(´;ω;`)もうダメだ、あの瑞々しいボキャブラリとセンスは帰ってこない
潤沢にして清澄なる泉のような、輝石の鉱脈のようであった俺の内部は擦り切れ疲弊してしまった
今思えばわたしは外面ではなく自己の内面に事実とユーモア、そして結論と病名を求めたのである
その中からいくらでも掘削し、いままでVIPに差し出してきたのであるが
それは食むことに痛みを伴わぬ肉であり血であったと自覚した、そしてそれは遅すぎた
それは私自身の退嬰と矮小なる本体の露光を確定付け
今やよく見えた自身の小ささを想い知るばかりである
はなはだ無念
VIPにおける笑いや感動は特定の個人の集合とその中における明滅のような記憶の蓄積であることは十二分に理解している
ゆえに私はもう輝くことも潤うことも無い
かなしい
俺がVIPで出来ることはもうない、ただただ失うばかり、露呈するばかり
ため息のひとつですら内臓のささくれに染みるのである