって父上が言ってたんだ。
敵2 俺が…
幼い諒 ?
敵2 お前の父上の代わりに遊んであげよっか?
幼い諒 え…いいよ
敵2 そうか、父上はきっと帰って来るよ
幼い諒 うん。
敵3 おい
敵2 うわ、スミマセン。これには深い訳があって…
敵3 言い訳はいい。お前はもう用済みだ
敵2 え、
21 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/08/27(土) 13:00:40.95 発信元:219.162.192.99
敵2 (首を断ち切られる)
幼い諒 !!!!!
敵3 魂に干渉しすぎだ…
幼い諒 (石を敵3にぶつける)
敵3 何だ、餓鬼。命は簡単に捨てるものじゃないぞ
幼い諒 ゲホッ…(木に首を押さえつけられ)
敵3 これは、罰だ(諒の腹を殴る)
幼い諒 ゲホゲホッ!!
敵3の後ろから黒い影が現れ敵3を蹴り幼い諒を抱き上げる
幼い諒 (意識がもうろうとなりつつ、ありがとうと呟くと気を失う)
諒 さぁ、仕置きの時間だ
敵3 ひぃぃぃ、どうか命だけは、命だけはお助けを…
諒 (有無を言わず首を刎ねる)
諒 (俺は打ち首にトラウマ有りだってのによくやってくれる)
諒 敵2の死体を見つつ(済まなかった、そしてありがとう)と心の中で思った。
幼い諒は諒の膝の上で横になっている、まだ意識が戻っていないようだ
諒 信じる心、か
父親 諒…
諒 !!!!!
父親 何が見える?
諒 朝日が…
(ぷつりと何かが弾けたかのように諒は泣き出した)
諒 お父さん…幻じゃない!生き返った…
光が射して来る
父親 新しい明日へ
諒 嫌だ、俺お父さんと一緒に居たい
父親 行くんだ
諒 (涙を拭くと光の射す方へ駆けて行く)
諒は時折振り向きながら走って、
そして父親が消えるのを確認すると現実世界へ戻っていった。
22 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/08/29(月) 07:00:50.07 発信元:219.162.192.99
23 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/09/01(木) 15:41:52.87 発信元:61.207.254.171
独眼流良信
24 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/09/01(木) 22:02:41.35 発信元:61.207.254.171
ねぇ… 僕らはこれまでだって これからだって
多くのことを望んだりはしないよ
25 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/09/01(木) 22:34:27.77 発信元:61.207.254.171
ねぇ僕らはこれまでだってこれからだって
多くのことを望んだりはしないよ
26 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/09/02(金) 00:41:31.34 発信元:61.207.254.171
27 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/09/20(火) 17:14:44.28 発信元:220.105.108.167
ダイエット開始
115.?から3桁脱出目指すぞー
三桁って逆に希少じゃね?
親に続くといいけどねと言われた
今度こそ
まず100キロ台目標で
70台入ったら映画見に行く約束した
で、そっからは徐々に減らして最終的に60〜58kg目指す
31 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/09/28(水) 17:45:13.48 発信元:60.40.229.186
32 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/09/29(木) 14:15:51.05 発信元:202.229.177.10
さっ、貞子・・?
( ;゚Д°)
33 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/09/30(金) 15:14:12.41 発信元:61.207.249.150
34 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/09/30(金) 18:21:23.22 発信元:61.207.249.150
35 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/02(日) 01:14:04.68 発信元:219.162.115.144
36 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/02(日) 03:04:49.16 発信元:219.162.115.144
37 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/02(日) 03:05:32.69 発信元:219.162.115.144
38 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/03(月) 20:16:07.92 発信元:219.162.120.6
39 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/03(月) 23:26:59.45 発信元:219.162.120.6
40 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/06(木) 06:48:54.86 発信元:61.207.245.119
41 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/06(木) 07:07:50.12 発信元:61.207.245.119
疲れた・・・
42 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/06(木) 07:26:57.04 発信元:182.166.14.210
そういう時、美しい魂って自殺するよね。肉体諸共
優しい人間ほど自殺する
この世は悪意に満ちているから
( ^ω^)
( ^ω^)
( ^ω^)
( ^ω^)
( ^ω^)
( ^ω^)
( ^ω^)
時間は大切だ
けれど大切に使っている人はほとんどと言っていいくらい見当たらない
君が無為に過ごせば、その分だけ知識の量も減るし、人間形成のうえでも損失は大きい
反対に有意義に過ごせば、過ごした時間が蓄積されて、大きな利子となって返ってくる
若い時に基盤をつくっておかないと、年を取った時に魅力のない人間になってしまう
知識というものは、年を取った時の憩いの場となり、逃げ道となるものだ
健康は節制さえしていれば、若いうちは何もしなくても十分保たれる
ところが、頭はそうはいかない。常日頃の心掛けが必要だ
今この時間を有効に使うかどうかがポイントとなり、それが後々の頭の働きにかかわってくる
更に知識や見識だけでなく、態度も意識して磨かなくてはならない
優れた人間になるためには欠かすことのできないものだ
態度いかんで、知識や見識が輝きもするし曇りもする
得やすくもなるし、得にくくもなる
そして人を一番ひきつけるのも、残念ながら知識や見識ではなくて、その人の態度のようである
怠慢な人というのは、物事を極める努力をしない
ちょっと難しかったり面倒だったりすると直ぐに挫けてしまい、
目的を達成する手前で諦める安直さで、
結果的には表面的でしかない知識を得たところで満足してしまう
こういう人は、大抵のことを困難と考え、不可能と言う
実際に真剣に取り組んでみれば、本当に出来ない事などそうたくさん無いのに
彼らは一つの事に集中するのも苦痛だ
こういう人が話を始めると、忽ち自分の無知と惰性が白日の下に晒され
ちんぷんかんぷんの返答しかできなくなる
世の中にはつまらないことで年がら年中忙しくしている人がいる
彼らは何が重要で何が重要でないかがわかっていない
大切なことに費やすべき時間と労力をつまらないことにつぎ込んでいるのだ
こういう人は誰かと会って話をしても、外見にだけとらわれ相手の人格をみない
劇を観に行っても、内容より外側の飾りに目を奪われてしまう
政治だって政策云々よりも、形式に拘ってしまう
これではどうしようもない
ふつう注意力散漫と言われる人は、一般的に言って頭の弱い人か、心がそこにない人である
どちらにせよ、一緒にいて楽しくないことにまちがいない
そういう人は、あらゆる面で礼に悖っている
例えば、昨日親しげにしていた人に、今日は知らん顔をする、特に理由はない
皆でおしゃべりをしていても、そのなかに加わらない
それどころか、時折り思い出したように自分勝手に会話に割り込む
こういうのは一つの事に集中できない証拠だ
でなければ、もっと大切な何かに心を奪われていると考えるほかはない
不注意な人、注意力散漫な人ほど、一緒にいて不快な人はいないと思う
それは相手を侮辱しているのと同じことなのだ
どんな人にとっても許し難いことだ、考えてみてほしい
人は畏敬の念を抱いてる人、愛している人を前にして、気が散ったりするだろうか?するはずがない
つまりどんな人でも、注目に値すると考える人に対しては、集中できるのだ
ところが、ぼんやりしている人は、私のことを注目に値しない人間だと暗に断言しているのだ
心がそこにないような人と一緒にいるくらいなら、死人といた方がましだ
少なくとも死人は人の心を弄ばないし馬鹿にもしない
仮にそれが許されるとしても、気の散りやすい人が、果たして一緒にいる人達の人格や態度、
物事の慣習などをきちんと観察できるだろうか
今していることに、注意を傾けられないような人は、
良い仕事ができるはずもないし、良い話し相手になれるはずもない
ちょっとした悪事は許されることがあっても、侮辱は許されることはない
人にはそれぞれプライドというものがあり、それがいつまでも馬鹿にされたことを覚えている
馬鹿にされるということは、時として自分の犯した罪以上に隠しておきたい、
自分の弱みや欠点に、あからさまに触れられることに繋がる、これは辛いことだ
過ちを指摘してくれる友人はいても、こちらの愚かしさにあからさまに触れる人はいないだろう
自分から言うにしても、言われるにしても、あまりにも深く自尊心を傷つけしまうことがわかっているからだ
どんな人でも、ちょっとした侮蔑を感じ、それに憤るだけのプライドは持っている
教養のない人や人付き合いが下手な人にありがちなことだが、
優越感を示したいがために、或いは周りの人を喜ばせたいがために、
人の弱みや短所を暴露するような真似をする
だが、これだけはけっしてしてはいけない
確かにその時は、周りの人を笑わすことができるかもしれない
けれど、そのことによって、君は生涯の敵をつくることになる
それに、その時は一緒に笑った友達だって、後で思い出したらゾッとするにちがいない
そして結局は、君のことを嫌いになってしまうだろう
第一、そんなことをするのは下の下である
心優しい人間なら、人の弱点や不幸を庇いこそすれ、公言などしようはずがない
君に機知があるのなら、人の心を傷つけるためではなく、人を愉快にするために使うように
人間はそれぞれ自分の考えに従って行動するものだ、またそうであったほしい
それを自分とまったく同じ考えでなければいけないなどと思うのは、
自分と体型も大きさも同じでなくてはいけないと言うのと同じくらい、傲慢なことだ
だから自分の考えと違うからといって人を馬鹿にするのはおかしいし、
自分の信じている事と違うからといって、迫害するのも同様である
人間は自分が考えるようにしか考えられないし、信じるようにしか信じられない
いったい嘘ほど罪深く、卑しいものはない
嘘は敵意や臆病さや虚栄心がつかせるものだが、どの場合も目的を果たすことは少ない
どんなにうまく隠したつもりでも、嘘は遅かれ早かれバレるからだ
例えば、誰かの幸運や人徳を羨んで嘘をついたとしよう
一時的には相手に傷を負わせることができるかもしれない
けれどいずれ一番苦しむのは自分自身だろう
嘘がバレた時、一番傷を負うのは自分だからだ
それ以降、その相手に関して好意的でないことでも言おうものなら、
いくらそれが本当のことでも、単なる中傷とみなされてしまう
もし自分の言動に言い訳したり、名誉が傷つき恥をかくことを恐れて、
嘘をついたり言い逃れしたなら、やがてその人は、
自分の嘘とその原因であった不安のために、かえって名誉を傷つけられ、
恥をかくことに気付くだろう
人間の中でも低級で卑しい者、という証明をしたようなものなのだ
周りの人々から、そういう目で見られても仕方がない
もし不幸にして過ちを犯してしまった時は、嘘をついてそれを隠そうとするより、
正直に認めてしまった方が潔い、そしてそうすることが、
償いをする唯一の方法であり、許しを請う唯一の方法でもある
はぐらかしたり、ごまかしたりする行為は、見ていてあまり感じの良いものではない
それにその人が何を恐れているのかも、自然に伝わってくるものだ
良心や名誉を傷つけることなく、社会のなかで立派にやっていきたかったら、
嘘をついたり誤魔化したりすることなく、潔く生きるといい
この事は、命ある限り頭に叩き込んでおきたい
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん