中国の現在の輸出事情について報告します。
中国からの日本への輸出品は現在100%の税関検査がかけられています。
もちろんそれだけの数の検査があるということは検査に時間がとられて輸出できなくなることも多々あるわけして……
船では積荷が1/3間に合わないぐらいですんでいますが、飛行機はひどく日系の航空会社の中には積荷がからっぽのまま日本へもどるものもあります。
税関検査の費用も本来ならば中国側が払うところですが、民主党様のおかげで向こうも強気にでて、たいがいが日本に押し付けているザマです。
ただ、これだけ荷物のショートが増えるということは中国の船会社の倉庫にも未発の輸出品が増えることになるので、現地側も相当混乱しているようです。
これから国慶節に入り、中国の税関の動きも鈍るでしょう。
確か向こうの税関は10/1は完全に休みで2日からは交代制だとか。
この遅れは1〜2週間ではもう取り戻せないのは確実でしょう。
中国の輸出企業も出港しないとお金入らないのに大変ですね(棒)
まあそういうわけで日本の輸入企業にとっては中国産の納期遅れは確定的に明らかなわけです。
もちろん中国側の輸入に関しても検査が厳しくなってるのも当たり前ですね。
ただ、こういう貿易が制限されているのは上海やらシンセンの辺りのことでして、中国の北側ではここまでひどくはないようです。
多分主導しているのはチラ裏どおり上海閥なんだろうな〜って実感しています。
以上、とある企業の輸出入部門下っ端の戯言でした。