( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★6
乙
なんだか展開の意味を捉えられなかった
話に面白みが見当たらない
>>950 乙
いきなり慰謝料や自殺のニュースでフーとの幸せとの対比をしても、「なんのこっちゃ」と思うから
フーと阿部を少し関わらせた方が良いかな
阿部とフーを近付かせて、自殺の女性がフーである、とほのめかすとか
そうすれば色々と幅が出るかと
あと、書き方なんだが
・キャラのセリフと地の文の間に改行を入れる
・地の文は句点を打つ
をやるともう少し読みやすくなるよ
それと
>>945の最後の地の文で
「眺めてるのは誰だよ」
とは思った
文章を書くのって難しいですね……
指摘を参考に頑張ります
頑張れ
応援してるぜ
俺にもお題下さいな
956 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/12(月) 22:37:52 発信元:123.221.200.52
>>954 お題を消化する意気はなかなかだぜ!ガンバレ
>>955 「海を知らぬ少女の前に麦わら帽の我は両手を広げていたり」
>>955 (´・ω・`)「湯布院に来たつもりがウイーンに来てしまった…」
新スレの時期か……
961 :
( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 22:47:07 発信元:123.221.200.52
>>34-54 すんません、忙しくて投下できんかったです。
シベリアほのぼの劇場
( ^ν^)ξ゚听)ξ( ^ω^)( //+^)
あらすじ...責任感の強いツン、
天真爛漫なブーン、
正義感の強いプラス、
(生)温かく見守るニュックが織りなすほのぼの劇場
963 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/12(月) 22:47:49 発信元:210.135.98.43
割り込んじゃったごめん。
支援
965 :
( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 22:49:38 発信元:123.221.200.52
このところ、ツンは精神的にも肉体的にも疲れていた。
それも当然である。
朝早く起きて彼ら3人分の朝食を作る。
夜は夜で彼らの夕食を作る。
4倍に増した掃除や洗濯。
当然彼らにはツンの負担を減らしてやろう、などという気概はなかった。
さらに警察沙汰やシベリアの各地で引き起こす騒動。
ツンのおかげで追放されることはなかったが、次第に鼻つまみものとなっていった。
今日も遅くまで桜祭りの打ち合わせをしてきた。心身ともに疲労はピークだ。
ktkれええええええええ
玄関の前にたどり着いた。
ドアの向こうから、明かりと、ぎゃあぎゃあとしたわめき声が漏れてくる。
いい歳して、なにやってんだか。
ξ#)ξ=3「はあああああああああああああ〜っ」
深く深く深呼吸して、覚悟を決めて玄関のノブに手をかける。
開けると、玄関近くに3人が突進してきた。
( ゚ω゚)(//+゚)「よこせお!」
( ^ν^)「へへへ、とれるもんならとってみな」
ニュックの手にはピロシキ、どうやらおやつの配分で喧嘩しているらしかった。
( ^ν^)「おい、そんなに欲しいのならやるよ乞食ども」
968 :
( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 22:52:46 発信元:123.221.200.52
といって二人にピロシキを投げつけた。
が、二人はそれをかわした。背後にいたツンの額にピロシキは命中した。
(;^ω^)「あ、ねえちゃん....」
ツンの額にはピロシキの挽き肉がべっとりとこびりついた。
それを拭いもせず、ツンはわなないていた。
ついに堪忍袋の尾が切れたのだ。
ものすごい声で叫んだ。
i 。 / ,'"  ̄  ̄  ̄ `、 iエエエi
| /゚ ,i'⌒ヽ、 ゚ ,' ,ヘ、 ,へ、 `く`ユュ/
゙、\_ノ i ( ) ,' メ ヘ 。 / へ、 `、_メ
` 、゙ ノ /`;;;;;_ノ ,' メ /::`、 / /_____\ `、
\ i,//´ * ,' メ /二:`、 i | |ロ|ロ| | 。 `、
ξ#)ξ「Чёрт возьми! (チョルト バジミー) 畜生!」
i / 。 ,' メ /|iロiロ|`、 i.__|_|ロ|ロ|_|
/ / ,' メ /..|iロiロ|..`、  ̄ ̄ ̄ `、
./ / i_/__/::::ニニ:::::`、_____________`
:::/ i | || \" ゙゙̄\゚ | |゚ ゚ ゚ ゚ ゚ °°゚ ゚ ゚ °|
...i | |O |o @::| 。0ニニ二ニ|ミ田田彡|ニニ二ニ|
ノ、.......,iー. ___.. |..|| |$::::::::| | |二ニニ二ニニニ二ニニニ|
,._,,,.,.,._。'''''^"´,。=ー'^"´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
支援!
970 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/12(月) 22:54:16 発信元:121.2.98.95
支援
971 :
( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 22:54:41 発信元:123.221.200.52
あまりにすごい声なので、近くの犬たちはそれに呼応して遠吠えをあげた。
ツンの怒号は続く。
ξ#)ξ「あんたたち、なんなのよ!少しは手伝おうって気がないの!
居候の穀潰しのくせに!」
(;^ω^)「お、ねえちゃん、なんだ、おちつけお」
ξ#)ξ「あんたたちのせいで、街を歩くのも恥ずかしくってありゃしない、
なんで、なんでこんな時期に帰ってくるのよ!
バカ!バカ!バカ!」
(;//+゚)「おちつけ、話せばわかる。元はと言えばこのクズのコミュ障野郎がいけないんだ
おわっ」
手当たり次第にツンはそこらのものを投げつけ出した。
972 :
( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 22:56:18 発信元:123.221.200.52
さてクズのコミュ障野郎...いや愛すべき兄は、この上無いいたわりの言葉を
ツンに投げかけた。
( ^ν^)「なんだ、生理か?」
次の瞬間、写真立てが彼の額に命中した。
Σ( ^ν゚)「いてえ!」
ツンは家を飛び出した。
ドアの向こう、夕闇の中に姉は吸い込まれて行った。
(;^ω^)「ねえちゃん!」
(;//+゚)「おい、どこいくんだよ」
弟二人が追いかける。
( ^ν゚)「あの野郎、いててて....」
兄は、投げつけられた写真立てを見た。
それには自分とツンが映っていた。
ひでぇwwww
974 :
( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 22:58:08 発信元:123.221.200.52
姉は二時間の捜索の後に発見された。
バーのカウンターで酔いつぶれて眠っていた。
(;^ω^)「ね、ねえちゃん」
ブーンが見ると、毛布にくるまって、ムニャムニャとつぶやいている。
(=゚ω゚)ノ「何か疲れてるみたいだよ...」
(;^ω^)「すみませんお....」
(=゚ω゚)ノ「しょうがねえか。
もっと大切にしなきゃダメだぞ、お前ら姉弟同士だろ?
俺にも姉さんがいたんだ。
おふくろもおやじも早くに死んだから、唯一の肉親だった。
でもよ、結婚して最初の子を生んだとき、死んじまったんだ。
生きてるうちに大切にするもんだ、家族ってのは」
( ´ω`)「......」
返す言葉も無かった。
支援だし!
976 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/12(月) 22:58:40 発信元:121.2.98.95
しっえーん
支援
978 :
( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 23:00:16 発信元:123.221.200.52
扉が開く。
(;//+゚)「おっ、ここだったか」
プラスも姉の寝顔を見た。
寝息に合わせて、ツンの肩が優しく上下に動く。
なんだか姉がとてもか弱く見えた。
絶対無敵の姉。
そんなイメージがあったが、今見る姉は、疲れた一人の女の子だった。
<#`Д´>「お、この前のチョッパリニダ!やるニダか?」
バーカウンターの奥から、この前の韓国系の男が立ち上がった。
(;//+゚)「おめーの相手してられるほど暇じゃねえんだ。
それにここはシベリアだしよ...巣じゃいくらでも相手してやるけど」
( ´ω`)「帰ろう....」
二人は店を後にした。
(=゚ω゚)ノ「お、おい!お前らのねーちゃんどうすんだよ!
まったく、しょうがねえなあ」
979 :
( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 23:01:29 発信元:123.221.200.52
外へ出ると、あたりはしんと静まり返っていた。
春とはいえ、夜はまだ寒さ厳しいシベリアである。
よく見ると、闇の中に一人の薄気味悪い男がぬうっと立っていた。
( ν: : ::: :::
二人は一瞬ギョッとしたが、よく見ると兄であった。
しかしいつものメシウマ顔ではなかった。
( ゚ν゚)「........おう、いたのかお前ら」
(;//+゚)「こんなとこで何してんだよ」
( ゚ν゚)「いや、なんだ、風に当たりたくてなってよ」
( ´ω`)「にーちゃんはいるだけで薄気味わるいんだから、驚かせないでお」
支援
981 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/12(月) 23:02:16 発信元:121.2.98.95
ニュッコワス
982 :
( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 23:03:07 発信元:123.221.200.52
3人は黙って歩いた。
やがて桜並木に出た。
間もなく開催される、桜祭りのポイントである。
妖艶な夜桜の下に、協賛の店舗の提灯や出店が並ぶ。
こんな光景はシベリアでは始めてであった。
( ゚ν゚)「前は殺風景な所だったけどな
桜もここまで成長したんだな」
ニュックは思い返す。先ほど投げつけられた写真には、幼いころのニュックとツンがここで
植樹しているシーンが映っていた。
しえん
そろそろスレが終わるし…
支援だし!
985 :
( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 23:08:24 発信元:123.221.200.52
ニュックは親に連れられてこのシベリアにやってきた。
度重なる素行不良のためである。
そして、そこで妹が生まれた。ツンドラ(凍土)にちなんで、ツン、と名づけられた。
やがてニュックと両親は故郷へ帰ることになったが、理由があって
ツンは地元の施設に預けられる事になった。
享楽的性格の彼は決して後ろをふりかえることをしなかった。
が、あの写真を見て、この凍土で妹と過ごした日々が思い出されて来た。
「いい兄貴になってやろう」
そう少しばかりは思っていたんじゃないか。あの頃は。
彼は気持ち悪く感じていたが、追憶にとらわれたまま歩いていた。
桜並木は長い。静まり返ったシベリアの空。
突然、前方でやかましい物音がした。
みると、出店が破壊され、桜の木々にプロパガンダのポスターが貼られている。
不審な男がいた。
(;//+゚)「なんだあいつ、おい」
(続く)
986 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/12(月) 23:11:56 発信元:121.2.98.95
乙!! 新年度になって忙しくなりましたね。。。
それと、次スレ立ててきまっする。
今テンプレを改変してるので、なにか変えたいことがあれば
乙だし!
乙!
乙だよ!
990 :
( ^ω^)ニュース一家の再会のようです:2010/04/12(月) 23:20:18 発信元:123.221.200.52
すいません投下に割り込んでしまいまして
おまけにスレ最後近辺で....
改めて
>>962乙です!今度はしぃが見たいっす。
テンプレは現行のままでいい気ガス
991 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/12(月) 23:28:53 発信元:121.2.98.95
30行オーバーをスレ立て画面で修正しまくってたらスレ立て規制かかるのか……
エターなりそうだけど絵題1つください
時間が取れそうでエターならなければ完成させる
最近絵を描こうにも上手くかけなくて
993 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/12(月) 23:31:13 発信元:121.2.98.95
ってわけでスマン。誰か立ててくだしあ
ちょっと行ってみる。ズレたらごめん
995 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/12(月) 23:35:24 発信元:121.2.98.95
997 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/04/12(月) 23:49:32 発信元:121.2.98.95
遅くなったがラジャーざんす
早いもので次で7スレ目だな
1000ならテンプレおつ
1001 :
1001:
i・'"'',━' '・"'"''` ━''`'・" ''"・'`',"、''・''"`;, ' 。 ο
ο,.┃ SiberiaRailway. ,. ;: 終着駅についても旅はまだ続く…
┃ ο 。 ゚ ο ┃ ο ο 。
┃o Сибирь ;: o ,.:-一;:、 ,.
┃ ο 。 ο ,. i: 。 ミ;;:;,. _,.;:゙ミ 'ο 。 ゚
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┃←1001 o ゚ 。 1→ ;; ツィー=ニ彡' ο
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