あるときは規制民の避難所、
あるときは2週間分の積もり積もった読書話に花を咲かせる本スレ・・・
読 ま な い か ?
2 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 18:40:30 発信元:116.65.167.67
今日の戦はここか
3 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 18:43:17 発信元:210.153.84.83
4 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 18:52:09 発信元:118.16.112.16
とりあえず京極は読み終わらせるか
5 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 19:12:03 発信元:222.149.160.170
キタキタw
って言いながら前回から小説まったく読んでない
トム・ジョーンズの拳闘士の休息の続きでも読みながら今夜はここにいるか
6 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 19:12:32 発信元:210.136.161.110
>>1乙
こっちに立ったのはどのくらいの人が気付くかな…
7 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 19:13:35 発信元:222.149.160.170
おっと忘れてた、1おつゆタプタプ
8 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 19:31:35 発信元:116.65.167.67
藤子F不二雄のような短編集が大好きな俺にオススメな小説はありますか
星新一以外で
9 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 19:39:18 発信元:210.153.84.175
ブラッドベリ、マルセル・ベアリュ、パウル・シェーアバルトなんかはどうだろう
12 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 20:16:29 発信元:210.153.86.21
トム・ジョーンズは岸本訳ということで気になってるんだが見つからない
ファウストに舞城訳はあったけど
13 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 20:23:39 発信元:210.153.86.47
夏への扉を探してブコフ巡りしてたんだけど、
どこに行ってもローダンシリーズってのが
山盛り置いてあるだけだった
14 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 20:39:03 発信元:59.136.33.64
さっきE.G.コンバット読了
続きが気になりすぎて死にそう
>>12 てっきりゲーテの『ファウスト』の舞城訳かと思ってwktkしながらググっちゃったじゃないか
乙
16 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 20:49:57 発信元:118.16.112.16
禅って難しいね
18 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 20:56:26 発信元:118.16.112.16
>>17 いやww鉄鼠の檻読んで思った感想だから特に意味はないwwwwww
>>18 友達にお寺の息子がいるけど、気楽なもんだぜ
禅宗じゃないからかもしれないけどさ
一乙。では二週間分の既読を
ウィリアム・シェイクスピア「ハムレット」
サイモン・シン「フェルマーの最終定理」
アントニオ・タブッキ「フェルナンド・ペソア最後の三日間」
エイモス・チュツィオーラ「やし酒飲み」
フランク・ティロー「ジャズの歴史」
ドナルド・バーセルミ「雪白姫」
ヤコブ・ビリング「児童性愛者―ペドファイル」
ウィリアム・フォークナー「響きと怒り」
レベッカ・ブラウン「私たちがやったこと」
コーマック・マッカーシー「ザ・ロード」
デイヴィッド・ロッジ「小説の技法」
穂村弘「整形前夜」
村上春樹「1Q84」
森見登美彦「恋文の技術」
21 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 21:07:24 発信元:218.43.227.64
>>12 絶版になってるけどアマゾンとかヤフオクとかで元値くらいで買えるよ
あまり本は好評価したらうさんくさいので嫌だけど
これは訳もイケテルし、とコク、のどごし、味わい文句無し
舞城さんが訳したくなるわけだわ
22 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 21:12:31 発信元:218.43.227.64
禅ってやってるときはすげえ透明感になって毎朝これを続けたら人生変えれると思うけど
なぜか手につかない、古典名作を積んでる感じにちょっと似てる
23 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 21:12:38 発信元:118.16.112.16
>>20 ペソアどんな感じ?
ラテンアメリカ文学読むと結構な頻度で引用されてたりするよねこの詩人(だっけ?)
>>23 タブッキのペソアは伝記モノとみせかけて幻想文学
25 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 21:17:36 発信元:118.16.112.16
>>24 マジで!?それは面白そうだ
タブッキは読んだことなかったしこれを機に買ってこよう
26 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 21:18:47 発信元:210.153.84.9
ペソアを引用してるラテアメ作家って誰?
タブッキは「レクイエム」がとても良かった。ある時期までは大抵の作品にペソア出すよねこの人
27 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 21:21:36 発信元:219.10.105.44
28 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 21:24:37 発信元:210.153.86.83
>>27 図書館で借りた結構分厚い本
ジャズ以外にもラグタイムやブルースについても書いてた。戦後はそんなに触れてなかった気がする。
29 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 21:24:44 発信元:218.223.197.222
葉月終わるまでに柳田國男3冊と川端康成の山の音読むぞーって未だ放置してるの
30 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 21:32:46 発信元:118.16.112.16
>>26 ボルヘスやフェンテスがペソアの作品や生い立ちを引用してたキガス
記憶違いかもしれないがマルケスも引用してたような……作品名までは思い出せないけど
ポルトガル作家だがジョゼ・サラマーゴはペソアの作家としてのもう一つの顔である
リカルドレイスを主人公に幻想小説書いてる
31 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 21:39:25 発信元:210.153.84.109
>>30 そうなのか
ペソアの「不穏の書、断章」を買って読んだらボルヘスやらカルヴィーノやらの賛辞が載っていて、今まで知らなかった自分がちょっと恥ずかしかった
32 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 21:42:22 発信元:118.16.112.16
下鴨納涼祭最終日行ってきたけど
俺程度では価値のわからん本だらけで参った
結構専門書や評論集中心で文学作品自体はそれほど多くないのね
和綴じや古雑誌とか誰が買うんだと思ってたけど割といて驚いた
>>32 そういうところ一度行って見たいな
北海道じゃそんな催しないもんなー
34 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 21:49:59 発信元:219.10.105.44
>>28 ふむ、面白そうだな
わりと新しいのばっかりで昔のジャズ全然知らないから読んでみようかな
35 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 21:53:49 発信元:118.16.112.16
図書館から借りたり買ったラノベが結構たまってるんだよなぁ
コミケで文学少女のイラスト集みたいのがあったらしいじゃないか
東京自体はめんどくさくて行きたくないがそれは欲しかった……
「アルジャーノンに花束を」て最後の方は空白多い気がするのは俺だけかな?
好きなんだけどかなり疲れる
だってそういう小説じゃないですか
>>35 あの行列見たら田舎者の俺は死ぬんじゃないかと思った。
18万人ってwwwwwwwww
でも、コミケで評論とかの本は見たいなと思う。
旅行記とか食べ比べの本とかも面白そう。そういうのは現地行かなきゃ買えないし
39 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 22:22:03 発信元:222.3.3.87
太宰全集を揃えたい衝動に駆られてしょうがない
. -‐-
〃. ヾ.
! |ノiノハ从ハゝ
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'ハリ、'' ''ノリ
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こんばんは。
昨晩はわたしのレスのあとで落ちたみたいで恥ずかしい思いをした。
この辱め、どうしてくれる。
41 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:03:36 発信元:210.153.84.104
あらこんばんは
アルジャーノン訳した人が新訳した「夏への扉」がいま出てるね
読み比べてみたいな
. -‐-
〃. ヾ.
! |ノiノハ从ハゝ
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>>41 こんばんは。
今週は読書をまともにしていない代わりに映画を観た。
DVDをいくらかとあと映画館で『サマーウォーズ』を。
映画館であんなに泣いたのは久しぶりかもしれない。
人それぞれ泣くツボというものがあるよう。
こんばんは、ながもんは古本市とかいったりするん?
>>40 そういえばながもんの一発爆笑ギャグに鯖が耐えきれなかったんでしたっけ
サマーウォーズ、面白かったんだ。今度見てこようかな
. -‐-
〃. ヾ.
! |ノiノハ从ハゝ
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>>44 行ったことはあるけれども基本行かない。
でも好きな人とデートになら行ってみたい。
>>45 サマーウォーズは非常に面白かった。
巷ではデジモンのパクリとかいわれているようだけれども、
デジモンじゃわたしは泣けないと思う。
>>35 ちょい亀だが、文学少女の画集とは違うのか?
48 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:25:09 発信元:123.225.240.151
渋谷の古本祭り行って来た!
長い間探してたシェクリィの不死販売株式会社手に入れられたぜ
昨日祭りのこと教えてくれた人ほんと感謝感激ですわ
うひょひょまじうれしいwww
ジーン・ウルフ『拷問者の影』を読んでるけど、なんか前半の文章がだるい。これから面白くなるの?
52 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:29:52 発信元:219.10.105.44
ハイペリオン序盤から全くイミフなんだけどほんとに面白いのか?
ビック・ブラザーがこのスレを見ています
三国志って相当な数の作品が出てるけど最初はどれから読むべき?
55 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:31:54 発信元:210.153.86.81
>>51 映画の「レスラー」よかったぞ
久々に一人、映画館で泣いた
>>55 ぐぐった。
あらすじだけで俺の涙腺がやばい。
>>52 ハイペリオンはほとんど過去話でつらいだろうが没落から後は最高に面白いよ!
うんこちびるよ
>>40 こんばんは。
俺も今週は映画ばっかで、あまり読めてない……。
とりあえず今日は「モスキート」と「ザ・フライ(1、2)」などを
>>51 それ知らずに、14700円で確定しちまった……。
. -‐-
〃. ヾ.
! |ノiノハ从ハゝ
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>>48 いまはじめて聴いた。これはひどい。
>>52 神父の日記までは読みづらいだろうけど、
そこからどんどん進む。
60 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:35:21 発信元:123.225.240.151
>>54 徳間文庫のやつかねえ
三国志・戦国板ではあれが標準らしいし
61 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:36:38 発信元:210.153.84.17
俺は北野勇作の「どーなつ」とクロウリーの「エンジン・サマー」で泣いた
同類いないかね
62 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:37:48 発信元:210.153.86.174
>>56 ミッキー・ロークの人生とダブりまくってて尚更泣いた
本では滅多に涙腺が緩まないが、最近は映画には簡単にやられてしまう
と、いうか「泣ける本」なんて言うが、皆そんなに本で泣いてる?
63 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:38:05 発信元:219.10.105.44
本とかリアルのガチで悲しい事は全く泣けないな
クレヨンしんちゃんとかドラえもんとかそういうのには弱い
65 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:40:33 発信元:123.225.240.151
映画見てるやつ多いな
GEOの100円効果か
>>62 本でも映画でも泣くことないわ
何観て泣いたの?
>>52 そもそもハイペリオンの話の展開……幾人が寄り合いそれぞれの話を催すという手法は古典『デカメロン』によっており云々
そしてそれによってハイペリオン内の壮大なSF的世界観を様々な手法…ハードボイルド・サスペンス・ラブロマンスなどの多様な切り口で描き出すことを可能に云々
よって最初のオッサンが黄昏れてるとこやホイトがポツポツ語りだしたところでつまらないと切り捨てるには惜しい魅力が云々
まぁ要約するとサイリーナスは俺の嫁
コミケ三日目&打ち上げより帰還
ねみい
>>50 『新しい太陽の書』は文章はずっとあんな感じ
展開はやや派手になるけど
こんばんわ。読んだ本更級っ
花村萬月「ゴッド・ブレイス物語」
阿川佐和子「恋する音楽小説」
古川日出男「ロックンロール七部作」
浅倉拓弥「四日間の奇蹟」
エリック・フォスネス・ハンセン「旅の終わりの音楽」
森見登美彦「宵山万華鏡」河合知子「牛乳を搾る暮らしと飲む暮らし」
中島らも「君はフィクション」ブッツァーティ「神を見た犬」
片岡義男「ピーナッツバターで始める朝」梨木香歩「りかさん」
寺山修司「書を捨てよ、町へ出よう」
前々回、「音楽」な小説を教えてくれた方、どうもありがとうございました。
. -‐-
〃. ヾ.
! |ノiノハ从ハゝ
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三国志は横山光輝しか読んだことがない。
いまちょうど『レッドクリフ2』のDVDが出たところか。
本では前回からは哲学の入門書を読んだくらい
竹田青嗣ほか『はじめての哲学史』と貫成人『哲人マップ』というもの。
前者は内容の偏りが激しいけど非常に読みやすい。
後者は新書でまとめるというのは無理がある感じ。端折りすぎか。
フーコーの『監獄の歴史』は結局投げた。返却期限も迫っていたし。
71 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:43:21 発信元:210.153.84.1
ストーリーやシチュエーションでは泣けないな。泣こうと思っても涙が出ない
ただメタフィクション的な仕掛けには切なくなる事が多い
72 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:44:15 発信元:219.10.105.44
>>62 悔しいけど浅田次郎の『プリズンホテル』でやられた
他はないかな……
>>66 デカメロンも興味あるんだよね
そうやって聞くと面白そうだ、頑張ってみます
>>68 ずっとあんな感じなのか…読むのやめようかな。評価されてるのは何でなんだろう?
悲しいから泣くんじゃなくて感極まって泣くんだろう
俺の場合は、走れメロスとかライ麦とか車輪とか『揺らぎの中に燻る何か』を見た、と思ったとき感動してほろっとなってしまう
75 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:45:57 発信元:219.10.105.44
>>69 『旅の終わりの音楽』薦めたのは多分俺だな
どうでした?
ヤフオクで眉村卓の「引き潮のとき」全五巻を落としたんだが
落札価格言ったら家族にメタメタに馬鹿にされた(´・ω・`)
77 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:47:30 発信元:210.153.84.7
>>73 短編集の「デス博士の島その他の物語」を読んだほうがいいよ
「新しい太陽の書」はしんどいけど、それで切り捨てるには惜しい作家だから
>>73 メタっぽい仕掛けありアクションもありそれなりに盛り上がるところは盛り上がるから
個人的にサイエンス・ファンタジーのなかじゃベスト5に入るくらい好き
ただ人は選ぶ
79 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:48:33 発信元:202.57.224.138
>>46 サマーウォーズおもしろかったけど、なんだか詰め込みすぎな気がした……
最終決戦が何回もあったり、やたら安易にセカイ系になるのってどうよ
>>62 ラノベで泣いてしまう
イリヤは四巻をボロボロ泣きながら読んだし、AURAのラストも泣いた
81 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:50:51 発信元:123.225.240.151
>>72 浅田次郎は泣くというのはよく聞くな
linux関連の本をたまたま読んだがヤバイなあれを使いこなせたら生活が変わる
83 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:51:00 発信元:210.153.86.78
>>65 さっき言った「レスラー」はかなり泣いた
ちょっと思い出す限りでは「幽霊と未亡人」「ライムライト」「未知との遭遇」なんかかな
なんか、泣かせる場面じゃなくても緩むことがある
何故か本ではないんだがなあ
>>75 どうもありがとうございました。
タイタニックがもっと絡んで来るかと思いましたが、
結構あっさりとした幕引きと感じました。
スラスラ読み進んできて、気付いたら終わっていたというような…。
>>76 創元文庫で復刊予定ありと聞いたが『引き潮のとき』
まあ創元だからいつ復刊されるかわからんが
山野浩一作品集や今日泊亜蘭追悼作品集はいつ・・・
>>69 ゴッドブレイスは多分俺だな。
かなり無責任に勧めたw
88 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:56:10 発信元:219.10.105.44
>>82 猫丸先輩好きなのに幻獣遁走曲読んでないのに気づいた
>>86 ねぇ、なんか折角のカタルシスがあっさり終わっちゃって「あれ……?」って感じですよね。
一つ一つのエピソードが面白い分なおさら。
>>69 勘違いかもしれんが『君はフィクション』薦めたの多分俺だな
音楽あんま関係なくてすまん
「DECO-TIN」面白かった?
>>87 ありがとうございました。
結構好きかも知れないです、ああいうの。
91 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/16(日) 23:59:00 発信元:118.111.249.193
赤裸々二週間
スティーブン・ミルハウザー「ナイフ投げ師」
西村安弘「イタリアン・ホラーの密かな愉しみ〜血塗られたハッタリの美学〜」
伊東美和「ゾンビ映画大事典」
中原昌也「エーガ界に捧ぐ」「続・エーガ界に捧ぐ」「「ソドムの映画市」」「ボクのブンブン分泌業」
本で泣いたのは高橋源一郎「さようなら、ギャングたち」。
映画だとイーストウッド監督(「硫黄島」「星条旗」のヒト)の近作全般…とくに「スペースカウボーイ」が反則的だった。
>>88 俺も倉知淳は比較的好きなのに、読んでないのに気がついて目に入ったから拾ってきたw
こういっては失礼なのかもしれないが、全作品を熱心に追いかけるほどには(俺にとっては)魅力が無いのかもしれないw
面白いけどね。
>>90 んじゃあ、続編の渋谷ルシファーもどおぞw
94 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:02:26 発信元:210.153.84.6
クラークの「都市と星」とスミスの「ノーストリリア」もハヤカワで復刊するらしいが、読んだことある人いる?
どちらもすごく興味ある
忘れぬうちに、最近読んだ本晒し
久住四季『鷲見ヶ原うぐいすの論証』
高橋京一郎『タイムリープ』
土橋真二郎『扉の外』『扉の外U』
川原礫『ソードアートオンライン2』
中里十『君が僕を』
東出祐一郎『ケモノガリ』
瀬尾つかさ『クジラのソラ 01』
佐々原史緒『暴風ガールズファイト』
阿佐田哲也『麻雀放浪記』1〜3巻
小泉喜美子『弁護側の証人』
似鳥鶏『さよならの次にくる』
扉の外の二巻が、期待してなかった分、異様に面白かった
>>91 スペースカウボーイはやばい
最後のクリントイーストウッドがカッコよすぎる
>>86 マジかYO
創元の斜め上を行く復刊っぷりには頭が下がる思いです
ちなみに落札価格\31,000でした
97 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:04:17 発信元:123.225.240.151
>>83 レスラーか、俺は秀氏ニヤニヤしてたがw
スペースカウボーイをアニメキャラとマイケル・ジョーダンがバスケする映画だと思っていたのは俺だけじゃあるまいw
>>94 どっちも間違いなく名作だから読んで損はないぞ
特に『都市と星』は
スタニスワフ・レムの泰平ヨンの新訳も出るらしし早川が本気出すと金がなくなる
だが困らない
>>89 たぶん勘(ry
「DECO-CHIN」は今読んでいる、三世沢村田之助を連想しました。
『バカが作った音楽をバカに売ろうってんですね。』が印象的でした。
中島らもさんの本って独特ですよね。そこが良いんですが。
俺も前回から読んだ本
『鉄のエルフ1炎が鍛えた闇』クリス・エヴァンス
『闇の公子』タニス・リー
『夢みる宝石』シオドア・スタージョン
『ソラリスの陽のもとに』スタニスワフ・レム
『”文学少女”と穢名の天使』野村美月
『ガンダムUCG宇宙と惑星と』福井晴敏
『さらば愛しき女よ』レイモンド・チャンドラー
『奇術師』クリストファー・プリースト
22日にGUNDAM BIG EXPOで『ガンダムUCHI虹の彼方に』の先行販売と福井晴敏のサイン会があるらしいので行ってくる
>>91 前回も映画がらみの本ばかり読んでた人?
>>93 じつは「されど〜」をパラ読みでギブしていて、これなら読めそうと思って買ってみた>ラボ
オースティンは恥ずかしながら未読だったので、読んで偉そうなこと言うために購入w
>>94 シリーズもんだから、一冊目読んでみたら? >ノーストリリア
102 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:06:00 発信元:210.153.86.84
>>91 結構映画の本読んでるな
イーストウッドはあまり観てないが、「スペースカウボーイ」は良いよな
さっきあった、駄目な親父が再起をかけて立ち上がるパターンの話だな
しかも何人もの駄目親父共がw
しかし、映画本は風俗としての映画を感傷的に語るか、
極端に硬質な理論書が多くて、良い本が少ない印象がある
103 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:07:07 発信元:219.10.105.44
>>95 『君が僕を』どうだったよw
俺は難しくてイマイチ理解できなかったよ
. -‐-
〃. ヾ.
! |ノiノハ从ハゝ
i (|r|匸lf匸!il
'ハリ、'' ''ノリ
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>>72>>81 浅田次郎は今のところ『壬生義士伝』が好き。
短編の「うらぼんえ」「ラブレター」も好き。
ただ全体としてくどい。
Linuxはロースペックにはますます生きてくると思う。
ただ、カーネル内のの並列化が今のところできていないからマルチコアの対応がどこまで進むか。
Chrome OSも気になるところ。
>>79 情報化社会というのはまさにセカイ系の危機をはらんでいるということでは。
ブログの炎上しかり、コンピューターウィルスしかり。
>>99 すまん最近どっかで薦めたんで勘違いしてた
「DECO−TIN」は中島らもが最後に書いた短編
最後まで素晴らしかった
>>91 イーストウッドって監督としてもイケるのか
俳優が監督に転業するのはいい気がしなかったんだが、チェックしなくては
>>101 されど〜は面白いのに…
なんちゃって科学用語に負けずに頑張ってみてくれw
オースティンは俺も読んだことないので、学校で安く購入してみよう
>>95 弁護側の証人どう?絶賛積読中なんだが
109 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:13:45 発信元:210.153.84.103
浅井ラボとジェイン・オースティンをどちらも認められる人ってすごいな
多分みんなこれ聞かれんのうんざりしてんだろうけど、IQ84どーだった?
1984はクソったれに面白かったよ
内容関係ないんだろうけど
このスレで知った「銀河ヒッチハイクガイド」面白かったよ〜!
教えてくれた人ありがとう
バカバカしいにも程があるよ〜
でも4巻と5巻がどこにも売ってない…
グーグル先生の電卓にも「生命、宇宙、そして万物についての答え」って登録されているんだねw
112 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:14:58 発信元:210.153.86.164
>>106 今世界で最も評価されてる監督の一人ってくらいの人じゃない?
特に日本では人気あるのかな
蓮實なんか「許されざる者」はアメリカ映画史を震え上がらせる恐るべき傑作だとかなんとか
. -‐-
〃. ヾ.
! |ノiノハ从ハゝ
i (|r|匸lf匸!il
'ハリ、'' ''ノリ
.c(,_uuノ
>>108 多分その「ラブレター」は違うと思う。
岩井俊二の『Love Letter』では?
あれは中山美穂の一人二役ではじめ混乱するが、いい。
___
/ヽ) / \
< / ̄Y ̄丶>
`〈X ≡ ム〉
丶) i (/
// ̄ ̄\\
/ 彡 ^ ミ \ 浅学寡読な私に、
\幺ノノ i丶>/ 「怨霊譚」と云えばコレ!と
\マソ)ノソア/ 頭に浮かんだ一冊を教えてくださいませ
丶ミュZノ
夏の風物詩の「幽霊」が出て来る書物をお教えくださいまし。
>>114 頭に浮かんだのは鶴屋南北「東海道四谷怪談」
>>111 / ̄\
| ^o^ | < こうちゃ おいしいです
\_/
_| |_
| |
本屋で河出文庫を扱ってるの見たことが無いんだが
>>113 確か浅田次郎原作だったので間違いないと思う
118 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:20:31 発信元:123.225.240.151
119 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:20:52 発信元:210.136.161.176
前回から読んだの
「北野勇作どうぶつ図鑑3 かえる」
「巨匠とマルガリータ」
「柔らかい土を踏んで」
「ナボコフの1ダース」
猫好きが「巨匠〜」読んだら喜ぶだろうなと思った
120 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:21:34 発信元:210.153.86.168
121 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:21:52 発信元:219.10.105.44
>>114 京極夏彦『嗤う伊右衛門』『旧怪談』
小泉八雲『怪談』とか
. -‐-
〃. ヾ.
! |ノiノハ从ハゝ
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>>117 あれはあれでいいけど、カン・パイ・ランの甘美な響きが少し勿体無い。
はじめからおわりまで陰鬱。
>>114 貴志祐介『13番目の人格-ISOLA-』
>>114 なんだこのAA、どうなってる
幽霊ね、まさかこのハイテク化化の時分にうらめしやーのひゅーどろろじゃあるまいしな
現代のホラーってどんなのかね?
着アリとか斬新だと思ったけど
>>100 ユニコーン羨ましいな。俺も早く最終巻読みたい
>>114 W・H・ホジスン『幽霊狩人カッキーナの事件簿』が浮かんだ
ゴースト・ストーリーは短編のほうが傑作が多い気がするが
橘外男「逗子物語」とかA・ブラックウッド「幽霊の館」とか
>>95 本当にもう、タイトルでバカにしてた(「宇宙空間をカウボーイが駆ける壮大なSF」的な)頃の俺を殺してやりたい。
>>101 うん。
じつは映画ファンでもないんだけど、そのとき興味ある分野や作家に読んだ本が偏る傾向が昔から強い…
>>102 >映画本は風俗としての映画を感傷的に語るか、
>極端に硬質な理論書が多くて、良い本が少ない印象がある
最近やっと映画本コーナーぶらつくようになったけど、確かにそうかも。
興味を持ったはいいけど、あんまり食指の伸びる本がないんだよなぁ。
>>106 「スペースカウボーイ」とか「ミリオンダラーベイビー」とか、新作コーナーに出てる「チェンジリング」とかオススメ
>>116 勢いで映画も見ちゃった
鬱型ロボットがイメージしたのと違ってかわいすぎるw
躁型宇宙船ももっとはじけてくんないと!
イルカの歌はバカらしくてよかった
>>102 オッサン、ジジイのリベンジマッチは俺を泣かせようとしてるとしか思えん。
映画産業の陰謀であろう。
>>104 Linuxってそんなにいいもんなのかのう。
ここんとこのOSだと、MacOS10.4、Vistaは比較的好きだが。
>>107 うーん。
科学用語というか、なんつうか、あの造語丸出し感が遅れてきたサイバーパンクみたいでいやだなーってw
集英社とのバトルの話を聞いて、浅井ラボ自体に興味をもったw
>>114 二分割幽霊奇譚
怨霊憚でもないし、さしておもしろくもないが、新井素子がまだ読めた頃の作品。
……じゃダメか。
草平さんの幽霊……も怨霊じゃねえなw
129 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:28:41 発信元:123.225.240.151
銀河ヒッチハイクガイド、あれはなー・・・うん
朝から読んでた化物語(上)を読了した
一日で400頁も読むのは久しぶりだ
131 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:32:05 発信元:210.153.86.69
>>126 >>118にも書いてあるが、やはり淀川長治は信用できるし、面白い
なかでも、淀川、蓮實、山田の鼎談をまとめた「映画千夜一夜」はお勧め
あまり読んだことないが、植草甚一も評判いい
『映画千夜一夜』は淀川先生全開で面白かったな
蓮實があそこまで空気な本も珍しい
山田宏一に至っては淀川長治に子供みたいに扱われてるしw
ニコニコしてるだけの人って印象強いが淀川長治って頭いい人なんだと驚いた
. -‐-
〃. ヾ.
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>>111 Gooleのこういう遊び心に好感がもてる。
>>118 残念ながらプログラムできない。興味はあるけれども。
>>128 400MHzCeleronのジャンクがLinuxVineでちゃんと動く。
モバイル機器の水準がものすごく上がっているから今後はそのあたりを中心に増えると思う。
>>115 勝俵藏さん、素敵ですよね。
>>123 ズレは申し訳ないです。気付いてますが、そういうの結構どうでもよいと思ってるので…。
ごめんなさい。
青頭巾はこのスレで前に教えて頂きました。
上田秋成は素晴らしすぎます。
ISOLA伊右衛門、既読でした。ひゅ〜どろどろも風情があって私は好きです。
レスくれた方々ありがとう。出来るだけ読んでみます。
おやすみなさい。
135 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:40:53 発信元:210.153.84.110
ポプラ文庫の「文豪てのひら怪談」買った人いる?
顔ぶれがすごかった
136 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:42:07 発信元:210.153.86.173
>>132 語彙がほんとに平易というか、簡単にしか言わないから大した事ないような気がするけど、
やはりすごく明敏な感覚の人だと思うよ
ただ単に沢山映画見てた生きる映画事典にとどまらないから、人気あるんだろうな
>>103 俺も理解できなかったw
読み終わった後に「だから?」って思ってしまった……
とりあえず、途中の王子様視点になるところが、うざたかった。
>>104 一言、ワビスケが「ウイルスの好奇心が人間のリアクションを知りたがってる」みたいなことを言っててくれれば、
セカイ系につながるのが分かるんだが、いかんせん話のつながりに無理があった気がする。
デジモンの映画が好きな人間からすると、もうちょっとうまくできるだろうよ、と思う。
まぁ、初っ端のキングカズマ登場と、こいこい勝負の入りにはテンションめちゃくちゃ上がったけど
>>107 話を読み始めた途端に推理小説好きならトリックに気づくけど、
「トリックに気づいてた」と優越感を感じながら読むのが恥ずかしくなるくらい良い出来。
読み終わった直後は、大したことなく感じるけど、道夫秀介の解説を読むとこの本の凄さが分かる。
>>128 インデペンデンスデイの「俺の息子たちに愛していると伝えてくれ」で何回も泣く俺
138 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:43:53 発信元:123.225.240.151
映画千夜一夜だったか蓮實が淀川さんにニセ紳士って言われたのw
人生相談のコーナーの話が来てもそういうのは断って
映画に徹していたというのもあるんだろう
>>110 これまでの日本文学と大きく差がついた。
もうちょっとコーナーを回って後続ランナーからは姿が見えなくなってしまったかな、という感じですね。
……と、これは俺の言葉ではなく、加藤典洋さんのものだけど。
実際、傑作だと思うよ。
今まで築いてきたような作品世界から脱皮して、きちんと「百万人に読ませる小説」になってる。
クライマックスの演出とか、伏線の回収とかは、第一級のエンタメ作品と比べたらまだまだ歪かもしれないけど。
あと、読んだのでこれ忘れてた。
「シュヴァンクマイエルの博物館」
「シュヴァンクマイエルの世界」
知名度が高いんだか低いんだかイマイチよくわからないチェコの人。
>>130 化物語は何回かアニメ見てみたら意外と面白かったな。
西尾がどういう風に書いてるかもなんとなく想像できるw
まー、西尾云々以前に、BOXだからという理由だけで買う気がしないのだけれども。
涼宮ハルヒの手コキがBOXで出たら、それだけは御大の顔を立てて例外的に買おうとは思うけど。
>>133 そーいや、ザウルスが一時期採用してたな。
俺はWinCE系が地球上で一番嫌いなOSなので、モバイルにiPhone以外の選択肢が出来るので良いことだw
>>137 ん、インディペンデンスデイは普通に泣くだろ?
金井恵美子の話、する?
俺は課題は読んでないんだけど、それは初期の金井(愛の生活、とか岸辺の無い海)はまだしも最近の金井を読む気がしないという……。
141 :
長門由希 ◆YUKI2.V6mk :2009/08/17(月) 00:46:11 発信元:58.138.55.52
そう
142 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:49:05 発信元:123.225.240.151
>>139の上の評価はかつての筒井康隆もそう言われていた
畑は違うがどちらも孤高のポジションを確保しつつメインストリームの先鋒という感じだ
>>140 初期と最近じゃどう違う?
>>136 ぶっちゃけ蓮實目当てで読んだんだが蓮實が本当に空気でとても面白かった
淀川先生は面白すぎる
ことに男優の魅力語る箇所はよかったな
細かい仕草や表情をよくあんな覚えてるもんだ
144 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:49:33 発信元:210.136.161.175
課題図書は「岸辺のない海」と出版された時期近いよ
. -‐-
〃. ヾ.
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>>137 UFOはMacで動いている……。
>>139 そういえば村上春樹もやたら小谷野敦に叩かれている。
理由がいまひとつよくわからないけれども。
>>141 あなた誰
>>139 シュヴァンクマイエルの不思議な世界ってVHSソフトを一本だけ持ってるけど、デッキ無いからもう見られないw
>>142 う……。
なんつうか、初期を褒めて近作を叩くってベタで嫌だな。
端的に言えば「(世間その他の)評価を金井が意識してるっていう。
良くないフィードバックしちゃったなって。
まあ、俺の印象にすぎないんだけど。
>>144 あれ、そうだっけ?
なんにしても読まないであれこれ言うのは卑怯だから、次回本格的に語るなら読んどかないとなぁ……。
147 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 00:59:32 発信元:210.153.86.166
>>138 言われてたな
「あっちのほうもしつこそうな人」とかw
>>139 シュヴァンクマイエルは結構有名だと思うよ
これも映画の「アリス」が面白かった
ってか偽物語で終わりじゃなかったのなw
本当にシャレじゃなく趣味の作品になってきてるから次回は買うかなやむのう
>>139 あれまだ終わってないんじゃねえかな?一応しめの形はとってるけど
>>140 多分、化物語は西尾の最高傑作だからな……
BOXは最低価格が1000円だから、薄いとパフォーマンス悪いけど厚くなるとそうでもない
『ファイナリストM』は結構普通の価格だと思う。
テコキラノベはパンドラじゃないし、普通にノベルスで出してくれることを期待してる……
150 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:03:03 発信元:125.198.13.4
今の日本文学のメインストリームってなんだろうな
今の日本の主流小説はなんかかつてのポモの焼き直しにしか見えん
嫌いではないけど
>>145 『反=文藝評論』を読む限りにおいてはノルウェイ以降の春樹作品のむやみやたらと女にもてる主人公が腹立たしいらしい
初期作は割合評価してるっぽい
政治的かつ天邪鬼な人なんで今はどうか知らないが
151 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:04:34 発信元:210.153.84.117
良くないフィードバックに入ったってのはどの辺から?
初めて読んだのが「柔らかい土を踏んで」で、それに感動して「ノラや」「文章教室」「噂の娘」は読んだ
作者本人はけっこうムカつくけど
152 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:09:12 発信元:123.225.240.151
金井はそんなにムカつくかw知らん買ったな文章教室ではよさげだと思ったが
あとはヘビースモーカーなんだなというくらいか
. -‐-
〃. ヾ.
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>>150 >ポモの焼き直し
ホモに見えた。「こころ」とか「潮騒」がホモ小説だろうというような。
そういえばポストモダンも小谷野敦に(ry
154 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:12:10 発信元:118.111.249.193
>>147 やっぱりそうなんかな。
身近でまったく知ってる人を見ないと、イマイチ実感が…。
>>148 「書くかどうかは、まだわからない」ってのが春樹の近況らしい。
(不確かなソースだし、隠してるだけかもしれないけど)
まあ現時点では、ってことで。
155 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:12:14 発信元:125.198.13.4
>>153 ポストモダンというか東浩紀につっかかってるな
つくづく天邪鬼な人だ
しかし面白い
ポストモダン小説にはなんか言ってるのかな?
小谷野の興味の範疇外ぽく思える
>>149 いや、コスパじゃなくて、単純にあのBOXのぼったくる姿勢が気に入らないw
>>151 そう訊かれるとどこまで許容か、って難しいなw
ええと……タマや、じゃなくて?
157 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:15:25 発信元:210.136.161.100
今は批評家がぱっとしない
不愉快な奴と胡散臭い奴とオタク文化ばかり語る奴が目立つせいかもしれないが
現代ので面白い評論ある?
. -‐-
〃. ヾ.
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>>155 ポストモダン小説もなにも文学にポストモダンなんて存在しないと存在そのものを否定している。
ポストモダンは建築用語だからということらしい。
>>157 小谷野敦『すばらしき愚民社会』
岡田斗司夫『オタクはすでに死んでいる』
がわたしの最近のヒット。
159 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:21:05 発信元:123.225.240.151
>>153 俺もホモを揶揄して言ってるのかと思っていたw
ここ最近小谷野の話が多いな
嵌るとそのことに夢中になる長門さんらしいが
>>157 みんな口悪いし加減しないからかねw
どの分野かにもよるけどマニアックなのなら居たかもしれない
160 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:22:40 発信元:210.153.84.109
>>156 「岸辺のない海」の出版時期は俺が勘違いしてた。すまない ていうか「柔らかい土を踏んで」もアウトなのか
>>158 読んでみます
161 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:24:18 発信元:125.198.13.4
>>158 なるほど
確かにポストモダン小説って括りとしてよくわからんからな
共通項は変なもの書くってことぐらいかな
便利なんでこの括りよく使ってしまうけど
しかし文藝批評家って本当にいなくなったな
みんなサブカルのほうへいってしまった
>>149 あ、あと、センスは悪くないけど流行らんと思う『蕩れー』
>>158 東大オタク学講座は案外と面白かったかな。
>>160 いや、読んでねーからアウトかどうか分からねえっす。
>>161 その方が「売れる」んじゃないのかなあ……。
163 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:31:47 発信元:118.111.249.193
>>157 加藤典洋「テクストから遠く離れて」
脱テクスト論を宣言した感じの一冊、個人的にはガツンときた。
最近は、小説家の書く小説論のほうが面白い気がする……
まあ、小説に対する熱いハートが伝わってくるものなら、批評家でも小説家でも大歓迎なんだが。
高橋源一郎「ニッポンの小説 百年の孤独」とか
保坂和志「小説の自由」とか
今受験生で心理学系の大学をうけたいんだけど、なんかオススメの評論ないかな?
. -‐-
〃. ヾ.
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>>162 『東大オタク学講座』は批評というか「と学会」色が強いのが好みでない。
表現規制によるアメリカコミック文化衰退の件は興味深い。
芥川龍之介『偸盗』
↑
これ、まんまラノベ。
なんだよ、このベッタベタな幻想偽古調ラブストーリーはw
167 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:36:29 発信元:125.198.13.4
専業の文藝評論家じゃないが山形浩生の『たかが、バロウズ本。』はよかったな
バロウズ作品好きじゃないがバロウズの作品論から文藝全般の問題まで論じられてて良かった
ネットで読めるとはいえ河出文庫にはいんねーかな
>>162 化物語がギャグ中心だから、あんまり注目されないけど。まよいマイマイの出来は異常だと思う。
きちんと伏線張ってあるし、「蕩れ」でしめるのも見事。
刀語を全巻月初めに買ってた俺は、BOXに搾取されまくってる
『DDD』あたりは買って得したと思えるぐらいの内容だったが、あれはなぁ……
169 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:39:59 発信元:210.153.84.21
>>163 小説家の書いた小説論は俺も好きだ
最近の批評家(と一くくりにするのは正しくないけど)はあまり小説が好きじゃないんじゃないかと思ってしまう
170 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:41:44 発信元:125.198.13.4
維新といえばめだかボックス叩かれてるな
あれも小説版だすのかな
>>165 オタク学講座は裁判沙汰にまでなってるからな
唐沢とかかわらなきゃよかったのに
. -‐-
〃. ヾ.
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>>164 池谷裕二とか養老孟司とか茂木健一郎とか立花隆とか脳について書いた教養書。
茂木はハウツー然としたものが多いから注意したほうがいいかもしれないけれど。
BOXは糞だが「四方世界の王」だけは買い続ける
化物語は好きだけど、続編でいつもの中二病バトル路線になるのがなぁ
174 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:45:42 発信元:210.136.161.6
金井美恵子を読んでて西尾維新も読めるって素直にすごいと思う
昔はハマってたけど最近はその辺の読まなくなってるわ
自分の了見の狭さを感じる…
175 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:45:58 発信元:123.225.240.151
>>164 中公新書の色彩心理学入門
豊かさの精神病理
デジタル社会はなぜ生きにくいか
176 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:46:20 発信元:125.198.13.4
>>162 サブカルのほうが「売れる」ってことはあるだろーね
ユリイカも最近はすっかりアニメ・漫画頼りになってしまって・・・
アニメも漫画も嫌いじゃないがもうちょっとこうどうにか
商売だから仕方ないと言われればそれまでだが
>>164 確か、岩波新書だったと思うんだが、「証言の心理学」
>>176 ユリイカって、最近読み始めた俺からすると、すごい面白い雑誌?なんだが、
もうちょっと文芸っぽくていいと思う
>>165 ああw >と学会
俺は
「相変わらず、村上隆の作品は大嫌いで発言は比較的好き」
とかいろいろ楽しめたよん。
>>168 実は西尾で買って読んだのってクビキリだけだったり。
君と僕の〜は買おうと思ってる。
太田は氏ねとは言わないけど早く失脚しますように。
>>170 裁判沙汰? それは知らなんだ。
尼で化物語の下をポチろうとしたら発送まで5日だった……
仕方ないから先に積んでた太宰全集を消化しよう
180 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:49:48 発信元:125.198.13.4
>>164 戦争における「人殺し」の心理学
快楽殺人の心理
役立つかは知らんが面白かった
特に上は極めて興味深い
181 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:50:00 発信元:210.153.84.15
ユリイカはバックナンバーを探せばいいと思うよ
サブカル特集が多いのはネタギレのせいもあるかもしれない
183 :
164:2009/08/17(月) 01:50:49 発信元:202.253.96.243
教えてくれた人ありがとう
何冊か適当に買って読んでみるよ
茂木は入試問題でやったときにやたらと難しくて敬遠してたが読んでみるか…
184 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:51:39 発信元:219.10.105.44
ユリイカのジョジョ特集は酷かったぞう
最初はまともな対談だったものの、中盤から某腐女子の大学講師が
自分のBL妄想を語りまくり、荒木&読者ドン引き
誰か止めるヤツいないのかよ! と誰もが思った特集だった
. -‐-
〃. ヾ.
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>>166 太宰の「竹青」なんかも完全にラノベ。
>>170 それは知らなかった。
>>175 『豊かさの精神病理』よりその続編の『やさしさの精神病理』のほうが知見としては腑に落ちる。
「モノ語り」というのは単に過剰な情報に対する反応のような。
>>184 あれがユリイカ初めてだった俺もひでぇと感じた
俺に対談やらせてほしかったと切実に思った
187 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:53:31 発信元:125.198.13.4
>>177 昔から映画やらSFやらサブカル関連の特集はやってたとはいえ最近は乱発しすぎなんだよなあ・・・
1年に2回ぐらいのペースでいいのに
>>178 伊藤剛と唐沢の裁判がそう
オタク学講座の冒頭の岡田と唐沢の対談に名誉を傷つけられたと
文庫版では唐沢側の敗訴により削除されてる
古書店でユリイカ漁るのは楽しいね。
俺にとっては、毎号買おうというものではないw
そして、サブカル系特集に手が伸びてしまうのがなんとも。
ところで、以前の課題の「ある日爆弾が〜」でなかなかいい印象を持ったので「IX ノウエム」を読んだのだが、ちっとあれで。
で、シスマゲドン買ってきたんだけど、これで合わなかったら古橋、諦めていい?
>>187 なるほどなー。
読んだの文庫だ、俺。
189 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:56:24 発信元:219.10.105.44
>>186 まあDIOがバイってのは一理あると思わなくもないけどな……
それにしてもあの対談はないわ
>>170 毎週、西尾が漫画ができるのを楽しみに待ってると思うと、とてもじゃないが叩けない
>>178 君僕は一冊だけとんでもないのがあるけど、他はハズレだからなぁ……
いや、太田は死んだほうが良いだろ……
>>183 茂木の『脳の中の文学』ってエッセイ集を読んだら「茂木の評論はまだ読みやすいんだな」って感じた
191 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:58:29 発信元:210.136.161.109
>>188 「ある日〜」が好きなら「冬の巨人」読んでみたら
192 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 01:58:35 発信元:125.198.13.4
>>189 金田淳子だっけ?
801関連の特集が増えた元凶だなw
それはそれで興味深いがそういうのは別冊ユリイカでやれ
>>188 『冬の巨人』と『蟲忍』読んでから考え直してくれ
シスマゲはけっして古橋の最良の作じゃないと思う
>>188 「ノウェム」は古橋スキーからの評価もビミョなアレな作品なので見限らないで欲しい
ケイオスヘキサシリーズ読んで脳汁垂れ流してからでも遅くないZE
古橋といえば秋山とのシェアワールドはどうなってるんだろ
195 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 02:01:55 発信元:125.198.13.4
>>190 ハルヒのパクリだの散々だがめだかボックス嫌いじゃないんだよな
あれで小説書いたらどうなるのか読みたい
196 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 02:02:35 発信元:123.225.240.151
>>185 やさしさを論じるのは中島先生やちくまプリマーにもあってどれにしようかなとw
やさしさ>豊かさには同意だが
197 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 02:04:21 発信元:210.153.84.113
去年あたりユリイカでBL特集が続いたときは何事かと思ったな
古川日出男特集は嬉しかったけど、執筆陣がわけのわからんのが多くて残念だった。「レジンキャストミルク」を引き合いに出されてもなあ…
「魯迅パンストミルク」がどうしたって?
199 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 02:06:25 発信元:59.129.73.198
>>172 PWの悪夢があああああ
>>195 あれ読み切り読まないと、タイトルの意味が分かりずらいんだよなあ。
200 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 02:06:25 発信元:219.10.105.44
めだかはコミックス買うかどうか迷う。というか買うかどうか迷うレベルの漫画が
最近多すぎ。ジャンプ
なんだ、俺、古橋は狙ったように微妙なの掴んでんの?w
じゃあ、シスマゲは積んで、あとなんか一作読んでみるよ。
>>191 好きってほどでもないけど、良いところはあるなって思ったよ。
あの一冊を読んだ時点では。
チラ裏
・1000の小説とバックベアード
読みかけ。
相当に上手くなってるけど、やっぱ俺、ユヤ嫌いだわw
これは筒井がやるなら許せてユヤでは許せない感じ。いちおう全部読もうとは思うが。
・スカイシティの秘密
読みかけ。
なんというか普通。面白くなんのかな?
・僕僕先生
読みかけを読了。
「爆笑」とか「煮詰まる」の使い方に、編集や校正は突っ込まないのか?
まあ、そんな些事はさておき、これに賞あげなきゃならんというのはなー。
・今池電波 聖ゴミマリア
あとがきの「バトロワ」うんぬんがもはや時代を感じさせる。
SFってのは「その時」を書いちゃいかんのだなと確認させてくれる駄s
・春琴抄
再読。
やっぱりツンデレ。
谷崎先生の、内容に転換無いときには「。」使わない、っての真似したら怒られるかなw
202 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 02:10:13 発信元:210.153.84.20
久しぶりにジャンプをちゃんと読んだらわりと楽しめた
一時期の駄作ラッシュに比べたら、「そこそこ面白い」漫画が増えたな
203 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 02:10:28 発信元:125.198.13.4
>>199 その辺は単行本収録でフォローされるんじゃね多分
>>197 正直ついに編集部の気が狂ったのかと
まあ全部買ってるんですけどね
ああいうのはよそに任しとくべきだと思うんだがな
204 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 02:11:58 発信元:123.225.240.151
春琴はツンデレとは違うんだよなーうん・・・
>>202 もはやワンピースとこち亀以外判らぬw
>>204 違うのか。
エロゲーやったこと無いので(発生はエロゲだよね?)理解しとらんかもしれん。
206 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 02:27:50 発信元:210.153.84.18
課題図書はいつ語るんかね
207 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 02:29:20 発信元:125.198.13.4
かがみんいないし来週でいいんじゃねーの
安価も含めて持ち越しの方向で
208 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 02:29:27 発信元:123.225.240.151
>>205 俺もエロゲやったことないけどねw
>>206 かがみんが居ないときの課題図書はこのスレの
>>900だから
その辺りのタイミングを計ってやればいいかと
>>207 来週というか、次回も来ないらしいんだぜ。
210 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 02:34:10 発信元:125.198.13.4
>>209 ほう
まあここシベリアだしそう簡単に落ちないからな
気長に行こうぜ
211 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 02:36:11 発信元:210.153.84.118
今回はどんな議論になるか楽しみだったんだが、ついてないなあ
212 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 02:39:07 発信元:123.225.240.151
どこかに感想を書くとは言っていた
議論だけならここでもできるし流れがゆっくりだからその間に読んでる人も増えるだろう
まあ、かがみはともかく今回は人がいなすぎる
パソコンがぶっ壊れてこれなかったがハイスペになって舞い戻った
しかし遅すぎたか
いや、俺がいる
216 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 03:34:04 発信元:210.153.86.102
俺もいる
実際のとこ、こっちに立ったことはどのくらいの人が気付いてんのかね
読書家はrom専も結構いると思うから隠れてんじゃないかなぁ
ほら、その辺とか
ごそごそ
偽物語の下は読んだけど他に比べて微妙だった・・・面白いと言えば面白いんだけど
アニメ化云々の話がちょっときつい、あとがきにまだ書くってあったから嬉しかったが
今日なんかラノベ買って来ようかな1Q84もブームに乗って買ってみようと思ってるけど
値段もあって中々手がでない
朝になっても落ちてない安心感
そして書き込みがない寂しさ
これがシベリアクオリティか
余程このスレを知ってる人か、規制時等にシベリアに来る人しか来ないだろうからね
おはやう
昨日読んだ本の感想でも
司馬遼/覇王の家
悪本とはきいてたがつまんなかった…余談多い
時代小説よりは評論にちかいかな?
家康の生涯かとおもったら途中で終わったし。
しばせんせーは徳川嫌いなのね。
坂の上の雲積んでるなそういや、三年前は竜馬がゆくを一気に読める元気があったのに
今は長編一冊もなかなか手がつかない、そういう時期なのかしらん
>>222 司馬先生はテンポ良く読むのが難しく感じる。
いいテンポできても途中で余談が始まるから、どうもスラスラいかない
224 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 08:30:13 発信元:210.136.161.225
週末無かったから開催週間違えたと思ってたわ
木の音 宮尾登美子最強
>>223 そうなんですよね。資料に頼りすぎる感がある。
後期にはいればはいるほど、その傾向が強くなる。
>>223 人斬り以蔵とか新撰組疾風禄とかは短編はテンポよかった覚えが
いや、だいぶ前に読んからそんな気がするだけかな
太夫殿坂が面白かったな、兄の仇を探しに大阪の風俗に潜入するんだけど
女の子の股に腕を入れておしっこかけてもらってたら他の武士の足に流れて喧嘩になったりw
>>224 金曜の夜はやってたよ、土曜は・・嫌な事件だったね
228 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 10:34:27 発信元:59.135.38.212
司馬遼は伝奇な初期と資料な後期ってかんじなんかな
梟の城が好きだ
司馬遼は『項羽と劉邦』が好きだな
230 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 13:12:55 発信元:123.108.237.30
姑獲鳥の夏を読了した
面白いなコレ
232 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 13:42:55 発信元:59.135.38.215
塗仏から続編化が気に入らなくて読んでないけど面白い?
233 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 15:10:36 発信元:210.153.84.22
かがみんがシベリアに来たことはあったっけ?
234 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 15:48:24 発信元:125.174.145.125
ある
シベリアに立っていたときも必ず参加していた
235 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 17:07:39 発信元:118.159.133.4
かがみんのいない読書スレなんてラーメンのないラーメンじゃないか
236 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 17:12:30 発信元:114.159.122.15
まあ結局かがみんにかまってもらうスレだしな
237 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 19:58:50 発信元:121.111.227.166
カルビーノ好きいる?
238 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 20:17:03 発信元:210.136.161.5
好きです
でも初期のリアリズム作品は読んでないんで、どんなもんか知りたい
初めて泉鏡花を読もうと思うのですが
どこから出ている、どの本がおすすめでしょうか
魍魎の匣が怖かった
読んでて背筋がゾクッとした
魍魎の中巻までしか読んでない 下巻くれ
先にvip消費しておくか、落ちそうだし
244 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 22:01:08 発信元:118.7.8.237
>>239 「眉隠しの霊」「外科室」を推したいので角川文庫
245 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 22:45:11 発信元:218.220.171.166
生徒会の一存を読んだぜ
絵師も好きだしちょうど売れ出した頃に友達に薦められて買ったんだけど
ずっと積んでて、ついに読んだんだ
まぁ一言言わせてもらうと薄い
文章が、設定が、とかじゃなく内容が。
基本は「正論」から始まりにそれについて展開するだけ
萌え表現も少なくラノベにそんな難しいことを求めていない
ストーリーも無く感情移入できない女の子に萌えはない
シリアス部分?の中身もたいして無し
主人公の言動に少々イラッとくる場所も多数あり
ラノベ特有のくどい言い回しやありきたりなネタ
高校生なら気楽に読めるだろうが俺は無理だった
久しぶりに読んで時間が無駄な気がした一冊
帯米の「騙されたと思って買ってくれ」に見事に騙されたorz
長文スマソ
>>244 角川ですね
本屋行ったら見てきたいと思います、ありがとうございます!
>>245 >萌え表現も少なく
萌え表現って、どんなのだ?
ストーリーが「無い」ってのも良く分からん。
ありきたりだとか、そういうなら分かるが。
今ひとつ酷さが伝わってこない。
>>247 すまねぇ思いついたままに書いただけなんだ
萌え表現が少ないってのはつまり・・・
かなりありきたりな例だと
王道ツンデレがいるのに
ベッ、別にあんたの為じゃないわよ///っていう感じの台詞が少ないって事
萌え要素についての説明は難しいよ;;
あの見てるこっちも恥ずかしくなるぐらいの展開
わかるかなぁ・・・
登場する女の子それぞれにちゃんと設定はあるんだ
ロリ・ドS・男っぽい性格・BL大好き。。。
ただそいつらが集まって話すだけ
本当に設定がある「だけ」なんだ
話の途中に思い出したように出てくるレベル
キャラ自体に萌え設定はちゃんとあるのだがそれを使い切れていない感じかなぁ
ストーリーが無いって言うのは読んで字の如く
ありきたりなんじゃなくストーリーが「無い」
一話完結の短編集
アニメでよくある日常系とかいうジャンルだな
まぁまだ一存しか読んでないからこれからどうなるかわからんが
読み手の趣向によって地雷にも秀作にもなる作品
俺は合わなかった
文章力がなくてスマン
魍魎の匣を買おうか悩んだ結果、きみとぼくの壊れた世界を買ってきた
250 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/17(月) 23:54:46 発信元:118.16.112.16
>>248 ああwwそんな感じそんな感じwwww
『生徒会の一存』とかあとがきで小説で日常系四コマです、みたいに
書いてあったときは「なに言っちゃってんの?」ってwwww
確かにこれは地雷だwwww
本スレまた急に落ちたな
もうずっとシベリアで良い様な気もする
やっと追い付いたと思ったら本スレが落ちていたという
読了本晒しー
退魔師はがけっぷち。―月と闇の戦記〈1〉
ロケットと宇宙開発 決定版
超クソゲー〈1〉〈2〉
白の記録官、弾く!―スプラッシュ!〈2〉
なかなか小説に手が出せなくて困る。獣の奏者文庫版くらいは復習に読んでおきたいのだけれど。
>>201 あれは「しゃばけ」の後を狙ったのかなー、と勝手に思ってる。全然雰囲気違うけど
「超クソゲー」懐かしいな。
ユーゲーもゲーム批評も、今はもうないんだよなぁ
255 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 00:43:46 発信元:219.10.105.44
未だに『今はもうない』って聞くと反応しちゃう
256 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 00:43:50 発信元:123.216.233.148
>>239 草迷宮、薄紅梅、婦系図、春昼・春昼後刻は一社のみだったからこれらを読めばいい
エイジを読んだぜ
相変わらず重松清は思春期の心理描写が秀逸だな
エイジは朝日新聞に連載してたのを読んでたな。毎回楽しみにしてた
>>248 そういうのが欲しいのか。
でも、そういうベタなのを求めるのに、ありきたりなネタがダメってのは、なんだかアンビバレンツだな。
らきすたとか、けいおんとかみたいのだっぺ?
なんか、単に流行ものっぽい気がするな。
>>253 俺もそー思う。
しゃばけ>僕僕 って。
あと、日本FTはそもそも東洋系FTに甘いw
>>258 以前はVIPで読書系スレつうと、かならず重松信者の人を見かけたが、彼は今どうしとるのかのう。
VIPに立ったスレの261だが
かなり亀の上、質問した人が見てるかも分からんがレスする
阿修羅ガールはなんていうか舞城だった
強いて言うなら舞城だった
でも一緒に読んだ九十九十九の方が面白かったな
流水大説は一冊も読んだことないけど楽しめた
アイゼンフリューゲルは沙耶の唄っぽい話を期待して読んだから少しがっかり
あと戦闘が速さ比べだけでマンネリ化しそうだから虚淵の腕に期待
おまえらのこれだけは読んどけって本ある?ってみたいなスレでも
伊坂さんと重松さんは必ず見かけたなそういや
阿修羅ガールは川を泳いで渡る蛇がついてる文庫の方がお得だね!
ディスコもいい加減好きだけどソマリアとか熊の場所とか短編の方がキレがある
いや、キレがあるのはあたりまえか。。短編だし
263 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 03:10:17 発信元:210.136.161.69
民俗学系でなんかおもしろい新書ないかい?
264 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 03:32:58 発信元:123.216.233.148
265 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 04:03:31 発信元:119.242.14.37
>>263 小松和彦の『妖怪学新考』とか宮田登と網野善彦の対談を新書にまとめた『歴史の中で語られなかったこと』とか
>>263 新書じゃなくて文庫だけどマーヴィン・ハリス『ヒトはなぜヒトを食べたか』
>>236 07年のスレ読んだけどかがみん頑張りすぎてわろちww
>>236 07年のスレ読んだけどかがみん頑張りすぎてわろちww
今のかがみんといったら、課題図書忘れるわで無断欠席するわでプチ太るわで・・・
原因は男だな!
>>256 ありがとうございます!
これも本屋行ったら探してみます
273 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 11:59:24 発信元:59.135.38.218
帰省して、父親に女流作家の恋愛小説薦められるとなんか微妙だ…
文学青年崩れめ…
274 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 12:43:02 発信元:222.5.63.102
月刊の農業雑誌渡された
(´・ω・`)ツゲッテコトカヨオヤジ
お前らも本ばっかり読んでられないってことか、、
地元の同級生がみんな落ち着いたアピールしてて複雑な気分になったぜ
なんて鬱になる話をしているんだ
かがみん・・・
ブクオフに「1Q84」あったけど、1200円て……
278 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 13:26:52 発信元:210.153.84.118
まだ新刊の需要が高いからかね
279 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 15:37:37 発信元:125.174.156.250
>>270 太ったのならそろそろ捨てられるだろうから安心だね♪
『夜の翼』面白いな
>>270 かがみんがプチ太るのはいつものこと
注文していた「ヨーロッパの100年」がようやく届いた
マジ楽しみ
282 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 16:34:22 発信元:125.174.156.250
今知ったがよしもとばなな馬鹿なことやらかしたなー
>>282 いやーあれって実はジェネレーションギャップというか
団塊Jr世代との認識の違いを具体的に現したものだから、考えると結構興味深かったりする。
別にばななを擁護するつもりはないけど、今まで薄々あった違和感が一気に消化された気分だ。
285 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 16:59:33 発信元:210.136.161.98
今知ったが、ばななだけじゃなくて小説や文学まとめて叩かれてそうで嫌だなあ。関連スレの感じだと
287 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 17:15:32 発信元:59.135.38.219
つぐみは面白かった覚えが
筒井なんかも傲慢に見えるときあるけどあっちはキャラみたいなもんだしな…
288 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 17:17:20 発信元:125.174.156.250
>>283 そんな思想背景があったのかいw
俺には融通が利かない店員に切れて失言したとしか写らなかったが
289 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 17:23:38 発信元:210.153.84.110
海外から見た日本を代表する現代作家が春樹とばななって聞くとなんだかなあと思う
優れた作家なのはわかってるけど
290 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 17:31:52 発信元:125.174.156.250
外人にも受けるという点を考慮するとそうなるだろうな
舞城とかは日本語じゃないと半分も良さがわからんよ
291 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 18:18:47 発信元:116.65.167.67
ばななは赤川次郎の系列のように思うんだがなぁ
どっちにしてもただのババァが暴れているだけには違いない
こそこそやってたのなら融通が利かない以前の問題だし
294 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 21:13:28 発信元:59.84.243.102
ふうん、こんな話があったんだ。
世代のギャップってのは意味が分からんが。
丼勘定とか、こまけえこたぁ気にすんな精神が前時代的なものであったにせよ、
年寄り世代の店の親父が怒ってんだから世代も糞もないんじゃないの
人脈云々なんて頭沸いてるだろ。
ちょっと考えりゃ店員の女の子が怒られるってことも分かるだろうにこういう馬鹿はどうしようもねえな
295 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 21:13:55 発信元:210.136.161.244
事件の内容はともかく、いやしくも文学で飯を食っている人間の文章として、あまりにも恥ずかしい
流れ読まず!
ホフマン「黄金の壺/マドモアゼル・ド・スキュデリ」古典新訳読了。
面白かった、というより興味深い。表題作の最後は迂濶にも吹いた。
THEロマン派でもただのメルヒェンじゃないのね。
フィクションのメタ要素っていつからあるのか気になった
あと古典新訳だからか、言葉使いが軽く感じた。
ちくまからでてた同作者の別作品に比べてであって、同じ作品で読み比べしてはいないけど。
297 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 22:15:06 発信元:122.130.150.144
光文社新訳古典は純文だけじゃなくSFやら怪奇幻想やらもラインナップに入れてくれるのがいい
アーサー・マッケン『白魔』も好きだ
メタはパロディという形でならドンキ・ホーテや江戸時代の黄表紙なんかにもそれっぽいのあるし難しいな
明確に手法として用いたのっていうことならルイージ・ピランデルロ『作者を探す六人の登場人物』あたりか
298 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 22:20:38 発信元:210.153.86.100
メタ構造と言っても古典とポストモダン小説とでは目指すところが違うらしいけどね
しかし人いないな。課題図書の話はするのかな
299 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 22:22:50 発信元:59.135.38.216
そういや幼年期あったね、まず旧訳積んでるんだけど…
作者がでるのは割りと古典的手法というか語り主体の時代には普通だったのかも
300 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 22:23:53 発信元:121.112.196.32
300ゲットン
詩で面白いのない?
細切れの時間に読むには詩が最適とわかった最近
302 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 22:28:25 発信元:122.130.150.144
自己言及性をどうとるかって難しいからな
パロディや楽屋落ちとの区別もあるし
古典だが夢野久作『ドグラ・マグラ』のメタ手法はポストモダンっぽい
『百年の孤独』先取りしすぎ
303 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 22:28:54 発信元:210.153.84.164
ちょっと質問が漠然としすぎてるが、
珊瑚集か海潮音で好きな詩を見付けると良いかも
304 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 22:34:54 発信元:219.10.105.44
>>301 ウィリアム・ブレイクとかどうよ
一粒の砂に、世界を見、一輪の野の花に、天国を見る
手のひらに無限をのせ ひと時のうちに、永遠を感じる
305 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 22:42:12 発信元:122.130.150.144
307 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 22:44:20 発信元:59.135.38.217
リルケ読むと安部公房の短編を連想する、気がする。
308 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 23:01:20 発信元:222.3.3.87
>>301 乙女チックなのが好きなら高村光太郎、三好達治
シュールなのが好きなら萩原恭次郎、高橋新吉
サブカル好きなら渡辺玄英
抒情的なのなら池井昌樹、高階杞一
七五調が好きなら島崎藤村
言葉が飛び跳ねてる感じが好きなら川上未映子、藤原安紀子
>>283 ばななの言い分は別におかしくないと思う俺はやっぱもうおっさんなのかな……。
>>287 つぐみのあとがきにドン引きしたw
あとTUGUMIという表記が気に入らない。
北方水滸伝読んでるんだけど・・・・なげーよ・・・・・
ページは進んでるのに面白い位に話が進まなくて不可思議きわまりない
>>309 やーい団塊Jr団塊Jr
311 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 23:41:31 発信元:122.130.150.144
ばななは今回の件は正直度でもいいが作家としてはさほど好きじゃないな
ばななが影響受けたとおぼしき少女漫画のほうが面白い
>>310 もうちっとだけ若いんじゃよw
まあ、どっちにしてもこのスレではシニア組だろーけど。
亀だがありがとう
全然読んだことないから何が好きとか分からんw開拓する
剣と魔法のファンタジーもので名作といえばなにかな?
できれば感動できるものとかがいいんだけど
316 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/18(火) 23:59:55 発信元:122.130.150.144
>>314 古典だがライバー『ファファード&グレイ・マウザー』とかムアコック『エルリックサーガ』とか
シリーズものなのに単発あつかいのポール・アンダースン『折れた魔剣』とか
>>315 説明してもいいがおもいっきり『百年の孤独』のラストに言及することになるがいい?
『ドグラ・マグラ』はさほど問題ないと思うが『百年の孤独』はラスト言及したら読む意味ない気がする
>>314 感動かあ……。
エターナルチャンピオンや、二剣士じゃダメだろうなw
>>316 って、悪い。
かぶった上に「ダメだろうな」は無いな。
>>314 映画化の影響で入手も容易だろうし、ナルニアやゲド読んでみたら?
319 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 00:05:34 発信元:122.130.150.144
>>317 エターナルチャンピオンは長いから全部読みきると感動するだろw
中盤は割りと感動すると思うんだ
二剣士は最後の長編は結構感動した
と書き込もうと思ったら
>>218 気にすることはない
感じ方だから
320 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 00:18:27 発信元:118.0.12.10
>>307 気がするというかモロに影響受けてる
>>309 融通利かせろだけなら良かったかもしれんが人脈がどうとかほざいたり
エッセイにわざわざ書いてしまったのが痛いからな
結局外で回し飲みしたみたいだけどw
321 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 00:22:06 発信元:210.153.84.11
百年の孤独は結末を先に知ったとしても何の問題もないと思うんだが
322 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 02:47:47 発信元:210.153.84.67
S・S・ヴァン・ダイン『僧正殺人事件』読了
う…うわゎああぁぁあ!!
やられた……気持ち良くやられた…
歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』開始
323 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 02:53:02 発信元:210.153.84.161
百年の孤独は登場人物がみんな孤独を抱えてるみたいな事を言われてるけど、全くピンと来なかったな。
孤独っていうか、それぞれ好き勝手に生きてるって感じだったし、作品の出来も正直過去の遺物以上の価値は無いと感じた。
おはようお前達ちゅっちゅ
ようやく三分の一か、先は長いの!
ソフィーの世界を読み始めたけど色々な世界の入り口が見れて助かる
>>322 世界の終わり、あるいは始まりでトラウマな俺
読み終わった時、リアルに「なんだこれ……」ってつぶやいたよ
P・K・ディック「戦争が終わり世界の終わりが始まった」がいい
>>322のレスで自分が創元の海外に全然手をつけてないことに気が付きました
なので創元推理でオススメ教えてくださいな
ちなみに今積んでるのは『わらの女』『失踪当時の服装は』『クリスマスのフロスト』
『半身』『招かれざる客たちのビュッフェ』『猿来たりなば』『捕虜収容所の死』
328 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 10:16:34 発信元:210.153.86.225
>>327 ディクスン・カー『皇帝のかぎ煙草入れ』
329 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 10:21:03 発信元:210.153.84.99
創元推理文庫なら「黒い玉」「驚異の発明家の形見函」「ジョン・ランプリエールの辞書」「木曜の男」「麗しのオルタンス」、あと怪奇小説アンソロジーが面白かった
ミステリ読者がどう評するかは知らないが
>>322 またとんでもないものを読み始めたなw
昔は嫌いだったけど「今はなぜか憎めないあんちくしょう」的な本だわ
331 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 10:51:07 発信元:210.136.161.168
>>327 短編集のフレドリック・ブラウンの真っ白な嘘やモーリス・ルヴェルの夜鳥
長編ならジョナサン・キャロルの死者の書やジョージ・R・R・マーティンのフィーヴァードリーム
長編はあんまり推理じゃないが面白い
332 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 10:56:52 発信元:210.153.84.11
ジョナサン・キャロルを忘れてたな
ていうかルヴェルって創元推理文庫で出てたのか…
無知が恥ずかしい
333 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 11:07:00 発信元:124.146.174.12
ノラや、読み終わった。
百鬼園先生…
>>327 「半身」はサマセットモーム繋がりで読んでみたが、推理物というよりは
心理描写を追って行くものという印象
サラウォーターズは「うみねこのなく頃に」というアニメを見ている姪にも受けていた
でもそいつは読書感想文には向かないだろうと一応言っておいたw
「脱構築」の意味が未だに掴めん
「今までにあったものを一度バラバラにして別の形に組みなおす」、みたいな…?
でもそれで「脱構築批評」みたいに言われるともうサッパリだ
辞書にはテクストを読む際にそのテクストの論理構造を忠実に辿りつつも
それを徹底的に薦めていくことによって矛盾や差異を暴露する方法とある
二元論を克服するために生まれた方法だな
337 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 18:01:55 発信元:210.153.84.86
なるほど、さっぱりだ。
338 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 18:52:23 発信元:59.135.38.216
脱構築=隠されたものを暴く!くらいの理解です
西洋哲学の基本的立場である二項対立(精神/肉体、男/女、理性/感情)が隠してきた
両義的存在を肯定するらしいよ。デリダ曰。
339 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 19:01:13 発信元:210.153.84.238
脱構築って由良君美が当てた訳語なんだよな
340 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 19:06:08 発信元:210.153.86.19
なんとなくわかったような気がするから困る
341 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 20:12:41 発信元:210.153.84.76
>>338 何となくわかった。
話の中に詰め込んだ要素からそれらを兼ね備えた新しい要素を見つけるみたいな感じでいいのかな。
角川の中原中也全詩集買ったけど、詩の意味がよくわからん
解説サイト回るか
343 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 20:51:38 発信元:59.135.38.215
>>341 338は批判法学の立場からだから文学とかは判りかねる
グランドセオリーよりもテクスト読解による内的矛盾を指摘することにつきるみたい
結果あまり生み出したものはない(抽象をもとめる法学では当たり前だけど)まま廃れつつあるとか。
KY欺瞞暴露の壊し屋的立場かも。
344 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 21:27:49 発信元:210.153.86.22
ナボコフに挑戦しようかと思うんだが、何を読めばいいかな
347 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 23:26:36 発信元:210.153.84.163
>>344 小笠原豊樹の翻訳した短編集はどうかな
ロリータなんかとはだいぶ毛色が違うけど
348 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 23:44:20 発信元:210.153.86.75
歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』読了
>>325>>330言いたいことはよく判ったww
(構成の破綻ではなく感覚的に)腑に落ちない部分は俺もあった
…が、「補遺」の洒落っ気もあって読後感は悪くなかった
『世界の終わり、〜』読んだ時かなり辛かったのとは対照的
井上章一『夢と魅惑の全体主義』文春新書、開始
>>345 遅くなった上に有名どころだけど
エラリイ・クイーン『Yの悲劇』ぜひ追加で
349 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/19(水) 23:59:36 発信元:122.135.144.49
>>348 井上章一とはまた面白いものを
『美人論』で有名になったせいか微妙に際物っぽい扱いなのが悲しい
『狂気と王権』とか本業の建築方面とあわせて面白いもの書いてるのに
白血病かな
若い作家が死ぬって年老いた作家が死ぬのとは違う悲しみがあるな
もっと書きたいこともあったろうに
合掌
>>341 それらを兼ね備えた新しい要素を見つけるのは弁証法ですよあなた
脱構築はあくまでも矛盾点を発見することだよ
中里融司さんも亡くなられたな
自分が追っかけてるセンセが逝去すると辛いなぁ
弁証法も脱構築も未だに意味がわからん
だが「現象学的判断停止」が一番わからん
俺も人に噛み砕いて説明できる程には理解できてないなあ
でも、哲学用語は、その概念内容が分からないというより、言葉自体としてピンと来ない物も多い気がする
本がボロボロになるくらい読んでようやくわかるかわからんかくらいだと思ってます
ドラキュラ紀元がどこにも売ってない…
もう手に入らんのかな
ニーチェやフッサール読むと無性に自分が賢くなった気がするけど
それって思い込みだから気を付けるように。
魔境だな
>>358 「ドラキュラ崩御」が欲しい
konozamaのマーケットプレイス高すぎワロチ
362 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/20(木) 17:18:39 発信元:210.153.86.65
>>353 わざわざありがとう。
軽はずみに分かったとは言えないけど、多少理解は深まったと思う。
363 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/20(木) 17:19:57 発信元:210.136.161.171
「日本の古本屋」でなら、以前そこそこの値段で売ってた
364 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/20(木) 19:22:03 発信元:222.5.63.103
黒龍飲みながら読書ウマー(゜Д゜)
365 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/20(木) 20:09:14 発信元:123.108.237.30
魔境は受け流しなさいって京極堂が言ってた
そういや今回のvipでちょっと出てたけど禅のそれも
哲学書とかの読後のスーパータイムに似てるもんがあるな
そういうのは一気に頬張るんじゃなくてちょっとづつ馴らしていかんと火傷するぜ
>>364 いいですねぇ
俺も、酒飲みながら読書とかしてみたいけど、いかんせん酒に弱くてできないわ
酒飲みでない自分には大信州が飲みやすくてちょうどいい。
500円くらいで売ってる白ワインを炭酸で割ってライム入れるとウんまー
海外小説とかSFの文が入らないときはこれに限る
369 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/20(木) 21:05:23 発信元:210.153.86.16
俺はむしろアルコール飲んだら読書しないようにしてるわ
今日たまたまラジオ聞いてたら本のコーナーで地元の書店員が「夏への扉」薦めてた。あれ未だに読んでないなあ
『アイガーサンクション』絶版とか…映画化もしてるのに…復刊ドットコムで3票しか入ってないとか…
>>327 つうか、フロストさん崩そうよ。面白いよ。
>>358 リアル知り合いなら俺のあげるのにw
つうか絶版してんの? あのシリーズ。
>>368 白ワインをペリエで割ってレモンを絞る、だと春樹だけど微妙にずらしとるねw
一柳凪『リバースブラッドE』
土橋真二郎『扉の外V』
読了
扉の外がシリーズ通して、意外とおもしろかった。
その分、一巻がとんでもなくつまらないのが悔やまれる。
>>372 この作者の「ツァラトゥストラへの階段@」を最近読んだんだがあまり面白くなかったな
一晩立っても進んでねえwww
>>371 ペリエ高いお・・・(´;ω;`) ブワッ.
ちなみにそれがスプリッツァーでハルキチくんのが
たしかシベリアンエクスプレスっていう名前だっけな
375 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/21(金) 09:36:29 発信元:210.153.84.7
課題図書決まったあとやシベリアの三次会的雰囲気は嫌いじゃないが、ここまで人いないと少し寂しい
とりあえず昨日買った本
「文豪てのひら怪談」ポプラ文庫
「中庭の出来事」新潮文庫
「不思議のひとふれ」河出文庫
376 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/21(金) 10:20:43 発信元:114.182.232.217
まずシオドアスタージョンのやつ読んで感想聞かせてくれ
買ってきた本晒し
『銀色の恋人』タニス・リー
『バスク、真夏の死』トレヴェニアン
『”文学少女”と慟哭の巡礼者』野村美月
文学少女はよく聞くが文学少女見習いの感想はあまり聞かないな
俺の感想を言うと遠子先輩がいない文学少女なんて、、、て感じ
>>375 『文豪てのひら怪談』は京極夏彦の作品の中の人物が書いた小説が収録されてるらしいから俺も気になってる
380 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/21(金) 11:39:38 発信元:123.108.237.29
箱入り娘の話か
381 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/21(金) 11:51:42 発信元:219.10.105.44
ハイペリオン、上巻の半分くらいまできたがなかなか面白いじゃあないか
>>380 いや、あれじゃなくて話の中にだけ出てきた『蒐集者の庭』の方らしい
383 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/21(金) 12:04:10 発信元:210.153.84.113
>>376 昔奇想コレクションで読んだはずなのに半分くらいしか覚えてなくてショックだった。この前読んだ「海を失った男」の表題作には感動したよ
>>379 関戸克己のこと?関口のモデルと聞いた
「小説・読書生活」を以前読んだが、個人的には京極より好き
『海を失った男』は翻訳が青チンの師匠なんだよな。この間読んだプリーストの『奇術師』の解説もやってた
386 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/21(金) 16:33:18 発信元:114.167.49.165
>>386 シベリアはipあるだろ調べればお前のこともすぐわかるんだぜ。。フヒヒ
ってのは冗談で普通にブログかなんか公開してなかったっけ?それ関連だろ
388 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/21(金) 18:06:09 発信元:114.167.49.165
そうだったのか、スレでは直接名前を出してはいなかったから
なんでわかったんだろうと思ったがブログやってたのか
有名コテとかのブログって何故かみんな知っていたりするから不思議だw俺が情弱だとも言えるが
多分そういう情強はならないほうがいい
390 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/21(金) 18:35:52 発信元:210.153.84.103
若島正が青チンの師匠だってことは、このスレでは結構知られてるぜ。
393 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/21(金) 20:12:42 発信元:210.153.84.225
このスレでは、チンコのことなら顔も飼い猫も知ってる奴が多いからな
チンコはもう少し自分の個人情報を大切にした方が良い
おはようおまいら
夏休みだというのにさっぱり読書が進んでなくて自分にがっかりしてるよ
ここ二週間で読んだのも、ちくまの尾崎翠一冊だけだし
396 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/22(土) 00:02:42 発信元:210.153.84.195
俺もだ
一冊に時間がかかって読みたい本が消化しきれない
今北
今日、上野でトリノ・エジプト展見てきたんだが、あの時代(3000年くらい前)から、物語
あるんだな…
すごすぎ
今は2日に1冊のペースで読んでる。夏休み前半は1日1冊でも平気だったが、後半になってくるとしんどい。
あしたはGUNDAM BIG EXPOに行ってきます
>>383 あれは良作ばかりだったな
成熟が一番よかったがビアンカも捨てがたい
不思議のひとふれはどうだった?
400 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/22(土) 02:33:00 発信元:114.167.49.165
週末なのに進まんなあw
ビアンカはオーバースタディしか思い浮かびません
>>398 俺も一日一冊だったけど夏休み終わって一週間に一冊ぐらいになったよ
専ら気楽に読めるラノベばっかだわ
GUNDAM BIG EXPOいいなぁ
EXPOってだけで最初万博公園でやると思ったのが悲しかったよ
402 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/22(土) 12:34:47 発信元:210.153.84.182
過疎だな
夜には少し来るかな
403 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/22(土) 13:03:36 発信元:118.11.108.150
最近は、図書館で読むのでスレに参加できてなかった。
読んだ本を上げてみるテスト
宮部みゆき『クロスファイア 上・下』
西尾維新『化け物語 上・下』
『傷物語』
『偽物語 上・下』
『不気味で素朴なかこわれた君と僕のこわれた世界』
京極夏彦『ウブメの夏』
ラッセル『哲学入門』
神林長平『麦撃機の飛ぶ空』
川島誠『ロッカーズ』
全体的に再読が多かったです。後、課題図書が図書館に置いてあったら読もうかなあ。
404 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/22(土) 13:45:01 発信元:210.153.86.3
無事、福井晴敏のサイン会の整理券てにいれた
塗仏の宴(上巻)を400ページくらいまで読んだけど、面白くなってこないのはどうして何故
406 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/22(土) 17:26:42 発信元:210.153.84.17
もしかしたら誰も課題図書の話しないまま終わるかもな。どっちでもいいけど
とりあえずブックオフでの収穫
「ユージニア」恩田陸
「廃屋の幽霊」福澤徹三
「戒厳令下チリ潜入記」ガルシアマルケス
「インフェルノ SF地獄篇」L・ニーヴン&J・パーネル
「不安の書」フェルナンド・ペソア
「インフェルノ〜」はSF古書特集という謎のコーナーで見つけたんだが、正直見たことも聞いたこともない
407 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/22(土) 17:45:31 発信元:118.11.108.150
図書館でグラン・ヴァカンス読了
なにこれすげー面白い。
>>405 俺は塗仏の起源に関する考察が好きなんだけどな。長江流域の三星堆と関連付けるところが特に
福井晴敏先生のサイン会に参加したところ、以前、俺がサイン会に参加したのを覚えていたらしく、気さくに話しかけてくれました
409 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/22(土) 20:17:32 発信元:219.10.105.44
23日に日帰りで京都に行くことになったんだけど、古本まつりは先週とかまでだっけ?しまったなぁ……。
人いなさそうだけど、なにか古書、文学ゆかりのスポットがあったら教えてくれ。
>>410 いいなー俺もまた京都行きたいなぁー。
・祇園のかき氷屋さん「小石」同じく祇園でかき氷「小森」
・祇園の葛切り屋さん「鍵善」
・出町ふたばの豆大福
・丸太町の料理屋さん「十二段屋」
あと四条通りを京阪の前あたりでちょろっと祇園の方に入ったところのうどん屋が良い。
たん熊……は東京にもあるか。行くにしても東急ホテルの地下はお薦めしません。
リーガロイヤルの吉兆のお粥の朝食は美味だった。そっちの方がいいかなぁ
林万昌堂の甘栗と、、、あと村上重のおつけものとかは毎回買って帰るねぇ
そうそう京都にも村上開新堂があるんです。
東京では完全紹介制だけど、こっちは確か買えたはず。
昔クッキー買ったことある。美味しいけどえらいタカビーな商売してた。
あー、あと親子丼がすっげー美味い店が2つくらいあったんだが……思い出せん
天橋立行くなら智恵の餅買うといい。ぶっちゃけ赤福よりこっちの方が好き。
あと辻利さんとかの有名どころかな?
北野天満宮の長五郎餅とか、そういう感じのお菓子も悪くないかもね。
やべー味を思いだしながら書いてたら京都行きたくなってきた………
あと関西行く時は帰りの新幹線に乗る前に蓬莱の肉まんを買って車内で食べるのが幸せ
412 :
記憶喪失した男:2009/08/23(日) 00:49:35 発信元:114.172.11.234
>>50 面白くはならない。放り投げろ。
>>94 どちらも読む価値はない。別の本を読んでろ。
>>314 スレイヤーズを8巻まで。
>>411 グルメ情報さんくす。
お菓子も押さえておきたいけど、豆腐料理なんかも食べて帰りたいなぁ……。
ちょっと決まったのが急すぎて、なんの下調べもできてない状態。
「澁澤龍彦の古寺巡礼」ぐらいは買っておけばよかった。
414 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 01:11:58 発信元:118.11.108.150
>>410 俺も昨日気づいたけど16日までなんだよなあ・・・
秋になったらまたやるらしいけど
>>415 覗いてきたけど、これといってVIPだからどうという感じじゃないなw
417 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 01:52:12 発信元:210.153.86.197
面白そうな企画やってんなあ
ていうか前読書スレでやろうとしたのに
418 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 02:04:40 発信元:61.207.78.215
いつもの住人もみんなそっち行っちゃってるみたいだな
>>415 しかし一般・VIP問わずSF多すぎてワロタ
いつの間にそんな一般的になってたんだ
漫画の百選ならなんとかなりそうだけど小説の百選は無理だろ
421 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 02:28:46 発信元:122.16.37.61
今日の記憶さんは元気が無いなあwww
>>419 2ちゃんだからでしょ
SFは一般的にはなっていないよざんねんながらね
あんまし読んでないけど新しいので面白いのはナンシー・クレスくらいか
422 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 02:58:34 発信元:222.5.63.88
アルジャーノンはSFだけどSFっぽくないよね
ビームとか出てこないとそれっぽくない
423 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 03:00:09 発信元:210.153.86.4
なんかそのリスト読書スレのテンプレになりそうだな
424 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 03:09:49 発信元:122.16.37.61
いつからVIP=アングラないしサブカル枠になったんだ?
VIPらしいとは何か?といわれると困るが
425 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 03:12:15 発信元:222.5.63.88
アングラはともかくサブカルではあるんじゃね?
ちょっと通ぶった本を好む感じあるし
426 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 03:19:54 発信元:61.207.78.215
でも実際本当に変わったものは挙がらないよね
427 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 06:00:47 発信元:118.111.254.95
24時間営業の本屋が欲しい……
今日は大沢在昌のサイン会に行ってくるよ
というか「SFファン」って言われてもピンとこない件
定義云々はほうっておくとして、SFファンはSFの何が好きなの?
430 :
記憶喪失した男:2009/08/23(日) 11:40:37 発信元:114.172.11.234
>>429 不思議感覚に決まってるだろ。
自分の思いつかない未知の世界を教えてくれるところ。
431 :
記憶喪失した男:2009/08/23(日) 11:44:03 発信元:114.172.11.234
だから、リアリティなどを求める人はSFファンやめてほしい。
432 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 12:08:03 発信元:210.153.86.196
やっぱ記憶はニューウェーブとか嫌いなの?
>>422 「アルジャーノンに花束を」はSF的ガジェットより哲学的考察を前に出そうとするところがあるからな
同じような理由で「ユートピア」」とか「時計仕掛けのオレンジ」もSFに見えない
俺はそういうのすごく好きだけどな
434 :
記憶喪失した男:2009/08/23(日) 15:33:16 発信元:114.172.11.234
>>432 アイデアはたくさん出た時代だと思うよ。嫌いじゃないよ。
バラードにディレイニイだろ。好きだよ。ただし、二人とも読みにくいね。
素直に楽しめないので、おすすめできない。
むしろ、同時代の非ニューウェーヴ作家、レムやヴォネガットをおすすめする。
435 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 16:21:35 発信元:114.167.46.223
436 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 16:45:47 発信元:210.136.161.3
ディッシュはどうよ
SFとメルヘンは一枚の硬貨の裏と表のようなものじゃないか
どちらも現在を異時間に仮託して詩的にあろうとする
438 :
記憶喪失した男:2009/08/23(日) 18:00:51 発信元:114.172.11.234
>>436 「リスの檻」は好きだが、長編はさっぱりダメだ。
もっといいSF短編を隠しているじゃないか、翻訳家は。
「アジアの岸辺」が文学よりで編纂されたのは悲しいことだ。
439 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 18:12:49 発信元:210.153.84.115
意外に記憶喪失と趣味が合って驚いてるんだが、「リスの檻」は文学寄りじゃないのか?
あの中では表題作と「リスの檻」と「降りる」が良かったな。幻想、不条理文学風のが好きだから
440 :
記憶喪失した男:2009/08/23(日) 18:29:04 発信元:114.172.11.234
>>435 銀背の文庫のうたい文句こそ、SFだと思うよ。
うろ覚えだけど、
銀河を超え、宇宙の果てまで旅をし、
時空すら超越する驚天動地の摩訶不思議な衝撃こそ、
新時代を生きる我々の欲する文学である。
うんたら、かんたら
な名文がある。
441 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 18:55:36 発信元:114.182.232.217
あぁリスの檻ってあれか
面白かったが犯ルの惑星しか覚えてなかったw
たしかにディッシュの比喩的な世界観をSFとするか文学とするかは曖昧だな
442 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 19:42:11 発信元:220.105.107.123
サイエンス要素があるのがSFじゃないの?
例えば、アルジャーノンが親切な魔女の魔法で知能が高くなったならメルヘンで
科学の成果ならSFとか
そうおもってた…。
鮎川歩『クイックセーブ&ロード』読了
なかなかの良作ラノベ
時間跳躍系のラノベとしたらタイムリープ、ラストビジョンにならぶほどおもしろかった。
これは少し話題になるかもしれないラノベでした。
>>442 俺の中ではファンタジーの中で、科学に依る要素が多いもの、かな。
まあ「あなたがSFだと思うものがSFです。ただし、他人の〜」ってやつだw
サイエンスフィクションでも、サイファイでも、少し不思議でも、Scum & Fuckでもいいんじゃない?
>>443 死んでループか。意図できるのは「タイムリープ」っぽくはないな。
死んでのループってえと、どうしても「リプレイ」思い出すけど比べてどう?
ラノベ時間物は地味に谷川が好きだ。
というか、時間もの意外おもしろくn
>>444 確かに意図して跳躍してるのはタイムリープっぽくはないが、
事件の真相を大本にして物語を組み伏線を張って、回収しつつ解決に収束するのはそれなりに似てた。
ってか、タイムリープの果物の缶詰のような「え? それ伏線?」的なやつがあって、そこら辺が同列にした理由。
リプレイは読んでないから何とも言えないんだが、『All you need is kill』がそれなりに近い気がする。
谷川は消失しか時間跳躍を読んでないな……
別に嫌いじゃないんだが、あのぬるいオチを絶賛する気になれない。
446 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 20:48:01 発信元:118.11.108.150
ハルヒより学校〜シリーズの方がSF要素は濃いと聞いた。
447 :
ネタばれ:2009/08/23(日) 20:58:38 発信元:125.204.192.32
唐辺葉介『PSYCHE』
ネタばれ
レビュー読んでると飛行機事故で僕が死ぬ前にみた夢オチって書いてる
人が多いような気がするけど、後半読んでる限りじゃそれはちょっと納得できないなぁ
断言できるような類の小説じゃないんだけど、仮に夢オチだとしても「死ぬ前にみた」
っていうのは、ちょっと荘子の蝶の夢を強引に話と繋げすぎてるんじゃないか
村上春樹に手を出すことはないだろうなどと思っていたのに
尊敬してる教授が春樹大好きと聞いて揺らいでいます
俺も、ウォン・カーウァイが春樹の影響を受けていると指摘されてるのを知ってから気にかかってる
450 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 21:38:27 発信元:125.204.192.32
ロシアの村上春樹(誉めてるのか貶してるのかはわからないが)
なんて呼ばれる作家を読んでみたら最高でした
※虫の生活は除く
首都圏で「終わりのクロニクル」が105円で買える店を知る勇者はおらんのか!
>>451 1巻と2巻だけでいいなら売ってあげようか?
453 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 21:53:41 発信元:210.153.84.113
虫の生活ダメだったの?「眠れ」しか読んでないけど、これが売れるロシアはすごいと思うわ
春樹の小説は変でも、特定の年代の感性に即した感じがあるからウケるのはわかる
ペレーヴィンと言えば、ターボ・リアリズムって呼称カッコいいよね
454 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 22:08:48 発信元:219.98.97.188
>>452 1巻は持ってるんだ、ただ全部定価で買うと工房の自分は
財布が昇天するからやばいんだよ
境界線上のホライゾンも集めてるんだが105円で買えたら良いのになあ
455 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 22:30:05 発信元:125.204.192.32
>>453 >春樹の小説は変でも、特定の年代の感性に即した感じがあるからウケるのはわかる
舞台や作風的にペレーヴィンも多分そういう側面を持つ作家だと思うよ
俺は逆に「眠れ」はまだ読んでないな
「チャパーエフと空虚」「恐怖の兜」は最高でした
特に「チャパーエフと空虚」はその絶妙な技巧が魅力的
457 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/23(日) 22:56:47 発信元:210.153.84.109
「終わりのクロニクル」なら大抵のブックオフに並んでると思うが
ジャック・ヴァンス『ノパルガース』読了
前評判微妙だったが面白いな
>>429 魅力は色々あるが変な作品に出会える率が高い
国産・海外問わず
SFはアニメ・マンガから入った人もいるんでなかなか総体としての特徴ってのはないな
>>445 リプレイ読んでないか。
……じゃあ、死んで時間移動つうと、七回死んだ男とかと比べるとどうだ?
そのタイトルよく聞くな>All you~
桜坂はスラムオンラインがちょっと面白かったのに、良く分かる現代魔法を読んでみたらあんまりなデキだったので積極的には読まない作家リストに入ったw
学校〜の2巻とかも良いよ。
>>449 ほー。そうなんだ。
恋する惑星、他2、3本しか見たこと無いけど、云われりゃ春樹っぽいってきがしなくもないな。
やっぱシベリアにたってたのね・・
461 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 00:37:05 発信元:210.153.84.102
来週末になっても埋まって無さそうだな
あと、次回はどっちに立てるんだろう
462 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 00:41:05 発信元:123.225.252.68
来週もかがみんがいないからシベリアのほうがいいかもね
1週間は平気で保つしw
463 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 01:17:43 発信元:125.198.16.33
来週までに1000いかずこのスレがもってるという可能性も
こののんびりした雰囲気はなんか好きだな
464 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 08:08:23 発信元:123.108.237.30
世界の終わりと〜は邪気眼
465 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 11:25:31 発信元:210.153.84.22
のんびりっていうかこのスレの存在を知らない人が多いのでは?
終わりのクロニクル買ったのに手を付けてないなぁ
上の方のレス見て思い出した
467 :
記憶喪失した男:2009/08/24(月) 13:38:34 発信元:114.172.11.234
必読SF30選
時間もの
「時の門」因果の輪:ハインライン
「しばし天の祝福を遠ざかり」時間ループ:スチャリトクル
「聖なる狂気」時間逆行:ゼラズニイ
「永遠の終わり」時間管理局:アシモフ
「イシャーの武器店」時間振り子:ヴァン・ヴォクト
生命体
「巣」進化の思考実験:スターリング
「ソラリス」理解不可能な生命体:レム
「ジャックポット」知性の到達点:シマック
生命工学
「人間培養中」アシモフ
「スキャナーに生きがいはない」コードウェイナー・スミス
「ヒューストン、ヒューストン、聞こえるか?」ティプトリーJr
「クローム襲撃」ギブスン
「邪眼」柾木悟郎
ロボット
「変種第二号」ディック
468 :
記憶喪失した男:2009/08/24(月) 13:39:22 発信元:114.172.11.234
宇宙戦争
「エンダーのゲーム」カード
「ALL YOU NEED IS KILL」桜坂洋
四次元もの
「四次元方程式」ブルウアー
スペースオペラ
「恐怖の宇宙帝王」ハミルトン
「ファウンデーション」アシモフ
「タイタンの妖女」ヴォネガット
「我らなりに、テラよ、奉じるはきみだけ」ティプトリーJr
未来社会
「カミロイ人の初等教育」ラファティ
科学者賛美
「天の向こう側」クラーク
「太陽からの風」クラーク
「不屈の蛙」ディック
奇想
「果てしなき河よ我を誘え」ファーマー
「時間衝突」ベイリー
「猫のゆりかご」ヴォネガット
「順列都市」イーガン
「総門谷」高橋克彦
469 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 13:43:05 発信元:210.136.161.5
なんていうか、懲りないな
>>457 ないんだよ…首都圏といっても地方だから
回転率悪いのかな
話の内容はシベリアの方が好きかな、っていうか前回と前々回がアレだったからかw
472 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 14:46:53 発信元:210.136.161.111
そのせいで、かがみんも来るのめんどくさくなっちゃったんじゃないかという気もする
473 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 15:25:15 発信元:125.204.192.32
さすがにIPつくとAAキャラはやりにくいのかな?
474 :
記憶喪失した男:2009/08/24(月) 15:32:45 発信元:114.172.11.234
かがみん、三月には「シベリアでまったりとラノベ含む読書の話」スレ立ててたよ。
児童文庫「黒い兄弟」読んで、目から汁出てきたなんてここでしか言えんwww
476 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 15:56:27 発信元:59.86.89.168
夏になると横溝作品を読み返してしまうのはなぜだろう
読了感が心地よい本はやっぱ良いね
特に推理モノは
477 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 16:03:41 発信元:210.136.161.176
なんか知らんがこっちは荒れないな
478 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 16:10:08 発信元:114.163.1.77
今はかがみんの必要性も薄れてきたのかもな
他にもAAやコテもいることだし
479 :
記憶喪失した男:2009/08/24(月) 16:22:34 発信元:114.172.11.234
しかし、おれはもう紹介する本はない。
「空ノ鐘が響く惑星で」は一巻の第一章が平凡すぎて、
もう読むのやめようかと思ってる。
480 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 16:35:26 発信元:118.11.108.150
やっぱりかがみんが出てきたときが一番スレが盛り上がってるけどな
今は順列都市読んでる。イーガンにしてはまだ理解しやすい気がする。
481 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 16:50:02 発信元:114.163.1.77
482 :
記憶喪失した男:2009/08/24(月) 17:01:29 発信元:114.172.11.234
>>481 実験作「ある半身の物語」を書いたところだよ。
でも、評判が悪くてね。どうしようか、迷ってる。
「小説家になろう」の
「ある半身の物語」読書時間四分。
「宇宙連邦興亡史」17分。?
を読んで感想おくれ。
483 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 17:01:30 発信元:210.153.84.97
一週間経っても話題に出ない課題図書
484 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 17:04:14 発信元:210.153.86.166
最近読んだ中では漫画だけど、
篠房六郎の「百舌谷さん逆上する」が面白かった。
生前の伊藤計劃さんと親交があったらしく、作中にも伊藤氏の影響が見られて胸が熱くなった。
>>484 三巻良かったね
続きが気になって仕方ない
最後の夏ってなんだよ・・・
486 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 17:25:27 発信元:114.163.1.77
>>482 前に読んだドゲラとかの方が好き。上の2作はある半身の物語の方が良い。
なんとなくオチが分かってしまったのは残念だが文章力はあるし好きな人ならもっと高評価だろうと思われる。
短篇でもありだが壮大な長編にしても良さそう。宇宙連邦興亡史は長編にしたほうが良かった。
記憶さんはナンセンスとかやると上手いかもな。
487 :
記憶喪失した男:2009/08/24(月) 17:31:51 発信元:114.172.11.234
>>486 感想ありがと。おれもドゲラのが圧倒的に面白いと思うよ。
二つとも、新しい作品を切り開くための実験作だからね。
実験は失敗といえそうだ。
これから、どんな話を書いたらいいだろうか。
もう、思いつくものは書きつくした感がある。
488 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 17:43:58 発信元:114.163.1.77
現代劇や戯曲なんかどうだ?
489 :
記憶喪失した男:2009/08/24(月) 17:54:29 発信元:114.172.11.234
490 :
記憶喪失した男:2009/08/24(月) 17:55:09 発信元:114.172.11.234
>>489の上を行くようなものを書きたいのだ。
悩む。
491 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 18:01:56 発信元:114.163.1.77
SF戯曲なんかいいと思ったんだが残念だ
492 :
記憶喪失した男:2009/08/24(月) 18:10:18 発信元:114.172.11.234
493 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 19:44:55 発信元:210.153.86.226
伊藤計劃と円城塔なら伊藤の方が人気あるんかね
494 :
記憶喪失した男:2009/08/24(月) 19:48:34 発信元:114.172.11.234
みたいだね。
おれは伊藤読んでないけど。
というか、円城塔、おそらく最高傑作だろう「セルフリファレンスエンジン」
文庫出ずに絶版。だめだ、こりゃ。早川書房は鬼か。
記憶喪失した男の小説の「ここがすごい!」と思った箇所を挙げるスレになっててわろちん
496 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 20:28:39 発信元:210.153.86.102
円城の「self〜」の帯はシンプルで好きだな
伊藤はイマイチ読む気になれなくて積んだままだ。ストーリーやアクションに対してあまり興味がないからかも
今沖田産業
498 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 20:48:58 発信元:210.153.84.183
>>494 どっちも好きだ。
優劣はもうつけられんが、
うぁー。規制されてたぁ
500 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 21:51:21 発信元:110.3.24.230
虐殺器官は未読だがハーモニーは中々だったな
イマイチ盛り上がりに欠けた気もするが
青山ブックセンターで行われる神林長平のトークイベントで円城塔が出るね
502 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/24(月) 23:19:47 発信元:114.182.232.217
姑獲鳥の夏なかなか読み終わらん
>>500 伊藤計劃を読んだこと無くて、今日ハーモニーちょろっと立ち読みしたら想像してたのと全然違うライトめ(?)の感じで驚いた。
(別にネガティブな印象を持った訳ではない)
筆名からもっと「詰まってそう」だと想像してたよw
虐殺〜もこんなんなの?
>>502 「いつ事件が起こるんだよ、これ」とか思ってたのが遠い昔のようだ。
いまやそんなの珍しくなくなっちゃったけど。
504 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 01:53:11 発信元:122.135.131.78
京極堂シリーズは近作がちょっと・・・
嫌いじゃないがどんどん話のスケールが小さくなってるような
魍魎みたいなのはもう無理か
505 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 01:55:57 発信元:114.182.232.217
どこかで似たようなことを聞いたけどシリーズで魍魎の箱が一番面白いの?
魍魎しか読んでないけど、あれは面白かったな。
京極堂の蘊蓄で読むスピードがやや落ちたものの、
それなりにサクサク読めたし。
507 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 02:01:26 発信元:122.135.131.78
>>505 個人的に一番好きなのは『鉄鼠の檻』だが話のスケールは『魍魎の匣』が一番大きいと思う
色んな意味でとんでもない
実写映画版は黒歴史にしたいが
正直言うと個人的には、魍魎より邪魅のほうが面白いと思う
509 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 02:06:30 発信元:114.182.232.217
京極堂愛されてるな
薀蓄が結構面白いから魍魎の箱も読んでみるわ
でも厚すぎて長い間積みそうだ
510 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 02:12:17 発信元:123.217.31.48
個人的には鉄鼠が白眉
読み終えて脳みその檻から出たくて気が狂いそうだった
京極は好きで又市のシリーズも含め総て気に入ってるが、京極堂のシリーズでは鉄鼠と狂骨が特に好き
シベリアで燃料投下もアレだしこのくらいでw
511 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 02:13:08 発信元:110.3.24.230
魍魎の匣が厚すぎて読む気が起きない
読み始めればサクサクいけるとおもうんだが……
512 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 02:17:07 発信元:122.135.131.78
邪魅は榎木津の恋愛っぽい話が読めるとは思わなかったので驚いた
でも正直展開が読めてしまった・・・
513 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 02:24:39 発信元:114.182.232.217
あと百ページくらいでいいところだけど
おっぱじめるがおっぱいに見えて何度も読み直したりしちゃうから寝ようかな
アマゾンで見たら魍魎千ページ超えとるがな
でも面白そうだな
514 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 03:50:31 発信元:210.136.161.3
みんな意外と京極読むんだなー
俺は今まだ鉄鼠23ページめ
515 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 10:46:43 発信元:118.11.108.150
京極は女郎蜘蛛の理が一番かなあ。
魍魎、鉄鼠、ウブメも好きだが
516 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 10:59:51 発信元:59.86.84.252
学園+美少女+雰囲気ミステリ
確かに最強だ
文庫だと、寝転がってよめねぇ…間違えて顔に落としたことあるから余計に
ただいま狂骨序盤
注文しようか悩んでたら在庫切れになっただと…
519 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 13:37:51 発信元:59.135.38.217
図書館で借りてきた春秋左氏伝おもしろい…けど本屋において無いなーうむむ
520 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 14:01:55 発信元:118.111.247.156
ふと気になったので、amazonの「和書」→「価格の高い順番」で最高額の出品を調べてみた
わが子と教え子をどう導くか―教育・辛口エッセイ 観世 広 (単行本(ソフトカバー) - 1999/3)
1 点の新品/中古商品を見る ¥ 2,094,940,422より
20億円か・・・
521 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 14:25:02 発信元:210.136.161.105
さすがに悪ふざけとしか思えん
値段が語呂あわせかなんかじゃないのか
522 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 14:55:12 発信元:124.84.53.134
京極に限らず寝ながら読むのはきつい
なぜか京極の話になると高確率で顔に落として云々と言う香具師がでてくるw
同じやつなのかそういう決まりなのか
523 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 15:22:16 発信元:60.236.83.241
決まりというか分冊じゃない京極文庫は厚いから持ちにくくて寝っころびながら読むと落としやすい
横向きで読む俺に死角はなかった
524 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 15:35:23 発信元:210.153.86.5
ていうかよく寝ながら読めるな
眠くなるし手が疲れるから無理だ
525 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 15:48:04 発信元:118.11.108.150
楽になる姿勢を求めてゴロゴロしつつ本読んでるわ。
薄い本でも落とすと危険
ソースは俺
積読タワーが崩れると危険
ソースは俺
この間の地震でアパートの積読タワーが倒れてないか心配だお
530 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 18:23:01 発信元:118.11.108.150
順列都市、読了。
完璧に理解できたとは言い難いけれど、塵理論にびっくりして興奮した。
『順列都市』積んでるなぁ。『宇宙消失』読んで以来イーガンに苦手意識持ってる
この間学校の図書館で、手もとに置いておきたい本を見つけたが、
10万近くする上にそう易々と手に入らないものでがっかりした。
と言う愚痴。
というか学校側はどうやって手に入れたのか……
>>532 まぁ逆を言えば、
本来図書館というものは個人では手に入りにくい本を集めるところだからな。
534 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 20:47:19 発信元:210.153.86.5
そもそもその手の本は大学や図書館が買い取るために出てるようなもんだし
535 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 20:56:13 発信元:114.182.232.217
本屋に小畑健が表紙書いてる姑獲鳥の夏があったぞ
>>533-534 うーん。やっぱりそうなのか。
研究職でもなきゃ個人で買うなんてことそうそう無いだろうしなあ。
>>535 ぐぐって画像を見てみたが……
もう小畑の絵の劣化っぷりというか、構図のマンネリ具合が悲しいな。
あと個人的に、榎木津のイメージが違うかも。
537 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 21:39:19 発信元:210.153.84.9
一瞬講談社にも小畑が進出したのか?と思ったが、京極って講談社と縁切ったんだっけ
538 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 22:26:18 発信元:118.111.254.182
ジル・ドゥルーズの本で最初の一冊にいいのないかな。
なんか最近、評論を読んでるとこの名前ばかり目にする。
>>537 別に縁切ったわけではないよ
今も小説現代で連載してるし、ルーガルーの続編も講談社で書くんじゃなかったかな
>>535 漫画の魍魎の箱は、やり過ぎだけど結構好きだが、これはなー。
>>537 文庫は講談社から出し続けると云ってたよ。
ノベルス妖怪シリーズは移籍。
>>532 内容が必要ならコピーか、スキャンか、複写すればよろし。
ものとしてほしいのならしょうがないけど。
542 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/25(火) 23:11:33 発信元:210.136.161.5
しかし京極の話題だと伸びるな
化物語(下)読了
京極の作品を初めて読むなら何がおすすめ?
最近童話を読み始めたんだけど、なんか読後が切ない感じになるね。
夢二しかり、未明しかり。
>>541 手もとに置きたいんですよ。
いつかチャンスがくるまでのんびり待つ予定。
>>543 俺も姑獲鳥で良いと思うけど京極の厚さに抵抗あるなら、巷説百物語がお勧め。短編集だし。
>>545 つーか、10万って革張りでシボがどーのと云いたくなるような美装本かなんかなの?
547 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/26(水) 01:09:17 発信元:118.109.37.36
>>543 どすこ・・・
『笑う伊衛門』で
『ルー=ガル』の続き書かないかな
549 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/26(水) 08:05:57 発信元:59.86.83.114
化物語ってどうなん?
京極に似てるってよく聞くけど
>>545 百鬼園先生の童話は読んだ?
ひたすらナンセンスに徹してて面白いよ
552 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/26(水) 10:58:34 発信元:210.136.161.2
作品紹介に惹かれて古本で「都市と星」買ったが、いまいち合わない
クラークやアシモフのアイデアや思弁はすごいんだろうけど、やっぱ小説は語り方だと思った
>>552 哲学的な小説が退屈なのもそこに原因があるんだろうな
最近みゆきさんとみさおを見かけんなー
555 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/26(水) 16:35:39 発信元:210.153.86.107
AAキャラ的な意味で女っ気が減っちゃったよな
>>553 「王様の背中」ってやつ
表題作の馬鹿馬鹿しさは凄い
それと同時に「冥土」とか、
他のふつうの短編と変わらないような文体だってのも凄い
>>556 ありがと
ちょっと古本屋巡りして来るわ
>>546 全四巻セットなんだぜ。
見た目はきついピンクの分厚いハードカバーなんだ。
>>550=556
まだ読んだことはなかったです。
教えてくれてありがとう。
559 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/26(水) 18:36:42 発信元:210.153.84.113
「王様の背中」ってのは文庫に入ってる?
しかしもう二週間か
よねぽ新刊ktkr
さっそく駆ってこよう
>>559 旺文社、福武は入ってる。絶版。……っていうか、どっちも文庫自体が無いなw
ちくまに入ってるかは知らん。
563 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/26(水) 21:05:37 発信元:210.136.161.162
米澤の百冊、北野と石黒が入ってるのがなんか嬉しいな
あと「ムントゥリャサ通りで」好きな作家はけっこういるな
>>564 それじゃなくて、ちくまには集成があるだろ?
検索してみたら14に入ってるわ。>王様の背中
ところで
狂乱廿四孝/北森鴻
江戸役者異聞/山本昌代
花闇/皆川博子
の中で読んだことある人いませんか。いたら感想が聞きたいです。
>>565 あーそっちか
しかし文庫で1,000円はためらってしまうな。
夢野全集買ったときも思ったけど。
>>566 短いからまず立ち読みしてみな?
多分欲しくなるはず
568 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/26(水) 22:50:17 発信元:210.153.84.20
皆川博子気になってんだがどんな作風?
山尾悠子っぽいかと思ったけどそれよりはエンタメ寄りの文章みたいだし、イマイチわからない
文学少女の一作目読んだけどこれは中々面白い
>>567 把握した。ありがとう。
どれのことか分からないけど
>>569 そのシリーズは最後まで質が落ちないのが素晴らしい
572 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/26(水) 23:03:44 発信元:219.10.105.44
>>561 『A先生の名推理』とはまたマニアックというかなんというか
あの人、結局一冊しか出さなかったけどなにしてんのかなー
>>569 面白かったけど、続き買う気はしない不思議。
煽ってるわけじゃなくて純粋に聞きたいんだが文学少女って何が面白いんだ?
イラッときたら申し訳ない
>>575 文学(作品)をもってして物事を解決するとこが面白かった。
美味しんぼが、食い物で何でも解決するとこがおもしろいよーなもんで。
あと、「諸君、私は○○が好きだ」ばりのあのシーン。
577 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/26(水) 23:26:55 発信元:210.153.84.99
文学少女は敬遠しちゃってるな
このスレで人気高いし、おそらく良い作品なんだろうけど、なんか保守的な文学趣味のイメージが強くて…
>>571 それは楽しみだな
>>575 まだ一巻だけど起承転結の転のあたりが俺は一番楽しかった
問題が解決したと思わせておいて実はまだみたいな、でも読書量の多い人とか
だとそういった手法慣れてそうだし面白いと思わないかも
過去の文学小説に沿ってストーリーが展開していくのも単純に面白いと思ったよ
あとラノベにありがちな胸やけしそうな恋愛も無くて良かった全体的に爽やかな感じ
579 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/27(木) 00:18:39 発信元:122.135.116.77
>>566 北森鴻『狂乱廿四孝』は普通の幻想ミステリって感じ
嫌いじゃないし魅力的な部分もあるけどなんというか普通にまとまりすぎてインパクトがない
皆川博子『花闇』は芸道小説っていえばいいのかな
藝能に生きる人の姿を滅茶苦茶美しく書いてて凄く好き
両作とも同じモチーフ扱ってるが俺は後者の作品のほうが好きだな
山本昌代は読んだことないからわからないごめん
>>568 幻想&ミステリって感じ
両ジャンルを混交したような作品も多く書いてる
短編だとかなり幻想的なものも書いてるがミステリという枠組みのためか山尾悠子ほど超現実的な作風ではないな
値段は張るが白泉社からでてる作品集「幻妖」に代表的な幻想小説は入ってる
俺は結構好きだ
>>579 ありがとう。
三代目澤村田之助について教えてもらったときに、その三作品も教えてもらったんだ。
教えてくれた人は読んでないみたいだし、三作品とも知らない作者だからちょっと手を出しづらかった。
まずは皆川博子のから読んでみる。
581 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/27(木) 00:53:47 発信元:122.16.236.132
俺は花闇はダメだったなあ皆川さんは死の泉かなやっぱり
ふと思い出したんだが前回やらない夫が課題図書安価で漫画本を狙ってたけど
もし漫画が安価取ったらそれはありなのこのスレ的には?
なしだろ
なんとなく手塚治クラスなら許されそう
俺は許す
あまり変な前例は作りたくない
585 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/27(木) 01:29:27 発信元:58.90.64.93
>>575 文学少女は遠子先輩のキャラ本だろ、それ以外になにがあるというのですぅ
586 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/27(木) 02:00:52 発信元:222.5.63.114
ななせかわいいよななせ
588 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/27(木) 02:35:06 発信元:122.135.116.77
たまには死にたがりの道化のことも思い出してあげてください
文学少女見習いは面白いのだろうか
589 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/27(木) 07:18:05 発信元:210.153.86.16
文学少女がきっかけで読んだ本とかある?
武者小路実篤『友情』、ブロンテ『嵐が丘』、ガストン・ルルー『オペラ座の怪人』は読んでみた
>>581 漫画は読書とは言い難いんじゃないかな
と言うのも、原則、言葉のみを構成条件にしている詩、小説に対して、
漫画は、明らかに言葉よりも絵にその特性を負ってるジャンルであって、
もし、その絵を文字、言葉と同一のレベルで読み解くことを許してしまうと、
極端なことを言えば、寓意画や書まで読書になりかねないんじゃないか
漫画も読書でしょ
読書を辞書で引いたら「書物を読むこと」や「本を読むこと」って書いてあるから
593 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/27(木) 08:36:48 発信元:210.153.84.99
そりゃ漫画も読書だけど、課題図書は活字書にしてもらえた方がいいな。色々揉めるだろうし
594 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/27(木) 10:54:54 発信元:118.111.245.233
JJやananの最新号とかで一度狙ってみたいもんだが
まあ、あんまり変なもんにしても読まれないだけだからな。
596 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/27(木) 11:40:12 発信元:118.11.108.150
課題図書は基本、漫画なしじゃなかったっけ
漫画は本を”読む”というか”みる”と言う方が感覚的に近い気がする。
597 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/27(木) 11:54:14 発信元:219.125.145.34
>>589 ポール・ギャリコ『ジェニィ』
スーザン・ケイ『ファントム』
エミリー・ブロンテ『嵐が丘』
598 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/27(木) 12:25:33 発信元:210.153.84.103
ブロンテとか実篤とかまだ全然読んでないなあ
文学少女が例えばカルヴィーノなんかを扱ったらどんな題名になるだろう。作者の趣味じゃなさそうだが
599 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/27(木) 13:07:28 発信元:118.111.245.233
文学少女と冬の夜の旅人(トラヴェラー)
>>594 このスレで読んでる人がいたというのが驚きだ
それともただ奇をてらってるのか
>>596 明記はされていないからある意味グレーゾーンと言える
別に漫画賛成派ではないが念のため
601 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/27(木) 13:36:00 発信元:118.111.245.233
>>600 JJは高橋源一郎の愛読誌
ananもかつては阿部和重がエッセイを試行錯誤してたりした。
まあそれでも大半は必要ない情報で埋め尽くされてはいるんだが、創作する側の人なら風俗の勉強にもなるんでないかと思う。
作家の愛読してる本とか気にしたことなかったなあ
でも高橋がJJというのはなあw植草甚一じゃなくてw
603 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/27(木) 18:32:58 発信元:210.153.86.112
課題図書と言えば、今週はかがみん来るのかな
今週も来れないみたいよ。課題図書の感想はどこかに書くとか言ってた。たぶんvixiかボッサじゃないかな
ボッサってとこ、最近知って面白そうだと思ったら、携帯厨はお断りでした
最近webでフラッシュ使った読書記録ができるサイト多いよね。
mixiのアプリもそんな感じのができたし。
しかしうちの低スペックパソコンにはそんなの関係ないのであった。
607 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/28(金) 01:13:10 発信元:210.153.86.111
もう金曜か
wiki情報で歌野晶午が自分と同じ誕生日だというので、
葉桜の季節に君を想うということを買ってきました。
単行本の装丁が京極夏彦……だと?
意匠家としても結構仕事してるみたいね
610 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/28(金) 12:41:51 発信元:210.136.161.112
相変わらず人がいないな
ラノベの「終わりのクロニクル」って面白いの?あの厚さがいつも気になってんだが
>>610 俺も気になって取りあえず一巻買ってみた
尼のレビューだと星は多いのにそのレビューの内容は「本当に面白いのか?」
って言いたくなるのが多かった気がするがw
さすがにあの分厚さの本を何冊も出せるだけあって面白いよ
613 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/28(金) 14:04:39 発信元:210.136.161.114
どんな作品なの?
紹介文だけじゃよくわからん
あれ、もう週末じゃね
週末ですな
そうですな
乙
619 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/28(金) 21:45:16 発信元:210.153.84.197
あれもう立ったんですか
620 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/28(金) 22:03:20 発信元:118.11.108.150
いまさら自分が規制されてることを知った・・・orz
規制じゃー。
>>609 本職だもんよ。FISCOがクレジットされてんのは京極じゃねーの?
と思ってたけど、いつからか「京極夏彦with〜」ってクレジットするようになったな。
>>610 デビュー作半分くらいで投げて、他読んでないな>川上
>>621 まじかよと思ってwikiったらまじだった。
あの人はただの妖怪好きのおっちゃんかと思ってたわ……
623 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/28(金) 22:28:31 発信元:114.182.232.217
俺もwiki見て驚いた
予想以上に色々やってんな
蔵書二万とか羨ましい
624 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/28(金) 22:30:05 発信元:118.11.108.150
625 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/28(金) 22:55:25 発信元:114.182.232.217
>>624を読んできた
ショートスリーパーとか便利そう
京極といい小説家って奇人変人ばかりだな
626 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/29(土) 00:54:54 発信元:125.30.40.61
アンバー全巻が復刊されますように
627 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/29(土) 00:57:49 発信元:220.254.1.121
628 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/29(土) 01:15:48 発信元:125.30.40.61
『向日葵の咲かない夏』読了
どういうことなの・・・
631 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/29(土) 23:04:50 発信元:219.162.187.151
ちかたないね
こっちも見てるけど、スレ進まないな
それとも、やっぱある程度人いないと話題振りづらいか
積んでいた「夜は短し歩けよ乙女」終了
なんか不思議な話だったな
上手く言えんがゆらゆらした文体
「読者諸君」が気に食わんがなかなかおもしろかった
自分の中では高橋留美子作品にキャラが結構被る
最初は「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」読んだw
って書こうと思ったが相変わらずここは雰囲気的にラノベの話題を持ち出しにくいぜ
太宰全集3読了
「美少女」が個人的にツボだった
635 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/30(日) 01:48:53 発信元:210.153.84.199
こっちは二週間で600レスなのに、向こうは一日で800ってどういうこと…
>>635 ここに来ない人の分類
1.シベリアにもスレがあることを知らない人
2.知っているけどIPが出るのが嫌な人
3.VIPが好きな人
4.なんとなくシベリアに行きたくない人
隔週と決められた日時にしか来ない人もいるぞ
>>635 VIPは早すぎる
遅くてもいいからのんびり話してるほうが性に合うわ
>>636 VIPの流れが速すぎてシベリアを見るのを忘れている人も追加してくれ
640 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/30(日) 02:39:09 発信元:210.153.86.198
確かにこっちのペースに慣れるとVIPはつらい
VIPで新スレか
ここはのんびりとしてていいな
この様子じゃあと一週間は埋まらんな、まぁゆっくりやろうやw
>>639 そういう人もいるのか・・・
このスレに関しては、自分もVIPの速さは苦手だけどw
646 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 10:59:43 発信元:210.153.84.1
おはよう
今夜はVIPは荒らしが流れ込みそうだな
647 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 15:03:30 発信元:124.84.17.163
伸びたと思ったら誰も本の話してないwwww
久しぶりに本の話
重松清作品の雰囲気が気に入ったんだがオススメを教えていただきたい
今んとこナイフとエイジは読んだ
華氏451度 買ってきた。
ハヤカワSF久しぶりだ〜
650 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/30(日) 20:52:39 発信元:210.153.84.100
もしかしてVIPのスレ死んでる?
VIP落ちたんじゃね?
選挙でやられたみたいだな
653 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/30(日) 20:56:34 発信元:124.146.174.80
どうものこのこやってきました
実況が当落で相当盛り上がってたしな
VIPも相当なものだったのだろう
>>653 いらっしゃい
655 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/30(日) 21:02:30 発信元:124.146.174.80
最近読んだのは岩波の尾崎放哉句集だな
何回読んでも楽しい
>>654 どうも
656 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/30(日) 21:17:55 発信元:222.5.63.195
>>648 きよしこ
半パンデイズ
疾走
定年ゴジラ
落ちたかw
あって良かった シベリア避難所
>>656 dクス
選挙戦見るの疲れたから本屋逝ってきます
重松はつまらなくないんだけど、なんというか独特の説教臭さがあるな
vip復活したお
今度ν即がおちてるw
ブックオフで虚航船団の単行本買ってきたけど、装丁格好いいな
長野まゆみもたくさん買えたし、
1000円以内という自分ルールも守れて今日は満足だ
>>659 流星ワゴンも買って来たぜ
帰ってある程度予想してたけどTV付けて愕然としたよ
本読んできま
665 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/30(日) 23:30:45 発信元:210.153.84.67
今日は1984年と民明書房大全とその他漫画数点を入手、ブコフの105円本は結構掘り出し物多いな。
666 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 00:40:18 発信元:124.87.8.49
ブックオフは105円コーナーだけで十分だよな
半額でいいのにちょっとサバ読むのが納得いかない
そういえば、ブックオフの半額セールのお知らせに「105円の商品は55円です」
と書いてあったのがなんかおかしかった
中古の本で偶にチョコらしき物が溶けた後とか付いてるのが嫌(´・ω・`)
671 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 12:11:04 発信元:210.153.84.183
チョコくらいなら気にしないけど、
色褪せた写真なんかが挟まってると思わず念仏を唱えたくなる。
672 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 13:02:22 発信元:221.253.182.20
>>671 以前古本屋で昔刊行されたヘッセの詩集買ったら、
挿絵のところに前の持ち主のものと思われる自作の詩が幾つもかいてあった。
詩の内容から推察するに恋人か自分のどっちかが病気で入院、
それが原因で別れたらしい・・・・・(わかれた直後から詩を書いたらしい)
なんか形容しがたい気分になっていまだに持ってるよその本。
673 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 13:46:19 発信元:210.136.161.1
小型のゾウムシがはさまってたことならあった
674 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 13:49:33 発信元:222.5.63.108
俺のときはバルトの講義集になぜかCCさくらのカードが挟まってたよ(´Д`)ハァハァ
675 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 18:30:12 発信元:210.153.84.80
ダダ系の作家の本にグラビアイドルの切り抜きが挟まってて、
ダダ的な遊びを仕掛けられたのかと思ったことがある
自分の場合、新聞の切り抜きとか走り書きのメモくらいしか経験ない。
でも古本市で買った文庫本が、糊か何かでページが袋とじ状態になっていたことがあるw
あれを切り離すのは苦労した・・・
袋とじで思い出したが、洋書は、新品だとページを切るんだよな
いつか体験してみたい
>>677 紙を四つ折にして、折り目の部分を本の小口の方にして閉じた感じになるんだよね。
以前、大学図書館で50年前に出版された古い洋書を取り寄せてもらった時、
切ってない状態の本が届いてびっくりしたことがある。
>>678 そうそう
ペーパーバックは勿論、俺が持ってる洋書は最初から読める状態だったから、今は少ないのかな
あと、「ドリーマーズ」って映画で、本のページを切るシーンが見られるんだが、なかなか新鮮な光景だった
不器用なやつがやるとビリッとやっちまうんだろうなw
681 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 20:45:30 発信元:60.42.40.182
僕は友達が少ない読みオワタ
とりあえず先がきになる
スレ完走したな。
こっちはもうしばらくか
684 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 22:02:34 発信元:210.136.161.5
ペーパーナイフって人を殺せるもんなのか?と課題図書を読みながら思った
シベリアにこんなスレがあったのか
>>684 殺せんじゃね?
映画だが、折った歯ブラシとか、丸めて先を尖らせたチラシで人殺すシーンもあるくらいだ
フォークで人殺した事件も確かあったはず
688 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 22:27:57 発信元:210.153.84.109
自分で安価取ったくせに語らなかった反省も込めて、「柔らかい土をふんで」を読んだ感想を少しずつ
最初読んだときは苦労したけど、作品の構造とどんな場面を描写してるか頭に入れておけば、そんなに読みにくくなかった。文章自体は難解じゃない。あと、自分は吉田健一を読んでないのだがあの人の文体はこんな感じなんだろうか
無茶、、しやがって、、、
690 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 22:35:21 発信元:116.65.167.67
ここまで不評な課題図書は珍しいな
あの作家、ああでも小説論を出しているんだな
691 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 22:42:49 発信元:210.136.161.1
俺は書評や他の作家の賛辞なんかで名前を知って、金井はすごい作家なんだろうという先入観があったから読み通せたのかもしれない
実際たいしたものだと思う。人となりや書くものの中には嫌いな部分もあるけど
>>684 恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとその拳は鋼と化し人命など容易く奪う
というから、武器があればなお簡単だろう。
ある意味金井が読みたくなってきた
>>693 このスレに慣れてしまった俺には耐えられん雰囲気だ
696 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 22:59:00 発信元:210.153.84.103
逆に何でこのスレ金井嫌いな人が多いのかと前回思った。その辺は理由が気になる
>>693のスレ見たけど、SFファン嫌われてるなあ
697 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 22:59:53 発信元:116.65.167.67
>>695 俺もだ・・・あれ、なんでおまいらピリピリしてんの?殺伐しすぎね?ねぇ、何と戦っているの?と書き込みそうになったよ
SFなんてよほど頭いいか知識ないとケチつけられないんだからそんなに気にしなけりゃいいのに
>>696 確か金井って、蓮實と交遊あるよね
ねらーって理由は分からんが、アカデミックな知の権威周辺を嫌う傾向にあるんじゃない
意地悪く言うと、叩きがいがあるというか
それがこのスレに当てはまるかどうかは微妙かもしれないけど
>>697 でもよく見ると殺伐とした流れ完全無視で普通に話してるやついるなw
なんて逞しい
ところで
>>692の妹かわいいな
元ネタ教えてくれ
夏の扉とドグラマグラが頻繁に登場しすぎだろwwドグラはともかく
夏の扉がここまで人気とは知らなかった
702 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 23:22:48 発信元:210.153.84.22
自分は果たしてSFファンなんだろうかとたまに疑問に思う
向こうで知ったけどテッドちゃんまたヒューゴー賞取ったのか、凄まじいな
704 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 23:32:54 発信元:118.11.108.150
自分がSF好きならそうなのっていいんじゃないのかな。
ジャンル論争は宗教戦争じみてて何か嫌だ
705 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 23:35:03 発信元:210.153.84.103
向こうで普通に本の話しちゃってたわ
そういえばもうSFマガジン出たの忘れてた
706 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/08/31(月) 23:42:32 発信元:60.42.40.182
個人的には経験上熱心なSF読者にはあまり関わりたくないなwww
向こうのスレでの話題だけど、いつも同じ本の話ばかりしてるよね
確かにそうだけど、俺は気にならない
なぜならその時間に本を読んでいるから
709 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 00:24:42 発信元:122.18.53.245
SFオタのサイトとか2ch以上にムカツク文章で面白い
性格悪いヤツ多過ぎだろw
710 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 00:27:02 発信元:116.65.167.67
>>708 俺は語りたいが、それを語るには空白が足りない
俺も柔らかい土をふんで、の感想を少し
最初のページを見た時点でこれは少し苦労しそうだなと思い、気合を入れて読み始めたのだがやはり中々読み進めること
はできず、読み方を少し変えることにすると多少マシになったので、そのままの勢いですべて読みきって
しまおうと思うのだが途中で疲れてしまい、休憩がてら紅茶でも飲もうかと思ってコップ(使い古して欠けている部分がある)を用意
して我ながらうまく淹れる事ができた紅茶を飲み干すと、目も覚めてきたので残りも読みきってしまおうとするのだが、
やっと面白くなってきたと思ったらもう残り数ページしかなかった。
でもところどころで表現が繰り返されるのは俺は好きだったな
熱心なSFファンもこのスレの名物だし私はあると思います
713 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 00:37:09 発信元:210.136.161.5
一応感想続き
「柔らかい〜」で好きなのは最終章かな。たぶん一番わかりやすいし
個人名は出てこないけど、人称は一定してる。あとは、これは連想ゲームみたいな書かれ方をしてると思った。一つの単語が複数の異なる場面にかかっていたり
714 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 00:37:41 発信元:60.42.40.182
特定の作家の悪口も聞きなれた感じ
>>710 そんなに情熱を持ってる本なら是非語ってほしい
VIPのスレは、良くも悪くもみんな空気読んで流れに任せるけど、
シベリアならある程度自由度が高いんじゃないか
>>700 読みかけのシスマゲドンに「〜、肉体は鋼と化す」ってのがあった。
さらに元ネタはエロゲじゃね? 多分。
>>715 良くも悪くもみんな空気読んで流れに任せるけど
今回はちと悪い方にでたな、かがみんいないと何も出来ない感じがしてなんともはや
>>714 作家を支持するファンまで叩き始めた時はもう駄目かもわからんねと思った。
>>715 読んだ中で、2009年上半期ベスト(もう9月だけど)とか訊いてみたいね
とりあえず俺の2008年下半期ベストは「歌舞伎町のこころちゃん」で
2009年上半期ベストは「ぼくを創る全ての要素のほんの一部」です
恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐおなにーしちゃうのってのが随分前にあったな
720 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 00:50:31 発信元:210.153.84.98
>>718 「僕を創る〜」はやっぱ面白いのか。どんなとこが良かった?
>>693 そういや左京賞の受賞作、今池電波聖ゴミマリアと神様のパズルしか読んだことねえな。
伊藤とか円城とか落ちた方奴の方が有名という何とも云えん賞だ……。
>>718 どの本を読んだかは覚えてるけどいつ読んだかが分からなくて答えられん。やっぱり読書の記録とかつけるべきなのかね
読書ノートとってる人いる?
読書記録してたけど、記録するのに囚われすぎるようになったから止めた
1週間で何冊読めるかみたいな
久作の瓶詰の地獄を読んだがよく分からんな
これは推理小説なの?
ノートにつけるために本読むって感じがするの
でもやったことないから実際は新しい発見があるかもしれない
どの本も読み終わった日は記録してる
とりたてて感想を書きたい作品は保存用メモノートに殴り書き
728 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 01:07:32 発信元:210.153.84.11
確かにリスト付けるために読んでるのかわからなくなるかも
感想を書く癖を付けたら多少マシになった
単純な日々エッセイの中に組み込むと面白い
ブログじゃないからかきながら思索が出来る
>>720 二段組で600頁というボリュームにも関わらず、ずっと物語がフル回転し続けてて、退屈させられなかった。
今日びの評価基準である伏線とかもしっかりしてるんだけど、とにかく二人の「父」がオーストラリア全土を巻き込んでいくスケール感がヤバイ。
なんにせよ、彼女の仮の呼び名を「タワーリング・インフェルノ」にしちゃうセンスはすごいなと思った
>>722 うう、確かに。
俺はたまたま新潮社のマイブックに付けてるから確認できたけれども…
年に一回ぐらい、図書館が借りた本の一覧出してくれると一番ありがたいんだが
732 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 01:13:28 発信元:210.153.84.117
733 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 01:15:51 発信元:118.11.108.150
一応、読んだ本はリストにして、感想はたまに箇条書き、くらいだな。
習慣になってしまえばそんなに気にならない
余談だけど、ノートに殴り書きだとスラスラ書けるけど
レビューだの感想文だのに取り組もうとすると、一つも文章が出てこなかったりする
>>725 矛盾を見つけてもやもやを楽しむことが目的だと思っていました
>>725 いまいち忘れたがぐるぐるしてて結局答えが見つからないって感じだよな
多分推理小説じゃないと思う
理詰めで答え出せたらそうだけど
>>730 「タワーリング・インフェルノ」ワロタww
どうせ三日坊主で終わるかもしれないけど俺も適当に読んだ本を記録してみようかな
>>734 そうなのか
矛盾点はいくつか見つけれたけど、推理しても絶対に真相は分からなそうだから困ってたんだ
うーむ、読書ノートとか試みたことすらないな。
内容を忘れるのはまあ良いんだが、ダブり買いは避けたい。
買ったかどうかくらい覚えてろ、俺。
739 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 01:19:29 発信元:210.153.84.101
>>734 それはすごくわかる気がする
メモ感覚だと書けるな
740 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 01:21:30 発信元:210.153.86.140
感想書くのはいいと思う
俺は書名と合計数だけだったから駄目になっちゃった
俺も今度は感想付きでしたいけど、それだと既読のやつもやらないと気持ち悪いから手が出せない
感想はいいなぁ…
ただ続かなくなっちゃいそうで、難しいところ
こっそり白状するけど、「失われた時を求めて」無理でした。
742 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 01:29:53 発信元:210.153.86.36
読むの諦めたってこと?
俺も高村薫の小説は読み切れたこと無いから気にすんな
743 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 01:34:50 発信元:118.111.254.56
>>742 7月ぐらいにスレで「読む!」って大言壮語していたもんだから……
(他にも何人かいたけど)
200頁ぐらいでやっとベッドの上で寝転がりながらの少年時代の回想が終わったと思ったら、
「じゃあ今度は私のフィアンセ…の、親父さんとお袋さんの恋のいきさつでも」とか言い出して
うがーってなった。綺麗に三日だった。
今GOTH読み終わった
思ったより面白かってかなり楽しめたよ
あと俺は本の記録とかは読書メーターってサイト使ってる
あれは感想も書けるしかなり便利だと思う
>>745 >(他にも何人かいたけど)
呼んだ?
まだ読みはじめてません^q^
746 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 01:43:11 発信元:210.136.161.100
話が脱線していくのは面白そうな気がするけど、実際読んだらダルいんだろうな
747 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 01:44:48 発信元:116.65.167.67
せめて読んだものとまだ積んでいるものは把握したいから、それだけはチェックしているな
読書始めて2年目で100冊近く読んで、35冊ぐらい積んでた\(^o^)/オソスギオワタ
>>741 期待してたのに!
……って、どの辺が無理だったの?
>>744 ゴスは最初に読んだ時、すげえ楽しめたけど再読が驚くほど今ひとつだったな。
なんでだろ?
749 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 01:48:52 発信元:210.153.86.143
読書メーター登録してきたwサンクス
何故かこういうのは女性で登録してしまうな
751 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 01:53:17 発信元:210.153.86.38
わざわざ釣ったりはしないが応募ハガキとかは何故か女性でしてしまう
>>748 とりあえずは
>>743なんだけど、やっぱり「これ一作読む間に、他の本だったら何冊読めるんだろう……」って疑問が。
あと単純に予想してた以上に忙しくなって、予定の一日50頁を維持できなくなった。すまん。
>>751 読書メーターはガチでオススメだ
俺の妹は逆にそういうのは全部男にしてるwww
755 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 01:56:19 発信元:116.65.167.67
寝る前に短編集の一編だけ読んで、そのまま寝るようなのは俺以外もいるんだろうか
>>755 そういうのもやろうとしたんだけど短編集を読んでると俺はどうしても次の作品が気になって一気に読みきってしまうんだよなw
757 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 02:18:06 発信元:210.153.86.45
確かに短編集だとつい読んでしまう
プロフィールも出来たし勝手も分かってきた>読書メーター
最近読んだ本の1userって俺しか読んでないってこと?
758 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 02:22:06 発信元:116.65.167.67
アイヌ神謡集読んでる
左ページがアイヌ語、右ページが邦訳になった童話集みたいな感じ。
読みながらアイヌの人たちの風俗を想像するのが面白い
死後の表現が面白いよね
変になったから一旦退会してまた入会しようとしたらメールアドレス登録済みってなったorz>読書メーター
解決したスレ汚しごめん
自分はカフェボッサを使っているけど、読書メーターも面白いのかしらん
前に覗いた時は、やたらと動作が重くてあきらめた記憶がある
764 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 06:33:22 発信元:121.92.72.24
>>755 おれは『眠れぬ夜のために』一部・二部を枕頭の書とし、
律義に毎晩寝る前に読んでる。あとマルクス・アウレリウスの自省録。
765 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 10:11:26 発信元:219.10.105.44
ふと思い出したけど「淫乱の群れ」っていう百鬼夜行みたいなのが出てたのは
どこの民話集だったか……。アイヌじゃなかったよなぁ、どこだっけ
766 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 11:19:32 発信元:210.153.84.100
読書メーターでしらん人にお気に入り登録されるとビビる
大学の書籍部に課題図書置いてなかった…
渡辺力「ハーマンミラー物語」読了。
アメリカの家具会社の創立者とその周辺の話。
著者が好きだから読んだけど知識の無い私には読みにくかった。
でもちょくちょく挿入されてる写真を眺めるだけでも楽しかったな。
ただぼったくりすぎる。
インテリアに興味ある方はどうぞ。
中身の無い感想ですまん。
769 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 15:58:23 発信元:118.11.108.150
痴人の愛を読んでるんだが、ナオミ怖いwwww
770 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 16:12:46 発信元:123.217.144.38
勉強に追われて本を読む時間がない。
こんなに勉強しても、食えない。
底辺の技術者とはこのような存在ですよ。
771 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 16:14:13 発信元:123.217.144.38
思一
命ある限り働く、それが技術屋だろう・・・!
773 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 16:48:11 発信元:114.163.17.166
久しぶりだなw変態さん
思一<サイキン本ヨンデナイ
>>773 最近せちがらい世の中になったがおれはまだまだ元気だぜフゥハハハーハァ
それなりにROMっているひとがいるいんだな
関係ないけどこの前ディズニーランド行って来ましたディズニーランド
スペースマウンテンがかっこよくなっててびびったぜ!
SFっぽくてオヌヌメ
775 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 17:08:17 発信元:114.163.17.166
変態さんがディズニーランドに行く=幼女観察でFA?
やったー安部たんの「幽霊はここにいる・どれい狩り」ゲット!
ブコフ見直した
澁澤作品って「少女コレクション序説」からいきなり読んでも大丈夫?
778 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 18:37:44 発信元:219.10.105.44
779 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 18:58:54 発信元:124.144.177.127
「少女コレクション序説」は普通にとっつきやすいな。
エッセイならあとは「太陽王と月の王」とか「夢のある部屋」とか。
780 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 19:20:11 発信元:60.42.40.182
クリスマス・キャロルの映画やるんだな
だれかおんにゃのこと観に行きたい(´;ω;`)
781 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 19:25:45 発信元:116.81.240.29
>>777 「フローラ逍遥」、「快楽主義の哲学」もいいですよ
782 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 19:27:59 発信元:210.136.161.5
最近このスレで澁澤の「少女コレクション序説」だけよく見るのは何でだ
783 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 19:32:49 発信元:210.136.161.173
連レスですまんけど、「高丘親王航海記」から入っても大丈夫?
書き忘れたけど、アマゾンのレビューで「エロシティズム三部作の完結編」と書いてあったので不安でした。
レス下さった方どうもありがとう
快楽主義の哲学は気になるタイトルなので読んでみます
思一
>>775 プーさんのハニーハントならんでたら前の幼女がおれと同じプーさん抱いてた
本じゃないけどメダロットの新作がでるぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
懐古&ゆとり直撃世代歓喜wwwwwwwwwww
歓喜wwwwwwwwwwwwwww
ロケットランチが好きでした
>>782 ドグマグみたいな立ち位置になりつつあるんだろう
787 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 19:44:45 発信元:125.194.181.116
788 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 19:57:47 発信元:210.136.161.1
そういうもんかね。入りやすいなら「少女〜」から読むかな
神保町行くと中井英夫と澁澤の著作をよく見るからついつい買ってしまう
スレで紹介する人がいる→自分も読んでみようと思う人がいる→その人がスレでry→以下ループ
こんな感じじゃないかと思った
本来の代表作である「幻想の画廊から」「夢の宇宙誌」「神聖受胎」の話題が殆んど出ないな
それとも読者が澁澤龍彦に求めるものが変わってきたのかな
お化け屋敷みたいな感覚なんでしょう
足穂の「少年愛の美学」と同じ感覚の薦めかたというか
「まずはこんなところから入って、宜しければハマってください」ってのはあるな>少女コレクション
いきなり「黒魔術の手帳」とか薦めても、興味あるかわかんないし
読みやすいのは
「少女コレクション序説」「快楽主義の哲学」に加えて
「裸婦の中の裸婦」「夢のある部屋」「フローラ逍遙」あたり
>>790 澁澤に求めるというか、エロスを求めたら澁澤にたどり着いた。
794 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 20:49:34 発信元:219.10.105.44
まずタイトルがいいんだよな、『少女コレクション序説』って
なんか退廃的で気になるタイトルしてる
795 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 21:02:00 発信元:210.153.84.228
ジョージ・オーウェル『動物農場』読了
併載の「絞首刑」中の水溜まりを避けて歩く囚人に詩想を刺激された
一首捻ろうかと思ったが狂歌にさえならない自分の野暮さが憎い
『少女コレクション序説』はちょっと前に人形の話の流れで出てからよく見るような…
796 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 21:20:06 発信元:210.136.161.169
今本が手元に無いから間違ってるかもしれないが、終末思想や両性具有や自動人形の話が出てくるのって「胡桃の中の世界」だっけ?
それだけは去年読んだ
「夢の宇宙誌」だな
798 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/01(火) 21:38:48 発信元:210.136.161.170
そうか。サンクス
アイヌ神謡集のamazon在庫が一日で0になった
再来週は語ってくれる人それなりにいそうで期待
なんですと!近場の本屋でも探して見るか
801 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/02(水) 00:12:08 発信元:210.153.86.2
えらい人気だな
久しぶりにまともな課題図書だからか
802 :
記憶喪失した男:2009/09/02(水) 00:13:27 発信元:114.172.11.234
文藝賞に落選したようなので、うpします。
ロボットの出てくる純文学です。
「ただのスーパークラゲだ」でググれば出ると思います。
正義について考察した話です。よければ、感想を。原稿用紙100枚。
803 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/02(水) 00:27:49 発信元:114.182.232.217
しかしなんでこんなに人気なんだろう
俺は薄いから忙しくても読めると思って買ってきたが
アイヌってところが魅力的なんだろうか
804 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/02(水) 00:33:32 発信元:124.146.174.45
課題が小説なのに飽きてたんじゃないかな
805 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/02(水) 00:43:09 発信元:118.9.13.184
好き勝手に解釈できるからだろう
>>802 ここ、ワナビスレじゃねえから。
一応読んだから、どっかに誘導してくれりゃ感想は書く。
807 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/02(水) 02:43:08 発信元:219.10.105.44
宮木あや子の『花宵道中』積んでる間に文庫版出ちゃった
のみならず文庫版に書き下ろし短編がついてしまった……
たまにある。ショックだよな、そういうのw
書き下ろしだけ立ち読みでいただきます
「魔の山」初読了
教養小説そのものという印象
ここのIDってどうなってるの?一緒だったりバラバラだったり
ここはIDじゃなくてIPだな
あと「魔の山」が教養小説そのものって感想を、できればくわしく
さよなら妖精読了
数学を勉強するモチベーションを上げる為に数学ガールを読もうとしてるんだけど、読んだ人はいる?
居たら感想を教えてください
オリヴァー・サックス『妻を帽子とまちがえた男』とタニス・リー『銀色の恋人』を併読中
>>811 印象でしか語れないけど、示唆的というか、教学的というか。
各国代表が出てきたり、時代性を書いてたり、対決する教授役が出てきたり、主人公が成長したりとか、人情味のないラストだったり、そういう要素が私の中では一群に見えた。
自分でも書いてることよく分からんな。ごめん。
教養小説ってのは文庫の表紙に書いてあったから、こういうのは教養小説って呼ぶのかと思って適当こいちゃった
昨日の澁澤の話題に釣られて、新刊の「澁澤龍彦 日本芸術論集成」を買ってきてしまった。
このシリーズは基本的に単行本・文庫本からの再録なんだけど、やっぱり纏めて読めるのはありがたい。
816 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/02(水) 19:36:36 発信元:121.94.176.197
>>814 自分は「魔の山」と「風立ちぬ」読んで、一時期サナトリウム暮らしに憧れたことがある。
ばか丸出しですね、ハハハ・・・。
>>814 なるほど
確かに、面白いのは分かるが、俺もうまく感想を語りにくい本ではあるな
マンはかがみんが専門という得意分野なんだが
>>816 俺もああいう雰囲気好きで、少し憧れるw
818 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/02(水) 19:55:22 発信元:124.146.174.46
サナトリウムと聞くと草の花を思い出す
あんま好みじゃない
小説に出てくる肺病病みってなんでインテリイケメンなんだろう
820 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/02(水) 20:10:39 発信元:118.11.108.150
肺病持ちのブサメン書くより悲劇的に見えるだろ?
弱いこと自体が美しいという考えもあっただろうな
『妻を帽子とまちがえた男』面白そうだな
結核になると肌が青白くなって痩せこける
→ほっそりとした美男美女という設定
いや、現実はそう甘くないんだけどね。
不細工体育会系が肺病で死んでもなあ
質問です
歌集読んできたいんだけど、どの辺りまで勉強しとくべきですか?
がっつりと楽しむためには
あんまりそういう読み方したことないんだが
歌集だったら、新古今でも寺山でもなんでも、まず気に入った作品があって、
色々読んでるうちに好きな歌人が占める位置とか歴史的な意義を理解していく
って流ればかりで、言われてみればその逆もあるのか
実は何冊か名作には手を出してみたんですが、枕詞とか、知らないと意味すら分からないところがあって、言い出すとキリが無いのは分かってるんですが、せっかく初めて読むんだからちゃんと楽しみたかったなと思いまして。
好きなのをどんどん読む方が勉強になるかもしれないですね。
とりあえず読んでみることにします。
よくわからんが、直感とか雰囲気で「おもすれー!!」じゃ駄目なのか?
828 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/02(水) 21:55:52 発信元:121.87.114.20
このスレに挙がったのを読書メーターで検索してると色々発見あるよね
19歳JDかわいい
初めだからって張り切って量読んでるのもかわいい
>>827 普段はそうなんですが、和歌、特に古めのは初心者には難しすぎて悔しくて
>>828 止めて下さいストーカーで訴えますよ><
男だけどwwwww
このスレって意外に売り上げとかに貢献してるのかな
このスレで人気だからって理由でわずかながら売り上げが伸びてる本があるかもしれんぞ
831 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/02(水) 22:20:09 発信元:118.11.108.150
少なくとも、俺はこのスレの影響で買ってる本が結構ある。
832 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/02(水) 22:31:13 発信元:219.10.105.44
>>829 枡野浩一とかかるーいとこから始めたらどうだろうか
『かんたん短歌の作り方』とか面白いぞ
一部」、本人的には黒歴史かもしれないけど
>>833 新世界よりは異常なあつさだよな
自重でページがちぎれそうでこわい
>>834 いや、大丈夫そうよ。
厚さだけで云えば、新書版の後巷説とかのほうが厚いw
ていうか分冊しろよw なんで一冊にまとめたんだろう。
ちくまの言海も結構太い文庫だと思う
>>829 男だと・・・
俺の恋は終わった
保田読むJDとか萌えキャラすぎるだろ
838 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/03(木) 00:21:47 発信元:210.153.84.236
このスレで気になって買ったのはケッチャムくらいしか思い浮かばんが、
傾向としては長年苦手だったSFが少しは読めるようになった。
>>836 ハードカバー版が高いってだけで、相当数の読者を逃してると考えられたからじゃね
分冊すると合計金額上がるだけだし
スレで気になって買ったの結構ある気がするけど
とりわけ読書家としての世間知らずが改善されたことが大きい
ミステリ以外は、ほとんどこのスレ参考にして選んでる気がする
なにそれこわい
けものたちは故郷をめざす読了
安部っぽくないがとても面白かった。
えっ
845 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/03(木) 03:22:11 発信元:210.153.84.99
ボルヘスが好きで読んでいて、似たような感じかと思って澁澤龍彦を読んでみたら随分毛色が違った
ボルヘスはあくまで文学オタだと再認識
うえお久光『紫色のクオリア』読了
とんでもなく話が脱線するラノベだが、脱線具合がたまらん
初期設定から外れまくりながらも、最終的にはうまく基のところに着地するのは見事
こんな感じで悪魔のミカタも完結してくれると、とてもうれしい
>>830 向日葵の咲かない夏が課題図書になった次の日から、よく行く本屋で向日葵が平積されててビックリした
違うだろうけど、これがこのスレの影響だとしたら、本の売り上げに貢献してるなんてレベルじゃないww
いやいや多くても田舎の中学校の一学年分くらいだろw
翌日なら無関係だろw
ドグラマグラは100冊くらい売れてそう
>>845 澁澤龍彦「あのくらいなら、自分がやって書けないこともなさそう(キリッ」
だそう
カフカとボルヘスの類似点をあげながら、カフカは天才だが、ボルヘスは↑みたいな
勿論冗談まじりに書いてたが
850 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/03(木) 11:19:31 発信元:210.153.86.17
澁澤は数冊しか読んでないんだが、なんでもかんでもエロティシズムに繋げようとしてる印象があって、ボルヘスほどハマれなかった
今から神保町に行くけど、あそこは行っとけな店があれば教えてくださひぃぃ
東方書店
中国書籍の店
東京堂書店
なんか好き
エチオピア
カレー屋
853 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/03(木) 12:35:11 発信元:221.253.182.20
落ち込んでるときや元気がない時は
C・ブコウスキー読むに限るな
ブコウスキーは人がいうほどそんなにカルトではない
嵐が丘読了。
外国の小説って感じ。
アブサロムアブサロムみたい。
あんまり乗れなくて残念。
また読む。
856 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/03(木) 16:17:34 発信元:114.167.62.214
アイヌ神謡集買って来たよー
さっそく、これから読んでみる
岩波文庫ってジャンルごとに色分けがされてるんだね。緑とか青とか白とか。アイヌ神謡集がどこに置いてあるのかわからなくて困ったぜ
858 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/03(木) 21:06:57 発信元:116.80.246.6
>>857 赤。
岩波は復刊のほうもチェックしないと油断ならない。
思わぬ掘り出しものがある。
神保町ええのう
関西だとそんなとこ無いよね?特に大阪じゃ
読了メーターでナイスってされたけどよく分からん
どうやるんだ
神保町は小説読むくらいだったらあんまり特別いっとけってとこはないと思うぜ
中古の文庫本とかも安いってわけじゃないしね、雰囲気楽しんで自分の趣味に合う店を
歩いて探した方が良い。ちなみに二郎の神保町店はうまい
古書店街だったら大阪駅にあるじゃないの、規模は小さいが
梅田駅のそばのとこ?
そうそう
東郷青児訳の怖るべき子供たちって読みにくくない?
話にしか聞いたこと無いや。
サンクス今度行ってみる。
それより10月の四天王寺の古本祭りが楽しみ。
江戸川乱歩随筆選読了
乱歩好きだから楽しかったけど、そうじゃなかったらいまいちだったかも。
>>865 俺は岩波の訳もイマイチで、全集の訳が一番良かった
東郷訳はどこから出てるの?
大阪なら今週末から一週間京橋で古本フェアあるみたいよ
870 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/04(金) 00:39:32 発信元:118.11.108.150
871 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/04(金) 00:56:55 発信元:210.136.161.80
今週末厳しい残念。
そういや今日中井英夫「銃器店へ」角川文庫を100円で購入
読書メーターに無いから興奮してオークションサイトを見るも500円くらいだった
中井英夫は全集でてる割りに『虚無への供物』以外は本屋で見ないな
エッセイや幻想小説も面白いのに
873 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/04(金) 01:49:32 発信元:210.136.161.2
俺は「虚無への供物」に挑戦する気力がなかなかわかなくて、短編集をつまみ食いしているな
特にふしぎ文学館の「幻戯」に収録されてる日記はなんとなく読み返すことが多い
「"文学少女"と死にたがりの道化」を読んだけど、
作者もあとがきでシリアスと銘打ってる通りに
このシリーズって最後までこんな感じのテンション?
875 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/04(金) 06:31:04 発信元:116.80.40.75
岩波文庫は時々ダメ訳のがあるからなぁ。
たとえば、ボードレールは絶対に岩波で買ったらいかん。あんな退屈で無味乾燥な訳、失礼だ。
877 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/04(金) 08:14:28 発信元:125.193.102.154
>>857 昔は新潮文庫や角川文庫も色分けされていたみたい。
カバーじゃなくて、グラシン紙で包んでた時代の話だけどw
>>868 サンクス
目を通してみる
あと、もしコクトーが好きで、まだ読んでなかったら、
最近よく話題に出る澁澤龍彦訳の「大股びらき」読んでみて
「恐るべき子供たち」とは毛色が違うが、
個人的に澁澤の仕事でも屈指の名訳だと思ってるから、間違いなく読みやすい
地元の図書館にアイヌ神謡集があるか調べたら借りられてたwww
特にメジャーな本でもないのにこのタイミングで借りられてると
地元にここの住民がいるのかと勘ぐってしまう、いたらいたでなんか微妙だな
澁澤か
ちょうど「血と薔薇」の復刻版セットを今月買おうかどうか迷っているところ……。
素晴らしい内容だと聞くけど、いかんせん実物を見たことがない。
>>878 「阿片」は?あれに載ってるコクトー自身の挿絵が
すごく良いんだが。(本の内容的に)
入院中に書いた文章も素敵。
本屋行って来たが目的のものが無かったんで
偶々目に入った「妻と帽子を間違えた男」を買ってきた
このスレで見かけたときはセンスいい名前だからSFかと思ってたがノンフィクションだったのか
>>880 確かに素晴らしいぞ
膣内薬とか昔のオナニーする道具について書かれてる
>>880 物として欲しいなら別だが、内容が気になるだけなら文庫もあるよ
>>881 「阿片」も好きだが、俺は「ポトマック」の絵の方が好き
でもやはり「恐るべき子供たち」が一番好きだな
今まで読んだ小説の中でベスト10に入るくらい良い
885 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/04(金) 18:39:17 発信元:124.146.174.19
虚無への供物と三島由紀夫レター教室読了。
虚無はただ発売当時に読めなかったのが悔しい。
三島のも面白かった。三島ぽい感じ。
質問です。
SFは星新一と幼年期の終わりしか読んだことない俺になんかオススメありますか?
図書館か古本屋で見付かりそうなので、面白いのがいいです。
ちなみに夏への扉は今日50円で買いました。
886 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/04(金) 20:00:42 発信元:118.11.108.150
>>885 アンドロイドは電気羊の夢をみるか?
とか、どうだろう
新潮文庫の100冊のマスコット人形が届いたよ。
なんか、ふにふにしとる
>>885 ブラッドベリの「火星年代記」はSF苦手な俺も楽しめた
どうでもいいが、高校生クイズ見てたらこのスレ思い出してしょうがなかった
おれもおれもー
お前ら博識だからな。全員でやったら勝てるんじゃね
俺もいくつかはわかったし
>>885 ディスコ探偵水曜日
シャングリ・ラ
とかでどうだろう。
古いのはまずハヤカワのSFハンドブックでも買って、興味あるのを読んでけばいい。
そういえば誰かディスコ探偵の感想教えてくれ
買おうか迷ってる
892 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/04(金) 23:10:22 発信元:118.11.108.150
ディスコ探偵ってSFだったのか。名前だけ聞いてなんとなくミステリなんだと思ってた
邪魅の雫買ったんだけどこれ姑獲鳥の夏から読まなくても大丈夫?
885です。
レスありがとうございます。チェックしました。
火星年代記ってタコ形の宇宙人が初めて出てくるやつですよね
今度探してみます。
>>893 シリーズを読んでるともっと楽しめるってだけで、邪魅の雫からでも普通に読めるようになってるよ
896 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/04(金) 23:29:54 発信元:210.153.84.84
>>891 舞城の舞城による舞城のための作品
他の著書を読んでるなら読んでるほど楽しめるかと
砂の上の植物群読了
こういうの大好き
メフィスト系作家ってどうも好きになれないんだよな
なんか本気で儲けに掛かってるところが
898 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/04(金) 23:53:48 発信元:210.136.161.1
>>885 流れに遅れた感があるが山本弘の「アイの物語」なんか良いのでは
個人的にはバラードとラファティ
>>896 世界観が繋がってるのか?なんつったっけこういうの
ちょっと名前が思い出せない
そういえばパラパラ見たときにルンババって名前を見かけたけど
世界は密室で〜を読んどいたほうがいいのか?
900 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/05(土) 00:04:22 発信元:210.153.84.117
高校生クイズ見てないんだがどんな問題出たの?
901 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/05(土) 00:09:28 発信元:125.200.45.204
なんだがんだで900越えたか…
>>900 最後の方しか見てなかったけど、大体、
「ヤツメウナギの分類は?」「肝細胞の中でアンモニアから尿素をなんたらする代謝回路(?)は?」
「【ソドムとゴモラ】を代表とする、社交界のスノビスム等を全七巻に渡って描いた作品は?」「【春暁】の第二句は?」
とかかな
あとは暗号問題とか論語からとか、俺は殆んど分からんかった
>>902 「失われた時を求めて」だな
よっしゃ俺優勝したわ
あとマザーグースの童謡の通りに殺人が行われる云々ってのもあったな
905 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/05(土) 00:43:40 発信元:210.136.161.100
なんか入試問題っぽいな
まあクイズ番組だから仕方ないか
906 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/05(土) 00:44:26 発信元:118.11.108.150
失われた時を求めてはわかった。
だまし絵展にいってきて作品集かってきたよー
ラ・サールとか開成とかいわゆる名門高が勝ち上がってたみたいだが、
確かにクイズと言うよりは学校のお勉強的な問題が多かったかな
化学やら天文学のことは全く知らんが、文学の問題に「失われた時を求めて」が出てくるところを見ると、
そのジャンルでは割と基礎的なレベルの問題なのかなとも思った
このスレにも、過去に出た経験あるやついたりしてな
そして誰もいなくなった
ウフフ
>>908 それ作品集を買ったと騙されて実は買ってないかもしれないぞ!
でもだまし絵って面白いよな
エッシャーとかペンローズとか有名どころしかしらないけど
見てて不安定な気持ちになるところがいい
913 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/05(土) 01:02:17 発信元:210.136.161.163
受験生の間でのクリスティやプルーストの知名度ってどんなもんなんだろうな。あと名前以外でどの程度まで知ってるか気になる
俺は恥ずかしながらどちらも大学入るまで読んだことなかった
914 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/05(土) 01:04:00 発信元:118.11.108.150
そういや、ニュートンの最新号だかで立体模型でエッシャーのダマシ絵を表現してたな。
クリスティは高校で読んでたけど、プルーストは大学入ってからだなあ…
915 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/05(土) 01:09:07 発信元:60.236.79.240
クリスティは割りと読んでたがプルーストはなあ
失われたときを求めては挫折したままだ
もう今更長いの読む気がしない
O・ヘンリ短編集(1)読了
面白かった
一度読破してみたいけど、「プルーストを読破した」という称号以外何も得られなかったらと思うと怖い
>>917 その称号使えるかも知れんぞ
高校生ならなんかの面接のときに「失われたときを求めてを読破しました!」
って言えば根性あるなあ〜教養もありそうだな〜よし採用!という流れに・・・
あれこれ本当になるんじゃね?
919 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/05(土) 01:17:30 発信元:60.236.79.240
大菩薩峠や死霊みたいに長い上に未完なのは読破するのきついな
尻切れトンボだとわかってるわけだし
後者は読破したが正直ほとんど内容覚えてないから困る
グイン・サーガもそういう運命をたどるのだろうか
920 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/05(土) 01:22:31 発信元:118.11.108.150
何となくでも、一度読んだと言う記憶があると数年後に再読したときちょっと楽しくなる。
921 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/05(土) 01:32:30 発信元:123.217.161.148
小生はさー、山崎正和が現代語に翻訳した太平記の河出文庫になっている4巻本を
10年ほど探し続けていたのだけれど、縁がなくて見つけられずにいました。先日、
とうとう800円でゲット。送料など込みで1300円くらいだった。
ついでに有朋堂の太平記の流布本を2000円でゲット!送料など込みで2500円くらいだった。
今年の1月には、英訳本の太平記を2000円でゲットしています。これで、太平記で勉強する
体制が整いました。でも、読む時間がないんですよ…。
>>919 大菩薩峠は20巻目に感動したね
理由はいわずにおこう読んでからのお楽しみということで
923 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/05(土) 01:59:36 発信元:123.217.161.148
小生はさー、17年ほど前に英語版の相撲の本を持っていたのです。
その本では、小錦のしこ名がリトル・トロフィー、逆鉾のしこ名が
リバース・スピアーズになっていて、ちょっと違うなと違和感を感じて
おりました。そもそも、小生、逆鉾の意味がわかっておりませんでした。
先日、日本の神話でイザナギノミコトが海をかき回しての八島を生み出すのに
使ったのが鉾だったことに気がつきました。逆鉾はここから来ていますね。
だから、逆鉾のしこ名の英訳は、Big CreationとかPenisが正しいよ。
これ、ホゲ知識です。
924 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/05(土) 02:33:03 発信元:123.217.161.148
神保町といえば、さぼうる2。
925 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/05(土) 06:31:31 発信元:121.94.180.240
おはようございます。
爽やかな土曜の朝、エミール・シオラン読んでます。
爽やかな土曜の朝に読むもんじゃないと今さら後悔しています。
927 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/05(土) 10:08:45 発信元:210.153.84.114
王様のブランチの本コーナーって、出演者は見当違いなこと言ってるけど創作話を聞けるのはいいな
佐藤友哉が出たときは笑えたが
グインサーガは長いことだらだらずるずるやってたやっと面白くなって来たら終わる
929 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/05(土) 11:13:23 発信元:222.5.63.100
さーて、せっかくだから失われた時を求めてでも読むか
ようやく900超えたかww
ダブルダウン勘繰郎が図書館にあったので借りてみた
JDCトリビュートって結局流行らんかったな、でも九十九十九が読めたことはラッキィだ
漫画だけど筑摩のゲゲゲシリーズ読了
水木さんの描く猫ってすごい生き生きと表情豊かでかわいいよね
>>898 ありがとう
スレで勧められた、ジャック・ルーボー「麗しのオルタンス」読了
人物の動きがスラップスティック風だったり、
まったく筋に関係しないエピソードがやたらと挿入されたり、
思ってたよりもずっとふざけた小説で、なかなか面白い
訳文も明快で、これといった根拠はないが、このスレの住人に受けそうだと思った
続編が二作出てるようだが、そちらでもオルタンスはセックスしまくってるのだろうか
そういや俺が薦めた本が読まれた報告ってないw
934 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/05(土) 16:32:15 発信元:124.146.174.73
エロ事師たち何回読んでも面白いなあ
今まで読んできた小説の中で好きなのの十指には入るよ
雑談だけどバッチャープラントって単語凄くない?
今日辞書で発見したんだが
濁音促音清音拗音長音半濁音撥音の全てが含まれてる
英語とはいえ
再来週の東京旅行で神保町行くけど、
このスレ的にここは行っとけっていうお店ある?
ちょうど
>>852にあるよ
個人的には、今もあるのか知らんが、山猫屋とかわほり堂に行ってみたい
>>936 おお、さんくす。
一通り読んだつもりだったが見落としていたとはな。
>>935 まんてんのカツカレー
天丼ならいもやか八つ手屋
あと何だ、徳萬殿とかその辺行けばいい
ジ、ジロリアンがでたぞー!
今日古本屋で見かけて知ったんだけど、
ちくま日本文学シリーズって前はハードカバーでスピンつきだったのね
>>940 いや、だって最初クソマズいじゃんww煙草みたいなものと思ってるので、、
>>941 古本屋のハードカヴァー文学全集のお手頃さは異常
>>938-939 ありがとう。
天丼もカツカレーもいいね。
お手頃で美味しければいいから、行ってみたいな。
それにしてもやる夫シリーズはなんでもあるんだな・・・w
神保町行きたくなってきた
でもお店が多くて一日じゃ時間足りないんだろうな
サマーウォーズ2回目見てきた。やっぱりおもしろいなあ
こんな感じの近未来+田舎を舞台にしたSFでおすすめある?
あと小説版のサマーウォーズ読んだことある人いたら感想頼む
その条件だとイリヤだな
ああ、いわれてみればそんな気もww
でもイリヤは鬱になったからなあ・・・
もっと爽やかなのがいいんだぜ
ぼくはストップ!まりかちゃん!
949 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/06(日) 00:32:55 発信元:125.204.199.73
全然関係ないけど清水マリコの本の表紙が素敵すぎて
眺めてるだけでちょっと鬱になった
951 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/06(日) 01:03:36 発信元:222.5.63.102
化物語のアニメの駿河かわいい
※喋らない時に限る
952 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/06(日) 11:16:33 発信元:121.111.227.168
ノーベル物理の益川が小説は短編にかぎる(芥川が好き)
長編の心理の機微の描き込みとかはどうでもいい
ノンフィクションで生の知識集めて自分で考えた方が面白い
ていってたけどどう思う?
「読む」こと自体が好きな人じゃなくてクリエイティブ志向な人はこんな感じかなと思った
俺も創造性はないが、雰囲気を味わうために長いの読むよりは構造が分かりやすい短編が好きなんだけど
953 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/06(日) 11:45:10 発信元:210.136.161.6
芥川を愛読してると言うあたり、構成のかっちりしたものが好きなんだろうなあ
954 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/06(日) 12:19:14 発信元:210.153.86.98
これから神林長平のトークショーです
955 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/06(日) 13:24:06 発信元:125.204.199.73
>>952 >>953も言ってるけど構成のかっちりした芥川の短編が好きなのは
単純に益川さんが理論屋だからじゃないの?
脳トレの川島隆太教授は、吉行淳之介を愛読してるといってたな
こちらも短編の名手だが、他の理系の研究者はどういうものが好きなのかな
多くの人が短編を好む傾向にあるのだとしたら面白いな
957 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/06(日) 13:49:38 発信元:116.80.38.12
なんか雰囲気的にジェイムス・ジョイスとかベケットの戯曲とか好みそう
958 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/06(日) 14:37:11 発信元:210.136.161.6
理系の学生に対しては、、文学を馬鹿にしてフィクションはエンタメかラノベしか読まないという勝手なイメージを持っていた
今は反省してる
このスレは理系が多いよ
うん理系
ちくまのシリーズの梶井基次郎読了
961 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/06(日) 15:45:15 発信元:210.153.86.18
理系で文学好きって完璧だな。羨ましい
2ちゃんで文系叩きが多いせいもあって、理系の人は文系見下してるんだろうという漠然とした印象があった
962 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/06(日) 16:43:38 発信元:118.11.108.150
俺も理系。
細雪 上 読み終わった。
新潮文庫の谷崎作品は装丁が好きだ
963 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/06(日) 16:49:14 発信元:116.81.239.231
細雪ってどう?
谷崎潤一郎は『陰翳礼讚』しか読んでない。ちゃんと小説も読まなきゃ、と思ってるんだけど。
964 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/06(日) 17:06:37 発信元:118.11.108.150
>>963 俺は谷崎の文章自体が好きだけれど、物語としてはちょっと地味な気がする。ダレてくる。
そういう意味では痴人の愛の方が好きかも。
ただ、こういう時代の人はこういう事考えてたのかね、と思うとちょっと楽しい
まだ上を読んだだけでしょ?
中盤に見せ場があるし、後半にかけて、どんどん読ませるうえ、小説の締め括り方が素晴らしい
谷崎は随筆よりも小説の方が面白いな
陰翳礼賛は正直トイレの話しか覚えてない
>>963 細雪って、あんまし谷崎って感じがしないんだよね
浅はかな偏見だけど
そういえば、谷崎訳の源氏物語って読んだひといる?
感想、聞きたい
谷崎は芦刈が好きだな
細雪はサルトルが褒めたりしたんだっけ
淀川長治の「細雪は谷崎のマスターベーション」が記憶に残ってる
戦時中の現実から逃避して、自分の感覚的な世界だけを描いてるって意味で言ってたんだけど
文系と一口にいっても、歴史学専攻と文学専攻で微妙な趣向の違いがあるように感じるけどね
そんなこと言った切りがないけども
ブックオフで「野ばら」と「月の輪船」買ってきた。
どちらも長野まゆみ。
971 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/06(日) 19:02:15 発信元:210.153.84.107
谷崎と言えば、ボルヘスには「幽冥礼賛」という詩集があって谷崎へのオマージュになってるらしい。俺の記憶違いでなければ
澁澤はけっこう人気だけどボルヘスはあんま語られないよね。やっぱ今じゃ寒い作家という認識なのか
このスレでの話なら少し前に
ラテンアメリカの話題でマルケスと一緒に語られてたぞ
もう970か・・・
973 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/06(日) 20:59:50 発信元:118.11.108.150
>>965 そうなのか。楽しみだ。
ボルヘスって伝奇集くらいしか知らんけどこれ読んどけってのはある?
974 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/06(日) 21:06:54 発信元:210.136.161.1
ボルヘスの小説は作品数少ないから、読むなら全部読んどけという書き込みを以前見た
とりあえず岩波文庫の「伝奇集」と「続審問」、あとは「不死の人」あたり読めばいいんじゃないかねえ
このスレは勉強になるな
ボルヘスなんて名前も知らないや
伊豆の踊り子読んだのが今年の3月だしな
日本近代文学の起源読了
初めての柄谷。目から鱗とはこのこと
976 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/06(日) 22:50:22 発信元:118.11.108.150
>>974 ありがとう。せっかくだし、全部読んでしまおうかなあ
思一
キャプテンフューチャーも全部読んでください
ブコフ行ってきた
丸谷才一「文章読本」
谷崎潤一郎「文章読本」
24人のビリーミリガン
あと漫画を二十冊ほど買ってきた
かがみんのwikiにも載ってたと思うけど
ボルヘスの「幻獣辞典」はなかなか面白いよ
カフカの変身に出てきた虫まで載ってる
ブックオフで気になるのは、ハードカバーの本を買うと
弁当を持ち帰るような形で本を入れられること
980 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/07(月) 02:45:37 発信元:222.15.68.196
個人が経営している古本屋で、法月綸太郎「法月綸太郎の功績」霧舎巧「霧舎巧傑作短編集」バークリー「毒入りチョコレート事件」若竹七海「僕のミステリな日常」樋口有介「木野塚探偵事務所だ」を買うことができました。
981 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/07(月) 03:32:47 発信元:210.153.84.7
ノベライズ版『サマーウォーズ』読了
ムシウタ好きにはたまらない出来。
盛り上げ方の上手さは、流石岩井恭平と言ったところ。
映画は詰め込みすぎな上に、納得できないことが多くて、正直微妙だったんだが、ノベライズ版では丁寧に書いてあって、ラノベとして読むなら良くできていると思う。
映画が好きな人にはそこまで勧められないが(結構、映画版と流れが違うため)、映画を観て「つまらなくはないけど、なんだか納得できない」という感想を持った人にはお勧めできる、良くできたラノベでした。
おいィ?サマーウォーズのノベライズ版を岩井が書いてたなんて今知ったんだが?
映画見てないがちょっと買ってくる
ロリータ読了
冒頭は引き込まれたがそれからはあんまり。しかも新訳の方が面白いと途中で聞いてがっかりしながら読んでしまった。
読書メーターで相性ってあるけど好きな本だけ読んでるわけじゃないよね
新訳読んだが、そこまで面白い印象は持たなかったぞw>ロリータ
あ、でも、注釈で文学的仕掛けの謎解きをしている分「おお」と思うところはあったかも
いかんせん文章に胸焼けしながら読んだから余り覚えていないという……
ロリータの解題本ってないのかな
俺も読んだけど1割理解したか怪しい
読書メーターを初めて使ってみたがなんだかよくわからんな
wikiソースだけどハンバートとロリータがそれぞれヨーロッパとアメリカの暗喩だとか書いてた
>>984 そう?ならいいかな
987 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/07(月) 18:22:04 発信元:210.153.84.197
いきなりロリータ行くより、短編集や他の長編読んでみたら良いのでは
988 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/07(月) 19:22:56 発信元:116.83.137.196
>>987 同意。ナボコフは短編集がすごくいい。
「これホントに『わが愛しのニンフェット!ハンバートハンバート』とか書いた人?」
とか意外に思った。て言うか文学者として立派に認知されてて日本ナボコフ協会もあったりする。
989 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/07(月) 19:27:33 発信元:210.153.84.114
ぶっちゃけロリータがネタ扱いされることにも違和感はあるんだけどね
うん、別に表層的なレベルで読んでても面白いよね
ただ、大久保訳は基本的な誤訳が多いみたいだけど
しかし今回はスレの消費が遅かったが、これはこれでまったりしてて良かったな
991 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/08(火) 02:05:28 発信元:124.146.174.67
誤訳かー
スレ住民歴数週間だけどこのスレはいいスレだと思う
アイヌって今週の日曜に語るの?
>>991 土曜か日曜か今週末のスレでだな。発起人の柊かがみが来てる時は彼女が音頭を取って割と真面目に語ったりする。たまにあんまり話されないで終わっちゃう時もあるけど
日曜の夕方が多いかのう、ってかもう勝手にその予定でスレ開くんだも
既に終わってたら避難所で感傷的になりながら感想を言うも
994 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/08(火) 04:56:28 発信元:124.84.127.24
このスレ8月の中ごろからあるんだすげえ
996 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/09/08(火) 10:06:20 発信元:210.153.86.22
ほぼ全ての回でかがみん来て感想を語る流れになってたから、心配しなくてもいいんじゃない
世界建築史の旅読了
物足りない印象
期待していたものが違ったか
カフェボッサの調子がおかしい。しおり機能が使えない
999!!
1000ならかがみん次スレで光臨
1001 :
1001:
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ο,.┃ SiberiaRailway. ,. ;: 終着駅についても旅はまだ続く…
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┃←1001 o ゚ 。 1→ ;; ツィー=ニ彡' ο
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