グルーポン おせち バードカフェ 13

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●21世紀最大の惨劇と云われる関東大虐殺
ネットイナゴが暴徒化することで発生したジェノサイドの真相を探る


2013年、関東大虐殺は蒙昧無知な一般市民がネットの虚偽情報、煽動に踊らされ包丁やクワなどの身近な武器を用いて隣人を虐殺したというイメージで語られている。
虐殺においてネットメディアは重要な役割を果たしたとされる。関東大虐殺の期間において、市民への殺戮と暴力を煽る鍵となったサイトは2ちゃんねるとニコニコ動画の2局であった。

関東大虐殺当時、日本国民の情報リテラシーが低かったことや、全体主義社会のシステムに由来する体制への盲追傾向から、集団ヒステリーが形成される手段としてネットは重要な役割を果たした。
特に、この2ちゃんねるとニコニコ動画は当局がネットイナゴを煽り、虐殺を指揮するために両サイトを利用したことが知られている。虐殺当初の頃に殺害への抵抗が大きかった地域で重点的に用いられた。

一部の右翼団体は2ちゃんねるに「ホワイトカラーは日本人の健全な社会発展を阻害する。奴らは虚勢された豚である」という投稿を繰り返した。
この連日のコピペと虚偽情報によるメッセージは、2chの無職、底辺層に"先制攻撃することによって我が身を守る必要がある"ことを錯覚させ、その結果として一部群集はネットイナゴ化し、街路では暴徒となって、一般市民を暴行、襲撃して、数百人を殺害した。

mixiやpixvの風刺漫画などにもプロパガンダが見られ、そこで女性は性的対象として描かれた。具体的な例として「女は肉便器」といった強姦を明言するような発言を含む、戦時下の強姦を煽るような言説が用いられた。
また、GREEとモバゲーは、若者向けの音楽を用いた虐殺煽動にも力を入れていた。ニコニコ動画のアマチュア自称音楽家による強姦推奨曲、『こんな肉便器はいらない』が代表的な作品として知られている。
だがスイーツと呼ばれる主体性を持たない女性層もおもしろ半分で虐殺に参加していた。

この三ヶ月後ネットを宣伝に利用したのはアメリカ大統領。世界は混乱と憎しみの中、第三次世界大戦へと突入していく。ネットが政治や戦争の道具になることを証明したわけです。


※アジア在住のCNNジャーナリスト田中啓悟のコラムより抜粋。