（ ＾ω＾）ブーン系小説シベリア図書館のようです★18

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　　　　　　　 (；´･ω･`). 　　　　川 ﾟ -ﾟ) ｻﾜｸﾞﾅ .{ﾆ}ゝd　*ﾟ�听）　　　　　zzz…!?
　　　　　　　（⊃|￣| ノ　　　　 （ｒつ 　｀ヽ　　　　ﾘ　 （__]っ⊂彡☆))ﾟω-）、＿
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　　　　　　　　　のんびりブーン系について語ったり、規制の避難地に。
　　　　　　　　　当館でブーン系を楽しむのはいかがですか？

前スレ
（　＾ω＾）ブーン系小説シベリア図書館のようです★17
ttp://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1276460239/

（　＾ω＾）ゞ 館長のブーンですお

（　＾ω＾）まずは僕の説明を聞いてほしいお！


◆シベリアの住民さんへ

ブーン系小説とは、2chAAキャラ（小型）を使用した読み物群のことです。
表現形式も様々で、純文学に近いものから、AA主体のものまで多岐に渡っています。
読みやすく書きやすい、誰でもウェルカムなジャンルとなっております。

当館は作品感想、絵投下などを歓迎しております。
その他、いろいろ勝手が分からないときは、お気軽に住民にお尋ねください。


当館では作品を投下することが可能です。
しかし、図書館は公共の場ですので、以下のルールをお守りください。

☆シベリア図書館での投下のルール

・基本的に30レス以下推奨です。
それ以上の場合は連載システム(後述)を取る、あるいは避難所やVIPに投下をしてください。
・ながら投下(作品を書きながら投下すること)は禁止です。
・他の人が投下していた場合は、投下できません。その人の投下が終わるまで待ちましょう。
・感想、批評が貰いたい際にはその旨を告げましょう。
・自虐と卑下の禁止。堂々と投下しましょう。

◆ブーン系の住民さんへ

当館はブーン系とシベリアの共生スレです。
VIPとは違うルールがあるので、ご確認を。

「単発スレ、連載スレなどはシベリアでは　絶　対　立てないようにしてください」
立てるようなバッボーイは、こちらへ誘導するとともに、スレ削除を依頼しましょう。

・スレ進行は、作品投下時以外なるべくsageでお願いします。
・さるさんはvipよりも強力ですので、投下時にはご注意ください。
・保守はほとんど必要ありません。
・絵スレとしてもご利用ください。

↓シベリア観光案内所です。シベリアについて知りたい方はこちらをどうぞ
ttp://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1247659946/l50

シベリアAA物語
　　 i･'"'',━' '･"'"''` ━''`'･" ''"･'｀',"､''･''"`;,　'　　　　　　　　　｡　　　　ο
ο,.┃　SiberiaRailway. 　 　 ,.　　　　　 　 ;:これはシベリア民の聖典、とも言うべきお話です。
　　┃　　　　 ο　　　　　｡　　　　ﾟ　　ο　┃日本に日本書紀、ユダヤに旧約聖書、ギリシャにホメロスが
　　┃o　　　　　Сибирь　　　 　 　 ;: o　　 ,.:-一;:､　　　　,.あったように。
　　┃　ο　　　　　　｡　　　ο 　 ,. 　 　 　 i:　　｡ ﾐ;;:;,. _,.;:ﾞﾐ 'ο　　　　　｡　　　　ﾟ
　　┠──────────────‐;　, 　r( ´・ω・)　　o
　　┃←1001　o　　　ﾟ　　　　　　｡　　1→ ;;　 　ﾂｨｰ=ニ彡'　　　　　　　　　　ο
　。┣━━━━━━━━━━━━━━･i 　 〜'ｌ　 つとﾉ　　　,.　　ﾟ
,, ._.┃_,,_o,　__ ＿ ,_　.,.｡ﾟ.　＿　,　__ο_. ,_　;|!,　..,,:;;;ｕ‐―ｕ' __ ＿ ,　.,._,o　,､,. , _.,,
ﾄ ';:''`'';"'' ﾟ;　''"'::"' ';:　'';"' ﾟ;;:ﾞ''"'::　 'ﾟ';;　' "' ;:;'' 'ﾞ'　; '' '';;:' ''ﾟ;:;:''"'';"'' :"' 'ﾟ　 ''ﾟ;:;:'";:
|　''　　　::　'　　　::　　　　;ttp://wald.xrea.jp/siberia/←まとめサイト

また、当館では作品を連載することが可能です。ただし、以下のルールをお読みください。

◆シベリア図書館連載規定(※※改定されました。再度ご確認をお願いします※※)

・期間は一ヶ月以内。総投下量はおおよそ200レス以下でお願いします。
・一回の投下量は30レス以内にする
・一ヶ月以上過ぎた、あるいは過ぎそうな場合は、したらば避難所に移行をしてください。
・作品名の統一を心がけてください。
・成り済まし防止として、トリップをつけるのもいいかも知れません。
・スレを跨ぐ際は、次スレの投下前に以下の対策などを取り、新規でも読める配慮を心がけてください。
1.今までの投下分をまとめたサイトのURLを開始前に貼る。
2.今までの投下分を避難所等に投下し、そのURLを開始前に貼る。

繰り返し言いますが、
ブーン系の単発、連載スレ立てはシベリアでは御遠慮ください。
スレ立て作品は、VIPやしたらば避難所でお願いします。

ニュース速報(VIP)
tp://yutori7.2ch.net/news4vip/subback.html
ブーン系小説スレ避難所
tp://jbbs.livedoor.jp/otaku/6178/
新設 （　＾ω＾）ブーン系避難所のようです (禁止ワードなし)
tp://jbbs.livedoor.jp/sports/37256/

避難所の長編投下をする作者は、シベリア図書館内にて
30レス以内のプロローグ（一話目が30レス以内なら丸ごと）を投下してもOKです。
それ以降は避難所へ投下をお願いします。

宣伝に関しては、今まで通り避難所に投下前に、タイトルとURLと投下するよ。と
短くていいのでやるのを、楽しみにしている読者もいるので是非お勧めします。


（　＾ω＾）このスレは開拓されて間もないんだお！　意見や提案があったらバシバシ書きこんでくれお！

（　＾ω＾）イベントとか、やりたいことも遠慮なく言ってほしいお！

◆図書館専用シベリア郵便局
ボランティアによる、VIPへ『ブーン系小説スレ専門』代理レスの機能

○配達員への諸注意

＊規制されたときはお互い様です。積極的に配達しましょう

＊代理レスは正確にコピペしましょう
　総合で、VIPへスレ立て代理をする時同様、事前に一声かけると親切です
　誤爆しないように心がけましょう

○頼む場合の諸注意

＊代理を頼めるのは
　・乙や保守
　・投下中規制などでの連絡や誘導
　・総合への絵代理投下
　・その他安価付きレス

＊支援は配達員の時間を制限してしまうので、頼むのは控えましょう
　代わりに、短い感想などのコメントをつけた乙運んでもらうと作者に気持ちが伝わります

＊また、頼む時は出来る限り下のテンプレを使いましょう
【代理先スレURL】
【名前欄】
【メール欄】
【本文】↓

【Ｑ＆Ａ】
Q．…投下してもいいの？（　･∀･）
A．（　＾ω＾）　　他の作品が投下されていない限り自由だお。

Q．なんか他の話題で盛り上がってるし、いきなり投下するのは気まずいぞ　（´<_｀　）
A．（　＾ω＾）　　そういう時は「投下する」とか言って会話を中断してほしいお。投下していいかどうかなんて、聞かないでくれお

Q．叩かれるのが怖いよ…(-＿-)
A．（　＾ω＾）　　卑下、自虐、謙遜は叩かれる元だお。　堂々と投下すればいいだお。

Q．他の作品が投下されてる途中みたいっぽ……(*‘ω‘ *)
A．（　＾ω＾）　なら、今は支援にまわってほしいお。　自分の作品を守ることにも繋がるお。

Q．タイトル？ トリップ？ めんどくせーな　(・∀ ・)
A．（　＾ω＾）　まとめさんのために名前欄は最初から最後まで統一してほしいお。安価でまとめるのも推奨だお。

Q．書き溜め無理ｗｗｗながら投下してやんよｗｗｗｗｗ　m9(＾Д＾)
A．（　＾ω＾）　　「ながら」や「長期連載」はVIPの自スレ、避難所でやれお。　立たないなら代理を依頼すれば代わりに立ててやるお。

Q．あのスレって…　('、`*川
A．（　＾ω＾）　　悪口はそのスレに行って直接言って欲しいお。　ここはそういう場所ではなく、みんなの場所なんだお。

Q．絵を投下したいんだけど下手くそなんだぃょぅ…(=ﾟωﾟ)ﾉ
A．（　＾ω＾）　　最初からうまい人なんていないお。　ここには絵師もたくさんいるから、アドバイスを貰うといいかもしれんお。

Q．どうしたらいいんでしょう、投下したらAAがズレまくるんですの……|ﾟﾉ ＾∀＾）
A．（　＾ω＾）　　書いているソフトのフォントの設定はMSPゴシックになっているかお？　このスレでテストしないでほしいお。

Q. 長編はどのくらい書き溜めるんだゴルァ？(,,ﾟДﾟ)
A. （　＾ω＾）　　人によって変わるけど、自分が区切りが良いと思ったところでいいと思うお。ながらもアリだお。

Q. ミセリの髪型ってどうなってんだ？＜＿プーﾟ)フ
A. （　＾ω＾）　　お前が言うなお……。 文字通りだお。　AAを見て思った通りに描けばいいんだお。

Q. AAのキャラがよくわかんないんです…（　＞＜）
A. （　＾ω＾）つttp://www.google.co.jp/ これで調べて、それでも分からなかったら自由に書くんだお。

Q. ……（電話で書きためるとAAが変になる） ( ∵)
A.（　＾ω＾）　　AUはメールで書くと半角カナが全角になるらしいお。　それさえ気をつければ大丈夫だと思うお。

Q. AAの顔が変だと言われたんだが……('A`)
A.（　＾ω＾）　　テンプレをコピペするといいお。　携帯なら下のメニューの"写"をクリックだお。

Q. 長中短編の区切りがわかんないんじゃがのぅ……/ ,' 3
A.（　＾ω＾）　まとめさんの分類を参考にするといいお。
　　　　　　　一応30レス以内→総合短編、1スレ内→短編、一カ月以内完結→中編、それ以上→長編　っていうイメージだお。

Q.支援って何なんですか……r( ´・ω・)
A.（　＾ω＾）　連続投稿に対する規制「ばいばいさるさん」を防ぐための、読者の書きこみだお。



　（　＾ω＾）スレ立て作品はシベリアでは御法度なので、VIPに行くか、したらば避難所でお願いするお。
　　　　　　　投下開始するときに、ここのスレで呼びかけるのは全然アリだお。

　（　＾ω＾）　それと、このスレは批評、作品案内なども受け付けてるお。
　　　　　　　詳しくは住人に聞くといいお。

△まとめサイト （小説）
▼オムライス
ttp://vipmain.sakura.ne.jp/
▼ブーン芸VIP
ttp://boonsoldier.web.fc2.com/
▼ブーン系小説グループ
ttp://boonnovel.g.hatena.ne.jp/
▼内藤エスカルゴ
ttp://localboon.web.fc2.com/
▼面白蛇屋
ttp://hebiya.blog40.fc2.com/
▼７xまとめ　−　（　･∀･）ブーン系小説
ttp://nanabatu.web.fc2.com/boon.html
▼mesimarja
ttp://mesimarja.blog74.fc2.com/
▼くるくる羅針盤
ttp://kurukururasinban.blog33.fc2.com/
▼くるくる川 ﾟ -ﾟ)
ttp://kurukurucool.blog85.fc2.com/
▼らいぶらリズム
ttp://librarism.web.fc2.com/
▼短い（　＾ω＾）のようですブログ
ttp://iroirotunpeni.blog11.fc2.com/
▼ひとくちlw´‐ _‐ﾉvくりぃむ
ttp://potenta.blog13.fc2.com/
▼(,,ﾟдﾟ)ブーン系まとめブログを目指すようです
ttp://8215205.blog12.fc2.com/

▼BoonStyle─ブーン系小説まとめ─
ttp://boonstyle.web.fc2.com/
▼内藤的生活　
ttp://naitoutekiseikatu.blog31.fc2.com/

▼ブーン系小説まとめのまとめ
ttp://matonenomatome.blog3.fc2.com/
▼くそみそイズム
ttp://boonkusomiso.suppa.jp/
▼そのたの（ ・−・ ）ようです（絵・感想まとめ）
ttp://sonotanoyodesu.blog107.fc2.com/
▼（　＾ω＾）ブーン系小説スレ勝手にピックアップ
ttp://p2p.neontetra.net/boon/
▼（　＾ω＾）ブーン系小説とか読み物とかの倉庫
ttp://www7.atpages.jp/mesimarja/boon/
▼ブーン系小説まとめ事情
ttp://blog.livedoor.jp/likealive/
▼偽まとめニュース
ttp://d.hatena.ne.jp/nisematomenews/
▼専用うｐろだ
ttp://boonpict.run.buttobi.net/
▼ぶんてな
ttp://noirs.web.fc2.com/bontenna/
▼避難所 （小説）
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/6178/
▼（　＾ω＾）ブーン系避難所のようです
ttp://jbbs.livedoor.jp/sports/37256/
そのほかのブーン系関連リンク集はこちら（ttp://boonkei.wiki.fc2.com/）

【AAテンプレその１】
（　＾ω＾）内藤ホライゾン　ξﾟ�听)ξ ツンデレ ('A`)ドクオ　川 ﾟ -ﾟ) 素直クール ζ(ﾟーﾟ*ζデレデレ
　 _
(　ﾟ∀ﾟ)o彡゜ジョルジュ長岡　ﾉﾊﾟ�听) 素直ヒート　(´･ω･`)ショボーン　（｀･ω･´） シャキン

（　´∀｀） モナー　（　･∀･） モララー　(,,ﾟДﾟ) ギコ猫　(*ﾟーﾟ) しぃ　(*ﾟ∀ﾟ) つー　(#ﾟ;;-ﾟ) でぃ

/ ,' 3 荒巻スカルチノフ　ミ,,ﾟДﾟ彡 フサギコ　（　´_ゝ`） 兄者　（´<_｀　）弟者

(*‘ω‘ *) ちんぽっぽ　（　＞＜） わかんないんです＝ビロード 　( <●><●>) わかってます

<ヽ｀∀´> ニダー　( ,,＾Д＾) タカラ　(　＾Д＾) ﾌﾟｷﾞｬｰ　*(‘‘)* ヘリカル沢近　川д川 貞子

(・∀ ・) 斉藤またんき　(-＿-) ヒッキー　(　´ー｀) ｼﾗﾈｰﾖ　(=ﾟωﾟ)ﾉぃょぅ　( ﾟдﾟ ) こっちみんな

从'ー'从 渡辺さん　('、`*川 ペニサス伊藤　从 ﾟ∀从 ハインリッヒ高岡　（　ФωФ）杉浦ロマネスク

|ﾟﾉ ＾∀＾）レモナ ( ∵) ビコーズ　(　ﾟ∋ﾟ)クックル　lw´‐ _‐ﾉv 素直シュール　J( 'ｰ`)し ｶｰﾁｬﾝ

※ショボーンはショボン、ツンデレはツン、デレデレはデレ、ハインリッヒ高岡はハイン、
素直クール・ヒート・シュールはそれぞれクー・ヒート・シューと書かれることが多い。

【AAテンプレその２】


＼(^o^)／人生ｵﾜﾀ　| 　＾o＾　|ブームくん　　|　^o^　| いとこのゆうたろう　 ／^o^＼ ﾌｯｼﾞｻｰﾝ

　＠＠＠
＠#_、_＠　　　　　 _、_
　(　 ﾉ`)　母者　( ,_ﾉ` )y━･~渋澤さん(おじ者)　 ∬´_ゝ`) 姉者　l从･∀･ﾉ!ﾘ人 妹者 o川*ﾟーﾟ)o 素直キュート

　彡⌒ミ
（　´_ゝ`）父者　/ ﾟ、。 ／ 鈴木ダイオード　|;;;;| ,'っﾉVi　,ｺｺつ 榊原マリントン　（-@∀@）アサピー　( ,'3　)　中嶋バルケン

ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ ミセリ　(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ 都村トソン　(´・_ゝ・｀)盛岡デミタス　(　･３･) ぼるじょあ （゜３゜）田中ポセイドン

＜＿プーﾟ)フ　エクストプラズマン　,(・)(・), シャーミン松中　（　＾＾ω）マルタスニムは瀬川　( ∴)　ゼアフォー

（ ｀ﾊ´）シナー　　(‘_Ｌ’)フィレンクト （ ・□・）ブーン 　ﾊﾊ ﾛ -ﾛ)ﾊ ハローさん　【＋　　】ゞﾟ) 棺桶死オサム

(’e’) セントジョーンズ　 ｜(●),　 ､(●)､｜ ダディクール　(　＾ω＾)　西川ホライズン　川 ﾟ 々ﾟ)　素直くるう

('(ﾟ∀ﾟ∩ なおるよ　爪'ー`)y‐フォックス　(//‰ ﾟ)サイボーグ横掘 ▼･ェ･▼ ビーグル (・(ｴ)・) クマー　⌒*ﾘ´・-・ﾘ　リリ

　　　〃∩ ∧＿∧
　　　⊂⌒（ 　・ω・）　　　　 佐々木カラマロス大佐 　 (=ﾟДﾟ) シベリアタイガー先生 　川*｀ ゥ´)素直ヒール
　　　　　｀ヽ_っ⌒/⌒ｃ

【AAテンプレその３】

Ｎ| "ﾟ'`　{"ﾟ｀lﾘ　阿部さん　（　 ﾟ∀ﾟ ） アヒャ　（゜д゜@ あらやだ　彡 l ｖ lミ 鈴木　(　l v l) 宗男

〈::ﾟ−ﾟ〉 ぃし　（；ＴДＴ） モカー　||‘‐‘||ﾚ　カウガール　（　‘∀‘） ガナー　i!iiﾘﾟ ヮﾟﾉﾙ　花瓶

ｲ从ﾟ ｰﾟﾉi､　狐娘　从´ヮ｀从ﾄ　狸娘　 ﾘi､ﾟｰ ﾟｲ｀!　狼娘　(　"ゞ)　デルタ関ヶ原

ﾘハ´∀｀ﾉゝ　モナ子　从ﾘ ﾟдﾟﾉﾘ 　ギコ子　li ｲ ﾟ -ﾟﾉl|　雪苺　 (ノﾘ_ﾟ_-ﾟﾉﾘゝ ギコアイス　ヽｉﾘ,,ﾟヮﾟﾉi　スパム

|::━◎┥ 歯車王　（十） 原子王　/▽▽　電気王　／◎　） ＝|　）　蒸気王　 ［ Д`］ エンジン王

爪ﾟーﾟ) じぃ　爪ﾟ∀ﾟ) づー　爪ﾟAﾟ) ぬー　（ ・−・ ） シーン　ﾉﾘ, ^ー^）ｌｉ ジャンヌ

( ´W｀) シラヒーゲ　（　・∀　 ∀・）　奇形モララー　（;;・∀・;;） 黒マララー　ﾘ´−´ﾙリル子さん

<(' _'<人ﾉ 高崎美和さん　<ﾟДﾟ=> ギコタイガー　(=ﾟдﾟ) トラギコ　< ﾟ _･ﾟ> ギコイヌ

ﾊｿ ﾟ−ﾟﾘ　なちっ娘　（　｀ー´）　ネーノ　（　ノＡヽ）　ノーネ　　　　　　 　 ,.:-一;:､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾐ;;:;,. _,.;:ﾞﾐ
(ﾟAﾟ* )　のーちゃん　| l| ﾟーﾟﾉl　�･(女末) 　ミ*ﾟ∀ﾟ彡　ふー　　　　　 ,r(・ω・｀　)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾂｨｰ=ニ彡'
ｨ'ト―-ｲ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ つと　ﾉ〜
以`ﾟ益ﾟ以　イトーイ増井　　￥・∀・￥　マニー　（　　ﾟ￥ﾟ）　偽モナー 　ｕ‐―ｕ'　　ショボーンビッチ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（　＾ω＾）AAテンプレは以上だお　当館はいついかなるときも、ブーン系を愛する作者と読者、そして未来の作者達を応援するお

【シベリア図書館で企画中の機能一覧】

◆完結作品記念カード発行
・連載完結作品の簡単な記録レス

◆共有お題、共有お題による品評会
・皆で共有するお題の提示。議論の余地アリ?

◆図書館専用シベリア郵便局
・VIPへの代理レスの機能。

◆紹介タイトル、新刊イベント記録帳
・スレの動きのまとめ。900レス以降、新スレになってから？

◆シベリア図書館資料室
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/sports/37256/1269415049/


詳しくは住民にお尋ねください。

※今後、増設したり消滅する場合があります。

【シベリア図書館で、前スレより連載中の作品】


・シベリア図書館戦争のようです
ttp://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-371.html

・（　＾ω＾）と不思議な建物のようです
ttp://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-398.html

以上、テンプレでした

>>1乙です！

いちおつです

乙乙！

いちおつ！

いちもつ

こっちにも>>1乙

>>1乙

一回読んだことのあるブーン系小説を探してるんだけど、見つからないんだ。
誰か知ってる人いたら題名教えて欲しい。
ネタバレだからメール欄に書こうとしたけど入らなかった。以下に書くけど注意してほしい。
もしかしたら別の話混ざってるかも…

ﾌﾞｰﾝが部屋を訪れていく/ﾛﾏﾈｽｸが猫、ﾌﾞｰﾝが殺した/解読できる詩が出てくる/ｷﾞｺとﾛﾘなしぃの話/兄者弟者の兄弟愛

わからんな

これだな
（　＾ω＾）変わった人達のようです
http://vipmain.sakura.ne.jp/end/569-top.html

書き溜めてるのが行き詰まったから軽いお題くれ

>>26
食事

>>26
ハートフルボッコ

把握。あと一個くれ

>>29
禁断症状

把握した

>>25
ありがと、読み返したかったから助かった。

お題くださいなんです＞＜

>>33
小島よしお的な動き

>>34
把握！　ありがとう！
どう使えばいいんだろうｗｗｗ

また規制だよ…ハァ…

４時間で再規制されたauよりはマシだらう

auカワイソスwwwwww
pcも携帯も規制されてない俺勝ち組wwwwww
クソスレしか立ててないがなwwwww

auも規制か…

作品でも考えるか

以前から読み専だったが、作者デビューしてみたいな
シベリアの皆なら優しいはず！
ということで、書き溜めがんがる

>>40
がんがれ

>>40
楽しみにしてるお

>>40
待ってるよ

お題消化でけたから投下するおー。

wktk支援

さっさとしる

　俺の名はドクオ、ぼっち高校生。

今日も一人で机に突っ伏し、時が過ぎるのを待ちわびる。

('A`)（あー…早く世界が滅びないかなぁ…）

（　＾ω＾）「ツーン」

ξﾟ�听)ξ「何よ、ブーン。なんか呼んだ？」

（　＾ω＾）「一緒にご飯食べるお。おっおっおっ！」

('A`)（……あいつらは）

　クラスでもバカップルと噂の、ツンブンコンビだ。

　なんでわざわざ俺の近くで飯を食うんだろう。あぁ死にたい。


('A`)死ねばいいのに！のようです

王道支援

あれ？俺の高校時代じゃん
支援

(*ﾟーﾟ)「ギコくーん、お弁当持ってきたよー」

(,,ﾟДﾟ)「お、ちょっと待ってくれ。これ終わったら移動すっから」

(*ﾟーﾟ)「待ちきれないから、もうここで食べよ？」

(,,ﾟДﾟ)「マジで？　教室で食うのってなんか恥ずかしいんだけど」

('A`)（げっ……）

　こいつらはギコとしぃの幼なじみカップルだ。なんで今日に限って教室で食うんだよ……。

ﾉﾊﾟ�听)「ロマあぁぁぁぁぁぁぁぁ！！　飯だぞおぉぉぉぉぉぉぉ！！」

（　ФωФ）「うるさいである。昼ご飯ならどっか別の場所で食べるであるぞ」

ﾉﾊﾟ�听)「腹減った！　我慢できんっ！！」

（ ;ФωФ）「分かった、分かったである。それならここで食べるである」

('A`)（ぐへぇ……）

　更にはヒートとロマネスクの体育会系カップルにまで囲まれた。

　神は俺に死ねと言っているのだろうか。神様死ね。

天をもおそれぬ奴め支援

('A`)（我慢しろ俺……昼飯が終わるまでの辛抱だ俺……）

　右手にツンブン、左手にギコしぃ、後ろにヒーロマ。

そして不幸なことにこの日の俺は、弁当も財布も忘れていた。

　トイレに逃げる手も考えたが、急に起きだした俺を不自然に思われたら気まずいので、

限界まで我慢することにする。

（　＾ω＾）「おっ！　ツンの卵焼きは美味しそうだおね」

ξﾟ�听)ξ「あ、コラ！　ご飯食べる時は刺し箸するなっていつも言ってるでしょ！」

（ ;＾ω＾）「お……ごめんだお……」

ξﾟ�听)ξ「子供じゃないんだからマナーくらいちゃんとなさい？」

（　＾ω＾）「……だったら、ツンがぼくに食べさせてくれればいいお」

ξ*ﾟ�听)ξ「えっ！？」

（ *＾ω＾）「冗談だおｗｗｗｗ真に受けちゃって、ツンかあいいおｗｗｗｗ」

ξ//��/)ξ「もうっ、死ね馬鹿！」

('A`)（何こいつら……ウゼェ。死ねばいいのに）

　学校でイチャつくなよ、主に俺が迷惑だから。是非とも死んで詫びて欲しい。

またこういうのか
しえぬ

支援

　あまりのラブオーラに耐えかねた俺は、横のバカップル改め馬鹿どもに気づかれないように、ひっそり逆を向いた。

(*ﾟーﾟ)「ねー、ギコくん。あーん」

(,,ﾟДﾟ)「何してんのお前。ちょっと引くわ」

(*ﾟーﾟ)「えー？　彼女があーんしてあげてるのにノリ悪いぞ？」

(,,ﾟДﾟ)「アホか、みんな見てるだろ」

(*ﾟーﾟ)「他に人がいない時は普通にやるのに……」

(,,ﾟДﾟ)「それとこれとは話が別！……あー、突っ込んだら喉乾いた」

―――ゴクリ

(*ﾟーﾟ)「あ、それ私が口つけたやつ……」

(,,ﾟДﾟ)「おっと、間違えた。後で買って返すわ」

(*//ー/)「……これって、間接キス、だよね？　なんか、ちょっと嬉しいかも……」

(,,ﾟДﾟ)「お前……あーんは恥ずかしがらないのに間接キスは照れるのかよ」

('A`)（こっちがアホかって言いたいわ……死ね）

　なんだこれ。このクラスはあれか？俺の知らない間にエロゲの世界になったのか？

俺が主人公じゃないエロゲは死ね。

しえ

　あぁウゼェ。どいつもこいつも死ねばいいのに。

けれど相変わらず席を立つ勇気はなく、声を少しでも遠ざけようと

泣く泣く顔を両腕に深く埋める俺。

ﾉﾊﾟ�听)「ご飯うめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！」

（　ФωФ）「ヒーのご飯はいつもシンプルであるな。ご飯と梅干しだけで足りるであるか？」

ﾉﾊﾟ�听)「日本人ならご飯以外におかずはいらあぁぁぁぁぁぁぁぁんっ！！」

（　ФωФ）「食べながら喋るのは止めるである。我輩もヒーもご飯粒まみれになるから」

ﾉﾊﾟ�听)「おぅ、すまん！！」

（　ФωФ）「口周り汚れてるであるぞ。拭いてやるからこっち向くである」

ﾉﾊﾟ―ﾟ)「むっ……むむぅー……」ゴシゴシ

（　ФωФ）「ほら、綺麗になった」

ﾉﾊ^�竸)「ありがとう！　ロマはお母さんみたいだな！！」

（　ФωФ）「ヒーが子供っぽいだけであるよ」

('A`)（……死ね。路上で犬死にしろ）

　ヤバい、そろそろ俺泣きそう。むしろ俺が死にそう。

これは辛いなｗ
支援

ヒーって略すのがuzeee!!
しえん

ξﾟ�听)ξ（＾ω＾　）イチャイチャ

(,,ﾟДﾟ)(ﾟーﾟ*)ベタベタ

ﾉﾊﾟ�听)（ФωФ　）ラブラブ


('A`)（カップル消えろ悶え苦しめ別れろ絶滅しろ消えろいやむしろ死ねどいつもこいつも死ね……）

('A`)（死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね）

　心の中でありったけの毒を吐いても奴らには届かない。

拳を強く握っても、奴らを殴る訳にはいかない。

だってこれ、ただの逆恨みだもの。上手くいってるあいつらを妬んでるだけだもの。

　あ、ヤベ。ドックンピンチ。そろそろ我慢の限界。禁断症状で膝がぷるぷる震えてる。


('A`)（あああああああああああ……）

―――ガタッ

（　＾ω＾）「……なんだお？」

「知らない。てか、誰今の？」

（　＾ω＾）「さぁ……同じクラスなのに分かんないお」

しえん

(;A;)「うっ…うっ…」

　逃げ出した俺はトイレの個室に引きこもる。

(;A;)「何だよあいつら……そんなにモテない俺に見せつけたいのかよ……」

　思わず声が出た。自分で自分が憐れになるほど情けない声が。

(;A;)「羨ましいよおぉぉおぉ……」

　そう、それが本音。真っ当な青春が送れない俺の、偽らざる気持ち。

(;A;)「俺だって彼女とイチャイチャしてぇよ……一緒に帰ったり、飯食ったりしてぇよ……」

(;A;)「うっ…ううぅぅ…」

　ドクオのハートはブロークン。フルボッコにされた傷は、経験上なかなか癒えないことを知っている。

だから泣く。俺は泣く。ただただ傷が癒えるまで。

(;A;)「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん！！」

　それから俺は、トイレで小一時間泣いた後、一発ヌイて個室を出た。

('A`)「ふぅ……」

とても気持ち良かった。

あらら

しえん

('A`)「……今から授業出んのダリぃな。サボろ」

　切り替えが早いのは俺の数少ない長所である。

あるいは賢者タイムの偉大なる功績とでも言おうか。

('A`)「あーあ、明日地球に隕石落ちないかなー！！　宇宙人攻めてきて、地球代表にあいつらが選ばれないかなー！！」

　ブーンもツンも、ギコもしぃも、ヒートもロマも、

世の中のカップルみーんなみんな


('A`)「死ねばいいのに！」


(終)

おしまい
筆が止まって久しいので、ベタベタな非モテ系ドクオ書いてみた

お題は

・食事
・ハートフルボッコ
・禁断症状

でした

乙です！
こういうベタ好き

乙乙
昼休みは図書室に直行してたな…

>>68
今も図書館に、いや何でもない

おつでした

乙ですた

>>69
なるほど、そういえばそうだな…

ムジカ・シベリア今日やるぽいね

投下しまー

( <●><●>)は可愛い系を目指すようです



（＊＞＜）「ワカッテマスくんワカッテマスくん！」

( <●><●>)「何ですか自分を可愛い系だと自覚しているあざとさが見え隠れしているビロード」

（；＞＜）「なっ何つう言い草ですか！？
　　　　　　別に可愛い系なんて思ってないんです！！」

( <●><●>)「謙遜とかいらねえよ可愛いんだよクソが。
　　　　　　 ああ、いいですねショタとか童顔とかドジっ子とか、
　　　　　　 萌え要素が最初からある程度付与されている人は」

（；＞＜）「キャラおかしくなってますよ！？」

( <●><●>)「あー私も可愛いとか言われたいですねー」

（；＞＜）「わ、ワカッテマスくんだって、か……か……かわいい……？　んです……」

( <●><●>)「えっ、疑問形？
　　　　　　 疑問形ですか？ｗ」

（；＞＜）（うぜえええええええええ！！！！！）

( <●><●>)「ふん、どうせ私のことを、
　　　　　　 きゃっきゃしてるビロードとちんぽっぽちゃんを横から眺めて
　　　　　　 たまに横槍入れる程度の役回りだとでも思ってるんでしょう」

（；＞＜）（荒んでるんです……）

( <●><●>)「でもでもでもでも」

(<●><●>#)「そんなの関係ねえ！
　　＼　＞ﾞ　そんなの関係ねえ！」
　　／＼
　　＼　＼
　　　　　　　※30分悩んで全力で作ったＡＡです

（；＞＜）「きっ、気持ち悪い！！！！！！！！！」

(#<●><●>)「私だって！！！
　　　　　　 ﾃﾗｷｬｯｷｬｳﾌﾌして萌え豚や腐女子共から『可愛い〜』って言われたいんです！！！！！
　　　　　　 私が萌えキャラ目指したっていいでしょう！？
　　　　　　 なあ！　せやろ！？　せやろビロード！！？」

((（；＞＜）))「あ、あうあう、そんなに揺すらないで、頭が、」

(#<●><●>)「可愛い系を目ー指ーすーのーは！！！
　　　　　　 誰にでも与えられた平等な権利なんやでえええええええ！！！！！！」

（；＞＜）「も、もう好きにしたらいいじゃないですかあ！！」

(#<●><●>)　ﾌｰ､ﾌｰ

( <●><●>)「……ふぅ……私としたことが取り乱しました」

（；＞＜）「落ち着いたようで何よりなんです……」

( <●><●>)「――というわけで私は萌えキャラになることを目指します。
　　　　　　 どうぞご教授お願いしますよ、ビロード」

（；＞＜）「ぼ、僕ですか……」

( <●><●>)「そうですよ。
　　　　　　 ぶっちゃけ私にはこういうことを頼める友人が君とちんぽっぽちゃんぐらいしかいません」

( <●><●>)「ていうか君達しか友達がいません」

（。＞＜）（可哀相な子……）ﾎﾛﾘ…

（　＞＜）「でも、何を教えればいいかわかんないんです」

( <●><●>)「そうですね、ちょっとその辺走ってみて下さい」

（　＞＜）「？　はいなんです」

（＞＜　）≡≡≡　ﾋﾟｭｰ

⊂（＞＜⊂　そ　　ﾍﾞﾁｬﾝｯ　「あうっ！！」

（。＞＜）「転んじゃったんです……」

＼( <●><●>)／
　　　 ＼
　　　 ／＼
　　　 ＼　＼)＞＜）「ぐわああああああ！！！！！」
　　　　　　⊂⊂　）
　　　　　 （＿(＿⊃

（∩;)＞＜）「何するんですか！！？」

( <●><●>)「あざとすぎて流石に腹が立ちました」

（；＞＜）「わ、ワカッテマスくんの言う通りにしただけなのに理不尽なんです！！」

( <●><●>)「やっぱり実技指導は駄目ですね、私の勘忍袋の緒がいくらあっても足りません。
　　　　　　 次は……私とビロードのどこが違うのか、
　　　　　　 私のどこがこのぶりっ子野郎に劣っているのかを考えましょう」

（；＞＜）（僕嫌われてる……？）

( <●><●>)「うーん……やはり……」

〜〜〜

（　＞＜）「わかんないんです！」

( <●><●>)「わかってます」

〜〜〜

( <●><●>)「これですね。
　　　　　　 おバカっぽいビロードに対し、私はこれ生意気というか調子こいてますよね」

（；＞＜）（自分にも厳しいんだ……）

ﾃﾗ棒人間ｗｗｗｗｗｗ

( <●><●>)「頭が悪いことを無理に隠さず、分からないことはちゃんと分からないと素直に言う人、
　　　　　　 知識をひけらかし自分の頭が良いことを周囲に誇示する人。
　　　　　　 どちらが好感持てるかというと前者です」

（；＞＜）「そ、そうですか？
　　　　　　僕は、ワカッテマスくんみたいに頭良い人かっこいいと思いますけど……」

( <●><●>)

（；＞＜）　？

:(　∩　∩):

（；＞＜）そ　！？

（；＞＜）「ど、どうしたんですか！？
　　　　　　泣かないでほしいんです！」

(｡<●><●>)「どうすればそんな風に嫌味なく人を褒められるようになるんですか……。
　　　　　　 自分が恥ずかしくなってきます……」

（；＞＜）「よくわかんないんです……よしよし」

(*‘ω‘ *)「お前ら何してるっぽ」

（　＞＜）「あ、ちんぽっぽちゃん！
　　　　　　実は、ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ」

(*‘ω‘ *)「ふむふむ。
　　　　　　 ……ワカッテマス、重要なことを教えてやるっぽ」

( <●><●>)「何です？」

(*‘ω‘ *)「おまえら一列に並べ」

( <●>（　＞＜）

(*‘ω‘ *)「前後にじゃねえよ左右だっぽ」

（　＞＜）( <●><●>)

(*‘ω‘ *)「うん。
　　　　　　 やっぱりワカッテマス、お前」


(*‘ω‘ *)「顔が可愛くない」

（；＞＜）(;<●><●>)そ　ｶﾞｰﾝ!!

(;<●><●>)「そっ、そんな馬鹿な！！
　　　　　　 このくりくりとした大きな目をした愛らしい顔が可愛くないですって！？」

(*‘ω‘ *)「ぎょろぎょろしてて恐いっぽ。初見の人はビビるわ」

(;<●><●>)「なん……だと……！！」

(*‘ω‘ *)「だからお前がビロードみたいに振る舞っても」

(*´ﾟω ﾟ`*)「何の意味もない！　何の意味もない！！」

（；＞＜）「ああっ！　そろそろＡＡ技術が追い付かなくなって顔文字だけになってるけど
　　　　　　ちんぽっぽちゃんが小島よしお的な動きを！！
　　　　　　あとその顔ショボン君みたいなんです！！！」

(;<●><●>)「そん……な……」

(*‘ω‘ *)「分かったっぽ？」

(;<●><●>)「……くっ……たしかに、認めざるを得ません」

(*‘ω‘ *)「分かればいいっぽ。
　　　　　　 ……無理にキャラを変えなくていいんだっぽ。
　　　　　　 ワカッテマスはそのままで充分――」

( <●><●>)「つまり整形すればいいんですね」

（　＞＜）

(*‘ω‘ *)

( <●><●>)「可愛い顔に整形すれば、私も晴れて萌えキャラの仲間入りに！
　　　　　　 こうしてはいられません、早く可愛い顔を模索しなければ」

≡≡≡( <●><●>)　ﾋﾟｭｰ




（　＞＜）（ああ……）

(*‘ω‘ *)（こいつ……）

（　＞＜）(*‘ω‘ *)（馬鹿なんだ……）




　後日

⌒*( <●>ω<●>)*⌒「試しにツインテールとオメガ口にしてみました」

（；＞＜）「ひっ、ひいっ！！
　　　　　　近寄らないでください！！！！！」



　　おしまい

おわりー！

>>75>>76>>77>>78>>79>>81>>82>>83>>

お題は

>>34
小島よしお的な動き

でした。
レスが>>80以外にまったく付かなかったのは時間のせいだと信じたい。
>>80が愛しすぎてやばい。


ヾ(*‘ω‘ *)ﾉｼ　何の意味もない！
　(　　　 へ　　何の意味もない！
　 ∪

あ、レスまとめに
>>84
も追加で！

ではでは

乙
ワカッテマスも可愛いよワカッテマス

ワカ乙！

せっかくなんでワカッテマスでいくつか絵題くだちい

乙、ワカッテマスだって可愛いよ！
現に巨大化させてみたら……
ごめん、ちょっと閲覧注意なものが出来上がってしまった

>>88
ＶＳちんぽっぽ

>>88
　∧　∧
( <●><●>)「にゃー」

乙ん。今から読む

>>90
ワカッテマスの初恋

ここまで把握しやしたー

ちょっと聞きたい
ブーン系にＡＡじゃない普通の登場人物が出てくる作品っていくつかあるけど
そっちを主人公にしてＡＡを絡めるのはブーン系小説と呼べるのだろうか
もしおｋならそれで書きたいテーマがあるんだが

>>93
いくつかあるしいいんじゃないかな。受け入れない人もいるだろうけど
そこは理解の上で投下するなら

>>93
まあ｢俺が〜ようです｣とかはあるからいいのかもしれない

把握した。構想練ってみる

どうせやるなら、その主人公がAA無しである意味が有ったほうがいいわな

こんにちわ　昨日お騒がせした個別スレ立てた者です
またきてみました

>>98
書けたかね？

投下を待ってるぞ

一応はかけたのですが・・・投下されそうなので支援に回ります

2日3日前じゃなかったっけ？

え？昨日だった気がします
勘違いでしょうか
ごめんなさい

以前ってことか失礼。書いてくるってことみたいだから投下OKだと思うよ

いえ、やめておきます
また今度投下します

>>100
今空いてるからさっさと(ry

オーケイ、待とう

ただ反応待つような書き込みは止せ。聞きたい事があるなら前置き無しで即聞け。投下したいなら宣言だけして即投下しろ

まあもっと人のいる時間、もしくはいない時間に投下したいのならしょうがない

投下まだー

っておい、しないのかよｗｗｗｗ
なんのために来たんだ・・・

謝罪か投下しにきたなら理解できるが、単なる構ってちゃんは本当にウザい

……だな。

ファンタジーとかそういう系のブーン系でオススメない？

投下しておｋですか？

どぞー

では投下します

（　＾ω＾）ブーンのクイズ番組のようです

>>112
ワンダリングワールドいいよー、最近読みはじめたけど、セリフ回しとかほんと面白い
ttp://nanabatu.web.fc2.com/boon/wandaring_world.html

支援

sien
>>117
流行らない喫茶の人か

おっと、支援です

（　＾ω＾）やーやーこんにちわ！今夜もクイズ番組「くぃずぶぅうん」はじまるお！


（　＾ω＾）第一問！

（　＾ω＾）簡単な問題だお！「人間やゴキブリは分解していくと分子や原子になります！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　原始は分解していくと最終的にクオークになります！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クオークはそれ以上分解できません！さあクオークはなにの仲間？」

１　素粒子
２　ちびまる子
３　息子

>>120

ミス　>>130

これは・・・・答えを求めているのか？

総合で安価……って、いいのか？

たしか流れが速くなっちゃうからアウトって言われた気が…
ながらもだめじゃないかなぁ…？

安価でながらは無理だと思う、速度もあるしｋｓｋで埋めるのか？

安価はながらになるんじゃないのか？

さげ忘れてた…

おや帰ってきそうだしなんかだめそうなので断念します
ごめんなさいごめんなさい
出直してきますごめんなさい

ぬーん、そういやどうなんだろうなこの場合。
そして1

ううむ、俺らが当然のように知っているタブーも知らない人がいるということか
ちょっと投下規定について考える必要があるかもわからんね

そういやテンプレには作品中の安価について書いてないのう
次スレに安価もNGってテンプレに入れといた方がいいんじゃね

後、今更だけど投下していいかどうか聞くなよ
テンプレまじでちゃんと読め。Q&Aの二個目に書いてんだからさ

まぁ今回は彼が不勉強だったとしても、新参が増えることを考えたら安価については明言しといた方が良さそうだな

>>117
サンクス
でも前に読んだ記憶がある
他にも教えてくれ

避難所にスレ立て。
あとはこのスレで思いっきり宣伝(安価なんだ、投下予告やるくらいで)
ってのがまあ現実的だろうね。
ラジオ・シベリアさんにお願いとかもありかも

>>134
厄姫さんは〜シリーズとかどうよ
俺はまだ読んでないが

>>134
何求めてるか書いてあると紹介しやすいと思う
新参であんまり読んでないとか、最近読んでなかったとか

>>134
ファンタジーって言ったら、('A`)ドクオが異世界で出会うようです
と、その続編の('A`)と(　＾ω＾)は異世界でもう一度出会うようです
辺りとかは異世界でのバトルものだが、もう読んでるか？

>>138
そういやそれの続編来ないな……

うーん、有名所は読んでいるだろうしなぁ
運命喧嘩とか村人Aも既読かな

投下します

さっさとしろ

（　＾ω＾）　……

（　＾ω＾）　曳木　文太郎（ひき　ぶんたろう）　22歳

　　　　『ひきこもりのプロ』

＜文ちゃん、ご飯出来たわよ…

（　＾ω＾）　……

＜いつまで部屋にこもってるつもり？

（　＾ω＾）　……

＜ねぇ…ひきこもってないでさ、たまには部屋から……

（＃＾ω＾）　ドンッ！

（＃＾ω＾）　うるせぇんだよ！テメェは黙って飯をつくって運んでくればいいんだよ！

＜……ご飯ドアの前に置いとくね

（　＾ω＾）　……

（*＾ω＾）　うはｗｗｗｗｗ今日もＶＩＰはおもすれーおｗｗｗｗｗｗ

まだか

高々二十二歳でプロを名乗ろうなぞおこがましいと思わんかね
支援

ファンタジー冒険系が見たいのです
>>136
後で一話見てみる
>>138
異世界も見たことある
レスサンクス

>>134オムライスと7xならジャンルで探せるし量も多いよ



　　　　　　　　　　　支　　　　　　　　　　援　　　　　　　　　

　次の日

　　　　チュンチュン…

（　＾ω＾）　結局２ちゃんで一夜を過ごしてしまったお…

（　＾ω＾）　腹減ったお…

（　＾ω＾）　……

（＃＾ω＾）　ドンッ！

（＃＾ω＾）　朝ごはんはまだかお！

　　　ガチャン

（＃＾ω＾）　おいババァ！朝飯はまだかお！さっさと持ってこいお！

　　　　　シーン…

（＃＾ω＾）　おい！なんか答えろや！

　　　　　シーン…

（　＾ω＾）　……いないのかお

これは孔明の罠だ
支援

まっこと・・・正真正銘・・・人間のクズっ・・・！

　　コンビニ

ﾉﾘ, ^ー^）ｌｉ 　お弁当温めますか？

（　＾ω＾）　あ、あ、あ、あ、あ、温めないお…

ﾉﾘ, ^ー^）ｌｉ 　全部で1420円です　　　クスッ

（　＾ω＾）　はい…（こいつ今笑いやがったお、死ねよくそビッチ…）

　　　ウィーン

（　＾ω＾）　ハァ……

（　＾ω＾）　今日はどんなスレを立てて馬鹿どもを釣ろうかお

（*＾ω＾）　うはｗｗｗｗｗ楽しみだおｗｗｗｗｗｗｗ

（*＾ω＾)(　　）　ドンッ！

（＃＾ω＾）　痛てて…テメェどこ見て歩いてんだ！

('A`)　いやいや申し訳ございませんちょっとよそ見をしてまして

（＃＾ω＾）　おっさん気をつけろお！くそ！

('A`)　あれぇ？お兄さん？

（＃＾ω＾）　な、なんだお

('A`)　お兄さん、見たところによると、20代前半ぐらいですか？

（＃＾ω＾）　だからなんだお！

('A`)　いえいえ、普通お兄さんぐらいの年齢なら、この時間はお仕事してるのになぁと思いまして

（；＾ω＾）　べ、別におかしくなんかないお！

('A`)　ひょっとしてお兄さん……

(ﾟAﾟ)　ニート・・・？

（；＾ω＾）　う・・・

('A`)　図星ですね

これはなかなか

支援

（；＾ω＾）　お、おっさんこそ、この時間なにしてんだお！

('A`)　いえいえ、ワタクシは仕事中でしてね、実はこういう者なんです　　サッ

（　＾ω＾）　ココロのスキマお埋めします、も…も…

('A`)　喪鬱毒造です、セールスマンでしてね

（；＾ω＾）　せ、セールスマン…！僕になにか買わせる気かお！？

('A`)　いえいえそんなことはいたしません
　　　…ここじゃなんですしちゃんとしたところでお話しませんか

（；＾ω＾）　ハ、ハァ…

ギミア・ぶれいく

笑うセールスマンか
面白くなってきやがった

支援

ＢＡＲ　バロ巣

('A`)　…なるほど、中学校のイジメが原因でひきこもるようになったんですか

（　＾ω＾）　人の目が怖いんですお

('A`)　本当はただ働きたくないからじゃないですかぁ

（；＾ω＾）　そ、そんなことないお！

('A`)　……

（；＾ω＾）　……

('A`)　……

（；＾ω＾）　…まぁそうですお

('A`)　 曳木さんは正直者ですね…
　　　　マスター、曳木さんにウォッカを一杯…

( ´W｀)つ□　タンッ

支援

（；＾ω＾）　……

('A`)　 別にかしこまる必要はありませんよ、咎めてるわけではないですから

（；＾ω＾）　そうですかお……

('A`)　 でもねぇ曳木さん、あなたのひきこもりは中途半端ですよ

（；＾ω＾）　な、なんでだお

('A`)　 ワタクシに言わせればあなたのひきこもり具合はダメダメです、アマチュアですよ

（＃＾ω＾）　僕は立派なひきこもりだお！

('A`)　 でも現に今部屋から出てるではないですか

（；＾ω＾）　そ、それはあんたが

('A`)　 そんなのは関係ありません、真のひきこもりならなにがなんでも梃子でも動かない
　　　　たとえ親が死んでも火事が起きても出ない…そんな信念を持ってるんですよ、真のひきこもりは

（；＾ω＾）　う…

('A`)　 そこで曳木さん、プロのひきこもりになろうとは思いませんか

支援

（　＾ω＾）　ひきこもりのプロ…？

('A`)　 きわめるんですよ、ひきこもりを

（　＾ω＾）　そんなこと出来るのかお？

('A`)　 えぇ、部屋ならワタクシがもう用意してあります

（；＾ω＾）　もう用意してあるのかお！

('A`)　 曳木さんみたいなお客様の為に事前に用意してあります

（；＾ω＾）　パソコンは出来るのかお！？ネットが出来る環境じゃなきゃ嫌だお！

('A`)　 モチロン心配は御無用です、ネットの他にも漫画、ＴＶ、ゲーム、冷蔵庫など曳木さんには天国のような環境でゴザイマス

（；＾ω＾）　す、すごいお！

('A`)　 善は急げです、さっそく行きましょう

（；＾ω＾）　え！？もう行くのかお！

支援

（　＾ω＾）　（結局ついてきちゃったお…）

('A`)つ　　曳木さん、あそこのアパートです

（；＾ω＾）　（え！？あんなボロっちぃアパートかお！）あ、あれですか…

('A`)　 はいそうです

（＃＾ω＾）　ふざけんなお！あんなボロアパートになんか住めるかお！帰るお！

('A`)　 曳木さん、見た目はボロですが中は最高の設備です、中だけも見てから決めませんか？

（；＾ω＾）　わ、わかったお

('A`)　 では行きましょう

支援ぬ

今北支援

悪魔の誘いだ…
支援

('A`)つ　この部屋ですよ曳木さん　　ガチャ

（；＾ω＾）　……

（*＾ω＾）　こ、これは…

（*＾ω＾）　（思ったより綺麗だお…パソコンもあるし…）

('A`)　 どうですか曳木さん、中身は綺麗でしょ？

（；＾ω＾）　ま、漫画はどこだお！？

('A`)　 まぁ落ち着いて、そこの押し入れを開けてみてください

（；＾ω＾）　押し入れ…　　ガラ

（　ﾟωﾟ）　漫画がいっぱいあるお！

('A`)　 どうです？曳木さんの好みにあった漫画は全部そろってありますよ

（*＾ω＾）　すごいお！すごいお！

('A`)　 次は天袋を開けてください

（　ﾟωﾟ）　アニメＤＶＤが大量にあるお！

('A`)　 最新のはなんでも揃ってます

笑うせぇるすまん昔から苦手だったな…
支援

支援

支援！

（*＾ω＾）　すごい！すごいお！喪鬱さんすごいお！

('A`)　 オーホッホッホッ、それだけではございません、ＴＶをご覧なさい

（*＾ω＾）　ブルーレイ対応デッキだお！ＴＶも地デジ対応だお！

('A`)　 ホホホホ…

（*＾ω＾）　プレステ３！Ｗｉｉ！Ｘ−ＢＯＸ全部そろってるお！

('A`)　 満足していただきましたか？

（*＾ω＾）　幸せです！幸せですお！喪鬱さん！

('A`)　 その笑顔がなによりの報酬です

騙されちゃ駄目だあぁぁぁぁ
支援

支援

ふむ

でもこのブーンは屑だから騙されても良いかな

（*＾ω＾）　タダでこんな部屋に住めるなんて最高だお！

('A`)　 曳木さんお金はいただきませんが、ひとつだけ条件があります

（　＾ω＾）　条件ってなんだお

('A`)　 この部屋から一歩も外に出てはいけません、ｋれは唯一で絶対の条件です

（　＾ω＾）　食事はどうすればいいんだお？

('A`)　一日三食はワタクシが用意いたします、ワタクシ以外が訪ねてきても絶対にでてはいけませんドアに触れてもいけません

（*＾ω＾）　楽勝だお！

('A`)　 では曳木さん、プロのひきこもりを目指して頑張ってください　　ガチャ

（*＾ω＾）ﾉｼ　ばいう〜

ばいうーのお題の人か！

支援

（　＾ω＾）　……

（　＾ω＾）　ククク…

（*＾ω＾）　やったお！僕は楽園を手に入れたお！

（*＾ω＾）　うはｗｗｗｗさっそくＶＩＰにスレ立てますかｗｗｗｗ

（*＾ω＾）　「プロのひきこもりだけどなんか質問ある？」なんてなｗｗｗ

＜すいませ〜ん　ドンドンッ

（；＾ω＾）　だ、誰だお！

＜毎朝新聞で〜す　新聞とってくださ〜い

（；＾ω＾）　……

('A`)　 「この部屋から一歩も外に出てはいけません」

（*＾ω＾）　誰が出るかおｗｗｗｗｗ

2週間後

（　＾ω＾）　……

（　＾ω＾）　ヒマだお

（　＾ω＾）　漫画もほとんど読んじゃったし、ＤＶＤも全部見ちゃったし…

（　＾ω＾）　ＶＩＰもさすがに飽きたお

（　＾ω＾）　……

（　＾ω＾）　あとで喪鬱さんに頼んでスカパー入れてもらうかお…

＜　コンコン

（；＾ω＾）　だ、誰だお！

しえーん

dkdk
しえん

＜文太郎ちゃん…

（；＾ω＾）　カーチャン！

＜やっと見つけた…こんなとこに居たのね…

（＃＾ω＾）　なんの用だお！さっさと帰れお！

＜お願い…ここから出てきて…

（＃＾ω＾）　ふざけんなお！僕はやっと安楽を手に入れたんだお！誰が出るか！

＜ねぇ、いつまでひきこもってるつもりなの…このままじゃ文太郎ちゃんダメになっちゃうよ…

（＃＾ω＾）　余計なお世話だお！僕の人生は僕で決めるお！

＜甘えを捨てて文太郎ちゃん！生きていくには社会に出て働かなきゃいけないのよ！

（；＾ω＾）　あ、甘えてなんかないお！僕はひきこもりのプロなんだお！

カーチャン……

＜誰に吹聴されたかわからないけど、ひきこもりのプロだなんて恥ずかしいと思わない？

（；＾ω＾）　恥ずかしくなんかないお！逆に誇りに思うお！

＜小学校の頃の友達はみんな立派になってるよ、モナーくんにモララーくん、ツンちゃんに…

（＃＾ω＾）　やめろぉ！それ以上言ったらぶっ飛ばすお！

＜　……

（＃＾ω＾）　……

＜う…う…

（；＾ω＾）　カ、カーチャン泣いてるのかお！？

＜昔の文太郎ちゃんは優しかったのにどうしてこうなっちゃたの…

（；＾ω＾）　う…（カーチャンを泣かせてしまった…）

だめ

良心が芽生えてしまったか

＜ごめんね文太郎ちゃん…全部カーチャンのせいだよね…

（；＾ω＾）　そ、そんなことないお

＜ううん、全部カーチャンのせい、カーチャンがしっかりしてなかったから…

（；＾ω＾）　ちが、ちが…

＜じゃあね文太郎ちゃん…体には気をつけてね…

（；＾ω＾）　カ、カーチャン！？

('A`)　 「この部屋から一歩も外に出てはいけません」

（；＾ω＾）　（そんなこと関係ないお！）

（；＾ω＾）　カーチャン！　ガチャ！

('A`)　 曳木さん

ああ…！！

（；＾ω＾）　喪鬱さん！

('A`)　 あなた約束を破りましたね

（；＾ω＾）　ぼ、僕ひきこもりをやめます！

('A`)　 いいえいけません

（；＾ω＾）　なんでだお！もうやめるんだおこんなこと！

('A`)　 ダメです、あなたはなるんですひきこもりのプロに…

（；＾ω＾）　ふざけんなお！僕が決めることだお！

('A`)　 あなたはひきこもりのプロになるのです、ならなければいけないのです

（；＾ω＾）　な、なにするんだお！

m9('A`)

m9('∀`)ドーーーン！！！！！

（　ﾟωﾟ）　うわああああああああああああ！！！！

懐かしい
ドーーーン！！

すりかわった手帳って話がエロくて好きだった
支援

うわーん

J( '-`)し チーン…

J( '-`)し　……

J( '-`)し　文太郎ちゃん…

( ﾟдﾟ )　曳木さん

J( '-`)し　あ、刑事さん…

( ﾟдﾟ )　私もお線香をあげようと思いまして…

J( '-`)し　そうですか…

( ﾟдﾟ )　チーン…

J( '-`)し　刑事さん

( ﾟдﾟ )　なんでしょうか

J( '-`)し　やっぱ息子は自殺だったんでしょうか

( ﾟдﾟ )　わかりません、遺書も見つかっていませんので…
　　　　　ただのガス漏れ事故かもしれません

J( '-`)し　そうですか…

何だか切ないぜ…

J( '-`)し　刑事さん、わたしは息子になにもしてあげられませんでした

( ﾟдﾟ )　……

J( '-`)し　だからせめてお墓だけは立派なものにしてあげたんです…

( ﾟдﾟ )　息子さんも喜んでますよ、きっと

J( '-`)し　……

　　　　　『曳木文太郎之墓』






('A`)　曳木さんはめでたく真のひきこもりになることができました
　　　 彼は永遠に墓石の下でひきこもることになるでしょう
　　　 これが曳木さんが望んだことなのです

('∀`)　オーホッホッホッホッホ・・・・・・

　　『('∀`)鬱ナせぇるすまん』　ひきこもりのプロ　完

乙！好き！乙！
シリーズ化するんだろうか

多くの支援ありがとうございます！

>>177
ばいう〜の人ではないですね

>>192
おっさんが熟女と女子高生に血をちゅーちゅー吸われる話もエロくて好きでしたねぇ

指摘、質問等あればお願いします

>>197
あと数話投下するつもりです

>>198
(´･ω･`)間違った
　　　　 ごめんなさい

乙でした

乙

乙乙

乙乙

乙！
いいじゃん

乙


さて、大分遅くなったが投下しようかね

まとめ忘れてた



前回までのまとめ

（　＾ω＾）と不思議な建物のようです
ttp://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-398.html


感謝感激雨霰


んじゃ投下すーるよー

（　＾ω＾）「……」


時刻は午前六時。
休みは寝て過ごすのが習慣である僕が、夏休みに早起きをした。

早く起きてしまった、その理由。


（　＾ω＾）「今日は……行くべきなのかお？」


今日の正午に建物へ来い、と言われた。
今日死ぬという、またんきさんに。


彼の最後の言葉と取るなら、行くべきだ。
しかし、自分が行く事でまたんきさんが死ぬのならば――

そう思うと足がすくんだ。


そして、行く気になれない理由がもう一つ。

気付くと、僕は電話を手に取っていた。


（　＾ω＾）白 ﾄｩﾙﾙﾙ ﾄｩﾙﾙﾙ

('A`)白『はい、こちらあなたのドクオ』

（　＾ω＾）『キモい』

('A`)『夏休みの朝７時に電話してくる方がキモい』

（　＾ω＾）『正直済まんかった』

('A`)『で？　何か用か？』

（　＾ω＾）『……いや、特にないお』

('A`)『何も無いのに俺は起こされたのですか、そうですか』

（　＾ω＾）『なんかごめんなさい』

よしきた､支援

しばらく沈黙が二人の間を支配した。


('A`)『……ま、お前が話さないなら、深くは聞かないわ』

（　＾ω＾）『……助かるお』

('A`)『あんまり悩み過ぎるなよ』

（　＾ω＾）『善処するお』

('A`)『政治家のおかげで、その言葉はマイナスの印象しか与えないな』

（　＾ω＾）『そこは同意』

支援！

('A`)『お前普段は能天気なのに――』


そういうと、ドクオは何かに気付いたようだった。


('A`)『――あぁ、そういや今日か、事故が起きたのは』


そう、それがもう一つの理由。
今日はツンが事故に会った日なのだ。

去年の今日、僕は事故が起きた昼過ぎに事故現場へと足を運んだ。
そして今年もそうする予定だった。


('A`)『今日も行くのか？』

（　＾ω＾）『……ちょっと、迷ってるお』

('A`)『ん、そっか』

それから僕らは、世間話に花を咲かせた。


('A`)『――んじゃ俺はそろそろ二度寝するわ』

（　＾ω＾）『急に起こして済まんかったお』

('A`)『……ん、まあ気にすんな』

（　＾ω＾）『それじゃ――』


そういって電話を切ろうとすると、ドクオが声をあげた。


('A`)『あー、ちょっとまて。お前に一言言わせろ』

（　＾ω＾）『なんだお？』










('A`)『悩んでるなら、行動してみろよ』

しえん

（　＾ω＾）『……なんだお、急に』

('A`)『お前の抱えてる悩みは、俺は知らん』

('A`)『だけど多分お前の今の悩みは行動しなかったら、後悔すると思うんだ』

（　＾ω＾）『……理由は？』

('A`)『お前は行動しないことで、既に後悔をしてるから』

（　　ω　）『……ッ』

('A`)『お前は一昨年、何も行動出来なかった事を悔いてる』

('A`)『今話してた時、それと同じ様な感じがした』

（　　ω　）『……』

(;'A`)『いや、行動とか全然関係の無くて的外れなら、無視してくれというか――』

（　　ω　）『――ドクオ』

('A`)『ん？』

（　＾ω＾）『ありがとうだお』

('A`)『おう、よくわからんが、役に立てたなら良かった』

（　＾ω＾）『ドクオに電話して良かったお』

('A`)『礼は昼飯でいいから』

（　＾ω＾）『ちょｗｗｗ』

('A`)『冗談だ。とりあえずかなり眠いから、じゃあな』

（　＾ω＾）『わかったお』

ドクオ良い奴だな
支援

事故現場で自分を戒めるのは、明日以降も出来る。
しかし、またんきさんとの約束は今日だけだ。


（　＾ω＾）「……よし」


人の死を受け止める覚悟が出来た訳ではない。
人の死を断固阻止する勇気を得た訳ではない。


だが
覚悟が出来てないから、
勇気を得ていないから、
だからこそ、行動しよう。

そう、思った。



僕は正午に建物へ着くよう、家を出た。

午前中だというのに、真夏の太陽は容赦なく、僕を照りつけている。
正午より少し前に、僕は例の建物に着いた。
いや、着いたと思うのだが。


（；＾ω＾）「ちょっと待てお……」


周りを確認するが、場所は昨日と同じ。
同じ筈なのに――


（；＾ω＾）「建物が変わってるお……」


昨日まで十階建てだった建物は、今や二階建てになっていた。
よく見ると、建物が変わったというより、まるで二階から上を切り取ってしまったような感じだ。


（　＾ω＾）「そういえば――」


二回目に訪れた時も、同じ印象だった。
しかし今回は印象どころか、見ればわかる。

ざわ・・・

このことをまたんきさんにいち早く報告しようと、エレベーターに乗り込んだ

――が。


（；＾ω＾）「……え？」


エレベーター内にあったボタンは
1　2　B1　B2
の四つだけだった。



（；＾ω＾）「B10は何処へ消えたんだお……」


しばらく悩んだ末に、僕はB2のボタンを押した。
理由は、一番地下だから。

さるったか…

支援！

支援！

別に意識した訳でもないが、ふと、昨日のツンの姿が思い出された。


（；＾ω＾）「……」 ﾁｰﾝ


地下二階に着くと、昨日鉄の壁があった場所にはドアがあった。


（；＾ω＾）「開けて……みるかお」






ドアを開けると、そこは――




（　ﾟωﾟ）「！？」




――地上だった。

復活支援！

なん…だと…

（　ﾟωﾟ）「ここは……地下じゃないのかお？」


目の前に広がる風景は、先程まで自分がいた建物の外の風景だった。
唯一違うのは、雨が降り、風が強いことだけ。



上を見上げると、どんよりとした雨雲が広がっていた。


（；＾ω＾）「ここは一体……」

（　＞ω＜）「うぷっ！」


回りを見渡していると、急に視界が何かによって奪われた。


（　＾ω＾）っ□「ったく、新聞か……お……？」

（　＾ω＾）っ□「……あれ？　これ、なんで日付が一昨年なんだお？」


僕は現状を把握するため、大通りへと向かった。

gokuri

大通りは雨のせいか、あまり人はいなかった。
雨に降られながら歩いていると、交差点にある大きな液晶画面が目に入った。


『2008年、今年の秋に流行る、最新秋物グッズを紹介します！』



（　＾ω＾）「……え？」



番組の内容なんてどうでもいい。

今、何と表示していた？

2008年だと？


（；＾ω＾）「今年は、2010年のはず……」


僕は急いでコンビニへ行き、今日発売の新聞を手に取った。





そこには、2008年の文字があった。

（　ﾟωﾟ）「ここは……一昨年？」


何故？　あの建物の地下は一昨年なのか？
一体どうなっているのだ？


（；＾ω＾）「……いや、ちょっと待てお……落ち着――」

（；＾ω＾）「――――」

（；＾ω＾）「――そういえば……」

（　ﾟωﾟ） ﾊｯ



現状の答えを考えるより前に、気付いた。



一昨年のあの日は――





雨だった。

ほぅ…

支援

理由や原因はわからない。
しかし今、この僕がいる『今』は確かに、あの日、だ。


最早、ここにいる理由は何でも良かった。



（　ﾟωﾟ）


考えるより前に、僕の足は事故のあった場所へと、向かっていた。

大通りの一本横にある細い道。
そこが例の事故現場。

僕がそこに着いた時、目に入ってきたのは


傘の中にいる二人の男女。











そして、すぐ後ろから彼らに迫ってくる、大型のトラック。

雨のせいか、彼らは気付いていない。

支援…

おぉ…

（；ﾟωﾟ）「ツン！」


僕は手を広げ、全速力で二人の元へ駆けた。


ξﾟ�听)ξ「あら、ブーン？」


彼女は僕に気付いたのか、足を止めた。



とニニニ（　＞ω＜）ニつ「ッ！」



僕は道を横切り、走る勢いをそのままに、立ち止まった二人を抱えて前へ飛んだ。





その直後、二人が歩いていた場所にトラックが突っ込んだ。

未来を変えてしまったのか…

ξ;ﾟ�听)ξ「え？　な、何？　何が起こったの？」

（；＾ω＾）「あ、危なかったお――」


倒れ込んだ二人から手を離し、一息つこうとした、その時。







トラックが衝突して折れた電柱が倒れてきて、


(　д　 ) ｶﾞｯ


またんきさんの頭部を直撃した。

またんき…

ξ;ﾟ�听)ξ「……え？　お……にいちゃ……」

（；＾ω＾）「ツン！　救急車を！」


慌てふためくツンに指示を出した時、


　　　　ｶﾞｼｯ
(　∀　 )っ（　＾ω＾）


頭から血を流してい倒れているまたんきさんが、僕の手を掴んだ。



（；＾ω＾）「またんきさん！　大丈――」

(　∀ ・)


彼の目が僕の目を捉えると、彼は僕の手をより一層強く掴んだ。



数秒間視線を交わした後、彼の目は閉じて――



腕の力が消えた。

（　＾ω＾）


何か――
彼は僕に何かを託した気がする。


手に残った温もりに託された物を感じたと同時に、僕の意識は無くなった。



（　＾ω＾）と不思議な建物のようです　　　続く

続きが気になる……
乙

乙！
次も楽しみ

あとがきでさるさんは止めろｗｗｗ


こんな深夜まで支援ありがとうございました
質問や指摘がありましたらどうぞ


本来一回投下を考えてた部分を二回に分けたんだが、むしろなんで一回でいけると考えたのかわからない
次回で最後です


今回と次回はあまり間空けたくないから、今週中に投下したいなぁと思いってはいる
だが、どうなるかは知らん、明後日らへんの俺に聞け



事故のシーンだが、擬音でドカーンとか書くのは雰囲気的にあれかな、とか思って
淡々と書いたんだが、稚拙なのは否めないよなぁ…
ギャグにするわけにもいかないしｗｗｗ



書き溜めてる途中、気付いたら新しい短編を書き出してるのはよくあること


んじゃおやすみ
（　＾ω＾）ﾉｼ

　　　`・+｡*・　　　　　(´･ω･`)
　　　　　｡*ﾟ　 ｡☆―⊂、　　つ　　
　　　｡*ﾟ　　　 ：　　　　　ヽ　 ⊃
　　　`+｡**ﾟ**ﾟ　　　　　　 ∪~

乙！

クーを姉にした姉弟話を書きたいんだけど
イケメンの弟キャラって誰が相応しいかしら

>>250
俺かな、もしくはモララー

やっぱモララーが無難かな
ありがとう

（´<_｀ ）「…。」

（　´_ゝ`）「どんまい」

弟者は家族構成が出来上がってるから他と姉弟にはしづらいんだよなぁ

図書館戦争まだかなあ

ＡＡか作品名で絵題ください

>>256
( <●><●>)

>>257
把握、ありがとん

どなたかAA絵題お願いします

>>259
川д川('、`*川

>>260
把握、ありがとです！

ハインたんとちゅっちゅしたいお；；

クーにゃんはもらっていきますね＾＾

まーたそういう不毛な事を


















ﾄｿﾝ

シューだけは絶対に譲らない

みんな猟奇短編祭どうすんの？

グロ苦手だし参加はしないかな
読むけど

蒸し暑い時にグロ描写を読み込む自信がない

立食パーティよりグロい作品ってある？

やっぱ猟奇っつったらグロってイメージなんだな……

グロ

グロやホラーに限定しないって説明してるけど
やっぱ猟奇なんて言葉使っちゃったらグロだと思うよねぇ
言葉選びって大事だと思う

>>271
狂気とか普通にホラーとかだったらよかったのに

グロは、書きづらい

流れぶったぎるけど
ギャグ、猟奇以外でお題くれ

>>274
夏の蜃気楼

>>274
色鉛筆

おいおい猟奇はグロって意味じゃないぞ
奇を衒うから猟奇なのにどういう勘違いだ

>>274 ステータス

>>277
そいつはわかってるんだ
だけど世間一般のイメージはグロなんだよ

>>277
勘違いじゃないよ、イメージの話し
どれだけ丁寧に猟奇の意味を説明しようと、グロで猟奇と言う言葉が乱用されたせいで
猟奇＝グロというイメージが先に出来上がってるんだよ

それを単に違うよと説明しただけでは払拭できないし
別イメージを持てと強要も出来ないって事だよ

猟奇っつったら「猟奇殺人」がパッと浮かぶね
そういや猟奇的な彼女とかあったね、ニダーでパロったら一本完成じゃね

>>274だけどここまで把握。ありがとう

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やあ(´･ω･`)　ようこそ、シベリア図書館へ
うん、「また」なんだ。すまない
仏の顔もっていうしね、謝って許してもらおうとも思っていない

でも、このレスを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「でけぇｗｗｗ」みたいなものを感じてくれたと思う

殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このAAを作ったんだ

じゃあ、リクエストを聞こうか

ショボンでかくても可愛いお

>>283
(*‘ω‘ *)

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おまちー
実はいくつかストックしといた内の一つ
ワカッテマスはちょっと……な事になってるので、避難所の倉庫>>20にいれてあるよ

ところでここでやらずに避難所に投下したほうがいいのかな？
もし目障りだったらそっちに移るが……

巨大AAだけで進行する作品があったらもうそれだけで猟奇だぜ…

乙！
ワカッテマスの目力はすごかったｗｗ

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ストックから兄者

>>286　今作ってる奴は容量的に１レス１AAが限度だぜ……
　　　　　いっその事やや小型の大型AAを作ればいけるかも

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そしてこっちが弟者
AAがやや兄者より小さいのは仕様です

ふと、あさぴーを見たいと思った

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平日だからか人いないなー

正直言って邪魔　避難所でやれ

把握した、避難所いってくる

ま、考えようによっちゃあ避難所のスレにまとめてあった方が都合がいいな

大型ＡＡかわいい
避難所の方も見てくるぜ！

絵題消化ー

>>257
( <●><●>)

なんかショタになった。
擬人化注意

ttp://imepita.jp/20100624/818660


そしてさらにＡＡか作品名でお題ください！

>>296
o川*ﾟーﾟ)o

>>296
乙！　こんな可愛い子が（ｒｙ
お題複数OKなら(*ﾟ∀ﾟ)をば

>>297-298
把握把握ー　ありがとう！

投下します
お題は

色鉛筆
夏の蜃気楼
ステータス

です

こmr

誰にでも大抵ステータスとなり得る特技という物がある。
それは暗算だったり視力の良さだったりと様々だ。
それが僕の場合は、絵を描く事だった。


ツン「綺麗に描いてくれる？」

（　＾ω＾）「もちろんだお」


僕らは地元にあるひまわりの咲く花畑にいた。
青空とひまわりの眩しいくらいの黄色が綺麗なコントラストを作り出していた。

僕はパレットの中で幾つかの色を混ぜ合わせて新しい色を作る。
彼女、ツンを描くために。

若くして死んだ、彼女のために。



夏の蜃気楼、のようです

誰にでも大抵ステータスとなり得る特技という物がある。
それは暗算だったり視力の良さだったりと様々だ。
それが僕の場合は、絵を描く事だった。


ξﾟ�听)ξ「綺麗に描いてくれる？」

（　＾ω＾）「もちろんだお」


僕らは地元にあるひまわりの咲く花畑にいた。
青空とひまわりの眩しいくらいの黄色が綺麗なコントラストを作り出していた。

僕はパレットの中で幾つかの色を混ぜ合わせて新しい色を作る。
彼女を、ツンを描くために。

若くして死んだ、彼女のために。



夏の蜃気楼、のようです

支援

支援

しえん

絵を描く事が特技、といっても僕は精々人より少し上手、といえるくらいだった。
昔から絵を描くのは好きだった。

クレヨン、クーピー、色鉛筆、絵の具。

子供だった僕が大人に近づいていくにつれて使う画材も変わっていった。


ξﾟ�听)ξ「ブーン、いつか私を描いてくれる？」

（　＾ω＾）「もちろんだお」


中学の時の会話だったと思う。
まだ彼女が僕にやたらと意地っぱり……まぁ簡単に言うとツンツンしていた頃だ。

「幼稚園や小学校の時は優しかったのに、嫌われたんだろうか」なんて自分の不安を覚えている。

美術部だった僕が放課後一人で部室を片付けている時に、急に彼女が話かけてきたのだ。
普段ツンツンしていただけに少々面食らったが、気がつけば即答していた。

まるでそれが自分の絵を描く理由だ、なんて思っていたみたいに。

（　＾ω＾）「ツン、覚えてるかお？」


白いキャンバスに色で染め上げながら僕は聞く。
一筆、一言、大切に、大切に。


ξﾟ�听)ξ「何を？」

（　＾ω＾）「中学の時ツンは僕にいつか自分を描いて欲しいって言ってたんだおー」

ξﾟ�听)ξ「……覚えてるわよ」

（　＾ω＾）「おー」

ξﾟ�听)ξ「というより覚えててくれたのね」

（　＾ω＾）「忘れるわけないおー」

ξ*ﾟ�听)ξ「……ありがとう」


彼女は何でもない、という風に僕に言葉を返す。
そんな彼女の顔からは笑顔がこぼれていた。

支援

いい雰囲気支援

ブーン×ツンはやはり良い

高校の時の事だ。

僕は町の小さなコンテストに絵を送り、入賞した。
その知らせを聞いて、喜び、その勢いでツンに告白したのを覚えている。


（　＾ω＾）「ツン！君のために描いた絵だお！受け取ってくれお！」


こんな事を言ったと思う。
思い出して苦笑してしまう。
幸いな事に上手くいったから良かったが失敗していたら相当な黒歴史だったに違いない。

ただ、間違いなくあの絵はツンに贈りたかった絵だ。
それだけは、告白が成否関わらず変わらなかっただろう。

絵の名前は「ひまわりの花」とかだったと思う。

今僕らのいる、この花畑で描いた絵だ。

自分の気持ちと、絵を描いたその日のあの、ひまわりの綺麗さを、
彼女に伝えたくて描いた絵だ。

ほのぼのだなぁ
支援

支援

支援

（　＾ω＾）「ツン、ツンツン」


筆を進めながら話かける。
決して手を抜いたりなどはしないが。


ξﾟ�听)ξ「なによ」

（　＾ω＾）「僕がツンに告白した日に渡した絵はここで描いたんだおー」

ξﾟ�听)ξ「知ってるよ、だってそっくりだったもの」

（　＾ω＾）「わかってたのかお」

ξﾟ�听)ξ「うん、毎日のように見てたもの、ブーンがくれた絵」

ξﾟ�听)ξ「大好きだったよ、あの絵」

（　＾ω＾）「照れるお、ツンがそんなに褒めてくれるなんて珍しいお」

ξﾟ�听)ξ「……言える時に、ね」

（　＾ω＾）「……」


嗚呼、ツン、君もやはりそう感じているのか。
きっと僕がこの絵を描きあげた時に、
君は消えてしまう。

限りなく今に近い過去、大学２年の時に彼女、ツンは死んだ。

別れはいつだって唐突だ。
彼女とデートをして、帰り道で「また明日」なんて言って別れて……

そしてツンは事故にあった。


（　＾ω＾）「……」

ξﾟ�听)ξ「どうしたの？」

（　＾ω＾）「いや、なんでもないお」


いけない、手が止まってしまった。
ふと空を仰ぐと描き始めた時は真上に有った太陽がかなり下に来ていた。

もうこんなに時間がたったのか。

随分と没頭していたらしい。
ひとつ、深呼吸をしてみた。

山の爽やかな空気で肺が満たされた。

腕時計を見ると時刻は３時過ぎを告げていた。

あ、こういう死んだ後に姿が見えるのってヤバイ

切なすぎる…

切ねぇ……支援

通夜を終え、悲しみにも慣れてきた、そんな、昨日の事だ。

夜の事だ。
昼間には頭が割れそうなほどにうるさかった蝉も鳴いていない。
そんな、夜だ。


ξﾟ�听)ξ「……」

（；＾ω＾）「な……」


彼女が、僕の前に現れた。
生前と何一つ変わらない姿で。


ξﾟ�听)ξ「なんだか幽霊になっちゃった」

（　＾ω＾）「ツン……」

ξﾟ�听)ξ「ねえブーン、私の絵を描いてくれない？」


遠い日の約束、そのためだけに彼女は来てくれたらしい。
胸が締め付けられそうだった。

その時、僕の中では再び出会えた喜びと、常識の枠を越えた現象への動揺と、
きっと再び来るであろう、別れの悲しみが渦巻いていた。

……幽霊か

もう一度別れを体験するなんて悲しいな

その夜、彼女とは色々な事を話した。

中学の時の事、高校の時の事。

最近、大学であったこと。

僕の、将来の夢とかも。


ξﾟ�听)ξ「ブーンは何になりたいの？」

（　＾ω＾）「……」

ξﾟ�听)ξ「絵描きさん？」

（　＾ω＾）「……うん」


なりたかった、いや、今でもなりたい、そう思っている。
でも、現実という物は辛い。
幾つかの賞に送っても鳴かず飛ばずな現実がある。


（　＾ω＾）「ツンの夢は……」


そこまで言って、しまったと思った。
残酷な質問だ。
彼女に未来は、もう……無いのに。

支援……

でも、



ξﾟ�听)ξ



彼女は、



ξﾟーﾟ)ξ



にっこりと、僕に、微笑んだんだ。

泣きそう………私が

なんで笑えるんだよ、ツン(´；ω；`)

ξﾟ�听)ξ「私の夢はね」


不思議と彼女は嬉しそうだった。
まるで話したかった、という様子だ。


ξﾟ�听)ξ「私の好きな人が好きなように絵を描いて」

（　＾ω＾）「……」

ξﾟ�听)ξ「私の好きな人が夢を叶えてそれを仕事にできて」

ξﾟ�听)ξ「でもその人が一生で一番自信のある作品は」

ξﾟ�听)ξ「私だけの、私なんかのためだけに、」

ξﾟ�听)ξ「描いてくれた絵」

ξ*ﾟ�听)ξ「……そんな、夢かな」

（　＾ω＾）「……」

（　；ω；）「……」


僕は泣いた。まるで子供みたいに。
嬉しくて、こんな僕を想ってくれる彼女が愛しくて、
ただ、泣いた。

支援

(´；ω；`)

はいはい、涙腺崩壊涙腺崩壊


（　；ω；）

あれ、目から汗が……

そうして、今だ。
真上にあったはずの太陽は沈もうとしていた。
水平線に太陽の赤が混じりオレンジに空が染まる。
絵は、完成を迎えようとしていた。


（　＾ω＾）「……」


後、一筆。

後、一筆で、さようなら。


そして


（　＾ω＾）

ξﾟ�听)ξ


そして最後の一筆を。


（　＾ω＾）「描けたお」


僕は終了した。

描かなければツンは消えないかもしれないのに…！！

……支援

(；A；)

>>334
描かないブーンのところにこのツンがくるわけないだろ！
支援！

絵は彼女を中心に、ひまわりと青空を背景に描いた。
既に空の色は違うが、僕は一切の違い無く、その青空を描いた。


ξﾟ�听)ξ「すごい……」

（　＾ω＾）「自信作、だお」


制作時間、僅か１日。
それでも、今まで描いてきたどんな絵よりも、
僕には自信があった。

描ききった。そんな気持ちと共に。


（　＾ω＾）

ξﾟ�听)ξ


僕らは見つめ会う。
やって来る。
別れの、時間が。

ξﾟ�听)ξ「ブーン、ありがとう」

（　＾ω＾）「どういたしまして、だお」

ξﾟ�听)ξ「嬉しい」

ξ；�凵G)ξ「ブーン……嬉しい、嬉しいよブーン」

（　＾ω＾）「ツン……」


僕らを照らしていた夕焼けがより一層彼女をオレンジ色に染めた。

それが彼女の体が透けてきたからだと、
気づくまでに時間はいらなかった。


（　；ω；）「ツン……」


限界だ。押さえていた涙が溢れだす。

僕は彼女のすぐそばまで近づいた。

>>337
んなこた分かってるけども(´;ω;)

ブーンの描いた絵が脳内再生されている…

(；A；)

支援

（　；ω；）「ツン……」

ξﾟ�听)ξ 「……」


姿こそ見えるが、既に体には触れられない。
抱き締めようとする僕の手は虚しく空をつかんだ。


ξﾟ�听)ξ「ブーン……」

（　；ω；）「……」


それでも、それが形だけでも。

（　；ω；）

ξ；�凵G)ξ


僕は彼女を強く抱き締めた。

支援　あと誰かハンカチ頼む

そして――

しえん！しえん！うわぁぁぁん

>>344
つ□

>>344
<ヽ；∀；>つ□

支援

（　＾ω＾）「……」


夕日が沈み、夜になり、僕の涙が乾いた頃に。

彼女は消えた。

ツンは、消えてしまった。


（　＾ω＾）「ツン……」


僕に残されたのは、

情けないくらいの涙の跡と、

彼女を、

彼女を描いた僕の絵だけだった。

ブーン……

>>347-348
ありがと！　そして支援……

それからずっと後の話

支援……

支援

支援

支援

そこはとある絵画の展覧会だった。
巨匠と呼ばれた男、内藤文太郎の死去から２５年ということで開かれた展覧会だ。

マスコミ関係者と思われる二人組がそこで会話をしていた。


（　･∀･）「で？何が発表されるのさ、死後２５年なんて今さらな時期に」

('A`)「どうも、未発表の絵があったらしいんです」

（　･∀･）「未発表？」

('A`)「内藤さんの手記によると亡き恋人に捧げた絵らしいです、何でも本人の一番の自信作だとか」

（　･∀･）「へー、なんて題名の絵なの？」

('A`)「ええっとですね」

くっ……
支援

ｺﾞｸﾘ……支援

「夏の蜃気楼、のようです」




ツン、きみの夢は、叶えたお。




おわり

し

乙です！
ブーン頑張ったんだな

(　；ω；)おつ！！！！

おつです
良い話だった
ありがとう

支援ありがとうございました。
感想とかいただけると狂喜します

乙！　全力で泣いた

乙！
ええ話や…

>>365
ブーンの描いてた絵が鮮明にイメージできた。
せつねぇなあ。ほんと乙でした！！

ブーンが見たツンの姿と、絵のタイトルと、話のタイトルが綺麗に繋がっていて、すごくよかった。
>>325の文章が好きだ。

好きだとしか言えない。
切なくて、胸に残る話だった。

>>365
文から場面や心情を想像しやすくて読みやすかった。
正に切なさ乱れうち。

全力の乙を贈る！

今最高に鬱な俺にスカッとする正統派コメディの作品を教えてください

夕凪かな

笑いたいなら、
ツンは女友達が欲しいようです
ブーンが生命の神秘に立ち会うようです

ほのぼのしたいなら、
ブーンはロックに生きるようです
ツンはモチツキが上手なようです


あたりがオススメ。
出先だからタイトル間違ってたらごめんなさい。

>>372
夕凪シリーズ面白いよね、ありがとう
>>373
出先からわざわざ親切にありがとう


読んできます

>>365
乙！
何故だろう目から我慢汁が
ブーンとツンが大好きだから辛い、でもいい話だった




ひっそり絵題消化

>>297
o川*ﾟーﾟ)o
擬人化注意
http://imepita.jp/20100625/118980

o川*ﾟーﾟ)o「キューちゃんマジ天使…っと」
http://imepita.jp/20100625/118730

>>298
(*ﾟ∀ﾟ)
擬人化、包丁フェチ注意
http://imepita.jp/20100625/119220

http://imepita.jp/20100625/119540

>>375
ＧＪ！
自演キュートかわええｗｗｗ

>>375
開けない、何故だ

>>365
なんかよかった、不思議とよかった
ぐっときたよ

>>375
キュートもつーもかわいすぎだろｗｗｗ
朝からニヤニヤさせてもらった、乙！

>>375
キュートがもはや脳内覗かれたとしか思えないレベルでイメージ通りだｗｗ

つーｗｗｗｗあぶねえｗｗｗｗそして２枚目なごむｗｗ

お題下さいぃ

>>380
ラーメン

>>380
つけ麺

　　　僕　イ　ケ　メ　ン　！

　　＝二三と(　｀ω´)つ

>>380
('A`)「すいません、やっぱりパスタでお願いします」

>>381-384
流れが良すぎる

>>381-

>>381-384
ありがとうございます

>>381-384ｗｗｗｗｗｗ

これはひょっとしてイジメじゃないのか

死ね糞めろん

まさかこんな流れになるとは
正直すまんかった

確かにお題にしてはあんまりだな

すまなかった

いやお題はいくらもらってもいいし使っても使わなくてもいい
気に入らなかったらまたもらえばいいし

しかし>>385-388この流れがキモすぎる

流れが面白くて草生やすくらいよくね？
そして俺にもお題くれ

>>394
人魚姫

>>395
把握。人魚大好き
あと一個なんかクレ

>>396
魚人

把握した

誰かいるかな

短編作品絵を書きたいんでタイトルください。2、3つほしいです

絵題消化ー。絵題Thx！
>>260
http://imepita.jp/20100625/731560

さげわすれました！

>>399
('A`)あしたのようです
これの絵を一度見てみたいんだ…

>>399
彼女イナイ歴＝享年のようです

>>399
以前ここで投下された王道展開のようです

なんだか絵師の活動のほうが活発な希ガス

>>402-404
ありがとう、把握しましま

>>404
かわえぇ……ＧＪ！

安価ミスった。>>404じゃなくて>>400だった

>>405
きっとみんな力作を書き溜めてるんだ

弟者×シューで連載に挑戦してみたいので、戦争っぽいお題ください

猟奇参加の人はそっち書いてるんじゃないかな
根拠はないけど

>>409
白兵戦

>>409
焼けた街

>>411 >>412ありがとう

>>400
おっとこんなところに俺の嫁が２人も

>>405
そう思うなら小説書こうぜ！　めっちゃ書こうぜ！

というわけでＡＡ＋台詞でいくつかお題ください

>>414
（｀･ω･´)「俺の本気を見せてやんよ」

>>414
('A`)「マサチューセッちゅ……か、噛んでないわ！」

>>414 　
　 _、_
( ,_ﾉ` ) 「うむ、良いおっぱいだ」

>>414
（　＾ω＾）「朝日…だお……」

>>415-418
把握、ありがとう！

すんません、俺にもAA＋台詞のお題をください

>>420
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「東京特許許可局局長代理補佐、トソンです」

>>420
('A`)「夢だろこれ…」

>>420
o川*ﾟーﾟ)o「残念！　そっちのキューちゃんは本物でしたー！」

>>420
川 ﾟ -ﾟ)｢雪上除雪車操縦士支社社長秘書のクーだ｣

>>420
（　＾ω＾）「いい加減にしないと泣くお」

>>421-425 ありがとう！

よし、把握したな。では投下させていただこう

30レスいっぱい使っちまったんで支援下されば感謝
全三回予定の連載ものでございます

　　　旅路はるけくさまよへば

　　　破(や)れし衣の寒けきに

　　　こよひ朗らの空にして

　　　いとどし心痛むかな


　　　―伊良子清白「秋和の里」



从 ﾟ∀从　無頼娘の旅のようです

支援

wktk支援

>>427ごめんよ

支援

―――シベリア、とある田舎の安酒場にて

从 ﾟ∀从「さぁー、おっさんたち。誰か私のコールに乗る奴ぁいないのかい！？」

(;‘_Ｌ’)「……俺はドロップだ」

（;｀ﾊ´）「私もアルね」

从 ﾟ∀从「おんやー、この程度で下りるたぁシベリアのギャンブラーも大したことねーなぁ！！」

( ,'3　)「意気がってられるのも今の内じゃい。俺ゃあ受けるぞ、ベッド1000じゃあ！！」

(‘_Ｌ’)「おぉ、バルケンさんが勝負に出たぞ！！」

（ ｀ﾊ´）「こりゃあいい役が来たに違いないアル！！」

（´・ω・｀）「ベッド、宜しいですね。では、カードオープン」

( ,'3　)「そりゃ、フルハウスじゃ！！」

(‘_Ｌ’)「おぉっ！」

（ ｀ﾊ´）「これは勝負決まったアル。バルケンさんの勝ちアルね！」

从 ﾟ∀从「甘ぁーい！」

ざわ・・・ざわ・・・

从 ﾟ∀从「ストレートフラッーシュ！！　って叫びながら開くとなんかカッコいいよねっとぉ！！」

(;‘_Ｌ’)「なにいぃっ！？」

（;｀ﾊ´）「う、嘘アルね！？」

(;,'3　)「なん…じゃと…」

（´・ω・｀）「フルハウスとストレートフラッシュでこの勝負、タカオカさんの勝ちです」

从 ﾟ∀从「ハッハァー、これで俺の宿代はおっさん持ちだぜ？」

(;‘_Ｌ’)「そんなバカなことがあるか！？」

（;｀ﾊ´）「そうアル！！　最後の最後でストレートフラッシュなんてあり得ないアル、きっとイカサマアルね！！」

（´・ω・｀）「お客さん、難癖つけるのは勝手ですが、揉め事を起こす気なら私にも考えがありますがねぇ……」

（;｀ﾊ´）(;‘_Ｌ’)「「ヒィッ！？」」

( ,'3　)「じゃかあしいぞお前ら、ちっと黙っとかんかい！」

( ,'3　)「姉ちゃん、あんた強いのぅ。あんたみたいなもんの宿代なら、幾らでも肩代わりしちゃるわい。フハハハハッ！」

从 ﾟ∀从「おっ、そーかい？　俺もあんたみたいな切符のいいおっさんは嫌いじゃないぜ」

支援・・・

( ,'3　)「このリベンジは明日またここでさせてもらうけん。首洗ってまっちょれよ！」

从 ﾟ∀从「おうよ！　俺はいつでも、受けて立つぜー！」

( ,'3　)「おぅ、お前ら。いつまでボーッとしちょる！　帰るぞ！」

（;｀ﾊ´）(;‘_Ｌ’)「「へ、ヘイ！」」

―――バタムッ

从 ﾟ∀从「うーし、今日も勝ったし、気持ちよく眠れそうだぜー」

（´・ω・｀）「お疲れ様。良ければこちらを如何ですか？」

从 ﾟ∀从「ん、これ何？」

（´・ω・｀）「レモンティーと、鶏肉のレモングラス焼きです。どうやらあなたはお酒を飲まれないようですので」

从 ﾟ∀从「そうかい、ありがたくいただくよ。これも客寄せの一環てぇ訳かい？」

（´・ω・｀）「いえいえ、私はただ、ここ何日か勝ち続けているあなたの運にあやかりたいと思っただけで…」

从 ﾟ∀从「買いかぶりすぎじゃね？」

（´・ω・｀）「私はこれでも昔、カジノのディーラーをやってましてね。あなたほどの強運には、なかなかお目にかかれるものではない」

（´・ω・｀）「最後のストレートフラッシュ、あれは純粋に運だけで呼び込んだ役だ。そこに痺れたんですよ」

从 ﾟ∀从「あんな出稼ぎのおっさんたちに運使ってもねぇ……ま、だからこそ宿代奢らせるくらいに留めておいたんだけど」

しえしえ

wktk

（´・ω・｀）「確か、タカオカさんと言いましたね。少しお話をさせて頂いてもよろしいですか？」

从 ﾟ∀从「俺はいいけど、客まだ来んじゃねーの？」

（´・ω・｀）「さっきの人たちが最後の客ですよ。うちは大抵、常連しか利用しない店なのでね」

从 ﾟ∀从「ふーん……おっ、この紅茶美味い」

（´・ω・｀）「ありがとうございます。タカオカさんは、観光でこちらに？」

从 ﾟ∀从「こんな何もないとこに観光しにくると思う？」

（´・ω・｀）「それもそうだ。では、何をしに？」

从 ﾟ∀从「さぁね。俺ぁ旅人だから、風の吹いた方に気ままに進んでみただけだよ」

（´・ω・｀）「旅人、ですか」

从 ﾟ∀从「そう、旅人。フーテンとか無頼とかヤケノヤンパチとか、好きに呼べばいいよ」

（´・ω・｀）「何にせよ、この辺で女性の一人旅というのは珍しいですな」

从 ﾟ∀从「そうだな。誰も進んでこんな辺鄙なとこ来ないよな」

（´・ω・｀）「いえ、そういう意味ではなく……まぁいいや」

支援

（´・ω・｀）「私は、バーテンダーのショボンニと言います」

从 ﾟ∀从「ショボンニさんか。何日かここに通ってたけど、初めて知ったな」

（´・ω・｀）「そうですね。この辺は人なつこい住人が多いですから、仲良くなっておいて損はないですよ」

从 ﾟ∀从「ちげぇねぇ。民宿でも、こんなでっかい腹したおばちゃんが、朝食におかずサービスしてくれたしな」

（´・ω・｀）「……しかし、タカオカさんはこちらの言葉がお上手ですな。何度かシベリアにはいらしてるんですか？」

从 ﾟ∀从「いや、こっちに来たのは初めてだよ。言葉は知り合いに教わった」

（´・ω・｀）「そうでしたか。お国はどちらのお生まれで？」

从 ﾟ∀从「ふふん、どこに見える？」

（´・ω・｀）「中国の方でしょうか」

从;ﾟ∀从「なんでだよ、ちげーよ！　俺は生まれついての江戸っ子、東京生まれ東京育ちの日本人だよ！」

（´・ω・｀）「それは失礼をしました。あなたのようにハキハキした物言いをする日本人は珍しいもので」

从 ﾟ∀从「ぐちゃぐちゃ考えたり遠回しに物言うのが嫌ぇなだけだよ、俺はな」

しえん

しえんた

しえんぬ

从 ﾟ∀从「おっさんはここで店開いて長いのかい？」

（´・ω・｀）「えぇ。あなたと同じように、生まれも育ちもシベリアの、生粋のシベリアンです」

从 ﾟ∀从「だったらちょっと聞きたいんだけどさぁ、この辺になんか、面白い場所ってないかね？」

（´・ω・｀）「面白い場所ですか？　こんな僻地に、お客さんみたいな人が喜ぶところはないと思いますが……」

从 ﾟ∀从「別に観光名所教えろって言ってんじゃないよ。ただ思いつく場所を言ってくれればいいだけだから」

（´・ω・｀）「うーん……特に思いあたりませんなぁ」

从 ﾟ∀从「そうかい……じゃあ自分で探すっきゃないかー」
」

（´・ω・｀）「あ、そういえば」

从 ﾟ∀从「何？　なんか思い出した？」

（´・ω・｀）「面白いかどうかは分かりかねますが、この近くにはシベリア三大奇所と呼ばれる場所があるんです」

从 ﾟ∀从「へー！　そりゃまた俺の興味をそそりそうな場所だねぇ！」

（´・ω・｀）「この町の郊外に寂れた鉄塔があるんですが、そこがどうやら『出る』らしいんですよね……」

从 ﾟ∀从「出るって、もしかして！？」

（´・ω・｀）「ええ、幽霊です」

从*ﾟ∀从「おぉー！」

シベン

从*ﾟ∀从「いいねぇいいねぇ！　俺そういうの大好きだぜ！！」

（´・ω・｀）「興味を持っていただけたようで何よりです。もし何でしたら、詳しくお話して差し上げましょうか？」

从*ﾟ∀从「おう、頼む！」

（´・ω・｀）「では、シベリア三大奇所の謂れから話しましょうか」

（´・ω・｀）「私が産まれる前のことですが、ここシベリアでは、政治的な内紛が絶えず起こっていました」

（´・ω・｀）「その時作られた三つの建造物があるのですが、ある日を境に、その建物で

　　　　　　　　不思議なことが起こるようになったそうなんです」

从*ﾟ∀从「その一つが幽霊騒ぎって訳かい。くぅーっ！　そそるねぇ！！」

从*ﾟ∀从「おっさんは見たことないの！？　その幽霊って奴をさ！」

（´・ω・｀）「えぇ、何度も見ておりますとも。あなたも運が良ければ、見れるかもしれないですよ」

从*ﾟ∀从「へーっ、ほーっ」ﾜｸﾜｸ

シベリアのスポットはガチでやばそうだな、粛清拘留的に

支援

支援支援

しえん

鉄塔てまさかラーゲリかｗ

从*ﾟ∀从「いいなぁ、俺も幽霊見てみてぇなぁ」

（´・ω・｀）「よろしければ、明日私がそこまで案内しましょうか？」

从 ﾟ∀从「いいのかい？　仕事があるんじゃねーの？」

（´・ω・｀）「日中の仕事を観光客のために当てても、神様からの罰は当たらないでしょう」

（´・ω・｀）「それに私は、鉄塔の管理人と知り合いなんですよ」

从 ﾟ∀从「うーん……じゃ、お願いしよっかな！」

（´・ω・｀）「はい、承知しました」

从 ﾟ∀从「そんじゃあ明日の昼頃に、またここ来るわ」

（´・ω・｀）「はい。では、お弁当を用意して待っていますよ」

从 ﾟ∀从「あんがと。楽しみにしてるぜ！」

タカオカがタピオカに見えた支援

　　　　　　シベリア三大奇所その１・「物見の鉄塔」の巻　　　　　　

翌日…

从 ﾟ∀从「おぃーっす、おっさん。お待たせー」

（´・ω・｀）「おはようございます、タカオカさん」

从 ﾟ∀从「やぁー、悪ぃね。案外準備に手間取っちゃって、予定より遅くなっちまった」

（´・ω・｀）「私は構いませんが、すごい大荷物ですね」

从 ﾟ∀从「旅人は物持たないのが基本なんだけど、こいつだけは別なんだよね」

（´・ω・｀）「昨日も持って歩いてましたけど、それ何ですか？　やたら重そうですが」

从 ﾟ∀从「まぁ気にしてくれるな。それより、早く行こうぜ！　その幽霊の出る鉄塔にさ」

（´・ω・｀）「はいはい」

しえんしえん

支援だお

从 ﾟ∀从「〜♪」

（´・ω・｀）「上機嫌ですね、タカオカさん。そんなに今日行くところが楽しみですか？」

从 ﾟ∀从「そりゃあね。俺って変なもの大好きだし、そういう曰く付きの場所に憧れちゃう質だし」

（´・ω・｀）「普通、戦争の爪跡を感じさせる場所に行く時は多少なり神妙な気持ちになると思いますが、あなたは違うんですね」

从 ﾟ∀从「遠足の前に陰鬱になる子供はいないだろ？　そういうことだよ」

（´・ω・｀）「……なるほど。今日あなたを誘ったのは、正解だったようだ」

从 ﾟ∀从「あーあ、早く着かないかなぁ。待ち遠しいぜ」

（´・ω・｀）「すぐ着きますよ」

しえんよ

支援

――――

从 ﾟ∀从「結構歩くのなー」

（´・ω・｀）「お疲れですか？」

从 ﾟ∀从「んにゃ、へーき。こう見えて体力だけは自信あんの」

（´・ω・｀）「この道を抜ければもうすぐですが……あ、ほら見えてきた」

从 ﾟ∀从「おぉー……」

（´・ω・｀）「あれが、シベリア三大奇所が一、『物見の鉄塔』です」

从 ﾟ∀从「でっけー！　さすが海外はスケールが違わぁ！！」

（´・ω・｀）「そうですか。喜んでもらえて地元民として光栄です」

从 ﾟ∀从「他に何もないから余計に塔のデカさが際立つな！！」

（´・ω・｀）「地元民泣かすようなこと言わないでくれません？」

从 ﾟ∀从「悪ぃ悪ぃ」

（´・ω・｀）「まぁ、何もないのは事実ですがね」

支援

（´・ω・｀）「管理人の許可があれば中に入れますよ。ちょっと話をつけてきましょうか」

从 ﾟ∀从「おう、頼んだ」

（´・ω・｀）「塔の横にある建物が管理人棟です。……すみませーん、叔父さん。いらっしゃいますかー？」

从 ﾟ∀从「叔父さん？」

（｀・ω・´）「誰だ？」

（´・ω・｀）「塔の見学希望で来たんですが、今中に入れます？」

（｀・ω・´）「なんだ、ショボンニじゃないか。また観光客を連れてきたのか？」

（´・ω・｀）「はい」

从 ﾟ∀从「そういやおっさん、ここの管理人と知り合いとか言ってたな」

（´・ω・｀）「はい、ここの管理人は私の叔父なんです。顔、そっくりでしょう？」

从 ﾟ∀从「確かに。歳が近けれりゃ双子で通じるくらい似てんな」

（｀・ω・´）「こんな過疎地に観光にくるなんて、暇な奴もいたものだな」

从 ﾟ∀从「そういうなよー。ここも結構いいとこじゃんか」

（´・ω・｀）「これじゃどっちが地元民なんだか分かりませんね」

支援

从 ﾟ∀从「そんで、この中には入れないの？」

（｀・ω・´）「ちょっと待ってろ。鍵を持ってきてやる」

（｀・ω・´）「だが、客人。あんたのお目当ての幽霊は、夕方を過ぎてからじゃないと出てこんぞ」

从 ﾟ∀从「うぇ？　なんで俺が幽霊目的だって知ってんの？」

（｀・ω・´）「ショボンニの奴は、観光客をここに連れてきて幽霊を見せるのが生き甲斐なんだ」

从 ﾟ∀从「へー。おっさん暗い趣味持ってんなぁ」

（´・ω・｀）「人聞きの悪いこと言わないで下さいよ。それに、今回はタカオカさん自身が

　　　　　　　　　奇異な場所を求めてたから連れてきただけです」

（｀・ω・´）「どうだかな。そうでなくても連れてきたんじゃないか？」

（´・ω・｀）「その可能性は敢えて否定しません」

从 ﾟ∀从「なんか知んないけど、おっさんはシベリア幽霊に思い入れがあるんだな」

从 ﾟ∀从「それよりもさー、早く鉄塔登ろうぜ！」

（｀・ω・´）「こいつ、ここがどういう施設か理解してるのか？」

（´・ω・｀）「まぁ、いいじゃありませんか。悲壮なのよりはよっぽどマシだ」

―――カンカンカン

从 ﾟ∀从「おっひょー！　高ぇ高ぇ！！」

（´・ω・｀）「荷物、一緒に持っていかれるんですか？」

从 ﾟ∀从「お？　あぁ、そうだぜ」

（´・ω・｀）「重ければ私が持ちますよ」

从 ﾟ∀从「いーよいーよ。これはそういうんじゃねーからさ」

（｀・ω・´）「日本人は危機意識が薄いというが、あまり後生大事に持ち歩いても逆に狙われるぞ」

从 ﾟ∀从「忠告あんがと。でも、これだけは私の手で持ち運びてぇんだ」

（´・ω・｀）「……？」

しえん

支援！

从 ﾟ∀从「うっひょおー！！　シベリアの田舎町が隅々まで見えらぁ！」

（´・ω・｀）「田舎は余計ですよ」

（｀・ω・´）「しかし、喜んでもらえて何よりだ。ここは何もないが、風景だけはシベリア一だからな」

从 ﾟ∀从「そーだいいこと考えた。ここ風景がいいから、昼飯食いながらギャンブルしようぜ！」

（｀・ω・´）「ギャンブル？　若い娘が博打とは、感心しないな」

（´・ω・｀）「見た目に騙されちゃいけませんよ。この人こう見えて、凄腕の博打打ちなんですから」

从 ﾟ∀从「俺の見た目はどうだっていいの！　そんなことよりおっさんたち、チンチロリンって知ってるか？」

（´・ω・｀）「存じませんね」

（｀・ω・´）「わしらはポーカーかブラックジャックしか知らん」

从 ﾟ∀从「えー？　勿体ねぇなぁ、面白いのに。じゃあルールから教えてやるから、それにしようぜ」

（｀・ω・´）「賭ける金の持ち合わせなんかないぞ」

从 ﾟ∀从「だったら得点賭けでもいいからさ。とにかくやろう、今すぐやろう」

（´・ω・｀）「なんだか、いい鴨にされそうな予感しかしませんが……」

（｀・ω・´）「……まぁ、いいだろう。どうせ金は賭けないんだ、やってみて損はない」

シブいな
支援

しれん

――――

从 ﾟ∀从「はいきたー！　シゴロきたー！」

（#;｀・ω・´）「ぬおぉぉぉぉぉ！！」

从 ﾟ∀从「これで親のカッパギ決定ーときたもんだっ！！　勝ってる時ゃあ飯も美味いねぇ！！」

（#｀・ω・´）「まだだ……まだここでわしが６のゾロ目を出せば逆転の目はある……！」

――カロン

（´・ω・｀）「あ」

从 ﾟ∀从「あちゃー、こんな大事な局面でションベンかよ。おっさん緊張しすぎ」

（｀；ω；´）「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ！！」

从;ﾟ∀从「おいおい、泣くこたねーだろ。なんか俺が悪いことしたみたいじゃねーか」

（´・ω・｀）「実際泣きたくもなりますよ。序盤こそトントンでしたが、あなたが波に乗ってから私ら一度も勝ってませんし」

（｀；ω；´）「畜生……もう一回だ……」

（´・ω・｀）「叔父さん。そろそろ時間ですし、そこらで止めておいた方が……」

从 ﾟ∀从「お、本当だ。もうこんな時間か。博打してると時間が経つの早いねぇ」

投下しようと思ったけど規制で涙目支援

（´・ω・｀）「それにほら、今日は『あの日』でしょう？　泣いてる場合じゃないですよ」

（｀っω；´）「お、おぉそうだな……」

从 ﾟ∀从「あの日？　あの日って何の日だよ。生理？」

（´・ω・｀）「女性なのに下品な……まぁ、見ていれば分かりますよ」

（｀・ω・´）「さて、娘さん。そろそろお楽しみの、幽霊に会える時間だぞ」

从 ﾟ∀从「何だ何だ、何が起こるんだ？」

（｀・ω・´）「何が起こるかって？　そりゃ、この物見の鉄塔の風物詩だよ」

从 ﾟ∀从「……？」

支援よ

从 ﾟ∀从「なぁ、マジで何が起こるのよ？　ちょっとくらい説明してくれてもいいじゃん」

（´・ω・｀）「……タカオカさんは、この物見の鉄塔が何の目的で作られたかご存知ですか？」

从 ﾟ∀从「んにゃ、知らん」

（´・ω・｀）「この鉄塔は、元は政府が反政府軍を見張るために作った、いわば見張り矢倉なんですよ」

从 ﾟ∀从「へー……あ、なるほど。だから物見の鉄塔か」

（｀・ω・´）「この塔は、人の生き死にとそれにまつわる業をたくさん見てきた」

（｀・ω・´）「だからこそ、あんなものが見えるようになってしまったんだろうな」

从 ﾟ∀从「あんなもの？」

（´・ω・｀）「例の幽霊ですよ」

从*ﾟ∀从「おー！　本当に出るんだな！」

（｀・ω・´）「覚悟しとけよ、お嬢さん。呪われて憑き殺されても関知せんからな」

从;ﾟ∀从「げ。ここってそんなにヤバいの？」

（´・ω・｀）「そんなことないですよ。お客さんを怖がらせるのは止めて下さい」

（｀・ω・´）「……そら、来たぞ！！」

从 ﾟ∀从「へ？……うわっ！！」

ふむふむ

――――ふわり

从 ﾟ∀从「すっげ、何これ！　なんか蛍火みたいのが空にいっぱい飛んでる！！」

（´・ω・｀）「これがシベリア幽霊の正体、『帰り雪』です」

从 ﾟ∀从「帰り雪……？」

（´・ω・｀）「この地方に伝わる言い伝えでは、その年に初めて降った雪は、天から地上へ帰ってきたシベリア民の霊魂なんだそうです」

（｀・ω・´）「その霊魂が初夏になって再び天に昇る様を、この辺では『帰り雪』と呼ぶんだ」

从 ﾟ∀从「へー。てことは何かい、あの蛍火は全部ここで死んでった人たちなのかい？」

（｀・ω・´）「そうだな。老いて死んだ者も若くして死んだ者も、同じくああして天に帰るのさ」

从 ﾟ∀从「すっげー綺麗……日本の盆じゃあ幽霊はこんな風に光ってったりしないぜ」

（´・ω・｀）「日本人は奥ゆかしいですからね、きっと恥ずかしいんでしょう」

从 ﾟ∀从「なぁ、これ触ってみても平気か？」

（´・ω・｀）「さぁ……どうでしょう。今だかつて帰り雪に触った人の話は聞きませんからねぇ」

（｀・ω・´）「あんたも博徒なんだろう？　だったら一か八かで触ってみるのも面白いじゃないか」

从 ﾟ∀从「おっ、言ってくれるねぇ。そこまで言われて触らなきゃ女が廃るぜ！」

（´・ω・｀）「害はないとは思いますが……叔父さん、変に焚き付けるのは止めてくださいよ」

从 ﾟ∀从「そりゃ！　へへ、どーだ一発で捕まえたぜぃ！」

（´・ω・｀）「……どうですか？　何か変な感覚とかありません？」

从 ﾟ∀从「んー、別に。温かくもないし冷たくもない。本当に蛍でも捕まえたみたいだ」

（｀・ω・´）「あまり長く掴んでるのも可哀想だ。早く帰してやれ」

从 ﾟ∀从「それもそうだ。悪かったな、今離してやるからな」

―――ふわっ

从 ﾟ∀从「この手で幽霊を捕まえた女なんて、そうはいないだろうな」

（｀・ω・´）「誇っていいことなのかは分からんがな」

ほうほう

支援

摩訶不思議だ

从 ﾟ∀从「……そうだなぁ。ここなら、いいかもしれないな。よし、決めた！」

（｀・ω・´）「でかい独り言だな。どうした、お嬢さん？」

从 ﾟ∀从ﾉ□「ジャジャーン！」

（´・ω・｀）「その箱はなんですか？」

从 ﾟ∀从「遺骨と遺灰だよ、俺の旦那の」

（;´・ω・｀）「旦那さんの、遺骨？　そんなもの、どうして持ち歩いてたんですか？」

从 ﾟ∀从「それはな、こうするためだよ。えいやぁっ！！」

―――バサァッ

（´・ω・｀）「あっ……！」

从 ﾟ∀从「ヒャッホゥ、飛んでけ飛んでけ！　帰り雪と一緒に天に帰りやがれ！！」

（;｀・ω・´）「こいつ、旦那の遺骨を投げ捨てやがった……」

从 ﾟ∀从「元々身寄りのない奴だったからな。俺が持ってるより、故郷の土に帰った方が良かろうさ」

（´・ω・｀）「もしかして、あなたはその為にシベリアに…？」

从 ﾟ∀从「そこまで暇人じゃねーよ。ま、普通に捨てるよりは、なるたけ楽しそうなところにとは思ったがね」

（｀・ω・´）「ははぁ。あんたがこっちの言葉がやけに上手いのは、旦那がシベリア産まれだったからか」

なるほど

从 ﾟ∀从「おー、きれいに飛んでったなー。これであいつも成仏するだろ」

（´・ω・｀）「……なんだか、今日あなたをここに連れて来た理由が分かった気がしますよ」

从 ﾟ∀从「よせやい。なんかイイ子ちゃんしてるみたいで恥ずかしいじゃねーか」

（｀・ω・´）「しかし、無許可での散骨は法に触れるんじゃなかったか」

从;ﾟ∀从「げ！！　マジで！？」

（´・ω・｀）「そういえば、そんな話も聞いたような……」

从;ﾟ∀从「……おっさんたち、このこと黙っててくれる？」

（｀・ω・´）「さて、どうしたものかな。わしらもチンチロリンで相当へこまされたからなぁ」

从 ;∀从「頼むよぅ、さっきの負け分チャラにしてやってもいいからさぁ」

（´・ω・｀）「叔父さん、意地悪はよしてください。どうせ端っから言うつもりなんかないんでしょ？」

（｀・ω・´）「ははは、なぁに。ちょっとした仕返しだよ」

从 ﾟ∀从「なんだよ、あせらすなよな……あっ」

（´・ω・｀）「帰り雪が終わったようですね」

（｀・ω・´）「うむ。今年もみんなちゃんと帰っていったようだな」

支援

支援！

ほほう

从 ﾟ∀从「はぁー、楽しかった。また来年も来ようかな」

（´・ω・｀）「そうしてください。来てくれるなら歓迎しますよ」

（｀・ω・´）「チンチロリンの勝負もまだついてないからな。決着をつけにまた来いよ」

从 ﾟ∀从「何言ってんだよ、俺が勝ち越してただろー」

（｀・ω・´）「あれは無断散骨を黙る代わりにチャラにしたはずだが」

从;ﾟ∀从「あれマジだったのかよ！？　負けず嫌いだなおっさん！！」

（´・ω・｀）「許してあげてください。なにせ、私たちは勝負事には疎いものですから」

从 ﾟ∀从「ちぇーっ、じゃあまた来年に勝負は持ち越しだな」

（｀・ω・´）「楽しみにしてるぞ、お嬢さん」

从 ﾟ∀从「それまでに、腕あげといてくれよ？」

（｀・ω・´）「おう、約束しよう」

支援だ

支援するお

从 ﾟ∀从「そんじゃ、帰ろーぜおっさんたち」

（´・ω・｀）「あ、すみません。私たちはここで少し話をしていくんで、先に帰っていただけます？」

从 ﾟ∀从「うぇ？　いいけど……じゃあ、塔の外で待ってるからな？」

（´・ω・｀）「はい、お願いします」

（´・ω・｀）「……今年も帰り雪の季節が終わりましたね、叔父さん」

（｀・ω・´）「あぁ、いい塩梅だった」

（´・ω・｀）「……叔父さんは、いつまでこの塔に自分を縛りつけておく気なんですか？」

（｀・ω・´）「さあな。帰り雪がなくなることはないだろうから、ずっとじゃないか？」

（´・ω・｀）「……寂しいですね。己に課すには重すぎて、私には耐えられそうもない」

（｀・ω・´）「だが、時には良い出会いもある。あのお嬢さんのようにな」

（´・ω・｀）「タカオカさんのことですか」

（｀・ω・´）「あぁ、お前にはいつも世話になるなぁ。いっそわしのことなんざ

　　　　　　　　忘れてしまえばいいのに、毎年律儀に人を連れてきてくれる」

（´・ω・｀）「死んだ後も自分が堅守した塔に居座り続ける人ほど、律儀ではありませんよ」

（｀・ω・´）「それもそうだ。クク……」

ふむ？

なん……だと……？

シャキンが塔の霊だったのか
支援！

（´・ω・｀）「それではまた、来年の帰り雪の季節に」

（｀・ω・´）「あぁ。それまで達者でいろよ」

（´・ω・｀）「さようなら、物見の鉄塔の幽霊さん」

（｀・ω・´）

（｀・ω・´

（｀・ω・

（｀・ω

（｀・

（｀

（

　


（´・ω・｀）「……」

そういうことだったのか
支援！

―――

（´・ω・｀）「すみません。お待たせしました」

从 ﾟ∀从「本当、待ちくたびれたぜー。あんまり暇だから一人じゃんけんとか始めるとこだった」

（;´・ω・｀）「それは暇し過ぎじゃないですか？」

从 ﾟ∀从「……あれ？　もう片方の吊り眉のおっさんは？」

（´・ω・｀）「……塔に残って、する事があるみたいです」

从 ﾟ∀从「そっか。よく考えたら管理人棟があるんだから出てはこんわな」

（´・ω・｀）「タカオカさんに、楽しかったと伝えてくれと言われましたよ」

从 ﾟ∀从「そうかい。てぇことは、また博打で鴨にしてくれってことだな」

（´・ω・｀）「それは、来年もまたここに来るということですか？」

从 ﾟ∀从「どうしようかね。俺ぁヤクザもんだから、明日吹く風に聞いてみてくれよ」

なーるほど

ほうほう

いい話だ

从 ﾟ∀从「とりあえず、ビザが切れるまでこっちにゃいるつもりだよ」

（´・ω・｀）「そうですか。これからどうするおつもりで？」

从 ﾟ∀从「どうすっかねー。せっかくの機会だし、他の二つのシベリア奇所も回ってみようかな」

（´・ω・｀）「それはいい。是非ともそうしてみてください」

从 ﾟ∀从「おっさんとも今日でお別れだな。短い間だったけど、楽しかったぜ」

（´・ω・｀）「私も、色々楽しませてもらいました」

从 ﾟ∀从「いつか博打で俺に勝てるようになればいいな」

（´・ω・｀）「そうですね。それまで私も、精進せねば」

支援！

しえん

从 ﾟ∀从「そんじゃおっさん、また来年会おうなー」

（´・ω・｀）「いや、途中の私んちまではご一緒しますけど」

从 ﾟ∀从「おう、そういやそうだな」

（´・ω・｀）「……タカオカさん、結構ドジだったりします？」

从 ﾟ∀从「うるせぇ、余計なお世話だ。……あ、そうだ」

（´・ω・｀）「何でしょう」

从 ﾟ∀从「次のシベリア奇所って、場所どこよ？」

（´・ω・｀）「えっとですね、ここから一番近いのは……」


―――無頼娘ハインの旅は、まだまだ終わらないようです。

(続く)

気になる！
乙です！

旅番組のような雰囲気だな
乙

乙！ユーモアあるし綺麗な話だわ
次も期待してるよ

おつおつ！

乙！
読みやすいし面白かった
次回も楽しみ

投下終了。支援感謝
もらったお題を組み込んでみたらこんな長くなってしまった

お題
・レモングラス
・レモンティー

あと二つのネタも出来てるので、早めに投下出来たらと思います

最後に、シベリア帰り雪の元ネタをば

・須藤真澄「庭先案内」�A「雪が降ってくる」より

マイナーだけど面白い漫画なので、ぜひご一読を

それでは　ﾉｼ

投下します

支援

今日はいい日だ・・・

乙＆支援

私の名前は喪鬱毒造、人呼んで鬱なセールスマン
　　ただのセールスマンじゃございません
　　私が取り扱うのは“ココロ”　人のココロでゴザイマス・・・

　　　　　『('∀`)鬱ナせぇるすまん』

ブーン系小説総合スレ 【 裏 】 まとめ（仮）さん
http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-451.html

まとめさんありがとうございます

ｷﾀｰ！支援

この世は老いも若きも男も女もココロの寂しい人ばかりそんなみなさんのココロのスキマお埋めします

　　 いえお金は一銭もいただきませんお客様が満足されたら、それがなによりの報酬でゴザイマス・・・

　　 さて今日のお客様は・・・

|ﾟﾉ ＾∀＾）『今日も楽しかったですわ！』

(*´･ω･`)　ぼくも楽しかったよ…えへへ…

(´･ω･`)　　尾多　ショボ太　27歳　会社員

　　　　　【二次元クラブ】

　　　　オーホッホッホッホッホ・・・・・・

お期待

　　会社にて

（#゜３゜）　おい尾多！テメェなに遅れてきてんだよ！

(；´･ω･`)　すいません部長！（午前休入れたじゃん…）

（#゜３゜）　契約は取れない会社には遅れてくる、お前最低だな

(；´･ω･`)　ハイ…

（#゜３゜）　……まぁいいや、早く仕事に戻れよ

　とことこ　(；´･ω･`)　ハイ…

しえしえ

パワハラは好かぬ…
支援

やばいAの絵で脳内再生されとる

(´･ω･`)　ハァ…

(　＾Д＾)　おうショボ太、さっきは大変だったな

(´･ω･`)　午前休取ったのに…

(　＾Д＾)　しょうがねぇよ、あいつは自分が仕事できないから部下にあたってるんだよ

(´･ω･`)　ハァ…

(　＾Д＾)　で、なんで急に午前休なんか取ったんよ？女か？女かい？

(；´･ω･`)　ち、違うよ！（さすがにレモプラスの為とは言えない…）

(　＾Д＾)　まぁお前に女が出来るわけ無ェか！カカカ！

(；´･ω･`)　うぐ…

（#゜３゜）べらべら喋ってねぇで仕事しろオラァ！

(　＾Д＾)　ウーイ…

(´･ω･`)　……

きてた！
支援支援

レモプラス、うむ

最近マイナーＡＡ人気だな。支援

(　＾Д＾) はいお仕事終了〜

(´･ω･`)　（早く帰ってレモナちゃんに会わなくちゃ…）

（゜３゜）　おい尾多

(´･ω･`)　はい、何でしょう？

（゜３゜）　お前残業な

(；´･ω･`)　え、またですか！？ここんとこ毎日じゃないですか！

（#゜３゜）　うるせぇな！しっかりやっとけよ！

(；´･ω･`)　そんな…

(　＾Д＾) 　じゃあ残業頑張ってネ

(；´･ω･`)　……

退屈な日常が思い出されるなｗｗｗ

(；´･ω･`)　な、なんだアンタは！？

('A`)　いやぁ可愛かったのでつい声掛けちゃいました

(；´･ω･`)　やめてください！気味が悪い！

('A`)　いやいや、はたから見れば駅のホームでニヤついてるあなたのほうが気味悪いですよ

(；´･ω･`)　う・・・！

('A`)　実はワタシこういう者なんです　　　サッ

うむ、レモプラス＝退屈な日常だｗｗｗ

落丁したかな？

駅のホーム

（´・ω・｀）　ハァ…

（´・ω・｀）　次の電車が来るまであと一時間もある

（´・ω・｀）　……

（´・ω・｀）　早くレモナちゃんに会いたい…

（´・ω・｀）　……

（；´・ω・｀）　もういいや！ここでやっちゃえ！　　　カチ！

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『コンバンハですわ！ショボ太さん！』

（*´・ω・｀）　えへへ、待たせてゴメン

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『今日はどこ行きます！』

（*´・ω・｀）　そうだなぁ…

('A`)　夜景が綺麗なレストランなんかどうです？

(；´･ω･`)　な、なんだアンタは！？

('A`)　いやぁ可愛かったのでつい声掛けちゃいました

(；´･ω･`)　やめてください！気味が悪い！

('A`)　いやいや、はたから見れば駅のホームでニヤついてるあなたのほうが気味悪いですよ

(；´･ω･`)　う・・・！

('A`)　実はワタシこういう者なんです　　　サッ

（；´・ω・｀）　ココロのスキマお埋めします…喪鬱毒造…

('A`)　実はワタシセールスマンでしてね、いやいやなにか買わせようとしてるわけじゃありません

（；´・ω・｀）　ハァ…

('A`)　どうですか一杯、オゴリますよ

（；´・ω・｀）　……

毒像

　(´･ω･`)
　∪彡ノﾉ∪∈
⊂川´･ω･`川つ

笑うせぇるすまんは読んだことないんだけど友人がY氏の隣人って漫画もってたな
扱う題材似てる

>>538
確かに似てる。あとハッピーピープルなんかも同じ系統の漫画だ
まあAが源流なんだけど

支援します！

ＢＡＲ　バロ巣

('A`)　ほぅ、尾多さんはアニメおたくなんですか

（´・ω・｀）　アニメ好きと言ってください

('A`)　これは失敬、ところでどんなアニメが好きなんですか

（´・ω・｀）　そうですね、古くはサザンアイズ、ブルーシード、万能文化猫娘
　　　　　　　　最近のだとけいおん！、ひだまりスケッチ、ワーキング、めぼしいのはすべて網羅しております

('A`)　凄いですねぇ、ワタシの知らないアニメばっかりですねぇ、
　　　　マスター、尾多さんにウォッカを一杯

( ´W｀)つ□　タンッ

('A`)　尾多さんがアニメ好きというのはわかりましたが、普通の女性には興味は無いのですか？

（´・ω・｀）　無いですね

('A`)　ほう何故に？

（´・ω・｀）　ぼくに言わせれば三次元の女なんて汚れてる、あいつら金とＳＥＸのことしか頭に無い
　　　　　　　　その点二次元はピュアで清い、彼女らの心は果てしなく純粋無垢です

('A`)　筋金入りですねぇ

支援

9割同意する！

よく見たらBarのマスターと原作のマスター似てるｗｗ

だな。ヒゲのいつもグラス磨いてる人な

('A`)　尾多さん恋人がいたことあるんですか？

（´・ω・｀）　いますよ、さっきのレモナちゃんです

('A`)　なるほど、さっきの可愛い娘ちゃんですねぇ

（´・ω・｀）　従来のアニメはですね、ただ流れる彼女らの映像を傍観してるだけでした
　　　　　　　　しかしこのレモプラスは会話、コミュニケーションが取れる

('A`)　会話と言ってもゲームにプログラミングされた選択肢を入力してるだけではないですか

（´・ω・｀）　いやまぁそうですけど…

('A`)　不自由に感じませんか？自由に会話したいと思いませんか？

（´・ω・｀）　したいですねぇ

('A`)　そういう尾多さんにぴったりの店があります

（´・ω・｀）　店？キャバクラは嫌ですよ

('A`)　キャバレーではゴザイマセン、二次元クラブという店です

既に喪鬱のペースか…！

原作が続いてたら絶対こんな話書いただろうな

二次に行けるなら文句なぞどこからも出んのだが

（´・ω・｀）　二次元クラブ？

('A`)　アニメキャラクターと会話が出来る尾多さんみたいなかたにとって夢のようなお店です

（；´・ω・｀）　そんな素晴らしいお店があるんですか！？

('A`)　あまり知られていませんけどね

（；´・ω・｀）　凄いなぁ

('A`)　ではさっそく行きましょう

（；´・ω・｀）　良いんですか！？でもお金…

('A`)　お金のことは気にしないでください、今回はワタシが払います

（*´・ω・｀）　ありがとうございます！

支援

('A`)　ここが二次元クラブです　　　カランコロン

（；´・ω・｀）　ここが二次元クラブ…

(‘_Ｌ’)　いらっしゃいませ喪鬱様

('A`)　お久しぶりですフィレンクトさん

(‘_Ｌ’)　そちらのかたは…

('A`)　ワタシの友達の尾多ショボ太さんです

（；´・ω・｀）　ど、どうも尾多です

(‘_Ｌ’)　支配人のフィレンクトです

('A`)　ではいつもの席をお願いします

(‘_Ｌ’)　かしこまりました、どうぞこちらです

（；´・ω・｀）　（どういうお店なんだろう…）

「今回は」
その一言が
命取り

支援

うむ

しえしえ

いつもの席…？

(‘_Ｌ’)　こちらに座ってください

（；´・ω・｀）　（一人掛けのソファーに、一人用のテーブル…いったい何が始まるんだ…）

(‘_Ｌ’)　では、彼女たちを連れてきます

（；´・ω・｀）　……

('A`)　尾多さん

Σ(；´・ω・｀）　な、なんでしょうか！？

('A`)　オーホッホッホッ、そんな怖がらなくても大丈夫ですよ尾多さん

（；´・ω・｀）　ハァ、いったいなにが起こるんでしょうか？

('A`)　きっとびっくりなさいますよ……おや、来たみたいです

(‘_Ｌ’)　　　　ガラガラ

（；´・ω・｀）　あれですか！？

('A`)　そうですよ、なにか御不満でも？

（；´・ω・｀）　だってアレＴＶじゃないですか！！

うん

画面の向こうの彼女か……

（；´・ω・｀）　結局アニメを見るだけですか？

('A`)　オーホッホッホッ慌てないでください、ではフィレンクトさんお願いします

(‘_Ｌ’)　ハイ　　　　カチッ

　　　　　ブーン…

（；´・ω・｀）　……

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『ハロー』

（；´・ω・｀）　レ、レモナちゃん！？

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『はじめましてですわ！レモナと申しますわ！あなたのお名前は？』

（；´・ω・｀）　は、初めまして！お、尾多ショボ太と言います！！

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『尾多さんネ！よろしく！』

（；´・ω・｀）　会話が出来る…

('A`)　どうですか尾多さん？

（*´・ω・｀）　すごいですよ喪鬱さん！予想以上です！まるで夢みたいだ…

('A`)　それはよかったですねぇ

追い付き支援

会話いいな

おっと支援支援

(‘_Ｌ’)　　　　　カチ

　　　ブーン…

ﾘｺ-○ー○)ﾘ　『ありゃ、久しぶりじゃのう喪鬱さん』

('A`)　リコちゃんに久しぶりに会いたくなりましてねぇ

ﾘｺ-○ー○)ﾘ　『お世辞が上手いのう』

（*´・ω・｀）　喪鬱さんはそういうキャラが好みなんですか

('A`)　彼女の素朴な感じが好きなんですよ

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『尾多さん！』

（；´・ω・｀）　ハ、ハイ！

('A`)　尾多さん、ここからは各々で楽しみましょう

（´・ω・｀）　そうですね

ふむ

広島弁のリコちゃんってｗｗｗｗ退屈な日常ｗｗｗｗ

うん･･･投下間隔といい>>517といい･･･IPこそ違えど

あんた退屈な日常の人だろうｗ

いや、でもIP違う……

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『尾多さんってどんなお仕事してるんですの？』

（*´・ω・｀）　なんだと思う？

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『そうですわね……もしかしてサッカー日本代表！？』

（*´・ω・｀）　全然違うよお

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『じゃあ…ロックシンガー！？』

（*´・ω・｀）　そんな大層なものじゃないよ、しがない会社員だよ

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『きっと尾多さんはすごいビジネスマンなんだろうな〜』

（*´・ω・｀）　そんなことないよぅ

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『そう謙遜するところがまたいいですわね！』

（*´・ω・｀）　えへへ。レモナちゃん可愛いね

|ﾟﾉ*＾∀＾）　『急になに言いますの////でも嬉しいですわ！』

IPなんて飾りっすよ

サッカー…ロックシンガー…
確信したｗｗｗｗ

しえすた

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『スティングが一番好きですわね』

（*´・ω・｀）　ぼくも好きだよ！ラストの大どんでん返しがすごいよね！

('A`)　尾多さん

（*´・ω・｀）　あ、喪鬱さん

('A`)　もう閉店なのでそろそろ出ましょう

（；´・ω・｀）　もうそんな時間ですか、あっという間だったな…

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『また来てくださいね！』

（*´・ω・｀）　うん！また来るね！

('A`)　ずいぶん楽しまれておられましてね

（*´・ω・｀）　最高です！ありがとうございます！

('A`)　いえいえ、喜んでいただけたのならワタシも幸せです

支援

　　　次の日

（゜３゜）　おい尾多

（´・ω・｀）　はいなんでしょうか？

（゜３゜）　お前さ、今月契約何件とった？

（；´・ω・｀）　……3件です

（#゜３゜）　3件だぁ！？馬鹿にしてんのかキサマ！　　ドンっ！

Σ(；´・ω・｀）　す、すいません！

（#゜３゜）　ほんとどうしようもねぇなお前！クズだよクズ！

（；´・ω・｀）　うぐ…

（#゜３゜）　こんな無能の部下を持った俺は世界一の不幸せ者だよ！

（＃´・ω・｀）　（くそお……）

支援

いるいる、こんな上司

（///´・ω・｀）　ぷはぁー！

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『いい飲みっぷりですわね！』

（*´・ω・｀）　もう参っちゃうよ〜、うちの上司さ、自分が仕事出来ないのを棚上げにしてさ
　　　　　　　　　ぼくら部下に当たり散らすんだ、最悪だよお

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『大変ですわね』

（*´・ω・｀）　えへへ、でもレモナちゃんのかわゆい笑顔を見たらストレスがどっかに飛んじゃったよ〜

|ﾟﾉ*＾∀＾）　『まぁ////すっかり酔っぱらってますわね/////』

（*´・ω・｀）　そんなことないよぉ、アハハ

これはハマる

ソープキャバなんか眼じゃないくらい確実にハメられるな

しえんよ

（*´・ω・｀）　そろそろ時間だから帰るねぇ

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『また来てくださいね！』

　とことこ　（*´・ω・｀)ﾉｼ　バイバイ

(‘_Ｌ’)　お客様

（；´・ω・｀）　な、なんですか！？

(‘_Ｌ’)　そっちは従業員専用の部屋です、出口はあちらです

（；´・ω・｀）　すいません…

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『やっぱ相当酔っぱらってますわよ！』

（*´・ω・｀）　アハハ、酔ってないよぉ、じゃあねぇ

しかし何で会話出来るんだろう
支援

終わるまで寝れねえ
支援

　　　次の日

（*´・ω・｀）　（早くレモナちゃんに会いたいな…）

('A`)　尾多さん

（*´・ω・｀）　喪鬱さんじゃないですか！

('A`)　最近二次元クラブみ入り浸りだと聞きましたが

（*´・ω・｀）　ハイ！今日も行きますよ！

('A`)　でも尾多さん大丈夫ですかぁ

（*´・ω・｀）　お金なら大丈夫ですよ！こう見えて貯金はいっぱいあります！

('A`)　いえいえ、ワタシは尾多さんの体を心配してるんですよ

（*´・ω・｀）　体？大丈夫です！ぼくは意外と頑丈なんです！

('A`)　そうですかぁ、でもあまりのめり込みすぎるのも危ないですからね、ではこれで…

（*´・ω・｀)ﾉｼ　またいつか〜（早くレモナちゃんに会いに行こう…）

しえん

しえん

暗転だな

やっぱ何かあるのか･･･！

（；´・ω・｀）　え！？今日レモナちゃんいないの！？

ﾘｺ-○ー○)ﾘ　『そうなんじゃ、すまんのう』

（；´・ω・｀）　そうなんだ…

ﾘｺ-○−○)ﾘ　『なんじゃ？ワシじゃ不満か？』

（；´・ω・｀）　いやいや！そんなことないよ！

ﾘｺ-○ー○)ﾘ　『ほうか、じゃあ楽しもうや』

（；´・ω・｀）　……

（；´・ω・｀）　（レモナちゃんに会いたいレモナちゃんに会いたいレモナちゃんに会いたい…）

ほうよ

いない日とかあるのかｗｗ
二次元も万能じゃないんだな

　次の日　　　会社にて

（´・ω・｀）　（レモナちゃんに会いたいレモナちゃんに会いたいよ…）

（゜３゜）　おい尾多

（´・ω・｀）　（あぁレモナちゃん、君に早く会いたいよ……）

（#゜３゜）　おい尾多ァァ！聞いてんのか！

（＃´・ω・｀）　うるせぇ！！

（；゜３゜）　な、な、なんだと！？

（＃´・ω・｀）　テメェさ、いちいち部下にかまってもらわないと気が済まないのか？ガキかテメェ！！

（；゜３゜）　尾多…自分がなに言ってんのかわかってるのか

(；＾Д＾)　どうしたショボ太、落ち着け…

（＃´・ω・｀）　……

（＃´・ω・｀）　帰る…　　　ガチャ

(；＾Д＾) （どうしたんだよいったい…）

労働者の姿勢としては間違ってない
だが確実にキてるな

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『いらっしゃいませ尾多さん！』

（；´・ω・｀）　会いたっか！すごく会いたかったよレモナちゃん！

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『私も尾多さんに会いたかったですわ！』

（；´・ω・｀）　昨日はなんで居なかったの！？

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『風邪をひいてまして』

（´・ω・｀）　へぇ、アニメも風邪ひくんだ

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『……ええ、まぁ』

（*´・ω・｀）　よ〜し今日はレモナちゃんの全快祝いだ！パーっとやっちゃうよ！

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『さすが尾多さん！威勢がいいですわね！』

うん・・・・・・・・

リアルが辛いから余計にのめり込むんだよね

（*´・ω・｀）　ゴクゴクゴクっ！もう一杯！

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『ねぇ、さすがに飲みすぎじゃない？』

（*´・ω・｀）　そんなことないよ〜、こう見えてお酒には強いんだからね！

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『そんな風には見えないけど…』

（*´・ω・｀）　ねぇレモナちゃん

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『はい？』

（*´・ω・｀）　ぼくたち結婚しよ

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『え……』

支援

SIEN

（*´・ω・｀）　結婚しようよ

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『いや、あのお客さん…』

（*´・ω・｀）　画面越しじゃなくてそこから出てきてよ

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『いやだから、無理ですよお客さん』

（*´・ω・｀）　分かった！そっちの従業員専用のお部屋に居るんだね！

|ﾟﾉ ＾∀＾）　『え……！』

　　三三三（*´・ω・｀）　今会いに行くよ〜

|ﾟﾉ；＾∀＾）　『そっちに入っちゃダメ！』

（*´・ω・｀）　レモナちゃん！　　ガチャ

以`ﾟ益ﾟ以

(´ﾟωﾟ`) ……

ｇｋｂｒ

あっ、バカ…

orz

おぅ、、

以`ﾟ益ﾟ以 　だから入るなって言ったじゃない…

（；´・ω・｀）　誰だお前！？レモナちゃんはどこだ！？

以`ﾟ益ﾟ以 レモナなら私よ

（；´＾ω＾｀）　アハハ、レモナちゃんがそのバケモノみたいな顔してるわけないじゃないか

以`ﾟ益ﾟ以 　『尾多さんいらっしゃいませですわ！』

(´ﾟωﾟ`) ……

(´ﾟωﾟ`) レモナちゃんの声…

以`ﾟ益ﾟ以 　そうよ、私がここで声出してたんだもの

（´；ω；｀）　嘘だ！嘘だ嘘だ嘘だ！

以`ﾟ益ﾟ以 　いやだからホントだって

（´；ω；｀）　わかったぞ！お前レモナちゃんを食べちゃったんだな！レモナちゃんがバケモノに食べられちゃったよ！

以`ﾟ益ﾟ以 　は？お前頭おかしいんじゃね？

三三三（´；ω；｀）　うわあああああレモナちゃんがああああ！！

以`ﾟ益ﾟ以 　……なんだあいつ

食うかよｗｗｗｗｗｗｗ

食って声を変えられるってカオナシかいなｗｗｗ

なるほど。会話の謎が解けた

声優ヲタもこういう過程を経たのだろうか

（´；ω；｀）　ああああああ……

('A`)　 おやおや尾多さんどうしたんですか

（´；ω；｀）　喪鬱ざん…レモ、レモ、レモちゃんが…

('A`)　 だからのめり込みすぎるのは危険だと言ったじゃないですかぁ

（´；ω；｀）　はあぐ…あぐ…あああ…

('A`)　 よっぽど怖いものを見たのでしょうねぇ、今楽にあげますからねぇ

（´；ω；｀）　ううう…

m9('A`)

m9('∀`)ドーーーン！！！！！！

(´ﾟωﾟ`) ぐわああああああああああああ！！！！！！！

ぐわあああああああ！！

支援

(　＾Д＾) 　205号室は…ここか…

(　＾Д＾) ……

（゜３゜）「お前が一番あいつと仲良いだろ、ちょっと様子見てこいよ」

(　＾Д＾) 　俺はあいつと仲良く無ェよ、めんどくせぇ…

(　＾Д＾) 　ピンポーン

(　＾Д＾) 　おーいショボ太いるかー、生きてるかー？　　コンコン

(　＾Д＾) 　……いないのか？

(　＾Д＾) 　ありゃ、カギ空いてるじゃん、ショボ太〜入るぞぉ　　ガチャン

廃人…？

どうなっちゃったのか

支援

廃人になるパターン多いよな

ＴＶ：ザァァー…

(´ﾟωﾟ`) 　……

(＃＾Д＾) 　おい、ショボ太、テメェ何日会社休んでんだよ！なんか言えや！

(´ﾟωﾟ`) 　レモナちゃん可愛いね…

(　＾Д＾) 　おいショボ太、ＴＶに向かってなに言ってんだ？

(´ﾟωﾟ`) 　これからぼくたちずっと一緒だからねぇ、レモナちゃんを一生離さないからねぇ

ＴＶ：ザァァー…

(；＾Д＾) 　おいショボ太、頭大丈夫か…

(´ﾟωﾟ`) 　えへへ、やっぱレモナちゃんの笑顔は最高だね
　　　　　　ねぇ今度海行こうよ、それから温泉に入ってね、夜景の綺麗な…

(； Д ) 　ショボ太…

ＴＶ：ザァァァァァー……

やはり・・・・・・・・・・・・・・・・・・

レモナちゃんと同じ世界にいったのさ

ちょっと羨ましい

ある意味幸せ…なのか？

平べったくなっちゃったか、、

('A`)　アニメにハマるのはおおいに良いでしょう、ワタシだって好きですからね
　　　 でもいきすぎて暴走するのはいかがなものでしょうか
　　　 いくら頑張ったって二次元の彼女たちにはこちらの思いはとどきません
　　　 だって彼女たちは所詮、絵ですからねぇ

('∀`)　オーホッホッホッホッホ・・・・・・


　　　　『('∀`)鬱ナせぇるすまん』　二次元クラブ　　完

読みやすかった
乙です！

乙！不思議な商品系の話なら猟奇でもいけるんじゃないか？

乙！
もうすでにスタイルが完成してるな

乙乙！

絵師の方が積極的かと思ったのはまるで勘違いだった

数多くの支援ありがとうございます！
こういうオチは割と多いパターンですよね

>>567
以前連載のために作ったＡＡを再利用しました

>>627
なるほど、ちょっと考えときます

質問、指摘等あればお願いします

笑ゥせぇるすまんの実写版見た思い出があるのは俺だけでいい

伊東四朗か……

読みおわた乙

　　　`・+｡*・　　　　　(´･ω･`)
　　　　　｡*ﾟ　 ｡☆―⊂、　　つ　　
　　　｡*ﾟ　　　 ：　　　　　ヽ　 ⊃
　　　`+｡**ﾟ**ﾟ　　　　　　 ∪~
今回もおもろかったよ

もうすぐ六月が終わってしまう……

うん

梅雨はまだ続くのかな

シベリアにポエムを投下するスレってあるか？

>>638
自分は見たことない

ここで聞いてみて
ttp://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1247659946/l50

鬱ナせえるすまん面白かったけど、これって二次元に失望したってだけの話では……

もともと現実が見えてなかったから現実見なさいって話じゃないかな

なるほど、把握した

イマノウチニトウカシマス

ここは最果ての地、シベリア。

けっして解けることのない凍土の上で、様々な命が息づく地。

白く、大きな建物はブーン系シベリア図書館。

短い平和が終わる。

再び武力による図書検閲が始まった。

そして悲しみが彼らのもとへ訪れる。


これはそんな図書館の、誇りをかけた戦いの記録である。





シベリア図書館戦争のようです



ブーン系小説総合スレ 【 裏 】 まとめ（仮）さん
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第五話　Apart.

あれからかなりの時間が過ぎた。

新型サイボーグ対策も取られ、戦力はほぼ互角。

検閲行為も数回行われたが、未だに蔵書は傷一つついていない。

だが、図書館は暗い雰囲気に包まれていた。


（　´ω`）　「お……、ブーンがしっかりしてればこんなことには……」

ξﾟ�听)ξ　「館長……、あなたのせいじゃありませんよ」

川 ﾟ -ﾟ)　「……そうだ。割り切れ」

（　･∀･）　「…………」


前回の戦闘で第一部隊から二名、殉職者が出たのである。

覚悟はしていたとはいえ、やはり仲間の死は、彼らにとって相当なショックであったようだ。


ゾロゾロと館長室を出ていく部隊長達。残ったのはブーンとツン。


親しい間柄だからこそであろうか、互いにかける言葉が見つからない。部屋に、さらに重苦しい空気が漂う。

しえんじゃ！

なにい

しばらくして、ツンが唐突に口を開いた。


ξﾟ�听)ξ　「……ねぇ、ブーン？」

（　＾ω＾）　「……なんだお？」

ξﾟ�听)ξ　「例のアレ、調べたの？」

（　＾ω＾）　「一応調べてくれるように頼んではおいたお。どうなったか連絡してみるお」

ξﾟ�听)ξ　「……そう。アタシ、下の手伝いにいってくるわね」

（　＾ω＾）　「分かったお……」


ツンも部屋を出て行き、残されたのはブーン一人になった。

胸のポケットから手帳を取り出し、空いた片手で番号を打ち込む。

少し長めのコールの後、電話が繋がった音がした。


（　＾ω＾）　「もしもし……」


『もしもし。そろそろかけてくる頃だと思っていたよ』

不意打ちが許されているのかこの戦場は

（　＾ω＾）　「……それで、どこまで分かったんだお？　ショボン」

　『そうだね。まず、例の施設はシベリアに確かに存在するよ』


例の施設。ブーンは以前、モララーが言っていたサイボーグ横堀の生産工場について調べていた。

そして電話の相手、情報屋をやっている友人、ショボンに情報を集めてくれるよう頼んでいたのである。


（　＾ω＾）　「……そうかお。場所なんかの詳細はどうなんだお？」

『すでにそっちに郵送してある。もうそろそろ届くと思うよ』

（　＾ω＾）　「色々スマンお……」

『構わないさ。あと、とっておきの情報が一つ』

（；＾ω＾）　「とっておき？」


『ああ。実はその施設の持ち主の名義なんだけどね。運営議会の一人、それも与党の幹事長だったんだよ』

（；＾ω＾）　「な！？」

『シベリアで出版された本に、彼にとってマズイ内容が暗号化されて書かれているらしい』

なんだって！

ｷﾀｰ支援

（　＾ω＾）　「つまり……、この戦いはそいつ一人のせいで……」

『そうなるね。逆に彼を潰せば法案はともかく、実力行使は無くなるかもしれない』

（；＾ω＾）　「確かに……！なら今すぐにでも！」


『正直言って、私的な軍事施設の建設だけではそれは難しいよ』

（；＾ω＾）　「……お！？」

『検閲のために私財を投げ打ったとか適当な事言われて、逃げられるのがオチだ』


（　＾ω＾）　「と、いうことはその本とやらを探すしかないのかお……？」


『ああ、だけどコッチじゃ探しようがない。それにそういうのはキミ達の方が得意だろうしね』

（　＾ω＾）　「……分かったお。見つけ出したらまた連絡するお」



『書かれている内容が分かれば、だけれどもね。どちらにせよ施設の証拠は揃えておいた方がいい』

（　＾ω＾）　「おっ……、写真とかかお？」

『ドクオにそういう証拠集めをお願いしたら？今、探偵やっているんでしょ？』

（　＾ω＾）　「そうするお。感謝してるお、ショボン。」

『僕もそこはお気に入りの場所だしね。また今度寄らせてもらうよ』



（　＾ω＾）　「今は何処でマスターやってるんだお？」

『ふふっ、内緒さ。いいところだよ、景色が綺麗だしね。じゃあ、気をつけて』

（　＾ω＾）　「お。また電話するお」


カチャリと戻すブーン。溜め息を一つつく。

そして、再び番号を打ち込み、電話をかける。



（　＾ω＾）　「おっ。ドックンかお……？」

『ドックン言うな。で、なんだ？』

（　＾ω＾）　「ちょっと頼みたいことが……」


　

支援

意外と人いるな支援

休憩室、缶コーヒー片手にモララーがベンチに腰掛けている。

その横には彼女、トソンの姿があった。



(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ　「モララー……」

（　 ∀ ）　「トソン……。やっぱり駄目だな、僕。責任取らないと」

(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ　「何を言うのですか、しっかりして下さい……！」

（　 ∀ ）　「辞めるよ、この仕事」


(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ　「……。確かに貴方の部隊員である以上、貴方の責任です」

（　 ∀ ）　「ﾊﾊｯ……、分かっていても実際に人に言われるとキツいな……」


(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ　「でも、……ここで逃げ出すことで責任が取れるわけじゃないと思います」

（； ∀ ）　「なら……、どうしろっていうんだよ……」

ペース大丈夫か
猿るぞ

支援支援

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ　「彼らの分まで戦うべきじゃないでしょうか。そしてこれ以上彼らのような人が出ないように守る」

（　 ∀ ）　「……。簡単に言ってくれるね。キミは何も知らないんだよ。……戦うって事をさ」


(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ　「確かに私はそうです。でも貴方は知っている。貴方には護ることが出来る」

（　 ∀ ）　「……キレイ事だよ。結局、僕は周りの人を死なせることでしか生きていけないんだ」


(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ　「貴方が出来ないのなら私が戦います。貴方の代わりにはならないでしょうが」

（　 ∀ ）　「…………」

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ　「……では」



黙りこむモララーに背を向け、トソンは行ってしまった。

モララーの手に握られた、スチールで出来た缶が少しその形を歪ませる。


休憩室には自販機の小さく低い機械音だけが、耳障りな程までに響いていた。




　

支援

紫煙

ξﾟ�听)ξ　「ﾊｧ……」

（-@∀@）　「副館長、わざわざこの部屋に来て溜め息つくのやめて下さいよ」


ＰＣルームの奥の扉、総務・情報部室。そこにツンは来ていた。


（-@∀@）　「あなたがそんな調子だと、皆が困りますよ」

ξﾟ�听)ξ　「あなただっていつもと違うじゃない。目録作りはどうしたの？」

（-@∀@）　「……気が向かないだけですよ」

ξﾟ�听)ξ　「……そう。あっちで流石君達が心配していたわよ」


そう言ってＰＣルームへ繋がる扉を指すツン。

アサピーは指された方向を一瞥するも、そちらに関しては何も言わなかった。


（-@∀@）　「……館長の面倒を見てなくていいのですか？」

ξﾟ�听)ξ　「……アイツはアイツなりにやることがあるみたいだから」


そう言って、また溜め息をつくツン。

支援

カタカタとアサピーのキーボードを叩く音だけが、室内で自己主張をしていた。


ξﾟ�听)ξ　「……珍しいわね。パソコン触っているとこなんて見たことなかったわ」

（-@∀@）　「私だってホントはこんな機械使いたくないですよ。いつもなら自分の頭だけで十分です」


ξﾟ�听)ξ　「はぁ……、だったらどうして？」

（-@∀@）　「私も私なりに何かやろうと思いましてね。この図書館には、色々と思い入れがありますし」



ξﾟ�听)ξ　「……何をしようっていうの？」

（-@∀@）　「以前、館長にシベリアに彼らの前線基地があるのではと言われまして。それに関してちょっと」

ξﾟ�听)ξ　「関して？」

（-@∀@）　「ええ。何故、他の土地ではなくシベリアにわざわざ基地を作るのか……」


マウスを使い、あるページを開くアサピー。

そこには一冊の本が載っていた。

　

（-@∀@）　「これが彼らの目的らしいですよ。運営議会の不正内容が暗号化されて隠してあるという話です」

ξ；ﾟ�听)ξ　「これが……。まさかその解読を？」


（-@∀@）　「ええ、流石兄弟と。久しぶりに情報部らしいことをやっていますよ」


そう言って人差し指と中指を伸ばし、キザな仕草でその分厚い眼鏡を持ちあげる。


ξ；ﾟ�听)ξ　「に、してもどうやってそこまで調べたの？」

（-@∀@）　「簡単ですよ。シベリアにしか出版されてない本の中から、それらしき著者、出版社なんかを……」

ξ；ﾟ�听)ξ　「全部調べたの！？しかも暗号化されているのに見つけ出すなんて……」

（-@∀@）　「ええ。某掲示板の噂になっていましたし、ちょっと文体がおかしなものだったのですぐでしたよ」

ξﾟ�听)ξ　「……それ、私にも手伝わせてくれる？」


（-@∀@）　「その言葉が聞きたかった……」

（　´_ゝ`）　「先生……！」

ξ；ﾟ�听)ξ　「ブラックジャックか！っていうかいつ入って来たの！？」

（´<_｀　）　「兄者、疲れたからってそういうテンションはどうかと思うぞ」

しえしえ

ﾐｾ*ﾟ−ﾟ)ﾘ　「ここのところトソンが元気ないんですよー……」

从 ﾟ∀从　「仕方ないだろ。……旦那の部下が死んだんだ、アイツなら自分の事のように受け止めるだろうし」


本館、貸出・返却窓口奥の部屋。

積み上げられた本の間で、棚に戻すための整理をしながら会話をするミセリとハイン。



ﾐｾ*ﾟ−ﾟ)ﾘ　「それはそうなんですけど、なんだか思い詰めてるような感じがして……」

从 ﾟ∀从　「思い詰めてる、か……。クーもそんな感じなんだよなぁ……」


ﾐｾ；ﾟーﾟ)ﾘ　「あの表情の変化が分かるんですか……？」

从 ﾟ∀从　「まあな、なんだかんだ言ってアイツとはそれなりに付き合い長いし」


ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ　「シベリアに来てすぐでしたっけ知り合ったの。それ以前の事とかは話したりしないんですか？」

从 ﾟ∀从　「んー、アイツにも話したくない事の一つや二つあるだろうし、な」


　

ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ　「なんか色々と、複雑な過去を持つ人が多いですよねー……」

从 ﾟ∀从　「シベリアだからな。そういう奴でも受け入れてくれるところだからなぁ」


ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ　「この図書館も、ですよね」

从 ﾟ∀从　「ああ。……ここにいる期間が長い奴ほどこの図書館に対する思い入れも強いんだろうな」


ﾐｾ*ﾟ−ﾟ)ﾘ　「だからモララーさんやクーさんは……」

从 ﾟ∀从　「まだまだ認知度は低いとはいえ、ここはシベリアンの憩いの場だ。恩返しみたいなものもあるんだろ」



ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ　「……亡くなった二人もそういう思いだったんでしょうか？」


从 ﾟ∀从　「多分な。仕事ってだけで命は張らねーと思うよ。なにかしらの思いがあったんだろうよ」



　

支援

そこへ扉を開き入って来たのは、先ほど噂していたクーであった。


川 ﾟ -ﾟ)　「どうした、難しい顔をして。考え事か？バカの考え休むに似たりって知ってるか？」

从 ﾟ∀从　「うるせぇ、誰がバカだ」

ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ　「倉庫整理は終わったんですか？」

川 ﾟ -ﾟ)　「ああ。これから演習だというのにハインが見当たらなかったから呼びに来たんだ」

从；ﾟ∀从　「え？今日は座学の予定じゃ？」

川 ﾟ -ﾟ)　「この状況だとすぐに次の戦闘が始まるだろうからな。……お前達には死んで欲しくない」


从 *ﾟ∀从　「クー……」


川 ﾟ -ﾟ)　「ツッコミ役が減るからな」


从；ﾟ∀从　「お前、真顔で冗談言うなよ……」

ﾐｾ；ﾟーﾟ)ﾘ　「冗談……、なんですかね……？」


‐Boon　Siberia　library　wars‐
　

せいいえん

ううむ

数日後。

彼らのもとに交戦通告が届く。

今までにない数のサイボーグ。

旧式から最新式までが、図書館の敷地前を埋め尽くす。

総力戦。全力で潰しにかかる検閲部隊、必死で護るシベリア図書隊。


これが最後の戦いとなるか。





シベリア図書館戦争のようです



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第五話　Bpart.
　

支援

从；ﾟ∀从　「弾幕を絶やすな！突破されるぞ！！……おい、クー。このままじゃ……」

川；ﾟ -ﾟ)　「ああ。マズイな……まさかこれほど多いとは……」



ひしめくサイボーグ。その光景は、まるで一つの生き物が蠢いているようだ。

前に進んでは、銃弾に弾かれ後ろへ下がる。

腕が取れても、脚を貫かれても前へ進もうとする群れ。


仲間の遺骸を踏み越え、ジリジリと迫る。


なんとか一定のラインで抑えてはいるが、備蓄の弾薬が底をつこうとしていた。


先日、ツンやクーが買いに行ったのだが、図書隊が使用している弾は在庫がほとんどなかったのである、


本国で生産している分が、シベリアに渡って来なくなったらしい。

運営の妨害工作ではないかと図書館側は考えていた。

　

支援！

しえん

川；ﾟ -ﾟ)　「このままだと近接戦闘に入るな……」

从；ﾟ∀从　「クックルさん達が控えてるとはいえ、さすがにあの数の新型はキツイぞ……！」



図書隊は最初、サイボーグ相手に近接戦闘を想定していなかったために、護身術程度のレベルでしかない。

近接戦闘、特殊任務を得意とする、クックル率いる第三部隊に頼るしかなかったのである。



その第三部隊は。


(；´・_ゝ・｀)　「本当に、このまま待機でいいんですか……？」


(　ﾟ∋ﾟ)　「…………」


(；´・_ゝ・｀)　「確かに突破された時の事を考えると、ここに居るのが一番ですけど……」


( ∵)　「…………」

( ∴)　「…………」

(；´・_ゝ・｀)　「……あの、誰かなんか喋って下さい」

寡黙な奴ばっかwwww

（；´д｀）　「諦めるなモナ！あと二十分もすれば時間だモナ！！」


第一部隊。最前線に立つ彼らは、既に満身創痍の状態であった。


戦闘開始時の約三割の隊員が負傷、残された人員も少ない弾薬で足止めをするだけの状態。


決定力の不足。それも要因の一つではあるが、なによりもそこには、彼の姿がなかった。


(；,ﾟДﾟ)　「モナーさん！もら隊長はどうしたんですか！！」

（；´∀｀）　「いや……、その、なんかぁ……、お腹痛いって言ってー、部屋から出て来なくてー……」


(；,ﾟДﾟ)　「それでなんでトソンさんがここにいるんですか！？」



　　　　
　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　|＿＿＿_| ﾄﾞﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ!!!!!　　　　　　　　　　　 　　　　||||」
　　ん？　　 (ﾟ、ﾟﾄｿ||ﾝ＿__｡　 ＼从/ 　　　　　＿　_　　＿　　　三(‰ ﾟ ） |　　　　 ＿
　　　　　　 ミ（　 つ【〔ﾛ=：(∈(二(@　＞　‐―　‐　　―　＿　-￣ 　）∵/　　―
　　　　　　　 人　ヽﾉ �B￣゛ 　／W'ヽ　　　　　　　￣　　　　　　 　　.▽ 　　　 ￣
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(；,ﾟДﾟ)　「ちょっ、弾が　ＭＯＴＴＡＩＮＡＩ　！！」


（；´∀｀）　「いや……、その、なんかぁ……、モララーの代わりとか言ってー、断りきれなくてー……」

(；,ﾟДﾟ)　「アンタ駄目だよ！色々と駄目だよこの部隊！！」

　 _
(　ﾟ∀ﾟ)　「いいじゃねえか。そこにあるおっぱいが俺を支えてくれる！」

(；,ﾟДﾟ)　「お前は黙ってろ！！」


(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ　「あ、これがモララーのいつも使っている銃ですね」



そう言ってあの、ありえない魔改造をされた銃を手に取るトソン。

狙いを定め、引き金を引いた。



　

支援

(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ　「ッ！？」



強めの衝撃が体に走る。

しかし、打ち出された弾は目標に当たらずはるか上空へと逸れて行った。



(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ　「なんなのですか……、コレ」
　 _
(　ﾟ∀ﾟ)　「そりゃあ、無理ですよ。ウチの部隊で上手く扱えるのもら隊長ぐらいだったんですから」


(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ　「あの人はいつもこんなものを……」






（　･∀･）　「なんてことないさ。ゴメン、待たせたね」




　

　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　_
(；,ﾟДﾟ)　「「もら隊長！！」」　　(ﾟ∀ﾟ*)　


（　´∀｀）　「もう大丈夫モナ？」

（　･∀･）　「ああ。快腸だよ、被害状況は？」

(；,ﾟДﾟ)　「ホントにトイレだったの！？」


（　´∀｀）　「負傷者はいるけど、どれも軽傷モナ。現在、全員が戦線に復帰しているモナ」

（　･∀･）　「そうか。皆、遅れてすまなかった！さあ、押し返すぞ！！反撃だ！！！」

　 _
(；ﾟ∀ﾟ)　「それが、もう弾が……」

（　･∀･）　「それなら心配いらないぞ。今届いた」

(；,ﾟДﾟ)　「届いた？」


（　･∀･）　「館長のおかげだよ。まあ、もうすぐ時間だけどな」


そう言い、例の銃をトソンの手からポンと、取り上げるモララー。