1 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:
ここは、ブーン小説の避難所です
シベリア板でも切磋琢磨しまっしょう
2 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:18:19 発信元:124.146.175.172
避難しにきますた
さて、次の規制解除はいつになりましょう?
3 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:18:22 発信元:120.75.226.86
・ここはブーン小説の避難所です。
規制されている方、シベリアの方、とにかく誰でもウェルカム
・ここではブーン小説の短編を投下することができます
・また、感想、批評、おすすめ作品紹介、案内なども存分に行ってください
・とにかくブーン系に関することなら大歓迎
4 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:20:24 発信元:120.75.226.86
避難ドモー。
規制解除はいつでしょう、気長にここを利用しながら待ちましょう
5 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:21:19 発信元:120.75.226.86
【Q&A】
Q.…投下してもいいの?( ・∀・)
A.( ^ω^) 他の作品が投下されていない限り自由だお。
Q.なんか他の話題で盛り上がってるし、いきなり投下するのは気まずいぞ (´<_` )
A.( ^ω^) そういう時は「投下する」とか言って会話を中断してほしいお。投下していいかどうかなんて、聞かないでくれお
Q.叩かれるのが怖いよ…(-_-)
A.( ^ω^) 卑下、自虐、謙遜は叩かれる元だお。 堂々と投下すればいいだお。
Q.他の作品が投下されてる途中みたいっぽ……(*‘ω‘ *)
A.( ^ω^) なら、今は支援にまわってほしいお。 自分の作品を守ることにも繋がるお。
Q.タイトル? トリップ? めんどくせーな (・∀ ・)
A.( ^ω^) 投下後に安価を当ててまとめるんだお。 あと、まとめさんのために名前欄は最初から最後まで統一してほしいお。
Q.書き溜め無理wwwながら投下してやんよwwwww m9(^Д^)
A.( ^ω^) 「ながら」や「連載」は自分のスレでやれお。 立たないなら代理を依頼すれば代わりに立ててやるお。
Q.あのスレって… ('、`*川
A.( ^ω^) 悪口はそのスレに行って直接言えお……。 ここはそういう場所ではなく、みんなの場所なんだお。
Q.絵を投下したいんだけど下手くそなんだぃょぅ…(=゚ω゚)ノ
A.( ^ω^) 最初からうまい人なんていないお。 ここには絵師もたくさんいるから、アドバイスを貰うといいかもしらんね。
Q.どうしたらいいんでしょう、投下したらAAがズレまくるんですの……|゚ノ ^∀^)
A.( ^ω^) 書いているソフトのフォントの設定はMSPゴシックになっているかお? このスレでテストしないでほしいお。
6 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:22:46 発信元:124.146.175.73
乙お
7 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:23:25 発信元:120.75.226.86
Q. 長編はどのくらい書き溜めるんだゴルァ?(,,゚Д゚)
A. ( ^ω^) 人によって変わるけど、自分が区切りが良いと思ったところでいいと思うお。
Q. ミセリの髪型ってどうなってんだ?<_プー゚)フ
A. ( ^ω^) お前が言うなお……。 文字通りだお。 AAを見て思った通りに描けばいいんだお。
Q. 長編ってどのくらい書き溜めるんでしょうか……?(゚、゚トソン
A.( ^ω^) ながらの人もいるし、絶対逃亡したくないと思ってる人は最終話まで書きためると思うお。
Q. AAのキャラがよくわかんないんです…( ><)
A. ( ^ω^)つ
ttp://www.google.co.jp/ これで調べて、それでも分からなかったら自由に書けお。
Q. ……(電話で書きためるとAAが変になる) ( ∵)
A.( ^ω^) AUはメールで書くと半角カナが全角になるらしいお。 それさえ気をつければ大丈夫だと思うお。
Q. AAの顔が変だと言われたんだが……('A`)
A.( ^ω^) また自作AAかお? テンプレをコピペしろお。 携帯なら下のメニューの"写"をクリックだお。
Q. 長中短編の区切りがわかんないんじゃがのぅ……/ ,' 3
A.( ^ω^) まとめさんの分類を参考にするといいお。
一応30レス以内→総合短編、1スレ内→短編、一カ月以内完結→中編、それ以上→長編 っていうイメージだお。
( ^ω^) それと、ここは批評、作品案内なども受け付けてるお。
詳しくは住人に聞くといいお。
単発ブーンスレはシベリア板では立てない方針でー
8 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:25:17 発信元:120.75.226.86
注意事項
・1レスは30行まで
・ここに投下する短編は30レス以内が目安です
作者様へ
・このスレに限って作者からの批評依頼を受け付けています。ただし、投下中は依頼を控えて下さい
またイタズラ防止のためトリップをつけるようにしてください。
・イベント(記念日や選挙投票日・・・etc)の日の投下は鯖落ちする可能性があるのであまりお勧めできません。
投下途中にdat落ちなんてこともあるかもしれません。
短編作者様へ
・投下する際に名前欄かメール欄を作品名にして投下してる本人を分かり易くし、まとめサイトさんがまとめやすいようにしましょう
・貰ったお題で投下した際には、安価でお題の紹介ではなくお題そのものを書き込むようにしてください。
・改行等々を有効に使って、読みやすい(見やすい)文を心がけましょう
・AAテストはメモ帳のフォントを変えるなどしてテストのためだけに書き込むのは控えましょう
皆様にお願いごと
・ここは避難所兼案内所ですが、質問する前にまず自分で調べよう
・あくまで練習が本旨です。投下が始まったら他の話題中でもなるべく控えて、支援に回りましょう
9 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:27:43 発信元:120.75.226.86
△まとめサイト (小説)
▼オムライス
tp://vipmain.sakura.ne.jp/
▼ブーン芸VIP
tp://boonsoldier.web.fc2.com/
▼ブーン系小説グループ
tp://boonnovel.g.hatena.ne.jp/
▼内藤エスカルゴ
tp://localboon.web.fc2.com/
▼面白蛇屋
tp://hebiya.blog40.fc2.com/
▼7xまとめ − ( ・∀・)ブーン系小説
tp://nanabatu.web.fc2.com/boon.html
▼mesimarja
tp://mesimarja.blog74.fc2.com/
▼ブーン文丸新聞
tp://boonbunmaru.web.fc2.com/
▼( ^ω^)フェスティバロスwww
tp://boonfestival.web.fc2.com/
▼くるくる羅針盤
tp://kurukururasinban.blog33.fc2.com/
▼くるくる川 ゚ -゚)
tp://kurukurucool.blog85.fc2.com/
▼らいぶらリズム
tp://librarism.web.fc2.com/
▼短い( ^ω^)のようですブログ
tp://iroirotunpeni.blog11.fc2.com/
▼ひとくちlw´‐ _‐ノvくりぃむ
tp://potenta.blog13.fc2.com/
10 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:29:20 発信元:120.75.226.86
▼(,,゚д゚)ブーン系まとめブログを目指すようです
tp://8215205.blog12.fc2.com/
▼まとめサイト (絵)
tp://nishio.ohugi.com/boon/boon_first.html
▼三十世紀梨(絵)
tp://m-pe.tv/u/page.php?uid=boonillust&id=1
▼くそみそイズム
tp://boonkusomiso.suppa.jp/
▼そのたの( ・−・ )ようです(絵・感想)
tp://sonotanoyoudesu.web.fc2.com/
▼( ^ω^)ブーン系小説スレ勝手にピックアップ
tp://p2p.neontetra.net/boon/
▼( ^ω^)ブーン系小説とか読み物とかの倉庫
tp://www7.atpages.jp/mesimarja/boon/
▼ブーン系小説まとめ事情
tp://blog.livedoor.jp/likealive/
▼偽まとめニュース
tp://d.hatena.ne.jp/nisematomenews/
▼専用うpろだ
tp://boonpict.run.buttobi.net/
▼ぶんてな
tp://noirs.web.fc2.com/bontenna/
▼避難所 (小説)
tp://jbbs.livedoor.jp/otaku/6178/
そのほかのブーン系関連リンク集はこちら(tp://boonkei.wiki.fc2.com/)
11 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:30:02 発信元:120.75.226.86
【AAテンプレその1】
( ^ω^)内藤ホライゾン ξ゚听)ξ ツンデレ ('A`)ドクオ 川 ゚ -゚) 素直クール ζ(゚ー゚*ζデレデレ
_
( ゚∀゚)o彡゜ジョルジュ長岡 ノパ听) 素直ヒート (´・ω・`)ショボーン (`・ω・´) シャキン
( ´∀`) モナー ( ・∀・) モララー (,,゚Д゚) ギコ猫 (*゚ー゚) しぃ (*゚∀゚) つー (#゚;;-゚) でぃ
/ ,' 3 荒巻スカルチノフ ミ,,゚Д゚彡 フサギコ ( ´_ゝ`) 兄者 (´<_` )弟者
(*‘ω‘ *) ちんぽっぽ ( ><) わかんないんです=ビロード ( <●><●>) わかってます
<ヽ`∀´> ニダー ( ,,^Д^) タカラ ( ^Д^) プギャー *(‘‘)* ヘリカル沢近 川д川 貞子
(・∀ ・) 斉藤またんき (-_-) ヒッキー ( ´ー`) シラネーヨ (=゚ω゚)ノぃょぅ ( ゚д゚ ) こっちみんな
从'ー'从 渡辺さん ('、`*川 ペニサス伊藤 从 ゚∀从 ハインリッヒ高岡 ( ФωФ)杉浦ロマネスク
|゚ノ ^∀^)レモナ ( ∵) ビコーズ ( ゚∋゚)クックル lw´‐ _‐ノv 素直シュール J( 'ー`)し カーチャン
※ショボーンはショボン、ツンデレはツン、デレデレはデレ、ハインリッヒ高岡はハイン、
素直クール・ヒート・シュールはそれぞれクー・ヒート・シューと書かれることが多い。
12 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:30:44 発信元:210.153.86.35
ibis入れた携帯がみんなこっちに流れ込むと本スレが大変だよな……
とぼやいてみる
>>1乙
13 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:31:08 発信元:120.75.226.86
【AAテンプレその2】
\(^o^)/人生オワタ | ^o^ |ブームくん | ^o^ | いとこのゆうたろう /^o^\ フッジサーン
@@@
@#_、_@ _、_
( ノ`) 母者 ( ,_ノ` )y━・~渋澤さん(おじ者) ∬´_ゝ`) 姉者 l从・∀・ノ!リ人 妹者 o川*゚ー゚)o 素直キュート
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)父者 / ゚、。 / 鈴木ダイオード |;;;;| ,'っノVi ,ココつ 榊原マリントン (-@∀@)アサピー ( ,'3 ) 中嶋バルケン
ミセ*゚ー゚)リ ミセリ (゚、゚トソン 都村トソン (´・_ゝ・`)盛岡デミタス ( ・3・) ぼるじょあ (゜3゜)田中ポセイドン
<_プー゚)フ エクストプラズマン ,(・)(・), シャーミン松中 ( ^^ω)マルタスニムは瀬川 ( ∴) ゼアフォー
( `ハ´)シナー (‘_L’)フィレンクト ( ・□・)ブーン ハハ ロ -ロ)ハ ハローさん 【+ 】ゞ゚) 棺桶死オサム
(’e’) セントジョーンズ |(●), 、(●)、| ダディクール ( ^ω^) 西川ホライズン 川 ゚ 々゚) 素直くるう
('(゚∀゚∩ なおるよ 爪'ー`)y‐フォックス ▼・ェ・▼ ビーグル (・(エ)・) クマー ⌒*リ´・-・リ リリ
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・) 佐々木カラマロス大佐
`ヽ_っ⌒/⌒c
14 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:32:44 発信元:120.75.226.86
【AAテンプレその3】
N| "゚'` {"゚`lリ 阿部さん ( ゚∀゚ ) アヒャ (゜д゜@ あらやだ 彡 l v lミ 鈴木 ( l v l) 宗男
〈::゚−゚〉 ぃし (;TДT) モカー ||‘‐‘||レ カウガール ( ‘∀‘) ガナー i!iiリ゚ ヮ゚ノル 花瓶
イ从゚ ー゚ノi、 狐娘 从´ヮ`从ト 狸娘 リi、゚ー ゚イ`! 狼娘 ( "ゞ) デルタ関ヶ原
リハ´∀`ノゝ モナ子 从リ ゚д゚ノリ ギコ子 li イ ゚ -゚ノl| 雪苺 (ノリ_゚_-゚ノリゝ ギコアイス ヽiリ,,゚ヮ゚ノi スパム
|::━◎┥ 歯車王 (十) 原子王 /▽▽ 電気王 /◎ ) =| ) 蒸気王 [ Д`] エンジン王
爪゚ー゚) じぃ 爪゚∀゚) づー 爪゚A゚) ぬー ( ・−・ ) シーン ノリ, ^ー^)li ジャンヌ
( ´W`) シラヒーゲ ( ・∀ ∀・) 奇形モララー (;;・∀・;;) 黒マララー リ´−´ルリル子さん
<(' _'<人ノ 高崎美和さん <゚Д゚=> ギコタイガー (=゚д゚) トラギコ < ゚ _・゚> ギコイヌ
ハソ ゚−゚リ なちっ娘 ( ゚¥゚) 偽モナー ( `ー´) ネーノ ( ノAヽ) ノーネ
(゚A゚* ) のーちゃん | l| ゚ー゚ノl ・(女末) ミ*゚∀゚彡 ふー ¥・∀・¥ マニー
ィ'ト―-イ、
以`゚益゚以 イトーイ増井
( ^ω^)テンプレは以上だお このスレはいついかなるときも、作者と作品を愛する読者達を応援するお
15 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:35:30 発信元:222.5.62.157
16 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:35:54 発信元:125.173.116.128
いやほおおおおおお書き込める幸せ!!
17 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:37:08 発信元:120.75.226.86
このスレはブーンスレの避難所ですので、
規制を受けた現行作者さん方が投下できるようなスタンスにしたいと思うのですが、
どうでしょうか
また、シベリアの方のブーン系参加をどしどし待っています
18 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:39:39 発信元:222.5.63.19
おぉ
19 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:39:56 発信元:222.5.62.150
AAとセリフでお題募集
20 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:42:01 発信元:222.5.63.93
シベリア住民だけどブーン系ってなに?
21 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:42:10 発信元:120.75.226.86
>>19 ( ^ω^)「ウォッカを呑んで落ち着けお」
22 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:43:50 発信元:120.75.226.86
>>20 AAキャラと文章を使って物語を書く、VIPのパートスレのことです。
誰でも読めて、誰でも書けるのが最大の特徴であると思います。
よろしければ、まとめサイトの方からいろいろな作品が読めますので、ぜひ
>>19 ハハ ロ -ロ)ハ「Exactly(そのとおりでございます)」
24 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:45:08 発信元:222.5.62.153
25 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:46:44 発信元:222.5.63.91
26 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:47:01 発信元:210.153.84.179
いちおつ
>>20 ( ^ω^)やξ ゚听)ξなどの一行AAを主に使うSS
と思っておけばとりあえずはいいと思う
27 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:49:32 発信元:120.75.226.86
>>25 ありがとうございます!
また、こちらではお勧め作品の案内も受け付けています
・恋愛ものが読みたいんだけどオススメない?
・バトルものが〜
といった質問もどしどしどうぞ
乙
だがブーン小説じゃなくてブーン系小説だろうjk…
>>28 ま、「ようです」で検索するのが常ですし。
あんまり細かいことは気にしないでいきましょ。
30 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:56:21 発信元:59.135.38.149
来てみた。居着きますが良いよね?答えは聞いてない。
31 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:57:21 発信元:210.153.84.200
dikr
33 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:58:55 発信元:120.75.226.86
系付けるの忘れてた。スマンカッタ
>>30 ゆっくりしていってね!
>>31 観光地
34 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:59:28 発信元:59.135.38.148
間借りしていることですし、できることならsage進行で行った方が、と思うんですがどうでしょう。
>>31 極寒監獄、内部は天国
36 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:59:58 発信元:203.133.242.74
乙
37 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/04(木) 23:59:59 発信元:124.146.175.13
いちおつだお(*^ω^)
38 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:00:00 発信元:210.153.84.4
39 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:01:58 発信元:210.153.84.8
そうだね、なるだけsage進行でマッタリ盛り上がりましょう
俺にも題kr
>>35 まぁ、状況に応じてじゃないかなと。
流されそうなら上げて行かなきゃだと思う。
把握だぜよ。
これ作品書いた場合スレ立てるの?それともここで投下?
1番いいのは規制解除待つことなんだろうけど
>>45 ここで投下を願います。スレ乱立でシベリアに迷惑かけたくないので。
レス数については、今のところ総合の30を引用して、30かな。
後がつかえていなさそうだったら、もうちょっと水増ししてもいいと思うけど
>>45 単発ブーン系スレはシベリアでは立てない方向で
48 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:15:22 発信元:210.135.98.43
ながら以外はここで投下でいいでござる。
レスの量が多すぎて気が引けたり、どうしてもながらしたいときは
別に用意したしたらばなんかのURLをここに張ってそこで投下する、
ようするに宣伝的なあれでもいいと思うでござる
面白そうね
了解した、後雑談は駄目?
もちろん某スレみたいに叩くとかじゃない普通の馴れ合い
間借りだけど、シベリア民さんたちも入ってくると嬉しいなー
>>50 総合的に、投下さえなければウェルカム状態でどぞ
>>51 それが理想だよね。
もちろん大丈夫でしょう。
もともと総合だって雑談可の場所のはず。
シベリア民だけじゃないぞ、2ちゃんねるで規制された人の全てがここを覗く
単純に人集めしたいならあげ進行のがいいかも
これ下げ続けても落ちないの?
お題くれ
57 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:29:01 発信元:116.65.135.149
適度に上げたりすれば大丈夫
>>55 味噌ポタージュ文明
sageのがいいかなと思うけど、投下するときはageのがいいよなぁと苦悩。
どうしまっしょう
>>55 datてことはないよ。お題「受験」
59 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:30:06 発信元:122.102.231.42
60 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:30:55 発信元:113.151.134.248
ここまで把握
かなり難しいががんがるぜw
64 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:33:33 発信元:122.102.231.42
お題をもらったわけじゃないんだが、短編投下してもいいかな?
66 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:34:31 発信元:122.102.231.42
('A`)と菊の花ようです
('A`)「ああ……今日も学校か」
本当は行きたくない。
俗にいうイジメというものが待っているからだ。
( ´_ゝ`)「おお。きたか」
登校中の道で会うのは、唯一の友人といっても過言ではない兄者だ。
(*´_ゝ`)「昨日、ツルペタ幼女の画像をgetしたぞ!」
聞いての通り、変態野郎だ。
兄者は友達だが、なんでこいつがイジメにあわないのだろうか。
67 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:35:25 発信元:43.244.133.131
初短編記念支援
68 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:35:27 発信元:120.75.226.86
期待支援
69 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:35:51 発信元:222.5.63.97
もう下げ意味ない支援
70 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:36:37 発信元:43.244.133.131
71 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:37:05 発信元:122.102.231.42
アレか。弟の出来がいいからか。
それとも、誰にでも懐くからか。
('A`)「あれ? 弟者は?」
いつもここまでは一緒にきてるはずだ。
んで、オレがくると距離をとるんだよな。
( ´_ゝ`)「……今日も休むって」
('A`)「ふーん」
珍しいこともあるんだな。
シベリアトップにブーン系が踊り出続けるようになるからには、襟を正さねば。
背筋を伸ばして髪を撫でつけ、よし。
お支援ざんす。
しえん
74 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:40:25 発信元:122.102.231.42
優等生の弟者が、ここ数日休みっぱなしだ。
なんかあったのかもしれないな。オレには関係ないけど。
( ^ω^)「ドクオ。まだ行かないのかお?」
('A`)「おお。今から学校に行こうと思ってたんだ」
( ^ω^)「そうかお」
それだけ言うと、ブーンは背を向けて行ってしまった。
('A`)「一緒に行けばいいのにな」
( ´_ゝ`)「そうだな」
兄者の返事は、どことなく素っ気なく感じた。
75 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:40:28 発信元:222.5.63.90
VIPの総合より勢いがいい支援
76 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:43:26 発信元:122.102.231.42
('A`)「……はぁ」
最近、オレへのイジメは、精神的なものへとシフトチェンジされてる。
ちょっと前まではカツアゲとか、殴られるとこだったのに、
今では総無視。人の机の上に花を置くとか、シャレにならないだろ……。
遠くの方で、あいつらが笑ってる。
( ・∀・)「――――」
( ^Д^)「――――」
(=゚ω゚)「――――」
ああ、うるさいな。
寝てしまおう。
77 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:44:44 発信元:43.244.133.131
しえ
78 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:46:44 発信元:122.102.231.42
人間の脳ってのは、すごい。
どれだけすごいかっていうと、
('A`)「ああ、放課後か」
嫌なことをすべて忘れるようにできてる。
これってすごい。ヤバイ。
( ´_ゝ`)「何、黄昏てんの?」
ひょっこりと顔を出してきたのは兄者。
神出鬼没なところは変わらないな。
('A`)「別にー」
( ´_ゝ`)「じゃあ、ちょっと公園にでも行かないか?」
('A`)「え、ウホッ?」
(;´_ゝ`)「違うわ!」
79 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:50:15 発信元:122.102.231.42
夕方の公園は、オレンジ色で綺麗だ。
(*´_ゝ`)ノ「わーい」
何を思ったのか、滑り台を逆昇りしている。
あれは何なんだろう。
あ、オレの友達か。
すごく……残念です。
('A`)「何か話したいことがあるんじゃないの?」
( ´_ゝ`)「…………」
80 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:50:50 発信元:120.75.226.86
逆昇りとはアグレッシブだなw
81 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:53:58 発信元:122.102.231.42
逆昇りには失敗したようだ。
すべり台に寝転がりながら、兄者はポツリと言った。
( ´_ゝ`)「お前、いつ帰んの?」
('A`)「は?」
お前が誘ってなきゃ、とっくの昔に帰ってるっつーの。
( ´_ゝ`)「そろそろタイムリミットだしさ。
無理矢理思い出させるのもアリかなって」
('A`)「何言ってんの?」
( ´_ゝ`)「公園、綺麗だよな」
('A`)「人の話聞けよ」
82 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:56:39 発信元:122.102.231.42
( ´_ゝ`)「空は高いしさ。
幼女は可愛いし。
泣いてくれるような奴もいるし。
幼女はツルペタだし」
誰が泣いてたんだ?
( ;∀;)
( ;Д;)
(=;ω;)
泣いたって遅いのに?
83 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:58:12 発信元:120.75.226.86
支援
84 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:58:27 発信元:218.251.49.126
しえーん
85 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 00:59:29 発信元:122.102.231.42
( ^ω^)「そろそろ、決めてもらわないと、ブーンも困るんだお」
どこからか、ブーンが現れた。
('A`)「決める……」
答えは決まっている。
それはわかってるのに、オレはその答えがわからない。
第一、兄者とブーンは何を言ってるんだ。
( ^ω^)「人間の脳は都合がいいんだおね」
冷たい目がオレを見ている。
( ^ω^)「ブーンはお前の友達じゃないお」
86 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:01:32 発信元:110.67.96.11
支援
支援
88 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:02:30 発信元:122.102.231.42
当たり前だろ。
だって、兄者が唯一の――。
え?
じゃあ、何でブーンは話しかけてきたんだ。
何でオレは、当然のようにブーンを受け入れていたんだ?
( ^ω^)「さあドクオ。決めてもらうお」
( ´_ゝ`)「死ぬか、生きるか」
どこかのアニメかマンガで見たような大きな鎌があった。
ブーンがそれをかついでる。
兄者は向こう側で真剣な目をしている。
89 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:03:27 発信元:120.75.226.86
急展開支援
90 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:04:47 発信元:110.67.96.11
支援
91 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:05:32 発信元:122.102.231.42
('A`)「……あいつら、泣いてたな」
( ´_ゝ`)「ああ」
('A`)「オレが死んだから?」
( ´_ゝ`)「お前はまだ死んでないよ」
('A`)「じゃあ」
('A`)「兄者が、死んだから?」
92 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:08:30 発信元:122.102.231.42
( ´_ゝ`)「そうかもな」
( ^ω^)「でも、そうじゃないかもしれないお」
良心の呵責ってやつ?
( ´_ゝ`)「ま、生きてればわかるんじゃないのか?」
(;A;)「ごめん、な……」
本当に、オレって最低な奴だよ。
イジメにあうのも納得できるってもんだよ。
( ´_ゝ`)「いいって」
オレが兄者を殺したんだ。
93 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:08:50 発信元:120.75.226.86
なんと
94 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:09:40 発信元:110.67.96.11
支援
しえ
96 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:11:25 発信元:122.102.231.42
辛くて、苦しくて、近所のビルに登った。
屋上から飛び降りようとした。
でも、怖かった。
止めてほしかった。
(;´_ゝ`)「ドクオ! やめるんだ!!」
兄者にメールして、止めにきてくれるのを待ってた。
('A`)「うるさい!」
でも、オレは意地になって、暴れた。
後はよくある展開で、オレの代わりに兄者が落ちた。
( _ゝ )
97 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:12:25 発信元:110.67.96.11
支援
98 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:14:20 発信元:122.102.231.42
そう。よくある話。
マンガやらの中では。
オレは兄者を殺したけど、やっぱり生きたい。
綺麗な公園を見たいし。
夕日は綺麗だし。
誰かが泣いてくれてるかもだし。
幼女は可愛い。
>幼女は可愛い。
このやろうwww
100 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:15:05 発信元:120.75.226.86
100get
101 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:15:49 発信元:222.5.62.157
勢いがいいな
支援
102 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:17:39 発信元:122.102.231.42
オレの本体は、現在病院で療養中だと言われた。
兄者の死を目の当たりにして、幽体離脱したんだと。
すっごく情けない気がする。
( ^ω^)「じゃあ、体に戻ってもらうお」
('A`)「……ああ」
ブーンの手をとり、体へ還ろうとした。
('A`)「ちょっと、待ってくれないか?」
( ^ω^)「少しだけならいいお」
話のわかるピザで助かった。
オレは兄者に向きなおる。
('A`)「弟者に会いにいこう」
(;´_ゝ`)そ「なんで?」
103 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:20:41 発信元:122.102.231.42
('A`)「まあ、兄貴を奪っちまったわけだし」
( ´_ゝ`)「うー。オレも家の中は見てないから、怖いんだよなぁ」
聞けば、幽霊になってオレに付き合ってる間、兄者は家の中は見ていないらしい。
少し離れたところからコソコソ見ているほうが、変態くさいと思うんだがな。
( ´_ゝ`)「ま、いっか」
軽いな。おい。
104 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:23:41 発信元:122.102.231.42
幽霊って本当に壁抜けできるんだな。
オレと兄者は流石家へと楽々侵入した。
( ´_ゝ`)「えっと、ここだ」
兄者に案内され、弟者の部屋へ入る。
まだ寝るような時間でもないのに、暗い。
( <_ )「あ……じゃ……」
小さな声が聞こえた。
ベットからのようだ。
やっぱり、オレはとんでもない罪を犯したんだ。
生きかえっても、すぐに殺されるかもしれない。
105 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:24:24 発信元:118.15.39.182
爪゚A゚)支援ざんす
106 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:25:09 発信元:120.75.226.86
しえ
支援はどうやらそれほどいらないらしいのですが、髪に櫛を通して。
んっ、うん!
お支援ざんす。
108 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:26:09 発信元:210.135.98.43
支援でござる
109 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:27:30 発信元:122.102.231.42
(゚<_゚ )「この馬鹿兄者がぁぁぁ!!」
( ´_ゝ`)そ「ええ?!」
('A`)「ええー」
悲しみで呻いていたわけではなかったようで、
弟者はオレ達に向かって枕を投げてきた。
枕はオレ達をすりぬけ、後ろの壁にあたる。
(´<_` )「ずっと見てたぞ!
近所をウロウロ、ウロウロ……!
変態か!」
オーケー。まずは深呼吸だ。
そしてオレの質問に答えてほしい。
ギャグなのかシリアスなのか分からない
111 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:30:48 発信元:122.102.231.42
( ^ω^)「弟者は霊感が強いみたいだお」
( ´_ゝ`)「え、生まれてから一緒だけど、そんなの聞いたことない」
(´<_` )「言ってないからな」
( ´_ゝ`)「言ってよ」
(´<_` )「今、言ったよ」
( ´_ゝ`)「あ、そっか」
(´<_` )「馬鹿」
( ´_ゝ`)「……うん」
112 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:33:25 発信元:122.102.231.42
(´<_` )「本当に、馬鹿だ」
( ´_ゝ`)「うん」
(:<_; )「……なんで……」
( ´_ゝ`)「うん」
何も言えなかったし、できなかった。
( ´_ゝ`)「あのな、ドクオは戻るから」
触れれない手で、弟者の背中を叩きながら。
( ´_ゝ`)「イジメたらダメだからな」
本当に馬鹿だな。
113 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:34:02 発信元:120.75.226.86
支援
114 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:36:34 発信元:122.102.231.42
(´<_` )「でも……」
( ´_ゝ`)「このオレが、命に代えて守ったんだ。
死なれたらかなわん。
墓前に幼女の画像も供えてもらわんといかんしな」
拒否するけどな。
オレの幼女☆フォルダ逝きだよ。
(´<_` )「…………わかった」
( ´_ゝ`)「それでこそオレの弟だ」
( ´_ゝ`)b
(´<_` )「…………」
d(´<_` )
115 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:39:29 発信元:122.102.231.42
( ´_ゝ`)b「「流石だよな。オレら!」」d(;<_; )
116 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:42:04 発信元:113.151.134.248
キターーーーー!!!!!!!!!!!!
117 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:42:29 発信元:122.102.231.42
こんな感じで、兄者は成仏した。
オレはブーンに連れられ、本体へ戻った。
学校へ登校してみると、弟者はピンピンしてた。
オレが幽霊のとき休んでたのは、身内が死んだから休んでもいいよって日だったからだって。
せっかくの命なんで、オレは生きてます。
でも…………。
118 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:45:23 発信元:122.102.231.42
('A`)「…………」
死んでない人間の机に、菊の花はねーよ。
〜完〜
119 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:46:41 発信元:120.75.226.86
乙!
120 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:47:51 発信元:210.135.98.43
乙でござる
乙
何が言いたいのかよくわからなかった
あとギャグにもなってないし、シリアスにもなってない
ようするに中途半端ってこと
これからに期待
122 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:49:29 発信元:122.102.231.42
初の投下だったので、緊張しました……。
>>121さんの言うとおり、中途半端になってしまい、反省してます。
また機会があれば、投下したいと思いますので、またご指導のほどお願いいたします。
たくさんの支援ありがとうございました!
123 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:52:19 発信元:120.75.226.86
説明が足りないというか、よく分らない部分が多々ありました
中盤、それを狙って読者を混乱? させる演出、のようなものがありましたが、
もともとの説明不足のせいか、悪い方にそれが出ているように思いました。
改めて乙
>>122 初めはみんなそんなもん
他の作品とか読んで勉強するのもいいと思う
上から目線でごめん
頑張れ
125 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:53:57 発信元:210.135.98.43
さっそくだけど、シベリア開拓記念に短いのを投下するでござる、
この板にちなんで、シベリアが舞台のストーリーでござる
それではいくでござる
126 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:54:17 発信元:218.251.49.126
支援するでござる
127 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:54:37 発信元:120.75.226.86
wktk
128 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:55:38 発信元:210.135.98.43
――シベリア合衆国奈良県奈良市
ここは、大仏とパンチパーマと大仏キーホルダーとヤクザで全国的に有名な観光地。
そんなこの場所で、若いころの内山君そっくりな青年が途方に暮れて歩いておりました。
(どのぐらい内山君にそっくりかというと、チョコパイと松崎しげるぐらいそっくり)
トボトボ
(;^ω^)「あー疲れたお」
(;^ω^)「大仏を見にわざわざ奈良まで足を運んだのに、まさかその大仏が
オフで軽井沢に向かってたとは誤算だったお」
(;^ω^)「とりあえず、泊るところを探さないと…」
そこでブーン、目の前にホテルがあることに気付きます。
(;^ω^)「”ホテル・ストレンジ”…とりあえず入ってみるかお」
ブーンはホテルの自動ドアを抜け、中へと足を踏み入れました。
129 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:56:41 発信元:122.102.231.42
支援
130 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:56:57 発信元:210.135.98.43
カランコロンカラン
(;^ω^)「自動ドアにベルは似合わないと思うお…」
('A`)「いらっしゃいませ、ホテル・ストレンジの玄関へようこそ」
(;^ω^)「わざわざ玄関まで言わなくていいと思うけど」
フロントでは、粗悪なグリーンピースに肌色を塗った上からさらに緑色のペンキを
ぶちまけたような顔のホテルマンが、ブーンを迎えました。
( ^ω^)「急で悪いけど、部屋空いてるかお?泊まりたいんだお」
('A`)「はい、空いております」
( ^ω^)「よかったお…」
131 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 01:59:35 発信元:210.135.98.43
('A`)「ところで、お部屋のテレビの機種は何になさいますか?ソニー、日立、
シャープ、パナソニックとございますが…」
(;^ω^)「カラオケかお!どれでもいいお!」
('A`)「それじゃあ、ヒュンダイ製でいいですね」
(;^ω^)「なんでそれを先に言わないんだお、もうシャープにしろお!」
('A`)「かしこまりました」
('A`)「それにしてもお客さん、シャープをお選びになるなんて、なかなか目の付けどころが」
( ^ω^)「はいはいシャープシャープ」
('A`)「チッ……お荷物お運びいたします、チップは1万円以下でいいですよ」
( ^ω^)「ここは日本だお、1円たりともやらんお」
132 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 02:01:09 発信元:210.135.98.43
2人が部屋の前に到着すると、突然ホテルマンは辺りを見渡し、小声で言いました。
('A`)「お客さん、すっかり忘れていましたが、実はこの部屋、"出る"という噂がありまして…」
(;^ω^)「出る!?DELLじゃなくて?一体何が出るんだお?……まさか」
('A`)「はい、……なんと、ポットからお湯が出るんです…!」
(;^ω^)「普通じゃないかお!怯えて損したお!」
('A`)「お湯からポットが出るよりはマシでしょう」
(;^ω^)「当たり前だお、物理的に不可能じゃないかお!」
冒頭から色々とカオスw
134 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 02:04:20 発信元:120.75.226.86
し
135 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 02:05:19 発信元:210.135.98.43
やがて、ブーンは部屋に入り、しばらくの間くつろいていましたが
そこで彼は、テレビの有料チャンネルに気付いたのです。
( ^ω^)「ふひひ、ホテルの楽しみといったらこのほかにないお、
もう2日はたまってるお、充分エンジョイするお」
ポチッ
TV「『あっ、アぁああ…奥さま、普段は夫さんのネクタイ結び、
夜は不倫相手の陰毛結びですか…とんだ淫乱だ……』
『いやですわトオルさん、んっ、うはぁあああ……』」
( ^ω^)「不倫ものかお、こりゃ大好物だお!」
136 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 02:08:59 発信元:210.135.98.43
TV「『奥さんのここ、芝のように生い茂っててリアルだね…、まさにシバリア……』
『それをいうならシベリアよ、ああぁ…、トオルさんのウォッカ、すっごくほしいのぉ…!』
『僕らの夜も超特急だね、いやぁ、ホントに団地妻っていいものですねえ』」
( ^ω^)「ハァハァ、たまんねえお」シュッシュッ
( ^ω^)「あ、あぁ、あああああ、いくおおおおおお」シュシュシュ
ガチャ
('A`)「御飲み物お持ちしましたー」
(;^ω^)「カラオケかお!」
―fin―
137 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 02:09:35 発信元:120.75.226.86
乙wwwwww最後のツッコミで耐えられなかったw
138 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 02:10:21 発信元:113.151.134.248
いやあほんとに○○っていいもんですね
139 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 02:11:06 発信元:210.135.98.43
終わったでござる、スベってもきにしない、だってここは極寒シベリア、
地面も凍ってスベりやすいからでござる。
おあとがよろしいようでござる。
140 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 02:13:40 発信元:113.151.134.248
題名は?
141 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 02:14:38 発信元:210.153.86.227
最後にやられたwww
142 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 02:25:04 発信元:120.75.226.86
143 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 04:48:07 発信元:210.153.84.19
いいんでないかい
144 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 04:49:58 発信元:221.190.28.214
後生だぜ〜短編の投下も許しておくれよ〜
145 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 04:51:12 発信元:124.146.175.8
( ^ω^)読みたいお
あれ?ここシベ
あれ?
148 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 06:42:37 発信元:222.5.62.156
保守
☆
お題くれ
151 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 09:08:34 発信元:210.136.161.145
152 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 09:51:10 発信元:210.153.86.1
153 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 09:57:58 発信元:219.108.157.23
154 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 09:59:06 発信元:219.108.157.31
最近のオススメ教えてくれ
156 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 10:34:23 発信元:210.153.84.3
シベリア初めて来たんだけど、この後ろの数字って何?ID?
IP。1日経っても変わることはない
よく考えてレスしなきゃならんな
かといって投下作品べた褒めしとけってわけじゃないからね
160 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 11:49:11 発信元:210.153.84.88
最近のおすすめなあ
_
( ゚∀゚)はおっぱいから遠い男
キャラに固執
とか
どっちもタイトルうろ覚えだけど
うわageちゃったごめん
前に出てたけどギャグとシリアスが中途半端な作品って駄目なの?
そういう小説って結構あると思うが
普段はギャグだけど、ストーリーはシリアスって多いだろ
ダメとはいわないが、短い中だとどちらも半端になる。
ギャグで笑いまくった後だからシリアスが際立つこともあるのよ。
でもここで初投下されたのはどっちつかずになってた。
ラストもやや弱いから、笑うとこなのかしんみりするところなのか分からずじまいだった。
こう評価する。
164 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 12:06:11 発信元:222.5.62.162
ブローティガンの「アメリカの鱒釣り」には遠く及ばないね
ギャグとシリアスの細分化ならブローティガンかナボコフかってとこ。
ラノベばっか読んでるから馬鹿しか製造しない。
ちょっとした議題。
短編の投下はどうするか。
現行はテンプレにもある、元祖避難所に立てるとした場合
短編はどれくらいの長さまでなら投下をよしとするか。
昼、深夜は人が少ないから一度に60レスくらい投下しても良いと思うんだ。
ゴールデンタイムは投下希望の時間帯が被ると困るから「どれだけ長くても30レス程度で一度投下を切る」とか考えたんだけど。
大体一時間半の占有時間。
投下志望者がいたら投下中でも「次行きたい」とかいうのはどうか?
いろんな意見を下さいな。
166 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 12:18:10 発信元:222.5.63.91
現行の場合は酉付けるの?
後深夜でも60は長い希ガス
>>160 ありがとう、読んでみる
シベリアは基本あまり人居ないだろうし、
30以上でもOKでいいと思う
現行は別避難所推奨で酉付きかな。
シベリアでは単発スレ厳禁。
お邪魔してる立場だから。
深夜っていうか午前二時以降?
本当に人が少なさそうな時間ね。
4、50レスいけるかな。
ここはどうやらさるが無いらしいから支援数と投下速度は気持ち早めでいいみたい。
支援数は少なめ、だ。いかんいかん。
171 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 13:19:55 発信元:219.108.157.26
一度、投下したら、何日かは投下しないほうがいいかな?
そんなルール聞いたことないぜ
短編書けたら投下すりゃいいんだ
あと折れも40レスくらいいけると思う
自治スレ覗いて来たけど単発スレ立てるのだけは遠慮した方が良さそうだな
シベリアのブーン系はここだけに留めた方がよさげ
避難所使うのはじめてなんだけど、勝手にスレ立てていいの?
あと投下する時はずっと酉つけた方がいいの?
>>172 ありがとう
同じ奴が何度も投下したら、他の人が投下しにくいかと思って
したらばの方の避難所のことか?
なら、別に構わないかと。酉は自由じゃね
したらば避難所に投下するのは酉含めて自由。
でもひとつのスレで同作品を投下すること。
1話ごとに新規スレ立てはしない。
あとは投下開始するときにシベリア避難所に「○○投下開始します」の宣言あり。
くらいがいいかな、という意見あり。
短編は約40レスを越える場合、そこを目安に一度投下を切る、という感じかな?
長めなら前後編に分割推奨という具合で。
投下希望宣言が40レス終了後数分間なければ後編投下。
自分としてはこんなのを考えている。
>>178 それで良いんじゃないでしょうか
あとは皆が皆空気を読み、迷惑をかけないことを念頭に……
ただでさえ一部のvipperが単発スレでシベリアに迷惑かけてますからね……。
居候の身なので内外で上手くやれるように、空気を大事に。
今現在決まっていることは、
・シベリアにここ以外のブーンスレを立てない
(シベリアの方への迷惑を極力避ける)
・40レス以上など、長めの短編は前後編などに分けて、
後続の配慮をしつつ投下をする
・元祖避難所に投下することを報告したり
個人的には、現行の投下もここでいいかなぁとは思っている。
もちろんそれなりに制約をつけないとダメだけど
(あんまりに投下数が多いなど)
避難所という体裁だし、おkかなぁって
182 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 16:48:56 発信元:113.151.134.248
携帯でも空気は読めるんだな
おじさん感動しちゃった
それに比べてPCときたら…
携帯もPCもただの媒体ってことですよ。
>>181 現行については試行錯誤しないとダメかも。
一番怖いのは、投下かぶりと過剰支援による悪目立ち。
自分は広報の意味でアゲるのも重要だけど、短編だけならとっつきやすいと思うんだ。
バシバシみんな意見下さいな!
つまり短編ならおkで
ファンタジーバトル長編ものだー!みんな50話はあるから心してついてこいよーヒャッハー!→したらばでやれ
ってことか
しかし、したらばでやると規制解けた時にどっちに続投か迷うな。
とりあえず、したらばのURLを投下前に追加すれば大丈夫か?
AA指定無しでヤンデレ、メンヘラチックなお題を所望する。所望すると言った!
190 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 18:54:49 発信元:120.75.226.86
そうだよな、現行については問題点が多々あるよなあ
ちょっと投下する。
お題は
>>42 雪化粧
>>43 スキー
191 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 18:56:47 発信元:59.135.38.148
把握申した。そして支援仕る。
192 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 18:57:14 発信元:120.75.226.86
シベリア道中録のようです
,. ゚ ο o ,. ゚ ο o
。 o 。 o
ο 。 ゚ ο ο 。 ゚ ο
出発地のVIP市駅から随分と遠ざかり、今や地面には雪化粧がなめらかに施された。
旅行バスは平常運行で、そのまま進んでいけば、シベリアスキー場に辿りつくはずである。
バスガイドのお嬢さんも案内に一区切りを打つと、車内は客の会話でかすかな喧噪に包まれた。
客層は様々だったが、一同の目的はむろんスキーのプレイであった。
子連れの夫婦たちもいれば、ロッジに期待を膨らませている若いカップルも座っている。
そして、学生の団体客も卒業旅行にと、このツアーに参加していた。
受験も終わり、来春からの大学をこころまちにしている高校生たちだった。
彼らは後ろの席に腰を下ろし、ガイドさんの話に聞き入ったり風景を眺めたりして道中を楽しんだ。
運行も佳境に入ったころで、その学生たちはだんだんと会話をし始めた。
そう、こんな具合に。
(,,゚Д゚)「おお! なんか雪が積もってる、すげぇー!」
(*゚ー゚)「わぁー。雪景色って感じー」
(,,゚Д゚)「だよな! だよな! ″雪″って感じだよなー!」
('A`)「(何いってんだコイツら)」
(´・ω・`)「フフ。白い……白いねェ」 カチカチ
193 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 18:58:43 発信元:120.75.226.86
クラス公認のカップルがはしゃぐなか、
独り身は愚痴たり、あるいは無視して別の者と言葉をかわしていた。
( ´_ゝ`)「うちの弟が雪見たいーってダダこねてな」
从 ゚∀从「へぇー! 可愛いじゃねえか。雪見たいってハシャぐなんて」
川 ゚ -゚)「まったくだ。母性本能をくすぐられた感があるぞ」
( ´_ゝ`)「でもま、今回の旅行はクラスの思い出作りだからな。流石につれてけん」
从 ゚∀从「まぁなー。ま、来ても俺が可愛がってあげてるけどよw 弟はいくつなんだ?」
川 ゚ -゚)「幼稚園? 小学校は上がったか?」
( ´_ゝ`)「ン? 一つ下だぜ。中学二年生だ」
从 ゚∀从「……え?」
川 ゚ -゚)「なんだそれは」
(;´_ゝ`)「な、なぜ引いているんだお前ら」
('A`)「………」カチカチ
シベリアにさるさんあったけ?
しえ
195 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:00:45 発信元:120.75.226.86
('A`) カチカチ
いま、卒業旅行の道中なんだが
1: 以下、VIPにかわりましてシベリアがお送りします :2010/03/06(木) 11:40:34.93 ID:BokUdokuooO
まじついてけん助けて
2: 以下、VIPにかわりましてシベリアがお送りします :2010/03/06(木) 11:42:12.96 ID:kiseichuO
リア充死ね
3 : 以下、VIPにかわりましてシベリアがお送りします :2010/03/06(木) 11:43:19.91 ID:siberiaii0
卒業旅行って何
何だよ卒業旅行って
・・ ・・・
('A`)「はぁ……」 カタカタ
( ^ω^)「何してんだおドクォオ!?」
('A`;)「うわぁ!!」
背後からいきなり抱きつかれ、その学生はたちまち慌てだした。
196 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:02:34 発信元:120.75.226.86
( *^ω^)「せっかくの旅行だお! 怖い面してケータイ見てんなお!」
('A`)「……うっせー」
( *^ω^)「ドクオもブーンくらいはしゃげばいいお!」
('A`)「俺そんなキャラじゃねえだろ……」
ダッ
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン「ちょっとバスガイドさんナンパしてくるお!!」
('A`)「ちょ、おま……」
(,,゚Д゚)「ギコハハハ! あいつ相変わらずバカだな〜w」
(*゚ー゚)「面白いねぇブーン君ってw」
<ヽ`∀´>「ホルホルホル。あいつと会えなくなるの寂しいニダ」
( ´_ゝ`)「ほんと、ブーンってうちの弟みたいな奴だな」
从;゚∀从「まじかよ!」
川 ゚ -゚)「はは」
('A`)「お……」
197 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:05:23 発信元:43.244.133.131
会話文二行空けれ
198 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:05:29 発信元:120.75.226.86
('A`)「(す、素直さんが笑った……)」
(*'A`)「(やっぱ素直さんカワエエ)」
,. ゚ ο o ,. ゚ ο o
。 o 。 o
ο 。 ゚ ο ο 。 ゚ ο
バスは険しい山道にさしかかった。
運転手は細心の注意を払い、振動を最小限に抑えるよう努める。
次第に雪もちらつく空模様になり、正午というのに冷え込みはじめた。
エアコンをフルで効かせている車内ではまだ、寒気は浸透してはいないが、
彼らもバスを降りた瞬間に、どれほどシベリアが凍えた地なのか悟るであろう。
目的地までもうそんなに遠くない。
皆が滑る予定のスキー場が雪の向こうで薄く見えだした、そんな頃合いだった。
・ ・・
・・ ・・・
( ;ω;)「おっおっ……ふられたおー……」
ξ#゚听)ξ「あんたバカぁ!? ガイドさんの仕事の邪魔するなんてどうかしてるわ!」
199 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:06:44 発信元:120.75.226.86
隣の席の女生徒が叱咤しているさまを、仲間たちはにこにこと見守っていた。
(*゚ー゚)「フラれるのに決まってるのにねw」
(,,゚Д゚)「でもバスガイドに恋するのは男として当然だぞゴルァ」
(*゚ー゚)「は?」
(,,゚Д゚)「すまん嘘だ。ありえない冗談だった」
<ヽ`∀´>「ホルホル。でもたしかにあのガイドさん美人ニダ」
( ゚∀゚)「そうだなー! おっぱいもデカいしな!! だろー、ドクオ!」
急に話を振られて、その男子生徒は一瞬おどおどしたが、落ち着きを戻すと、
('A`)「ま、まぁな……でも胸で判断するのはよくないぜ?」
<ヽ`∀´>「こいつに何言ってもムダニダ! 胸ですべて選んでるニダw」
( ゚∀゚)「オールユーニードイズ おっぱい!!!」
从 ゚∀从「長岡まじドンびき〜!」
( ゚∀゚)「は? 貧乳は黙ってろし」
从#゚皿从「ああん!?」
200 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:07:58 発信元:120.75.226.86
( ´_ゝ`)「まあまあ、落ち着けハイン」
从#゚皿从「止めるな! このウォッカの瓶で殴り殺したる! 原型留めないくらい殴ったル!」
川 ゚ -゚)「そんなの持ってたのか」
( ´_ゝ`)「うちの弟がこんなことを言ってた」
( ´_ゝ`)「″貧乳は人類の宝だ″」
从#゚皿从「なんだそりゃ」
川 ゚ -゚)「意味が、わからない」
( ´_ゝ`)「貧乳女性は劣等感を持っている。ひとの弱さを知っている。
だから、弱き人間を助けることが出来る。(そしてツルペタ可愛い)
貧乳はやさしさを知っている。だから、おれは貧乳が好きなんだ。と」
从#゚皿从「 」
从#゚∀从
从 ゚∀从
从*゚∀从「ほぉ」
201 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:10:02 発信元:120.75.226.86
( ´_ゝ`)「だから、落ち着くんだハイン。長岡なんか脂肪で圧迫死すりゃいいんだ」
从 ゚∀从「だよな!」
川 ゚ -゚)「なんだその変わり身は……」
从 ゚∀从「それにしてもお前の弟って一体」
・・ ・・・
('A`) カタカタ
16: 1 :2010/03/06(木) 12:04:34.93 ID:BokUdokuooO
やべえスキな子が超可愛い。まじパねぇ
17: 以下、VIPにかわりましてシベリアがお送りします :2010/03/06(木) 12:05:11.90 ID:MaroyUki0
だから
>>1は死ねと。自虐風自慢乙
18: 51歳児★ :2010/03/06(木) 12:05:55.93 ID:kitichiita0
>>1 べろべろばー
('A`)「何がべろべろばーだ……いい歳して頭おかしぃんじゃねえのか」
202 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:12:56 発信元:120.75.226.86
('A`)「ん?」
21: 以下、VIPにかわりましてシベリアがお送りします :2010/03/06(木) 12:09:55.28 ID:ShobonDayO
1はさっきから素直さんのこと見杉w
片思い乙
('A`)「……え」
(´・ω・`)「〜〜♪」カチカチ
o 彡 。 。 o 。
・。・・。・゚・ 。・゚・。・゚・・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・
。・゚・。・ . . 。 0 o彡 *。・ 0 o *・ 。彡
・。・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。。・゚・。・゚・ 。・゚・ 。・゚・
からんと凍てついた寒空の下、バスはそれでも走っている。
その雪はあたかも積もりそうだが、もうすこしで止むという気象情報が入っているので、
バス内の遊民たちは絶好のコンディションで滑りを楽しめるに違いない。
シベリアスキー場まで、あとほんの少し。
,. ゚ ο o ,. ゚ ο o
。 o 。 o
ο 。 ゚ ο ο 。 ゚ ο
203 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:13:19 発信元:219.125.145.44
支援www
204 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:14:38 発信元:120.75.226.86
・・ ・・・
・・ ・・・・
('A`;)キョロキョロ 「(誰だ……誰がスレを覗いているんだ)」
(´・ω・`)クックック……
ξ#゚听)ξ「大体ねー! ほかの乗客の人にも迷惑がかかるでしょ!」
(;^ω^)「おっお、ここまで怒られる理由がわからんお」
( ゚∀゚)「それはだなー! ツンがブーンに惚れてるからだぜー!」
ξ;゚听)ξ「なっ……!」
(;^ω^)「お?」
(,,゚Д゚)「ヒューヒュー! 熱いねー!」
(*゚ー゚)「そうだったのー?」
ξ;゚听)ξ「ち、違っ……違うってば!」
('A`;)キョロキョロ 「(クソー……見当たらねぇ! どいつだ!)」
(´・ω・`)「(ククク……僕は影が薄いからな)」
影ウスおいしすなぁ
明鏡止水かミスディレクションを使ってるんだなw
207 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:18:04 発信元:120.75.226.86
(´・ω・`)「(にしても……このスレを使いたいが、ドクオが邪魔だな……)」
(´・ω・`)「(ここは……)」
(´・ω・`)「おーい、素直さーん。そういえばスキーが苦手なんだっけー」
川 ゚ -゚)「ん、ああ。まったく滑れないからスキー板に殺意を抱いているところだ」
('A`)「(そ、そうなのか)」
( ´_ゝ`)「ならどうして来た? ……と弟が不思議がってたな」
从*゚∀从「おれも弟さんに同意だぁ」
(´・ω・`)「ドクオ君って実はスキーむちゃくちゃ上手いからさー、教えてもらいなよ」
('A`;)「(な、なにィいイイ!!??)」
川 ゚ -゚)「ほう、そうなのか」
('A`;)「(ちょ、おまくぁwせdf5ghj)」
クーと呼ばれた女生徒は、おもむろに立ち上がるとドクオの隣の席へ移動した。
ドクオの興奮値がMAXに達した。下半身の血流がたちまち良くなる。
208 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:18:12 発信元:59.135.38.143
ショボwww
209 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:20:41 発信元:120.75.226.86
('A`;)「(つーか全然得意じゃねえよ! 今日がはじめてだよ! だよ!!)」
川 ゚ -゚)「なら、今日レクチャーを頼んでもいいかな」
焦りと興奮とで、ドクオの心境はカオスを越えて終末を迎えそうだった。
(*;'A`;*)「あ、ははっはい、。どどddぉおっぞォオ……?!」
川 ゚ -゚)「それはよかった。頼もしいぞ」
どこに頼もしい要素があるのか不明だったが、クーは満足げに笑顔を浮かべている。
その笑顔がまた、ドクオのハートをかき乱した。
あまりにも顔がひきつってどうしようもない。表情は感情の概念を失いかけた。
ドクオはその顔を見せまいと、窓の向こうを振り返って黙りこくった。
クーもそれにつられ、外の景色を眺める。
川 ゚ -゚)「寒そうだが……いいとこそうだな」
ドクオは心の中で同意した。
,. ゚ ο o ,. ゚ ο o
。 o 。 o
ο 。 ゚ ο ο 。 ゚ ο
もしかしてさる?
とりあえず、支援。
211 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:30:55 発信元:124.146.174.37
支援
212 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:32:46 発信元:124.146.174.37
シベリアにもさるあるのか?支援
213 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:34:23 発信元:222.5.63.92
なんで本家総合より盛り上がるんや
支援
214 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:39:17 発信元:59.135.38.144
し
215 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:40:41 発信元:43.244.133.131
これもしかして綺麗な街の人?
AAの使い方がなんとなくそれっぽい
216 :
シベリアのさるを確認:2010/02/05(金) 19:41:17 発信元:120.75.226.86
・・ ・・・
ξ ///)ξ「バカ! しね!しね!しね! ジョルジュもブーンも!!」
( ^ω^)「ちょwwwww巻き添えwwwwwwww」
( ゚∀゚)「微乳に罵倒されても心は動かないな」
ξ ゚皿゚)ξ
( ´_ゝ`)「俺の弟が言っていた。……長岡はおっぱい道を語るなかれと」
从*゚∀从「なあ弟さんのアドレス教えてくれよ! なぁなぁ!」
(,,゚Д゚)「もうすぐ着きそうだな」
(*゚ー゚)「そうだねー。雪がすっごいキレイ」
(´・ω・`)「(さて……残ったスレの再利用はドクオ(U)とクー(i)の恋愛SSでながら投下するか。
この殺伐したスレのふいんき。カオス作者の腕の見せ所だ!)」
川 ゚ -゚)フンフン 「こなーゆきーねぇー♪」
217 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:43:24 発信元:59.135.38.150
野郎。こんな場所でも猛威を振るいやがって……
218 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:45:00 発信元:222.11.247.192
頑張れ支援するから!
219 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:45:50 発信元:120.75.226.86
o 彡 。 。 o 。
・。・・。・゚・ 。・゚・。・゚・・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・
。・゚・。・ . . 。 0 o彡 *。・ 0 o *・ 。彡
・。・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。。・゚・。・゚・ 。・゚・ 。・゚・
希望を乗せた旅行バスは、そのとき、シベリアスキー場に到着した。
外はあまりにも肌寒かったが、正面のロッジの中は暖かくうつった。
骨身に浸みそうな強風が吹き付ける。
粉雪はらんらんと降りしきり、また、風に乗っては舞い上がっていった。
シベリアの美しさに心を躍らせながら、乗客はバスを降りて荷物を手に取った。
楽しそうだ、綺麗だ、そんな言葉がロッジ前で飛び交う。あるいは、
( ;ω;)「ジョルジュゥウウウ!! 死ぬなぉおおおお!!!」
('A`;)「(な、何かが始まりそうだ……)」
川 ゚ -゚)「期待してるぞドクオ」
スキーを教えることなど出来やしないが、クーさんと喋る機会を手に入れた。
ところで、ショボンは何が目的だったのだろう。恋のキューピット?
あとでスレでも覗いてみるかな。というか、まじレクチャーどうしよう
すべての荷物を出し終えると、いよいよ遊民たちはロッジへ足を踏み入れ始めた。
それぞれの考えは様々だけれど、「期待」という点では皆が共通していた。
(シベリア道中録のようです 終)
支援が激しくアゲすぎやでぇ
221 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:47:46 発信元:120.75.226.86
支援サンクス。まさかさる食らうとは思わんかった。
これは人の居ない深夜投下きつそうかもわからんね。
それでは、お疲れ様でしたー
>>215 あれ、そんなに特徴出てる……?
222 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:48:35 発信元:222.5.63.98
乙
223 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:49:45 発信元:210.153.86.50
あんただったのか
乙
さるおったんかー
225 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:54:35 発信元:222.11.247.192
乙
時事物でいいなw
226 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 19:55:36 発信元:59.135.38.149
おっつ。
さるめ……
とりあえず、体感なんだが5分前後に一レスだとさる食らわない臭いよ。
227 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 20:02:48 発信元:222.5.62.155
3つ位お題くれ
228 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 20:06:17 発信元:222.5.63.91
サゲ進行で行こうと言って一日足らずでこれかーい
231 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 20:13:57 発信元:59.135.38.145
>>227 ダイエット
>>229 アレだな。ついって奴だ、いつもの癖。すまない。
もう、sage進行なら投下時関係無くsageのみって決めるしかないかも。
また、やっちまったぜorz
すごく……見づらいです……
なんか某スレ立ったぞ
なんでシカトできないの
239 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 21:05:59 発信元:210.135.98.43
ブーン小説避難所inシベリア板 のようです
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1265292624/ | _____ | <`/>'^ヾヘ/> サムイワネ ココ
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| | {三} ((ノ、`'ノ))}.
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |ヽ .{ニ}ゝd *゚听) [,|,,,★,,|] ダオダオ
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| オイシイ? ヽ リ (__]っ l: .>つ ( ^ω^)
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| [,|,,,★,,|]. |\ \ .</_i\,__(__つ/ ̄ ̄ ̄/ i\
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| (´・ω・`) |.::..:\ \ |\i\ \/___/ .\|\i
| |.::,.:-一;:、 ::.:..| ( つロO) . |.::..:..:..:\ \. |\| ̄\ \,|
 ̄ ̄ \ ̄ ̄ ̄ミ;;:;,. _,.;:゙ミ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .\ | ̄ | `┰―― liニニi―┰|
____\___川川 ゚)_______________\ ┃ |\|__| ┃
────|__ l _つ[_]______________| | |
.::..:..:..::::..:..::.:..| (,, ヽ. .___ ___ |
.::..:..:..::::..:..::.:..| └┬┬┘_,) └┬┬┘ └┬┬┘ . | [★] ヒャー キセイヤー
.::..:..:..::::..:..::.:  ̄ ̄ └┘ ̄ ̄ ̄ └┘ ̄ ̄ ̄ └┘ ̄ ̄ ('A`)
タマニハシベリアモイイモンダ (< ≡≡≡スイー
のんびりブーン系について語ったり、規制の避難地に。
ここ、シベリアでブーン系を楽しむのはいかがですか?
そんな事より下の方にある(*‘ω‘ *)スレが気になるんだが
シベリア良いな、一気に好きになった
ちんぽっぽスレ和むw
でもブーン系のちんぽっぽは腹黒いよなー
242 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 21:32:45 発信元:222.5.63.88
規制三ヶ月って長い…
シベリアにはじめて来た奴は
訪問記念カードもらってくるといい
「観光」でスレ検索すると出てくる
ついでに観光案内所でシベリア開拓史とかも見るとさらにいい
244 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 23:12:20 発信元:61.202.100.157
245 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/05(金) 23:47:08 発信元:220.24.183.29
VIPの本スレ落ちてるな
246 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 00:51:56 発信元:222.148.193.228
投下…していいかな。ずっと規制だから、うっぷんが溜まってるんだ。投下するよ。駄目なら言ってホシイ
247 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 00:54:07 発信元:222.148.193.228
_
( ゚∀゚) 電子レンジの爆発に巻き込まれて無人島まで流れ着いてしまった…
_
( ゚∀゚) それにしてもけっこう大きな島だ
これだけ大きかったら電子レンジの一つくらいあるだろう…探してみるか
_
( ゚∀゚)15夕凪漂流記のようです
_
( ゚∀゚) 早くコンビニかなにか見つけてチルド商品を食べないと…
お腹が空いて仕方が無いなあ
248 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 00:56:39 発信元:222.148.193.228
ミセ*゚−゚)リ 二次会で飲み過ぎて、意識を失ってしまった…不覚
気がついたらこの無人島にいた
誰もいない無人島で独り言を喋りまくる女子大生…これじゃお嫁にいけない
_
( ゚∀゚) あ、どうも
ミセ*゚−゚)リ こ、こんにちは
_
( ゚∀゚) セ○ンイレブン…いや、この際ロー○ンでもいいから無いかなあ…
頒セ;゚−゚)リ(人いた!無人島じゃなかった!)ちょ、ちょっと待って!
_
( ゚∀゚) え?
249 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 00:58:52 発信元:113.151.134.248
ミセ*゚ー゚)リ
支援が欲しかろうほれほれ
251 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 00:59:46 発信元:222.148.193.228
ミセ*゚ー゚)リ よかった…助かった!地元の人ですか?ここどこ?本土に帰れます?
_
( ゚∀゚) さあ…漂流してる身なのでなんとも言えないです
ミセ*゚−゚)リ あなたも漂流者…?なーんだ…がっかり
_
( ゚∀゚) ではなたも電子レンジの爆発に!?
ミセ;゚−゚)リ 電子レンジの爆発に!?ち、違いますよ…
わたしは普通に(?)飲み会で酔ってここまで来ちゃったんです
_
( ゚∀゚) 酔って離島まで来るって意味不明すぎますよ
ミセ*゚−゚)リ 電子レンジのせいで漂流するあなたほどじゃないですよ
252 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 00:59:56 発信元:210.136.161.80
本当にアタシの味方でいてくれるの?
守ってくれるの?
信じていいの?
253 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 01:02:30 発信元:222.148.193.228
_
( ゚∀゚) とりあえず食料を探しましょう
ミセ*゚ー゚)リ そうですね…くよくよしていても仕方が無いもの
_
( ゚∀゚) 僕はローソ○を中心に探しますので、あなたはファミ○ーマートを探してください
ミセ;゚−゚)リ 目標を分ける必要無いでしょ!…そもそもコンビニ無いわよ!
_
( ゚∀゚) じゃあ電子レンジだけでもいいので
ミセ;゚−゚)リ ……いや無いよ!
_
( ゚∀゚) じゃあこの島にはなにがあるっていうんですか!
ミセ;゚−゚)リ なんにもねえから無人島なんだよ!
254 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 01:05:35 発信元:222.148.193.228
_
( ゚∀゚) 失望した…無人島のクオリティの低さに
ミセ*゚ー゚)リ お魚とか、食べられる草花とか、そういうものを探しましょう
_
( ゚∀゚) 魚ならさっき採ってきましたよ
ミセ*゚ー゚)リ 本当!?やったわ!お腹が空いてぺこぺこなの!
ミセ*´ー`)リ=3 ふぅー。美味しかったわあ
_
( ゚∀゚) いい食べっぷりでしたね。全盛期の橋田壽賀子を思い出させる食べっぷりでした
ミセ*゚−゚)リ 嬉しくないです
_
( ゚∀゚) あとは寝床の確保ですかね
255 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 01:05:44 発信元:219.125.148.20
支援
256 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 01:07:19 発信元:110.67.96.11
支援
257 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 01:09:32 発信元:222.148.193.228
ミセ*゚ー゚)リ 寝るところですけど、さっきいい感じの洞穴を見つけましたよ
_
( ゚∀゚) いい感じというと、死なない程度にマイクロ波が飛び交ってる場所なんでしょうね
ミセ*゚ー゚)リ もちろん違いますなにそれ
_
( ゚∀゚) 僕はいつも電子レンジの中で寝ているので、多少のマイクロ波が無いと寝付きが悪いんですよ
ほら、まくらが違うと寝られないっていうのと同じで…
ミセ;゚−゚)リ 危ないですよ!下手したら死にますよ!?
_
( ゚∀゚) それで死ねたら本望でしょう!?
ミセ;゚−゚)リ 同意求められても困ります!
_
ミセ*゚−゚)リ(゚∀゚ ) …ん?
(*‘ω‘ *) ちんぽー!
(つ と )
∪∪
258 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 01:10:52 発信元:124.146.175.10
ここの短編まとめる時ってIPは消した方がいいのかな支援
259 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 01:11:26 発信元:222.148.193.228
ミセ;゚ー゚)リ な…なにあれ!?人間じゃない!
_
( ゚∀゚) まさか…あれは…
ミセ;ー゚)リ 知っているんですか!?
_
( ゚∀゚) あれは…人間じゃない!
ミセ*゚−゚)リ …うん今そう言ったんですけど
(*‘ω‘ *) ぽっぽおおおおおお!
ミセ;゚ー゚)リ きゃあああ!
_
( ゚∀゚) 興奮状態だ。手が付けられない
シエーン
261 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 01:14:49 発信元:222.148.193.228
ミセ;゚ー゚)リ いやあああああ!まだ死にたくない!
せっかく初めての彼氏と来週末デートに行くっていうのにぃぃ!
(-@∀@)「来週末、道路の白線部分だけを歩いてどこまで行けるか試さない?」
_
( ゚∀゚) 僕だってまだ死にたくない!
電子レンジにまだ食べていないローストチキンを残しているままなんだ!
ミセ*゚−゚)リ その電子レンジが爆発したんじゃなかったの?
_
( ゚∀゚) そうだった!もう死のう…
ミセ;゚−゚)リ 諦めちゃ駄目!絶対に生きるのよ!
いつだったか本スレでジョルジュとミセリがコンビニで掛け合いする話書いてた人?
263 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 01:17:30 発信元:59.135.38.135
てす
264 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 01:17:49 発信元:222.148.193.228
(*‘ω‘ *) …
_
( ゚∀゚) …?なんか大人しくなったな
ミセ*゚ー゚)リ 本当だ…なんでだろう
_
( ゚∀゚) ……そうか!わかったぞあいつの正体が!
ミセ;゚ー゚)リ 本当に?な、なんなのあいつは
_
( ゚∀゚) 誤って電子レンジの中に放射能が生まれて、そのときたまたま中にいたネズミが
その放射能を浴びて巨大化したのを研究者たちが発見し、この無人島で
電子レンジと遺伝子学との関係を政府公認の元に極秘で研究していたのだが
その研究所から一匹の試験体モンスター、通称レンジキメラが逃げ出した。それがあいつなのさ!
全部勘だけどね
ミセ;゚−゚)リ とりあえずセリフなげえよ!
265 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 01:21:08 発信元:222.148.193.228
ミセ;゚−゚)リ …そして勘かよ!
セリフの長さに突っ込むのに夢中で肝心の部分を突っ込み損ねた!
_
( ゚∀゚) そういう日もあるさ。どんまい!
ミセ;゚−゚)リ うっせえ!
_
( ゚∀゚) あとタイトルの15夕凪漂流記だけど、15少年漂流記のタイトルをもじっただけで
実は15という数字とこの話は全くなんの関係も無いんだ
ミセ*゚−゚)リ こ、このタイミングでそれを!?
(*‘ω‘ *) ぽー…
< ふっふっふ。秘密を知られてしまったようだね
_
( ゚∀゚) 誰だ!?僕かい!?僕はジョルジュ長岡
つい最近電子レンジで魚を調理するのに成功して上機嫌なんだよ
ミセ*゚−゚)リ ど、どうでもいい!誰!?
266 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 01:22:04 発信元:222.148.193.228
( ・∀・) 私だ
_
( ゚∀゚) 君か!
( ・∀・) 私さ
ミセ*゚−゚)リ あなたなのね!
( ・∀・) 私なのだ
_
( ゚∀゚) 君だったのか!
( ・∀・) 私だったのだ
ミセ*゚−゚)リ あなただったなんて!
( ・∀・) 私だったんだもういいかな
267 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 01:25:23 発信元:222.148.193.228
( ・∀・) さあちんぽっぽ。こっちに来なさい
(*‘ω‘ *) ぽー!
ミセ*゚−゚)リ そのモンスターはあなたの…
( ・∀・) ペット、ではないよ。これは我々が研究しているモンスターさ
ミセ;゚−゚)リ 研究…?
( ・∀・) ある日チルド弁当を電子レンジで温めていた私は、中でネズミが巨大化するのを目撃した
遺伝子学を学んでいる私はすぐに放射能が関係していると悟ってね
政府と極秘に合同研究を進め、この無人島に研究所を建てて、巨大モンスターを生み出していた
これは試験体さ。通称、レンジキメラさ!驚いたかい?
ミセ*゚−゚)リ うん…二重にびっくり
_
( ゚∀゚) なんかでじゃぶー
268 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 01:27:22 発信元:222.148.193.228
( ・∀・) 悪いが、君たちは始末させてもらうよ。殺せ、レンジキメラ16号、ちんぽっぽよ!
(*‘ω‘ *) ぽおおおおおお!
_
( ゚∀゚) 電子レンジをこんなことに使うなんて!
おまえは電子レンジャーの風上にもおけない男だ!
( ・∀・) ふははは。なんとでも言うがいい
_
( ゚∀゚) ハゲ!
( ・∀・) ハゲてないぞ!
テスト支援
こういう掛け合い好きだw
寝オチ?
_
( ゚∀゚)夕凪殺し屋戦線の人か?
続き気になる
273 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 02:01:27 発信元:222.148.193.228
(*‘ω‘ *) ぽおおおおおお…
ミセ;゚−゚)リ まだ死にたくないよおお!
せめて夢にまで見たデートをしてから死にたい!
(-@∀@)「デートとビートって似てるよね…いや、別にどうでもいいんだけど」
_
( ゚∀゚) ちんぽっぽとやら!おまえは電子レンジの中で生まれ育ったんだ
僕と通じるものがないかい?
( ・∀・) 無駄だ。そいつは知性がほとんど無い
脳にチップを埋め込んで私の命令にだけ従うようにしているだけさ
_
( ゚∀゚) 黙ってろハゲ!
( ・∀・) ハゲてないから黙らないぞ!
274 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 02:04:07 発信元:222.148.193.228
_
( ゚∀゚) レンジキメラ…いや、ちんぽっぽよ!
本当はこんなこと…したくないんだろう
(*‘ω‘ *) ぽー…
( ・∀・) ど、どうしたちんぽっぽ。早く殺すのだ
_
( ゚∀゚) 電子レンジから生まれた君たちだって、電子レンジが好きなはずだ
マイクロ波を浴びた心はとても澄んでいて綺麗なはずだから…
(*;ω; *) ぽー!
( ;・∀・) 馬鹿な…レンジキメラが人の言葉を理解しただと…?
_
( ゚∀゚) 最後におまえに教えてやろう
( ・∀・) な、なにをする気だ…!
275 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 02:05:01 発信元:210.153.84.195
ハゲwww
276 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 02:06:05 発信元:222.148.193.228
_
( ゚∀゚) トーストモードにしなきゃいけないところを、普通に暖めてしまって
トーストがかっちかちになったときだって…霧吹きで水を含ませてからトーストで焼けば
そこそこ美味しく食べられるんだあああああああああ!!!!!!!
( ;・∀・) ぐあああああああああああああ無駄に熱いいいいいいいいい!!!!!
_
( ゚∀゚) 悪は去った…
(*‘ω‘ *) ぽっぽ!
_
( ゚∀゚) ははは。よく見るとなかなか可愛いな
ミセ*゚ー゚)リ おっきい猫みたいだね
277 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 02:09:05 発信元:222.148.193.228
(*‘ω‘ *) ぽー!
_
( ゚∀゚) さあ、家に帰ろう!
ミセ*゚ー゚)リ ええ!
ミセ*゚−゚)リ だから帰れないから困ってるんだってば!
_
( ゚∀゚) そうだった。おいハゲ。本土に帰せ
( ・∀・) ハゲてない。あと研究が遅れすぎて私は国に見捨てられてしまったんだ
本土との通信はとっくに途絶えてるし…帰れたら私も帰りたい
ミセ;゚ー゚)リ えー!そんなぁー!
_
( ゚∀゚) 仕方無い。デイリーヤマザキでいいから探そうか
ミセ;゚ー゚)リ だからコンビニねえよ!…デイリーヤマザキは伏せ字じゃなくてよかったの!?
278 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 02:11:24 発信元:222.148.193.228
乙!
乙!
>>278 まさかと思ったけどやっぱりそうだったか……乙!
あれ、投下はsage進行じゃないのか?
283 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 06:37:43 発信元:222.5.62.154
眠い…
おはよう貴様ら
VIPのようですスレ全滅ワロタwww
どうしてこうなった……
286 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 11:05:21 発信元:222.5.62.147
>>285 つもしもし規制
悲しくなるお題をおくれ
>>286 ('A`)「あれ? 俺の名前呼ばれた?」
288 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 11:25:04 発信元:222.5.62.147
ここがあるおかげで寂しくないな
290 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 12:02:48 発信元:210.153.84.20
すっかりシベリアに移住してしまったな…
なんか悲しいよ…
書き溜めしてた小説が一部消えちゃったから
怒り狂って全部消しちゃった、後悔の念が押し寄せる
>>291 より良い小説を書けばいいだけさ、やっちまったこたあ気にすんな
293 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 14:35:09 発信元:222.5.62.152
>>291 きっと『もっといい作品が書けますよ』って神様の思し召しなんだよ
ポジティブに行こうぜ
294 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 14:44:03 発信元:113.151.134.248
お題プリーズ
298 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 15:40:26 発信元:113.151.134.248
299 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 16:11:53 発信元:222.5.62.144
VIPで ようです 検索してもまっさらだったんでびっくりしたが移転してたのな
亀だけど
>>239が凄くいい、なんかやべえくらい、いい
規制解除になれば帰郷するのか?
いつになる事やら。
質問なんだけどさ
パソコンは規制されてないからって、現行とかをVIPに投下するとき
「今からVIPのこのスレに○○投下する」
って宣伝に来るのはアリ?
支援出来ないことはわかってるんだけど、読むことはできるからさ
それともパソコン規制されてなくても避難所したらばで投下したほうが良いの?
いいんじゃね?
304 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 17:52:22 発信元:113.151.134.248
PCの規制は大体解除されたみたいよ
>>304乙
じゃあもしもし使ってる人も時間によっては支援できるな
もし書けたら宣伝にくれば良いんだな
おっと、話は規制じゃないか。
こっちに腰を据え始めてるし、人呼ぶのも仕方ないし大丈夫でしょ。
308 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 18:38:09 発信元:210.153.86.119
こっちかww
309 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 19:19:55 発信元:121.83.43.86
ダイオードって性別設定無いの?
女なんじゃないのか知らないけど
ビコーズって∵だからビコーズなのか?QEDなのか?
教えてエロイ人
312 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 19:27:54 発信元:222.5.63.83
なんかvip落ちてるし
313 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 19:31:19 発信元:222.5.62.152
>>311 エロくはないがその通りだ
因みにゼアフォーもな
314 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 19:39:22 発信元:113.151.134.248
ビコーズを英語にするとbecoseだったからんが
なぜならば〜が英単語としての意味で、数学での意味だと∵になる。
だからと聞いた
315 :
◆fkFC0hkKyQ :2010/02/06(土) 19:40:51 発信元:60.39.24.167
代理スレ立てお願いします
スレタイ
从 ゚∀从は鋼鉄の処女のようです
どうか一つお願いします
>>309 現行(っても規制のお陰で投下できてない)でショタオード使ってるけど
使い勝手が微妙だな。女設定のが多いし、無難に女で良いんじゃないか?
318 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 19:59:01 発信元:113.151.134.248
319 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 20:40:50 発信元:222.5.62.151
>>309 元が一反木綿だからな…
好きな方で良いんじゃね?
320 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 20:56:34 発信元:124.97.193.118
/ ゚、。 /
涼しい顔してるから、女で使う人が多い
でも別に女が正しい設定という訳ではなく、男で使われることもある
つまりどっちでもいいよっと
321 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 21:00:28 発信元:121.83.43.86
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/06(土) 21:38:46 発信元:219.125.145.69
>>319 ダイオードは首を傾けてる子猫じゃないのか?
これ何に見えます?
`(-・-、、
(-・-m
短編作品を創ろうと思って、思いついたやつなんですけれども……
326 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 21:55:18 発信元:113.151.134.248
(-ロ m
こうしたら横向きのハローさんに見える
327 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 21:57:02 発信元:210.135.98.43
スタジアムから吹っ飛ばされたベイブレードに見える
じゃあグフ?いやジュアッグかな
>>330 すまん、俺には
下=寝てるクー
上=寝相の悪いクー
に見えた
上のやつは一応ゲルググのつもりなんですけれどもね……
「( ┴・、、
こうかな
いや違うな
∧
/ 。 ̄ア
| 々゚ノ
>>323傾いてる猫ですよー
/ つ つ
( /
∪^∪
ブーン系で使うなら/ ゚々。アかな?
>>337 それナナメギコ
どちらかというとくるうに近い
/l、
(゚、 。`フ 本当はこっち
」 "ヽ
()ιし(~)〜
>>338 ボケただけなのに…
ナナメギコ好きなんだが、ブーン系で使えないからなぁ
`(-Ф-、、
う〜んムズい
全身AAを使ってる作品もそれなりにありますぞ
あ、そういう話では無い……?
342 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 22:40:19 発信元:222.5.63.87
仮に現行投下することになったとしてわざわざしたらばで投下するの面倒臭いよな…
支援だって少なくなるだろうしかと言ってvipは規制されるしやんなっちゃう
`(-・-、、
(-・-m
やっぱりこのまま短編つくってみます
意見くれた方々ありがとうございました。
また短編書いたから投下しようと思うんだけど大丈夫かな?
ダメだったら言ってほしい。
345 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 23:29:33 発信元:122.102.231.42
( ・∀・)は育てられるようです
( ^ω^)「どこに向かってるんだお?」
('A`)「さあ」
ξ゚听)ξ「もう! しっかりしてよね。
あんたがリーダーなんだから!」
勇者の一行は暗い森の中をのんびりと歩いていた。
パーティの編成は、一般的なもの。
体格のいい戦士に、魔法に剣術と万能型の勇者。
そして、可愛い女魔術師だ。
('A`)「適当でいいじゃん」
支援
347 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 23:32:27 発信元:122.102.231.42
ξ゚听)ξ「何であんたみたいな勇者のとこに、
きちゃったのかしら」
('A`)「ヒント:家が近所」
その場で思いをぶちまけるツンに対し、ドクオはそれを面倒くさげに流すだけ。
('A`)「だいたい、別にオレ達が頑張んなくても、
別の勇者が頑張ってるからいいんだよ」
348 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 23:35:19 発信元:122.102.231.42
現在、世界には数多くの勇者がいる。
どこかの国が調べた結果によると、100人に1人は勇者らしい。
('A`)「オレ達はのーんびり旅してればいいの」
(;^ω^)「さすがにそれは……」
ξ゚听)ξ「ブーン! そんな奴放っておきましょ」
ツンがブーンの手を掴み、先へと進んで行く。
('A`)「そんなに怒ることかよ」
頭をかきながら二人を追いかける。
支援。
基本的に投下する際は許可は求めなくて大丈夫。
むしろ宣言する勢いでおけ。
350 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 23:38:32 発信元:122.102.231.42
('A`)「ん? 何やってんの?」
すこし先に進んだところで、ツンとブーンが固まっていた。
( ^ω^)
ξ゚听)ξ
( ・∀・)
('A`)「…………え、いつのまに産まれたの?」
ξ#゚听)ξ「違うわよ!」
351 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 23:41:34 発信元:122.102.231.42
( ^ω^)「どうするお?」
( ・∀・)
('A`)「近くの町にいって、里親でも探すか」
( ・∀・)そ
( ・∀・)
( ・∀・)
( ;∀;) ブワッ
ξ;゚听)ξ「な、泣いちゃったわよ!!」
(;'A`)「なななな何で?!」
(;^ω^)「きっと、ブーン達といたいんだお!」
(;'A`)「んな馬鹿な……」
(*・∀・)
し
くっバッテリーめ……グッドラック支援。
354 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 23:45:42 発信元:122.102.231.42
('A`)「えー。では、なんやかんやで、この子を育てます」
( ^ω^)「ここから出れないお」
赤子は、里子に出されるのも、森を出るのも嫌がり、泣いた。
泣いている子供を、無理矢理つれていくような趣味はないので、
けっきょく、3人で赤子を育てることとなった。
ξ゚听)ξ「名前はどうする?」
( ^ω^)「ツンが決めていいお」
ξ゚听)ξ「えー。ブーンが決めなさいよ」
( ^ω^)「ツンのほうがセンスがいいお」
('A`)「……リア充は爆発しろ」
( ・∀・)「ばくはつー」
赤子は「ばくはつ」を覚えた。
355 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 23:48:23 発信元:122.102.231.42
<2日目>
赤子の名前は『モララー』となった。
命名はドクオだ。
( ^ω^)「モララー」
ξ゚听)ξ「モララー」
( ・∀・)「ばくはつー」
はいはいをしながらモララーは二人のもとへ行く。
('A`)「やっぱり、普通の赤ん坊じゃないよな」
成長が早い。
魔物の罠かもしれないと、勇者であるドクオの第六感が告げる。
( ・∀・)
('A`)「…………ま、いいか」
モララーは、ドクオを懐柔した。
356 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 23:52:10 発信元:122.102.231.42
<3日目>
('A`)「走れ! モララー!」
( ・∀・)「はーしるー」
( ^ω^)「スパルタだおー」
ξ゚听)ξ「モララーが可哀想よ」
('A`)「うるさい! モララーならできる!」
モララーは走ることができるようになっていた。
できることが増え、3人の親から多くを学ぶ。
ドクオから基礎体力を。
ブーンから剣術を。
ツンから魔術を。
モララーは少し強くなった。
357 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/06(土) 23:57:03 発信元:122.102.231.42
<4日目>
( ・∀・)「ドクオ父さん」
('A`)「魔術はツン。剣術はブーンに聞けよ」
( ・∀・)「オレ、変かな?」
('A`)「……気にしなくていいと思うぞ」
少年の姿となったモララーは難しい年頃のようだ。
自分の成長の早さに戸惑っているのか、
同じくらいの歳の子供がいないことに不安を覚えているのかはわからない。
( ^ω^)「モララー。今日は魚を焼くお」
( ・∀・)「えー。魚キライ……」
ξ゚听)ξ「好き嫌いはダメよ」
( ・∀・)「はーい」
ブーンとツンはすっかり夫婦になっていた。
モララーは魚を食べた。
支援
359 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:00:56 発信元:122.102.231.42
<5日目>
( ^ω^)「モララーも強くなったおね」
( ・∀・)「昨日はまだ勝てなかったけどね」
2人は剣を持ち、対峙している。
特訓なのだが、剣は本物で、間違えて刺せば、ごめんではすまない。
ξ゚听)ξ「危ないわよー」
('A`)「ブーンがね」
昨日と今日の、ほんのわずかな間に、モララーは強くなった。
モララーに関しては謎が多い。
体の成長に、剣術や魔術の飲みこみが異常なほど早いのだ。
( ^ω^)「その剣はあげるお」
(*・∀・)「やったー!」
モララーは剣を手に入れた。
360 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:03:48 発信元:122.102.231.42
<6日目>
('A`)「モララー」
( ・∀・)「ドクオ父さん」
( ^ω^)「モララー」
( ・∀・)「ブーン父さん」
ξ゚听)ξ「モララー」
( ・∀・)「ツン母さん」
たった数日でも、情はわく。
家族になれる。
自分達とそうかわらない年齢にまで
成長した息子を3人は見た。
( ・∀・)
モララーは家族愛を深めた。
sien
362 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:07:05 発信元:122.102.231.42
<7日目>
( ・∀・)「………………」
('A`)「モララーどうかしたのか?」
( ^ω^)「朝からあの調子だお」
ξ゚听)ξ「心配ねぇ」
親は3人顔をあわせて作戦会議中。
可愛い息子が、朝から調子がおかしい。
宙をぼんやりを見つめ、口数も少ない。
('A`)「……よし。オレが聞いてくる」
( ^ω^)「おお! さすが勇者!」
ξ゚听)ξ「忘れてたけど、そうだったわね!」
363 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:07:40 発信元:210.136.161.45
紫煙
364 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:09:29 発信元:122.102.231.42
2人に見送られ、ドクオはモララーに声をかける。
('A`)「どうかしたのか?」
( ・∀・)「…………ドクオ父さん」
モララーはゆっくりとドクオに視線を向ける。
2人の視線がからまりあう。
( ・∀・)「ボク、お迎えがくるんだ」
365 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:12:20 発信元:113.151.134.248
かぐや姫みたい
366 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:12:23 発信元:210.136.161.142
ばくはつー
367 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:13:48 発信元:122.102.231.42
('A`)「やっぱり、お前は普通じゃなかったんだな」
( ・∀・)「うん。ボク、思い出したよ」
真っ直ぐ見つめてくるモララーから、ドクオは目をそらす。
心配そうに見ているブーンとツンの姿に気づき、再び視線をモララーへ戻した。
( ・∀・)「あのね、ボク『魔王』なんだ」
('A`)
想定外の言葉に、ドクオは言葉を失くした。
368 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:14:40 発信元:124.146.174.81
支援
369 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:16:47 発信元:122.102.231.42
( ・∀・)「今、いるって言われてるのは影武者。本物はボク」
こぶしを握り締めながら、モララーは続ける。
( ・∀・)「魔王は自然から生まれて、近くにいた種族に育ててもらうんだ。
そのために、情がわきやすくなる魔法がかけられてる」
つまり、たった数日でモララーに情がわいたのは、魔法のせいだということ。
( ・∀・)「7日間の成長期間を終えたボクは、魔王になる」
モララーが指差す方向には、飛行系の魔物が見える。
あれがお迎えというやつなのだろう。
370 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:18:29 発信元:124.146.174.79
むう
371 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:19:04 発信元:113.151.134.248
かぐや姫に似てる・・・
うん
372 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:20:08 発信元:122.102.231.42
( ・∀・)「父さん、世界の半分いらない?」
空を指差した手を降ろし、前へ差し出す。
手をとれば、これからも息子と暮らしていける。
うまくいけば、世界の半分を貰える。
なんという好条件。考える必要もない。
ブーンとツンに視線を送った。
2人も空の魔物に気づいたようだ。
頭の回転が早いツンは、もうモララーの正体も気づいただろう。
373 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:23:28 発信元:122.102.231.42
2人は頷いた。
ドクオも頷いた。
('A`)「お前は自慢の息子だよ」
とても優しい笑みを浮かべ、
差し出された手を叩き落とした。
374 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:23:36 発信元:210.153.86.143
りゅうおー
支援だ
376 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:26:43 発信元:122.102.231.42
( ・∀・)「どうして?」
叩かれた手を呆然と見ながら呟く。
('A`)「子供の始末は親がつけなくちゃいけないんだ」
( ^ω^)「早く行くお」
ξ゚听)ξ「次は敵同士よ」
3人は並び、モララーと向きあう。
377 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:28:05 発信元:210.136.161.83
青雲
378 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:29:37 発信元:122.102.231.42
( ;∀;)「父さんと、母さんの馬鹿……」
モララーは魔物の背に飛び乗り、遠い空へと去って行った。
('A`)「……何か、寂しいな」
( ^ω^)「感傷に浸ってる場合じゃないお」
ξ゚听)ξ「早く強くなって、魔王のとこへ行かなくちゃね」
('∀`)「そうだな」
〜おわり〜
379 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:31:03 発信元:124.146.174.35
おや?
乙ー
なんかオチが弱いな
381 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:32:09 発信元:124.146.174.36
おつです
382 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 00:33:44 発信元:122.102.231.42
中途半端な感じにならないように気をつけてみました。
>>380 そうですか……
次はオチももっと工夫してみますね
乙ー
まあオチが弱いのも一つの味になりえるけどね
>>382 昨日の菊の花の人か
連日投下とかすごいな・・・
俺には真似できんよ
乙ー
オチが弱いなら、希望的観測か続きを書くという手があるぞ、と知ったような口を聞く
乙で下
イエーイ投下するじぇ
IPには意味不明かもしれんが気にしないでいくじぇ!
始めは、10分だけ、僕の真の嫁である綾波レイが戦う姿を眺めるだけ
そう思って軽い気持ちでパチンコ店に入った
まさか1000円で当たるまい、そう思ってたのに
カオル君「おめでとう!君には勝利がよく似合う」
( ^ω^)ブーンが夏場のパチンコでツンを焼いちゃったようです
('A`)「ここがブーンに誘われた場所か」
( ^ω^)「ふい〜おい〜すドクオ!ここだお!
('A`)「おーブーン!用ってなんなんだ?」
( ^ω^)「いやーツン死んだから隠蔽するの手伝って♪」
('A`)「えー、面倒臭えーよ」
('A`)
(;'A`)「な…今…なっつった!?!
( ^ω^)「いやだからツンが死んだから」
(;'A`)「ちょ…おま…なんでだよ!」
( ^ω^)「声がでかいお」
( ^ω^)「いやーさ、パチンコのエヴァ打ってたらさ、1000円で当たっちゃってさ」
( ^ω^)「68連チャンして車に戻ったらさ」
( ^ω^)「車に置いてたツンがミイラになってたの」
(;'A`)「ぎゃあああああ」
( ^ω^)「だから声がでかいって」
( ^ω^)「頼むから適当に砂場にでも埋めてきて、一万やるからさ」
(#'A`)「おまえ…馬鹿野郎!」
(#'A`)「ツンは…おまえの…嫁さんだろうが!」
( ^ω^)「僕の本当の嫁は綾波レイ」
( ^ω^)「ただ一人だけだお」
(#'A`)「おまえ…見損なったぜ!」
(#'A`)「今だから言うけどな!学生時代俺はツンが好きだったんだよ!」
(#'A`)「でもな!ツンはおまえにべた惚れだった、いくらアプローチしても振り向くことはなかった」
(#'A`)「俺は悩んだ!そして悩んだ結果!おまえとツンの幸せを願おうと…したんだ!」
(#'A`)「俺は、自分の性欲を捨てて!おまえの…おまえ達の幸せを願ったんだ!」
( A)「なのに…そんな俺の想いを無駄にしてパチンコやってて…ツンが死んだだぁ?!」
(;A;)「こんなことってあるかよ!!!!!!」
( ^ω^)「…ドクオ」
(;A;)「…」
( ^ω^)「パチンコ打ってくる」
ブーンは走り去った
( A )「許せない…ブーン、あいつも、ツンと同じようにしてやる!」
(゜A゜)「俺の…怨念を…受けるがいいふははははははは」
子供限定の話だと思っていたけど、大人のケースもあるのか<車内放置の死
( ^ω^)「今度はガロ〜お!で勝ったお!ガロ〜お!」
('A`)「おい…ブーン、パチンコは楽しかったか…」
( ^ω^)「おお!ドクオかお!早くツンを埋めてこいお」
('A`)「埋めてやるさ…」
('A`)「おまえをな」
バトルうううう!!開始い!
いや、ギャグだろ
(#'A`)「行くぞ」
(#゜A`)「あーあたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!」
北 斗 百 列 拳 !
(#゜A`)=(()()()゜ω゜ )「ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおお」
(#゜A`)「終わったぁ!」
(゜A`)=●)゜ω゜)バコン!
テレッテレ-
('A`)「おまえの命は、後5秒!」
(; ゜ω^)「はひ」
( ^ ω^)「げへ」
( ^ ω。 )「ぎゃひ」
(; ゜ω^)「はひ」
( ^ ω^)「げへ」
( ^ ω。 )「ぎゃひ」
(; ゜ω^)「はひ」
( ^ ω^)「げへ」
( ^ ω。 )「ぎゃひ」
(; ゜ω^)「はひ」
( ^ ω^)「げへ」
( ^ ω。 )「ぎゃひ」
(; ゜ω^)「はひ」
( ^ ω^)「げへ」
( ^ ω。 )「ぎゃひ」
(; ゜ω^)「はひ」
( ^ ω^)「げへ」
( ^ ω。 )「ぎゃひ」
゜( ) ω ^「うわらば!」
これが噂の北斗的爆発だ!
だよな、うん
さるったかな?
(#'A`)「俺の名前を言ってみろ…ブーン!」
ちなみに原作はもっとかっこいいぞ!
:\
ドクオ
\:: \__ _
丶://_丶/、 丶_
/ /< ___)lーL)>
‖|< ___)人J_)>
\ ‖|< ___)_(_)_>
\| |<___ノ_(_)_>
丶丶ニニ/ー"/
L|_t_L♀_|
9 ∂
6 ∂
(9_∂
403 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 02:05:51 発信元:113.151.134.248
数日後
ブーンの車から出てきたツンのミイラ
ちなみにツンとは大人気美少女アニメの等身大フィギュアだ
FIN
感想
見事に滑りました
ギャグは超難い
略して超難→チョムズ→チョ寝る→チョー寝てやる!
乙666
まさかここまでとはな…身内にはだいぶ受けたんだが…いいさ!
敢えて俺はギャグの道を突き進もう
俺はドMだからこの空気も悪くない
じゃあな!
早く規制解除来て欲しい…
新しい中、長編投下しようかな
↓
けど連載物初めてだししたらばも面倒くさそう
↓
規制解けるまで投下はいいかな ←今ここ
このモチベーションを上げる術は何か有るだろうか
感想スレ保守されてるけどなんなの……
自分で感想書いたらそれが保守にもなるし盛り上がりのきっかけにもなるのに。
何かを期待して応援して待ってるだけの人はなんなの……。
書き込めるのにそんなの勿体無さすぎるでしょ……。
>>409 いくつか同時に書いて、詰まったら違う方を書くとか。
似た作品読んで参考にするとか。
412 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 13:17:57 発信元:210.153.84.200
長編書き貯めているが規制のお陰で投下する気がおきない
暇なのでお題下さい
416 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 15:54:04 発信元:113.151.134.248
三国志以降に始まった中編か長編でオススメある?
隠れ2ちゃんと殺人鬼は読んでるから、それ以外で教えてくれ
>>417 短編を集めた物だけど「あいうえお」の奴は?
俺は嫌いじゃないな。
オススメねぇ……
ツッコミ病とモナ日記は個人的に好きだから読んでる
あとは中長編になるだろう赤い雨にwktkしてるくらい
考えてみたらツッコミ病とロボットソンも読んでたわw
ありがとう
読んでみるよ
他にも面白いのあったら教えてほしい
421 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 16:58:53 発信元:121.83.40.163
削除人にAAってある?
422 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 17:29:29 発信元:210.153.86.144
ブーン系ってこういうスレだったのか、覗くとたいてい雑談だったから知らんかった
単発スレしか読んでなかったわ
423 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 17:48:55 発信元:222.5.62.167
>>422 単発以外にも長編なんかあるからためしに読んでみれば?
>>9のまとめに色々あるし
好きなジャンルとかあるならなんかオススメするよ
424 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 18:00:28 発信元:210.153.86.47
425 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 20:33:12 発信元:114.166.103.133
爪゚A゚)ブーン系がシベリアに移転したこと忘れてた
保守ざんす
426 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 21:05:58 発信元:61.202.100.127
勝手に移転すんな、もしもしの為にPC様が立ててやったんだよ
立場をわきまえろ
427 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 21:15:18 発信元:219.108.157.29
PC組でも、助かった奴はいるけどねww
428 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 21:30:18 発信元:121.83.40.163
PCだが助かったよ
ここなら規制を怖がらなくて済むしな
>>1とシベリア民に感謝
429 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 21:37:22 発信元:61.202.100.127
ノ } ゙l、 」′ .,/′ .,ノ _,,y
.,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ
,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/
l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _><
《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` {
\《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ }
\ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕
.゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .}
゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト
゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ
〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } ほうらオチンチンだよーぉ
l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ
| ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ,
| ノ′ ヽ 〔 ミ
} } ′ } {
.| .ミ .< 〔 〕
.{ \,_ _》、 .{ .}
{ ¨^^¨′¨'ー-v-r《 〔
430 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 22:23:05 発信元:210.135.98.43
IP表示される板でそんな発言やAAを張るのは
警視庁の前で逆立ちオナニーするようなもんだぞ
IP表示、別板。
ここらで総合とは別な一面を見せているけど、
なにかしら斬新なシステムがここにあるともっといいかも、何かは考えてないが
(;゚д゚ )「なるほどな…
それがお前たちの意志の強さ。か……」
ついぞ、自分には手に入れる事の叶わなかった物だ。
ミルナは傷口を右手で押さえる。
この焼けついたような心地よさ。どうやら俺にも死期が近付いているらしい。
満足だ。本当に自らと同じ道を辿ってきた後輩たち。
彼らに葬られると言うのならば本望だろう。
だが……
俺にもまた、意地がある。故に……
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
( ゚д゚ )「ふふふ…礼を、言うぞ…お前たち。特にギコ。よ……」
(,,メ゚Д゚)「気持ちわりぃンだよ。今更、命乞いか?」
( ゚д゚ )「ククク。違うな。これで、心置きなく、」
「俺の体と命を捧げることができる」
ξ;゚听)ξ「ミルナ貴方…!?」
ミルナの宣言。つまり今までの誘拐から始まった戦い自体が
無意味だと言っているのだ。
ミルナ自身を生贄として召喚。この惑星「ニュー速」において
最強を自他共に認めていた最強の騎士。それを生贄にしての召喚だ。
何が出てくるかなど予想さえつかない。
(;'A`)「こ、こいつは…」
(;^ω^)「それだけは、召喚だけはさせないお!!」
ざわめく後輩たちを目に不敵な笑みを浮かべるミルナ。
その訳に最初に気づいたのはクーだ。
川;゚ -゚)「…すでに召喚の詠唱が済んでいる!?
貴様!!いつの間にこんな芸当を!?」
( ゚д゚ )「お前たちとの戦いの最中に…な?」
あれだけの激しい戦いの中にあってもなお余裕を見出すミルナ。
間違いない。この先にも後にも、彼を超えるものは現れないだろう。
それだけの力を持ちながら、いや、それだけの力を得てしまったが故に、
彼は必勝の肩書きを与えられた。常人には耐えがたいその肩書故に、
狂気に身をゆだねた。故に、彼女は存在を奪われなければならなかった。
しぃ。
(,, Д )「させるかよ。…テメェにこの世界を壊させる訳には
しぃの帰ってくる場所を壊させる訳には……」
(,#゚Д゚)「いかねェンだよ!!」
ギコが騎士になった訳。それは幼き日の彼女との約束を果たすため。
彼女が無限虚無へと消えた今、叶う事は永遠にない。
それでも、この男だけは、ギコだけは、彼女の最後の言葉を信じていた。
「絶対、約束は、守るから…だから待っててね?」
「ただし、私がおばあちゃんになってっても、私が赤ちゃんになっていても
小鳥になっていても、お魚になっていても、機械になっていても、」
「わかってる!!お前がたとえ今と違うお前でも!!俺は気づいてみせる!!
何があろうとも、お前の帰りを待ってってやる!!だから、だから!!」
「必ず!帰って来い!!」
437 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 23:34:51 発信元:121.2.98.95
投下中はageてもいいと思う
人いなくなるとさるっちゃうし
てわけで支援
男は愛する女のために、たった一つのか細い約束のために
リノリウム製のをける。硬質な床の上を駆ける足音に混じりながら
友の声が聞こえる。ギコはそれに答えを返す。その単語は即ち…
(,,゚Д゚)「ついてくるな!!俺は死なない!!」
全力中の全力。とうの昔に限界を迎えていた筋肉が、神経が、細胞が、
悲鳴を上げる中。ミルナへと疾走するギコ。
その眼にはもはや人間としての理性などはなかった。
ただ、意地でも約束を守るというわがまま。それだけだ。
( ゚д゚ )「こい!!大事の前の小事だが、貴様とは一度決着をつけねばならないと
思っていたのだ!!全力をぶつけてこい!!」
(,,゚Д゚)「黙れ!!そして死ねぇぇぇええええ!!」
ミルナから放たれる殺気の塊をアクセルブレイドで斬り裂きながら、
ギコはまっすぐにミルナに肉薄してゆく。
(,,゚Д゚)「オラァァァアアアアアア!!」
衝突。だがギコの疾走は止まらない。
アクセルブレイドの推力を生かしてそのまま引きずるようにして走り続ける。
439 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 23:40:19 発信元:222.228.214.17
タイトルを見た瞬間MUSASHIが浮かんでしまった俺はもう駄目かも知れない支援
440 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 23:40:59 発信元:121.2.98.95
支援
441 :
落下戦闘のようです:2010/02/07(日) 23:41:39 発信元:59.135.38.146
ξ゚听)ξ「ギコ!!」
('A`)「あの野郎。本気だぜ…。どうあっても仕留めるつもりだ」
ドクオの呟き。それはこの場にいた全ての人物が感じたことだ。
ギコが走り続けるその先には巨大な展望スペース。
この地上50階を超すタワーから落ちれば例え、ミルナと言えども
助からない。それを見越しての突撃。
しかし
ξ゚听)ξ「でも、ミルナが落下中に召喚術を発動させたら、
何の意味もないのよ!?」
(#'A`)「だからだよ!!あの野郎、自分ごと一緒に堕ちて、
確実に息の根を止めるつもりなんだ!!」
そう、ギコの狙いは唯一つ。このまま一緒に転落して地面衝突までミルナに
召喚術を使わせないこと…ミルナさえしとめられれば良い。
そのために、一番確率が高い選択をしたのだ。
ξ;;)ξ「…そんな……だめよ!!」
ツンの叫び。しかしそれはもうギコには届かない。
442 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 23:43:36 発信元:222.5.63.87
なるほど、最終回をネタバレするのか
443 :
落下戦闘のようです:2010/02/07(日) 23:44:01 発信元:59.135.38.141
(,,゚Д゚)「破ッ!!」
ξ;;)ξ「ギコ!!」
そして空中に踊りだすギコとミルナ。
ついに誰も邪魔しようがない場所での最終決戦が始まる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
(,,゚Д゚)「ここなら誰の邪魔もはいらねぇ…テメェの命!!
この俺が、今、ここでもらう!!」
舞い落ちるガラス片の中ギコがアクセルブレイドの推力で空中を駆け抜ける。
分厚い日本刀のような形状の刀身。その背からジェット推進力を乗せて
唐竹割に斬りつけるギコ。縦に回転する車輪の様な斬撃だが、
それもミルナの前には児戯に等しい。
( ゚д゚ )「さかしいな!!」
ギコのものより数段旧式のカートリッジ型のアクセルブレイドで迎撃するミルナ
刃と刃が衝突し、同時に七つの炸裂音が響く。
ミルナの持つアクセルブレイドが文字通り火を噴いたのだ。
完全に見透かした反撃!!
ギコはその攻撃に踏ん張れずに弾き飛ばされる。
444 :
落下戦闘のようです:2010/02/07(日) 23:46:08 発信元:59.135.38.144
(,,゚Д゚)「ぐッ!」
( ゚д゚ )「旧式だから空中戦の経験がないと思ったか!?」
アクセルブレイドでの戦い。それは、空中戦と言っても過言ではないのだ。
騎士学校では旧式のアクセルブレイドでの空中戦は皆無だとうたっているが
実際には、裂薬式の頃から度々、空中戦は行われていた。
むしろ、今のセーブされたアクセルブレイドでは戦いにくいとすらミルナには思えた。
( ゚д゚ )「教えてやる。アクセルブレイドの使い方をな!!」
一瞬でカートリッジを交換しミルナはトリガーを引ききる。
盛大な爆発音と共にミルナが空中を走り抜ける。
その様は、離れていれば落下する二人の男が互いにもみ合って居る様にも思えるだろう
だが、実際には完全に自身の制御がきかない空中での格闘戦だ。
弾かれては互いにぶつかり合う。
それは恋愛にも似た命を捨てたコミュニケーション。
(,,゚Д゚)「貴様のせいで!!しぃは!!」
ガラス張りのビルの壁面を足場にギコが駆け上がる。その手に持つ剣は
深く突き刺さり、その切れ目から膨大な推進力が吹き出る。
( ゚д゚ )「そうだ!!だからどうした!!憎いか!!殺したいか!!」
445 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 23:47:03 発信元:121.2.98.95
引き込まれる
446 :
落下戦闘のようです:2010/02/07(日) 23:48:59 発信元:59.135.38.149
それに対し、ミルナは裂薬の一吹かしで空中から斬りかかる。
( ゚д゚ )「やれるものなら殺して見せろ!!
ランクF、ギコ・ハニャーン!!貴様に俺を殺せるか!!」
再び衝突、下段からの斬り上げと、真下への切り落としが互いにつばぜり合う。
火花を散らしながら二人の男が落下してゆく。
(,,゚Д゚)「最弱で……何が悪い!!」
一瞬の間の出来事。ギコは推力を完全に遮断する。
その結果、完全にミルナに押される形になるが瞬時に方向をかえて
再び推力をフルスロットルに持ち込む。その結果、今度はギコが真上を
取る形になる。空中でのマウントポジション。
完全ではないがギコにとって最も有利なポジションだ。
そこからの完全に力任せの連続打撃。そう、もはやギコの剣捌きには
斬るという概念がない。全力でミルナに刀身を叩きつけ続けるギコ。
(,,゚Д゚)「うぉぉぉおおおおおおおお!!」( ゚д゚ )
そのただ力任せなギコの攻撃にミルナもまた同じように応じる。
447 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 23:49:50 発信元:124.146.174.33
しえん
・故に故に、の他に表現を混ぜる。
・物語の間だから仕方ないだろうが、アクセルブレードの構造不明。
・空中戦と言われても躍動感がない。落下戦闘?の描写もないような。
・改行するかしないかが安定しないので、やや読みづらい。
・一行だけのセリフを一レスに使って効果的に見せるなら、前後に空白改行を入れた方が良い。
以下、一般的な文章の書き方。
・「だからこそ。か」より「だからこそ、か」という書き方
・三点リーダは【……】←で一つ扱い。「だから……許せねぇ」みたいな。
・「バカな! どこにそんな力が!」という感じに、エクスクラメーション、クエスチョンの後ろにはスペースを。
「分かるか? これが……文章というものだ! 一般に受け入れられている、な!」
すまない空中戦闘については先走った。
450 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 23:51:31 発信元:121.2.98.95
批評は投下後のがいいような……
アクセルブレードの構造書かれてるし本当にごめんなさい/(^o^)\
完全に色々先走って申し訳ない。
寝落ちしそうだったもので。
452 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/07(日) 23:59:24 発信元:121.83.40.163
支援
この作品は既に連載してる現行?
激しい打ち合いの最中にも、二人の男の問答は続く。
(,,゚Д゚)「おれは!!弱い!!
ツンの様に人を癒せない!ドクオの様に舌も頭も回らない!
ブーンの様に!召喚も使えない!クー様に地位も権力もない!!」
「けど!アンタみたいに道を踏み外しはしない!!」
一瞬のすきを突き、再びミルナが上をとる。今度はギコの様に乱暴なだけの打撃ではない。
インパクトの瞬間に火薬を爆発させた重い、重い斬撃だ。
( ゚д゚ )「俺とて!好きでこうなった訳ではない!!」
三度の斬撃と爆発音の後、ギコの腹に鋭い蹴りが入る。まだ一発残っている弾倉をミルナは
ほおり投げ、新しいものに取り換えてギコに肉薄する。
( ゚д゚ )「貴様に分るか!?常に勝利者でなければならない者の気持ちが!!
勝つのが当たり前になると言う事はな!!
負ければ!!己の存在理由を否定されると言う事だ!!」
ミルナの苦しみ。それは至極当然でありながら、一度始まれば抜けられぬ
無限地獄のようなもの。しかし、そんなものはとギコは思う。
454 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 00:02:31 発信元:222.5.63.97
逆襲のシャアみたい
(,,゚Д゚)「だとしても!それがアンタの行動を肯定することにはならない!
同情はする!!」
再びつばぜり合い。ギコはミルナの顔が、瞳が、その奥の心までがが見えるような
距離で必勝と呼ばれた男に己の意地をぶつける。
(,,゚Д゚)「あんたのやった事は!!ただの子供のわがままだ!!」
全推力を総動員してミルナを弾き飛ばす。そのまま互いに向き合い
今度は、力押しでの打ち合いに持ち込む。
(,,゚Д゚)「アンタほどの男なら!幾らでも!!変えられたはずだ!!」
一合、二合、三合、ギコは推力に身を任せて舞うような剣劇を見せる。
ダンス・ダマスクス・ダントリオン。(D.D.D.)今まで数々の戦いで
勝利をもたらした師匠直伝の必殺剣。これで倒せなければ、
体ごと、命ごと、ミルナを地獄に送らなければならない。
(;゚д゚ )「黙れ!!貴様は何も知らない!!
法王庁がどれだけ腐っているかも!!騎士団の内情も!!」
すべてを見たミルナの判断。それが法王庁の打倒だった。
だとしても、ならばなおさら、関係のない人たちを巻き込むべきではなかったのだ。
456 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 00:04:04 発信元:121.2.98.95
シベリアサルもタチが悪いな……支援
シベリアは投下間隔早いとすぐさるくらうのかな
458 :
落下戦闘のようです:2010/02/08(月) 00:04:35 発信元:59.135.38.146
(,,゚Д゚)「アンタは、道を踏み外したんだ!!
関係ない人を巻き込んだ時点でな。そしてッ!!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
一度、道を踏み外した人間は二度と元の道には戻れない。
そう。今の落ちゆく俺たちの様に!!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
連続の突き、そのとどめをギコはあえて外し、ミルナの上をとる。
(,,゚Д゚)「アンタは今も迷いがある!!」
ギコの看破。そう、それこそが最弱が必勝に牙を剥けた訳。
今もミルナは迷っている。それはギコも同じだ。
しかし、二人のそれは圧倒的にまで違う。
戦いへの迷い
命を捨てる事への迷い
ギコは戦いを肯定している。その上で生き残る術を見出そうとしているのだ。
しえ
460 :
落下戦闘のようです:2010/02/08(月) 00:05:58 発信元:59.135.38.141
どちらが勝つかなど一目瞭然だった。
残りの高度は大体10mを切っただろう。となれば、次が最後の一撃になる
心の中で愛しき人へと謝罪するギコ。これでは勝っても負けても死んでしまう。
だが、だからこそ。
ギコは勝ちにいく。希望を捨てないために。生き残るために。
(,#゚Д゚)「いってよォしッ!!!!」
ミルナを地面に串刺しにするために、ギコは体ごと突進しながら突きを繰り出す。
風を斬り裂きながら、突進するギコ。しかしその一撃はミルナの
アクセルブレイドの腹に受け止められる。旧式故に、ミルナのアクセルブレイド
の刀身は非常に分厚くギコの一撃では弾き飛ばすこともかなわない。
(,, Д )「う…ああぁぁぁぁぁああああああ!!」
しかし、ギコは諦めなかった。アクセルブレイドのグリップを強く握りしめて
全力で捻りあげる。刀身からギコ本人をも焼きかねない凄まじい
推力が吹き出しミルナを地面へ叩きつけようとする。
その時、奇跡が二つ起こった。一つは限界を超えた二つのアクセルブレイドが
壊れたこと。もう一つはミルナのアクセルブレイドの火薬に引火したことだ。
互いに激しい使い方をしてきたため二人の剣はすでに耐久限界を超えていた。
そのため、ミルナの剣は刀身が、ギコの剣は推進装置のリミッターがそれぞれはじけ飛ぶ。
結果、ミルナの体をギコの剣が突き刺し、そして……
461 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 00:07:45 発信元:122.102.231.42
支援
462 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 00:08:14 発信元:121.2.98.95
支援
463 :
落下戦闘のようです:2010/02/08(月) 00:08:24 発信元:59.135.38.143
突き刺した刀身から漏れ出た膨大な熱量が、ミルナのアクセルブレイド用の
火薬に引火したのだ。そして、ギコはいまだ高速で落下している。
そのため、「爆風はギコを避けて真下へのみ効力を発揮」した。
鈍い衝撃音。しかし、それは絶望を呼ぶものではない。
それは…
(,,゚Д゚)「……生きて…やがる…」
それは、ギコが呼び寄せたのだろうか?それとも…ミルナが呼び寄せたのだろうか?
それはわからない。だが、ギコは…生きている!!
ギコは爆発と落下の衝撃でもはや原型を止めていないミルナを見る。
(,,゚Д゚)「アンタは道を踏み外した。
けど…俺はアンタを悪とは、呼べない。なぜだか、わからないけど……」
それはギコの独白とも取れた。だが、きっとミルナは聞いている。
そう、ギコは思った。
戦闘終わり。
464 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 00:11:02 発信元:222.5.63.88
面白いな
召喚とか出てくるあたり、FF7を想像すればいいのかな
アクセルブレンドは、機械っぽいし
後セリフ逆シャア乙
剣版サイキックフォースかな?
メカニカルな感じだろうけど想像力が貧しくて想像できないお
面白かった。フルバージョンに期待
>(,,゚Д゚)「だとしても!それがアンタの行動を肯定することにはならない!
> 同情はする!!」
ここは逆がいいな。「同情はする!」って付け足すみたいに言うとなんかずっこける。
(,,゚Д゚)「同情はするさ! だとしても!
それはアンタの行動を肯定することにはならない!!」
こうかな。
467 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 00:14:27 発信元:121.83.40.163
わかりやすいって言ったら失礼だが
最近こういう楽に読める厨二成分が不足していると思う
表現とか文章とか拙いが読みたいと思った
468 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 00:15:37 発信元:59.135.38.143
469 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 00:19:27 発信元:222.5.63.97
歯車も鋼鉄処女も気軽には読めないからな
こういう系は需要アリアリだね
470 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 00:20:29 発信元:121.2.98.95
乙ー
勢いがよくってグングン読んでしまったぜ
こういった、突発的な始まりのやつって、状況説明、世界観説明で
戸惑うんだけど、これはよく出来ていて、いいなと思った
この作品の勢いは文章の荒削り感が世界観にマッチしてるからなのかな
文章についてはこのままでいいとすら思った。
変に文章を仕立てると、パワーまで落ちてしまうのでは
乙
発信元が変わったのは繋ぎ直したからかな?
フライング早漏まことに申し訳ない。
乙
FF7ACみたいな、タイトル通りの戦闘、面白かった。
これは是非最初から読ませてもらいたい。
かなりわくわくする。
……でもいちいち細かいアラが気になってしまう自分。
仕上げすぎない方がって意見もあるから、以下は興味あったら参考にしてくださいな。
その結果、や、故に、が連続で使われている。
「様に」「事」は漢字なのに「すきに」や「ほおり投げる」が平仮名。(ちなみに、ほうりなげるが正解)
改行がブツンといってたり、句読点を打ちすぎてたりで見た目やリズムが悪い。
などが気になったかなー。
あと推進力がギコにかかって熱い、という表現だけど推進力じゃなくて爆炎とか噴射される熱とかじゃない?
473 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 00:25:42 発信元:59.135.38.141
レスが間に合わないwww
>>464 YES
まさしく、雲男とセフィロスの一騎打ちみたいな感覚で書いてた。
ABはDMC4のレッドクィーンをイメージしてくれればおけ。
>>465 そんな感じ。
>>466 多分、作者の思考に問題があるからだと。
英語とかのが理解しやすくてね。精進します。
>>467 むしろそう言う直感的な意見のがありがたい。
>>472 やけに文章にこだわりがあるなもしかして有名作者か?
>>474 全然!
ただのかっちり人間。
気にしいなだけだよ。
476 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 00:37:48 発信元:59.135.38.143
>>472 バッボーイwww
そう言う意見が逆にありがたいです。
「故に」は無理矢理な押し付けっぽく感じてくれるように狙ってみた。
変換関係はカタカタでやったせいだと思う。その辺はもっと気を使って書いてみます。
ABはもっと練った方が良さげと……。
ありがとう。もし、続きを行くときは色々煮詰めてみる。
投下しますー。
時期ものでフライング、百合。
478 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 00:40:11 発信元:59.135.38.143
支援
川 ゚ -゚)チョコをあげるようですζ(゚ー゚*ζ
今年のバレンタインデーは、日曜日だ。
深夜になるとお盛んになるね
しえ
支援
不況も関係して義理用チョコの売り上げが落ちる見込みらしくて、
画面の中の店員が眉を八の字にしていた。
(´・ω・`)「いやあ、参っちゃいましたね」
『この状況を打開すべく、メーカー側が取った戦略とは――?』
私はそこでテレビを消した。
今年のバレンタインは、世間からすれば何年ものスパンの中の
一回でしかないのだろうけど、私にとっては違う。
私は今年初めて、本命チョコを渡す予定なのだ。
バレンタインが日曜日だろうと、おおよその女子高生は気にしない。
きっと翌日の月曜日の教室が、チョコ交換会場になるだけだ。
だって彼女たちは、イベントにかこつけて騒ぎたいだけ、
それでもって甘い物が食べたいだけなのだから。
でも、本命となると話が違う。当日に渡さないと意味が無い。
恥ずかしながらも特別な誰かにあげるなんてことを計る身としては、
義理に紛れて渡せる分、平日である方がありがたかった。
そこだけは、製菓業界に同意してやってもいい。
>>480 クオリティは大事だけどな
俺みたいになる
支援
支援
二月も二週目のある日、放課後。
私は友人のクーと並んで歩いていた。私は家族への義理まで含めて
手作りのつもりなので、買い物に付き合ってもらうのだ。
高校三年生を目前にしている今、来年はこんなことしてないんだろ
うなと何となく思う。
ζ(゚ー゚*ζ「今年のバレンタイン、日曜だよね」
川 ゚ -゚)「ああ、助かるな。私は今年は義理は配らないことにしたよ」
ζ(゚ー゚*ζ「そうなんだ」
不景気は子供の懐にまで北風を吹かせている、ということらしい。
同じようなことを言っている友人は結構いた。
去年クーは、美味しいチョコケーキを作ってきてくれた。
思えばあれから、餌付けされるように仲良くなったような気もする。
今年食べられないのは残念だ。すごく。
ζ(゚ー゚*ζ「私も、今年はみんなにアルファベットチョコで済まそうかな」
川 ゚ -゚)「はは、それはいい」
クーと最初に会った時は、少し堅めで古めかしい口調にびっくりもした。
けれどもそれも、今では彼女に無くてはならない一部だとも思える。
と言っても、彼女がこの口調でなくなったらどうこうということはない。
化粧っ気も男っ気も無い、そして陰湿な所も無い掴みがたい友人だけど、
彼女の方でも私のことをそれなりに気に入ってくれているみたいだった。
帰り際、クーは私に、日曜は空いてるかと訊いた。
私は頷いて、それで別れた。
声にも顔にも出そうだったから、振り返らず、詳細はメールで決めた。
面と向かっては言及することもなかったけれど、約束は固まった。
487 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 00:44:40 発信元:59.135.38.143
支援。
――日曜日、の朝。
何度も何度も気になってはチョコレートの様子をチェックして、
結局明るくなるまで台所で張り付きどおし。私は睡眠不足だった。
それでも目の下に隈なんかできてないか確認して、顔を洗う。
いつもより入念に身支度して家を出る。
家を出る時、二月に似合わない日差しが、北風と共に私の頬を打った。
眠くてヘロヘロになりそうな私は、それでもう一度気合いを入れ直した。
駅に着くと、既にクーがいた。手には小さな箱を持っている。
白い紙でできてて、大体一辺十センチの立方体を少し潰した感じ。
立っている彼女は様になっていたけど、とりあえず申し訳なくなった。
ζ(゚ー゚*ζ「ごめん!」
川 ゚ -゚)「いや、まだ時間前だ」
ζ(゚ー゚*ζ「それ何?」
川 ゚ -゚)「……あとで教える」
支援
行こう、と言われては仕方が無い。
鞄の中のチョコのことはしばらく待たせることにして、
私は彼女に手をゆるく握られ、引かれて付いて行く。
別に何か特別なことがあるわけでもない。
雑貨屋を冷やかして、お昼食べて、カラオケへ。
六時まで五百円の料金を先に支払って入ったものの、
二人とも歌う方じゃないから、五時になる頃にはネタが尽きてしまう。
私は何となく、広告になってしまったテレビの画面を見て、寂しくなった。
そうすると、鞄の中のチョコがいきなり自己主張をし始めて、
私はカバンの中のチョコの、ラッピングの袋の端を少し握った。
492 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 00:49:50 発信元:59.135.38.143
……今、気づいた。今日仕事じゃーんwww
と言う訳でお休み支援。
ζ(゚ー゚*ζ「ねえ、クー」
川 ゚ -゚)「……何かな?」
でも何だか、渡せる感じ、じゃあないなあ。
ζ(゚ー゚*ζ「ううん、何でもない」
川 ゚ -゚)「そうか」
頷いたクーは、ずっと持ってた小さな箱をテーブルに上げると、
ことりと置いて、ゆっくりすうっと滑らせて、こちらへ少し押した。
ζ(゚ー゚*ζ「そうだ、そう言えばこれ、何だったの?」
支援
495 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 00:54:24 発信元:121.2.98.95
そうか、もう月曜日なのか……
しかし支援
496 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 00:59:28 発信元:210.153.84.170
エブリデイがサンデーですが何か支援
川 ゚ -゚)「君にあげる物だ」
ζ(゚ー゚*ζ「開けていい?」
川 ゚ -゚)「ここは、持ち込み禁止だから」
ね?と言って目の前まで押し出されて。箱を手に取る。
鼻を近付けると、ほんのりカカオの香りがした。
こんなことって、こんなやり方って無い。
ζ(゚ー゚*ζ「私もあげる」
ピンクの袋にラッピングした、ハート型のチョコレート。
結構乱暴に突き出したのに、彼女は笑顔で受け取った。
ζ(゚ー゚*ζ「本命だからね」
川 ゚ -゚)「……知ってる」
たとえ製菓業界がどうなろうとも、
私は今年のバレンタインデーが、日曜日でよかったと思う。
(終わり)
乙! かわいくてよかった
おてゅ
猿が張り込んでるなー
乙ー、初めての投下で百合とはなかなか
うわービプのサバイバルゲームのようですの支援したいぃぃぃ
遠くの地から見守るしか出来ないのは辛いすな
オナ禁4日前後の辛さに通じるものがある
つまり禁煙三日目の苦痛か。これはつらい
携帯もPCも規制
哀しいのう…
シベリアにも出来たのか。
規制中でもブーン系に触れ合えるのは嬉しい
ここで張り切ろうぜ
ぐああ、サバゲーのあれ好きなのに!
ていうか寝るか寝ないかの瀬戸際で携帯支援するのが夜の楽しみなのに!
全盛期の大魔神佐々木ばりのストッパー力を発揮したようだ
上手だと思う
513 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 11:41:22 発信元:219.108.157.70
>>510の絵、前々から見てたけど好きだ
これからもじゃんじゃん描いてくれ
>>510 上手いなぁ
規制でも書き込めるってほんといいもんですね
515 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 14:43:32 発信元:218.251.27.123
やっぱ世界観つくるの難しい
皆地理とかどう考えてる?
適当に欲しい地形つぎたしていっていいのかな
516 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 14:47:08 発信元:218.251.27.123
やっぱ世界観つくるの難しい
皆地理とかどう考えてる?
適当に欲しい地形つぎたしていっていいのかな
二回もきくってことはそんなに行き詰まってるのか
逆に「まともな繋がりをしてない」世界で作ってしまえば?
一部の登場人物だけが異常さに気付くとか
518 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 15:19:09 発信元:218.251.27.123
二重レスごめんなさい、ミスです
>>ちょうどメタな世界観というかそんな設定になってるんですが、それでもやっぱ地理構成は他の人はどうしてるんだろうと意見が聞きたくて
地学や歴史の知識があるとしっかりした世界が作れるんだろうね
火山隆起でできた山脈の周囲は土壌が火山灰性で土地が痩せてて人口が少なく、
国としての国土は広いが、人が少ないので生産力も軍事力も弱い、
しかし中には土地関係ない商業で成功して富のある町もちらほら・・とか
なくても適当にごまかせばいいけど
メタな世界観とかそういうのってどういうのだ…
ヘビマッスィーンガンか戦車改造賞金首狩りゲーだな
巨乳キャラって一体誰なんだ…
考えたら思いつかなかったぜ…
>>522 新ジャンル「内藤さん」というものがあってだな…
ニセモノ家族支援したい
ものすごくニセモノ家族支援したい
読み終わり 乙と言えぬ もどかしさ
シベリアから愛をこめて
531 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 19:29:43 発信元:113.151.134.248
本スレ落ちたな
おのれ、規制。
貴様のせいでまた一つの総合が落ちてしまった!!
ちょっと質問したいんですが
( ・∀・)と
( ・∀・)だと、表示され方は変わったりします?
上はスペースが半角で下は全角です
一目瞭然でした 申し訳ない
ニセモノ家族
乙でした;;
遠い地からの乙もおつなものですなぁ
ニセモノ家族みたいなスタンダードな養子モノで泣かせやがって許すまじ。
遠方よりのアイスラッガーで斬れろ作者(´・ω・`)っ乙
苔をもふもふするフライングフォックスかわゆすなぁと思いながら、
更なる戦闘描写練習の為にお題を募集してみる。
540 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 22:46:53 発信元:219.125.148.21
よし、把握した。
今度こそ消化してみせる。
542 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 23:06:13 発信元:121.2.98.95
四日たってスレも500突破。
今日はなんだか短編も来ないし、
そろそろ次スレのテンプレについて話し合わない?
本スレの内容は当たり前として、やっぱりシベリア避難所専用のルールは必要だよな。
投下時以外はsageで迷惑のかからない様にする。
保守は必要無い。
さるはVIPより来やすい。(15分に8か7レスで来てた)
この辺かな。後は、細かい話だが
短編の投下に関する話や、スレ立て代理、スレ立て投下とかかな。
個人的にはシベリアへのスレ立て投下はタブーの方向が良いと思う。
VIPでようです検索しても何もひっかからない悲しさ
>>543 そこら辺もテンプレに組み込んで行きたいよね。
ちょっと次スレの
>>1にしたいのを今から投下する。
シベリアの方への紹介みたいな。
指摘あったらおねがい
シベリアでスレ立ては厳禁でいいと思う。新ジャンルや二次創作も自重してるみたいだし
ところでsage進行は投下時のときじゃなかったのか?
まえにここで投下したらそう言われたんだが(正直どちらでもいいけど)
◆ブーン系小説とは?
一行アスキーアートと地の文を併用したVIP発の読み物、創作物のことです。
2005年から始まり、今日まで様々な素晴らしい作品が生まれていきました。
シベリアの方々も、ぜひお立ち寄りください。
| _____ | <`/>'^ヾヘ/> サムイワネ ココ
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| | {三} ((ノ、`'ノ))}.
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |ヽ .{ニ}ゝd *゚听) [,|,,,★,,|] ダオダオ
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| オイシイ? ヽ リ (__]っ l: .>つ ( ^ω^)
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| [,|,,,★,,|]. |\ \ .</_i\,__(__つ/ ̄ ̄ ̄/ i\
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| (´・ω・`) |.::..:\ \ |\i\ \/___/ .\|\i
| |.::,.:-一;:、 ::.:..| ( つロO) . |.::..:..:..:\ \. |\| ̄\ \,|
 ̄ ̄ \ ̄ ̄ ̄ミ;;:;,. _,.;:゙ミ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .\ | ̄ | `┰―― liニニi―┰|
____\___川川 ゚)_______________\ ┃ |\|__| ┃
────|__ l _つ[_]______________| | |
.::..:..:..::::..:..::.:..| (,, ヽ. .___ ___ |
.::..:..:..::::..:..::.:..| └┬┬┘_,) └┬┬┘ └┬┬┘ . | [★] ヒャー キセイヤー
.::..:..:..::::..:..::.:  ̄ ̄ └┘ ̄ ̄ ̄ └┘ ̄ ̄ ̄ └┘ ̄ ̄ ('A`)
タマニハシベリアモイイモンダ (< ≡≡≡スイー
のんびりブーン系について語ったり、規制の避難地に。
ここ、シベリアでブーン系を楽しむのはいかがですか?
前スレ ブーン小説避難所inシベリア板 のようです
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1265292624/
このレスを貼ったうえで、シベリア特有のルール
(単発、連載スレ立て厳禁。投下以外はなるべくsage進行等)
あとは総合テンプレの改変みたいのはいかがだろう?
549 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 23:37:28 発信元:59.135.38.144
>>546 俺は逆に上げた方がよいと言われたな。
紛らわしいし、sage統一のが迷惑にはならないだろうけどみんな常時いる訳じゃないからな……
俺はオープンに行くべきだと思う。違う板だからその方が宣伝にもなる。
ただ、アピりすぎたらマイナスだろうし……むずいなwww
さるがあるから投下はアゲ進行じゃないとキツいんじゃね
これだからビッパーは……
みたいな風潮だしね
大規模規制が発生したらageぐらいでもいい気がする
えーじゃあ投下時はage 投下時以外はsage ということで
553 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/08(月) 23:45:31 発信元:59.135.38.150
>>548 悪くないんじゃない?
ついでに言うなら、スレ立て投下したバッボーイには必ず注意をしたりするように呼びかけたりして
総合がある程度、気を引き締めないといけないかな。VIPじゃないんだからさ。
◆シベリアの住民さんへ
場所を借りて申し訳ございません〜的な。あと何かないかな? シベリアの人への言葉
◆ブーン系の住民さんへ
こちらはブーン系スレの避難所となります。VIPとは違うルールがあるので、ご確認を。
・単発スレ、連載スレなどはシベリアでは 絶 対 立てないようにしてください。
立てるようなバッボーイには、こちらへ誘導するとともに削除依頼を出しましょう。
・スレ進行は、作品投下以外なるべくsageでお願いします。
・さるさんがvip同様存在しますので、投下時には充分ご注意ください。
・保守はほとんど必要ありません。
こういう感じでどうでしょう。
それと、「避難所」でなく別の単語を使うとシベリアの人も来やすいキガス
いいテンプレだな。しかしそれだと、バッガールがやり放題だ…
案内所だと紛らわしいか
シェルター、防空壕、思想矯正施設、コリマ街道
ブーン系小説シベリア支社とか
シベリア支部
テンプレ読まない人が割りと多いから避難所は入れないと勘違いする人出るかも
移転だとか何とか
「失意体前屈」と呼ばれている。
時々「オルツ」「オアズ」と呼ばれることもあり、主として両手と膝を地に突き、頭を垂らした、落胆した様を表す。
上記3つに比べれば後発のAAであるが、半角英数字・小文字で入力できる手軽さからか、利用頻度が高くなりつつある。
ortとも描かれることもある。
どこの誤爆だ?
どれもいい案だなー。採用するかは次スレ立てる人次第かな?
>>560 勘違いかー……たしかに。
支部とかそんな感じなら防げるかも?
立てるたびに変えたらいいんじゃね?
新スレ
>>1が好きなのを選ぶってことで
なら立てる人間は
>>950とったPCから、とかかな。
踏んだ本人が無理なら代理を早めに頼む。
なんだー、こうしてみるとブーン系人間もなかなかどうして常識人じゃないか。
566 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 01:27:59 発信元:122.17.140.7
発信元がわかるという脅しもあるしな、ここは。
極端な馬鹿以外は馬鹿なことも出来ないんだろう。
そもそも、馬鹿なら物を書こうとも思わないだろうし、本来は相応にまともな人間の
集まりであってしかるべきなんだけどね。
楽に遊べる趣味なら他にいくらでもあるわけだし。
IPが出るのはでかいよな
568 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 01:59:56 発信元:122.17.140.7
しかし、シベリアのスレも少し静かになりつつあるな。
必要な時だけ機能を満たし、落ち着いただけとも言えるが。
このまま携帯3ヵ月規制、PCも規制過多なら絵スレや感想スレなんかのイベント的なスレもここで
やってみたくもある。
勿論このスレ内でだが。
いつからいつまでと期間決めて。
勿論、本来の投下の場所としての機能や案内を満たしつつ。
569 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:13:00 発信元:210.153.86.119
投下しまふ
570 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:14:23 発信元:210.153.86.20
恥の多い生涯を送ってきました
彼は言った
芥川だっけ
太宰だよ
僕が言う
そうだったね
彼が笑い
僕は笑わない
恥の多い生涯を送ってきました
571 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:16:45 発信元:210.153.86.227
( ФωФ)人間失格のようです
.
572 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:18:10 発信元:210.153.86.197
冬になると、寒さからか
朝起きるのが非常に億劫になる
まだ、この暖かい布団の中で
ぬくぬくと、怠惰に過ごしていたい
そう、思うのは当然だろう
しかし、時というものは容赦なく
苛烈に、矮小な僕に襲いくる
何を言いたいのかと言うと
そろそろ起きないと遅刻すると言う事だ
573 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:20:20 発信元:210.153.86.120
(´-ω-`) むう……
まだこの余韻に浸っていたいところではあるが
前述の通り、このままではまずいのだ
(´-ω-`) ……起きないと
だらけきった手足に力をいれ、起床することに成功
(´・ω・`) 寒い
不愉快だ、と一人呟いた
574 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:22:15 発信元:210.153.86.35
支援
575 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:22:27 発信元:210.153.86.88
支援
576 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:23:10 発信元:210.153.84.3
そのまま、適当な仕度を適当に済ませて
僕は家を飛び出した
(´・ω・`) 寒い
最早、口癖になってしまった何度目かの、それ
(´・ω・`) 嫌だな
自己嫌悪に陥りながら、通学路を歩くと
( ФωФ) ふん、ふん、ふん
なにやら、足をばたつかせている級友を見つけた
もぬじ
578 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:24:44 発信元:114.166.174.51
しえーん
579 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:25:04 発信元:210.153.86.99
(´・ω・`) 何してるの、ロマネスク
端から見ると、完全に変質者の動きだ
( ФωФ) おお、ショボンか おはよう
(´・ω・`) ああ、おはよう で、何をしてるんだい?
いやな
彼はそう前置きして言った
( ФωФ) 蟻を潰しているんだ
(´・ω・`) 蟻?
こんな真冬に蟻なんているのかい?
そう、僕が尋ねると
580 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:26:44 発信元:124.146.174.18
しえんぬ
581 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:27:05 発信元:210.153.84.197
( ФωФ) それが、いるのだ
腹立たしいことにな
鼻息荒く、答えた
(´・ω・`) へえ まあ、いいけど
(´・ω・`) そろそろ遅刻ぎりぎりだよ
(;ФωФ) なぬ もうそんな時間か
急がねば
そう言って駆け出すロマネスク
遅刻したくない僕も、当然続いた
582 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:28:06 発信元:124.146.174.17
支援です
もぬじ
584 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:29:00 発信元:114.166.174.51
支援だお
585 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:29:06 発信元:210.153.86.108
(´・ω・`) なんとか、間に合ったみたいだ
( ФωФ) うむ
本当にぎりぎりだが、僕達は間に合った
(´・ω・`) 一限、なんだっけ
( ФωФ) 現国だろう
僕の問いに、即座に答えるロマネスク
(´・ω・`) 現国か 嫌いなんだよな
作家の心情なんて、分かる訳がない
分かったふりをして、誇らしげに
何やら唱える馬鹿を、僕は嫌いなのだ
586 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:30:36 発信元:124.146.174.18
いまだにロマネスク怖いお
587 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:31:41 発信元:210.153.86.99
( ФωФ) 恥の多い生涯を送ってきました、か
なぞるように、ロマネスクが言う
( ФωФ) 芥川だっけか
(´・ω・`) 太宰だよ
僕がそう言うと、彼は頷いた
( ФωФ) ああ、そうだったか
分かりにくいんだよな、あの辺りは
( ФωФ) なんでだ?
(´・ω・`) 一律につまらない
588 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:33:22 発信元:210.153.86.105
( ФωФ) 純文学を軽視した言い方だな
(´・ω・`) そうかもね
しかし、つまらない物はつまらないのだ
それが、他人からどんな評価を受けようと
自分に合わなければ、価値は無い
( ФωФ) 冷めておるな
(´・ω・`) 今時の若者ってやつだよ
589 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:33:26 発信元:124.146.174.18
むう
590 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:33:54 発信元:210.153.84.83
初めてロマネスクを見たときは目蓋が横方向に開閉する化け物かと思ってた支援
591 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:35:18 発信元:210.153.84.196
せせら笑う僕
( ФωФ) いいんじゃないか、別に
(´・ω・`) うん、だよね
僕は馬鹿だった
いや、現在進行形でも馬鹿なのだ
( ФωФ) しかしまあ、あまり大声で言うものじゃないな
(´・ω・`) ?
( ФωФ) 後ろ、後ろ
鬼の顔した
現国教員がそこにいた
592 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:36:22 発信元:124.146.174.18
化け猫に見える支援
もぬじ
594 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:37:53 発信元:210.153.84.107
(´・ω・`) うへえ
たんまりと宿題を出された僕
( ФωФ) あの程度で良かったんじゃないかな
(´・ω・`) うぜえ
( ФωФ) 教員が?
(´・ω・`) 勿論
( ФωФ) 目障りか?
(´・ω・`) ああ
ふーん、そうか
ロマネスクが口元を歪ませる
僕が嫌いな、笑うのを失敗したかのように
595 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:39:22 発信元:210.153.86.108
( ФωФ) ならば、殺すか?
(´・ω・`) ああ、それが一番だな
話半分に聞いていた僕は、勿論それを冗談だと思い
軽く了承したのだ
( ФωФ) おう、行ってくる
ロマネスクが席を立った
(´・ω・`) 行ってこい
どうせ、トイレだろう
そう思い、促した
ロマネスクを、僕が
596 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:39:22 発信元:124.146.174.82
寝る前最後の支援
597 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:39:33 発信元:124.146.174.18
しぇーん
598 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:41:12 発信元:210.153.86.100
ロマネスクはなかなか戻って来なかった
トイレにしては、長い
などと、呑気に思った時だ
( ФωФ) 戻ったぞ
戸が開く音ともに、ロマネスクの声がした
(´・ω・`) 遅かった……な?
あれは、なんだ
ロマネスクが小脇に抱えている
ボール大のあれは
( ФωФ) 討ち取ってきたぞ
その言い草に、武士かお前は
と、突っ込みかけたが
それより早く、悲鳴が爆発した
もぬじ
600 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:41:57 発信元:124.146.174.18
ござる
601 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:43:10 発信元:210.153.84.113
ロマネスクが小脇に抱えたそれは
僕の目が壊れていないのなら、紛れも無く
人の頭に見えた
それも、先程の現国教員の
(´・ω・`) トイレに行ったんじゃないのかよ
( ФωФ) 殺せと言ったのは、お前であろう
また、嫌な風に口元を歪ませるロマネスク
(´・ω・`) おいおい、僕も共犯者かよ
( ФωФ) 殺人教唆だな
思わず、頭を抱えたくなった
人を殺したというのに、こいつは
あまりにも、変わらなさすぎる
人として、それは壊れているんじゃないか
手持ち無沙汰で所在無さ気に佇む、ロマネスクを見ながら
そう、思う
602 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:43:37 発信元:114.166.174.51
支援するお
603 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:44:06 発信元:210.136.161.72
_, ._
( ゚ Д゚)うへぇ
604 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:45:22 発信元:210.153.86.21
(´・ω・`) おい、人間失格
( ФωФ) むお? 芥川だったか
(´・ω・`) さっきも言ったろ、太宰だよ
( ФωФ) おお、そうだったな
(´・ω・`) 全く、お前は何回訂正させる気だよ
( ФωФ) 何回でも、訂正させてやろう
(´・ω・`) 勘弁してくれ
( ФωФ) 冗談だ
ロマネスクがにやり、と
笑った
終
605 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:47:26 発信元:210.153.86.227
以上で終わりになります
深夜まで支援、ありがとうございました
乙乙
607 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 02:48:50 発信元:210.136.161.72
おつでしたなるほど
乙
>>568 イベント広場ってのがあるね
寝る前になんか描いて寝よう
609 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 03:34:49 発信元:124.146.175.66
規制されると萎える保守
お題ください
把握です
できればもう少しください
ここまで把握
ありがとうございます
軍事絵お題寄越せカスどもー(^q^)
把握しましたー
久々に投下するぜーい
ちょっと閲覧注意かも
624 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 13:30:09 発信元:210.153.84.168
支援
彼がわたしの笑顔が好きと言ったから、いつでも笑っているようにした。
――――ヘラヘラするなと言って、彼は私を殴った。
彼が笑うなと言ったから、いつでも無表情でいるようにした。
――――人形みたいで気持ち悪いと言って、彼はわたしを蹴り飛ばした。
彼が望むことはなんでもしたわ。
―――でも彼はわたしに何もしてくれなかった。
彼と一緒にいたかったの。
――――彼はどうだったかしらないけれど。
626 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 13:32:26 発信元:210.153.84.88
しえし
他人にとってこの傷が酷いものに見えようとも、わたしにとっては彼がくれた宝石なの。
首輪とその痕でさえ、どんなものよりも高級なネックレス。
わたしには彼しかいなかったの。
側に居ることができるなら、どんなことにだって従った。
けれども。
こればかりはどうしていいかわからなかった。
殺してくれなんて、そんなこと。
(#゚;;-゚)不器用なようです(・∀・ )
629 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 13:36:02 発信元:210.153.84.182
ぽにょエグいの好きー
(#゚;;-゚)「どうし……て……?」
手渡されたナイフを握り締め、半ば呆然としてわたしは彼に問い掛けました。
銀色に煌めくそれは、彼が何度もわたしの肌に滑らせたもの。
わたしの顔と彼の顔を、鏡のように映したそれは、刃零れ一つありません。
( ・∀・)「僕の望むことは何でもしてくれた君だ、今回もしてくれるよね?」
そう言って、何時もと同じシニカルな笑み。
けれどもその瞳には何も映ってはいなくて。
そんな彼を見ていることが出来なくて、私はふるふると頭を横に降りました。
(#゚;;-゚)「……できま……せん」
右頬に衝撃。
ナイフが手から離れ、床に落ちた硬質な音。
殴られた、と気付いたのは床に倒れこんだ私を彼が踏みつけてからでした。
何度も何度も足が降り降ろされ、私の骨がぎしぎしと悲鳴を上げます。
肌に感じる、彼の足の感覚にほんのりと身体が熱くなり、頬が赤くなりました。
それを見つけた彼は私を詰るのです。
足蹴にされて欲情しているのかこの変態め、と。
彼の表情が見たくて、顔にかかった髪の間から見上げればそれは満面の笑みで。
彼が笑顔でわたしを見ている事実にもっと身体が熱くなり、そのままされるがままになっていました。
痛いのが気持ちいい。
この痛みを受けることだけか、今わたしを支えているのです。
これが、彼の愛情だと、信じているから。
彼の言葉一つ一つが、わたしの醜い心を剥き出しにするのです。
暫くして彼はぴたりと動きを止めて、私へ語りかけます。
632 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 13:40:40 発信元:121.2.98.95
支援
( ・∀・)「また君に暴力を振るって、こんなことを言うのは可笑しいかもしれない。
けれども僕は、罰を受けなければならない。
今まで君にしたことを考えれば、僕は殺されるくらいじゃ済まないだろうね。
だから、君の好きなように殺して欲しいんだ」
さぁ、立って。
彼に命令されれば、わたしは従わないわけには行きません。
ゆっくりと、しかししっかりと立ち上がります。
それを見届けた彼は落ちたナイフを広い上げ、私へと再び手渡しました。
そして、私の前ですっと腰を降ろして跪いたのです。
あの彼が、この彼が、こんなことをするなんて。
片膝をついて頭を垂れる彼は、まるで王子様。
酷く酷く、美しい。
思えば彼には、愛してるだなんて言われたことも無かった。
優しいキスなんてもってのほか。
セックスは彼がわたしを一方的に犯すものだったし、よく締まるからって首を何度も絞められた。
言葉でも何度も責められて、身体に傷をつけられた。
そういえば、彼の命令で彼以外の男に身体を許したこともあったっけ。
勿論、彼が見ている前で。
全て、彼を愛していたからと受け入れてきた。
これが彼の愛情なんだと、受け入れてきた。
罵られたり、暴力を振るわれて興奮するのはそういう性癖のはず。
彼に従うことが私の愛情表現。
……そう、信じてた。
けれど今、疑問が生まれてしまったのだ。
本当にわたしは彼を愛していた?
彼が憎くてたまらないのに、彼を愛しているから耐えられると思い込んではいなかった?
ずっとずっと、彼の白い肌にナイフを這わせて赤い線を着けたかった。
彼の首を絞めて、青白く染まる顔を見てみたかった。
少しでも、そう思ったことは無かった?
彼はそれを見透かしていたからこそ、殺してくれなんて言ったのでは?
ぐるぐると疑問はわたしの頭を回り、わたしの意識は
( -∀-)「やっぱり無理……か」
彼の呆れたような呟きによって、わたしは思考の海から現実へと意識を取り戻しました。
そして、一歩。
彼はわたしに背を向け歩み出しました。。
わたしは彼の命に従いませんでした。
きっと、彼はわたしに失望したのでしょう。
それを思うと、さっきまでの考えはどこへいったのか。
燃えるような激情が、わたしを支配しました。
捨てないで、嫌いにならないで、わたしにあなたを愛させて。
あなたしか居ないの、愛してくれなくてもいい。
何でもするから、側にいさせて。
そして、零れる赤、朱、緋、あか。
猿ったorz
やっぱり早すぎたらしい。
638 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 13:55:06 発信元:121.2.98.95
ガンガレ支援
さるめ・・・
猿ってどのくらいで解除されるん?
焦っちゃいかんと思ってるが('A`)
641 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 13:59:29 発信元:121.2.98.95
10分くらいじゃね?
あと00分になると解除という話を聞いたような。
他スレに書き込むといいらしいし、シベリア巡りも一つの手
わたしは殆ど無意識のうちに、背後からぶすりと、彼をナイフで刺したのです。
はっとしてわたしはナイフを彼から抜きました。
滝のように、赤い血が彼に空いた穴から溢れ出します。
彼は仰向けに倒れこみ、硝子玉のような瞳で、私の目を見ました。
そして手を伸ばし、わたしの首に嵌まった首輪に手を伸ばすのです。
かちゃりかちゃりと金属が触れ合う音がして、わたしの首から首輪を外そうとしているのがわかりました。
やめて、そう言いたいのに溢れ出るのは嗚咽ばかり。
( ∀ )「これで、じゆうだ」
零れる赤を気にもせず、彼はわたしに言いました。
その手には外された首輪。
首輪が無い。
彼との繋がりである首輪が無い。
それは酷くわたしを狼狽えさせました。
ぽたりぽたりと溢れる涙を抑えることが出来ません。
何か言いたいのに、言わなければならないのに、意味ある言葉が出てこない。
刺したのはわたし、泣くべきは彼。
それなのに。
支援
( ∀ )「あいしてた」
最期にそんなことを言うなんて。
次にわたしの口をついて出たのは、悲鳴にも聞こえる泣き声だった。
◇ ◇ ◇
( ^ω^)「本当に命に別状が無くてよかったですおー」
車のハンドルを握りながら、人のよさそうな笑顔で内藤さんは言った。
彼はわたし達が住んでいたマンションのお隣さんだ。
あの時、わたしの声を聞いて駆けつけてくれたらしい。
彼曰く、
( ^ω^)「毎日のように……、えっと、変な音が聞こえて……ちょっと怖かったんだお。
そしたら昨日悲鳴が聞こえてきて……」
やっと、勇気が出たんですお、と言って、内藤さんはカラカラと笑った。
恐らく彼が聞いていた変な音は彼がわたしを殴ったり蹴ったりした音や、わたしの喘ぎ声だろう。
音だけとは言え、彼以外の人にあれを聞かれていたとは。
羞恥で顔が赤く染まる。
ああ、恥ずかしい。
( ^ω^)「それにしても……本当に大丈夫ですかお?」
暫くして、内藤さんは心配そうな声色でわたしに尋ねた。
内藤さんは血塗れのわたしと彼を彼を見て、直ぐに病院に連絡してくれた。
そして今も、彼の居る病院へと送ってくれている。
内藤さんは何も聞こうとはしないけれど、大体の予想はついているのだろう。
(#゚;;-゚)「ええ」
だからそう言って、わたしは首を触る。
そこにあったはずの、首輪の感覚を思い出す。
結局あんなものが無くても、わたしは彼に縛られている。
彼が憎くなかったかと聞かれれば、はいとは答えられない。
けれども彼をあいしていないのかと聞かれれば、それにもはいとは答えられないのだ。
隣の内藤さんを見れば、難しそうな顔。
そんな彼にわたしは薄く微笑みかける。
(#゚;;ー゚)「あの人、結局不器用なんです。
だからこそわたしにこんなこと、したんですよ」
今ならわかる。
彼はわたしを解放したかった。
けれども、意志の弱い彼は離れるだけでは駄目なのだ。
それになにもせずにわたしから離れるわけにも行かない。
きっとわたしは彼を恨んでいるだろうから。
……そんなところだろう。
内藤さんは納得出来ない様子だったが、もうすぐ着くお、とだけ言ってそれきり口を開かなくなった。
はい、と答え、わたしは考えを巡らせる。
あの事件のあと、わたしは客観的にわたし達の関係を見ることが出来るようになった。
共に依存しているのだ。
きっと、これからも。
でもそれでいいと思った。
あのとに彼が言ってくれた五文字の言葉。
それだけで全て耐えられる。
もう少しで彼の元へ着く。
そう考えるだけで、ほんのり身体が熱くなった。
はじめに言うことは何にしよう。
ブレーキによる減速を身体で感じながら、わたしは腕の傷痕を指で撫でた。
下痢でもトイレから支援
>>625,
>>627,
>>628,
>>630,
>>631,
>>633,
>>634 >>635,
>>636,
>>642,
>>644,
>>645,
>>646,
>>647 全14レス
お題
首輪が無いと不安
恋人を踏みつけて満面の笑み
跪く姿が美しい
(#゚;;-゚)不器用なようです(・∀・ )
でした。
途中猿によってご迷惑お掛けしました。
批評宜しくお願いします。
乙
行間をもう少し開けたら読みやすいかも
乙
地の文がギュッ ってしすぎてたかも
でもこういう話好きだ
>>650,
>>651 読み返したら確かに読みにくい……。
次から気をつけます。
一応テーマ曲。
隷従/jealkb
つべになかったので名前だけ。
乙
歪んだ愛というのは凄まじいなぁ
でも、ストーリーとしては面白いとは思えなかった
多分物語が感情の説明だとかで大部分を占めていたからかな
なんか一通の手紙を読んだような感覚。
この手の作品はゴマンとあるから、もっと変化に富んでいたらよかったかなぁ。すまん
>>653 変化かぁ……。
難しいが頑張ります。
そんなわけでお題を下さい。
いやでもお題が
>>649なら仕方ないんじゃないかな
ともかく乙です
>>654 変化というのはなんだろ、殺害+回想、後日談で構成されていたから、
なんか展開がのっぺりしているかなぁ的な。
お題:山荘
お題把握ー
皆様ありがとうですー
>>655 それって逆にいえば、このお題をもらったら大体が
似た作風、展開になるってことじゃないかな
そういう面から見ても、ユニークさは大事じゃないかなぁ
傲慢な考えなのかもしれんけどね
投下します
662 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 15:28:49 発信元:122.102.231.42
( ^ω^)は恋の神様のようです
恋なんてつまらない。恋の神様はいつも思っていました。
( ^ω^)「だいたい、ボクは必要ないお」
誰と誰が結ばれるかを決めるのは運命の神様。
恋の神様は、誰かが結ばれ、別れるのを見守るだけなのです。
これではつまらないのも無理はありません。
663 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 15:31:27 発信元:122.102.231.42
人の恋路など、見ていても面白くありません。
それでも、少し前までの世界では面白みもありました。
愛や恋をめぐって、争いが起き、人々は恋のために旅にでました。
けれども、今ではそんなことは中々起きません。
なんと退屈なのでしょう。
恋の神様は何もできません。
誰かを破局させることも、結びつけることもできないのです。
いいえ、一つだけできることがあります。
それは背中を押してあげることです。
ほんの少しの勇気を与えることだけ、恋の神様はできます。
664 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 15:32:43 発信元:124.146.175.136
猿るよ支援
665 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 15:35:36 発信元:122.102.231.42
ですが、それはほとんど意味をなしません。
だって、運命を変えて結ばれることなどそうそうないことですから。
おかげで恋の神様はいつでも退屈しています。
(*゚ー゚) 「ねえ、賭けをしましょうよ」
ある日、奇跡の神様がやってきました。
奇跡の神様は、その名の通り奇跡を起こすことができます。
運命を捻じ曲げることができるので、運命の神様とは仲が悪いです。
( ^ω^)「君は賭け好きで有名な神様だおね」
(*゚ー゚) 「ええ。だって、賭けは運命と奇跡の戦いですもの」
666 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 15:38:08 発信元:118.1.101.225
支援だお
667 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 15:40:09 発信元:122.102.231.42
奇跡の神様は笑います。
( ^ω^)「で、何をするんだお?」
(*゚ー゚) 「乗ってくれるのね?」
( ^ω^)「ボクも暇なんだお」
(*゚ー゚) 「でしょうね!」
( ^ω^)「……」
どうやら、奇跡の神様は直球型の人のようです。
668 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 15:43:34 発信元:122.102.231.42
(*゚ー゚) 「あの男と、あの女が結ばれるかを賭けましょ。
もちろん私は結ばれるほうに賭けるわ」
( ^ω^)「あの男と女……?」
('A`) 川 ゚ -゚)
覗いた先にいたのは、さえない男と美女でした。
運命は2人が結ばれるとはしていません。
( ^ω^)「あんなの、結ばれないに決まってるお」
(*゚ー゚) 「あたしが一度だけ、奇跡を使えば結ばれるかもよ?」
669 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 15:47:40 発信元:122.102.231.42
たった一度の奇跡でどうにかなるものではありません。
運命はそんなに簡単なものではないのです。
( ^ω^)「やれるもんなら、やってみろお」
(*゚ー゚) 「言ったわね?」
( ^ω^)「言ったお」
こうして、2人の神様の賭け事が始まりました。
支援
671 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 15:51:39 発信元:122.102.231.42
奇跡の神様はすぐに奇跡を一つ起こしました。
それは、奇跡というよりも偶然と言ったほうがしっくりくるほど、
小さくて、単純な奇跡でした。
('A`)「こんにちわ」
川 ゚ -゚)「やあ」
男が女の実家の本屋でバイトをすることになった。
ただ、それだけのことだ。
( ^ω^)「あれが奇跡かお?」
(*゚ー゚) 「そーよ」
672 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 15:53:25 発信元:118.1.101.225
支援だお
673 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 15:55:22 発信元:124.146.174.43
支援
674 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 15:55:30 発信元:122.102.231.42
運命にないことを起こす。それが奇跡の神様の力です。
( ^ω^)「あの程度で運命が変わるとでも?」
(*゚ー゚) 「それは後のお楽しみ」
奇跡の神様は人差し指を唇につけて笑います。
( ^ω^)「いい歳してるくせに」
(*゚ー゚) 「うるさい」
2人の神様は下の世界を見下ろします。
あの男女の様子をじっと見つめます。
675 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 15:59:49 発信元:122.102.231.42
('A`)「あの、終わりました」
川 ゚ -゚)「おお、ありがとう」
('A`)「いえ」
川 ゚ -゚)「君は同じ学校だよな?」
('A`)「あ、はい」
川 ゚ -゚)「同級生だよな?」
('A`)「まあ……」
川 ゚ -゚)「なら、敬語なんぞ使わなくていいぞ」
>>660 もう描けたのかw
グッジョブ! &支援
677 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:03:52 発信元:122.102.231.42
('A`)「でも、一応雇い主の娘さんなんで」
川 ゚ -゚)「私がいいと言ってるのにか?」
('A`)「…………」
川 ゚ -゚)「…………」
('A`)「わかった」
川 ゚ー゚)「よろしい」
ほんの少しの『ときめき』が恋の神様には見えました。
678 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:06:47 発信元:122.102.231.42
(*゚ー゚) 「どう?」
( ^ω^)「……まだ、結ばれたわけじゃないお」
(*゚ー゚) 「あんたって、面白みのない男ね」
奇跡の神様は呆れた様子で、ため息をつきました。
( ^ω^)「本当のことだお」
(*゚ー゚) 「乙女心ってのに、もっと敏感になるべきね」
( ^ω^)「言っていることがよくわからないお」
(*゚ー゚) 「この賭けは、あたしが勝つってことよ」
679 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:09:36 発信元:122.102.231.42
('A`)「どうしたんだ?」
川 ゚ -゚)「ここがよくわからなくてな」
女は学校でも男と話すようになりました。
('A`)「お前のほうが頭いいじゃん」
川 ゚ -゚)「こういうのは、頭の柔らかい人間むきなんだよ」
『ときめき』が少しずつ成長してきます。
支援
681 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:11:54 発信元:210.153.86.144
支援
682 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:12:38 発信元:122.102.231.42
( ^ω^)「よくわからないお」
(*゚ー゚) 「何が?」
( ^ω^)「あんな男のどこがいいんだお?」
男の顔は美しいわけではありません。
性格だって、優柔不断で、優しくもないし、気遣いだってできません。
そんな男のどこがいいのでしょうか。
男のほうはともかく、女の『ときめき』も成長している理由がわかりません。
(*゚ー゚) 「だから、乙女心は複雑なのよ」
683 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:13:42 発信元:118.1.101.225
支援するお
684 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:15:49 発信元:122.102.231.42
男と女は『ときめき』を育て続けました。
小さな恋の駆け引きと、他愛もない日常という水を受け、
『ときめき』は大きくなりました。
('A`)「…………」
けれど、男は思いを告げることはありません。
自分なんかが、という悲しい思いがあります。
川 ゚ -゚)「…………」
女も思いを告げることができません。
気恥ずかしさと、今の距離感に揺れています。
685 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:19:01 発信元:122.102.231.42
そうこうしている間に、卒業の日が近づきます。
男はバイトをやめました。
大学の近くでバイトをするのだそうです。
このままでは、2人は互いの思いを知ることなく、一生を終えるでしょう。
( ^ω^)「…………」
黙っていれば、この賭けは恋の神様の勝ちです。
ですが、あまりにも歯がゆいのです。
だって、恋の神様は小さな勇気を与えることができるのですから。
686 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:19:23 発信元:222.5.62.156
支援
687 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:22:56 発信元:122.102.231.42
('A`)「もう、卒業だな」
川 ゚ -゚)「……そうだな」
放課後の教室で、2人は話します。
胸は高鳴り、今にも壊れてしまいそうなほど。
思いを告げたい。そう思っているのに、2人には勇気がありません。
('A`)「楽しかった、な」
川 ゚ -゚)「そうだな」
688 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:26:24 発信元:122.102.231.42
赤い夕日が2人を照らしています。
見ているのは2人の神様だけ。
(*゚ー゚) 「あーあ。負けちゃうかなぁ」
奇跡の神様はちらりと恋の神様を見ます。
( ^ω^)「…………」
恋の神様は黙っています。
恋なんてくだらない。どうせ、破局するだけだと思っています。
彼らは運命で繋がれているわけではないのだから。
689 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:29:23 発信元:122.102.231.42
それでも、ずっと見守ってきたのです。
男の『ときめき』も
女の『ときめき』も
恋の神様は知ってしまっているのです。
690 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:32:02 発信元:124.146.175.177
伝説の木を伐採したい
しえ
691 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:32:43 発信元:122.102.231.42
('A`)「オレ、お前のこと、好きだよ」
川 ゚ -゚)「……ああ、私もだ」
小さな勇気が2人に力を与えました。
(*'∀`)
川*゚ー゚)
( ^ω^)
(*゚ー゚)
692 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:46:29 発信元:210.153.84.167
きーらーきーらーとーこもれーびのーなかでー
し
( ^ω^)「……負けたお」
(*゚ー゚) 「あなたのおかげで勝てたわ。ありがとう」
結局、恋の神様は自分に与えられた唯一の力を使ったのです。
( ^ω^)「ま、どうせ何かを失うわけじゃないお」
(*゚ー゚) 「そうね。何も賭けてないものね」
2人の神様はただ賭けをしただけ。
勝っても負けても、大した意味は持ちません。
694 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:55:49 発信元:122.102.231.42
( ^ω^)「なんで、ボクと賭けをしたんだお?」
(*゚ー゚) 「あら。あたしだって女の子ですもの」
奇跡の神様の言葉に、恋の神様は首を傾げます。
(*゚ー゚) 「『あの人と話すきっかけを』『告白する機会を』そんな奇跡を。
世の女の子は願うのよ」
奇跡を願う女の子達のために。
(*゚ー゚) 「だから、あなたには働いてもらわなくちゃ」
ほんの少しの勇気を与えることができる神様を動かしたのです。
695 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 16:59:59 発信元:122.102.231.42
(*゚ー゚) 「彼女だって、ずっと彼を思っていたわ。心の奥の奥でだけど」
つまり、これは元々奇跡の神様に有利にできていたのです。
(*゚ー゚) 「恋に足りないのは『奇跡』じゃなくて『勇気』なのよ」
奇跡なんて起こらなくても、彼女に勇気があればそれでよかったのです。
恋のきっかけなんてそんなものなのです。
( ^ω^)「…………」
(*゚ー゚) 「ねえ、恋ってつまらない?」
696 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 17:03:31 発信元:122.102.231.42
( ^ω^)「まあ、思っていたよりは、面白いかもしれないお」
(*゚ー゚) 「よかった。
あたしも賭けをしたかいがあるわ」
2人の神様は笑いました。
(*゚ー゚) 「じゃあね。あたしは運命の神に喧嘩を売りにいくわ」
( ^ω^)「あんまり喧嘩をしたら均衡の神に怒られるおー」
(*゚ー゚) 「大丈夫!」
奇跡の神様は行ってしまいました。
697 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 17:05:49 発信元:222.5.62.157
('(゚∀゚∩支援だよ!
698 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 17:06:58 発信元:122.102.231.42
( ^ω^)「小さな勇気が必要な人は――」
恋に臆病な人達へ送られるのは小さな勇気。
これから、世界は恋に落ちます。
〜おわり〜
699 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 17:11:29 発信元:122.102.231.42
( ^ω^)は恋の神様のようです
でした。途中、初猿にあいました……。
支援ありがとうございました!
700 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 17:14:19 発信元:222.5.62.156
乙!
絵題くれ
701 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 17:16:11 発信元:222.5.63.91
綺麗事ばかり並べやがって…グロメンを舐めるなよ;;
702 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 17:16:27 発信元:210.153.84.182
703 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 17:24:20 発信元:222.5.62.157
704 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 17:24:39 発信元:118.1.101.225
乙だお
705 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 17:27:40 発信元:118.1.101.225
706 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 17:37:06 発信元:222.5.62.147
乙でした
ここになったなんて初めて知ったよ
なったというか一時避難じゃね?
たぶん規制解けたら帰省するんだろうけど
シベリアに永住は迷惑かもしれない運転
質問。
ミセ*゚ー゚)リのパートナー(♂限定)に迷ってるんだが、
誰がよさそうかな?
因みに設定だと貧乏、苦労人、ヘタレ、二枚目半、ミセリと吊り合わなそうな感じ。
711 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 20:49:48 発信元:219.125.145.47
>>710 その設定なら
(´・_ゝ・`)が浮かんだ
713 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 20:57:26 発信元:60.44.175.89
レス数が10以上になると2年半は落ちないってマジか
スレ立ての注意はしっかりしないといかんな
サンクス。素直デミタスかロマネスクかな。
台詞回しやらしてみて違和感なければ良いんだが。
715 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 21:39:21 発信元:111.86.142.17
素直デミタスはやめろwwww普通のデミタスにしとけwwwww
717 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 22:40:26 発信元:210.136.161.233
川´・_ゝ・`)
718 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 22:41:54 発信元:210.153.84.170
いや、こうか
川´゚ -゚`)
川 ゚∋゚)
川^Д^)
そんな流れを無視して投下しまつ
投下速度が遅くても気にしない
720 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 22:53:22 発信元:113.151.134.248
(´゚Д゚`)(ヽ^ゝ^)
あれ? ここは何処だ?
「ギコさん、気が付きましたか?」
何処からか誰かの声が聴こえる。
でも、誰なんだ?
ここは何処なんだ?
どうして俺は暗闇の中にいるんだ?
ながらならいかんのじゃ……
ギコは確かに見たようです
724 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 22:57:12 発信元:210.153.84.179
そうかよかた
支援
(;´∀`)「先生! 息子は!?」
从;'ー'从「先生……」
( <●><●>)「ご安心下さい。息子さんに命の危険はありません」
从'ー'从「ほっ……」
( ´∀`)「それは本当に良かった……」
( <●><●>)「――ですが」
从'ー'从「?」(´∀` )
( <●><●>)「息子さんの視力は失われています」
从;'ー'从「!」(´∀`;)
(;´∀`)「それは……」
( <●><●>)「現代の医学ではどうにもなりません」
(;´∀`)「角膜ですか!? 角膜なら私のを――」
( <●><●>)「事故に合った際に頭を強く打っています。
その時に画像を脳へ送る部分が損傷したらしいのです。
おそらく、もう視力が回復することは、無いでしょう」
(;´∀`)「そんな……ギコが……」
从'ー'从「ギコは今……」
( <●><●>)「病室で横になっています。こちらへ」
727 :
(,,゚Д゚)は確かに見たようです:2010/02/09(火) 23:00:05 発信元:219.125.145.43
あ、今誰かが廊下を渡ってこの病室に来る。
この足音は誰だかわかる。
だって、生まれてからずっと俺の側にいた人たちだから。
(,,゚Д゚)「親父とお袋か?」
( ´∀`)「ギコ……」
从'ー'从「ギコ……」
(,,゚Д゚)「へへ……やっぱり見えねえや。
二人が来たら見えるかも、って思ったけど」
( ;∀;)「ごめんな……ギコ……ごめん」
(,,゚Д゚)「別に死ぬわけじゃないんだから泣くなよ。
俺は大丈夫だって――」
728 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:00:30 発信元:123.108.237.25
し
729 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:00:48 発信元:210.153.84.176
援
730 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:01:09 発信元:122.30.219.186
支援だし
731 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:01:41 発信元:124.155.74.175
支援いらないぞ
それからもずっと親父は俺に謝ってた。
親父が悪い訳じゃねーのにな。
お袋の声は聞こえなかったけど、きっと声を殺して泣いてた。
そんな気がする。
親父とお袋は面会時間いっぱいまで一緒にいた。
明日はお袋が着替えを持ってきてくれるらしい。
(,,゚Д゚)「俺もまだまだガキだな」
俺が大丈夫なのは本当だ。
多少の痩せ我慢も入っているが、視力が無くても慣れれば平気だ。
ただ、ただ一つだけ――
ふと気がつくと寝ていたらしい。
体がだるく感じる。
今は朝のようだがいかんせん目が見えないのでわからない。
点滴をしているので飯から時間を知ることも出来ない。
(,,゚Д゚)「随分視力に頼った生活だよな」
昨日までの日々を思い返すと、浮かんでくる顔はただ一つ。
(,,゚Д゚)「あいつは今頃起きたりしてそうだよな」
そう呟いた時、廊下から音がした。
734 :
(,,゚Д゚)は確かに見たようです:2010/02/09(火) 23:04:59 発信元:219.125.145.49
ダッダッダッ
<ビョウイン ハシッチャ ダメネ!
ああ、この走り方は
ガラッ
「ギコくん!」
そしてこの声と匂いは
(*゚ー゚)
しぃだ。
(;゚ー゚)「ギコくん、大丈夫!?」
(,,゚Д゚)「大丈夫だから落ち着け」
(;゚ー゚)「ギコくんが昨日事故に合ったって聞いて居ても立ってもいられなくて、それで――」
(,,゚Д゚)「わかった、わかったからとりあえず落ち着け」
何から何までいつもと変わらない俺の幼なじみ。
昔から俺の体を人一倍心配する、優しい俺の彼女だ。
それから俺はしぃに視力が無くなったことを告げた。
しぃはどのような顔で俺の話を聞いていたんだろうか。
気配を探っても、しぃの表情はわからなかった。
ただ、一言
(* ー )「じゃあ、私が頑張らないとね」
と呟いただけだった。
737 :
(,,゚Д゚)は確かに見たようです:2010/02/09(火) 23:10:13 発信元:219.125.145.54
俺はそれから二ヶ月間入院していた。
その二ヶ月間毎日しぃが来てくれた。
しかし、来ても病室から出ることもなく、ただ話をするだけ。
病院から出れない俺に新しい話題があるはずもなく、ひたすらしぃの話を聞くだけだった。
これで、良いのだろうか。
738 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:11:47 発信元:210.153.86.139
しえ
俺は満足している。
ただしぃが側に居てくれるだけで他には何もいらない。
だが、しぃはどうなんだろう。
目の見えない俺と一緒にいてあいつは楽しいのか。
本当に満足しているのか。
あいつは義務感だけで俺と一緒にいるんじゃないのか。
俺の存在があいつを縛っているんじゃないのか。
俺があいつに無理をさせているんじゃないのか。
(*゚ー゚)「ギコくん、退院おめでとう!」
(,,゚Д゚)「おぅ」
(*゚ー゚)「じゃあ、ギコくんの家に行こっか!」
(,,゚Д゚)「――しぃ」
(*゚ー゚)「ん?」
(,,゚Д゚)「話したいことがあるから、近くの公園に行きたい」
(*゚ー゚)「――うん、わかった」
その後にしぃの声が聞こえたが、何を言ったかは聞き取れなかった。
741 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:15:40 発信元:210.153.86.136
支援いらないの?
742 :
(,,゚Д゚)は確かに見たようです:2010/02/09(火) 23:16:16 発信元:219.125.145.49
(*゚ー゚)「着いたよ」
(,,゚Д゚)「そうか」
(*゚ー゚)「ねぇ、覚えてる? ギコくんがここで私に――」
(,,゚Д゚)「しぃ」
(*゚ー゚)「私に『好きだ』って言ってくれて、それから――」
(,,゚Д゚)「しぃ……」
(*;ー;)「それから、それから――」
(,,゚Д゚)「俺達、もう別れよう」
(*;ー;)
743 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:18:25 発信元:219.164.65.193
sien
744 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:20:55 発信元:59.135.38.142
二、三分に一レスなら有った方が良い気がする。
しえーん。
745 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:21:37 発信元:210.153.86.47
さるったかな?
シベリアのさるはVIPより激しいキガス
なら支援だな
さる厳しいな
支援
749 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:36:05 発信元:59.135.38.150
し
751 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:37:50 発信元:59.135.38.150
え
752 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:37:51 発信元:222.5.63.97
おまえら支援してるとこ悪いんだけどさぁ
規 制 解 除されたよ
おめでとう
753 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:39:54 発信元:124.146.174.49
茸には関係ない・・・
それでも支援
755 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:41:29 発信元:59.135.38.148
30分前位からだねぇ。
支援
(,,゚Д゚)「俺もう目が見えないし、この先しぃに迷惑ばっかかけるよ」
(*;ー;)「そんなこと……」
(,,゚Д゚)「無い、とは言わせない。俺が一番わかってる」
(,,゚Д゚)「俺、しぃに幸せになって欲しいからさ。だから」
(*;ー;)「もう……決めたこと……?」
(,,゚Д゚)「あぁ」
(* ー )「じゃあさ、最後に一緒に海を見たい」
(,,゚Д゚)「海?」
(* ー )「うん。駄目かな?」
(,,゚Д゚)「いや、わかった。来週にでも一緒に行こう」
(* ー )「うん、絶対だよ。じゃあ今日はもう帰るね」
しぃは俺を残して足早に去っていった。
取り残されたのはドコモダケってか
はぁ……
支援
今、俺はしぃを傷つけただろう。
それでも構わない。
あいつが俺に縛られないようになるなら嫌われても構わない。
俺という重しが無くなれば、しぃは自由に幸せを掴める。
しぃの幸せの為なら全てを犠牲にしよう。
しぃが一人になりたい、というなら俺は受け入れよう。
例え、一人取り残されようとも。
(,,゚Д゚)「俺、どうやって帰ろう……」
759 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:44:55 発信元:210.153.86.132
しえんぬ
海へ行く日の朝早くに、玄関のベルが鳴った。
(*゚ー゚)「ギーコくーん」
从'ー'从「あらしぃちゃん、今日は早いのね」
(*゚ー゚)「はい。今日は一緒に海に行こう、って」
从'ー'从「じゃあギコにも早く支度させるから待っててね」
(,,゚Д゚)(朝飯位はゆっくり食べさせてほしいんだがなぁ)
761 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:46:20 発信元:122.30.219.186
支援だし
762 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:46:35 発信元:59.135.38.150
>>757 安心城
なんか明日から又、規制再開とかいう話が出てる。
763 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:46:45 発信元:210.153.86.45
支援
764 :
(,,゚Д゚)は確かに見たようです:2010/02/09(火) 23:47:54 発信元:219.125.145.87
それからしぃと共に海へ向かった。
俺の家は内陸部にあるので、海を見る為には、かなり移動しなければならない。
(*゚ー゚)「そこ段差があるから気をつけてね」
(*゚ー゚)「ここから階段だよ」
しぃはことあるごとに足元を俺に伝えてくれる。
目の見えない俺はしぃの肩に手を乗せて歩く。
しかし、しぃは海に着くまで、一度たりとも俺に触れる事は無かった。
765 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:48:36 発信元:210.153.86.140
するよ
海は遠く、俺の歩く速度も遅いため、海岸に着いたのは日が傾きかけた頃だった。
(*゚ー゚)「ギコくん、着いたよ」
(,,゚Д゚)「ああ、雰囲気でわかる」
俺としぃは波の寄せる砂浜に腰を下ろした。
768 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:51:25 発信元:121.2.98.95
769 :
(,,゚Д゚)は確かに見たようです:2010/02/09(火) 23:51:42 発信元:219.125.145.49
それからしばらく波の音を聞いていたが、俺はしぃにある質問をした。
(,,゚Д゚)「しぃ、どうして海に来たかったんだ?」
(*゚ー゚)「……やっぱり覚えてないんだね」
(,,゚Д゚)「え?」
(*゚ー゚)「ギコくんが私に告白したときに『しぃと一緒に海を見たい』って言ったんだよ」
(,,゚Д゚)「そういえば――」
770 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:52:26 発信元:210.153.86.42
ざざーん
771 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:52:59 発信元:59.135.38.144
もし事実だったら、某御仁は基地外としか言えんわな……
支援。
――――――――――――――――――――――――――――
10年前
(,゚Д゚)「しぃ、俺と付き合って欲しい」
(*゚∀゚)「……え?」
(,゚Д゚)「あの、理由は言えないんだけどさ」
(,゚Д゚)「俺、いつかしぃと一緒に夕焼けの海を見たいんだ」
(,゚Д゚)「だから、それまで俺と付き合って欲しいんだ」
(*゚∀゚)「……うん」
――――――――――――――――――――――――――――
773 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:55:15 発信元:210.136.161.139
ざぱーん
774 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:55:29 発信元:121.2.98.95
ざざーん
775 :
(,,゚Д゚)は確かに見たようです:2010/02/09(火) 23:56:27 発信元:219.125.145.48
(*゚ー゚)「思い出した?」
(,,゚Д゚)「俺の黒歴史を少々」
(*゚ー゚)「私が知りたいよ、どうして海だったの?」
(,;゚Д゚)「あー、あれはだなー」
(*゚ー゚)「うん」
(,;゚Д゚)「あの頃の俺は夕焼けが一番ロマンチックだと思っててだな」
(*゚ー゚)「それだけ?」
(,;゚Д゚)「女ってロマンチックなのが好きなんだと雑誌に乗ってたし、それに――」
(*゚ー゚)「それに?」
(,,゚Д゚)「その雑誌に『一緒に海を見たカップルは一生幸せになれる』って書いてあったからな」
(*゚ー゚)「……そっか」
776 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:57:55 発信元:210.136.161.143
くぇくぇくぇ←かもめ
(,;゚Д゚)「ああ、顔から火が出るほど恥ずかしい」
(*゚ー゚)「そうなの?」
(,;゚Д゚)「黒歴史を好きな人の前で話すとかイジメだよ」
(*゚ー゚)「――ねぇギコくん」
(,,゚Д゚)「ん?」
(*゚ー゚)「海、見えない?」
そう言うと、しぃは俺の手を握ってきた。
778 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/09(火) 23:59:43 発信元:210.153.86.130
ボー、ボー←船
779 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 00:00:16 発信元:121.2.98.95
キラキラ ← 斜陽で輝く海面
780 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 00:00:18 発信元:122.30.219.186
フィフィンフィフィンフィフィーン
(*゚ー゚)「実はね、私もその雑誌見てた」
(*゚ー゚)「一緒に海を見たかった」
(* ー )「けれど、もう一緒に海は見えない」
(* ー )「でもギコくんはギコくんだよ」
(*;ー;)「私は別れたくないよ……」
(,,゚Д゚)「けど……」
肩から温もりを感じる。
(*;ー;)「私はギコくんと一緒なら何もいらない」
しぃが俺を見つめてる気がする。
(*;ー;)「だから……だから――」
782 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 00:02:14 発信元:210.153.86.43
ざっぱーん
ピーヒョロローー
784 :
(,,゚Д゚)は確かに見たようです:2010/02/10(水) 00:04:10 発信元:219.125.145.55
その時だった。
好きな人が側にいるからか。
好きな人を泣かせたからか。
好きな人と同じ思いだからか。
潮の匂いが、
波の音が、
口の中へ入る空気が、
肌から感じる温もりが、
視覚以外の全ての感覚が鋭敏になり、
(*゚ー゚)
俺は確かに、夕焼けの海を背景として俺を見つめる最愛の人を、見た。
785 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 00:05:28 発信元:210.153.86.33
どわなくろーずまいあーいず
786 :
(,,゚Д゚)は確かに見たようです:2010/02/10(水) 00:06:30 発信元:219.125.145.88
(,, Д )「見えた……」
(*;ー;)「え……?」
(,, Д )「目は見えないはずだけど、確かにお前が見えたんだ」
(,, Д )「お前がいる海が見えた」
(,,;Д;)「お前と一緒に、同じ海が見えたんだよ……」
(,,;Д;) (;ー;*)
787 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 00:07:50 発信元:121.2.98.95
ざわざわ
788 :
(,,゚Д゚)は確かに見たようです:2010/02/10(水) 00:10:19 発信元:219.125.145.88
あれからもう何年になるんだっけな。
<アサダヨー ゴハンダヨー
(,,゚Д゚)「おう、今行く」
あの後に俺達は結婚した。
相変わらず視力は無いままだ。
だがそれでもいい。
あの時の景色は、かつて見たどんなものよりも
(*゚ー゚)「今日はトーストだよー」
俺の記憶の中で輝きを放っている。
(,,゚Д゚)は確かに見たようです
END
789 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 00:11:08 発信元:121.2.98.95
乙!!
790 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 00:11:29 発信元:210.153.86.35
おつでした、途中もしかしてホラー?と思った
ラブラブ乙
792 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 00:11:51 発信元:122.30.219.186
乙だし!!
乙
794 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 00:14:22 発信元:219.164.65.193
乙です!
単語でお題ください
797 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 00:16:03 発信元:122.30.219.186
798 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 00:16:04 発信元:124.146.174.73
799 :
(,,゚Д゚)は確かに見たようです:2010/02/10(水) 00:18:46 発信元:219.125.145.88
801 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 01:19:14 発信元:219.164.65.193
お題把握です
ドコモ差別やめてー
>>799 面白かったけど、目が見えない設定なんだしAAは無しにしてみても良かったと思った
その分地の文を増やして描写を濃くすることで補って、みたいな
地の文はこのままでいいけど間隔が開きすぎ
もっと詰めたほうが読みやすい
>>804 AA無しも考えたんだが、今まで地の文は書いたことが無かったから
涙とか描写出来る気がしなかったんでAA有りにしてみた
>>805 やっぱり多いよな……
これでも減った方なんだがなwww
うん、精進しよう
807 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 14:10:58 発信元:123.225.223.88
地の文無しが上手くかけない
動きを表現するのが難しい
( ^ω^)白 ←けいたい
( ^ω^)】 ←電話
( つω^) ←目こすり
こんなのくらいしか分からんなあ
ぼくモナとか参考になるかもね
壁|'A`) コソーリ
壁|'A`) ミンナ VIPニ ウツッタノカナ
壁|彡
……と、見せかけて
投下しよう
──前日──
|・∀・)コソッ
□ ζ(゚、゚ζ「うーん……」
↑
鏡
□ ζ(゚、∩ζ「んー……」ペタペタ
|・∀・)ニヤニヤ
□ ζ(゚- ゚ζ「むぅ……」
|)彡スッ・・・
( ・∀・)「三日戦争のようです」ζ(゚ー゚*ζ
……
──1日目、朝──
( ^ω^)ξ゚听)ξ「行ってきまーすっ!」
ζ(゚ー゚*ζ「はい、行ってらっしゃい」
( ・∀・)「さて、じゃあ僕もそろそろ出かけるよ。
今日は早く帰って来れると思う」
ζ(゚ー゚*ζ「はい、あなた。行ってらっしゃい」
( ・∀・)「……」ニヤニヤ
ζ(゚ー゚*ζ「……?」ニコニコ
( ・∀・)「行ってきます」
ζ(゚ー゚*ζ「……??」
……
──1日目、午後──
ξ゚听)ξ「ただいまー!」
ζ(゚ー゚*ζ「お帰りなさい。早かったのねー」
ξ*゚听)ξ「うん。ママ、これ、おみやげ!」
ξ゚听)ξっ□←マシュマロ
ζ(゚ー゚;ζ「マシュマロ……? なんで?」
ξ;゚听)ξ「だってママが……あ! 内緒なの!」
ζ(゚ー゚*ζ「……? よくわからないけど、ありがと。後で一緒に食べましょ」
ξ゚听)ξ「うん! ……じゃなくて! これはママにプレゼントなのっ!」
ζ(゚ー゚*ζ「……?? そうなの? ありがとう?」
ξ*゚听)ξ「うん! うがいしてきまーすっ!」
ζ(゚ー゚*ζ「……うーん」
…
…
( ^ω^)「ただいまだお! ママ、おみやげだお!」
ζ(゚ー゚*ζ「お帰りなさい……おみやげ?」
( ^ω^)「はい、これ」
( ^ω^)っ□←アミノサプリ
ζ(゚ー゚;ζ「……なんで?」
(; ^ω^)「お……ぼく、手を洗って来ますおっ!」
ζ(゚ー゚*ζ「……んー?」
…
…
σζ(゚〜゚*ζ「ん、美味し……ん?」←マシュマロ食べてる
□⊂ζ(゚- ゚*ζ「これ……」
↑
マシュマロ袋
『コラーゲン云々、肌の潤い云々』⊂
ζ*゚ -゚)ζっ□←アミノサプリ
っ『アミノ酸云々、肌の調子云々』
ζ*゚ -゚)ζ「……ツンー、ブーンー! ちょっと来てくれるー?」
ξ゚听)ξ「なーに、ママー」
( ^ω^)「おっ」
ζ*゚ー゚)ζ「ねぇ、今日はどうしてママにおみやげを買ってきてくれたの?」
ξ;゚听)ξ「えっ」
ζ*^ー^)ζ「ママ怒らないから、誰に言われたのか教えてくれる?」
(; ^ω^)「い、言えないお! 内緒にするってパパと約束したお!」
ζ*^ー^)ζ「ふぅん、パパと……ね」
(; ^ω^)「あ」
ξ;゚听)ξ「わ、ブーンのばか!」
ζ*^ー^)ζ「ママこれからお出かけしてくるから、二人ともお留守番よろしくね」
(; ^ω^)「は、はいですお」
ξ;゚听)ξ「わかったの」
ζ(^ー^*ζ...「うふふ、嫌味ったらしい事したのを後悔させてあげるわ……」
(; ^ω^)「お、お……」
ξ;゚听)ξ「……」
……
──1日目、夜──
( ・∀・)「ただいまー!」
ζ(゚ー゚*ζ「お帰りなさい! ご飯にします、お風呂にします?」
( ・∀・)「うーん、お風呂が良いかな」
ζ(゚ー゚*ζ「はい。もう用意出来てるわ」
( ・∀・)「ああ、ありがとう」
…
( ・∀・)「あれ……デレー! シャンプーが切れてるよ!」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、はーい、ちょっと待っててー!」ニヤ
…
…
ζ*゚ー゚)ζっ□「はい、これ。詰め替えてくれる?」
( ・∀・)「ああ……ん?」
(; ・∀・)っ□「……ッ!」
っ『抜け毛予防〜〜』
ζ*゚ー゚)ζ「いつもと違うのにしてみたの。どうかな?」
(; ・∀・)「あ、ああ。良いんじゃないかな」
ζ*^ー^)ζ「そう、良かった。 それじゃ私は料理の途中だから、戻るね」
(; ・∀・)「……くっそ!あー、くっそ! 今に見てろよ!」
……
──2日目、昼──
( ^ω^)ξ゚听)ξ「ただいまー!」
ζ(゚ー゚*ζ「お帰りなさい! おやつのプリンがあるから食べましょ?」
(* ^ω^)「お! 食べるお!」
ζ(^ー^*ζ「よし、じゃあ手を洗っておいで」
ξ*゚听)ξ「はい!」
ζ(゚ー゚*ζ〜♪
□]⊂ζ(ー゚*ζガチャ
↑
冷蔵庫
ζ(゚ー゚*ζ「……ん? 何かしら、このメモ……」
...ζ*゚ー゚)ζっ□「んー?」
っ『間食し過ぎると太るぞ d(・∀・ )』
ζ(゚ー゚;ζ「く……こんな紙切れ一枚でッ……」
ζ(-ー-;ζ「……!」
…
支援!
ってさるか?
かわいいなw
支援
猿でした。再開します
…
(* ^ω^)「プリン美味しいお!」
ξ*゚听)ξ「あれ、ママは食べないの?」
ζ(-ー-;ζ「ママはダイエットするのよ……」
ξ*゚听)ξ「そんな事しなくてもママは十分きれいなの!」
(* ^ω^)「そうだお! 無理にやせたらダメだお!」
ζ(゚ー゚*ζ「あなた達……」
……
支援!
──2日目、夜──
( ・∀・)「ただいまー!」
ζ(゚ー゚*ζ「お帰りなさい! 遅かったのね」
( ・∀・)「ああ、本屋に寄ってたんだ」
ζ(゚ー゚*ζ「本屋さんに?」
( ・∀・)「うん。ご飯出来てる?」
ζ(゚ー゚*ζ「ええ。今温め直すわ」
…
( ・∀・)「デレ。僕が人参嫌いなの知ってるよね」
ζ(^ー^*ζ「もちろん。あなただって、私とツンが人参大好きなの知ってるでしょ?」
( ・∀・)「全皿オレンジ色ですか」
ζ(^ー^*ζ「ちょっと張り切りすぎちゃって」
( ・∀・)「……いただきます」
ζ(^ー^*ζ「うふふ」
…
…
( ・∀・)「ごちそうさまです……」
ζ(゚ー゚*ζ「お粗末様。美味しかった?」
( ・∀・)「うん。前にブーンに『好き嫌いするな』
なんて言った自分をSATSUGAIしたいね」
ζ(^ー^*ζ「良かった。口に合うか心配だったの」
( ・∀・)「……」ヒクッ
ζ(゚ー゚*ζ「そう言えば、今日はどうして本屋に?」
( ・∀・)「ああ、これを買いに行ったんだよ」
( ・∀・)っ□←本
□⊂ζ(゚ー゚*ζ「これ?」
『これだけは押さえておきたい、料理の基本』⊂
支援
ζ(゚ー゚*ζ「……今日は二段攻撃だったのね」
( ・∀・)「?」
ζ(゚ー゚*ζ「お風呂、沸いてるわ。お先にどうぞ」
( ・∀・)「あ、ああ。頂くよ」
ζ(゚ー゚*ζ「……基本からやり直せってかコラ」ボソッ
( ・∀・)「え、何?」
ζ(^ー^*ζ「ううん、何でもないわ」
(; ・∀・)「そ、そう?」
ζ(^ー^*ζ「うふふ」
(; ・∀・)「!?」ゾッ
……
──3日目、朝。──
■ ζ(^ー^*ζ「うふふ……」ジョ-キジョ-キ
(; ^ω^)「おはよ……ママ、何してるんですかお?」
■ ζ(^ー^*ζ「何って、海苔を刻んでるのよ」ジョ-キジョ-キ
(; ^ω^)「お……」
■ ζ(^ー^*ζ「うふふふ……」ジョ-キジョ-キ
……
……
──3日目、昼──
(*゚ー゚)「ツンちゃん、一緒にお弁当……って、えぇー……」
ξ゚皿゚)ξガフガフ
(;゚ー゚)「な、なんでそんなにすごい勢いで食べてるの……?」
ξ;゚听)ξ「げふ……それは言えないの。ごめんね」
(;゚ー゚)「……? うん」
ξ;皿;)ξ(なんで私のお弁当にハートの形の小さい味海苔がたくさん入ってるのー!?)
…
支援
あんまり早いと猿くるぞー
支援
──同じ頃──
川 ゚ -゚)「課長、それ奥さんの?」
( ・∀・)「うん、愛妻弁当……のはず」
川 ゚ -゚)「ずいぶん可愛いお弁当箱ですね」
( ・∀・)「たぶん娘のと間違えたんじゃないかな。……うわ、少ないなー」
川 ゚ -゚)「それなら、私と一緒に食堂に行きませんか?」
( ・∀・)「パス。せっかく妻が作ってくれたんだから、ありがたく頂くよ」
川 ゚ -゚)「……そうですか。残念です」
( ・∀・)「うん、気持ちだけ受け取っとくよ。
……うわ、良く見たら人参ばっかりだ」
川 ゚ -゚)、「……」
支援
835 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 17:39:59 発信元:210.136.161.68
支援
836 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 17:41:59 発信元:59.135.38.142
し
837 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 17:44:07 発信元:59.135.38.142
え
支援支援!
ん
いけるか?
ξ#゚听)ξ「ただいまー! ちょっと、ママ!」
ζ(゚ー゚*ζ「お帰りなさい! どうしたの?」
ξ#゚听)ξ「今日のお弁当、海苔と五百円玉しか入ってなかったの!」
ζ(゚ー゚ζ「……え」
ξ#゚听)ξ「すごい寂しかったの!」
ζ(ー *ζ「……ご、」
ξ゚听)ξ「ご?」
ζ(゚д゚*ζ(誤爆ったあああああぁあああぁ!)
ξ;゚听)ξ「!?」
ζ(д *ζ(私のバカ!なんでこんな時に限ってこんな間抜けなミスを……うわぁああああ)
ξ;゚听)ξ「ちょ……ママ?」
ζ(;д;*ζ「ごめんね! ごめんねツン!」
ξ;゚听)ξ「えっ、えっ?」
ζ(;д;*ζ「本当にごめん!」
ξ;゚听)ξ「いいの! あたし本当はそんなに怒ってないの!
味海苔とっても美味しかったよ!」
ζ(;д;*ζ「おろろーん……」
ξ;゚听)ξ「えぇー……」
…
843 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 18:07:45 発信元:203.141.146.129
いま日本の最高権力者は薩長連合(鹿児島県、山口県)の田舎侍たちです。日本はいまだに武家社会です。
・坂本龍馬は日本をいまも破壊しているテロリスト薩長連合の工作員だっただけの者です。
・織田信長の時代から戊辰戦争まで、鉄砲隊のガンパウダーはガンパウダー1樽につき、
日本人の若い娘50人を海外に売ることで調達していました。 ・自殺者3万人(実際は8万とも)は薩長連合が原因です。
・明治維新テロは薩長連合が海外の貴族やユダヤから金を借り(年利18%)て起こした国家転覆テロ。
・総理大臣、大蔵大臣、外務大臣や公安、警察、自衛隊の歴代トップは鹿児島県、山口県、
高知県、佐賀県、 長崎県出身者ばかりです。 公務員は薩長連合の使用人です。
公務員は国民を支配する道具。国策捜査は薩長連合やアメリカのための捜査です。
・日本経団連の企業は明治以前からの支配階級の関係者が興したものばかり。
・アメリカを代表する洗脳の専門家アーネスト・ヒルガードは戦後来日して
「戦後日本の教育の非軍事化」のために働き、スタンフォード大学からその功績を讃えられます。
鳩山由紀夫もスタンフォード大学卒業です。洗脳はいまも続いています。
・薩長連合は株式会社ゆうちょ銀行の郵便貯金を海外の貴族やユダヤに差し出そうとしている。
・アメリカ財務省証券購入で日本人は毎年アメリカに30兆円以上差し出している。
・日本人が貯蓄した金が海外にいき、信用創造で1000倍になりそれで日本の土地が買われる。
日本は破産し、IMF管理下でも 薩長連合は安泰で国民はIMFに感謝するように洗脳される。
(参考:洗脳支配 苫米地英人 株式会社ビジネス社)
日本の政治家には朝鮮人の疑いのある人たちがいます。安★部、小★泉、菅★、小★沢。
2ちゃんねるはトウ一きょう会が運営してIP集めや、自作自演して洗脳工作する場です。
http://jb★bs.li★vedo★or.jp/b★bs/read.cgi/news/209★2/1194947143/
薩長連合は戦争やシベリア抑留で日本人の抵抗勢力を殺したのか。戦争は自国民を殺すためにも使われる。
薩長連合のために警察がインターネット規制をする。今年の春から東京では匿名でネットカフェから情報を発信できなくなる。
情報遮断、ネット情報遮断、ネット検閲は戦後の洗脳と同じやり口。薩長連合は日本人ではない。w
844 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 18:08:56 発信元:121.2.98.95
いい家族だなぁw
──3日目、夜──
( ・∀・)「ただいまー」
ζ(- *ζ「お帰りなさい……」
(; ・∀・)「え、どうしたの? すごい暗いね」
ζ(- *ζ「お弁当……」
(; ・∀・)「ああー! いや、気にしなくて良いよ!
ああいう弁当もたまには良いでしょ!」
ζ(-;*ζ「間違えてツンに味海苔だけのお弁当の方渡しちゃった……」
(; ・∀・)「……つまり本来なら僕の昼御飯は味海苔だけだったのか!」
ζ(-;*ζ「……私っ、ツンに酷い事を、」
(; ・∀・)「僕になら良いの!?」
(; ・∀・)「と、とにかく、元気出しなよ!
……そして出来れば二度と弁当を攻撃に使わないで!」
ζ(-;*ζ「……」コク
( ・∀・)「明日は休日だから、僕がご飯作るよ。本も昨日買ってきたし」
ζ(-;*ζ「?」
( ・∀・)「ほら、君に家の仕事を全部押し付けたりしたくないんだよ」
ζ(-;*ζ「モララーくん……」
( ・∀・)「さ、晩御飯にしよう。お腹空いてるんだ」
ζ(ー;*ζ「はいっ!」
……モララーくん。
いつも子供みたいな悪戯をして私をからかうけど、
本当はいつも私を大切にしてくれていますよね。
私もあなたが大好きです。
私をお嫁さんにしてくれてありがとう。
いつも支えて、助けてくれてありがとう。
愛してくれてありがとう。
これからもずっと一緒に居てくださいね──
──翌朝──
(; ・Д・)っ「デレぇッ! 手ぇ切ったッ!」
ζ(゚д゚;ζ「うわぁあ、血塗れ!? 救急箱ッ!」
( ・∀・)っ「……なーんてね、嘘だよ。これはただのケチャップさ」
ζ(゚д゚*ζ ……?
ζ(^ー^*ζ ……!
──でも、悪戯は程々にしてほしいな。
ζ(゚д゚#ζ「モララー! 覚えてろよ、てめえ!」
(;・∀・)「!?」
──終わり
乙!
849 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 18:13:12 発信元:121.2.98.95
乙! ニヤニヤしちまったぜ
乙! 可愛かった
それから、支援してくれてありがとう
二回も猿食らってごめんなさい
乙!とても和んだわ
後安価
>>842が抜けてない?
まじだ、VIPは早いな
シベリア速度に慣れたせいか
シベリアのさるは凶悪だなイエティかな
昨日みーライオンとかいうので書き込めなかったな
こういうことか
,,,,,┯,,,,,
彡 ミ
彡. (・) (・) ミ
彡 ミ <私が誇り高きシベリアの猿ですぞ
彡 ▲ ミ 彡ミミ,.
彡彡 " ゛ ミミ彡 ,し
彡 ",,,,,.,, " 彡
彡 ミ "" ミ 彡彡彡
彡,,щ9 ミ
ミ"" ミ
ミ ミ
ミ ミ
ミミ ミ
彡 ミ ミ
ミ 彡ミ,,, ミ
ミ ミ "ミ,,, ミ
ミ ミ "ミ,,, ミ
彡 彡 彡 彡
なんだモップか
862 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/10(水) 21:16:47 発信元:124.146.175.77
赤い…
どうもですぞ
総合とここシベリアの相互リンクは常に心がけたいものですぞ
ここの住民がVIPで某スレを覗いていた人達かどうか分からないが、
規制の上に現在の某スレであんな事を言っていると思うと投下する気も起きないと思わないか?
ここって投下レス数なんぼまで?
総合でお題もらったやつが30越える勢いなんだけど
もしかして俺は規制ファックとしか言えないの?
某はもう見てない
終末論信者に毒されちゃいかんよ
>>866 多少なら越えてても融通きくと思う
もしくは前後編にするとか
前の方に出てたやり方で
このスレは人がいないときは60レスくらいまで可能。
ただ、支援の数は期待するな。
シベリアサルが常に見張っていますぞ
サルめんどくせえwww
まあいいや、今日明日中に書いて深夜にひっそりいくよ
好きな現行が来てるのに支援も乙も書き込めないのはつらい
キミイル乙ー!
>>859 みーらいおんはさるじゃないよ
同じレスを続けるとかかる
たとえば
支援
とレスして
次の自分の同スレでのレスが
支援
と同じ(頭から何文字かだと思うが)だとかかる
だから2回目は
しえん
とか平仮名にしたりするんだよ
本当に作品を愛する気持ちで…
胸がいっぱいなら…!
どこであれ支援ができる…!
たとえそれが…
肉削がし… 血を凍らす…
シベリアの地でもっ………!
>>873 そうなのかー
たしかに支援し続けたらかかったよ、トンクス
そのウシャンカ欲しいなw
いい絵だな
ここは規制の心配ないし永住もいいかも
絵うまいですね
ここは規制も無いし安心して書き込める
ただモンキーが鬼強いのは厄介だな
俺も絵描けるようになりてーな……
もし、規制が大幅に解除されて、多くの人がVIPへ行くことになったら
ここは資料室みたいな感じでやっていくのもいいかなって思う。
dat落ちはまずないし。シベリアの人の理解も深まるかも。
もちろん短編は投下してもよしって風はどうかなぁ。
へへっ照れるね///
>>882 それいいかも
宣伝にシベリア新聞用の記事でも作るかな
シベリア新聞任せた
シベリア恐怖新聞
vipで規則解除きたが作品が落ちるのがはやい…
45レスになった
削りすぎた
途中で飽きたと言ってもいい
というわけで投下タイム
得意なこと、と言われれば何があるだろうか。
僕が自分を客観視して適当に引っ張り上げるなら、少し目が良いってくらいかな。
あとはそうだな……普通の人よりは運動は得意かな?
ξ゚听)ξ「内藤!」
(;^ω^)「はっ!」
またぼうっとしてしまった。何をやっているんだ僕め。
以前のように、のらりくらりとやっていていいような仕事ではなくなったのに。
ξ゚听)ξっ「こっちも」
隣の彼女から渡されたA4の紙束には、一枚一枚クリップで写真が留められている。
僕はそれを受け取り、それぞれをぱらぱらと眺めていった。
しかし見る項目は一か所なので、最後まで見るのに大して時間はかからない。
ξ゚听)ξ「何考えてたの?」
( ^ω^)「自分の得意なことはなにかなあ、と」
現在僕達はある人間を追っている。
この大きな都市で起きた小さくは無い事件の犯人だ。
その人間は男か女かもわからない、未だ全体像の見えてこない相手。
ξ゚听)ξ「ああ……」
わかっている部分はと言えば、犯行現場にいつも残されている意味不明のメッセージ。
『私のとくいなものはなんでしょう。』殺人犯の特技なんて、僕は知りたくもないよ。
( ^ω^)は理解に苦しむようです
体に悪そうな煙の充満する小さなオフィスで、僕とツンはまたうんうんと唸る。
紙とにらめっこしてもいい方向には動かないのはわかってるさ。
( ^ω^)「うーん、考えがまとまらないお。ツン、ちょっと喫茶店でもいくお」
ξ--)ξ「あたし先輩なんですけど?」
せっかくの誘いをしかめっ面で返す年下の彼女。確かに立場としては後輩だ、仕方ないな。
(;^ω^)「ぬう……ツン刑士、喫茶店にでも行きましょうか」
ξ゚听)ξ「うむ、そそうのないようにな」
やたら尊大な態度で髪をかきあげるツンを無視して僕は先程の資料を茶の鞄に詰め込んだ。
適当に書くものも二、三本手に取り、スーツのポケットに刺し込む。
ξ;゚听)ξ「あ、ちょっと早いって!」
( ^ω^)「室長、ちょっと整理に出てきますお」
_、_
( ,_ノ` )「おう、一時間半までなら許す」
毎度のように、頭を悩ませると僕は外へ出たくなる。
少しでも体を動かさないとどうにも思考停止のような感覚に陥るのだ。
そういう性質から、僕はなかなかまともな職に就けなかったんだよなあ……。
ξ゚听)ξ「一日最低一回はサボるよね」
僕的にはサボりではないんだけど傍からはどう見てもサボりなのは理解している。
それを受け入れてもらえるからこそ、僕は今の仕事に前向きに取り組めているんだ。
からん、と大きな鈴を鳴らす音は、もう何度開いたかもわからない戸から発生する。
僕とツンは疲れた頭を癒すため、常連となった喫茶店へとやってきた。
(´・ω・`)「いらっしゃいませ、と思ったら刑士さんかい?」
主に茶色と深緑で作り上げられた空間は今や僕の心の安息の場となっている。
壁や柱に掛けられている、植物をテーマに造られた小物やインテリアが安らぎを与えてくれるのだ。
( ^ω^)「閉店時間には間に合ったみたいだお、いつもの頼むお」
(´・ω・`)「別に君たちなら時間外でも頼まれればコーヒーくらい出すよ」
ξ゚听)ξ「こんにちは、マスター」
(´・ω・`)「うん、こんにちは。仕事はまた煮詰まっているようだね」
( ^ω^)「刑士はなかなか大変なんだお」
『刑士』。それは僕の仕事の俗称だ。
この街は諸外国のような『警察』という組織が治安の維持に務めるのではないのだ。
『刑士』は一般的な警察組織を細分化した中の、ある一つ、殺人やら強盗やらの処理を担当する。
要するに街の危ないことを受け持つ人たちのことを『刑士』と呼ぶ。
実際は『○省○部○担当室所属、○執刑士』って言うけど、誰も使わない。
ちなみに僕らはいついかなる場合でも、街の中ならば『危険と判断した人間を無条件で排除する権利』を持っているのだ。
完全に独立国家のようにして動いているこの街では、そういった特別な権利を持つ人間がちらほらと居るわけで。
(´・ω・`)「まあせっかく来たんだ。ゆっくりしていきなよ」
例えば彼、店のマスター・ショボンも『どこでも自由に店舗を構える権利』を持っている。
ξ゚听)ξ「それにしても相変わらず人が居ないわね……」
カウンターについたツンは周りを見渡しながら失礼なことをのたまった。
そういうことはせめて店を出てから言えばいいのに、彼女はたまにデリカシーというものを投げ捨てる。
(´・ω・`)「ははっ、これは趣味でやっているからいいんだよ」
湯気の上がる白のカップに手際よくコーヒーを淹れながら彼は笑って応えた。
この穏やかな人柄も店の雰囲気に合致しており、なかなか味のある空気感を作り出している。
( ^ω^)「どうせ裏でがっぽり稼いでんだお」
(´・ω・`)っ「一応はノーコメント、ってことで頼むよ」
ξ゚з゚)ξ「あづい……」
ずずず、と今渡されたカプチーノを両手で摘まむように持ちすする。
さっきまで僕に先輩面をしていたのになかなか子供っぽい姿を見せつけてくれるなあ。
こういうしぐさがかわいらしいというか、彼女の魅力であると言えるだろう。
( ^ω^)「さてもう一回、目を通すかおー」
一息ついたところで肩にかけていた鞄から紙の束を取り出し、先の考えを練り直すことにする。
(´・ω・`)「おっと、じゃあ僕は少し離れていようか」
コーヒーカップを僕の邪魔にならないような位置に置くと、ショボンはそんなことを言って店の奥に歩いていった。
こっちが勝手にやってきて勝手にやっていることだし、そもそもあまり褒められたことをしていないんだから、
( ^ω^)「別に気ぃ遣わなくていいのに……」
なんて、呟いても彼には聞こえていないだろう。
まずは被害者の名簿から覗いていこうかな。
(-_-)
えーっと、三十四歳男性会社員、南部の倉庫街にて発見。
現場は被害者の勤めていた会社からは真逆に位置している。
死因は窒息死で、ビニールのようなもので顔を覆って殺害されたとのこと。
死亡推定時刻は発見の五時間前。
発見者は配送業者の男性で、早朝倉庫を開けた段階ですぐに気付き、
刑犯省南部、つまり僕らが所属しているとこに通報したという。
ξ゚听)ξ「第一発見者にアリバイはあるし……さっさと次――」
――からん。
川 ゚ -゚)「あ」
( ^ω^)「お」
ξ゚听)ξ「ん?」
いきなり、いやそりゃいきなりだろうが、店の戸を開けてやってきたのは僕のよく知る人物であった。
腰に届かない程度の長く艶のある黒髪と、意図的に作りこまれたかのような細やかな白い肌は未だご健在のようだ。
( ^ω^)「クーじゃないかお」
川 ゚ -゚)「まさかお前に出くわすなんて……!」
からん。
(;^ω^)「いやちょっと! 出ていくなお!」
なんてこった。僕のせいでショボンの店への客が一人減ってしまう。
大声で引きとめてみるがきっともうどこかへ行ってしまうに違いない。
彼女はあんなふうにして、いつも僕を困らせていたのだから。
しかし、
川 ゚ -゚)「なんてな!」
(;^ω^)「うおおおっ!」
一瞬完全に出て行ったと思ったのだがすごい勢いでクーは僕に飛び膝蹴りをぶちかましてきた。
ちょっとは場所を考えてほしい。
(; ω )「どぅっ!」
ヤツが跳んできた段階で僕は店のカウンターを守るために覚悟を決めたのだが、これがあまりにも痛い。
全力で踏ん張ったこの腹筋でも、我慢するにはちょっと厳しいんじゃないかってくらい。
(´・ω・`)「いらっしゃいま……せ?」
後ろからショボンの声がするが、釈然としないような色が入っていた。
そりゃあそうだろう。現在僕とクーは絡みつくようにして店の真ん中に突っ立っていたのだから。
ξ゚听)ξ「どちらさま?」
ツンはといえば、クーが飛び込んでくる瞬間も僕が膝蹴りを喰らった後も至って冷静にその場を眺めていた。
まあ、ツンはそういう人なのだ、興味はあっても初対面の相手には過剰な干渉はしない。私事では。
川 ゚ -゚)「昔の仕事仲間さ」
僕にかかったほのかに柑橘系の香りがする髪をばっと払い、手櫛ですぐに元通りにする。
( ^ω^)「いいからまず僕から降りるお」
そんなことをしつつもクーは両足で完全に僕をホールドしていた。
凄まじい脚力で僕を締めつけながら、彼女は僕とほぼ零距離に居て普通に話し続ける。
川 ゚ -゚)「こんな奴が刑士に引き抜かれるなんて、まったく世も末だよ」
ξ゚听)ξ「そう? けっこう仕事は真面目よ」
(´・ω・`)「クーさん、注文はあります?」
川 ゚ -゚)「オムライスを頼む。……仕事は真面目ねえ、っと」
僕から跳び離れ、スーツの皺を確認しながらツンの横の席に着く。
彼女は相変わらずの破天荒ぶりで、それは二年経っても変わっていないようだ。
川 ゚ -゚)「君は内藤の恋人かい?」
ξ゚听)ξ「パートナーよ。あくまで仕事上の、ね」
そういえばショボンがクーの名前を知っているということは彼女もここの常連だったのか。
通い始めて一年は経つが、意外にも知らなかったことだ。
川 ゚ ー゚)「……それはよかった。なかなかにあなたは美人だ、内藤には勿体ないよ」
ξ゚ー゚)ξ「どうもありがとう。まあ、あたしもまだ若いし、アレで妥協する気は無いわ」
それから横で僕の悪口をこぼすのが聞こえるような気がしたが、理解しないように努めた。
( ^ω^)「マスター、クーは結構前から来てたのかお?」
手持無沙汰になると会話が耳に入りこんでしまう。
マスターに話しかけて気を逸らさなければやっていけないのだ。
彼がオムライスを作っていようが関係ない。仮に失敗しても食べるのはクーだし。
(´・ω・`)「うーん……半年前くらいからかな?」
( ^ω^)「へえ……」
(´・ω・`)「でも君達が知り合いだったとは驚きだね」
( ^ω^)「僕もここで再会するとは思わなかったお」
手元の資料にも適当に目を通しながら会話を流し合う。
ζ(゚ー゚*ζ
次、二十二歳女性、職業はイラストレーター。
死因は頸動脈の損傷による失血死。ガイシャは南部路面電車駅の駅員室で発見された、と。
ん? 身長152センチ、体重は42キロ、スリーサイズは……。
(;^ω^)「すばらしいロリ巨乳ときたもんだ……」
なんでこんなこと書いてるんだ、正気かうちの解剖医達は。
確かに写真も可愛いけども。
(*´・ω・)「ロリきょぬー? 萌えるねえ」
ショボンが巨乳好きだったのは至極どうでもいいのでスルーしよう。
( ^ω^)「さて次次」
( ・∀・)
三十歳男性。青年実業家。
発見現場は南部高級住宅街の自宅の書斎で、死後一週間が経過したのちに恋人がようやく通報。
普段から仕事人間で連絡がとれないことはしょっちゅうらしく、これだけ時間がかかったとな。
( ^ω^)「ん……?」
イケメンでスポーツは陸上三種目が世界レベル、外国語も八カ国はマスター?
両親の遺産で株をやっていたことがあり、それを元手にして資金を増やし、現在に至る。
( ^ω^)「適当なこと書いてるしこんなことどうでもいいお……ていうか現在って、もうあの世じゃないかお」
ξ゚听)ξ「やっぱり被害者に共通したところはないわよねえ……」
いきなり横からツンの顔が飛び出してきた。
あっちの話は終わったのかと見てみると、クーはオムライスをちびちび食べているようだ。
( ^ω^)「あと十人分あるお。しっかり見ていけばわかるかもしれないお」
ξ゚听)ξ「現時点で年齢、性別、職業、住んでいる場所とか、
もう明らかに被害者に共通点はないから、犯行時刻と発見現場、あと殺害方法を整理しましょ」
( ^ω^)「被害者に共通性が無いなら、やっぱり犯人自身が何か言いたいのかお? 『得意なこと』ってやつ」
ξ゚听)ξ「一月に十三人も殺した人間の得意なことなんて、殺人以外無いと思うんだけどね」
898 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 04:10:24 発信元:124.146.174.20
今北支援
899 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 04:19:03 発信元:124.146.174.19
支援遅れてさるっちゃったか
900 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 04:40:09 発信元:124.146.175.132
ウッキー
支援
しぃえん
もうひとつ
ラスト
( ´ω`)「はぁ……」
結局仕事場に帰ってきた。
頭を休めただけで、もちろん成果は得られていない。
_、_
( ,_ノ` )「進んだか?」
声がした方に顔を向けると、丁度室長が三本に束ねたタバコをもみ消しているところだった。
( ^ω^)「いえ……」
_、_
( ,_ノ` )「焦らんでもいいが、考えを放棄するなよ」
( ^ω^)「はい……」
室長にまたなんか変なこと言われると思っていたのに、今回は何も言われない。
なんだろう、室長も僕に慣れたのかな。
ξ゚听)ξ「内藤早くー」
( ^ω^)「はいさ」
喫茶店で適当に纏めた殺害状況のメモをツンに渡した。
彼女がそれを表にして見やすくする合間に、僕は街の地図を開いて被害者の発見現場の印を眺める。
どれも街の南部での犯行ということはわかっていた。そのため他の区画支部の手が借りられないことも。
これは僕らに喧嘩を売っているということなのだろうか。
あくまで僕らの管轄内で全ての犯行が行われていることを考えればそうかもしれない。
恨む人間か、南部でもあまりに広すぎると言える街だ、そこそこ居ないこともない、かな?
( ^ω^)「最近うちのほうでしょっ引かれて釈放された人は、っと」
('A`)「あー、それはもうこっちでまとめてる」
向かいの机に座って作業をしていた彼が資料を寄こしてきた。
僕の考えることなんて誰か彼かは絶対に気付くはずだし、そこは頼もしいというか。
やはり人が多いとかゆいところに手が届くみたいな印象だ。
( ^ω^)「サンキュードクオ」
('A`)「おう。でも目ぼしいヤツは居ないぜ?」
ドクオの言う通り、ぱらぱらめくってみても殺人事件に引っ掛かりそうな人間は居ないようだ。
そもそもこっちは暴力的な凶悪事件なんて滅多に発生しない。主に商売グループ関係でのいざこざが多いのだ。
ショボンと初めて出会ったのも、そのちょっとした事件がきっかけだった。あの時確か人一人死んでたけど。
( ^ω^)「ふーむ……ドクオはこの事件どう考えるお?」
('A`)「俺は作業担当だから知らんわ。頭脳労働はお前らの仕事だろ」
(;^ω^)「んなこと言ってたら室長にぶっとばされるお……」
('A`)「室長も分担はしっかりしてっからいいんだよ」
ξ゚听)ξ「内藤、できた」
( ^ω^)「お、助かるお」
袖をぴんぴんと引っ張られ、ツンの方を向かされる。
しかし彼女の目は未だ画面に向けられており、すばやくキーボードを叩いていた。
907 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 05:05:13 発信元:124.146.174.35
支援
( ^ω^)「どれどれ」
ξ゚听)ξ「犯行は全部深夜。それから殺害方法は全部ばらばら。絶対変態よ、コイツ」
もうさんざん聞いた話だ。溺死焼死に毒殺と、拷問でもしたのか体を過剰に損壊させた殺し方まで。
随分バリエーション豊かだが、どういう意図があるのだろう。
せめてもの共通点を挙げるならば、どれも犯行現場が密室?
( ^ω^)「見事な無差別連続密室殺人劇だおー」
ξ゚听)ξ「このご時世なら疑似的な密室くらい、作り上げること自体は不可能じゃないわよ」
確かにその通り。基本は全て電子ロックで制御されているこの街、予備知識さえあれば。
僕も昔はそういうことはできないわけではなかった。全くしなかったけどね、あまり意味がないから。
( ^ω^)「うーん、このままじゃ手詰まりだお……」
ξ゚听)ξ「聞き込み組が帰ってくるまで掃除でもする?」
( ^ω^)「どうせ今日も成果はないお」
と、丁度いいタイミングで部屋の戸がゆっくり開いた。
(,,゚Д゚)「成果無しだぞゴラァ!」
(*゚ー゚)「うっさい」
ほら、やっぱり何もなかったじゃないか。
ξ゚听)ξ「二人ともおつかれさま」
_、_
( ,_ノ` )「よしお前ら、今日から毎日朝まで待機だ。こっちのメンツもある、力業で叩き潰すぞ」
この部屋のメンツが全員揃ったところで、室長が立ち上がった。
両手に構えた合計六本のタバコからもくもくと天井に上がっていく。
ああ、事件のイライラのせいでどんどん壁が黄色くなりますね。
('A`)「もしかして次の犯行まで待つってことですか?」
_、_
( ,_ノ` )「そうだ。二日〜四日以内には必ず事件が起きているんだからな」
(;^ω^)「えっ」
_、_
( ,_ノ` )「あ?」
( −ω−)「いえ……」
確かに僕らは実働の方が向いている、というか専門はそっちの方なのだ。
ここ最近色んなとこが忙しいからデスクワークなんてやっているわけで、
ドクオを除けば僕らは脳筋肉と言っても過言ではないくらい学が無い。
_、_
( ,_ノ` )「本部がもう厳戒態勢なんだ、連絡が来ればすぐに動けるよう準備しておけ」
(,,゚Д゚)「了解だぞゴラァ!」
(*゚ー゚)「うっさい」
ξ゚听)ξ「ちょっと内藤、いきなり寝るな」
だって、めんどくさいんだからしょうがないじゃないか……。
910 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 05:12:25 発信元:210.136.161.80
しぇーん
翌日。
(´・ω・`)「随分お疲れのようだね」
( ゚ω゚)「一日くらいならまだ大したことないお」
川 ゚ -゚)「過労死するのか? 死んでしまうのか?」
( ^ω^)「おま、いつの間に……」
朝っぱらからショボンのお世話になってしまっていた。
この店、朝五時から開店して夕方に店じまいをするという妙な時間で動いてるためなんだけど。
まあ、その妙な時間の理由はショボンの本業に関わることだから、直接首を突っ込もうとは思わない。
以前ちょっと調べたところだと、僕には理解し難いなにやらすごく複雑なことになっているようなのだ。
川 ゚ -゚)「私はこれから仕事があるんだ」
(´・ω・`)「はい、ワッフルだよクーさん」
ことり、と小皿。
川 ゚ -゚)「わっふるわっふる!」
貪る女。
( ´ω`)「はぁ……これから寝れないと思うと大変だお……」
(´・ω・`)「一日二時間分寝れば十分だろう、空き時間は一分でもあれば癒しに変わる」
あなたとは違うんです。
からん。
ξ゚听)ξ「あ、やっぱりここにいたわね内藤」
クーが去った後すぐに、ツンが僕を向かえに来た。
彼女はいきなり腕時計を僕の顔に押し付けてくるが、だいたい理由はわかる。
顔を離してその文字盤を見るとやはり、もうすぐ戻らなければならない時刻になっていた。
( ^ω^)ノシ「多分明日の朝もくるおー」
(´・ω・`)「ああ、そうならないことを祈ってるよ」
ツンに引っ張られながらショボンに適当に手を振り、僕はあの煙たい部屋に戻されるのだった。
( ^ω^)「戻ってきてしまった……」
_、_
( ,_ノ` )「……」
そして、煙の濃さは増していた。室長がふっとい葉巻に火を着けていたのだ。
彼があの葉巻を、しかも二本咥えている時はかなり危険な状態だ。
室長の体も危険だし、周囲に居る人間も危険。プレッシャーやばい。
( ^ω^)「――ツン、今日は聞き込みに行くお」
ξ゚听)ξ「え」
……いやあ、比較的自由に捜査ができるこの体制はなかなか僕の性分に合っているなあ。
ほんとに拾ってもらえてラッキーというか、うん。
( ^ω^)「では! さっそく行ってきますお!」
913 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 05:19:29 発信元:124.146.174.15
しえんぬ
さっそく、なんて言ってみても現場周辺の聞き込みなんて終えているだろう。
なら、誰も手をつけていないところに行くのが得策だ。
おおーん、寝ていないと少し積極的なれるような気がするな。
からん。
( ^ω^)「ショボーン! いいかお!」
( ´∀`)「……お客だモナ」
(´・ω・`)「……それじゃ、今日の夜にでも」
先客が居た。
まだそれほど寒くはない時期なのに、カウンターに座っていた男は黒い布に身を包んでいた。
その男は大柄な体格には似合わない、優しそうというか間抜けそうな顔をしている。
( ´∀`)「……」
彼は檸檬のような匂いを散らしながら僕とツンの横を通り過ぎていった。
ちらりともこちらを見ず、僕らにはまるで興味がないのであろう動き。
間接視野で見られている感覚もなく、少々不思議な印象を受ける。
(´・ω・`)「どうしたんだい? もう明日になったのかと思ったよ」
( ^ω^)「この辺で闇市やってる奴らが居るのはどこだお」
ξ;゚听)ξ「え、ちょ、内藤……何言ってるの……」
(´・ω・`)「………随分いきなりな質問をするんだね、刑士さん。いや……内藤くん」
僕らが言葉を交わさないと、このあたりはなにも音がしなくなる。
車はこの街では使われていないので、外の大きな雑音と言えば何本も通る元気な路面電車の滑走くらい。
時刻はまだ早く、普段外を歩くような人はほとんど仕事か家事に追われているはずなので、外にはほぼ誰もいないのだ。
( ^ω^)「会合の場所が変わったみたいだから、個人的に聞きたいんだお」
その静寂を崩すのは僕の声。我ながら頭の悪そうな響きだ。
(´・ω・`)「あくまで個人的に? それで僕が納得するとでも?」
( ^ω^)「闇市が潰れたら、困るのは君達だけじゃないお」
ξ;゚听)ξ「……」
(´・ω・`)「外の正規のルートでも効率がよくなっているかもしれない。
そうなればお上は僕らを手早く潰すように動くと思うよ? 理由がなくなるんだから」
( ^ω^)「一刑士、それも就いてから二年のペーペーにそんな大役は与えられないお」
(´・ω・`)「単なるスケープゴートの可能性は否定できないな」
(;^ω^)「うーん……僕はクーの元パートナー、って意味を理解してもらえれば……」
この調子だとショボンは折れなさそうだし。
あまり言いたくはないけどこう言えば納得してもらえるはずだ。
(´・ω・`)「……ああ、そうだったね。忘れていたよ」
かさり、と持っていた小さな紙を握り潰し、身を翻したショボンは店の奥に消えていった。
こっち関係の事はツンの前では話さないようにしていたのだが、まあこの際、いいだろう。
916 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 05:29:45 発信元:124.146.174.16
しえん
ξ;゚听)ξ「あんたなに考えてんのよ!」
ちょっぴり安心したところで、ツンが小声で耳打ち。
何を焦っているのか知らないけれど、息が凄い耳にかかる。
( ^ω^)「え、闇市の人に情報提供を求めるためだお」
ξ゚听)ξ「あのね……暗黙の了解ってもんを知らないの?」
( ^ω^)「基本的に不干渉?」
ξ--)ξ「絶対的に不干渉よ、バカ。
そこで聞き込みもいいけどねえ、あっちに私達が刑士ってばれたらぶっ殺されるわよ」
(;^ω^)「なんと!」
ξ゚听)ξ「表面上はうちとあっちは冷戦状態なの。殴りこみに来たかと勘違いされるかも」
( ^ω^)「そりゃーねえ」
ξ゚听)ξ「だーかーらぁ……」
(´・ω・`)「お待たせ」
カウンターの奥からショボンが帰ってきた。両手にはやたら大きな黒い布を持っている。
そういえば、さっきすれ違った男の着ていたものと同じ色のような気もする。
(´・ω・`)「これ持って。中に入っている紙の場所に行けばそれっぽい誰かは居るはずだよ」
やけにあっさり教えてくれるのはどういう意図もないのだろうか。微妙に引っ掛かるなあ。
( ^ω^)「ていうかショボンは随分クーを信頼しているみたいだお」
(´・ω・`)「普段はちょっと変わっているけど、仕事は真面目だからね」
( ^ω^)「……まあいいお、助かるお!」
カウンター越しに布を受け取り、一枚をツンに手渡した。
その場で開いてみると、これは先程の男と同じもの?
白のラインが袖を周回している以外、他は全て黒の生地で作られている。
これを着て街を歩いていたなんて、あの男はかなりの強者だろう、精神的な意味で。
(´・ω・`)「くれぐれも気をつけて。何があっても責任は取れない」
( ^ω^)「その時はその時だお」
ξ゚听)ξ「アホね。アホよあんた」
( ^ω^)「ほら、さっさと行くお」
ξ--)ξ「………」
からん。
やることが決まればさっさと動くべきだろう。
殺人犯は今日にでも動く可能性があるのだから、先手を打てるなら打っておきたい。
仮に無駄足でも、それはそれでいいじゃないか。
( ^ω^)「にしてもこの布微妙に重いお……」
多分、無駄ではない筈だしね。
919 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 05:38:34 発信元:124.146.174.20
支援
んっ?
921 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 05:52:59 発信元:210.136.161.67
スレ埋まりそうだから2レスごとに支援したんだが足りなかったかな
ξ゚听)ξ「闇市行くのはいいけど、手かがりとかあてはあるの?」
黒い布を抱え、紙に書かれていた地図通りの道、倉庫街から少し外れた路地を歩く。
高い建物と建物の間はどうしてこう嫌な風が吹くのか。この辺は常に暗いからじめじめしているし。
手に持ったこれで風を防ごうとも思ったが、ツンは頑として着なさそうだから僕も着ない。
( ^ω^)「まあ、なくはないお」
「止まれ」
と、話していたらいきなり声を掛けられた。
( ^ω^)「え?」
(`・ω・´)「誰の遣いだ?」
( ^ω^)「いやいやショボン、足早すぎじゃないかお?」
(`・ω・´)「……」
何故かその場所にいたショボン。そして僕の声に何故か怪訝な顔を見せつけた。
そのまま僕らを見定めるように全身を視線が撫でる。これは一体どういうそういうアレの何なんだろう?
(`・ω・´)「……あいつの運び屋か。通れ」
微妙に声が低い、『闇っぽい』雰囲気でも出しているのか。
ξ゚听)ξ「この先はこれ着た方がいいんですか?」
(`・ω・´)「いや、それはこっちで預かる。貸せ」
923 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 06:03:50 発信元:124.146.174.8
シャキーンまで一時間
ξ゚听)ξっ「……ほら、行くわよ内藤」
( ^ω^)「マジかお」
ショボンに畳んで持っていたコートを奪われ、ツンにそのまま引っ張られた。
先は雑居ビルの変なとこについてる裏口だ。以前の入り口とは随分違うな。
ξ゚听)ξ「ねえ内藤、気付かなかったの?」
( ^ω^)「何に?」
ξ゚听)ξ「いまの人ショボンさんじゃないわよ」
( ^ω^)「あ、そうなの」
ξ゚听)ξ「リアクション薄いわね……」
戸を押しあけると中はすぐに、薄暗く幅の狭い下り階段になっていた。
おそらくここから地下に空間が広がるのだろうが、こんなつくりで耐震とかは大丈夫なのだろうか。
( ^ω^)「こっちには色んな人が居るし。ていうかツン、よく気付いたお」
ξ゚听)ξ「目元が違うわよ目元が。絶対アイツ過去に何人か殺してるわ」
( ^ω^)「じゃあボディチェックとかあったら僕ら死んでたんじゃないかお?」
ξ#--)ξ「……どこまで考え無しなのよ……………」
(;^ω^)「いや、あのね! 基本ボディチェック無いの僕知ってたからね? 頼むから怒らないで!」
925 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 06:07:08 発信元:210.153.84.67
シャキーンは良質だなシャキーンザナイトで省略されるのが悔しい
新聞は次スレ出来たらでいいや
支援
それからも、うーうー唸りながら僕に噛みついてきそうな圧力をかけ続けるツン。
しかもせっかくそれを無視してそこそこの距離を歩いてきたのに、なかなか人には会えなかった。
( ^ω^)「長いお……」
通路ならばどこかに行き当たるはずなのだが、どういう理屈かそこに辿りつけない。
ξ゚听)ξ「まだ?」
やがて歩を進める途中、背中の方から声がかかる。
ツンはもう怒っていないようで、いつもの調子で僕に問いをかけてくれた。
生憎答えは持ち合わせていないんだけど、それでまた機嫌損ねちゃうかな。
( ^ω^)「さぁ」
ξ#゚听)ξ「んー……ぁぁぁぁぁぁああああああああああ!!」
(;^ω^)「うるっさいお! 叫ぶなお!」
両手を伸ばしきれないほどの幅しかない、天井が微妙に高くある細長い道。
壁の手触りは金属のようなコンクリのような、それが理由かツンの声はものすごく響いた。
ξ#゚听)ξ「おかしいわ!! 遠近感が狂ってる!!」
(;^ω^)「そりゃ!! こんな暗い細道じゃ狂うに決まってるお!!」
文句交じりの叫び声の押収はおそらく十数分に渡って続いた。
その間も僕らは歩き続けていたのだが、どこにたどり着くこともなく。
「おい! 誰だ!」
なんと、途中で僕らの声に挟めるようにどこかから声がかかった。僕ら以外の人の声だ。
( ^ω^)「ちょっと荒巻に用があるんだお! 昼間は居るはずだお!」
とりあえずどこかに向かって叫ぶ。
なんとかこの窮屈から抜け出したい。
「………上だ! さっさと来い!」
( ^ω^)「上田?」
薄暗い中、しゅるりと上から紐のようなものが落ちてきた音がした気がする。
適当に空中を探してみると、何かが手にぶつかった。
( ^ω^)「縄梯子かお」
後ろのツンは眉間にしわを寄せたまま耳を塞いでいた。
手招きをして僕が先に昇ることをそれとなく伝えると、彼女はすぐに頷く。
( ^ω^)「んじゃ」
安全を確認した後に彼女を呼べばいいのだ。
僕は吊るされた縄梯子をひっつかみ、光が漏れている天井に向かう。
到達点には蓋のように張られた四角の黒い板。
重さはほとんどなく、軽々とそれは動かすことができた。
( ^ω^)「って……………あら?」
/ ,' 3「久しいな、内藤」
抜け出た部屋、その真正面、すぐそこに荒巻が居た。
というか、それ以外はごちゃごちゃしたものが置かれ、目を向ける必要性を感じなかった。
( ^ω^)「いやいや、ここお前の自室かお」
/ ,' 3「だってこの市場を仕切ってるのはワシだし……」
皮のソファに寝転がり、手前のテーブルに置かれている太った瓶の口をつつきながら荒巻は言った。
(;^ω^)「市場じゃなくね……? 汚い部屋じゃね……?」
見まわしてみても、黄色の壁に映える黒々とした鉄製の部品や、
ちょっと素人が手をつけたら大変なことになりそうな醤油さしなどしか置いていない。
どう見ても、僕が知っている荒巻の部屋だ。あと狭さと臭さも。
/ ,' 3「ああ……お前は知らないか……」
と言いながら、荒巻はソファの下に手を突っ込む。
パッと取り出したのが一枚の紙で、それはやたらホコリにまみれていた。
(;^ω^)「きったねえお……」
/ ,' 3「これ、商相連合の規制対策」
きったねえ紙を渡された。
同時に座ろうと思ったが、きったねえから座れなかった。
( ^ω^)っ紙「……ああ、バラで解体してやってるってことかお?」
929 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 06:21:45 発信元:210.153.84.165
支援
商相連合とは闇市を仕切ってる組織のことだ。
荒巻との関係を簡単に言えば、まあ、親会社と子会社みたいなもの。
( ^ω^)「っていうか、そんなことはどうでもいいんだお」
/ ,' 3「えぇ〜? 久しぶりに会ったのに冷たいぞっ☆」
突然、気持ちの悪い老け顔で、気持ちの悪いギャルのような声を出す荒巻。
こいつは声帯模写が得意で、どうせさっきの上からの声もほんのお遊びでやっていたのだろう。
( ^ω^)「殺人犯を追ってるんだお、知ってることはないかお?」
/ ,' 3「………知ってるが、お前の態度が気に入らない」
( ^ω^)「ゆるしてちょ」
/ ,' 3「………」
( ^ω^)「………」
/ ,' 3「仕方ないのぉ………」
今のどこにオッケーを出せたのだろうか。
( ^ω^)「どこまで知ってるんだお」
/ ,' 3「いや、普通に誰が殺ったか」
( ^ω^)「な……マジかお」
「ウォォォォォラアアアアァアァァァァァアァァァァァァ!!!!!」
と、丁度いいところでツンの叫び声が聞こえた。
多分ものすごい暴れている、暴れ猿のようなキーキー声が背後の床から響いてくるのだ。
(^ω^ )「………」
/ ,' 3「………」
( ^ω^)「で、誰だお」
/ ,' 3「モナーという男じゃ。なかなか狂った男でのう、うちの小売のお得意さんじゃよ」
そうか、だから荒巻は通報しないということか。
自分の命を取られる可能性は考慮していないのだろう。
彼はあくまで商売人、そこについては僕も責める気など一切ない。
( ^ω^)「そいつはなんで殺しを?」
/ ,' 3「そこまでは知らん。ちょっとキレた時に聞いただけじゃ」
少し厄介そうな気がしてきた。
さすがにまともな人間ではないようだ。
( ^ω^)「あ………お得意さんってことは……」
/ ,' 3「どうした?」
(;^ω^)「……ちょっと、ツンが心配だお」
すぐさま僕は後ろの出口に飛びこみ、固い地面に降り立った。
案の定ツンの姿は無く、どちらを向いても人の姿はない。
(;^ω^)「うわ、これやばいかも知れないお……」
立ちあがる時間も惜しい、足を無理に傾けながら、一気に床を蹴った。
階段は手から付き、倒立する形に伸びた体をばねのように縮め、力を一気に外の一点へと投げる。
体の調子は悪くない、外まで跳びはねる体は羽よりも軽い。大丈夫だ。
ξ#゚听)ξ「あ゛! なにやってたのよ!」
( ´∀`)「モナ?」
カエルのようにべたりと着地した先、じめじめした地面には三人。
ナイフを構えた男と、手が血だらけのまま叫ぶツン、さらに、さっきのショボンに似た男だ。
(;^ω^)「なにやってんだお!」
( ´∀`)「市場に刑士が居たから殺すとこだモナ、内藤」
( ^ω^)「ん?」
どうしてこいつは僕の名前を?
ξ#゚听)ξ「さっさと加勢しろぉぉぉぉぉぉ!」
ああそうだ、それよりもさっさと捕まえなくては。バッヂ、見えるかな?
( ^ω^)「ああ、渋沢担当室内藤執刑士、そこの変態をぱっと排除させてもらうお」
( ´∀`)「あれ? 内藤も刑士だったのかモナ?」
ツンに向かって小刻みにナイフを振り牽制しながら、彼は僕の方を向いた。
なにかベタベタとした印象を受ける奇妙な声だ。
( ^ω^)「語尾的に、お前がモナーかお」
( ´∀`)「どうして僕の名前を知ってるモナ?」
ξ><)ξ「うっ!」
ナイフの動きに気を取られていたツンの腹にモナーの踵がめり込んだ。
( ^ω^)「………(語尾的に……)」
( ´∀`)「まあいいモナ。刑士なら、殺すしかないモナ」
奴の胴が完全にこちらへ向いた。僕はその場でしゃがみ、靴を脱ぐ。
あそこからなら、だいたい三歩程度で奴は僕の射程範囲にかかる。
口調の粘着感とは裏腹に、力強くここへ向かう足。
予想より少しだけ早い……が、2、1――そこだ。
(`・ω・´)「早いな、なかなかやるじゃないか」
ξ;-听)ξ「いたたた」
僕が宙に浮く間に、腹を押さえて痛がるツンの様子と、口角を吊り上げる男の姿を確認した。
あと、視界の丁度真下に、ふらつくモナーの姿も。
( ∀ )「……っぎ?」
934 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 06:42:19 発信元:210.136.161.239
私営
935 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 06:42:37 発信元:124.146.174.74
しえん
( ^ω^)「っと、この感じ、素人かお?」
我が必殺のサマーソルトキックをモナーの顎に直撃させ、難なく着地した。
すぐに靴を履きなおし、爪先を詰める。
丁度、モナーが仰向けに倒れたのもその時だ。
ξ;゚听)ξ「んなわけないでしょ……私が止められなかったんだから」
手の出血を破いたシャツで止めながら、ツンがこちらに歩いてきた。
あれは大した怪我ではないし、彼女は本当に苦戦していたのだろうか。
( ^ω^)「それより、こいつ犯人だお」
ξ゚听)ξ「何の?」
( ^ω^)「連続殺人」
ξ゚听)ξ「あら」
( ^ω^)「うん」
ξ;゚听)ξ「あららららららららら!? じゃあ早く連行しま――」
/ ,' 3「駄目じゃよ、刑士が闇市の客を取るとでも?」
いつの間にか荒巻は僕の後ろで、ガラクタを抱えて声をかけてきていた。
これが商人の権利なんて、本当にずるいシステムだなあ、この街は。
( ^ω^)「それとこれとは別だお、そもそも君と僕は取引無しで情報をやり取りしたんだし」
937 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 06:51:52 発信元:124.146.174.74
待ちガイルか
(`・ω・´)「……それが事実なら、俺達は引きましょう、荒巻さん」
黙っていた彼が口を開いた。
公正な判断ができる人間が味方につくといいね、うん。
/ ,' 3「ワシも遊びで商売やってるわけじゃ……」
(`・ω・´)「駄々をこねると子供に見えますよ?」
/ ,' 3「実年齢はまだまだ子供じゃわい」
拗ねる彼の姿は、どう見ても老人のそれなのだが。
(`・ω・´)「いいでしょう、別に。どうせいつかは捕まるわけだ、なら今こうなったところで、ね」
( ^ω^)「……モナー次第では、君達も危険であるとは言っておくお」
(`・ω・´)「俺はいつでも医師の権利を行使することができるからな。関係が無いんだよ」
ああ、自分のことしか考えていないのか。だったら僕にも関係無いな。
ξ゚听)ξ「トラブらないなら早く連行しましょ、室長の肺が危ないわ」
裏は取れてないけれど、とりあえず傷害の現行犯であるうえに、一応執行妨害でしょっ引ける。
あの部屋がこれ以上ヤニ臭くなるのは嫌だから、さっさとモナーを連れていこう。
(^ω^ )「そうだ、荒ま」
また、あいつは居なくなっていた。
商人の指定範囲内の空間構成歪曲はどう考えてもチートだよ、やっぱり。
ξ゚听)ξ「室長! マル被を捕まえてまいりました!」
_、_
( ,_ノ` )「今時マル被なんて誰も言わんわ」
モナーを室長経由で上に引き渡した。僕らはあとは待ちの姿勢になるだろう。
そちらの聴取次第でこっちがどう動くかが決まるだろうし、とりあえずツンと二人で机の掃除を始めた。
結局、ここに詰まれた膨大な資料はほとんど意味がなかったような気がする。
そもそも、もっと早くから能動的に動いていればここまで被害が出なかったのかもしれない。
荒巻⇒モナーの直行コースなんて、単純過ぎて呆れてしまいそうだ。
確かに僕らが普段手を触れていい場所ではなかったのだが、割り切って行っていればなあ。
そうだ、ショボンにも後でお礼を言っておこう、あの場所を教えてもらったんだし。
うーん、連日徹夜になるのは避けられた、それだけは個人的に喜んでいてもいい、かな。
ξ゚听)ξ「……」
( ^ω^)「ん? どうしたんだお?」
掃除を適当に済ませると、ツンがボーっとしていたことに気付いた。
実際さっきまでは僕も似たような状態だったかもしれない。
あれは拍子抜け、というやつだろうか。
ξ゚听)ξ「……あいつの『得意なもの』って、何?」
( ^ω^)「殺人じゃないかお?」
ξ゚听)ξ「なんか納得いかない……そんな安易なものかしら?」
( ^ω^)「そんなこと言われても………」
そういえば、どうしてあいつは僕の名前を知っていたのだろうか。
ショボンあたりに聞いた? それとも荒巻から?
荒巻は僕の話をするとは思えない、彼と僕は特別親しいわけではないのだ。
というか、僕の姿を知っていたとはどういうことだろうか。
写真でも見たのか? どうして? 何のために?
(;^ω^)「なんか納得いかないお………」
ξ゚听)ξ「だいたいあれだけの犯行を一人で行える? 誰にも捕まらずに」
( ^ω^)「それは聴取でわかることだお、どうせ一人じゃない、お?」
一人じゃない、協力者。
待てよ、何か引っ掛かる。
ξ;゚听)ξ「いきなりなに難しい顔してるのよ……」
ツンだって、難しい顔で僕を見ていた。
その手の先には書類に埋もれていたのか、いろいろなものが転がっている。
使いきった化粧道具が主で、中でもポップなカラーの小瓶が目立っていた。
( ^ω^)「………」
941 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 07:13:58 発信元:124.146.174.16
しえ
('A`)「お前ら何唸ってんのよ」
( ^ω^)「あ、いたのかお」
(;'A`)「おいおいおい、俺は朝からデスクワークですよ?」
( ^ω^)「打ち込みゲロ早いからどうせ遊んでたんだお」
('A`)「あら、バレてら」
ξ゚听)ξ「いいわよねー、仕事に向いた特技ある人は」
('A`)「嫌味か? 悔しかったらアイドルにでもなればいいだろ」
ξ#゚听)ξ「うっわ、とんでもない皮肉を言うのねあんた……」
('A`)「褒めたつもりなんだが」
( ^ω^)「ツン的にはアウトらしいお」
('A`)「それよりよ、今日飲み行こうぜ?」
( ^ω^)「気が早いお……」
('A`)「大丈夫だって、明日はどうせ休日なんだ、飲みに行くこと自体は誰も責めねえよ」
ξ゚听)ξ「飲みに行くこと自体は、でしょ? 別にいいけど」
( ^ω^)「じゃあギコとしぃも誘うお」
振動音が聞こえる。
僕の頭の上からだ。
そうだ、寝ていたんだ、僕は。
ああ、喉がカラカラだ。
少し頭も重い。
飲み過ぎたのか。
しかし、振動音は止まない。
もうすこしすれば、留守録機能が作動するはずだ。
それまで耐えれば。
ぴー。
『内藤! 一体何時間寝てるのよ! また殺人が起きたの! 走ってきなさい!』
( −ω−)
( ゚ω゚) !
すぐさま僕は跳び上がり、着ていた皺だらけのスーツのまま電話を取った。
ツンの指定の場所、殺害現場はバーボンハウスだそうだ。
急がなくてはならない。
余計な思考よりも前に、僕は身体を走らせた。
944 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 07:21:18 発信元:210.136.161.73
子供が絆になるんだね。
今はまだ独りぼっちだけどいつか必ず味方をつくるんだ。
ξ゚听)ξ「いつまでも寝てんじゃないわよ」
( ^ω^)「悪かったお」
現場には既に捜査の手が入っていた。
普段見ていたあの店舗の姿は見る影もない。
( ^ω^)「これは爆弾かお?」
扉は存在すらせず、中は真っ黒な煤にまみれていた。
先日見た景色を想像できないほどに滅茶苦茶で、まるで台風が通り過ぎたかのような。
ξ゚听)ξ「そうよ」
( ^ω^)「それにしても、」
それにしても、こんなに目立つやり方を取るとはどういうことだ。
今までの殺人犯ではない? そもそもモナーはどうなった?
あのメッセージは? これほどの規模なら、目撃者が居るのでは?
ξ゚听)ξ「この件にモナーは関与していないわ」
( ^ω^)「現場のメッセージはあったかお?」
ξ゚听)ξ「無いわよ。それに、あなたを叩き起こしたのは事件のためじゃない」
( ^ω^)「どういうことだお」
ξ゚听)ξ「ついさっきまで逃走していた犯人のためと、この惨状を頭に入れさせるため」
僕はそのままツンに引っ張られ、普段は来ない取調室まで連れてこられた。
取り調べは本来、僕らの領分じゃないんだけど。
ξ゚听)ξ「座って」
( ^ω^)「お」
顎でパイプ椅子をしゃくるツン。
まるで僕が容疑者みたいじゃないか。
ξ゚听)ξ「これからギコが容疑者を連れてくるから、待ってて」
( ^ω^)「……わかったお」
どうも、僕はついていけていない。
一体ツンは、いや、彼女に限った話でもない。
別の部署の取り調べ室に来たのに、誰も僕を見なかった。
どういうつもりなのだろうか。
まだ重い頭には、思考の余地が無い。
(,,゚Д゚)「連れて来たぞゴラァ」
ギコがやってきた。
( ^ω^)「これは一体―――」
彼の後ろにいたのは、僕のよく知っている女。
そいつは僕の、薄汚れた探偵時代のパートナーだった。
947 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 07:32:10 発信元:210.136.161.69
し
川 ゚ -゚)「やぁ、内藤」
彼女の顔は相変わらずの無表情で、真っ直ぐに僕を見つめる。
ギコはそのまま静かに部屋を出ていき、残ったのは机を挟んだ僕とクーだけだ。
( ^ω^) ・・・
何を言えばいいのだろう。
川 ゚ -゚)「驚いたか?」
( ^ω^) ・・・
やはり頭が目に追いついていない。
川 ゚ -゚)「なんとか言ったらどうだ?」
( ^ω^) ・・・
クーが居る、ということは、クーがショボンを殺したのか。
それは、
( ^ω^)「どうして?」
川 ゚ -゚)「その質問、何について聞かれているのか私は判断に迷うんだが」
( ^ω^)「どうして、」
お前が?
川 ゚ -゚)「頭を働かせろ、あまりにも単純な話だ」
( ^ω^)「……仕事を変えたのかお?」
川 ゚ -゚)「それはある」
( ^ω^)「……愉快犯かお?」
川 ゚ -゚)「それもあるな、二人目からは」
クーが仕事で殺人をしていた、なんだ、そんな単純なことか。
だったら、それでいい。こうして捕まったんだ、これでこの件は終わりだろう。
川 ゚ -゚)「だが、それは本筋じゃない」
( ^ω^)「意味がわからないお」
川 ゚ -゚)「私は、お前のために人を殺してきたんだよ」
( ^ω^) ・・・
まったく意味がわからない。
僕の捉え方に問題があるのか。
生憎だが、僕は誰かが死んで得するような職には就いていない。
( ^ω^)「全く、意味がわからないお」
川 ゚ -゚)「私は、お前を愛しているんだ」
僕は、殺人犯は御免だよ。
950 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 07:41:24 発信元:210.153.86.142
え
( ^ω^) ・・・
川 ゚ -゚)「なぜお前がここに呼ばれたかわかるか?」
( ^ω^)「見当も」
川 ゚ -゚)「私がそちらに条件を出したんだ。『私が君達に協力する』と」
( ^ω^)「……」
川 ゚ -゚)「『彼がこの事件の主犯である証拠をあぶり出すから、話をさせろ』と」
彼女は、何を馬鹿なことを言っているのだろうか。
( ^ω^)「僕と話す口実かお」
川 ゚ -゚)「そうだ。そう言っておけば、形だけでも彼らは私とお前を話をさせなければならなくなる」
( ^ω^)「この前ショボンの店で会ったじゃないかお、あそこに通っていればそのうち――」
川 ゚ -゚)「私はお前にメッセージを送っていたのに、お前は気付かなかった」
( ^ω^) ・・・
こいつは、何を馬鹿なことを言っているのだろうか。
川 ゚ -゚)「お前に私を止めて欲しかった。殺人衝動に駆られた私を、お前の手で。
パートナーであるお前なら、私は殺されたって構わなかった。だから殺した。
たくさん殺した。いつか私がお前に殺された反動が甘美なものになるように、
いろんな死に方を試した。どんな風に殺されてもいいから、ただ、私は、」
( ^ω^)「お前はもう、僕のパートナーじゃないお」
川 ゚ -゚)「違う、私の本来のパートナーはお前だけ、お前の本来のパートナーは私だけ。
だから私をわかってくれると思った。お前なら私の痛む心を理解してくれると思った。
これは独りよがりではない私たちの共通認識だろう。違うか? 違わないだろう?」
( ^ω^)「違うお、そもそも僕にとってパートナーというものは、個人を指すものじゃないお」
川 ゚ -゚)「二人で決めたじゃないか、同じ香りをパートナーの証にしようと。
それを私は他の男でも試したのに、お前とは全然違う。
やはりお前しかいなかったんだ。一人目を殺した時、私は思ったよ」
もう完全に話が通じないじゃないか。
こいつはさしずめ、初めての殺人の依頼を受けて罪悪感に潰れてしまったのだろう。
その時にすがるもの、自分を支えるものが僕だったのは、きっとたまたまだ。
( ^ω^)「お前の言い分はわかったお。でも、どうして知り合いのショボンまで殺したんだお」
川 ゚ -゚)「わからない」
( ^ω^)「……そうかお」
このまま話しても、得られるものはおそらく何もない。
( ^ω^)「…………ギコ、もうこいつと話すことは何も無いお」
戸の裏にいるであろうギコに声をかける。
もうこいつと話す必要なんてないのだ。
ただの気狂いの犯行に意味なんてないのだ。
こいつの言葉を理解する価値なんて、存在しないのだ。
953 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 08:02:08 発信元:124.146.174.69
ん
ξ゚听)ξ「おかえり」
( ^ω^)「……」
取調室からギコと帰ってくると、ツン達がコーヒーを飲んでいた。
('A`)「お前、大丈夫か?」
大丈夫、二日酔いが酷いだけなんだ。
( ^ω^)「お」
('A`)「顔色滅茶苦茶悪いぞ……」
ああやって、いつも彼女は僕を困らせて、意味不明な行動をして。
全然理解できない、面白い奴だと思っていたのに。
( ^ω^)「大丈夫だお」
そう思っていたのに。
ξ゚听)ξ「内藤?」
( ^ω^)「疲れてるだけだお」
('A`)「ふぅ……あー、探偵の権利はこれから剥奪されるかもな」
( ^ω^)「いかなる場所でも捜査することのできる権利、かお。あんなの、本当なら必要が無いのに」
('A`)「そもそも、街の権利体制がまだ確立されていないしなぁ」
_、_
( ,_ノ` )「内藤」
( ^ω^)「なんですお?」
_、_
( ,_ノ` )「今日は帰れ」
( ^ω^)「でも……」
_、_
( ,_ノ` )「おいおい、お前は上司にまで気を遣わせるのか?」
そんなつもりは毛頭ないのだけど、
こんな言い方をされては、僕もどうすることもできないじゃないか。
ξ゚听)ξ「あとで部屋行ってあげるから、帰りなさいよ」
ツンの言葉に黙って頷くことしかできないのは、何故なんだろうか。
そのまま僕は家のアパートまで歩いて帰り、手を洗って、
ずっと着替えていないスーツでベッドに潜った。
( ^ω^) ・・・
ああ、気持ちが悪い。
本当に、気持ちが悪い。
いつの間にか僕のまぶたは開かなくなっていて、
僕が意識を飛ばす寸前なんて、もう、よくわからない。
956 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 08:07:12 発信元:124.146.174.69
しえん
ξ゚听)ξ「ああ、起きたのね」
( −ω−)「あ……」
ツンの声だ。
ああ、なぜだか安心する。
理由なんてもう、考える必要なんてないじゃないか。
ξ;゚听)ξ「え、ちょっと、どうしたの?」
( ω )「少しでいいから、こうさせて欲しいお」
僕は反射的に、彼女に抱きついていた。
考える頭を投げ捨てたい。もうこのまま、嫌なことは全部忘れていたい。
ξ゚听)ξ「……」
( ω ) ・・・
ξ゚听)ξ「大変だったね、内藤」
( ω )「ツン」
ξ゚听)ξ「なに?」
( ω )「ありがとうだお」
ξ゚听)ξ「……気にしないでよ。私達、パートナーじゃない」
その言葉は今の僕にとって随分、重い意味を持っているような気がした。
( ω )「パートナーって、なんなんだお」
ξ゚ー゚)ξ「え? だからそりゃー私よ、私」
体を離した僕の目の前では、ツンが胸を張って笑っていた。
それがどういう意味なのか、僕にはまだ理解できそうにない。
しかし誇らしげなその表情は柔らかく、安心感を与えてくれているのは事実であるといえる。
(*^ω^)「ぷっ」
ξ゚听)ξ「えー? なに噴き出してんのよ」
(*^ω^)「なんでもないお」
ξ--)ξ「ったくもー……」
だったら今ぐらいは。
この温もりに、甘えてしまっても。
( ^ω^)は理解に苦しむようです おわり
総合お題より、
285 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/01/16(土) 01:26:57.83 ID:u5shXcXG0
元・探偵
286 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/01/16(土) 01:28:17.32 ID:AU4bbDeH0
サーマーソルトキック
こんなクソ時間に支援とかありがとうございました
あー疲れた
なんかあったらどうぞ
960 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 08:16:23 発信元:124.146.175.77
乙でした
削ったせいもあるんだろうけど、説明と描写が不足かと思う。最後が唐突に感じた
961 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 08:17:37 発信元:124.146.175.77
サマソで靴脱いだのはなぜ?
シャキンは医者なの?
963 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 08:28:20 発信元:124.146.174.73
なるほど。そういう部分で説明不足かなと思った、あれ?って思ったので
乙
乙、続きが読みたくなるぜ
966 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 11:10:27 発信元:219.125.148.89
乙
次スレの季節か
もうちょっと早めに次スレのテンプレとかどれで行くかの結論とか方向性話しとくべきだったか
向こうの総合との差異(規制緩い時の)とかも
967 :
1:2010/02/11(木) 11:30:43 発信元:121.2.98.95
◆ブーン系小説とは?
一行アスキーアートと地の文を併用したVIP発の読み物、創作物のことです。
2005年から始まり、今日まで様々な素晴らしい作品が生まれていきました。
お勧めの作品紹介も受け付けております。シベリアの方々も、ぜひお立ち寄りください。
| _____ | <`/>'^ヾヘ/> サムイワネ ココ
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| | {三} ((ノ、`'ノ))}.
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |ヽ .{ニ}ゝd *゚听) [,|,,,★,,|] ダオダオ
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| オイシイ? ヽ リ (__]っ l: .>つ ( ^ω^)
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| [,|,,,★,,|]. |\ \ .</_i\,__(__つ/ ̄ ̄ ̄/ i\
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| (´・ω・`) |.::..:\ \ |\i\ \/___/ .\|\i
| |.::,.:-一;:、 ::.:..| ( つロO) . |.::..:..:..:\ \. |\| ̄\ \,|
 ̄ ̄ \ ̄ ̄ ̄ミ;;:;,. _,.;:゙ミ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .\ | ̄ | `┰―― liニニi―┰|
____\___川川 ゚)_______________\ ┃ |\|__| ┃
────|__ l _つ[_]______________| | |
.::..:..:..::::..:..::.:..| (,, ヽ. .___ ___ |
.::..:..:..::::..:..::.:..| └┬┬┘_,) └┬┬┘ └┬┬┘ . | [★] ヒャー キセイヤー
.::..:..:..::::..:..::.:  ̄ ̄ └┘ ̄ ̄ ̄ └┘ ̄ ̄ ̄ └┘ ̄ ̄ ('A`)
タマニハシベリアモイイモンダ (< ≡≡≡スイー
のんびりブーン系について語ったり、規制の避難地に。
ここ、シベリアでブーン系を楽しむのはいかがですか?
前スレ ブーン小説避難所inシベリア板 のようです
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1265292624/
968 :
2:2010/02/11(木) 11:33:51 発信元:121.2.98.95
◆シベリアの住民さんへ
ブーン系小説の勝手がよく分らない、という方はこちらなどどうぞ↓
ttp://gyokutonoyume.blog116.fc2.com/blog-entry-2718.html ◆ブーン系の住民さんへ
こちらはブーン系スレの避難所となります。VIPとは違うルールがあるので、ご確認を。
・単発スレ、連載スレなどはシベリアでは 絶 対 立てないようにしてください。
立てるようなバッボーイには、こちらへ誘導するとともに削除依頼を出しましょう。
・スレ進行は、作品投下以外なるべくsageでお願いします。
・さるさんがvip同様存在しますので、投下時には充分ご注意ください。
・保守はほとんど必要ありません。
969 :
2にプラス:2010/02/11(木) 11:37:25 発信元:121.2.98.95
注意事項
・1レスは30行まで
・ここに投下する短編は30レス以内が目安です。
・それよりも多い場合は、なるべく後続の投下者に迷惑の掛からないような時間帯にお願いします。
作者様へ
・このスレに限って作者からの批評依頼を受け付けています。ただし、投下中は依頼を控えて下さい
またイタズラ防止のためトリップをつけるようにしてください。
短編作者様へ
・投下する際に名前欄かメール欄を作品名にして投下してる本人を分かり易くし、まとめサイトさんがまとめやすいようにしましょう
・貰ったお題で投下した際には、安価でお題の紹介ではなくお題そのものを書き込むようにしてください。
・改行等々を有効に使って、読みやすい(見やすい)文を心がけましょう
・AAテストはメモ帳のフォントを変えるなどしてテストのためだけに書き込むのは控えましょう
皆様にお願いごと
・ここは避難所兼案内所ですが、質問する前にまず自分で調べよう
・あくまで練習が本旨です。投下が始まったら他の話題中でもなるべく控えて、支援に回りましょう
あとは
>>5のQ&A、まとめサイト、AAテンプレとかかな、と思ったり
なんか改善の余地アリアリですね
このスレが好きで
>>1からずっと読んでいます
次スレも楽しみです
提案です
シベリア民はシベリアを避難所としてのみ使われる事を非常に嫌います
せめて次スレは、スレタイから「避難所」の文字をなくして下さい
なるほどー、了解です。
500辺りで色々な案があったから使いたいね。
考えてみると確かに失礼な名前だったな
とすると、次スレは「ブーン小説スレのようです」とかがいいかな?
( ^ω^)ブーンがシベリアで切磋琢磨したいようです
( ^ω^)ブーン系小説シベリア支社のようです
ようです付ける意味あるのかはわからんがw
シベリア民に興味持ってもらえるような感じがいいな
減速推奨の予感
テンプレートはとりあえず「ブーン小説」じゃなくて「ブーン系小説・イラスト」にしてくだちい
977 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 13:40:59 発信元:124.146.174.10
ブーン系小説読み物イラスト練習&総合案内所のようです
がもともとの名前だっけか
sage忘れたorz
今は主体である小説だけの方が混乱しないとは思うがな。
要点はまとまっているので>968辺りのテンプレをいじるくらいかな。
シベリアンの方々にも愛されるように、さくさく案内するのが良いよね。
そういえば、AAテンプレをリンク飛ばしてたことがあったじゃない。
残念ながら変化が受け入れられず叩く人がいたけど。
あれって携帯からもコピペできる形式の場所になら、省スペースで見やすくなると思うんだ。
テンプレ長すぎると見づらくなるからさ。
あとはしたらば避難所含む他板への投下開始宣言許可とかかな。
新規の参加者さん達にもVIPやしたらばの投下をお知らせする意味で。
見ない人はVIP見ないしね。
スレタイ案は「( ^ω^)系小説・イラスト案内所、北方戦線のようです」を出しておく。
981 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 13:45:11 発信元:210.153.84.79
シベリア支店?
( ^ω^)ブーンがシベリアで切磋琢磨したいようです
↑個人的にこれ好きです
シベリアで切磋琢磨という言葉が、(このスレも)シベリアになじもうと努力してます・・・と感じられて
(あくまで個人的感想ですよー)
あと20レスもない状態じゃ総意は取れそうもないな
inシベリア【新規歓迎】←みたいなのがあったほうが入り易いかな、と思う
【シベリアン歓迎】とか
イラストとか案内をスレタイに入れるとややこしくなりそうだなぁ
シベリアとかは正直要らないと思う
inシベリアなんて言われなくても分かるだろうし
ちょっと自意識過剰すぎじゃねお前ら
vipだから仕方ないけど、あんまり恥ずかしいことしないでくれ
流れもそこまで早くないし、スレ立てちゃっていいかな?
タイトル
>>982くらいでいこうかと思うんだが
自意識過剰にもなるさ。
VIPの一過的規制でシベリア民からすれば一気に邪魔なのが増えてるわけだしな。
仲良くやるための道を話すのは、恥ずかしいともなんとも思わん。
次そろそろもう立てちゃってくださいな。
991 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 15:37:50 発信元:121.2.98.95
うめうめ
梅
次スレの
>>1 お疲れさまです
シベリアンへのテンプレ内容に感激です
新スレも楽しみです
うめ
そういえばシベリア新聞社に広告依頼って勝手に出していいの?
いま日本の最高権力者は薩長連合(鹿児島県、山口県)の田舎侍たちです。日本はいまだに武家社会です。
◆坂本龍馬は日本をいまも破壊しているテロリスト薩長連合の工作員だっただけの者です。
◆織田信長の時代から戊辰戦争まで、鉄砲隊のガンパウダーはガンパウダー1樽につき、
日本人の若い娘50人を海外に売ることで調達していました。 ◆自殺者3万人(実際は8万とも)は薩長連合が原因です。
◆明治維新テロは薩長連合が海外の貴族やユダヤから金を借り(年利18%)て起こした国家転覆テロ。
◆総理大臣、大蔵大臣、外務大臣や公安、警察、自衛隊の歴代トップは鹿児島県、山口県、
高知県、佐賀県、 長崎県出身者ばかりです。 公務員は薩長連合の使用人です。 公務員は国民を支配する道具。
国策捜査は薩長連合やアメリカのための捜査です。◆日本経団連の企業は明治以前からの支配階級の
関係者が興したものばかり。◆アメリカを代表する洗脳の専門家アーネスト・ヒルガードは戦後来日して
「戦後日本の教育の非軍事化」のために働き、スタンフォード大学からその功績を讃えられます。
鳩山由紀夫もスタンフォード大学卒業です。洗脳はいまも続いています。 ・薩長連合は株式会社ゆうちょ銀行の
郵便貯金を海外の貴族やユダヤに差し出そうとしている。 ◆アメリカ財務省証券購入で日本人は
毎年アメリカに30兆円以上差し出している。◆日本人が貯蓄した金が海外にいき、信用創造で
1000倍になりそれで日本の土地が買われる。 日本は破産し、IMF管理下でも 薩長連合は
安泰で国民はIMFに感謝するように洗脳される。 (参考:洗脳支配 苫米地英人 株式会社ビジネス社)
日本の政治家には朝鮮人の疑いのある人たちがいます。安★部、小★泉、菅★、小★沢。
2ちゃんねるはトウ一きょう会が運営してIP集めや、自作自演して洗脳工作する場です。
http://jb★bs.li★vedo★or.jp/b★bs/re★ad.c★gi/ne★ws/2092/11★94947★143/
薩長連合は戦争やシベリア抑留で日本人の抵抗勢力を殺したのか。戦争は自国民を殺すためにも使われる。
薩長連合のために警察がインターネット規制をする。今年の春から東京では匿名でネットカフェから情報を発信できなくなる。
情報遮断、ネット情報遮断、ネット検閲は戦後の洗脳と同じやり口。薩長連合は日本人ではない。w
>>995 シベリア新聞社は公共機関なので勝手に広告を出しても大丈夫です
新聞社にこのスレの取材をお願いして広告を書いてもらう方法と、自分で広告文を書いて載せる方法があります
ただ、現在シベリア新聞社さんは記者不足なようなので、自分で広告文を書いた方が早いと思います
梅
1000 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2010/02/11(木) 17:02:43 発信元:121.119.213.65
みんなしあわせ
1001 :
1001:
i・'"'',━' '・"'"''` ━''`'・" ''"・'`',"、''・''"`;, ' 。 ο
ο,.┃ SiberiaRailway. ,. ;: 終着駅についても旅はまだ続く…
┃ ο 。 ゚ ο ┃ ο ο 。
┃o Сибирь ;: o ,.:-一;:、 ,.
┃ ο 。 ο ,. i: 。 ミ;;:;,. _,.;:゙ミ 'ο 。 ゚
┠──────────────‐; , r( ´・ω・) o
┃←1001 o ゚ 。 1→ ;; ツィー=ニ彡' ο
。┣━━━━━━━━━━━━━━・i 〜'l つとノ ,. ゚
,, ._.┃_,,_o, __ _ ,_ .,.。゚. _ , __ο_. ,_ ;|!, ..,,:;;;u‐―u' __ _ , .,._,o ,、,. , _.,,
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http://anchorage.2ch.net/siberia/ ' :' ': : ' ;: