171 :
記憶喪失した男:
サンデル教授の「これからの正義の話をしよう」を読破したが、
これを読んでも、正義とは何かわからない。
サンデル教授は、最大多数の最大幸福も、選択の自由に基づく政治も、
本質だとは支持しない。
それでいて、涵養することと共通善に基づくべきだというあいまいな結論を出す。
正直、こんな本がこんなに売れたのはただの流行であり、
この本に価値があるからではないと思うが、
(ネットで宣伝してたのはおれだ)
ハーバード大学の政治哲学の教授の内容がこの程度のものならば、
不満足だとして、おれはおれ独自の正義についての考えをすすめようと思う。
172 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/02/13(日) 20:21:51 発信元:210.149.120.71
>>171 その本っていうか、サンデルの話ってサンデルのバイアスがかなりかかった話でしょ?
サンデルの思想がどれかは忘れたけど。
だから、単なる流行で私読みましたよってドヤ顔するのはいいけど、
お前サンデルの思想に共感したの?っていう突っ込みをしていいのか迷うというね。
173 :
記憶喪失した男:2011/02/13(日) 20:31:34 発信元:122.31.180.60 BE:2492802959-2BP(791)
>>172 具体的な事例が多いのは嬉しいけど、
正義とは何かについて、結論を出した本ではないね。
サンデルの意見というものは少なく、結論はあいまいだ。
正義はこれであってはいけないという指摘が多く、
これが正義だ、と肯定する内容は少ないような気がする。
カント、ロールズ、ときて、どちらの意見にも共感できず、
それでは最新の意見は何と読んでいったら、アリストテレスに戻るからね。
目的とするものが正義だなんてのは、中学生の頃から知ってるよ。
174 :
記憶喪失した男:2011/02/13(日) 20:38:09 発信元:122.31.180.60 BE:2215824858-2BP(791)
で、なんだっけ、目的が正義でない場合として、
結局、カント、とロールズを出すけど、
カントは、個人の自由を完全にすることとして、リバタリアンと呼ばれる。
いわゆる平等な自由主義をいう。
ロールズはもっとえげつなく、結果を出した者も、結果を出せたのは
幸運だったからであり、その者が利益をとるべきでないと主張する。
おれはサンデルの述べたロールズにはまったく賛同できない。
175 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/02/13(日) 20:40:03 発信元:210.149.120.71
>>173 そうなんですか。
サンデルの思想も出てないのか…
でも読まなきゃ批判もできないので、読まないとなあ。
176 :
記憶喪失した男:2011/02/13(日) 20:42:03 発信元:122.31.180.60 BE:997121636-2BP(791)
それで、読んでおれの考えた正義とは、
人類を生存させることであり、生存した者たちはいかなる手段によって
たどりついてもよいとする。
ただし、生存した者たちの知恵が常に増大し整理されるのでなければならない。
だな。
177 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/02/13(日) 20:46:51 発信元:210.149.120.71
>>176 たどりつくってのはいかなる手段を用いても人類を生存させるってこと?
178 :
記憶喪失した男:2011/02/13(日) 20:52:38 発信元:122.31.180.60 BE:1163307773-2BP(791)
>>177 正義とは、人類の知恵の増大と整理のために必要な政策である。
知恵を増大させ、整理するためには、
人類に、平等な機会と、若者救済的な福祉政府が、必要だ。
そして、知恵の継承のために社会の維持が必要になる。
以上。
で、世の中まわるんじゃないかな。
結論はいまのところ、こうなった。
知恵の増大のために、万民に救済の機会が与えられるなら、
人類の存続のためにはいかなる手段をもちいても許すよ、おれは。