シベリア創作サロン

漫画、イラスト、小説、シナリオ、DTM、プログラム、ゲーム開発
創作に関わる方たちの談話室です。
規制されて住み着いている板に書き込めない人はいらっしゃい。
創作についてお話ししましょう。パソコンパーツの話とか、少し脱線しても構いません。
また、創作物の発表もご自由にどうぞ。

＊注意
シベリア板の秩序は皆さんの良心で保たれています。
書き込む際は良心を持って臨みましょう。

シナリオを書いていますが締め切りに戦々恐々としています。
はやく漫画が書きたいです。

代理で立てますた(`･ω･´)

より対象範囲の広いスレが出来てよかったです。自分はそろそろ限界なので
このスレの発展に期待します。１さん頑張れ。

最初のうちは認知度低いから、当分はこのスレ低空飛行が続くな。
まぁでも発展するでしょう・・・。

それでは

アニメとかゲーム作りたいなぁ

>>6
本気でやろうと思ったら死ぬよ

なんつーか、こう書き込みがないと謝りたくなる

ゲームのシナリオ書いてるけど、クライマックスの一歩手前でモチベーションが尽きてる
どうしたものか……

>>9
うんこして風呂入っておもしろい映画でも観る
といいかもしれない
自分の場合モチベだけはわくよー

こっちもあげ　がんばれこのスレ

早くクリスマス用のブツを仕上げないと。

ちゃんと季節モノの作品や企画をしっかりこなしている人ってすごいよね

>>12
モチベーションに左右されずに、きっちり仕事上げられる人は尊敬する

プロの仕事、そう、でも自分はアマチュアの域から出ていないので、プロの
仕事は参考にしますです。

規制って本当にいやね……

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,. -――- 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／し,　/　　 　_>.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ { ＼ﾚ/,二＾ﾆ′,ﾊ　今日もまた　苦しい戦いが終わった・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|'>`ー',' ヽ.＿,ノ　ヽ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|^ｰ'⌒l＾へ〜っ_と',!　　　だが　まだ悪のアベックたちが
　　　　　　＿＿ 　　　　　　　　　　　　! u'　 |　　　　　　/ 　　　　全滅したわけではない・・・
　　/´￣ 　 　 　 `!　　 　 　　 　 　　　ヽ　　| 　 u'　 , ｲ
　 ｜　 ｀にこ匸'_ﾉ　　　　　　　　　　　　|＼_!__.. -'/ /｜
　 ﾉ　u 　{　 　 　 　 　 　 　　　　 _.. -―| :{　　　,/ / 　 ＼
. /　l 　　｜　＿＿ 　／￣￣｀>'´　　　ノ' 　　　´　{､ 　　　＼　　　　　もてない男のため
/ |/　　 　 {'´　　　 ｀ヽ.　"￣＼ U　｀ヽ.　 　 __,,..　-‐丶　u 　ヽ　　 明日も戦え　宮本幸弘
| /　ヾ､..　 }　 　 　 u'　〉､ 　　　}　　　　`ｰ''´　　／´￣ ｀ヽ '"￣＼
! :}　　)「` ﾉ、　　　　 ノ　l＼"´_,,ﾆ=-― <´　 ヽ{　 ノ（　　　`、　　｜いや・・・しっとマスク！！
l　 　､_,／ｊ　`ー一''"　　 },　 ﾉ ,　 '''''""　 ＼ 　 ヽ ⌒ヾ　 　 　 v　 |
ヽ　　　＿ 　　　　　　　 / 　 } {. { l ┌ｎ‐く　 ヽ／　``＼ 　 　 　 　ﾉ
　 ｀¨´　 　 ｀¨¨¨¨´￣`{ 0 　｀'^┴'ｰ┘|ヾ　 　 }、　u' 　 `　 --‐r'′

今年もいい創作をしてください

　　　　　　　　　　　　　 　　 _,.. ----　.._
　　　　　　　　　　　　　　,. '"　　　　　　　｀丶、
　　　　　　　　　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　` ､
　　　 　 　 　 　 ,..-‐/　　　 ...:　 ,ｨ 　,.ｉ .∧　,　 　ヽ.
.　 　 　　　　　,:'　　.l　.::;',. :::;/..://:: /,':/　 ', l､ .i　　ヽ
. 　 　 　 　　 ,'　　..::| .::;',' :;:','フ'７フ''7/　　 ',.ﾄ',_|,　, ',.',
　　　　　　　,' 　 .::::::!'''l/!:;'／　/'ﾞ　 /　 　 　'! ﾞ;:|:､.|､| 'l
. 　 　 　 　 ,'. 　.:::::::{　ｌ'.l/　　､_　　_,.　　　　　　'l/',|.';|
　　　　　 　ｌ　 :::::::::::';、ヾ　 　　 ￣　　 　 `‐-‐'/! ';. '
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　　　　　　 | ::::::::／　　　＼　　　　､＿,　_.,.,_　ﾉ:::　!　　　運営全員死にますように、、
　　　　　　 |::::／. 　　　　_rl｀': ､_　 　 　///;ﾄ,ﾞ;:::::./
..　　　　　　`´　　　　　 /＼＼　 `i;┬:////ﾞlﾞl ヾ/　　　　
　 　 　 　 　 　 　 　 ,.:く::::::::`:､＼　〉lﾞ:l 　/　!.|
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　　 　 　 　 　 !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾞ､:.::／:.:.:.:.:.:.ヽ, /　,!:.:`､

サロンなのに人KONEEEEEE
志望スレとか絵練習スレはけっこう人いるみたいだけど

とりあえず>>1に当てはまる奴出てこいや！(高田延彦風に)

>>18
後発だから
でも、志望スレの現スレが終わったらこのスレに移行しそう

>>19
そうですね、自分志望の３は立てる予定ないので、サロンに移行するように
手配しましょうか。もしくは誰か有志に志望スレの３が立つか？わかんないですけど
自分は身を引きますよ、はい。

そっかー
でも自分はぬるく趣味でやってる程度だから、
志してる人相手では申し訳ないなあ

>>21
いや自分も目先の変わった趣味で小説始めたんですけど、あまり作家志望
って強烈な意思は持ってないですよ(^^;
でも、志望スレ立てて牽引してるうちにいろいろな意見をもらったんだけど
凹みました(^^;で、志望の3は立てないで、代わりにプラモデル関連のスレ
立てたいんです。もし志望の３を立てるなら誰か有志にやってもらおうと
思ってます。ここのサロンに移行併合してしまうのが一番いいかな、って
思います。

じゃもうしばらくしたら人が来るかな

多趣味でいいですね＞プラモデル

>>23
分裂気質なんで、いろいろやりますが、しばらくモノつくりの完成の醍醐味
を味わってないですね。仕事が忙しくて休日はぐったりしちゃう。小説の締め切りも
プレッシャーだったし、絵の締め切りもプレッシャーだったんですけど、疲れたなぁ
創作するの・・・って感じです。そうゆうわけで自分で立てた志望スレには
あまり参加してない最近は、ですね。ですので、志望スレ２が1000に到達するまでは
じっくり待ってみてください。

なんかお疲れのようで…休むことも必要だよね
つーか小説も絵も両方できるとかすげえ！

わかりますたー、気長に待つです

やる夫スレ、シベリアでやりたいなー
外部板だとネットウォッチが酷いのよ

んー本とはイラストレータ志望だったんだけど、ひょんなことから小説書き始めて
でもやっぱり小説難しいですよ。絵よりも道具も要らないし、忙しい中でも
エディタがあれば出来るから、最近は絵より小説に比重が移ってますが、それも
ストップです。転職の準備とか、将来への不安とかいろいろあって創作に集中できないので。
ま、そういう半端な人ですので、半端なりな身の振りかた考え中です。

空想妄想したことは数あれどそれを形に残したことはあんまりないな
いつもアイデアだけ浮かんでは消えていく

>>28
アイデアがあったらメモって置くといいですよ。自分も7年前に思いついた
マンガのネタを今ライトノベルにしています。結構ウケがいいので、書きました。
まだ途中で止まってるけど。将来なにかきっかけで創作始める時役に立ちますよ。

VIPの文才無いけどスレのお題って適当すぎて悪意を感じる

VIPってなぜか絵や文をうｐするスレが割とあるみたいだね
まあ場所柄適当さはしょうがないんじゃなかろうか

自分にはシナリオよりもスクリプティングの方が向いてるのではなかろうか？　
と思いつつゲーム開発してる。

文章+αで出来ること持ってると、片方が詰まった時に気分転換出来ていいね。
そのうち絵も書けるようになりたいが

色々こなせる人は素直に尊敬する

絵は上手い人はすぐ上達するからなー
3ヵ月前に描き始めました＾＾とか言って
すごくきれいな絵を披露してくるから困る

>>32も鉛筆走らせてみたらウマーな人種かもしれんねｗ

鉛筆よりもデジタル環境に慣れちゃって……
で、何故かは知らないけど絵を描く気が起きない。
真にやる気がないとペンを引くことすら儘ならぬ。
誰か俺の脳みそを詰め替えてくれ

デジタルいいじゃない、紙も無駄使いしなくてすむし。
気の向くままに描いてると描きかけの紙がかさばって大変ですよ
やる気に関しては自分もどうしていいかﾜｶﾝﾈ('∀`)ﾊﾊﾊﾊ

絵描き友達とかホスィ…

文書き友達なんて文学部にでも入らんと作れんのだろうな……

狐ポ下さい→ttp://pprof.ula.cc/gpi/

[―{}@{}@{}-]:030934b4d515906e6a9c6568626b5e5e

止めて欲しい？だがお断りします（ ﾟωﾟ ）

このスレもてこ入れしないとな。もうちょっと待っててね、みなさん
そうだ、一応創作の結果です。
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=blueirisr8
で桜花物語という小説書いてます、よろしくねー

（`・ω・´）

http://imepita.jp/20100123/637950

>>39
ぱんだかわいいなｗ

(｀ω´;)

http://imepita.jp/20100123/775150

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冬こそ創作の季節

そうなのｗｗｗ？
まあ寒いしね。家にこもってもくもく作業するのには向いてるね

最近簡単なノベルゲーでも作ってみようと思ってます
子供の頃からRPGツクールとかやっても結局未完成に終わっていたので
一個ぐらいちゃんとしたものを作りたい。がんばるぞー

あるある、俺もいつも未完成
短編作るぞ！と思っても妄想が蔓延って長編化するし…

頑張ってー

お勧めの小説投稿サイトってどこですか？

ラノ研くらいしか知らん

あと、小説家になろうも。

素朴な疑問ですが、皆さん作品書く際のキッカケはあります？
俺は頭に何かのシーンが浮かんでそれ目指して書くか、世間や既存作品への皮肉を思いついて書き始めます。

http://imepita.jp/20100208/148110

>>49
最近はYOUTUBEで昔のアニメや音楽見てると、作品の着想を得ることが多い。
昔、多感だったころの記憶がよみがえり、あの時の感動を今度は送り手として
やってみたいって思うことがおおい。めぞん一刻、キャンディーズ、海のトリトン
など、うーんやってみたい

>>49
そのパターンと、他人の作品を見て感化されて妄想が溢れ出すパターンがある



後者の方が比率高いし、パクリっぽくなっちゃうのよさね…(´･ω･｀)

パターン二つ書いてあったわ
何かのシーンが浮かんで、の方ね

なるほど、>>51みたいな着想もありますか

>>52
皮肉するつもりがパクリになるパターンはあるかも。皮肉も感化した形の一つなわけだし、注意が必要ですね

そーなのかー

>>50
かわいいな
ほっぺたやわらかそう

創作できるひとはすごい
ほんと何も思い浮かばない

>>57
しょせん心のゲロですからｗ
妄想をちょっと小奇麗にしただけだよ。

>>57
妄想を形にするだけじゃなく、体験した事を誇張して書くのもある
思い浮べるのも大切だが、何より表現方法が重要

妄想が思い浮かぶことも
それを外部に向かって何らかの方法で表現できることもすごい

ふと思い返したけど、物心ついた頃には妄想してたな。
買ってもらったおもちゃや人形で頭の中でストーリー作って遊んだり、カードゲームでも似たようなことしたわ。
別にインドアってわけじゃなかったけど一人遊びが好きで、きっかけみたいなのはなく気付いたら妄想癖もってたわな。

オレは妄想は高校生の頃から。吾妻ひでおのマンガにはまって、オタクだったな
２０代の頃統合失調症のケがあって、それでも何とか生きてきた。今はいい薬が
あるので、普段の生活に支障は出ていない。大分安定してきた。ようやく自分の
思ったような創作活動ができるようになるかなって思うけど、１０代２０代の
頃の妄想力は今は無いかも。でもやってみる。

妄想とかガキの頃から無意識にやってるだろ
玩具を使っての一人遊びとかもその類いなわけだし

４月のＭＷ大賞向けの第一稿でけた。１ヶ月かけて推敲します。
去年の１０月から書き始めて、大したページ数でもないのに長期の出向とかで
なかなか進まずイラついてたけどこれで一安心。

あらかじめプロットまとめといて良かったｗｗｗｗｗ

漫画の練習方法について質問してもいいですか？

小説書いてる奴に質問だけど、一作品(中編か長編)を作るのに何ヵ月くらいかかる？
その中でプロット、下書き、推敲、それぞれにかける時間もききたい。

>>65
聞きたいなら聞けばいい。俺は分からんが、いずれ人が来るだろうさ。

>>66
エターナラーの俺だが答える
電撃に投稿した作品は約五ヶ月。かなりの遅筆だ
ちなみにプロットは一、二週間。執筆三ヶ月、推敲は一週間。ただし、執筆から推敲に移行する際は最低でも二週間空ける

プロットは早く出来るが、執筆が遅くて困る

>>66
時間で答えると100枚の作品なら100時間位で書けます。

ここは、小説書きさんが多いのですね。
私はイラスト描きなのですが、ここにいてもいいのかしら？！

>>69
なんでもありみたいですよ。
シベリアには絵スレもあるのでお好きな方をどうぞ。

おい、ぬるく絵を練習しながら雑談するぞ in シベリアpart12
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1265965060/
シベリア絵画教室2
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1264160295/

>>62
いつの間にかあっちのスレ埋まっていましたね。
卒業なんて言わずにたまに覗いてください！
もしもし規制で始めて知り合えた名無しより。

>>71
あたたかい言葉ありがとう、でも、どうしよう、たまには覗きますか

>>72
ええ是非お願いします。
２ちゃんねるには２ちゃんねるの良さもありますし、近況報告とかでもいいんで宜しくお願いします。

>>73
うーん、わかりました。

>>72
はい待ってます！！

>>75
そうだね、でも、基本的に名無しさんより記名のコミュニケーションに
重点をおきたいから、メールくれるとありがたい。２ｃｈはそろそろ衰退
に向かうんじゃないかって言ってる人もいるし。沈む船からはねずみは
逃げ出すから、自分はねずみかもね。２ｃｈで詰まったならメールください。
メールはこのスレにリンク貼ってあるところから探してみて送ってください。
いろんなところ紹介します。それじゃ・・・

>>76
そうですか。了解しました。詰まったら考えます。

>>77
メールアドレス、ちょっと不親切だったかも知れないので、分かりやすく
しておくね。
http://blueiris.jp/contactus.html
でメールしてください。
創作しててきっと２ｃｈの限界を考える時が必ず来ると思う。限界を感じない
っていうのは、慣れちゃってレベルがそこにとどまっているからだと思う。
キミもいつかは２ｃｈ卒業を考える時がくる、そういう時にメールくれれば
次のレベルにキミを招待できるよ。

そろそろ行くね、じゃあね、いい出会いを・・・

知識だけが膨れてくかんじがするようう・・・

まーんこ

>>78
それではまたご縁が有りましたら会いましょう。

まずは手を動かそう。

ド素人がどの面下げて卒業とか言っちゃうんだろう
まるで２ｃｈにいる事が、留年してるみたいな物言いじゃないか

場所を変えれば自分も変わるなんて幻想持ってる奴って、
大抵何も変わらない事が多い。

>>83
もう触れんなｗｗｗ

まあまあ先ずは好意的に受け取ってみてはいかがですか？
っていうか皆さん創作してますか？

漫画描いて挫折しての繰り返し

>>86
マンガって開いた瞬間に表現が露出してるんで、個性出すのが大変そうですよね。
私は小説なんで全く逆なんですけどもはや表現しつくされた分野なんでつらいです。

>>87
まあでも試行錯誤してればなんかしら自分の色が出てきて、それが個性になるんじゃない？
それが絵だったり話だったり画面構成だったり色々だけど。
文字だけだから漫画の全く逆方向っていうのもどうなのかな・・・？

>>88
小説はテクストを追わないと意味は掴めないから……って言いたかったんですが。
全てが逆だとか言ってないよ。
もっと理解しようとして読めないのかな？

>>89
お前のレスから引用しただけなんだけどな。
いちいちつっかかるの止めてくれよ

>>90
いちいち突っ掛かってくるのやめろとは笑わせますね。
レス追ってみてそう思うならしょうがないけど。
あなたが突っ掛かってきたので不快になったんです。

>>91
ああああ、なんかもういいわｗｗｗ
しょーもない

まだ若い人はいいよ。40過ぎてる人に気軽にのんびりいきましょーとか
無責任に引き止めちゃ行けないよ。40って夢を追いかける年齢じゃないんだから。

>>91
みんな判ってるから自重しろ！

>>93
定職持ちながらなら良いんじゃね？

定職とか関係ないでしょ。そんなこと言ってる保守派ばかりなると小説はつまらなくなる。

なにそれこわい

>>97
何が？

規制されてまた戻ってきたぜ

イラレかー
エロなら需要ありまくりなんだよな

新潮新人賞の応募要項にタイトルは冒頭に書くようにとあるんですが、別紙じゃなくていいんですかね？

プロットがよくわからない

話の骨組　でいいのかな

>>102
物語の大雑把な流れを書いたもの。頭の中に留めておくと忘れるし、あやふやになる可能性もあるから書いておくと便利

平たく言うとあらすじかｗ

そそ、砕いて言うと本書きのための道しるべみたいな
と俺は思ってる

４月締め切りの電撃大賞向けの原稿が完成。印刷も終わった。
Ａ４で１００Ｐのつもりで書いてたら８６Ｐしか行かなかった。まあ規定内なんで
問題ないけど。

次は思いっきり短いか、逆に規定限度まで長いかのどっちかにしよう。

>>107
印刷はどこでしたんですか？

>>108
普通にプリンターでｗ

傑作書かせろやあー
世間がひっくり返る小説かかせろおーーー

かけかけ。超リアルな臨死体験でも書け

http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1259535740/190

漫画家や小説家になりたいけどどうしたらいいかわからないという相談を受けました
もしよければ皆さんの意見をください

タブレットは買ったきり
ボカロはインスコしたきり
それ以前にパソコンのディスプレイは壊れたきり
俺はなにがしたい……

>>113
モニター買ってペンタブで３０秒ドローイングでもすりゃええやないの
ボカロは売れ。

なあ
ジャンプで17歳が手塚賞受賞だってよ
胸が熱くなるな

>>115今週の読み切りも19だしなんかやる気出たけど落ち込んだ

>>116
元気出すんだ。俺はまだ１７だから元気ピンピンだ。がんばろうず

漫画家も小説家も若いね。作品自体はつまらないけど。

ダメだ…。ＳＱの受賞者見たら死にたくなった。
でもその分やる気がものすんごい出た。俺の体ん中には嫉妬しかつまってないのかな

とりあえずどんなでも完成させないとな〜進まないけども

毎日少しずつでも進めると良いよ。
漫画でもイラストでも小説でも。

毎日やるってのがポイントｗ

小説の原稿ってどれぐらいの封筒に入れれば良いのかな？
というか切手は幾らなんだろ？ポストでいいのかな？Ａ４原稿で９０枚なんだけど。
判らない事ばかりだ。
誰か教えて頂けませんか。

はぁ・・・ずっと規制；；切ないなぁ・・・。
絵仕事がもらえるようになって、半年位経つけど
ほんとさ、クリエイター系って
地道な道をコツコツ進んでいかないといけないんだなぁ
と、実感するわ。
みんな、頑張ろうぜ！

どういう経緯で仕事もらったの？

某社のイラスト審査を合格してそこからの仕事・・・とか、
イラストレーター登録サイトに登録したりして、
結構継続して企業から発注もらえてるって感じだよ。

うーなるほど。ありがとう。
自分のサイトとか持ったりしてると仕事きたりするのかな

自サイトも、仕事募集とか仕事で書いたものとかもUPするページ作ってて、
そこからも、仕事きたりするよ。

小説家目指してて今まではほぼ直感で書いてたんだが、やっぱり技法とかも学ばないといけないよな
でも学ぶとそのことばかりに気がいって堅苦しくなりそうだ

そんなものが気にならなくなるほどいろんなことを勉強すればいいさ

技法の習得率はほぼ才能だから、無理だと思ったら即辞めた方がいい

>>130
そんなことないでしょ。
まず才能というものが判らん。

23歳高卒ですが、小説を書くための技術論や勉強って
みんなどんな風に学んでるの？

>>131
特定の技法を「習得出来ない」とはいってない
全体の習得率は、才能に準ずるんだよ

技法研究はガチできついぞ
創作って割と楽しいだろ？
自分で作品作ると、達成感あるし。
でも研究はそれと相反するんだよ。
自分は作らず、データを延々と分析するだけだから。
学校の勉強と変わらん。
あんな物を長期間続けられるのはもう、才能。

>>133
そういうの大学の文芸科でやるの？
それとも独学？

>>132
高卒とか関係ない。基本は読書と創作でしょ。日常にもアンテナはって試行錯誤に次ぐ試行錯誤。
これを続けたなら必ずや実力は上がる。

>>135
なるほどね、基本はやはり読書か
ありがとう

最近は仕事が忙しくて、休みの日はボケーっとして小説執筆が止まったまま。
これじゃイカンと思うのだが、アクセク文章つむぎだしても面白くなかろう
とかとも思う。なんとかしなくちゃなぁ

忙しいからこそ休みの日に頑張るのですよ。

平日は夜遅くやって朝ぎりぎりに起きるか、夜早めに寝て朝早く起きるかしてやるのです。
学生じゃない我々はそうやって書く時間を作るのです。
それが努力なのです。

貴志祐介は毎朝四時に起きて、保険会社の激務と平行して大作家になったのです。
書いて書いて書きまくらないとうまくならないし、早くならない。

■いま日本の最高権力者は薩長連合(鹿児島県、山口県)の田舎侍たちです■

■日本はいまだに武家社会です

・坂本龍馬は日本をいまも破壊しているテロリスト薩長連合の工作員だっただけの者です。
・織田信長の時代から戊辰戦争まで、鉄砲隊のガンパウダーはガンパウダー１樽につき、
日本人の若い娘５０人を海外に売ることで調達していました。
・日本人が貯蓄した金が海外にいき、信用創造で1000倍になりそれで日本の土地が買われる。
日本は破産し、ＩＭＦ管理下でも 薩長連合は安泰で国民はＩＭＦに感謝するように洗脳される。


■日本の政治家には朝鮮人の疑いのある人たちがいます。安★部、小★泉、菅★、小★沢。
■２ちゃんねるはトウ一きょう会が運営してＩＰ集めや、自作自演して洗脳工作する場です。

■薩長連合のために警察がインターネット規制をする。今年の春から東京では匿名でネットカフェから情報を発信できなくなる。

■<「経世会（旧田中派）」VS「清和会」＞
(田中派,経世会）逮捕←東京地検特捜部
（清和会）安泰

詳細
http://megalodon.jp/2010-0319-0241-00/jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/school/15753/1267194346/533-534
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漫画描くのって難しいな・・・

物語が浮かばないの〜絵の練習はするけど読み切りを創りたいのに〜

>>141
1カットで物語の背景を連想できそうな絵を描いたら？

13ページのネームできたけど
中途半端すぎてどこに送ろうか困るわ

漫画家志望とかやっぱり若いんですか？
自分は小説家志望なんで結構いってますが。

俺今１７。だけど受賞者が若い人ばっかで泣きそう。

>>145
17より若いの？
マンガ凄いね！

最近16の人が月刊誌で入選したしね
涙目

その歳で悩むなんてあほらしい 年齢関係なく受賞するのは頑張って才能があり運があるからじゃん？
危機感持つのは良いけど頑張ろうぜ！

エロパロスレ向けのＳＳ書いてたが規制を良いことに放置したまんまｗｗｗｗ

と思ったら暇なんで書き終えた。後は規制が解けるのを待つだけなんだがｗ

このレスは権利侵害の申し立てや違法もしくはその疑いにて不可視または削除されました。
削除日時：2012-09-12 13:16:29
https://mimizun.com/delete.html

もうそろそろ携帯規制が解けそうだけど、また一瞬だろうね。

新２ちゃんねる

http://megalodon.jp/2010-0403-1941-38/anchorage.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1264693686/1

創作投下

叙情詩
｢エロスの忘れ物｣

私は、魂に、幾つもの十字架を抱いている。
手から滑り落ちた愛。
眼前で激しく惨めに潰えた恋。
夢想の中でのみ生き、そして消えた愚かな想い。

そう、あの墓標の下には、
かつて、私の瞳(め)に火を灯した女神の星達が眠っている。
だが、永遠に、完全にというわけではない。

少なくとも、私に雷(いかづち)を投げたあの視線。
ときに美酒、ときに劇薬となったあの言葉。
あらゆる戦慄を伴う悦楽、苦悩を交わした行為の数々。
あのとき注いだ血や涙の生命だけは、
今も、確かに続いている。

恥辱として、栄誉として、
久遠の望みの象徴として。
いつまでも若く美しい骸の上の、
白い十字架の首にかかった花飾りとして。

新２ちゃんねる
http://megalodon.jp/2010-0404-0212-12/jb■bs.li■ved■oor.jp/b■bs/read.cgi/sports/19■49/12■40976371/315

●第二次世界大戦時、油田のないドイツに石油を販売していたのは、英国女王支配下の石油会社。

●アメリカ軍から「日本の水道水には塩素が入ってるので飲めない」と言われた。
ＧＨＱのマッカーサーが日本人を弱らすために水道水に塩素を入れた。古い水道管から溶けだす鉛や、
農薬や有機物質と塩素が化合し、トリハロメタンやMX等が猛毒の原因にもなっている。
●上九一色村のオウム強制捜査前に、警察幹部が池田に「最初の機動隊員が５０名から１５０名が死ぬかも」といった。

──裏の支配者グループが「資本主義」と「共産主義」を作り出した──
東のアジアで、太平洋を越えて大陸共産圏と直接「対峙」でき、かつ強大な軍の「拠点」となり得るのは、
日本列島しかなかった。このための具体的な占領施策が、次の四つだった。
１．一方的なやらせ裁判である極東軍事裁判(東京裁判)　２．ＧＨＱ作成の日本憲法の押しつけ
３．約７０００冊にものぼる歴史・戦略等図書の焚書　　４．完璧な検閲体制
江藤淳氏はこれを「戦争犯罪情報プログラム(戦争犯罪周知宣伝計画)に基づいた占領政策」と指摘している。
【池田整治 (著) 　マインドコントロール】
http://megalodon.jp/2010-0402-0207-39/jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/368/1074780696/156-163
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いま日本の最高権力者は薩長連合(鹿児島県、山口県)の田舎侍たちです。日本はいまだに武家社会です。

・坂本龍馬は日本をいまも破壊しているテロリスト薩長連合の工作員だっただけの者です。
・総理大臣、大蔵大臣、外務大臣や公安、警察、自衛隊の歴代トップは鹿児島県、山口県、 高知県、
佐賀県、 長崎県出身者ばかりです。国策捜査は薩長連合やアメリカのための捜査です。
詳細 http://megalodon.jp/2010-0319-0241-00/jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/school/15753/1267194346/533-534
閨 閥http://www.kyudan.com/column/keibatu.htm

統一京貝＝２ちゃん運営＝清和貝＝薩長連合

>>154
こういうの書く人いまだにいるんだね。

若さってブランドなのよね

Thrics souhds the clarion;lo! the sianal falls.
The den expands.and Expectation mute
Gapes round the silent Circles peopled walls.
Bounds with one lashing spring the mighty brute.
And.wildly staring.spurns.with sounding foot.
The sand.nor blindly rushes on his foe;
Here.there.he points his threatening front.to suit
His first attack.wide waving to and fro
His angry tail;red rolls his eyes dilated glow.

sianal→signal

>>158
何て書いてんの？
つか英語の必要性あるの？

>>158-159
英語でお願いします

小説家はまだしも漫画家もかなり本読んでるみたいだけどみんな最近読書してる？
俺は読もう読もうと思っても最近あんまり読めてないという……

漫画しか描いたこと無いけど 読書はここ数年してないなぁ

漫画なら読むんだけどなあ

小説家諦めてフリーター止めて、仕事に就きたい。

俺も俺も
もう遅いけど

仕事続けながら目指すって人のが多くない？一度芽が出た人ならともかく

>>167
かもしれない。
就職期を逃したので大変なんです。
どうすりゃいいの？

俺なんかその仕事すら見つからねえ
新卒でもハローワーク行ってるご時世に中途は大変だぜ

>>169
いや俺も見つからないから

オレは底辺肉体労働でなんとか生きてる。時給780円だけど。仕事は探せばある。
派遣社員なんか結構あるぞ。あ、でも競争率激しいのは派遣も一緒かも。でも
入りやすいし辞めやすい。夢を追いかけるならそういう手もあると思うが。

>>171
お久しぶりです！
確かにどこかで折り合いつけなくちゃいけないんですよね。

>>172
漫画でも小説でもなんか表現したいなら、時間削りだして一点でいいから
仕上げて出版社の門を叩いてみたらいいんじゃないかな。そこら辺で反省もあれば
向上もあるだろうし。
自分もデザイン・ＤＴＰでちょっと勘を取り戻したら、まずはエロ本の出版社から
作品持っていってなんか言ってもらおうと思っている。

>>173
純文なんで持ち込みはタブーなんです。
そもそも持ち込むまでの作品が書けない。

>>174
では、魔法のアイランドで、未完成のままさらして、誰かのレビューを待って
見るとか。自分もライトノベルを完成度40パーセントで300人に見てもらっているよ。
魔法のアイランドはお勧め、角川の子会社になったし、当たれば面白い事になるが、
120万本の小説の中の一点だから、なかなか埋もれちゃうかもしれないけど（笑）

>>175
120万本！！
そんなに書いてる人いるんですね。

>>176
自分、去年の夏から小説を書いてみようって思ったんだけど、いろいろ調べてみると
日本の小説の山の裾野は思ったより広いですね。結構な人たちが小説書いてる。
そんな中で目立つには努力がいるだろうね。ぐずぐずやってると追い抜かれるっすね。

いちおうさらしとこう
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=blueirisr8
やっと40パーセント。第三章はもうちょっと整理して複雑に書いてくつもり。
なんか時間掛けすぎて設定とか登場人物の名前忘れてたりするんで、メモって
プロットも細かく書いて、それから書こうと思う。未熟だねオレってば（苦笑）

表現人口恐ろしや

最近はバイトですら受かりづらいらしい
どこも去年から応募がやたら増えたとか言ってたし

>>180
俺は堂々の無職だ。

二十歳過ぎたら親元からの自立を目指さないとダメだと思うが、自分も親元
でまだ、自立しきってないのでなんとも。

でも日雇い派遣はやめとこうね。金貯まらないから。三年無駄にしたよ。
バイト、秋葉原で店員の募集の張り紙なんかよく見かけるぜ。
ネットでも派遣社員なんかやたらあるし、まずは応募して働いて、空いた
時間を創作に割り当てればいいんじゃないかな。どうせ最初は大したことは
できないんだし、金が入ってくればまたその辺で自己啓発に金を使えるじゃないか。
働こうぜ

知ってるか
職質の時に「フリーターです」って答えると
「ああ、無職ね……」って返されるんだぜ
書類の職欄に「フリーター」って書くと突っ返されて、
「無職って書き直して」って注意されるんだぜ

>>182
正論です。
働けるように努力します。

>>183
パート、アルバイトって言ってみれば？

パート・アルバイトでも、キャリアを積む、あるいは積んだという経験で面接
してみようよ。フリーターですって言ってみないで、何々のアルバイトで三年
やりました。接客なら大丈夫です、っていう程度のキャリアでいいんだよ。
若いうちは。30超えてたらもっとしっかりとしたキャリアを考えないとね。
働いて、夢を追いかけて、あっという間に30歳になるだろうから、今から真剣勝負で
何事も取り組んでみたらどうだろうか。早ければ早いほどいいよ。
20代、学歴や生き様に関わらない人や仕事の出会いって山ほどあるぜ。チャンスは
モノにしたら多少辛くてもやり続けることだ。40歳になって安心できるから。

がんばれ

>>186
親身なアドバイス有難うございます。
頑張ろうと思います。

うーむプロットをもう一回整理して細かく書き直して、今度は短期間で第三章を
仕上げる予定なんだけど、今日は登場人物の整理だけで終わりそう。ぼんやり
マクロスのＤＶＤなど見てマターリしてしまった。明日からはまた仕事で三日間は
忙しい。時間を削りだして取り組む姿勢がないと、いつまでも終わらないね。

オレもがんばる

>>188
魔法のアイランド読みました！
ブルーさんの働く倉庫では、月収幾らくらいになるんですか？
残業がきつそうですが残業代が出るのなら悪くないのかな？ とも思います。
桜花は私の分野とあまりにも離れていたので、あまり分かりませんでした。
しかし、勉強になった箇所もありました。

>>189
お、読んでくれてありがとう。まだ完成度４０パーセントだけど、創作のペースを
あげていくよ。完成したら、まぁいいんだけど。今設定を整理中なんだ。
自分の仕事に関して話すと、契約パートで時給780円、交通費支給、社会保険完備、
有給休暇あり、の結構いいパートなんだ。でも大体平均で月15万円くらい、社会保険引かれて
大体手取り12万5千円だ。この給料だと親元で生きてて、光熱費や家賃払うような
独立した生活を営むのは不可能だ。結婚もできやしない。でも作業・仕事はラクで
簡単で、なおかつうるさい人間がいないので、もう一年と三ヶ月やってきた。最近は
かなり仕事が増えてきて10時12時、午前三時とか、遅くまで残業することも
多くなってきた。深夜給は時給1200円だ。稼げるといえば稼げる。でも周りには
若い男はいない。年金貰ってる老人か主婦か学生しかいない。あとは派遣社員がいるけど
派遣だから不安定だ。もし埼玉県吉川市にクルマかバイクか自転車で通える人が
いるならオレの仕事手伝って欲しいとか２ｃｈでやっても意味ないしな。会社としては
常時人は募集中だよ。入り方が登録パートといって時給850円社会保険なし交通費なしで
その代わり勤務日数や時間を自由に決められる働き方もできる。コレ以上の話は
２ｃｈでしても意味ないので、ツイッターでお願いします。ツイッターでも
ワタシはblueirisr8ですから、ツイッター始めてblueirisr8で検索して話しかけてきて。
仕事は紹介できるよ。紹介じゃないと採用されない、紹介制の仕事になります。
桜花物語はツウでコアな軍事オタクやサクラ大戦マニアに向けて書いてるけど
まぁ好き嫌いが出る作品になろうかとも思う。とにかくコレを完成させたら、
泣ける恋愛ものの短編や、めぞん一刻を超えるつもりで書く花屋を舞台にした
ラブコメの構想があるけど、第一歩は桜花物語第一部を完成させることです。

>>190
親切に有難うございます。私は関東じゃないんで仕事は無理です（泣）
ツイッターは携帯でも出来るのか調べて考えます。
あと、ブログも楽しみに読ませて頂きます。

>>190
どういたしまして。そうですか。とにかく仕事はあるんだよー。
ツイッターは携帯でできるよ。フォローとフォロワーの数が増えれば
２ｃｈより面白くなるよ。自分も春日部市つながりでじゃんじゃん友達
が増えている。これからはツイッターだよ。
ブログは毎日更新です。もう5年もやってるんだね。でもコメントが
あんまり増えないんだよねー。

>>192
毎日更新は凄いの一言です。古い携帯だから２ちゃんがギリだと思ってます。

ツイッターか。
ちょっと本屋で見てきます。

>>193
ツイッターの参考書はアスキー・メディアワークスから出てる「ツイッター完全活用術」
が分かりやすいです。今日はＴＢＳラジオ系列のDIGでツイッター特集をやってて
今聞いてます。メディアが取り上げてて時代はもうツイッターって感じで盛り上がって
いますね。

>>194
ほうほう。
参考にします！

友達には創作活動の事は知らせない
友達はいらん 自分が特定されると創作の意欲が落ち 大変つまらない
ＨＮもだめ 対話もだめ
自分の日記とかを見るようで
ゲリラ活動みたいなものが自分には合っている
陰で反応を伺うのである

>>196
まあ人それぞれでしょう

やってみたい


夜中ビルに落書き

>>198
ビルの壁に小説書くのかｗ
すげえな。

ふー。小説のプロットを考えながら仕事しようとしたが、それどころじゃなく
忙しい。男手がないから、しわ寄せがぐぐーっとこっちにきちゃう。明日は休み
なので、油断して２ｃｈにやってきました。

>>200
今日の休みでちゃんと小説書いてるか？

>>201
おおー昼飯食ったら、第三章のプロット書くぜ。
最近やる気がおきてるよ。かきまーす

>>202
頑張れ！
俺も今日は書くぜい(^0_0^)

>>203
詳細な第三章のプロットの作成終了、コレを元にエディタで細かく書いていく。
1段落なので、雨も止んだし、どこかに行こうかな。大分書くスピードが上がってる
かも。気持ちの切り替えが大事だね。

>>204
おお、良い感じだね！
私もプロットをかなり詰めました。
でも書くべき事が現状の力以上に溢れてくるんで、これを纏めるのが難しいんですよね。
でも、頑張ります。

>>205
今日は調子がいいので、第4章のプロットも書きました。これで80パーセント
まで来ることに。ふー。

やればできるじゃん

マスかけ

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ほいマスかいた。うーんＡＡ書いたの人生始めてかも

>>206
良かったですね。
自分はなんか駄目でした。
あぁ、でもこっからスパートだぜ。

土曜日は仕事で一日つぶれるどころか深夜に及ぶ仕事になりそうなので
今日、一気に第５章のプロット書いた。プロットは１００％きた。
あとは細かく書いていけばいい。設計図はできた、あとは書くだけ。
明日は仕事、あさっては休みだから、どこかへ行こうかな

>>210
私も今日は10枚程書けました。まずまずです。お互いこの調子をキープしましょう。

>>211
さっき宝島社の日本ラブストーリー大賞の募集要項見てみた。
締め切りは7月31日なんだけど、なんとなか間にあうような恋愛小説
も考えてみようか、とか思う。ちょっと調子に乗りすぎかな。
でも今は達成感で結構一杯。でも明日の仕事で凹むことになるけど（笑）

明日会社に行きたくないよー（泣）

>>212
苦しい中にも楽しいことを見つけて生きて行きましょう！！
とにかく恋愛物を書くことを目標にして乗り越えよう！

今日は１６ＫＢ書こう

>>213
そうですね。仕事しながら小説のことを考えるようにしているんですが、
恋愛モノは2作品、アイデアがあります。ひとつは2000年頃のネット越しの
恋愛未満の出会いと死別を描くもの。恋の相手は末期ガンのバツ一子持ちの女性
っていう、実体験を元にした短編。もうひとつは春日部の花屋を舞台にした
めぞん一刻を超える覚悟で書く長編ラブコメと2点。考えていたけど、仕事が
爆発して、思考は停止しました（笑）明日は電車に乗って流れる風景を見ながら
恋愛モノのアイデアを考えようと思います。明日は休みダー

>>215
勝手ながら、是非前者の実体験恋愛話を書き上げて欲しいです。
ブルーさんが納得出来る状態まで推敲を重ねて完成させると
代表作が出来上がると思います。

>>216
じゃ、短編を優先で。明日は大宮の画材屋でクロッキー帖を買いに行くので、
その電車の中でゆっくり構想を練ってみる。もう半年は暖めていた記憶だけど、
形にしてみよう。これは来年の電撃大賞の短編部門に応募しよう。と思う。
先行して、ホームページにあげるけど、その時はここで告知します。

>>217
了解です。
お互い頑張りましょう！

>>218
今日は大宮にぶらり散歩しに行った。行き帰りの電車の中で、恋愛小説
の短編の構想を考える。大宮の画材屋でクロッキー帖を買って、ロフトで
コピックていうマーカー買って、大宮氷川神社の脇を通って、大宮公園駅
まで歩いた。サクラは大分散ったが、春の陽気でいい天気だったが、まだ
寒い日は続くのかな。帰ってきて、アクエリアスを飲みながら考えた小説
の設定の整理をする。登場人物は2人、一人称にするか三人称にするか、
ぼんやり考える。とりあえずプロットを考えたら、日本ラブストーリー大賞
に応募するべく長編ラブコメも考える。500万円あったら会社起こせる。
なんか、期待に胸が膨らむ今日この頃。

>>219
なんか充実してますな！！私も今日は新しい構想が湧きました。
何かが展開していくような、心躍る思いを久しぶりに味わいました。

アイアムレジェンド面白くないなートリックは面白いかもしれないけど、
興味湧かないが、試写会にはいったんだよなー。

また、プロットに詰まる。明日からまた仕事だが仕事しながら、プロットを
考えよう。

今日も激務で、家に帰ってきたの23時30分くらいだった。でも仕事しながら
小説のことを考えていた。プロットさえできれば、あとは機械的に文章をつむぎ
だせるような気がしてる。実際取り組んでみないと分からないけど、効率は
上がってるような気がしてる。さてちょっとプロットをメモって風呂入って
寝よう。

今日は一日書いてやる！

漫画描いてる奴っていないの？ここ…
さびしい

>>224
過疎ってますから。
どんどん参加して下さい。いずれ渡り鳥が着ますよ。

漫画、むかーし高校生の頃、読売漫画大賞に応募して入選したことがあったっけ。
漫画家目指してた頃もあったが、すぐに挫折した。今は手間の掛からない小説書き
で世の中に訴えていこうと思ってる。不思議と妙な安心感が自分にはある。
楽天的に創作しています。小説・絵・ＤＴＰデザインとやることは多いけど、
今はお金になってないけどね（汗）

>>226
自分は小説書いてますが決して楽じゃないです。
唸りながら書いてます。
楽に書ける気が全くしません。
それが良いとか悪いとか言ってるんじゃないですよ！

>>227
オレもうなりながら書いてることが多かったよ。でも大學ノートに整理しながら
細かいプロットを書いて、全体像を構築するようになってから、大分楽しくなったよ。
ヒラメキが形になるのに一ページのプロットを一時間くらいでまとめられるようになった。
そう言う時はなんか高揚している。どこまでもいけるんじゃないか、オレって
って錯覚を起こすほどだね。だから今、次のタイトルも早く骨格だけでも紙に
書いておこうって思ってる。でも明日は、ちょっと用事があるから、その用事
の最中にまたプロットを考えながら用事を済まそうって予定だ。

人それぞれだが、パソコンに向かって頭で考えてると苦しいと思う。方法を
切り替えて大學ノートにボールペンで書いてみたら？と思うよ。

>>228
アドバイス有難うございます。
たまには変化をつけてリズムを変える必要があるんですね。

やってみます！

はー、雨降ってる。バイクで出かけなきゃいけないんだけど、早く晴れないかな。

プロットに詰まっている。ああ、でもちょっと片付けなきゃ。

ネームもプロットだのフローチャート形式で書くだのめんどくさいわ
思いつきの行き当たりばったりでネーム描くと細かい伏線とか入れにくいし
あああああもう

さて、またプロット書いて、風呂入って、「素直になれなくて」を見て、寝よう。
明日もまた仕事だが、来週は連休とって、小説に取り組もうかな。うーん、今日は
ヒラメキが降りてこない。ちょっと苦しい一日だった。

「素直になれなくて」は面白いと思う。北川作品は10年ぶりに見る。「ビューティフルライフ」
は泣いたなぁ。

>>231
俺も無学だからプロットの立て方とかよくわかんねっす
みんなどうやってるんですか？

設定箇条書きとか、場面ごとに図を描いて、この場面ではここまで、とかどんどん四角形に描きこんでったり・・・？
まあ人それぞれじゃねーの。
俺のはマンガだし小説とかとはじぇーんじぇん違うかもね。ノリで書いたほうが上手くいくときもあるし

何にせよ、まずはやってみて自分にあった型を見つけないとね。
良いアドバイスも自分でやりながらじゃないと身につかないし。

自己流のプロットはどっかしら欠陥が出来るね
上を目指すなら、他人のプロットを収集し研究するしかない
研究無しでもそれなりの物作れる可能性はあるが……
うまくいって１ジャンルまでだろうな

>>236
それを自分で書きながら、探さないて身につかないって言うこと。
本で見たり耳で聞いただけじゃ役に立たなくない？

>>232
ブログ読まさせてもらいました。
残業大変ですね。
ブルーさんの働く倉庫って従業員は何人位いらっしゃるんですか？
何だかでかそうですね。

>>237
日本語でおｋ

>>239
WW
探さない「と」でした。
自分で失敗しないとアドバイスも理解出来ないと言いたかった。

ただいま。時刻は午前１時30分かよ。過酷な残業が続くな。バイト変えようか
真剣に悩むが、近所の深夜スーパーの求人は無くなってしまった。またチャンス
があればめぐり合えるだろう。
>>238
名前は出さないけど、埼玉県吉川市にある物流会社です。従業員は正社員が600人くらい
きっといて、パート・派遣は800人はいるんじゃないかな。規模はでかいけど
知名度はすごく低い、そういう会社。現在、人材募集中。埼玉県吉川市にクルマか
バイクか自転車で通えて残業ばりばりやって稼ぎたい人、いませんか？って
2ｃｈでゆっても意味無いので、こんど職安にスカウトしに行くことにした。
マジでオトコが足りない。助けてくれって感じ

>>241
1500人規模！！
ちょっと想像を絶してますね。
あっ、お体をお大事に！

ただいま。ようやく一週間も終わり。今日も残業。ミンナ帰っちゃって、ほそぼそ
とピッキングする辛さってないな。今日もハードな一日だった。仕事の合間に
小説のプロットを考えたかったのだが、無理だった。仕事がなんつーか過酷なのだよ。
これで時給780円かよって思う。ま、仕事はさておき、小説のことだな。いま
短編のプロットを考え中で、夏の章、秋の章、冬の章、春の章と4章に分けて構成する
ことにしている。夏の日差しの中から始まる物語は、桜の咲く頃に終わる、
という感じ。考えてて結構いけるって思う。さて風呂入ってチューボーですよ
見て寝よう。

>>243
乙です。
バイトすら受からないような時代に人手不足とは凄いですね。
近かったらお願いしてましたよ。
かなりくだらない質問ですが、倉庫勤務って作業着とか着るんですか？

うーむ、部署によっては人が余ってる部署もあるんだけど、オレのいるフロアは
男がいない。ので、職安に行ってスカウトしてくる、ＧＷあけ。
作業着についてだが、社員・準社員はポロシャツとジャンバー着てる。契約パート
はエプロンが支給されて、登録パート・派遣社員は制服なし、なんだな。

さて、小説のプロット書くか。秋葉原行ってきたけど、あまり面白くない。
ＡＫＢ４８の舞台でも今度見てみようか、なんて思ってたりする。

>>245
レス有難うございます。
自分も秋葉ずいぶん行ってないです。
行こうとおもっても神戸なんで行けませんが（泣）

>>246
秋葉原ももうすっかり変わって萌え絵のポスターばかりが貼られ、道を歩けば
メイド喫茶のチラシ配りばかりだし、昔の電気関係の面白みは無くって、すっかり
オタクの街になったなぁ。で、買い物はほとんどヨドバシアキバで済んじゃうので、
それもなんだかつまんないよね。

神戸には実は15年前に行ったことがあるのだ。家出して、関西に逃げたかった。
阪神淡路大震災の騒乱の中に、身を投じて、自分ももうちょっと頑張ろうかなぁ
とか思ったっけ。神戸で仕事があって、西脇市ってところで土木現場の人足を
三ヶ月ばかりやったよ。不思議な年だった。ってそれも短編小説にするけど、
震災15周年には間に合わないが、まぁアイデアとしてはあります。

三木市に友達がいるけど、いい年をして親元で無職のニートになってしまったので、
あんまり係わり合いになりたくない友達ですんで、まぁ一年に一回年賀状を
出すだけの友達にしているけどね。いいんじゃないですか神戸、お洒落な街じゃ
ないですか。でもオレが見たのは震災後のビルが倒壊してるカオスしか印象にないけど
お金ができたらまた神戸市・加古川市・三田市・加美町・氷上町なんて巡ってみたい。
あとたいこ弁当の弁当とうどん食ってみたいですねぇ。

>>247
ほうそんなことがあったんですね！
西脇は行ったこと無いです。
神戸にいると大阪方面にしか行くこと無いから……
私は関東の方が好きです。
まあ場所は問わず、土地の特色は残って欲しいですね。

>>248
関西で印象に残ってるのは、加古川駅だったと思うけど、駅前のロッテリアで
ハンバーガーを関東弁で注文したら、店員の女性にびっくりされた記憶があります。
そういうの、なんか新鮮です。今は金も余裕もないので関西にはいけないのですが、
また西脇市の美術館や日本のヘソ公園に行ってみたいですね。

早く　僕の描いてる漫画原稿と残り１０Ｐのネームが終わるといいですね　うんこ

>>250
まぁまんが、がんばれ。

オレも小説がんばる、短編の四分の一のプロットは書いた。あとは水曜かな
やれるの。今テレビで女帝ってドラマを偶然みてるが、面白そう。

さて風呂入ってくるかな

昨日、テレビ見ていて、うとうとしながら、深夜にＮＨＫだったと思うんだけど、
たしかポーランドの様子をやっていたんだと思うんだけど、夢心地で見ていて、
うろ覚えなんだけど、バラのキレイな庭の家を紹介してたんだよな。
今日仕事しながら、なんかその記憶が思い出されて、なんか「バラの園にて」とか
「バラの庭にて」ってタイトルで一本小説書けないだろうか、なんて考えていた。
主人公は統合失調症気味の18歳の女の子で絵を描くのが得意、ニートなんだけど
そんな感じで、どうだろうか。昔、「ピュア」ってドラマで和久井エミでって
それとかぶるかもしれないのだが、休みの日にちょっと考えてみよう。

>>252
植物を育てる執拗な視線と絵画が唯一の世界との接点という設定は有りだと思います。
あとは、植物への視線を徹底的に描写するのか、接点だけのおざなりなものにするかで
作品の意味が大きく変わりそうですね。

>>253
そうですねー。やっぱりドラマ「ピュア」や「聖者の行進」が連想されちゃうので
なんか、そうですねー(＾＾;返事につまっちゃうな

やれやれ、今日は雨の中、病院に行ったけど。会う予定の人には会えないし、
結構イライラすることが多かった。ぼんやりしてるうちに夜になった。今日は
小説のインスピレーションは降りてこなかった。

また明日。午前中はイベントに参加。５年ぶりくらいに人に会う予定。

折角のニ連休だったが、小説のプロットは進まなかった。一時間もあれば短編の
プロットくらい書けそうだけど、頭の中でまとまらなかった。日曜日の午前に
かけるけど、２日はオフ会だし、半日以上つぶれる。そろそろ長編の方もプロット
考えないとあとがきつくなる。でもいいや、今日は眠い、明日はちょっと早出
しないといけないのだった。仕事行きたくねー。

>>255
詩でも書いてみればいいんでない？
自分の詩から話し膨らませて小説にするとか面白いと思うんだけどな〜。

詩は１０年前に書いた。今現在もブログに油絵の画像と一緒に作詞をやってましたが
最近はそういうこともやってないな。

ああ、薬が効いてきた、ので落ちマウス

あと６日でプロット込みで５０ＫＢ。
本当は今日終わりのはずだったのに。
自分の怠惰のせいでＧＷ潰れるのは自業自得。
修行足りないなぁ

明日はＭＩＸＩのライトノベルのオフ会、１３時から２２時までの長丁場。
オフ会なんて１０年ぶりなんだよな。ちょっと緊張する。

今日は残業は一時間で勘弁してもらって帰ってきた。テレビ見て寝よう。
もうつかれたよー

>>260
とんでもない長さですね。皆好きな時に来て、好きな時に帰るのかな……。

>>261
いえね、小説作法の講習が4時間くらいあってそのあと交流会なんだけどね。

勉強しなくちゃって思うから参加します。

毎月あるんだよねー

>>262
なるほど！！
楽しんで来てください。

>>263
行ってきた。今日は滝本竜彦先生の講義だったけど、私は始めて知る作家さんだ。
合計4時間の講義は長いようで短かったように思う。会費4千円は高かったので、
講義だけ聴いて交流会は不参加にして2千円払って帰ってきた。

プロットが進んで、短編の恋愛モノのプロットは書いた。あとは長編のラブコメの
基本設定と骨格を考える。ゴールデンウィークは仕事で、人も少ないので、また残業
だろう。早いところ代打を5人ばかりスカウトしないと身がもちません。助けてくれ

>>264
お疲れ様！
講演があったんですね！
ブルーさんは行動派なのが素敵です。
お互い頑張りましょう！

>>265
どうも、行動派は、お金があればもっと行動できるのになぁとか思っちゃいます。
ふと最近思うことは、関西をもう一回旅してみたいことでしょうか。兵庫県の加美町
氷上町なんて、なんて神秘的な自然の宝庫なのだろうか、とか思ってるんですが。
行動といえば中型二輪免許も欲しいですねぇ。

でも恋愛は下手なの。電話番号が聞けない。教えるけど女の子から掛かってくる
ことはまったく無い。まずは電話番号聞くところから始めないと（−−；

滝本先生はついったーもやってますよ。
NHKへようこそ、の著者ですね。

精神世界に没頭しているようで多少心配ですが。

>>267
精神世界とは？

ヨガとか瞑想とか神様とか。

新作早く書いて欲しいですね。

>>269
へえ。
そうなんですね。

自分は作家、文章でメシ食ってる人に出会うのは15年ぶりくらいかな。独特の
雰囲気だけど、31歳でスキンヘッドなのはちょっと痛々しかった。でもために
なる講義は聞けたけどね。

精神世界って単語だと、自分は加藤諦三さんの一連の著作かな。20代のころ、本と
文字の力を信じてた自分は、「自分で自分を追い込むな」にはまった。「自分を嫌うな」
だったっけ、これもはまった。神経症、抑圧、なんて言葉も覚えてしまった。
おかげで、っていうか、20代にデザイン事務所でストレスためるうちに統合失調症が
発症しちゃったんだよね。帰りの電車の中で空笑起こして、気味悪がられたり。
そんな経緯もあるけど、今は精神安定剤のおかげで、まぁまともになりました。
ま、そんな体験も小説に生かせるかな、まぁやってみましょう。

>>271
んっ。
本読んだ結果、統合失調に傾いたの？

>>272
いや、順序的には統合失調気味、本を読む。という順序だった。今、思い出しても
滑稽な病気だったなぁ、でも本人は真剣だったけど、一ヶ月くらい家に閉じこもって
バーブラ・ストライザンドのＣＤ聞いてた。昔の話ですが

>>273
いずれにせよ、落ち着いたのなら良かったですね。
今は薬が進歩してるって聞きますし。

>>274
うん、ジプレキサって言うのが特効薬で。高いけど、コレ飲んでからは、睡眠も
安定してとれるし食欲も旺盛で。でも太るし血糖値上がる副作用があるので、
でも早く薬とは縁を切りたいが、慢性疾患らしいから、ずーっと飲み続けるのかな。

明日は早起きして職安で失業者スカウトしてこなくては。男で半年から一年若い男性
で仕事手伝って欲しいので、勧誘してきます。朝一時間位かな。そのあとは洗濯機が家
に来るので、それを待ってる。待ちながら小説の設定と骨格を考えよう。

凄い活動的ですね。
人見知りとかはないですか？

自分は知らない人と口きけないんですよ……。

>>276
いえ、自分ももう仕事で限界なので、なりふり構ってられないほど、男手が欲しいのです。
ポスターも書いて、チラシも作りました。明日朝職安で開くの待ってる人たちに話かけるしか・・・。

オレも女の子の場合知らないと口利けないことが多いですが。

それでも生きていけるっっ

職安行って、勧誘してきたけど、携帯のメール使えない人とか、「メールする」
といって、それきりとか、もうちょっと仕切りなおして、チラシを作り直して
来週、もう一回チャレンジ。結構反応があるから、大丈夫だろう。

帰りに新装開店した喫茶店でマンデリン飲んできた。たまにはいいね、喫茶店。
缶コーヒーよりはいいや、高いけど。

書いて書いて書いて……。投下しようとしたら規制さ。
ああ。荒らし君も居なくなったからいいかもな。僕達には避難所あるしね。でも、さみしいな。

>>278
喫茶店の卵サンドってどこ行ってもうまいよな。

>>278
お疲れ様。
成果が出れば良いですね。必ずや、報われますよ！

>>280
イヤー今日は休みだったんだけど、ぼんやりしちゃった。小説の構想も練らないで
ぼんやり空を眺めてしまう午後でした。折角の休日だったけどね

明日からまたがんばろう

喫茶店、っていいですよね。

しかしながら混んでる店は雰囲気良くないし、空いてる店は潰れていくという
諸刃の剣。

>>282
そうですね、自分が行きたいのはミスタードーナツのコーヒーお変わり自由
かな。ミスドで大學ノートに小説のプロット書くアイデアがあったけど、
まだ実現していないですね。今日行った春日部の「青空楽団」ってサテンは
誰もいないので落ち着いたけど、これで大丈夫か？もつのか？と心配もしました。
こんどモーニングのトーストでも食べようと思います。

今日は創作しなかったょ

グロいのとかシリアスなコンバット物とかエロ(ryとかばっか書いてて、今まったく違うの書いてたら驚くほど筆進むｗ

気付かない内に自分にマンネリしてたんだねぇ。

>>285
ちなみに今はどんなの書いてるの？

GWも終わって、物量も落ち着いてきたかな。残業が少なくて済んでる。チャンス
だ。小説書こう。でもいまからナタリー・ポートマンを見るんだねぇ。

それでは

>>287
映画？

>>288
スターウォーズエピソード１だよ。でもレオンのが一番よかったかな。最近の
画像を見ると、大分トウがたったって感じのナタリー・ポートマンだったな。

宗教や神話って物書きのネタの宝庫だと思う
特に仏教やキリスト教。旧約とか厨二っぽくて面白い
はまり込みすぎないように注意しないといけないけどなｗ

>>289
ああ、やってたね。
観てないけど。
俺、最近女優でぐっとくる奴いないんだよね。

>>290
でも小説、映画、マンガ、ゲーム、やられすぎ。
うんざりする。

>>292
それはあるよな。
得に宗教神話の上っ面だけを取り出して作中に出すってのを良く見るけど、あまり好きじゃない
宝剣があって、それの名前はエクスカリバー。
でもエクスカリバーの出所である神話はあんまり絡まない
ギャグならいいけど、シリアス一辺倒な話でそれはどうかと思った

>>293
ギリシア神話は切り貼りされすぎ。
知ってれば良いってレベルじゃない？

鬼切丸とか実在するからたまらん。

>>294
少ししか使わないのは、ある意味読者への配慮なのかなぁ
俺としては、読んでてウホッってなる、宗教神話の絡ませ方が好きなんだけど、ただのわがままだよな

>>296
慣用句で出て来る位なら良いけど、教養めかして出て来ると
今更なあって冷めちゃう

>>297
一番最低なのがワンピースとかナルトのようなマンガだね。
編集部がネタ探して作家がシコシコパクるだけ。薄っぺらいだけ。
そんなのを大人まで読んでるんだもんW

>>298
ワンピースもナルトも自分も読んでいない。これらがなぜ面白いのかが分からない。
まぁ自分も年食ったせいで感性がずれてるからかもしれないけれど、面白くない。
でも、たまに秋葉原のＫ−ＢＯＯＫＳで平積みしてあるマンガを買って読んで
見るけど、絵は小奇麗で、話も、まぁそうですか、って感じで、いまいち入り込めない。
青春時代に「うる星やつら」や「めぞん一刻」やら、で毎週サンデーやビッグコミックスピリッツ
が出るのが楽しみだった時代や自分に戻りたい気がする。つーわけで、自分で
小説という形で、ラブコメディーを書きます。今日はいろいろ取材して、プロット
を考えました。

手塚治虫氏はやっぱり天才だねぇ。

ジャンプ漫画なら銀魂が至高ですよ。
世代的にゆとりに解らないネタばっかやってておもしろい。

あれ、またIDかぶってるな。

今シーズンはテレビのドラマが面白いと感じる今日この頃。
何気なく見始めた「女帝薫子」や「素直になれなくて」とか
明日は「月の恋人たち」もやるし。ビデオデッキが壊れている。
ＨＤＤレコーダでも買うべきか。
うん、ドラマが面白い。

>>301
ＩＰはパソ固定だよ！

>>302
俺はドラマ見てないなあ。
12回見るのが大変だから敬遠してしまう。

>>304
自分は木曜日と日曜日が仕事休みなんですよ。残業でドラマ見れないことも
無く、休日の締めとしてドラマ見れるんですね。1クール見通すのは結構大変
だけど、仕事でまくられてて一週間たつのが早いです。そんな過酷な毎日の
息抜きにドラマ見れるので、なんか幸せです。月９はもしかしたらみられないかな
ＨＤＤレコーダでも買おうかな。

>>305
息抜きが機能してるのは幸福ですよ。
なんだかんだ言っても楽しみ見つけないと駄目ですもん。
制作者も喜んでるはずです。

>>305
残業お忙しそうですけど、平均すると何時〜何時でしょうか？

書く時間取れるならけっこうしっかりしてそうな会社なので有りなのじゃないかと。
僕のなかで思いはじめています。

>>307
振り返ると4月は残業の平均は多分三時間くらい。2時間から5時間の残業が
ありましたね。一番印象に残った残業は午前三時30分終了で、翌朝9時に出社
してまた夜12時まで残業した二日間が忘れられないです。そのくらい働くと
弾けちゃいますね。5月に入ったら大分物量が落ちてきて、定時上がりの日が
多くなったような感じです。今度の山は多分7月。でも人入れて自分は7月まで
残業なしの定時上がりにしてもらおうと思ってます。小説書くんでっていえば
許してくれそう。代打も用意するし。

会社は物流会社にしては中規模ですよ。上場はしていませんが目指してるそうですが。

自分は考えとしてはＤＴＰの勉強をもうちょっとしてから派遣社員で時給1500円で
働くことにしたいけど、年齢もあるし、起業する予定もあるし、でも、今のところ
動けないので、しょうがなく働いています。

月の恋人、来週も見れるかな。ビデオが壊れたです。

>>308
運送会社の倉庫（ヤマト等）だと、もっと規模小さいですよね。

>>309
ヤマト便や日通は規模はでかいけど、個別の倉庫やセクションは小さいけど、
ウチは一箇所にどーんと３棟の倉庫があって、そこでドラッグストアの商品
の出荷作業やります。

さて木曜日に職安に行って、人材スカウトしてこなくちゃ。男手が足りないよう

>>310
見付かったらいいですね！
埼玉住んでたら俺が行きたかったけど……。

おれも正直いってみたい。
興味ある。

>>311 >>312
所在地は埼玉県吉川市旭　東埼玉テクノポリスって工業団地にあるんだけどね。
働きやすいよ、でも時給安いよ。契約パートは時給７８０円だ。登録パートは時給８５０円。
月の手取りは残業そこそこやって１２万５千円、みっちり残業やって１５万円。
これだと家賃払って生きてくには無理。親元でフリーターから脱出したい人とかニートから脱却
したい人、高齢者なら年金貰ってる人と、限られてくる。結婚はできないよな、
この給料だと。ですので自分の職場は老人、学生、主婦で構成されています。
働き盛りの男はパートではいない社員はいるけど。

まぁ稼ぎたかったら夜勤の仕分け作業、なんてのもある。深夜勤だから
時給１０００円から１２００円。でも勧めない。いやなやろうが結構いるから。
いやな話をよく聞くから、自分は深夜勤はやらないな。
今日契約の更改をやってきた。一応話したことは、小説書くから、７月末まで
定時上がりで働かせてくれ、代わりに残業できる人を職安から２、３人引っ張ってきます
という約束をしました。これで、小説に取り組む時間が増えると思うにょ。
がんばりましょう

>>314
行動的で羨ましいです。

自分は東京なんで興味あったのですが、実家から通うのは距離的に厳しいものがありますねー。
一人で暮らせればいいんですが。

いま営業職なんで精神的にきつくて、抜け出したいんですよね。
職安からの成果応援しています。

>>315
準社員とか社員の募集もやってるみたいよ。名前だしちゃうけど丸和運輸機関
という会社。中途はどう募集してるかわかんないけど。
ホームページもありますので興味があったらググってください。
マツモトキヨシがクライアントだから不況の切なさはあまり感じなくて
毎日仕事漬けになれます

ラノベ作家志望の友達が書いた短編小説を読んだ。
正直言って、お世辞にも面白くないんだが、なかなかそうは言えず・・・・。
「率直に感想を言ってくれ」と言われてるケド・・・・・・・・・

うーん、困ったぜ。
高校以来の友人だし、どう言えばいいの、ﾜﾀｼは

>>317
オブラートに包んで、楽しめなかった事を伝えましょう。

逆に聞き返すみたいな論点のすり替えしてみるといいかと、
「どのあたりが売りの話なの？」
「こうでこうでこうで〜」
「あ〜なるほど、」

で、それに合せて褒めるもよし、あまりその辺は感じられなかったなって言うもよし。
とか。

>>316
ありがとうございます。
ちょっと覗いてみます。

あー今日は仕事早く終わったー。何ヶ月ぶりだろうか18時前に上がれるのって。
明日は送り込みで物量爆発だが、オレは休みだ。明日は午前中は職安に行って
スカウトして昼は日高屋で肉野菜炒め定食食べて、午後は家で小説を書くだろう。
充実できるな、よし。

>>321
お疲れ様です！
休日前日で早く帰れる時の充実感って素敵ですよね〜！

>>322
どうも。そうですねー、休日前の一番楽しい時間ですね。でも今日はテレビは
面白いのやってないので、これから風呂入って、着替えて、ラジコでラジオ
聞きながら小説の設定・骨格・プロットを書いて寝ようと思います。

職安行ってきた。職安の目の前でチラシ配ってたら、職安の管理職が出てきて
場所変えてくれといわれたのが、出来事だったかな。チラシ10枚配って反応が
返ってきたのは2人。もうちょっと欲しいけど、また来週かな。

ブックオフで角川の野生時代を買ってみる。最近の小説ってどんなものだろう
という疑問を解消するためだ。でもあんまり面白くないかな。「本の旅人」という
小冊子の広告を見かけた。なんか面白そうなので定期購読してみようと思う。

さて、時間はあるが小説を書く気にはまったくなっていない。どうしようかなー

>>324
役所はうるさいですよね。
職探してる人に職を紹介しているんだから、やってることは正しいのに。

>>325
まぁ、ちょっと言われるかな？という予感はあったけど、まぁしょうがないさ。

ヤマダ電機で野性時代の最新号買ってきた。最近の小説って面白いのかな？
という素朴な疑問を解消するためなんだけど。まだ、エッセイしか読んでいない。
文章を追いかけるのは久しぶりだ。コレも修行さ。自分の小説のヒントになればいいな
とか思う。今度書くラブコメはヒロインがiPhone持ってブログを読みツイッター
でつぶやく描写を入れたいので、その辺参考になるかなぁとか思って読んでいる。

今日は勉強で一日終わった。あとは風呂入って、「素直になれなくて」を見て
寝るのみ

ではでは

>>326
小説家志望なら図書館でまめに借りた方が良いですよ。
読んでナンボの世界でもありますし。

横溝正史ミステリ大賞の選考委員　馳星周さんの言葉
「小説家になりたい人間に用はない。小説を書きたい人間なら話は違ってくる。
小説を書くことしかできないという人間なら歓迎する。魂を、感情を読ませてくれ。」
という言葉を野性時代から拾った。自分は小説家にはなりたいとは思っていないけど、
小説を書くのは面白いと思うんだよね。実績を積んでいけば、自分で言う前に
人に「あなたは作家・小説家ですね」って言われるのが運命っていうか、道筋
なのかなぁーとか思いながら、今日もノートにボールペンでプロットを書き足して
いく自分です。でもホントは絵描きさんって言われたいけど絵がへたくそ（笑）

>>1さん、作品投下のためにこのスレをお借りします。

この話は一部著作権を侵害している箇所があります。
また、名誉毀損ともとれる表現もあります。
そのことをご承知の上、お読みいただけたらと思います。

以下長文ですがよろしければ読んで下さい。

『マジカル☆モモ』

　ある森に、一羽の、黄色いカナリアがいました。このカナリアは、パパとママとはぐれて、広い森のなかに、ひとりぼっちで住んでいました。
　そして、ある夕方、カナリアが、ハリエニシダの中で泣いているところを、王女が見つけたのでした。
王女は、小さいすすり泣きの声、それから、悲しげに鼻を鳴らす音を聞きつけて、足を止めました。
　「おや、かわいそうなカナリアさんがいるわ。」と、王女は言いました。
　王女は、ポシェットを石の上におきました。そして、黄色い花の咲いているハリエニシダをかきわけて、その奥にいたカナリアを、じっと見ました。
カナリアの目は、薄暗がりの中で、金色に光り、鼻をひくひくさせていて、しっぽの先のほうだけが黄色くて、その他の部分は汚れていました。
　「まあ、カナリアちゃん、なぜママのいる、お家へ帰らないの？」
王女は、優しく訊きました。
　「ママとはぐれちゃったんだ。」と、カナリアは、とても悲しそうに言いましたが、その時、大きな涙のつぶが、ふたつ、カナリアの鼻をつたって、
ぽたりと、地面に落ちました。
　王女は、カナリアがかわいそうで、どうしていいか、解らなくなりました。

王女は、自分の楽しい城のことを考えました。
　「この可愛らしいカナリアと一緒にいられれば・・」と、王女はつぶやきました。
　「お城に連れて帰ることもできないじゃないけど―でも、カナリアって事になると！
小鳥って事になると！お父様が、なんと言うかしらねえ。」
　カナリアは、金色の目で、王女をじっと見ました。
　「お腹、すいちゃった。」とカナリアは言いました。
　「あなた、素敵な歌を歌える？」王女は訊きました。
　カナリアは、こっくりしました。
　「じゃ、あなたのこと、試してみることにするわ。一緒においで。」
　こういって、王女は、ポシェットをとりあげて、歩き出しました。
　カナリアは、羽で涙を拭き、王女のあとから、飛んでついていきました。
　小さなカナリアが、丘の上の木々に囲まれた、王女の城に住むことになったのは、こういう理由からでした。
　王女は、古い、立派な城に住んでいました。玄関のドアの上からは、シダが覆いかぶさり、玄関の柱には、ツタがはっていて、風格のあるたたずまいです。
あまり遠くないところに、小川が流れ、野菜畑もありました。その畑で、農民は、薬草や、野菜や、大豆や、ライ麦を作っていました。
　王女とカナリアが、城のそばまでくると、玄関のドアが、ぱっと開いて、女王が現れました。
　「やっと帰ってきたわね。」と言って、女王は、ポシェットを王女の手から取りました。
それから、カナリアをじろじろ見ながら、「あなたの後ろにいる、その小さい小鳥は、何かしら？」
　「わたしの見つけた森で迷子になったカナリア。」と王女は言いました。

　「ハリエニシダの中にいたの。わたし、この子を守ってあげたいんです。」
王女は、きっぱり言いました。
　「そりゃ、あなたのする事だから、間違いはないけど・・」と、女王は、考え込みながら言いました。
　「しかし、野生の動物がどんなものかは、あなたも知っているでしょう。」
　「この子は、別なのよ。」
と言って、王女は、女王のほうへ、（この子はこんなに可哀想な思いをしているじゃないの）と言うように首を振りました。
　「この子は、素敵なカナリアなのよ。この子の羽の形を見れば、わかるわよ。」
　「そりゃ、あなたのする事だから、間違いはないけど・・」と、女王は繰り返して言いました。
　「しかし、それにしても汚いわね。」
　「この子は、私がきちんと洗ってあげるわよ。水に溶けるわけじゃあるまいし。」と、王女は言いました。
それから、王女は、この不思議なカナリアを、じっと見ている、自分の侍女たちに言いました。
　「ほら、このカナリアが、あなたたちの新しいパートナーよ。」

　そして、家の中に入ると、カナリアを侍女たちのそばに連れていきました。
　「さぁ、ナンシーとクララ、このカナリアちゃんの座る場所を作っておやり。これから、一緒に住むんです。
この子の名前はね、マジカル・モモ、『モモちゃん』って呼んであげてね。」
ナンシーは、目をまばたきさせた後、優しく微笑みました。
一方、クララは彼の愛らしさに嫉妬するかのように、顔をしかめました。
けれども、侍女たちは、ソファの上へ、カナリアの座る場所を作ってやりました。
すると、疲れ果てたカナリアは、ナンシーとクララの間へ、倒れ込んでしまいました。
つんと、鼻をつくようなハリエニシダの匂いがしました。侍女たちは、それがいやでした。
　王女は、ライ麦パンとスープを、テーブルの上に乗せてやりました。
二人の侍女は、がつがつ、それを食べました。
モモは、ゆっくりとごちそうを食べていました。
　「こんなにたくさん食べきれないよ。」
　「食べきれなければ、残してもいいわよ。」王女は、そう言って、食べ終わるまでそばで見守っていました。

　「今日は、お風呂の日よ。」と、王女が言いました。
　モモはうれしそうに羽をばたつかせました。久しぶりに水を浴びることができるからです。
　王女が、バスルームに案内して、湯船にお湯を入れ、それを泡立てました。
まず、ナンシーが、湯船につかり、その後、大きなバスタオルで体を拭きました。
それから、クララのお風呂も、手早く、済みました。
　最後に、汚れたモモを洗う番になりました。王女が、彼をお湯に入れました。
それから、石けんを付け、彼の羽の汚れが落ちるまで、ごしごし、こすりました。
　「僕、こんなにきれいになって、嬉しい。」
　細くてきれいな王女の手で、体中をもみくちゃにされながらも、洗ってもらえた事に、彼は嬉しくなって泣き出しました。
　そこへ、彼女が、シャワーのお湯をいっぱい、頭の上から浴びせかけましたので、モモは驚いて、飛び跳ねました。
　「熱いっ！」
申し訳なさげに、王女が言いました。
　「あらっ、温度調節が間違っていたわ。驚かせてごめんなさいね。」
モモは、答えました。
　「ううん、大丈夫。」
王女は、きれいになったモモを見て言いました。
　「さあ、これで、きれいになったわ。」
　モモはバスタオルを取り、それを王女の手に渡しました。
彼女は、モモを暖炉の前に連れて行き、体を拭いてやりました。
彼の体をこすりながら、王女は楽しい歌を歌いました。

　♪腕につかまって 歩くのが夢だった
　　私は いつでも あなただけのプリンセスよ
　　このまま 手を取り おとぎの国へ連れてって

岡田有希子「リトルプリンセス」より

　女王はシンセサイザーを弾き、ナンシーはエレキを、クララはベースをそれぞれ弾きました。
それが、とても面白かったので、モモは歌詞を覚えて、

　♪私は いつでも あなただけのプリンセスよ
　　このまま 手を取り おとぎの国へ連れてって

と、歌いました。
　王女は、ラベンダー水を含ませたタオルでモモの体を拭いてやり、その後、またブラシでよくこすってやりましたので、
彼の毛並みは黄色く、金色に輝きました。
　「もうこれで、だれも、野生のカナリアと解らないわ。」と、王女は言いました。
　「邪悪なカルト宗教のスパイは、鉄砲をもってあなたを追いかけないし、そこの教団が野に放っている野犬がストーキングする事もないわ。
すっかり、匂いを変えてあげたんですもの。もう敵の事を、心配する事はないのよ。」

　それから、王女が、もう一つ、ベッドの用意をしましたので、ナンシーとクララとモモは、寝室へ駆け込みました。
ここは、城の上階にある部屋で、大きな窓があり、バルコニーがついていました。
　モモは飛び回ったり、ベッドの上を転がっていたり、窓から月をのぞいたりしました。
　「お月様、僕の友達だよ。僕、お月様を知ってるんだ。」
と、言って、彼は月のほうへ手を振ってみせました。
　「お月様と友達ですって。ハハハッ・・あの子バカじゃないの。」
と、クララは、ナンシーに小さい声で言いました。
　王女がやってきて、モモをくるんでやりながら言いました。
　「ゆっくり眠ってね、モモちゃん。これから、私たちが、あなたの面倒を見てあげるからね。」
彼は、王女に優しくうなづきました。

　その夜、三人が寝てしまってから、女王は、針箱の引き出しから、丈夫な布を取り出して、
モモのために、おしゃれで丈夫なかばんを作ってやりました。
　「このかばんを持ったなら、あの子、きっと素晴らしい仕事をしてくれる。」
と言って、女王は、かばんにボタンを付け、ポケットにお守りのニンニクを入れてやりました。
　「でも、少し甘やかしすぎかしら。」かばんを縫いながら、女王が言いました。
　王女は、寝室のほうを見ました。すると、モモは、窓をすりぬけて、外に出ようとしているところでした。
　「おや、モモちゃん、何しているとこ？」王女は言って、彼のしっぽを捕まえました。
　「ちょっとお月様に、歌を歌ってやろうと思ったんだ。」と、モモは言いました。

　♪あなたの星座は AQUARIUS
　　めざして今　TWINKLE GIRL
　　となりの三日月に乗って
　　スロープ　ほら　舞い上がる

岡田有希子「眠れぬ夜のAQUARIUS」より(アルバム「ヴィーナス誕生」に収録）

　「いい子だから、早く眠って。いつまでも起きていると、明日元気が出なくなるわよ。」王女は言いました。
　モモは、キラキラした目でウィンクして、ベッドに戻ると、おとなしく寝てしまいました。

　次の日、モモは、早く目を覚ましました。
そして、ふんわりした羽枕を眺めたり、侍女たちの寝ているベッドを、じっと見たりしました。
それから、やんちゃな子供のように、ベッドから飛び起き、ナンシーとクララの足をくすぐりました。

　♪Pop Up Love Feeling　わかってきたの
　　夢がとびだす　ドキ･ドキ･サイン
　　Pop Up Love Feeling　浮気なボーイ･フレンド
　　濡れたからだで　誘惑してね

岡田有希子「ポップ･アップ･リセエンヌ」より(アルバム「ＦＡＩＲＹ」に収録）

と、モモは歌いました。

　三人は、一緒に部屋の外に飛び出し、踊っている太陽にウィンクし、それから、洗面台で顔を洗った後、タオルで拭きました。
それから、畑にある薬草を摘み取ってきました。薬草は、人間の薬になるのです。
　「さぁ、早くおいで！」と女王が呼びました。
　「黒パンと、クリームと、森の蜂の巣から採った蜂蜜の朝ごはんですよ。」
　さて、朝ごはんの席に着く前に、女王は、前の晩に作ったかばんを出してきました。
そして、モモは左の羽に掛けひもを通しました。ナンシーとクララは、じっとそれを見ていました。
　モモは、かばんを撫でた後、ボタンを開けて右の羽を突っ込みました。でも、何も言いませんでした。
　「気に入らないの？」女王はがっかりして、訊きました。
モモは、気に入ったというように、うなづいて、それから、「ありがとう！」と言いました。
　「この子は、シャイなのね。」と、女王はつぶやきました。

テスト

　さて、朝ごはんにかかると、モモはおいしそうに食べ、「もっと無いの？」と訊きました。
　「どうぞって言うの。」女王が言いました。
　「じゃ、どうぞ。もっとうんとたくさん。」とモモは言いました。
　王女が、朝ごはんを食べに、森の散歩から帰ってきました。
王女には、女王に話したい事があったのですが、侍女たちが外へ仕事に行ってしまうまで、その事を話し出しませんでした。
　「最近、この森に大きなブルドーザーを入れて自然を破壊し、修行施設を建てている邪悪なカルト宗教があるの。
その宗教の名前は、『オードリーの証人』とかいうらしいけど、夕べも、『カスガ尊師』と森の地主がトラブルを起こしていたわ。」
　「森の住人をいじめて、自然を破壊する悪い宗教というわけね。」と、女王が言いました。
　「モモちゃんを捕まえにくるかもしれないわ。」と、王女が話を続けました。
　王女は、城の見張り塔に駆け上り、遠くを見渡しました。
そこでは、ブルドーザーが木々をなぎ倒し、地面は不自然に削られ、岩は、ダイナマイトで爆破されていました。
　「ご先祖様が、何千年と掛けて作ってきた自然をメチャメチャにするなんて、許せないわ！」
王女は、憤慨しました。

　午後になって、王様が出張で訪れていた日本から帰ってきました。
　「お帰りなさい、お父様。」と言って、王女は、重いスーツケースを王様の手から取りました。
それから、モモを見て、「おまえの後ろにいる、その小鳥は新しいペットかね？」
　「ペットではありませんの。森の中で迷子になっていた勇敢なカナリアですわ。」
と、王女は言いました。
　「ハリエニシダの中にいたんです。私、この子を守ってあげたいんです。」
　王女は、王様に頼み込みました。
　「別に、可愛がってやるのは一向にかまわないけど、きちんと責任を持って可愛がってやれよ。」
と、王様は、きっぱり言いました。

　その夜、王女が、件のカルト宗教の話を王様にしました。
その話を聞いた王様は烈火の如く怒り、どんな手を使ってでも侵略者を壊滅に追い込むことを決断しました。
　王様は、モモを呼んでこう言いました。
　「君、悪の宗教のアジトに行って偵察できるかね？」
　「偵察って、何です？　僕にスパイ行為をしてこいという事ですか？」
　「そうだよ。」
　王様は、こともなげに答えました。
　モモは好奇心が強かったので、うなづいて、偵察の任務を引き受ける事を承諾しました。
　「モモ！気をつけるんだよ！『オードリー』は、危険でいっぱいだからね。」
と、王様は真面目な顔で言いました。
　モモは、余裕の微笑みを浮かべました。
　「僕、本当は危険が大好き。何だかうれしいな。」
　そして、モモは、ぴょんぴょん、飛んでいってしまいました。

　こうして、モモは、王国の一員になりました。
王女やナンシーやクララと一緒に、楽しく遊び、侍女たちは、モモをとても勇敢で頭のいいきょうだいだと思いました。
侍女たちは、どたばた歩くのに、モモは影のように音も無く、ふんわりと羽根が舞うように歩く事ができます。
侍女たちは、石垣をぐるっと回っていくのに、モモは、ひらり、それを飛び越えてしまいます。
三人は、どこへでも、一緒に行きました。
けれども、先頭に立つのは、モモでした。
　侍女たちは、ばちゃばちゃ、川を渡ります。けれども、モモは空を飛び、くちばしで魚を捕ることができました。
しばらく歩くと、海につきました。
　夏と呼ぶには遅すぎる季節でしたが、三人は海水浴をしました。
モモは、イルカと話をします。そして、歌を歌いました。

♪半袖シャツじゃちょっぴり　肌寒い季節　ひと気ない砂浜には　忘れられたパラソル
　楽しい夏がこのまま　続けばいいのに　キャンパスに戻る時が　目の前に近づいてる
　あなたとバスに揺られ　どこまでも行きたい　居眠りのふりして肩にもたれる私を
　優しく微笑み浮かべ　見つめるあなたが好きよ　想い出ひとつふえたら　ふたりの夏休みにさよなら

岡田有希子「さよなら･夏休み」より(アルバム「シンデレラ」に収録）

けれども、侍女たちはイルカの頭を触りました。
　「しっ、しっ！　あっちへ行け！」と言って、イルカは、侍女たちを尾びれで追い払い、海に沈んでいきました。
　「わたしは、人間の友達ではない。」
　「どうしてあんなことするんだろ。」モモは、不思議な心境になりました。

二人の侍女は、しょんぼりして、急いで浜辺に戻ってきました。
　「あたしたち、イルカに何も悪い事なんかしていないのに・・」
　「イルカって動物は、本当は海の神様なんだけど、姿を変えているんだよ。それに、イルカは元々優しい動物なので、
友達になると歌を歌ってくれるんだよ。」と、モモが言いました。
　「あたしたち、イルカと友達になりたい。」と言って、侍女たちはため息をつき、滑るように泳いでいくイルカを見送りました。
　海水浴からの帰り、ナンシーはがっかりしてうつむきながら歩き、クララはふてくされた顔で、
「イルカのくせに生意気よ！」などとつぶやきながら歩きました。
モモだけは、元気いっぱいで、はしゃぎながら飛び回っていました。

　その晩、ベッドに入ってから、モモは、楽しかった海水浴の事を考えました。
どうしたら、体力を消耗せずに長い距離を泳げるか・・などと。また、あのイルカに再会できたらいいな・・と。
そうしているうちに、モモは眠ってしまいました。
　王女が、音を立てないように寝室のドアを開け、モモに、
「大広間に来て。」と、囁きました。
こうして、二人は、そおっと廊下を通り抜け、大広間に向かいました。
　王女とモモが、足音を忍ばせて、廊下を抜け、大広間のほうへ行きますと、王様の姿が見えました。
　「こんな夜中に、何です？」と、モモが言いました。
　「君が、こんな時間にもかかわらず、顔を見せてくれて嬉しいぞ。どうか『オードリー』の偵察任務を成功させてくれ。」
と、王様が言いました。
　「どうか、成功させてみせます。」と、モモは答えました。
　「これから話す作戦内容は、トップシークレットなので、誰にも口外しないように。」と、王様が言いました。
王様の話す作戦内容を聞いて、少し不安になり、体がガタガタ震えました。
けれども、勇気をふるって、その恐ろしいカルト教団を倒すことを誓いました。
　「他に何か必要なものがあったら教えてくれ。物によっては輸入の手続きをしなければならないからな。」
王様は、モモに訊ねました。
　「えっと、今思いつく物は、トランジスタラジオ、ビタミン剤、目薬・・・かな。」
それを聞いた王様は、笑いをこらえきれずに、爆笑してしまいました。
「まぁ、突然呼びつけたりしたから、寝ぼけているのかもしれないが。それはともかく、適宜必要な物があれば教えてくれよ。」
王様は、そう言って、モモと誓いの握手をしました。

　九月の晴れた少しばかり肌寒い日でした。モモの腕時計は十四時を指していました。
彼は教団の信者を避けるように羽をすくめながら、『オードリーの証人』のスチール製のドアを素早く通り抜けました。
　玄関ホールはカビとぼろぼろになった段ボール箱の匂いがしました。
突き当たりの壁には、屋内に展示するには大きすぎるカラーの肖像画が掛けてあります。
描かれているのは、横幅が一メートル以上もあろうかという巨大な顔だけ。
三十五歳くらいの男の顔で、豊かな黒い口ひげをたくわえ、いかついが整った目鼻立ちをしています。
モモは階段のある方向へ向かいました。
階段の踊り場には、巨大な教祖の顔のポスターが見つめていました。
こちらがどう動いてもずっと目が追いかけてくるような、薄気味悪いポスターでした。
ポスターの下には『カスガ尊師と一緒に、汚れた世界を救済しよう』というキャプションがついていました。
　修行部屋に入ると、教祖の朗々とした歌がスピーカから流れていました。

　♪尊師、尊師、尊師、尊師、尊師　カスガ尊師
　　尊師、尊師、尊師、尊師、尊師　カスガ尊師
　　
　　過去の尊師、現代の尊師、未来の尊師、尊師、尊師

　　尊師、尊師、尊師、尊師、尊師　カスガ尊師

　モモの背後では、相変わらずスピーカから教祖の洗脳ソングが流れていました。

　しかし、それよりも問題なのは、施設内のあちこちに高感度マイクと暗視対応の監視カメラが設置されている事でした。
羽音を立てるくらいは可能だとしても、モモがそれ以上の音を立てると、どんな音でもマイクが拾ってしまいます。
さらに、監視カメラの視界内に留まっている限り、音だけでなく、彼の行動も捕捉されてしまうのでした。
もちろん、いつ見られているのか、いないのかを知る術はありません。
どれほどの頻度で、またいかなる方式を使って監視しているのかを考えても、所詮あてずっぽうでしかありませんでした。
教団内の誰もが始終監視されているということすらあり得ない話ではないでしょう。
しかしいずれにせよ、教祖はいつでも好きな時に監視システムに接続できるのでした。
彼の立てる物音は全て集音され、暗闇の中にいるのでもない限り、行動の一つ一つにいたるまで監視されていると想定して偵察しなければなりませんでした。

　真夜中のことでした。モモの忍び込んでいる修行施設では、信者が仕切られた小部屋に閉じこもり、大きなモニターに向かい合っていました。
『S弁護士殺害計画』と題された洗脳ビデオの準備でした。
彼が見たのは、若い女性でした。名前は知りませんでしたが、出版部門でワーク（註：教団用語で仕事の意味）をしていることは知っていました。
想像するに―彼は何度か彼女が手にスパナを握って輪転印刷機を修理しているのを見かけていた―
彼女は輪転印刷機の運転操作に関わる仕事に従事しているのでしょう。
目鼻立ちのくっきりした娘で、年の頃は三十歳くらい。豊かなロングヘアーは黒く、東洋的な美しい顔立ちで、運動選手さながらの機敏な身のこなし。
『反スパイキャンペーン』の象徴である細いピンクの飾り帯が作業着の上に幾重にも巻かれています。
形のいいヒップを際立たせる締め具合でした。

　実のところを言うと、モモは初めて見かけた時から彼女を怪しいと思っていました。
理由は分かっていました。彼女がいかにもという感じで身の回りに堪えている雰囲気―何事も完璧でなければ気が済まない―
のせいでした。
彼は、ほとんどの女性を、特に若くて美しい女性を見る時は、少し距離をおいて見ることにしていました。
誰よりも頑固に教団を信奉し、教祖の説法を鵜呑みにして、スパイの真似事をやっては非正統派を嗅ぎ付けるのは、いつだって女性、
なかでも若い女なのです。
しかし、特にこの娘はたいていの女性よりずっと危険だ、と彼は強く感じていました。
以前、教団の庭で目が合った時、彼女は横目でこちらの内奥（ないおう）まで貫き通すように睨みつけ、心がしばし、恐怖感で溢れました。
教団の最高幹部かもしれないという考えさえ脳裏をよぎりました。
そんなことはまずありえないでしょうけれども、それでも奇妙な不安感は拭えず、彼女が近くに来ると、不安に恐怖と敵意さえ感じるのでした。

　もう一人、彼女と同じように小部屋に閉じこもり、洗脳ビデオを見ていたワカバヤシと言う男がいました。
【最高幹部】の一員で、何かとても重要な雲の上のポストを占めていて、モモにはその職務がどんなものであるのかほとんど見当もつかないのでした。
最高幹部の象徴であるエメラルドグリーンのクルタ（修行服）を着て、モニターの前で叫ぶように歌っていました。

　♪一つ　二つ　三つ　四つ　五つ
　　一つ　二つ　三つ　四つ　五つ
　　一つ　二つ　三つ　四つ　五つ
　　悪業を数える　悪業を数える
　　一つ　二つ　三つ　四つ　五つ
　　一つ　二つ　三つ　四つ　五つ
　　一つ一つ裁くぞ
　　嘘をついてもわかるぞ

　　わたしはやってない　潔白だ
　　わたしはやってない　潔白だ

オウム真理教（現Aleph）テーマソング「エンマの数え歌」より引用

ワカバヤシは大柄で逞しい体をしており、首は太く、顔には半ば俗世間を見下したような残忍な表情が浮かんでいました。
その恐ろしげな風体にもかかわらず、彼の仕草にはある種の魅力がありました。
鼻の上で始終眼鏡の位置を直すという癖がありましたが、この癖は妙に相手に好感を抱かせるものでした。
　しかしいずれにせよ、もし何とか彼と二人きりになれたら、腹を割って話をしてもいいという気にさせる雰囲気の持ち主でした。
モモはこうした推測の正しさを確かめようとしましたが、実際問題として、彼には確かめようがありませんでした。
　次の瞬間、油の切れた巨大な機械の発するようなおぞましく耳障りな音が集団修行場の奥の大型スピーカから飛び出してきました。
歯が浮き、首の後ろで羽が逆立つような不快感を催させる音。『尊師マーチ』が始まりました。
　いつものように【尊師】カスガ尊師の顔が大型スクリーンに現われました。

　♪尊師　尊師　尊師尊師尊師　カスガ尊師
　　尊師　尊師　尊師尊師尊師　カスガ尊師

　　オードリーの尊師　世界の尊師　地球の尊師
　　尊師　尊師

　　光を放ち　今立ち上がる　若きエースに帰依しよう
　　僕らのオードリーを守るために　尊師の力が必要だ
　　尊師 尊師 カスガ尊師

『尊師の説法』のプログラムはその日によって違いましたが、カスガ教祖が登場しない日はありませんでした。

　カスガ教祖の姿が消えていました。ある朝のこと、彼は道場に現われませんでした。
口の悪い数人の信者が彼の雲隠れについてあれこれ言いましたが、翌日になると誰も彼の事を話題にしなくなりました。
数日後にモモは戸籍局の入口にある掲示板を見ました。
掲示の一つは印刷された最高幹部の名簿で、教祖であるカスガも当然メンバーの一人でした。
最高幹部のリストは前とほとんど変わらないように見えました―マジックで塗りつぶされた印もない―
けれども、一人分だけ短くなっていました。それで十分だったのです。
カスガ教祖は存在しなくなった。いや、最初から存在していなかったことになっているのです。

　凍り付くような寒さが続きました。迷宮のような施設では、空調の効いた教祖とその家族の部屋と最高幹部の部屋では一定の温度が保たれていますが、
サマナ（出家信者の呼称）の部屋は、足が凍傷になるほど冷たく、おぞましい悪臭を放っていました。
　
　選挙出馬の準備がすっかり佳境に入り、どの省のサマナも超過ワーク体制に入っていました。
街宣活動、集会、演説会、講演、教祖の顔に似せたかぶり物をかぶって街を練り歩く活動、選挙活動のテレビ番組制作など、
準備しなくてはならないことが山ほどありました。
他にも、観客席の組み立て、教祖を模した人形の制作、スローガンの案出、テーマソングの創作、デマの流布、写真の捏造などです。
出版部門に所属するカオリの所属する班は機関誌の印刷業務から外れて、目下、王国をネガティブキャンペーンする内容を書いた
シリーズものの小冊子を作るのに大わらわでした。
　以前に比べて、警察の事情聴取が頻繁に行われるようになり、ときおり、教祖を逮捕しに来るなどという突飛な噂が飛び交う事さえありました。
　選挙出馬のテーマソングとなるはずの新曲（タイトルは『オードリー、魔を祓う春日の歌』）はすでに完成していて、
のべつまくなしに大型スピーカから流れていました。

シンセサイザーで打ち込んだだけの安っぽいリズムで、とても楽曲と呼べるような代物ではなくて、
シンセサイザーがひたすらピコピコ鳴るだけのものでした。
行進する足音に合わせて数十人の信者がその曲を歌うと、恐ろしいほどでした。

『オードリー、魔を祓う春日の歌』

オードリー　春日　春日　春日　オードリー　春日　春日　春日

しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　俊　俊　俊
しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　俊　俊　俊
春日俊　春日俊　春日俊　春日俊
光を放ち　一人立ち向かう
救済者の要石　それが俊

しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　俊　俊　俊
しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　俊　俊　俊
春日俊　春日俊　春日俊　春日俊
苦悩を背負い　一人指し示す
救済者の道しるべ　それが俊

しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　俊　俊　俊
しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　俊　俊　俊
春日俊　春日俊　春日俊　春日俊
至福の泉を　ただ一人悟る
救済者の救済者　それが俊

オードリー　春日　春日　春日　オードリー　春日　春日　春日　オードリー　春日　春日　春日
オードリー　春日・・・ (F.O.)

　庶民たちはその曲を気に入って、真夜中の繁華街では、まだ人気のあるプリンセスプリンセスの「Diamonds」とこの新曲が競い合うのでした。
　信者によって組織されたワーク部隊が選挙出馬に備えて、街の準備をするのであります。
横断幕を縫い、ポスターを貼り、駅前にのぼりを立てて、宣伝カーでテーマソングを流しながら宣伝し、
しまいには、対立する候補者のポスターをスプレーで塗りつぶしたり、逃げ足の速い信者がはがした後、引き裂いて燃やしてしまうなどの違法行為も行われました。

　ついに、選挙の結果を発表する日がきました。しかし、結果は見るも無惨な惨敗でした。
選挙で惨敗した事に対して、春日教祖は少しも反省しませんでした。
幹部が度が過ぎる宣伝活動とか選挙での違法行為とか前年の弁護士失踪事件で疑惑をかけられている件とかについて話し始め、
教祖を諌めると、彼はきっぱり反論し、
　「そうした事実は全くない。全部マスコミのでっちあげだ！これは、国家権力の陰謀だ！！」と言ったのでした。
幹部がそうした意見に固執して話を止めないと、教祖はふて寝してしまい、幹部を困惑させました。
　ある意味では、オードリーの世界観の押しつけは、皮肉にもそれを理解できない人々の場合に最も成功していると言えました。
なぜなら、現実に何が起こっているのかに気づくほど、社会の出来事に強い関心を持ってもいないからです。
理解力を欠いていることによって、かれらは正気でいられるのです。
かれらはただひたすら教祖の価値観を鵜呑みにするだけで、自分で物事を検証したり考えたりする訓練をほとんど受けていないのですから。

　教団が総力を結集して出馬した選挙に惨敗してから、三年以上の月日が過ぎました。

　モモは、自分がどこにいるのか分かりませんでした。おそらく監禁用の独房のなかにいるのでしょう。
しかし、確かめる術はありませんでした。
　彼のいるのは、天井が高く窓の無い監房のような所で、壁は無機質なコンクリートでできていました。
天井には冷たい蛍光灯の光が溢れていて、低く唸るような教祖の歌がひっきりなしに聞こえました。
独房には必要最低限の設備しか無く、木製の棚があるのみでした。
それが切れているのは網でできたドアの所と、プラスチック製のおまるが据え付けられているドアの反対側だけです。
洗脳用モニターはそれぞれの壁に一つ、計四台が設置されています。
　モモは下腹部に鈍い痛みがありました。それは独房に放り込まれてから、ずっと続いていました。
それと同時に空腹でもありました。モモはこうつぶやきました。
　「最後に食べてから一日以上は経っているのかもしれない、いや二日間かもしれない。
スパイとして逮捕されたのが朝だったのか夜だったのか、今もって分からないし、恐らく今後も知ることはないだろう。」
食事は一度も与えられていませんでした。
　彼は両方の羽を腹の上で組み合わせたまま、狭い独房でできるだけ身動きしないで座っていました。すでに静かに座ることを学んでいました。
勝手に動くと、独房に備え付けられたスピーカから怒声が飛んでくるからです。
　「モモ！」スピーカから看守の声が聞こえてきました。
　「スパイ九七九号、マジカル・モモ！　監房では独り言をつぶやくな！」
　彼は再び両方の羽を腹の上で組み合わせ、不動の姿勢で座りました。

　しかし、食べ物への渇望がどんどん募ってきます。
たとえ一切れのニンニクであっても口に入れたかったのです。
かばんのポケットにお守りのニンニクが入っていることを思い出しました。
しかし、逮捕された時にニンニクの匂いがしたため、彼は下腹部を殴られ、お守りのニンニクを取り上げられそうになったことも思い出しました。
　「何だそのニンニクは！」
　モモを取り調べた幹部が一喝しました。
彼は怯えながら答えました。
　「これは食べ物なんかではありません。お守りです。」
幹部は彼に猜疑心をもって切り返しました。
　「馬鹿者、ニンニクというのは食べる物に決まっているだろうが。」
幹部はこう続けて言いました。
　「それとも、何かい？　おまえの国ではニンニクをお守りにする習慣があるとでも言うのか？」
彼は恐怖のあまり声も出なくなって、「そうだ」と言わんばかりにうなづきました。
幹部は説教臭い口調で、最後にこう言いました。
　「尊師はニンニクが大嫌いなんだよ。ニンニクは悪魔の食べ物だ。あんな物は人間が食べる物じゃない。」
　結局、食べたいという気持ちが恐怖に勝ったのです。
彼はポケットに羽を滑り込ませてニンニクを一切れ食べました。

　モモは独房に入れられた瞬間から、暗闇も昼の光も見ていないのでした。
その上、スタンガンのような物を頭に当てられ、記憶も途切れ途切れになっていました。
　下腹部に最初の殴打を受けたのが悪夢の始まりでした。
後になって悟ったのですが、あのとき起きたことは単なる予備手順、スパイならほぼ例外無く受けなければならないありきたりの取り調べでした。
教団へのスパイ行為、破壊工作をはじめ、誰しも当然のこととして自白しなければならない犯罪項目はいくつもあるのです。
自白した場合は紋切り型の手続きですが、拷問された場合は生半可なものではありません。
何度打擲（ちょうちゃく）されたのか、それがどのくらい続いたのか、彼には記憶がありませんでした。
いつもワインレッドのクルタに身を包んだ男が五、六人、一斉に襲ってくるのでした。
拳骨だったり、電話帳の束だったり、あるいは特殊警棒だったり、ブーツの踵だったりと様々でした。
しまいには、拳が振り上げられたのを見ただけで、でっちあげであろうがなかろうが罪を犯しましたとすんなり自白してしまえという気になるのです。
そうかと思うと、初めに何も自白などするものかと決意することもあります。
そんな時は、拷問による激しい痛みの合間に仕方なく吐いてしまう言葉以外は一切口にしないのです。
ところがまた、弱気になってやむを得ず妥協しようと思うこともあり、自分自身に
　「自白してしまおう、だが、まだだ。痛みが耐えられなくなるまで頑張らなくては。あと三回蹴られたら、あと二回蹴られたら、
その時にはお望み通りの事を教えてやろう。」と言い聞かせるのでした。

　現実の殴打は次第に少なくなり、恐喝の意味あいが大きくなりました。
彼の答えが満足のいかないものであったときには、いつでも殴打が待っているぞという恐怖として作用したのです。
取り調べをするのもワインレッドのクルタ姿のごろつき幹部からエメラルドグリーンのクルタ姿のインテリ幹部に変わっていきました。
この新しい幹部はモモに軽い苦痛を与え続けるようにしてはいましたが、苦痛に主眼を置いているわけではありませんでした。

　教団幹部の中にはまだ完全に洗脳されていなくて、心の優しい人も少数ではありますがいました。
四十歳ぐらいでしょうか、背が高く、豊かな巻き髪の女性が現われました。
　「ごめんなさいね。こんな所に閉じ込めちゃって。」と女性幹部は言いました。
　「あなたをこんな所に閉じ込めるつもりはなかったんだけど、あの下司連中どもが暴走してしまったの。
まったく、社会や世間の常識ってもんを知らない奴らだわ。」と彼女は続けました。
　「もう大丈夫よ。」女性幹部はそう言うと、目を閉じてモモの背中をさすり、もう一度彼を見ました。
そしてすぐに気に入ったようでした。器用な手で彼を抱き上げ、自分の方に引き寄せました。
　「名前は何ていうの？」女性幹部が言いました。
　「マジカル・モモ、モモって呼んで。」モモが言いました。
　「えっ、モモちゃんかしら？」女性幹部が言いました。
　「おかしなものね、あたしの以前飼っていたカナリアもモモっていう名前なの。こりゃひょっとして・・」と女性幹部が感傷的になって付け足しました。
　「あたし、あなたの母さんかもしれないわよ！」
　モモは思いました―本当に母さんかもしれない―

　女性幹部は彼に、温かいスープにパン、コーヒー（一般の信者は飲む事を禁止されている）をご馳走しました。
食事が終わってから彼の毛並みを整え、それから白衣に着替えて脈を測り、反射神経や脚気を調べ、目蓋をめくり、
骨折箇所を探すために身体中を触診しました。
最後に、精神安定剤の注射を打とうとした時、
　「ぼ、僕を殺さないよね・・・」と怯えるように彼は言いました。
　「大丈夫よ。これは精神安定剤だからね。あたし、こう見えても以前看護婦をやっていたのよ。」
と言って彼を眠らせるために注射を打ちました。

　こうしてモモは、女性幹部が教祖を説得した事もあってか、教団施設での監禁から解放されました。
半年ぶりに城へ帰ることができたのです。

　城に帰ったモモは、日記を兼ねたレポートを書き始めました。

　１９９４年４月４日

　信者向けの教団が制作したテレビ番組。全てカスガ教祖の洗脳番組。とても面白いのが一つ。
世界がハルマゲドンで滅亡する。信者がひどく喜んだのは、とてつもなく太った大男がヘリコプターから降りてきて、
『トゥース』と宗教の儀式をするショット。
最初は核戦争で破滅した世界を見て、教祖が憤慨する姿。
次の場面では米軍のヘリコプターが彼をマシンガンで攻撃するシーン。
彼の身体じゅうに穴があき、周囲の土がピンクに染まる。
そしてその穴からマグマが注入され、彼の怒りが爆発する。
マグマはミサイルのように空に放たれ、米軍のヘリコプターを撃破する。
信者はその撃破するシーンを見て拍手喝采。
それから子どもを満載した救命ボートとその頭上を旋回するヘリコプターのショット。
中国人とおぼしき中年の婦人が舳先に座り、三歳くらいの男の子を抱いている。
男の子は恐怖のあまり泣き叫び、婦人の胸元に顔を埋めている。彼女の体に巣穴を掘って隠れようといわんばかりに。
婦人は自分も恐怖のために顔面蒼白になりながら、男の子を抱え、なだめている。
その間、自分の腕で銃弾が防げると思い込んでいるのか、できるだけ男の子を庇おうとする。
するとヘリコプターがかれら目がけてミサイルを発射、恐ろしい爆風、ボートは木っ端微塵。
その後に天使になった子供が天に昇っていく素晴らしいシーン。
こんなシーンがこれでもかこれでもかと続く―

　モモは久しぶりにペンを使って字を書きました。
しかし、しばらく字を書いていなかったせいで手が痙攣してしまい、書くのを止めました。
王様に報告するためとはいえ、どうしてこんなつまらぬ文章を書く気になったのか自分でもわかりませんでした。
しかし奇妙なことに、そうやって書き連ねているうちに、教団に消された記憶を、ほとんど書き留めることができそうなほど鮮明に浮かび上がってきました。
これで記憶を取り戻せることにようやく気づいて、今日から日記風のレポートを始めようと心に決めました。


以上で第一部を終わります。

この物語を書くにあたって参考にした本

「こぎつねルーファスのぼうけん」

アリソン・アトリー　作
石井桃子　訳

岩波書店　１９７９年発行


「一九八四年[新訳版]」

ジョージ・オーウェル　作
高橋和久　訳

早川書房　２００９年発行


第二部以降は書けるかどうかわかりませんが、暇を見て書いていきたいと思います。

>>1さん、貴重なスペースをありがとうございました。

あーあ、今日は仕事早く終わったなぁ。物量爆発かなと思ってたら、そうじゃ
無かった。土曜日、ゆっくりテレビを見る日だ。

明日は取材だ。楽しみだなぁ

なにの取材いくんですか？

自分は二日酔いで寝てそうです。

>>363
最近の女性の動向を取材しに行く。どこでなにやるかは秘密だけど。

酒かー、夜寝る前の精神安定剤のために、酒は寝る前に飲めないんですよねー。
麦とホップが結構おいしいけどね。

>>364
秘密<<気になる

今日は埼玉県立近代美術館で常設展200円ナリを見てきた。久しぶりの北浦和。
高校生の頃よく来てて、美術部だったので埼玉県展に応募するんで先生のクルマに
乗って来てたなぁ。マンガがよく揃っていた本屋はつぶれて無かった。ミスタードーナツと吉野家
は相変わらずあった。こんどはガールフレンドつれてこよう。

最近テレビドラマが面白い。「月の恋人」「素直になれなくて」「女帝薫子」
が面白い。月の恋人はヒロインの台湾女優がイイ！！残業で見れない可能性
もあるので木曜日にHDDレコーダをヨドバシカメラで買うことにした。貯金が減る
けど、もう止まらない。買うぞー。

>>367
レコーダーって幾らくらいするの？

>>368
そうだな3万5千円から4万円くらいのアナログチューナー内蔵でDVDは無くても
いい。HDDであれば。ヨドバシアキバで買ってくることに決定です。

>>369
それなりの値段ですね。

結局買ったのはＤＶＤ／ＶＨＳプレーヤーでＶＨＳで録画することになった。
HDDレコーダはアンテナがUHFで地デジ対応がメインになってて、いまだアナログ
の環境だと、アナログのレコーダじゃないと無理だった。ヨドバシで日立の42型
が14万なので、来年買おうと思う。で、折角ステレオのプレーヤを買ったわけだから
中古のプリメインアンプとスピーカを買ってステレオで音声聞きながら、DVDや
昔のVHSを見ようとか思う。来月はアンプとスピーカーだな、買うの。

近所のホームセンター行ったら地デジ対応のDVDレコーダ売ってたけど、あとの
祭り。来年、デジタルテレビを買い、アンテナをUHFにして今持ってるDVD/VHSは
CD・VHS・DVDプレーヤとして使う。そのためにアンプ、スピーカー、ついでにレコード
プレイヤーも買ってアナログのコンポーネント組み立てる野心がふつふつと
湧いてきた。今持ってるアナログテレビにも活躍してもらわなければ。もったいないしね。

さて映画見よう、そのあとは女帝薫子見てと、最近ドラマが面白いんだよなぁ。

仕事は7月末まで定時上がりにしてもらった。コレで平日も小説が書ける。もっとも
人がいなけりゃ残業することになってるんだが。

さて、風呂入ったら、小説書かなくちゃね。

新人さんはどうですか？

>>374
自分が勧誘して会社に紹介した二人は2週間経ってもこない。まず、この給料じゃ
独立してる働き盛りの人はやってられないのだろう。こないよ（TTで、予想しない
範囲で一人有望なで有能な人一人入ったので、自分の仕事をすべて教えて、自分は
早上がりってことにしました。もう一人派遣社員で、大分仕事覚えてる人もいるので
その人にも任せて今日は5時で上がりました。残業できる人できない人いろいろあって
人がいないときはしょうがないので自分残業やります。7月になったら繁忙期かもしれないので
小説の上がりを6月一杯に設定してるけれど、こぼれるかもしれない。けど、賞金が掛かってるから
かなり、気合が入ります。今日は大分書いた。毎日書かなくちゃ上手くならないとも
言われてるので、毎日これから書きます。プロット、骨格、設定は完了してるので、あとは
丹念に文章を書いていくだけだけどそれが難しいのですね。もっと時間作んないとね。
仕事が終わるとボンヤリしちゃう。けどラクになった方だけどね。

今日も仕事はラクだった。新人が頼もしい。で、ラーメン食って帰ってきました。
時間は浮いた。小説を書いて、風呂入って、また小説書いて寝よう。明日は雨かな
ちょっとはどこかへ出かけたいな。でもでも締め切りもあるしなぁ。

金曜は物量爆発で小説どころの話ではなくなる予定なので、木曜日に充電しないとね。

>>376
小説進んでます？
書くとき何枚くらい書いてるんですか？

>>377
今65行です。プロットはノート一ページ。書く目標は40字×40行で200枚
ですねぇ。大分細かく描写していかないとページに到達できないですねぇ。

>>378
単純に考えて一日５頁くらいやんないと推敲できなくないですか？

>>379
えーっと細かい計算は明日やろうかな、と。応募規定は４００字原稿用紙換算
で２００枚から５００枚なんですよね、でプリントアウトは40字×40行ですね。
明日計算してみるよ。一日5ページか。焦るなぁ(＾＾;

あ、いま計算してみた。400文字×200枚は80000文字でプリントアウトは1600文字
だから80000÷1600＝50枚。

40字×40行で50枚書けば規定に達するね。

今80字詰めで73行書いてる、これは5840文字で1600で割ると3.65枚。二日で4枚書いた。
50枚書くには50÷2で25日掛かるね。何とかなるかなー、締め切りは7月31日でーす。

>>382
縦書きですよね？
改行とかあるんで計算しないと狂いますよ。
あと、推敲はしないと無茶というものですよ。

>>381
規定体裁で規定枚数計算にした方がいいですよ。
大抵の賞は文字数はなんの制約にもならないと思うので。

>>383
6月に毎日3時間くらいで一ヶ月執筆して、7月は推敲に費やすので間に合うかな
>>381
わかりました　


がんばります

今、NHK見てたら角川暦彦さんがテレビでiPadと近未来の電子出版の可能性について
語っていたのをタマタマ見かけたのでじっくり見た。iPadに興味はあまりないが
今後電子書籍の一般化っていうのは、気になる話題だ。自分のやってることは
小説を書くことなんだけど、今後はコンテンツビジネスやってますって言い方に
変えるんだろうか。同人誌も電子書籍化して世界に流出するようなレポートだったし、
日本のオタク文化はクールジャパンとして世界で評価されるそういう時代になるんだね。
自分もつかみはライトノベルで、ゆくゆくはマンガ原作とか、イラストとか、そういうの
でやってみたい。まずは橋頭堡としての出版社とのかかわりを持ちたいと思う今日この頃です。

>>386
電子書籍だと眼精疲労や視力の落ち方が
紙よりもひどそうなのだけどどうだろう？

>>387
その辺の目の疲れってどうなんでしょうね。iPadは試してみたけどWiFIってなぁに
ってくらいの情弱なもので、どうなんでしょうか。

小説のノルマは一日37行で決定。一日一時間で30日で完成、の予定が立った。でも
現実は厳しいのだけれど。仕事がまた物量増えてきたみたいだ、悲しい（ＴＴ

今日も21時30分までピッキングやってしまった。代わりの人間がいない立場
は辛い。ピッキングしながら小説の事を考えながら働いてるが、今日はそういう
気力も湧かないほどの物量だったよ。どうやら閑散期にてこ入れでチラシうった
みたいで、それで物量が跳ね上がってるらしいのだが、これでは6月攻勢がかけられないよ。
それでもやるけど、他に道はなしなので。

日記スレ

切なくなるよね

規制民がまったりしてていいじゃん。

うーむ、日記スレになっている。鳩山やめたなぁ。

>>393
まあ、いいじゃないですか。
誰も迷惑してないし。

では、日記風に・・・
今日は21時まで仕事、くるまやでネギミソラーメン食べて帰ってきた。今、ラジコで
TBSラジオ聞きながら、ブログを更新しました。これから風呂入ってから小説のノルマ
を2時間やって寝ようと思います。ああああ、締め切りがあるって、自分にはキツイな。

ノートＰＣやそれ以下のものの長期的かつ長時間の使用はやめとけ
特に電車でなんてもってのほか
目に障害くらうと、一生もんだぞ
ＰＣ使う仕事で眼精疲労は支障出過ぎ。最悪失業

今日、秋葉原へ行ってきた。ヘッドフォンを買うのと、小説でヒロインがiPhone
を使う設定なので、iphoneの参考書を資料にするためだった。で買って帰るとき
平積みで「超ライトノベル実戦作法」という本が目に留まり、ひらめいた。
「買っておこう」と。で買って、帰りの電車で読んでるうちに、自分の小説に対する
取り組みに自信が湧いてきた。今の方針でいいんだな、と思えるようになった。
でも自分はライトノベルは書けない。10代をターゲットにして書いてないし、今後は
どうなるかわかんないけど、考えてみる。

今日は物量多かったけどさくっと仕事は終わった。いつものテレビみてマターリ。
でもこれから3時くらいまで小説書くんだけどね。ノルマ稼いで、あしたはゆっくり
大宮でもぶらぶらしてみようとか思ってる。結局アテになる人って居ないから、
残業するしかない。でもあと二年勤めてやめるんだ。その間に出版社と付き合い
ができて、仕事になるように努力しようとおもう。出版社って楽しいと思う。
がんばらねば。

今の怒りに満ち満ちた気分なら良いものが書けそうな気がする。

>>399
何があった？

いや、久々におファッキンな事があったから、何かを書く原動力になるんじゃね、と思ってさ
そんな仕事ひとりでできるかボケ、ってだけ

>>401
創作に全てをぶつけろ

小説は三分の一まで書いた。今回は三章仕立てで、序破急で構成する方針だ。
破ではもうちょっと二つの会社がブログとツイッターで融合していくさまを
書きながら、恋の発展をどう展開するか、考えてる。今日も酒を飲んでうとうと
電車の中で小説のことを考えていた。うん、大分慣れてきた、書くことに。

応援しておこう

いけね、小説のことばかり考えてて、月の恋人見るの忘れた。来週はしっかり見るぞ。

>>405
それは良い傾向

第一章完成8日で396行書いた。引き続き第二章に取り掛かる。推敲の余地は
一杯あるけど、とにかく6月完成をして、7月に2週間かけて推敲するスケジュールだ。
毎日書くこと、大分そのコトバの大切さが分かってきた。

リアル厨二だったころに書いた小説が出てきた
暇だったら、読んでみてほしい

ダークな雰囲気のラノベっぽい異世界ファンタジー
分量は、25000字程度の長編

エロなし、グロあり

http://u6.getuploader.com/sousaku/download/251/%E7%84%A1%E3%81%AE%E5%A4%A9%E4%BD%BF.txt

パスはtyu2

なんか盗作で自主回収って、そんな話もあるんだねぇ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100608-00000172-jij-soci

ラノベ書きたければラノベ読んでちゃだめだよな

漫画描きはいないかない？

小説書いてます。
プロット(概要、構成)はできているので、本文の創作にかかっています。
これから一週間で仕上げます。

絵ならたまに描くんだけどなぁ

交響曲を書いています。全5楽章で70分くらい。今からオーケストレーションにかかります。

いろんな人、居んだ〜。
ここ楽しそう。
でも小説創作はキツい作業やで。
好きじゃなきゃできねぇって。
他のクリエイト分野の人達も、本当に良いモノ作ろうとしたら、
苦しんでんのかな。

最初に考え付いたのは捨てろ
考えて考えて、もうアイデアが出ないってなったの後に考えたのを作品にしろ

ってのを教わった
クリエイターって凄いな

昔、高校生の頃はマンガ描きたかったけど、描いたことない。いい年をしてから
同人誌やろうとして、やっぱり、途中で終わったけど、そのプロットは生きてて
「桜花物語」というケータイ小説として魔法のiらんどに途中まで乗っけている。
いい年からもう年なのに、小説を書いてるのは、世界を作り出すのは面白い作業
だ、と思えるから。キッカケは2chのスレッドだったけれど。

なるべく多くの人に「この小説おもしろーい」って思ってもらえるように、書いている
つもりです。

(´･ω･｀)ｳﾝｺﾁﾝﾁﾝ

ﾊﾟｸﾘ騒動見て、ふと『俺と彼女が魔王と勇者でＹシャツとテストとバカな召喚獣の生徒会長を、しんなりするまで炒めます』
っての書こうとしたけど、書いていてばかばかしくなった。
でもケータイ小説みたいに出すのも良いね
>>416

>>410
同人レベルでなら
プロになる気は一切ねーけど楽しいよね

>>418
ケータイ小説だと、枠が結構広い。なんでもありじゃないだろうか。
やってみたらいいんじゃないかなぁ

携帯小説賞でもパクリ受賞あったな
本人の言い訳が素晴らしかった

>>410
ペーぺーだけどいるよ

>>420うん。とりあえず入ってみた。
携帯白黒だから見えないお…

自分の場合、「桜花物語」はサクラ大戦オマージュなんだよね。電撃大賞
に出そうと思って書き始めたんだけど、書いてみて、まぁ一次選考も通らない
だろうと思い、魔法のiらんどでのデビュー作にしてみました。現在460人の読者
がいることは自分にとっては凄いことだ。7月になったらまた書き足さないとね
いまは7月末締め切りの公募の作品に追われている

ケータイサイトってややこしいな(´･ω･｀)

424 の人へ。
俺も、小説で６月末締め切りの公募の作品に追われている。

>>426
俺も6月で完成させて、7月は推敲に当てる。今日はノルマ達成したけど、前倒しで
どんどん書いていく。けれど、第二章からは構成が本文・ブログ・ツイッター
のクロスオーバーした会話になるので、かなり考えなければいけない。成功すれば
最新の国語表現になるんだろうけど。結構そういう一番を狙っています。

大宮のジュンク堂書店に行って来た。目もくらむほどのラノベの棚を見て
ため息。今月はお金･予算が無いので、見るだけ。こういうのが今の市場
なんだなぁって思った。欲しいけど買わなかったマンガは梅図かずおさんの
漂流教室、あと山本直樹さんの短編集。でも買わなくていいや。

ああ、恋がしたい、とびきりのいい女と。夢だなぁ。

ぶるーさんはたぶん文学少女（ファミ通文庫）とか好きになってくれると思う

>>429
ふむふむ、文学少女、チェック入れてみます。

ずっと自分のIPがもうひとりの常連の人とかぶってる
同じマンションじゃないよね？

コーポ○○○

>>431
あ、おれYAHOOね、SOFTBANK

ふーん、そういうこともあるんだねぇ

>ああ、恋がしたい、とびきりのいい女と。夢だなぁ。

ドンドンしてくれ。
ライバルが減って助かる。

>>433
仕事は順調で、大分生活にゆとりがあるのだけれど、そろそろオンナできても
いい頃なんだけど、今はどうも、一人・孤独な運勢らしいよ、オレ。

7月か8月に夏の恋を拾いに旅に出てみようと思っている、まず無理かー

今日は17時帰れたけれど、来週からまた人材が足りなくなることが判明。
まーたコキ使われるのかな。創作にはイタミはつき物だけど、早く、この坂を
登りきって見晴らしのいい高台に出なければならない

と言うわけでこれから小説書きます

俺も今から、締め切り一週間後の小説を書く。
ヘビー！苦しい！けど、楽しい〜。

今月で仕事辞めるかも……社長と今日はなしてきた。
このご時世に選んでる場合じゃないんだけど、営業はもういや。

>>437
時給780円、倉庫内作業はいかが？給料月12万5千円から14万8千円くらい

だれもこないよ、まともな人はやれないよなー

八潮あたりなら一人暮らしできないですかね。
近いですよね、八潮。

>>439
仕事場は埼玉県吉川市の北のはずれです。この給料だと家賃払ったら月の生活費は
5万円ですね。日本の一般的なアニメーターと同じ境遇。そう、アニメーターと
生活感は変わらない、そんな仕事。自分はあと2年我慢します。今はそれでも仕事が
保障されてるからこの不況の不景気感は無くて済んでますが。日の目を見るまでは
下積みだけど、今の仕事はいくらやってもキャリアにはならない。身につくものは
忍耐です。

自分も金はもうぎりぎりでいいから、平穏な日々が欲しい。
現状は10-19時ほぼ残業無しで土日休み15万。

とりあえず、精神的に解放されたい。
毎日数字のことばっかで、気が休まるのは酒飲んでるときくらい。

健康が欲しい
新しい眼球が手に入るなら、足と取っ替えでもいいわ
なんで目なんだよ……

ここらへん、何の話なんだ。
俺は17日完成をめざして、小説を書いてるところだ。
それ自体は、苦しくはないが。
気分転換に２チャンネルを色々見てる。

今日も、愛想の無い社員にコキ使われてる、という感想を持つ一日だった。ちょっと前
だったらマターリ仕事しながら、小説のこと考える余裕があったのだが、今日は
とにかく、コスト削減のために、あたふた動き回る、という実際だった。仕事は
早く終わるけれどね。そんなふさぎがちな一日の終わりにやっぱり小説のことを
考えて、書いて寝るのが唯一の慰めかな。

ブルー８さんも、小説書いているんだ。
良かった、ただの日記で終わらなくて。
忙しい中で、小説を書いて寝るのが唯一の慰めとは、
僕と全く違う創作へのアプローチだね。
僕は苦しい時は、本当に死にたくなるくらいに、
ダメ出しの連続をするが、仲間と締め切りを設定しているので、
後は、妥協で出すけどね。
今は、苦しかったプロット作りは、終わって執筆しているのだが、
楽しんでるよ。

ようやっと仕事終わったよ。これから描くよ。
週末待ち遠しかったー

描くっていうから、絵ですか、漫画？。
俺は小説書いてて、締め切りまで、後５日しかないので、頑張るぜ。

今日は、仕事から帰ってから小説のことを考えたけど、今とまっているのは、
バイクの教習所で主人公がライバルの女性とどう知り合うか、というキッカケ
についてアイデアが出ずに止まっている。今日はもうテレビ見て寝る。なんか喉
と肺も調子悪いし。鼻風邪引いたかもしれない。

それと、自分のペンネームは英語でblueirisr8でブルーアイリスアールエイト
なのだが、今回の応募ではカタカナでブルーアイリスにしようと思いついた。
けいおん！のかきふらい先生だって、あんた、かきふらいだぜ。そんなんでも
ペンネームなわけで、でもわかりやすいが。通常はブルーさんと呼んでおくんなまし。

>>447
自分は漫画ですよ。
今はネーム切ってるところ。わりと好きな作業だから楽しいよー
あと五日ならそろそろ詰めに入ってるのかな？いいものになるといいね。頑張れ。

あと締め切りまで、５日、やばいっす。
ブルーさん、アイデア止まる時は、止まるよ。
そこが一番苦しい時なんだけど、必ず良いアイデア出てくるよ。
それまで、どこまで自分を追い込めるか、何だよね。
詰めに入ってるよ。自分なりに全力を出している。
それしかできんもんね。頑張りますよ〜。

日曜の午前中に60行書いた。今第二章は206行書いてある。半分くらいまで来た。
バイクに乗りながら、小説のことを考えていた。ヒントになったのは、ガンダムの
ララァとアムロが出会うシーンを思い出しながら、その辺から、どーっとコトバが
湧いてきた。で、喫茶店でお茶して、帰ってきて60行書いた。今日はココまで、かな。
午後は電車に乗って出かけよう、気分転換だ。

ララァとアムロが出会うシーンから、ヒントか。
シャアが居て、雨が降ってる、あそこですか。
なるほどね。一つ突きぬけましたね。
自分は、プロット(概要、構成)を作ってから、
本文執筆に入るタイプなので、
ブルーさんとは違うアプローチですわ。

自分もプロットって言うか骨格を考えてから、書く、というスタイルを今の
「フローラの追憶」でやっています。でも書いて肉付けしてるうちに大分
ずれてきたので、頭で調整しながら書いてます。

なんか、変わったことがしたくなったので、来週の日曜日は、新橋・汐留の
場外馬券売り場で5レースくらい三連複で10点買いとかで遊んでみようかと。
あそこのチッタ・イタリアはお洒落なんだよなぁ

肉付けしていくうちに、ズレる。
すごく分かる〜。今まさに、自分もそれ。
後４日しかないのに。間に合うのか。
何とかするっすよ。適当に。

ただいま。大宮の大きな本屋で競馬の参考書買ってきた。これを元に一レース600円の投資で
5レースくらい遊ぼうと思う。ウィンズ汐留はお洒落な場外馬券場なんです。もう5年くらい
行ってなかった。人生に迷った時、ふと新橋・汐留のチッタ・イタリアのそばで
過ごす機会があったのです。懐かしさも含めて、20日は遊んじゃいます。

あと、今日は10時から仲間由紀恵さんがテレビに出るので、10時まで小説書いて、テレビ、
女帝薫子も最終回だし、これははずせない

>>454
がんばれー、未来はボクらの手の中さーby bluehearts

小説、がんばるっすよ。それなりに。間に合うでしょう。
600円×5レースか、お洒落な遊び方ですね。
自分10年前は、銀座で仕事してました。
新橋付近もよく行きましたよ。
20日は遊んじゃってください。
ブルーさんも締め切り前にして、喘いでいるのかな。
自分も喘いでいますよ。
でも今日は「龍馬伝」「新参者」見て、また執筆ですわ。

>>456
そうですね、あえいでます。でも考えて思いつかなかった時は思い切って
寝ちゃいます。そうすると次の日、ふっと突破口がひらめいて助かった、という
蓄積で600行来ました。あと600行です。

さて、ちょっと小説書いてテレビ見ます

銀座で仕事ですか、いいですね、自分も銀座で働きたかったこともありましたが
いい年なんで、今度は出世して高級クラブに出入りできるようになればオッケー（苦笑）

首藤剛士さんっていうアニメ脚本家のブログ、面白いよ
もう知ってみえるかもだけど、ミンキーモモとか、初代ポケモンとかの人

その人の考え方を貸してもらうと、キャラクターたちを、好きに動かしてみてもいいんだって
彼らの好きなように動いてもらって、一番気持ちが盛り上がるところが、物語の終わり
だから、肉付けしていくうちにずれたとしても、それはそれで、キャラクタの動いた結果なんじゃないかな？
矯正する以外にも、やり方はあるかも

って言ってみるテスト
偉そうに語ってごめんね

そうだなぁ、キャラクタが自分の場合、立っている。キャラ設定に成功してるかもね。
自分でも思っても見なかったセリフが出てきて、読み返すとよくコンナン書けたな、オレ
って思う。言葉で溢れて物語りは進むんだけど、いまいち説明が足りないとか
設定の説明のための会話が長くてラブコメ書きたいのにラブコメじゃなくなりそうなので、
明日ちょっと考えて、恋の初期段階の探りあいやらすれ違いやら、思い込みの交錯なんかの
苦くて楽しい思い出をフィードバックして、読んでニヤリとしていただくような、
そういった作品にしたいなぁ。

>>458
自分は、本文執筆前に、プロット(概要、構成)を先に作るタイプなので、
まず人間関係の相関図をノートに書き、
想定する事件を乗せながら、それに向かうように、登場人物全員のプロフィールもノートに書き、
起承転結まで、きっちり決め打ちするんで、あんまり人の動きで遊べないんですよね。
でもそれだと、人物の動きに人間らしさが出てこずに、ただ単に事件を追っているだけになりがちになる。
でも下手にキャラを人間らしく動かすと事件とプロットに矛盾が生じるので、その辺の整合性をつけるのが、
楽しいんだけど、結構大変なんだな。それを、今回の作品では、五回プロットを作り直した。(起承転結を五回塗り替えたっていうこと)
で、大体決まったので、執筆に取り組んでいるのだが、細かい所に矛盾が出てきてる。適当に、ごまかせるけどね。
ところでちっとも偉そうじゃないよ。そういうやり方ありですよ。自分もそう思うよ。
デビルマンの作者の永井豪は、全くその辺のプロット作りをせずに、ラストも決めずに、
人物達を泳がして、いきなり書き始めるそうだ。で、デビルマンはああいう結果になったようだし、
ヒロインが死んだ時は、書きながら泣いたりしてたそうですよ。
すごい才能だと思う。泳がしといて整合性も同時につけてるんだからね。すごいですね。
それとブルーさん、その内容だと才能あるのかも、ご健筆を。

魔法のiらんどで、足跡残してくれた人のケータイ小説を読んでみようとアクセス
してみたんだけど、最初に10人以上の登場人物のプロファイルを読まなくちゃいけなかった
ので、そこで、めげて読まなかった作品もある。書いてる方はいいのかも知れないけど
根気の無い私のような読者には読むのが難しい。小説ってオレはOヘンリーとか
あーゆー登場人物少なめでホロリとさせられるのが好きだな

才能あるかないかはわからんけど、今打ち込めることって小説だから、やっています。
絵も描いてたけど、絵は当分金になるレベルになれない。小説の方がチャンス
あるかもって思ってます。でも小説書く人口って半端じゃないほど多い。その
中で図抜けた結果を出せるかは今後の努力次第なのですが

さて風呂入って、小説書いて月の恋人見て、また小説書いて、寝ます。
今日は仕事は過酷だったなぁ

ラジオシベリアでは、音楽に合わせたSS を募集しています。
５レス程度の雰囲気ある短編をかける方、お待ちしております。

ラジオシベリア
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1261037920/183

失礼しました。

今日も50行書いた。第二章完成まであと150行。

橋田スガコさんのジャパニーズ・アメリカンという小説が少し気になっている。
今秋TBSで５夜連続でやるらしい。仲間由紀恵さんが出演するので、その辺で
チェック入れている。自分もそういう大河ドラマ書いて見たい気がする。それと
最近のライトノベルって続編書かないと元が取れないそういう市場らしい。自分も
賞取ったら受賞作の続編書かなくちゃいけないな。もちろん続編書けるような
構築はしているけれど、まだ、それよりは完成させないといけないのでが。
締め切りに追われて、ぎりぎりの売り上げで食っていくしか今後はないのかな。
今の昼の仕事はあと２年勤めたら辞める。それまでに出版社に足がかりを作らねば

それじゃ、オヤスミナサイ

>>462
なんか面白そうだな
音楽を流す前に打ち合わせとかあんの？
それともぶっつけ本番？

ラジオシベリアか。スレ探すのに一苦労だな。今の上り坂登りきった頃に、
ちょっと考えてみます。

今日は人手不足で過酷な一日、でも早く終わったけどね。マターリしたら
小説書いて、寝よう

　　　　　やってみよう、と思った方は、
　　　　　ラジオ・シベリア応募作品明記の上、下のスレに投下していただけると助かります。
　　　　　番組は作品が集まり次第放送しようと（まあリアルタイムでスレに投下するだけですが）思います。
　　　　　
　　　　　テストスレ
　　　　　http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1275831404/

>>466
ちょっと考えてみる。夏、女の子と男の子、出会い、海の色、空の色
で構成かけて見ようかとか

けいおん見て寝ますおやすみなさい、今日は50行書いた。あと100行。

こんなスレがこの極北の地にあったのか…

ただいま、今日は梅雨の空で降ったり止んだり忙しい天気でした。
今日は仕事はピッキングでラクだったので小説のことを考えながら
仕事してました。今書いてる「フローラの追憶」のエッセンスといった
モノが要素して足りないと感じ明日、取材に行ってもうちょっと精緻に文章
を構成していきたいと思いました。

今日は60行書いて、エネルギー尽きた、明日50行書いて第二章終了
でも推敲の余地がたくさんあるけどね

19歳の頃考えた風の谷のナウシカみたいなマンガ原作の構想を来年の電撃
大賞の応募作品にすることに決めました。懐かしい、やってやる。

2DPくらいですね。
それくらいの分量を毎日書けるのはいいと思います。
羨ましい。

おれは集中力が切れてきた。

>>470
なんか創作の神が降りてくるような、そんな瞬間もあるんですけど、言葉
が湧いてきて、昨日書いた分見返すと、なんで、オレこんな文章かけたんだ？
って思うことシバシバ。乗ってます。

集中力が切れた時、自分はエロマンガ見ながらちょっと横になります、そうすると
ふっと小説のコトバが湧いてきて、またPCに向かうことになります。桃姫廃刊で
ちょっち残念、結構ツブの揃ったエロマンガ雑誌だったのですが。

>>471
ブルーさんは結構天然だよねｗ

縦や横にスライドもあるかもしれない。
寄れば久しかったという事実があり、落ち着いて考えて、裏を感じてみるという真理もあるだろう。
トラップハウスのような現況においては、別次元に繋がる奇々怪々な、昔に考えたストーリーがあったことを思い出した。
タイトルは「ハウス」、家では無い。
僕らはホームを探している。此処かもしれないし、何処かかもしれない。
話は多層な状況から始まる。
人種も様々だ。
戦争が絶えない国に生まれ、敵国のジャングルでゲリラ壊滅の作戦を請け負った部隊のリーダーも数人の兵士も、長引く戦に疑問と嫌気と疲労を感じていた。
ジメジメとした密林には強かに雨が降り、足元はぬかるんでいる。
木の根が様々な方向から露出し、足をもたつかせ、蔦が腕を引っ張るような、なだらかな丘を登ると、目の前に突然、ドアが現れた。
湿気が鬱陶しい密林に突然、現れた一枚板の真新しいとさえ感じられるドアには、白く塗られた木の枠と金メッキが施された番井が付いている。
目の前に立ちはだかるドアに何の疑いもなく、開けて通り抜けると、そこは変わらずにジャングルであった。
しかし、敵国のジャングルとは少し違っていた。目的地に向かうはずだった部隊は緑の芝生の庭先に辿り着き、軈て荒れ果てた庭に出て、幽霊屋敷のような、人が住み着かなくなって、だいぶ経つであろう大きな舘、廃墟に辿り着く。
もう一人は、違う国で白昼堂々、銀行強盗をして、カーチェイスの末に、単独事故を起こし、強かに頭を打ち付けて、気を失った助手席に乗る仲間を見捨てて、札束の入った黒いバックを胸に抱えて、片手には拳銃を握り、走って逃げていた。
背後からけたたましく鳴り響くサイレンに、焦燥感を募らせ、汗をかき、息を荒げている。
その男が駆け抜ける、ボロボロのストリートは、自分が生まれ育ったスラムである事を思い出すのに、暫くの時間がかかる。
薄れていた記憶を辿り、近所には物心ついた頃から、在った誰も住まない幽霊屋敷のような邸宅があったことを思い出す。
身を隠せるかもしれないと考え、角を曲がり、真っ直ぐに進んで、壊れた門から正面のドアを開けて、中に入り込む。
（つづく）

子供の頃にはいつも閉じられていた扉は、彼を招き入れるようにして、簡単に開いた。
中はヒンヤリとしていて、自分が想像していた内部とは、全然違っていた。
目の前はコンクリートの壁であり、右も左も、コンクリートの壁であった。
振り返ると扉は無くなっており、コンクリートの壁に、男の胸の辺りの高さに、人が一人、這って進める程の、通風口のような四角い穴が空いていた。
通路であるのか、男が穴を覗いても、先に見えるのは闇ばかりであった。
独房のような空間で見上げれば、遥か遠くには、小さな四角い空が見えるだけであった。
雲一つ無い青空である。
先程、入った屋敷よりずっと高い位置に見える空であった。

もう二人は、違う国の緑豊かな郊外の住宅地に住まう若い恋人同士であった。
地元で密やかに噂される、整備されたベッドタウンには相応しくない街の中央に構えるおどろしい雰囲気を醸し出している幽霊屋敷は、ここいらで闇ばかりであった。
独房のような空間で見上げれば、遥か遠くには、小さな四角い空が見えるだけであった。
雲一つ無い青空である。
先程、入った屋敷よりずっと高い位置に見える空であった。

もう二人は、違う国の緑豊かな郊外の住宅地に住まう若い恋人同士であった。
地元で密やかに噂される、整備されたベッドタウンには相応しくない街の中央に構えるおどろしい雰囲気を醸し出している幽霊屋敷は、ここらではメイズハウスと呼ばれ、開け放たれた玄関から、裏口まで同じ場所を通らずに行き着ければ、二人は祝福されるという迷信があった。
よく晴れた春の日に、二人は手を繋いで、中に入り込んだ。
一番、最初に入った部屋からは様子が違っており、鏡張りの迷路になっていた。
違和感を覚える二人だが、鏡の部屋を攻略すると、そこは違う屋敷へと繋がっており、古びた窓から、外を覗くと、荒れた庭先には、銃で武装した迷彩服の一団がいた。

時間や次元や大きさや広さの概念が少し違う。
扉を開ければ、世界は違うが、階段を降りたら、同じ階であったり、窓の外は密林であり、砂漠であり、太古の海であり、コンクリートジャングルである。
迷路を抜けて、外には出られず、壁を一枚隔てて、空間も世界も次元も違っている。
抜け出すには合間を縫ったり、思慮して表か裏であったりもする。

貼り付けミスがありましたが、お気になさらないでください。

統●一京貝＝２●ちゃん運●営＝清和貝＝薩●長連合＝ユダ●ヤ権力


２●ち●ゃんねるは統●一●京会の世●論工作所として作られてる。あとI●P集めが目的。

今年の７月から東京にあるネッ●トカフェはすべて会●員制になります。匿名書き込みできなくなりました。
警察が、ユ●ダヤ(統●一京会)や薩●長連●合のためにイ●ンターネットカフェ規制をした。


・ 第二次世界大戦時、油田のないドイツに石油を販売していたのは、英国女王支配下の石油会社。

・アメリカ軍から「日本の水道水には塩素が入ってるので飲めない」と言われた。
　　ＧＨＱのマッカーサーが日本人を弱らすために水道水に塩素を入れた。古い水道管から溶けだす鉛や、
　　農薬や有機物質と塩素が化合し、トリハロメタンやMX等が猛毒の原因にもなっている。


■いま日本の最高権力者は薩長連合(鹿児島県、山口県)の田舎侍たちです。日本はいまだに武家社会です■
・総理大臣、大蔵大臣、外務大臣や公安、警察、自衛隊の歴代トップは鹿児島県、山口県、 高知県、
佐賀県、 長崎県出身者ばかりです。国策捜査は薩長連合やアメリカのための捜査です。

【参考：洗脳支配　　苫米地英人(著)】【参考：マインドコントロール　　池田整治 (著) 】
↓
↓
2ちゃんねるに書き込めないレス
http://meg●alodon.jp/2010-0527-2135-09/anchorage.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1274526803/296
↑
新しい掲示板に移動しよう

50行書いて、合計402行書いた。第二章終了。ふー今日の50行は辛かった。昼から
考えて、PCに向かえたのは19時30分からだ。でも書いてて、物足りなかったけど、
7月に推敲するだろから、その辺で調整しよう。

Flowers見てきたけど、起伏の少ない映画だった。まぁ女優のというか日本女性の美しさ
がテーマなんだろうけど、仲間さんの映像にはちょっと疑問だったけど、仲間さんも
30歳なら30歳の立ち回りがあるよなぁと思う次第、でも仲間ファンはやめねっす

アウトレイジはどうですか。
今週見てこようと思うです。

>>478
オレ、北野作品って、ほんとーに見ない。男のサディズムがむき出しの映画
ばかり。海外で評価されようが、その投射で日本で評価されようが、しっくり
来ない。アウトレイジは登場人物全員悪人だろうがヤクザだろうが、やっぱり
しっくりこないですねぇ

キッズリターンとか見た方がいいですよ、きっと誤解だと気付くはず

「キッズリターン」本当に、良いっすよ。是非是非。
サディズムなんてほとんど無いし、ラスト、メチャクチャさわやかだし。
ブルーさん、自分、小説の作品完成させて、夕方に提出しましたよ。
とにかく、自分のノウハウの、全ては出し切れました。
一次選考に通るとか、そんなんじゃなくて、今、すごく充実感を味わってます。
途中何回も死にたくなるくらい、苦しみましたけどね。

>>481
オメ！
輸送はポストかい？

キッズリターンね、メモメモ
でも、ツタヤが遠い

明日は仕事は出るけど、小説は休もうかな、ノルマ前倒しで進行にゆとり
があるからね

素直になれなくても来週が最終回か、休日の楽しみがまた一つ減るわけで
さすが北川作品、死人が出るのはいつものことかな

あとは月の恋人がどう展開するか。

もう寝ようかな。やることやったし

おやすみなさい

>>482
ありがとう。
郵便局から発送したよ。

>>484
郵便局か。
俺恥ずかしくてポスト使うんだよな。
だから届いたか不安になる（泣）

ただいま、今日は久しぶりに21時半退勤だった。雨も小降りになったし、雨合羽
もっていってなかったから、ラッキー。今日は小説は書かないが、今日仕事中に
アタマにまとめたプロットを書いて明日からに備えようと思う。明日も激務が
待っているが、今日ほど遅くはならないけど、厳しいなぁ。やめたくても、今は
辞められない。まだ準備が出来てないんだ。さて、風呂入ったら一時間でやっつけよう

ただいま、今日も仕事は激務。22時上がり。また物量が上がってくる予感。
小説を書くヒマがなくなってくるので、明日は競馬行くつもりだったが、
やめて家で小説100行も書けば、余裕が出てくる。明日は本屋で資料買って
あとは家にいよう、暑いけど

>>485
なぜ、郵便局が恥ずかしいんだ？
大体、出版社か雑誌社かテレビ局に送ることが多くなるけど、
郵便局の人だって、中身が何かまで分からないよ。
ただ遅配だけは、ご法度だぜぇ。
締め切りすぎた作品は、
中身いかんに関わらず、全部ゴミ箱行きらしいよ。
自分も、締め切り４日前だったが、念のため、速達で出したよ。

ほとんど消印有効じゃない？

じゃない場合もあるそうだよ。

今日は考えがまとまらなくて、且つ面白く書こうという気負いから抜けられなくて
バイク転がして、玄関の前でタバコ吸うこと3時間。やっと書き始めたが37行書いたら
終了にしよう。一日のノルマだけやって、明日か明後日面白い部分は書こう、でも
仕事でやられちゃったら、また、ボンヤリしちゃうんだけどね

自分の書く文章、テンポが早すぎるような気がしてならない
ゆったりと間を持たすような書き方ってどうやったら出来るんだろう

>>492
若桜木虔さんの理論だと、好きな作家の文章を写経するといいらしい。
オレも時間ができたら、好きな作家の文章を写経してみようかと思う。

>>493
たまに聞くね、そのやり方
ありがとう

>>488
小説を書いていることが恥ずかしい(//△//)

>>495
何故や？Σ(￣□￣;)なぜ、なぜ。
小説書いてるのって、恥ずかしいことなのか？スポーツやったり、
楽器弾いたりするのと、同じだと思うが。
その道で才能があるかも、と思ってるから続けてやってるというのは、
サッカーとか野球とかピアノとかバイオリンと全く一緒だと思うが。
恥ずかしいのかな。否定するわけでもないが、不思議だ。
自分には理解できんが。君みたいな人が居てもいいのかな。
写経は、自分もよくやりましたよ、さすがに短編ばかりでしたけど、
クライブ・バーカーとか田辺聖子とか生島治郎とかやりましたね。
惚れてる文章をノートに何べんも書くことは、とても良いことですよ。
て、言うか、自然と丸暗記したいという欲求から、そうしたまでだが。
完全ではないけど、かなり頭に入ってますよ。骨子くらいなら今でも頭にバッチリ暗記してますよ。
テンポが早いのは、書き慣れるしかないと思うんだよね。
それと、もっと人物の掘り(キャラクター設定)をちゃんとして、間を持たせたいなら、起承転結の事件ばかり追わずに、
色んなエピソードを盛り込んで遊べば良いじゃんか。
自分も、今回、原稿用紙50枚〜100枚という応募規定だったのが、第一稿を書き上げたら、50枚ぎりぎりだったので、
テーマと起承転結を壊さないようにメチャ気を遣って、キャラクターがより浮き彫りになるような、エピソードを、
盛り込んで遊んだよ。で、結局54枚になっちゃったわ。展開が早いなら、遊ぶことですよ。

写経するときって本どうしてます？
文庫とかも文鎮みたいのでおいておくと、写経するほど大好きな本が変な型つくんじゃないかと気になって気になって。

写経してた時、やっぱりその本は、ダメにしちゃったわ。
結局、その本は捨てちゃって、新しいのを本屋で買って、
今は本棚に保存してあるよ。
写経すると一冊ダメにしちゃうね。しょうがないわ。
写経するくらいに好きな本ですからね、友達にも買ってプレゼントしたりして、
その短編集は、結局３冊買ったことになるね。
丸暗記したいって言うほど、惚れた作品が出てきたら、また同じことをすると思うよ。
とにかく写経用の本は、ダメになっちゃうね。

>>496
小説を書くことだけが恥ずかしくてスポーツとかは恥ずかしくないんです。
育った環境のせいかもしれません。

そうなんだ。
そう感じるなら、仕方ないね。

スポーツは遊興の部分もあるけど
遊びで小説書くってのは確かに恥ずかしいかもな。

体動かすには思考がシャープじゃないといけないから鍛錬になる。
小説だと時間をかけてでも合理性や理由づけを持たないと
文章の意味が伝わらない。
「ソフトマシーン」だって全く状況が分からないほどではないしな。
何パターンかの説明を音楽のように繰り返してるというか。

ただいま、今日も仕事は爆裂して終わったのが12時30分。それでも意地で6行書いた
転職を決意して、八月までに次を決めようと思っている。今のままじゃダメだ。
それでも小説の才能は自分にはあると信じて、毎日書いていく。日の当たる坂に
きっと出られると思う。まずは、やること、形にする事、発表していく事だな

ここは小説書いておられる方ばかりでしょうか
小学館のflowersに投稿しようって方いませんか？

>>503
フラワーズってマンガ？

>>504
そうですっ！

一応少女漫画ですが、作家がBASARAの田村由美とか昔の大御所が多い
ちょっとレディースに近い雑誌です
業界板にも該当スレがないんですよorz

>>505
田村由美てえと〜になった理由シリーズが好きだったなあ

>>505
ほう。
聞いた事ないねぇ。
少女マンガ読んだことないけど一度読んでみたいな。

マンガ良いっすね。

オレの場合、少女漫画は「ポーの一族」で決まってしまっている。あれ以上の
感動をオレは知らない。

>>506
それは知りませんでした、今度読んでみます！
今やってる7SEEDSも読んだの途中からですが面白いです

>>507
普通のラブコメが少ない雑誌です
本スレみるとマイナー誌で売上も落ちてるとか…。
他誌の少女漫画の担当に、ファンタジーなどスッと入りこめない難しい話は
最近の読者は受け入れられないから描くなと言われましたが
正にフラワーズがそんな雑誌です

>>508
マンガいいっす！下手だけど絵を描くのが好きなので
小説書ける人は尊敬しますが、私は似た言い回しになるのでダメです
高校の時にショートと長編投稿しましたが、お話になりませんでしたｗ

>>509
萩尾望都も前は載ってましたよ(*´ω｀*)
最近、なぜか今っぽい日常漫画が増えて
壮大なファンタジー系は減ったみたいです
残念ながら萩尾先生も今は載ってないです

フラワーズの投稿規定は16Pで隔月締切り(奇数月の５日)なんですが
ファンタジー描くか、最近受賞の多い日常漫画描くか悩み中です
つか、16でファンタジーはないですよね

２ch規制→シベリアなどのレス代行スレに人が集まる→待たされるのにうんざりして△を買う→
→じつは２ch運営のカルト統▲一京会信者がレス代行人をしてる(つまり２chに人と金の両方を集めるための、２ch規制とレス代行スレ)

>>510
マンガ良いっすよ。
今日は、用事済ませて帰ってきたら、買ったままの、デスノートの１巻から最終の12巻まで、
一気に読むつもりです。自分は、小説書きですが、ぞっこんの漫画結構ありますよ。
「アドルフに告ぐ」とか、手塚治虫とかも良いし、「リアル」「ブラックジャックによろしく」「最終兵器彼女」も、
一回しか読んでないし、近々一気読みしますよ。他にも何作も、気に入ってる漫画ありますよ。

>>512
デスノいいっすね！雑誌派ですがハマってましたｗ
今ジャンプで最初に読むのはバクマンｗ

「アドルフに告ぐ」は知らないのですが
他はドラマやアニメでチラ見した気が。最終兵器彼女が一番読んでみたい

手塚治虫は、今読んでも全然古くないし
「またか」って設定がほぼなくて凄いですよね、天才過ぎる。
今も面白い漫画描く人いるけどキャラ押しと型にハマった作品が多い気が
前の担当に「デビューするまではありきたりの話でいいです」と
言われたのですが、どこもそんな感じになって来てるんでしょうかね

つか、自分が全然ダメなんで小説書きの方は本当に凄いです
何系(推理、ホラー、ラブコメ、スポーツなど)を書かれてるんでしょうか

マンガ良いっすよ。
て、少女マンガでネタフリされてたんですよね。
ごめんなさい、空気読めなくて。
少女マンガは、妹が愛読してた「サイファ」ぐらいですかね。全部読んだのは。
あれは、絵がメチャ綺麗で、トレーシングペーパー使って、それこそ写経しましたよ。
それでも飽き足らず、ノートにも写したりしてました。何よりも、絵に惚れましたね。
>>513
さぁ、部屋の掃除すませたら、夜までデスノを読みふけりますよ。今日はデスノ祭りだ。
今は、ジャンプは読まないなぁ、「北斗の拳」までくらいかな(古い)、雑誌漫画に夢中になったのは。
だからバクマンて知らないや。
手塚がいけるんだったら「アドルフに告ぐ」はメチャ良いよぉ〜。
手塚治虫は、100年に一人の人だろう。偉大だよ〜。
前の担当って、君は、プロの漫画家さんなの？それならすごいじゃんか。
俺は、ただの素人の小説書きなだけで、公募に挑戦してる段階なだけだよ。
でも小説って、文字だけだから、お茶を濁せるっていう部分もあるわけよ。
漫画って、背景まで具体的に描くわけだから、色んな細かい所決め打ちするんだろ。
自分の世界完全に絵で書き込まないといけないんだろ。
小説って、その点細部は、ある程度、スルーできるわけだ。漫画書きの人は、それはそれですごいと思うけどな。
今回の公募では、会社内の盗難事件の推理物で書いたけど、何系って決まってないよ。
テーマがあって、どのジャンルで書くべきか決めるわけ。
前の作品は、ホラーで書いたけど、テーマが暴力だったから、そうしただけで。
自分がテーマとして何を書きたいかで、ジャンル決まるね、臨機応変に。
ただコメディだけは、書いたことないわ。今のところ。笑い自体は好きなんだけどな。

>>509
叙事詩かつ叙情詩だよね
メリーベル消滅の下りは今読んでも胸がふるえる

――六月二十四日は、全世界的に、UFOの日

「はいからさんが通る」を全巻読みきってみたい。昔アニメは打ち切りに
なってしまったからね。大和和紀は天才です

>>514
いや、プロでは
漫画って持ち込みしたらほぼ担当つくんですよ
私の場合
少年漫画家志望で持ち込みしまくって３社で担当つき
→でも圧倒的に絵が下手なんでデビュー遠そう
キラキラごまかしがきく少女漫画なら(甘い考えですが)どうにか…
→少女漫画投稿、運よく受賞、担当つき
→何作かデビュー賞逃しながらもなんとかデビュー(王道ラブコメ雑誌)
ここの担当が「ありきたり」発言です
→でも雑誌柄ラブコメ漫画しか描けず(実力もないですが)
10回ほど読切掲載後、二代目担当とほぼ喧嘩別れ
→漫画離れて普通の仕事を何年かするが少年漫画が描きたい
→少年漫画誌投稿、受賞は出来ないものの何とか担当つき
→でも長く絵の練習してない為、バトルなどの絵が下手
「次の作品はバトル以外の漫画で(日常漫画)」と現在の担当さん発言
→バトル描けなくて日常漫画なら心理描写のある少女漫画がいい
→ファンタジーもあるflowersに投稿したい←今ここ
つか、もう絵が上達する時期過ぎた(;ω;)

小説ってテーマ→ジャンル何ですか
掲載誌の決まってる漫画と逆っすね
つか、推理いいですね！緊張感のある駆け引きとか描いてみたい
デスノのＬ編は最高です

今の時点で絵が下手だ、っていうならマンガ原作に手を出すのもいいんじゃないか。
オレは「桜花物語」ってケータイ小説書いてるんだけど、元ネタは同人誌のマンガ
のネームを8年前に書いたんだけど、それが原点になって発想しました。
世界を構築するのは楽しい作業だ。今は苦しんでいるけど。

仕事、仕事で、クリエイティブな情熱がそぎとられていく。時間が欲しいけど
芸術の完成には困難・辛苦がスパイスとして必要なのかもしれないね。

今日はもう寝ます。6行書いて。

>>519
お疲れ様です
ケータイ小説書かれてるんですね！
「桜花物語」名前だけで勝手に戦争ものな気がしてますが
今度ググってみます

世界の構築は憧れます
かなり前の少年漫画の担当さんにﾌｧﾝﾀｼﾞｰの話をすると
「ﾌｧﾝﾀｼﾞｰなら空気の配分から考える」「それで例えば肺の大きさが決まる」
「内臓が決まればその星の生物の見た目が決まる」
「そこに住む生物が地球と同じならﾌｧﾝﾀｼﾞｰにする必要はない」と仰られ
RPG並のﾌｧﾝﾀｼﾞｰを考えて当時は衝撃でした

＞マンガ原作に手を出すのもいいんじゃないか

助言ありがとうございます
試してみたいと思ってます
ただ私の描きたい王道バトル漫画は原作者として余程実績がないとダメみたいで
新人原作家に求められているのは専門知識や駆け引きもの
でもこれなら作画がいなくても何とか自分で描けるレベル(スポーツ除く)
でも、１度や２、３度は原作応募してみたいです
とりあえずflowersに投稿目指します
P16で面白い題材がまだ決まってませんが

名前失念しましたが少女漫画家で
３行くらいのプロットだけで担当を泣かせた作家がいるらしいです
そんな凄い事したい

毎度長文すみません
次から自重します

>>518
持ち込みとかして、頑張ってんだ〜。頑張れ〜。
昨日の夕方から忙しくなって、今やっとデスノの２巻読み終わったとこ。
メチャおもろいな。この漫画。でも全巻読むのには、かなり時間かかりそう。
そのフラワーズ、うまくいくと良いね。
マンガ原作もやるなら、ガンバッ。
自分は、小説の公募にひたすら挑戦していくわな。

こんちは、今日は仕事休み。午前中銀行で税金払って、越谷の会社に履歴書
提出しに行った。昼に肉野菜炒め定食を食べて、午後はバイクでぶらぶら、
小説をかかなくちゃいけない焦りもあるんだけど、スイッチが入らなかった。
でも、今書いてる。今日は100行を目標に。日曜日も百行。残り300行、なん
とか6月中に上げたい。推敲にも時間かけたいが、もう自分のキャパをオーバー
してる、仕事休んでペースを上げたいが、そうも言ってられない

桜花物語はググっていただいても読めますが
魔法のアイランドでも公開しております
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=blueirisr8
まだ第二章までしか書いてないです。今の「フローラの追憶」の
応募が終わったら、こっちもやらくちゃなと思います、詳細なプロット
はできているので、あとは必死こいて書けばいいだけの話だけど、早いもので
一年経ってしまうかもね。

>>520
色々やってんだね！！
三行で泣かした！
想像だに出来ません。是非読んでみたいですね。
あと、長文は歓迎ですのでまた覗きにいらして下さい。

２回書き込むことができないレス↓・・・四元義隆、田中清玄
http://megalodon.jp/2010-0624-2030-07/jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/school/21200/1274365665/306
↓
同じコピペばかりなんでここで極秘情報を３つ
�@逮捕された幕下力士の兄の元力士は工▲藤会か道▲仁会に所属していたそうだ。今はいちおう堅気？なんで報道できないらしい。
�A日本の最高権力者の中曽根康弘と小沢一郎の裏には禅宗がいる。
�B草加の裏にいるＡ。草加の敵の裏にいるＢ。…じつはＡよりＢの方が力がある。

田中清玄の祖先は会津藩の松平侯の家老である。禅僧の山本玄峰やフリードリッヒ・ハイエクや今西錦司の信任が篤かった。


はい言論統制が始まります。
今年の７月から東京にあるネッ▲トカフェはすべて会▲員制になります。匿名書き込みできなくなりました。
警察が、ユ▲ダヤ(統▲一京会)や薩▲長連合のためにイ▲ンターネ▲ットカフェ規制をした。

■いま日本の最▲高権力者は薩▲長連合(鹿児島県、山口県)たちです。日本はいまだに武家社会です■
・総理大臣、大蔵大臣、外務大臣や公安、警察、自衛隊の歴代トップは鹿児島県、山口県、 高知県、
佐賀県、 長崎県出身者ばかりです。国策捜査は、薩▲長連合とアメリカ(ユダヤ)のための捜査です。

２ch規制→シベリアなどのレス代行スレに人が集まる→待たされるのにうんざりして△を買う→
→じつは２ch運営のカルト統一京会信者がレス代行人をしてる(つまり２chに人と金の両方を集めるための、２ch規制とレス代行スレ)

今日は60行書いて、飽和した。でも明日のためにもう5行書いてと思う。
今日は「素直になれなくて」の最終回。春シーズン、ドラマが面白かった。

日曜日はヨーカドーにスーツ買いに行かなくちゃ。接客やるかもしれないし。
ココ何年もジーンズにネルシャツで済んでたけど、今後はそうも行かないか。
ひげも毎日剃らないといけないなぁ

営業職ですか？

ぼくは今月末で退職が決まっている、詰んだ人間です。
ああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！！！！！！！！

>>526
今、進行中なのは接客・受付の派遣社員にエントリー中だけど、レスポンスの
悪い派遣会社なので、登録面接の日時が確定してない。かなりいい仕事だから
期待しているんだけど、連絡が来ないねぇ。営業職は自分には無理だね。でも
営業エリアの仕事になるのか、なんでもいいや、働かせてくれれば、月20万円
位で

退職決まったって次を決めてから辞めないとさ。オレもまだ探し始めたばかり
で、直属の上司には言ってない。けど8月までには決まるだろう。次派遣だから。

>>521
ありがとうございます。
既に頑張っておられるでしょうが小説、頑張って下さい！
デスノはセリフ多いけど読めてしまう不思議
バクマンもタイプは違いますが面白い
相田編集に持込み見てもらいましたｗ

>>522
桜花物語のアドレスありがとうございます！
作品紹介だけ読みましたが、戦争ものですよね
まさかとは思いますが元になった同人って、ガンガンの作品？
…違ったらすみません
つか、本編は面白そうなので今度読ませていただきます！
…面白い話を読んだ後はすぐ影響されるから描く前に読めないorz

>>523
お言葉に甘えてまた来てしまいました
同士を探しに来ましたが、普段接しない小説書きの方の話が凄く新鮮で
このスレで本当にいい刺激を受けさせていただきました
おかげで話しのテーマや方向性が決まりました
新ジャンルなので自信はありませんが楽しみです
7/5には間に合いそうにないけどプロット→ネームまで一気にやってきます
長文に付き合って下さり丁寧に長文で返して下さった方
本当にありがとうございました
…詰まったら、またのぞきに来ます
ではﾉｼ

>>528
お互い頑張りましょう！！
一作でも代表作残しましょうね！

>>528
桜花物語はサクラ大戦オマージュです。2002年に「未来にはオンナが戦争を
しているかもしれない」という発想の元、スケッチブックに一ページの漫画
のネームを書いておいたのを、去年引っ張り出して、ロボットアクションモノ
というか、ま、そうゆう感じで、ノベルとして書き始めました。第二章まで
書いて、五章まであるんですが、朝鮮半島が舞台です。日本が北朝鮮に戦争で
勝って行くさまを、ワクワクするように書いていきたいですね。

今日は0時30分まで仕事した。仕事中にメールが来たのは派遣会社からの不採用
通知だった。今日はついてない。でもめげずにまた派遣会社探して応募するです

そうそう、仕事帰りにバイクに乗りながら考えたことをメモって置くと、
これからはコンテンツビジネスの時代なのだ。デザイナーが小説書いたり
漫画描いたりアニメ作ってもいい時代なのだ。自分はデザイナー崩れだけど、
2年後に株式会社を立ち上げようとしている。そう、実績を残さないとね

って考えた。

おやすみなさい

午前三時に電気ブランをちびりとやる。今日は仕事はスカッと決まったが
小説の思考がどこかへ行ってしまった。明日はスーツ買いに行かなくちゃ。

さてちょっと寝よう
おやすみなさい

今日はイトーヨーカドーで8000円のスーツ買ってきた。ズボンの裾上げの間
春日部駅前をうろうろしてたら本屋に立ち寄ったら、アフタヌーンの表紙が
ああっ女神さまだったので、気になった。気になったけど、その時は買わず
にメシ食いに行った。夕方、講談社の公募情報が欲しかったので、バイクで
本屋に行って10年ぶりにアフタヌーン買った。昔は毎月買って読んでいた。
でも、昔ほどマンガに夢中にはなれない年になっているけれど。
藤島康介さんもツイッターを始めたようだ、これからフォロー入れる。
絵はますますセンスが上がって、自分の目標とするところだ。

デスノ単行本読破中、ただいま八巻目。

オレもアフタヌーンをじっくり読んでみた。凡百のマンガの集大成か、とも
思うんだけど、「秒速5センチメートル」はいい味出してる。このマンガは
読んで面白い。切なくなる。しばらくアフタヌーン買い続けてみようか、という
気になっている。給料出たら藤島康介画集は買わないとな。青春のエッセンス
なのだ。

秒速はアニメ原作で、そちらも身悶えしますよ。
逆に漫画になっているのを知りませんでした。
読んでみます。

「秒速5センチメートル」いぇアニメの？

ＩＤかわんないのね
>>510ﾌﾗﾜｰｽﾞに萩尾いないのか(´･ω･｀)
漫画屋さんでﾌｪﾛｳｽﾞっていう似た綴りの雑誌を見たよ

＜テーマ：もしシンジがエヴァじゃなくて違う機体に乗ったら…＞


第三新東京市・午前七時。
今日も僕はいつものように起き、パジャマを脱ぐといつものように眠い目を擦りながらいつものように階段を降りていつものように居間へと向かう。
「…おはよう、シンジ」
「おはよう、母さん。今日も仕事？」
「ええ。赤木博士とまた打ち合わせに行かなきゃいけないの…悪いけど、学校行く前にペンペンの事お願いね？」
僕の母さん・碇ユイはもう朝ごはんを食べ終わったらしく、さっさと皿を食洗機に入れると、慌ただしくキッチンを後にする。
「あ…母さん、スイッチ入れてないよ？」
「あっ、ゴメン…入れといてくれる？」
「はいはい…」
このように母さんはちょっとそそっかしい所もあるけど、僕にとっては自慢の母親だ。
大学で機械工学を専攻していた父さんと出会い、大恋愛の末に結婚。父さんは僕が産まれてすぐに科学要塞研究所って所に配属されたから会った事は無いけど、きっと凄い人なんだと思う。
「それじゃあ、行ってきま…」
母さんはいつものように玄関でハイヒールを履いたまま、ドアを開け光子力研究所に出勤する筈…だった。
「…機械獣…！？」
母さんが小声でそう呟き、まるで石像のように動きを止めると急いで僕の手を取る。
「ど…どうしたの母さん！？」
「…ゴメンなさい、話してる暇は無いわ…」
「暇は無いって…うわっ！！」
何が何だかわからないままに腕を引かれ、地下のガレージへと向かう。いや、連れて行かれると言った方がいいかもしれない。
そこの床には、普段から絶対に開けてはいけないと言われていた扉がある。いつもは頑丈に鍵がかけられていたし、別にガレージに用がある訳でも無かったから、特に気にしてはいなくて…
だから、あんな物が僕の家に有ったなんて、全く想像が出来なかった。

「…これは…？」
冷たいコンクリートの階段を降りた先には、一人乗りのヘリコプターのような機体があった。
でも、明らかに普通のヘリやジャイロ機じゃない。それは僕にだって分かる。
その疑問に答えるかのように、母さんが重い口を開いた。
「…ジェットパイルダー。『マジンガーＺ』を操縦する為の鍵よ」
「マジンガー…？何だよ、それ…」
「マジンガーＺは…きゃああああっ！！」
答える間もなく母さんの背後で爆発が起こり、瓦礫が崩れて来る。壁に、天井…四方八方から瓦礫が次々と振ってくる。
(うわっ…！！来るなっ…！！)
咄嗟に両手で頭を押さえ屈み込む…けど、いつまで起っても何も落ちて来ない。
「…え？」
恐る恐る目を開くと、そこには僕に覆いかぶさり瓦礫を受け止めている母さんの姿があった。
「………っ！！母さんっ！！」
「よかった…大丈夫…みたいね…」
ニコリと笑って、安堵の笑みを浮かべている母さん…でも、僕には分かっていた。
背中には沢山の破片が刺さっているし、太股からは骨が軋む音が聞こえて来る。痛いなんて言葉じゃ言い表せないくらいに苦しい筈だ。
「母さん、待ってて…すぐに病院に…」
「無理よ…私は…もう…ダメ…」
「そんな事ない…！」
「…それより、シンジ…お願いがあるの…」
「何…！？」
「マジンガーＺに乗って…機械獣を…」
「えっ…僕が…！？無理だよそんなの…見た事も聞いた事も無いのに…出来る訳ないよっ！」
「…マジンガーＺは…神にも…悪魔にもなる…だけど…貴方なら…」
そう言うと母さんは僕に手を重ね…そして…

力無くその場に倒れた。

「母……さん…………母さん…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！」

はい、今日も脳みそが切れるほどの残業やりました。終わったの24時でした。
小説のことを考え、文章がほとばしりそうなエモーションを携えると、芸術
の神は私に試練を与えるようです。多くの作家が辛苦の向こう側にたどり着いた
道を自分も歩まなくてはいけないのか。もっと楽しくやりたいですが、今は
苦しい、けどこの坂を越えたら、そこには広い野原が待っているような、そんな
気もします。

秒速5センチメートルのＤＶＤ買っちゃおうかな。

秒速5cmは実況しながら見た。筋は中学生男子の妄想日記みたいだった(´・∀・)

自分はこんなアニメがあるのって知らなかったなぁ。秒速。かなり自分のつぼ
にはまりそうなんで、一回は見てみる価値はあるよなぁと思う。

さて残業でやられちゃってるが、意地でも明日に繋がる三行は書いて寝よう。

はぁ今日も残業。でも昨日ほどではないけど、だまされて、アクセク働くのが
いやになってきたが。小説はあと250行。面白くしないと選にもれるが、ここまで
来るとどうでもいい。完成させて投稿し、落選したら魔法のアイランドで公開すればいい。
まずは作り上げることだなぁ。

変なこと訊きますが、ブルーさんは仕事どこで探してます？

どうすりゃいいのか検討もつかないまま明日が最終日

>>545
横だけど、お互い明るく行こうな。俺高卒だし資格無いしでバイトしか見つからない。
元気出して行こう！！

>>545
今探してるのはYAHOOのリクナビ派遣だね。でも競争率が激高で、エントリーしても
不採用メールが帰ってくる。いまだ派遣会社に登録できていない。なぜ派遣か、と
いうと時給が社員より高い。しかも自分はあと2年で株式会社を持つ予定だから
社員じゃなくてもいい。できれば社会保険の完備の時給1500円くらいで考えてます。
接客・データ入力・ＤＴＰオペレータ。接客なら未経験歓迎がいいな。ハードル
が低い方がいい。

休んでしまうと走り出すのにエネルギー使う事になる。すっぱり決めて次にすすんだ
ほうがいいんじゃないか。俺も次が決まったら今のバイトはやめるつもりだ。
もちろん小説が認められて、出版社からオファーが着たらそれも飛びつくけど。

よし５０行書いて、あと２００行。木曜と日曜に書いて、推敲に一週間かけて
そんで７月１５日には発送してアタマ空っぽにして桜花物語書こう。今年は油絵は
ストップだぁ

はい、ただいま。今日は残業は少なめ。まだまだけど。疲れたので、面倒な
事は社員に任せて帰ってきた。疲れちゃうものね。

明日は小説、どのくらい書けるだろうか。まずは給料出たのでアマゾンで
お買い物。予定はそのくらい。さて風呂に入ろう。

風景はすごい綺麗なんだけどね＞びょうそく

>>550
YOUTUBEで見れたけど、かなり書き込んであるね、秒速。こんな映像があった
なんて知らなかった。２００７年なんて、自分何やってたかな。日雇い派遣で
アクセク働いていたんだろうなぁ。劇場で見たかったよ

あと150行、序破急の急のクライマックスシーンに突入する。思考すること八時間。
実作業一時間なのだが、苦しいっていうか、書き始めるとすらすら出てくる。
考えてもみなかった文章が……。文章創作って絵を描くより、神秘的体験が多いぞ。

今日は仕事きつかった。動く社員さんもダウンして休んでいるし。応援が入ったから
出来たけど、この状態でいつまで続くかだよな。心はもう作家・コンビニの店員です。

次コンビニに決まったんですか！

ぼくはまったくなんにも決まってないです
そのくせ文庫見開きで２Pくらい書いたら集中力が消失

仕事してても書けたよなってレベル

>>554
どういった部類の小説書いてるんですか？
どこに投稿するの？

ラノベも一般のエンタメも書いてます
期待できるレーベルだったら締め切り近いところどこでも出します

でも、電撃が一番

>>554
いや、まだコンビニの店員は確定してない。とにかく１５日までは転職の事は
考えないで、小説の完成に全力をつくす。１５日に発送したら、すぐにコンビニ
ニ電話してみる。どうなるかわかんないけど、８月２０日に辞めるって決めたから
次が決まろうが、決まらなかろうが、辞める、今の仕事。キツイしやすいし
時間取れないし、大分バランスが悪くなってきた。１５日にはバイクで春日部の
コンビニ訪ねて、求人があったら応募する、ダメなら昔いた印刷工場とか、いろいろ
当たってみる。今の会社は辞めなきゃダメだ。完全にいいように使われている、
こんなキツイ職場になるとは思わなかった、でも時勢は流れてる。ボンヤリして
ると置いていかれるなぁとも思う。

>>556
なるほど。ラノベや電撃は応募数多そうですね。自分は純文なんですけど、最近応募数が増えて狭き門です。

「秒速５センチメートル」をDVDで見た。ほろ苦いラストだなぁ。
自分も振り返る、高校生の時の思い出。デザイン事務所での出会い。
うーん、小説のネタは一杯あるが、またしばらく執筆できないかも
次の就職決めるまで、仕事が安定したら、また始めるけど。
とにかく今の会社には行きたくないなぁって思った瞬間から、苦しみ
が始まる。最近自分の知り合いはミナ遠くへ行ってしまったような
気がする。何かが変わろうとしている、そんな予感で一杯の毎日です。
明日は小説完成させないとな。今日は気分転換したので、寝ようと思う。
月曜日も大変なんだ、仕事。

『マジカル☆モモ 』（完成版）

【重要】2010年5月15日追記

この話は一部著作権を侵害している箇所があります。
また、名誉毀損ともとれる表現もあります。
そのことをご承知の上、お読みいただけたらと思います。

『マジカル☆モモ 』

　ある森に、一羽の、黄色いカナリアがいました。このカナリアは、パパとママとはぐれて、広い森のなかに、ひとりぼっちで住んでいました。
　そして、ある夕方、カナリアが、ハリエニシダの中で泣いているところを、王女が見つけたのでした。
王女は、小さいすすり泣きの声、それから、悲しげに鼻を鳴らす音を聞きつけて、足を止めました。
　「おや、かわいそうなカナリアさんがいるわ。」と、王女は言いました。
　王女は、ポシェットを石の上におきました。そして、黄色い花の咲いているハリエニシダをかきわけて、その奥にいたカナリアを、じっと見ました。
カナリアの目は、薄暗がりの中で、金色に光り、鼻をひくひくさせていて、しっぽの先のほうだけが黄色くて、その他の部分は汚れていました。
　「まあ、カナリアちゃん、なぜママのいる、お家へ帰らないの？」
王女は、優しく訊きました。
　「ママとはぐれちゃったんだ。」と、カナリアは、とても悲しそうに言いましたが、その時、大きな涙のつぶが、ふたつ、カナリアの鼻をつたって、
ぽたりと、地面に落ちました。
　王女は、カナリアがかわいそうで、どうしていいか、解らなくなりました。

王女は、自分の楽しい城のことを考えました。
　「この可愛らしいカナリアと一緒にいられれば・・」と、王女はつぶやきました。
　「お城に連れて帰ることもできないじゃないけど―でも、カナリアって事になると！
小鳥って事になると！お父様が、なんと言うかしらねえ。」
　カナリアは、金色の目で、王女をじっと見ました。
　「お腹、すいちゃった。」とカナリアは言いました。
　「あなた、素敵な歌を歌える？」王女は訊きました。
　カナリアは、こっくりしました。
　「じゃ、あなたのこと、試してみることにするわ。一緒においで。」
　こういって、王女は、ポシェットをとりあげて、歩き出しました。
　カナリアは、羽で涙を拭き、王女のあとから、飛んでついていきました。
　小さなカナリアが、丘の上の木々に囲まれた、王女の城に住むことになったのは、こういう理由からでした。
　王女は、古い、立派な城に住んでいました。玄関のドアの上からは、シダが覆いかぶさり、玄関の柱には、ツタがはっていて、風格のあるたたずまいです。
あまり遠くないところに、小川が流れ、野菜畑もありました。その畑で、農民は、薬草や、野菜や、大豆や、ライ麦を作っていました。
　王女とカナリアが、城のそばまでくると、玄関のドアが、ぱっと開いて、女王が現れました。
　「やっと帰ってきたわね。」と言って、女王は、ポシェットを王女の手から取りました。
それから、カナリアをじろじろ見ながら、「あなたの後ろにいる、その小さい小鳥は、何かしら？」
　「わたしの見つけた森で迷子になったカナリア。」と王女は言いました。

　「ハリエニシダの中にいたの。わたし、この子を守ってあげたいんです。」
王女は、きっぱり言いました。
　「そりゃ、あなたのする事だから、間違いはないけど・・」と、女王は、考え込みながら言いました。
　「しかし、野生の動物がどんなものかは、あなたも知っているでしょう。」
　「この子は、別なのよ。」
と言って、王女は、女王のほうへ、（この子はこんなに可哀想な思いをしているじゃないの）と言うように首を振りました。
　「この子は、素敵なカナリアなのよ。この子の羽の形を見れば、わかるわよ。」
　「そりゃ、あなたのする事だから、間違いはないけど・・」と、女王は繰り返して言いました。
　「しかし、それにしても汚いわね。」
　「この子は、私がきちんと洗ってあげるわよ。水に溶けるわけじゃあるまいし。」と、王女は言いました。
それから、王女は、この不思議なカナリアを、じっと見ている、自分の侍女たちに言いました。
　「ほら、このカナリアが、あなたたちの新しいパートナーよ。」

　そして、家の中に入ると、カナリアを侍女たちのそばに連れていきました。
　「さぁ、ナンシーとクララ、このカナリアちゃんの座る場所を作っておやり。これから、一緒に住むんです。
この子の名前はね、マジカル・モモ、『モモちゃん』って呼んであげてね。」
ナンシーは、目をまばたきさせた後、優しく微笑みました。
一方、クララは彼の愛らしさに嫉妬するかのように、顔をしかめました。
けれども、侍女たちは、ソファの上へ、カナリアの座る場所を作ってやりました。
すると、疲れ果てたカナリアは、ナンシーとクララの間へ、倒れ込んでしまいました。
つんと、鼻をつくようなハリエニシダの匂いがしました。侍女たちは、それがいやでした。
　王女は、ライ麦パンとスープを、テーブルの上に乗せてやりました。
二人の侍女は、がつがつ、それを食べました。
モモは、ゆっくりとごちそうを食べていました。
　「こんなにたくさん食べきれないよ。」
　「食べきれなければ、残してもいいわよ。」王女は、そう言って、食べ終わるまでそばで見守っていました。

　「今日は、お風呂の日よ。」と、王女が言いました。
　モモはうれしそうに羽をばたつかせました。久しぶりに水を浴びることができるからです。
　王女が、バスルームに案内して、湯船にお湯を入れ、それを泡立てました。
まず、ナンシーが、湯船につかり、その後、大きなバスタオルで体を拭きました。
それから、クララのお風呂も、手早く、済みました。
　最後に、汚れたモモを洗う番になりました。王女が、彼をお湯に入れました。
それから、石けんを付け、彼の羽の汚れが落ちるまで、ごしごし、こすりました。
　「僕、こんなにきれいになって、嬉しい。」
　細くてきれいな王女の手で、体中をもみくちゃにされながらも、洗ってもらえた事に、彼は嬉しくなって泣き出しました。
　そこへ、彼女が、シャワーのお湯をいっぱい、頭の上から浴びせかけましたので、モモは驚いて、飛び跳ねました。
　「熱いっ！」
申し訳なさげに、王女が言いました。
　「あらっ、温度調節が間違っていたわ。驚かせてごめんなさいね。」
モモは、答えました。
　「ううん、大丈夫。」
王女は、きれいになったモモを見て言いました。
　「さあ、これで、きれいになったわ。」
　モモはバスタオルを取り、それを王女の手に渡しました。
彼女は、モモを暖炉の前に連れて行き、体を拭いてやりました。
彼の体をこすりながら、王女は楽しい歌を歌いました。

　♪腕につかまって 歩くのが夢だった
　　私は いつでも あなただけのプリンセスよ
　　このまま 手を取り おとぎの国へ連れてって

岡田有希子「リトルプリンセス」より

　女王はシンセサイザーを弾き、ナンシーはエレキを、クララはベースをそれぞれ弾きました。
それが、とても面白かったので、モモは歌詞を覚えて、

　♪私は いつでも あなただけのプリンセスよ
　　このまま 手を取り おとぎの国へ連れてって

と、歌いました。
　王女は、ラベンダー水を含ませたタオルでモモの体を拭いてやり、その後、またブラシでよくこすってやりましたので、
彼の毛並みは黄色く、金色に輝きました。
　「もうこれで、だれも、野生のカナリアと解らないわ。」と、王女は言いました。
　「邪悪なカルト宗教のスパイは、鉄砲をもってあなたを追いかけないし、そこの教団が野に放っている野犬がストーキングする事もないわ。
すっかり、匂いを変えてあげたんですもの。もう敵の事を、心配する事はないのよ。」
　それから、王女が、もう一つ、ベッドの用意をしましたので、ナンシーとクララとモモは、寝室へ駆け込みました。
ここは、城の上階にある部屋で、大きな窓があり、バルコニーがついていました。
　モモは飛び回ったり、ベッドの上を転がっていたり、窓から月をのぞいたりしました。
　「お月様、僕の友達だよ。僕、お月様を知ってるんだ。」
と、言って、彼は月のほうへ手を振ってみせました。
　「お月様と友達ですって。ハハハッ・・あの子バカじゃないの。」
と、クララは、ナンシーに小さい声で言いました。
　王女がやってきて、モモをくるんでやりながら言いました。
　「ゆっくり眠ってね、モモちゃん。これから、私たちが、あなたの面倒を見てあげるからね。」
彼は、王女に優しくうなづきました。

　その夜、三人が寝てしまってから、女王は、針箱の引き出しから、丈夫な布を取り出して、
モモのために、おしゃれで丈夫なかばんを作ってやりました。
　「このかばんを持ったなら、あの子、きっと素晴らしい仕事をしてくれる。」
と言って、女王は、かばんにボタンを付け、ポケットにお守りのニンニクを入れてやりました。
　「でも、少し甘やかしすぎかしら。」かばんを縫いながら、女王が言いました。
　王女は、寝室のほうを見ました。すると、モモは、窓をすりぬけて、外に出ようとしているところでした。
　「おや、モモちゃん、何しているとこ？」王女は言って、彼のしっぽを捕まえました。
　「ちょっとお月様に、歌を歌ってやろうと思ったんだ。」と、モモは言いました。

　♪あなたの星座は AQUARIUS
　　めざして今　TWINKLE GIRL
　　となりの三日月に乗って
　　スロープ　ほら　舞い上がる

岡田有希子「眠れぬ夜のAQUARIUS」より(アルバム「ヴィーナス誕生」に収録）

　「いい子だから、早く眠って。いつまでも起きていると、明日元気が出なくなるわよ。」王女は言いました。
　モモは、キラキラした目でウィンクして、ベッドに戻ると、おとなしく寝てしまいました。

　次の日、モモは、早く目を覚ましました。
そして、ふんわりした羽枕を眺めたり、侍女たちの寝ているベッドを、じっと見たりしました。
それから、やんちゃな子供のように、ベッドから飛び起き、ナンシーとクララの足をくすぐりました。

　♪Pop Up Love Feeling　わかってきたの
　　夢がとびだす　ドキ･ドキ･サイン
　　Pop Up Love Feeling　浮気なボーイ･フレンド
　　濡れたからだで　誘惑してね

岡田有希子「ポップ･アップ･リセエンヌ」より(アルバム「ＦＡＩＲＹ」に収録）

と、モモは歌いました。

　三人は、一緒に部屋の外に飛び出し、踊っている太陽にウィンクし、それから、洗面台で顔を洗った後、タオルで拭きました。
それから、畑にある薬草を摘み取ってきました。薬草は、人間の薬になるのです。
　「さぁ、早くおいで！」と女王が呼びました。
　「黒パンと、クリームと、森の蜂の巣から採った蜂蜜の朝ごはんですよ。」
　さて、朝ごはんの席に着く前に、女王は、前の晩に作ったかばんを出してきました。
そして、モモは左の羽に掛けひもを通しました。ナンシーとクララは、じっとそれを見ていました。
　モモは、かばんを撫でた後、ボタンを開けて右の羽を突っ込みました。でも、何も言いませんでした。
　「気に入らないの？」女王はがっかりして、訊きました。
モモは、気に入ったというように、うなづいて、それから、「ありがとう！」と言いました。
　「この子は、シャイなのね。」と、女王はつぶやきました。

　さて、朝ごはんにかかると、モモはおいしそうに食べ、「もっと無いの？」と訊きました。
　「どうぞって言うの。」女王が言いました。
　「じゃ、どうぞ。もっとうんとたくさん。」とモモは言いました。
　王女が、朝ごはんを食べに、森の散歩から帰ってきました。
王女には、女王に話したい事があったのですが、侍女たちが外へ仕事に行ってしまうまで、その事を話し出しませんでした。
　「最近、この森に大きなブルドーザーを入れて自然を破壊し、修行施設を建てている邪悪なカルト宗教があるの。
その宗教の名前は、『オードリーの証人』とかいうらしいけど、夕べも、『カスガ尊師』と森の地主がトラブルを起こしていたわ。」
　「森の住人をいじめて、自然を破壊する悪い宗教というわけね。」と、女王が言いました。
　「モモちゃんを捕まえにくるかもしれないわ。」と、王女が話を続けました。
　王女は、城の見張り塔に駆け上り、遠くを見渡しました。
そこでは、ブルドーザーが木々をなぎ倒し、地面は不自然に削られ、岩は、ダイナマイトで爆破されていました。
　「ご先祖様が、何千年と掛けて作ってきた自然をメチャメチャにするなんて、許せないわ！」
王女は、憤慨しました。

　午後になって、王様が出張で訪れていた日本から帰ってきました。
　「お帰りなさい、お父様。」と言って、王女は、重いスーツケースを王様の手から取りました。
それから、モモを見て、「おまえの後ろにいる、その小鳥は新しいペットかね？」
　「ペットではありませんの。森の中で迷子になっていた勇敢なカナリアですわ。」
と、王女は言いました。
　「ハリエニシダの中にいたんです。私、この子を守ってあげたいんです。」
　王女は、王様に頼み込みました。
　「別に、可愛がってやるのは一向にかまわないけど、きちんと責任を持って可愛がってやれよ。」
と、王様は、きっぱり言いました。

　その夜、王女が、件のカルト宗教の話を王様にしました。
その話を聞いた王様は烈火の如く怒り、どんな手を使ってでも侵略者を壊滅に追い込むことを決断しました。
　王様は、モモを呼んでこう言いました。
　「君、悪の宗教のアジトに行って偵察できるかね？」
　「偵察って、何です？　僕にスパイ行為をしてこいという事ですか？」
　「そうだよ。」
　王様は、こともなげに答えました。
　モモは好奇心が強かったので、うなづいて、偵察の任務を引き受ける事を承諾しました。
　「モモ！気をつけるんだよ！『オードリー』は、危険でいっぱいだからね。」
と、王様は真面目な顔で言いました。
　モモは、余裕の微笑みを浮かべました。
　「僕、本当は危険が大好き。何だかうれしいな。」
　そして、モモは、ぴょんぴょん、飛んでいってしまいました。

　こうして、モモは、王国の一員になりました。
王女やナンシーやクララと一緒に、楽しく遊び、侍女たちは、モモをとても勇敢で頭のいいきょうだいだと思いました。
侍女たちは、どたばた歩くのに、モモは影のように音も無く、ふんわりと羽根が舞うように歩く事ができます。
侍女たちは、石垣をぐるっと回っていくのに、モモは、ひらり、それを飛び越えてしまいます。
三人は、どこへでも、一緒に行きました。
けれども、先頭に立つのは、モモでした。
　侍女たちは、ばちゃばちゃ、川を渡ります。けれども、モモは空を飛び、くちばしで魚を捕ることができました。
しばらく歩くと、海につきました。
　夏と呼ぶには遅すぎる季節でしたが、三人は海水浴をしました。
モモは、イルカと話をします。そして、歌を歌いました。

♪半袖シャツじゃちょっぴり　肌寒い季節　ひと気ない砂浜には　忘れられたパラソル
　楽しい夏がこのまま　続けばいいのに　キャンパスに戻る時が　目の前に近づいてる
　あなたとバスに揺られ　どこまでも行きたい　居眠りのふりして肩にもたれる私を
　優しく微笑み浮かべ　見つめるあなたが好きよ　想い出ひとつふえたら　ふたりの夏休みにさよなら

岡田有希子「さよなら･夏休み」より(アルバム「シンデレラ」に収録）

けれども、侍女たちはイルカの頭を触りました。
　「しっ、しっ！　あっちへ行け！」と言って、イルカは、侍女たちを尾びれで追い払い、海に沈んでいきました。
　「わたしは、人間の友達ではない。」
　「どうしてあんなことするんだろ。」モモは、不思議な心境になりました。

二人の侍女は、しょんぼりして、急いで浜辺に戻ってきました。
　「あたしたち、イルカに何も悪い事なんかしていないのに・・」
　「イルカって動物は、本当は海の神様なんだけど、姿を変えているんだよ。それに、イルカは元々優しい動物なので、
友達になると歌を歌ってくれるんだよ。」と、モモが言いました。
　「あたしたち、イルカと友達になりたい。」と言って、侍女たちはため息をつき、滑るように泳いでいくイルカを見送りました。
　海水浴からの帰り、ナンシーはがっかりしてうつむきながら歩き、クララはふてくされた顔で、
「イルカのくせに生意気よ！」などとつぶやきながら歩きました。
モモだけは、元気いっぱいで、はしゃぎながら飛び回っていました。

　その晩、ベッドに入ってから、モモは、楽しかった海水浴の事を考えました。
どうしたら、体力を消耗せずに長い距離を泳げるか・・などと。また、あのイルカに再会できたらいいな・・と。
そうしているうちに、モモは眠ってしまいました。
　王女が、音を立てないように寝室のドアを開け、モモに、
「大広間に来て。」と、囁きました。
こうして、二人は、そおっと廊下を通り抜け、大広間に向かいました。
　王女とモモが、足音を忍ばせて、廊下を抜け、大広間のほうへ行きますと、王様の姿が見えました。
　「こんな夜中に、何です？」と、モモが言いました。
　「君が、こんな時間にもかかわらず、顔を見せてくれて嬉しいぞ。どうか『オードリー』の偵察任務を成功させてくれ。」
と、王様が言いました。
　「どうか、成功させてみせます。」と、モモは答えました。
　「これから話す作戦内容は、トップシークレットなので、誰にも口外しないように。」と、王様が言いました。
王様の話す作戦内容を聞いて、少し不安になり、体がガタガタ震えました。
けれども、勇気をふるって、その恐ろしいカルト教団を倒すことを誓いました。
　「他に何か必要なものがあったら教えてくれたまえ。物によっては輸入の手続きをしなければならないからな。」
王様は、モモに訊ねました。
　「えっと、今思いつく物は、トランジスタラジオ、ビタミン剤、目薬・・・かな。」
それを聞いた王様は、笑いをこらえきれずに、爆笑してしまいました。
「まぁ、突然呼びつけたりしたから、寝ぼけているのかもしれないが。それはともかく、適宜必要な物があれば教えてくれよ。」
王様は、そう言って、モモと誓いの握手をしました。

　九月の晴れた少しばかり肌寒い日でした。モモの腕時計は十四時を指していました。
彼は教団の信者を避けるように羽をすくめながら、『オードリーの証人』のスチール製のドアを素早く通り抜けました。
　玄関ホールはカビとぼろぼろになった段ボール箱の匂いがしました。
突き当たりの壁には、屋内に展示するには大きすぎるカラーの肖像画が掛けてあります。
描かれているのは、横幅が一メートル以上もあろうかという巨大な顔だけ。
三十五歳くらいの男の顔で、豊かな黒い口ひげをたくわえ、いかついが整った目鼻立ちをしています。
モモは階段のある方向へ向かいました。
階段の踊り場には、巨大な教祖の顔のポスターが見つめていました。
こちらがどう動いてもずっと目が追いかけてくるような、薄気味悪いポスターでした。
ポスターの下には『カスガ尊師と一緒に、汚れた世界を救済しよう』というキャプションがついていました。
　修行部屋に入ると、教祖の朗々とした歌がスピーカから流れていました。

　♪尊師、尊師、尊師、尊師、尊師　カスガ尊師
　　尊師、尊師、尊師、尊師、尊師　カスガ尊師
　　
　　過去の尊師、現代の尊師、未来の尊師、尊師、尊師

　　尊師、尊師、尊師、尊師、尊師　カスガ尊師

　モモの背後では、相変わらずスピーカから教祖の洗脳ソングが流れていました。

　しかし、それよりも問題なのは、施設内のあちこちに高感度マイクと暗視対応の監視カメラが設置されている事でした。
羽音を立てるくらいは可能だとしても、モモがそれ以上の音を立てると、どんな音でもマイクが拾ってしまいます。
さらに、監視カメラの視界内に留まっている限り、音だけでなく、彼の行動も捕捉されてしまうのでした。
もちろん、いつ見られているのか、いないのかを知る術はありません。
どれほどの頻度で、またいかなる方式を使って監視しているのかを考えても、所詮あてずっぽうでしかありませんでした。
教団内の誰もが始終監視されているということすらあり得ない話ではないでしょう。
しかしいずれにせよ、教祖はいつでも好きな時に監視システムに接続できるのでした。
彼の立てる物音は全て集音され、暗闇の中にいるのでもない限り、行動の一つ一つにいたるまで監視されていると想定して偵察しなければなりませんでした。

　真夜中のことでした。モモの忍び込んでいる修行施設では、信者が仕切られた小部屋に閉じこもり、大きなモニターに向かい合っていました。
『S弁護士殺害計画』と題された洗脳ビデオの準備でした。
彼が見たのは、若い女性でした。名前は知りませんでしたが、出版部門でワーク（註：教団用語で仕事の意味）をしていることは知っていました。
想像するに―彼は何度か彼女が手にスパナを握って輪転印刷機を修理しているのを見かけていた―
彼女は輪転印刷機の運転操作に関わる仕事に従事しているのでしょう。
目鼻立ちのくっきりした娘で、年の頃は三十歳くらい。豊かなロングヘアーは黒く、東洋的な美しい顔立ちで、運動選手さながらの機敏な身のこなし。
『反スパイキャンペーン』の象徴である細いピンクの飾り帯が作業着の上に幾重にも巻かれています。
形のいいヒップを際立たせる締め具合でした。

　実のところを言うと、モモは初めて見かけた時から彼女を怪しいと思っていました。
理由は分かっていました。彼女がいかにもという感じで身の回りに堪えている雰囲気―何事も完璧でなければ気が済まない―
のせいでした。
彼は、ほとんどの女性を、特に若くて美しい女性を見る時は、少し距離をおいて見ることにしていました。
誰よりも頑固に教団を信奉し、教祖の説法を鵜呑みにして、スパイの真似事をやっては非正統派を嗅ぎ付けるのは、いつだって女性、
なかでも若い女なのです。
しかし、特にこの娘はたいていの女性よりずっと危険だ、と彼は強く感じていました。
以前、教団の庭で目が合った時、彼女は横目でこちらの内奥（ないおう）まで貫き通すように睨みつけ、心がしばし、恐怖感で溢れました。
教団の最高幹部かもしれないという考えさえ脳裏をよぎりました。
そんなことはまずありえないでしょうけれども、それでも奇妙な不安感は拭えず、彼女が近くに来ると、不安に恐怖と敵意さえ感じるのでした。

　もう一人、彼女と同じように小部屋に閉じこもり、洗脳ビデオを見ていたワカバヤシと言う男がいました。
【最高幹部】の一員で、何かとても重要な雲の上のポストを占めていて、モモにはその職務がどんなものであるのかほとんど見当もつかないのでした。
最高幹部の象徴であるエメラルドグリーンのクルタ（修行服）を着て、モニターの前で叫ぶように歌っていました。

　♪一つ　二つ　三つ　四つ　五つ
　　一つ　二つ　三つ　四つ　五つ
　　一つ　二つ　三つ　四つ　五つ
　　悪業を数える　悪業を数える
　　一つ　二つ　三つ　四つ　五つ
　　一つ　二つ　三つ　四つ　五つ
　　一つ一つ裁くぞ
　　嘘をついてもわかるぞ

　　わたしはやってない　潔白だ
　　わたしはやってない　潔白だ

オウム真理教（現Aleph）テーマソング「エンマの数え歌」より引用

ワカバヤシは大柄で逞しい体をしており、首は太く、顔には半ば俗世間を見下したような残忍な表情が浮かんでいました。
その恐ろしげな風体にもかかわらず、彼の仕草にはある種の魅力がありました。
鼻の上で始終眼鏡の位置を直すという癖がありましたが、この癖は妙に相手に好感を抱かせるものでした。
　しかしいずれにせよ、もし何とか彼と二人きりになれたら、腹を割って話をしてもいいという気にさせる雰囲気の持ち主でした。
モモはこうした推測の正しさを確かめようとしましたが、実際問題として、彼には確かめようがありませんでした。
　次の瞬間、油の切れた巨大な機械の発するようなおぞましく耳障りな音が集団修行場の奥の大型スピーカから飛び出してきました。
歯が浮き、首の後ろで羽が逆立つような不快感を催させる音。『尊師マーチ』が始まりました。
　いつものように【尊師】カスガ尊師の顔が大型スクリーンに現われました。

　♪尊師　尊師　尊師尊師尊師　カスガ尊師
　　尊師　尊師　尊師尊師尊師　カスガ尊師

　　オードリーの尊師　世界の尊師　地球の尊師
　　尊師　尊師

　　光を放ち　今立ち上がる　若きエースに帰依しよう
　　僕らのオードリーを守るために　尊師の力が必要だ
　　尊師 尊師 カスガ尊師

『尊師の説法』のプログラムはその日によって違いましたが、カスガ教祖が登場しない日はありませんでした。

　カスガ教祖の姿が消えていました。ある朝のこと、彼は道場に現われませんでした。
口の悪い数人の信者が彼の雲隠れについてあれこれ言いましたが、翌日になると誰も彼の事を話題にしなくなりました。
数日後にモモは戸籍局の入口にある掲示板を見ました。
掲示の一つは印刷された最高幹部の名簿で、教祖であるカスガも当然メンバーの一人でした。
最高幹部のリストは前とほとんど変わらないように見えました―マジックで塗りつぶされた印もない―
けれども、一人分だけ短くなっていました。それで十分だったのです。
カスガ教祖は存在しなくなった。いや、最初から存在していなかったことになっているのです。

　凍り付くような寒さが続きました。迷宮のような施設では、空調の効いた教祖とその家族の部屋と最高幹部の部屋では一定の温度が保たれていますが、
サマナ（出家信者の呼称）の部屋は、足が凍傷になるほど冷たく、おぞましい悪臭を放っていました。
　
　選挙出馬の準備がすっかり佳境に入り、どの省のサマナも超過ワーク体制に入っていました。
宣伝活動、集会、演説会、講演、教祖の顔に似せたかぶり物をかぶって街を練り歩く活動、選挙活動のテレビ番組制作など、
準備しなくてはならないことが山ほどありました。
他にも、観客席の組み立て、教祖を模した人形の制作、スローガンの案出、テーマソングの創作、デマの流布、写真の捏造などです。
出版部門に所属するカオリの所属する班は機関誌の印刷業務から外れて、目下、王国をネガティブキャンペーンする内容を書いた
シリーズものの小冊子を作るのに大わらわでした。
　以前に比べて、警察の事情聴取が頻繁に行われるようになり、ときおり、教祖を逮捕しに来るなどという突飛な噂が飛び交う事さえありました。
　選挙出馬のテーマソングとなるはずの新曲（タイトルは『オードリー、魔を祓う春日の歌』）はすでに完成していて、
のべつまくなしに大型スピーカから流れていました。

シンセサイザーで打ち込んだだけの安っぽいリズムで、とても楽曲と呼べるような代物ではなくて、
シンセサイザーがひたすらピコピコ鳴るだけのものでした。
行進する足音に合わせて数十人の信者がその曲を歌うと、恐ろしいほどでした。

『オードリー、魔を祓う春日の歌』

オードリー　春日　春日　春日　オードリー　春日　春日　春日

しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　俊　俊　俊
しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　俊　俊　俊
春日俊　春日俊　春日俊　春日俊
光を放ち　一人立ち向かう
救済者の要石　それが俊

しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　俊　俊　俊
しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　俊　俊　俊
春日俊　春日俊　春日俊　春日俊
苦悩を背負い　一人指し示す
救済者の道しるべ　それが俊

しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　俊　俊　俊
しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　しゅしゅしゅ　しゅしゅしゅしゅ俊　俊　俊　俊
春日俊　春日俊　春日俊　春日俊
至福の泉を　ただ一人悟る
救済者の救済者　それが俊

オードリー　春日　春日　春日　オードリー　春日　春日　春日　オードリー　春日　春日　春日
オードリー　春日・・・ (F.O.)

　庶民たちはその曲を気に入って、真夜中の繁華街では、まだ人気のあるプリンセスプリンセスの「Diamonds」とこの新曲が競い合うのでした。
　信者によって組織されたワーク部隊が選挙出馬に備えて、街の準備をするのであります。
横断幕を縫い、ポスターを貼り、駅前にのぼりを立てて、宣伝カーでテーマソングを流しながら宣伝し、
しまいには、対立する候補者のポスターをスプレーで塗りつぶしたり、逃げ足の速い信者がはがした後、引き裂いてしまうなどの違法行為も行われました。

　ついに、選挙の結果を発表する日がきました。しかし、結果は見るも無惨な惨敗でした。
選挙で惨敗した事に対して、春日教祖は少しも反省しませんでした。
幹部が度が過ぎる宣伝活動とか選挙での違法行為とか前年の弁護士失踪事件で疑惑をかけられている件とかについて話し始め、
教祖を諌めると、彼はきっぱり反論し、
　「そうした事実は全くない。全部マスコミのでっちあげだ！これは、国家権力の陰謀だ！！」と言ったのでした。
幹部がそうした意見に固執して話を止めないと、教祖はふて寝してしまい、幹部を困惑させました。
　ある意味では、オードリーの世界観の押しつけは、皮肉にもそれを理解できない人々の場合に最も成功していると言えました。
なぜなら、現実に何が起こっているのかに気づくほど、社会の出来事に強い関心を持ってもいないからです。
理解力を欠いていることによって、かれらは正気でいられるのです。
かれらはただひたすら教祖の価値観を鵜呑みにするだけで、自分で物事を検証したり考えたりする訓練をほとんど受けていないのですから。

　教団が総力を結集して出馬した選挙に惨敗してから、三年以上の月日が過ぎました。

　モモは、自分がどこにいるのか分かりませんでした。おそらく監禁用の独房のなかにいるのでしょう。
しかし、確かめる術はありませんでした。
　彼のいるのは、天井が高く窓の無い監房のような所で、壁は無機質なコンクリートでできていました。
天井には冷たい蛍光灯の光が溢れていて、低く唸るような教祖の歌がひっきりなしに聞こえました。
独房には必要最低限の設備しか無く、木製の棚があるのみでした。
それが切れているのは網でできたドアの所と、プラスチック製のおまるが据え付けられているドアの反対側だけです。
洗脳用モニターはそれぞれの壁に一つ、計四台が設置されています。
　モモは下腹部に鈍い痛みがありました。それは独房に放り込まれてから、ずっと続いていました。
それと同時に空腹でもありました。モモはこうつぶやきました。
　「最後に食べてから一日以上は経っているのかもしれない、いや二日間かもしれない。
スパイとして逮捕されたのが朝だったのか夜だったのか、今もって分からないし、恐らく今後も知ることはないだろう。」
食事は一度も与えられていませんでした。
　彼は両方の羽を腹の上で組み合わせたまま、狭い独房でできるだけ身動きしないで座っていました。すでに静かに座ることを学んでいました。
勝手に動くと、独房に備え付けられたスピーカから怒声が飛んでくるからです。
　「モモ！」スピーカから看守の声が聞こえてきました。
　「スパイ九七九号、マジカル・モモ！　監房では独り言をつぶやくな！」
　彼は再び両方の羽を腹の上で組み合わせ、不動の姿勢で座りました。

　しかし、食べ物への渇望がどんどん募ってきます。
たとえ一切れのニンニクであっても口に入れたかったのです。
かばんのポケットにお守りのニンニクが入っていることを思い出しました。
しかし、逮捕された時にニンニクの匂いがしたため、彼は下腹部を殴られ、お守りのニンニクを取り上げられそうになったことも思い出しました。
　「何だそのニンニクは！」
　モモを取り調べた幹部が一喝しました。
彼は怯えながら答えました。
　「これは食べ物なんかではありません。お守りです。」
幹部は彼に猜疑心をもって切り返しました。
　「馬鹿者、ニンニクというのは食べる物に決まっているだろうが。」
幹部はこう続けて言いました。
　「それとも、何かい？　おまえの国ではニンニクをお守りにする習慣があるとでも言うのか？」
彼は恐怖のあまり声も出なくなって、「そうだ」と言わんばかりにうなづきました。
幹部は説教臭い口調で、最後にこう言いました。
　「尊師はニンニクが大嫌いなんだよ。ニンニクは悪魔の食べ物だ。あんな物は人間が食べる物じゃない。」
　結局、食べたいという気持ちが恐怖に勝ったのです。
彼はポケットに羽を滑り込ませてニンニクを一切れ食べました。

　モモは独房に入れられた瞬間から、暗闇も昼の光も見ていないのでした。
その上、スタンガンのような物を頭に当てられ、記憶も途切れ途切れになっていました。
　下腹部に最初の殴打を受けたのが悪夢の始まりでした。
後になって悟ったのですが、あのとき起きたことは単なる予備手順、スパイならほぼ例外無く受けなければならないありきたりの取り調べでした。
教団へのスパイ行為、破壊工作をはじめ、誰しも当然のこととして自白しなければならない犯罪項目はいくつもあるのです。
自白した場合は紋切り型の手続きですが、拷問された場合は生半可なものではありません。
何度打擲（ちょうちゃく）されたのか、それがどのくらい続いたのか、彼には記憶がありませんでした。
いつもワインレッドのクルタに身を包んだ男が五、六人、一斉に襲ってくるのでした。
拳骨だったり、電話帳の束だったり、あるいは特殊警棒だったり、革靴の踵だったりと様々でした。
しまいには、拳が振り上げられたのを見ただけで、でっちあげであろうがなかろうが罪を犯しましたとすんなり自白してしまえという気になるのです。
そうかと思うと、初めに何も自白などするものかと決意することもあります。
そんな時は、拷問による激しい痛みの合間に仕方なく吐いてしまう言葉以外は一切口にしないのです。
ところがまた、弱気になってやむを得ず妥協しようと思うこともあり、自分自身に
　「自白してしまおう、だが、まだだ。痛みが耐えられなくなるまで頑張らなくては。あと三回蹴られたら、あと二回蹴られたら、
その時にはお望み通りの事を教えてやろう。」と言い聞かせるのでした。

　現実の殴打は次第に少なくなり、恐喝の意味あいが大きくなりました。
彼の答えが満足のいかないものであったときには、いつでも殴打が待っているぞという恐怖として作用したのです。
取り調べをするのもワインレッドのクルタ姿のごろつき幹部からエメラルドグリーンのクルタ姿のインテリ幹部に変わっていきました。
この新しい幹部はモモに軽い苦痛を与え続けるようにしてはいましたが、苦痛に主眼を置いているわけではありませんでした。

　教団幹部の中にはまだ完全に洗脳されていなくて、心の優しい人も少数ではありますがいました。
四十歳ぐらいでしょうか、背が高く、豊かな巻き髪の女性が現われました。
　「ごめんなさいね。こんな所に閉じ込めちゃって。」と女性幹部は言いました。
　「あなたをこんな所に閉じ込めるつもりはなかったんだけど、あの下司連中どもが暴走してしまったの。
まったく、社会や世間の常識ってもんを知らない奴らだわ。」と彼女は続けました。
　「もう大丈夫よ。」女性幹部はそう言うと、目を閉じてモモの背中をさすり、もう一度彼を見ました。
そしてすぐに気に入ったようでした。器用な手で彼を抱き上げ、自分の方に引き寄せました。
　「名前は何ていうの？」女性幹部が言いました。
　「マジカル・モモ、モモって呼んで。」モモが言いました。
　「えっ、モモちゃんかしら？」女性幹部が言いました。
　「おかしなものね、あたしの以前飼っていたカナリアもモモっていう名前なの。こりゃひょっとして・・」と女性幹部が感傷的になって付け足しました。
　「あたし、あなたの母さんかもしれないわよ！」
　モモは思いました―本当に母さんかもしれない―

　女性幹部は彼に、温かいスープにパン、コーヒー（一般の信者は飲む事を禁止されている）をご馳走しました。
食事が終わってから彼の毛並みを整え、それから白衣に着替えて脈を測り、反射神経や脚気を調べ、目蓋をめくり、
骨折箇所を探すために身体中を触診しました。
最後に、精神安定剤の注射を打とうとした時、
　「ぼ、僕を殺さないよね・・・」と怯えるように彼は言いました。
　「大丈夫よ。これは精神安定剤だからね。あたし、こう見えても以前看護婦をやっていたのよ。」
と言って彼を眠らせるために注射を打ちました。

　こうしてモモは、女性幹部が教祖を説得した事もあってか、教団施設での監禁から解放されました。
半年ぶりに城へ帰ることができたのです。

　城に帰ったモモは、日記を兼ねたレポートを書き始めました。

　１９９４年４月４日

　信者向けの教団が制作したテレビ番組。全てカスガ教祖の洗脳番組。とても面白いのが一つ。
世界がハルマゲドンで滅亡する。信者がひどく喜んだのは、とてつもなく太った大男がヘリコプターから降りてきて、
『トゥース』と宗教の儀式をするショット。
最初は核戦争で破滅した世界を見て、教祖が憤慨する姿。
次の場面では米軍のヘリコプターが彼をマシンガンで攻撃するシーン。
彼の身体じゅうに穴があき、周囲の土がピンクに染まる。
そしてその穴からマグマが注入され、彼の怒りが爆発する。
マグマはミサイルのように空に放たれ、米軍のヘリコプターを撃破する。
信者はその撃破するシーンを見て拍手喝采。
それから子どもを満載した救命ボートとその頭上を旋回するヘリコプターのショット。
ロシア人とおぼしき中年の婦人が舳先に座り、三歳くらいの男の子を抱いている。
男の子は恐怖のあまり泣き叫び、婦人の胸元に顔を埋めている。彼女の体に巣穴を掘って隠れようといわんばかりに。
婦人は自分も恐怖のために顔面蒼白になりながら、男の子を抱え、なだめている。
その間、自分の腕で銃弾が防げると思い込んでいるのか、できるだけ男の子を庇おうとする。
するとヘリコプターがかれら目がけてミサイルを発射、恐ろしい爆風、ボートは木っ端微塵。
その後に天使になった子供が天に昇っていく素晴らしいシーン。
こんなシーンがこれでもかこれでもかと続く―

　モモは久しぶりにペンを使って字を書きました。
しかし、しばらく字を書いていなかったせいで手が痙攣してしまい、書くのを止めました。
王様に報告するためとはいえ、どうしてこんなつまらぬ文章を書く気になったのか自分でもわかりませんでした。
しかし奇妙なことに、そうやって書き連ねているうちに、教団に消された記憶を、ほとんど書き留めることができそうなほど鮮明に浮かび上がってきました。
これで記憶を取り戻せることにようやく気づいて、今日から日記風のレポートを始めようと心に決めました。


以上で第一章を終わります。

それでは、第二章を始めます。

　１９９４年４月８日

　ここで、話は少し飛躍するが、高度管理社会とカルトの根本的な違いについて書き留めておく。
　高度管理社会とカルトの根本的な違いは、血縁的家族に私有財産を認め、その家族を社会構成の単位にするか否か、
そして円環的時間と非可逆的時間のどちらかを世界観の基礎とするかにある。
血縁的家族は生物学的集団だから、時間は季節を中心として円環的に流れる。
しかも家族を律するのは、私有財産を基礎とする、自分たちさえよければすべてよしとするエゴイズムだから、
円環的時間はきわめて世俗的である。
高度管理社会はこの家族エゴイズムを原動力として、親たちに子供を一流大学に入るまで育てさせ、
卒業後は一流企業に入社するように仕向け、その熾烈な競争を高度管理社会自体のエネルギーとして消費する。
そこには「最後の審判」や「終末」はないので、円環的時間の世俗性は自浄作用を持たない。
だからカルト側からすれば、高度管理社会は「サタンの世」となるのである。
　一方、カルトは家族と私有財産を諸悪の根源と見なしてそれらを破壊し、個々の元家族メンバーにコミューンを「代替家族」として受け入れさせる。
入信の時点で全財産を布施という形で教団に寄付し、家族との紐帯を切ることは、程度の差こそあれ、ほぼあらゆるコミューンの基本的な約束事であり、
オードリーの証人に限ったことではない。
この傾向はトーンダウンされた形で旧ソ連をはじめとする共産主義国家の基本理念でもあったから、官憲は共産主義者を弾圧したのである。

　（次回に続く）

　（前回の続き）

　社会主義の崩壊が進行する昨今、コミューンが標的にされる比率はいっそう高まっている。
特にアメリカでは、福音派＝聖書原理主義派を中核とする共和党右派が「家族の価値」（ファミリー・ヴァリューズ）
を最優先綱領に掲げるなど、コミューンに対する反発は根強い。
　「家族」は高度管理社会における最後の砦であり、だからこそ社会を動かす原動力となる。
支配層やブルジョア層が「家族」の復権に躍起になる所以だ。
　それに対し、コミューンの持つ家族破壊、私有財産制否定の究極的破砕エネルギーは、「終末の時」へ向かって仮借なく
流れ込む非可逆的時間を貫いている。だからカルトは、常に終末論を信者拡大の餌にする。
ブランチ・デヴィディアンの系譜はその典型で、「終わりの時」の設定だけ見ても、まず最初の母体教団「安息日再臨派」が
１８４３年と４４年、派生教団「羊飼いの杖」が１９５９年、それが改名した「ブランチ・デヴィディアン」は１９９３年
（教祖デヴィッド・コレシュがキリスト磔刑時点の年齢３３歳になる年）と目まぐるしく、
「終わりの時」設定のたびに信者が一挙に増えては予言が外れて激減するということが繰り返されてきた。
これはオードリーの証人も同様で、カスガは何度か終末を予言し、外れては「尊師のおかげで終末が延期された」
と側近に強弁させてしぶとく生き延びている。

　１９９４年４月２１日

　そもそも、社会がこれほど複雑なシステムになると、何が良くて何が悪いことなのか、もはや誰にもわからなくなる。
悪いことに、そのあいまいさは、とりわけ後発的な近代化を遂げた枢軸国でこそ顕在化する。
それは、近代の浸食によって急速に失われていく共同性の空白を埋め合わせるべく、ナチスの「第三帝国」や
大日本帝国の「大東亜共栄圏」といった崇高なる幻想的共同体が立ち上げられたこととも関連する。
　オードリー教団もまた、一種の崇高なる共同体である。
失われた地域共同体や家族共同体を、オードリーの崇高なる共同性に求め、共同体の消失がもたらした「良心」の空白を、
カスガ教祖の父親的な説法を通じて、傍目には理解しがたい「良いこと」についての図式が穴埋めする。
これはちょうどコインの表と裏のような関係になっている。
　オードリー教団の形態について言えば、第三帝国や（旧）東側諸国や戦前の日本と同じ崇高なる「ファシズム国家」の形式を
とっていることに関連している。
「良き心の持ち方を命じる者」が同時に「振る舞いの仕方を命じる者」でもあるファシズム国家では、洗脳された民衆の心を隠れ蓑にして
トップはどのような動機をも抱くことができる。
（ただし、日本の場合は、天皇が政治的決定に関わっていなかったという建前になっているが、日本国民であるならば天皇を尊崇し、
かつ天皇の名においてなされる全ての命令に服さねばならず、反抗した場合は「非国民」呼ばわりされて村八分に近い制裁を受ける
という形式をとる点で、ファシズム国家の条件を備えている）。

　（次回に続く）

　（前回の続き）

　実際、ソビエト共産党幹部はゆすりたかりのノーメンクラツーラ（特権階級）だっただの、毛沢東はロリコンで色情狂だっただの
といった風聞があるが、驚くにあたらない。
ファシズム国家の上層部には、特に例外的な条件でもない限り、単に支配欲を満足させたいだけの者、経済欲を満足させたいだけの者、
色欲を満足させたいだけの者がいて当たり前だからだ。同じ隠れ蓑を外部の謀略集団が利用できることは言うまでもない。
　となれば、なぜ民主主義を謳歌する（？）１９９０年代の王国に、彼らは民主主義が克服したはずのファシズム国家を立ち上げて、
国の中に国を作るようなことができたのか？それこそが問題にされなければならない。

　１９９４年５月１０日

　尾崎豊とオードリー

　「時間に追いかけられて／歩き回る一日が終わると／すぐ、つぎの朝／日の出とともに／逃げ出せない、人の渦がやってくる」
　「救われないぜ／これがおれたちの明日ならば／逃げ出したいぜ／このきたない人波の群れから／夜行列車に乗って」
（オウム真理教諜報省トップ・井上嘉浩が中三の時に書いた童話『願望』より引用）
　雑踏の人々が荒い画面に捉えられ、ナレーションがかぶさる。オードリー・ビデオ『戦いかポアか』の冒頭である。
　画面はギターを持って泥水にのたうちまわる１９８０年代に日本で活躍したシンガーである尾崎豊のプロモーション・ビデオからのダビング映像。
　尾崎がステージで『卒業』を歌う様が映し出される。

　♪これからは誰がオレを縛り付けるだろう
　　あと何度卒業すれば　本当の自分にたどりつけるだろう

　ナレーションは言う。尾崎は学校を出て、反抗すべき対象を失ったとマスコミは言い立てたがそれは嘘だ、と。
　画面には、学校の屋上で、フェンス越しに拳を空へ突き出す尾崎のスチール写真。
　「彼は学校など相手にしていなかった。もっと強大な、本当の敵を知っていたのだ」

　（次回に続く）

　（前回の続き）

　本当の敵、それはアメリカだというナレーションとともに、広島に原爆が投下された時のキノコ雲が。
アメリカと、それを裏で操るユダヤの多国籍企業が日本に原爆を落とし、エイズを蔓延させ、湾岸戦争を起こしたという
継ぎ接ぎだらけのドキュメント映像が以後、二時間近く繰り広げられている。
　しかし、尾崎とアメリカがどう関係あるのかはまったく実証されず（されるわけもないのだが・・）、気分で繋げられるばかりなのだ。
その「気分」は、私が考えるにおそらくこうであろう。
我々は、本当の自分を欲し始めると、必ず大きな敵を見つけることになる。
それは、この世界を裏で動かす勢力である。彼らは、常に罠をしかけ、本当の自分を圧殺しようとする。
―我々はそれと戦わなければならない―
　それはアメリカに限ったことではない。自分たちの価値観を受け入れない集団に対しては容赦なく適用されるのである。

　１９９４年５月２５日

　共産党と オードリー教団

　オードリー教団の組織は、一般の企業組織（官僚組織）とみかけは似ているが、一人ひとりがそれを修行として行っている点が、根本的に異なる。
したがってオードリーの組織は、いわゆる近代的な官僚組織と違った動き方をする。
　オードリー教団の場合、一人ひとりの行動の根底にあるのは、修行へのモラル（「修行するぞ、修行するぞ・・」という気持ち）である。
そのモラルがあるところへ、カスガ教祖から「これがおまえのワークだ」と言われて初めて、職務としてのつながりが生じてくるにすぎない。
換言すれば、「職務への忠誠」よりも、「カスガ教祖への信頼」のほうが優先する仕組みだ。
　こうした構造は、教団の強みであると同時に、弱点にもなっている。
　（昔の）共産党は、革命をめざす非合法な組織で、共産党員になることは、既存の資本主義社会と全面的な対決・闘争の関係に入ることを意味した。
どんな下っ端の党員であっても、階級闘争に一生を捧げる覚悟ができている。
それであれば、「これは党の命令だ」と本人に告げれば、どんな任務にもつかせることができる。
つまり、秘密の任務を持った部隊を、党組織のなかにピラミッド構造で作れるわけである。
まともな近代の官僚組織であれば、こういうことが可能でなければならない。
　ところが、オードリー教団の場合、秘密の任務（シークレット・ワーク）を、そのように組織することはできなかった。

　（次回に続く）

　（前回の続き）

　オードリー教団は、出家修行者の集団である。そのメンバーは、出家する時点で、修行を続ける（そして、何かのワークをする）
覚悟まではしたかもしれないが、王国の憲法や法律は無視しますとか、炭疽菌を喜んでばら撒きますとか覚悟を決めたわけではない。
つまり、オードリーの出家修行者は共産党員と違い、単に命令しただけでは、秘密の任務をこなす兵隊として使い物にならない。
　それでは、どうするか。教団には、修行の階梯がある。
小乗→大乗→金剛乗と修行の段階が進むに従って、それまで知ることのできなかった知識が次々と開け、カスガ教祖との距離がますます縮まり、
教団の目的がいよいよはっきり理解できるようになる。
皮肉な言い方をすれば、修行の進んだ人間ほど、反社会的な任務を任せるのに適当であることになる。
また、次々と秘密の任務を考え出していかないと、高位の修行者に次のステップを提示することもできなくなる。

　１９９４年７月１日

　最終解脱者（自称）の誕生

　１９８５年、カスガは日本の三浦海岸で神の啓示を受けたという。神は彼を「神軍を率いる光の命」
（アビラケツノミコト）任命し、シャンバラ（理想郷）王国を作るべきだと伝えたという。
「一つの魂のもとに光が降り立った。最終解脱、最高の聖者はここに誕生した」。
シャンバラは、修行を積んで解脱し、超能力を取得した者たちの王国であるとされている。
カスガはこの８５年には、岩手県の五葉山へ行って、戦前の超古代史家で反ユダヤ主義者の酒井勝軍のハルマゲドン説を知る。
これもまた、オードリーの証人の教義の一つの柱となっていく。
　こうして、カスガは、「シャクティパット」と呼ばれるイニシエーションを始めるようになる。
これは相手の額に親指を当てて、自分の霊的エネルギーを注入し、病気や悩みを除去するという加持祈祷の一種である。
ヨガやシャクティパットを通じて、信者が次第に増えたため、カスガは１９８６年４月に「オードリーの証人」を東京で組織する。
そして、翌年の始めには、信徒数が６００人にもふくれ上がった。
そこで、七月には手狭になった東京を離れ、王国に修行施設を建設し、信者を集団移住させて宗教団体としての歩みを始め、教祖カスガ・シュンは
「尊師」と呼ばれるようになった。
　カスガは、この年の二月、インドのダラムサラへ行き、活仏とされるチベット仏教の最高指導者・ダライ・ラマと会い、
そのときの写真などをオードリーの証人の権威づけに利用する。

　（次ページに続く）

　（前ページからの続き）

こうして、教団は次々と信者を増やしていき、１９８８年の夏には、その数三千人を越えるようになる。
そして、秋には教団総本部を完成させている。
また、セミナー、修行コース、イニシエーションなどの料金体系を整え、「お布施」を募る集金システムも次第に確立していった。

　こうして、次なるステップである宗教法人の認証を、１９８９年８月に王国より取得する。
８９年３月にオードリーの証人がこの認証を申請した時には、すでに教団をめぐる多くのトラブルが起こっており、
王国は五ヶ月間も認証を引き延ばしたのであるが、オードリー側の抗議や圧力もあり、遂に強引にもぎ取る形で認証を得たわけである。
法人格というお墨付きを得た教団は、さらなる拡大路線をとり、王国の地主を半ば恐喝するような形で土地を購入し始める。
　しかし、他方では、８９年１１月、サカイ弁護士一家の失踪事件が起こり、これにオードリーが絡んでいることが取沙汰されて、
教団のイメージは低下しはじめる。

　１９９４年７月１５日

　総選挙敗退後に鮮明になった王国への対決姿勢

　宗教法人として拡張し始めたオードリーの証人は、王国全体の征服という妄想を現実化しようとする。
税制上の優遇措置を利用してお布施の形で信者から金を集めていったカスガ・シュン（ただし、立候補時の届け出名は「春日俊」）は、
かねてからの願望であった政治家への道を試る。
１９９０年２月の総選挙に、『春日新党』の名で春日以下二十名の信者が立候補するが、全員が落選した。
得票数が規定数に満たなかったため、供託金も没収された。
春日俊マーチ、教祖の顔を模したかぶり物、春日のハリボテという、奇妙な選挙キャンペーンが世間の耳目を集めたが、春日自身は選挙に勝てると思っていたらしい。
しかし、彼の野望は潰え、一つの挫折を経験する。
そして、落選の原因を「投票用紙をすり替えられた」という言葉で表現し、王国との対決姿勢を鮮明にしていく。

　合法的な手段では自らの野望を実現できないと痛感した教祖は、非合法的な形で、つまり国家の中に国家を作る形で、組織の拡大と活動の展開を図る。
「オードリーの証人にとって、九〇年代の王国で生き抜くことは至難の業でしょう。しかし、乗り切れるという予言の内容がある以上、乗り切らなければならない」
―この決意を胸に、カスガは、９０年４月、信者約七百人を引き連れてミクロネシアのヤップ島に渡った。

　（次ページに続く）

　（前ページからの続き）

これは、組織固めを行い、総選挙で金を使い果たしたため苦しくなった教団財政を立て直すためであった。
ヤップ島セミナーの参加費用を財政再建費用としたわけである。
このセミナーの理由付けは、「オースチン彗星の影響で、王国に地殻変動が起きる。今年中に王国中の火山が爆発して国は沈没する」
というカスガの予言であったが、実際には何も起こらなかった。
これは、まさに終末論を悪用したペテン宗教ビジネスであるが、このヤップ島セミナーを機に、
大量出家、閉鎖的共同体の形成、確立という道を歩んでいくようになる。

　１９９４年７月１８日

　ナチス・ヒトラーの生き写しオードリー・カスガ

　カスガ・シュンの妄想が生んだハルマゲドンを１９９７年には現実のものとしなければならない。
そのことを目標として、オードリーの証人は毒ガスや武器を製造し（現時点では噂レベルではあるが）、
「国家の中の国家」を建設しはじめる。
このオードリーの「国作りごっこ」「戦争ごっこ」を見ていると、かつてのアドルフ・ヒトラーのナチズムに近付いているのではないか。
ナチスはヒトラーの妄想を現実化させ、ドイツを支配して、「現在の独裁」を実行していき、遂には第二次世界大戦を引き起こして、
人類に計り知れない惨禍を与えた。
また、ユダヤ人の大量虐殺（ホロコースト）という、人類史上稀に見る犯罪を犯した。
カスガもまた独裁者となって、ハルマゲドンの自作自演をしようとしているのではないか？
　オードリーが毒ガス研究のみならず、生物兵器の研究やDNA培養、遺伝子組み換え実験などを行っている様は、ナチスによる人体実験を想起させるとともに、
ジョージ・オーウェルの未来小説『一九八四年』を彷彿とさせる。
彼は、この小説や『動物農場』といった作品を世に送り出し、ファシズムやスターリニズムなどの全体主義体制を痛烈に批判した。

　１９９４年７月２０日

　オードリーの証人の謎に迫るためには、ヒトラー、ムッソリーニ、スターリン、毛沢東、ポルポトといった現代の独裁者についての研究が役立つ。
ヒトラー、ムッソリーニと手を組んだ軍国主義日本は、第二次世界大戦で敗れた。
その反省の上に、１９４５年８月１５日、「民主主義」国家、「平和」国家として再出発した。
それから五十年近く経ったにもかかわらず、オードリーの証人は「民主主義」や「平和」をあざ笑うかのごとく、ファシズムの亡霊を甦らせ、
王国を地獄の底に突き落とそうと企んでいる。

　オードリーの証人についてはカルト宗教（狂信的集団の宗教）という前提で認識しなければならない。
世界には数多くのカルト宗教が存在するが、このカルト宗教には後述するようにいくつかの特色がある。

１：カリスマ的リーダーの存在
２：洗脳やマインドコントロールを行う
３：反社会性の正統化

　オードリーの証人はカルト宗教に特有な以上の性格を全て備えており、普通の宗教団体とは明らかに異なる。
高額なお布施を強要したり、出家を無理強いしたりし、それに応じないと命までも奪われるという殺人者集団だ。

　（次ページに続く）

　（前ページからの続き）

薬物の使用による洗脳は、生物兵器や化学兵器の製造、人体実験による細菌兵器の研究へとエスカレートし、
最終的には武力によるテロすらも辞さなくなるのではないか？
　しかも、カスガ・ジュンが企てているのは、「人間社会の救済」でも何でもなく、
宗教を曲解して金儲けのためのビジネスとして悪用しているにすぎない。
マインドコントロールによってお布施を「自発的に（ということになっている）」出させ、多くのトラブルを生んでいく。
自己の宗教ビジネスを邪魔する者は、情け容赦もなく抹殺していく。
まさに希代のペテン師、詐欺師がカスガであり、その詐欺に引っかかった純粋な若者が、カスガのロボットとなり犯罪を重ねていく。
一流大学卒で高学歴の学業優秀な若者が多いから、毒ガスを生成する能力すら持ち、その犯罪は度を越したものとなる。

　１９９４年７月２７日

　私が教団にスパイとして潜入していた頃、個室に監禁された時の経験を書き留めておく。
　当時、私も含めたスパイや反抗した信者など、本人の意思で入ったとは思われない人々が多くいて、ドアには、外から鍵がかけられていた。
その部屋は畳二畳ほどの空間で、天井から蛍光灯がぶら下がっていて、木製の棚があるのみだった。
看守が「よし」と言った時、つまり教祖が指示を与えた時だけ扉が開かれるシステムで、そういった人たちが常時何人かいた。
―おそらく教祖の手に負えない反抗的な信者を閉じ込めていたのではないか？
ポア（下記註参照）という言葉もそうであるが、カスガ・シュンはチベット仏教の教義などを自分に都合のいいように歪曲して、自分を正統化するために利用している。

ポア：チベット密教で、意識を移し替える法とされる。オードリーの証人では教義が歪曲され、
「解脱者が殺生するのは立派なポアになる」というように、殺人を正当化するのに使われてしまっている。

　１９９４年７月２８日

　普通の感覚であれば、軍隊を作ってこの国を転覆することは、まず不可能であるということが見えてきそうなものだが・・。
しかし、何千万ドルという大金を投入して、彼らは毒ガス工場まで建設した（ただし、現時点では毒ガス製造の証拠が見つかっていないので強制捜査は不可能）。
普通の新興宗教の教祖なら、そんな大金、投資顧問のコンサルタント会社に委託したり、外国に土地を買ったり、財団を作ったり、資産運営をうまくやったり、
慈善事業として寄付したり、もっとせこいことに熱中するのが普通だろう。
　だが、カスガ教祖は、国と一戦を交えるつもりのようだ。そうした飛躍はどうして起こるのだろうか？
例えば、普通の新興宗教だったら、壮麗な神殿や礼拝堂を建てて、周りに木々や花を植えて、楽園かユートピアのような小宇宙を作るはずだ。
ところがオードリーの修行施設は、まるで倉庫か工場みたいで殺伐としていた。
周りはガラクタの廃品や、動かなくなった自動車、雨ざらしの段ボール箱など廃材だらけで殺風景だった。

　１９９４年７月２９日

　加えて、私は第一ファクトリー（作業棟）からの爆音を何回も聞いている。
これは後に調べた結果、実は巨大なコンデンサを作ろうとしていたのである。
では、なぜそんな物を作ろうとしていたのか？
実はニコラ・テスラ（下記註参照）の研究の中に超高電圧の伝導コイルを作る研究がある。
それで何ができるかというと、誘導電圧でものすごい高電圧を引き出すことができる仕掛けだ。
家庭に供給されている１００ボルト〜２００ボルトとか、業者がよく扱う３０００ボルトとか６６００ボルトの電圧を使って
何万ボルトという電圧を一瞬に出すことができる仕掛けだ。
もし瞬時にそういう高電圧を作り出すことができるとなると、本当に雷が落ちるくらいに稲光が起きる。
もしかして、彼らは人工の雷を作り出そうとしていたのではないか？

ニコラ・テスラ：物理学者。電気工学者。改良発電機や変圧器、電球、高周波コイルなどを発明した。

　１９９４年７月３０日

　去年の十月頃、テレビ番組の取材に某国からスタッフが教団総本部へやってきて、午後一時から午後六時ごろまで「水中クンバカ」を撮影した。
これは「水中エアー・タイト・サマディ」と称するもので、普通の人間なら水に潜り続けると酸素欠乏で死亡するものを、長時間にわたって瞑想する。
オードリーは特殊な呼吸法により、ギネスブックより長く潜れる信者がいると、マスコミに公開した。
　水中実験を行ったのは二人で、三十分ほど酸素を吸ってから、水槽に潜っていく。
一人が十分以上潜ったが、「世界記録」には届かなかった。
もう一人の信者は、あまり長く潜れなかったので、立ち会って叱咤激励したカスガに「すいません」と頭を下げた後、「しまった」と言いながら引き上げた。
　しかし、実際には教団内で合成されたLSD（下記註参照）を、同じく教団で自家製造して信者に配布している「ミラクル・レモン」という、
スポーツドリンクに混ぜて飲ませ、薬物による幻覚を引き起こし、水中での苦しさを感じないようにしていたのである。

　その後、この時の様子を取材した番組が放送されたかどうかは定かではない。

LSD：強烈な幻覚・覚醒作用をおよぼすドラッグ。ヒッピームーブメント、ニューエイジムーブメントの展開に影響を与えた。

　１９９４年７月３１日

　オードリーの場合は、精神を変えれば社会が変わるという発想が前提になっている。
それに精神の最も根源的な部分である霊性を中心に据えている。
わかりやすく言えば「神とは何か」とか、すごく形而上学的レベルでの働きかけがあるのが特色だ。
　たとえ、理想とされる社会を作ることに成功しても、そこで個人が本当の幸せを感じなかったら、それは結果として失敗ということになる。
オードリーの場合、個人の意識変容というものに非常に固執しているようだ。
例えば、むなしさを解消するために、ヨーガの体系や瞑想法、最近はドラッグまで使用してあらゆる意識変容の技術を駆使している。
　これは私の思い過ごしかもしれないが、社会という枠があったら、その中でしっかりと強いものを作っていって、最後にぶっ壊していくという発想だ。
ことによると精神的な革命を押し進めていくのではないか？
　とどのつまり、個人の意識変容が起こらない限り、つまり自己変革していかない限り、社会は変わっていかないという考えに行き着く。

　１９９４年８月１０日

　教団は掃除を全然しないので、修行施設は非常に汚かった。寝るのも布団ではなく寝袋。
床には、ネズミやゴキブリが我が物顔で徘徊していた。
それから、健康状態も悪かった。子どもも大人も一日二食。
栄養が偏っていたせいかどうかはわからないが、爪が根元からポロっと取れている子供が多かったし、身長も平均から見ると低かった。
そして、これは最初理解できなかったが、ケガをしても消毒をしてもらえない。
その理由は、消毒をするとカルマ（下記註参照）の解放を妨げるという教えによるものらしい。
　子どもの数に関しては正確な数は不明であるが、百人は越えていたのではないか。もしかすると二百人近かったかもしれない。
年齢別にクラス分けされていて、厚生省のお世話部に所属する「お世話係」が面倒を見ていた。

カルマ：業。「カルマの法則」は「為したことは返ってくる」いわゆる因果応報を説く。
そのために悪いカルマを落とし、良いカルマを積むことで高い世界に転生する。
あるいは、解脱・成就に近づくとされる。カルマは今生だけではなく、過去世からのものもあるため、それらも清算されなければならない。
また、この教団独自の（拡大）解釈では、自分よりステージの高い者は、よりステージの低い者のカルマを引き受け、浄化できるとされる。
そのときカルマは「受ける」ことや「移る」ことがあり、教祖は「カルマを受けすぎて」太ったり、むくんだり、病気になったとされている。
そして極めつけは、悪いカルマが「解放される」時は、浄化作用として身体が膿んだり、発熱したりするため、ケガや病気は良いものとして放っておかれる。

　（次ページに続く）

　（前ページからの続き）

　とにかく、オードリーに潜入してつぶさに観察すればするほど、新しく入ってきた子どもたちとの差を知ることができた。
身長が低いのもそう。これは栄養不足だけが原因ではなく、愛情不足も大きい。
　一つは、子ども同士のイジメ。例えば、おもちゃのトンカチで頭を叩いたり、自分より小さい子の首に縄をつけて引っ張って
「犬、犬、犬・・」ってやっていた子どももいた。
いじめられていたのは、母親がそばにいる子どもに集中していた。
　逆に暴れないで、優しくなる子どももいた。ある子どもが母親の姿が見えなくなって、探しまわっていたとき、
五歳くらいの子どもがだっこして母親のところに連れて行ったこともあった。
「○○ちゃんがさみしがっていたから、連れてきてあげたよ」って。
同じことが何回か続いたが、それは「自分たちも親のところに連れていってほしい。自分より小さな子どもが親を探しまわる姿を見るのは辛い」
って意味だったと今にして思えば思う。


以上で第二章を終わります。

それでは、第三章を始めます。

　王女拉致事件

　年が明けて一週間が過ぎた頃から、夜中に城の敷地内の車をチェックしたり、塀の外をうろつく集団が現われました。
ある日の夜、ワタナベは城の中にある国王専用車の車庫のシャッターを開け、探していたその車を見つけました。
その車は白いジャガーでした。しかし、それはあらかじめ教団によってすりかえられた車でした。
ワタナベは何やら話しかけていましたが、その車を城の前にある車寄せに誘導していきました。
ワタナベは車を横付けすると、後部ドアを開けて、車に乗っていたマツダともう一人の幹部と一緒に、王女を連れ出しました。
　ワタナベらは王女を教祖の旧邸宅内に運び入れようとしているので、マツダは旧邸宅へ通じる二重の扉を開けました。
ワタナベ、マツダ、もう一人の幹部は王女を旧邸宅に運び入れると、広いスペースのある教祖の娘の部屋のベッドに仰向けに横たえました。
その後、着ていた白いブラウスとスカートは脱がされ、ブラジャーとショーツ、靴下という格好でベッドの上に仰向けにされていました。
時間を稼ぐために、翌日午前十時ごろ、カスガ教祖が旧邸宅へ戻ってくるまで、王女をパジャマに着替えさせ、その部屋にあるベッドで寝かせました。
　マツダの話は、およそつぎのようなものでした。王女は彼女の侍女で出家を決めていたクララという女性が、王室の財産をお布施しようとし、
そのお布施のことで王女に話にいった際、クララの出家を阻むために、どこかへ隠してしまった。そういうような説明でした。
　王女は貪りの強い人だ。真理の実践からその侍女であるクララを遠ざけた悪いカルマを積んでいる人だ。とマツダは言いました。

　クララがお布施していようとしていたティアラは百万ドルだかの評価のあるティアラです。
だから、ティアラの場所を王女から聞き出す目的で、彼女を連れてきたのです。
「クララを出家させ、布施の功徳を積ませるように」とカスガの指示があったのです。
王女にとっても、悪業を積ませないようにするため、カスガが連れてくるように指示を出した―
およそ、そういう話なのです。

　カスガ教祖が戻ってきたので、尋問を行うことになりました。
王女が完全に覚醒していることを確かめました。
しかし、周囲の認識がはっきりできるような状態ではありませんでした。
　王女への尋問は、次のようなものでした。三方コックにチオペンタール〇・五グラムを二〇ミリリットルの溶解液に溶いたものを
「二〇ミリリットル注射器」に吸い上げてつなぎ、三方コックの活栓の方向を適宜切り替え、チオペンタール溶液を王女のほうに流れるようにし、
チオペンタールを彼女に注入しました。
　実際は三十分くらいのうちに、中断をはさんで計二回投与して、その都度尋問を行いました。
　「ティアラはどこにあるんですか」と教祖が尋ねました。
　「オードリーがやった、オードリーがやった、誰にもわからないところよ」と王女はうわごとのように答えました。
　これを聞いて、教祖は「もうやっても無駄だ」と思いました。
ティアラの在処は、王女も知らないか、あるいはブロックが固くて、聞き出せないか、そのどちらかだと思ったからでした。

　その後、王女は専用のシールド・ルームに入れられました。
第六ファクトリーのシールド・ルームは、元々カスガの瞑想時の脳波を電流化して打ち込むためのもので、
本来は、高額のお布施を行った信者用に作られたもので、百五十室近くあり、実際には洗脳用に流用されていました。
　シールド・ルームは畳二畳分のスペースしかなく、その部屋は戸口の反対側の壁面に木製の本棚があって、身を細くして正座するのが精一杯でした。
中に入ってから、電極の付いたヘッドギアをかぶり、良いデータを流し込んで洗脳する仕組みでした。
ところが、ヘッドギアを制御するためのコンピュータが故障してしまい、彼女の頭に電流が流れすぎて気を失ってしまいました。
慌てた幹部は、急に呼吸停止が起きたと思い、マウス・トゥ・マウス（口移しの呼吸補助）を行って、呼吸が戻ったことを確認して事なきを得ました。

　「ここは・・どこ・・かしら」と意識が戻った王女が口を開きました。
そして、何を思ったのか部屋から出ようとしました。
　「どこへ行くのです？」と幹部が言いました。
　朦朧とした意識のまま歩いていると、正面から人にぶつかって、床に倒れ込みました。
　「あたた」。
　「だいじょうぶ？」
ぶつかった相手の男性が驚いている―
　「ご、ごめんなさいっっ」ひあ。私ってば、どじー。
そう言って王女が立ち上がると、目の前に・・・すごくカッコいいひとが・・・。
背が高くて、俳優さんみたい・・・王女は思わず見とれました。

引き締まった顔立ちで、目鼻立ちがきれいな男性がそこに立っていました。
彼は、手触りのよさそうなジャケットを着ていましたが、ネクタイはしていませんでした。
どことなく押したら、じわっと優しさがにじんできそうな雰囲気がありました。
さらりとした髪を後ろになでつけていて、その長めの髪が少しだけ額に落ちている―
すっごくステキ。

　その人が微笑んだ。薄く整った口元が柔らかくなって、かすかに下がった目元が優しくなって。
トキン・・王女は胸が甘くなりました。
　「もしかして、王女様です？」
　「ええ」
　「意外にシンプルな服装ですね。てっきりいつもドレスを着ているものかと思ったものですから」
　「ドレスはあくまでも儀式やダンスパーティの時に着るものです」
　「なるほど」
・・・・・・あれ。
やけにじいっと熱っぽく見つめられてる気が・・・・・・するんだ・・・・・・けど・・・・・・。
気のせいかしら。どっきん。どっきん。
王女は頭が真っ白になって、棒立ちになりました。

　「実を言うと、ぼくが探してるのは、カスガ尊師とダンスを踊ってくれる人なんだ」
と、その人？オオニシさんが言った。
　「冗談でしょう？」
王女は思わず叫んだ。
　「あの髭もじゃの教祖と踊るなんて、絶対お断りよ！」
オオニシさんが微笑んだ。
　落ち着いた声も、がっしりした意思や、確信ありげな瞳も、何があってもビクともしない男の人！！　てカンジの人。
　そんな人がマジメに言っているなんて信じられない。

　「・・・・・・本気なんですか？」
　とくん。
　正面から、まじめな瞳にぶつかった。
　「ぼくの手にかけたら、あなたは世界一の王女になれますよ。だれにも負けないくらい、きれいに洗練される・・」
　とくん。
　とくん。
　「あきらめませんよ、説得できるまでは」
オオニシさんがきっぱり言った。
　「あなたが何としても必要ですからね。納得するまで何度でも説得しますよ」
　「・・・・・・」
王女の胸がコトリと鳴った。

　そこへカスガ教祖が入ってきました。王女を見るなり
　「お願いします。一緒に踊ってください！！」と言いました。
　「尊師、何言っているんですか？」
王女は首を左右に振って拒否しました。
　「お願いします！！　一生のお願い！！」
教祖はなおも食い下がりました。
　教祖は自分のどこにそんな熱血があったんだろうってくらい食い下がって、条件付きながらとうとう最後は粘り勝ちしました。
　ようやく教祖は、王女とダンスを踊ることを許してもらえました。

その条件とは、以下のようなものです。

１：二ヶ月以内に体重を十キロ減らす
２：口ひげを剃る
３：毎日髪をきれいに梳かす

　「おいおい。王女様。どこに行っちゃうの？」
　オオニシさんが苦笑しながら、王女の手を取りました。
　「だれもこんな所まで来てさらっていく人なんかいないから、だいじょうぶですよ。こっちにおいで」
　「・・・・・・はい」
　王女は、迷子になりそうな時に、手を握って離さない子どものような気分になりました。

ぴと。
オオニシさんの後ろにくっついたの。
一緒にいないと心細くなっちゃう・・・。

　「王女と尊師が一緒にダンスできるようにプロジェクト・チームを組んでいくから、スタッフを紹介しておきましょう」
　そう言って先生たちに引き合わせてくれた。
　「こちらはウォーキングの先生」
　「よろしくお願いします」
　ぺこりん。
　「こちらがダンスの先生」
　それからファッションの先生に、エステの先生。
　うっそー。
　こんなに先生がつくのおお！？

　「それから、こっちはマネージャーのカオリさん」
　「よろしくね」
　キリッとした顔立ちの美人の女性で、いかにもキャリアありあり！！　て感じのお姉さんが握手してくれた。
　このカオリさんが、スケジュールを管理してくれるんだって。
　カオリさんがスケジュール表を見ながら、
　「毎日午後からはレッスンが入ります。二月からは、毎朝８時から、ウォーキング、ポーズのレッスン。モダンバレエと発声。
さらにヘアメイク、ファッションの講座もあります。なお食事は、こちらの組んだメニューに従ってください。
尊師も同内容のレッスンを受けますので、一緒に頑張りましょう」

　「最後に」とオオニシさんがつけ加えた。
　「僕のことは先生であり、お兄さんでもある？、と思ってくれればいいですよ。困ったことがあれば、何でも教えてくださいよ」
　「はい」
　ほんとに、優しいお兄さんみたいなんだもん。
　いいな。いいな。なついちゃいたい。

　さっそく二人のレッスンが始まった。
　一面が鏡ばりになっているレッスンルーム。
　まずウォーキングから。
　ショーでモデルさんがフロアを歩いていってターンして服を見せる歩き方のことで、きれいな姿勢は全ての基本なんだって。

　「まっすぐ立って！！」
　ぎゅう。
　教祖は両肩を先生につかまれて、そらされた。
　頭のてっぺんを一本糸で釣られてるような感じに、ピンと背筋を伸ばして。
しかも！！教祖用に教団の工場で作った特製の１０センチのハイヒールをはいて練習するのだ。
王女はバランス感覚に優れているので、スイスイと歩ける一方、教祖は膝がガクガクして歩けない。
　「だめだめ。重心をおへその下に置くつもりで。足の内側に力を入れて」
　「はい」
　「ヒザが出てるわよ。腰から歩きなさい。ターンは親指を支点にする」
　教祖に対してビシビシと叱責がとぶ。

　「左肩がさがってるわね。まっすぐ立つことを、体で覚えなさい」
　先生が小ぶりのカフェ・オレ・ボウルを用意してくると、それに水を張って教祖に手渡した。
　え？
　「頭の上において、歩いて」
　ボウルを頭にのっける。
　そろ、そろそろ。
とゆっくり歩いて。４、５歩もいかないうちに。
ぱしゃん。
バランスを崩したボウルが落ちかかって、あわてて手でおさえた。
　冷たーい。髪や顔に水がかかって、びしょびしょ。
　「ほら、ごらんなさい。曲がっている証拠よ。落ちないまでやってみなさい」
　「・・・・・・はい」
　２時間のレッスンのあと。へたへたと床に座りこんじゃった教祖。
うーッ。
足がパンパンに腫れちゃって、痛あああい。
筋肉痛で階段の上がり下がりも、つらーい。

　毎日毎日、レッスン続き。
基礎からダンスのレッスン。さらにジムでの水泳とウェイトトレーニングまで。

　教祖はレッスン場に、ひとり残って、モダンバレエのレッスンを続ける。
バーにつかまって、足をあげて、そのままキープ。
それからピルエット。１回転。２回転。
うまくできなくって、何度も何度もやりなおす。
　「・・・・・・はあ」
　ぺたりん。
タンクトップを着たまま、座りこんじゃった。
わし、運動神経がにぶいんだ。
王女と約束してから、ひと月以上たつのに、全然うまくなれない。
やんなっちゃうな。
とろくって、全然進歩してない。
これじゃ王女とダンスパーティで踊るなんて、とてもムリだよおお。
教祖が珍しく弱音を吐いた。

こんな事態になって、お父様やお母様が怒るかなって心配して手紙を書いたけど、
　「もう少し頑張ってきなさい」
　「さすがにうちの娘だわ。若い頃のママにそっくりよ！！」
不思議な気持ちになったの。
　わたし自身は、前よりお父様やお母様に、素直に「ありがとう」っていう感謝の気持ちが出てきたの。
　もしも、
　あのままお父様とお母様が敷いたレールの上だけにいて引きこもっていたら、不満ばかりたまっていったかもしれないけど。
　お父様とお母様から離れて、かえってわかったの。
　両親が大切なこと。
　ありがと。
　お父様、お母様。
　勝手なことばかり言ってごめんなさい。

　２月に入ると、マハラージャ（教団が独自に発行しているファッション雑誌）の表紙撮影の仕事がきたの。
毎年恒例の、
　『サマナが選ぶ、わたしたちの憧れスター！！』
で、
　『ニューモデルNo.1』に、わたしが選ばれたんだって。
　スイスの高原にあるスタジオへ、飛行機で出発。
　気持ちいーい。
　きれいなロッジみたいな建物は、だれかの別荘みたい。丘の上に建っていて、広い庭がある。
　教団機関誌に掲載する写真の撮影がある尊師もいっしょだから、
　「きれいだねー」
　「かわいー」
　ふたりではしゃいじゃった。
　撮影用に広く作られたハウススタジオのなかは、色とりどりの花を飾った花瓶。
　暖かな暖炉。豪華なソファー。
　シュタイフ(下記註参照）のテディベア。
　かわいーい。
　気にいっちゃった。

シュタイフ（Steiff）：ドイツの人形メーカー。
会社の主力製品はテディベアで、職人による手作りで作られるため完全に同一のものは存在しない。
製品にはボタンとタグが埋め込まれているのが特徴で、アンティーク市場ではボタンおよびタグの有無で価値が変わる。
（Wikipediaより抜粋）

　ぱたん。
　ホテルの自室に入ったとたん、ベッドに倒れこんじゃった。
　あーん。
　くたくたーあ。
　「王女様、今日はゆっくり休んでね」
　カオリさんがスケジュール表を確かめながら言った。
　「明日は、ファッション誌の撮影があるので、しっかりと睡眠をとってね」
　「はーい」
　ドアが閉まる。

　ぽふん。
　寝転がって、テディベアを抱きしめた。

　今日はファッション誌の撮影なんだよ。
　ほら。
　女のコに人気のブランド『Audrey haute couture』。
　オードリー・オートクチュールの服って、かっわいいんだ。
　すっごく夢があって、ロマンチック。
　春夏もののコレクションで、イメージガールとして登場するの。
　「きれいねえ」
　「かわいーい」
　盛大な拍手。
　妖精のようなファッションに身を包んで、ソファーに腰掛ける。
　まとってるのは純白のドレス。
　マリエ、ていうの。
　白い霞のようなベール。
　スカートは短くって、たくさん下にペチコートを重ねてる。
　ふわふわ。
　まるで雪の精。
　憧れのウェディングドレス。

　くるッと振り向いたとき。
　観客の中にオオニシさんの姿があるのに気がついたの。
　きゅんと胸がなる。
　ほんとのマリエなら、どんなにステキかしら。
　このドレスで、胸に飛びこみたい。
　緑のなかの大聖堂。
　ウエディングベル。
　いつか迎えにきてほしいな。

　「王女様。おめでとう。大成功だね」
　いたいた。オオニシさん。
　どっきん。
　どっきん。
　このウェディングドレス。
　どう思ってくれるだろうって、すごく気になってるの。
　似合ってるかな。
　それとも、似合わない・・・・・・？

　ちょっぴり不安なまま待ち受けていると、オオニシさんが近付いてきて、にっこり笑った。
　「かわいい花嫁さんだね」
　よかった。
　だれより彼にホメられたのがうれしくって、涙が止まらなかったの。
　背をかがめると、オオニシさん、耳元で冗談っぽく言ったの。
　「このまま教会へ行っちゃおうか」
　ドキン。
　目の前でクラッカーがはじけたみたい。
　きゃん。照れちゃうな。
　・・・・・・教会なんて。冗談だってわかってても。
　まさか本当にエンゲージリングをくれるわけないって、わかってても。
　うれしーい。
　ほんとに、お嫁さんにしてくれないかな。
　わたしのこと、もらってくれないかな。
　どきどき。
　どきどき。
　期待で胸がはちきれそう。

　撮影の仕事が終わって、帰国する時、
　「王女様―？」
　スイスに残ることになったオオニシさんと会えたの。
　驚いてる。
　「どうしたんだ、凍えちゃうぞ」
　ぱさ。
　ぱさぱさ。
　急いで髪や肩の雪を払ってくれてから、わたしの素手に気がついて、
　「だめだろ。ちゃんとしなきゃ。こんなに冷たくなって」
　キュ。
　手を握られたの。
　どきん。どきん。
　体じゅうの血が熱くなって、涙が止まらなかったの。

　「だって・・・・・・。オオニシさんが残るって言うから。会っておきたかったんだ・・・・・・もん・・・・・・」
　「そんなことでムチャするなよ」
　「もう空港へのハイヤーが来る時間ですか？」
　「そろそろ来る」
　「どのくらい残ってるんですか？」
　「２ヶ月ぐらいは教団に戻らない。これは上からの命令だ」
　「―！！」
　うそ。そんなに長く・・・・・・？
　「２ヶ月も―」
　「心配することないよ。あとはカオリに任せるから」
　いや。そんなの、やだ。
　離れるのなんか、絶対いや。

　オオニシさん。このまま・・・・・・。お別れなんですか。
　もうそばにいてくれないの・・・・・・？　いっしょにはいてくれないの・・・・・・？

　ばるるるる・・・。
　表でハイヤーの音がした。
　王女はハイヤーに乗り込んだ。
　「元気でね」
　すっと視線の糸を切るように、オオニシさんはハイヤーを見送る。
　パム。
　ドアが閉まった。ゆっくりと車が滑り出す―。


以上で第三章を終わります。

　それでは、第四章を始めます。

　ゆったりした銀色のベンツの車内。
　ふかふかの革張りのシート。
　ん、んん。
　気持ちよすぎて、うたた寝しちゃった。
　しばらく走っていると、緑に囲まれた豪邸に近付いてきた。
　ギギーイ。
　守衛が鉄の門を開ける。
　ベンツが白いジャリのうえを車寄せまで進んでいく。
　「着いたわよ」
　マネージャーのカオリさんがうながして、サッと運転手さんがドアを開けてくれた。
　けど。
　降り立った、わたしは。
　ぽっかーん。
　口あんぐりになっちゃったんだ。

　うっそーッ。
　わたしがスイスに行っている間に、ものすごーい大邸宅に改装されてるじゃなーい。
　貴族の館みたーい。
　そびえたつ白亜の洋館。
　レンガ色の屋根には、ズラッと明かり取りの窓が並んでいる。
　前とは大違いだわ。
　「お帰りなさいませ」
　玄関の扉を、黒い服に白いエプロンをつけたメイドさんが開いた。
　ひあ。
　天井が見上げるほど高いのっ。
　てっぺんには巨大なシャンデリア。
　吹き抜けになったホールは中２階にぐるりと渡り廊下がめぐっていて、中央には、螺旋階段がついている。
　くらくら。
　しばらく見ないうちに、こんな豪邸に改装されていたなんて。
　まさか映画のセットじゃないよね？・・・と自問自答した。

　「お帰りなさいませ。王女様」
　黒いスーツを着込んだおじいさんが挨拶してきた。
　「お帰りなさいませ。マネージャー」
　「執事。彼女はスイスから帰ってきて疲れているから、寝かせてあげるように頼むわ」
　執事のおじいさんがニコニコした。
　「では、王女様。２階のゲスト・ルームをお使いくださいませ」

　メイドさんが２階の客室に案内してくれた。
　わあ。
　ステキな寝室だわ。
　ベッドは白いレースが垂れた天蓋付き。
　たっぷりフリルのついたピンクのカーテン。
　きれーい。
　「お召しかえ用のナイティは、メイドに持ってこさせますので、お待ちくださいませ。奥が客室用のバスルームになっております。
どうぞお使いくださいませ」

　すごい・・・・・・・・・・・・。
　どうなっちゃってるの・・・・・・・・・・・・。

　まるでお城にでもありそうな豪華なバスルームでシャワーを浴びたあと、バスローブを着たまま放心しちゃった。
　ぽん。
　天蓋付きのベッドの上に飛びのって。
　ぽんぽんぽん・・。
　ジャンプ。
　気持ちいーい。
　ついでにワードローブも見ておこう。
　フリルがたっぷりのドレスや、白いレースの付いたブラウス。
　それから。
　リボンがついた帽子に、キャンディみたいなイヤリング。
　くるみボタンのパンプスも。ぜんぶ自由に使っていいんだって。
　―でも。
　カスガ尊師と一緒にダンスパーティで踊るという条件で使わせてもらっているという現実があるんだよね。
　・・・・・・。
　とにかく着替えることにして、メイドさんが置いていった箱を開けた。
　白いレースの襟とリボンのついたピンクのナイティ。
　えー。
　こんなステキなもの、いーのかなあ。
　ベッドの上でテディベアを抱きしめながら眠った。

　トゥルルルルルル。
　モーニングコールの音がしたので、受話器を取った。
　「もしもし、うちのプリンセスはどうしてるかな」
　
　あ・・オオニシさんだ。

　「おはようございます。スイスからモーニングコールありがとう」
　パッと飛び起きた。
　「そっちにシュタイフのテディベアを航空便で送ったけど、届いてる？」
　「テディベア・・熊のぬいぐるみのことでしょ。届いてるわよ」
　「どう、気に入った？」
　「ええ」
　「よかった。あなたが寂しがってたから何か贈り物をしようと思ったんだ。そのベアを僕の代わりと思ってくれると嬉しいな」
　うれしーい！！
　「ステキな贈り物をありがとう」
　そう言って、照れ笑いしながら電話を切った。

　その夜のこと。
　思いがけない来客があったんだ。

　あらたまって、わたしに来客なんていうから、誰かなって思いながら、応接室に向かったわけ。
　そしたら。
　知らない人なの。
　スーツを着込んでメタルフレームの眼鏡をかけた長身の男が待っていたんだ。
　え―？

　「こんばんは。私、オードリーの証人の尊師の秘書をしておりますワカバヤシと申します」

　すちゃッ。
　彼が名刺をとりだした。
　「本日は尊師からのことづけを伝えに参りました。尊師は、王女様をダンスパーティに招待したいと申しております」
　「本当ですか？」
　きょとん。
　「３月２日の午後６時より、尊師の誕生日を祝いまして、ダンスパーティを予定しております」

　「わかりましたー！」
　わたしはキッパリと答えたんだ。

　「いらっしゃいませ」
　扉が開かれると、百万のライトが照らしたようなまばゆい光が目を射た。

　ざわ、
　ざわざわざわ。
　吹き抜けのフロアにパーティ客がぎっしりと集まっている。
　きらめくシャンデリア。
　シャンパン・グラスを片手に談笑してるタキシード姿の男のひとたちと、ロングドレスの女のひとたち。

　テラスは開かれていて、庭のほうにも、たくさんテーブルが並んでる。
　うっそうと茂った木々には、たくさんのライトが飾られていて、きらきらとイルミネーション。

　今夜のわたしのスタイル。
　白のオーガンジーを重ねたシャーベット・ピンクのロングドレス。
　ふんわりしたチュチュみたいなスカートが広がってるの。
　髪にはティアラ。
　いちおうオシャレしたつもりだけど、浮いていないかしら・・。

　あんまりお客さんが多すぎて、だれがカスガ尊師なのかわかんないし。
　ぽつん。
　所在なく、もらったシャンパンのグラスにくちびるをつけた。

　芝生の庭の中央には、天使の形をした大きな噴水がある。
　さらさら、
　月光と青いライトに照らされた噴水の飛沫（しぶき）をながめていると、
　「王女様ですね？」
　え。
　振り返った。
　「―！！」

　このひとが・・・・・・・・・・・・。
　カスガ尊師！？

　彼は、２ヶ月前とは比べ物にならないくらい痩せていた。
　引き締まった体つき。
　髪はきれいに整えられ、ヒゲはきちんと剃られており、かつての尊師のイメージは払拭されていた。
　りゅうとタキシードを着こなしていた。
　「・・・やればできるものね」

　「すぐにわかりましたよ」
　シャンパン・グラスを手にした尊師がいった。
　びっくりしちゃった。

　淡く照らされた尊師のななめを向いた顔。
　少し遠い瞳で。
　胸がキュッとした。
　もしかして。
　尊師が遠いところを旅してきたひとみたいな深い瞳をしているのは、こんなふうに大勢の信者に囲まれながらも、
孤独の時間が長かったからなのかなって。
　心のなかを、かいま見たような気がした・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

　「尊師。よかったら、一緒に踊りませんこと？」
　わたしは尊師にそう言って、ダンスに誘った。
　「えっ。本当にいいんですか？」
　彼がすまなさそうに、わたしに言った。
　「うん、ぜんぜん気にしないで」
　わたしは、はらっと花びらが舞うように彼に微笑んだ。
　「はぁー。深窓の令嬢って、あなたのような人を指すんでしょうね」
　彼はすっかり圧倒されたような気持ちになってこう答えた。

　二人は、ショパンのノクターン（夜想曲）をバックにダンスを踊った。

　二人のダンスが終わると、ひかえていた秘書がすすみでた。
　「本日は、尊師の誕生日を祝うダンスパーティに出席していただきありがとうございました」
　ていねいな挨拶の後、彼が抱えてきたのは・・・・・・・・・・・・！！
　どどどー。
　バラの花束なのっっ。
　１００本以上はある。もう持ちきれないくらい。
　馥郁（ふくいく）とした香りにくらくらするほど、どっさりのバラなの。
　「王女様への感謝の気持ちです。ぜひお受け取りください」
　「こんなにたくさん・・ありがとう・・・」
　じわ。
　涙がまぶたのふちに盛り上がってきちゃう。
　「尊師。誕生日おめでとう・・」
　深い瞳。
　見つめてる。

　わたしは、尊師の頬にキスをした―・・・・・・。

　数日後、オオニシさんからこんなエアメールが届いた。


１９９５年３月１０日

王女様へ〜スイスからの手紙
　

こんにちは。

手紙を見て笑わないでくださいね。カスガ尊師とダンスパーティをしたとかで、その後どうなったのかな？
と思ってお手紙することにしたんです。
尊師と一緒に踊ってくれてありがとう。

　最近は、ヨーロッパの色々な国をまわって新興宗教の視察をしています。
こちらの文化にも慣れて、いろんな経験をしています。
周りの人に言われて気がつきました。今まで気づいていなかった自分に・・・・。

　先日のテディベアの件は、尊師たちには内緒にしておいてください。
ポケットマネーで買ったりしたら、すぐに怒るからね。
でも、たまにはひいきしたって、いいよな。


お元気で！！

以上で第四章を終わります。

　最終章

　？・・・・・・。
　？・・・・・・。
　あれは。
　夢だったのかしら。
　たしかに尊師と踊ったと思ったのは・・・・・・・・・・・・。

　気がついたら、わたしは病院のベッドにいて、駆けつけてくれたオオニシさんの手をにぎりながら
泣きじゃくっているばかりだったんだ。
　さいわい後遺症はなくって、もうすぐ退院できることになったの。
　「・・・・・・・・・・・・どうしてこんなことになってしまったんだ」
　個室の白いベッド。
　オオニシさんが話しかけた。
　傍らのチェアには、彼が座っている。
　「きょうはあなたに謝りたくてここに来たんだ。本当に申し訳なかった」
　「・・・・・・・・・・・・」
　ぎゅんと胸が熱くなった。

　個室には初夏のやさしい光がさしこんでいる。
　ふと気がつくと、サイド・テーブルにテディベアが置いてあった。
　彼からもらったテディベアだ・・・・・・・・・・・・。

　１９９５年１月７日の夕方、オードリーの証人の拉致実行グループは、王女をあらかじめすり替えておいた教団所有のジャガーに連れ込み、
午後８時ころ、教団総本部へ拉致した。
　王女の侍女であるクララは、１９９３年１１月、オードリーが経営する教会の日曜礼拝に通ったのをきっかけに在宅信者になり、
９４年３月から同年１２月まで三十万ドルを「お布施」させられている。
　９４年１２月３日には、教祖のカスガ・シュンから、第二ファクトリー内でイニシエーションを受けた。
幻覚剤LSDや覚醒剤を混ぜた液体を飲まされたあと、教祖からの秘儀伝授で「神秘体験」をして、意識が回復しかけて朦朧としたとき、
周りの信者から強く勧められ、「年明けに王国の所有するティアラをお布施して出家する」と約束したのだ。

　９５年１月４日、出家する日がせまったので、城から出て王様の別荘に身を潜め、王女に、「教団から脱会したい」と相談した。
そこで王女は、ひとまずクララをかくまった。

　１月７日午前零時から、教団の第二ファクトリーの三階にある瞑想室において、「信者対策責任者会議」がひらかれた。
これは、「御前会議」で、全土の支部から責任者たちが集まって、お布施の金額を競い合うことになる。
　このとき「信者庁長官」のミナコが、出家予定者であるクララが行方不明になったことを報告したところ、
「お前はどうしょうもないヤツだ」と、カスガからさんざん罵倒された。
そのあと尊師瞑想室へ移り、「諜報省大臣」のワタナベ、「自治省次官」のマツダらが、カスガの了解のもとに王女を拉致することにして、
同日午後四時ころ、教団所有のジャガーで実行した。

　この間、モモはどうしていたのか・・。
彼は、教団が不審な動きを見せ始めた１９９４年１０月頃から、再び偵察の任務に就いていたのであった。

　９４年２月ころ、カスガ・シュンは、「化学兵器の研究・開発」を、ホンダに指示している。
このためホンダは、毒ガスのタブン、ソマン、サリン、VXなどに関する文献を検討して、殺傷の能力、原材料を入手する方法、製造工程の安全性などから、
「サリンなら大量生産できるかもしれない」と、ヨシモトを通じて報告する。
　サリンの化学名メチルホスホノフルオリド酸イソプロピルは、第二次世界大戦前のドイツにおいて、有機リン系の殺虫剤を製造するとき、
たまたま発見された。製造そのものは、農薬を生産することができる化学工業力があれば、それほど難しくないとされる。
　９４年７月、ホンダは専用の実験施設を与えられ、サリン生成の原料薬品として、亜リン酸トリメチル、ヨウ素、五塩化リン、フッ化ナトリウム、
イソプロピルアルコールなどを、ダミー会社経由で購入すると、生成実験をはじめた。
　９４年８月下旬、サリン約二キログラムを生成。
　９４年９月下旬、サリン約十キログラムを生成。
　こうして生成したサリンは、「国王ポア計画」に全量を使用したが、二回とも計画は失敗している。
しかし、カスガ・シュンは、サリンの大量生産が可能とわかって、９４年８月に鉄骨建物が完成した第七ファクトリーを、
日産五トンのサリン生成プラントにすることを決め、基本設計に着手させていた。

　９４年９月中旬、「多数の者を巻き添えにしてもかまわないから国王を暗殺して、実際に効くかどうかを試してみろ」
と、カスガが指示した。
そこでヨシモトが、「来月に国王をねらうので、急いでサリン七十キロを生成せよ」と、ホンダとモリカワに命じ、
サリン生成プラントに大量の原料薬品が運び込まれた。
　９４年１０月上旬、サリン生成の最終工程を第七ファクトリーの二階へ移して、約五十キログラムのサリン混合液（純度七十五パーセント）を、
製造することに成功した。
　このサリン溶液を、八リットル用、十リットル用、十五リットル用の三個のフッ素樹脂容器に入れて、倉庫に保管することになったのは、
十一月中に予定していた「第二次国王ポア計画」が、製造が間に合わなかったという理由で、中止になったからである。
　９５年１月１日、某写真週刊誌が「オードリーの証人で昨年八月に異臭騒ぎがあり、発生源とみられる一帯の土壌を観測した結果、
サリンを生成した残留物質の有機リン酸系化合物が検出された。警察ではサリン生成に使う薬品の購入ルートを中心に、捜査を急いでいる」
と、スクープ記事を掲載した。
　カスガ・シュンは、疑いをかけられた第七ファクトリーに、大きな「イエス・キリスト」の像を飾ることにして、「礼拝堂を兼ねた農薬工場である」
とマスコミに説明し、倉庫に保管していたサリンを、ホンダに命じて、すべて廃棄処分させて証拠隠滅した。
　しかし、この処分を手伝ったヨシモトは、サリンの中間生成物であるメチルホスホン酸ジフロライド（略称ジフロ）約二キログラムを、
「捨てるのはもったいない」と、第六ファクトリーの屋根裏に隠しておいた。

　１９９５年３月１８日未明、教団ナンバー２のナカヤマに、「都会の地下鉄にサリンを撒いて、首都を大混乱に陥れる。
きわめて重要な任務だから、この五人で実行してもらいたい」と言われ、とっさに返事ができなかった。
それは他の四人も同じで、それぞれ押し黙っていた。
　するとナカヤマが、念を押した。
　「じゃあ、いいんだね？」
　「はい」
　ヨシモトが答えたのは、尊師の指示だとわかったからだ。
　ハルマゲドン（人類最終戦争）の到来を、１９９７年であると予言する、カスガ・シュンは、
「価値観を見いだせない人間たちが、このまま悪業を積んで地獄へ行くだけだから、今のうちにポアしてやることで救済する早道とする」
と、殺人を容認する教えを説いていた。
　もし王女拉致事件の容疑で教団へ強制捜査が入れば、オードリーの証人の「救済計画」ができなくなるから、
その矛先を変えるために地下鉄にサリンを撒くことは、やむを得ないことである・・・・・・と、他の四人も考えたらしく、それぞれ「はい」と答えた。
　そこでナカヤマは、地下鉄の路線図を拡大コピーした紙を、皆の前にひろげた。
　「人々が多く行き交う都会で、地下鉄のような密閉した空間に、サリンを撒けば効果がある。それを実行するのが、
３月２０日（月曜）朝のラッシュアワーというわけだ。とりあえずサリンを準備するから、電車内で発散させるために、君たちも協力してくれ」
　しかしヨシモトは、「王女拉致事件」においては、教祖の旧邸宅で、全身麻酔剤のチオペンタールナトリウムを、王女に大量投与したことにより、
呼吸停止をおこして意識を失わせてしまった。教団に強制捜査が入れば、そのことも発覚して、刑事責任を問われなければならないという一抹の不安もあった。

　１９９５年３月２０日午前一時三十分ころ、犯行現場近くのホテルを仮のアジトにしているヨシモトに、教団総本部のナカヤマから電話があった。
「サリンの用意ができたから、これから撒き方を教える」と。
　二時間後にナカヤマが教団総本部からホテルの前にサリンを持って到着した。

　３月１８日に暦が変わった頃、カスガ・シュンは、「法務省大臣」のニシムラに、しきりに問いかけている。
　「警察の強制捜査があるのは、やはり間違いないか？」
　「その可能性は高いと思います」
　同じ質問が、ナカヤマにもなされて、やはり強制捜査は、「きわめて高い可能性」との返事だった。
このときカスガは、捜査の矛先を変えるため、地下鉄にサリンを撒いて、首都を大混乱におとしいれることを決めたようだ。
　そのあとカスガは、いきなりナカヤマに尋ねた。
　「サリンをつくれるか？」
　問われたナカヤマは、
　「条件が整えば・・・・・・」
　と、慎重に答えている。
　その日の朝、ヨシモトは、第六ファクトリーのナカヤマの部屋に呼ばれて、早速指示されている。
　「以前隠しておいた例のジフロを使って、早急にサリンを作れ」
　「サリンを作って、どうするんですか？」
　「地下鉄で撒くんだよ」
　こんなやり取りが、一時間ほど続いた。

　実のところを言うと、十日ほど前の３月１０日にデパートで傘を十本購入して、
このような事態を想定してあらかじめサリンを撒く訓練を彼らは受けていた。
　「サリン（この時は水）を詰めたポリ袋を突き破って、地下鉄の車内で撒くためには、こうするんだよ」
ナカヤマの立ち会いのもと、十人の幹部が訓練した。
　しかし、そのままでは効率が悪いので、ナカヤマの提案で、「科学技術省次官」のハヤミを呼ぶと、急いで指示を与えた。
　「グラインダーで傘の先を削って、鋭く尖らせてくれ」
　そのハヤミが、傘の先端をグラインダーで削るとき、ナカヤマは、柄の部分を両手で押さえて、ブレないように手伝った。
　二回目の訓練は尖らせた傘で行った。
水の入ったポリ袋を傘の先で突くと、穴が開いて水がピューッと飛び出した。
　「これではサリンの広がりが早すぎる。ポリ袋のままでは、電車の中で目立つから、百貨店の包装紙で包んだほうがいい」
　そう提案したのは、モリカワだった。言い出した本人が、実際に包装紙でポリ袋を包み、先ほどと同じように、傘の先で突いた。
すると包装紙が、ポリ袋から出た水で、じわりと濡れていった。

　３月２０日午前三時半ころ、仮のアジトにしているホテルの前に二台のライトバンが到着した。
しかし、運転してきたコイズミとナカモリは、そのまま車内に見張り役として待機させられた。
　ナカヤマはホテルの一室にあるアジトに入ると、モリカワを立ち会わせて、五人の実行者に説明した。
　「サリン入りのポリ袋を、地下鉄の電車の中で、傘の先で突き刺して、漏出・気化させる方法をとる。
ポリ袋は二重だから、地下鉄に持ち込む前に、かならず外袋を外すこと。突き刺す時は、袋を床の上におく。
そうしてサリンを漏出させたら、ただちに電車から降りて逃げる。傘には指紋が残るので、持ち帰ること。
突き破ったとき、サリンが付着した傘の先は、水で洗い流すこと」
　そのあとナカヤマはモリカワに命じた。
　「例のクスリを配ってくれ」
　そこでモリカワはブリスターパックに入った「メスチノン錠剤」を取り出し、五人の実行者に一錠ずつ配った。
　「ホンダから預かった、サリン中毒の予防薬です」
　ホンダが調達した「メスチノン錠剤」は、軍隊が開発したもので、毒ガスを吸引する前に服用しておくと、
サリンから酵素（コリンエステラーゼ）をブロックして、筋肉の働きを守るとされる。
　こうして五人の実行者たちは、いよいよ出発することになったので、モリカワが配った「メスチノン錠剤」を、コップの水で一錠ずつ服用した。

　１９９５年３月２０日（月曜）、当日の天気は快晴であった。

　やがて都心行きの電車が十両編成で入ってきた。
この一両目にヨシモトは乗り込んだが、まだ内心の葛藤は続いており、なかなか振り払うことができなかった。
　（私がやらなければならない。どこでサリン袋を取り出して、傘で突いて穴を開けようか・・・・・・。
しかし、このまま実行すれば、右斜め前に座っている婦人は確実に死ぬだろう。途中で降りてくれたらいいな）
　そう思っているうちに、電車は駅に停車するために、減速を始めた。
　（いまここで、やるしかない）
　彼は、ショルダーバッグの中から、別の百貨店の包装紙にはさんだまま、包装紙に包まれたサリン袋を取り出すと、体の前から滑らすように、足元に落とした。
このとき右手には傘、左手には別の百貨店の包装紙を持っていた。
　サリン入りのポリ袋が、床面にふれて安定したころ、電車が駅に着いて停止した。
そこで傘の先で、足元の袋を目がけて突くと、プチッと弾力的な手応えがあった。
その後何回か突いたはずだが、確かな記憶はない。

　（とうとう、やってしまった）
　人ごみにまぎれるように電車から降りると、新たに多くの人が乗り込んだ。
ヨシモトはただちに大きな騒動が起きると思っていただけに、ホームを歩きながら電車を見送り、ちょっと意外な気がした。
　（ほんとうに、自分がやったのか？）
　人波からはずれて、傘を見つめると、先の尖った部分に水滴のようなものがついている。
急いで改札口を出て、傘の先に付着したサリンを洗い流そうとしたが、洗い場が見つからなかったので、
仕方なくコンビニでミネラルウォータを買って、そのペットボトルに、傘の先を突っ込んだ。

　こうして、乗客や駅員ら２０人が死亡、負傷者数は約５，０００人とされる、無差別殺人テロは実行された―。

　３月２０日午後八時ころ、教団の実行部隊が全員教団総本部へ戻った。
それから三時間後の午後十一時ころ、ヨシモトが教祖に呼び出された。
　「尊師が待っておられます」
　第六ファクトリー一階の自宅へは、二階から入ることもできる。
ヨシモトがリビングルームの板の間へ通されると、カスガ・シュンが専用のソファに座っていたので、さっそく名乗った。
　「ヨシモトです。先ほど戻りました」
するとカスガは「そうか」とうなづいて、用件を告げた。
　「ほかでもないが、使わなくなった旧地下シェルターに、三塩化リンとフッ化ナトリウムを隠して、出入口をコンクリートで塞いでくれないか」
　「はい。わかりました。三塩化リンとフッ化ナトリウムですね」
　その指示内容を、ヨシモトがメモ帳に記入していると、カスガ・シュンが、大きな声で叱った。
　「書くな！」
　「わかりました」
　なるほど、証拠を残すなということかと、ヨシモトはことさらメモ帳をくしゃくしゃに丸め、正座の向きを変えて部屋を出ようとした。
　するとカスガは、急にやさしい声になった。
　「世間ではオードリーが起こした事件と言っているらしいが、どうだ？」
　それを聞いて、ヨシモトはムッとした。
（今回の件は、尊師が警察の捜査の矛先を変えるつもりで、地下鉄を狙って、サリンを撒かせた。しかし、街の人々の反応を見ると、
「オードリーの仕業」と思っていることが、痛いほど感じられた。これではなんの意味もなかった・・・・・・）
　そこでヨシモトは、万感の思いを込めて、
　「はい！」
と、大声で答えて席を立った。

　四月に入ってから、一連の事件に関わった幹部が次々逮捕され、教団は一斉に強制捜査を受けた。
カスガ教祖の逮捕はもはや時間の問題となっていた。

　カスガ教祖Xデー　１９９５年５月１６日

　これは、オードリーの証人教祖「カスガ・シュンこと春日俊」逮捕の瞬間である。

　十名の武装捜査員によりオードリーの証人教団施設「第六ファクトリー」内の二階天井裏にある「隠し部屋」にて遂にカスガ容疑者が発見された。
「カスガ容疑者発見」の知らせを受けて現場へ駆けつけた理事官。

　理事官　「カスガか？」
　カスガ・シュン　「はい・・・」
　理事官　「（高所にある隠し部屋から）下りて来い」
　カスガ・シュン　「一人では下りられません・・・」
　理事官　「・・・」

そこで理事官が部下に命じて脚立を用意させ、武装捜査員二名が脚立に乗って促す。
カスガが二人の捜査員の肩上に下りてきた。
カスガ「重くてどうもすみません」と申し訳なさそうに声を絞り出す。
このとき、カスガの足はガクガクと震えていた。
カスガの着ていた赤紫の服（クルタ）はシワだらけで、汚れも目立つ。
頭に電流を流すはずのヘッドギアには電池すら入っていなかった。
そのうえ髭は伸び放題で目は虚ろだが、確かに怯えた態度を示していた。
理事官　「（捜査員に命じる）身柄を確保」

　こうしてカスガはヘッドギアを装着したままの状態で確保され、取り囲むようにカスガを連行する
武装捜査員（化学防護服着用）十名と理事官は隠し部屋を後にした。

　ただちに第六ファクトリー内の２階の一角にある小部屋にてカスガの身体検査を開始。
十名の捜査員たちと警察に同行していた医師に取り囲まれ身体に異常がないか調べられる。
しかし、その途端態度が一変し突然横柄になるカスガ。

　理事官「どこか悪いところはないか？」　
　カスガ「（不機嫌そうに）どこもない」
　医師が脈をとろうとすると、カスガは「やめて下さい。悪いカルマ（業）がつく！」と叫んで医師の診察を拒否しようとする。
　理事官「君のために診察しているんだ」とカスガをなだめる。
　カスガ「ダメ、ダメ」、「パワーが落ちる！」と叫び腕を振り上げ身体に触られることを拒んだ。
　理事官「医師は君の身体には触れないから」と説得し診察を行わせた。

医師が脈を測り終えた直後、カスガに手錠がかけられ逮捕された。
理事官「本庁に護送」

　逮捕後の護送は、迅速かつ安全を考え当初警察が保有している大型ヘリコプターで護送させる予定だったが、
当日は悪天候の為飛べず、警察車両での護送に切り替えられ、教団を後にした―。

　「モモは・・・死んだの・・・・・・」
　ナンシーがこう切り出した。
　「・・・・・・」
　モモちゃんが死んじゃったなんて。
　そんな・・・・・・・・・・・・。
　「うそ、でしょ！？」
　「彼の体はサリンに侵されていたの」
　ナンシーが言いにくそうに言った。
　「司法解剖の結果、彼の体内からサリンが検出されたから間違いないわ」
　王女は、目の前が真っ暗になった。
　しばらく沈黙が続いた。

　ぼろ。
　ぼろぼろぼろ。
　ショックで涙がこぼれちゃう。

　緑が濃い城の庭。
　王女は残酷な現実を知ることになった。

　「ところで、クララは？」
　王女がナンシーに訊ねた。
　「彼女は、王室のティアラを持ち出してオードリーにお布施しようとしていたことが発覚して、そのことが問題になってクビになったわ」
　もう一つ、ナンシーが付け加えた。
　「以前、シャワーを使った時に熱いお湯をモモにかけたことを覚えてる？」
　「ええ」
　「あれは、クララがモモの可愛さを妬んで、わざとやったのよ。給湯器のサーモスタットを不正に改造していたのは彼女の仕業よ。
王女様が悪いんじゃないわ」
　二人のやりとりはしばらく続いた。
　あれえ！？
　城の庭の片隅に墓石がある。これは・・・・・・。
　「まだ新しい墓石ね。ということはモモちゃんの墓？」
　「そうよ」
　王女はしゃがみこんで、モモの眠っている墓に花を手向けた。

　「国のために命を捧げてくれてありがとう・・・・・・」
　王女はそう言って、彼の墓石をなでた。

　今、王女は療養生活を送っている。


　♪何も知らない　AH AH　子供に戻って・・
　　AH AH　やり直したい夜も　たまにあるけど・・・

　　あの時感じた　AH AH　気持ちは本物・・・・・・
　　AH　今　私を動かすのは　ダイアモンド・・・・・・・・・・・・

プリンセスプリンセス「Diamonds」より


　　　　　　　　　―完―

参考Webサイト

Mick's実用文例集 各種手紙の書き方
http://www.edinet.ne.jp/~gakuchi/bunrei/question.htm

THE POLICE ENTERTAINMENT: １９９５年５月１６日・山田理事官回想
http://policeenter-blog.269g.net/article/3558144.html

参考文献

「こぎつねルーファスのぼうけん」
アリソン・アトリー　作
石井桃子　訳
岩波書店　１９７９年発行

「一九八四年[新訳版]」
ジョージ・オーウェル　作
高橋和久　訳
早川書房　２００９年発行

別冊宝島二二九号[オウムという悪夢]
１９９５年８月１５日発行
発行＝宝島社

戦後日本の幻影〈オウム真理教〉
舛添要一　著
現代書林　１９９５年

日本社会がオウムを生んだ
宮内勝典・高橋英利　著
河出書房新社　１９９９年

オウムと私
林郁夫　著
文芸春秋　１９９８年

オウムをやめた私たち
カナリヤの会　編
岩波書店　２０００年

オウム法廷連続傍聴記２　麻原出廷
佐木隆三　著
小学館　１９９６年１０月１日発行

アイドル？ぱらだいす 1st
青山えりか　著
講談社X文庫
１９９３年６月５日　発行

アイドル？ぱらだいす 2nd
青山えりか　著
講談社X文庫
１９９３年７月５日　発行

赤い糸のロマンス
青山えりか　著
講談社X文庫
１９９２年５月５日　発行

今日はずいぶん長かったな……。

長すぎて、読んでないよ。

俺も。スマン。

発表する所でやった方が良いと思うよ。

ふう、日本ラブストーリー大賞応募作品「フローラの追憶・花の女神たち」
完成しました。1200行書ききった。これで少し自分のレベルが上がった気がする。
書き始めた時は賞金500万円がアタマにあったけど、創作の苦しみの結果、完成
すればいい。まずはそこからだと思うようになった。選に漏れても、魔法のiらんど
で発表すればいいし、まずは結果が出せている。あとはちょっと推敲して15日には
発送できる。よくやった、自分。

2chでは長文は発表しにくいと思う。魔法のアイランドでアカウントとって
URLを貼り付けたほうがいいんじゃないかなぁ

さて風呂入ってゆっくりしよう。明日仕事は激務だもの。今日は疲れて13時まで
寝ちゃったけど、小説が完成したのでほっとしている

>>666
400字詰め原稿用紙で何枚？

ブルーさん、お疲れさまっす。
仕事しながら小説書くのって、本当大変そうすね。

http://www.square-enix.com/jp/recruit/career/job/game/dq_index.html

応募しようぜ

文字を紡ぐことに苦痛が伴う

集中力の欠如が一番の問題だ

ただいま。今日は23時終了だった。やっぱり予想通り7月は物量落ちない。このまま
毎日9時まで残業の日が続くだろう。6月に前倒しで書いておいてよかった。7月は小説
はかけっこなさそうだものね。あとは7月8日は東京国際ブックフェアで編プロ相手に
デザインの営業攻勢をかける予定。なにはともあれ一仕事やり遂げた充足感を味わっています。

>>667
原稿用紙230枚くらいになると思うよ
>>668
綿密に計算して一日37行書くのを30日続ければ終わるって計算だった。小説
に費やす時間は一日一時間ほどでした。専業なら1週間で出来るんだろうけど、
自分は生活のための仕事もあるし、6月は物量落ちてラッキーだった。かろうじて
小説を書けたからよかった
>>669
面白そうだねでもドラクエ随分やっていないパート５で止まってるかな。でも
もしかしたら応募するかも、こうゆうチャンスもあるんだね
>>670
自分も書く自分に持っていくのに玄関に座りながらタバコを吸い缶コーヒー
飲みながら瞑想する事で集中力や言霊を呼びおこすっすよ。昨日はコーヒー
5本飲んで完成させましたよ

さて風呂入ってくるか、おっとブログも書かなくちゃね

煙草やめてたんだけど吸い出そうかな……

>>672
オレの場合休日はほとんど小説の事を考えて動いてる。センテンスが湧いては消え
そんな試行錯誤の思考の結果、いいと思う表現はスケッチ文章としてPCに残して、
それを軸に前後を考えたりする。その考えて文章がまとまる時って必ずくるから、
そういうタイミングをタバコを吸い缶コーヒーを飲みながら、ぼんやり玄関に座ってる。
昨日はもう完成させたい一心で、そうゆうプロセスを5回くらい繰り返しました。

まぁタバコでなくてもパチンコやっても良いし、出会い系サイトで片っ端から
口説きまくるとか、小説以外のことをやってみたら案外刺激になって文章が
出てくるかもよ。参考までに。

風呂入ってきます。

>>671
230枚とは中々の枚数ですね。仕事なかったら一週間とはかなりの速さです。
やりますな。ブルーさん。

>>674
読み返すにつけて、もうちょっと丁寧で緻密な描写をすればいいのになぁとか
自分の作品読んで思うんだけど、やっぱ仕事で連続した時間をぶったぎられると
やっぱ文章構成もコマギレになるみたいだ。もっと書くことになれなければ。
もうちょっと推敲して11日にはクォークで割り付けて14日にデザイン事務所
か印刷屋で出力してもらう予定。

>>675
短編から練習すれば良いのでは？
休日に一気に書けば問題解決だもん。

>>676
そうですね、今プロットが決まっているのは自分の10年前のインターネット黎明期
の恋にならない出会いを書いた短編があります。これ書いても良いんだけど、
まだ寝かせてます。あと残ってるのは「桜花物語」でこればケータイ小説で5章の
内2章まで書いて、残りはプロットは出来てます。早く書かないと一年経っちゃうので
「桜花物語」優先で。でもその前にコンビニの店員になるために、春日部近辺の
コンビニを訪問して求人があったら応募。あたればいいんだけどねぇ目先の生活
も大事っていうか、仕事してたほうが今はやる事にメリハリがつくって思うな。

今日、姉からメールが来て、母親を養護施設送りにする相談をしたい、との事。
母親が施設送りになったら、20年間の荷物を下ろして自由に東京で働ける予感
がしています。どうなるかな。明日東京の派遣会社に相談の電話してみようと
思う。どうなるかなぁ。

祈る気持ちで小説を出版社に送り出します。通れば道が開く。困窮のあと
一発逆転ホームランは可能だろうか。可能じゃなかった場合を考えないと
ダメみたい。夢じゃないんだけど、小説書くって、俺には現実なんだよな

登竜門というサイトで角川スニーカー大賞の募集要項のPDFを拾った。読んでいる
うちに小説書きたいって思うようになった。派遣社員で東京がダメなら、しばらく
コンビニの夜勤やって小説書いていってもいいな、って今はそう思う。ああ悩む

ラノベ業界の傾向と対策としまして、スニーカは割りと編集の評判が悪いので気をつけた方がいいです
高い賞金で釣っていますがハルヒ以降ずっと大賞を出しておらず、やっと出したと思ったら鳴かず飛ばずで受賞者の方は半分つぶされているところをブログで吐露
応募してから結果までもやたらと長いですし、書き手を舐めてます

MFは著者に内緒で勝手に海外出版して、謝罪もなく、挙げ句の果てに電話口で笑われたとブログで暴露されて大問題になりました

富士見も書き手としては許し難い事件が最近なんかありましたが、出す気がないので忘れました

SDとガガガは受賞してもメシが食えてんのか心配になるくらい売れません
あと、SDは電撃の3次や4次までいった作品が一次で落とされるなどありまして、ちょっと信用がありません
結果売れてるならいいですが、本当に売れてません

>>681
貴重な情報ありがとう。でも締め切りがあると、また高い賞金だと、自分の
中に火がつくのを感じます。プロット書いてませんが、女の子三人組のアイドル
のデビューまでを書いた話とか、SFで風の谷のナウシカみたいな話とか、ネタ
はある。プロット書いてないけど。10代をターゲットって言うのが難しい、
やっぱコンビニの店員やりながら小説を書き続けようかな、でも来週派遣社員で
ＤＴＰオペレータの求人にもチャレンジする事になりました。とにかく動けば
結果が出るから結果次第で今後を考えます。今の仕事はもう続ける気力がなくなりました。
この不況でも仕事があるのはいいけど、もういいですって感じです。

東京で働くか、地元のコンビニでマターリ8時間労働で空いた時間を小説に
費やすか、今日は働きながら悩んだ。東京で販売やDTPオペできるかな。
販売は2回失敗しているし、自信がない。DTPオペもブランクがあるし、自信
が無いな。でも今の会社にはもういたくないんだよな。7月20日までに決めないとな

電撃の一次通過者発表が来た訳だが、一次通過したやついるか？
本スレで二年かけて書いたラブレターが一次落ちしたって聞いて、他人事ながらショック受けたわ。
俺も長期構想してるのがあるしそれとは別に来年出すつもりなんだが。

また規制だね。
まあここでマッタリしていようか。

「フローラの追憶　花の女神たち」の推敲完了。明日クォークで割り付けてt
出力データにします。明日は東京国際ブックフェアに行って、編集プロダクション
相手に作品見てもらう機会があれば、と思う。名刺バカスカ置いてこなくては。
とにかく就職と自分の本業掛け持ちで稼いで行く方向じゃないと今後やっていけない。

さて、あしたの準備して寝よう。今日は遅刻したけど、寝坊して

>>686
相変わらずのバイタリティーだ！！
ブルーさんの積極性と体力が自分にもあれば……

>>687
昔から幕張メッセでイベントとかに参加するの好きでした。バイタリティー
がホントにあるなら、今頃デザイナーとして事務所構えてますよ。まだまだです。
うー早く業界に復帰したいですぅ

>>688
僕には十分に活動的に思えます。
羨ましす。

ただいま。東京国際ブックフェアに行ってきました。もう10年近く通ってるけど、
毎年招待券送ってもらってるから行ってるけど。編プロは数社。名刺を置いてきたのは
2社だけ。作品を見てもらう余裕は無かった。毎年の事だけど。まだ自分に自信が
ないんだよな。また来年、来年はVIP招待を受けて行きたいなぁ。

よし、小説の割付完了、クォークいじるのも久しぶりだったけど、自動ノンブル
を手が覚えていた。14日にデザイン事務所にたのんでプリントアウトして、まとめて
15日には発送。換算枚数合計212枚、終わったなぁ。ああでも発送までは気が抜けない。
さてコンビニの店員に応募するしか。上手く決まれば良いけど競争率高いし、
難航しそうだが、次に進まないとな

>>691
なんか専門語目白押しですな。
普通にプリントアウトするだけじゃないんですね。

メカに疎い自分にはちんぷんかんぷんです。

>>692
フツーにプリントアウトすると文字がおかしくなるんですけど。バーチカル
エディタで試したけど縦中横が出来ないみたい。だから半角数字が横倒しで
印刷されるから、やめて、クォークエクスプレスで53ページ割り付けて、全
ページ見て数字を打ち直したり＜＞のカッコを半角にしたり、結構手間だった
よ。あとは14日にプリントアウトして15日に書留郵便で送れば、やっと安心で
きるね。

今日は応募した事すら忘れていたゲームのグラフィッカーの仕事の紹介がある
との事で電話掛かってきた。仕事中だったので用件はメールにしてもらって、
さっき返事を書いたけどたぶん無理だろう。チーフとしての経験がないのだよ。
面接だけでも出来たらいいなって思うけど、どうなるかな。明日はローソンの
コンビニ店員の募集の問い合わせをするけど求人チラシに載った情報っていうだけで
もうだめだろう。今の時勢じゃ競争率が高すぎる。出口の見えない迷い道が続く。

早く辞めたい、今の仕事

ゲームのグラフィッカーいいですね
入り込めばシナリオのバイトももらえそうじゃないですか

かの麻枝准もシナリオで入って、ある作品の音楽が足りず困っていたところで立候補したらしいし

>>694
そうですね、とりあえず面接だけでもさせてくれ、とお願いのメール打ちました。
秋葉原でゲームのグラフィッカーやってみたいけど、多分無理だろうなぁ。

創作ってなんだろう。
描くキャラクターの生き様に憧れることだろうか？

>>684
電撃は雑誌発表だと思っててhp発表今見たら、 作品受かってたー！
でも俺はイラストで受かりたかったんだけどなぁ…

>>697
受賞？
凄いな！！
おめでとう(*^▽^)/

電撃大賞か。4800作品の中の500作品が一次通過か。オレも来年18回には応募
できるかな。でも、今小説を書く気が抜けている。仕事で安定したらまた書き始める
どうなるかなぁ。

もしかしたら仕事、倉庫内作業とコンビニの夜勤週二日のダブルワークになるかも
しれない。金にはなるが小説を休日に書くどころの話ではなくなってくるな。
面接で相談しだいだが、コンビニの店員やるのが、今のところ一番バランスが
取れているように思える。まだまだ確定してない、次の道さ。

>>700
なんでコンビニがベストなんですか？

>>701
今働いてる倉庫内作業は残業が5時間から8時間とか、とにかく拘束時間が長く
なったんだよね。小説を書く気力も絵を描く気力もデザインに取り組む余裕も
なく、月収手取り12万から14万だ。このままでは親の年金に頼って生きてるって
ことはいつかは行き詰る。コンビニの店員は基本的に残業ないし、夜勤だから
朝6時からは自分の時間、赤坂のDTP屋の社長にはエロ本のDTPなら仕事はある
と言われてる。ですので、昼間はDTPデザインやって夜はコンビニのバイトやって
年収200万から300万円を狙う、というのがいいみたい。DTPのレベルはIndesignが
使えないネックがあって、派遣で東京で時給1500円とかで働いてもよかったけど
、競争率激しく、また通勤時間が勿体無いとも思うので、自営を目指して、また
努力していかなければならないようですよ。

>>702
良い流れが来ますように。

戦ってますね〜。ブルーさん。うう泣ける。

>>703
>>704
応援ありがとう。今日メールチェックしたら、秋葉原のゲームのグラフィッカー
の仕事を是非紹介したい、というメールが入って驚いた。どうしたってレベルが
足りないと思うのだが、面接までは確定しました。運がよければ時給１５００円
で絵でメシが食えるという夢が叶います、が、まだまだ安心はできませんが、精一杯
絵と小説の才能をアピールしてまいります。今日はバイクに乗りながら
「まじかよーーーーーーーーーーーーーー」と心の中で叫びました。

がんばります

>>705
是非声に出して走って下さい。畦道で（笑）。
さあオイラも頑張るぞー。

小説「フローラの追憶」の原稿の発送準備完了です。明日朝一で書きとめで
郵便局から発送します。長いようで短かった。よく集中できたな、と今転職
になやんで、小説の事が考えられない自分がいて。とにかく明日送り出して
祈ろう。通りますように

一次選考通ったら、このスレでＵＲＫつけて報告しますねぇ

>>707
一次はいつ頃分かるんですか？

>>708
http://japanlovestory.jp/
で詳しく乗ってます。

おやすみなさい

今日は一日バイクに乗っていた。朝、簡易書留で小説を発送したあとは、ひたすら
バイクに乗りながら今後の事を考えていた。午後は三時からローソンの面接だった。
オーナーと波長が合ったので、即採用だったけど、空きが無かったので、仕事は
成立しなかった。空きが出来れば連絡をもらえるそうだが、その前に東京で派遣の
仕事が決まってしまうかもしれないし、今日も今後の予定ははっきり決まらなかった。
避けたいのは今の倉庫内作業とコンビニのWワーク。それやるなら、定時上がりでないと
小説・絵・ＤＴＰデザインが出来ない。ああ、やっぱり、ゲームのグラフィッカーを
覚悟を決めてやらせていただくしか道はないな。

グラフィッカーというと、原画に色付けたりですかね。
背景描きとか？

自分にはまったく知識と技術がないので羨ましいです。

いちおうスケジュール


2010年7月31日
第6回「日本ラブストーリー大賞」応募締め切り
↓
2010年9月末
第一次選考結果発表
↓
2010年11月中旬
第二次選考結果発表
↓
2010年12月中旬
最終結果発表
↓
2011年3月
第6回大賞作品の書籍発売/表彰式開催予定


来年三月は電撃大賞狙いで書いてるだろうから、いそがしいな。
まぁ最終選考まで残ればいいけど、次の公募もかんがえなくちゃ。

おれはライトノベル書くには年をとりすぎたかもしれないので、
野性時代フロンティア文学賞なんか、適当かもしれないね

風呂入ってくる

>>711
それがね、募集条件はPhotoshop5.5か7.0なのね、使うソフト。
もうＣＳ５が出てる時代に5.5ってオレは助かるけどどうゆう
会社なのか、興味がある。まずは塗りからだろうな。一生懸命
やっていきます

>>712
まだ締め切りまで猶予が有るのに出したんですか。
俺なら最終日まで推敲しますよ。

>>714
うーん、もういいやーて気になったね。仕事突っ込まれてへろへろだった
ワタシには、一ヶ月は随分長い時間に思えてねぇ。早くやっつけて次に進みたかった。
あと魔法のiらんどで一本と集英社のコバルトの短編一本が残ってるんです。
プロットは出来てて、そっちも気に掛かってたしね。

結構せっかちでした

>>715
分からないでも無いです。早く終りにしたくなるんですよね。
推敲に終りはないから、ズルズルになるし。
俺も苦手なんです……

なんか頭ん中で色々妄想が浮かんできて形にしたくなるんだが、形にしようとすると上手くいかない
そんな辛さ

さて、今日は派遣会社に登録の日。めんどくさいけど行かなくちゃ。

それでは行ってきます