1 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:
こいつ武士力あるなと思わせる行動
本文:
手ぬぐいを携帯する
s
て
ベジータ身構え、気を増幅する
ベジータ「カアアアアァァァァァーーー!!!!!」
ベジータ「グアアアァァァァーーー!!!!!」
気を溜め終え、
片手の掌を上に向け(もう片方の手は添え手首あたりを掴む)・ジリリリリ!!(火花散る)
気の球を搾り出し、大きなエネルギー球を作り上げる
大きな気の球体が出来上がる・フワッと浮き上がる
ベジータ「正真正銘、これが貴様を仕留めるための最後の賭けになりそうだぜ…
貴様の分身術の前では他に手はない…、この技が通じないと本当にお手上げってやつだ……
…確かにこれをかわせれば貴様の勝ち……、…だが、果たしてどうかな…?」
タビアが構え→一瞬、タビアの体・輪郭がボヤけて見える
→次の瞬間、タビアの左右にタビアが1体ずつ出現し、合計3体へ
ベジータ「…ヘッ…、だがよ…、必ずブチ当てるがなッ!!」
タビア(真ん中)「フンッ、いよいよ最後の大技、切り札の登場というわけか…
……確かに、凄まじい気の塊だぜ…
…だが、トライアングル・クロスを食らった満身創痍のその体で、どこまで満足に繰り出せるかな…?
フフフ…、これを凌げばオマエの敗北は決定するというわけだ……、グフフフ…
あの(チラッ)お気に入りの小娘の前で無残に死に絶えるわけだ、グハハハハハ!!!」
ハル 「…ベジータさん……、頑張って……」(祈るように、かすれるような声で)
ベジータ「いくぜ…、
このエネルギー球が、翻弄し幻惑する貴様の3体を捉える術となる…」
カッ・ベジータの目が見開き
ベジータ「ハアアァァ!!!」
掌を突き出す・グイッ→気の球体がタビア3体の真ん中目掛けて直進する・ヒューン!!
タビア(真ん中)「こんなもの、今更身をかわすまでもないッ!!」
→一瞬、3体の真ん中がスッと半透明化し、通り抜けさせかわす・ニヤッ
直ぐに真ん中が実体化し、その場で3体でシャッフリングへ
(シャッフリング後)3体の真ん中が後ろを振り向きながら
タビア(真ん中)「バカめ!!そんな手は通じないと何度やったら分かるんだッ!!」
カッ・ベジータの目、見開く
ベジータ「ハアアァァ!!!」・ベジータ突き出した掌をグイッと手前に引き戻す
その際、球体が3個に分裂し・ブンッ!!
同時にグイーンと急旋回、曲がってきて、3体目掛けてそれぞれに向かう
タビア(真ん中)「…!!!
やはり、単純なエネルギー弾である筈もないかッ!!」
タビア3体はそれぞれ回避行動を取る・バラバラに3体逃げる
それを追尾し追いかけるエネルギー弾・キューン!!
ここで追尾弾がグーンと加速する・ギュン!!
タビア(真ん中)「…何ッ!!?」
3体それぞれが(半透明化はせず)何とかかわす・ババッ!!
ベジータ、今度は掌を前に突き出すような動き・グイッ
かわされた3弾がグイーンとまた急旋回し曲がり、再び3体それぞれ目掛けて向かう
さらに追尾弾それぞれがグーンと加速し始める・ギュン!!
タビア(真ん中)「…チィッ!!また加速しやがる…!!」(汗)・3体それぞれが(半透明化はせず)何とかかわす・ババッ!!
かわされた追尾弾3弾がそれぞれ急旋回し曲がり、さらにグーンと加速・ベジータ、グイッと掌を手前に引く動き
タビア 「ウヌヌッ…!!!」(汗)・3体が追尾弾を慌ててよける(半透明化しかわさない)・ババッ!!
ベジータ「ハアアアァァァ!!!」・さらに加速して追尾する3弾
タビア 「ウググッ…!!!」(汗)
タビア3体共に慌てるが、エネルギー弾3弾は3体全てに避けられる(半透明化しかわさない)・ババッ!!
ベジータ「……くっ…」
エネルギー弾3弾は空中で合流、タビア3体後方の上空で一つの大きなエネルギー球になり滞空している
タビア(3体に分かれたまま)、チラッ・エネルギー球見て
タビア 「フン…、何をやってくるかと思えば、相変わらず……、クックック……(ニヤリ)
あのエネルギー弾でオレを散々に追いかけ回し、またまたこのオレをシャッフルできない状況下に置き、
分身体でないオレの本体を暴き叩くつもりなのかもしれんが……、ククク……
ウ〜ム…、あるいはそのまま3体丸ごと叩くつもりでいるのかもしれんなぁ……」・ニヤニヤ
ベジータ「……………」(変わらず険しい表情)
タビア 「だが、この程度では、オレ様を捉えることなど到底できんわァ!!!
ハッハッハ!!!このオレを倒すことなど、3体同時にオレの相手をでき、しかもその3体を同時に倒せるほどの
実力者でもない限り無理なのだからなァ!!!
…ククク…、…尤もそんなお方は偉大なるフリーザ様だけだ
1体のこのオレとすら、ほぼ互角のオマエにはもはや為す術なしということだ!!!グハハハハハ!!!」
ベジータ「……ヘッ…、あれしきのスピード弾でもうかわし切ったつもりか?
この技はまだまだこれからが本番、どんどんスピードアップしていくんだぜ…
さらに追尾する照準の精度を上げてなぁ…」
タビア 「…!!!…なんだと…!?」
ベジータ「いくぜっ!!いよいよ勝負を決める第二幕のスタートだ!!
ハアアァァ!!!」
ベジータ、熊手状に開かれた掌を動かし・グイッ
一つの大きなエネルギー球が3球に分裂・ブンッ
さらに加速する追尾弾3弾となり、タビア3体目掛けて直進・キューン!!
タビア(3体)「ウグッ!!!」(汗)・3体がバラバラに回避運動、初動で上下左右に避けようとする・ババッ!!
3弾の追尾弾はそれぞれ絡み付くように1回小刻みに急旋回しまとわりつく動きをする(大文字のLの筆記体のような動きをする)
タビア(3体)「ウオオオッ!!!」(汗)・3体が追尾弾をギリギリ回避する(分身でかわさない)・ババッ!!
振り向きながら
タビア(真ん中)「くっ…!!ベジータの奴めッ、ここに来て、なんて動きとスピードのエネルギー弾を出しやがるッ…!!」
(タビア本体・…チィ…!!!…既に極限状態での戦闘(バトル)だ
分身体のコントロールは本体の初動に比べ僅かにだが遅れが生じるッ…!!)
ベジータ、掌をグイッ・再び3体目掛けて直進する3弾・キューン!!
タビア 「…!!!
ウオオオッ!!!まだスピードが上がりやがるッ!!!」(汗)
(タビア本体・…グッ…!!分身体だけでも半透明化させかわしたいところだが、
それでは奴に本体をバラすことに…、極力避けねばッ…!!!)(汗)
3体がバラバラに回避運動・ババッ!!・3弾の追尾弾がそれぞれ絡み付くように1回小刻みに急旋回しまとわりつく動き
タビア 「ウグアァ!!!」・堪らず回避が追い付かず、1体を半透明化させる・スカッ・他は何とかかわす
かわされ、あるいは半透明化した分身を突き抜ける3弾・キューン!!・ベジータは険しい表情のまま
タビア(残り2体)「…!!!」
直ぐに瞬時にクロスし、シャッフリングするタビア
(タビア・ウググッ!!!…このままでは分身体の初動の遅れが致命的に…!!!)(汗)
タビア・チラッ(ベジータを見やる)
タビア 「…!!!」
3体共に旋回飛行しながら
タビア(真ん中)「ウワハハハ!!!…奴め、たった一つ弱点があったぞ、フハハハハ!!!」
3体目掛けて急旋回し直進する3弾・キューン!!
タビア(真ん中)「気が付けば当たり前のことッ、あせって見逃していたッ…!!!」
3体それぞれが突如向きを変えベジータに急進する・バーンッ!!
ベジータ、グイッと掌を動かし、タビア3体の方向転換を追跡する・3弾向きを変え・キューン!!
タビア3体は共にベジータ目掛けて突進する・ヒューン!!
(タビア・ウハハ!!それは操縦するオマエ自身が技に意識を取られすぎ、無防備だということだ
当然だ、あれ程のスピード弾、自在に操ろうとすればそれのみに意識を集中せざるを得ない
これは「超戦士」たりとも存在する物理的な限界というやつだッ!!)
タビア3体がベジータに向かい、それをそれぞれに追尾するエネルギー弾という構図
(タビア・今更、奴はこの攻撃はよけきれないッ!!)・ベジータは突っ込んでくる様を見上げてる
エネルギー弾に追われながら3体がニヤつきながらベジータへ突っ込んでくる
タビア(真ん中)「死角ありだ、ベジータァ!!!勝ったッ、終わりだァァ!!!!!」
ベジータ・ニヤッ「そいつはどうかな…?」
タビア 「…!!!…何ッ!!?」
添えた片手を外し下に向け
ベジータ「フォース・テイカー!!!」・片手を上に跳ね上げる・グイッ
ベジータの足元、地中から3体に向け、3弾の直進のエネルギー弾が発射される・ドンッ!!!
タビア(3体共)「…!!!…何だとォォ!!?」
・瞬間的に空中でブレーキング・キキッ
タビア本体「し、しまったッ!!!クソォォ!!!!!」
(タビア本体・…ここはミラージュであっても全弾回避は不可能ッ!!!
い、今からこの挟撃を回避するには“アレ”しかッ…!!!!!)(汗)
タビア、瞬間的に分身体2体を消し本体のみになる・スッ
・同時にスピードアップし上向きに急発進、地中からの3弾をかわす・バーンッ!!
かわされそのまま上空へ直進していく3弾・ギューン!!
(ベジータ・…やはりというべきか…)
タビア本体「うわははッ!!!か、かわしたッ!!!!!」(汗)・薄ら笑いを浮かべながら
(タビア本体・やはり油断ならねー奴…!!!
だが同じことッ、後方からの追撃を最速の“ミラージュ”でかわし、ベジータに迫ればッ……!!!)
タビア本体、後ろを振り返り(ミラージュを最速発動しながら)
タビア本体「うぬッ!!?」(喫驚の表情を浮かべ)
後方から一つになった大きめの追撃弾が襲いかかる・ベジータ、グイッと片手を動かす
タビア本体「な、何ィィ!!?」(驚愕の顔で)・迫り来る追尾弾・ギューン!!
追撃弾が間近に迫り・ギューン!!
タビア本体「ウオオッ!!!!!ス、スピードがッ!!!!!」
逃げ切れずタビア本体に追撃弾がヒット・ドカーンッ!!!
タビア本体「グガァ!!!!!」・本体に追尾弾が命中
閃光と共に爆風が周囲に押し寄せる・・・
ハル 「キャアアァァ!!!」
ベジータは厳しい顔付きのまま、状況を観察・・・
白煙・黒煙が立ち上り、しばらく視界不良・・・だんだん視界がクリアになってくる・・・
そこにはタビア本体が棒立ちになったまま失神・気絶状態で、空中に立ち尽くしている姿が・・・
同時に分身体2体が本体の左右に2体並んだままにアビリティ・オーバーを起こし発動状態で固まっている
ベジータ、分身体2体がアビリティ・オーバーで固まっているのを視認し・
ベジータ「……フン…」
地中から発射された3つのエネルギー弾は空中で合流、結集して1つの大きなエネルギー球となり、上空に滞空している
その場に凝固し動かないタビア3体を確認し、ベジータ上空へスッと移動する
ベジータ「……だから、必ずブチ当てると言ったろう……(ニッ)
貴様単体での一瞬のスピードアップには、同じく一瞬のスピードアップで対抗したまでだ
だからこそ、貴様がミラージュを発動する間際に仕留めることができた…
あのスピード弾がミラージュ同様、3つの分裂が1つに戻れば
単純に直線的なスピードだけなら、さらに増強できる仕組みだったといってもなぁ……
それにしても、
猪突猛進気味に直線的に、地上のこのオレに突っ込んできてくれて大助かりだぜ
貴様が分身体共々、三位一体で一斉に近付いたところをフォース・テイカーで最初から
狙撃するつもりだったのだからな…」
ベジータ「……フフフ…、聞こえてないのか、それとも聞こえてないフリをしてるのか…?」
ベジータ「フフフ…、…最初に放ったスピード強化型の追尾弾3弾はあくまで陽動よ、
否が応でも貴様にそちらに意識を集中させるためのな
スピードを大幅強化させた特殊なエネルギー弾とはいえ、あの3つのスピード弾だけでは貴様を捉えきれないことは
生憎承知していたんでな…
貴様を捉え切るにはフォース・テイカーという第二弾は必須だった……
……しかし、もし貴様がこのオレに向かってくる直前、あの局面で空中でもう一踏ん張りし
踏み止まることができれば、その時点でもう、この奇策は頓挫していた…
追尾弾のあれ以上のスピードアップは限界だったろうからな…
実際、何もかもがギリギリの勝負だった……」
ベジータ「……だが、貴様はあそこで焦れて、無防備なオレに単調に向かってくる決断をしてくれた、しかも直線的にな…
そうなってこそ、あのフォース・テイカーという奇襲が意味を持つ…
オレはあの技の発動を完全にコントロールできる、発射のタイミングやその指向性を自在に操ることができる…
無防備なオレは云わば囮であり、誘い込む罠を内包する者でもあったのだ……
そうして、1回は物理的にも心理的にも貴様の意表は突いておく必要があった…、
貴様の心理を攪乱できなければ、本命の、合流して1弾となって後方から迫り来るスピード弾を
貴様にブチ当てることが難しくなるからだ…」
タビア変わらず失神状態で空中に浮遊・
ベジータ「………と言っても聞こえてないのかもしれんが……」
ベジータ「…それにしても、随分、心に余裕がないことだぜ、タビア…
勝ち急いだ、明らかな拙攻だった…
いや、精密に追撃するオレのスピード弾3弾がそんな余裕を与えなかった、
掻き消したのだとここは自画自賛でもしておくべきか……
……問題は貴様がこちらの思惑通りに単調にオレに向かってきてくれるかどうかだったのだ…
フォース・テイカー…、あの奇策は貴様が空中に踏み留まりながら、飛び道具であるエネルギー波でも
このオレに投げ付ければ、それこそ一巻の終わりだったギリギリの策だ…
このピンポイントで不動のまま、貴様を待ち受けることができるか否かが成否の鍵だった…
これは静かなる賭けといってよかったが、どうやら賭けに勝てたようだ……、正直ホッとしてるぜ…」
(ベジータ・オレはあの位置から動くわけにはいかなかった…
フォース・テイカーは直進弾なのだ、あのピンポイントだから有効に狙撃できる…
あの発射地点に、まさにピンポイントで貴様をおびき寄せることに成功したが、
しくじっていたらと思うとゾッとするぜ……
遠距離からのエネルギー波での砲撃・・・尤もそうなればフォース・テイカーの仕掛け以前に
オレの、精密性を維持した追撃弾は集中力が乱され、速度は失うし、全ての弾のコントロールも失う…
フォース・テイカー……、意表を突けた地中からの3体への狙撃弾だけが、
残された最後の有効な攻撃方法だった……)
ベジータ「……尤もこのオレも貴様をそのピンポイントへ誘導するためには苦労したつもりだぜ…
戦闘(バトル)の前にわざわざ、今から繰り出すスピード弾が最後の切り札だと宣言し念を押すことで、
貴様を心理的にある方面へと誘導した…
この攻撃をかわせば、凌げば勝ちだと考えさせる・・・それは事実であっても、
まずは防御以外の意識を緩慢、希薄にはさせられる……
そして、実際貴様は防戦一方の末に勝ちが見えた途端、無警戒に一直線に飛び付いてくれた、
このピンポイントへな…
貴様にもし勝ちに逸る気があれば、拙攻を引き出せる・・・そう踏んで心理面で布石は打っておいたつもりだ
貴様には暗闇に走る一筋の光明に見えたかもしれないピンポイントへの道筋…、
しかし、その光明こそが実は落とし穴に至る危険な道筋でもあったというわけだ……」
タビア、相変わらず失神状態で浮遊
ベジータ「……フフフ…、しかし、タビアよ、冷静になって振り返れば、
なぜこうも簡単に引っ掛かったんだというような話は、この世の中にはままあるもんだぜ……」
ベジータ「…ククク…、寝起きはどう見てもよくなさそうだぜ、タビア…
しかし、ここまでオレを追い詰めた貴様には敬意を表し、
ここから先のオレの自慢話は目覚まし時計代わりにでも聞いといてもらうとするか……」
ベジータ「…このオレも転んでもタダじゃあ起きない性格でな、
貴様同様、先程の“猶予”の時を利用して、フォース・テイカーのためのある仕掛けを仕込ませてもらっていた…
あの時…、貴様に地面に叩きつけられた際…、ブッ倒れてから起き上がるまでの間に
地中にエネルギー弾の核(コア)を放出しておいたのだ
地中に向けエネルギーの塊の核(コア)だけを何とか捻出し、核(コア)の部分だけを埋めておく、
そして後からエネルギーを送り増幅、増大させる、
貴様を狙撃する効果的な刺客とするために……
このオレには似合わない何ともいじましいやり口だったが、勝つためには仕方ない……
しかし、その努力の甲斐はあったってもんだ」
ベジータ「……だが、最も肝心なことは、この勝負の決め手はフォース・テイカー発動の成否だけではないということだ
無論、フォース・テイカーは成功してくれねば話にならんが…
フォース・テイカーが待ち受けるピンポイントへ貴様が攻撃を仕掛けてくれたからといって
その後の対応がオレの想定を上回っていたなら、その成功は全く意味がなかったといえる…
勝利する確率が3分の1で、敗北する確率が3分の2だった可能性もあった……」
ベジータ「…一瞬で3体を1体に戻し、スピードアップを図り地中からの3弾はかわす…
「ミラージュ」のままでは挟撃してくる上下6弾ともは回避できないと悟り、
あの一瞬で自慢の「ミラージュ」に見切りをつけた……
「ミラージュ」の解除と瞬間的なスピードアップ…、そのことにはシューティング・スターと
スピット・スターの同時発動時に追撃された時のこともあり、感付いてはいた…
…そして、実際「ミラージュ」継続ならフォース・テイカー3弾はかわせても上空からの追撃弾3弾からは逃れられず、
本体が被弾していた可能性は濃厚だ……
貴様はフォース・テイカーというオレが仕掛けた最後の大掛かりな罠を
「ミラージュ」の解除で緊急回避できたとして、今度こそ勝利を確信しただろう…
後は「ミラージュ」を最速発動し、後方の追撃してくる3弾を逃げかわしながら、
不動のこのオレに肉薄しトドメを刺せばいいと……
…確かにそうなれば、タビア、貴様の勝ちだった…、おそらくオレは一溜まりもなかった筈だ…
だが、真実は違っていた……
…真実は貴様があのまま「ミラージュ」を継続し地中からの狙撃弾3弾は何とかかわして凌ぐ…、
そして、そのままの状態で、貴様の「ミラージュ」同様に実は1弾となることで瞬間的にスピードアップしていた
追撃弾1弾を待ち受ける・・・
…それができていたなら、貴様が勝利する確率は0ではなく、3分の2もあった……
貴様は勝利の確率のより低い方を選択してしまったんだ…」
ベジータ「あの場面で「ミラージュ」を解除せず、踏み止まることを選択されていたら・・・
…逆にいえば、全ては貴様の己が能力への絶対の自信、
たとえ挟撃が6弾であろうともかわし切れるという「ミラージュ」の解除と発動という連続動作への過剰な自信…、
故の、その傲慢な決断にも助けられた奇策であったということになる…
結局は、貴様程の戦士であろうとも、最後の最後、勝利への道筋が明確に見え始めてからは
油断したということに尽きるぜ…
或いはオレの攻撃が貴様が盲点、死角を顧みる余裕がない程に追い詰めていたのか……
…いずれにせよ、
貴様は眼前の勝利に酔い、自分で勝手に勝利の方程式を決めてかかってくれた…
フォース・テイカーを「ミラージュ」の解除で直前で緊急回避したのは見事としか言いようがない…
…だが、それ自体が誤った選択を誘う二重の、二の矢の罠だったというわけだ
いくら貴様が単体に戻り、瞬間的にスピードアップしていようが追撃するエネルギー弾も1弾となり
同じ様にスピードアップしていた仕掛けだ、
貴様に「ミラージュ」を再発動するタイミングさえ与えない内に勝負を決せられる……」
ずっと失神状態で空中に立ち尽くすタビア
ベジータ「貴様は「ミラージュ」に死角はないと言った、確かに「ミラージュ」に死角はなかったかもしれん…
…しかし、目前の勝利に酔いしれ傲った貴様の心の中に死角はあったのだ……
そして、勝負の決め手を強いて自己弁護していいなら、奇策とはいえ、
タビアの戦闘術を即座に理解し、心理的に追い詰める意味も込め執拗に攻撃を繰り出したことや
タビアの戦闘での対応を戦術レベルで読み切っていたことを挙げてもいいのだろうな…
我ながら会心の勝利といえそうだぜ……
………しかし、ここまで話をしていても全然聞こえてないようだな…
そのアビリティ・オーバーは演技ではなく、どうやら本物のようだ…(ニヤッ)」
分身体2体が本体の左右に1体ずつ並んだままにアビリティ・オーバーを起こし固まっている
・(発動直後の状態なので)2体は全く同じ格好で硬直している
ベジータ「・・・さて、では、我が勝利を確定させるべく、遠慮なく追い打ちを掛けさせてもらうとするぜ…
貴様は今、気絶し失神状態にあるとはいえ、分身体2体を維持できるだけの戦闘力は保持している…、
戦闘を継続できる状態にある…
…では、トドメといくぜ
もう一つエネルギー弾をプレゼントしてやるから有り難く受け取ってくれよ」
ベジータ、両手を上げ、下に振り下ろすような動き・
ベジータ「でやあああぁぁぁ!!!!!」
タビアの上方に滞空していた一つの大きなエネルギー球(元はフォース・テイカー)を打ち下ろす
大きなエネルギー球がタビア本体の頭上へ垂直落下・ビューン!!
直撃・ドカーンッ!!!・閃光と共に白煙、黒煙がもくもくと上がり、たなびく
爆風が吹き抜け、砂塵を巻き起こす
ハル 「キャアアアァァァ!!!」
砂塵が一通り吹き抜け・
ハル 「………フ〜〜ッ…、…ベ、ベジータさん……、
…と、とにかく…、これでやっと終わったのよね……、勝ったのよね……?」
白煙・黒煙に視界を遮られたまま・
ベジータ「ハッハッハ、サイヤ人のエネルギーコントロール技術の粋を十分に堪能できたんだ、
満足してあの世に行くんだな、タビア」
煙が晴れてきて、視界がクリアになってくる・・・
影が見え始め・
ベジータ「…!!!……んんっ!!?」
・・・やがてタビアがニヤニヤしてる姿で煙の中から現れる
ベジータ「…何ィィ!!!!!…何だとォォ!!!!?」(驚愕のベジータ)
3
25 :
七つの海の名無しさん:2011/03/24(木) 21:02:24.35 発信元:175.108.245.109
ERROR:アクセス規制中です!!(KD\d+\.ppp-bb.dion.ne.jp)
ここで告知されています。
ホストKD175108245109.ppp-bb.dion.ne.jp
名前: 名無しさん@十一周年
E-mail:
内容:
なるほど、だから大規模規制なのか。
★ アクセス規制中でも書ける板たち ★
--------------------------------------------------------------------------------
こちらでリロードしてください。 GO!
アクセス規制・プロキシー制限等規制は、2ちゃんねるビューア を使うと回避できます。
自分で解決してみよう! 書き込めない時の早見表
分からないことがあったら2ちゃんねるガイドへ。。。
26 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/25(金) 04:38:03.31 発信元:114.145.122.213
てす
28 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/03/25(金) 07:50:46.86 発信元:123.108.237.27
つまんね アゲ
てs
30 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/03/28(月) 02:01:01.60 発信元:58.88.43.232
てs
31 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/03/28(月) 02:39:42.46 発信元:202.229.176.168
32 :
ininja:2011/07/05(火) 12:36:43.02 発信元:222.145.178.9
ts
33 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/07/21(木) 00:55:34.93 発信元:114.183.77.212
ヒャッハー!
旧態メディア終わた
東電は潰れないがテレビ局は潰れる
旧態メディアはっさと消毒だぜ
34 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/07/22(金) 02:20:05.34 発信元:114.183.77.212
犬NHK
旧教育テレビ 誰がまだみてんの 無くなったな
この時代に子供生み育てんの 自己責任でしょ
地方局から潰れる
母ちゃんが台風の日にコロッケをあげたんだが・・・
爺ちゃんが芝刈り機にヨシムラのマフラー付けてコールしてた
タラヲ氏ね
38 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/10/29(土) 19:16:59.29 発信元:119.105.198.41
たらお生きろ
スレタイ:ちょっくら安価でスネークしてくる
内容:武器装備は愚かシャツ1枚、パンツに靴下、行き先など全てを安価で決める。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
45 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/26(月) 20:52:07.06 発信元:112.70.76.184
ネタスレをたてるネタがない
ダーティ・ハリーに対抗してフレッシュ・ハリーを撮ってハリウッド狙おうずw
DOCOMO規制か
テスト
49 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:
膵臓癌 総合……癌・腫瘍板になんでこれがないのか(憤怒)