1 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:
「そろそろ文学の講義とまいりますか」教授が静かにペンを走らせ始めた。
2 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 14:36:56 発信元:210.136.161.12
リサは教授のクレッグが好きだった。
3 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 14:42:15 発信元:110.132.98.25
クレッグは古代史専門の教授だった。
4 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 15:30:48 発信元:202.229.176.140
「さて、今日は西暦2010年頃の日本の遺跡から発掘された十字架の概要についてだが…リサ。答えてみたまえ。」
5 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 15:32:15 発信元:118.159.131.28
リサ「私・・・そんな事言えません。」
6 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 17:14:24 発信元:59.135.38.167
教授「おやおや、Aマイナス以下の成績を取ったことがない君らしくないじゃないか?」
7 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 18:26:31 発信元:124.146.175.53
リサ「あの・・・教授・・・質問です!日本の有名な考古学者のペニス一郎博士は知っていますか?」
8 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 18:31:16 発信元:124.146.175.165
「止めないか!おぞましい!」温厚な教授が気色ばんだ。顔が紅潮し、拳が震えている。
性器にコンプレックスを持つ教授にとってペニス一郎の名は禁句なのである。
10 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 18:48:35 発信元:202.229.176.35
リサ「教授…どうして悍ましいだなんて…。私、ペニス一郎博士の研究文を読んで感銘を受けたんです!」
11 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 18:52:02 発信元:219.125.148.107
教授「それはどんな内容なんだね?」
12 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 19:26:20 発信元:61.198.174.202
別にぺニス一郎に興味がわいたわけではなかった。娘のようなリサの声を少しでも長く聴いていたかったのだ。
13 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 19:30:08 発信元:59.135.38.168
教授と教授の娘は、よくある「冷えきった親子関係」で、靴下や下着を一緒に洗わないとか、そういう類いだ。
14 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 19:42:12 発信元:124.146.175.165
クレッグはリサの真っ直ぐな視線に、思わず顔を背けた。窓の外では6月の柔らかな陽射しに木々の緑がそよいでいた。
15 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 19:45:00 発信元:124.146.175.166
クレッグは時々夢想する。まだ幼かった頃の娘を。「こんな日にはよく散歩に連れ出したものだ。」
16 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 19:49:01 発信元:124.146.175.165
紅葉(メープル・リーフ)のような手で、私の上着の裾を掴んでしばらく歩いては、抱っこをせがんだものだ。
17 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 19:51:56 発信元:124.146.175.166
「教授!聞いているんですか?」リサの声にクレッグ教授は我に返った。
18 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 19:53:00 発信元:221.119.3.51
教授がうっかり鍋に直箸をしてしまった後は一切その鍋物を口にしなかった娘の姿には結構傷ついたものだ。
19 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 20:13:42 発信元:111.86.141.145
講義を終えたクレッグ教授はとあるバーで一人酔いつぶれていた
20 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 20:28:34 発信元:118.159.131.38
リサが感銘を受けたという論文のないようは、クレッグが考古学の世界に足を踏み入れてから主張してきた仮説と、完全に折り合わない内容であったからだ。
21 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 20:37:10 発信元:210.153.84.241
そして、あろう事かペニス教授の仮説を裏付ける証左を、クレッグはとある日本の遺跡で発見していたのだ。
22 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 20:41:00 発信元:210.153.84.167
「こ…こんな事があってたまるものか。あの予言が今…。」悪夢を振り払うように、クレッグはテキーラのグラスを乾した。
23 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 20:44:16 発信元:59.135.38.165
恐怖に似た苛立ちと、若い頃に患った自然気胸とで、クレッグ教授の息は次第に荒くなった。
24 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 20:55:53 発信元:111.86.141.143
その時、笑ゥせぇるすまんとドラえもんが入店したがクレッグには関係なかった
25 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 20:56:54 発信元:124.146.175.47
グレッグ教授「あのペニスが…あのペニス一郎が私の説を覆す事になるなんて…!ペニス…一郎……!」
26 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 20:57:40 発信元:124.146.175.173
ペニス教授の仮説にはクレッグ教授も納得せざるを得なかった。自分の研究よりも一歩先を行くその論文に才能の差を感じざるを得なかった。
というのは嘘で
28 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 21:16:31 発信元:210.153.84.116
はなかった。グレッグ教授はペニス一郎博士の論文に対して嫉妬を覚えたからである。
29 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 21:20:40 発信元:210.153.84.38
「私はグレッグではない!クレッグだ!」突然クレッグはカウンターを拳で叩いた。酔客の矯声が一瞬水を打ったように静まった。
30 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 21:28:29 発信元:111.86.141.154
翌日頭痛かったけど隠し持っていた証左を正直に発表した。男らしくペニス教授と握手した。リサもすごい発見ですねって言ってくれた。
31 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 21:30:43 発信元:210.153.84.37
「できればそうしたい。」クレッグは呻くように呟いた。
32 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 21:33:47 発信元:59.135.38.165
「…隣り、空いてますか?…教授。」そう近づいてきたのは外でもない、リサであった。
33 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 21:37:54 発信元:210.153.84.37
「ああ、君か。どうぞ。君はドライ・マティーニだったかな?」クレッグは気恥ずかしそうに言った。
34 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 21:41:05 発信元:210.153.84.37
「シラターマゼンザーイを一つ。」リサはバーテンダーに告げると、ジタンに火を点けた。
35 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 21:48:36 発信元:111.86.141.152
(なんか今日ダメそう・・・)「ははは」力なく笑うクレッグ教授
36 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 21:52:34 発信元:124.146.175.38
「…隣り、空いてますか?…教授。」と急に声を掛けられクレッグが振り向くと、ペニス一郎博士が凛々しく立っていた。
37 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 21:55:59 発信元:221.119.8.250
十勝産の小豆に和三盆を贅沢に驕られ冷え加減もよろしく整えたこの店自慢の逸品である。
これに対し挑戦者サイド慌ただしく何かを混ぜ始めました。 これは生クリームですね
39 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 22:05:50 発信元:111.86.141.150
「なんかすごいね」テレビに夢中で気付かない振りをするクレッグ
40 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 22:07:51 発信元:219.125.148.96
今回のテーマは精進ターリー!精進とは肉や魚を使わない…動物を殺生しないいわゆる精進料理!
41 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 22:10:59 発信元:210.153.84.7
「教授!気付かない振りしないで下さいよ!」ペニス一郎は笑いながら言った。
42 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 22:11:42 発信元:202.229.176.134
「そういえば、君の父君は日本人だったねえ。」リサの前に置かれた得体の知れない食べ物に、クレッグは半ば呆れて言った。
43 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 22:13:18 発信元:210.136.161.177
「ペニス一郎博士…こんなに若かったんだ…。」リサは憧れの考古学者のペニス一郎に出会えた事で胸が弾んだ。
44 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 22:24:04 発信元:59.135.38.170
教授もリサと合わせるように、煙草に火を点けた。彼は味のわかる男である、リベラしか吸わない。
45 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 22:28:41 発信元:118.240.173.17
窓の外では雨が強くなってきていた
46 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 22:33:33 発信元:59.135.38.169
店内にはトム・オーリーのジャズナンバー「NAKASU-SANGYO-DAIGAKU」が流れていた
そして、ペニス一郎博士はゆっくりとクレッグ教授の隣に座った。
48 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 22:47:32 発信元:210.153.86.101
ペニス一郎「クレッグ教授…日本の遺跡で発掘した物を何故すぐに発表しなかったんですか?」
それは君もよく知っているだろう
50 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 23:00:50 発信元:59.135.38.170
「解せませんね、こんな事態では………表にハイヤーを待たせております、どうです?その中で詳しく聞かせていただけませんか…」
おや、あのハイヤーの運転手は・・・そうヤマシタだ。 水瀬のお抱え運転手の山下だ。 サイドビジネス?いやただのバイトのようだ。よほど暇らしい
52 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 23:10:19 発信元:219.125.148.94
ペニス一郎は教授の脇腹に銃を突き付けながら囁いた
53 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 23:13:46 発信元:118.240.173.17
あの〜・・・
54 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 23:15:39 発信元:59.135.38.161
「君は世界をひっくり返そうとでもいうのか…?」教授は半ば強引にハイヤーに乗せられつつ、運転席でフィリップモリスを吸っていたヤマシタをチラリと覗いた。
55 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 23:21:43 発信元:210.153.84.200
ペニス一郎も独特のゆっくりしたリズムで、後部座席のクレッグの隣に腰掛けた。
56 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 23:28:59 発信元:210.136.161.176
クレッグはペニス一郎の横顔をチラリと見た。ペニス一郎は一見無骨で荒々しいイメージだったが、よく見ると端正な顔立ちをしていた。
57 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 23:29:31 発信元:59.135.38.162
「出してくれ」一郎がつぶやくと、ヤマシタは黙ってハザードランプを消し、前照灯を点け、合図を出して、発車した
58 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 23:42:36 発信元:210.153.86.22
車は夜に輝くネオンの中を走り出した。「クレッグ教授…貴方の教え子のリサ…でしたかな?」ペニス一郎はニヒルな笑顔で言った。
59 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 23:46:18 発信元:219.125.148.91
「あの娘はなかなか美味そうですな」ペニス一郎は下卑た笑みを浮かべながら語った
60 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 23:51:23 発信元:59.135.38.164
「彼女は、関係ない…彼女に手を出すな!」クレッグ教授はたまらず、声を荒げた。
61 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 23:53:15 発信元:210.153.84.200
ペニス一郎は続けた。「私の仮説論文の証明を遅らせた事はもういいですよ。クレッグ教授…私は貴方の教え子のリサを、私の助手として迎え入れたい。どうですかな?教授。」
62 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 23:55:45 発信元:219.125.148.92
ペニス一郎らの乗る車を一定の距離を保って追っている車があった、ハンドルを握っているのはフグリ次郎だ
63 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/15(水) 23:56:15 発信元:59.135.38.164
「なんということだ…」クレッグ教授に、こらえようのない吐き気がこみ上げてきた。
64 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 00:05:29 発信元:210.136.161.163
「(私の可愛い、そして優秀な教え子をペニス一郎の元に送り出すなんて…リサ…。)」クレッグはリサに対して教え子以上の感情を抱えていた事に気付き始めた。
「教授…よろしいですね?しかも、リサは私に満更でもなさそうだ。」ペニス一郎はニヤリと笑った。
66 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 00:10:22 発信元:210.153.86.8
男から見てもハンサムな笑顔である。このペニス一郎の端正な顔立ちも、クレッグが気に入らない所の一つであった。
67 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 00:11:03 発信元:59.135.38.161
「実は別の人間に、リサさんを私の所へ運ばせております…フフ、焦らなくていい。彼女にはちゃんと言ってありますから…ちゃんと」
68 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 00:17:39 発信元:210.136.161.1
ペニス一郎の冷たい笑顔がクレッグの心を更に押し潰した。クレッグに成す術はなかった。彼の中には負い目と後悔だけが渦巻いた。
69 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 00:21:27 発信元:210.153.84.21
クレッグは家に帰ると、堪えていた涙が一気に溢れ出した。
翌日、リサはペニス一郎博士の助手として迎えられ、日本に旅立つ準備をしていた。
71 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 00:38:28 発信元:59.135.38.161
「リサ…本当に行くのか?」
72 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 00:49:26 発信元:219.125.148.95
「ええ、私は行くわ」リサは今まで見たこともない笑顔で言った、恋する女の顔だ。昨晩何があったのか教授は考えたくもなかった
73 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 00:52:13 発信元:59.135.38.170
あんな、弱小のマリナーズと同じ名前を持った下卑た東洋人に、私のリサが…教授の中で、何かが炸裂した。気が付くと、リサを床に押し倒していた
74 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 01:04:03 発信元:219.125.148.108
「リサ!私は…」リサの目に浮かぶ涙を見てクレッグは我に帰った。もう全てが遅すぎるのだ
だが在日コリアンのペ・ニス(日本名:一郎)は個室で串刺しになっているし、生前出回った画像だと ペ は、金髪のネーチャンだったのだ。謎が謎を呼ぶ
76 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 01:14:47 発信元:219.125.148.107
松井秀喜「遅くは無いと思います。」
77 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 01:16:54 発信元:219.125.148.92
その謎を追うべくフグリは奔走していた。場合によっては今度こそ確実に仕留めなければ…
78 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 01:25:19 発信元:219.125.148.98
松井秀喜「私も手伝いましょう。」
79 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 01:26:01 発信元:202.229.176.3
リサはペニス一郎のいる日本に旅立った。クレッグはリサを押し倒した事を恥じた。リサの心の中にはクレッグは居なかったのである。
80 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 01:31:01 発信元:202.229.176.3
クレッグはその後、まるで廃人の様になった。たった2日で彼の大切な考古学界での名声と愛する女性を失ってしまったのだ。
そんな姿を、古典舞師加茂瀬恒彦は見逃さなかった。加茂瀬は高瀬一喜を殺人犯として緊急提言した時代の人である。
クレッグの頭の中はリサとペニス一郎の事で埋め尽くされていた。
83 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 02:41:12 発信元:210.153.84.171
「今頃あの2人はあんなことをしたりこんなことをしたりしてるのかあ!」とクレッグは自身の乳を揉んだり、自身のアナルに自身のペニスを挿入したりなどして独り悶えていた。
本当の教授はグレッグで、専攻は物理だった
余暇には学生の書いた小説を読むようになって久しい
86 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 06:18:43 発信元:219.125.148.91
数日後東京湾にペニス一郎の死体が上がった
87 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 06:19:49 発信元:123.108.237.28
なんで他人を巻き込むのか
殺しても殺したりない
88 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 06:46:38 発信元:202.229.176.135
第二章 蘇った悪魔
89 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 07:10:42 発信元:122.17.40.2
「やめろ!ジーン!」
90 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 07:26:50 発信元:118.152.47.224
ジーンは錯乱していた。
91 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 07:46:45 発信元:210.153.84.137
その手には22口径のオートマチックが握られている。ブルバレルにぽつりと開いた銃口が、金 魚鉢の心臓に向けられた。
92 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 07:53:43 発信元:124.146.175.130
ジーンの瞳孔がスッと細まり、口角が歪んだ。
93 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 08:01:16 発信元:124.146.175.129
「パパーン!」金は信じられぬといった表情を浮かべ、胸に当てた手を見ながら崩れ落ちた。
94 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 08:04:39 発信元:124.146.175.129
倒れて呻いている金に向け、ジーンはさらに発砲した。小刻みに震えた金は、やがて無意識に痙攣する肉塊となった。
ジーン「召し捕ったり〜」
96 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 08:11:34 発信元:118.159.131.36
「よしオッケー。じゃあ、次の場面。ジーンの逃走にうつろう。」映画監督タランティーノが大声で指示を出すかたわら、ぼそっと「金役の彼、なかなかいいな。」
97 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 08:35:57 発信元:210.136.161.5
金 魚鉢役の役者の名前はペニス一郎。若手俳優の中でも突出した演技力で、メキメキと実力を付けてきている目下売出中のホープである。
98 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 08:58:13 発信元:210.153.84.67
スタジオの外では、張り込みをするロス市警の私服が4人。そしてそれを遠巻きに眺める男が一人。
99 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 08:59:42 発信元:210.153.84.84
男は愛車スズキフロンテのシガーソケットからしんせいに火を移した。
100 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 09:05:13 発信元:210.153.84.166
男は私立探偵福利次郎。仲間内では「ガラガラ蛇」あるいは「Nuts(キンタマ)」と呼ばれている。
101 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 09:53:35 発信元:210.153.84.178
「まるでなってねえ。まるで子供の学芸会じゃねえか。」私服の動きを眺めながら、(イカれキンタマ野郎)フグリは毒づいた。
102 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 10:15:32 発信元:59.135.38.162
タランティーノが「意味のない話」演出に没頭している間、ジーンは自分のストッキングのほつれを直していた
103 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 11:12:13 発信元:210.136.161.164
フグリ次郎は若手俳優のペニス一郎の動きに注視していた。「ペニス一郎…お前の目的は何なんだ…?」そう呟くとフグリ次郎はタバコの火を揉み消した。
104 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 11:55:47 発信元:210.153.84.45
「ぃよぉ!キチガイキンタマ野郎!久しぶりだな元気か、おぃ!」フグリに声を掛ける者がいる。「チッ、とんだ邪魔が入りやがったな。」
105 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 11:57:04 発信元:210.153.84.45
フグリは唇のはじに付いたタバコの葉を吐き捨てながら言った。
106 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 12:12:02 発信元:210.153.84.168
花売りのB・オロゴンだ。「おぃ、オマエ、花買えヨ。」満面の笑みを浮かべている。
107 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 12:16:47 発信元:219.125.148.97
マンコ直人「花はいい‥。 コカインは有るか?」
108 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 12:23:32 発信元:210.136.161.243
「ヘイヘイどうも。」直人に小さなパケを渡すと、オロゴンはフグリに顔を近づけた。真顔に戻っている。
109 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 12:27:04 発信元:210.153.84.241
「何だよ。今は別件で忙しいんだ。」フグリは顔をしかめた。
110 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 12:29:16 発信元:210.153.84.165
「スゲェ情報だよオマエ。」オロゴンは辺りを見回すと右手を差し出した。
111 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 12:34:08 発信元:210.153.84.86
フグリが仕方なく皺くちゃの10ドル札を5枚ばかり手渡すと、オロゴンは周りを気にしながら喋った。話の内容はこうだ。
112 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 12:36:03 発信元:219.125.148.90
オロゴン「コレ、押尾にも売ったヤツ‥、黙って買えヨ。」
113 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 12:38:07 発信元:202.229.176.149
封の切られたビニール本である。
114 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 13:22:59 発信元:210.136.161.173
フグリ次郎がそうこうしている内に、スタジオの撮影は終わりペニス一郎は車で走り去っていった。
115 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 13:38:22 発信元:219.125.148.99
その後ペニス一郎を見た、という話は聞いていない。
116 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 13:46:34 発信元:124.146.174.231
第三章 Walk,Don't run.〜笑う逃亡者〜
117 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 13:56:48 発信元:210.153.84.184
フグリ次郎は謎の売人Bオロゴンなる男から受けとったビニールに包装された本の中身を自宅で開封した。
118 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 15:19:19 発信元:124.146.175.44
本の内容は若い女性があられもない姿が掲載された所謂ポルノ雑誌であった。フグリ次郎が雑誌に見入っていると、ハラリと1枚の写真が落ちた。
119 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 15:26:11 発信元:124.146.175.44
「こいつは……!」フグリ次郎の目が鋭く光った。そこにはペニス一郎とあのリサが、ロスのマフィアと麻薬の取引をしている現場が克明に記録された写真であった。
120 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 15:34:03 発信元:124.146.175.44
写真の裏にはボビー・オロゴンの書いたお世話にも綺麗とは言えない字で『ペニス一郎は国家機密情報を握っている。それを悪用して奴は国家征服を狙っている。』とあった。
121 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 16:34:17 発信元:219.125.148.98
フグリ「ふ‥、奴がそんなタマかよw」
122 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 17:29:30 発信元:202.229.176.35
因みにフグリ次郎のニックネームは“毛むくじゃらのキンタマ”である。
123 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 17:31:33 発信元:210.153.84.71
念のため、フグリはオロゴンの携帯に連絡を入れた。無論、公衆電話からだ。「…ぁのォモシモシ…」オロゴンの様子がおかしい。
124 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 17:38:50 発信元:219.125.148.91
フグリ「ん‥? どうした、オロゴン!」
125 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 17:41:04 発信元:219.164.112.176
なんかキモいぞ
126 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 17:41:40 発信元:210.153.84.137
「…昨日はカレー食べました。今夜もカレーです。」オロゴンの全く出鱈目な返事に、フグリは直感した。
127 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 17:44:08 発信元:210.153.84.138
「今から俺の言う事にyesかnoで答えろ。いいな。」フグリは低い声で言った。
128 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 17:50:23 発信元:210.153.84.137
「ロスにいるのか?」「Yes.」「誰かに捕まったのか?」「Yes.」「警察か?」「…No.」「カレー屋の近くか?」「Ye…(パーン!)」銃声に電話が途切れた。
129 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 18:01:28 発信元:219.125.148.100
フグリ「おい‥オロゴン‥‥、返事しろ!」
130 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 18:34:51 発信元:221.119.8.66
オロゴンオロゴンデロデロバア〜地獄の底からデロデロバア〜♪哀しいメロディが響いた。
131 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 20:34:06 発信元:210.136.161.104
「チッ…やられたか…ペニス一郎の野郎…」フグリ次郎は唇をギリリと噛み締めた。
132 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 20:36:26 発信元:123.108.237.21
そこにAKB48戦隊の研究生が露な姿で現れた
133 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 20:59:37 発信元:219.125.148.89
AKB48はフグリの下部組織の一つだ。あの色狂いにはこの方法のほうが効くだろう…
134 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 22:27:04 発信元:210.153.84.136
「FUCK!」フグリは受話器を叩き付けると電話ボックスを飛び出した。オロゴンが命を賭して伝えた手掛かりを無駄にはしない。
135 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 22:27:53 発信元:124.146.174.130
フグリはAKB48の色仕掛けでペニス一郎に接触を試みる手筈だった。ペニス一郎は若い女にはだらし無かった。
136 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 22:30:36 発信元:210.153.84.135
歯噛みしながらフロンテのシートに身体を埋め、フグリは窓枠でしんせいの葉を詰め、吸い口を捩って火を点けた。
137 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 22:33:43 発信元:210.153.84.136
フグリは貴重な手駒を失った。現時点でオロゴンはペニスに最も近い情報源であった。「AKBの誰を使う…。」フグリは自問した。
「ペニス一郎はどんな国家機密を握っているのか…?」フグリはシガレットの煙りをフロントガラスに吹き付けた。
139 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 22:43:05 発信元:210.153.84.135
ここでフグリはある重要な事に気が付いた。AKBのメンバーの誰一人知らないのだ。「しょうがねえ。シベリアのカス連中に訊くか…。」
140 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 22:44:59 発信元:210.153.84.135
フグリは携帯に何やら打ち込むとレスを待った。選ばれたAKBのメンバーは気の毒だが仕方ない。
141 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 22:51:11 発信元:210.153.84.135
フグリは待った。否、何度もアクセスした。自演に近い釣りも行ったが、中々レスが付かない。フグリの額に汗が滲み出た。
142 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 22:52:00 発信元:123.108.237.26
すぐにレスが来た。
「南海キャンディーズ・山ちゃん」と一言だけ書かれていた。
143 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 22:53:33 発信元:210.153.84.136
「氏ねじゃなく死ね。」フグリはレスを付けた。しかもアンカー付きで。
144 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 22:54:27 発信元:210.136.161.176
「なわきゃねーだろ!」
ふぐりは叫んだ。そして泣いた。
145 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:03:09 発信元:210.153.84.136
フグリはフロアマットに携帯を叩き付けた。そしてルームミラーに映った自分の必死な形相に思わず自嘲した。
146 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:17:58 発信元:210.153.84.135
あまりにも露骨なレスが災いしたか、以降パッタリと書き込みが止まってしまった。「いつもこうだよ畜生。」フグリは罵った。
147 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:20:16 発信元:210.153.84.135
「仕方ない。」フグリは南海キャンデーズ山里と山本スーザン久美子をダウンタウンのシアター前に呼び出した。
148 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:27:39 発信元:210.153.86.115
山里とスーザンを待つ間も、フグリの携帯はシベリアに繋がったままだ。
149 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:31:56 発信元:210.153.84.135
ロスにカレー店は多くはない。しかもオロゴンの立ち回る先ならば、件の店はほぼ特定できる。フグリは車を走らせた。
150 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:33:49 発信元:210.153.84.100
その時、マジレスっぽい名前がちらほら散見された。「何々…大島優子…前田敦子…板野友美……。」フグリ次郎の顔がニヤついた。
151 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:35:52 発信元:210.153.84.136
フグリが車を停め、「
>>148乙」などと打ち込んでいると、程なく山里と山本スーザン久美子が現れた。
152 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:37:34 発信元:219.125.148.93
「大島優子は俺の女‥‥by 輪島!」
153 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:39:51 発信元:210.153.84.136
だが
>>150のレスに釘付けとなっているフグリは気付かない。「前田吟…いや敦子。これだ!」
154 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:40:24 発信元:219.125.148.93
フグリは溜め息をつく。これに食いついたらかなりのマニアだ…。フグリは前田敦子を接触させることにした。あとはカレー屋を特定するだけだ
155 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:42:30 発信元:210.153.84.136
「いや待て。
>>152もレスってる大島渚…いや優子で行くか。」いちいちアンカーを打つのはフグリの悪い癖だ。
156 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:43:54 発信元:210.153.86.198
フグリは前田敦子を目の前にすると少し高揚した。服装はヒラヒラのチェックのミニスカートにニーハイを着用させた。
157 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:45:07 発信元:210.153.84.136
「いややはり前田で行く。
>>154d」などとフグリが打っているうちに、山里もスーザンも帰ってしまった。
158 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:45:16 発信元:210.153.86.225
フグリ次郎は更に大島優子も呼ぶ事にした。
159 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:48:18 発信元:59.135.38.161
ところが手違いで、「年中無休の反抗期」峯岸みなみも二人に附いて来てしまった
160 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:48:50 発信元:210.153.84.135
>>156の情報は確かだった。フグリはダウンタウンの外れにあるカレー専門店「キレンジャー」に前田をバイトとして派遣した。
161 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:52:40 発信元:210.153.84.135
「じゃあ頼んだよ。」もう誰が誰だかフグリには判らない。フグリは向かいのビルの一室を借り、店を張り込む事にした。
162 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:53:02 発信元:219.125.148.108
キレンジャー‥w
ゴレンジャー知ってるヤツって居るの?ww
163 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:55:33 発信元:210.153.84.135
「それもそうだな。ここに丙午は俺ぐらいなもんだ…。」フグリは双眼鏡を片手に問わず語りをした。
164 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/16(木) 23:57:39 発信元:219.125.148.108
そこは商売をするには不向きな場所だった。人通りも少なく治安も悪い、しかし薬を扱うにはお誂えの場所だった
でもやめた。加茂瀬恒彦のおつげだった。
166 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 00:09:20 発信元:202.229.176.132
ギャングにコールガール、浮浪者に薬の売人、そして買収警官。此処は社会システムから弾き出された人間の巣窟だ。
167 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 00:12:46 発信元:202.229.176.132
双眼鏡を覗きながらフグリは呟いた。しかしその裏社会ともいうべき場所に、自分も身を置き、張り付きながら生きている。
168 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 00:14:57 発信元:124.146.175.10
人生の殆どを闇の世界で生きてきたペニス一郎にとっては当たり前の空間なのかもしれない。
169 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 00:17:54 発信元:124.146.175.10
「キレンジャーにペニス一郎は来るのだろうか…?前田の服装にあの無骨な男が食いつくだろうか…?」フグリ次郎は少し不安を覚えていた。
170 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 00:20:31 発信元:219.125.148.96
と、そこに田代ま〇しらしき男が、キレンジャーに入店した。
171 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 00:20:31 発信元:202.229.176.132
しんせいをほぼ一箱開けた頃、フグリは刮目した。ペニス一郎の片腕とまで言われる人物が、店に入って行くのが見えたのだ。
172 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 00:20:34 発信元:124.146.175.10
若手俳優とは表の顔で、ペニス一郎の裏社会生活は長い。そう簡単に尻尾を出す男ではない事をフグリ次郎はわかっていた。
フグリは田代○さしをマークする事から始めた。
174 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 00:24:09 発信元:202.229.176.132
程なく「キレンジャー」に制服警官が4人、銃を手に入っていくと、丸い黒サングラスに髭を生やした男が連行されていった。
175 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 00:25:19 発信元:202.229.176.131
「ヤク中だな。」フグリは再び店内を見張った。
176 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 00:31:53 発信元:219.125.148.93
張り込むこと一週間、店に来るのはほとんどがヤク中だ。これは長期戦になりそうだな…フグリはうんざりした様子で呟いた
177 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 00:58:56 発信元:210.153.84.137
置石が店に来てから一週間。中々ペニスはやって来ない。
178 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:00:53 発信元:210.153.84.138
「今日は最初のお給料日だったのですぅ。」多分そんな口調で前田吟…いや、誰だったか…が差し入れを持ってきた。
179 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:07:00 発信元:210.153.84.137
「(中々素直でいい子だな…。)」前田吟…いや失礼敦子が差し入れてくれたカツカレーを食べながら、フグリは一瞬、ファンになりかけた。
180 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:07:43 発信元:210.136.161.177
裏社会での生活が長いペニス一郎は用心深い男である。キレンジャーで新人のスタッフが入った事で警戒しているはずである。
181 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:09:56 発信元:210.153.84.198
「前田をもう少しキレンジャーで働かせればペニス一郎の警戒心を薄れさせる事が出来るかな…?」珍しくフグリ次郎は弱気になっていた。
182 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:11:05 発信元:210.153.84.138
「これ以上この娘を危険に曝すわけにはいかないな。」フグリは安全な場所まで前田(略)敦子を送ると、山里のポケベルを鳴らした。
183 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:12:51 発信元:210.153.84.195
「あのぉ…フグリさん。常連客から“ペニス一郎”の名前が度々出る様になりましたよぉ!」前田敦子は男心をくすぐる口調で言った。
184 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:12:53 発信元:210.153.84.137
2時間後、キレンジャーに姿を現したキャンデーズ山里にフグリは得意のポケベルで指示を出した。
185 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:16:34 発信元:210.153.84.138
ポケベルにそんな機能があったかなかったか…。自問するうちに前田ちゃんから寄せられた有力情報にフグリは感謝した。
186 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:18:12 発信元:210.153.84.137
前田ちゃんと会話を弾ませ、心癒された30分の間、キャンデーズ山里はもちろん放置である。
187 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:21:03 発信元:123.108.237.27
山里が放置プレイされているところを物陰から秋元康が見ていた。
188 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:21:08 発信元:210.153.84.137
フグリの携帯が鳴った。山里であった。「あの、僕キャンデーズじゃなくキャンディーズなんすけど…。」
189 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:24:18 発信元:210.153.84.138
「余計な口を叩くな。誰も気付いちゃいない。それよりおまえ、横のデブに気をつけろ。物陰にいる。」フグリは吐き捨てた。
190 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:27:13 発信元:59.135.38.163
横のデブとはもちろん「カレーは飲み物」と喝破したあの男
191 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:29:49 発信元:210.153.84.117
物陰に巨漢な男が様子を伺っていた。「あいつは…hiroか…安田大サーカスの一味か…ペニス一郎の野郎も用心深いな。」フグリ次郎に緊張が走った。
山里は秋元康とhiroに両サイドから見張られていた。
193 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:36:27 発信元:210.153.84.100
裏社会では見馴れない顔には警戒する…これは暗黙の了解である。「あいつの赤い眼鏡が目立ち過ぎるんだよな…」フグリ次郎は呆れた声で呟いた。
194 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:36:49 発信元:210.153.84.138
「ちょっと待って下さいよ〜。え、何なに?横のデブを殴れ?勘弁して下さいよ〜。ハイハイこうですか?」山里がhiroを殴った。
195 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:41:03 発信元:123.108.237.25
しかし元力士のhiroには効かなかった。逆に渾身の張り手が山里に炸裂した。
196 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:43:01 発信元:59.135.38.163
その殴り合いをキレンジャーのカウンターから見ている人物がいた。ツアー帰りにふらりと店に立ち寄っていたジュリー(沢田研二)である
壁際に寝返りうって背中で聞いていたのだ
198 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:52:15 発信元:202.229.176.160
「わ〜も〜これ何の罰ゲーム信じられない。」hiroのサバ折りを喰らいながら叫ぶ山里をフグリは見殺しにした。ジュリーに至っては半笑いだった。
199 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:53:35 発信元:59.135.38.165
「出ていってくれ!…あ〜、ああ〜…前田ちゃん以外。」どうやら酔っているようだ
200 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:55:00 発信元:210.153.84.16
「まぁまぁまぁ…hiroその辺で止めとけ。大事になったらペニス一郎さんの耳に入るぞ。」ジュリーはキザっぽく言った。
201 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 01:58:10 発信元:202.229.176.159
あなたは〜すっかり〜疲れて〜しまい〜…か…。ボロ雑巾のように横たわる山里を眺めながら、フグリはしんせいの煙をゆっくり吐いた。
202 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:00:06 発信元:210.153.84.199
ジュリーは以前より多少太ったが、化粧をしてまだまだ往年の色気を持っていた。「一見するとゲイかオカマだな。」フグリ次郎は笑いを堪えながら言った。
203 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:04:53 発信元:210.153.84.114
「hiro、ペニス一郎さんが例の計画を実行する日程を決めたぞ。団長とクロちゃんに伝えておけ。日程はゴニョゴニョ…。」ジュリーはhiroに耳打ちした。
204 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:06:07 発信元:202.229.176.159
「これじゃまるで昭和スレじゃねえかjk(笑)」フグリは覚えたての2ch語を口にした自分を嘲った
205 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:09:31 発信元:202.229.176.159
「今そいつらが話している内容をメモっとけ。」我に返ったフグリは、路上で虫の息の山里になおも指示を出した。
206 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:16:59 発信元:210.153.84.18
「いよいよペニス一郎様のお出ましか…!?」フグリ次郎は久し振りに獲物を狙う獣の様な目になった。
207 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:20:43 発信元:210.136.161.166
「山里!ちゃんとメモったか!?ペニス一郎は何時動くんだ!?」フグリ次郎は高まる興奮を抑えきれず言った。
「ククリ!」「勇者さま!」
209 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:25:12 発信元:210.153.84.131
フグリはshop三郎に連絡を入れた。「ベレッタ92Fを2丁、ボルトアクションライフルを1丁、口径は338マグナム。それにサブマシンガン1丁、爆薬4kgに雷管。頼めるかい?」
210 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:29:49 発信元:210.136.161.103
山里のダメージは深かった。「私が聞いてましたぁ!小声で完全には聞き取れませんでしたが、“9月18日、ペニス一郎、団長、クロちゃん……それとセック鈴木”これらの日付と名前が出てきました!」前田ちゃんが可愛らしく言った。
211 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:33:05 発信元:210.153.84.132
山里からメモを毟り取ったフグリは、能面のような顔付きになっていた。「ううっ…」呻く山里にオロナインを渡すとフグリはフロンテに乗った。
212 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:33:43 発信元:210.153.84.113
「それとぉ…“エンパイアステイトメントビル”って単語も聞こえました!」前田ちゃんがパンチラをしながら言った。
213 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:35:35 発信元:210.153.84.117
「ペニス一郎の事をもっと詳しく言っていなかったかい?」フグリは前田ちゃんのパンチラをガン見しながら言った。
214 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:36:17 発信元:210.153.84.132
「ありがとう。事務所まで送るよ。乗りな。」フグリは前田ちゃんにウインクするとフロンテのドアを開けた。
215 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:40:43 発信元:210.153.84.132
前田ちゃんを助手席に乗せると、フグリはフロンテを急発進させた。派手にホイルスピンしながら山里の足指を轢きスズキフロンテは走っていった。
216 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:41:32 発信元:210.153.84.195
「ペニス一郎はこの界隈ではボス格だって。ペニス一郎はスケールの大きい仕事をする男…ニックネームは“ザ・ゲーム”。全米を恐怖のどん底に陥れる…って常連客が噂していたよ。」前田ちゃんが陰毛をチラリと見せながら言った。
217 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:43:09 発信元:210.153.84.131
「ひでぇぇぇ!」山里の叫びはダウンタウンの喧騒に掻き消された。
218 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:44:42 発信元:210.136.161.234
フグリ「その陰毛をお守り代わりに一本頂こうかな」
219 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:48:24 発信元:210.153.84.19
「いやんエッチ!ペニス一郎はこれからニューヨークに移動するって多くの常連客が噂していましたよぉ。」前田ちゃんが湿ったパンティーを気にしながら言った。
220 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 02:51:04 発信元:210.153.84.2
“ザ・ゲーム”ペニス一郎が本格的に行動する噂は、このダウンタウンには広まっていた。
221 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 03:02:09 発信元:210.153.84.194
『“The Game”ペニス一郎』
222 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 03:10:49 発信元:202.229.176.132
まずはジャズコーラスのきらびやかなアルペジオから始まった
223 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 03:11:04 発信元:210.153.84.179
「ザ・ゲームか。ふざけやがって。」本格的に前田ちゃんのファンになりそうな自分を律するように、フグリは吐き捨てた。
224 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 03:16:57 発信元:210.153.84.69
ジャズ・バーの片隅で一人、フグリはバーボンを飲んでいた。隙を見て抜き取った前田ちゃんの陰毛を一本、一頻り眺めて匂いを確かめると、胸ポケットに仕舞った。
225 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 03:27:49 発信元:210.153.84.85
第四章 Game of Death
226 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 08:20:52 発信元:123.108.237.25
ドSの篠田麻里子様が町を歩いていたら、キャンデー山里が大きな声で「あっ!麻里子様!」叫んできた。
227 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 08:30:16 発信元:202.229.176.2
篠田麻里子は聞こえない振りして山里を通り過ぎた。フグリの元へ急いでいたからだ。彼女もペニス一郎の“計画”についての情報を仕入れたのであった。
228 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 08:36:32 発信元:202.229.176.1
“ザ・ゲーム”ペニス一郎はここ一週間以上、とうとう姿を表さなかった。ペニス一郎はフグリ達の存在に気付いている事は間違いなかった。
229 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 09:22:50 発信元:210.153.84.178
「穴から出て来ない以上、炙り出すしかあるまい。」暫く考えを巡らせてから、フグリは南海ホークス山里を呼び出した。
苛立ちながらヤマシタに電話をした。「まだ足取りはつかめないのか!」
231 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 09:32:27 発信元:210.153.84.171
「いやだな〜、もう勘弁して下さいよ〜なんすか今度は。」言葉とは裏腹に、山里はウェット・スーツにアクアラングを背負って街へと出かけた。
232 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 09:45:28 発信元:210.136.161.14
暫くして、AKBのメンバーである篠田麻里子がミニスカートのワンピースに身を包んで到着した。
233 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 09:46:48 発信元:210.153.84.75
フグリの計画はこうだ。ペニス一郎の資金団体が管理するハリウッドの物件に山里を籠城させ、ペニス一郎を誘き出す。山里は捨て駒だ。
234 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 09:49:17 発信元:210.136.161.13
「フグリさん!ペニス一郎のここ最近の行動が掴めました!ペニス一郎は様々な変装をして行動していた様です。表の顔は俳優なので類い稀なる演技力で、様々なキャラクターを演じていた様です!」
235 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 09:52:37 発信元:210.136.161.13
篠田はスラリと伸びた脚を多く露出させて言った。「ペニス一郎はここ一週間で“計画”を実行させるべく、様々な準備を完了させた模様です。」篠田のスラリと伸びた脚が眩しい。
236 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 09:55:56 発信元:210.136.161.14
「“Play The Game”ですかそうですか…ペニス一郎さんよぉ。」フグリ次郎はどうも2chが抜けない様だ。
237 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 10:03:28 発信元:210.153.84.181
篠田にバニラアイスを与えておいて、フグリは三郎から届いた依頼の荷物を解いていた。どうも若い女は苦手なのだ。ただし、前田吟…否、敦子は別だ。
238 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 10:10:32 発信元:210.153.86.179
おまけについていた手榴弾10個の一つに「自決用(はあと)」とマジックで書かれてあった。フグリは思わず頬を緩めると、フロンテに積み込んだ。
239 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 10:41:49 発信元:202.229.176.33
フグリが準備を整えたのと同時に山里から携帯に連絡が入った。「フグリさん…フグリさん…」寝起きドッキリの様な小声であった。
240 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 10:45:54 発信元:202.229.176.34
「何だ…?」フグリは怪訝そうに言った。「ぼっ…僕の後を誰かが付けてます…フグリさん助けt…(パーン)」山里からの携帯はそこで切れてしまった。
241 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 10:58:58 発信元:210.153.84.144
「早いなおい。」フグリは焦った。山里にはウェットスーツ風高性能防弾チョッキを着させてある。うまい具合にそこを撃たれていればいいが…。
242 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 10:59:14 発信元:210.153.84.236
フグリ「…やはり山里は消されたか。まあ計画のうちだ」と篠田を見て「篠田君、君の出番だ」
243 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 11:00:46 発信元:202.229.176.20
「おい…山里…?…山里!?」フグリ次郎に焦りの表情が見えた。
244 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 11:05:55 発信元:202.229.176.19
山里の死はペニス一郎からの宣戦布告であった。フグリには「Let's Play The Game!」とペニス一郎の声が聞こえた気がした。
245 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 11:13:03 発信元:202.229.176.20
「ゲームスタートって訳ですか!ペニス一郎!!」フグリ次郎は拳を握った。
246 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 11:35:27 発信元:202.229.176.143
一方その頃
山里の指がぴくりと動いた「…ふぅ…フグリ博士に言われたとおり高性能防弾チョッキを着けてて正解だ…」
247 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 11:41:39 発信元:210.136.161.168
山里は自分を撃った男に見覚えがあった。「あいつは日本人スナイパーのセック鈴木…ロスに来てたんだ。」
248 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 11:51:29 発信元:210.153.84.135
山里「セック鈴木を止めなければ…フグリ博士が危ない…」山里は歩きだした
249 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 11:58:57 発信元:210.153.84.2
“The Game”ペニス一郎には3人の側近が居る。ペニス一郎の右腕とされるベーション増田、狙撃のプロであるセック鈴木、麻薬と盗撮のプロ田代まさ○である。
250 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 12:00:21 発信元:210.153.84.83
「俺はドクターでもプロフェッサーでもねえ。ただの私立探偵だよ。それにしてもまったく、悪運の強いやつだな。」フグリはニヤリとした。
ハリウッドの屋敷から一郎に連絡が入った。一郎はにやりと笑うと電話を切った
252 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 12:45:08 発信元:219.125.148.108
ペニス一郎「さてと‥。」
253 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 12:51:03 発信元:124.146.175.133
「俺にネズミを送りつけた男を何としても捜し出して、ポアしろ。しくじったら…判るな。」ペニス一郎はベーション増田とセック鈴木に命じた。
254 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 13:05:09 発信元:210.153.86.12
「ペニス一郎様、畏まりました。お任せ下さい。」ベーション増田は育ちの良さと知性を感じさせる紳士である。
「……俺達は必ず成功させる……。」普段は無口であるが、確実に仕事をこなす男であるセック鈴木も珍しく口を開いた。
256 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 13:15:40 発信元:210.153.86.98
「ペニス一郎様。安田大サーカス一味に偵察をさせ、敵の身元は割れています。日本国籍の私立探偵フグリ次郎です。先ずは刺客として、殺し屋コンビ・バナナマンの設楽と日村を送り込んでいます。」ベーション増田は言った。
257 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 13:19:13 発信元:210.153.86.102
フグリ次郎は嫌な予感を拭い切れなかった。「ベーション増田とセック鈴木がロスに来てるのか…。あいつらが絡んでくると益々厄介になるな…。」
258 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 13:23:12 発信元:124.146.175.174
「私…何だか悪い予感がするの。行かない方がいいと思う。」AKB篠田は今にも泣き出しそうである。フグリは言った。
259 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 13:26:50 発信元:124.146.175.174
「いいかい、お嬢さん。男にはな、何あっても守らなきゃならねえものがある。たとえそれがチンケな花でもな。」フグリは道端に咲いたヒナギクを一輪手渡した。
260 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 13:33:45 発信元:210.153.86.13
フグリの頭にフッと前田ちゃんが浮かんだ。「(前田ちゃんには薔薇の花を渡したいな)」
261 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 15:30:51 発信元:210.153.84.141
AKB篠田に短い別れの言葉を告げ、フグリはフロンテに乗り込む。「日本に帰る事が出来たなら、彼女達のコンサートに行こう。で前田ちゃんにインサー」
262 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 15:34:18 発信元:210.153.84.142
「言わせねーよ!」山里である。いつの間にか後部座席に乗り込んでいたのだ。メガネは割れ、ウェットスーツの胸にはライフルの弾頭が突き刺さったままだった。
263 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 15:38:11 発信元:210.153.84.142
「軍用の30口径だな。よく止まったもんだ。」フグリは口笛を吹いた。山里は今更ながらに青ざめて震えている。
264 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 15:59:06 発信元:210.153.84.142
「だが、こいつには通用しねえ。」フグリは助手席のボルトアクション銃を顎で指した。338ラプアマグナム。「地上のどんな生命体もこいつには敵わない。チョッキも紙くずだ。」
265 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 16:19:27 発信元:124.146.175.13
「僕の股間のラブマグナムも前田ちゃんのアソコにインサートしちゃいますよ!」山里は割れた眼鏡の奥の小さな目を更に細めて言った。
266 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 16:22:56 発信元:124.146.174.235
フグリは振り向きざまに右フックを山里に見舞った。「しばらく寝てろ。その方が安全だ。」フグリはチューンしたフロンテのアクセルを床まで踏み込んだ。
267 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 16:36:22 発信元:210.153.84.101
フグリ次郎はバックミラーに目をやった。彼のフロンテに一定の距離を保って、黒のBMWがずっと追尾しているのに気が付いた。
268 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 16:40:24 発信元:210.153.84.5
運転席はたれ目で下唇のやや厚い男、助手席は同じくたれ目でオカッパ頭に下膨れのキモ顔の男の2人組だった。
269 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 16:47:28 発信元:210.153.84.39
フグリは更にスピードを上げた。70馬力にまでチューンした小柄な車体を利して、疎らな車列をすり抜ける。後ろのBMWを見れば、恐ろしく運転が下手だ。
270 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 16:53:21 発信元:210.153.84.116
「あいつらはバナナマン…ペニス一郎の刺客か…。こっちの動きはちゃんとわかってますって事ですか…そうですか。」フグリ次郎はペニス一郎の“ゲーム”が徐々に近付いてくるのを楽しんでいるかの様に言った。
271 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 16:57:22 発信元:210.153.84.88
ロス郊外のステップまで走ったがBMWは必死についてくる。道が二手に分岐するところで、フグリは右に急ハンドルを切った。
272 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 16:59:26 発信元:59.135.38.165
「おいヒムケン、どうやら先方の奴さんに感づかれたみたいだぞォ」バナナマンのシティ派担当を自称する設楽らしい言い方で助手席から呟いた。
273 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 17:00:18 発信元:210.136.161.241
巧みなハンドル操作で180°向きを変えたフロンテの後方でBMWはスピンし、路肩で横転した。フグリはホルスターからベレッタを抜き、BMWに近づいていった。
274 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 17:13:31 発信元:210.153.84.69
フグリは発砲した。BMWの防弾ガラスにクモの巣が走った。窓から銃を突き出して乱射してきたが、無論当たらない。弾が尽きたところで二人は白い布切れを振った。
275 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 17:17:51 発信元:210.153.84.68
「よーしいい子だ。出てこい。」フグリは鼻で嘲った。「オフッ!オフッ!」おかっぱ頭が奇声を上げて反撃を試みたが、拳銃をフグリに吹き飛ばされ、観念した。
276 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 17:19:20 発信元:123.108.237.22
そこにAKBの“さしこ”こと指原莉乃が現れた!!
277 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 17:22:30 発信元:210.153.84.161
「お嬢ちゃん、大人しく見てな。」「おい、二人とも車に手を付いてそこに立て。」フグリはベレッタをしゃくった。「ペニスは何処だしゃべろ。」
278 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 17:25:58 発信元:210.153.84.69
「あ!ハイハイ!ここですここ!」おかっぱ頭が股間を指差した。フグリは黙って撃った。「ビシッ!」おかっぱの真ん中を弾が削って飛んで行った。
279 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 17:27:53 発信元:210.153.84.67
「ふざけていると命が無くなるぞ。後ろを向け。ペニス一郎は何処だ。」二人とも黙ったままだ。フグリは山里を呼んだ。
280 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 17:30:56 発信元:210.136.161.244
「やれ。」フグリは山里に命じた。「あ〜助けて下さいなんでもしますから喋りますから!」二人の背後に回った山里は強烈なカンチョウを喰らわした。
281 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 17:34:55 発信元:210.153.84.83
堪らず倒れて悶絶する二人をフグリは能面のような顔付きで見下ろした。その隣では山里が人差し指の匂いを嗅いで顔を歪めている。
282 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 17:49:10 発信元:59.135.38.170
「俺たちは…誇り高い…集団だ…」そう呻くバナナマン
283 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 17:52:46 発信元:123.108.237.21
そのバナナマンに存在を忘れられたさしこが浣腸を喰らわした。
何を隠そうAKBはロシアのKGBの中の秘密組織の1つなのだ。
284 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 17:56:20 発信元:210.153.84.173
「いったぁ〜!も〜!」慣れないカンチョーにさしこは指を痛めたらしい。山里が一生懸命にレクチャーしていた。
285 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 17:56:26 発信元:59.135.38.167
だが山里に浣腸されるのとトップアイドルに浣腸されるのとでは事情が違う。二人の顔には苦悶と喜びの相反した感情が見受けられた。
286 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 18:00:07 発信元:210.153.84.77
「まずいな。」さしこのカンチョーがかなり効いたらしく、二人に死相が出始めている。それはもう夢見心地の二人は簡単に口を割った。
今すぐ車から離れるんだ!この車は一定時間おかっぱと下唇が車内に認識できないと爆発する!!!!
288 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 18:11:29 発信元:210.153.84.77
焦る二人を笑いながら、BMWのキーを抜き、二人から携帯を取り上げると、フグリはおかっぱ頭の携帯を使ってロス市警に電話を入れた。
289 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 18:14:51 発信元:210.153.84.233
「ロスから20マイル東のルート66にクレイジーな東洋人が二人います。助けて!バ〜カ!www」フグリは携帯をへし折ると、BMWのキーと一緒に荒れ地に投げ捨てた。
290 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 18:21:21 発信元:210.153.84.241
「なあに、これでペニス一郎の手下に消される前にパトロールカーが来るさ。」フグリは二人にオロナイン軟膏を手渡した。こう見えてヒューマニストなのだ。
291 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 18:38:43 発信元:210.153.84.175
「さて、あの二人をどう片付けるかだな…。」楽しそうに笑っている山里とAKBさしこをよそに、フグリは考えを巡らせていた。
ドカーン!!BMWが爆発した
293 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 18:48:53 発信元:210.136.161.2
遠くの木陰から、その様子を見守る2人の影があった。一人は色黒ブツブツのクレーター顔、一人はアンコ型体型で髪の毛が薄い男であった。
294 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 18:49:17 発信元:210.153.86.176
ペニス一郎の側近中の側近、ベーション増田は元傭兵のナイフ使い。セック鈴木に至っては現役のスナイパーだ。各国要人の暗殺に数多く関わってきている。
295 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 18:50:03 発信元:210.153.84.196
ペニス一郎からの第二の刺客ブラックマヨネーズの吉田と小杉であった。
296 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 18:52:08 発信元:210.153.84.97
「あいつらしくじりやがった…。」小杉が髪の毛を気にしながら言った。「どうかしてるぜ!」吉田が吠えた。
設楽・日村「ふう…、車は爆発したけどオロナインのおかげで助かったぜ」
298 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 18:54:18 発信元:210.153.84.84
「おい!おまえら、もうオロゴンさんの事忘れとるやろコラ!ホンマしょーもないやっちゃで!」吉田が突っ込んだ。
299 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 19:02:33 発信元:59.135.38.161
「お前Bオロゴンの何やねん!」と絶妙なタイミングでツッコむ小杉
300 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 19:14:51 発信元:210.153.86.170
「おま…!えに…何…がわかんねん!コラ!」吉田が小杉の頭髪に手を掛けた。完全に常軌を逸している。
301 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 19:28:07 発信元:210.153.84.163
そこにロス市警のヘリコプターが飛来した。ローターの巻き起こす暴風に小杉の頭髪が暴れている。
302 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 20:06:24 発信元:123.108.237.21
ロス市警のヘリから2人を見ている人物の顔が見えた。
なんと前田吟…いや敦子だ!!
303 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 20:10:23 発信元:210.153.84.44
「Freeze!」リボルバーを構えて警官が駆け寄った。「YOU!Crazy JAP?A-HA!」ゴリラのようなマッチョが、ガムを噛みながら二人をヘリに押し込めた。
ナタリー婦人を殺す
305 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 20:16:32 発信元:210.153.84.66
「さすがLAPD。口も速いが手も速ええな。」フグリは苦笑した。フロンテの窓を開けてAKBさしこが手を振ると、パイロットは親指を立てて返した。
306 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 20:37:34 発信元:210.153.84.76
程なく数台のパトロールカーが、フグリ達とすれ違いにぶっ飛ばして行った。「どうやらあいつらも命拾いしたみたいだ。」フグリは頬を緩めた。
LAPD所属パトカーの車列が過ぎた後はペンペン草すら残らない程の焼け野原。 奴らは全てぶっ放し吹き飛ばす。 IRAのプロ市民も真っ青だぜ
パトカーはまさに装甲車
309 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 21:52:17 発信元:210.153.84.110
「ペニス一郎さんに言われた事は絶対に実行する!この髪の毛に賭けてな!」小杉が自信満々に言った。
310 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 21:55:25 発信元:210.153.86.113
「じゃあ俺は何かい?ブツブツを賭けてあいつらを始末すればいいんかい!?」吉田は頬を撫でながら言った。
311 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 21:58:18 発信元:210.136.161.102
二人は突如ヘリコプターを飛び降りパラシュートを使用して脱出した。彼等にとってペニス一郎の命令は絶対であった。
312 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:00:41 発信元:59.135.38.167
「張り合うもんにも限度ってものがあるやろ!…とりあえず大西ライオン呼んで作戦会議や」
313 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:02:23 発信元:210.153.86.182
「ヒーハー!」降下しながら小杉は叫んだ。
314 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:02:32 発信元:210.153.84.99
ブラックマヨネーズの二人の狙いはフグリ次郎を消す事であった。二人にとってペニス一郎の拷問の方が恐怖であった様である。
315 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:04:18 発信元:221.119.4.9
大西ライオン「なんくるないさぁ〜♪」キャラ迷走中のようだ。
316 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:18:12 発信元:210.153.86.173
ハリウッドサインの丘の麓に車を停め、フグリはゴルフバッグを降ろした。「これを『キレンジャー』に届けろ。」山里に封書を渡し、フグリは丘を登っていった。
317 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:21:03 発信元:210.153.86.76
小一時間山道を登り、フグリはハリウッドサインの下に到着した。ザイルを掛けてサインに登る。眼下にはロスの街並みがあった。
318 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:26:52 発信元:210.153.86.165
ゴルフバッグからライフルを取り出して組む。フグリはハリウッドサインの上に寝転んで青い空を眺めながら、しんせいを深々と吸った。
319 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:30:26 発信元:210.153.86.177
煙草を2本吸い終わった頃、山里が獲物を連れてきた。「ダメ!殺さないで!」後ろにベーション増田の姿が見て取れる。フグリはスコープを覗いていた。
320 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:33:31 発信元:210.153.86.73
「喋ります。喋りますから撃たないで!」山里はハリウッドサインを指差した。増田がゆっくりとライフルを此方に向けるのが判った。
321 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:37:07 発信元:124.146.175.3
しかし、ベーション増田はそのまま車に乗り消えて行った。代わりにhiroが担当する様である。
322 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:38:23 発信元:210.136.161.237
看板の一ヶ所がスコープの反射でキラリと光っている。増田はトリガーを引いた。フグリも同時にトリガーを落としていた。
323 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:40:26 発信元:124.146.175.4
スコープの中のhiroが近い…フグリ次郎はそう思った。フグリはスコープから目を離した。何とhiroはフグリのすぐ目の前にいた!
324 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:42:34 発信元:210.153.86.179
「ビシィッ!」3秒後、フグリの至近を弾が掠めた。だが一瞬速く到達したラプアマグナムの弾頭が増田の防弾チョッキを貫いていた。
325 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:42:56 発信元:124.146.175.4
hiroはフグリの喉を掴み片手で持ち上げた。「ぐぅ…」フグリは成す術を失った。
326 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:46:59 発信元:124.146.175.3
hiroの怪力がフグリの喉を締め付ける…。フグリのラブアマグアムを持つ手に力が入らなくなる…。
327 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:49:32 発信元:210.136.161.235
フグリは遠退く意識の中でベレッタを抜いた。
328 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 22:56:20 発信元:210.153.86.76
「ガガーン!」フグリは撃った。hiroの手から力が抜けていくのが判った。
329 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 23:08:40 発信元:202.229.176.44
hiroは崩れ落ち、フグリの体も地面に叩き付けられた。「ゴフッ…ゴフッ…」フグリ次郎は吐き気を覚える程気道を塞がれた為、しばらくうずくまった。
その丘の麓にある 水瀬邸で 祐一は女の子を引っ張り込んでは 爛れた(ただれた)生活を日々送っていた。
331 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 23:12:08 発信元:202.229.176.44
一方、ベーション増田は防弾チョッキの中に金属性の防具の様な物を着込んでいた。ベーション増田はニヤリと笑うと、山里を拉致し車で走り去った。
332 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 23:17:44 発信元:202.229.176.44
「流石ベーション増田…ペニス一郎の右腕(手)となる男だ…。ベーション増田とセック鈴木は簡単には殺られないって感じだな…ゴフッ…ゴフッ…。」フグリ次郎はまだ苦しそうだ。
そんなふぐりを加茂瀬は…
絡み辛そうにしていた。
小倉のトルコへ誘った
336 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 23:31:18 発信元:210.153.84.20
ペニス一郎達はあの“計画”を実行する為に、専用ジェット機で極秘にニューヨークへ向かった。
337 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 23:33:45 発信元:210.153.84.108
ジェット機の中には山里が縛られ監禁されていた。「ぼぼぼぼっ僕は何もやってません!」山里は震える声で言った。
338 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 23:38:08 発信元:210.153.84.5
ベーション増田は山里の不細工な顔に唾を吐いた。「こいつを可愛がってやれ。」奥から背の低い中肉中背の垂れ目の男と、スキンヘッドに髭面で声の異様に高い男が出てきた。
339 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 23:40:11 発信元:210.153.84.18
安田大サーカスの安田団長とクロであった。「お前はペニス一郎さんの邪魔しに来たんか!?コラ!」安田団長が山里の胸倉を掴んだ。
340 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 23:42:51 発信元:210.153.84.7
「ペニス一郎さんの邪魔しちゃいけないんだぞぉ〜あわわわぁ〜!クロちゃんです!」顔は恐面だが、高い声だしこっちの方が優しそうだ。
山里専用ジェット機だ。機種はイリューシンIl-96-300 ワイドボディの長距離旅客機をオーナー山里のSM趣味に合わせカスタムしている。
342 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 23:48:41 発信元:210.136.161.164
「なぁ…ベーション…。あのアメリカを象徴するビル…そして、ホワイトハウスに旅客機を突っ込ませるなんて、誰が考えつくだろう?」ペニス一郎はニヤリと笑いながら言った。
343 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 23:52:08 発信元:59.135.38.165
やはり一郎さんは格が違う…改めてそのことを思い知る一同であった
344 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/17(金) 23:57:53 発信元:210.153.87.1
その空欄は目的格を入れないとダメでしょう?と
だがそんな ペの字も ベの字も頭の上がらない四天王+1が居る。 ポップ吉村、マッド鈴木、バイオ田中、マスクド斎藤、ヒロヤマガタ だ。
もっと美しいものが読みたいと彼は呟いた
347 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 00:07:11 発信元:210.153.87.1
おかげで
>>346を受け止め、ぺの字ことペニス一郎は極力出さないやう努力目標をかかげた。ナウ
文豪について皆が熱心に学び始め、
123.108.237.28が折角のストーリーをぶち壊している事を皆が理解しなければならない。
文豪の世界と称した、読書の秋フェアが近いうちに始まるのでは?と思いつつ、
352 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 00:29:38 発信元:202.229.176.7
私立探偵フグリ次郎 VS ペニス一郎 〜Game Of Death〜 の再開を望んだ。
353 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 00:30:33 発信元:59.135.38.165
>>350というわけで最初
>>1から読み返してみてみた一同だが「そういえばリサ、いなくね?」ということに気付いた
一部のレスが二行になっているのは気のせいにするかどうか保留しつつ、
355 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 00:35:05 発信元:202.229.176.7
>>348 そんな事したら折角楽しみにしていた物語が成立しなくなってしまう事に気付いた。
356 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 00:37:34 発信元:202.229.176.148
なんか途中から読んでる俺とかすでになんのこっちゃわかんねストーリーになってるから新規でやらない?と俺は言った。
それもそうですねと賛同した所、
358 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 00:42:19 発信元:59.135.38.162
新規の読者様のためにもここで一旦話を整理しようではありませんかと提案するビビる大木
359 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 00:44:36 発信元:210.153.87.98
そりゃあ生きていれば色々ありますよと
360 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 00:49:15 発信元:210.153.87.1
言った直後に、そんなざっくばらんなwと言われてハリセンツッコミを避け、
361 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 00:52:58 発信元:210.153.87.97
言葉を発した後にツッコミを入れるとは…マナーのある良い者よのう…と
362 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 00:55:35 発信元:210.153.87.97
言っていた、おじいちゃんモードな未成年が、三年番茶を飲みつつ月見をする前に
363 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 00:57:07 発信元:59.135.38.162
このままだと話しが進みませんねぇ、急に冷え込んできましたねぇ、と
364 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 00:57:20 発信元:210.153.87.97
取り出したのは、雪見だいふくだった…それは早くないかと弟が無言で座り、
365 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 01:03:13 発信元:219.125.148.98
新章 華と修羅
202.229.176.7 が折角のストーリーと思うのは勝手だが、
一人では思いも寄らない 考えもつかない展開を楽しむという一行小説の在り方をぶち壊そうと(
>>350)している事を皆が理解しなければならない。
対比の為、改編で対応。
本文ではない連絡なのでストーリーを続けてください。
367 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 01:06:54 発信元:210.153.84.116
>>356 それは
>>1から読めばおk!前スレ同様また123.108.237.27に荒らされて、楽しみにしていたリレー小説がリセットになるのは残念です。今回のは格段に良いリレーになっていたのに…。他のスレなんかと比べ物にならない位良かったと思った。
368 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 01:07:02 発信元:210.237.8.248
ならば
>>355は
>>346に対して >そんな事したら折角楽しみにしていた物語が成立しなくなってしまう事に気付いた。 で宜しいか
370 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 01:16:28 発信元:210.153.87.97
華やかな世界には修羅がいるものさ、と言ったのはいつの時代の誰でしたか、
371 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 01:18:35 発信元:219.125.148.94
一見華やかに見える貴族の世界もその実情は修羅さながらであった
372 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 01:18:50 発信元:59.135.38.169
それはアナル大臣さ…と風の精が囁いた
373 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 01:22:29 発信元:210.153.87.97
のはスルーして
374 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 01:25:58 発信元:210.153.87.97
修羅道を昇華した先にある物は?と問われた若年寄がパネルディスカッションで
375 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 01:29:54 発信元:210.153.87.98
質問のある方、他にいらっしゃいませんか?と「老中」たちにお伺いを立て、
376 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 01:32:43 発信元:210.153.87.1
くじ買ったお試し書きは許可されている筈ですと前置きした後、暫く間を開け、
377 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 01:34:10 発信元:210.153.87.1
極楽も地獄も人の創り出した物に過ぎませぬ…修羅も羅刹も同様にございます…と
378 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 01:36:13 発信元:210.153.87.1
…それを聞いてから、武士とは距離を取っていた貴族が自らの存在意義を見直し、
379 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 01:38:04 発信元:210.153.87.97
偏りこそ感情…良くも悪しくも…と考え、廃盤知見でもしようかと、
まず前スレ無視で元々話が繋がってないし、リセットもやむなしだよ。
そもそも
>>367こそ前スレのリレー小説読んでなかったのかよ? 水瀬邸は問題なし、山手だし
そこを無視してフグリだの延々垂れ流し、ただのペニス一郎荒らしと一緒じゃねーか
だけど受け入れてその中でそれなりに大嫌いなペニスとかを
避けてしかし執筆者は否定せず楽しんでいたのだが、
そちらは気に入らないと荒らし扱いとか幼稚だな。ペニス一郎は気に入らないけど書き込みした人の発信元やぺの字レスへのアンカは
こちらに向けられた時のみ行っている。
いい加減に執筆者と登場人物を分けて考える事を覚えるべき。
藤原氏「廃盤知見とは
382 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 01:54:11 発信元:210.237.8.220
>>380 要は楽しめるかどうかだろ
ペニス荒らしが何かしらんが
俺も
>>367同様今回はストーリーを楽しんでいた
仕事の合間も気になって仕方がなかったよ
新章の流れを俺は否定しないけど、多分見ない
まあガンガレよ
383 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 01:55:47 発信元:210.153.87.97
温故知新の類であるが
384 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 02:13:49 発信元:210.153.87.98
古参の動きを見たVIPPERたちにとって退屈な物とは何か問おう」とソファに座り、
>>380くん
自分の書き込みした文章読み返してみな。自分で書いた文章が変だと思わないかい?
何となく言いたい事は伝わる気もするが、奇妙な文章でスマートさに欠けるよね。
他人が読んで、きちんと理解出来る文章書けよ。
要するに、ペニス一郎とかフグリ次郎といったキャラクターが嫌いだと言いたいんでしょ?
それなら、
>>380君がこのスレに参加しなければ済む話ではないですかね?
違いますか??
386 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 02:22:44 発信元:202.229.176.147
創造は破壊から産まれる。リセット希望。
387 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 02:24:50 発信元:202.253.96.244
無理
今石亜美の母親かなんかにもきっちり説明したし
388 :
とりあえず384につなげます:2010/09/18(土) 02:51:59 発信元:118.159.131.36
藤原氏の問いに、安倍氏答えるに「盛者必衰と申します。我らの話もどれ程続くかわかりませぬ。退屈な話などやめ、歌を詠んでみてはいかがでございましょう。」
自分の書きたい流れにならないと我慢ならず
今スレの流れを唐突に止め、わざわざ註釈付けたうえで
他人を排除して流れを作ろうというのは
まあそれこそ荒らしチラ裏の謗りは免れ得ないでしょうね
さようなら
391 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 03:05:34 発信元:210.153.86.182
>>388 どうか思う存分歌を詠じて下さいね
失礼ながらアンカーつけました
さようなら
392 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 04:02:04 発信元:219.125.145.48
第五章 怒りの蜜柑
393 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 04:47:56 発信元:118.159.131.32
「邪魔者は死んだわ、交渉を再開しましょう」たった今人を殺したとは思えないほど落ち着いた口調で、その女は語った。
394 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 06:50:25 発信元:210.153.87.2
3階の炬燵の部屋であった…一つ蜜柑が中央に置かれた。「此処に一つ、あるわね」
395 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 06:52:37 発信元:210.153.87.2
段ボール箱に入っていた最後の蜜柑なのだ…蜜柑の為に一瞬であの大男を…
396 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 06:53:59 発信元:210.153.87.2
蜜柑の為に殺伐としているのだが、皆、炬燵に入ってヌクヌクとしてもいる訳で…
397 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 06:59:33 発信元:210.153.87.2
「箱の中の蜜柑をほぼ全てあの男が食べたからよ」「それが理由ですか、マダム」
398 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 07:01:39 発信元:210.153.87.2
「最高の格付けがついた蜜柑…」「だからこそ」追い討ちの視線が向けられる。
399 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 07:17:32 発信元:210.153.87.97
「どう倒したのですか」「ただの色仕掛け」倒す程…どういう…
400 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 07:20:38 発信元:210.153.87.97
編集「どういう方向に持っていく気ですか」深夜のファミレスで尋ねられて…
401 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 07:22:10 発信元:210.153.87.97
作者「成り行きと風任せと雰囲気」編集「似たようなもんじゃん」作者「まあね」
402 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 07:23:15 発信元:210.153.87.97
「それにしても執事まで連れてくるとは、熱の入り方が違いますな、マダム」
403 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 07:24:41 発信元:219.125.148.90
蜜柑と書いてみかんと読むんでスな。
404 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 07:34:44 発信元:210.153.87.2
…みつかんとは読まない…「今のは?」「ああ、解説犬ね…妖精よ」ファンタジー?
405 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 07:36:27 発信元:210.153.87.98
編「路線が必要でしょ」作「最近、電車に良く乗りますね」編「此処でボケてとは言ry」
406 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 07:39:46 発信元:210.153.87.97
「本題に戻りましょうか」「色々ありましたね…所で何処から調達を?」
407 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 07:41:28 発信元:210.153.87.97
「執事に頼んだの、何か面白い事無いか、って」「左様でございます」
408 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 07:44:10 発信元:210.153.87.97
「ただの段ボール箱の様に見えますが?」「冷蔵機能がついております」
「それで、買うの?買わないの?」女の声色が低い。
410 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 11:17:43 発信元:210.153.87.1
「勝ち残った一人が蜜柑を食べる権利があるというお約束な流れですね?」
411 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 11:27:44 発信元:118.159.131.34
「話をそらさないで、クレッグ。直前で怖じ気づいたのかしら?それに蜜柑は私のもの、誰にも渡さないわ。」
412 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 11:39:12 発信元:210.153.87.1
背中が良く見えるパーティドレスを着た女性が、首を右に傾けて微笑んだ。
413 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 11:40:55 発信元:210.153.87.97
無論…蜜柑には二つの意味があった…果物、そしてもう一つ…
414 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 11:42:59 発信元:210.153.87.98
「目の前の果物は、確かに重要だわ…でも、それより…」
415 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 11:43:58 発信元:219.125.148.105
未完‥成
416 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 11:47:35 発信元:210.153.87.98
「なるほど、グループ同士で組んで、不得意の業界を減らそうという事ですね?」
417 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 11:51:27 発信元:210.153.87.97
「そう…スペシャリストが多いのよ…全体を俯瞰する人がもっと欲しいの」
418 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 11:55:47 発信元:210.153.87.97
「おや?俯瞰出来る程に学ぶ人間を育成する機関は無いのですか?」
419 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 11:58:45 発信元:210.153.87.2
「私の事は、ご存知でしょう?調査なさっていて。機関は未だ若いのよ」
420 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 11:59:56 発信元:210.153.87.2
「では、グループ全体の精神レベルをより早く成長させたいと?」
421 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 12:01:50 発信元:210.153.87.2
「そう、最優先…あれを」執事が右手に持っていたファイルを開いて差し出した。
422 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 12:03:26 発信元:210.153.87.97
「勿論、交渉ですもの…無益ではいけないと思って準備したのがこちらよ」
423 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 12:05:13 発信元:210.153.87.97
マダムの名前が万年筆で既に記入されていた、A3一枚の契約書だった。
424 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 12:16:17 発信元:210.153.87.97
「ちょっと待って、伯母様」
425 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 12:23:00 発信元:210.153.87.2
「おばさんと呼んだら承知しないわよ」
426 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 12:28:17 発信元:210.153.87.2
「勿論…私や〜家の格を保つ為の、当然の行為よ」確かに、と私は感じた。
427 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 12:50:59 発信元:118.159.131.33
突然女の娘とおぼしき人物がどこからともなく現れたことが、クレッグにサインさせる勇気を与えた。(これが噂の次元転移装置の力か…。戻れる!あの教室で過ごした日々にきっと戻れる!)
428 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 15:42:15 発信元:210.153.87.1
契約内容の欄には何も書かれていなかった。「これは…」「今から決めましょう」
429 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 15:53:03 発信元:210.153.87.1
マダムの娘が取り出した。「お好きな額をお書き下さい」小切手である。
430 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 15:55:21 発信元:210.153.87.98
「これはビジネス、私と娘、双方と組んで欲しいのよ」「子孫代々の繁栄の為?」
431 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 15:58:37 発信元:210.153.87.1
「そう」「プライベートの付き合いは無しで良いなら」「それも良いわ」
432 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 17:05:00 発信元:118.159.131.31
取引相手の女たちと秘書どもを無視し、クレッグは次元転移装置を起動させようとする。目指すはリサと共に過ごしたあの日…。
433 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 17:37:42 発信元:219.125.148.96
タイムマシンは物理的に無理なのに‥と教授は冷静に呟いた。
434 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 17:48:03 発信元:210.153.84.178
21015387必死
435 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 18:21:16 発信元:118.159.131.34
何故人はいざという時突然冷静になってしまうのだろうか。その冷静さは何故必要なときにやってこないのだろうか。そうでなければクレッグはリサを押し倒すことも無かったろうに…。
436 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 21:23:32 発信元:210.153.87.97
で
437 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 21:26:10 発信元:210.153.84.76
438 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 21:30:47 発信元:210.153.87.2
さておき
439 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 22:14:28 発信元:59.135.38.165
長谷川町子は悩んでいた
ワカメが、実はサザエの10代で産んだ娘であるという裏設定を読者に公表すべきか否かを。
441 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 23:12:55 発信元:124.146.175.53
ワカメが初潮になった事も、
442 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 23:14:20 発信元:219.125.148.97
第六章 秋風が吹く中で
443 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 23:20:00 発信元:202.229.176.158
「人前でマスかく根性は認めてやろう。だが感心はしねえ。」フグリ次郎はベレッタの弾倉に弾を込めながら、しんせいを横ぐわえに言った。
444 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 23:26:57 発信元:219.125.148.96
ここは東京、ハリウッドで暗殺に失敗したフグリはその後日本政府の暗部組織に組み込まれていた。
445 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/18(土) 23:51:38 発信元:210.153.84.41
マスオはマスをかいた
446 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 00:19:34 発信元:210.153.84.237
「福来利君ちょっと来たまえ。」チーフの丹波が言った。ここは赤坂見附の地下深くにある政府非公式組織の一室。無論、その存在は極秘だ。
447 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 00:23:51 発信元:218.222.49.177
丹波「ここをこう上下に擦ると白い液体が出る。これは僕と君だけの秘密だよ」丹波はニヤニヤと笑った。
セキュリティ装置は、普段は隠れている。
力を解放しなくても良いと感じた彼は、エネルギーの発散を最小化し始めた。
450 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 00:29:54 発信元:210.153.84.167
「要件は。」福来利次郎はしかめっ面だ。「紹介しよう。山里君だ。今日から君と行動する事になる。」「いいかね、君に選択権は無い。」
451 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 00:30:07 発信元:210.136.161.172
丹波のセキュリティ装置を上下に動かしながら、フグリ次郎はハリウッドでの事を思い出していた。「(あの時、俺がもう少し作戦を練っていれば…ペニス一郎を殺れたはずだった…。)」
如何なる作戦も無効化する精神状態があると仮定するまでもないなと
453 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 00:42:32 発信元:202.224.74.107
「いやいや〜、また会っちゃいましたね〜。よろしくお願いします〜。」山里は手を差し出した。
454 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 00:44:32 発信元:219.125.148.94
どんなに悔やんでももうどうしようもない。アメリカ当局から解放される代わりに日本政府の駒となったのだ。
455 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 00:48:45 発信元:218.222.49.177
福来利「お、おげぇ!!」 山里の手は人糞にまみれていた。
456 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 00:51:50 発信元:210.136.161.163
「ちゃんと手を洗って下さいね。山里さん…。」フグリ次郎は丁寧に言った。
457 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 00:57:33 発信元:218.222.49.177
「ハッハッハッ!君もすぐに慣れるよ。僕達の仕事は毎日、肥え桶を運ぶことだからね」
458 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:01:29 発信元:210.153.84.5
「何の為にそんな仕事を…もっとこう特命的なエキサイティングな仕事は無いんですか?」フグリ次郎は困惑した。
459 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:09:36 発信元:202.224.74.107
「福来利君、君はそれだからいかん。敵の目を欺く前に、先ず味方からと言うだろう。」丹波はドヤ顔だ。
460 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:14:23 発信元:218.222.49.177
(この地下施設は水洗化されていないのか・・・だとしたら、敵と戦う前に疫病で死ぬかもしれない・・・)フグリは目の前が暗くなった。
461 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:17:22 発信元:210.136.161.172
「…と、おっしゃいますと?」フグリ次郎は聞き返した。
462 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:19:59 発信元:202.229.176.144
「まあ、半分冗談だが。」丹波は机上のアスカフィギュアを弄る手を止め、真顔で続けた。「君の身柄は日本国政府の管理下にあるのだ。くれぐれもそれを忘れては困る。」
463 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:27:01 発信元:218.222.49.177
「ところで君はいくつになったのかね?」
464 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:28:45 発信元:210.153.84.21
「はぁ…。わかりました。」フグリ次郎はそう答えながらも、宿敵である“The Game”ペニス一郎軍団の事が頭から離れる事がなかった。
465 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:30:42 発信元:210.153.84.178
丹波はなおも続ける。「つまり、行政上の障害物を排除するのが我々の使命だ。私見など差し挟む余地は無いのだよ。いいかね福来利君。」
お願いね
あんただけが頼り
あんたにしかわかってもらえない
467 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:32:26 発信元:210.153.84.20
「32歳です。」フグリ次郎はサバを読んだ。
味噌煮が好みか?と
469 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:34:02 発信元:218.222.49.177
「童貞のくせにデカイ顔するな!」突然、山里が肥え桶を投げ捨て丹波に殴りかかった。
あ
471 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:35:31 発信元:218.222.49.177
「それ以上はセクハラだ!」
童顔で小顔の当人が
473 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:36:52 発信元:210.153.84.113
「………。」フグリ次郎は唇を噛み締めた。「(イッソの事、ペニス一郎が日本政府を邪魔してくれないかな?)」フグリ次郎は不謹慎な考えをした。
474 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:38:10 発信元:210.136.161.194
その内、感情の昂りを抑え切れなくなった丹波は叫んだ。「死を恐れてはいかん。死は楽しみですらあ〜る。」立ち上がった弾みで、デスクから「大霊界」が落ちた。
475 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:47:53 発信元:210.136.161.114
「(もうこんな所嫌っ!)」フグリ次郎は以前より男らしさが欠けていた。
476 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:50:01 発信元:202.229.176.132
福来利は死など恐れない。自らの信念の前に立ち塞がる者すべてに立ち向かう覚悟はある。だが政事屋の為に命を投げ出すなどまっ平だ。
477 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:53:15 発信元:210.153.86.6
「よし!明日ここから脱出するわ!」フグリ次郎の決意は固かった。
霊界って人間界が作ったんだっけ?と
479 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 01:57:28 発信元:202.229.176.131
「他人の為に生きてこそ、魂は救済される。」丹波はしたり顔だ。福来利は言った。「否違う。人間死んだら土に還る。ただそれだけだ。」
魂とは精神状態の一つに過ぎぬか心身全てかはたまた
481 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 02:05:30 発信元:202.229.176.131
福来利は窓の外を見遣った。赤坂見附の地下深く、景色代わりに嵌め込まれたロスの夜景写真だ。しんせいに火を点け、深く吸い込んだ。
482 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 02:26:04 発信元:203.148.97.247
「早速仕事がある。」丹波は言った。「再来週A国の国賓級の要人が来日する。何か起これば即外交上の大問題に発展するだろう。」
483 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 02:26:33 発信元:210.153.84.20
「(ペニス一郎…あたし…おっと、俺はお前と決着をつける事だけを考えていたわ……いた。これ以上、ペニス一郎の思い通りにさせない!)」フグリ次郎の気持ちは固まっていた。
484 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 02:30:35 発信元:203.148.97.247
「君も既に知っていると思うが、現在A国と敵対関係にある組織のメンバーが、秘かに日本に入国しているのだ。」
485 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 02:33:33 発信元:210.153.84.11
「へぇ〜っ…それはどんな組織なんですかぁ?」フグリ次郎はやる気なさそうに聞いた。
486 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 02:34:41 発信元:203.148.97.247
「来日の日程その他は此処に書いてある。君たちの仕事は・・・その障害を全て極秘裏に処置する事だ。」丹波は言った。
487 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 02:37:36 発信元:210.153.84.107
「ふ〜ん。丹波さんこの組織の主犯格は誰ですか?」書類に目を通しながらフグリは言った。
488 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 02:40:08 発信元:210.153.86.175
「ペニス一郎だ。」丹波は短くそう言うと、飲みかけのエスプレッソを一気に乾した。
489 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 02:42:02 発信元:210.153.84.103
「まじっすか!?」フグリ次郎は急に笑顔になった。
490 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 02:43:59 発信元:210.153.84.18
「ペニス一郎なんですよね!?やりますやります殺ります!」フグリ次郎は無邪気な笑顔で言った。
491 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 02:45:37 発信元:210.153.86.176
「ああ、間違いない。ペニスだ。その他にも数名、いずれも訓練された者ばかりだ。簡単にはいかんぞ。」
492 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 02:55:12 発信元:210.153.84.6
「その他数名って、ベーション増田とかぁ、セック鈴木とかも来日するって事!?そりゃお祭りじゃないですか!嬉しいなぁ楽しみだなぁ!」フグリ次郎は人気海外ミュージシャンが、日本公演を行うかの様なテンションで言った。
493 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 03:06:15 発信元:210.153.86.102
「フグリ君…よく知ってるな…。それと、君は何をそんなに喜んでいる?」丹波は呆れ顔で言った。
494 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 03:13:12 発信元:202.229.176.159
「やつらはいずれも仕事を完遂しているからな。ただ、俺がその場に居合わせたら話は別だ。」福来利はタバコの煙を丹波に吹き掛けた。
────翌週、羽田空港D滑走路。 警視庁の警備下 オーストリアの政府高官を乗せた専用機が降りてきた。
496 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 03:17:04 発信元:202.229.176.160
「俺の後ろに音もなく立つな。」突然、福来利は山里を制した。無論、浣腸を警戒しての事だ。こいつの唯一無二の武器と言っていい。
497 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 03:20:43 発信元:210.153.84.3
「やだなぁ…福来利さんの肛門なんて狙ってないですよ!」山里は笑った。
498 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 03:25:43 発信元:210.153.86.85
山里の両手は結ばれ、人差し指が此方を向いていた。間一髪だ。「二度と変な気を起こすな。」福来利は双眼鏡いて辺りの様子を窺った。
499 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 03:36:53 発信元:118.159.131.35
「とりあえず情報の整理が肝心だ。山里、オーストリア政府高官の来日理由、彼らと敵対しているペニスらの狙い、そしてお前が今俺に浣腸しようとした理由をそれぞれ報告しろ。」
500 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 04:12:27 発信元:221.119.2.46
「今だ500ゲットォ〜ッ!」教授が静かに叫んだ。
501 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 07:45:53 発信元:210.153.84.76
「ええ〜っ!A国ってオーストラリアの事だったの!」山里がわざとらしく叫ぶ。「じゃあ〜鯨じゃね?」鼻クソをほじった指を舐めた。
無から有が生じ、有の中に、現存すると人類が知覚する万事万物が存在するから、
503 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 08:15:04 発信元:210.153.84.235
「では何故、さっき俺の菊座を狙った?」福来利の眼光が凄みを帯びている。「それはその…あっ!見て下さいあれ!」山里が外を指した。
504 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 08:17:56 発信元:210.153.87.97
「ロールスロイスとカウンタックがあるが?どういう事だ?」
505 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 08:19:41 発信元:210.136.161.240
「キェェィ!」背後に回った山里が、烈帛の気合いで福来利の菊座を取った。しかし、福来利は微動だにしない。山里の指に激痛が走った。
506 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 08:23:06 発信元:210.153.84.76
「痛ッ!どうして…。」不自然に曲がった指を見て山里は言った。「だから言ったろう。やめろと。」福来利は尻から金属板を取り出した。
507 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 08:28:52 発信元:210.136.161.231
「ハリウッドで増田が上着に仕込んでいたものと同じだ。これがマグナムライフル弾を止めたのさ。特殊鋼を強化FRPでサンドしてあるな。」
508 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 08:32:23 発信元:210.153.84.70
「敵を欺くには、先ず味方から…ってな。そうじゃなかったのかい?」福来利は悪童のように微笑むと、再び双眼鏡で辺りを見回した。
509 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 08:35:33 発信元:210.153.87.97
「それが、逆理の存在理由の一つでしたね」
510 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 08:44:55 発信元:210.153.84.165
「A国近海で日本が鯨を捕れば、国内世論の反発を抑えきれない。国際的にも沽券に係わる。表向きはその交渉となっているが実は違う。」
511 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 08:47:10 発信元:210.153.84.167
福来利は言う。「農畜産物、鉱物資源が豊富な国だが、一つだけ足りないものがある。水だ。世界の食糧基地たりえるには、絶対的に不足している。問題はそこだ。」
やばいまじで
ありがとう
513 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 08:57:10 発信元:210.153.84.69
「じゃあ〜何で〜それがペニス一郎と関係あるの?バカなの?」福来利が渡したオロナインH軟膏を人差し指に塗りたくりながら山里は訊いた。
514 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 08:59:06 発信元:210.153.87.1
「南半球なら南極を使ったらどうだ?」
515 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 09:01:18 発信元:210.153.84.180
「大陸資本が日本の原野を買い漁って、水資源の確保に奔走している事ぐらい知ってるだろ。利害のかち合う邪魔な相手を始末しようって寸法だ。」福来利は言った。
516 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 09:04:59 発信元:210.153.87.1
「飲料水と工業用水の需要は如何に」
517 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 09:05:40 発信元:210.136.161.244
「南極の開発は条約に守られて基本的には不可能だ。それに人類最後のパラダイスとして取っておくべきだと思うがね。」福来利は笑った。
518 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 09:07:34 発信元:210.153.87.98
「水で薄めないといけないのは、科学実験だけではないからな」
519 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 09:08:44 発信元:210.153.87.2
「そうだったな」
520 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 09:09:46 発信元:210.153.84.165
「それはさて置いて、俺らは言われたようにやらなきゃならん宮仕えの身だ。まあ適当にやろうや。」福来利は心にもない台詞を口にした。
うん
522 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 09:22:16 発信元:219.125.148.94
実は南極には何も無い。
523 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 09:28:24 発信元:124.146.174.194
「石油をタンカーに積んでわざわざ地球の反対側から運んぶ国もある。必要なら何でもやるのが人間なのさ。何だってな…。」福来利は呟いた。
524 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 09:40:15 発信元:219.125.148.92
南極なんて氷とアザラシしか居ねーよ。
福来利「いや北半球だし、オーストリア。オーストラリアと勘違いしてないか?」 レナ「本当だ!オーストリアだ。」
だから
鯨問題じゃなく もっと他の用件で来日してるんだ。」
528 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 11:57:02 発信元:210.153.87.98
「牙」を抜くには、該当する集団と他の集団との共通点を数多く列挙するのが良い…
例えばA国の様な内陸国の国々と我が国の様な海洋国家の国々、地政学の見地から
530 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 12:43:54 発信元:210.153.87.1
どう組むか、議題としていきたいのだが、取り敢えず蜂蜜柚子茶が欲しいのだ。
531 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 12:56:25 発信元:118.159.131.37
福来利「山里!お前のミスリードのせいで、話が停滞しちまったぞ!もう一度A国高官来日から要点まとめて報告しろ、ボケ!」
532 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 13:56:01 発信元:219.125.148.99
「要はA国高官を暗殺にきたペニス一郎の糞野郎どもを掃除しろってことですよ」山里は面倒臭そうに答えた。
533 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 15:16:03 発信元:118.159.131.35
山里の言葉を聞き流しながら、高官たちのスケジュールを確認する福来利。「今日はこれから外務大臣と会談、その後小澤征爾復帰公演を訪れホテルへ。明日の昼帰国か。おそらく午前はお忍びで秋葉原にでも行くのだろう。」
「開き直りか。まあいい。それより見てみろ。」福来利が手渡した双眼鏡を山里が覗いた。「あ、あれは!増田と鈴木じゃないすか!」
535 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 15:50:00 発信元:210.136.161.13
ベーション増田とセック鈴木が一般人を装い池袋駅構内に入っていくのが見えた。「あいつらもう既に来日してたのか…よし尾行するぞ!」フグリ次郎は山里に言った。
536 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 15:52:04 発信元:210.136.161.13
ベーション増田とセック鈴木は山手線外回り8番線ホームに向かった。恐らく秋葉原観光に向かうのであろう。
537 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 15:55:01 発信元:210.136.161.14
「彼等を尾行すればペニス一郎の潜伏先がわかるって事ですね!福来利さん頭いいーっ!!」山里は興奮して言った。
538 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 15:58:40 発信元:210.153.84.116
「馬鹿!公衆の面前でデカイ声で“ペニス”って言うな!恥ずかしいだろ!」福来利は山里を叱咤した。
539 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 16:05:19 発信元:210.136.161.174
ベーション増田とセック鈴木は一般人を装っていても、どこかその筋のオーラを放っている。その辺りが俳優もこなす変装名人のペニス一郎と大きく違うのだ。
540 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 16:10:26 発信元:210.136.161.228
思った通り、増田と鈴木は秋葉原で降りた。オーストリア高官のスケジュールは完全にリークしている。人混みに紛れて二人の後を追う。
541 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 16:21:20 発信元:210.136.161.194
山里は秋葉原のキモヲタ集団に完全に同化していた。福来利も危うく見落としそうになるぐらいだ。「こりゃ使えるな。」福来利は思った。
542 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 16:21:21 発信元:210.153.84.18
「事前調査って訳か…その割にはヨドバシで美少女フィギュア・ガンプラ・鉄道模型とかばかり買ってるよな…。何が狙いだ?」福来利は増田と鈴木の行動に疑念を抱いた。
543 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 16:24:58 発信元:210.153.84.195
ベーション増田とセック鈴木は一通り買い物を済ますと、今度はアイドルショップに向かった。そして、屈強な男二人がAKB48コーナーの前で足を止めた。
544 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 16:34:21 発信元:210.153.84.71
山里はその背後を取ろうとした。「やめろ。」福来利は短く圧した。「なんすか!今なら行けますって!」山里が柄にもなく気色ばんだ。
545 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 16:36:22 発信元:210.153.84.73
「いいか。今二人を殺るのは容易い。だがそれでは本丸には辿り着けないぞ。」福来利は二人から目を離さずに言った。
546 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 16:39:04 発信元:210.136.161.11
「まっ…前田ちゃん…。」福来利はAKB48のポスターに釘付けになった。「うわ〜篠田ちゃんに馬乗りになられたい!」山里も興奮している。
547 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 16:41:58 発信元:210.136.161.11
福来利は前田敦子のグラビアを見てロスでの楽しかった思い出に浸った。「前田ちゃんに…また会いたい!」
548 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 16:44:11 発信元:210.136.161.12
「大島優子ちゃん癒される〜!」山里はキモオタ達と完全に同化していた。
549 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 16:46:12 発信元:210.136.161.12
福来利と山里がほんの一瞬AKBに気を取られていた間に、ベーション増田とセック鈴木は姿をくらましていた。
550 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 17:14:14 発信元:124.146.174.235
第二章 「Lullaby of AKB〜秋葉原の子守唄〜」
551 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 17:18:06 発信元:124.146.174.235
「チッ、やられたな。」福来利は舌を打った。「仕方ない、陽動をかける。おまえ、これを着て駅前に立つんだ。」メイド服を山里に渡した。
552 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 17:27:33 発信元:124.146.174.235
5分後、JR秋葉原駅前にテッシュを配る山里の姿があった。が、誰も受け取ろうとしない。山里の周囲5メーターに近づく者はいなかった。
553 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 17:28:51 発信元:124.146.175.13
「勘弁して下さいよ〜!ただでさえキモい僕が化け物になっちゃいますよ〜。」山里は困惑した。
554 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 17:31:36 発信元:124.146.175.14
「こんな事して何になるって言うんですか!」メイド山里が泣きながら言った。
555 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 17:36:09 発信元:124.146.174.236
その時、山里に近づく二人の男の姿があった。周りより頭一つ飛び出してにいるのでよく判る。ニヤニヤしながら山里に近づいている。
556 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 17:39:24 発信元:124.146.174.236
「お嬢さ…ん うげぇ!」その手にテッシュを掴まして山里は逃走した。テッシュを見た二人の顔付きが変わった。(氏ねじゃなく死ね@フグリ次郎w)
557 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 17:45:53 発信元:124.146.174.235
「よくやった。それでいい。奴らは一郎の元にそれを届けるだろう。」福来利の指した先にはM和電機の空き袋がある。超小型発信器だ。
558 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 18:39:02 発信元:210.153.87.98
それに気づきつつも、局長は、
559 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 18:41:34 発信元:123.108.237.22
AKBシアターに足を運んだ。
超小型受信器、起爆装置、バッテリー、高性能火薬を組み合わせた手製爆弾を準備していた。 見た目には 有りふれた金の延べ棒だ。 金の延べ棒があり触れているかどうかは別として。
561 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 19:01:49 発信元:210.153.84.81
秋葉原 1:50pm。 焼けるような真夏の太陽の下、福来利と山里は二人の男の足取りを追っていた。「AKBシアター…灯台下暗し…か。」
562 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 19:17:49 発信元:210.153.86.23
「(果してAKBシアターにペニス一郎はいるのだろうか…?)」福来利次郎は少し不安感を覚えた。
563 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 19:18:13 発信元:210.153.84.241
楽屋裏で発信が途切れている。様子を窺いながら楽屋前まで来ると、大きな花輪が立った一室がそこにあった。「金 魚鉢さん江 ペニス一郎」
564 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 19:19:05 発信元:210.153.87.1
「お入りなさい」
565 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 19:19:23 発信元:210.136.161.231
「酷い自演だなw」福来利は鼻で笑った。恐らく、オーストリア高官が嬉々としてAKBシアターにやって来たところを殺るつもりだったのだろう。
566 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 19:20:54 発信元:210.153.87.97
「謙遜が分かっている人間たちだな」
567 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 19:25:37 発信元:210.153.84.171
「みなさん、今からペニスさんの寝起きを襲いまーす。(カチャ)」山里はいつの間にか手に入れていたマスターキーを使い苦もなく部屋に入っていく。
568 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 19:31:42 発信元:210.153.84.68
ペニス一郎は居なかった。待ち伏せの気配を感じた福来利は咄嗟に身を翻し、山里を楽屋に蹴り入れた。山里には暫く囮餌になってもらう。
569 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 19:36:01 発信元:210.153.84.174
福来利は向かいの雑居ビルに駆け込み、空き室の鍵を素早く解いて中に入った。ブラインドの隙間から、山里と二人の男の様子がよく判る。
570 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 19:38:54 発信元:210.153.84.1
「あいつらはバナナマンの設楽と日村…生きてやがったのか…。」福来利は暫く様子を見た。
571 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 19:40:14 発信元:210.153.84.229
ゴルフバッグからライフルを取り出し、手早く組み上げる。窓を少しだけ開けライフルを構えると、福来利次郎はペニス一郎の到着をひたすら待った。
572 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 19:50:31 発信元:202.229.176.11
設楽と日村は山里にリンチを始めた。ペニス一郎は中々尻尾を表さない。この辺が“The Game”と呼ばれる由縁である。
573 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 19:54:32 発信元:210.153.84.170
猿轡を咬まされた山里の両脇に立つ男は他でもない、増田と鈴木だ。程なく金 魚鉢ことペニス一郎が部屋に入ってきた。
574 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 19:55:23 発信元:210.153.84.72
三人は山里を弄り倒し、此方に向けて挑発を繰り返している。福来利は338ラプアマグナムのライフルを構えて呟いた。「もう少しだけ窓際に来い。」
575 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 20:02:33 発信元:210.136.161.230
「バァーーン!」重々しいマグナムライフルの銃声が秋葉原の喧騒を切り裂いた。山里をなぶっていた三人の眼前にクモの巣が張った。防弾ガラスだ。
576 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 20:05:56 発信元:210.153.84.85
三人が笑うのが見えた。その刹那、猿轡を振りほどいた山里が、増田と鈴木の背後に回った。次の瞬間、二人は音を立て昏倒した。
577 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 20:08:03 発信元:210.153.84.225
強烈なマグナムライフルの反動を利用してボルトを操作した福来利は、一郎にピタリと照準を合わせていた。だが一郎は嘲るようにグラスを掲げた。
578 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 20:12:06 発信元:210.153.84.66
初弾の延長線上にペニス一郎が重なった時、福来利の人差し指が僅かに動いた。「さあ、祈れ。」凄まじい威力の弾頭がガラスの傷を貫いた。
579 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 20:17:00 発信元:210.153.84.72
分厚い防弾ガラスの針の穴を通した弾頭が、一郎の額にボツリと穴を開けた。血を噴き、スローモーションでペニス一郎は崩れ落ち。「ゆっくり眠るといい。」福来利は呟いた。
580 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 20:20:50 発信元:210.153.87.97
「親が死んだ時には、お疲れ様、としか思わなかったな…悲哀も無かった」と、
581 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 20:22:25 発信元:210.153.87.97
局長の秘書が、
582 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 20:23:22 発信元:210.153.86.1
南海キャンディーズのしずちゃんだった。
583 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 20:25:23 発信元:210.153.87.97
「感情や情操、人徳や美徳などを彼女らに期待してはならない」「禁則事項やね」
584 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 20:26:31 発信元:210.153.87.98
ぎゃあぎゃあうるさい女子たちの目の前から消えた事こそ彼には幸せだったのか…
へぇー
か、 ごにょごにょ・・・ なんと!ふむ、分かった。 今回の国賓を狙った暗殺未遂事件の顛末は侍従長を通じ陛下のお耳にも届いていた。
587 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 22:05:19 発信元:210.153.84.34
仕事を終えた福来利と山里は、AKBのステージを観ていた。「いゃ〜!可愛いですね〜前田慶…いや敦子ちゃんは〜!ホォェ!ホォェ!っと!」
588 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 22:12:54 発信元:210.153.84.66
福来利はそんな山里を見た。「俺にもし、こんな時期があったなら…。」前田が差し出した右手を握りながら、福来利はそんな事を思った。
(第二部 完)
589 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 22:30:25 発信元:210.153.87.97
第三部 プロローグ 嚆矢濫觴
590 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 22:32:45 発信元:210.153.87.2
清く澄み渡る、静かな早朝であった。「華やかな世界より此処が良いな、今は」
591 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 22:35:13 発信元:210.153.87.1
「過去に教えた異性が誰と付き合っても、幸せになって欲しいものですよね」「ええ」
592 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 22:38:47 発信元:210.153.87.97
第一章 破魔矢
593 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 22:42:42 発信元:210.153.87.97
「誰と誰が付き合っているか、ネタでもガチでもどうでもいいよな」「無関係ならな」
594 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 22:44:24 発信元:210.153.87.97
「文章から推察する事は無論可能だ…」「が…会って確認し難いなら…でしょう?」
595 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 22:45:53 発信元:210.153.87.1
歩きながら先輩たちが話しているのを、後ろからついていく私は聞いていた。
596 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 22:47:20 発信元:210.153.87.1
美男美女、成績優秀、しかも人格もバランス良し、の三点セットなカップルと、
597 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 22:49:16 発信元:210.153.87.2
家が近所で、言葉遣いが少し姐御肌な部活女子な二人の先輩。
598 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 22:51:04 発信元:210.153.87.1
「先輩、一つ質問です」「なんだい、後輩」「カップルとして長続きする秘訣は…」
599 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 23:11:01 発信元:210.153.87.1
「ヒントは言うけど、後は自分で考えなよ?私と状況が違うんだから」「勿論です」
600 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 23:19:10 発信元:210.153.87.97
「柔軟と愛情」「無常と恒常、ですか」「そ」「結婚は?」「幸せにするよ」
601 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 23:20:55 発信元:210.153.87.98
今度は先輩の彼氏が応えた。「ちょっと…これから朝練なんだから…」
602 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 23:23:07 発信元:210.153.87.1
「先輩、嬉しそうですね…お幸せに」「有難う、そりゃあ嬉しいもん」
603 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 23:24:52 発信元:210.153.87.1
先輩と彼氏…昔は先輩がとにかくアプローチしていたとか(本人談)。
604 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 23:26:50 発信元:210.153.87.98
「あ…最近、愛してるって言う回数少ないよね」「ああ、もう少し欲しいか」
605 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 23:28:40 発信元:210.153.87.98
この二人は対応が柔軟で、根源的な愛が変わらないのだ。嫉妬は…全く起きない。
606 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 23:29:59 発信元:210.153.87.98
「先輩たち…行動の理由の理由が同じですよね」「つまり?」
607 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 23:31:31 発信元:210.153.87.98
「そこに愛がいつもある感じがします」「おや、後輩にも分かられているね」
608 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 23:33:13 発信元:210.153.87.98
「それが自然なんだよ」「彼氏さん、大人だね」部活女子の先輩の一人が静かに言う。
609 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/19(日) 23:57:40 発信元:118.159.131.33
などという会話を楽しんでいた頃から、もうどれ程過ぎただろうか。今は仕事に追われ、独り暮らしの家と会話の無い職場を往復する毎日だ。
610 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 00:10:26 発信元:210.153.87.97
「そこで同窓会な訳ですか?」と、
611 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 00:19:39 発信元:118.159.131.36
かつての同級生たちから連絡がくることも、自ら主催しようという気も起きない。学生時代はあれほど遊んでいた土日も、今は一日寝ていたい。
612 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 00:23:10 発信元:210.153.87.98
遊ぶ暇は無く、充実している…シルバーウィークで帰国している同期もいる様子。
613 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 00:24:59 発信元:210.153.87.98
十年も経つと、同期の意識はガラリと変わってしまったかもしれない。
614 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 00:27:00 発信元:210.153.87.98
悪意に触れ過ぎ、悟ったか…会社人間か…結婚したか…子が出来たか…
615 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 00:28:07 発信元:210.153.87.1
と様々に思いを馳せるも、同期に好きなタイプはいなかったなと思うかどうかは、
616 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 00:30:29 発信元:210.153.87.2
やはり人次第であろう、と…同窓会の招待状に目を向ける。行く暇を作れるか?
617 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 00:33:48 発信元:210.153.87.98
学歴社会に染まった、世間体や恥を気にする、人生戦略家の女子だったな、とか、
618 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 00:35:13 発信元:210.153.87.1
自分が気にしていないから当の男子も気にしていない筈と大声で騒ぐ女子だ、とか、
619 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 00:36:45 発信元:210.153.87.1
金持ちか否か瞬時に判断して周りの男女に引かれていたのではと疑える女子とか、
620 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 00:38:38 発信元:210.153.87.97
色々なタイプがいたのは仕方の無い事ではあるが、今後は周囲も変わるだろうと、
621 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 01:02:44 発信元:210.153.87.1
淡い期待を抱こうか…とさえも思わなければ、心が楽なものだ。
622 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 01:04:08 発信元:118.159.131.37
などといったとりとめの無い考えに囚われだしたのは、先月、三ヶ日の折帰省し、神社で参拝にしてからだ。その時一目見た破魔矢と破魔弓に心奪われ、子供もいないのに買ってしまった。
623 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 01:04:37 発信元:210.153.87.1
「悟ったら楽しい事が無くなっちゃう」「人類の精神を全て体感したい人類なら…」
624 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 01:05:20 発信元:210.153.87.98
「悟ったら楽しい事が無くなっちゃう」「人類の精神を全て理解したい人類なら…」
625 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 01:07:24 発信元:210.153.87.98
メディアの多大な影響を受けた「一般的な」人類と同じ感情で人生を楽しむよりも、
626 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 01:09:11 発信元:210.153.87.98
その方が楽なら…それはそれで当人にとって相応しく、経済効果の一つで、
627 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 01:11:19 発信元:210.153.87.98
差し当たって不快な事など無い、と思えば、悟り続ける事を止めず、
628 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 01:12:30 発信元:210.153.87.97
次を創ろうとする人類にどう合わせていくかを考えて当然な訳だ。
629 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 01:14:00 発信元:210.153.87.2
これこそ、異質を受け止めて次へ繋げる懐の深い方の態度であろう、
630 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 01:15:17 発信元:210.153.87.1
と私は心理学の講義を終わりにした。「教授、次回も楽しみです」学生が駆け寄る。
631 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 01:17:23 発信元:210.153.87.98
「いつも最前列だね」「偏りの無い感じが大好きなんです、教授の講義」
632 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 02:16:35 発信元:210.153.87.1
「いつでも研究室にいらっしゃい」「ええ、是非」
633 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 02:18:08 発信元:210.153.87.97
今日は夏期休暇明けの最初の講義、少しずつ涼しくなっていくだろう。
「それにしても広い教室で一対一なんて贅沢ですよね」
「学問的に分かり合える人は、世の中全体では少ない…」
634 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 02:20:42 発信元:210.153.87.98
「今日は財布の中身が少ないや…」「研究室に紅茶があった筈…」
学問なんて、虚しい。そう言ったのは小説の登場人物だったか
636 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 02:22:58 発信元:210.153.87.1
「学問の活用法を知らぬ設定の登場人物だったのか」「虚空を作るのも自分なのにな」
637 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 02:27:36 発信元:210.153.87.97
放課後、紅茶を飲みに…もとい教授と学問を語り合う為に研究室へ。先客が。
弓道サークルの先輩と合気道サークルの後輩だ。共に女子。
「おお、命短し恋せよ乙女」「惚れろと?」「いやいや」「今日のテーマは恋ですか?」
638 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 02:35:22 発信元:210.153.87.97
「うん、恋愛支援サークルでも作ろうかという話になって顧問をお願いしようと」
「怪しい物じゃないよ、ゼミ」「教授と一緒に旅行とかカラオケとか行きたいなあ〜」
「大事に扱ってくれよ?年なんだから」「彼氏も大事に扱え、でしたよね?」
639 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 02:44:20 発信元:210.153.87.97
「そうだ…旅行…良いな。会計監査役は私が担当しようか」
「もしかして先輩が部長、私が副部長?」「うん、そのつもり」「事前の相談は?」
「今から」「…分かりました」「教授のハンコが押されたら事務局で手続きして…」
640 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 02:49:12 発信元:210.153.87.98
「部室が決まる訳だね」「そうです、教授」「采配は誰が?」
「そりゃあ先輩、早朝には分かる事ですよ」「掲示されるんだっけ?」「そうです」
「そういえば活動内容を聞いていなかったね」
641 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 02:56:17 発信元:210.153.87.97
「新サークル設立の為の紙は、学部長の所にも行く筈です」「ふむふむ」
「万が一、成り済ましの女子が来たらどうするんだい」「キャンパス内に?」
「『管理カメラ』だろうね…話題がおかしいならすぐ分かる」
642 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 03:01:10 発信元:210.153.87.1
「あ、活動内容でしたよね…恋愛マニュアル本などの題材を一刀両断、です」
「ふむ…新たなマニュアル本でも創る気かい?」「それもありますが…」
「恋ばな仲間の女子を増やしたいんです」…流石、思春期だ。
「リレーをする気がないのなら自分のブログででも書いていたらどうかね?」教授が静かに尋ねた。
「真夜中は、あまり人がいないだけかもしれません…
チラ裏スレなどでまとめて書く流れは如何でしょうか」
奥のPCで学会の準備をしていた助手が応える。
645 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 10:57:23 発信元:210.237.8.20
単につまらんからだろ
閉塞した状況を打破すべく教授が叫ぶ。「テレ東、セガールおかわり!」
647 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 12:46:18 発信元:61.204.0.222
教授は沈黙の戦艦でハリボテのケーキから踊り出るグラマアな女優がお好みなのだ。
女優が胸をさらけ出すシーンを思い浮かべ、頬を赤くする教授に、学生の一人が申し訳なさそうに声をかける。「教授、水曜シアターナイン、次回で最終回らしいです…」
649 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 13:36:13 発信元:202.229.176.36
教授「あれっ!?ペニス一郎もう死んじゃったの!?」
教授は贔屓の番組が最終回をむかえると知り、気が動転してしまったようだ。
「慌てなさんな・・・次は教授あんたの番さ」 バスッ バスッ ドサッ バスッ
翌日、教授の葬儀が執り行われた。教授は生涯独身で、両親その他の親族らもすでにこの世を去り、葬儀の準備は彼を敬愛する学生らによって行われた。その学生の中に我々が見覚えのある人物が一人いるではないか。
653 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 14:57:37 発信元:124.146.174.132
ペニス一郎である。
654 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 15:21:22 発信元:202.229.176.151
その始終を見ていた男が一人。「笑えねえジョークだな。」しんせいの吸い殻を踵で踏みにじった。
655 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 15:26:20 発信元:124.146.175.50
「あのペニス一郎は影武者だったって事ですかい。」福来利次郎は唇を噛み締めた。
656 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 15:34:04 発信元:202.229.176.151
「残念だが、そういう事だな、福来利君。」日本国政府特殊執務室。室長丹波はアスカ・フィギュアを弄りながら、オフィスの天井を見上げ言った。
657 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 15:39:06 発信元:202.229.176.152
第一章 蘇った使徒
658 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 15:48:34 発信元:210.237.9.203
横浜港本牧埠頭。クーラーを止めてフロンテの窓を開けると、湿った潮風が纏わり付いてくる。男はタワーを見上げていた。
659 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 16:21:18 発信元:124.146.175.162
タワーから駆け寄る男がいた。「フグリさぁ〜ん!お待たせしました〜!」山里だ。先日痛めた右人差し指の傷もすでに癒えているようだ。
660 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 16:50:30 発信元:124.146.174.129
「フグリさん、先日仕留めたはずのペニス一郎は影武者だったって本当ですか!?」山里は右人差し指を摩りながら言った。
661 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 16:58:12 発信元:124.146.174.129
「そうだ…。ペニス一郎だけでなく、ベーション増田やセック鈴木の目撃情報も次々と寄せられている…。」福来利次郎は肛門をガードしながら言った。
662 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 17:10:47 発信元:210.153.86.173
丹波はアスカフィギュアのスカートを捲りながら黒電話のダイヤルを回した。「もしもし、福来利君。処理をして貰いたい案件がある。来てくれ。」
663 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 17:12:25 発信元:124.146.174.130
「あいつらの“ゲーム”はまだ終わっていないって事ですか…。今度はどんなゲームを企んでいるんだ…クソッ!」山里の固く結ばれた両人差し指が空中を切り裂いた。
664 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 17:19:39 発信元:124.146.174.130
「(怖っ…!気のせいかあいつの人差し指、以前より太く鋭利になってないか…?)」福来利は肛門に全神経を注ぎながら丹波のもとへ向かった。
彼女は暖炉のそばで編物をしていた。肛門をガードするために自ら考えたデザインニットだ。
666 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 17:34:08 発信元:210.153.84.65
カーボン繊維とケブラーを幾重にも重ね、女は黙々と編み込んでいく。これなら山里の狂指はおろか、ライフル弾も寄せ付けないであろう。
667 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 17:38:06 発信元:210.237.9.203
福来利は冴えない表情で、赤坂見附駅の片隅にある非常扉を開け中に入った。山里も後に続く。
668 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 17:51:20 発信元:210.136.161.194
「おまえ、前歩けって。」怪訝な表情を浮かべた福来利は特執(日本国政府特殊執務室)へ降りるエレベーターのボタンを押した。「ポチッとな。」
669 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 18:00:16 発信元:210.153.84.108
このエレベーターの存在は政府の人間でもほんの一握りしか知らない。
670 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 18:03:12 発信元:210.153.84.102
「山里!お前はエレベーターのボタンを押すなよ!その指で押したら壊れそうだ。押すなら中指にしろよ!」福来利は背後に全神経を注いで言った。
671 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 18:24:49 発信元:210.153.84.230
「これじゃサラリーマンだな。」視界に山里を捉えたまま福来利は呟いた。扉が開く。「日本国政府特殊執務室 (防火責任者 丹波)」汚い字だ。
672 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 18:58:23 発信元:210.136.161.13
日本政府の下部組織の中でも最も極秘組織である為、この様な待遇なのであるのだろうか。福来利と山里は建て付けの悪い扉を開けて部屋に入った。
673 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 19:10:21 発信元:210.153.86.163
「ぃよぅ!福来利君山里君。Gメン'10によ〜こそ。」デスクの上に足を組んだ丹波が出迎えた。毎度の事ながら、実にわざとらしい。
674 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 19:13:42 発信元:124.146.175.231
だが彼女は知らなかった
ケブラー繊維ごときではライフル弾を防げないことを・・・
675 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 19:26:00 発信元:210.136.161.13
「丹波さん…今度の案件とは何でしょうか…?もしかして…?」福来利の鋭く光る眼光はまるで獲物を狙うサーベルタイガーの様である。
676 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 19:29:59 発信元:210.153.86.164
そう、あの男が生きていたんだ。我々はまんまと騙されたって訳だな。」丹波はアスカ・フィギュアのパンツをずらしたり直したりしながら言った。
「あの男とは…ペニス一郎…?」福来利の眼光がより鋭く光った。
678 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 19:39:03 発信元:210.153.86.180
「その通りだ。あの日我々の行動を察知していたペニス一郎は、アキバに身代わりを立てていたんだなこれが。」丹波の鼻から血が垂れた。
にっちもさっちも
サーベルタイガーは絶滅した。この意味するところは、、、分かるな?
「恩に着る」
682 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 20:28:27 発信元:210.153.84.109
そう。福来利次郎は草食系男子が増える現代の中で、絶滅が危惧される肉食中の肉食系男子なのである。
「ああ、心で惚れさせる事や心を惚れる事が出来れば、そうそう急がない筈だが?
深夜の会議の議題はコレにするとしようか」
「即物的なw逆に面白いよなw肉食系w草食系にいちいち喧嘩を売る筈無いだろw
自分の好きな人間の体を奪われないのならw揺らがぬ位置ならばw」
と思っても言わないだけの男女たちが微笑んでいる。
肉食系と呼ばれる男女の一部は、草食系の思考や精神を理解しない可能性もある!
冷静に考えるとコントにしかならないんだよなwという事もあろう!
まあ、熱くならなくとも終わる事だが。
そして現在、地上最強の猛獣は草食のゾウなんだゾウ。
「草食系男子にも幾つか種類がある事は…
某大学の先生がお書きになったそうですね…
カバーは女性が買いやすい物になっているとか」
688 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 21:01:50 発信元:210.153.84.84
スレタイ読めよ
しかもつまんねえし
おおwナイス
デザイン
691 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 21:05:59 発信元:210.153.84.73
流れをぶった切るわりにつまらねえんだよなおまえ
692 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 21:06:57 発信元:210.153.84.73
しかも自演だろ
救いようがないよ
「ああ、ゴシップか?」と
694 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 21:08:54 発信元:210.153.84.165
つなぐ気もないなら
チラシの裏にでも書いとけ
695 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 21:09:57 発信元:210.153.84.175
つまらない学園オペラをな
小説で繋げれば良いのになと
697 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 21:12:16 発信元:210.153.84.242
止める時はsage
学園オペラage
どんだけ自意識過剰だよ
698 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 21:13:26 発信元:210.136.161.242
小説ですって?あなたのが
699 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 21:15:06 発信元:210.153.84.72
「笑いがとまりませんわね。」と
とんだお笑い種でございます
701 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 21:17:39 発信元:210.153.84.229
「仕様がない。彼は蜜柑だから」と
話が逸れて仕舞ったね。 ここからが本題だ。 秋葉原の件だが誰かが情報をリークしたようなんだ、な、コレが。
高尚な小説と自認していないが?それは此処よりも世に出るでしょうし?と
高尚な物は世に出る…文豪が証
705 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 21:28:13 発信元:219.125.148.107
第二章 風の会話
706 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 21:28:22 発信元:118.159.131.31
「高尚な文豪気取るならこのスレは場違いだ。それでも参加するなら"一行"と"リレー"くらいは守ってもらおうか。」丹波はそう強い口調でいい、受話器を置いた。「失礼したね、福来利くん。偉くなると雑用が増えてね。」
文豪と自称してはいないさと
ただの暇人は言った。
709 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 21:46:35 発信元:210.153.84.179
好きな車は?が合言葉w
710 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 22:02:33 発信元:210.153.84.80
「おお、おっかねぇ。」丹波の剣幕に、福来利は首を竦めてみせた。「で、誰なんです?情報を洩らした奴ってのは。」煙草を吹かす。
711 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 22:29:12 発信元:210.136.161.8
「肛門切れ痔郎だ。」丹波はアスカのミニスカートをゆっくりとめくりながら言った。
712 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 22:35:55 発信元:219.125.148.96
好きな車はBMW
713 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 22:38:43 発信元:124.146.175.175
「初めて聞く名前だな…。誰だそいつは。」丹波の差し出した一枚の写真を見た。何処かで見た顔だが中々思い出せない。「こいつは…」
714 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 22:42:36 発信元:123.108.237.28
上原茂
715 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 22:48:50 発信元:210.136.161.7
別名カンニング竹山。キレ芸がトレードマークの男だ。
716 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 22:53:23 発信元:210.153.84.20
「肛門切れ痔郎は秋葉原の情報を我々に提供したのだが、明らかに我々をハメる為の情報だった。その後、彼の足取りは掴めていない。」丹波はアスカのブラジャーをずらしながら言った。
717 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 23:17:54 発信元:202.229.176.132
「竹山…キレ芸か。」其処らに居そうな中年の写真を福来利は爪で弾いた。山里は怒りに震えている。「行くか。」二人は部屋を出た。
718 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 23:22:24 発信元:124.146.174.161
「山里!竹山…本名、肛門切れ痔郎についてどれだけ情報を持っている?」福来利は肛門を掌で押さえながら聞いた。
719 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/20(月) 23:58:17 発信元:124.146.174.204
「ハイハイ、え〜、あっ!ありました芸人ブログ。え〜、わっ下らね〜。どうやらフジでお笑い番組の収録みたいですよ。氏ねばいいのに。」
720 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 00:35:02 発信元:210.153.86.195
山里は自分に芸人の仕事が来ないので、肛門切れ痔郎に嫉妬しているようである。
721 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 01:18:41 発信元:210.136.161.225
「よ〜しやってやるか!」お台場に着いた山里はいきり立っている。「落ち着け、あれを見てみろ。」福来利の指す方に竹山の姿があった。
722 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 07:50:39 発信元:202.229.176.44
「フグリさん!どうしますか?切れ痔郎の野郎を殺っちゃいますか!?」山里は嫉妬の炎に燃えている。「セイセイセイ…待て待て。」フグリは山里を制した。
723 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 09:13:38 発信元:210.153.84.129
第二章 Killer Blues 〜裏切りの代償〜
724 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 09:22:35 発信元:124.146.175.130
「何処かで見た芸風…人生幸朗…。」屋外ステージ上の切れ痔郎を見ながら福来利は呟いた。「何訳わかんない事言ってんすか!さあ、行きますよ!」山里が言った。
725 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 10:49:42 発信元:124.146.175.141
ステージから「切れ切れ切れ痔のきれじろう」ことカンニング竹山が下りてきた。「ッシャー!」意味不明なテンションを保ったままだ。
726 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 11:03:55 発信元:222.5.62.186
実はいぼぢなんだけどな
727 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 11:41:33 発信元:210.153.84.197
竹山の芸風である『アナル好き・キレ芸・イボ痔』は、彼の本名である“肛門切れ痔郎”からヒントを得て生み出されたと言うのが定説である。
728 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 12:52:10 発信元:210.153.84.177
「いゃいゃ〜、キレてますね〜竹山さん!さすが!キレ痔郎だけに。なんちゃって〜w」山里が駆け寄る。竹山の表情が変わった。
729 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 12:55:36 発信元:210.153.84.74
「オェ!おまえ!何で知ってる!ええッ!」眼鏡が吹き飛ばんばかりに、カンニング竹山こと「肛門切れ痔郎」は怒鳴り散らした。
730 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 13:09:33 発信元:210.153.86.173
竹山にとって本名である「肛門切れ痔郎」は決して明かしてはならない「闇」であった。それを知った者を生かしておく訳にはいかない。
市役所の職員も例外ではなかった。
「治しに行く時間は?」と尋ねられ、
733 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 17:13:58 発信元:202.229.176.159
「されば世に出る小説でも書いたらどうか」と
某大学の文学部の一人が質問され、
735 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 17:32:31 発信元:210.153.84.39
「そのわりに稚拙な代償行為なのでは?」と
736 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 17:44:46 発信元:124.146.175.164
「追い求める高尚さがあの水準では」と
編集長と文学博士たちが話していると、
738 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 17:55:37 発信元:219.125.148.108
長渕剛「ヲマイラ、難し過ぎるんだよ!」
とキれた。
739 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 18:00:39 発信元:202.229.176.150
「いやあなた自身の事を言っているのですよ。」と
言われたので、後ろを振り向いてみて、
そのまま上半身を360度回転させて前を向く。
742 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 19:01:11 発信元:210.153.87.97
や否や
743 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 19:14:04 発信元:210.153.84.86
「だから、あなた鏡をごらんなさい。」
744 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 19:16:31 発信元:219.125.148.107
長渕「バカにしてんのか?」
745 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 19:26:43 発信元:210.136.161.194
社会性欠け、娯楽を共有する気もない。おまけに文才もない(これが決定的だが、)。楽しげに遊ぶ級友の輪に礫を投げては自らの存在を訴える学童にも似て、或いは路頭で延々と独りごちる狂人にも似て、嗚呼、あはれなりあはれなり。
お前らもう一行ルールはいいの?と自分でもよくわからないことを思わず口走る!
747 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 19:31:13 発信元:114.184.176.2
水嶋ヒロ事務所やめて小説書くのかサムエとか着て
書いてんのにあいそうだけどどうなんだろうねこれから
漢字で書いてみる。作務衣
ここ岩手のとある山あいの炭焼き小屋にこもって15年が過ぎた
たまに行商の女性が変わった肌着を売りにくる。カーボン繊維などで編まれており、肛門を確実に守るという。切り株に腰掛ける時など重宝するので3つほど買い求めた。
切り株に座って三年が過ぎた。男の肉体は蟲や微生物によって食い尽くされ、骨だけがその形を留めていた。けれども、男は死ななかった。彼の身体が消えてしまった後ですらも、永遠にそこに生きていた。
そして三千年後、
753 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 23:21:43 発信元:124.146.174.233
745:いやあ名無しってほんとにいいもんですね :2010/09/21(火) 19:26:43 発信元:210.136.161.194
社会性欠け、娯楽を共有する気もない。おまけに文才もない(これが決定的だが、)。楽しげに遊ぶ級友の輪に礫を投げては自らの存在を訴える学童にも似て、或いは路頭で延々と独りごちる狂人にも似て、嗚呼、あはれなりあはれなり。
754 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/21(火) 23:29:15 発信元:124.146.174.234
↑
これ、おまえの事を言ってるんじゃね?
704:いやあ名無しってほんとにいいもんですね :2010/09/20(月) 21:22:24 発信元:210.153.87.97 [sage]
高尚な物は世に出る…文豪が証
755 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 00:08:51 発信元:219.125.148.93
肌に纏わり付くような暑さの中私は椅子に深く腰を落とした。時計は既に0時を回っていた。
Woo〜〜文豪! さてやって来ました“週間@肛門切れ痔郎”この一週間でTOKYOを沸かせた文学作品をご紹介。司会のクリス ペプラー(本名)です。
「メールチェックは早朝にするか…」と、ノートPCを閉め、ベッドに潜り込む。
さん の布津ヲタ クリスさんこんばんは ハイこんばんは 実は
759 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 00:22:19 発信元:124.146.175.173
「小説には独り言が付き物なもんさ」と、音を立てず、輪島塗りの椀の吸い物を、
モービル1に入れ換え−30゚Cまで冷やします。
762 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 01:08:19 発信元:219.125.148.105
バナナで釘でも打とうか‥
763 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 01:15:30 発信元:210.153.87.97
日曜大工を考えている、転職したばかりの経営コンサルタントが、
764 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 01:18:19 発信元:202.229.176.158
765 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 01:26:13 発信元:219.125.148.100
オウ!゛バール゛持ってこい!!
766 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 01:31:52 発信元:210.153.84.176
清水健太郎「断る!」
チンコ「うっ」
768 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 01:48:24 発信元:210.153.87.2
「嘲笑だけなら、感情制御不能の人間は誰でも出来るな…」と黙って考えつつも、
769 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 01:51:39 発信元:202.229.176.148
独り言はチラシの裏にどうぞ
770 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 01:55:29 発信元:219.125.148.105
押し寄せる疲労により意識は刈り取られていった。またいつも通りの一日が終わる…
771 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 01:57:52 発信元:210.153.84.44
清水健太郎は親方にバールを振り降ろした
772 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 01:59:26 発信元:219.125.148.105
第三章 満州事変勃発
第三章 完
774 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 02:09:21 発信元:210.153.87.1
「そろそろ読者が飽きてきたか?」と編集長が部下と話していると、バイク便が、
見事なハングオンで激しく峠を攻めていた。
「蹴鞠でもしてみましょうか」「え?でも服は?」
てめぇの生皮を剥ぐんだよ
順子はアボカドにそう語りかけた
779 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 02:37:08 発信元:210.153.84.44
ハングマン黒沢年男である
タロットカードがどうしたと
781 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 03:16:03 発信元:210.153.84.43
葛城ゆきがそう言った
782 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 03:51:32 発信元:123.222.192.205
靴!靴を舐めさせてください!!
ヒアルロン酸たっぷり
784 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 06:18:21 発信元:219.125.148.93
中日落合監督「ニヤリ!」
785 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 09:02:39 発信元:210.153.87.2
「当の女子が恋ばなのフォアボールを連発したらチャンスだぞ」と、
786 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 09:35:50 発信元:124.146.174.225
自称文豪が言った
と誤解されて、自称していないしなwと指摘させる流れだなと、
788 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 10:32:45 発信元:124.146.174.195
他称チラ裏が言った
そして彼は自他共に認める
790 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 11:01:46 発信元:202.229.176.139
猫好きだった
加茂瀬恒彦は犬派だった
792 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 12:41:08 発信元:219.125.148.93
だからどうしたと言われても困る訳なんだが‥
793 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 12:52:58 発信元:210.136.161.225
____
/∵∴∵∴\
/∵∴∵∴∵∴\
/∵∴∴,(・)(・)∴|
|∵∵/ ○ \|
|∵ /. ミ | 彡 | / ̄ ̄ ̄ ̄
|∵.| \___|_/| < うるせー馬鹿!
\| \__ノ / \____
\___/
犬派、猫派・・・萌えのスタイルは千差万別だ。 だがリアル熊(パンダ含む)は可愛くないのが現実だ。
「変な男が寄り付かない為の送迎が当然、という環境で育ったんだもん!」と、
796 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 13:19:56 発信元:210.153.84.80
つなげる気がねえのかよチラシの裏
の攻撃は三番ラミレスから、甘く入ったフィジケラの初球を豪快にライトスタンドへ
続く4番 茂野ゴロー、5番 Nマンセル、6番 武豊、7番ランス(ランセロッティ)、8番Jアルグエルスアリ、H・・・チルノ とライトスタンドへ対し集中砲火
そして爆発した
ライトスタンドは照明の基礎部分だけ残して崩壊。 陣どっていた読売新聞軍・応援旅団は総くずれに。 チラシ軍の劇的勝利であった。
以上、例の彼らしい小学生並の文章でした!如何でしたか?
以上、例の彼らしい乳幼児並の文章でした!如何でしたか?
あれから3年。 東京が71回目の真夏日を迎えていた頃、北海道に冬将軍が到来。
これでマジックの警告灯が点灯しました。 続いてゴルフの試合結果、CCさくら で行われていた男子ゴルフの最終戦、カレラカップ。
「あのプロ選手が使っているアイアンセットを探してみようか」と、都内で、
アイアンを新調したトップと4ストローク差の 石川遼
807 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 17:45:36 発信元:124.146.175.78
彼こそホールインワンの神様と後に呼ばれることになる男である。
お昼に女体盛りを平らげたという前日首位タイのタイガーウッズが調子を落とすなか石川は
。
810 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 18:30:21 発信元:222.5.63.180
タイガー「いいこと考えた。石川、おまえおれのケツに小便しろ」
811 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 19:24:13 発信元:219.125.148.95
石川遼「ホモネタ好きじゃ無いんだ‥。」
気落ちしたタイガーウッズはプレイも精彩を欠きトリプルボギーの連発。
タイガーウッズ!
814 :
カービイ:2010/09/22(水) 20:26:54 発信元:122.24.104.22
石川とタイガーがボールに池落とすと女神が出て来ました
815 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 20:59:33 発信元:210.136.161.14
女神「そなたのペニスは剥けているか?それとも被っているか?」
816 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 21:13:50 発信元:124.146.174.201
「むむむ剥けてるわい!」少々焦り気味に石川はそう答えた
817 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 21:29:05 発信元:122.24.104.22
女神は言いました あなたが落としたボールは金と銀どっちですか。女神は叶姉妹です。美香女神が金、恭子女神が銀持っています。
818 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 22:03:07 発信元:111.86.141.147
正直に答えるのがセオリーだが嘘は既に・・・ここは一か八かの金?
一か八かの金八先生 「第三の道ベリリウムのボールで・・・て、あれこの話どこかでしたっけ?」
女神「正解!金です。褒美として貴方の股間にゴールデンボールを60個差し上げましょう。」
821 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/22(水) 23:48:38 発信元:124.146.175.21
822 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 00:06:11 発信元:61.204.0.203
60個のフグリ、即ち120個の金玉が鈴なりの股間からは酸っぱい汗の匂いが濃厚に漂っている。
823 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 00:39:56 発信元:219.125.148.99
石川遼「下ネタ好きじゃないんだ、悪いけど。」
「下ネタに近い、恋ばなの一部も嫌いなの?」と尋ねると、
825 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 00:59:18 発信元:218.222.64.63
タイガー「人類の歴史とは、セックスをしてガキをクソのように生んで死ぬの繰り返しなんだぜ。わかったか、チェリーボーイ」
826 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 01:06:21 発信元:210.136.161.161
石川遼「わかった。ありがとう!セックスメンヘラ!僕も
>>819の様に不気味な120個のフグリを装着出来る様に練習するよ!」
827 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 01:33:13 発信元:210.153.84.65
「ちなみに僕はチェリーボーイじゃないから」と石川はタイガーに怒ったように言った
「おいおい石川、TENGA相手で童貞捨てた気か?」タイガーの目にはいやらしい優越感が映る。
829 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 01:50:08 発信元:210.153.84.85
「じゃあ実際にその目で童貞かそうじゃないか確認してみたらいいじゃないか!?」と言うといきなりグリーンに走り自分のナニをチップインバーディーした。
830 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 01:50:17 発信元:210.153.84.98
石川の目が泳いだ。石川は明らかにTENGAと言う単語に反応したのをタイガーは見逃さなかった。
>>826(改訂)“”の部分。
> 石川遼「わかった。ありがとう!セックスメンヘラ!僕も“金八先生”の様に不気味な120個のフグリを装着出来る様に練習するよ!」
(理由)
>>821が故意にまたは勘違いで819(執筆者)とした為。 正確には
>>819にてベリリウムボールで申告したのは金八である。
タイガー「僕は今夜、19ホール(穴)目。」
すかさずハンカチ王子が登場!
斎藤「タイガー!俺達王子の邪魔はしないでくれ!営業妨害で訴えるぞ」
タイガー「何を言うんだい、ボクも“ハレンチ王子”同じ王子仲間じゃないか」
835 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 04:06:54 発信元:124.146.174.203
「なるほど」 斎藤と石川は意外とあっさり納得した
836 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 05:08:23 発信元:219.125.148.105
第四章 七英雄
837 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 06:13:42 発信元:210.153.87.97
「〜で働いていても、それだけが選択肢だったとは限らないな」と、
838 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 06:33:34 発信元:210.153.84.136
チラシの裏にでも書いとけ
839 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 07:38:11 発信元:210.153.84.12
英雄…それは
>>819の事である。なぜなら彼は60個のフグリ、即ち120個の睾丸が股間に鎮座しているからである。
農民A「おねげえでございますだ
>>819様…おらたちの村を救ってくだせえ」
841 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 08:03:59 発信元:210.153.87.98
「高齢者が簡単に農業を出来るシステムを作ってきたか?」と「井戸端会議」中に、
842 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 08:05:02 発信元:124.146.174.226
「俺たち侍が、なぜ百姓を助けなきゃならないんだよ。どうだい?
>>819!こんな村は捨て置きゃいいのさ。」
「土地が悪いなら集団ごと移動させるか?食事は重要だが」と穏健派の武士が、
844 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 08:18:19 発信元:210.153.87.1
「土地が悪いなら集団ごと移動させるか?食事は重要だが」と穏健派の武士が、
大事な事なので二度繰り返して言った。
846 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 08:26:36 発信元:221.119.8.26
「ちょっと待て!819の金玉は食糧になるんじゃないだろうか?」と調理方法の検討に入る。
847 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 08:29:33 発信元:202.229.176.149
「汚ねえなりしてぺこぺこしやがってよ。百姓が野武士に殺されようが、こんな村が無くなろうが、俺たちにゃ関係ねえんだよ。」
849 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 08:44:59 発信元:210.153.87.1
「武士が農民として成り済ます事は、歴史上あったのかねえ」と、教授がゼミで、
850 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 09:01:58 発信元:210.153.84.136
野武士A「ヒャッハー!ありゃ〜種モミだぜ種モミ〜!頂いていこうぜぇ〜!」
851 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 09:05:04 発信元:219.108.7.242
フグリがモミモミされたのでたくさんの819のタネが世界中にばら蒔かれました。
852 :
カービイ:2010/09/23(木) 09:08:47 発信元:122.24.104.22
しりとり侍と侍学校の侍が対決している。
853 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 09:46:18 発信元:210.153.86.73
侍「斬る前に問う。そこもとはいずれの者か。名乗られよ。」ぱちりと鯉口を切った。
854 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 09:57:20 発信元:210.153.84.7
しりとり侍「よ…よう!元気か?俺はしりとり侍。今日は
>>819の金玉を見せる為に来たよ。」
855 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 10:20:09 発信元:219.125.148.90
そこにトリック博士が血相を変えてやってきた
856 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 10:48:12 発信元:222.5.63.188
から周囲はどん引きした。
857 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 11:21:39 発信元:219.125.148.107
トリック博士「尖閣諸島は日本固有の領土じゃ薄汚い中国人はでていけ」
858 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 11:25:25 発信元:219.125.148.100
859 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 11:28:41 発信元:124.146.175.175
激怒する張飛。なだめる関羽と劉備。その様を見ていた孔明が言う。「秘策があります。それは…」
860 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 12:34:27 発信元:219.125.148.106
AKBの力を利用するのです
861 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 12:39:08 発信元:124.146.175.134
孔明「これを医学用語で…」
862 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 13:39:28 発信元:125.28.1.32
「色は四十八手と言います。」
英雄…それは839(
>>826)の事である。なぜなら彼は
>>60個のフグリ、即ち120個の睾丸が股間にある。
>>831でも書いたが、きちんと読め!続ける気がないなら書き込むな
819という人物は登場してない。
金八をさげたいにしてもストーリー上どうにでも出来るだろ?手間かけさせんな。
どうしても執筆陣の中からストーリーへ一般人を出したいなら
>>839自身で登場しなよ。
第三章 ネオムネオハウスの台頭 〜若者が惹かれる孔明の罠〜
孔明の案でススキノへAKB劇場(仮称SSK)を誘致することとなり現地へ劉備・石川遼・クルサードが派遣された。
そして、
>>819は立派な登場人物として認定されている。なぜなら
>>821の時点で既に登場しているからだ。
>>866が819認定の根拠にした“821は内容に誤り”がありオリジナルは無効なカキコミ。
既に不具合点は訂正済み。
以下、866氏が日本語を理解できてないので再度掲載
826(改訂)“”の部分。
> 石川遼「わかった。ありがとう!セックスメンヘラ!僕も“金八先生”の様に不気味な120個のフグリを装着出来る様に練習するよ!」
(理由)
>>821が故意にまたは勘違いで819(執筆者)とした為。 正確には819にてベリリウムボールで申告したのは金八である。
868 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 16:55:50 発信元:210.136.161.161
石川遼「
>>819さん。ススキノにAKB劇場を誘致して採算が取れますかね?」
869 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 16:59:58 発信元:202.229.176.23
>>819「ごめん。俺、中卒だから経営学的な事はわからん。」
「女神が金八と
>>819を間違えたという発想は出来ないのか」と劉備が横から口を挟んだ。
どーしても
>>866が登場人物として出演したい!出演しようとしているなら大歓迎。
発信元:124.146.175.40 認定も吝かでない。・・・と、付け加えておく。
無駄な争いを避け、ストーリーを円滑に進行する為の執筆者分離の考え方なので
例え叩かれても出演したいって奴が自己責任で出演すればいい。
ぬるぽ→ ガ みたいに
どうしたんだよお前ら…
石川遼「初音さん。ススキノにAKB劇場を誘致して採算が取れますかね?」 初音ミク「劉備さんの働き次第じね?」
(訂正)
>>869「ごめん。俺、中卒だから経営学的な事はわからん。」
第三章 ネオムネオハウスの台頭
〜若者が惹かれる孔明の罠〜 TAKE2(録り直し)
孔明の案でススキノへAKB劇場(仮称SSK)を誘致することとなり現地へ劉備・石川遼・モナコのホテルオーナーが派遣された。
878 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 17:40:56 発信元:219.125.148.97
前田敦子の引き抜きが重要だ
石川「少女時代に変更!AKBじゃ客こねーよ」
880 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 18:21:43 発信元:210.153.84.65
福来利「前田は俺の嫁」
881 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 18:25:17 発信元:219.125.148.89
少女時代とは何かね?
福原愛「少女時代とは 少々気がふれており、そのため生きてきた時間のほとんどを地下室に幽閉され過ごしているデスメタル系ロックグループ。」
883 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 19:21:10 発信元:61.125.217.231
元々は、原由子が歌ってたんだが、斉藤由貴ば歌う少女時代のほうが個人的には好きだな
884 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 19:27:51 発信元:124.146.175.1
そして、現在のボーカル&ギターはペニス一郎である。少女時代のフロントマンである。
ペニス一郎のドライバーは勿論かの有名な鈴木一郎(43)である
886 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 19:35:40 発信元:219.125.148.98
富永一郎大百科である
887 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 19:39:05 発信元:202.229.176.140
チンコロ姉ちゃんである
888 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 19:41:16 発信元:219.125.148.94
お笑い漫画道場と言えば
889 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 19:43:16 発信元:61.125.217.231
だん吉・直美のおまけコーナー
890 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 19:43:32 発信元:202.229.176.140
だん吉エバのおまけコーナーである
891 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 19:44:56 発信元:210.153.84.204
ペニス・一郎のおまけコーナーである。
鈴木一郎(43)「あの頃は札付きの悪だったよ」
893 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 19:47:30 発信元:219.125.148.105
川島直美の黒歴史であるのは有名である
894 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 20:15:21 発信元:219.125.148.98
川島なお美は否定している。
科学の超電磁砲 も連載7話目となり高架橋下の華僑たちのエピソードも佳境に差し掛かっていた。
テコ入れとして川島直美は不思議なおどりを踊った。
897 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 20:21:04 発信元:219.125.148.100
ダイワマンが現れた
898 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 21:02:16 発信元:122.24.104.22
川島なお美は魔女の釜煮込んでいる。何煮込んでいますか?覗いて言いですか僕に対し刀葉林から手招きしている
899 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 21:14:47 発信元:122.24.104.22
川島なお美が地獄で僕を釜茹でと猛吹雪している
900 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 21:40:44 発信元:124.146.175.131
お笑いマンガ道場をスペシャル特番で一夜限りの復活の企画が持ち上がった 早速、川島なおみにオファーしたが信じ難い返事が帰ってきた 川島「出ません!」
901 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 21:40:45 発信元:202.229.176.34
それをペニス一郎が大笑いしながら見ていた。
902 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 21:54:02 発信元:219.125.148.97
鈴木義司と富永一郎は激怒した
903 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 22:04:56 発信元:210.153.84.161
車だん吉は泣いている。
904 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 22:34:21 発信元:219.125.148.90
最終章 血洗島の惨劇
では、ピットアウトした車だん吉の車からホイールが外れ“地元”血洗島勢にみすみす勝ち星を献上してしまうのである
906 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 22:47:53 発信元:124.146.175.6
そして、このスレ最強の男ペニス一郎が立ち上がった。彼の瞳は闘う戦士の目をしていた。
907 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 23:09:42 発信元:210.153.87.1
だが、寝不足な様子。
908 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 23:09:52 発信元:210.153.86.39
その際彼は勢い余ってタンスに小指をぶつけ、打ち所が悪かったのかそのまま帰らぬ人となった
909 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 23:10:49 発信元:219.125.148.100
極度の寝不足で血を吐いて死んだ
fin.
911 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 23:12:27 発信元:210.153.87.1
…というのが、その地域に伝わる古くからの伝承だ。
912 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 23:26:29 発信元:219.125.148.97
そこは埼玉県血洗島、数多くの伝説が眠る呪われた地だ。
だが、血清の発祥地だったりと悪い伝説だけではない。
914 :
聖:2010/09/23(木) 23:42:58 発信元:218.224.36.196
915 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 23:55:41 発信元:210.136.161.7
埼玉県の西部の山奥の集落血洗島は“英雄ペニス一郎伝説”“血清発祥の地”と言う『陽』の顔と、“女性連続80人猟奇殺人事件”“呪いの首無し地蔵伝説”など『陰』の顔があった。
916 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/23(木) 23:58:42 発信元:219.125.148.107
前田敦子は営業のため血洗島に訪れていた。
前田敦子は“ペニス一郎伝説”と“女性連続80人猟奇殺人事件”の舞台となった、埼玉県某郡血洗島の心霊スポットロケを行っていた。
918 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 02:06:26 発信元:210.153.87.1
「何処が魅力なの?(反語」と訝りながら、
「敦子、それ反語やないでぇ」と、さらに訛った大島が続く。
920 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 02:32:49 発信元:210.153.87.98
「流れは彼方へ…」と、ある精神科医が、
超信地旋回で素早く方向転換していた
924 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 08:04:03 発信元:124.146.175.9
925 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 09:34:09 発信元:202.229.176.137
926 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 10:50:44 発信元:124.146.175.21
927 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 12:46:24 発信元:124.146.175.138
その頃、酒井法子は鼻唄まじりに鼻くそをホジっていた。
928 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 12:53:21 発信元:124.146.175.167
「あんたセレブな私のまえで鼻くそほじくるってどういうことよ!?お止めなさい!」と川島なお美は言った
929 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 12:56:42 発信元:124.146.174.197
なおみの秘貝は、既にしとど濡れている。
930 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 12:59:27 発信元:124.146.175.137
法子「川島超ウザイ。部屋のすみっこで壁でも舐めてな」
931 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 13:00:07 発信元:219.125.148.94
酒井法子「ババァはスっこんでな。」
932 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 13:21:24 発信元:124.146.175.134
車だん吉「あんたたち、何やってんのぉ〜。」
933 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 13:55:42 発信元:219.125.148.93
酒井法子「オッサンもスっこんでな。」
934 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 14:41:04 発信元:211.18.232.66
それを聞き間違えた谷啓がスッコろんだ。
935 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 14:59:06 発信元:210.153.84.166
谷啓「美の壺、あれはいいものだ…。」
936 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 15:10:05 発信元:219.125.148.100
と言いながら顔面を痛打!
チタン合金で出来た顔面から火花が散った。
“ガチョーン”と衝突音が世界中にこだました。
全てを上下だけで説明出来る訳が無い…左右や奥行きもある…と思いつつ、
第三匍匐で前進。
しりとり侍「よ…よう!元気か?俺はしりとり侍。今日は210.153.84.7の金玉を見せる為に来たよ。」
942 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 19:59:55 発信元:124.146.174.202
>>939 おまえいつもつまらん割り込みするけどさ、バカなの?
943 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 20:01:46 発信元:210.153.87.97
そのレスはスルーすれば良いのにwと多くの男女が何回もツッコミを心の中で、
猛烈な弾幕下さらに第四匍匐で藤原妹紅との距離を詰める酒井法子。
945 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 20:07:03 発信元:124.146.175.131
あのな、おまえの独り言は要らないんだよ
奇をてらった内容も意味不明
流れ止めるなよ
946 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 20:09:09 発信元:210.153.87.1
「次」と、
>>945こそ流れ止めるなよ。 少なくともあんたと違いのりPも出したりして上のレスを反映しているぞ
妹紅ならもこうへ行きましたよ
949 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 20:13:11 発信元:124.146.175.131
>>946 おまえ自分でスレたてろ
他人を引き込んで流れをつくる力無いんだから
おまえの独りよがりを見せられる人間の事も多少考えたらどうだ
↓何事もなかったかのように続きます!
951 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 20:16:19 発信元:124.146.175.132
「静かな夜だよね」と隣にいるペンギンに話しかけると、
と言いながら赤面する谷啓。その時の温度は約 1000゚Cにも達する
のかどうか甚だ疑問な訳であるが…
955 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 20:46:52 発信元:219.125.148.90
それを人は太陽拳と名付けた
956 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 20:50:31 発信元:210.153.87.1
…かの昔、某仙人が用いた、との都市伝説も米国であるそうだ…と、
ジェンキンス氏(寿司職人)は語った。
958 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 21:12:56 発信元:219.125.148.99
谷啓「ヘイ、カッパ巻き貰おうか。」
「やれやれ、初めてスレを立ててみたのだが、なかなかレヴェルは上がらないものだね」教授の嘆きが哀しく響いた。
「では、次の人類に期待しようではないか」と、荘厳な建物の前で、名誉教授が、
962 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 21:43:19 発信元:221.119.2.179
ハゲヅラとスワンの首が付いたバレリーナの衣装に身を包んで言った。
963 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 21:46:53 発信元:210.153.87.97
夢オチだろうなあと、話を聞いていながらオチを予想していた長身女子が、
964 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 21:48:10 発信元:219.125.148.94
志村けん「パクんなよ‥」
>>959 流れ止めるなよ!
おまえの独り言は要らないんだよ
荒らし(959)に荒らし扱いされる筋合いはない。 奇をてらい
>>951への忠告をよそおってる様だが、説得力ないんだよ。
本文どーぞ
そして志村けんは、はくたか で旅に出た。
967 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 22:03:30 発信元:122.24.104.22
ここは天界です。女神とかぐやと乙姫と雪女と天女います。地獄には針山の女神います。ここから天界と地獄舞台にします
女神に扮する叶姉妹 が待機モードに。
969 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 22:27:08 発信元:122.24.104.22
叶姉妹様僕のために天界と八大地獄について教えてください。叶姉妹様お願いします。
他のみなさんに言いますが次は天界と地獄舞台にして登場人物は
女神と叶姉妹と雪女と天女と刀葉林の女神
でスタートしてください
それ以外の舞台設定にしないでください
僕のために天界と地獄舞台で
天女と叶姉妹と雪女とかぐやでお願いします
僕のためにこの設定で作ってください
お願いします
>>951氏へ >947はあくまで>945が話の流れを止めた事への連絡なのでリレー小説としての扱いをせずそこは読み飛ばして本文を読んで下さい。
あと、
>>959は荒らしそのものなのでスルーして今後関わらない方がいいですよ。
972 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 22:41:01 発信元:210.153.84.229
>>965 「奇をてらう」って意味わかってないだろ
973 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 22:48:14 発信元:210.153.84.168
発信元:210.153.87.98 [sage]
発信元:123.108.237.25 [sage]
おまえら二人リレー小説スレに来ずに
自分でスレ立てとけ
さもなければ
チラシの裏使ってリレーしとけ
>>972 「奇をてらう」って意味わかってないだろ
969のつづきから↓
977 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 23:40:18 発信元:202.229.176.34
志村けんは死んだ。
>>951氏へ >947はあくまで>945が話の流れを止めた事への連絡なのでリレー小説としての扱いをせずそこは読み飛ばして本文を読んで下さい。
あと、
>>959は荒らしそのものなのでスルーして今後関わらない方がいいですよ。
979 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 23:43:17 発信元:202.229.176.33
それを女神と叶姉妹が天界に優しく迎え入れた。
>>973 発信元:210.153.87.98 [sage]
発信元:210.153.84.168
おまえら二人リレー小説しとけ
> チラシの裏使ってリレーしとけ (意味不明)
981 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 23:44:13 発信元:210.153.84.71
210,153.87氏へ
スレッドも終わるのではっきりと云っておくが、
君の文体(スタイル)には、
高尚な作品に見られるような、句間行間から溢れ出、匂いたつような品格品性がまるでない。
かと云って、筋書きの妙で読み手を惹き付ける工夫をするでもなく、自己の中に具有するいわば断片知識とでも言うべきものを、言葉で継ぎ接ぎしているだけであって、
まるで其処等の看板標識を出鱈目に見せられているような稚拙さを覚える。
恐らく君の心根には、ここに在る自分以外全ての書き込みは、下司な蔑むべきものであると云う、一種の思い上がりとも云うべき感情があるのではないだろうか。
無論それは一向に勝手だが、君の独り言は独り言として、廣告の裏紙にでも書き連ねるべきであろう。
以降氣を付け給え。
983 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/24(金) 23:45:31 発信元:118.159.131.37
志村は、死ぬ前訪れた居酒屋の出来事を日記にしていた。そこには、ペニス一郎と福利次郎の飲み比べバトルが克明に記されていた。
春なのに(南半球が)春なのに死んだ志村けん。
>>981 一行リレー小説になにを求めてるかはそれぞれ、あんたは三行スレでトリック博士でもやっておけよ。
おもわぬ展開、オシオとか法子とかチョナンカンとか犯罪者バンバン出ているのに
今さら奇をてらうも何もないだろ?
たまたまあんたの想定範囲を超えただけ、あんたに発想がなかっただけの事だよ。
985 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/25(土) 00:01:38 発信元:210.136.161.11
飲み比べはどちらも人間の常識を超えた飲みっ振りであったが、勝負を征したのはペニス一郎であった。
986 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/25(土) 00:02:09 発信元:219.125.148.96
トリック博士「これは血洗島の祟りじゃ」
987 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/25(土) 00:03:25 発信元:210.153.84.70
>>984 お前が勝手にキャラを登場させているんじゃないの?
オシオとか法子とかチョナンカンとかペニス一郎とか肛門切れ痔郎とか。
989 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/25(土) 00:05:43 発信元:210.153.87.1
極上をさらりとお書きになる事で周りを悟らせる頻度?と、
>>971が聞かれ、
990 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/25(土) 00:06:46 発信元:219.125.148.98
そこにブラックジャックこと間黒男が血相を変えてやってきた
黒男「トリック博士!外野がうるさいが俺たちで一応の終わりを迎えよう。それが俺たちのけじめってやつじゃないだろうか?」
993 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/25(土) 00:09:43 発信元:210.153.87.98
「生きてこそ次を迎える事が出来る、そうそう死にたいなどと思うものではない」と
994 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/25(土) 00:11:32 発信元:219.125.148.89
トリック博士「黒男君、これは少し冷却期間をおいたほうがいいかもしれんの」
995 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/25(土) 00:11:37 発信元:118.240.173.17
キリコが毒薬を持って走ってきた「安楽死どう?」
996 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/25(土) 00:13:39 発信元:210.153.87.98
「日本の医師がする事じゃあない!人の命を何だと思っているんだ!」と
黒男「死ぬにはまだ早い。だが、このまま続けるのもシベリアの良民には迷惑かもしれない。くそ、神よ、医者はなんのためにいるんだ!」
998 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/25(土) 00:16:29 発信元:118.240.173.17
ヒャッハー999ゲット!
↓
おまい1000
999 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/25(土) 00:16:33 発信元:210.153.87.1
「人の生死を決めるなどと思うのはおこがましい」と誰かが言っていたような…と
1000 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/09/25(土) 00:16:51 発信元:219.125.148.107
医学で人を救おうなどとおこがましいとは思わんかね?
1001 :
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i・'"'',━' '・"'"''` ━''`'・" ''"・'`',"、''・''"`;, ' 。 ο
ο,.┃ SiberiaRailway. ,. ;: 終着駅についても旅はまだ続く…
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┃o Сибирь ;: o ,.:-一;:、 ,.
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