1 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:
2 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 08:45:51 発信元:116.91.86.253
ジュン「・・・・それがどうかしたのか?」
ラプラス「どう思います?こういう話は、人間誰であれ仮面を被って
生きています。
なら本当の自分はなんなのか?仮面のほうがそうなのか。素顔のほう
がそうなのか。果たして両方そうなのか・・。
仮面といえども自分の一面に過ぎません。ならばその仮面も自分で
あるといえるではないか?
金糸雀が貴方を裏切らないという、保障はどこにもありません。」
ジュン「・・・・。」
ガシャン!
ラプラス「あひゃひゃ。イヒヒヒヒ。」
ジュン「言いたい事はそれだけか?誰がそんなこと言えといった?」
ラプラス「心に同様が見られますよ。金糸雀のあの姿本当に「演技」
なんでしょうかね?」
ジュン「いまいましいやつだ。もういい。また来るから次こそロー
ゼンの居場所を話してもらうぞ。」
ギイ・・・ガチャン。
ラプラス「イーニーミーニーマイニー・モー 神様の言うとおり・
・・クク・・ッ。足掻きなさい。坊ちゃん。それもアリスゲーム
です。」
3 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 08:52:37 発信元:116.91.86.253
雪華綺晶「ここには私の求める「クールビューティー」の輝きはない
・・・。さよならです。ヒナ姉様。」
ザザッ。
雛苺「長い付き合いだから、貴方の考えてることなんて全てお見通し
なの。」
雪華綺晶「一年もたってませんが・・・分かってるならそこどいて
もらえます?」
雛苺「どうしてそう急ごうとするの?雪華綺晶。何を焦ってるの?
」
雪華綺晶「焦ってなどいません。ただ私は無益に時間を過ごしたく
ないだけです。」
雛苺「ヒナはね、雪華綺晶。やり方なんていくらでもあると思うの。
雪華綺晶は今まで目的に向かって猛進してきた・・でも例えば、
人間立ってるときと座ってるときでは考えることも違うの。
山の中腹で見える風景と、山頂で見える風景は、また違うものなの
よ。
それは一丸にどちらが美しいともいえないものなの。」
雪華綺晶「言ってる意味が分かりません。」
4 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 08:55:48 発信元:116.91.86.253
雛苺「立ち止まったり、回り道することが案外近道だったりすると
ヒナは言いたいのよ。
それは進むだけでは、決して分からないことも教えてくれるの。
分からない?雪華綺晶。風の如く・・ゆらゆらと・・・ふらふらと
・・・あなたにはこの雛苺の「KA・RI・SU・MA」を感じられない
の?」
雪華綺晶「ああ・・・!感じる!感じますわ!風のせせらぎを・・。
木の葉のざわめきを・・。これはあの時かすかにみた幻・・。やは
り貴方は私の求める「クールビューティー」に至る完璧に近い素材
。」
雛苺「なら、さあこの手をとって行くのよ!朝日に向かって
私達の生を謳歌するの!」
雪華綺晶「はい!お姉様!私達の目指す頂を胸に秘めて、雪華綺晶
お供させていただきます!」
ダダっ。
雪華綺晶「待ってーお姉様ー。」
雛苺「うふふ。捕まえて御覧なさいなの。ああっ!朝日がまぶしいの
!ヒナのビックマグナムが火を噴くぜ!なの。」
ドキューン!ドキューン!
雪華綺晶「ああっ!私の大事なものがノックアウト!」
ガサゴソ。その様子を見守る影が二つ。
5 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 09:00:50 発信元:116.91.86.253
水銀燈「ねえ、あれ何してるのわかるぅ?」
真紅「さあ・・・考えたくもないわ。」
水銀燈「「クールビューティ」に至るとか「KA・RI・SU・MA」を感
じるとか何言ってるのぉ?真紅、貴方なら分かるでしょ?」
真紅「さあ・・・さっぱり分からないわ。」
水銀燈「私達ってアリスを目指してるローゼンメイデンよねぇ?
アリスゲームはどうなっちゃったのぉ?」
真紅「さあ・・・私に分かるはずもないわ。」
水銀燈「ねえ・・・どうするぅ?」
真紅「どうにもならないでしょう。ともかく雪華綺晶の離反は防げた
ことなんだし、結果よければ全てよしとこの際それで我慢するわ。」
水銀燈「危険な匂いがするわぁ・・・。あれを放っておくと大変な
ことになる。私の嗅覚がそういってるわぁ。」
真紅「ふわあ。もう一度寝ましょうよ。私達がしゃしゃりでて、どう
にかなるような状況でもないんだし。」
7 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 09:05:27 発信元:116.91.86.253
水銀燈「そうねぇ・・・。(今日の夜はとうとう金糸雀との公式戦
。雪華綺晶がとんずらしないでくれて、本当に助かったわぁ。)」
グースカピー。
雪華綺晶「見て見て!お姉様!白鳥ですわ。」
雛苺「うふふ、飛んでいくのよ・・・。」
雪華綺晶「はあ・・・・。」
雛苺「どうしたの?」
雪華綺晶「見てください。この物体。」
ドカッドカッ、雪華綺晶は鞄を蹴る。
雛苺「真紅の鞄と鎧化してるため大きくした水銀燈の鞄なの。
これがどうかしたの?」
雪華綺晶「こういうの見ると雪、嫌になっちゃうんですよ。
生を謳歌することもなく、惰眠をむさぼるドールなんか見てるとこっ
ちまで堕落してしまうような感じがするのです。
だから嫌なんですよ・・・。」
8 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 09:12:17 発信元:116.91.86.253
>>6 まずいように思われます。1000は・・・努力します。
雛苺「人それぞれ役割というものがあるのよ。上下はないの。
ただ人は自分のやるべきことをやるだけなの。」
雪華綺晶「そうかもしれませんよ。ええそうかもしれませんとも。
でもそれとこれとは別問題・・・というものなんじゃないですかあ?
この人たちついていくメリットあるんです?」
雛苺「自分と別のものを知るということは、自分を知ることにも繋
がるのよ。それにこんな人たちでも一応私達の姉妹なんだし。」
雪華綺晶「私達はこんなやつらと違って日々戦ってるんです。
そうなんです。確かにこいつらは姉妹です。でもそれは器だけで
あって魂の姉妹とはとてもいえません。
私達の目指す崇高な頂「KA・RI・SU・MA」を目指すためには目障り
な存在でしかないのです。」
雛苺「この際理解してほしいとはいわないの。でも貴方、私を信じて
ここまでやってきたのよね?ならこの人たちを信じろとは言わない
けど、ヒナを信じてほしいの。
「信じる」ということは「理解する」ということなんかよりはるかに
崇高なことなのよ。」
雪華綺晶「そこまでおっしゃるのならば・・・私に異論はあるわけ
ないのです。」
水銀燈(ぐぎぎ・・・。でかい声で話すから起きちゃったじゃない
。しかもなんだかでるに出られない雰囲気!)
9 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 09:16:12 発信元:116.91.86.253
真紅(もう好きにしてほしいわ・・・。勝手になんでも言ってちょう
だい。相手するのも疲れたわ。)
時刻はお昼。
水銀燈「さて、今日は待ちに待った攻城戦の日よぉ。準備を万端
整えて金糸雀をぎゃふんといわせてやるんだからぁ。」
真紅「ポーションやカードの補充を忘れずに、幸い私達はお金だけ
はあるのだから、有効に使うのだわ。」
雪華綺晶「はあ・・・・?(一般ピーポーはこういうときだけ、は
りきるのだからやってられないですわ。全く何が楽しくて生きてるん
だか・・。)」
雛苺「おっ買い物。おっ買い物。みんなでお買い物楽しいの〜。」
水銀燈「雛苺ったら遊びに行くわけじゃないのよぉ?いわば戦いは
ここから始まってるとすらいえるわぁ。」
真紅(あれをみて平気で接するとは・・・水銀燈。ローゼンファ
ミリー長女はやはり伊達ではないってことね。
それにしても雛苺の性格の変動の激しさに、私はついていけない
わ。)
10 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 09:23:16 発信元:116.91.86.253
雪華綺晶「戦い・・・?クスっ。」
水銀燈「こら!そこ!何がおかしいって言うのぉ?」
雪華綺晶「別におかしくなんかありませんわ。ええありませんとも
。」
水銀燈「いちいち癇に障る子ねぇ。罰として貴方はみんなの荷物持ち
よぉ。」
雪華綺晶「しょ、しょんなあ。わーん。許してぇ。お姉様ぁー。」
水銀燈「し、仕方ないわねぇ。今回だけ特別よぉ。」
雪華綺晶「クスっ。(馬鹿はすぐこの手に引っかかる。)」
水銀燈「なーんか癇に障るのよねぇ。」
真紅「水銀燈、気にしたら「負け」よ。私達だけでもしっかりと
準備を整えましょう。」
11 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 09:27:07 発信元:116.91.86.253
水銀燈「ダメよぉ。そんなのチームじゃないじゃなぁい?雪華綺晶
と雛苺もしっかり準備するのよぉ?」
雛苺「分かったのー!」
雪華綺晶「はあ・・・・?」
水銀燈「アイテムも十分補給したことだしここらで休みましょうか
ぁ。」
ガラガラ。
マスター「へーい。いらっしゃい。」
真紅「紅茶四つで。」
マスター「へ、へい?」
真紅「聞こえなかったの?紅茶四つ。早くしなさい。」
12 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 09:30:19 発信元:116.91.86.253
マスター「へい。」
雛苺「うにゅーもお願いするの。」
マスター「そのようなものここにはございませんよ。お譲ちゃん。」
雛苺「むう・・・。」
真紅「雛苺、なにしてるの?早くこっちにきなさい。」
ドカッ。
水銀燈「一息つけたわぁ。」
雪華綺晶「全く無駄。」
水銀燈「なにか?」
雪華綺晶「クス。」
真紅「まあまあ、落ち着きなさい。今に紅茶くるから。」
13 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 09:35:19 発信元:116.91.86.253
雛苺「うにゅーは?」
真紅「さっき買ったやつ食べたら?」
ガサゴソ。
雛苺「わーい。うにゅーだあー。」
ザワザワ・・・。
騎士A「お、おい。あの鎧、「動く要塞」じゃねえのか?」
騎士B「きょ、今日の攻城戦に参加するつもりなんじゃねえのか?
だとしたら今日こそ金糸雀の鉄壁の守りを破れるかも知れねえな。
」
騎士A「そうだな・・・。俺あいつ嫌いなんだよ。何か見下した態度
でよ。」
騎士B「俺もだぜ。そのくせ強いのなんのって、明らかに不正してる
だろ。何で処罰されないのか不思議だぜ。」
14 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 09:38:48 発信元:116.91.86.253
騎士A「そんなことより「動く要塞」が参加するなら俺達もチャンス
があるってことだぜ。アジトに戻って仲間に連絡だ。」
騎士B「おう。「帰還」。」
ドピューン。
水銀燈「うふふ・・・猛者たちの熱い視線が痛いわぁ。もてる女は
辛いわねぇ。」
雛苺「水銀燈の耳、ダンボみたいなの・・・。」
真紅「女と認識されてるかどうか怪しいものだわ。」
雪華綺晶「でれでれして見苦しい。」
水銀燈「ちょっと今さらっと、凄いこと言った人いなかったぁ?
私のことジャンクって言った人がいるわぁ。」
真紅「ちょ・・・。いきなり大きい声出さないで、他のお客さんが
驚いてこっち見てるわ。」
15 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 09:42:42 発信元:116.91.86.253
水銀燈「あ・・・。」
他のお客さん「じろじろ。」
水銀燈「おほほほ。ごめんあそばせ。皆様方。ちょいと突然頭痛が
したものでして。」
雪華綺晶「・・・無様。」
雛苺「うにゅーはおいしいのー。」
ーーーーーーー。
水銀燈「見て、真紅。雛苺が子供とサッカーをしてるわぁ。
いいわねぇ。こういうの、和むわねぇ。」
真紅「本気で言ってるの?」
水銀燈「私はいつだって本気よぉ。雛苺は和むわぁ。」
雪華綺晶「・・・貴方のようなちんけな人形がヒナ姉様を語らないで
もらえます?。」
16 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 09:46:49 発信元:116.91.86.253
水銀燈「もう一人の子供は、本当に小面憎いわねぇ。貴方私になんか
恨みでもあるのぉ?」
雪華綺晶「別に・・・言っても貴方なんかに理解できるとは思
えません。」
水銀燈「な、な、なんですってぇ?」
真紅「水銀燈。ここは「大人」の対応よ!それが基本だわ!」
水銀燈「そ、そうねぇ・・・。(ピクピク)ここは長女らしき
「大人」の対応でいくわぁ。」
雪華綺晶「負け犬・・。(ボソっ)」
真紅「わんちゃんといいなさい!お犬様を馬鹿にするんじゃないわ!
天誅!」
ドカッ!真紅のキセルアタックが雪華綺晶に命中!雪華綺晶は気絶
する!
水銀燈「あーん。どうせ殴るんなら銀ちゃんにやらせてほしかっ
たのにぃ。」
17 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 09:50:02 発信元:116.91.86.253
真紅「あら?私としたことが・・・ごほん・・。キセルでも吸って
気持ちを落ち着けましょう。」
すうううう。
真紅「ごほっごほっ。」
水銀燈「それ、もう飽きたわぁ。さて、そろそろ時間ねぇ。出陣・・
よぉ。」
真紅「ええ。とうとうだわ。ここで何らかの情報をなんとしても
得ないと、きっと向こうではみんな心配してるわ。」
水銀燈(めぐ・・・。元気でやってるかしらぁ?)
ガラガラ。水銀燈は窓を開けて雛苺を呼び止める。
水銀燈「雛苺。そろそろでるわよぉ。」
雛苺「はーいなの。」
うにゅうにゅ
19 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 09:55:00 発信元:116.91.86.253
真紅「ほら貴方もいつまでも寝てないでいくわよ。」
ペチペチ。
雪華綺晶「ん・・・?あれ?私はいったいどうしたというのです?
」
真紅「寝ぼけないでほしいわ。今から攻城戦よ。」
雪華綺晶「気が進みませんが・・・ここまできたら腹を決めます。
(ああ・・「クールビューティー」の頂ははるか先に遠のくのでした
・・・。)」
水銀燈「どうやら他のチームも行動を起こすようねぇ。かつてない
規模の熱気よぉ。目指すところは・・・あの城。
金糸雀の待つ電脳世界、最大の城。ゾーマ城よぉ。」
真紅「多くのプレイヤーの夢の終着点。そして多くのプレイヤーの夢
を砕いた場所。厚い金糸雀の壁だわ。」
雛苺「ふふ。ヒナの愛銃ビックマグナムが飢えているの・・。
血を・・・殺戮を・・・命を寄越せとヒナに語りかけているの。」
20 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 09:59:02 発信元:116.91.86.253
雪華綺晶(私の目的の一つ、金糸雀の排除。まさか自分自身の手で
行う事になるとは思いませんでした・・・。が事ここに及ぶにい
たっては、今の戦力を利用して叩けるうちに叩いておきましょう。
)
真紅「雛苺さん。普通に怖いから止めてください。」
雛苺「うゆ?真紅ったら冗談に決まってるのよ。雰囲気を出すために
ヒナなりに考えただけなの。」
水銀燈「ならば掛け声よぉ!気合を入れるのよぉ。みんな、行くわ
。えいえいおー!」
真紅「お、おおー!」
雛苺「おおおおおおお!」
雪華綺晶「はあ・・・・?」
水銀燈「まず間違いなく、翠星石、そして蒼星石もでてくるでしょ
うねぇ。どうするぅ?」
真紅「なるべく攻撃しない方向で、後は出たとこ勝負しかないわ。」
21 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 10:03:33 発信元:116.91.86.253
そして、攻城戦の時刻
水銀燈「みんな、張り切っていくわよぉ!」
真紅「いや、水銀燈。ここは「様子見」よ。何しろここの城に関して
は私達は初参加。慎重にやって損する事はないわ。」
ザザッ。
戦士A「はあ?何言ってやがる。このチキンボーイが。せっかく
「動く要塞」がやる気だしてんのに水を差すんじゃねえよ。
空気読め。」
真紅「・・・気安く話しかけないでほしいわ。」
戦士A「なんだと?俺はお前なんか眼中にないんだよ!「動く要塞」
の腰ぎんちゃくの癖にえらそうだぜ。」
真紅「身の程をわきまえなさい。ローズウィップ!」
ベシッ!ドガシ!
22 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 10:09:25 発信元:116.91.86.253
戦士A「げふ・・・。」
戦士B「あ、兄貴ー!」
戦士C「おうおう、こらチビ野郎。えらいことしてくれたじゃねえか
。」
真紅「貴方みたいのを、でかいだけの役立たずというのだわ。」
雛苺「大きいの。登ってみたくなっちゃったの。」
水銀燈「なに?この騒ぎは。もう攻城戦始まってるのよぉ?」
雪華綺晶「ぺっ。」
戦士C「あ・・・「動く要塞」さんの一員でしたか。すみません。
うちの兄貴がなんか無礼を働いたようで。」
水銀燈「ん?それ私のこと?」
真紅「水銀燈は関係ないわ。これは私と貴方達の問題。そうでしょ?
」
23 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 10:13:15 発信元:116.91.86.253
戦士C「は、はあ・・・。「動く要塞」さんよ。あんたのところの
メンバーはこういってるんだが、こいつやっちまっても文句いわね
えよな?後で俺達を潰しに来るなんてことしねえよな?」
水銀燈「ああ・・・。好きにしたら?できたらだけどねぇ。」
戦士C「ひゃっほー!こんなチビ野郎一ひねりだぜ。おらよ!」
真紅「変な顔だわ。しかも大振りすぎて隙ありすぎだし。」
雛苺「あ、危ない。真紅ぅー!ドッカーン!」
ズドーン!
戦士C「ぐはっ。」
戦士B「あ、兄貴ー!てめえよくも・・!」
雛苺「うきゃきゃ、聞かせてほしいのよ?お前達の魂の叫び。死を
・・・「謳歌しろ」なの。」
ドキューン!バキューン!ズドキューン!ウワー!ギャー!
24 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 10:17:30 発信元:116.91.86.253
戦士だったもの「・・・・・。」
雛苺「ああーまたやっちまったの。あれほど血を見るのは嫌いだった
のに。」
雪華綺晶「ぽっ。(素敵です・・。)」
真紅「雛苺・・・?貴方まさか?」
雛苺「う・・うゆ?ああっ!気がついたら「敵」を撃ってたのよ!
真紅を思う気持ちがきっと銃に伝わったのよ!
だからヒナは悪くないの。全部銃が悪いのよ。」
真紅「・・・・・。」
ポンッ。誰かが真紅の肩に手を置く。
水銀燈「真紅。雛苺は貴方を助けたい一心だったのよぉ。」
真紅「水銀燈。貴方はあれを見て何も思わないの?」
水銀燈「・・・・もう戦いは始まってるのよ。」
真紅「そう・・・そうだったわ。ごめんなさい。」
25 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 10:24:36 発信元:116.91.86.253
水銀燈「集中しましょう。後の事はそれからよぉ。」
真紅「分かったわ。」
雪華綺晶「そうなのです!ヒナ姉様は立派に、赤団子・・ごほん
ごほん、赤薔薇のお姉様をお守りになったのです!
ご褒美にうにゅーでもあげないといけませんよ!ええそうですとも。
これはどうしてもそうでなければなりません!」
雛苺「うにゅー・・。」
真紅「よくやったわ。雛苺。ご褒美のうにゅーだわ。」
ポイッ。パクッ。
雛苺「わーい。うにゅーなのー!」
真紅「・・・・。」
26 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 10:29:07 発信元:116.91.86.253
金糸雀「ははん?どうやら雛苺。強化しすぎたようかしら?」
ザザッ。
カラス「例のあれ、発射可能となりました。」
戦士達「やつだ!やつがでてきたぞ!ま、眩しい!眩しすぎて直視
できない!」」
戦士達B「うおー!金糸雀を倒せー!」
金糸雀「ははん?虫けら共には「学習」という言葉はないかしら?
もう、貴方達は消えていい。カナリア砲全門発射。」
カラス「御意。」
ササッ!
ドキューン!ドカン!一掃。
金糸雀「く・・・くはは・・・くははははは。力こそ「正義」!
いーい世界を作ったものか〜しら〜!」
ジュン「・・・・。(「演技」なのか?)」
27 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 10:37:10 発信元:116.91.86.253
アナウンス「ピンポンパンポン。チーム戦士一家壊滅。チーム・・
。」
水銀燈「何事?前線では何が起こってるというのぉ?」
真紅「例の衛星兵器かもしれないわ。」
雛苺「うにゅー・・・。どうしたらいいの?」
水銀燈「ここは私に任せなさぁい。この鎧に攻撃が効かないのは
実証済み。私が突撃して兵器の攻撃を受け終わったら、貴方達も
来るのよぉ。」
真紅「ごめんなさいね。何か貴方ばかりに頼ってしまって。」
水銀燈「ふふ。そんなことないわぁ。さて、じゃあちょっくらいって
くるわ。」
雛苺「あいと!あいと!」
雪華綺晶「はあ?(暑苦しいです!)」
28 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 10:39:42 発信元:125.197.198.107
_
,',i><iヽ ドスッ とりあえず新スレおめ!
∩ /((ノノリノ ̄ ̄`ヽ、―ニ
ヽ((ミi!/ ´`ヽ _ 三,:三ー三,:
ノ .ノヽ--/ ̄ , ` ` ̄ ̄ ̄
.( }. ...| /!
\ }、ー‐し'ゝL _
\_jr--‐‐'´} ;ーー------
`ヾ---‐'ーr‐'"==
,',i><iヽ シベリアでもがんばろうね!
. /((ノノリノ))
((ミ;;;)'Д`;(;;)ミ)) ウゲェェェ
ノl!!l つ!;:i;l 。゚・
と__)i:;l|;:;::;:::⊃
⊂;::;.,.';;;;'::.:.;::.⊃
,',i><iヽ 期待してるよ!
/((ノノリノ))
(ミ(;;;)'Д`;(;;)ミ))
⊂ ヽつ
⊂;::;r'⌒ '(:i:) ⌒つ'.;::.⊃
..⊂;(_ノー''--*⌒´´;;;;'::.:.;::.⊃
⊂;::;.,.';;;;:.:.;::.:.;:'::.:.;::.⊃
⊂;::;.,.';;;;'::.:.;::.⊃
29 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 10:46:48 発信元:116.91.86.253
ガタンゴトン・・。
金糸雀「来たか・・・。」
水銀燈「金糸雀・・・。」
金糸雀「ははん?貴方の大切なお仲間は、どうしたのかしら〜?」
水銀燈「貴方程度、私一人で十分ということよぉ。」
金糸雀「・・ふふ。ところで水銀燈。話が変わるけど貴方も昔は
一人ぼっちで孤高気取ってたくせに、今はぼんくらどもと一緒に
友情ごっこをしてるのかしら〜?」
水銀燈「言葉に気をつけなさいよ。私達は、友情なんて安い言葉で
繋がってるような安い関係じゃないの。
長い間お互い戦い、同じものを目指してきたものにだけ許される
戦友ともいうべき関係なのよぉ。」
金糸雀「ははん?戯言かしら。まあよい。死ねい!」
ドッカーン。
30 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 10:56:18 発信元:116.91.86.253
金糸雀「くははははは。は・・はは?無傷?」
水銀燈「今よ!みんな、一気に乗り込みなさぁい。」
ドドドドド。
真紅「ぷふぁ。ごほっごほ。し、真紅探偵参上!」
雛苺「ゴーゴーなの。」
雪華綺晶「金糸雀、これでお仕舞いにしましょう。」
他のやつら「金糸雀をぶっ倒せー!」
金糸雀「はあ・・・・。カナリア砲が連発できないといつ!誰が!
どこで!言ったのかしら〜?
全く反吐が出るかしら。貴方達の頭の悪さには・・・・。
・・・最後になにかいうことはあるかしら?」
水銀燈「くっ・・。金糸雀!これで勝ったと思わないことねぇ。
私が死んでも第二、第三の水銀燈が貴方を倒すわぁ。」
金糸雀(別に貴方には効かないかしら・・・。貴方の大事なお仲間は
全滅しますけどね。)
31 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 11:06:00 発信元:116.91.86.253
真紅「くう・・・。私としたことが。図に乗った水銀燈如きの策に
乗ってしまったばかりに!」
雛苺「カナリア砲っておいしいの?」
雪華綺晶「・・・。(困りましたね・・。まあいいでしょう。
私にはまだいくらでも体のストックがある。ここは負けとします。)
」
他のやつら「ああ・・・俺達もうおしまいだー。」
金糸雀「ははん・・・。品性の欠片もないコメントどうもありがとう
かしら。そしてさようなら。今度こそ、ジ・エンド。」
シーン・・・。
金糸雀「ん?さっさと発射するかしら!」
シュン!
?「動くな!動いたら鋏を閉じて君を殺す!」
真紅「そ、蒼星石だわ!」
32 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 11:12:58 発信元:116.91.86.253
金糸雀「まさか、カナリア砲が発射しないのは・・。」
蒼星石「想像の通りだよ。さあ降伏するんだ。今なら僕も姉妹も
君を許してあげることができるよ。」
金糸雀「ま、待つかしら。そ、蒼星石は見所があるかしら。
どうかしら?この世界を私と貴方で半分に分け合うというのは?」
蒼星石「・・・次余計なことを言ったら本当に殺す。」
金糸雀「ひょえええ。(目がマジかしら・・こっえーかしら。)
翠星石!翠星石がどうなってもいいかしら!」
蒼星石「・・・・忠告はしたよ。」
カラス「待て!この緑がどうなってもいいのか?」
翠星石「ですぅ・・・。」
蒼星石「す、翠星石。」
金糸雀「(隙あり!)」ピカ!
33 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 11:22:51 発信元:116.91.86.253
蒼星石「あっ!しまった!」
金糸雀「ははん。究極にして、ただ一度きりのチャンスを生かせ
なかったのは痛かったかしら・・・。蒼星石。狙いはよかったか
しら。でも貴方は甘い、ミルクのように甘いかしら。」
蒼星石「ちい。翠星石。」
ダダっ。
カラス「残念だったな。小僧。これは「映像化」のカードの魔法効果
だよ。」
蒼星石「なんだと?」
金糸雀「よくやったかしら。今度ボーナス弾むかしら。」
カラス「ははっ、ありがたき幸せ。」
蒼星石「この!」
スカっ。
カラス「当たらないねえ。」
34 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 11:32:05 発信元:116.91.86.253
水銀燈「ならこれはどお?」
ドカン!
カラス←気絶
蒼星石「水銀燈・・。」
水銀燈「チェックメイトよ。金糸雀。」
金糸雀「・・・・・。」
一方真紅達は、ジュンを救出するべく城内に進入していた。
真紅「ジュン!どこにいるの?」
雛苺「おーい。ジュン〜。でておいでなのー。」
雪華綺晶「お姉様方この部屋です。この部屋にジュンがおりました
。」
ギイーガタン。
35 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 11:38:21 発信元:116.91.86.253
真紅「ジュン!」
ジュン「・・・・。」
ダダっ。真紅達がジュンに近づく。
真紅「ジュン。どうしたの?私がわからないの?」
ジュン「ああ・・・。真紅か。来るの早すぎだ。もうちょっと後
に来てくれ。まだローゼンの所在もつかめてないし。」
真紅「な、何を言ってるの?お父様がどうしたって?」
ジュン「ああそうさ。全て僕が仕組んだことだ。金糸雀さえ僕の
駒に過ぎない。全ては僕がローゼンを打ち倒すために打った、芝居
だったということだ。」
真紅「ジュン・・?一体何を言ってるの?」
ジュン「真紅さえ賛成してくれたら・・・僕だってこんなことする
必要なかったんだ。お前さえいてくれれば・・・でももう遅い。
雛苺。真紅を撃て。」
雛苺「ええー?何でヒナが真紅を撃たなきゃいけないのー?」
36 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 11:44:12 発信元:116.91.86.253
真紅「そ、そうよ。ちょっと貴方おかしいわ。」
ジュン「うるさいな・・・。雛苺は、僕の命令さえ聞いてればいい
んだよ・・・。元々雛苺だって僕の駒だったんだから。
スパイとして、今までお前達と一緒に行動してたに過ぎないん
だよ。」
真紅「本当なの?でもそれが事実だとしても雛苺が私達の仲間である
ことには変わりないわ。」
雪華綺晶(なんだか面白いことになってまいりました。白熱して
まいりましたよ。)
雛苺「うい・・・。確かにヒナはスパイとして真紅達のチームに
入ったのよ。」
真紅「いいのよ。雛苺。ジュンからの頼みじゃ断れないでしょうから
。」
ジュン「雛苺。僕と真紅。どっちをとるんだ?はっきりしろ。
当然僕だよな・・。だってお前は僕の・・・。(ズドキューン)
え・・・・?」
雛苺「ぐちゃぐちゃとうるさいジャップだぜ・・なの。ぴーちく
ぱーちくとちょっと黙ってろなの。」
37 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 11:49:07 発信元:116.91.86.253
真紅「雛苺・・・。」
ジュン「なぜだ・・・。雛苺。お前だけは僕の味方と信じてたのに
・・。」
雛苺「あひゃ。理由なんかないの。ヒナは風。だから何者にも囚
われないそれだけなのよ・・・。グッバイ。ヒナの大好きなマス
ター。(ドキューン。ドキュンドキュンバキューン。)」
真紅「ジュンー!」
雛苺「行くのよ。雪華綺晶。もうここにも用はないの。」
雪華綺晶「はい。お姉様。」
ジュン「うぐぐ。行かせない・・・。させないぞ。雛苺。僕を裏
切ったことを後悔させてやる。」
ポチッ。ゴゴゴゴゴ。
真紅「大丈夫?ジュン。これは・・・城が揺れてるけど何かしたの?
」
ジュン「はあ・・・はあ・・・。真紅!お前も道連れだ!」
真紅「え?なに?いやあああ。」
38 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 11:55:11 発信元:116.91.86.253
ゴゴゴゴゴゴゴゴ。
蒼星石「な、なんだ?」
金糸雀「ジュン・・・。どうやらしくじったようかしら。」
水銀燈「ジュンがなんですってぇ?」
金糸雀「(ニコ)命拾いしたかしら。全く運がいいことかしら。」
蒼星石「待て!金糸雀。逃げるのか!翠星石を返せ!」
金糸雀「カナが本気でやれば、貴方達なんて簡単に倒せるかしら。
ならどうしてそうしないのか。その意味をよく考えてみることかし
ら。では皆様、御機嫌よう。また会う日まで。」
パーン!金糸雀は光の中に消えていく。
ダダッ!
雛苺「大変!大変なの!」
水銀燈「雛苺?真紅はどうしたの?」
39 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 11:59:48 発信元:116.91.86.253
雛苺「早くここからでるの!この城どうやら爆発してしまうみたい
なのよ!真紅なら大丈夫といってたから心配ないの!」
水銀燈「不安だけどここは脱出が先決ねぇ。」
ガラガラガラ・・・。
戦士達「ああ・・ゾーマ城が・・俺たちの夢が崩れていく・・・。」
戦士達B「一つの歴史が終わりを告げた・・・。」
ザザッ。
水銀燈「どこにいくのぉ?蒼星石。」
蒼星石「翠星石を探しに。」
水銀燈「なら私達と一緒にいったらどう?一人より大勢で探したほう
が早く見つかると思うわぁ。」
蒼星石「変わったね・・・。水銀燈。昔の君のほうが美しかったよ。
でも今の君も嫌いじゃない・・・。」
40 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 12:04:41 発信元:116.91.86.253
水銀燈「こっちにきてからいろいろあったのよぉ。ねえ、一緒にいき
ましょうよぉ。」
蒼星石「申し訳ないね。僕は馴れ合いが好きじゃないんだ。」
雛苺「それは嘘なのよ。ならどうして翠星石を探そうなんて思うの?
変なのよ。」
蒼星石「・・・・また会おう。ドールズ。次ぎ会うときも味方だと
いいね・・・。」
タッタッタ。
雛苺「蒼星石ったら、図星なもんだから照れちゃってるの。」
雪華綺晶「さて、私達はこれからどうしましょうか?」
雛苺「うゆ・・・。どうするの?水銀燈。」
水銀燈「当然真紅を探すわぁ。真紅ならあんな爆発如きじゃびくとも
しないだろうし、瓦礫からも脱出できるだろうからそこら辺ぶらつ
てれば会えるでしょう。」
41 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 12:10:25 発信元:116.91.86.253
雪華綺晶「果てしてそううまくいきますかね?」
水銀燈「他に何かいい案があるとでもいうのぉ?」
雪華綺晶「クス。」
水銀燈「何笑ってるの?いいたいことがあるならはっきりいいなさ
いよ。」
雪華綺晶「もうダメかも・・」
水銀燈「なに?」
雪華綺晶「赤薔薇のお姉様・・・。もう壊れてしまったかも・・。」
水銀燈「冗談でもそういう事は言わないでほしいわぁ。ほら、さっさ
と探しに行くわよぉ!」
雛苺「うい!」
雪華綺晶「クスクス・・。無駄なのに・・・。」
42 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 12:13:16 発信元:116.91.86.253
ゾロゾロ・・・。
水銀燈「おかしいわぁ。全然いないわねぇ。」
雛苺「うい・・・。歩くの疲れたの。」
雪華綺晶「少し休憩しません?」
水銀燈「また?お子様達は体力がなくていけないわぁ。」
雛苺「牛みたいな水銀燈とは違うのよ。ヒナたちはデリケートなの
。」
雪華綺晶「本当に、戦闘力の塊のようなお方です。」
水銀燈「あっ、そうだ。話し変わるけど、金糸雀が最後に言ってた
いつでも倒せるけど、放っておいたのはなぜか、みたいのって何だと
思う?」
雛苺「カナがそんなこといったの?ヒナにはよく分からないの。」
水銀燈「それにしくじったか、ジュンみたいなことも言ってたの
よぉ。もしかして金糸雀とジュンってグルなんじゃないのぉ?」
43 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 12:21:32 発信元:116.91.86.253
雪華綺晶「さあ・・・どうなんでしょうね?」
水銀燈「貴方何か知ってるんでしょぉ。教えなさい。」
雪華綺晶「・・・一つ言っておきますが。別に私は好き好んで貴方
と一緒にいるわけではなく、ヒナ姉様がここにいたいというから、
仕方なく協力してあげてるのです。
そこを忘れないでいただきたいものです。」
雛苺「け、喧嘩はダメなのよ・・・。」
水銀燈「分かってるわぁ・・。本当に真紅がいないと全然話が
進まないわねぇ・・。なんだか最近思ったんだけど、もしかして私
って「お馬鹿さん」なんじゃないかと思うのよぉ。」
雛苺「そ、そんなことはないのよ。(ようやく気付いたの・・。)」
雪華綺晶「自分をお知りになる・・・という事は素晴らしいことです
わ。確かに貴方は馬鹿で無能です。恥じなさい。恥知らず。」
水銀燈「そこまでいうことないでしょぉ?でもファミリーがあれば
それを補えると思うのよぉ。私達ずっとお互い戦ってばかりいて、
人形同士での戦闘しか知らなかったけど、力をあわせて他のものと
戦うってのは、一人では気付かなかったことを多く教えてくれ
たって思うのよぉ。」
44 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 13:55:56 発信元:116.91.86.253
雪華綺晶「・・・パーティ戦において、お互いの意思を疎通しあって
協力するのが基本です。
確かにこんな世界がなければ、貴方と協力して何か一緒に戦うなんて
ことはなかったでしょう。
ただここでの事は幻想です。帰ればまたお互い敵同士であることを
お忘れなく。
・・・・でもそれでも、私はここで学んだ事は、無駄でなかったと思
いますよ。」
雛苺「す、すごいの。なんだか知らないけどすごいの。(珍しく真
面目なの・・・。あーあつまんないの。)」
水銀燈「敵同士・・・か。」
45 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 13:58:21 発信元:116.91.86.253
雪華綺晶「どうしたのです?怖気づいたのですか?貴方らしくもない
こと・・。
私達は確かに敵同士ですが、他のものには決して共有できない
「アリス」になるという一点で結ばれた同志の絆があります。
・・・・誰が勝っても、そこまで戦い抜いてきた自分は無駄にな
りません。(何か柄にもないことをいいました・・。赤薔薇のお
姉様がいないと、調子狂います。」
水銀燈「私もずっとそう考えてたわぁ。
あの日・・・第一ドールとして生まれ・・お父様の絶望を感じアリ
スゲームのことを知って。
全てが理不尽なこの世界で、戦っている間だけは確かに私は「生き
ている」という感触があったわぁ。
戦いだけが私を癒してくれた。その点、今も変わらないのかもしれな
いわねぇ。」
雪華綺晶(物質に縛られてるこそ得れるものもある・・・ということ
ですか。ヒナ姉様の言ってた遠回りの産物ですね・・。
しかし・・・私には理解できぬこと。というよりは、理解することを
許されてはいない・・。
私にあるのは、お父様のただ一点の曇りなき思いだけ・・。
それ以外に私を色づけるものはなにもない・・何も許されない。
私はアリスになる以外に選択を許されていない・・・。
ただこの世界なら・・・・私も飛べる。感じれる。
この世界はみんなから「アリス」の束縛を外してくれる。
だから風のように・・・ふわふわゆらゆらと私でも「クールビュー
ティ」の頂に挑戦することを許される・・。ふふっ、誰かが
聞けばきっとお笑いになるでしょうね・・。)
46 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 15:19:43 発信元:202.215.77.140
雛苺「なーんか二人ともじめじめしちゃって、めっめっなのよー。
明日のことを、今日考えても仕方ないの。
この先、何がどうなるかなんて誰にも分からないのよ。
明日は明日の「風」が吹く。ヒナたちは、ただ流れに乗ってればそ
れでいいのよ。
真紅だって、絶対見つかるの。」
雪華綺晶(なんて白々しいのでしょう・・。いやそのときの「風」
を感じて生きておられるお姉様には「過去」の縛りなど大した問
題ではない、ということなのでしょうか。)
水銀燈「そうねぇ。見つかるわぁ。いや絶対見つけてみせるわぁ。
」
雛苺「ふう・・・。(仕方ないの。何でか知らないけど、気付いて
ないみたいからアドバイスするのよ・・・。何でヒナがこんなこと
までしなきゃならないの・・。キャラじゃないのよね。)」
水銀燈「どうしたのぉ?雛苺。ため息なんかついちゃって。」
47 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 15:21:59 発信元:202.215.77.140
雛苺「う、うゆ?なんでもないの。ただヒナちょっと思ったんだけど
、「カード」を使えば、真紅の居場所分かるのよ。」
水銀燈「確かに!素晴らしいわぁ。雛苺。それはナイスアイディア
よぉ!」
雛苺「えへへ・・。役に立って、ヒナとってもうれしいのよ。」
雪華綺晶「指し当たって「召還」でも使ってみます?私持ってます
から。」
水銀燈「お願いするわぁ。」
雪華綺晶「パーティ、真紅を「召還」。」
雪華綺晶の本「パーティ真紅は「召還」を拒否しました。」
水銀燈「ええー?」
雪華綺晶「何か事情があるのかもしれません。」
水銀燈「なら「交信」を使ってみるわぁ。」
48 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 15:25:04 発信元:202.215.77.140
雪華綺晶「持ってたんですか・・・。」
水銀燈「ええ。何か言いたいことでもあるのぉ?」
雪華綺晶「いえ。使ってください。」
水銀燈「「交信」。はぁい。真紅ぅ。そっちの調子どぉ?」
真紅「ごめんなさい。「召還」に応じれなくて、ちょっとジュンが
大変で・・。」
水銀燈「ジュンに会えたのぉ?」
真紅「ええ。お蔭様で。でも精神の損傷が大分激しいわ。どうして
こんな状態になってしまったのか・・。
重ね重ね申し訳ないけど「同行」でこっちまできてほしいわ。」
水銀燈「分かったわぁ。」
真紅「あっ!待って。もしかして一緒に雛苺がいたりしないわよね?
」
水銀燈「え?普通にいるけど?(チラッ)ちょっと待っててねぇ。」
49 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 15:29:51 発信元:202.215.77.140
雪華綺晶「どうでした?」
水銀燈「え、えと。長くなりそうだから、貴方達少しそこらで遊ん
でなさぁい。これは命令よぉ。」
雪華綺晶「何を言ってるんです?」
水銀燈「うるさいわねぇ。いいから遊んでなさいといってるのよぉ。
」
雛苺「そうなのよ。雪華綺晶。水銀燈を困らせちゃダメなの。
きっと何か事情があるのよ。ほらこっちにきなさい。」
雪華綺晶「そうですか・・。分かりました。」
トテトテ・・・。
水銀燈「ふう・・。それで雛苺がどうしたってぇ?」
真紅「実は、ジュンに発砲したの。雛苺が。」
水銀燈「え?ジュンに発砲?どうして?」
50 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 15:46:22 発信元:202.215.77.140
真紅「慌てないで、ペイント弾だったから・・・。体は大丈夫だわ。
」
水銀燈「ただのいたずらって事?」
真紅「何から説明すればいいのか・・・。とりあえずジュンの体は
平気だったけど、心のほうは大分大きな傷を負ったみたいだわ。
今雛苺にあわせると、どういう状態になるか分からない。」
水銀燈「うーーん。難しいわねぇ。雛苺になんて説明したらいいの
やら・・。」
真紅「そのまま説明すればいいと思うわ・・。なんというかあの雛苺
尋常じゃないから。」
ザザっ。
雛苺「話は聞いたのよ。」
水銀燈「雛苺・・・。話を聞いてたのねぇ。いけない子。」
51 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 15:52:00 発信元:202.215.77.140
雛苺「ヒナはここで待ってるの。いってらっしゃい。水銀燈。」
水銀燈「帰ってきたら話を聞かせてもらうわぁ。いいわね?」
雛苺「分かったの。」
水銀燈「雪華綺晶は?」
雪華綺晶「当然残ります。お姉様が行かないのに、私だけ行く意味も
ありません。」
水銀燈「分かったわぁ。じゃあまた後で。「同行」。」
ドピューン。
ジュン「う、うわあああ。嫌だ。嫌だ。もう見捨てられるのは嫌だ
ー。」
真紅「大丈夫、大丈夫だから。私がいるから大丈夫だわ。私は
真紅よ。分かる?」
52 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 15:59:05 発信元:202.215.77.140
ジュン「嫌だ・・。誰も僕の味方はいないんだ・・。やっぱり僕が
やってた事は間違っていたんだ・・。」
水銀燈「大分、参ってるわねぇ。」
真紅「ええ・・・。ずっとこの調子だわ。のりはこういうときは
一人にしたほうがいいといってたけど・・どうなのかしらね。
私はそうにも思えないわ。」
水銀燈「・・・ここは城の内部ねぇ。」
真紅「どうやら下に空洞があったようね。部屋ごとその空洞に、落
ちたみたいだわ。」
水銀燈「ちょっと隣の部屋に行って、休憩しましょう。貴方見れた
顔じゃないわよぉ。
いろいろ聞きたいこともあるし・・・ここじゃちょっと聞けない事
とか。」
真紅「ああ・・・。そうね。分かったわ。(雛苺のことね。)」
ジュン「うう・・・。」
真紅「ジュン。ちょっと水銀燈と話してくるわ。すぐに戻るから。」
ジュン「うう・・・。」
53 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 16:08:18 発信元:202.215.77.140
ギイ・・・バタン。
ジュン「・・・・・。」
ポン・・・。
雛苺「ふふ・・。」
ジュン「・・・・・ひ!」
雛苺「しーー!」
雛苺はジュンに笑いかける。
ジュン「よ、寄るな。僕に苺を寄せるな。」
雛苺「ごめんなさいなの・・・。ちょっと調子に乗っちゃっただけ
なのよ。ジュンに遊んでもらいたかったそれだけなの・・。」
ジュン「え?」
54 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 16:12:30 発信元:202.215.77.140
ふわっ。ピタ。
雛苺「うう・・。許して、ジュン。ごめんなさい。ごめんなさい。」
ジュン(い、いつもの雛苺だ・・・。僕は悪い夢でも見ていたのか
?)
ジュン「・・・雛苺は僕の味方・・でいいんだよな?裏切って・・
ないんだよな?」
雛苺「もちろんなの!」
ジュン「うう・・。雛苺。寂しかったよ!」
ギュ。
雛苺「ヒナもなのよ・・。ジュンに嫌われてしまったと思ってたの
・・。」
ガタン!
真紅「何事なの?・・・雛苺?どうして?」
55 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 16:20:09 発信元:202.215.77.140
雪華綺晶「クスクス。私は止めたんですよ?でもどうしても来たい
とおっしゃるので・・。」
水銀燈「結果よかったみたいだし・・・。いいわよね?真紅。」
真紅「ええ・・・。(でも私は、昔みたいに雛苺を信じれなくなって
いる。)」
水銀燈「落ちついたぁ?ジュン。」
ジュン「あ、ああ・・。」
真紅「話を聞かせてもらえるわね?」
ジュン「・・・全て話す。元々僕は、アリスゲームに疑問を感じてた
んだ。
でも真紅達は何の疑いもなくアリスゲームに生きていた。
だから、僕は自分の考えが正しいと確信していても、何もできな
かった。そんなときに金糸雀に出会ったんだ。」
ジュンの話は、衝撃的であった。真紅達は、その話を聞いて今まで
自分達がやってきたことが、文字通り掌で踊らされていたことだと
気付き愕然とした。
56 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 16:28:18 発信元:202.215.77.140
真紅「そう・・・。ところで翠星石はどこにいるの?蒼星石が
探していたんだけど。」
ジュン「分からない・・・。」
真紅「じゃあ金糸雀は?計画は失敗に終わったのよね?」
ジュン「金糸雀が今何を考えているのか・・・僕にも分からない。
」
水銀燈「貴方達二人の、人形ごっこに付き合わされたって、そうい
うことねぇ。」
真紅「水銀燈・・・。」
水銀燈「でも感謝してるわぁ。私はこの世界に来て、他の姉妹のこと
もいろいろ知れたし、戦いの意味も・・考えさせてくれた。
貴方達が、どう考えて何をしようが、私達が過ごしてきた時間に
嘘偽りは一切なかったわぁ。」
ジュン「僕を許してくれるのか?」
57 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 16:37:25 発信元:202.215.77.140
水銀燈「許すも許さないもないじゃない。貴方も戦っていた。人間
の身でありながら、アリスゲームに参加してた。
身の程知らずにもほどがあるけど、その熱意だけは買ってあげるわ
ぁ。ま、これに懲りてもう余計な事はしないことねぇ。」
ジュン「ああ・・。分かってる。」
水銀燈「ところで・・・この世界から出る方法は知ってるぅ?」
ジュン「悪い・・・。」
水銀燈「本当に何の役にも立たないのねぇ・・・。」
真紅「ちょっと!水銀燈!」
雛苺「ジュンは、悪い心に操られていて、見境がつかなくなってしま
ってたのよ。仕方ないの。」
ジュン「もう目が覚めたよ・・。この世界から出る方法は金糸雀
しか知らない。なぜなら、この世界を作ったのが金糸雀だから。」
58 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 16:48:28 発信元:202.215.77.140
雪華綺晶「そのことですが、この世界を作ったというのはどういう
ことなんでしょう?
・・・・この際はっきりといってしまいますが、ドールズの一部記憶
が改ざんされてますよね?
どうして金糸雀にそんな力があるのです?」
ジュン「僕にも分からないんだ・・・。でもたぶん今ある人間の
技術を全て集めて、錬金術とかいうやつの知識をフルに活用して
作った世界なんだと思う。いつからあるのかよく分からないけど・・
。」
真紅「ちょっと、待ちなさい。記憶が改ざんってのは一体どういう
ことなの?」
雛苺「現在、アリスゲームが進行している中。脱落者がすでに二名
でているの。そのことを、忘れらさせれてるようにしたってことなの
ね。」
雪華綺晶「・・・・。」
水銀燈「うー・・・なんか思い出しそうよぉ。」
59 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 16:58:44 発信元:202.215.77.140
真紅「そうだわ・・・。何でこんなこと忘れてたんでしょう。
私が雛苺を倒して、水銀燈が蒼星石を倒した・・というか横取りよね
。蒼星石は自殺したんだったわ。・・・そして雛苺は、そこにいる
雪華綺晶に体を食べられた・・・。そうだったわよね。
最初に会ったとき、雛苺がいった言葉は、冗談ではなかったという
ことだったのね・・。」
水銀燈「そうだったわねぇ・・。今考えるとなんだか悪いことした
わぁ。(でもなにか肝心なところが抜けてる・・。なんなの?)」
雛苺「ジュンと接触することで、記憶を取り戻せたようなの。」
真紅「貴方は知ってたの?」
雛苺「それは、ヒナは一応はジュンの協力者だから。」
真紅「ちょっと聞きにくいのだけど。」
雪華綺晶「・・・言いたい事は分かります。どうして私とお姉様が
一緒にいたのか?でしょう。」
60 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 17:01:06 発信元:202.215.77.140
真紅「ええ・・・。普通食べられた相手と一緒に遊んでたりする
かしら?」
雪華綺晶「・・・さすがに、私もそう思います。だから驚きました。
お姉様が、最初私と遊ぼうといってきたときには・・・。
驚いたし、疑いもしましたが・・・。途中から、そうすることが
馬鹿らしくなってしまったのです。」
真紅「それで今に至ると・・・。雪華綺晶については私もいろいろ
いいたいことはあるわ。」
雪華綺晶「消えてほしいというのなら、すぐにでも、貴方の目の前
から消えて差し上げますよ?」
真紅「そうね・・・。でも今はそこはとりあえず保留だわ。」
水銀燈「冗談じゃないわぁ。せっかくの戦力を、今更手放すなんて
もったいないじゃなぁい。」
雛苺「水銀燈がいいことを言ったの。ヒナの許可なしに、でていく
ことは許さないの。」
61 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 17:09:13 発信元:202.215.77.140
雪華綺晶「・・・本当に、どっちでもいいのです。私にとっては
些細なことですから。」
雛苺(どっちでもいい・・・。雪華綺晶が、真紅の言葉を気にして
いる?
この世界で、器を持って活動することで「痛み」が分かっ
てしまう体質になってしまったようなのね・・。
明らかに人の好悪を気にしているの。
雪華綺晶の元々の目的、「アリス」への孵化の妨げとなるのか否か
・・・全てはあるがままか・・。)」
真紅「というか水銀燈。記憶取り戻したのに以前と調子が変わらない
のはなぜなの?」
水銀燈「だって今日は今日、明日は明日でしょ。ねっ?そうでしょ。
雛苺。」
雛苺「そうなの!水銀燈は、分かってきているの!」
真紅「開き直ったわね・・。」
水銀燈「そうねぇ。また帰ったらぼこぼこにしてあげるわぁ。
でも「今」は真紅は、ううん。他のみんなも水銀燈ファミリーに
とって、失うことができない大切な仲間よぉ。」
62 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 17:16:38 発信元:202.215.77.140
真紅「単純でうらやましいわ・・。」
水銀燈(元からそうだったわけじゃないんだけどねぇ・・・。)
真紅「確認したいことがあるわ。蒼星石と雛苺はどういう理屈で
この世界にいるの?ローザミスティカももうないのに。」
ジュン「雛苺を例にとって話すと、雛苺であったもの、雛苺を形
作っているもの・・・。
人の記憶、物の記憶、雛苺がいたことで影響されたもの。心。
漂う雛苺の意識の集合体を錬金術により復元させた限りなく、現実
の「雛苺」に近い複製だ。今の雛苺は。でも僕は本物だと思って
る。」
真紅「蒼星石はそのことを知ってるの?」
雛苺「最初は知らなかったの。でもすぐに気付いたのよ。
それは当然なの。蒼星石はずいぶん前にリタイアしてしまっている。
その後、翠星石と再開したときの記憶の違いに気付けば、聡明な蒼
星石なら、すぐにでも気付いてしまうのよ。
たぶん・・・そこら辺もカナの計算のうちなのね。」
真紅「じゃあ・・・。現実の世界に戻ると、やっぱり雛苺と蒼星石
は消えてしまうの?」
63 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 17:27:49 発信元:202.215.77.140
ジュン「消えはしないぞ。最初からいないだけだ。だって元からすで
にいないんだからな・・・。勘違いするなよ。僕だって嫌なんだ。
そんなことは。でもこの世界は結局ただの仮想世界。限りなく
現実に近い形を作ってるけど、偽者なんだよ。」
雪華綺晶(偽者か・・・。やっぱり偽者に価値はない・・・。)
水銀燈(偽者・・・私達全てに刻まれた烙印ね・・。)
雛苺「でもヒナはうれしいの。またこうやってみんなに会えたから。
いずれまた、みんなとははぐれてしまうけど、それまで生を謳
歌してやるのよ。」
真紅「ははあ。だからはっちゃけてたのね。ずいぶんやりすぎな感
あるけど・・。」
水銀燈「そうね・・。この世界が虚実で、私達の行動が全て決め
られて操られていた行動だったとしても、そんなことどうだって
いいわぁ。今は金糸雀をぶっ飛ばすとそれだけよぉ。」
真紅「乙女がぶっ飛ばすなんていっちゃダメだわ。・・・帰っても
その感じでいてくれると助かるのだけどね。」
64 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 17:36:19 発信元:202.215.77.140
水銀燈「アリスゲームはアリスゲームよぉ。そうねぇ。帰ったら
少しくらいは真紅のおままごとに付き合ってあげてもよろしくて
よ。」
真紅「ふふっ。楽しみね。さて今後のことだけど。」
水銀燈「ええ。」
真紅「金糸雀を探すか、翠星石を探すか。それ以外に何か意見ある
人いる?」
水銀燈「ないわ。」
雛苺「ヒナ、難しい事は分からないの。」
雪華綺晶「お任せしますわ。」
真紅「ジュンは?」
ジュン「そうだな・・・。いいんじゃないか。ところで勝手いって
すまないんだが。」
真紅「なに?」
65 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 17:46:29 発信元:202.215.77.140
ジュン「のりに何も言わずにこっちにきて、ずっと連絡してないから
心配してると思うんだ。だから一旦向こうに帰りたいんだが・・。」
真紅「それはいいけど、でも・・・そんなことできるの?」
ジュン「僕は一応「ゲームマスター」だからある程度この世界に
介入できるようになってる。
自分ひとりなら、出入りはいつでも可能だったんだ。」
水銀燈「ずいぶんとまあ勝手ねぇ・・。貴方には借りもあることだし
・・特別に大目に見てあげるわぁ。」
真紅「人間にはいろいろ事情があるのよ。ところで借りって?」
水銀燈「え?い、いいじゃない。そんなこと。ちょっとしたことよ
。」
ジュン「あ!やっぱりあの時のあれは水銀燈・・・。」
水銀燈「うわあああああ。うるさい!うるさい!そのことに触れたら
殺すわぁ!」
ジュン「ひ!ごめんなさい。もう僕帰らせていただきます!」
ビュン!
66 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 17:52:07 発信元:202.215.77.140
雛苺「ああ・・・。いっちゃったの。残念。」
雪華綺晶「またすぐに来るでしょう。」
真紅「気になるわ。私達に隠れてジュンと会ってたってこと?」
水銀燈「下衆な勘繰りは止めなさぁい。あれはそんなことじゃ
ないのよ・・。と、ともかく、どうするの?今後のことよ。」
真紅「まあ、これくらいで勘弁してあげるわ。さて・・どっちも
手がかりがない。雛苺。金糸雀とは接触取れないの?」
雛苺「とれるのよ。」
真紅「そうよね・・・。え?とれるの?」
雛苺「だってヒナ、何回も言うようにスパイなんだから、当然カ
ナともパーティ登録してあるのよ。」
真紅「そんな大事なことを何で今まで・・・いやいいわ。じゃあ
お願いできるわね?」
67 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 18:03:36 発信元:219.117.176.220
真紅さん素敵です
雛苺さん素敵です
蒼星石さん素敵です
翠星石さん素敵です
金糸雀さん素敵です
薔薇水晶さん素敵です
雪華綺晶さん素敵です
水銀燈さん素敵です
68 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 18:05:21 発信元:202.215.77.140
雛苺「分かったの。「交信」もしもし、カナ?こちらヒナ。」
金糸雀「ヒナかしら?何か用でもあるかしら?」
雛苺「実はね・・。全部ばれちゃったの。ジュンがみんなにばらし
ちゃったのよ。」
金糸雀「え?今なんて?」
雛苺「残念なのね。もうゲームオーバーみたいなの。」
金糸雀「冗談よね?」
雛苺「冗談じゃないの。くく・・・みんな凄い怒ってるから、覚悟し
たほうがいいの。」
金糸雀「ヒ、ヒナ。私と貴方の仲かしら。とりなおしてほしいか
しら!」
雛苺「・・・今更命乞いは、見苦しいのよ。大体カナは調子に
のりすぎなの。ヒナも人も事いえないけどね。」
金糸雀「し、仕方なかったかしら。全部ジュンが悪いかしら。
カナは一個も悪くないかしら。」
69 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 18:15:25 発信元:202.215.77.140
雛苺「ヒナに言われたって、どうにもならないの。今すぐ飛んできて
誠意を見せれば、みんな許してくれるかもしれないのよ。
まあ・・まず無理だと思うけど、万分の一の確立でそういう事態も
発生すると思うの。
でも少なくても、そこでずっと震えてるだけでは、立場悪くなる一方
なの。」
金糸雀「ヒナ・・・カナを見捨てないで!お願いかしら!」
雛苺「もうこうなっちゃったら、ヒナにだってなにもできないのよ。
いいからさっさと来いなの。
来て無様な姿をみんなに晒しやがれなの。これ以上見苦しい口上
聞きたくないから、もう切るのよ。」
金糸雀「うわー。待って!おねが・・・(ぷつん)。」
真紅「あの・・・。」
雛苺「多分すぐ来ると思うの。」
真紅「そ、そう。」
70 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 18:21:23 発信元:202.215.77.140
水銀燈「・・・・。」
ビュン!
金糸雀「ハ、ハロー。ご機嫌いかがかしら?皆々様。カナは今日も
元気満点かしら〜。」
真紅「・・・・。」
水銀燈「・・・・。」
金糸雀「ど、どうしたかしら?そんな怖い顔して・・・何か悪いもの
でも食べたかしら?」
水銀燈「ふっ・・・。「演技」だったのよねぇ・・・?ジュンに
命令されてやってただけで、金糸雀は何一つ悪い事はしてない。
そうよねぇ?」
金糸雀「そ、そうかしら!カナは何一つ悪くないかしら!水銀燈は
よく分かってるかしら!」
71 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 18:30:47 発信元:202.215.77.140
真紅「散々調子こいたこといってくれたわね・・・。しかも何度も
殺されそうになった・・。ふふっ。でもあれも金糸雀の「冗談」だ
ったのよね?」
金糸雀「その通りかしら!全部「冗談」かしら!カナは操られてた
だけかしら!なーんも悪くないかしら。悪いのは全部ジュンかしら!
」
水銀燈「へえ・・・。でもなんかジュンも同じようなこと言ってた
わよぉ?悪いのは全て金糸雀だって・・。」
金糸雀「そ、それはジュンは嘘を言ってるかしら!ど、どんな嘘を
つこうがこの才女の目はごまかせないかしら!
そ、それとも二人は、こんなかわいいカナの話が信じれなくて、
憎たらしいジュンの言うことを信じるのかしら?」
真紅「かわいい?(ドカッ!地面に石を叩きつける!)ジュンは
私の大切なマスターよ?憎たらしいってのはなに?」
金糸雀「い、い、言い間違えたかしら!ジュンはかわいらしいマスタ
ーだったかしら!それに比べてカナは薄汚い豚野郎かしら!」
72 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 18:38:19 発信元:202.215.77.140
水銀燈「そんな豚野郎は、二度とおいたができないようにお仕置き
しないといけないわぁ。」
雛苺(はあ・・・・。誠意の欠片も感じられないの。もうこりゃ
庇う余地すらないのよ・・。)
金糸雀「ま、待て!待つかしら!動物虐待反対!豚ちゃんかわいい!
動物愛護団体が黙っちゃいないかしら!」
真紅「奇遇ね。(にっこり)私も豚ちゃんはかわいいと思うわ。
でも豚野郎はダメよね?貴方もそう思うでしょ。水銀燈。」
水銀燈「ええ・・。豚野郎はダメよねぇ。この世から抹殺されるべき
存在よぉ。」
金糸雀「ぶ、豚野郎だって生きてるかしら!豚野郎に愛の手を!」
真紅「言う事は終わった?」
水銀燈「じゃ・・・そろそろ。」
73 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 18:43:34 発信元:202.215.77.140
金糸雀「わ、罠かしら・・・。」
真紅「え?」
金糸雀「これは罠かしら!カナははめられたのかしら!カナは悪く
ない。悪くないかしら!
こ、これというのも全部ジュンが悪いかしら!え、ええーい!
何をやってるかしら!雛苺。さっさとこいつらをみんな銃で撃ち
殺すかしら!」
雛苺「やれやれなの・・・。(クルッ)」
カツカツ。
金糸雀「ど、どこにいくかしら。この役立たず!こうなったら逃
げるしかないかしら!」
ビュン!
真紅「あ・・・消えたわ。」
水銀燈「いじめすぎたようねぇ。」
74 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 18:51:36 発信元:202.215.77.140
金糸雀の声「くははは。カナは神!誰もカナは倒せない!神に逆
らおうなどと無益なことかしら!」
水銀燈「姿がないのに、なぜかうざい声だけ聞こえるわぁ。」
真紅「金糸雀。今なら私達もまだ許せるけど、これ以上やったら
もう無理よ。」
金糸雀の声「そ、そんなこと言って脅してもダメかしら!貴方
達の魂胆は見え透いてるかしら!お、追ってきても無駄かしら!
カナは何度だって逃げてやるかしら!」
水銀燈「無残ねぇ・・・。」
真紅「とりあえず金糸雀の方は放っておきましょう。しばらくしたら
頭も冷えるでしょう。翠星石と先に合流しておくわよ。」
水銀燈「ええ・・・。ん?あれ?」
真紅「どうしたの?」
水銀燈「雛苺と雪華綺晶、一体どこに行ったのぉ?」
真紅「あっ。そういえばいないわ。」
75 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 18:56:52 発信元:202.215.77.140
トコトコトコ・・・。
雪華綺晶「どこまでいくのです?お姉様。」
雛苺「この辺りにしましょうか。」
雪華綺晶「なにがです?」
雛苺「もう「物語」も終焉に近いから、貴方に最後の教えを授けよう
と思ったの。」
雪華綺晶「わお!雪、感激です!といっても今まで何か教わった
覚えありませんが・・・何を教えてくれてるんです?」
カチャ。雛苺は高速で拳銃を引き抜くと、雪華綺晶の頭に突きつける
。
雪華綺晶「な、何の冗談です?今更こんなことしてなんになるんです
?やはり私のことをお許しにならなかったのですか?だとしても
無駄ですよ。私には体のストックがたくさんあるんですから、この体
一つ失ったところで・・。」
76 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 19:04:58 発信元:202.215.77.140
雛苺「心が乱れれば事実を把握できなくなるの。事実をありのまま
把握、見るのではなく感じるの。お分かり・・?分かったのなら・・
「死」を謳歌しろなの。」
ドキューン!
雪華綺晶「く・・・。(撃った!本当に私を殺す気だった!今にな
ってなぜ・・?意味が分からない。)」
雛苺「避けたか・・・。さすがといっておくのよ。で、どうするの
?」
雪華綺晶「・・・決まってます!ボディチェンジ!」
雪華綺晶の体が雛苺の体に変わっていく。
雛苺「私の体・・・なぜそれを選ぶの?」
雪華綺晶「貴方に対してはこれが一番有効でしょう?では・・・
「生」を謳歌させてもらいます!」
ドキューン!ササッ!
雛苺「当たるわけないの・・。そんなみえみえの狙いじゃ・・。
それで本気でやってるの?なら・・・すぐに終わっちゃうのよ。」
77 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 19:15:06 発信元:202.215.77.140
雪華綺晶「ならば、これでどうです!分身!」
雪華綺晶は全ての体のストックを場に召還する。合計百体!
その姿すべて雛苺の姿である。
雪華綺晶「全てが意思を持っています。そして・・・マインドシ
ャッフル!これにより私の精神は、百体の体の間を行ききできるよ
うになります!これで貴方は勝ち目がなくなりました。
動き回る百体をさらに移動する私の精神!これを探り当てる事は
いくら貴方でも不可能です!
何かわけがあるんでしょう?話してみてください。」
雛苺「・・・ねえ?」
雪華綺晶「な、なんですか?」
雛苺「この程度で、ヒナをどうこうできると本気で思ってるの?
だとしたら・・貴方には失望したのよ。」
雪華綺晶「・・・なら仕方ありません。不本意ではありますが・・
貴方を討ちます。(今になって裏切る・・・。やっぱり私は一人
ぼっちです・・。私にも器があって・・絆をもらえたと思ったのに
・・幻想でしたか・・。私の存在自体が・・・幻想。)」
78 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 19:19:24 発信元:202.215.77.140
雪華綺晶「さようなら・・。バイバイ・・。」
ドヒューン!百体の雪華綺晶が、前後左右全方位から雛苺に
一斉に発砲する。
雛苺「ふう・・・。言っても分からなかったようなのね。こんな程度
目をつぶってても避けられる・・・。」
シュン!シュン!シュン!避ける!全て避ける!雛苺に一発たりとも
当てる事は不可能!
雪華綺晶「なぜ?」
雛苺「「風」を感じれる一繋ぎの大秘宝「KA・RI・SU・MA」のヒナに
「攻撃」など無意味。そしてそこよ。」
バーン!雛苺の放つ一発の銃弾が、雪華綺晶を貫く!同時に!
全ての雪華綺晶の予備の器は、地面に伏せてしまう!
雪華綺晶「ぐ・・・。」
雛苺「まずは右手。これでその手はしばらく使い物にならないのよ
。そして・・・ふふっ貴方のご自慢のお人形さんたちも、どうや
ら止まってしまったようなの。」
79 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 19:23:51 発信元:219.117.176.220
,ィ冖冖冖ー 、 ,ァ= = = 、、
/ .{! ヾ,_/7 !}
/ {! -_、ノニ/- ―- .._/f
ゝ {l,. - ニア / `丶、
ゝ_,. ' / / / \
´ ̄>イ:./ ./:l .:!:..l:. l ヽ
_. ´ l l:.:| :|:.:|:.._.:.l-:r‐:、 .:. .:|:. . ',
,. -ニ 、 l:l:.:l:..:.:l:..'l´::.:.|.ヽ`ヽ:...:./:./l、|.:. |
l `ヽ、..ヽ:.ヽヽヽ,ィテッ下 j///イヽ!.:.://
ヽ- 、 __ \∠Ll_ヽ 、ー_' 「ッ!l/:.:/
`「:>ミ:l l l _:ヽ‐- 、l , ヽ' lニ三‐-、
ヽ_ヽヾ l l/ l:.:.:l=z_-| ` ー lュ_┘__|
ヽヽ \!:.:T⊥ ノつ-‐ フ
`>、 Y.:ノ , ィー--‐ 彳
,. '´ /ヾュ. |ヾュ `Tニ´イk r‐ '
| ,ハヽ、ヾュl ヾュ、_,>´ ! ヾュ !ヾュ
l | ヽ、ヽ、`ヾュ `冂ニ、/:ヽ. ヾ」 ヾュ
/` l ヽ、ヽ、 ヾュT、 l \\ヾュ_ ヾュ
'、 | ヽ、ヽ、ヽ:ヽ.l ヽ:ヽ ヾュ ヾ}
ヽ | ヽ/!|:ヽl ヽヽ、`7′
. `lV / !l:::::| ヽ/
/ l /:| !l::::l /
80 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 19:27:17 発信元:202.215.77.140
雪華綺晶「な、なぜ!どうしてなんです!私にあんなに優しくして
くれたのに!」
雛苺「貴方・・・。ヒナの体を食べておきながらよくそんなこと
言えたものなの・・。真紅も言ってたけど、そんな相手と仲良くで
きると本気で思ってたの?
私が見たかったのは、貴方の絶望した顔なの。そう考えたら全部
辻褄が合うと思わないの?」
雪華綺晶「ち、違う。お姉様はそんな人じゃない!戻って!お願い
だから元のお姉様に!」
雛苺「そりゃ人じゃないのよ。ヒナは人形だもの・・。雪華綺晶・・
ねだっちゃダメなのよ。
そして、考えないで・・感じるの。ヒナの「KA・RI・SU・MA」を
感じるのよ。
そして貴方の「KA・RI・SU・MA」を共鳴させるの。
そうすれば、物事の本質が分かるのよ。これがヒナの最後のアド
バイス。活かせるかどうかは貴方次第。」
81 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 20:08:49 発信元:202.215.77.140
雪華綺晶(感じる・・・考えるのではなく感じる・・・。
感じる・・意識が流れてくる。なに?この感覚は?満たされる・・。
ああっ!閃きました!
そうですわ!そういえば前にお姉様が言ってました。「理解」する
ことより「信ずる」ことのほうが全然崇高なんだって・・・。
お姉様のあの目は憎しみじゃない。慈しみ!私に何かを伝えようと
なされてるのです!)
雛苺「答えを聞かせてもらうのよ。」
雪華綺晶「私の答えはこれです!」
ガバッ!ギュウ。変身を解き雪華綺晶は、雛苺に抱きつく。
カチャ。その頭に雛苺は銃を突きつける。
雛苺「・・・それが貴方の出した答えなの?その後はもうないの?」
雪華綺晶「・・・これが私の気持ちの全てです。私はお姉様を信
じます。貴方が私を裏切っても・・・そんな表現は適切でないかも
しれませんが、ともかく私はお姉様を信じます。
私がどうなったとしても!」
82 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 20:13:39 発信元:202.215.77.140
雛苺「・・・分かったの。」
パーン!
雪華綺晶「・・・・・・あれっ?」
雛苺「なーんちゃってのクラッカー!大正解なの!よく分かったのね
。期待以上なのよ。」
雪華綺晶「え?え?」
雛苺「それが「信じる」ということなのよ。
信じるって事は一方通行なの。「愛」と同じなのね。相手が裏切
ろうがなんだろうが、関係ないの。
むしろ裏切ることも含めて、それ全てが「信じる」ということなの
よ。
・・もしも雪華綺晶を裏切った相手を、雪華綺晶が裏切らせてし
まって自分が悪いと思うような相手ができたら、それは雪華綺晶
にとって宝物なのよ。
忘れないで。「信じる」ことに長けているものは、誰にだって負
けないのよ。」
雪華綺晶「え?お姉様。雪は?」
83 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 20:20:40 発信元:202.215.77.140
雛苺「何も心配ないのよ。ここからでても忘れないでほしいの。
「アリスゲーム」も大事な事と思うけど、私達はきっとそれ以上
の可能性だって見出せるのよ。
みんなが幸せになれるようなそんな未来。お父様も、私達も、そして
雪華綺晶も・・・。
「KA・RI・SU・MA」の輝きは誰にだってあるの。絶対の道は存在し
ない。貴方の歩む道が、幸せに満ちることができるようにヒナも
祈るのよ。」
雪華綺晶「お、おねえさまあー。えーん。」
雛苺(今はわからないかもしれないの・・でもいつかきっと。)
ーーーーーーーーーー。
雪華綺晶「ぐすん・・・すやすや。」
雛苺「泣き疲れて寝ちゃったみたいなの。「転送」。」
ビュン。
雛苺「さて、後一つ後始末してくるのよ。」
ビュン・・・。
84 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 20:23:08 発信元:202.215.77.140
金糸雀「アーア・・えらいことをしてしまったかしら・・。でも
仕方ないかしら。あの二人単体でも恐ろしいのに、二人そろってたら
、か弱いカナじゃどうにもならなかったかしら・・。」
トコトコ・・。
雛苺「カナ。」
金糸雀「あ!ヒナ!ひどいかしら!どうしてカナを見捨てたかしら!
おかげでますます自体が悪化したかしら!」
雛苺「あのね。(にや)金糸雀にお客さんなの。」
金糸雀「お客さん・・・?すっごい嫌な予感しかしないかしら・・。
もしかして真紅達?」
雛苺「違うの。蒼星石なのよ。」
金糸雀「げえ!蒼星石!」
ササッ・・。
蒼星石「けじめを、つけさせてもらいにきたよ。」
85 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 20:29:03 発信元:202.215.77.140
金糸雀「に、煮るなり焼くなりなんとでもするかしら!こ、この後に
及んで、見苦しい真似をするカナではないかしら!」
蒼星石「いい覚悟だね。じゃ・・そうさせてもらおうか。」
金糸雀「あの・・・。あまり痛いの嫌かしら?優しく・・優しくかし
ら?」
蒼星石「ねえ、金糸雀。僕は仕事に、忠実でありたいといつも思
ってるんだよ。
僕は「庭師」僕の仕事は悪い芽を「刈ること」なんだ・・・。
僕は仕事にうそはつけないよ。」
金糸雀「ひえ・・。カ、カナは悪い芽なんかじゃないかしら・・。
それは蒼星石の勘違いかしら。」
蒼星石「ちょっと違うな・・。僕がそう思うからそうするんじゃない
んだよ。
この「庭師の鋏」が君を「刈れ」と僕にささやいてくるんだ。
「庭師の鋏」はいつだって僕を導いてくれる。
彼女の言うことに間違いなんてないんだよ。」
金糸雀「ひいい。ぶっ飛んでるかしら!い、いくらなんでも鋏を使う
のはひどいかしら!」
86 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 20:32:37 発信元:202.215.77.140
蒼星石「飛んでるのは、お互い様じゃないか・・。言っておくけど
今逃げたら、もっとひどい目に合うよ・・。そんなことしないだろう
けど、忠告はした。
僕は脅しや嘘は言わない。やるといったらやるんだ。それは君も
知ってるよね?」
金糸雀「あわわわ。こ、こないで・・。カナに近づいたらダメかしら
!」
蒼星石「・・・・。」
ジャキ・・・。
金糸雀「ぎゃあああああああ。」
ーーーーーー。
蒼星石「終わったよ。」
雛苺「もういいの?」
蒼星石「金糸雀の刺身なんて・・・ふふっ想像しただけで、悪いけど
いただけないからね。あれでよしとするよ。」
87 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 20:35:39 発信元:202.215.77.140
雛苺「じゃあ一緒に帰る?」
蒼星石「・・・お互い、後はないんだ。・・僕にはあと一つ。
やり残しがある。雛苺なら分かってくれるよね?」
雛苺「いってらっしゃい。蒼星石。終わったら、こっちにくるとい
いのよ。」
蒼星石「さあ?どうだろうね。気が向いたらそうさせてもらおう
かな。」
ザザッ。
蒼星石「ああそうそう、一つ聞いておきたい事があったんだ。」
雛苺「うゆ?」
蒼星石「僕達の存在って意味があったのかな?アリスゲームって
・・・ははっ、何を言ってるんだ、僕は。今になってこんなことを
・・・ごめんよ。雛苺。今言った事は忘れてほしい。」
88 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 20:38:08 発信元:202.215.77.140
雛苺「きっと・・残った翠星石や、残った姉妹達が、答えを出して
くれるのよ。」
蒼星石「僕達は「去るだけ」か・・・。」
雛苺「そんなこともないと思うの。」
蒼星石「いやいいんだ。そうだとしても・・・。じゃ、今度こそ本当
に行くよ。全ての決着をつけてくる。」
雛苺「またね・・。(蒼星石には悪いけど、たぶんそれは無理なの
よ。)」
蒼星石はウィンクした後、雛苺の前から消えた。
雛苺「・・・・・。」
金糸雀「か・・かしら・・・。」
雛苺「あっ。おーい。カナ?大丈夫なの?」
ユサユサ。
89 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 20:41:19 発信元:202.215.77.140
蒼星石にグーでボコボコにされた金糸雀「だ、大丈夫なわけないか
しら。大体カナは、そんな悪いことしてないかしら・・。」
雛苺「その程度で助かったで思うべきなの。ヒナと一緒に来るのよ
。」
金糸雀「も、もう嫌かしら・・。カナは帰るかしら。」
雛苺「あの二人も、そんな鬼じゃないから大丈夫なの。」
金糸雀「そ、そう願いたいものかしら。」
雛苺「ヒナも庇ってあげるから。」
金糸雀「凄く胡散臭いけど、ないよりましと思うかしら。」
雛苺「「同行」。」
ビューン
90 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 20:47:08 発信元:202.215.77.140
アナウンス「ピンポンパンポン。突然ですがお知らせがあります。
本日を持って「ワールド」のサービスを停止させていただきます。
真に恐れ入りますが、今までのご利用ありがとうございました。」
戦士A「なんだ。消えちまうのかよ。」
戦士B「結局ゾーマ城攻略戦は、うやむやに終わっちまったな。」
戦士C「まあいいんじゃねえか。結構楽しかったぜ!この世界も。」
戦士A「最後の戦いは伝説だよな。「動く要塞」と「電脳世界の神」
の戦い。それはそれは凄かったって聞くぜ!」
戦士B「でも消えちまうんだろ。」
戦士C「いやでもよ。なんだったけな。昔見たアニメで恥ずかしい
刑事がいてな。そいつが大切なものを奪った・・とかいうんだよ。」
戦士A「なんとなく言いたい事は分かるぜ。月並みだけど、心には残る
ってことだろ?
あれ・・・?逆か。俺達心を奪われたのか?」
戦士B「アジトに戻ろうぜ。最後の時間なんだ。有効に使ったほう
がいい。」
戦士C「だな。いくか。「帰還」。」
91 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 21:07:54 発信元:202.215.77.140
ビューン。
真紅「終わりみたいだわ。」
水銀燈「帰れるのね?」
真紅「ええ・・。たぶん。」
雪華綺晶「心配しなくても大丈夫ですわ。これでおしまいですから
。」
真紅「帰ったらまた戦いよね。私達。」
水銀燈「・・・・。」
雪華綺晶「・・・・。」
ビュン。
雛苺「あ、みんな。しけた顔してるの。ちょっと目を離すとすぐこれ
なのよ。ここは・・・例のバーなのね。場所移動しない?」
真紅「おかえりなさい。雛苺。・・・・と金糸雀。」
金糸雀「ははは・・・かしら。」
92 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 21:12:10 発信元:202.215.77.140
水銀燈「凄い顔ねぇ。」
雛苺「蒼星石にこってりしぼられたのよ。」
水銀燈「ふーん・・。いい気味よぉ。」
雪華綺晶「場所を移すって、どこか当てでもあるんですか?」
雛苺「近くに野原があるから、そっちに移動したいのよ。」
水銀燈「ええー。何で好き好んでそんな場所に・・。」
真紅「まあまあ・・・水銀燈。「最後」よ。分かるでしょ?」
水銀燈「ああ・・。そうね。分かったわぁ。行きましょうか。」
ガラガラガラ。
マスター「ありがとうございました。」
真紅「ああっ。マスター。これお代。」
93 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 21:22:06 発信元:202.215.77.140
マスター「え?お客さん。これはちょっと多いですよ。」
真紅「どうせもう使わないわ。・・・貴方の入れる紅茶なかなかの
ものだったわよ。」
マスター「は、はあ。ありがとうございます。(こんな大金今更
貰ってもな・・・。カードでも買いまくるか。)」
ダッダッダ。
真紅「ごめんなさい。」
水銀燈「なにしてたのぉ?あまり時間ないんだからねぇ。」
真紅「行きましょう。」
ドールズは野原に到着する。
水銀燈「で、どうしようっていうのぉ?こんな場所で。」
雛苺「えへへ。みんなで輪になって座るのよ。」
真紅「それで?」
94 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 21:29:56 発信元:202.215.77.140
雛苺「それだけなの。」
水銀燈「はあ?なんなのそれぇ?」
金糸雀「雛苺がやる事は、いまいち不明瞭で意味が分からないか
しら。」
雪華綺晶「いいじゃないですか!輪になってただ座るだけ!雪は
大賛成です!えらい人にはこの良さが分からないんです!」
水銀燈「仕方ないわねぇ。」
ドスン。
真紅「地震だわ。」
水銀燈「この鎧ともお別れねぇ。」
真紅「あら?愛着がわいたの?散々不便だって言ってたのに。」
水銀燈「冗談よしなさぁい。私は華麗に空を飛んでるほうが、似合っ
てるの。こんな鎧なんか・・・。ま・・鎧も、たまにはいいかもしれ
ないわねぇ。」
95 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 21:37:04 発信元:202.215.77.140
真紅「ふふっ。」
雪華綺晶「くくく・・。」
金糸雀「くはははは。」
雛苺「あはは、おっかしいのー。」
水銀燈「な、なによぉ・・。みんなして。たまには!よぉ。あく
までもたまには!なんだからねぇ。って金糸雀!戻ってる!その
笑い方やめなさい!」
ビュン。
蒼星石「やあ。ずいぶんと楽しそうだね。僕達も混ぜておくれよ。」
真紅「蒼星石!」
翠星石「私も!翠星石もいるですよ!」
水銀燈「ああ、貴方もいたのねぇ。翠星石。」
96 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 21:42:23 発信元:222.5.63.103
いいかい
97 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 21:42:59 発信元:202.215.77.140
翠星石「なんなんです!翠星石なんかずっとみんな探してたのに、全
然誰も見つからなかったですぅ。
運よく蒼星石と再開したときもそこにいるチビカナに邪魔されるし
、聞けばチビ人間もグルだったっていうし、もう散々ですぅ!
人間不信に陥ったですぅ。誰も信じられないですぅ。」
蒼星石「こうしてまた会えたんだし・・きっとジュン君だっけ?
反省してるよ。たぶん。」
翠星石「百歩譲ってチビ人間はいいですよ。でもチビカナは許さん
ですぅ。一生翠星石の奴隷としてこきつかってやるですぅ。」
金糸雀「嫌かしら・・。勘弁してほしいかしら。お代官様。」
翠星石「ええーい!そこに直れーですぅ!」
金糸雀「ははーかしら・・。」
水銀燈「やれやれ、一気に賑やかねぇ。」
真紅「こういうの嫌い?」
98 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 21:50:29 発信元:202.215.77.140
水銀燈「たまにはいいでしょう。」
雛苺「蒼星石。どうだったの?」
蒼星石「ああ・・・。ダメだったよ。」
雛苺「気を落とさないでね。」
蒼星石「あはは・・・。」
翠星石「ああー!蒼星石!なにチビ苺と、怪しい会話してやがるで
すか!
姉妹の間で秘密話ですよ!さあはやく吐くです。さあさあ!」
蒼星石「勘弁してよー。」
金糸雀「ぎゃははは。もっとやれかしらー!」
蒼星石「刈るよ?」
金糸雀「あうう・・。」
99 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 21:53:57 発信元:202.215.77.140
雪華綺晶「ふふふ・・・愉快な人たち。(でも私は・・。)」
雛苺「さてと、残り時間も少ないことだし、やっぱり、ただしゃべ
ってるだけじゃものたりないよね?雪華綺晶。」
雪華綺晶「といいますと?」
雛苺「決まってるのよ。やっぱりヒナ達は「これ」なの。」
ポイッ。ガチッ。
雪華綺晶「お姉様の「ビックマグナム」。なぜこれを私に?」
雛苺「雪華綺晶に使ってほしいの。大丈夫。ヒナはこれでいくから
。」
雛苺は手で銃の形を作る。
雛苺「仕込み銃なの。威力はマグナムに劣るけど・・・一応ヒナの
予備の銃なのよ。雪華綺晶・・・「生を謳歌!」なの!」
雪華綺晶「!」「敵わないまでも・・・全力で行きます。雪華綺晶
、「生を謳歌!」させていただきます!」
真紅「え?どこへ?」
二人は姉妹達から離れた場所に移動し対峙する。
100 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 22:06:27 発信元:202.215.77.140
真紅「ようやく100だわ。」
雛苺「この調子なら1000なんて、あっという間なの。これを後9回繰り返せば
いいだけなの。」
水銀燈「いや・・いくらなんでも1000は無理でしょぉ?」
雪華綺晶「諦めたら試合終了です。偉い人にはそれがわからんのです。」
翠星石「とりあえず67は物事が、よくわかってるですぅ。素直じゃない翠星石
も、67は素敵だといわざると得ないですぅ。」
蒼星石「そうだね。こんな人ばかりだと、争いなんて起こらないのにね・・。
残念だよ。さて・・ここで話しててもなんだしそろそろ始めようか。」
金糸雀「カナの出番は?」
一同「ない。というか誰だったっけ?」
金糸雀「ひ、ひどいかしら・・。」
101 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 22:15:28 発信元:202.215.77.140
雛苺「・・・。」
雪華綺晶「・・・・。」
ドン!どちらの引き金か・・それとも同時だったのか?戦いの鐘が
鳴り響く。
ドンドンドン!パンパンパン!撃つ!避ける!撃つ!避ける!
両者は撃ちしかし当たらない!カンカンカン!両者の弾が空中衝突!
力は・・・拮抗している!
雪華綺晶(いけます・・・!私もお姉様の領域を捉えれる!「風」
が私と一体になって吹き抜ける!)
雛苺「ふふふ。雪華綺晶。朝日も私達を祝福してるのよ・・。」
水銀燈「す、すごいわぁ・・・。」
金糸雀「また病気が始まったかしら・・・。」
蒼星石「美しい・・。」
102 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 22:19:25 発信元:202.215.77.140
翠星石「はっ!な、なにいってるです!は、早く二人とめるですよ!
」
真紅「心配ないわ。翠星石。ほらだって、二人ともあんなに楽しそう
。」
雪華綺晶「お姉様!私の「KA・RI・SU・MA」を感じてください!」
雛苺「言うようになったのね。いいでしょう。吹き抜ける風。
輝く太陽。・・・その心は、ただ一点の真実を灯しだす蝋燭の炎。」
雪華綺晶「流れる雲、漂う風、これは・・・空?空を翔る!
お姉様!」
雪華綺晶は、銃を捨て跳躍する。
雛苺「雪華綺晶!」
それに雛苺も続く!二人は銃での戦闘をやめる。格闘戦!しかし
両者共、攻撃は当たらない!
103 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 22:23:48 発信元:202.215.77.140
金糸雀「だあー。殴り合いかしらー。もう見てられない。」
真紅「いや・・あれは例えるならダンス・・それも妖精のダンスだ
わ。」
翠星石「ちっとも攻撃あたらねえですね。」
水銀燈「何か私までうずうずしてきたわぁ。ねえ真紅?」
真紅「嫌です。全力でお断りするわ。」
水銀燈「あら・・。つれないのねぇ。」
蒼星石「どうだい?水銀燈。僕が相手では不足かな?・・実は、僕も
ついさっき振られてしまってね。振られたもの同士、仲良くしない
かい?」
水銀燈「あらぁ?ふふっ。望むところよぉ。」
翠星石「ダ、ダメに決まってるですぅ。そうはさせんです。
水銀燈!蒼星石を悪の道に引き込むなですぅ。」
水銀燈「ええ?私が悪いのぉ?」
翠星石「悪い事は、全部水銀燈に押し付けておけば、何も問題ないで
すぅ。」
104 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 22:30:03 発信元:202.215.77.140
水銀燈「大有りよ!」
真紅「そうよ。翠星石。水銀燈は本当は優しいお姉さんなんだから
。」
水銀燈「だ、誰が!あれ・・鎧が。」
真紅「私のくんくんセットもだわ。」
蒼星石「消えていく・・・。あるべき姿へ戻るんだ。」
翠星石「蒼星石・・。」
金糸雀「本格的に崩れ始めたかしら。」
真紅「そういえば、私達はどこにでるの?ちゃんとジュンの家に
いけるんでしょうね?」
金糸雀「こ、ここまできたら、カナの影響力も世界に及ばなくなるか
しら。こんな事態になるとは、思わなかったからそこまで考えてなか
ったかしら。」
真紅「はあ・・・。」
水銀燈「戻ったら、さっそくNのフィールド使うことになりそうねぇ。
」
105 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 22:34:24 発信元:202.215.77.140
蒼星石「彼女達の戦いもクライマックスか・・。」
拳を一つ交えるたびに・・・一つの思いが交差する。
二人はすでに何千年、何億年と会話したに等しい量の交差を行った
・・・。
雪華綺晶(消えていく・・・。でももう少し・・もう少しだけ。)
雛苺(雪華綺晶・・・。)
シュン!シュン!シュン!二人の攻撃は当たらない。そして消え
ていく。
二人の速度は加速し光へ・・そして光を超え宇宙を巡る・・。
光が自分なのか・・。自分が光なのか。どこまでが自分で・・どこ
までが世界なのか・・。
いや初めからそんな境界線は、なかったのかもしれない。
全ては風のごとく・・・ふらふらと・・ゆらゆらと・・。
雪華綺晶(ああ消える・・。せめてもう一つ!・・・え?)
シュン!ふわ・・。
雛苺(にこ。)
106 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 22:43:44 発信元:202.215.77.140
雪華綺晶(今・・・確かに届いた。私の手が・・お姉様の服にさわ
った?あ・・・消えていく・・・。)
ピカッ・・・・!
雪華綺晶「う・・?ここは・・森ですね・・。まだ手に感触が残っ
てる・・。
こ、これは?お姉様のビックマグナム!なぜこれが私の手の中に?
」
しゅう。
雪華綺晶「消えました・・・。幻?いや確かに・・まだ手に感触が
残ってます。」
ふわッ。
雪華綺晶「風です・・。温かい風。まるでお姉様みたい・・あっ桜が
。」
桜吹雪が雪華綺晶を包み込む。
雪華綺晶(雪が解ければ春が来る・・・。分かりました。ありがとう
ございます・・・。お姉様は本当に春風のようなお方です・・。
さて・・私の歩む道は・・・。)
ーーーー数日後。
ジュン「す、翠星石。いい加減調子を戻してくれよ・・。」
107 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 22:47:43 発信元:202.215.77.140
翠星石「ぼけ・・。」
翠星石の目の前で真紅が手をぶんぶん振り回す。
真紅「ダメね・・。今日も見事に放心してるわ・・。」
ジュン「おーい。翠星石・・。」
翠星石「あっ。ジュン。おやすみです。」
真紅「まだお昼よ・・。」
トコトコ。
ジュン「いっちまった・・。ダメだこりゃ。」
真紅「ダメだこりゃじゃないわ。貴方が悪いんだからちゃんと翠星石
が元に戻るまで面倒みなさい。」
ジュン「はいはい。」
真紅「全く・・。全然反省の色がないわ。大体貴方は・・。」
ピンポーン。
ジュン「おっと、お客さんだ。悪いな!真紅!」
真紅「は、話はまだ・・。」
108 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 22:55:09 発信元:202.215.77.140
タッタッタ。
真紅「はあ・・・でもジュンは何か吹っ切れた感じね。こっちはい
い迷惑だったわ・・。」
ドンドンドン!
ジュン「ら、乱暴だな・・・。少しくらい待てないのか。ちょっと
誰だか確認してみよう。(じー)あれ?誰もいないぞ。」
ドカッ!鍵がふっとび扉がこじ開けられる。
ジュン「だ、誰だよ!警察呼ぶぞ!」
水銀燈「はあ?呼んでみなさいよぉ?」
ジュン「え?」
水銀燈「ほら、どうしたのぉ?早く呼びなさぁい?ほらはやくぅ。
」
ジュン「え・・えっと・・・?ここの家に何か御用でしょうか?
」
水銀燈「なによ?用がなきゃ来ちゃいけないっていうのぉ?貴方
何様?」
ジュン「や、やっぱアリスゲームできたのか・・?まさか仲良く
紅茶を飲みに来たなんて事はないよな?」
109 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 22:59:52 発信元:202.215.77.140
水銀燈「だから、今日は客として玄関から来てやったんじゃなぁい
。さっさと紅茶くらいだしなさい。」
ジュン「わ、分かりましたー!」
水銀燈「ちょっと待ちなさい。」
ジュン「まだ何か?」
水銀燈「(ひそひそ)貴方、夢で私にあったこと、まさか誰にも言
ってたりしないわよねぇ?」
ジュン「あ、ああ。でもやっぱりあれって水銀燈だったのか。」
水銀燈「気安い!」
ジュン「じゃ、じゃあなんて呼べばいいんだ。」
水銀燈「うるさいわぁ。いいこと?念のためもう一度言っておくけど
、もしあの事を誰かに言ったりしたらジャンクにしちゃうからねぇ。
分かったわね?」
ジュン「わ、分かりました。」
水銀燈「よろしい。ん?何ぐずぐずしてるのぉ?さっさと紅茶を
ついできなさい。えっと・・四カップね。」
110 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 23:05:45 発信元:202.215.77.140
ジュン「あの・・・。アリス様。」
水銀燈「は?何?今の?何言ったか聞こえなかったんだけどぉ?」
ジュン「え・・。(やった!うけてるぞ。)アリス様・・。ドアを
直してもらえると助かり・・(ドカッ)ヘブシッ!」
水銀燈「人間ごときが軽々しくアリスを口にするんじゃないわぁ。
穢れる!それと勘違いしないように、言っておくけどね。
・・・ほら。いつまで隠れてるのよぉ。早く出てきなさい。」
ピョコ。水銀燈に手を引っ張られて、何かが顔を出す。
雪華綺晶「あ・・・こんにちは。私もいました。」
ジュン「こ、こいつ・・。どの面さげてきたんだ。大体お前が全ての
元凶なんだぞ?分かってるのか?
お前のせいで、雛苺がいなくなったんだ。それをのこのこと・・・
反省しろ!(ベシィ)ぐはっ!(吐血)」
水銀燈「話し摩り替えてるんじゃないわぁ。全ての元凶は「貴方」
でしょぉ?私は貴方を許したわけじゃないのよぉ。
ぐずぐず言ってると今すぐ殺すわよぉ?」
ジュン「く・・僕は間違えてないぞ。暴力じゃ僕は動かないぞ!」
111 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 23:11:05 発信元:202.215.77.140
トコトコ。
真紅「さっきから何?・・・あらっ?」
ジュン「こいつらが、真昼間から堂々と仕掛けてきたんだ!
薄汚い闇討ちが得意な二人が大した変化だよな!真紅も何かいって
やれよ!」
真紅「上がってもらいなさい。カップは四つよ。」
ジュン「そうだ!真紅のいうとおりだぞ。あがってもらえ・・って
え?しかも四つって僕の分ないよな!それいじめだろ?」
水銀燈「お邪魔するわぁ。」
雪華綺晶「お邪魔します・・。」
ジュン「だあー!何勝手に入ってるんだー!お前ら敵だろ!本当に
「お邪魔」だよ!雛苺返せよ!扉直せよ!」
真紅「なにやってるの?ジュン。早く紅茶を注ぎなさい。」
ジュン「く・・孤独。今に見ていろ・・。僕はこのままじゃ終わら
ないぞ。僕にはまだ「金糸雀」だっているんだ!」
タッタッタ。
水銀燈「飽きれたわぁ。あの人間。まだ懲りてないのねぇ。」
雪華綺晶「・・・。」
112 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 23:16:56 発信元:202.215.77.140
水銀燈「あらぁ?さっきの人間が言った事気にしてるのぉ?
ふふ・・。貴方雛苺から何か受け継いだんでしょ?」
雪華綺晶「!」
水銀燈「ま、私には関係ないわぁ。」
真紅「どうぞ、こちらへ。今は「お客様」ですものね。」
水銀燈「ええ。そうよぉ。翠星石は元気?姿が見えないようだけど
。」
真紅「ああ・・・それね・・。」
ダダダダダダ。
翠星石「水銀燈!」
水銀燈「あら?元気そうねぇ。今日は遊びに来てあげたわぁ。」
翠星石「よくものこのこ・・・えっ?遊びに来たです?そりゃまた
どうして?」
水銀燈「・・・貴方。あの最悪人間とセンス同じねぇ・・。まるっ
きり同じこといってるわぁ・・。」
雪華綺晶「えと・・後半部分は違います。」
113 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 23:21:25 発信元:202.215.77.140
水銀燈「わ、分かってるわよ!そんな事は、貴方に言われなくたっ
て・・・私にだってそのくらいわかってたわぁ!」
雪華綺晶「クス。」
翠星石「ちょっとこら!なんで雪華綺晶までいるですか?この
和やかムードはなんなんですぅ?」
水銀燈「ああ・・・。蒼星石のローザミスティカ。返すわぁ。
今日はそのことできたのよぉ。」
翠星石「え?」
水銀燈「すっきりして戦いたいからねぇ。」
翠星石「そ、そうですか・・・?」
タタタ・・・。ドン!
ジュン「ほら、紅茶。四つ!言われた通り僕の分はないぞ!満足か!
悪魔人形達!」
真紅「ありがとう。さがっていいわ。」
水銀燈「ご苦労。」
114 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 23:26:44 発信元:202.215.77.140
雪華綺晶「どうも・・いただきます。」
ジュン「おい・・僕も混ぜろよ。泣くぞ。もう金糸雀と携帯で話すの
飽きたんだよ。」
水銀燈「じゃあローザミスティカ、だすわよぉ。」
真紅・雪華綺晶「ごくっ・・。」
翠星石「・・・・。」
ジュン「おい!人の話し聞けよ!大体ローザミスティカがないと
、あのめぐって子が困るんじゃないのか?」
水銀燈「ば、馬鹿者!それを言うなと、何度もいったでしょう!」
真紅「めぐ・・?誰なのそれ?」
雪華綺晶「水銀燈の・・・ネジを巻いてくれた人です。」
翠星石「マスターってことです?」
雪華綺晶「違います。契約はしてません。」
真紅「契約・・本当にしてなかったのね。それであの馬鹿力・・
さすが戦闘力2万というだけの事あるわ。」
翠星石「そんなことより、どうしてそのめぐって人のためにローザ
ミスティカが必要なんです?チビ人間。」
115 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 23:39:53 発信元:202.215.77.140
ジュン「あっ・・えっと・・そ、それはだな・・。(冷汗たらた
ら・・。)
ど、どうしてだろうな?水銀燈?」
水銀燈「はあ・・・。分かってるわね?それ以上言ったら殺す
わぁ。」
ジュン「わ、分かってるよ・・。というわけだ。僕から言う事は
何もない!以上!後はみんなで紅茶を飲んで談話しててくれ!
じゃな!」
ドピューン!高速で二階に駆けあげるジュン。
真紅「じゃ、行ってくるわ。また後でね。水銀燈。」
水銀燈「ちっ。好きにしたらぁ?」
トコトコ。ジュンを追う真紅・・・しばらくすると・・。ドカッバキ
ッ、うぎゃーうわー、た、助けてくれー。雛苺ー!金糸雀ー!
や、やめろ。やめるんだー!そこはダメなんだー!
水銀燈「はあ・・なんか拍子抜けねぇ。はいっ、これよ。」
ヒョイ。
翠星石「確かに受け取ったですぅ。・・・・。」
116 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 23:45:19 発信元:202.215.77.140
水銀燈「なに?何か言いたい事があるんでしょぉ?」
翠星石「戦い・・やめられないです?」
水銀燈「愚問ね。私のほうこそ逆に聞きたいわぁ。蒼星石もいない
この世界で貴方を支えるものは何?
・・・まさかあのジュンとか言うやつじゃないわよねぇ?
だとしても、人間には寿命がある。それが分からない貴方ではない
でしょぉ?
戦いこそ私達の本質、雛苺と雪華綺晶の戦いを見たら分か
るように、憎しみあいだけがアリスゲームじゃない。
私達は別の可能性を目指す事だってできるはずよぉ。
だから私は戦うわぁ。それがなんなのか知るために。答えはきっと
じっとしてたんじゃ分からないから。」
雪華綺晶(別の可能性・・そういえばお姉様も、そんなようなことを
おっしゃられていました・・・。未来は変えれる?)
翠星石「それは・・・分かってるですぅ。人間には寿命があるです
よね。
ずっと・・・そうやって別れてきたから分かってるですよ。
水銀燈が、以前とは違う事を言ってるって事もわかるです。
でも私は・・・割り切れねえです。そんな風には・・・。
117 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 23:51:04 発信元:202.215.77.140
水銀燈「よく考えてみることねぇ。答えが出るかは・・知らないけど
ね・・。」
翠星石「あの・・・差し出がましい事をいうようですがめぐって人
のことは・・。」
水銀燈「貴方には・・。いや貴方達には関係ないことよぉ。そのこと
は忘れなさい。それが身のためというもの・・。
分を超えた行いは身の破滅よ・・。・・・真紅も行ってしまったし
貴方もいろいろ考えるところあるでしょぉ?
今日はこれでもういくわぁ。またくるから・・そのときまた話しまし
ょう。」
翠星石「わ、分かったですぅ!待ってるですよ!水銀燈!」
水銀燈「・・・・じゃあね。また。」
翠星石「また・・・ですぅ。」
バサッ。
翠星石「飛んでいっちまったですぅ・・。蒼星石のローザミスティ
カ・・あったけえですぅ。」
118 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/08(日) 23:54:45 発信元:202.215.77.140
タンタンタン・・・。
真紅「あら?水銀燈。帰ってしまったのね。雪華綺晶・・もいない
わね?」
翠星石「あっ!また来るっていってたです!水銀燈。またくるって!
雪華綺晶は・・・しらねえです。気付いたら消えてたですぅ。」
真紅「雪華綺晶らしいわ。ローザミスティカ、返してもらったのね
。」
翠星石「そうですぅ。・・・・ジュンは?」
真紅「ああ・・・。ちょっと放っておきましょう。時間かかりそ
うだわ。でも聞いておかないとね。姉妹として。」
翠星石「そう・・ですよね。(分を過ぎた行いは身の破滅・・。
水銀燈、その重み、貴方だけに背負わせはしねえです。今度は
翠星石が頑張るばんです!)」
二階では・・・。
ジュン「ひどいだろ!僕って孤独だろ!ええーい畜生。なんとかいえ
よ!金糸雀!」←例の携帯
119 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 00:01:53 発信元:202.215.77.140
金糸雀「はあ・・・かしら?そう・・かしら?そりゃよかったかしら
?ぼりぼり。」←やる気ない
ジュン「せんべいなんか食べてるんじゃないぞ!うらやましい!
今度家来るときもってこい!」
金糸雀「今忙しいかしら・・。すぐそこに敵がきてるかしら・・。
玉子焼きが危ういかしら・・。」
ジュン「いいじゃないか!せんべい食べてるんだろ!けちけちするな
!」
金糸雀「じゃ、そういうことでまたメールでも送ってほしいかしら
。」プツン・・ツーツー。
ジュン「おい・・。おいってば!どうしたんだこれ?動かないぞ・・
。金糸雀!ヘルプミー!
・・・・くそっ、どいつもこいつも僕を馬鹿にして!
くう・・・せっかく携帯買ったはいいが、金糸雀とのりしか登
録できてない!これが引きこもりのつらいところ!
120 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 00:05:30 発信元:202.215.77.140
おっと待った!僕は外にでる理由がないからであって引きこもり
じゃなかったな!・・・・くそっ柏葉の番号聞きたいけど
・・あんなのでも一応「女の子」だからな!←凄い罰当たり。
ピュアな僕には大試練なんだ!人に番号聞くだけでも恥ずかしいのに
、そのうえさらに異性とか無理だって事分からないわけじゃな
いだろ?
のりがいるって?あんなブス女じゃないだろ!というか姉に電話
するとか恥ずかしいんだよ!畜生・・・。
その上、金なんとかなんていう人形にさえ愛想つかされるし・・雛苺
さえいてくれれば・・こんな無様な・・。」
雪華綺晶「じーー。」
ジュン「・・・なんだよ?おかしいか?はん!お前のせいで僕の人生
台無しだ!笑えよ?おかしいだろ?どうしたんだ?笑っていいんだぞ
?どうせ心の中では僕の事軽蔑してるんだろ?
分かってるんだよ・・お前達の魂胆は・・見え透いてるよ!
というかさも当然のようにいるが、勝手に部屋に入ってくるなよ!」
121 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 00:11:37 発信元:202.215.77.140
雪華綺晶「あの・・ヒナお姉様食べちゃってごめんなさい。つい出
来心でした・・。」
ジュン「なにい・・?プリン食べちゃった・・テヘッ。なんていうの
とは次元が違うんだぞ!分かってるのか・・この野郎・・反省しろ!
」
雪華綺晶「は、反省してます・・。もう二度としません・・。」
ジュン「二度されたら困るよ!」
雪華綺晶「あ・・でも元気なようで安心しました。」
ジュン「なんだって・・・こ、こいつ・・・。言葉は選べよ?
元気で安心しただって?反省の欠片もない!廊下に立ってろ!
いやダメだ。雛苺を今すぐ吐き出せ!そしたら許してやらないで
もないぞ。」
雪華綺晶「わ、私はカービィじゃないのでとてもそんなことできま
せん・・。それに薔薇乙女ですし・・はしたない真似はちょっとで
きかねます。。でも、私がヒナお姉様の代わりにジュン様に
仕えるのでそれでどうでしょうか?」
122 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 00:45:24 発信元:202.189.216.6
ジュン「カービィにだってできないよ!まるっきり別物になってる
だろ?
吐いたとき星になってるよ!星になってもらっちゃ困るんだよ!
しかもなんだ・・・。お前ごときに雛苺の代わりがつとまるとか
思うなよ?
大体お前達がいるせいで、僕の家の家計に大ダメージなんだぞ?
今更一人増えてなんか、これーーーっぽっちもほしくない上に大
ッ嫌いなお前なんかごめんだ。」
雪華綺晶「そ、そうですか・・・。私の事嫌いですか・・。
う、うう・・。」
ジュン「な、なんだよ・・・?僕は悪くないぞ。本当の事言って
何が悪いんだ。泣けばいいってもんじゃないんだぞ・・?」
雪華綺晶「えーん・・。」
ジュン(ま、まずい・・。このパターンは・・。)
以下ジュンの想像。
123 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 00:53:39 発信元:202.189.216.6
真紅「はあ・・・。見損なったわ。ジュン。まだほんの子供じゃな
いの。私をあまりがっかりさせないでちょうだい・・。」
ジュン「あ・・どこにいくんだ?真紅?」
真紅「ちょっと、お父様のところに帰られてもらうわ・・・。貴方が
あまりにもふがいないのでね・・。」
ジュン「ああ!待ってくれ!お前まで僕を見捨てるのか?」
タッタッタ。
翠星石「このどぐされ外道!」バチーン!
ジュン「いってえ・・・。痛いな!なにするんだ!性悪人形!」
蒼星石「姉妹を泣かせた罪は死を持って償ってもらう。」
ジュン「そ、蒼星石とかいう翠星石もどき!何でお前までいるん
だ!」
蒼星石「僕の庭師の鋏が外道を「刈れ」と命ずる限り、僕はどこに
でも現れる・・。」
124 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 00:58:08 発信元:202.189.216.6
ジュン「そ、そんなの理屈的におかしいだろ?お、お前は一人なん
だから一箇所にしか現れないだろ?違うって言うなら、今すぐ他
の外道のところにも現れてみろ!」
蒼星石「死ね!」
ジュン「ぎゃーーーーーーー。」
想像終わり。
ジュン「ま、まずいぞ!おーよしよし、いい子だから泣くな・・。
僕の命のために泣くな・・。よ、よく考えてみればすぐ泣くところ
何か雛苺みたいだぞ!うん!」
雪華綺晶「(にまあ)そうですか?(ふふっ。お姉様のいうとおり
です。馬鹿はすぐこの手に引っかかります。)」
ジュン「ひ!不気味だ!」
ポイッ!
雪華綺晶「あう・・。いたた。」
ジュン「はっ!い、今のなし!だから泣くな!」
125 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 01:03:20 発信元:202.189.216.6
雪華綺晶「あ・・大丈夫ですよ。これくらい。なんともないです。」
ジュン「ん?なんともないの・・?あっそ、じゃいいな。さてと
通販でも見るか。胸糞悪い事が立て続けに続いたことだし、ストレス
を程度に解消しないと死んでしまうよ!」
雪華綺晶「むう・・・。何か間違えたようです。一体何が悪かった
のか・・・。」
ジュン「なあ・・・?」
雪華綺晶「なんです?」
ジュン「もう用がないならでてけよ。僕はほら、通販・・・(じわッ
泣きまね、雪華綺晶!)ああっ!いやなんでもないです!好きな
だけいてください!」
雪華綺晶「ところでそれ何やってるんです?」
126 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 01:07:08 発信元:202.189.216.6
ジュン「ああ・・。見たってつまらないぞ。それよりどうだ?
他の姉妹とおしゃべりしてたほうが何倍も面白いと僕は思うが・・・
(じわッ)いや思わないが。ごめん。抱っこしてやろうか?
そのほうが見やすいだろ?」
雪華綺晶「別に見たくはないですが・・・。せっかくだからお願い
します。」
ジュン(こいつ分かってないよな・・。全然登らないし、真面目に
雛苺する気あるのか?)
ヒョイ。
ジュン「(見えにくいが・・・我慢。)ふふふ・・。癒されるなー
。やっぱり通販はいい。」
雪華綺晶「じーー。」
ジュン「な、なんだよ。僕の顔ばっかり見て・・。画面を見ろよ。
僕の顔は見るな。」
雪華綺晶「・・・変な顔です。」
ジュン「な、な、な・・・。よ、余計なお世話だよ!な、なんて
やつだ・・。今迄のドールで一番ひどい!そんなことばかり
いってると降ろすぞ!」
127 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 01:13:29 発信元:202.189.216.6
雪華綺晶「あ・・ごめんなさい。降ろさないでください。(なんだ
ろう・・なんかいい感じです。懐かしい・・。)」
ジュン「お?やっぱり人形だから、抱っこされるのが好きみたいだな
。これは脅しに使えるぞ。」
雪華綺晶「好き?人形だと抱っこされるのが、好きなんですか?」
ジュン「いや僕は人間だろ?聞く相手間違えてるだろ?まあ・・・
人間も似たようなものかもしれないが。真紅とか他のドールがい
うにはいいものみたいだぞ。抱っこされたことないのか?」
雪華綺晶「私には器がありませんでしたから・・・。これはお姉様
の体なんです。」
ジュン「ああ・・そんなようなこと聞いたことあるな・・。そうか
その体、雛苺の体だったのか・・・。そうかそうか・・・。」
雪華綺晶「(ぞくり)な、なんですか?」
ジュン「ん?いや別になんでもないぞ。ははっ、おかしな雛苺だな。
」
128 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 01:18:25 発信元:202.189.216.6
雪華綺晶「あの私には、雪華綺晶っていう名前があるんですが・
・。」
ジュン「長いなー。体が雛苺なんだから雛苺!でいいだろ。」
雪華綺晶「・・・やっぱり私じゃダメなんですね。貴方も偽者に価値
はないっていうんですね。」
ヒョイ。
ジュン「お、おい。どこにいくんだよ。」
雪華綺晶「どこだっていいでしょう?貴方だって出て行ってほしいと
散々言ってたじゃないですか。それじゃ失礼します。」
タタタタ。
ジュン「ちぇ・・。なんだよ。あいつ。なんだか僕が悪いみ
たいな感じじゃないか。あんなやつ、僕の知ったことか・・。
下・・降りてみるかな・・。まだあいついるかもしれないし。」
タンタンタン。
ジュン「・・・・。(普通にいた。何か踊ってる・・。)お、おい。
お前。きらなんとか。」
雪華綺晶「つーん。何も聞こえませんー。」
129 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 01:22:28 発信元:202.189.216.6
ジュン「か、勝手にしろ。くそっ!」
ヒョイ。ジュンは本を読んでた真紅から本を取り上げる。
真紅「ちょっと・・・?なんなのかしら?」
ジュン「なあ、あいつ、いつまでいるんだよ?早く帰ってもらえ
よ。」
真紅「・・・なんかずっといるみたいよ。雛苺の代わりだからって
。」
ジュン「お、おい!いいのかよ!危ないだろ!あんなやついたら
明らかに!」
真紅「し、仕方ないわ・・。それに多分大丈夫よ。私達電脳世界では
ずっと一緒の仲間だったのよ。」
ジュン「一体なにが!どう!仕方ないんだ!どこを!どうやったら
仕方がなくなるんだ!ちゃんと説明してくれ!」
トコトコ
翠星石「はあ・・・。そんなのだからチビ人間はチビなんですぅ。」
ジュン「なんだと〜?」
130 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 01:26:33 発信元:202.189.216.6
翠星石「だ、大丈夫ですよ。なんかしようとしても翠星石がみんなを
守ってやるですぅ!」
ジュン「蒼星石のローザミスティカのおかげで、ずいぶん強気じゃ
ないか・・・。」
翠星石「その通りです!これからがんがん翠星石が活躍してやるです
ぅ。ジュンには分からないです。翠星石はみんなが和気藹々
楽しんでる中、それはもう・・・いいに言い尽くせないほど悲惨な
日々を送ってたんですぅ。こっから挽回ですよ!」
ジュン「性悪人形が頑張った程度じゃ高が知れてそうだよな・・。
まあせいぜい頑張ってくれ!性悪人形並にな!」
翠星石「むきー。今に見てやがれです。」
真紅「いい加減、本を返しなさい。」パッ。
ジュン「ああ、ごめん。(ちらっ)」
雪華綺晶「は!プイッ。」
131 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 01:32:20 発信元:202.189.216.6
ジュン「ち・・。」
翠星石「どこにいくです?チビ人間。」
ジュン「ちょっと買い物だ。(前もあったな。こんなこと。タイプ
はまったく違うけど・・「似てる」のかもしれないな。)」
タンタンタン・・。
ジュン「畜生!まだ壊れてやがる!当たり前だけど腹立つな・・。
誰か治せよ!具体的には真紅!まあいいや・・。いってきます。」
翠星石「車にひかれないように気をつけるですよー。チビだから
車のほうも見えにくいですぅーきゃはは。」
ジュン「くっそー・・・。悪夢だ。(自分のほうが全然チビの癖に
・・。)しかもそういえばお金なかった・・・。ついてない日は
とことんついてない・・。そうだ!こういう時こそ「携帯」だ。
・・・ああ、もしもし金糸雀か?」
金糸雀「電話じゃなくてメールにしてほしいかしら・・。
カナはやることが多すぎて大変かしら。」
132 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 01:37:58 発信元:202.189.216.6
ジュン「いいからさっさと金もってこいよ。」
金糸雀「はあ?なにいってるかしら?頭おかしいかしら?」
ジュン「うるさいな!早く持ってこないと「絶好」だぞ!」
金糸雀「ジュンはすぐ「絶好」っていうかしら・・。そんなのだから
友達ができないかしら・・・。大体人形からお金借りるなんて、恥ず
かしいと思わないかしら?」
ジュン「借りるんじゃなくて貰うんだよ。大体お前のお金じゃな
いだろ?みっちゃんさんのお金だろ?間違えるなよ。」
金糸雀「ところがどっこいカナのお金かしら・・。そこら辺
はジュンも知ってるはずかしら。
はあ・・・薔薇乙女が「お金」のやり取りなんて、穢れもいいところ
かしら・・・。他の姉妹にばれたら、恐ろしい事になるかしら。」
ジュン「ほほう。いいことを聞いた。じゃあ不死身屋まで金持って
こいよ。ばらされたくなかったらな。」プツン。
ジュン「よし、これでOKだ。ついでに金糸雀にも会えるし一石二鳥
だな。家にいるやつらと一緒にいると、心臓に悪くていけない。
そうだな・・・気晴らしに石でも蹴ってやろうか!こいつ!」
バッシン!
133 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 01:42:43 発信元:202.189.216.6
ジュン「たーまやー。よく飛ぶなー。」
ゴツン。イテッ!
ジュン「まずいぞ・・・。にげ・・。」
伊藤「逃がすか!」
ジュン「げえ、伊藤!」
伊藤「誰かと思ったら、引きこもり君かよ。よくも俺の頭に石をぶつ
けてくれたな!おかげで見ろ!たんこぶだ!」
ジュン「うるさいぞ!僕の心にはな・・・お前のせいで大穴があいち
まってるんだ。お前のせいで僕の人生台無しだよ!」
伊藤「な、なんだと・・。悪いのはお前だぞ!石蹴るんじゃねえよ!
」
ジュン「うるさいな!石が僕に蹴ってくれと、頼み込んでたんだよ!
お前こそ、人の心にどでかい風穴あけやがって・・。おまけに梅岡
が、僕がようやくやっと修復したつくしの坊やみたいな心の芽
をタイミングよく来て、粉々に最早修復不可能なくらいしてくれた
よ!それというのも全部お前が悪い!慰謝料払え!」
134 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 01:47:20 発信元:202.189.216.6
伊藤「な、せ、先生の事を呼び捨てにするなよ!いい、いいつけ
ちゃうぞ!」
ジュン「アホか!引きこもりに、そんな手通用するとでも思って
るのか!この社会の犬め!」
伊藤「こ、この・・こいつ言いたい放題・・。お前なんか負け犬じゃ
ないか!」
ジュン「鎖につながれた、犬よりましだろ!野良犬といってくれ。
どうだ?ご主人様がくれる餌はおいしいか?」
伊藤「なにを!もう怒ったぞ!そんなに言うなら飼い犬の力見せて
やるぜ!」
ジュン「おっと怖い!鬼さんこちら!」
スタコラサッサー。
伊藤「ひきこもりが陸上部の俺をまけるわけねえだろ!馬鹿!」
しかし現実は非情。伊藤君は、どんどん離されてしまう。
わっふるわっふる
136 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 03:50:38 発信元:202.215.78.165
伊藤「ば、馬鹿な。あいつ本当に引きこもってるのか?俺は陸上部の
エースだぞ!畜生!畜生!・・・冷静になって考えてみると、桜田
ってあんなマッチョだったか?」
タタタタタ。
ジュン「なんだ?全然追いついてこないじゃないか。張り合いがない
相手だ・・・。ああそうか。電脳世界に引きこもってたせいで、僕の
身体能力は飛躍的に上がったらしいぞ。
何しろ水銀燈の「動く要塞」ほどじゃないにせよ。主だった戦いは
全部参加して前線でずっと剣ばっか振ってたからな。
「死神」なんていうたいそうなネーミングまでもらったよ。
・・・・まあ、何もかも思い通りに行く世界なんて結局すぐ飽き
ちゃうけどな・・。だから後半どうでもよくなったが・・ククッ。
見ろ!この力!今なら何だってできる気がするぞ!」
ドカッ。塀をぶち破る!
ジュン「どうだ!塀をぶち破ったぞ!参ったか!」
137 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 03:59:42 発信元:202.215.78.165
おじさん「おい。あんた。動かないものを殴って当てたのがそんなに
うれしいかね?」
ジュン「ああ?なんだあ。このおいぼれは?俺になんか用か?」
おじさん「その塀、わしの家の塀じゃ。警察呼ぶぞ?」
ジュン「す、すみません・・・。勘弁してください。ちょっと調子に
乗ってました・・。だから警察だけは・・・。」
おじさん「家はどこだね?お金さえ払ってもらえば、今回は多めに
見るよ。」
トコトコ。
金糸雀「はあ・・・。遅いと思ったら・・一体なにしてるかしら
・・・?」←外出用の変装、具体的には人間の少女くらいの大きさ
になる。
ジュン「おお!マイエンジェル!金糸雀!いいところにきてくれた。
おじさん。この人がお金払ってくれます!」
138 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 04:07:52 発信元:202.215.78.165
おじさん「お嬢さんが?」
金糸雀「こう見えて、貴方より年はとってるかしら・・・。これく
らいでいいかしら?」ぺっ。
おじさん「こ、こんなに?」
金糸雀「まだ、なにかいうことはあるかしら?」
おじさん「い、いえ!何も言うことなどありません!」
金糸雀「行くかしら。ジュン。」
トコトコ
ジュン「へへ・・。じゃあ僕もこれで。すみませんでしたね。
おい。待てよ。金糸雀。」
タタタ。
ジュン「助かったよ。なあ、せっかくだし次の計画考えようぜ!」
139 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 04:21:39 発信元:202.215.78.165
金糸雀「はあ・・・。まだ懲りてないかしら?
大体ジュンはずるいかしら。
損な役はカナばかりで、自分はなんもしてないかしら。
前回の計画だって、カナばっかり働かされて、ジュンは遊んでた
だけかしら。しかも後半足手まといだったし・・。
カナだけが、蒼星石にぼこぼこにされて、ジュンはなにもされて
ないってのが、また納得いかないかしら。」
ジュン「そ、そういうなよ・・。仕方ないじゃないか。
僕はただのひきこもりなんだぞ?スーパードールの金糸雀に頼っ
てしまうのは仕方ない事なんだ。」
金糸雀「はあ・・・。次は何をやろうっていうのかしら?話だけなら
聞いてやるかしら。」
ジュン「さすがカナさん・・。話が分かる。もうな。並大抵の事
じゃ今の状況は覆せないと思うんだよ。
何か水銀燈とかも開き直っちゃったしな。
翠星石もこれからばりばり戦うみたいなこといっちゃってるし・
・・。
きらなんちゃらが、なんかこっちになびいたのがプラスなんだが、
あいつ不気味だから、何考えてるか分からないんだよな。」
140 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 04:29:13 発信元:202.215.78.165
金糸雀「愚痴はもう電話で散々聞いたかしら・・・。結局何が
したいかしら?」
ジュン「ずばりローゼンの偽者を用意して、もう戦うなって言わ
せればいいだろ?金糸雀ならそれくらいできるだろ?」
金糸雀「うーん・・。できないことはないけれど・・。でもそんな
ので本当にいいかしら?
しかもそれ、今度こそばれたらアウトかしら。」
ジュン「別にばれても、僕の身は安全・・ごほんごほん。」
金糸雀「はあ・・・。もうちょっと考えてほしいかしら。
いくらなんでもそれは強引過ぎるかしら。」
ジュン「さすがにダメかあ・・・。」
金糸雀「・・・それよりジュンは、もう少し真面目に復学を考えた
ほうがいいかしら。みっちゃんが、せっかく一緒に仕事しようってい
ったのにそれも蹴っちゃったし・・・。」
ジュン「まあいざとなれば、金糸雀に金をせびるからいいんだ。」
金糸雀「お金の話をしてるわけじゃないかしら・・・。」
141 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 04:41:42 発信元:202.215.78.165
ジュン「分かってるって。みんなの事が片付いたらな。」
金糸雀「・・・人間の一生はカナたちより短いかしら・・・。
大事にしたほうがいいかしら。」
ジュン「これが僕なりの大事の仕方だよ。それに長さは関係ない
だろ?もうお前達の誰かが死ぬのは嫌なんだ・・。ただそれだけ
だよ。」
金糸雀「そこまで言うのなら、カナはもう何も言わないかしら・・。
ついたかしら。」
ウィーン。
ジュン「これください。」
店員「ありがとうございました。」
ウィーン。
金糸雀「もう雛苺もいないのに?」
ジュン「ああ・・。キラなんちゃらにやろうと思ってたな。」
金糸雀「もしかして雪華綺晶のことかしら?」
142 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 04:48:06 発信元:202.215.78.165
ジュン「キラなんちゃらでいいだろ。長いんだよ。」
金糸雀「別に長くはないかしら・・・。キラなんちゃらのがむしろ
一文字長いかしら・・。ドールにとって名前は特別なものかしら。
人間でも同じだと思うけど・・・ちゃんと呼んであげないとかわ
いそうかしら。」
ジュン「へいへい。分かりましたよっと。全く説教ばっかりで
嫌になっちゃうよ。」
金糸雀「はあ・・・。」
ジュン「家に着いたが・・・上がってくか?」
金糸雀「うーん・・・。いや、やめておくかしら。またの機会で。」
ジュン「じゃあまたな。」
金糸雀「御機嫌よう。」
パサッ・・フワッ。
143 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 04:51:15 発信元:202.215.78.165
ガチャ。
ジュン「ただいま。」
翠星石「おっかえりですぅ。さあ、早く土産を寄越すですぅ。」
ジュン「何で知ってるんだ?」
翠星石「チビ人間の行動パターンなんて、この翠星石には全部お
見通しですぅ。
聞けば雪華綺晶と早速喧嘩としたとか。
なら浅はかなチビ人間のこと、物で釣って機嫌とろうとするのは、
目に見えてるですぅ。さあとっととだしやがれですぅ。」
ジュン「そ、そこまでいわれて、素直に土産出す馬鹿がいるか!
えとどこにいるんだよ。きら・・・雪華綺晶は。」
ひょこ。翠星石の後ろから雪華綺晶が現れる。
雪華綺晶「あの・・ここです。ここにいました。」
ジュン「な、なんだ。いたのか・・。ははっ。あっどうだ。苺大福
・・・。雛苺が好物だったんだが食べるか?」
144 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 05:02:13 発信元:202.215.78.165
雪華綺晶「食べます。」
ジュン「そ、そうか。ほら持ってけよ。ぜ、全部食うなよ。
夕飯食べれなくなるからな。」
雪華綺晶「いくらなんでも全部は食べれません。せいぜい食べて一個
です。」
ジュン「だ、だよなー。今は一個だけ食うのが流行りだよなー。」
雪華綺晶「はあ・・・・?じゃあ開けますね。」
翠星石「翠星石にもくれですぅ。」
雪華綺晶「あ、もちろんです。」
真紅「私も貰うわ。」
ジュン「ああ?なんだなんだ?餌の匂いをかぎつけて、意地汚い呪い
人形達が寄ってきたぞ?
何のかんのとえらそうなことを言うけど、結局食い意地が張った
だけの・・ぎょえ!フォークを投げるな!真紅!」
真紅「ちっ。」
145 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 05:07:09 発信元:202.215.78.165
ジュン「しかもその「ちっ」ってなんだよ!殺す気満々じゃないか
!」
真紅「ジュンはほっといていただきましょう・・・。ん?」
雪華綺晶「あらら・・体が止まらない。ひょいぱくひょいぱく。
まるでカバみたいに食べてしまいます。」
翠星石「ひ、雛苺の呪いですぅ!このままだと雪華綺晶がうにゅー
を食べ過ぎて死んでしまうですぅ!」
真紅「そんな馬鹿な・・・。」
ジュン「お、おい!やめろ!雪華綺晶!それ以上うにゅーを食べるん
じゃない!」ヒョイ!
雪華綺晶「パクパク・・。」
ジュン「ああっ!なぜか僕が奪ったうにゅーが再び雪華綺晶の
手の中に!なぜだ!」
翠星石「ジュン!本体ですぅ!本体のほうを狙うですよ!抱っこして
移動させちまうですぅ。」
ジュン「え?(抱っこか・・。嫌がらないかな?)」
146 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 05:15:30 発信元:202.215.78.165
翠星石「え?じゃないですぅ。これは雪華綺晶の、死活問題であり
ますぅ!
(ひいいい。翠星石のおやつが、どんどん食べられていくでありま
すぅ!)」
真紅「大げさだわ・・。」
ジュン「し、仕方ないな・・。(ヒョイ。)・・・あれ?おかしいな
?確かにつかんだはずなのに。(ヒョイ)(ヒョイ)あれれ?
なんだ?幻でも見てるか?」
雪華綺晶「もぐもぐ・・・。クスクス。」
ジュン「こ、こいつ・・・からかってやがる。ええーい。翠星石!
」
翠星石「がってんですぅ!おとなしくお縄につきやがれです!」
翠星石は、雪華綺晶に体あたりをしたがすり抜けてしまう。
コロコロコロコロ。
翠星石「あわわわ・・・。目が回ったですぅ・・。」ドスン・・。
147 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 05:25:29 発信元:202.215.78.165
ジュン「ああ!翠星石が!やっぱり多少強くなっても翠星石は
翠星石!期待を裏切らないへっぽこっぷり!」
真紅「どんどん減っていくわよ。うにゅー。」
ジュン「冷静に見てないでお前も手伝え。」
真紅「何で私が?玄関直してあげたでしょ?」
ジュン「おおー。そういえば直ってた。真紅がやってくれたのかー。
さすがだなー。」
真紅「ま、まあね。あれくらいなんてことなかったわ。」
雪華綺晶「ピク!(無視してないでもっと挑戦してください!)」
ジュン「隙あり!(ヒョイ)」
雪華綺晶(ジタバタ)
ジュン「雪華綺晶、捕らえたりー!」
雪華綺晶「うにゅー・・・。」
ジュン「雪華綺晶・・ごめんな。キラなんちゃらなんていっちゃって
・・。」
148 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 05:31:46 発信元:202.215.78.165
雪華綺晶「いや貴方、そんなこといってないでしょう。私のこと雛苺
って名前でいいとかいってたでしょう?」
翠星石「さっいあくですぅ!どうにもならないごみ人間ですぅ!
もう救いようもねえです。」
ジュン「おい・・・こういうときだけ復活早いな。この役立たず。
」
真紅「ジュン・・。さすがに私もそれはないと思うわ。」
ジュン「う・・。」
雪華綺晶「長くて呼びにくいなら「雪」と呼んでくださればいいです
。」
ジュン「で、でもドールにとって名前は重要なんだろ?」
雪華綺晶「名前なんて些細なものです。別に重要じゃありません。
確かに私は、お姉様の代わりにここにやってきたのですが、
でもさすがに、人の名前で呼ばれていい気分はしません。」
ジュン「そ、そうなのか?そうだよな・・。(金糸雀のやつ・・・
嘘ばっかし教えやがって!)」
149 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 05:35:32 発信元:202.215.78.165
雪華綺晶「ところでいつまで持ち上げてるんです?もっとうにゅー
食べたいのです。」
ジュン「ダ、ダメだ。ダメだ。もううにゅーはダメだ。」
翠星石「チビ苺以上に、食い意地だけは張ってやがるですぅ。
ジュン。さっさとそいつを二階につれていくですよ。」
夜、雪華綺晶が一緒に寝ようとか言ってきやがった。
雛苺といつも一緒に寝てるだろうとか言ってたが・・・寝たことねえ
よ!
一緒に寝かせてもらえる前に、お前が食っちまったんだよ!馬鹿!
僕だって雛苺と一緒に寝たかったよ!
柏葉にそのことでいつも自慢されてるんだよ!
どうして柏葉ごときに、僕が、馬鹿にされなきゃいけないんだ
よ!馬鹿!
ジュン「ともかく、今日は雛苺の夢でも見ながら寝よう・・。
いろいろと疲れた。」
150 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 05:44:43 発信元:202.215.78.165
以下ジュンと雛苺の楽しかった頃の夢
雛苺「えへへ、ジュン登りー。」
ジュン「こら!登るな!前が見えない!(ああ・・・もっと思う存分
登らせてあげればよかった・・。)」
ジュン「ほら!これでいいんだろ!苺大福!」
雛苺「わーい。うにゅーだあー。ジュン大好きなの!」
ジュン「人形に好かれたってうれしくないね・・。(あーあ素直に
嬉しいといっておけばよかったな・・・。)」
雛苺「ジュンー!プリン持ってきたのよ。楽しい楽しいおやつの時間
なのー!」
ジュン「うるさいな・・・。そこにおいとけよ。部屋には入るんじゃ
ないぞ。」
雛苺「むう。。。プリンプリンプリン!(バンバンバン!)」
ジュン「があー。うるさいっていってるだろ!扉はバンバンする
な!」
151 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 05:52:03 発信元:202.215.78.165
ガラっ!
雛苺「はいプリン。(にっこり)」
ジュン「あ、ああ・・。後で食べるよ・・。サンキューな・・。
(もっと早く言えよな・・・。遅いんだよ。言うのが・・。かつての
僕は雛苺に百回土下座しろ!)」
本当は知ってたんだよな・・・。あの変な手紙、雛苺から送られて
きたやつだって・・。あの手紙もとっておけばよかった。
いっぱい送ってくれたのに・・僕からは、結局一通も書かなかったん
だよな・・・。
雛苺「巴、元気ない?」
巴「そんなことないよ?」
雛苺「元気のおまじないなのよ・・(なでなで)。」
巴「くすぐったいよ・・・。」
雛苺「へへ・・。」
ジュン(おい!柏葉ばっかりずるいだろ!僕もなでろよ!
・・・誰かが落ち込んでると、こいつはこうやってさりげなく励ま
してくれるんだよな・・。
いなくなって、それがどんなにありがたかったか、よくわかった
・・。)
152 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 05:58:19 発信元:202.215.78.165
雛苺「えへへへへ・・・あのね。ジュン。」
ジュン「なんだよ。(ああ雛苺・・・。)」
雛苺「うーとね・・。ジュンが寝たままだったら、どうしようって
思ったの・・。だからジュンがおきてくれて、ヒナはとってもうれ
しいの・・。」
ジュン(雛苺・・・。)
雛苺「あのねー。あのねー。ヒナ、ジュンがだーい好きなのよ。」
ジュン(・・・・。)
雛苺「だからジュンが、夜寝るのが怖くなったら、ヒナに言って
ね・・。ヒナが起こしてあげるからね・・。」
ジュン(僕が怖くなったとき・・いつだって雛苺は起こしてくれる
・・。ありがとう。雛苺・・・。あっ!雛苺。行くな!そっちに
いくんじゃない!」
ジュン「なんだ・・?いきなり辺りが暗くなったぞ・・・?」
雛苺「ぐちゃぐちゃと・・・・。」
ジュン「ん?」
153 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 06:06:24 発信元:202.215.78.165
雛苺「ぐちゃぐちゃとうるさいジャップなの!ピーチクパーチク
ちょっと黙ってろなのよ!」
ジュン「げえええ。雛苺!」
雛苺「グッバイ。うざくて、何の面白みもなかった、ヒナのくそっ
たれマスター・・・。「死を謳歌しろ」なの・・!」ドキュンバ
キュンドンドンドンバキューン。
ガバッ。
ジュン「ぐわわわわわわ。・・・?夢か。いや・・あれは幻覚だ。
幻覚だったんだ。
雛苺があんなこというわけない。
考えてみれば、あの時は僕もちょっと精神も不安定だったし・・聞
き間違えだろう・・・。と、ともかくあれはもう忘れよう。
ん?なんだ?布団の中になんかいるぞ・・・?ははあ。雪のやつ
だな・・。」(ぺら)
雪華綺晶(にまあ)
ジュン「ぎゃああああああ。化け物!」
ドカッ。
154 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 06:14:38 発信元:202.215.78.165
雪華綺晶「・・・?なんです?」
真紅「騒々しいわ・・。」
翠星石「うっせーですぅ!静かにしろです!」
ジュン「こえーよ!雪華綺晶!にまあ禁止!怖すぎ!後今日は
自分の鞄で寝ろよ!」
雪華綺晶「意味の分からぬことを・・・。器で活動するようになって
から眠くて仕方ないのです。ってことで寝ます。くかーくかー。」
ジュン「床で寝るな!」
真紅「馬鹿馬鹿しい・・。」バタン。
翠星石「お前も騒いでないでさっさと寝ろです。ふわあ。」バタン
ジュン「おい・・。薄情すぎるぞ。あんたら。妹が床に寝ててなん
とも思わないのか・・。っていうかこいつの鞄ないぞ!」
雪華綺晶「くかーくかー。」
ジュン「・・・・くそっ。今日だけだぞ。全く。」
155 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 06:27:02 発信元:202.215.78.165
ヒョイ。ドサッ。
雪華綺晶「すやすや・・。」
ジュン「こいつも寝てればかわいいんだが・・。」
雪華綺晶(にまあ)
ジュン「ひ!寝てても恐ろしい・・。さっきの悪夢こいつのせいだ
。確実にそうだろ!きょ、今日は僕は床で寝よう・・。」
そして次の日。
翠星石「チビ人間!分かっちまったですぅ!恐ろしい事がわかっちま
ったですぅ。」
ジュン「なんだ!石!騒々しいぞ!」
翠星石「チビ人間の言ってた意味がようやく分かっちまったですぅ!
あの「にまあ」は真紅さえ、一瞬で気絶させれるだけの効力があ
ったですぅ。」
ジュン「え?真紅が?詳しい事を聞かせろ。」
156 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 06:30:27 発信元:202.215.78.165
以下翠星石の回想
真紅「それにしても貴方には「愛想」ってものがないの?
ちょっとくらい笑ってみなさい。」
翠星石「真紅に言われたかねえと思うですよ・・。」
雪華綺晶「笑う・・ですか?こんな感じですか?(にまあ)」
真紅「・・・・。」←気絶。
翠星石「し、真紅!気を確かに!真紅!真紅!カムバッーク!
しんくぅー!」
回想終わり
翠星石「聞くも涙、語るも涙、真紅はそのまま一生、目を覚ますこ
とはなかったのであります・・。」
ジュン「お、おい。それで真紅と雪はどうしたんだよ?」
翠星石「雪華綺晶に真紅を任せちゃったです。だって翠星石は、
怖かったですし・・チビ人間に報告する係りが、ぜひとも一人必要だ
ったです。
これは仕方ないのない犠牲だったです。」
157 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 06:33:31 発信元:202.215.78.165
ジュン「だああああ。お前、強くなっても、ちっとも役に立たない
じゃねえか!
僕に報告したところで、別に事態に何も変わりないだろうが!」
翠星石「い、言われてみればその通りであります・・。どうすれば
いいです?」
ジュン「だ・か・ら僕が知るか!お前の姉妹のことなんだから、
お前が何とかしろ!この性悪人形!」
翠星石「ぺっ。チビ人間なんぞに、頼った翠星石が馬鹿だったです
ぅ。
といいたいところですが・・一緒に行ってくれないです?
あの顔は夢に出そうです。」
ジュン「嫌だよ!僕だって怖いよ!お前一人で行けよ!」
翠星石「薄情ですぅ・・。真紅が知ったらきっと悲しむですぅ・・。
いや見捨てるかも知れねえです・・。そうなったらチビ人間。
目も当てれない状態になるですよ。
チビ人間が成り立ってるのは翠星石達がいてこそですからね。」
158 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 06:37:37 発信元:202.215.78.165
ジュン「ぐぬぬ・・・。反論できない・・。い、行くか。もう手遅れ
かもしれないけど・・。真紅はどこら辺で倒れたんだ?」
翠星石「物置ですぅ。辺りが暗かったのもきっと悪かったですぅ。」
ジュン「お、おい。物置ってNのフィールドの入り口になってる鏡
がおいてある場所だよな?」
翠星石「念を押さなくても、この家に物置はあそこだけしかねえです
。」
ジュン「お前は「馬鹿」か!Nのフィールドっていったら雪の得意
分野だろ!あそこに引きずりこまれたら、もうアウトだろ!
しかも真紅は気絶してるんだぞ!
ああ・・食われてる!絶対食われてるぞ!もうダメだ!」
翠星石「そんなこと言ってる場合じゃねえです!早く行かないと本当
に食べられるかもしれねえです!」
ジュン「いいか!いっておくが食われてたらお前のせいだからな!
お前がへたれのせいで真紅が食われたんだ!責任取れよ!」
159 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 06:41:06 発信元:202.215.78.165
翠星石「す、翠星石はへたれじゃねえです。大体へたれにへたれなん
て言われたかねえです!だ、だからこんな言い争いしてる場合じゃ
ないんですってば!」
真紅「なにしてるの?」
ジュン「ひえええええ。」
翠星石「でたああああですぅぅぅ!」
雪華綺晶「愚かな人たち・・。」
真紅「翠星石・・・。私を見捨てたこと覚えておくわよ・・。」
ジュン「い、いやあ。真紅。無事でよかったよ。僕は安心した!」
真紅「貴方も同罪だわ。言い争ってないですぐにきなさいよ。」
雪華綺晶「雪だって、食べ物くらい選ぶ権利はあります。」
真紅「嫌ないい方ね・・。」
160 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 06:44:42 発信元:202.215.78.165
ジュン「雪!お前は鏡で自分の笑いを見ろ!ほらこっちこい。」
がしっ。
雪華綺晶「あ〜れ〜。」
翠星石「真紅!私達もいくですよ!」
真紅「ええ!「教育」するわ!」
ジュン「ほら!笑ってみろ!化け物みたいな自分が鏡に映るから!」
雪華綺晶(にまあ)
ジュン「ど、どうだ?」
雪華綺晶「確かに化け物です。」
ジュン「そうだろっておい・・・お前な・・いい加減にしろよ。
どうして僕のほうを指差しながら言うんだよ!今問題なのはお前の
笑顔なんだよ!ひ、人の顔を事何とか言う前に、その笑顔何とかしろ
よ!馬鹿!」
雪華綺晶「この前私のことを、化け物呼ばわりしたお返しです。」
161 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 06:51:54 発信元:202.215.78.165
ジュン「覚えてたのか・・・というより聞いてたのかよ・・。
陰険だな・・。ねちっこい。じめじめしすぎなんじゃないのか。
本当に真面目に雛苺やる気あるの?
雛苺はもっとからっとしてるんだぞ?」
雪華綺晶「雪は雪なのです・・。「春」じゃないのです。でも
「雪」には「雪」のよさもあるのです。
そこにもっと目を向けてほしいのです!」
ジュン「お、おいおい。最初といってること全然違うじゃないか。
詐欺で訴えられてもおかしくないぞ・・。」
翠星石「まったく、チビ人間はどうでもいいことにこだわりすぎ
ですぅ。今重要なのは、この不気味な笑顔を何とかするってことなん
ですぅ。何かいいアイディアないです?真紅。」
真紅「そうね・・。私が思うに・・。歯を見せるのが悪いと思うわ。
・・・歯なんか乙女が軽々しく見せるものじゃなくてよ。」
雪華綺晶「はあ・・・?歯ですか?自分では自覚ないですが。」
翠星石「嘘つくんじゃねえです!どう考えたって無理やりホラーな
イメージを保とうとしてるに決まってるです!」
162 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 06:59:34 発信元:202.215.78.165
雪華綺晶「う、嘘じゃないです。そうなんです。雪は嘘なんか一個も
つかないんです。」
真紅「飽きれたわ・・・。嘘で固められたような存在の癖に・・。」
ジュン「ま、まあ。歯を見せてしまう所は仕方ないとしてだな・・。
こうやってほら・・ちょっといいか?手。」
雪華綺晶「はい・・。」
ジュン「こうやって口に当てたらどうだ?それでな・・。きししし
って言ってみろ!子供っぽくなるから!」
雪華綺晶は口に手を当てる。
雪華綺晶「(にまあ)きししし・・・。」
真紅「ま、まあ少しはましだわ。」
翠星石「よく見ると愛嬌があってかわいいです。」
163 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 07:04:09 発信元:202.215.78.165
ジュン「・・・・なあ。元々かわいいんだから、もっとかわいく笑
ったらどうなんだ?
雛苺の笑いはだな・・・。そんなデビルスマイルじゃなくてそれは
もう・・エンジェルスマイルといってほどだったんだぞ。」
翠星石「そりゃ大げさすぎですぅ。過去を美化しすぎですぅ。」
ジュン「さらっと冷めた発言を・・・。ちょっとくらい夢見たって
いいだろ?」
翠星石「エンジェルスマイルとは翠星石のスマイルの事を言うです
よ。」
ジュン「結局それがいいたいだけだろ!なあ!お前は、それがいい
たかっただけなんだろ!」
真紅「そんなことより、雛苺、雛苺ってちょっとあんまりだわ。
雪華綺晶は雪華綺晶なんだから、もうそろそろ認めてあげたらどう
なの?」
ジュン「もうそろそろってな・・。まだ来て二日もたってねえよ・・
。」
164 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 07:09:18 発信元:202.215.78.165
雪華綺晶「いやいいんです。私はお姉様の代わりにここに来たんです
から。(といってもなかなかうまくいきませんね・・。
やはり私じゃダメかもしれません。
そもそもこんなことしてて本当にアリスの本質が分かるように
なるのか・・・。お姉様ならなんとお答えになるのでしょう・・。
お姉様にはアリスが見えてたんでしょうか。)」
翠星石「ああ!ものすごく悲しそうな顔ですぅ!チビ人間は本当に
最悪すぎるですよ!」
ジュン「何でもかんでも僕のせいにするなよ!僕が悪いわけじゃない
かもしれないだろ!」
真紅「大丈夫だわ。雪華綺晶。大丈夫だから・・。」
雪華綺晶「そ、そうですか・・。何が大丈夫なのか不明瞭ですが。
ふふっ。おかしな人たちです。」
ジュン「お前よりましだと、誰もが思ってると思うぞ・・。」
雪華綺晶「私はおかしいですか?」
165 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 07:14:28 発信元:202.215.78.165
真紅「大丈夫だって!ジュンよりましだわ!」
ジュン「そりゃねえよ・・。」
雪華綺晶「あんまり考えた事がないもので・・・考える必要が今まで
なかったというか・・。」
翠星石「あ、あんまり考え込むことねえですよ。考え込んだら体に
毒ですぅ。」
雪華綺晶「考えるより感じろってことです?」
翠星石「な、なにいってるか、ちんぷんかんぷんです・・。真紅、
何か意味ありげなこといってるですが、分かるです?」
真紅「さあ・・・?何か電脳世界で、雛苺がよく言ってたような気が
するわ。」
雪華綺晶「やっぱり、分からないですか・・。こんな高尚なことは
低レベルな貴方達にはわからないですね・・。」
真紅「あ、あのねえ・・。悪気ないのよね?たぶん。
166 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 07:20:32 発信元:202.215.78.165
翠星石「チビ苺なんかより、翠星石のほうがずっとずっと高尚です
ぅ!」
雪華綺晶「はあ・・・・?」
翠星石「な、なんです?その馬鹿にしたような目は。」
ジュン「なあおい。翠星石。」
翠星石「なんです?」
ジュン「お前と雪華綺晶って話し方似てるけどよ・・。お前の丁寧語
?っていうのか。変だよな。使い方変だよな。
雪華綺晶のほうが正しいよな。」
翠星石「まーたそれですか・・。本当にどうでもいいことばっかり
こだわるですぅ。話し方なんかどうだっていいですぅ。
お前は人の目ばっかり気にするから、そんな事がいちいち気になるん
ですよ。」
ジュン「おい・・。地味に傷つくこと言うなよな・・。金糸雀呼ん
じゃうぞ。(ぴっぽっぱ。)」トゥルルルル。
真紅「いきなり電話しないでほしいわ・・。」
167 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 07:27:22 発信元:202.215.78.165
雪華綺晶「なんです?それ?」
真紅「遠くの人と話すことができる機械よ。穢れるから薔薇乙女は
触っちゃいけないわ。」
雪華綺晶「そうですか?よく分かりません。」
ジュン「ああ。金糸雀か?」
金糸雀「何か用かしら?」
ジュン「なんだよ・・・。最近冷たいじゃないか。今何してるんだ?
」
金糸雀「何でいちいち今やってることを、ジュンに報告しなきゃなら
ないかしら?用がないならもう切るかしら。」プツン・・ツーツー。
ジュン「なんだよ!なんだよ!ふんっ!いいさ!どうせ僕は引きこ
もりだよ!」
翠星石「どこにいくです?」
ジュン「どこだっていいだろ!くそっ!僕はひきこもりなんかじゃな
いぞ!見てろ・・。見返してやるんだ!」
168 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 07:33:16 発信元:202.215.78.165
タッタッタ。
雪華綺晶「どうしましょうか?」
真紅「愚かね・・。放っておきなさい。」
翠星石「そうです。どうせろくでもない事に、決まってるですぅ。」
雪華綺晶「私・・・様子見てきます。」
翠星石「え?じゃあ翠星石も・・。ってもういねえです・・。」
真紅「遠慮しないで貴方も行ってきたら?」
翠星石「こ、今回は下っ端の雪華綺晶に任せてやるです!ささっ
翠星石は何かとやることがあるです。」
タタタ。
真紅「素直じゃないわね・・。まあ・・人のこと言えないか。」
169 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 07:39:43 発信元:202.215.78.165
ジュン「くっそ・・。こんなとき雛苺がいてくれたらな・・。
金糸雀のやつ・・・。絶対思い知らせてやるからな!見つけ出して
思いっきり嫌味言いまくってやる!」
にゅぅぅぅ。
雪華綺晶「手伝う?」
ジュン「うわっ!どっからでてきたんだ!変な出方するな!」
雪華綺晶「私達はお互いの存在を、感知しあうことができます。
だからお互いの位置が分かるのです。」
ジュン「本当に人の話聞かないよな・・。お前らって。」
雪華綺晶「こっちです。」
ジュン「本当に当てになるのか?」
雪華綺晶「はい・・。たぶん。」
それから二人は結構歩いた。
170 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 07:43:40 発信元:202.215.78.165
ジュン「ここは山じゃないか・・。こんなところに本当に金糸雀
がいるのかよ・・。(あいつなんかの社長じゃなかったっけ?
よく知らないし興味もないけど・・。)」
雪華綺晶「ふう・・。(器を持つといやに疲れます。)」
ジュン「おい。大丈夫か?抱っこしてやろうか?」
雪華綺晶「このくらい平気です。さ、早くしないと日が暮れます。
」
ジュン「こいつ・・・。なんてかわいくないんだ・・。雛苺なら
ものの10分もしないうちに、すぐに抱っことかいってくるの
に・・。黙って抱っこされろ!」
ヒョイ。
雪華綺晶「あうう・・。自分の足で歩けます。」
ジュン「うるさいぞ。どっちか指差せよ。」
雪華綺晶「こっちです。」
ーーーーーーー。
金糸雀「おーほっほっほ。まあーだその程度しかできないかしら?
水銀燈。」
171 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 07:47:45 発信元:202.215.78.165
水銀燈「おっと手が滑ったわぁ!」
ドグシャ!
金糸雀「ひい!せっかくカナが作った家が!また水銀燈に壊された
かしら!」
水銀燈「雑魚が!調子に乗るんじゃないわぁ。私に勝てるとでも
思ってるのぉ?」
金糸雀「卑怯かしら!水銀燈は自分が不利になるとすぐ暴力かしら!
」
水銀燈「はあ?なんなのぉ?文句あるの?」
金糸雀「うう・・・。ないかしら。」
水銀燈「勝負に付き合ってやってるんだから、ありがたく思い
なさい。」
金糸雀「別にカナは好きでこんなことしてるわけじゃあ・・ぶつぶつ
。」
水銀燈「ほら、見なさぁい。貴方がぶつぶつ言ってる間にどんどん私
の家ができていくわぁ。」
172 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 07:54:31 発信元:202.215.78.165
金糸雀「いびつかしら・・。水銀燈は何をやらせてもダメかしら・・
。」
タタタ。
ジュン「おい!水銀燈とかいう馬鹿!」
水銀燈「あらぁ?誰かと思えば、お間抜けマスターじゃないのぉ?
今日は保護者同伴じゃないのねぇ?」
ジュン「な、なにいってるんだ。むしろどう見ても僕のほうが、保
護者だろ!あんなチビ人形がどうして僕の保護者なんだ!」
金糸雀「どうしてジュンがここにいるかしら?」
ジュン「それはだな。お前に文句いいたくて、ここまできたという
わけだ。やい!水銀燈とかいう馬鹿!金糸雀が構ってくれなくなる
んだから、連れ出すのやめろよ!」
雪華綺晶「あの・・一応私もいます。」
水銀燈「さっきから馬鹿馬鹿と・・・。死にたいようねぇ?
大体金糸雀は自分から、私に勝負を仕掛けてきたのよぉ。」
雪華綺晶「ところでなにをやってるんです?」
173 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 08:00:51 発信元:202.215.78.165
金糸雀「今日は、木で家を作ろうとかいう話になったかしら。
でも・・水銀燈は何の芸もないかしら。
水銀燈みたいにずっと寝てばっかだったドールが、カナのように
ずっと努力してきたドールに勝てるわけないかしら・・。」
水銀燈「失礼ねぇ!真紅と一緒にしないでよ!寝てばっかじゃないわ
よぉ!」
ジュン「いいから、金糸雀返せよ!扉直せよ!」
雪華綺晶「扉は赤薔薇のお姉様が直してくれたのでは?」
ジュン「じゃあ、金払え!大体、二人で僕の家に来ればいいだろ!」
水銀燈「なんなのぉ?このおばかさんは。雪華綺晶、この目障りな
人間をさっさと連れ帰ってほしいわぁ。」
金糸雀「ところで、水銀燈。寝てばっかじゃないならなにや
ってたかしら?
カナなんだか興味がわいたかしら。」
水銀燈「え?そうねぇ・・。私は空を見るのが趣味なのよ。
後、空飛ぶのが好きよぉ。」
ジュン「趣味だけはいいんだな。そんな晴れやかな趣味を持ってて
どうしてそんな歪な性格になるんだ?」
174 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 08:04:27 発信元:202.215.78.165
水銀燈「貴方に話したところで、分からないわぁ。」
ジュン「へえ・・。歪だって事は認めるんだな?」
水銀燈「お、おばかさん!いきなり出てきて失礼でしょ!めぐと
は大違いねぇ。(あの子もいかれてるけど・・。私の周りの
人間ろくなのいないわぁ。)」
ジュン「ああ・・・めぐさんか。」
水銀燈「妙なこと考えないことね。貴方にどうにかできる話じゃない
わぁ。」
ジュン「ふん。なんだって僕がどうにかしなきゃならないんだ?
僕には全く関係ないね・・。でもなあ・・水銀燈。これじゃジリ貧
なんじゃないか?ローザミスティカ・・集めてないみたいじゃないか
。あれっきりアリスゲーム仕掛けてこないし。
こんなところで金糸雀と遊んでてどうするんだ?」
雪華綺晶(アリスゲームか・・。私は本当にこれでいいのでしょうか
・・?)
水銀燈「・・・・。」
175 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 08:07:40 発信元:202.215.78.165
金糸雀「な、なにいってるかしら!ジュン!私達の目的、忘れた
かしら?」
ジュン「い、いやそうなんだけどな・・。でもなあ・・。このまま
じゃどうにもならないだろ・・。なんとかしてやれよ。金糸雀。」
金糸雀「・・・それはできないかしら。」
ジュン「なんでだよ!けち!」
金糸雀「理由は言えないかしら。」
ジュン「薄情なやつだな・・。おいっ水銀燈も何かいってやれよ。」
水銀燈「おばかさんねぇ・・・。金糸雀は、私を立ててくれて
るのよ・・。
施しを受けたら、もう対等じゃないでしょぉ?
まあ・・誇りも何もない、ただ生きてるだけの人間には分から
ないわよねぇ・・そんなこと。」
ジュン「だからそんなこと言ってる場合じゃないだろ!
それとも水銀燈のめぐさんに対する思いは、その程度なのか?」
176 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 08:12:21 発信元:202.215.78.165
水銀燈「う、うるさい!うるさい!知った風なこと言わないで
ほしいわぁ。(ギロッ)」
ジュン「な、なんだよ・・。やる気か?」
ササッ。ジュンの前に立つ雪華綺晶。
ジュン「雪・・お前。」
水銀燈「へえ・・・貴方が?・・・ねえ?雪華綺晶。私達どうしたら
いいのかしらねぇ?」
雪華綺晶「・・・分かりません。」
水銀燈「・・・分からないか。金糸雀。」
金糸雀「何かしら?」
水銀燈「めぐの事お願いするわぁ・・。頼めた義理じゃないけど。」
金糸雀「・・・・できる限りの事はするかしら。でも・・。」
水銀燈「分かってるわ。でもお願い。」
177 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 08:16:38 発信元:202.215.78.165
金糸雀「・・・・ジュン。」
ジュン「なんだ?」
金糸雀「またメールでも寄越すかしら。」パサッ。ふわふわ・・。
ジュン「お、おい!どこいくんだよ!せっかくきてやったのに!」
金糸雀「はあ・・・。御機嫌よう。しばらく電話にも出れなくな
るから、メールだけなら返してあげるかしら。」
ジュン「お、おい。おーい!くそっ!これじゃなんのために、
ここまできたんだか分からないじゃないか!まだ一言も文句いっ
てないしよ!」
水銀燈「本当にお気楽でいいわねぇ。貴方は。」
ジュン「な、なにを?そりゃどういう意味だ?頭の中が平和とでも
いいたいのか?お前に言われたくないぞ。」
水銀燈「馬鹿馬鹿しい・・・。」バサッ。
ガチッ。
178 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 08:20:12 発信元:202.215.78.165
水銀燈「・・・・その汚い手を離してくださるぅ?一体なんのつもり
なのぉ?」
ジュン「うるさいな!もう少し付き合え!」
水銀燈「雪華綺晶がいるでしょぉ?」
ジュン「お前に話があるんだよ!」
水銀燈「全く・・貴方は一体なんなのぉ?」
ジュン「金糸雀が作った、小屋の中で話そう。」
ササッ。
雪華綺晶「わ、わあー。な、なんか・・凄くいい感じです。な
んていうんでしょうね・・。」
ジュン「ほら、水銀燈も早く来いよ。」
水銀燈「ちっ・・、何で私が?嫌よ。穢れるわぁ。」
179 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 08:24:54 発信元:202.215.78.165
ジュン「な、なんだよ・・・。だって仕方ないじゃないか。いじ
けるなよ。
お前が作った小屋じゃ、小さすぎてみんな入りきらないだろ!」
水銀燈「は、はあ?何勘違いしてるわけぇ?馬鹿じゃないのぉ?」
ジュン「わけの分からないやつだな・・・。じゃあ恥ずかしいのか?
恥ずかしがるなよ。」
水銀燈「ぶっ。ちょ、ちょっといい加減にしなさいよ?どこまで
人の神経逆なでにすれば気が済むのぉ?」
雪華綺晶「黒薔薇のお姉様。結構いい気分になれますよ。な、なんか
どきどきわくわくって感じです。」
水銀燈「貴方そんなキャラだったっけぇ?全く・・なんか調子狂う
わぁ。」
水銀燈はしぶしぶ小屋の中に入る。
水銀燈「さて、話とは?」
ジュン「雪。練習した笑い方、水銀燈にも見せてやれよ。」
雪華綺晶「こうですか?(にまあ)キシシシ・・。」
水銀燈「ぶ、不気味ねぇ・・。」
180 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 08:30:26 発信元:202.215.78.165
ジュン「な、何言ってるんだ!雪だって傷つくんだぞ!そういうこと
いわれると!謝れ!お前は雪に土下座しろ!」
水銀燈「わ、悪かったわぁ。」
雪華綺晶「あ、いえ。正直に言ってもらったほうが、嘘言われるより
いいです。」
ジュン「見ろ!お前にこんないたいけさがあるか!なぜお前は一言
子供っぽくてかわいい笑い方だと、言えんのだ!
お前のせいで、雪がトラウマをおったんだぞ!責任とって切腹しろ!
」
水銀燈「盛り上がってるところ悪いんだけど・・話ってまさかこれ
のことぉ?」
ジュン「ちぇ・・。のり悪いな・・。お前ダメだよ?なっちゃない
ね。本当になっちゃない。」
水銀燈「それだけならもう帰るわぁ。貴方といても無駄なだけだし
。」
ジュン「ま、待て。冗談が通じないやつだな・・。ごほん。
それでな。そろそろ戦いやめれないかなと思ってな。ん?どうだ?」
水銀燈「またそれぇ?でも・・貴方とは一度きっちりと話しておく
べきだったわぁ。また妙な事されても困るからねぇ。」
181 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 08:39:14 発信元:202.215.78.165
ジュン「姉妹同士殺しあうなんておかしいだろ?
ローゼンだってきっと嫌なやつに決まってる。少なくても
普通の人間の神経じゃないね。
だから僕はやつの思い上がりに、正義の鉄槌をくだすのだ。」
水銀燈「分かりやすく説明するわよぉ。まず、私達が戦わなくなった
らどうなるか。」
ジュン「結構なことじゃないか。姉妹で仲良くずっと暮らせばいい
だろ?」
水銀燈「周りがどんどん変化していくのに、私達は取り残され
るのよぉ。
親しい人、愛しい人はどんどん死んでいくのに自分は死ねない。
なら私達は何を目的にして生きればいいのぉ?」
ジュン「目的なんてものはな・・。生きていれば見つかるもんだ。
いくらでもな。」
水銀燈「それは、いつか死ねるからいえることよぉ。
実感がないからそういうことがいえるの。」
ジュン「で、でも姉妹達は死なないだろ?なら姉妹達と一緒にいれば
いいじゃないか。」
182 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 08:51:33 発信元:202.215.78.165
水銀燈「・・・少なくても私はごめんねぇ。そんなの・・私達にだ
って誇りがあるのよぉ。そんな・・まるで人形じゃない。
いや・・人形だけどね。そういう意味じゃなくてぇ・・。
私達だって「生きたい」のよぉ。何かに殉じたいの。美しいでし
ょ?そういうのって。」
ジュン「そんなものか?」
水銀燈「もし自分が植物人間になったら、貴方は生きたいって思う?
」
ジュン「思わないよ。そんなの・・僕なら死ぬね。でもそれとは
違うと思うぞ。」
水銀燈「「存在」自体が違うから、人間のレベルで例えたのだけど
・・。でもそうね・・。
生まれた当初は、割合みんな純粋に何の疑問もなくアリスゲームに
、お父様の願いをかなえるために生きてたわぁ。
今は・・どうなんでしょうねぇ?雪華綺晶は今どう思ってるのぉ?」
雪華綺晶「当然私はお父様の願いをかなえるため、アリスを目指
してます。」
ジュン「そ、そりゃないぞ。雪。」
183 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 14:02:56 発信元:202.189.220.117
水銀燈「そう・・。でも前みたいに強引な手は使わなくなったわね
ぇ・・。元々貴方、精神体だっけぇ?
お父様への思いのみで、動いてた機械みたいなものだったけど・・
器を得てしまったのが、貴方の運の尽きだったわねぇ・・。
ねえ?雛苺食べたの失敗だったんじゃないのぉ?」
雪華綺晶「・・・・。」
水銀燈「黙ってちゃ分からないわぁ。もちろんアリスになるっていう
貴方の目的の上でのことよぉ。
ずっと精神体のままでいれば、何も苦しまずに済んだのに・・・お
ばかさんねぇ。貴方も。」
ジュン「こらこら。話をそらすんじゃない。それと雪をいじめるな
よ。後、扉壊すなよな!」
水銀燈「はあ?貴方、邪魔すぎるわぁ。どっか消えてくださるぅ?
」
ジュン「ひでえよ・・。」
184 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 14:35:51 発信元:202.231.116.133
雪華綺晶「私が迷ってるとでもいうのですか?黒薔薇のお姉様。」
水銀燈「私から、言うまでもないんじゃないのぉ?
参考までに私も聞いておきたいだけよぉ。他意はないわ。
貴方は今、どう思ってそこの愚かな人間と一緒にいるのぉ?」
雪華綺晶「「アリス」になるとは・・本当はどういう意味なん
でしょう?
私達は「知る」必要があるんじゃないでしょうか?
いろいろなことを。
お父様の願いをかなえるためには、いろんな意味でもっと多くの事
を知る必要があるのです。
この人間と一緒にいるのはその一環なのです。」
水銀燈「真紅と同じ場所に来たわけねぇ・・。
でも、私達はお父様の言うとおりにしていればいいの。
お父様のために・・なんて考えること自体が不敬とは思わないのぉ
?」
ジュン「なあ・・・水銀燈。僕は愚かじゃないよ・・。ちょっと
引きこもってるだけの普通の少年なんだよ・・。」
水銀燈「め、めんどくさいわねぇ・・。」
185 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 15:17:30 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「・・確かに私は機械なのかもしれません。
「アリスになる」ただそれだけのプログラムのようなもの。
私はお父様の「願い」の結晶であり、お父様の代行者。
お父様が託した「意思」の継承者。
お父様は絶望されました。だから私に全てを託され硬い扉の向こ
うに閉じこもってしまわれたのです。
だから・・・私の出す答えこそがお父様の「意思」。
私こそ「アリスゲーム」。」
ジュン「ああもういいよ!みんなして僕を無視してればいいんだ
。もう僕はいらないだろうから帰るよ!」
ガシッ。立ち上がろうとするジュンを、雪華綺晶が掴んで止める。
ジュン「なんだよー。僕は用なしなんだろ?」
雪華綺晶「いてください。」
ジュン「え?で、でもなあ。なんだか僕いても意味ないっぽいしな
あ・・。どうしよっかな?」
雪華綺晶「いてください。お願いします。」
ジュン「そこまで頼まれちゃ仕方ないなー!そうかそうか僕がいな
きゃダメか。そうだよなー。へへっ・・。僕って頼りになるよな!
雪ちゃん!」
186 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 15:29:42 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「はあ・・・・?」
ジュン「だよな・・。仕方ない!お前達がそこまでいうなら
いてやろう!」
水銀燈「ジュンって本当に人間なのぉ?妖怪の類じゃないの?」
雪華綺晶「まあまあ・・・。あまり言うとまたいじけますから。」
ジュン「いじけてなんかないぞ。僕は心が広いからなー。さあ、
早く話を続けたまえ。」
水銀燈「ふう・・。なんかものすごく大胆発言聞いたのに、気が
抜けたわぁ。さて・・気をとりなおして・・。
貴方こそ「アリスゲーム」ですってぇ?
じゃあ何か・・。貴方が「お父様」ってわけぇ?」
雪華綺晶「そうとってもらっても構わないでしょう。」
水銀燈「馬鹿なことを・・。思い上がりもいいところよぉ。」
187 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 15:42:47 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「ですが、それが「真理」です。
そしてそれは、私に色濃く受け継がれてはいますが、ドールズ全
員の課題でもあります。
お父様はすでに何度も「アリス」の体現に失敗されています。
ローザミスティカを集めたところで、「アリス」となる保障は
お父様ですらできないのです。
それも単なる試みの一つに過ぎません・・。
大きな期待を持てる試みには違いありませんが・・「絶対」アリスと
孵化できるというわけではありません。
ですから私は、お父様の理論すら超え、さらなる高みへを目指し
ているのです。
ただそれですらも「完全」ではないのです。
私ですらまだ足りない・・・。
そしてお父様が仕掛けれた最後の仕掛けが、この現代ドールズ全員
の覚醒です。
そのキーとなっているのは・・ここにいる「桜田ジュン」に他なり
ません。」
ジュン「なんだ?僕って凄いやつなんだな。人形と自分勝手なの変
態おっさんの中では。」
水銀燈「このおばかさんで、どうにもならないゴミ人間が、お父様
の最後の希望とでもいうのぉ?」
188 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 15:54:15 発信元:116.91.88.168
ジュン「おい・・。いい加減にしないと僕も怒るぞ。」
雪華綺晶「そうなります。」
水銀燈「でもそれって「推測」でしょう?」
雪華綺晶「確定です。さっき言ったでしょう?
私こそ「アリスゲーム」だと。なら私の言葉こそお父様の「真理」
です。
お父様が託した表向きの課題がローザミスティカの争奪戦。
しかし・・・その実態はドールズによるアリスの孵化への模索に
あります。
いいですか・・・。「答え」は最初からなかったのです。
だから私達は自分で「答え」を見つけなければなりません。」
水銀燈「そ、そんな馬鹿な・・。私達のやってきた事は・・。」
189 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 15:59:39 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「無駄ではありませんよ。そこに到達するまでにおいて
必要だったこと・・。
さらにいえば貴方がめぐと会うこともお父様の仕掛けの一つ。
すでに決まっていたことです。
その仕掛け人がこの私・・。(本当は水銀燈に、ここまで話しては
いけませんでしたが・・・未来が変えれるというのなら・・私は
・・。)」
ジュン「どうでもいいよ。おっさんがどう考えてたなんて。そんな
ことより、戦いやめておっさんの家に殴りこみいくって、話をしよ
うぜ!」
雪華綺晶「すでに世界は、ジュンと金糸雀の手によって変わりつつ
あります・・・。水銀燈。貴方は「狂」の担い手。
「狂」こそ全ての美が通過する通過点であり、それは「アリス」も
例外ではないのです。
「狂」なることが美しい事の大前提。そして「狂」とは「愛」と
「憎」。
貴方にこのことを話すのは、お父様の意思ではありません。」
雪華綺晶はどこからか一冊の本を取り出す。
190 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 16:02:55 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「これはお父様の「台本」です。全てはこの「台本」の通り
進行しています。全てはここに書かれた事をなぞるだけの「人形劇」
・・。
しかしこれも完璧なものではなく「誤差」が生じています。」
水銀燈「な、なんですってぇ?その本を私に寄越しなさぁい!」
雪華綺晶「不要です。今となっては・・。(ぼおっ。)」
水銀燈「あっ!何で燃やして・・。」
雪華綺晶「これで「台本」は消えました。お父様の「束縛」もなく
なりました。完全に後は「私達」の意志次第です。
戦いをやめるも続けるも、アリスを目指すも目指さないも全ては
私達次第です。・・・貴方はどうします?水銀燈。」
水銀燈「・・ふふっ。はははは。当然!アリスを目指すわぁ!
当たり前でしょ?
全てのローザミスティカを集めて至高の少女となり私はお父様の
願いをかなえる!」
191 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 16:07:07 発信元:116.91.88.168
ジュン「ちょ、ちょっと待てよ。ちょっとくらい考えても・・。」
水銀燈「うるさい!」
雪華綺晶「当然、私も同じです。
でも標がないのですからやみくもに突っ込んでも無駄だと思いま
すよ・・。
まあ、それが本来の貴方の「狂」の役目ですがね。
金糸雀がいろいろと動いてるみたいですが・・・。
あの方は、もうすでにお父様の理論を越えつつある。
・・いやもう認めましょう。あの方はずいぶん以前から、お父様
の理論を越えてしまったのです。
最も・・そういう風に作られてたのですから、それも当然です。
(そして私の中の憎しみの連鎖は、あるいはお姉様によって断ち切
られたのかもしれません。すなわちお父様の「憎悪」。これからの
アリスゲームは「愛」の循環・・・希望的観測ではありますが・・
さてどうなるでしょうね。しかしこれでもう
確実に「未来」だけは変わる。)」
192 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 16:11:17 発信元:116.91.88.168
水銀燈「ちっ・・。他の姉妹にはこのことは?」
雪華綺晶「話してません。」
水銀燈「私にだけ話した理由は何?それとも全員に話すつもりだった
のぉ?」
雪華綺晶「理由ですか・・・。成り行きです。」
水銀燈「真面目に答えるつもりはないってわけねぇ・・。」
雪華綺晶「風のごとく、ふらふらと・・ゆらゆらと・・。」
水銀燈「・・・・分かったわぁ。いいでしょう。貴方の言葉信じる
わぁ。他に隠してることがあるならもうここで言っちゃいなさい。」
雪華綺晶「時が来れば全て。「今」はこれだけです。」
水銀燈「けちんぼさんねぇ・・。うーん・・。こうしちゃいられな
いわぁ。」
ジュン「なんだか僕の話が、解決してないような気がするんだ
がな・・。」
193 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 16:14:00 発信元:116.91.88.168
水銀燈「貴方のどうでもいい価値のない話なんて、誰も聞きたい
なんて思わないわぁ。じゃあね。ばいばぁい。」
バサッ!
ジュン「なんだ?急に慌てて飛んで行っちまったな・・。」
雪華綺晶「クス。何が用事でも思い出したんでしょう。」
ジュン「なんだかな・・。なあこういうのはどうだ?」
雪華綺晶「はい?」
ジュン「ローゼンのやつの家に、火をつけてやるんだ。そしたら
絶望だのなんだの言ってられないだろ?
きっと慌てて飛び出してくるぞ。そしたらいい気味だろうなあ。」
雪華綺晶「・・・貴方。お父様に何か恨みでもあるのですか?」
ジュン「何言ってんだ?数え切れないほどあるぞ。あいつのせいで
僕の人生台無しだよ!」
雪華綺晶「・・・それ私にも言ってませんでしたか?」
194 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 16:18:30 発信元:116.91.88.168
ジュン「う、うるさいな・・。気のせいだろ!」
雪華綺晶「いや確かにいいました。雪はちゃんと覚えてます。
それ以外にも散々言われました。」
ジュン「いちいち陰険なやつだな・・・。気のせいだよ!忘れろ!」
雪華綺晶「嫌です!」
ジュン「ちぇ・・。勝手にしろ。なあ話変わるんだが。」
雪華綺晶「はい。」
ジュン「お前な・・・。雛苺しに僕の家にきたんだよな?あれ嘘
じゃないよな?」
雪華綺晶「はい。本当です。」
ジュン「じゃあどうして、一つも雛苺らしいことしないんだ?」
雪華綺晶「・・?うにゅーを食べましたよ?
195 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 16:28:42 発信元:116.91.88.168
ジュン「食べたな!たくさん食べたよ。知ってるよ。それくらい。
僕が買ってきたんだからな!」
雪華綺晶「ではいいのではないですか。」
ジュン「ダメだろ・・・。「登れ」よ。どうして登らないんだ?
雛苺といったら「登る」。常識だろ?」
雪華綺晶「登ってほしいんですか?」
ジュン「分からないやつだな・・・。僕がそうしてほしいとかじゃ
なくてな・・。それがお前の仕事だろ?さぼるなよ。ちゃんと
仕事しろ。」
雪華綺晶「よく分かりませんが、登ればいいんですね?」
ジュン「何だよその言い方・・。僕が催促したみたいに言うなよな
・・。ともかく雛苺といったら「登る」んだ。そうだろ?
僕何か間違ったこといってるか?」
雪華綺晶「さあ・・・?じゃあ登りますよ?」
196 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 16:35:37 発信元:116.91.88.168
ジュン「お、おう・・。(どきどき)」
雪華綺晶「ジュン登り〜(シュシュ・・ニュルン!)」
ジュン「は、早いよ!動きが怖いよ!い、いちいち怖い挙動で登る
なよ!怖い顔でこっち見ながら登るなよ!食われるかと思ったぞ!」
雪華綺晶「そういわれましても・・・わがままな方です。(これでは
お姉様も大変だったでしょう。)もう帰りましょうか。」
ジュン「あ、ああ・・。と、ともかく練習しておけよ!定期的
にテストするからな!分かったな!」
雪華綺晶「分かりました。」
ジュン「おっと!危ない!分かってるぞ!どうせ怖いタイミングで
僕に登ってびびらせようって魂胆だろ!そうはいかない・・。
いいか?よく聞けよ。今度びびらせたらなあ・・・。
お前のおやつは抜きだ!」
雪華綺晶「ひょえ!ひ、ひどいです!」
ジュン「まあ待て。びびらせたらの話だ。ようするに僕をびびらせ
なければいいんだ。」
197 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 16:40:09 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「難しそうです・・・努力はします。」
ーーーーーーー。
ドカッ!バキッ!ドカーン!
翠星石「テ、テロですぅ!おっ始めやがったですぅ!」
真紅「玄関のほうだわ!翠星石、のりのバットよ!」
翠星石「がってん!もうすでに持ってるですぅ!」
ダダダダダ・・・。
水銀燈「あらぁ?どうしたのぉ?また遊びに来てあげたわよぉ。」
翠星石「げ、玄関の扉が、木っ端微塵で見る影もねえですぅ・・。」
真紅「す、水銀燈・・。どうしたの?何か扉の形が気に入らな
かったの?ジャンクっぽい形で癇に障ったとか・・・?」
198 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 16:44:09 発信元:116.91.88.168
水銀燈「ジャンク?貴方、今私の事ジャンクといったのぉ?」
真紅「言ってない。言ってない。」
水銀燈「いいや言ったわぁ。」
真紅「い、言ってないわ!」
水銀燈「言った!」
真紅「言ってない!」
翠星石「またそれですか・・。本当にどうして扉をこんな粉々
にしたんですぅ?」
水銀燈「はあ?ほら、ここの家って引きこもりの眼鏡かけてるおばか
さんがいるじゃなぁい?
あんなのがこもってると、家の空気が悪くなるから風通しよくして
やったのよぉ。文句あるぅ?
言っておくけど真紅。直すんじゃないわよぉ?」
199 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 16:50:34 発信元:116.91.88.168
真紅「(ひそひそ)どうやらジュンと喧嘩したみたいだわ。」
翠星石「(ひそひそ)元から嫌いなんじゃないです?
ともかくあてつけにやってるみたいですぅ・・。
とんだとばっちりですが、よく考えてみれば、この家が壊れても
翠星石達にさほど害はないですぅ。」
真紅(ひそひそ)そうね。目をつぶりましょう。」
水銀燈「早く紅茶!それと本!」
真紅「本?どうして?」
翠星石「それより水銀燈。お客の癖して傍若無人すぎですぅ。
ここはお前の家じゃねえんですよ?」
水銀燈「はあ?貴方達の家なら、私の家同然でしょぉ?そうじゃない
とでもいうのぉ?何ならアリスゲームで決めてもいいけど?」
翠星石「い、いや遠慮しておくですぅ・・。」
200 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 17:16:18 発信元:116.91.88.168
蒼星石「200だね。後800埋めれば、6さんとの約束を果たせるよ。こっちはVIP
と違ってなかなか落ちないみたいだし、ゆっくりやればいいと思う。
あまり急ぎすぎると僕みたいに、自殺しちゃうからね。気をつけないとね。」
翠星石「それで、今回は135さんのわっふるわっふるの意味を、調べてみた
です。」
蒼星石「ネットで調べてみたところによると、これの意味はもっと見たいから
続きを書いてくれって意味らしい。
どうやら、英語のスペルミスが起源で、この用語が定着したらしいね・・。
どこかで聞いた話だと思わない?」
翠星石「米国第七代大統領ジャクソンの話と全く同じですぅ。」
蒼星石「そうだね。この人のスペルミスから「OK」って言う用語ができた
って言われてるね。彼の考案したスポイルシステムのおかげで、米国に本当の
デモクラシーが養われるようになったとも言われてるんだ。
偉大な大統領だよ。」
翠星石「ふーーーーーん。」
蒼星石「あっ。ごめんね。こんな話つまらないよね。」
翠星石「つまらねえですぅ。だからお前は根暗なんですぅ。」
201 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 17:17:02 発信元:116.91.88.168
蒼星石「そうだね・・。ははは。でもあれだね。この2chの掲示板は比較的
若い人が多いと思うのだけど、若い人の文化の一つだから大切にしていかない
とね。運営者には本当に感謝してるよ。
後応援してくれた135さんにもついでに感謝するよ。」
翠星石「でも規制にはうんざりですぅ。」
蒼星石「僕は出番ないのにうんざりだよ。翠星石とポジション交代したい。
」
翠星石「そりゃ無理ですぅ。お前なんか役不足ですぅ。お前はずっとここで
おとなしくくだらない解説でもしてりゃいいですよ。」
蒼星石「そ、そうだね。それじゃここでいつまでも話しててもなんだし、
また本文に戻ろうかな。・・・僕はでてこないけどね。」
202 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 17:22:00 発信元:116.91.88.168
水銀燈「チキン・・。ふんっ。貴方なんか、最初から相手する気す
ら起こらないわぁ。ほら翠星石。早く紅茶注ぎなさぁい。」
翠星石「わ、分かったですぅ・・。」
トコトコ。
真紅「本というのはどういうことなの?」
水銀燈「別に・・。いいでしょ?私が本くらい読んだって。
いいから何か出しなさいよぉ。」
真紅「・・・変ね。妙にカリカリしてるわ。なにかあったの?」
水銀燈「う・・・。い、いいじゃない。そんなことは。早く本
だしなさいよ!」
真紅「うふふ。いいわ。じゃあ一緒に読みましょうか。」
水銀燈「え・・・?」
真紅「多分一人だと難しいだろうから・・。お嫌かしら?」
水銀燈「ふ、ふん。ま、いいわぁ。あ、貴方のお勧めの本からで
いいわよぉ。(金糸雀ごときに・・この私が負けるなんて事あっては
ならないわぁ。)」
203 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 17:31:32 発信元:116.91.88.168
トコトコ。
水銀燈「しんくぅ・・。ここ分からないから教えてぇ。」
翠星石「こ、紅茶ですぅ・・。(すごいでれでれですぅ・・。
みっともねえですぅ・・。)」
水銀燈「ご苦労。貴方もたまには本くらい読みなさぁい。」
翠星石「わ、分かったですぅ。」
真紅「それは、表現が難しいけど・・・・・という意味だわ。」
水銀燈「すごいわぁ!真紅って天才!尊敬しちゃうわぁ。」
真紅「え?そ、そう。ありがとう。(変なものでも食べたの?)」
水銀燈「ああ翠星石。ちょっと。」
翠星石「なんです?」
水銀燈「ここにある本を、私の家に運んでおいてくれるぅ?」
204 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 17:38:41 発信元:116.91.88.168
翠星石「ど、どうして翠星石がそんなことを・・・。」
水銀燈「は?嫌なのぉ?」
翠星石「う・・運ぶですぅ・・。」
真紅(かわいそうだわ・・。)
翠星石「うう・・なんだって翠星石がこんな目にあわんきゃならん
のですぅ。
こういう時チビチビがいたら、全部任せて翠星石は昼ねでもして
ればいいだけですのに。これじゃまるでのび太みてえですぅ・・。」
ーーーーーーーーーーーー。
ジュン「ああ!なんだあ?玄関の扉が粉々だぞ?誰だよ!・・・・
水銀燈だろうけどな・・。
あいつ、今度あったらギタンギタンにしてやる!」
雪華綺晶「家の中にいるみたいですよ。」
ジュン「あ、そうなの?やっぱ女の子殴っちゃかわいそうだから、
やめておこう。決してびびったわけじゃないぞ?」
205 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 17:46:05 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「そうですか・・・。」
ジュン「な、なんだよ。本当だぞ?僕は嘘なんか言ってないん
だからな!」
雪華綺晶「何も言ってません。それより早く行かないと。もしかして
アリスゲームかもしれませんよ。」
ジュン「な、なに?真紅・・・!」
タッタッタ。
雪華綺晶「なんだかんだ言っても、ドール思いのいいマスターで
すね。・・・今ならジュンがお姉様を失ってどれだけ悲しかったか
分かります・・。・・・・。さて私も行ってみますか。」
真紅「おかえりなさい。ジュン。」
水銀燈「げ・・・。」
ジュン「ただいま。ほう・・。かわいいなあ。水銀燈は、馬鹿だから
本読んだほうがいいぞって、雪に言われて早速読んでるなんて。」
真紅「雪華綺晶が水銀燈にそんなこといったの?」
雪華綺晶「なんかちょっと違うような・・。いや全然違うような・・
。」
206 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 17:50:46 発信元:116.91.88.168
水銀燈「な、なによぉ。私が本読んでちゃ悪いって言うの?」
ジュン「そんなことないぞ・・。(なでなで)」
翠星石「あっ。おかえり。チビ・・・(バラバラバラ・・。)
(ジュ、ジュンが水銀燈をなでなで・・翠星石だってしてもらった
ことないのに・・。)」
ジュン「かわいいなあ・・。自分が馬鹿だから、恥じてるんだろ?
何しろ、馬鹿だもんな!僕だって自分が馬鹿だっていわれたら本
くらい読むな!だから遠慮なくたくさん本読むといいぞ。
それで馬鹿が直るかは知らないがな。あっはっはっは!」
水銀燈「こ、この・・・。い、いい加減にしなさい!」(シュ!)
パシっ!
ジュン「なんだ?このへなちょこパンチは?大体僕は、褒めてるんだ
ぞ?直るといいなあ!馬鹿!まあ無理だと思うけどな!」
水銀燈「こ、この・・。」
真紅「ジュン。調子に乗りすぎだわ。水銀燈に謝りなさい。」
雪華綺晶「・・・最悪です。」
207 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 17:57:04 発信元:116.91.88.168
ジュン「お、おい。僕は水銀燈を褒めてるだけじゃないか!
僕は悪い事なんか全然言ってないぞ!」
水銀燈「ふふ・・ふふふ・・・。」
ジュン「な、なんだ・・?やる気か?」
水銀燈「う・・・うえ〜ん!おばかさん!」
ヒューン!
真紅「あ・・水銀燈。(キッ。にらむ)」
ジュン「ひい!な、なんだよ・・。僕が悪いって言うのか?」
真紅「・・・・。」
ジュン「だ、だよな・・・。僕が悪いよな・・。」
真紅「・・・・。」
ジュン「あ、謝ってくるよ。」
真紅「すぐ行きなさい。」
ジュン「わ、分かった。」
208 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 18:05:49 発信元:116.91.88.168
翠星石「ぼけ・・。(ジュンのなでなで・・が水銀燈の頭に・・
なでなでが・・)」
タッタッタ。
ジュン「とはいったものの・・・。どこにいったんだ?水銀燈とか
いうやつ・・。」
ニョロ。
雪華綺晶「Nフィールドなのです。私は全てを知っているのです。」
ジュン「うわ!こいつ!びっくりさせるな!」ペシッ。
雪華綺晶「いて・・。私と一緒にNフィールドに入るのです。
私に任せておけば、全てうまくいきます。」
ジュン「ええ・・・。なんかお前怪しくないか?その言い方がどうも
詐欺っぽいんだが・・。いまいち信用できないんだよな。」
雪華綺晶「ですが私と一緒でないと、Nのフィールドに入れません。
」
ジュン「別にお前じゃなくたって、真紅とか翠星石でもいいじゃ
ないか。」
雪華綺晶「あの人たちはダメです。私はこの道のプロ。私に任せ
れば全てうまくいくのです。」
209 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 18:11:02 発信元:116.91.88.168
ジュン「そうかな・・・。本当に食べたりしないよな?いきなり
後ろから襲い掛かったりしないよな?」
雪華綺晶「・・・・・・。」
ジュン「おい!黙るなよ!しないって言えよ。」
雪華綺晶「しません・・。クシシシ。」
ジュン「いちいちこえーよ!」
雪華綺晶「エンジェルスマイルのつもりです。安心させようと思って
。」
ジュン「本当かよ・・。全部分かってて、やってるんじゃない
だろうな・・・。」
雪華綺晶「私からヒントあげます。水銀燈とあったとき何を言えば
いいのか。」
ジュン「また唐突だな・・。なんだ?そのヒントって。」
210 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 18:19:02 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「私達は、長い時間存在し続けてました。その中で水銀燈が
、最も長い間存在してました。」
ジュン「長女なんだろ?」
雪華綺晶「ですが単純に人間と同じように、年を重ねるわけじゃない
のです。むしろ時間を経るにしたがって、重ねるどころか損傷して
いきます。
まあここはいいでしょう。話の大筋とは関係ありませんから。」
ジュン「関係ないなら言うなよ。」
雪華綺晶「ここからが問題です。
だから私達は、永遠の「少女」であるということです。
時間を経て、大人になるということはないのです。
貴方にも分かるように説明すると、いくら時間を重ねようが、精
神自体は、ずっと人間の「少女」と同じって事です。」
ジュン「金の字とかは?あれは例外なんじゃないのか?」
雪華綺晶「金の字?(金糸雀のことですかね?)とて例外ではあり
ません。」
ジュン「そうかな・・・。お前またデマ言ってるんじゃないだろうな
?」
雪華綺晶「私がいつデマをいいました?」
211 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 18:30:16 発信元:116.91.88.168
ジュン「だってお前、全然雛苺やる気ないだろ・・。正直クーリング
オフしたい気持ちでいっぱいなんだが。(いちいち怖いしよ・・
。)」
雪華綺晶「私のことをねちっこいとか陰険とかいいますが、貴方も
相当なんじゃないですか?
そんな昔の話を今更・・。もっと「今」を生きましょう。」
ジュン「昔じゃないだろ!都合悪い事をすぐ昔にするな!
後僕のこと暗いとか言うなよな!大体僕は・・。」
雪華綺晶「外にでる必要がないだけで、別に引きこもりではない・
・でしょう?そのくせ都合よく引きこもりであることを、利用し
たりしますよね?」
ジュン「むぐ・・。」
雪華綺晶「ふふ・・。陰険なもの同士仲良くしましょうよ?」
ジュン「ちぇ。ほらもういくぞ。水銀燈が心配だ。」
雪華綺晶「いいんですか?私の事信用しても?食べられるかも
しれませんよ?」
212 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 18:34:41 発信元:116.91.88.168
ジュン「う、うるさいな!いいから早く行くぞ。案内しろよ!
(こいつ、本当に陰険だよ・・。何なんだ一体。下手になんかいうと
反論されそうだし、もう嫌だよ。そもそもこいつには、他のドール
みたいにかわいげってもんがないんだよな・・。)」
シューン・・・。鏡に入る。
ジュン「ここも久しぶりだな・・。最近はアリスゲームが、ずっとな
かったからな。
水銀燈も雪も金糸雀も全然しかけてこないし・・。
金糸雀は・・・敵でもないか。」
雪華綺晶「少し歩きます。・・・水銀燈が住んでた教会があったん
ですが、壊されてしまったのです。」
ジュン「じゃあ今はどこに?」
雪華綺晶「金糸雀に新しい物件を、探してもらったみたいです。
森の中にある教会なんですが、今は誰も使ってないそうです。」
ジュン「めぐさんって人のところにいけばいいのにな。」
雪華綺晶「一時期いたようです。」
ジュン「ずっといればいいだろ・・・。そういえばなんで教会ばっか
りなんだ?」
213 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 18:38:36 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「さあ・・・。もしかしたら、彼女は自分とイエスを重
ねてるのかもしれませんね。」
ジュン「どうしてそう思うんだ?」
雪華綺晶「・・・・たまには自分で考えたほうがいいですよ。
もっと感じ取るんです。貴方の周りにあるいろんなことを。
もし貴方がそれをしていれば、ヒナ姉様も、私に食べられずに済ん
だかもしれません。」
ジュン「自分で食べといてなんてやつだよ・・。お前にそんなこと
言われる義理はないね。」
雪華綺晶「それがいけないというのです。もっと素直に柔軟な心を
育てなければ・・同じ事を繰り返してしまうかもしれません。
お姉様はよく言ってました。
今の「風」を感じて流れていくと。
貴方は過去ばかり見すぎているのではないですか?
過去ばかり見ていると「風」は淀んでしまうのです。
もっと「今」に目を向けてください。」
ジュン「だから!お前がえらそうに説教できる身かよ!馬鹿!
お前が雛苺を語るな!同じ事を繰り返すだって?
お前が食べなきゃ繰り返されないだろ!悪いのは全部お前であって
僕じゃない!」
214 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 18:44:17 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「本当にそうでしょうか?
結果というのは複数の要因の結果起こるものであって、宇宙で起
こってるどういう事象であれ、何らかの形で自分が影響させている
のです。
ましてそれが身近のものの身であればなおの事・・。
あっ。この扉の向こうですね。準備はいいですか?」
ジュン「いいよ・・・。胸糞は、果てしなく悪くなったけどな。」
ギィィィ。
ジュン「ここがその教会か。いい・・ものだな。心が自然と洗われる
ような・・。」
雪華綺晶「入信したらどうです?」
ジュン「ふん・・・。で、水銀燈はどこだ?」
雪華綺晶「こっちです。」
トコトコ。
雪華綺晶「鞄の中ですか・・。」
ジュン「いじけて寝ちまったのか・・。待つか?」
雪華綺晶「いや開けてください。嫌な予感がします。」
215 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 18:53:54 発信元:116.91.88.168
ジュン「そうなのか?じゃ、じゃああけるぞ。」
カチャ。
水銀燈(・・・ブルブルブル。)
ジュン「ごめんな。水銀燈。いいすぎたよ。反省してる。」
水銀燈(ブルブルブル。)
ジュン「さ、寒いのか?なんだかやけに震えてるぞ?お、おい?
なんか変だぞ!どうした!水銀燈!」
ズイッ。
雪華綺晶「見せてください。」
ジュン「あ、ああ・・。」
雪華綺晶「「損傷」しすぎたか・・。」
ジュン「なんだそれ?」
216 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 19:01:46 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「水銀燈は・・・貴方の事を信頼していたのです。
ジュンは夢の中で、彼女の心を埋めてあげたでしょう?
「許容」を許した貴方が、今度は水銀燈を「拒絶」した。」
ジュン「何でお前がそれを知ってるんだ?水銀燈から聞いたのか?
それにこいつが、僕の事信頼してるって?そんな馬鹿な・・。
それに拒絶って大げさだな。あれは冗談だよ。」
雪華綺晶「私がどうしてその事を知ってるか。
今重要な事ではありません・・・。
元々彼女が少しでも心を許した人間自体・・ほぼいないのです。
貴方が水銀燈の気持ちを分からないのも、無理のない事でしたが
・・ただジュンも友人の「冗談」で今の境遇になったはずですが、
いかがです?
まあいいでしょう。今はその事は・・。
しかしこれはまずい。」
ジュン「ま、まずいのか?どうにかできないのか?(まさか僕が
あいつらと同じことを・・?馬鹿な・・・そんな馬鹿なことあるは
ずない!)」
217 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 19:12:13 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「どうにかしたいのですか?」
ジュン「当たり前だろ!」
雪華綺晶「・・・分かりました。なんとかしましょう。ただし・・
手を貸すのは今回だけです。二度はありません。」
ジュン「分かった。僕は何をしたらいい?」
雪華綺晶「水銀燈の手を握っててください。後は私が何とかします。
」
ジュン「他に何かないのか!僕は・・・こいつらのためなら命だって
投げ出せる覚悟だ!」
雪華綺晶「・・・その覚悟が、無謀に結びつかない事を祈ります。
今貴方ができる事は、彼女の手を握って想うことだけです。
大丈夫・・・貴方ならきっとまた水銀燈の扉を開けます。」
ジュン「く、くそっ!」
ギュッ!
218 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 19:22:15 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶(何の因果か・・・。これもアリスゲームか否か・・。
「風」の吹くままに・・あるがままを受け入れる・・か。
お姉様・・・私は貴方に近づけましたか?
きっとお姉様なら、水銀燈をお助けになろうと全力を尽くし
たはず・・。)
シュウウ・・雪華綺晶の姿が消える。
ジュン「消えた・・・?水銀燈・・・僕はなんて事を・・。」
水銀燈(ブルブルブル。)
ジュン「震えてる・・。目から涙が・・。知ってる・・。僕もこれを
知っている・・。僕は・・・強くなったと思った。
電脳世界で・・・まがりなりにもこいつらの世界に干渉できて・・
僕は強くなったと思ったんだ・・。
でも違った・・。僕は、何もわかっちゃいなかったんだ。
強いって言うなら・・こいつのほうが全然強い・・。
たった一人で何百年も、戦い続けてきた。
僕には分かる・・。水銀燈は本当は戦いたくないんだ。
いつも強がってるけど・・本当はきっと姉妹と仲良くしたいんだ。
でも・・それでも水銀燈は戦うんだろう・・。
自分のためなんかじゃない・・水銀燈はいつだって・・ローゼンの
ことにしたってめぐさんのことにしたって・・自分の身なんか顧
みず戦ってきたんだ。
一人になっても・・嫌われても・・壊れてしまっても・・。
強いな・・。なあ、どうやったらそんなに強くなれるんだ?
もう一度、目を覚まして教えてくれないか?
・・・・そしてもう一回ちゃんと謝りたい。だから・・・戻って
きてくれ。」
219 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 19:36:10 発信元:116.91.88.168
水銀燈「・・・・。(すやすや)」
ジュン「あ!震えが止まってる!が、頑張れ!水銀燈!もう少し
だぞ!」
シュウウ。
雪華綺晶「いや、むしろもう直りました。」
ジュン「早いな!」
雪華綺晶「貴方にしてみればそうだったでしょう・・・。でも私から
したら、水銀燈の始まりの頃から辿ってきて、崩れた欠片を拾い
集めてきたのです。本当に大変でした。」
ジュン「えらいぞ!本当によくやってくれた!帰ったらうにゅーやる
からな!」
雪華綺晶「ふう・・・。でもさすがに・・・疲れた。」バタン。
220 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 19:49:21 発信元:116.91.88.168
ジュン「お、おい!・・・何だ。寝てるだけか。そういえば
ふと思ったんだがこいつのネジって誰が巻いてるんだ?
ま、まさか・・・こいつのネジ巻いてるやつって、ろ・・・「ロー
ゼン」?まさかな・・・。
こいつ怖いけど・・今回は、本当によくやってくれた。
ありがとう。雪華綺晶。」
雪華綺晶「すや・・すや・・。」
ジュン「・・・しかしこいつどこでも寝るんだな。鞄・・・とか
ないのか?ともかくどこかに移動させるかな。」
ヒョイ。
雪華綺晶「・・・・ん?」
ジュン「ああ、起こしたか。ごめんな。」
雪華綺晶「き、気持ち悪いです・・。いきなり優しくならないで
ください。」
ジュン「え・・・?そ、そりゃだってよ・・。」
雪華綺晶「外にでもでてみましょうか。水銀燈が、どんな風景をみて
過ごしてるのか・・。興味あるでしょう?」
221 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 20:01:32 発信元:116.91.88.168
ジュン「外は森・・・だったよな。行くか。」
ザザッ。ピカッ・・・。
ジュン「ぐお・・眩しい!」
雪華綺晶「ドラキュラですか?」
ジュン「今まで暗いところにいたからな・・。ここの場所だけ日が
指してるのか。」
雪華綺晶「・・・・こういう場所はお姉様も好きでした。もちろん
電脳世界での話しですが・・。
あの方は町も好きでしたが、自然も好きでした。
人も自然も・・・あらゆる存在全てが好きでした・・。
こういう場所に来ると・・「風」になれるんだそうです。
私にはよく分かりませんでしたが、命を感じて・・一体化するんだ
そうです。
そうすると、どこにでも自分がいてまるで風のようだと・・。」
222 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 20:07:43 発信元:116.91.88.168
ジュン「なんか僕が知ってる雛苺のイメージと違うな・・・。
違うけど・・近いかもしれない。
僕の知ってた雛苺は、鞄から出れないって言ってた・・。
どこに行ったらいいのか分からないって・・。」
雪華綺晶「優しいお方です・・。貴方のおかげですよ。お姉様は
貴方の世界のおかげで生を謳歌できたのです。」
ジュン「そうか・・。そういってもらえるとちょっとうれしいな。
・・それとありがとうな。本当に。水銀燈のこと感謝してる。」
雪華綺晶「もういいです。その事は忘れましょう。」
ジュン「忘れるってな・・。無理だろ。」
雪華綺晶「・・二度はしませんよ。」
ジュン「分かってるよ。いちいち念を押すな。」
雪華綺晶「ふふ・・・。調子が出てまいりました。そっちのほうが
ジュンらしいです。」
ジュン「お前・・・。」
223 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 20:14:11 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「はい?」
ジュン「今笑った!かわいかったぞ!今の微笑み!」
雪華綺晶「こうですか?クシシシ・・。」
ジュン「それじゃない!もういいよそれは。お前とあって少し後に
思ったんだが、雪は雛苺タイプは違うけど雛苺と「近い」よな。」
雪華綺晶「「近い」・・ですか。」
ジュン「なんというか・・・。よく僕も分からないけど。」
雪華綺晶「感覚の言葉・・・なんでしょう。お姉様が好んで使われ
てました。」
ジュン「感覚の言葉・・言葉にも種類があったのか。」
雪華綺晶「みたいですね・・。そして言葉では、把握できないことも
多いです・・。それでも言葉が、本質に迫る有力な道具であることに
は違いないです。」
ジュン「分かったよ・・。言葉を「選べ」ってことだろ・・。
よくいうよな。言葉の暴力って。僕が・・まさかあいつらと同じこ
とをしてしまうなんて・・。」
224 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 20:30:17 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「・・・同じではないです。だってジュンは「気付いた」
でしょう?」
ジュン「それは・・・雪が教えてくれたからだ。じゃなきゃ
分からなかった。」
雪華綺晶「私が言ったから・・・とかは問題ではないのです。
例えば、違う人に私が同じ事を言ってもその人が「気付く」かどう
かはその人次第なのです。
きっかけはなんであれ・・気付けた自分に感謝せねばなりません。
」
ジュン「自分に感謝?お前に感謝するんじゃなくて?」
雪華綺晶「ふふっ・・。もちろん私にも感謝してほしいですわ。
でも・・貴方は・・ジュンはとてもよい感性を持っています。
それはみんながみんな持ってる・・・というわけでは決してないの
です。
貴方は・・・いろんな意味で恵まれている。
だから・・自分にも感謝しないといけません。
すみません。ちょっと座りませんか?その木に寄りかかってほしいの
です。」
ジュン「ああ・・・。」
225 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 20:40:10 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「このまま・・少し寝てもいいでしょうか?先ほどから
ひどく眠い・・。」
ジュン「お、おい・・。そのまま起きないなんて事ないよな?」
雪華綺晶「私が起きなかったら、厄介ごとが減っていいのではない
ですか?」
ジュン「お、お前だってローゼンメイデンだろ!お前達はみんな僕が
守るって決めたんだ・・。それでローゼンの馬鹿に天誅を・・。」
雪華綺晶「すう・・・すう・・・。」
ジュン「ちっ、聞けよな・・。勝手なやつだ。・・・僕も少し寝るか
。雪が・・落ちないように手で支えてやらないとな・・。」
ーーーーーーーーーーーーー。
ジュン「・・・・・ん?日が暮れ始めてる・・。ずいぶんと寝ちゃ
ったみたいだ。なんだこれ?毛布がかかってる。雪は・・・いる。
僕のひざの上に。まだ寝てる?」
雪華綺晶「起きてます。」
ジュン「起きてたのかよ・・。ずっとそこにいたのか?」
226 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 20:45:01 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「はい。「風」になれるかなと思いまして、やってみてたん
です。」
ジュン「なれたのか?」
雪華綺晶「なれません。」
ジュン「残念だったな。」
雪華綺晶「いいのです。さあ、起きたなら水銀燈の様子を見にいき
ましょう。」
ジュン「そ、そうだな・・。よしっ!」
ガサッ。
ジュン「そういえばこの毛布・・。」
雪華綺晶「私が起きたときにはもうかかってました。たぶん、
水銀燈でしょう。」
ジュン「やっぱそうか・・。許してくれたのかな・・。」
雪華綺晶「さあ・・・?」
227 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 20:54:29 発信元:116.91.88.168
ジュン「そこは嘘でも励ましておくべきだろ!」
雪華綺晶「びびってるんですか?水銀燈は傷ついてるんです。
貴方のせいで心に大穴が開きました。」
ジュン「く・・・。いちいち痛いところをつく。い、いくぞ!」
トットット・・。
水銀燈「・・・・!」
ササッ。水銀燈は読んでた本を後ろに隠す。
水銀燈「あら?今、お目覚め?ずいぶん長いお昼ねだこと。」
ジュン「ああ・・。水銀燈。も、毛布、かけてくれたんだろ!
ありがとうな!」
水銀燈「べ、別に・・。雪華綺晶が、風邪を引くといけないと思って
かけただけよぉ。貴方のためではないわぁ。」
雪華綺晶「私は風邪なんかひきません。」
水銀燈「い、いちいちうるさいわぁ。」
228 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 20:58:13 発信元:116.91.88.168
ジュン「それとごめんな。水銀燈。いいすぎたよ・・。」
水銀燈「も、もういいわよぉ・・。ふんっ・・。手・・握ってくれ
ててありがとうねぇ。」
ジュン「え?」
水銀燈「・・・。さ、さあ。真紅のところにいくわよぉ。分からない
ところいっぱいあるんだから・・。」
ジュン「もしかして僕達が起きるの待っててくれたのか?」
水銀燈「そうよ・・。悪い?」
ジュン「い、いいやつだなー!お前!うう・・僕はなんてだめなやつ
なんだ・・。こんないいやつに・・。」
水銀燈「はあ?いきなり泣かないでくださるぅ?何なの一体・・。
おばかさんねぇ・・。ほ、ほら。さっさといくわよぉ。」
ーーーーーー。
229 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 21:07:27 発信元:116.91.88.168
翠星石「ああ・・どうしたらいいですぅ・・。ジュンが戻ってこねえ
ですぅ・・。このままジュンが水銀燈のマスターなんかになっちま
ったら・・目も当たれねえですぅ。
そ、蒼星石、翠星石はどうしたらいいです?」
真紅「だ、だから、私は蒼星石じゃないわ。」
翠星石「ああ・・・なでなで・・。翠星石は何がいけなかったんです
?教えてほしいです。蒼星石。」
真紅「大丈夫だわ!きっともうすぐ戻ってくるから!」
翠星石「でももしずっと戻ってこなかったら・・ふふ・・今頃ジュン
は水銀燈となにしてるのか・・気になるですねぇ。蒼星石。」
真紅「確かにちょっと遅いわね・・。やっぱり私様子見てくるわ。」
翠星石「ああ・・!いかないで!いかないでほしいです!翠星石
を見捨てないで!私達ずっと一緒だって約束したじゃねえですか!」
ガシッ!
真紅「そ、そんな約束した覚えないのだわ・・。早く戻ってきて・・
ジュン。」
230 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 21:12:13 発信元:116.91.88.168
タッタッタ。
ジュン「ふいー。帰ったぞー。」
真紅「あっ!おかえりなさい!待ってたわ!」
雪華綺晶「ただいま。」
水銀燈「お邪魔するわぁ。」
真紅「水銀燈・・。また来たの・・。そ、それより翠星石が大変
なのよ。ジュン、なんとかしてちょうだい。」
ジュン「なんだ?別に普通だろ?」
翠星石「ジュン・・・。ジュンは水銀燈に騙されてるですぅ。
こら!水銀燈!いつまでジュンとくっついてるですか!
離れやがれですぅ!さあどいたどいた!ジュンは翠星石のマスター
ですぅ。」
ドカッ。
水銀燈「いったぁい・・。痛いわねぇ!なにすんのよぉ!こいつ!」
231 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 21:23:28 発信元:116.91.88.168
真紅「ま、まあまあ。ちょっとした事情があるのだわ。本の内容
聞きにきたんでしょ。ほらこっちきなさい。教えるから。」
水銀燈「なんだっていうのぉ?あの子、目が異常よぉ。いかれてる
わぁ。」
真紅「あっちはジュンに任せればいいわ。そういうわけだからゆー
っくり二階で二人で親睦を深めて来てちょうだい。
しばらくここには降りてこなくていいわ。(もう翠星石の相手したく
ないわ。)」
翠星石「そうですぅ。ほらっ!二階へ行くですぅ。」
ジュン「い、いいけどよ・・。お前、目が血走ってるぞ・・。
怖すぎる・・。」
翠星石「ほらほらほら。」
ずざざざざ・・。ゴンゴンゴン・・。
ジュン「いてててて・・。引きずってる!いってえよ!引きずるなよ
!」
232 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 21:29:13 発信元:116.91.88.168
翠星石「ふふふ・・。蒼星石の言うとおりだったですぅ。そ、そう
です。ジュンは、翠星石のところにちゃーんと帰ってくるに決ま
ってたですぅ。」
ジュン「痛いって!殺す気か!」
翠星石「さあ、入れですぅ!」
ドカッ!バタン!カンカンカン!
ジュン「な、なにやってるんだ?」
翠星石「逃げれないように、扉に釘を打ち付けてるですぅ・・。」
ジュン「ば、馬鹿やめろ!お前の打ち付けてるの自分の指だ!扉
じゃないよ!」
翠星石「ひひ・・。これでもう逃げれねえですぅ・・。逃がせねえ
ですぅ・・。」
ジュン「ひいいい・・。何なんだ・・あいつ怖いぞ。一体僕をどうし
ようっていうんだ・・。お、おい!性悪人形!」
翠星石「なんです?」
233 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 21:29:40 発信元:202.122.183.195
臭い。
234 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 21:35:10 発信元:116.91.88.168
ジュン「なんですじゃない!どういうつもりだ。これは?僕をどう
しようっていうんだ?」
翠星石「別にどうもしねえです。ジュンはずっとこの部屋に引きこ
もってればいいです。
何も心配いらねえです。ジュンの世話は翠星石がするですから。」
ジュン「扉に釘打ち付けたら、お前もでれないだろ!お前馬鹿だろ!
」
翠星石「心配いらねえです。翠星石はずっとこの部屋にいるですから
。」
ジュン「さっきといってること違うじゃねえか・・。僕の世話するん
なら、定期的に外にでないと、食事とかどうするんだ?」
翠星石「食事ならこの部屋で作ればいいですぅ・・。ほら、スコーン
ができたですぅ。」
ジュン「ぶっ・・。それおはじきだ。見、見たことあるぞ・・!
おはじき食べて死ぬ妹の話!あれは凄く気分悪かった!」
翠星石「それじゃなんです?
お前は水銀燈はあんなにかわいがる癖に、翠星石のスコーンは食
べれねえって言うんですか?
そういうんです?」
235 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 21:42:01 発信元:116.91.88.168
ジュン「目、目が怖いって・・・。やめろよ!その目!」
雪華綺晶「大分参ってるようですね。」
ジュン「ぎょえええええ!アホ雪!眼鏡から顔出すのやめろよ!
怖いんだよ!いちいち。」
翠星石「・・・?アホ雪?」
雪華綺晶「今回は眼鏡からサポートです。貴方だって、この状況打破
したいでしょう?」
ジュン「も、もちろんだ。でもでてくるなら、もっと早くにでて来
いよ。あの翠星石怖いよ。」
翠星石「翠星石・・・が怖いんです?」
ジュン「こ、怖くない!怖くない!」
翠星石「ふう・・・やっぱりジュンは水銀燈に騙されてるみてえ
です・・・。あのジャンク!人のマスターを横取りしやがって・・
です。ぶつぶつ・・・。」
ジュン「な、なんだ?ぶつぶついいだしたぞ?」
236 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 21:48:21 発信元:116.91.88.168
ジュン「目、目が怖いって・・・。やめろよ!その目!」
雪華綺晶「大分参ってるようですね。」
ジュン「ぎょえええええ!アホ雪!眼鏡から顔出すのやめろよ!
怖いんだよ!いちいち。」
翠星石「・・・?アホ雪?」
雪華綺晶「今回は眼鏡からサポートです。貴方だって、この状況打破
したいでしょう?」
ジュン「も、もちろんだ。でもでてくるなら、もっと早くにでて来
いよ。あの翠星石怖いよ。」
翠星石「翠星石・・・が怖いんです?」
ジュン「こ、怖くない!怖くない!」
翠星石「ふう・・・やっぱりジュンは水銀燈に騙されてるみてえ
です・・・。あのジャンク!人のマスターを横取りしやがって・・
です。ぶつぶつ・・・。」
ジュン「な、なんだ?ぶつぶついいだしたぞ?」
237 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/09(月) 21:57:49 発信元:116.91.88.168
雪華綺晶「私のいうとおりにすれば、全てうまくいきます。
あの子は、貴方が水銀燈をなでなでして、翠星石をなでなでしない
から拗ねてるんです。それだけなんです」
ジュン「な、なんだ。それだけか。じゃあなでればいいってことだろ
?簡単だ。」
雪華綺晶「はい。頑張ってください。今回の任務は簡単です。
私も台詞回しとかサポートします。」
ジュン「なんか悪いな・・。お前案外いいやつだな。」
雪華綺晶「案外は余計でしょう。ほら・・早くしないと手遅れに
なりますよ。」
翠星石「ぶつぶつ・・。」
ジュン「お、おい。性悪人形。」
雪華綺晶「馬鹿!名前で呼びなさい。」
ジュン「す、翠星石!なでてやるよ!」
238 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 00:05:25 発信元:116.91.87.165
翠星石「・・・・え?な、なにいってるですぅ・・。す、翠星石は
チビ人間なんかになでられたくなんて、ぜ、全然ないですよ・・。
」
ジュン「お・・すぐに戻った。じゃあもういいかな?」
雪華綺晶「いいわけないでしょう・・。もっと褒めて褒めて褒め
まくってください。
具体的にはかわいいからなでさせてくれとか。」
ジュン「はあ?もういいだろ?戻ったんだから、何で僕がそこまで
サービスしなきゃならないんだ。お前がやれよ!」
翠星石「ぶつぶつ・・・。」
ジュン「ああー!またぶつぶついいだしてるぞ!」
雪華綺晶「ほら、あの様子だと扉ぶち破って、水銀燈を壊しにいき
ますよ。その前に貴方が壊される可能性も、あるかもしれません。」
ジュン「す、翠星石はかわいいな・・。なでさせてくれよ?」
239 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 00:14:34 発信元:116.91.87.165
翠星石「は、はあ?と、突然なにいうです。そ、そりゃ翠星石が
かわいくておしとやかなのは当然ですぅ。
だからってなんでチビ人間なんぞに、翠星石の頭をなでさせてやら
なきゃいけないんです?
み、身の程をわきまえてほしいですぅ。」
ジュン「お、おい。雪。あいつ、めんどくさすぎるぞ。もうやめて
いいか?」
雪華綺晶「その「選択」で本当に後悔しませんか?後悔しないなら
やめてもいいですよ。」
ジュン「分かったよ!←逆切れ。やればいいんだろ!やれば!」
翠星石「そ、そんなになでたいです?」
ジュン「な、なでたいなあ・・。頼むからなでさせてくれよ。この
通りだ。(ペコッ)」
翠星石「ど、どうするですかね・・。そ、そこまで頼み込まれたら
、翠星石もちょっとは考えてやってもいいですよ・・。」(くねくね
)
240 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 00:21:44 発信元:116.91.87.165
ジュン「お・・・なんかくねくねしだしたぞ?」
雪華綺晶「後一押しということです。」
ジュン「よ、よし。やってやるぞ。翠星石の頭なでたいな!
翠星石ほどのかわいいドールの頭をなでれたら僕は世界一の果報者
だよ!」
翠星石「そ、そうですぅ。ジュンは世界一の果報者ですぅ。
仕方ねえです。ほらっ。なでさせてあげるからさっさとなでやがれ
ですぅ。」
ジュン「やったー!ありがとう!翠星石!(なでなで)(ふいー
やっと終わったぞ。)」パッ。
翠星石「え?もう終わりです?」
ジュン「え?だってもうなでたぞ。水銀燈のときより多くなでた
ぞ。」
翠星石「ぶつぶつ・・。」
ジュン「だあああああ。なんでだよ!」
241 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 00:28:14 発信元:116.91.87.165
雪華綺晶「ジュン・・・。
貴方は言われたとおりのことしかできないロボットですか?
私が一から十まで何もかも教えなきゃ、何もできないんですか?
これじゃどっちが人形なんだか分かりませんよ。」
ジュン「そんなこといわれたって、何が悪かったのか分からないぞ!
ちゃんと言われたとおりやったじゃないか!
僕に落ち度はない!雪が悪い!」
雪華綺晶「お姉様もよく見捨てませんでしたね・・。
じゃあいいますよ。
まずまたぶつぶつに戻ったので、なでる許可もらうまでまた自力で
頑張ってください。」
ジュン「冗談だろ?簡単に言うけど結構きついぞ?」
雪華綺晶「じゃアドバイス終わりです。」
ジュン「くそっ、やればいいんだろ!」
そうしてジュンは、悪戦苦闘しながらなんとかなでる許可までとり
つけた。
雪華綺晶「長かったですね。」
242 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 00:34:13 発信元:116.91.87.165
ジュン「疲れたよ・・・。これ、何の罰ゲームだよ。」
雪華綺晶「まず、抱っこさせてくれと頼んでください。」
ジュン「翠星石。せっかくだから抱っこもさせてくれないか?」
翠星石「ちょ、調子に乗るんじゃねえです!チビ人間の分際で!
何で翠星石がそこまでサービスしなきゃならねえですか!
もうなでなでさせてやらねえです!」
ジュン「そ、そこを何とかお願いしますよ・・。」
翠星石「嫌ですぅ。消えやがれですぅ。」
ジュン「お、おい。ダメみたいだぞ・・。」
雪華綺晶「もっとかわいいとか、いかにも翠星石が喜びそうな文句を
常に入れる事。もうちょっと学習してください。
いちいち全部言うのもめんどくさいです。早くしないとまたぶつぶつ
に戻りますよ。」
ジュン「よ、よし。翠星石があまりにもかわいいから抱っこして
撫でたいんだよ。
翠星石みたいなドールがいて、僕は毎日神に感謝してるんだ。
ありがとうございます。今日も天使のような翠星石と一緒に過ごすこ
とができて幸せですって。」
243 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 00:37:51 発信元:116.91.87.165
翠星石「ジュ、ジュンは正直者ですぅ。なら特別に抱っこさせて
やるですよ。感謝しやがれですぅ。」
ジュン「(ぐぐ・・感謝の強要・・殴りたい・・。)ありがとう!
翠星石。僕は果報者だよ!」
ヒョイ。なでなで・・。
翠星石「はあ・・・幸せですぅ・・。」
雪華綺晶「貴方がへまして、しくじってまた台無しにする前
に言っておきますね。
今みたいに翠星石が時々「失言」しますが、そこは絶対突っ込ま
ないでください。我慢してください。
それともうやめていいみたいなこと言うので、そのときは絶対や
めないでもっとなでさせてくれと頼み込んでください。
翠星石が気持ちよくなって、寝てしまうまでそれをやってください。
完全に寝てしまっても、ずっと抱いててください。
寝てる間はちょっと手抜いていいですよ。
でも適当になでててください。起きるまでやってください。
起きたら翠星石が恥ずかしがって、どっかいってしまうと思うので
そしたらこの任務は成功です。」
ジュン「全然簡単な任務ではないじゃないか・・。」
244 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 00:43:25 発信元:116.91.87.165
雪華綺晶「でも用はただなでるだけです。長い間なで続けないと
いけませんが。」
ジュン「ただなでるだけじゃないだろ!こいつの顔色伺いながら
おべっか使わなきゃならないだろ!」
雪華綺晶「・・・手が止まってますよ。また最初に戻ってもいいんで
すか?」
ジュン「あわわわ。」
なでなで・・。
翠星石「気持ちいいですぅ・・。なでなで最高ですぅ・・。」
1時間後
翠星石「いつまでなでてるです!あんまり調子に乗るんじゃねえで
すよ!翠星石がなにも言わないからってずうずうしいです!」
ジュン「(やっとかよ・・・。1時間とか長いよ。)いや・・
翠星石があまりにかわいいものでついな。頼むからもっとなでさせて
くれよ。」
245 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 00:46:53 発信元:116.91.87.165
翠星石「だからどうして翠星石が、そこまでサービスしなきゃなら
ねえですか?
頭にうにが詰まってるですか?」
ジュン「(何たる言い草・・。怒りを通り越して呆れる・・。)
翠星石をなでてるときが僕の人生の一番幸せなときなんだよ!
お願いします!なでさせてください!(へいこら)」
翠星石「し、仕方ねえですね。本当にジュンはわがままですぅ。
そんなに言うならもうちょっとなでててもいいですよ。」
翠星石が寝るまでその問答は続いた。
ジュン「ひい・・。」
雪華綺晶「げっそりしてきましたね。でもよく頑張りました。
お昼ねしておいてよかったですね。夕飯持ってくるから待って
てください。
もう完全に寝てますから・・・少し位なら手を休めても大丈夫
です。」
ジュン「腕が棒のようだ・・。剣を振るより疲れる。おまけに精神が
極度に磨耗してこれじゃ拷問に近い・・。多分なでるのが好きな人
でもこれはつらいと思うぞ。」
246 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 00:49:47 発信元:116.91.87.165
トコトコトコ。
雪華綺晶「はい。あーんです。」
ジュン「は、恥ずかしいからやめろよ。」
雪華綺晶「はあ・・・?だって手ふさがってますよ。それになんで
恥ずかしがるんです?おかしな人。」
ジュン「ちっ・・。あ、あーん。(スカッ)」
雪華綺晶「クス。」
ジュン「お前な・・・。僕は疲れてるんだぞ。お約束するなよ。
雛苺なら・・・。(いや今目の前にいるのは、雪だ。「今」を見ない
と。)」
雪華綺晶「お姉様なら・・・なんです?」
ジュン「な、なんでもない。ほら、早くしろ。」
雪華綺晶「クス。はいっ赤ちゃん。たんとお食べなさい。」
ジュン「くそっ・・。(パク)考えてみたら片手でも食べれる気が
してきたぞ。」
247 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 00:53:45 発信元:116.91.87.165
雪華綺晶「いいじゃないですか。それともお嫌ですか?」
ジュン「嫌に決まってるだろ・・。といいたいところだが・・
今回だけは従ってやるよ。・・・なあ?」
雪華綺晶「はい。」
ジュン「今後お前はどうやって、アリスゲームするつもりなんだ?」
雪華綺晶「貴方に教える義理はありません。」
ジュン「ちぇ・・。なんだよ・・。やっぱりお前は「敵」なのか?」
雪華綺晶「妙な事を言われます。私達はみんな「同志」ですよ。
「敵」などおりません。」
ジュン「だってよ・・。雛苺食っちまったし。なんかめぐさんにも
ちょっかいだしてたみたいだし・・。
お前いろいろとやばいんじゃないのか?
どうしてマスターにも手をだすんだよ・・。
それに姉妹で、殺しあって一人になるまで続けるんだろ・・。
僕は真紅や翠星石がいなくなるのは嫌なんだが。
(ぼそっ)勿論・・雪がいなくなるも嫌だぞ。」
248 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 03:14:31 発信元:202.215.77.122
雪華綺晶「いなくなりはしません。私達は・・・どんなに「命」に
近くても「物」ですからね。
ただ遠くに行く・・それだけのこと。
ローザミスティカを集めたところで、結局「物」は「物」です。
そこにどんな付属品がついていたとしてもね・・。
でもそうですね・・。私だけは「例外」かもしれません。
私は他の姉妹と違って、アリスとなることができないのなら、消えた
らそこまでで続きはありません。そこで終わりとなります。」
ジュン「意味がよく・・・分からないんだが。少なくてもお前達が
「物」とは思えないぞ。生きてるだろ?」
雪華綺晶「あまりに自分達に近い存在が近くにいるから、姉妹達も
錯覚するかもしれません。
でも・・「人形」ですよ。姉妹達は。人形は・・生きれません。
少なくても人間の「それ」とは違います。」
ジュン「よく分からないが・・・同じだと思うぞ。僕はお前の話に
賛同できない。お前達は生きてるし、雪だって同じだ。
・・アリスになんかなれなくたって、終わりになんかさせない。
僕がそんなことには絶対させない。
それとな・・。動かなくなったらやっぱり「死」だよ。
だってそうだろ?もう笑わなくなるんだから。」
249 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 03:19:52 発信元:202.215.77.122
雪華綺晶「私達は・・・私は特にそうなんですが、仮に「人形とい
う器を持つという手段」を使っているに過ぎません。」
ジュン「うるさいな・・・。もうお前の屁理屈は、飽きたよ。
雪も他のドールも僕の目の黒いうちには、もうこれ以上、誰一人欠
けさせたりはしない。
そしてローゼンにも会わせてやる。いつか絶対・・必ずだ。」
雪華綺晶「愚か・・。しかし、いいでしょう。貴方は貴方の「ア
リスゲーム」をなさってください。
ですが、それはおそらく他の姉妹は望まぬこと。
先に待つのは「不幸」しかないかもしれませんよ。」
ジュン「先の事なんか知るか!未来を全て捨てるとしても、僕は
「今」を選ぶ!」
雪華綺晶「・・・おそらく正しい選択だと思います。
私達にとってははた迷惑極まりないですが・・。
貴方が私の邪魔をしようというのなら・・・私は貴方を排除するこ
とにためらいはありません。
そこだけは覚えておいてください。」
ジュン「なんだよ・・・。せっかく少しは仲良くなれたと思ったの
に。結局それかよ。」
250 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 03:25:09 発信元:202.215.77.122
雪華綺晶「ほら・・そろそろ翠星石が起きますよ。おて手がお留守に
なってます。」
ジュン「・・僕は諦めないからな!」
雪華綺晶「ご自由に・・。」
翠星石「うーん・・。はっ!」
ニュウウ・・。雪華綺晶がジュンの眼鏡の中にもぐりこむ。
ジュン(なでなで)
翠星石「う・・。(ずっとなでててくれたですか・・・。うう・・
今になって恥ずかしくなってきたですぅ・・・。穴があったら入り
てえです。)」
ジュン(なんだこいつ・・。顔真っ赤だぞ。面白いやつだな。)
翠星石「も、もういいです。あ、ありがとうです。す、翠星石は
ご飯食べてくるですよ!」
タッタッタ。ドカン!翠星石は扉をぶち破る。
251 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 03:29:34 発信元:202.215.77.122
ジュン「恐ろしいくらい行動が的中したな・・。任務成功か?
(またこの家の扉君が犠牲になったが・・。)」
雪華綺晶「成功です。」
ジュン「二度も世話になったな・・。自分で言うのもなんだが、よく
僕を見捨てなかったな。」
雪華綺晶「お姉様なら見捨てないでしょう?・・・二度どころか
これから先何度でも・・・貴方が望む限りお助けしますよ。」
ジュン「それがお前のアリスゲームなのか?」
雪華綺晶「それはどうでしょう?ご想像にお任せします。」
ジュン「お前な・・・。いいやつなんだか悪いやつなんだかはっきり
しろ!」
雪華綺晶「キシシシ・・・。」
ジュン「それやめろって!」
ーーーーーーー。
翠星石「うひょ・・うひょひょ・・。ジュンったらもう・・翠星石
に・・きゃっ!(にやにや・・くねくね・・。)」
252 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 03:43:51 発信元:202.215.77.122
真紅「き、気持ち悪いわ。」
水銀燈「うーん。うーん・・。」
真紅「水銀燈。食事中くらい読書をやめなさい。」
のり「翠星石ちゃん。何かいいことでもあったの?」
翠星石「え?べ、別になんもねえですよ・・。な、なんでそんなこと
聞くんです?」
のり「え?だってとってもうれしそうだから、なにかあったんじ
ゃないかなーって。」
翠星石「な、なんもねえですよ!お、おいしいですね。この麦茶!」
真紅「それは醤油だわ・・。」
翠星石「ぶーー。」
真紅「汚いわ・・。どうしてわざわざ私のほうを向いて吹くの?」
翠星石「真紅が話しかけるからですぅ・・。全く真紅は・・。
ああ・・思い出しただけで・・はにゃん・・。」
253 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 03:50:04 発信元:202.215.77.122
真紅「なんかむかつくわ・・。見苦しいし。ねえ、水銀燈。貴方
これ見てどう思う?」
水銀燈「ん?さあ・・。それよりここの部分なんだけどぉ。」
真紅「あ、後にしなさい!」
のり「そうよ。水銀燈ちゃん。ご飯さめちゃうわよ。」
真紅「はあ・・。なんだか異様だわ・・。そういえば、翠星石。
ジュンはどうしたの?雪華綺晶は・・まああの子が、すぐどっか
消えるはいつものことだからね・・。」
翠星石「べ、別に何でもねえですって!しつけーですぅ!
真紅はジュンに、なでなでしてもらえてないからってひがんでる
ですぅ!
す、翠星石は真紅より、百歩も千歩も未知の領域に、踏み込んでし
まったですぅ・・。
ああ・・たまらんですぅ・・。」
真紅「ジュンと仲直りできたのね。よかったわ。」
翠星石「仲がいいなんて・・そんな・・・あ、あんまり恥ずかしい
こというんじゃねえですよ!蒼星石!」
真紅「・・・・また蒼星石に格下げされたわ・・。」
254 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 03:58:25 発信元:202.215.77.122
のり「ふふふ。でも翠星石ちゃん。本当にうれしそう。」
水銀燈「この本も面白かったわぁ・・。さて食事か。これは・・
肉?」
のり「そうよ。花丸ハンバーグ。みんなに好評なんだから、水銀燈
ちゃんも、きっと気に入ると思うわ。」
水銀燈「ごめんなさいねぇ・・。宗教上の理由で肉はダメなのよぉ
。本当に申し訳ないんだけどねぇ・・。
じゃあそういう事で、私は今日の分の食事はいいから、誰かにあげ
ちゃってねぇ。」
タッタッタ。
水銀燈「おっと、忘れるところだったわぁ。こっちにきなさい。
翠星石。私の家に運んだ本を、またこの家に運んでくるのよぉ。」
翠星石「ひゃ!ダメですって・・。ダメですって・・。」
水銀燈「ダメじゃないわぁ。ほら、きなさい。」
ズザザザ。
真紅「・・・・。」
255 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 04:06:33 発信元:202.215.77.122
のり「水銀燈ちゃん。もしかしてずっとこの家にいるの?」
真紅「そのつもりみたいね・・。」
のり「お友達が増えてよかったわね。」
真紅「「友達」ね・・。だといいけどね。」
のり「あらあら、照れなくていいのよ。」
真紅「ふう・・・。」
のり「水銀燈ちゃんの分の食事、真紅ちゃんが食べていいわよ。」
真紅「豚になってしまいそうだけど・・もったいないから食べるわ
。」
のり「やっぱり真紅ちゃんはえらいわね。お姉ちゃん感激よ。」
真紅「貴方の妹になった覚えないけどね・・。(これでこの家に、
残りドールズ全て集合ね・・。何事も起きなきゃいいけど。)」←
わ、忘れてるかしら!何か大事な事を忘れてるかしら!
256 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 04:15:44 発信元:202.215.77.122
食後。
水銀燈「奥が深いわぁ。これすごいわねぇ・・。」
真紅「水銀燈・・・。ちょっと休憩しなさい。頭を休めるのも、
読書のコツだわ。」
水銀燈「そういっても面白くってぇ。」
真紅「もう、おばかの銀ちゃんなんて、呼べないわね。」
水銀燈「いや・・・私なんかまだまだよぉ。いかに自分が物を
知らなかったか。よく分かったわぁ。」
真紅「調子狂うわね・・。そういえば、翠星石は?」
水銀燈「さあ・・?知らないわぁ。」
真紅「でも貴方が、家に本を取りに行かせたんでしょ?」
水銀燈「ん?いわれてば遅いわねぇ。全く本をとりにいくことくらい
もできないのぉ?翠星石は本当に役立たずねぇ。」
真紅「あ、あのねぇ・・。いくらなんでもひどいわ。迎えにいって
あげなさい。」
257 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 04:24:56 発信元:202.215.77.122
水銀燈「ええー?なんでぇー?ぶーぶー。」
真紅「いいから行きなさい。迎えにいかないと本抜きだわ。」
水銀燈「わかったわぁ・・。嫌だけどいくわぁ。真紅のどけち。」
トコトコ。
真紅「わけわからん・・。」
シュウ・・。
水銀燈「なにやってるのよ!翠星石!」
翠星石「ああだめですってば・・。そ、そんなに翠星石がかわいい
ですか・・。ならちょっとだけならいいですよ・・。」(クネクネ)
水銀燈「き、気持ち悪いわぁ・・。変な動きするんじゃない!」
翠星石「きゃ!大胆ですぅ・・。は、恥ずかしいですぅ・・。」
水銀燈「こ、この・・。人の話を聞きなさぁい!」ベシっ!
翠星石「ああだめですって・・。慌てなくてもす、翠星石の頭は
逃げねえですよ・・・。」ドンッ!翠星石にお尻をぶつけられて
吹き飛ぶ水銀燈。
258 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 04:32:00 発信元:202.215.77.122
水銀燈「いったぁい・・。も、もう知らないわぁ。勝手にしなさぁい
!」(と思ったけど、このまま帰るわけにもいかないわぁ・・。
でも、あれに触りたくないし・・どうやって持って帰ったらいいのぉ
?)
水銀燈「仕方ないわぁ・・。触りたくないけど・・・(ヒョイ)。
さっさと持って帰りましょう・・。」
翠星石「きゃー!どこ触ってるんですぅ!」バシッ!ドカッ!
水銀燈「あ、暴れないでぇ・・。」
シュウ・・・。
水銀燈「ようやくついたわぁ・・。」
真紅「おかえり・・・。どうして貴方、そんなにぼろぼろなの?
」
翠星石「ふわあ。翠星石はもうねるですぅ・・。えっ?一緒に寝たい
って・・も、もう仕方ねえですね・・。」
水銀燈「こ、こいつ・・。さっさといきなさい!」ベシッ。
翠星石「ふふ・・もういくですぅ。水銀燈が見苦しく嫉妬してやが
るですぅ・・。」
259 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 04:42:05 発信元:202.215.77.122
トコトコトコ。
水銀燈「はあ・・・。」
真紅「お疲れ様・・。私ももう寝るわ。」
水銀燈「え?」
トコトコトコ。
ーーーーーーーーー。
翠星石の鞄「きゃ!だめですぅ。だめですぅ。みんなが見てるですぅ
。」
ジュン「お、おい。真紅。これ神社に納めないか?」
真紅「奇遇だわ・・。ちょうど私もそう思ったのよ・・。でも今日は
遅いからまた明日ね。明日になったら戻ってるかもしれないし。」
ジュン「だといいがな・・。」
真紅「ふう・・・よいしょっと。」
水銀燈「よいしょっと。」
260 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 04:55:36 発信元:202.215.77.122
真紅「・・・・。」
水銀燈「・・・・・。」
真紅「ねえ?どうして貴方まで、私の鞄の中に入るの?」
水銀燈「ねえ、真紅。この部分なんだけど・・。」
真紅「だあー!いい加減にしなさい!明日!また明日つきあうから
!狭いのよ!それに暑苦しいわ!」
水銀燈「大丈夫。私の目ってほら、光るから、暗くなっても読める
わぁ。お父様に感謝しなくっちゃねぇ。
目が光るなんて便利よねぇ・・。ああ大丈夫よぉ。分からないところ
は、声に出して読んであげるから。」
真紅「なんだか・・・。私の安息の地が、どんどん脅かされてる
ような気がするわ・・・。
周りのドールがみんなジャンクになってしまったわ・・。」
水銀燈「真紅。ジャンクなんて言ってはいけないわぁ。いけない子
ねぇ。誰もジャンクになんてならないのよぉ。
そんな言葉を貴方が言ってるのを知ったら、お父様だって悲
しむわぁ。」
真紅「ああそうね・・。私が悪かったわよ・・。だからもうでてって
ちょうだい。」
261 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 05:03:30 発信元:202.215.77.122
水銀燈「早速だけど読むわねぇ・・。この・・・・ってところなん
だけどぉ。」
真紅「はあ・・・。せめて外にでましょう。」
水銀燈「そうね。なんだって真紅は、鞄の中なんて入るのぉ?
狭くて暑苦しいじゃなぁい。」
真紅「寝る時間だからよ!狭くて暑苦しいのは、貴方がいるから
だわ。」
水銀燈「だって仕方ないでしょぉ?真紅が鞄の中に入ったら私も
入るしかないじゃない・・。」
真紅「もういいわ・・。ようするに徹夜で付き合えって言うんでしょ
?分かったわよ・・。」
パカッ。
真紅「ふう・・・。」
翠星石の鞄「ぶつぶつ・・ジュン・・きゃっ!」
真紅「ひい!まだぶつぶつ言ってるわ!ん?雪華綺晶もいたのね。」
262 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 05:21:59 発信元:202.215.77.122
雪華綺晶「ずっといましたよ。ジュンの眼鏡の中に。」
真紅「な、なんてところにいるのよ!な、なんだか尋常じゃないわ!
みんなどうしてしまったの?」
ジュン「いや・・雪は最初からこんなのだろ。おかしいのは水銀燈と
翠星石だけだろ。」
真紅「それと貴方の頭もおかしいわ。」
ジュン「う、うるさいな!どうだっていいだろう・・。人の頭を・・
。放っといてくれ!」
水銀燈「ねえ・・。真紅ぅ。」
真紅「はいはい。ここはね・・・って意味なのだわ。」
水銀燈「さすが真紅!天才ねぇ!」
真紅「そうね・・。天才ね・・。」
雪華綺晶「これは「買い」ですよね?」
ジュン「だな。これは「買い」だな。これも「買い」だろ?」
263 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 05:35:49 発信元:202.215.77.122
雪華綺晶「はい。それも「買い」です。」
真紅「仲いいわね・・。そんなに買って大丈夫なの?」
ジュン「大丈夫だろ?知ってるだろ?僕らにはあれがあるんだか
らな!な!雪!」
雪華綺晶「はい。あれがありますよね!あれはいいものですよね!」
ジュン「だよなー。あれはいいよな!」
真紅「あれってなによ・・。」
ジュン「知ってるくせにー。白々しいぞ!真紅!」
雪華綺晶「そうですよ。あれといったらクーリングオフに決まってる
じゃないですか!」
真紅「ああ・・・。なんだそれなの。大げさに言うから何かと思った
わ。って言うかいつの間に、そんなに仲良くなったの?」
ジュン「ん?最初からこんな感じだろ?な?雪。」
264 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 05:41:05 発信元:202.215.77.122
雪華綺晶「そうなんです。最初からこんな感じなんです。間違い
ないんです。」
真紅「なんだか・・・いろんな意味で、私だけ取り残された気分
だわ。」
さらに夜が更けて・・。
ジュン「癒されるなー。」
雪華綺晶「癒されますね。」
翠星石の鞄「え?今日は寝かせないってダ、ダメですぅ。す、翠星石
ばっかりなでてもらったら悪いですぅ・・。そ、そんな翠星石は
天使みたいにいい子じゃないですぅ・・。恥ずかしいですぅ・・。」
真紅「眠いわ・・。・・・くかーくかー。」
バシッ!
水銀燈「ダメよぉ。真紅。寝たら死ぬわぁ。むしろ殺すわぁ。」
真紅「でも眠いのだわ・・。」
265 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 09:33:11 発信元:202.189.221.169
水銀燈「貴方も本を読みなさい。本を。じゃないとおばかさんにな
るわよぉ。」
真紅「本なんか読んだら、ますます眠くなるわ・・。」
水銀燈「じゃあ顔洗ってきなさい。」ドカッ。
真紅は水銀燈に蹴られて、部屋から追い出される。
真紅「ふわあ・・・。」
トコトコトコ。
バシャバシャ・・。
真紅「ふう・・。そういえば、なんだか醤油くさいから、もっと念
入りに洗いましょうか・・。
・・・・・もしかして毎日じゃないわよね?
もし毎日だったら私は逃げるわ・・。あの水銀燈ならすごく追って
きそうだけどね・・。
でも逃げるわ・・。なにもしないよりましですもの・・。
生きる事は「逃走」よ。・・・・・なんてね。
ということで・・今日はのりの部屋で寝ましょう。」
266 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 09:38:13 発信元:202.189.221.169
次の日の朝。
ドタン!バタン!ドタン!バタン!
ジュン「なんだ・・。うるさいな。おい!静かにしろ!」
翠星石の鞄「いひ・・いひひひ。」ドタン!バタン!
ジュン「ひい・・。なんだありゃ?鞄が飛び跳ねてるぞ。お、おい!
雪!」
ササササッ。ピョーン!どこからともなく現れ、ジュンの頭に飛び
乗る雪華綺晶。
雪華綺晶「ジュン登りです。」
ジュン「そんなのジュン登りじゃない・・。それよりあれを
見ろ!」
翠星石の鞄(ドタン!バタン!)
雪華綺晶「元気がよろしいようで。」
ジュン「お前の言うとおりにしたらこうなった。前よりひどい。
なんとかしろ!」
267 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 09:47:11 発信元:202.189.221.169
雪華綺晶「実害がないならいいのではないですか?放っておけば
いいでしょう。」
ジュン「実害あるだろ・・・。うるさいし見た目も怖いだろ・・。」
ガチャ。
真紅「朝っぱらから騒々しいわ。」
水銀燈「・・・・・。」←立ったまま寝てる。そのまま真紅について
きた。
翠星石の鞄(ドタン!バタン!)
真紅「・・・・。」
トコトコ・・。
ジュン「おい・・。待て。行くな。」
ガシッ。
真紅「なに?」
ジュン「何も見なかったことにするな!現実を直視しろ!」
268 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 10:03:08 発信元:202.189.221.169
真紅「・・・そうね。ジュン、水銀燈。鞄を押さえててちょうだ
い。私がやるわ。」
ジュン「分かった・・。よしっ。この暴れ馬め・・。」
ガチッ。
ジュン「ぐう・・ひどい力だ。真面目に押さえ込め!水銀燈!」
水銀燈「・・・・。」ふらふら・・。
真紅「あけるわ・・・。」
パカッ。
翠星石「いや〜ん。はっずかしいですぅ!」
ドッカーン!アッパー!
真紅「ぐっはあ・・・。」
ジュン「ああ!真紅が天井につきささったーーーー!」
雪華綺晶「すさまじきパワーといえます。」
真紅「めり込んでて抜けないわ。どうにかしてちょうだい。」
269 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 10:11:18 発信元:202.189.221.169
ジュン「(ぴっぽっぱ)・・・・もしもし。グッドモーニング!
今日もいい朝だな!」
金糸雀「そうかしら?電話するなといったはずかしら?で・・・
何の用かしら?」
ジュン「翠星石がな・・・・・というわけで大変なんだ。後、真紅
が天井にめり込んだ。こっちはどうでもいいことだが・・。」
真紅「どうでもよくないわ。水銀燈。私を天井から引き抜いてほしい
わ。」
水銀燈「・・・・。」飛んで真紅をつかみ、引き抜こうと努力する。
ジュン「そういうわけだから、なんとかしろ。」
金糸雀「・・・・じゃあ外にでる支度するしておくかしら。車で迎
えにいくかしら。・・・あの人に何とかしてもらいましょう。
じゃ、後で。」ガチャ。
ジュン「これで何とかなりそうだ。大丈夫か?真紅。」
真紅「ひどい目にあったわ・・。金糸雀が何とかしてくれるの?」
ジュン「みたいだな・・・。おっ窓の外を見てみろよ。噂をすれば
なんとやらだぜ!(っていうか早いだろ・・。)
雪と水銀燈は翠星石の鞄持って来い。」
270 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 10:20:53 発信元:202.189.221.169
雪華綺晶「そんな事をする義理ありません。」
ジュン「ほーら、餌だ。」ぽーい!
パクッ!
雪華綺晶「わーい。うにゅーなのー。はっ?ごほん・・。」
ジュン「ん?なにしてるんだ?早くしろよ。」
タッタッタ。
のり「あら?どこかお出かけ?早いのね。」
ジュン「ちょっと神社へな。ご飯は帰ってきてから食べるから。」
のり「いってらっしゃい。」
ガチャ。
金糸雀「とっとと乗るかしら。」
ジュン「よし、じゃあお前達は、後ろで鞄がはねないように抑えて
おけよ。」
271 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 10:33:44 発信元:202.189.221.169
雪華綺晶「どうして私がこんなことを・・・。ぶつぶつ。」
水銀燈「・・・・・。」
真紅「私はジュンの膝に乗るから・・・後ろは嫌だわ。」
一行は、車に乗り込んだ。
ブオーーー。
ジュン「おい!金糸雀!かっこつけて、サングラスなんかかけるな!
」
金糸雀「なにいってるかしら?朝日がまぶしいかしら。」
ジュン「お前のデコのほうがまぶしいんだよ!自重しろ!お前のデコ
がまぶしいせいで、朝日だって迷惑してるだろ!朝日に謝れ!
ほらさっさと貸せ!」
ヒョイ。
金糸雀「危ないかしら!運転してるときに、悪さしないでほし
いかしら!事故を起こしたらどうするつもりかしら?」
272 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 10:50:24 発信元:202.189.221.169
ジュン「金糸雀の免許が取り消しになる。僕に害はない。というか
免許あるのか?」
金糸雀「あるかしら。自分で発行したかしら。」
ジュン「偽造じゃねえか!ふざけるな!まあ・・・いいや。ほらっ。
真紅がかけてみろよ。」
真紅「どうして?・・・嫌だわ。」
ジュン「わがままいうな!かけろ!」
真紅「意味が分からないわ・・。そもそも私は眠いから寝たいの
だけど。」
ジュン「ダメだ。」
真紅「どうして?」
ジュン「寝るのは夜だろ?夜が眠りの時間なんだろ?朝が目覚めの
時間だろ?いいから、ほらっ。かけてみろよ。」
カチッ。
ジュン「さすが!似合う!金糸雀より似合ってるぞ。クールで知的
でかっこいいぞ!」
真紅「そ、そう?まんざら悪い気もしないわ。」
273 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 10:59:21 発信元:202.189.221.169
金糸雀「親馬鹿?いや・・・この場合なんていうのかしら?」
ジュン「ひがむなよ。・・・ん?また別のサングラスかけてやがる
・・。しつこいな。」
金糸雀「どうして朝からそんなテンション高いかしら?みんなと
一緒に車に乗ってうれしいかしら?」
ジュン「ば、馬鹿言うなよ。・・・くそっ!」
金糸雀「ふて寝したかしら・・・。」
真紅「ねえ。金糸雀。どこに向かってるの?」
金糸雀「偉いお坊さんがいる神社かしら。そこでお払いしてもらうか
しら。」
真紅「大丈夫なの?」
金糸雀「立派なお坊さんかしら。」
真紅「でも・・・。翠星石が元に戻るだけよね?なんか・・成仏した
り?とかしないわよね?」
274 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 11:17:14 発信元:202.189.221.169
ジュン「おい、金糸雀。お前も翠星石の鞄運ぶの手伝えよ。
見ろ。二人でも大変そうだぞ。」
金糸雀「はいはい・・。」
偉いお坊さん「ようこそ、ようこそ。ほほう・・。確かにこれは憑
いてますな。」
ジュン「おい・・・。どうして僕のほうを見るんだ?」
金糸雀「いや・・・そっちじゃなくてこっちの鞄かしら。そっちは
もう手遅れだからいいかしら。」
ジュン「くそっ・・馬鹿にして。本当に役に立つのかよ。この坊さ
ん。」
真紅「・・・生きてればそのうちいいことあるわ。」
雪華綺晶「鞄押さえ込むのそろそろ交代してくれませんか?」
水銀燈「・・・・。」
偉いお坊さん「またお会いできてうれしいですぞ。金糸雀さん。
ではお供の方も一緒にこちらへ。」
275 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 11:28:00 発信元:202.189.221.169
ジュン「お供じゃねえよ!どう見たら僕がこいつのお供見えるんだよ
・・。それと人形が動いてて不思議に思わないのかよ・・。(金糸雀
は人間に変装してるからともかく・・。)」
偉いお坊さん「細かい事を気にしていては、えらいお坊さんにはな
れまんぞ。」
金糸雀「さすが和尚かしら。ジュンとは人間の出来が違うかしら。」
ジュン「細かくないよ!そうだよ!僕は引きこもりだよ!悪いのか!
それで何かお前に迷惑かけたか!」
金糸雀「いつもかかってるかしら・・・。さっ、もういくかしら。
こんなところで問答してても仕方ないかしら。」
ジュン「ちぇ。」
一行は、広い間に通された。
真紅「清々しいわ・・。なんて穢れのない、いい場所なんでしょ
う。」
雪華綺晶「そうですか?なんだか私は気分が悪くなってきました。」
金糸雀「普段やましい事をしてるから、そうなるかしら。」
276 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 11:47:15 発信元:202.189.221.169
ジュン「ぐぐぐ・・・。」
真紅「な、なんかジュンがダメージを受けてるわ・・・。」
やがて和尚がやってきた。翠星石の鞄は厳重に封印を施されていた。
真紅「(ひそひそ)翠星石の鞄、飛び跳ねなくなったわ。あの人間
口だけじゃないわね。」
金糸雀「和尚は立派かしら。これで信用してくれたかしら?」
真紅「そうね。私あの人間気にいったわ。」
雪華綺晶「そうですか?なんだか私はあの人間見てると、むかむか
して呪い殺したくなってきます。」
真紅「しゃ、しゃれにならないこといわないでほしいわ。
本当にやりそうで怖いわ・・。」
金糸雀「水銀燈は完全に寝ちゃってるかしら・・。どうかしたかしら
?こんなところで寝ないでほしいかしら・・。」
真紅「ああ・・・それはただの徹夜だわ。慣れない事するから・・。
」
277 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 11:57:11 発信元:202.189.221.169
偉いお坊さん「おっほん。では始めますぞ。お静かに。」
一同「しーん。」
ジュン「ぐぐぐ・・や、やめろ。」
偉いお坊さん「南無妙法蓮華経・・。ああ・・南無妙法蓮華経。
南無妙法蓮華経。」
真紅「見なさい。翠星石の邪気が消えていくわ。すごいわ。」
金糸雀「当然かしら。」
雪華綺晶「ぐぐぐ・・やめてください・・。」
ジュン「い、痛い・・。頭が割れるように痛い・・。」
真紅「約二名はダメージ受けてるわ・・。」
金糸雀「寝ている水銀燈の顔色も悪くなってるかしら・・・。
カナの姉妹ろくなのいないかしら・・。」
真紅「こんなに清々しくて、いい気分になれるのに・・。水銀燈は
、仏教が嫌いなだけかもしれないわね。」
278 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 12:00:33 発信元:202.189.221.169
偉いお坊さん「南無妙法蓮華経・・。」
ジュン「ぐぐぐ・・。やめろといっておろうが!このくそ坊主!
」
ポイッ!ジュンは手元にあった雪華綺晶を、ぶん投げる。
偉いお坊さん「南無・・・ほげっ!」
雪華綺晶のロケット頭突きは、偉いお坊さんの頭に当たりえらい
お坊さんは、気絶する。
ジュン「おい!雪!成敗!」
雪華綺晶「こいつ!この人間!よくもこの私を、馬鹿にしてくれま
したね!」
ジュンと雪華綺晶は偉いお坊さんを縄で柱にくくりつけると、取
り囲み、思い思いに偉いお坊さんを罵り始める。時々頭をぺちっと
叩いた。
真紅「ああ・・・和尚様が・・・。」
金糸雀「ど、どうにかするかしら!このままだと、和尚がやられてし
まうかしら・・。」
279 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 12:13:40 発信元:202.189.221.169
真紅「だわわ・・。どうにかっていわれても・・。そ、そうだわ!
ジュンの真似をしたらいいのだわ。」
金糸雀「ジュンの真似かしら?」
真紅「水銀燈をぶん投げるのだわ。そしたらあの怖い輪に入らなくて
も、あの二人を撃退できるわ。」
金糸雀「頭脳派二人にかかれば、あんな小悪党二人を倒すアイデ
ィアくらい、すぐに思いつくかしら!」
真紅「そ、そうね。(貴方、何も案だしてないわ・・。)よ、よし
なげるわ。」
ポイッ!
金糸雀「どっしぇえー。どうしてカナを投げるかーしらー!」
真紅「手、手元が狂ったわ。もう一回・・それっ!」
ポイッ!
水銀燈「・・・・。」
真紅「よ、よし。うまくいったわ。い、いっけー!」
280 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 12:17:44 発信元:202.189.221.169
ドガッ!カウンター。
金糸雀「ぐっはあ・・・。地、地球は青かったかしら・・。」
バタン。
真紅「カ、金糸雀ァーーーー!」
ドガッ!ヒョイ!
ジュン「なに?」
水銀燈「・・・・。」
真紅「よ、避けたわ!寝ていても金糸雀より役に立つわ!
こ、これで勝ったわ!」
雪華綺晶「まず、このおばかさんから、先に排除しないといけ
ませんね・・・。」
ジュン「そのようだな・・。」
281 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 13:51:12 発信元:202.189.213.123
水銀燈「・・・・。」ゆらぁ。
ジュン「くくく・・。雪、お前に譲ってやろう。やれ!」
雪華綺晶「どうして雪が?貴方がやりなさい。」
ジュン「なんだと?ご主人様に逆らうのか?」
雪華綺晶「お黙りなさい。いつ貴方が私のご主人様になりました
か?」
ジュン「こ、こいつ・・。生意気だぞ!」
ドカッバキッ。同類同士の醜い取っ組み合いが始まった。
水銀燈「くかーくかー・・。むにゃむにゃ。」
真紅「や、やったわ。計算どおり!早く和尚様を助けないと・・。」
真紅は偉いお坊さんに近寄り縄を解く。
282 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 14:02:22 発信元:202.189.213.123
真紅「だ、大丈夫ですか?お気を確かに。」
偉いお坊さん「ん・・?わしはなにを?妙に頭が痛いのじゃが・・。
」
真紅「そ、それが・・。」
ジュン「この野郎!お前は僕の言うことだけ、聞いてればいいん
だよ!」
ドカッ!
雪華綺晶「甘ったれないでください!」
バキッ!
真紅「だわわわ・・。」
偉いお坊さん「ほっほっほ。これはいけないことじゃ。」
真紅「和尚様?」
偉いお坊さん「喝!」
ジュン・雪華綺晶「びくっ!」バタン。
283 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 14:37:25 発信元:202.189.213.123
真紅「ジュン?」
偉いお坊さん「大丈夫ですぞ。ただ気絶しただけじゃ。勇敢なお
嬢さんに免じてこのくらいで、許してやりましょうぞ。」
真紅「ありがとうございます。和尚様。ほらっ。金糸雀。」
ゆさゆさ。
金糸雀「かーしら?」
偉いお坊さん「金糸雀さん。またよろしく頼みますぞ。」
金糸雀「ああ・・終わったかしら?」
真紅「和尚様が大活躍だったのだわ。」
金糸雀「それはよかったかしら。じゃ、帰るかしら。」
真紅「水銀燈。倒れてる二人と、鞄を持ってきてちょうだい。」
水銀燈「・・・・。(アイアイサー。)」
ーーーーーーーー。
284 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 14:44:20 発信元:202.189.213.123
金糸雀「じゃまたかしら。」
偉いお坊さん「またお会いしたいものです。」
ブオーーーーー。
真紅「こう、ひるむ二人を前に、こうやって私が活躍したのだわ。
私の堂々たる姿に小悪党達は、恐れ入ったのだわ。」
金糸雀「そりゃよかったかしら・・。でもその話はもう聞き飽き
たかしら。」
真紅「貴方がすぐにダウンしてしまうから、解説してあげてるのだ
わ。」
金糸雀「別に頼んでないかしら・・・。それはそうと水銀燈は寝て
いる時のほうが、素直だし役に立つかしら。
カナの人工精霊にしてやってもいいくらいかしら。
でも、起きてると、何かとうるさいし、動かないし、いいことない
かしら。
だからやっぱりいらないかしら。」
水銀燈「私が起きてると・・・なんですってぇ?」
285 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 16:54:22 発信元:202.189.219.41
金糸雀「だから・・・水銀燈なんか起きてると、いいことなんか
一個もないかしら・・。寝ていれば馬鹿力だけはあるのだから、
力仕事全般押し付けられるかしら。」
水銀燈「こいつ・・・よくもぬけぬけと・・よくもいってくれた
わねぇ。」
真紅「お、落ち着いて水銀燈。悪気ないのだわ。」
水銀燈「大有りじゃないのよ!」
金糸雀「す、水銀燈起きていたかしら?い、今のは冗談かしら。」
水銀燈「冗談で済めば、ローザミスティカはいらないわぁ。」
金糸雀「それを言うのなら、警察だったような気がするかしら。
それだと意味が、全然通じないかしら。」
水銀燈「この・・・全く反省しないどころか金糸雀の分際で、私に
意見するとは・・こうなったらもう「アリスゲーム」よぉ!」
水銀燈は金糸雀の首をつかんで、ぶんぶんさせる。
286 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 17:00:03 発信元:202.189.219.41
金糸雀「あ・・あ・・。やめるかしら・・。今運転中かしら・・・。
」
真紅「ま、まずいわ。まずいわ。このままだと事故ってしまうわ。」
ドカーン!
真紅「ギャー、やっぱり事故ったわ!」
水銀燈「な、何?どうなったのぉ?」
金糸雀「ま、まずいかしら。し、真紅。ばれないうちに早く、壊れた
塀を直してくるかしら。」
真紅「え、ええ!」
ガチャ。真紅が飛び出す。
金糸雀「い、今のうちかしら・・。」
ブオーーーー。
287 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 17:03:14 発信元:202.189.219.41
真紅「あっ!」
水銀燈「あれぇ?真紅がどんどん小さくなっていくわよぉ?」
金糸雀「真紅が小さくなってるんじゃなくて、カナたちが真紅から
遠ざかってるかしら。」
水銀燈「え?でも真紅をあそこに取り残していいのぉ?」
金糸雀「そ、それはカナだって心が痛むけど、仕方ないかしら。
カナがこんなところで、事故を起こしたっていうふうになってし
まうと、い、いろいろと困ることが起こるかしら。
真紅には申し訳ないけど、ここはカナの身の安全の確保が先決か
しら。(あ、あとでこれを目撃した人間には、「握らせて」なか
ったことにしてもらわないといけないかしら・・。)」
水銀燈「なんだかかわいそうよぉ・・。真紅・・。ああ・・どんどん
小さくなっていくわぁ・・。凄くあっけにとられた顔して、硬直して
こっちを見てるわぁ。」
金糸雀「だ、大丈夫かしら。真紅なら、きっと全て分かってくれる
かしら。
真紅はやるときは「やる」ドールかしら。・・・・多分大丈夫かし
ら。」
288 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 17:07:41 発信元:202.189.219.41
水銀燈「でも・・・。わ、私、真紅のところに行ってくるわぁ。
このままじゃあまりにかわいそうなんですもの。」
金糸雀「そ、それはダメかしら!絶対ダメ!
おばかさんの水銀燈が、あの場にのこのこと顔を出したら、全く意
味がないどころか。
騒ぎがますます大きくなって、収拾つかない事態になるかしら!
ここは真紅に任せるのが、一番ベストかしら!」
水銀燈「な、なに?今貴方、私のことジャンクっていったわねぇ?
しかもなに・・。私が真紅に劣ってるですってぇ?
姉より優れた妹はいないわぁ!おばかさん!」
金糸雀「ああー!やめるかしら!す、水銀燈。後ろの様子を見て
ほしいかしら!さっきの衝撃でジュンが、死んでるかもしれないか
しら!」
水銀燈「え?・・・よかったわぁ。息はしてるみたいよぉ。で、でも
大変よぉ。なんか苦しそうだしいくら揺らしても起きないわぁ。」
金糸雀「息をしてるなら大丈夫かしら。」
289 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 17:12:27 発信元:202.189.219.41
水銀燈「いやまずいって、は、早く病院に行きなさぁい。私知ってる
わぁ。人間は病院に行けば、大体「治る」のよぉ。
場、場所だって知ってるんだから。」
ブンブンブン。
金糸雀「分かった!分かったから、首を絞めないでほしいかしら!
今度事故ったら、ジュンは確実に死ぬかしら!」
水銀燈「も、もしかしてさっきの衝撃も私が原因なのぉ?
な、なんてことしてしまったのぉ・・・。私のせいでジュンが・・
」
金糸雀「ちょっとは、雪華綺晶とかの心配もするかしら・・。」
水銀燈「雪華綺晶?ああ・・苦しそうにうめいて、倒れてるわねぇ。
いい気味よ。」
金糸雀「そ、それはないかしら。雪華綺晶だって、一応姉妹かし
ら・・。」
水銀燈「だってこの子、めぐにちょっかいは出すし、最近やたら
ジュンと仲がいいし、後から出てきた、ぽっと出の癖に生意気よぉ。
」
290 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 17:15:31 発信元:202.189.219.41
金糸雀「焼きもちかしら?翠星石じゃあるまいし・・。」
水銀燈「そ、そういうわけじゃないけどぉ。だってむかつくでしょぉ
?」
金糸雀「カナに聞かれても・・。」
水銀燈「どうも貴方、執着心が薄くてつまらないのよねぇ。貴方の
マスターが誰かに取られちゃって、自分を構ってくれなくなったら、
貴方だって嫌でしょ?」
金糸雀「みっちゃんのことかしら?別にカナはみっちゃんが幸せなら
なんでもいいかしら。
幸せなみっちゃんを見てると、カナも幸せだし・・。
それとジュンは、水銀燈のマスターじゃないような・・。」
水銀燈「うるさいわねぇ!あっ・・ところで、めぐのほうどうなっ
てるぅ?」
金糸雀「とりあえず、治りそうな目処は、立ってきたかしら。
ただ・・・めぐは治ること望んでないかしら。」
水銀燈「そこは知ってるわぁ。」
291 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 17:36:12 発信元:202.189.212.27
金糸雀「めぐは・・・健康な人の心臓が必要なのだけど、他の
「命」を貰ってまで、生きたいと思わないらしいかしら。」
水銀燈「・・・・・・!」
金糸雀「どうしたかしら?」
水銀燈「なんでもないわぁ・・。」
金糸雀「?」
ーーーーーーーーーーー。
真紅「ぽかーん・・。(どういうこと・・?一体何が起こったの?
分からない・・・。
私が塀を直すために外に出て・・・そしたら
車が動き出した・・。私をおいて去ってしまった。
まだ私がここにいるのに・・。
水銀燈が後ろの窓に張り付いてずっとこっちを見て慌ててたわ
ね・・。何か不測の事態が、起きたのかもしれないわ。)」
真紅「と、ともかく。ばれないうちに直さないと・・。」
292 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 17:43:45 発信元:202.189.212.27
修復。修復っと・・。・・・。・・・・・。・・・・・・・。
真紅「だあああ!何で私ばっかり、いつもいつも姉妹の尻拭い
しないといけないのよ!
私は、ドラえもんの便利な秘密道具じゃないのよ!
この馬鹿!おたんこなす!そ、それというのも、すぐ壊れるもろい塀
が悪いわ。こいつ・・・これでも食らえ!絆パンチ!」
ドッカーン!
真紅「ざまあみさらせだわ。この・・思い知ったか!だわ。
ふー。これで少しはすっきりしたわ。帰ろ帰ろっと、馬鹿らしい。」
怖いお兄さんA「おい、こら待て。お嬢ちゃん。それはないん
じゃないのかい?」
がしっ。
真紅「なに・・?何か用なの?気安く触らないでほしいわ。」
怖いお兄さんA「何か用なの?と来たものだ・・。ん?待てよ?
お嬢ちゃん。俺とどこかであったことなかったか?」
真紅「さあ?貴方みたいな、下衆な人間の知り合いは私にはいな
いわ。」
293 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 17:53:31 発信元:202.189.212.27
怖いお兄さんA「な・・な・・・な・・・。」
真紅「面白いわね。パクパクして・・・金魚みたいだわ。」
怖いお兄さんA「この野郎!子供と思って、甘く接していれば
つけあがりやがって!二度とおいたができないようにしてやる!」
真紅「触れるな!ローズウィップ!」
ベシっ!ドガシッ!
怖いお兄さんA「げふう・・・。」
怖いお兄さんB「あ、兄貴ー!」
怖いお兄さんC「おうおう、こら。チビ野郎。えらいことしてくれた
じゃねえか。(な、なんだ?俺、前にも同じ事言ったことあるよ
うな・・。
デジャブか?確かこの後、俺達は、ピンクのチビ助に撃たれまくっ
て死ぬんだったような・・。
ぞっとする。あの光景は思い出したくもないぜ・・・。
で、でも平気だぜ!あのチビ助いないしな。)」
真紅「貴方のような人のことを、でかいだけの役立たずというのだわ
。」
294 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 17:59:52 発信元:202.189.212.27
怖いお兄さんC「お、おい!お前!やっぱり電脳世界で俺達と会っ
ただろ!
懐かしいな!おい!「動く要塞」さんは元気か?(というかなんで
こいつは電脳世界での姿のままなんだ・・?コスプレか?)」
怖いお兄さんB「そ、そういえばこいつは、間違いなく「動く要塞
」さんの腰ぎんちゃくだぜ!姿形といい間違いないぜ!」
真紅「言ってる意味が、よく分からないのだけど・・もう用がないの
なら私は帰るわ。」
怖いお兄さんC「おっとっと。そうはいかないぜ!へへ・・お前の親
からたっぷりと金を巻き上げてやる。」
真紅「見苦しい!」
ドカッ!
怖いお兄さんC「げふ・・・。」
怖いお兄さんB「あ、兄貴ー!」
真紅「貴方はどうするの?」
怖いお兄さんB「く、くそ!覚えてろよ!」
怖いお兄さんBは、他の二人の引きずって事務所に戻っていった。
295 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 18:09:19 発信元:202.189.212.27
真紅「なんだったの?まあいいわ。あんな人たちの家の塀なら、いく
ら壊しても苦情でなそうだし。日頃の鬱憤を、ここで晴らしましょう
。」
ガーン!ガーン!ガーン!ガーン!
真紅「ついでに、あの人たちの家も、少し飾りつけしてあげましょう
。」
ポイッ!
真紅は電信柱を引っこ抜くと、事務所に向かって放り投げた。
ドグシャー!
真紅「うんうん。ずいぶんと見れるようになったわ。いいことした
後は気持ちいいわ。ふわあ。眠いわ。早く帰って眠りにつきま
しょう。」
ーーーーーーーーーー。
翠星石「す、翠星石が、気を失ってる間に、そんな面白い事が起こ
ってたですか・・・。何たる不覚ですぅ・・。」
ジュン「面白いってお前なあ・・・。自分の事だろ。覚えてないの
か?」
296 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 18:16:30 発信元:202.189.212.27
翠星石「か、かすかに覚えてるですぅ・・。で、でもうぬぼれるん
じゃねえです!翠星石はチビ人間のことなんか、なんっともどう
っとも思ってねえですぅ。
きっと気の迷いですぅ。お払いのおかげですっかり気が晴れました。
」
ジュン「僕はめっきり気分が悪くなったよ・・。あの坊主いつかみて
ろよ。」
雪華綺晶「同じく・・。まだ頭が痛いです。」
翠星石「そのまま逝っちまえば、よかったですぅ。お前らがいると
世のため人のためにならねえですぅ。
それにしても惜しかったですぅ・・。どうして翠星石は面白い
イベントに参加できねえです?」
ジュン「参加してただろ!むしろ主役だっただろ!お前のせいでみん
ながどれだけ迷惑したと思ってるんだ!」
翠星石「う・・うう。そんなに怒らねえでほしいですぅ。」
ジュン「うるさいぞ!お前のせいで僕がどれだけつらい思いしたか
・・。分かってるのか!昨日といい今日といい・・拷問だったん
だぞ!そのつらさの万分の一でも、お前に味合わせてやりたいくらい
だ。」
297 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 18:21:35 発信元:202.189.212.27
翠星石「う・・うえーん!」
ササッ。翠星石は水銀燈の後ろに隠れる。
翠星石「水銀燈。チビ人間がいじめてくるですぅ・・。なんとかい
ってやってほしいですぅ。」
水銀燈「ん?ああ・・・。ジュンそれくらいにしておきなさぁい。」
ジュン「くっそ・・。いつもの真紅のポジションに、水銀燈がいや
がる。おい!雪!お前も被害者だろ!あいつになんかいってやれ!」
雪華綺晶「特に何も・・過ぎたことです。」
ジュン「どうしたんだ?いつもの陰険さを早く発揮しろよ!
さあ早く!陰湿でしつっこいのだけが、お前の取り柄だろ!」
雪華綺晶「ぶたれたいんですか?」
ジュン「あらら?怒っちゃったの?ごめんよ。気にしてるとは、
思わなくって。でもあれだな。お前も、だんだんかわいくなってきた
じゃないか。そんな膨れっ面するように、なるなんてな。」
雪華綺晶「あ、貴方という人は・・。」
298 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 18:27:49 発信元:202.189.212.27
翠星石「そうですぅ。かわいいというのは翠星石にこそ、贈られる
賛辞ですぅ。」
ジュン「性悪人形は、少しは遠慮しろよ・・。せっかく僕がいいこと
言ったのに。」
雪華綺晶「どこがですか・・。」
翠星石「そういえば、真紅はどうしたです?」
水銀燈「ああ・・・。忘れてたわぁ。まあ・・真紅の事だから大丈夫
でしょぉ。きっと。」
ジュン「え?大丈夫って何が大丈夫なんだ?真紅がどうかしたのか?
」
翠星石「チビ人間が、いきなりそわそわしだしたですぅ。
今まで忘れてたくせに、真紅にいいつけてやるですぅ。」
ジュン「お前だって忘れてただろ!同罪だろ!どうしてお前はいつも
自分はさも関係ありません、みたいな顔で話を進めるんだよ!」
ピンポーン。
ジュン「ん?誰だ?真紅か?」
タッタッタッ。
299 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 18:31:41 発信元:202.189.212.27
翠星石「あっ・・。まったくチビ人間ときたら・・真紅のことになる
と、目の色変えやがるですぅ。こーんなかわいい翠星石が、チビ人間
の相手をしてやってますのに失礼ですぅ。」
雪華綺晶「じーー。」
翠星石「な、なんですぅ?言いたいことでもあるんですか?
や、やるって言うのなら、水銀燈が相手になってやるですよ?」
雪華綺晶「クスッ。」
翠星石「むきー。なんなんですぅ!その笑い方は!むっかつくですぅ
。何か言いたいことがあるなら、はっきりいいやがれですぅ!」
雪華綺晶「・・・・無様。」
翠星石「な、な、何が無様です!もう我慢ならねえです!い、い、
今すぐ勝負しろ!ですぅ。」
雪華綺晶「勝負?私と貴方が?・・・勇敢な方。いいですよ。
移動しますか?」
翠星石「ひ、ひい!じょ、冗談でありますぅ・・。す、水銀燈助けて
ほしいですぅ。」
水銀燈「うーん。ん?ああ・・・。雪華綺晶、少し大人しくしてな
さぁい。後でうにゅーあげるから。」
300 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 18:41:22 発信元:202.189.212.27
蒼星石「300だね・・・。さすがに少し疲れたかな・・。」
翠星石「今回はなんと、コメント0だったですぅ。何たる無様なこと
ですぅ。」
蒼星石「ま・・・きっと続ける事に意味があるんだと思うよ・・。
この人はどこに行こうとしてるんだろうね?
さて・・ネタがないから今後の展開を話そうか。」
翠星石「水銀燈が翠星石に、ローゼンメイデン発祥の物語を語って
くれるですぅ。」
蒼星石「その後、ついに僕の復活というかのっとりだね。
長い道のりだった・・。ようやく出番だよ。そこまで書けたらいいね
。」
301 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 18:47:02 発信元:202.189.212.27
蒼星石「世間には、ローゼンメイデンの過去ログ倉庫ってやつがあ
ってね。
僕も小説書く時の参考にするために、いつもお世話になってるんだ
けどちょっとうれしいことがあったんだよ。」
翠星石「なんですぅ?」
蒼星石「ある日ふと気づいたんだ。おかしい・・ここの板が保管され
てないぞってね。
それで僕は保管してもらおうと思っていろいろ調べてみた。
それでついに保管してもらう方法を見つけたんだよ。」
翠星石「地味なお前にしてはよくやったです。」
蒼星石「それで保管依頼ってのがあったから、依頼しようとしたん
だ。そしたらなんと!
そのときに事件は起こった。」
翠星石「へえ?」
蒼星石「誰だか知らないが、もうすでに依頼してくれてたんだよ。
正直意表をつかれた気分だった。それでさっき見たらちゃんと保管
されてたんだ。こんなにうれしいことはない。」
翠星石「泣くんじゃねえです。蒼星石。私達の戦いは、まだまだ
おわらねえですよ。」
302 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 18:51:21 発信元:202.189.212.27
蒼星石「そうだね・・。誰が得するわけでもないけど・・それでも
やらないことってのはあるんだ。」
翠星石「それがこの板を1000まで埋める事かどうかは別にして、そう
いうことはあるですね。」
蒼星石「ともかく、ゆーっくり、ゆーっくりだよ。生き急ぐな。
ゆっくり進め。それが僕が死んでから得た教訓だよ。」
翠星石「せっかくご大層な教訓を得ても、死んじまったら無駄ですぅ
。」
蒼星石「し、死んで実を成すものもあるんだ。ともかくいつまでも
ここで話してても仕方ない。そろそろ本文に戻ろうか。
もうちょっとで僕の出番だ・・。」
303 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 18:56:37 発信元:202.189.212.27
雪華綺晶「はあ・・・・?貴方うにゅーなんて、いつも持ってないで
すよ。
はったりかまさないでください。」
水銀燈「うーん・・。ちょっとここは難しいわぁ。やっぱり真紅に
聞いてみないとダメねぇ・・。全くこんな大事なときに真紅ときたら
・・肝心なときはいつもいないんだからぁ。」
雪華綺晶「ちょ、ちょっと!聞いてるんですか?貴方!」
翠星石「やーい。やーい。無視されやがったですぅ!小物みたいに
あしらわれてるですぅ。ざまあみろですぅ。」
雪華綺晶「す、翠星石!「アリスゲーム」で勝負をつけさせて、も
らいます!」
翠星石「おや!口で勝てないからって暴力です?みっともねえです
ねえ。おお怖い怖いでありますぅ!」
雪華綺晶「く・・・。翠星石ごときに・・。」
翠星石「や、やったですぅ。勝ったですぅ。日に日に下がる一方だ
った翠星石の地位も、これでちっとは回復してくれるです。」
雪華綺晶「ふふ・・・いつか貴方とは、決着つけないといけませんね
。」
304 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 18:59:59 発信元:202.189.212.27
翠星石「そうですぅ。お前がいるせいで、翠星石のしゃべり方が、
ジュンにパチモン扱いされちまったですぅ。
しかも、お前ときたらいつもいつも、雛苺並・・。
いやそれ以上にジュンにべったりですぅ。
翠星石より新参の癖に・・。雛苺は仕方なかったですよ。
一応、この家では先輩でしたから。
でもお前は新参者の癖に態度でけえです。」
雪華綺晶「それが「実力」の差というものです。悔しかったら実力
で挑んできたらどうですか?
まあ・・貴方みたいな、へたれには無理な話でしたね。」
翠星石「い、いってくれるじゃねえですか。翠星石は、今まで新参者
だったから遠慮してただけですぅ。
翠星石は、お前と違っておしとやかで、ちゃーんと物事の道理とい
うものをわきまえてるですぅ。
お前みたいに無節操じゃねえんです。
でもそれほどいうからには、見せてやるですよ!翠星石の本気を!
」
雪華綺晶「クスッ。(のせやすい・・・。単純な方です。)」
翠星石「そのクスッってのやめろです!癇に障るです!」
305 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 19:03:37 発信元:202.189.212.27
ーーーーーーーーーーーーー。
ジュン「あ・・。柏葉か。どうしたんだ?」
巴「これ・・落ちてたよ。」
ジュン「あ!それ真紅じゃないか!(これとはひどい・・。)」
巴「・・もっと大事にしないとダメだよ。」
ジュン「あ、ありがとな。届けてくれて。実は今から探しに行こう
と思ってたところなんだ。助かったよ。」
巴「・・・ところで、たまには雛苺と会いたいのだけどいい?」
ジュン「ああ!悪いな!また今度な!雛苺今寝てるんだよ!」
巴「・・・でも、前回も前前回も、寝てるって言ってたよね。
何か私に合わせれない事情でもあるの?」
ジュン「ないよ!ないない!全然ひとっつもない!本当にただ寝てる
だけ!寝てるの起こしたらかわいそうだろ!」
306 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 19:18:11 発信元:202.189.212.27
巴「なら一目見るだけでも・・。」
ジュン「ダメだ。ダメダメ。さあ帰った帰った。」
巴「・・・・。」バシッ。
ジュン「いて・・。竹刀で叩くなよ・・。何で叩くんだよ。」
巴「桜田君。何か隠してない?」
ジュン「な、何も隠してないよ・・。じゃ、じゃあ僕もう行くからな
。」
ギュッ。
巴「今日こそは私も本気よ。」
ジュン(ぐ・・ダメだ。もうごまかせない・・。)「わ、分かったよ
。じゃあ雛苺持ってくるけど、驚くんじゃないぞ・・。
下で待っててくれ。」
巴「ありがとう。桜田君。どんな風になってようと、雛苺は雛苺だ
から・・。」
307 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 19:27:11 発信元:202.189.212.27
ジュン「そ、そうか。そいつはよかった。じゃあとってくるよ。」
タッタッタ。
翠星石「むっかつくですぅ!お前みたいに、むかつくやつ初めて
ですぅ!」
雪華綺晶「奇遇ですね。実は私もです。」
ジュン「あ、いたいた。悪いな。取り込み中。」
ひょい。
翠星石「あ・・。」
雪華綺晶「あ・・。」
タッタッタ。
翠星石「あ・・待つですぅ・・。うう・・惨めですぅ・・。」
水銀燈「早く真紅帰ってこないかしらぁ・・。遅いわねぇ。」
翠星石「こ、この大事なときに、何のんきに本なんか読んでる
ですか!」
308 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 19:38:25 発信元:202.189.212.27
ひょい!
水銀燈「あ!ギンの本がぁ・・。」
翠星石「なーにが!ギンですかぁ。ふざけるんじゃないですぅ。」
水銀燈「ふう・・・。翠星石。」
翠星石「な、なんです?」
ガシッ。水銀燈は翠星石の頭をつかむ。
水銀燈「撫でてほしいんでしょぉ?ほーら、なでなで・・。(ガシッ
ガシッ。)」
翠星石「う・・頭が割れるですぅ・・。やめて・・やめて・・。」
水銀燈「翠星石の大好きな、なでなでよぉ。私の読書を邪魔してくれ
たから銀ちゃんサービスして、もっと強くなでてあげるわぁ。」
翠星石「わ、悪かったですぅ。八つ当たりして悪かったですぅ・・。
ぐすん。こんなとき蒼星石さえいれば・・。」
水銀燈「全く・・。・・・気晴らしに外でも出てみるぅ?
蒼星石の代わりにはなれないかもしれないけど、少しは気が晴れ
ると思うわよぉ。」
309 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 19:48:48 発信元:202.189.212.27
翠星石「いや、いいです。水銀燈じゃ、全く、全然、蒼星石の代わ
りにならねえです。
水銀燈と外にでて話すくらいなら、下に行ってジュンたちに、混じ
って遊んでるほうがましですぅ。」
水銀燈「こ、この・・。いいから来なさい。」
ガシッ!
翠星石「い、いやですぅ・・。」
バサッ・・。
ーーーーーーー。
ドンッ!
ジュン「これが雛苺だ。僕も驚いた。朝起きたら雛苺がこれになって
た。」
巴「・・・・桜田君。私をからかってるの?これ私も見たことある
よ。雛苺とは違う人形でしょ?」
ジュン「ところがどっこい。それが素人の浅はかな考え!これは
正真正銘雛苺・・いや新・雛苺というべきものなんだ。」
310 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 20:05:14 発信元:202.189.212.27
巴「これが雛苺・・・?さわってもいい?」
ジュン「どうぞ!」
雪華綺晶「・・・・・。」
さわさわ。
雪華綺晶「・・・・。(にまあ)」
巴「ひっ!雛苺はこんな笑い方しない!。これは雛苺じゃない!」
ジュン「こ、この・・。その笑い方はやめろと、あれほど言ってお
いたのに・・。ま、待ってくれ。柏葉。今何とかするから。」
ギューー。ジュンは雪華綺晶のほっぺをつねる。
ジュン「見ろ!どうだ?」
巴「あの・・どうだってなにが?」
ジュン「いや・・・ほら。ええーい!じゃあもう片方も。」
ギューーー。
311 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 20:17:54 発信元:202.189.212.27
雪華綺晶「・・・いひゃいです。」
巴「わ、分かった。分かったから・・。もうやめてあげて。
かわいそうだよ。」
ジュン「そ、そうか?分かってくれてよかった。」
パッ。プルン。
巴「ん?今のほっぺの跳ね方・・どう見ても雛苺と同じもの・・。」
ジュン「え?(なにいってんだ?こいつ・・。)」
巴「もしかしたら、本当にこれが雛苺なのかもしれない。」
雪華綺晶「私は、お姉様じゃ・・。」
ジュン「ああああ!そうだよな!これが雛苺である可能性もある
よな!少なくても0%じゃないよな?だよな!雪!0%ではないよ
な?」
雪華綺晶「いや・・・何言ってるんです?0%ですよ。」
ジュン「あああああ。ほら!柏葉!これ雛苺!」
312 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 20:24:59 発信元:202.189.212.27
巴「そうね・・。ねえ、桜田君。」
ジュン「な、なにかな?」
巴「「雛苺」今晩、私の家に連れてっていい?」
雪華綺晶「だから私はお姉様じゃ・・。」
ジュン「ああ!いいよ!もちろんいいよ!何日でも、好きなだけ連れ
てってくれ!もう戻ってこなくてもいいぞ!
でもあれだぞ。クーリングオフは受け付けないからな!
後苦情も一切聞かないからな!全部柏葉が責任もつんだぞ。
後で詐欺とかいわれても、僕は知らないからな!」
巴「変な桜田君。じゃあまたくるね。ほら、いこう。雛苺。」
巴は雪華綺晶に手を出して、抱っこさせてのポーズをとる。
雪華綺晶「(むす・・。)私が、貴方と一緒に行かないといけない
理由はありません。」
巴「え?(おろおろ・・。)そ、そうだ!ほら。うにゅーあげるか
ら!ねっ?」
313 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 20:28:45 発信元:202.189.212.27
雪華綺晶「・・・・・。」スクッ。
雪華綺晶は無言で立ち上がって、巴に抱っこされる。
巴「あっ!やった!雛苺が私に心を開いてくれた!桜田君見た?
今の見た?」
ジュン「す、すごいな・・。じゃ、じゃあ僕はもう行くからな。
いいか?くれぐれも後になって、詐欺とかいうんじゃないぞ?
分かったな?」
巴「え、ええ・・。でもどうしてそんなに念を押すの?」
ジュン「い、いいだろ。なんだって・・。」
巴「?」
タッタッタ。
ジュン「ふう・・・。何とかごまかせた・・・。根本的解決になって
ない気がするけど、僕じゃ、あそこまでが限界だ。
後は雪がきっとなんとかしてくれるはずだ・・。
何とかならなくても僕は悪くない。精一杯やったんだから。
・・・・あれ?部屋に誰もいないぞ・・。」
シーン。
314 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 20:31:45 発信元:202.189.212.27
ジュン「・・・・・ふんっ。いつも煩かったからせいせいするな。
・・・・・そういえば真紅を、一階においてきたままだったな。
取りに行こう。」
ーーーーーーーーーーー。
翠星石「ここが水銀燈の住処でありますか。」
水銀燈「いや・・貴方以前一度ここにきてるはずよぉ。本運ばせた
でしょぉ?」
翠星石「そういえばそんなことあったですぅ。でも外にはでなかった
ですから。」
水銀燈「・・・・金糸雀には、本当に感謝してるわぁ。
この場所を探してくれたのは、金糸雀なのよ。」
翠星石「・・・・いい場所ですね。・・・昔を思い出すです。」
水銀燈「蒼星石のことねぇ。いつも二人一緒で・・蒼星石とは私も
よく戦ったわぁ。貴方は・・・いつも蒼星石の後ろで震えていた
だけ。」
翠星石「ですぅ。私たちはいつだって一緒だったです。それに・・
蒼星石は、いつだって翠星石を守ってくれたです。
電脳世界で、蒼星石にまたあえて・・・ずっとあの世界にいてもいい
とさえ・・そう思ったです。」
315 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 20:34:37 発信元:202.189.212.27
水銀燈「今もそう思ってるのぉ?」
翠星石「今は・・どうなんですかね。ちょっぴり思ってるかもしれ
ねえです。」
水銀燈「・・・あまり違いないんじゃない?この世界と向こうの世界
、もしも会えるのなら、貴方にとってそっちの世界のほうが真実
なんじゃないのぉ?」
翠星石「・・・蒼星石に怒られちまいますよ。それにこっちの世界
だって、全部が全部悪いことばかりでもねえです。」
水銀燈「ジュンのこととか?」
翠星石「そ、そうですね・・。でも前に水銀燈が言ったように、人
間はいずれ消えちまいますから。
す、水銀燈はジュンのことどう思ってるんです?」
水銀燈「うーん・・。そうねぇ。いい人間・・とはいえないわよねぇ
。でも悪い人間ともいえないし・・・いかれてることは間違いない
わねぇ。めぐよりはそれでもましだと思うけどねぇ。」
316 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 20:38:04 発信元:202.189.212.27
翠星石「そういえば、めぐのことですが・・。」
水銀燈「ああ・・。恥も外聞も捨てて、金糸雀に任せたわぁ。」
翠星石「それがよかったですぅ。翠星石だって、もし蒼星石を
止められたなら・・なんだってやったと思うです。
どんなものにもすがったと思うです。」
水銀燈「私の場合・・・めぐのためというよりは自分のため・・。
自分が・・存在することが許されるためだから。
それよりごめんなさいねぇ。蒼星石のローザミスティカ・・。」
翠星石「い、いやいいですよ。な、何言ってるんですぅ?
なんか水銀燈おかしいですよ。気づいたら家にいるし・・優しいし
・・どうかしたんです?」
水銀燈「ええー?私ってそんなに悪者イメージだったのぉ?」
翠星石「自覚ねえんですか・・。むしろわざとやってるのだと思って
たですぅ。でも本当にどうして?」
水銀燈「迷ってるのかもしれないわぁ。ゲームを続けるかどうか
・・。ゲーム・・「人形劇」・・アリスゲームを続けることで本当に
アリスになれるのか・・。
そもそもアリスになるとはなんなのか・・。」
317 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 20:41:28 発信元:202.189.212.27
翠星石「ま、迷ってるならもうやめちまったらどうです?」
水銀燈「それが仮にもローゼンメイデンが言う言葉なのぉ?
やっぱり貴方は半端ものねぇ・・。そういう風に作られたんですもの
ねぇ・・。」
翠星石「え?どういう意味です?」
水銀燈「あっ・・。なんでもないわ。ともかく貴方はお父様にお会い
したいと思わないのぉ?」
翠星石「それは思うですけど、そのために、他の姉妹の命を奪うのは
やりきれねえです。それよりさっきの言葉の意味なんなんです?
半端ってどういうことなんです?」
水銀燈「えっと・・。」
翠星石「水銀燈は、当然の話ですが、姉妹の中で一番長く、お父
様と一緒にいたんですよね?
なにか・・隠してるんじゃねえですか?私たちの知らない何かを。
・・・どうなんです?」
水銀燈「別に・・何も隠してないわぁ。」
318 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 20:58:05 発信元:202.189.212.27
翠星石「どうしてお父様は、アリスを目指してるんです?
どうしてアリスゲームを、私たちに定めたのです?
翠星石はしりてえです。翠星石は今一人です。
昔は・・・どうでもよかったです。蒼星石さえいれば翠星石には
なんだってよかったです。
でも今はもっと知りてえです。お父様のこと、アリスゲームのこと
、水銀燈のこと。
教えてほしいです。」
水銀燈「・・・あまり思い出したくないし、言いたくないもな
いわ・・。」
翠星石「そこを曲げてお願いしてるですよ。どうしても聞きてえです
。」
水銀燈「しつこいわねぇ・・。なら・・これだけは約束してほしい
わぁ。他のだれにも絶対言わないと、もし約束を破った場合は・・。
」
翠星石「「お父様」と翠星石の「ローザミスティカ」にかけて約束
するです。」
水銀燈「まったく、なんだって私がこんなこと話さないとならない
のか・・・。あれは・・。」
319 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 21:04:04 発信元:202.189.212.27
今より?百年前。一人の天才がいた。
ローゼン「ついに・・遂に完成した・・。私のローザミスティカ。
これで私の「アリス」は完成する。」
この男、神の摂理にあがらうものである。その理由は明らかではない
が、肉体はとうに朽ち果て、禁忌を繰り返してきた。
その成果が実り、彼の「アリス理論」は完成を形どる。
?「おとう・・さま?」
ローゼン「か、完成だ!ついにやった!」
?「お父様?私は?」
ローゼン「アリス!君の名前はアリスだ!」
アリス「私の名前はアリス・・・。」
ローゼン「そうだよ・・。遂に・・・遂になった・・。「アリス」
君に会いたかった。」
ガシッ。
アリス「・・お父様がお喜びになっている・・。私もうれしいです
。」
320 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 21:07:17 発信元:202.189.212.27
そして・・。
ローゼン「アリス・・。無理しなくていいんだよ。いつも傷だらけ
じゃないか。球体間接のせいで・・いじめられてるんだろ?」
アリス「大丈夫です。私にはお父様がいますから。でも、他の子供
達とも遊びたいんです。」
ローゼン「君がそういうなら、仕方ないが・・。」
アリス「ありがとうございます。お父様。」
さらに?百年たった・・。
アリス「おはようございます。お父様。今日もいいお天気です。」
ローゼン「あ、ああ・・。そうだな。」
アリス「どうしたのですか?何か元気がないようですが。」
ローゼン「なんでもないよ・・。きっと疲れだろう。」
321 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 21:10:40 発信元:202.189.212.27
アリス「まあ、それは大変。今日はお休みになれたほうがいいです
。」
ローゼン「ああ・・気遣ってくれてありがとう。」
アリス(お父様・・・。最近私のこと名前で呼んでくれない・・。
どうしてぇ?)
ローゼン(私はここまでだったのか?あれが私の限界か?いや・・
違う。私の「アリス」はまだ高みがある。
この子は、「意志」を感じれない。
私の思いに、素直に従うだけ・・それでは完成とはいえない・・。
「人形」の限界を超えなければ。
私はここで終わる人間ではない・・。必ず「アリス」へ到達して
みせる。)
ーーーーーーー。
翠星石「ちょっと待つです!」
水銀燈「なぁにぃ?」
翠星石「どういうことです?アリスがすでに完成してたってことです
か?水銀燈はいつでてくるんです?」
322 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 21:13:25 発信元:202.189.212.27
水銀燈「慌てんぼさんねぇ。焦らなくても私はこの後「誕生」する
わぁ。」
その日から、お父様は部屋にこもりっきりになられた。
そして・・・この日「私」が生まれた。
ローゼン「ふいー。」
アリス「あ、お父様。」
ローゼン「ああ・・君か。ちょっとこっちに来なさい。」
アリス「はい?」
お父様は、私の服を脱がすと、黒い服を持ってきた。
ローゼン「あえて「アリス」と呼ばせてもらう。アリスよ。
今日から君は「水銀燈」という名に変えた。」
アリス「水銀燈?それが私の新しい名前ですか?しかしその服は?」
ローゼン「今日から君の服は、これ一着のみだ・・。」
323 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 21:16:56 発信元:202.189.212.27
アリス「え・・?そ、そうですか・・。そうお父様がおっしゃるの
なら。」
ローゼン「君は今後一切、「アリス」の名を使ってはならない。
分ったね?」
アリス「は、はい・・。(お父様?)水銀燈ですよね。分かりま
した。」
ローゼン「じゃあしばらく私はまた、工房にいるから・・。」
アリス「はい。あっでも、たまにはお休みになられたほうがいいで
すよ。」
ローゼン「ありがとう。水銀燈。でも・・そういうわけにもいかない
んだ。そうそう・・・今日はゆっくりと休みなさい。
君もどうやら疲れてるようだよ・・。」
アリス「ありがとうございます。お父様。」
そしてその夜。
ローゼン「すまないね。水銀燈。返してもらうよ。」
水銀燈「すやすや・・。(お父様・・貴方がお望みになるなら・・。
)」
324 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 21:20:01 発信元:202.189.212.27
ローゼン「寝てるか・・。でも・・きっと私は「アリス」にたどり
ついてみせるから!必ず・・・約束するよ。」
ーーーーーーー。
ローゼン「原型はできた・・。後は水銀燈・・。すまないね。君の
ローザミスティカをとってしまって・・。でも必要なことなんだ。
でも意外だったよ・・。ローザミスティカ・・まさに私の最高傑作。
おかげで「水銀燈」の名前を無駄にせずに済んだ。
そして・・・ついにできた。
「人形」の限界を超えた、私の「アリス」だ。
目覚めなさい!アリスよ。」
アリス「ふわあ・・。ん?誰かしら?」
ローゼン「アリスよ。私は君のお父様だ。」
アリス「はあ?寝言は寝て言うかしら。貴方みたいな父親持った覚え
ないかしら。」
ローゼン「え・・?何を言ってるんだ?アリス?(失敗か?)だが
君を作ったのは私なのだぞ?」
325 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 21:23:15 発信元:202.189.212.27
アリス「そうだったかしら?それはすまないことをしたかしら。
ところでお父様、さっきから連呼してる、そのアリスってのは何か
しら?」
ローゼン「君の名前だ。」
アリス「うーん。いまいち・・。あっ。かわいそうかしら。こんな
・・。」
がらっ。バサッ。
ローゼン「ああっ!私のカナリアが!どうして逃がしてしまうんだね
?アリスよ。」
アリス「ほうほう・・。それはいいかしら。カナは、金糸雀って名前
に決めたかしら。・・・お父様、カナもあんな風に飛びたいかしら
。」
ローゼン「アリスよ。君の名前はカナリアではない。あれは鳥だ。
君はアリスだ。」
金糸雀「カナはカナかしら。自分の名前なんだから自分でつけるの
が当然かしら。あっ、服はこれがいいかしら。
カナはさっきの鳥が気に入ったかしら。」
326 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 21:27:35 発信元:202.189.212.27
ローゼン「君はカナリアじゃない。アリスだよ。」
金糸雀「うるさいかしら・・・。呆れたお父様かしら。
そんなにうるさくいうのなら、お父様って呼んでやらないかしら。」
ローゼン「ぐ・・・分ったよ。(確かに人形の限界は、超えたみたい
だが・・・。これでよかったのだろうか・・・。いやこれでいいはず
だ。むしろこれこそ私の理想ではないか。)」
金糸雀「カナもあんな風に空が飛べたらな・・。」
ローゼン「そ、そうだ・・。確かこの辺に・・。」がさごそ。
金糸雀「ん?なにしてるかしら?」
ローゼン「ほら、この日傘。こうやって開くと浮ける様になってる
なってる。これを君にあげよう。」
金糸雀「お父様はいいやつかしら。見直したかしら。じゃあさっそく
カナは遊んでくるかしら。」
ローゼン「ま、待ちたまえ・・。なんて落着きがない子なんだ・・。
君には姉がいるんだ。紹介しよう。」
金糸雀「そんなのあと、あと、さっきからカナはうずうずしてるか
しら。さあ早くその傘を寄こすかしら。」
327 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 21:30:40 発信元:202.189.212.27
ひょい。
ローゼン「あ・・。」
金糸雀「夕方までは戻るかしら。卵焼き用意しておくかしら。」
ふわふわ・・。
ローゼン「だ、だが私の「アリス」は完成したに違いない!」
水銀燈はその様子を、部屋の外で聞いている。
水銀燈「お父様・・・私。」
夕方。
ローゼン「水銀燈。この子が君の妹のあり・・(ドカッ)いて!」
水銀燈(蹴った・・。この子、お父様を蹴った・・。)
金糸雀「おっほん。今日から貴方の姉となった、金糸雀かしら。」
水銀燈「え?貴方は妹では?」
328 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/10(火) 21:34:12 発信元:202.189.212.27
金糸雀「どう見てもカナのが姉かしら。貴方みたいな、さえない姉が
いるわけないかしら。今後カナを多いに頼ってくれたらいいかしら
。えっと・・水銀燈?」
水銀燈「私は・・・そんな名前なんかじゃない・・。」
金糸雀「ん?なにかいったかしら?変な子かしら。いつまで倒れてる
かしら?お父様はひきこもりだから軟弱かしら。
サッサと食事にするかしら。」
ローゼン(ま、間違ってないはずだ。これは私が望んだ結果のはず
だ。)
金糸雀「いったっだきまーす。(むしゃむしゃ)」
ローゼン「あり・・(ギロッ。にらまれる)か、金糸雀。もう
ちょっと落ち着いて食べなさい。」
金糸雀「お父様の玉子焼きも食べてやるかしら!」ひょい。
ローゼン「あ!こ、この・・・。」
金糸雀「慌てない。慌てない。代わりにカナのほうれん草をやるか
しら。感謝してほしいかしら。」
ポイっ。
329 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 00:36:38 発信元:202.189.222.192
ローゼン「あ、あり・・・金糸雀!」
水銀燈「ちょっと!貴方!無礼でしょ!」
金糸雀「ん〜?水銀燈は食べるのが遅いかしら。ご馳走様!
ほら、水銀燈もこっちにくるかしら!」
ずい。
水銀燈「あ〜ん。まだ全然食べてないのにぃ。」
金糸雀と水銀燈は扉の外に消えた。
バタン。
ローゼン「あ、悪夢だ・・・。・・・いや満更悪くもないかもな。
食器・・たまには自分で片付けるか・・。」
水銀燈「こ、こんな夜遅くにどこいくのよぉ・・。」
金糸雀「キャンプファイヤーかしら!」
水銀燈「なにそれ?」
金糸雀「いいものかしら。カナが姉妹を持った記念にやるかしら
。」
330 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 00:39:49 発信元:202.189.222.192
水銀燈「お父様も呼びましょう。」
金糸雀「ダメかしら。これは水銀燈と金糸雀の姉妹の儀式かしら。
だから二人でやらないと、意味がないかしら。」
水銀燈「私は・・・貴方を姉妹とは認めない。お父様には・・・
私一人だけいればいいのよぉ。大体貴方のその態度は何?」
金糸雀「そこかしら。だからキャンプファイヤーをして、姉妹の絆を
固めるわけかしら。お分かり?さっ。水銀燈も早く薪を集めるかし
ら。」
水銀燈「え・・。薪・・分かったわぁ。(えらそうに・・・。でも
ここで帰ると、後が怖そうだし・・。)」
二人は思い思いに薪を集めた。
金糸雀「ふふ・・驚いちゃいけないかしら?」
金糸雀は地面になにやら液体のようなものをたらしている。
水銀燈「なにしてるのぉ?」
金糸雀「ふふ・・。いいかしら?カナがここに火をたらすと、向
こうにおいてある薪に火が移るかしら。」
水銀燈「う、うっそだぁ。そんなことあるわけないじゃなぁい。」
331 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 00:44:41 発信元:202.189.222.192
金糸雀「論より証拠。そらっ。」
ボッ。火は地面を伝わり・・・ボオオオ!
水銀燈「わ・・。すごい。」
金糸雀「どうかしら?」
水銀燈「はっ!ふ、ふん。たいした事ないわぁ。」
金糸雀「素直じゃない妹かしら。」
水銀燈「貴方が妹でしょ?私が姉よぉ。お父様がそういわれたでしょ
?」
金糸雀「水銀燈はお父様に言われたから、そういうのかしら?
貴方の意思はないのかしら?」
水銀燈「私の・・・「意志」?そんなの・・知らないわぁ。
お父様が言われたから私が姉・・・なのに・・なんでそんなこと
いうのぉ?ずるいわぁ・・。」
金糸雀「わ、分かったかしら。ふう・・。まあいいかしら。
できの悪い姉を、カナがサポートする。それも面白そうかしら。
332 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 02:03:58 発信元:202.189.222.228
それから時が流れた・・。金糸雀はなんでもできた。そして、私は
なんにもできなかった。
あのバイオリンも、金糸雀が誰かからもらったものだった。
金糸雀は、自分で何でも決めた。そして私は、お父様に何でも決
めてもらった。
でも・・・そんな金糸雀がある日、部屋に閉じこもってしまった。
水銀燈「どうしたんでしょう?前は私を引っ張り回していたのに。」
トントントン。
水銀燈「ねえ?入るわよぉ。聞いてるぅ?」
金糸雀「・・・・・。」
水銀燈「開けるわよぉ。」ガチャ。
金糸雀「・・・・。」
水銀燈「その鳥・・・。貴方とお友達だった同じ名前の・・・。」
金糸雀「錬金術でどうにかここまで、保っていたけど・・とうとう
ダメだったかしら。カナリア・・最後にカナに死んでも一緒だっ
ていってくれたかしら。」
333 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 02:11:42 発信元:202.189.222.228
水銀燈「そう・・・。」
金糸雀「周りは・・どんどん変わるのに、どうしてカナ達は変わ
らないかしら?」
水銀燈「別にいいじゃない・・。私もそんな風に思ったことも
あったけど、お父様がいるんだし、それでいいじゃない。」
金糸雀「カナだってお父様は好きかしら・・。でもカナはそんな
「世界」嫌かしら。思えばカナにとってこの世界は全然つまらない
。だってカナはなにをやってもすぐに飽きてしまうかしら。
それなのに、カナ自身は変わらない。
自慢できるお友達もどんどん減っていくかしら。
このカナリアが、ずっと最初からカナのお友達だったのに・・・。」
水銀燈「・・・私にはよく分からないわぁ。でも・・・確かになにや
っても、すぐにできてしまうってのは、つまらないかもしれないわ
ねぇ。
貴方にもできないことで、興味が引くことがあるといいのだけど
・・。」
金糸雀「そう・・かしら。いいことに気付いたかしら。」
水銀燈「え?」
334 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 02:19:03 発信元:202.189.222.228
金糸雀「なんでもできるなら、できないって言う事を作ればいいかし
ら。「ドジ」になればいいかしら。
カナのお父様に貰った「完璧」の性質・・捨てるかしら・・。
このカナリアに宿して、カナはドジになる。」
水銀燈「や、やめなさい!そんな暴挙。お父様に貰ったものを、
捨てるなんて・・。」
金糸雀「カナリア・・。」
カナリアは金糸雀の手の中で光り輝く。
カナリア「ピピッ。」
水銀燈「ああ・・・、なんてことを・・。(お父様がどれだけお怒り
になることか・・。)」
金糸雀「貴方の名前はピチカート。これからも・・カナ達はずっと
一緒かしら。」
ピチカート「ピピッ!」
ーーーーーーーーー。
335 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 02:36:25 発信元:202.189.222.228
翠星石「どっひゃー。人工精霊まで作っちまったですか。」
水銀燈「ええ・・。当然お父様はお怒りになった。金糸雀は封印さ
れたわぁ。」
ーーーーーーーー。
ローゼン「金糸雀は・・やりすぎた。まさか自ら劣化の道を選ぶ
とは・・。しかし金糸雀。あの子は多くのものを私に残してくれ
た。人工精霊・・。命の精霊化・・。
面白いものだな・・。この人工精霊をベースにして他の精霊も作れ
ないものだろうか。
そして・・今回の事ではっきりと分かった。
まず第一に、一つの器でアリスを体現するのは、器に負担がかかりす
ぎる。
もう一つは、比較対象がなければいけないということだ。
考えてみれば・・違うものを知らなければ自分自身も分からない。
久々に創作意欲が湧いてきたぞ!次こそ最後だ!」
こうしてお父様は、また工房におこもりになった。
ーーーーーーーーーーーーー。
翠星石「とうとう話の本題ですね?」
水銀燈「ええ・・。貴方達の登場ね。」
ーーーーーーーーーーーーーーー。
336 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 02:42:54 発信元:202.189.222.228
ローゼン「このドールは、対になるものを、意識することでさらなる
成長を遂げる。
そして、人間の夢に介入することにより、心を成長させることができ
る。
・・・そのデーターの蓄積で、私の想像を超える「アリス」へと
到達できるだろう。
思えば・・そうでなければならないのだった。
枠にはまる器など、まるで意味がないのだ。
そして・・・。この二つの器はいずれ一つになる。いやむしろ二つで
一つなのだ。そのときこそ「アリス」へ孵化する・・。
長い道のりだが、もうここまでくれば、多少時間がかかっても最高
のものを目指すぞ。
目覚めろ!「翠星石」!「蒼星石」!」
翠星石「ふわあ、おはようですぅ。」
蒼星石「おはよう。お父様。」
ローゼン「おはよう。さあ早速きたまえ。君たちの姉を紹介しよう。
」
タッタッタ。
水銀燈「水銀燈です。どうぞよろしく。」
翠星石「お前が姉とやらですか。まあこれから頼むですよ。」
337 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 02:47:45 発信元:202.189.222.228
蒼星石「お願いします。」(ペコッ)
ローゼン「ふふ・・。ん?待てよ・・。そうか・・。すごいことを
閃いてしまった!」
バタン!
蒼星石「ん?どうされたのかな?」
翠星石「何か閃いたとか言ってたですぅ。」
水銀燈「・・・お父様がああなると、しばらくでてこないわぁ。」
蒼星石「そうなのかい?残念だなあ・・。」
翠星石「大丈夫ですよ!蒼星石には翠星石がいるですから。
水銀燈にいろいろと教えてもらいましょう。」
水銀燈「・・・いいわよぉ。お父様からもそういわれてるから。」
私は二人にたくさんの事を話した。
蒼星石「・・・・へえ。もう一人姉がいたんだね。」
翠星石「その姉はどこにいっちまったですか?」
338 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 03:06:08 発信元:202.189.222.228
水銀燈「さあ・・。どこか遠くへ。お父様は・・・この話をあまり
したがらないから、あまり聞いたことないのよぉ。」
お父様はずっとずっと、長い間閉じこもられていた。
水銀燈「今回は特別長いわねぇ・・。」
蒼星石「早く出てこないかな・・。中で何してるんだろう?」
翠星石「そんなこといってないで、お父様は水銀燈に任せて、蒼星石
は翠星石と遊ぶですよ。」
蒼星石「え?ダメだよ。ここでお父様が、いつでてきてもいいように
ここで待ってないと・・。」
水銀燈「別に・・・貴方なんかいなくてもいいわぁ。」
翠星石「ほら。水銀燈もああいってるですぅ。早くいくですよ。」
蒼星石「そ、そんなあ。仕方ないな・・。」
バタン。
水銀燈「・・・・。分かる。お父様はこれまでで一番集中されている
。まず確実に新しいドールの製作。一体どんなドールを?」
339 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 03:09:51 発信元:202.189.222.228
ーーーーーーーーーーーーー。
翠星石「今考えると、それが真紅だったわけですね。・・・半端だと
いってたのは、翠星石と蒼星石が最初からいずれ一つになる予定だ
ったドールだったことですか。」
水銀燈「ええ。」
翠星石「でもちょっと待つです。それってすっごく似てるです。」
水銀燈「それが「アリスゲーム」の原型よぉ。」
翠星石「やっぱり・・・。」
水銀燈「・・・話を続けるわぁ。」
あの日、外は雨だった。
私はお父様に呼ばれ、工房に入った。
ローゼン「今日呼んだのは他でもない。水銀燈にアリスゲームの
内容を話したいからだ。」
水銀燈「アリスゲーム?」
ローゼン「そうだ・・。水銀燈はアリスへ戻りたいだろう?」
340 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 04:41:53 発信元:202.215.76.170
水銀燈「もちろんです。」
ローゼン「それは・・・仮にあの二姉妹を犠牲にしてもそう思う
かい?」
水銀燈「・・・当然です。私にはお父様以外ありません。」
ローゼン「私は思ったのだよ・・・。アリスはそう簡単に生まれる
ものじゃないと。
少なくても私如きの技術では、製作不可能なんだと。」
水銀燈「・・・そんなことは。」
ローゼン「何も分からないくせに、でしゃばらないでほしい。
・・・いや、すまない。話を続けるよ。」
水銀燈「はい。」
ローゼン「私は君を信頼して話してる。なんだかんだと今までやって
きたが、君が一番私の事を理解してくれてるし、信頼してくれて
るからね。」
水銀燈「はい・・。うれしいです。」
341 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 04:42:46 発信元:202.215.76.170
ローゼン「・・・私は思った。もっとたくさんの・・「心」という
べきか・・。それが必要なんだと。
だから考えた。アリスゲームを。
そしてそのアリスゲームを制覇する想定で作った器が、「真紅」。」
水銀燈「その赤い人形・・。」
ローゼン「君は・・・他の姉妹を全て壊しなおかつ、この真紅に
壊されなければいけない。やってくれるかい?」
水銀燈「はい。」
ローゼン「躊躇しないんだね・・。」
水銀燈「私にとってお父様こそが全てです。」
ローゼン「・・・君はいつしか私の最良のパートナーになっていた
ようだ。是非とも完成させよう。
君と私で、アリスそしてアリスゲームを。」
水銀燈「はい。お父様の期待は裏切りません。」
ローゼン「・・・(パチッ)」
ローゼンが指を鳴らすと、水銀燈の服に逆十字の紋章がつく。
342 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 04:53:57 発信元:202.215.76.170
水銀燈「あ、熱い・・!背中が燃えるように熱い。」
ローゼン「違うな・・。本当に燃えているんだよ・・。」
水銀燈「う・・・わーーーーー。」
蒼星石「ん?」
翠星石「どうしたです?」
蒼星石「今何か水銀燈の声がしたような・・。」
翠星石「翠星石には聞こえなかったですよ。気のせいじゃないですか
?」
蒼星石「そうかなあ・・?(ぞくりとするこの感覚・・一体なんなん
だろう?何かとてつもない事が起きてるような・・。)」
水銀燈の背中から翼がはえる・・。漆黒の翼が。
ローゼン「もしも・・・君に奇跡が起こるならその翼と灯火の炎で
「真なる紅」を超えれるはず・・。」
水銀燈「や、やはりお父様は私をアリスに・・・?」
ローゼン「すまない・・。私はそれを望んでいない。」
343 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 04:58:14 発信元:202.215.76.170
水銀燈「そうですか・・。」
ローゼン「私は人形師だ。アリスゲームの勝者となる器である真紅は
、私のプライドだ。
人形師が自分の技術を信じれなくなってしまったら・・・そこで
おしまいになってしまう。
君のその偽の炎で私の台本を覆し「真なる紅」を焼き尽くすことは、
たぶん不可能だし、できたとしてもそれを望まない。
だが・・・君はずいぶんと私に付き合ってくれた。
君を失いたくない気持ちも私にはある。
だから翼を与えた。「アリス」よ。」
ギュッ。ローゼンは水銀燈を抱き寄せた。
水銀燈「お父様・・。」
パッ。水銀燈はローゼンから離れる。
ローゼン「水銀燈?」
水銀燈「私は、必ず「アリス」になります。この続きは再びアリスと
なったときに・・。」
ローゼン「複雑だな・・。喜ぶべきか。悲しむべきか。」
水銀燈「私が必ず喜びに変えます。アリスゲーム・・必ずやり遂げ
ます。」
344 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 05:04:35 発信元:202.215.76.170
ーーーーーーーーーーーーーー。
翠星石「そ、そんなことがあったですか・・。あのときはいきなり
姿が変わったのでびっくりしたですぅ。」
水銀燈「そして私達は、眠りの時代に入り、次ぎ起きたときには
壊しあいをしたわけねぇ・・。」
翠星石「そうです・・。そういえば金糸雀は封印されてたですよ
ね?」
水銀燈「ああ・・・金糸雀は・・後から聞いた話だと確か。」
ーーーーーーーーーーー。
金糸雀「アリスゲーム・・かしら。お父様にしても面白い事をお考え
になるかしら。
こんな面白いイベントに、この才女金糸雀が、参加しない手はないか
しら。
今までお父様の顔を立てて、おとなしくしてたけど・・・カナにと
ってはこんな封印くらい・・。」
パリンッ。
金糸雀「さて・・。お父様の人形劇を覆すもよし、アリスゲームに
生きるもよし・・。どちらにしろこれから面白くなりそうかしら。
そう思うでしょ?ピチカート。」
345 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 05:09:11 発信元:202.215.76.170
ピチカート「ピピッ!」
ーーーーーーーーーーー。
翠星石「それでアリスゲームが始まるわけですね?」
水銀燈「ええ・・。真紅と私との因縁もあのときから始まったわぁ
・・。」
ーーーーーーーーーーーーーーーー。
蒼星石(僕のせいだ・・。僕のせいでお父様は、僕達を見捨ててし
まったんだ・・。僕がずっとあそこで、お父様がでてくるのを待って
さえいれば・・・。)
翠星石「あ、あの。真紅とかって言う人形。やる気満々ですぅ。
ど、どうするです?」
蒼星石「(翠星石・・いや彼女は悪くない。僕が引きずられただけ
だ。)僕に任せて、君だけは絶対守るから。」
翠星石「そ、そんな・・。」
真紅「二人でこなければ無理だわ。」
蒼星石「やってみないと分からないよ!」
346 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 05:15:24 発信元:202.215.76.170
バチン!
蒼星石「うわっ・・。」
翠星石「あっ。蒼星石!」
翠星石が蒼星石の前に仁王立ちして庇う。
蒼星石「ダ、ダメだ。早く逃げるんだ。」
翠星石「嫌です!」
真紅「ふう・・・仕方のない人たちね。別に何も壊そうってつもりは
最初からないわ。」
翠星石「え?」
真紅「もっとマスターと心を通わせなさい。二人で・・一緒にいる
だけじゃ何も変わらないわ。
私は私のやり方でアリスゲームを制する。
今度会うときは、もっと見れるようになってるといいわね・・。」
蒼星石「どういうことだい?見逃すってことかい?」
347 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 05:26:31 発信元:202.215.76.170
真紅「私達は壊しあうための存在ではないわ。お父様のお言葉を
もっと深く考える事ね。それじゃ私はもういくわ。」
蒼星石「待て!待ってくれ!真紅。もっと教えてくれ!」
翠星石「ダメです!危険です!蒼星石!」
シュウ・・・。
蒼星石「いってしまった・・。(マスターと心を通わせる?それが
僕達ローゼンメイデン・・のあり方なのか?)
ーーーーーーーーーーーー。
水銀燈「ねえ・・貴方。」
真紅「え?」
ササッ。真紅は距離をとる。
真紅「(私が気付かなかった・・?確か第一ドールの水銀燈。)私に
何か用なの?アリスゲームなら受けて立つわ。」
水銀燈「ええ・・・それもいいのだけど。ところで、どうしてあの
二人を見逃したのぉ?」
348 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 05:38:29 発信元:202.215.76.170
真紅「なぜ貴方に話さないといけないの?」
水銀燈「「貴方」のやり方でアリスゲームを制するってのはなにぃ?
アリスゲームは「お父様」の意思。やり方は一つのはずだけど・・。
」
真紅「今は言うべきときではないわ・・。ともかく私は私のやり方で
アリスを目指す!」
水銀燈「そう・・。(お父様を・・お父様の思いを否定した・・。
それは私の存在を否定するも同じ・・。
私は貴方のためだけに全ての憎しみを背負う決意をしているとい
うのに・・なんという身勝手な・・。)
考えを変えるつもりはないのぉ?」
真紅「ないわ。」
水銀燈「残念ねぇ・・。(許せない・・。何様なのぉ・・?
「私達」を貴方が受け入れられないというのなら・・もう躊躇はしな
い。
私の偽の灯火で、貴方の真なる紅を焼き尽くす。)
そんなにやる気がないのなら、もう貴方には必要ないわねぇ・・。」
真紅「・・・。」
水銀燈「済ました顔してるんじゃないわよぉ!貴方のローザミス
ティカいらないなら、水銀燈にちょうだぁい!」
349 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 05:45:05 発信元:202.215.76.170
バサッ。カンっ!
真紅「ぐ・・強い。凄い力。」
水銀燈「ほらほら。どうしたのぉ?無様ねぇ・・。貴方みたいなの
のために・・・いや私は拒絶する。
この世界を・・貴方を拒絶するわぁ!貴方を拒絶して私は「アリス」
となる!」
ガッキン!
真紅「う・・。しまった。」
水銀燈「あっけない・・。なんというあっけなさ・・。信じれない
・・。どうしてこんなあっけないのか・・。」
水銀燈は剣を振り上げる。だが・・。
水銀燈(まずい・・・。忘れてたわぁ。これじゃ順番が違う。この子
とは最後に決着をつけないと・・。)
真紅(なに?隙がありすぎる・・。変ね?罠かしら・・。でもここで
罠を張る理由ないし。思い切って!)
ドンッ!
水銀燈「ぐっ・・・。」
350 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 05:54:23 発信元:202.215.76.170
真紅「はあはあ・・。」
水銀燈「・・・・。」
真紅「・・・・・。」
クルッ。水銀燈は真紅に背を向け去っていく。
真紅「・・・・分からない。でも水銀燈。長い付き合いになりそうね
・・。」
ーーーーーーーーーーー。
翠星石「ぷっはー。息が詰まったですぅ。どうなっちまうことかと
・・。」
水銀燈「大げさねぇ・・。」
翠星石「大げさじゃねえですよ。しかし水銀燈はいろいろ辛かった
ですね。」
水銀燈「辛かったの一言で済まされたら、たまったものじゃないけど
ねぇ・・。でも何分、何百年も、昔の話しだし・・・あのね、いって
おくけど本当に誰にも話すんじゃないわよぉ。」
翠星石「ぐ・・。(話したいです。この感動を誰かに伝えたいで
すぅ・・。)」
351 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 06:09:35 発信元:202.215.76.170
水銀燈「やっぱり話すんじゃなかったわぁ・・。特に真紅には言
わないでほしいのだけどぉ。」
翠星石「どうしてですぅ?もう昔の事ですのに。」
水銀燈「やっぱ気にするでしょ・・。」
翠星石「そんなことねえですよ。真紅は心が広いですから。」
水銀燈「あのねぇ・・。貴方本当にお気楽ねぇ・・。今の話聞いて
何も思わなかったのぉ?
蒼星石は、貴方があそこまでおいやったようなものなのよぉ?」
翠星石「う・・。」
水銀燈「あの日貴方が遊びに連れ出さなきゃ、あの子が、あれほど
責任を感じる事もなかったかもしれないじゃない。」
翠星石「い、言われてみればそうですぅ・・。やっぱみんなにいうの
はやめるです。」
水銀燈「そのうちにはいうわよぉ。・・・でもできたらお父様から
言ってもらったほうがいいのかもしれないわぁ。」
翠星石「でもお父様は、アリスにしかお会いになられないはずですぅ
。」
水銀燈「まあ・・・そうよねぇ・・。雪華綺晶が何か知ってるのかも
知れないけどね・・。その辺のところ・・教えてくれるといいけど
。」
352 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 06:22:29 発信元:202.215.76.170
翠星石「そういえば・・・話には出てこなかったですが、チビ苺と
雪華綺晶はどうなったです?」
水銀燈「そこまでは私も知らないわぁ。そうね・・ただ雪華綺晶が
いうには、私達はお父様の台本によって行動を制約されてたらしい
のよぉ。つまり私達の行動は最初から決まってたってこと。」
翠星石「え?本当です?その話。」
水銀燈「ええ・・。たぶんだけどね・・。雪華綺晶がその「台本」を
燃やしてしまったからもう効力はないらしいどねぇ・・。(あれが
本物だったのかどうか、そもそも「台本」自体あるかどうか、どうも
疑わしいけどねぇ・・。)」
翠星石「じゃあ蒼星石が自殺しちまったのも?」
水銀燈「たぶん・・。」
翠星石「それじゃ話が変です。だって蒼星石と翠星石はいずれ一つ
になる予定だったんでしょう?」
水銀燈「当初はそのはずだった・・。でもね。確かに蒼星石のロー
ザミスティカは失われ、今は貴方の元にある。
でも本当にそれでアリスゲームが終わったのかといえば、そうでも
ないのかも知れないわぁ。」
翠星石「どういうことです?」
353 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 06:24:27 発信元:202.215.76.170
水銀燈「雪華綺晶がいうには・・。アリスゲームとは単なるローザ
ミスティカの争奪戦ではなく、お父様の理論を越えて各自が思い思い
のアリスに至るテーマを作成するもの・・らしいのよぉ。
だからおそらくは・・・もっともっと長い時間かけてアリスは作成
される。
確かに器とローザミスティカは失われた。でも蒼星石は電脳世界で
私達と接触した。
この先、何らかの形で復活するかもしれないし、もう蒼星石や雛苺
が敗退したと見なすのは気が早いかもしれないわぁ。」
翠星石「でも真紅から聞いた話だと、ラプラスがもうじきアリスは
誕生するって。」
水銀燈「あのいんちきウサギの言うことを、真に受けても仕方
ないわぁ。
だいたいもうじきってなによ。もうじきって言う言葉自体、私達に
ふさしくない・・。」
翠星石「確かに・・。凄くあいまいですぅ。」
水銀燈「なぜ、ちゃんとした時間を答えられないのぉ?だからそこ
からしてペテンなのよぉ。
まあ・・・雪華綺晶の話を鵜呑みにするのも危険だけどねぇ。
ああそうだった。雛苺の話だけど、これは推測だけどこうじゃない
かしらぁ?」
354 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 06:30:28 発信元:202.215.76.170
ーーーーーーーーーーーーー。
ローゼン「ぐ・・。なんたること。金糸雀の介入のおかげできちんと
アリスゲームが進行しないとは・・。
やはり、器を持ったものを完全に操作するのは不可能だ。
純粋な精神体にこそ、アリスへの可能性が宿っている。
よしっ!新しいドールを作ろう!
真紅という完成品がいるにはいるが・・これから先どう転ぶか
分からない。
それに今の私なら・・・アリスゲームに頼らなくてもアリスを作る
自信がある。
まずは、器からだ。アリスも物質である以上空っぽの器が必要だ。
それを作ろう。
名前はうまそうな名前で「雛苺」がいいだろう。
武器は・・なくていいな。食べられるだけの存在なんだから。
適当に、普通のフランス人形みたいなの作ればいいだろう。」
トントンカン。
ローゼン「よしっ!完成だ!2時間で終わった!今までで最速!
なんか能力もたせてあげるか・・。
さすがになしじゃかわいそうだし、自衛手段くらいないといかんな。
そうだ・・。非常食を生み出す能力にしよう。これで生活には困ら
ないぞ。」
雛苺「うにゅー?ここはどこなの?」
355 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 06:44:22 発信元:202.215.76.170
ローゼン「ん?起きたところ悪いがまた眠ってもらうよ。ネジを一緒
にいれてっと。人工精霊も・・このできそこないでいいだろう。
じゃ!おやすみ!雛苺!」
雛苺「ぐーすかぴー。」
ローゼン「さて・・ここからが本番だ。私の全精力をかけて作ろう
・・。」
ーーーーーーーーーーーーー。
翠星石「話が適当すぎですぅ。」
水銀燈「しょうがないじゃない。真相は知らないんだから。
でも多分こんな感じでしょ。」
翠星石「他のドールには「アリス」を前提に作られてるのに、チビ苺
だけ、ただ食べられるだけとかあんまりですぅ。」
水銀燈「そりゃそうねぇ・・。でもね・・・私思うのだけどね。」
翠星石「なんですぅ?」
水銀燈「箸にも棒にもかからない、お父様が適当に作ってしかも
体もローザミスティカもない雛苺こそ、もしかしたら「アリス」に
なってしまうかもしれないわぁ。
笑えないジョークだけどねぇ・・。物事には往々にしてそういうこと
がるみたいよぉ?」
356 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 06:49:11 発信元:202.215.76.170
翠星石「早速本の受け売りですか・・。」
水銀燈「悔しかったら、貴方も本を読みなさぁい。
ところで・・・何か参考になったぁ?今の話。」
翠星石「うーん。面白い話でしたが特に何も・・。何分と昔の話です
し・・。」
水銀燈「あ、あのねぇ・・。貴方がどうしても、聞きたいってい
うから恥を忍んで話したって言うのに、あんまりなんじゃないのぉ?
しかも別に面白くはないでしょぉ?」
翠星石「でも、翠星石の悩みなんか、水銀燈に比べたら全然軽いです
ぅ。とはいえ・・今現に、翠星石の地位が、結局元の最下位にな
っちまってるってことですぅ。
しかも・・水銀燈も油断ならねえです。
最近、こそこそとジュンと接触してて怪しいですぅ。
ともかくあのゲテモノドールをどうにかして、引きずり降ろさないと
翠星石の未来はねえです。
水銀燈、協力してほしいです。」
水銀燈「わ、私も油断ならないのではないのぉ?」
翠星石「そりゃそうですが。さすがに水銀燈よりは翠星石のほうが
地位が上ですぅ。
水銀燈もずうずうしくても、ジュンの家に住み着きやがりましたが、
真紅にべったりで、無害ですし・・。」
357 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 06:54:23 発信元:202.215.76.170
水銀燈「な、なあにぃ?それ。私があんな人間、どうにかできない
とで思ってるのぉ?
そんなに言うなら、本気を見せてやるわぁ!」
翠星石「ひいいい。勘弁してほしいですぅ。これ以上、翠星石の地
位が低くなるのはごめんですぅ。
水銀燈は黙って、蒼星石役に徹しててくれればいいですぅ。」
水銀燈「もんの凄いご都合主義すぎて清々しいくらいねぇ・・。
大体私じゃ、蒼星石の代わりは、勤まらないんじゃなかったっけ
ぇ?」
翠星石「自惚れるんじゃねえです。水銀燈に蒼星石の代わりが勤まる
わけねえですが、特別にさせてやろうというのです。」
水銀燈「へ、へえ・・。(ぴくぴく)私は蒼星石ほど心が広くないの
・・。ちょうど今二人だけ出し・・ここで今貴方を襲っても誰も
助けに来ないわねぇ・・?」
翠星石「す、水銀燈。や、止めるですよ・・。翠星石は食べてもうま
かねえです・・。」
水銀燈「誰が食べるか!あのゲテモノと一緒にしないでほしいわぁ。
」
翠星石「ま、まずいです。こうしている間にも、あのゲテモノがジ
ュンにとりいってやがるです。
こうしちゃいられない。早く帰るですよ。」
358 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 07:02:01 発信元:202.215.76.170
水銀燈「・・・で?どうして私の背中に乗るわけぇ?」
翠星石「急ぐです。適材適所であります。水銀燈は飛べて早いから
早く行くのは便利です。
大丈夫ですよ。その代わり、ジュンの心は、がっちりとこの翠星石が
つかんでやるです。」
水銀燈「そのことによる私のメリットは?」
翠星石「蒼星石ならそんなこと考えねえです。いいからお前は、黙
ってお姉ちゃんに従えばいいです。」
水銀燈「貴方・・私の妹でしょぉ?」
翠星石「早く!早くいくです!もたもたするんじゃねえです!」
水銀燈「・・・・。」バサッ。
翠星石「ぷぎゃ!」
翠星石は振り落とされる。
水銀燈「ふざけないでくださるぅ?せっかく人が付き合ってあげれば
なんのかんのと・・・、いい加減にしなさぁい。
もう貴方なんか知らないわぁ。」バサッ。
翠星石「ああ!待つです!蒼星石。待って!待ってほしいですぅ!」
359 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 07:11:01 発信元:202.215.76.170
タッタッタ。
水銀燈「もう嫌よぉ・・。なんなのぉ?あれは・・。」
ーーーーーーーーーーーーー。
巴「久しぶりのお泊りだね。雛苺。」
雪華綺晶「馴れ馴れしく、話しかけてこないでください。
貴方だって、私がお姉様じゃない事くらい、本当はわかってるんで
しょう?
うにゅーだって、さっきから理由つけて、ケチってくれないくせ
に・・。
貴方なんか、雪は嫌いです。」
巴「え?(おろおろ)雛苺が反抗期に・・。」巴はおもむろにナイフ
を取り出す。
雪華綺晶「とうとう本性を現しましたね。そのナイフで、私を刺そう
っていうんですか?
・・・無駄ですよ。」
巴は自分の胸にナイフを突き刺す。
雪華綺晶「な、なに!やめなさい!何を考えてるんです!」
巴「う・・。なーんちゃって。」
360 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 07:23:25 発信元:202.215.76.170
雪華綺晶「え?」
巴「これおもちゃよ。前に雛苺も私に同じことしたからお返し。
驚いた?」
雪華綺晶(ぽかーん。)
巴「そうね・・。貴方は雛苺ではないけど・・雛苺じゃないとは
言い切れないような気がする・・。」
雪華綺晶「何言ってるんです・・?(さすがお姉様のマスターです
ね・・。何か似てます。)」
巴「その目に咲いてる白い薔薇かわいいね。触っていい?」
雪華綺晶「不思議なことをいいます。これは私の武器ですよ。
お姉様も私がこれで壊してしまったのです。」
巴「そう・・貴方が雛苺を・・。」
雪華綺晶「どうするつもりなんです?私は憎い仇ですよ。」
巴「その話は本当かもしれない。でも貴方の中に雛苺がいる。
貴方と一緒にいると、私はかすかに雛苺を感じるから・・。
きっと雛苺も貴方を許してくれたんだと思う。」
361 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 07:28:48 発信元:202.215.76.170
雪華綺晶「・・・ちょっとだけなら触ってもいいですよ。」
巴「でも痛くない?目なんでしょ?」
雪華綺晶「武器ですよ・・。変な人ですね。こんなものを、触りた
がるなんて・・。」
巴「じゃあ・・。(ごっくん)遠慮なく・・。」
さわさわ・・・。
雪華綺晶「きゃ!ダ、ダメです!やっぱりもうやめてください!」
巴「え?気に障った?」
雪華綺晶「そうじゃないんですが・・。とにかくもうダメです。
」
巴「そう・・。残念。」
雪華綺晶「ところでうにゅーください。」
巴「ダメ。さっき一つあげたでしょう?今日の分はあれで終わり
よ。」
雪華綺晶「しょ、しょんなあ・・。それじゃ約束が違うじゃないで
すか・・。」
362 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 07:37:32 発信元:202.215.76.170
巴「ふふふ・・。」
雪華綺晶「な、何で笑うのです?」
巴「かわいいなあって思って・・。桜田君の言うとおり、ずっと
返さないでおこうかな・・。」
雪華綺晶「それは困ります・・。」
巴「でも、桜田君。貴方に対してひどかったよ。きっと今頃貴方が
いなくて寂しがってるだろうね・・。」
雪華綺晶「それはないでしょう。基本的にジュンは、私が嫌いな
のです。」
巴「きっと照れてるんだよ。」
雪華綺晶「いや・・・照れてるというか、私がお姉様食べてしまった
から怒ってるんです。
最近はちょっと緩和されてきましたが、それでも私を許す事は絶対
ないと思います。」
巴「そんなことないよ。桜田君は、痛みを知ってるから。
痛みを知ってる人は、人に優しくなれるのよ。」
雪華綺晶「優しい・・あれがですか?貴方はジュンの事、好きなんで
すか?」
363 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 07:54:07 発信元:202.215.76.170
巴「桜田君は・・・表面的に見たらちょっとあれだけど、本質的には
優しい人だよ。
好き・・か分からないけど、また一緒に勉強とかできたらいいと
思ってる。
でも、桜田君に今の時間のが、学校に行くことより、桜田君の人生に
とって重要と思うから、ゆっくりしたらいいと思う。
むしろ・・変わらないのは私のほうだから。
なんとかしないとって思うんだけどなかなかね。」
雪華綺晶「そのままじゃダメなんですか?無理して変わる必要ある
んですか?」
巴「あるよ。貴方達がアリスゲームをしてるように、私達も戦ってる
から・・。
もし戦うことをやめるのなら、変わらなくてもいいのかもしれ
ないね。」
雪華綺晶「・・・そうですか。いやきっとそうなんだと思います。」
巴「柏葉巴。巴って呼んでね。」
雪華綺晶「名前ですか。私の事は雪でいいですよ。」
巴「じゃあ雪苺?」
雪華綺晶「苺はいりません。」
364 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 08:03:05 発信元:202.215.76.170
巴「ええー。じゃあ雪。お絵かきでもしようか?」
雪華綺晶「つまらないです。やりたくありません。」
巴「ええー・・。残念ね。何かしたいことある?」
雪華綺晶「別に・・・、お姉様の事話してくれるとうれしいです。」
巴「雛苺のこと?いいよ。雛苺と初めて出会った時・・・。」
ーーーーーーーーーーーーー。
ジュン「ああ・・なんだろな・・。(そわそわ)ネジ巻いたのに
全然起きないな・・。単に寝不足なだけだと思うが・・。」
真紅「・・・・。」
ジュン「心配だな・・。くそっ!あいつら意味がないときはたむろ
するくせに、肝心なときに一人もいないとか、僕を馬鹿にしてる
のか・・。
仕方ない・・嫌だけど金糸雀に電話するか・・。」
トゥルル、トゥルル。ガチャ。
ジュン「あ!金糸雀か!それがもう大変なんだよ・・。」
365 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 08:05:46 発信元:202.215.76.170
金糸雀「今、カナは玉子焼き食べてるかしら。御用がある方はピー
っていう発信音の後にメッセージどうぞかしら!ピー。」
ジュン「この役立たず!(ガチャン)ああ!しまった!強く押し
すぎたせいでへこんでしまったよ・・。これじゃもう携帯使えない
よ・・・。
泣くに泣けない・・。早く誰か帰ってこないかな・・。」
ジュン「いや・・・ちょっと待てよ。どうして僕が、あいつらがい
なくて、こんないらいらしなきゃならないんだ?
おかしいよな。こんなの絶対おかしいぞ・・。
むしろせいせいするはずだ・・。そうだ。久しぶりに一人の時間を
満喫してやるぞ!うん!僕は元々そういうやつなはずだ。」
しばらく後
ジュン「いいなー。通販は癒されるなー。なあ雪、これ「買い」
だろ?」
しーん・・・。
ジュン「ああそうか・・。ふんっ。別にあんなやついなくたって・・
。」
ピンポーン。
ジュン「あ!柏葉かもしれないぞ!詐欺がばれて返しにきたんだ!」
366 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 08:09:22 発信元:202.215.76.170
ダッダッダ。ガチャ。
配達人「桜田ジュンさんですか?ここにはんこください。」
ジュン「あっ・・。はい。(なんだ・・。通販の品が届いたのか。)
」
配達人「ではどちらに運んだらいいでしょう?」
ジュン「こっちにお願いします。」
ドサッ。
ジュン「ちぇ・・。これ全部、雪と一緒に選んだやつじゃないか・
・。
あいつがいなきゃ、面白くないだろ・・。
ふ、ふん。今頃あいつ、偽者扱いされて、散々な目に合ってるだろう
な・・。いい気味だ。
・・・真紅、起きてるかもしれないな。
二階に行ってみよう。とても運ぶ気にならないから、こいつらはここ
においとけばいいや。後でのりに運ばせよう。」
その夜、誰も帰ってこなかった。真紅も起きなかった。
ジュン「くそっくそっ。みんなして馬鹿にしてやがる。
きっとどっかから覗いていて、僕の事指差して笑ってるんだ・・。
どうだ!滑稽だろ!笑えよ!」
367 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 08:12:45 発信元:202.215.76.170
真紅「なんなの?うるさいわね・・。」
ジュン「あっ!真紅起きたのか!」
真紅「貴方がでかい声出すからでしょ。もう寝なさい。夜は眠りの
時間だわ。」
ジュン「あ・・おい。」
バタン。
ジュン「さっきまであんなに寝てたのに、まだ寝るのかよ・・。」
朝
ジュン「なあ・・。真紅。」
真紅「朝っぱらからうるさいわ・・。どうして今日は、私にそんな
からんでくるの?」
ジュン「どうしてって・・・分からないのか?」
真紅「分からないわ。」
ジュン「それは、お前以外いないからさ。これが原点回帰ってやつ
か・・・。」
368 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 08:15:34 発信元:202.215.76.170
真紅「意味が分からないけど・・、暇なら紅茶ついでほしいわ。」
ジュン「うん。注ぐよ。なんか最近、注いでやれないでごめんな・
・。」
真紅「は?(頭でも打ったの?)」
ジュン「じゃあ注いでくるからな・・。」
真紅「・・・・?」
じょろろろ。
のり「あら?ジュン君。おはよう。今日早いのね。」
ジュン「ああ・・・。なんだか寝付けなくてな・・・。あまり寝て
ない。」
のり「それは大変・・。もっと寝ないと。」
ジュン「そうだな・・。そう思うよ。凄くそう思う。なあ紅茶・・
うまく注ぎたいんだが・・いやお前に聞いても無駄か・・。」
のり「そ、そんな〜。ジュン君ー。」
タンタンタン・・・。ガラッ。
369 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 08:19:08 発信元:202.215.76.170
ジュン「ほーら。紅茶だぞー。僕の分もあるんだ。一緒に飲もうぜ
ー。」
真紅「・・・いいわよ。珍しいわね。」
ズズズズ。
ジュン「うまいなあ・・。」
真紅「ねえ・・。どうしてそんなに私にくっつてるの?紅茶が
飲みにくいわ。」
ジュン「え?いいだろ?別に・・。」
真紅「・・・なんか今日貴方、様子おかしいわ。」
ジュン「様子がおかしいのは、この部屋さー。見ろよ。がらんとしち
まってる・・。」
真紅「(魂の抜け殻のようになってしまっている・・。よく分から
ないけど、翠星石とか構ってくれる相手がいなくなって、寂しいのか
しらね。)翠星石は今水銀燈と一緒みたいだわ。たぶんめぐって
人のところにいると思うわ。」
ジュン「そっか・・。お前は行かないのか?巴とかめぐのところに
・・。」
370 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 08:23:06 発信元:202.215.76.170
真紅「私は、別にそんなところに用事はないから。」
ジュン「そっか・・・。お前はいいやつだな。なあなんかして遊ぼ
ーぜ。」
真紅「といってもなにをするの?」
ジュン「お絵描きとかどうだ?」
真紅「はあ?ま・・いいわ。じゃあ用意しなさい。」
ジュン「うん。」
真紅(不気味ね・・。)
描き描き。
真紅「うまいものね。」
ジュン「そうかな・・。」
真紅「とてもうまいわ。優しさがでてて、貴方に描いてもらった姉妹
達、みんな楽しそう。」
ジュン「お前は描かないのか?」
真紅「描いてるわ。ほら、くんくん描いたし。」
371 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 08:29:50 発信元:202.215.76.170
ジュン「もっと描けよ。遠慮するな。」
真紅「・・・・ねえ。」
ジュン「ん?」
真紅「あのね・・・。私と遊ぶのも、とてもいいことだと思うけ
ど。」
ジュン「うん。」
真紅「貴方は人間だから・・・たまには人間同士で、遊ぶのが一番
いいと思うわ。
じゃないと多分、狭くなってしまうから・・。
私達は人形で、私は貴方の成長を祈ってるけど、私達ができることに
は限界があるわ。
もっと色んな物を見てほしいの。
私はこの場所も世界も好きだけど、貴方にも好きになってほし
いといつも思ってるわ。」
ジュン「うん・・・。そうだな。そう思うよ。よし!じゃ、じゃあ
柏葉の家に行こう!
柏葉の家に遊びにいくぞ!」
真紅「貴方本当に分かってるの?」
ジュン「勿論!今元気がでてきた!お、お前も来いよ。なんだか
一人で行くと負けた気分になる。
いいか!来いよ!」
372 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 08:34:28 発信元:202.215.76.170
真紅「はいはい・・。行くわよ。」
ジュン「はいは一回!」
真紅「・・・やっぱり行かないわ。」
ジュン「ごめんなさい・・・。真紅だけが頼りなんです。もう調子に
乗りませんから・・。」
真紅「ふふっ。元気はでたみたいね。まあ・・元気ならなんでもいい
わ。それが一番だから。」
ジュン「お、おお。よし、じゃあ、うにゅー持参でいくぞ。」
ーーーーーーーーーーー。
巴「・・・で、私と遊びたいのね。桜田君は。雪と遊びたいんじゃ
ないんだよね?」
ジュン「あ、ああ。そうだぞ。僕はお前と遊びたい。な、なんだよ。
疑ってるのか?つまらないお前と、遊んでやるんだからありがた
く思えよ。」
巴「じゃあ・・うにゅーを餌にして雪を抱っこしないでくれる?
雪は私のドールよ。」
373 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 08:38:09 発信元:202.215.76.170
ジュン「い、いいじゃないか。ちょっとくらいサービスさせろよ。
お前には、真紅を抱っこさせてやってるだろ!
僕は、雪に会いたくて来たんだからな。」
雪華綺晶「え?」
ジュン「あ・・・。いや・・・。なんだろうな。ほらっ。お前と
一緒に注文した通販の品が届いてな・・。
それで・・お前が一緒じゃないと興醒めだろ・・。
一人で見たってなあ・・。」
雪華綺晶「そうですか・・。あれがきましたか。」
ジュン「あ、ああ!きたぞ!たくさんきた。」
真紅「変な呪いグッズばかりだったわ。」
巴「雪は、貴方に大嫌いだって言われたのを気にしてたよ。
それに桜田君言ったよね。もう返さなくていいって。」
ジュン「あれは・・その場の勢いと言うか・・。お、おい!雪!
昔の事だろ!気にするなよ!」
雪華綺晶「はあ・・・・?気にしてはいませんよ。別に貴方が私を
嫌いだろうが、どうだっていいので。」
ジュン「寂しい事言うなよな・・。」
巴「じゃあ桜田君は、雪の事好きなの?いつも邪険にしてるんじゃな
い?」
374 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 09:28:06 発信元:202.189.217.189
ジュン「いやだって・・。こいつ雛苺食べちゃったんだぞ・・。」
巴「聞いたよ。」
ジュン「お前はなんとも思わないのか?」
巴「思わなくはない。でも私は雪の事も好きだよ。それはそれ、これ
はこれ。そうは思えない?」
ジュン「た、淡白だな・・。」
巴「桜田君・・。もうちょっと周りを見たほうがいいよ。雪は桜田
君の事好き?」
雪華綺晶「まあ・・好きなほうです。巴もお姉様みたいだから
好きです。」
真紅「じゃあ私は?」
雪華綺晶「・・・・・。」
真紅「だ、黙らないでほしいわ。」
雪華綺晶「・・・普通。」
真紅「ふ、普通ね。よかった・・。」
375 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 09:28:40 発信元:202.189.217.189
ジュン「巴と僕どっちのほうが好きなんだ?」
雪華綺晶「ジュンのが好きですよ。大体巴とは、まだ知り合ったばか
りでよく分からない部分あるし・・。」
ジュン「へへへ・・・。なあおい?聞いたかよ?」
巴「勝ち誇った顔ね・・。」
ジュン「お前の負けだ。身を引けよ。」
巴「本当に桜田君は相変わらずだよ。でも、もうちょっと優しくして
あげなよ。」
ジュン「よしっ!聞いての通りだ。雪。帰るぞ!」
雪華綺晶「ん?そうですか。じゃ巴。また今度。」
巴「またいつでもきてね。雪。」
雪華綺晶「はい。」
真紅「おかしいわ・・。巴と遊びに来たはずの、ジュンがもう帰ろう
としてる・・。一体どういうことなの?
しかも私を連れてきた意味は、なんだったのかしら・・。」
376 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 09:46:49 発信元:202.189.217.189
ーーーーーーーーーー。
ジュン「ほーら。この呪いグッズで、雪を呪ってやるぞ。」
雪華綺晶「呪い返しって知ってます?呪った相手に、呪いを返す
技です。」
ジュン「わ、技?お前だけだろ。そんなことできるやつは。仕方
ないな。じゃあ試しに真紅を呪ってみよう。」
雪華綺晶「でもそれ、本物みたいですよ。」
ジュン「へえ?そりゃ愉快な事になりそうだな。」
雪華綺晶「ま・・いっか。赤団子だし・・。」
ジュン「よし。じゃさくっといくぞ。」ブス!
真紅「ぐ・・・。」バタン。
ジュン「おおーすげー。本当に効いた。」
雪華綺晶「次は誰にします?」
ジュン「次は、金糸雀にするか。」
雪華綺晶「効果が見れないのが残念ですね。」
377 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 09:51:47 発信元:202.189.217.189
ジュン「まあ・・問題はそこだな。だがあいつ、この前、留守電し
てやがってし、ちょうどいいだろ。
僕の恨みを思い知れ!」ブスッ!
ーーーーーーーーーーー。
金糸雀「ああ・・。わかったかしら。その件についてはカナに考え
があるかしら。」
社員A「それでそのお考えとは?」
金糸雀「それは・・う・・。」バタン。
社員A「あっ!金糸雀様!た、大変だ。息をしてないぞ・・。早く
救急車だ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー。
ジュン「なんか変化あったのかなあ?」
雪華綺晶「どうでしょう・・。次は黒薔薇のお姉様にしますか。」
ジュン「でも反応が見れないと微妙だな・・。まあいいか。」ブスッ
!
378 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 09:58:51 発信元:202.189.217.189
ーーーーーーーーーー。
めぐ「それで?ジュンはなんていったの?」
翠星石「お前の言う事は嘘に決まってるだろ!雛苺がいってることの
が正しい!とかいいやがるんです。
あいつは何も分かっておらんのです。」
めぐ「へえ。それから?」
水銀燈「(なーんか。つまらないわねぇ。この緑調子に乗りす
ぎよぉ。)。」
水銀燈「ぐ・・・何?」
めぐ「ど、どうしたの?天使さん。体の調子でも悪いの?」
翠星石「天使さんのやつ、翠星石とめぐの仲がいいものだから、嫉妬
してやがるですぅ。
見苦しい嫉妬でありますぅ。」
水銀燈「ちょ、ちょっと、胸が急に少し痛くなっただけよぉ。
ほ、本当なんだからねぇ!」
翠星石「はいはい。そーいうことにしてやるですよ。天使さん。
くくっ・・。」
水銀燈「く・・何たる屈辱。つれてくるんじゃなかったわぁ。」
ーーーーーーーーーーー。
379 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 10:04:57 発信元:202.189.217.189
ジュン「効いたかな?」
雪華綺晶「どうも、あまり効果なかったっぽいですよ。」
ジュン「薄っすらとそんな気はしたよ。あいつ馬鹿だから効かないん
だろ。」
雪華綺晶「では、専ら赤薔薇のお姉様で楽しむとしますか。」
ジュン「じゃあ次はこのグッズでいくか。」ガス!
真紅「では物真似させていただきます。まずは1から。」
ジュン「な、なんだ?」
雪華綺晶「見てれば分かるでしょう。」
真紅「私、第一ドールの水銀燈。気取ってるけど、本当はおばかさん
よぉ。人にジャンクって言われるのは、大っ嫌いだけど自分で言
うのはOK。貴方なんかジャァンクにしちゃうからぁ!」
ジュン「ぶははは。似てるぞ。面白いな。」
雪華綺晶「赤薔薇のお姉様の胸のうちがよく分かる、恐ろしい呪い
ですね・・・。」
ジュン「だな。おいっ!真紅。ぼさっとしてないで2にいけよ!」
真紅「私、第二ドールの金糸雀かしらー。うーん・・・。」
380 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 10:12:33 発信元:202.189.217.189
ジュン「考え込んでるぞ・・。」
雪華綺晶「あまり覚えてないんでしょう。」
真紅「ああっ!何もないところで転んでしまったかしら!カナはなん
ていうドジっ子かしら!てへっ!」
ジュン「つまらないぞ!真面目にやれー!」
真紅「そんなこと言われても、金糸雀の事なんて興味ないからよく
わからないかしら・・・。」
ジュン「おい・・・。地味にひどいこといってるぞ。いいのか?」
雪華綺晶「一種の催眠状態なんでしょう。きっと記憶はないんです。
」
ジュン「ふーん・・。おいっ!3にいけ。ぼやっとするな!」
真紅「翠星石ですぅ。みんなに媚を売って、どうにかここまで生
き残ってきたですよ。
翠星石は、アリスゲームなんて馬鹿がやることだと思ってるですぅ。
翠星石は食っちゃ寝、食っちゃ寝してれば、それで満足ですぅ。
せいぜい翠星石の迷惑がかからないところで、馬鹿みてえに壊しあい
してりゃいいですよ。」
381 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 10:13:24 発信元:202.189.217.189
ジュン「ひ、ひでえ・・。さすがの僕も言葉がないよ。翠星石が
そんな風に思ってるわけないだろ・・。」
雪華綺晶「なんでしょうね・・。まあ次いって様子見てみまし
ょうか。」
真紅「蒼星石だよ。一応第四ドール。翠星石の双子の妹。
なんかね・・・。僕男の子みたいって言われるんだよね。
どうしてだろうね?ま・・それはいいんだよ。
問題は、どうして僕が、翠星石の妹なのか・・ということでね。
もし姉だったら、生き残ってたんじゃないかと思うと・・・こう
夜も眠れないんだよ。
なんかお前、翠星石のおまけだろっていわれてるみたいでさ・・。
あっこんな話しつまらないよね。僕自分でも嫌になっちゃうよ。
何の面白みもない青いやつで・・。」
ジュン「まあ・・・生きてればきっといいことあるだろ。
なあ、雪。蒼星石ってこんなようなやつなのか?」
雪華綺晶「さあ・・・。知りません。どうでもいいんじゃないですか
?大体この人もう死んでますよ。」
ジュン「そうだっけか?よく覚えてないが・・そういやそうだった
気がしてきた。」
382 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 10:14:09 発信元:202.189.217.189
真紅「最後に一つ言いたいんだけど・・・本当は僕、緑色のほうが
よかった。」
ジュン「ふーーーーーん。」
雪華綺晶「心底どうでもいい話でしたね。」
ジュン「そうだな。次は・・5か。5はいいや。6にいけ。」
真紅「やっほー。第五ドールの真紅だわ!ああっ。みんなの憧れ
第五ドール。
尊敬されることはいいことだけど、されすぎるのも辛いわね。
そこが人気者の辛いところと思って我慢するわ!」
ジュン「うるさい」ドカッ「早く雛苺やれ!」バキッ
真紅「うう・・・。私の人気をねたんで、見苦しい人がいるのだ
わ。」
ジュン「分かったから早く雛苺やれよ。真紅が真紅やっても面白く
ないだろ?」
真紅「わーい。うにゅーだー。はい。終わり。」
ジュン「こ、こいつ・・・。いい加減にしろ!(ベシっ)」
383 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 10:55:22 発信元:221.244.130.138
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/ |! l::: | i| l :::::: j | l ! \
/ l | i _,|rt─┼{i. ‐/‐/- 、 /! j \
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{-─ ‐- =- 、.__,.j, /:::::::::::、(:u::) :::\イ i
\_,.=ニー- 、. | /:::;x''' ̄''! :::::: メ ::::::ヽr=_,ニ二二ニ j
r─二ニー ! !;::::{ > j :::::: =ニー- ::::::::::!/ _ /
ヽ=ヘ三ニ-i `-` ー''" U (::U::) ::::::;;;/ 7 !‐=ニZ_
` ー-ュ-─! ;::::::::::。 ○ ●。(::u) !'--= _ `ヽ
ヽ_ j (:::u:) (/。 U . ' ⌒ /、 l>‐ー '"
l r===、、 (::u::) } l
ヽ ゙|ー' ー' ー'ー'ノ (::u::) .ノ !
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`ー、 ._. (::u:::) _.. /
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ヽ. \__ __,/ \
,. ィ⌒ヽr=、_ _,. -─-ユ.fニ─-、. /_,ノ
{ // ̄`7トlく⌒ヽ、.\ // `ヽ、
ヽ、_ハ l // / / / !ハ \\ _ノ
/ Nヽ / /| i| ! 〉 }_,L_,. く
384 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 10:57:37 発信元:221.244.130.138
_
〃i><iヽ
/((ノノリノ)) ヒナかわいいの〜♪
((ミリ ゚ヮ゚ノミ))
/ U U
しーーJ _
,',i><iヽ ドスッ
∩ /((ノノリノ ̄ ̄`ヽ、―ニ
ヽ((ミi!/ ´`ヽ _ 三,:三ー三,:
ノ .ノヽ--/ ̄ , ` ` ̄ ̄ ̄
.( }. ...| /!
\ }、ー‐し'ゝL _
\_jr--‐‐'´} ;ーー------
`ヾ---‐'ーr‐'"==
,',i><iヽ
. /((ノノリノ))
((ミ;;;)'Д`;(;;)ミ)) ウゲェェェ
ノl!!l つ!;:i;l 。゚・
と__)i:;l|;:;::;:::⊃
⊂;::;.,.';;;;'::.:.;::.⊃
,',i><iヽ
/((ノノリノ))
(ミ(;;;)'Д`;(;;)ミ))
⊂ ヽつ
⊂;::;r'⌒ '(:i:) ⌒つ'.;::.⊃
..⊂;(_ノー''--*⌒´´;;;;'::.:.;::.⊃
⊂;::;.,.';;;;:.:.;::.:.;:'::.:.;::.⊃
⊂;::;.,.';;;;'::.:.;::.⊃
385 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 10:58:21 発信元:221.244.130.138
.. V∩
. (/ /
ひょいっ. ∧_∧ ||
(`∀´ ) //
/~⌒ ⌒ / おら!来い!
. / /`i / まだまだ終わりじゃねーよ!
,',i><iヽ | |
/((ノノリノ)).. .|
. (ミ(;;;)'ρ`;;)ミ) ヽ
⊂ ⊃ ゝ |
ノ ) .| | /
(ノ~(ノ~
386 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 10:59:43 発信元:221.244.130.138
_
,',i><iヽ おら!走り回れや!
/((ノノリノ)) ピャ!
(ミ(;;;)'Д`;(;;)ミ))
⊂(::从::)つ
::::从(ム!,,jム)从::::)ボウッ
(_/'ヽ_)
_ アタフタ
,',i><iヽ
/((ノノリノ)) びゃーーーー!!あついのーー!!
(( ∩ミi!;'゚'Д゚';ミ∩)) あついのーー!!いたい!いたい!いたい!
. ヽ(::::从:::::)ノ メラメラ とぅもえーー!!とぅもえーー!!
(::::从:,从(⌒)从::::)ボウッ
(_/'^
387 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 11:00:11 発信元:221.244.130.138
∫ ∫
∫ プスプス
,.:::.⌒⌒:::::::ヽ 痛い!痛い!痛い!痛い!
(:::::::::::::::::::::::::::::::) 痛い!痛い!痛い!痛い!
(:::::::::::::ノノ::::::::::::ノ 痛い!痛い!痛い!痛い!
(::: ::::'゚'Д゚';;ノ:∩ ))
⊂、:;:;:;:;:;:;ヽノ ジタバタ
r'⌒:;:;:;:'(i):;:⌒つ )) 体中が痛いのーーーーー!!
(( (_ノー''--*⌒´´
ジタバタ
∫ ∫
∫ プスプス
,.:::.⌒⌒:::::::ヽ
(:::::::::::::::::::::::::::::::) い・・・た・・・い・・・
(:::::::::::::ノノ::::::::::::ノ
(::: :::'´'0`';;ノ:::::ノ ピクピク
(つ:;:;:;⊂)
r'⌒:;:;'(i):;:⌒)
ヽ_)ー'*⌒し
388 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 11:01:27 発信元:59.190.191.169
.. V∩
. (/ /
ひょいっ. ∧_∧ ||
(`∀´ ) //
/~⌒ ⌒ / おらっ! !
. / /`i / まだまだこれからだぜ!
,',i><iヽ | |
/((ノノリノ)).. .|
. (ミ(;;;)'ρ`;;)ミ) ヽ
⊂:;:;:;:;:;:⊃ ゝ |
ノ::::;::;:) .| | /
(ノ~(ノ~
∧_∧
(`∀´ )
/~⌒ ⌒~\ い、いたいのーーー!!!
. / /`i ( | やめてなのーーー!!!
,',i><iヽ | / /
/((ノノリノ)) / /|
. ((ミi!'´'Д`'ノミ))/ / ヽ
⊂;::;:;;:;:二on ゝ )
ノ:::;;::::) .| | /
(ノ~(ノ~ ギチギチギチ
389 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 11:02:40 発信元:59.190.191.169
. (⌒)⊃
. ∧_∧ //
ブチッー (`∀´ ) //
/~⌒ ⌒ /
. / /`i / びゃーーーー!!
,',i><iヽ | | ヒナの手がーーーー!!!
/((ノノリノ)).. .|
. ((ミi!'゚'Д゚'ノミ)) ヽ
⊂:;:;;:;::;@ ゝ )
ノ:::;:;:;;) .| | /
(ノ~(ノ~
,',i><iヽ
/((ノノリノ)) びゃーーーー!!!ヒナの手足返してーーー!!
((ミi!'゚'Д゚'ノミ)) 返してなのーーーーー!!
@、;:;::;;;::ヽ
) :::'(i)::)
(@__,*、ノ
390 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 11:05:44 発信元:221.244.130.138
> ``‐.`ヽ、 .|、 |
゙'. ,ト `i、 `i、 .、″
| .,.:/"" ゙‐,. ` /
` .,-''ヽ"` ヽ,,,、 !
、,、‐'゙l‐、 .丿 : ':、
、/ヽヽ‐ヽ、;,,,,,,,,,-.ッ:''` .,"-、
,r"ツぃ丶 `````` ../ `i、
,.イ:、ヽ/ー`-、-ヽヽヽ、−´ .l゙`-、
_,,l゙-:ヽ,;、、::;;;;;___``,,, 、、丶 ゙
/ !/ / ! l ! l `\
/ |! l::: | i| l :::::: j | l ! \
/ l | i _,|rt─┼{i. ‐/‐/- 、 /! j \
/__ ___ \!、 \_ij,.==ニ \_//ム.._/メ / ヽ
{-─ ‐- =- 、.__,.j, /:::::::::::、(:u::) :::\イ i
\_,.=ニー- 、. | /:::;x''' ̄''! :::::: メ ::::::ヽr=_,ニ二二ニ j
r─二ニー ! !;::::{ > j :::::: =ニー- ::::::::::!/ _ /
ヽ=ヘ三ニ-i `-` ー''" U (::U::) ::::::;;;/ 7 !‐=ニZ_
` ー-ュ-─! ;::::::::::。 ○ ●。(::u) !'--= _ `ヽ
ヽ_ j (:::u:) (/。 U . ' ⌒ /、 l>‐ー '"
l r===、、 (::u::) } l
ヽ ゙|ー' ー' ー'ー'ノ (::u::) .ノ !
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`ー、 ._. (::u:::) _.. /
/ >トr| `¨ ´ト‐<r'´ ̄ \
391 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 11:08:16 発信元:59.190.190.20
糞苺の頭部にアイスピックを突き刺して穴を開け、
そこから空っぽの頭の中に濃硫酸を満たす
「いぎゃああああああああ痛いのーーー!あたまいたいのーーー!!」
硫酸が糞苺を内部からじわりじわり蝕んでいく、
呼吸をする度、体を揺らす度に激痛がはしる
「いたいのおおお!!いたいのおおおお!!!」
・・・お前のことなんか知るか、黙ってろカス苺が
「いだあ゛あ゛いだあ゛あ゛!!!」
人の目も気にせず、己の自我を剥き出しにして騒ぐ糞苺は本当に醜い
「あ゛あ゛ー!!う゛う゛ーー!!」
・・・頭がいかれたらしい、まあもともと腐ってはいたがw
「う゛ーーー!!う゛ーーー!!」
うるさいので、糞苺の鼻の穴の中に割り箸を突っ込む
「う゛?」
困惑する糞苺
次の瞬間、俺は糞苺の鼻の穴の割り箸をおもいっきり殴りつけた
ぐにゅ
割り箸が糞苺の鼻の奥にめり込む
「う゛!!!!」
糞苺は倒れこむ
うつむいてピクピクと体を震わせている
「・・・・・」
ふぅ・・・ようやく黙ったか、今度騒いだらこんなもんじゃすまないからな
ようやく顔を上げた糞苺は鼻を押さえ、苦悶の表情を浮かべている
「あ゛ー・・・」
俺は糞苺の顔面に唾を吐き部屋を後にした
392 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 11:09:04 発信元:59.190.190.20
「あ゛ー・・・」
・・・まだうるさいな、完全に黙らせてやろうか
俺は倉庫から金属バットを取り出してきた
このバットはトレーニング用に特別重く作られたものだ
おそらくこれで殴られれば屈強な成人男性でもひとたまりもないだろう
部屋へ戻ると、糞苺はもともと醜い顔をさらに歪ませて泣いていた
その顔が、声が、仕草が俺を苛立たせる
俺は持ってきたバットを強く握り締め、
野球のスウィングの要領でおもいきり糞苺のこめかみを殴りつけた
「!!!!!」
ぐしゃという鈍い音とともに糞苺は地面に叩きつけられた
よほど痛かったのだろう、頭をかかえうずくまっている
・・・ははは、いい気味だ
「あ゛・・・」
しばらくして糞苺は震えながらゆっくりと顔を上げる、
今自分に何が起こっているのか分からないといった表情だ
糞苺の襟首をつかみ再度地面に叩きつけ、後頭部をバットで二回殴りつけた
俺の心臓は破裂しそうなくらいの速さで鼓動していた
バットを放り投げ、俺は糞苺の腹の上に馬乗りになる
「あぅ・・・ひっ・・・ひ・・・」
恐怖でひきつる糞苺の顔
俺は黙ったまま拳に力を込め糞苺の顔面を何度も殴打した
一回・・・二回・・・三回・・・
「あ・・・ひぅる・・はひ」
・・・ああ何度見ても腹が立つ顔だ
鼻の頭、目玉、顎と狙いを定めて力いっぱい殴る
・・・糞が
393 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 11:09:44 発信元:59.190.190.20
「う゛・・・」
顎が破壊されはっきりと言葉が発音できないらしい
「あ゛・・・か・・・」
しかし俺は糞苺を殴り続けた
・・・こいつを黙らせるまでは
もう五十回は殴っただろうか
頭が陥没し、顔もぐちゃぐちゃに変形して、もはや誰だか判別できないほどになった糞苺の顔
顔中の塗料が剥げ落ち、涙だかよだれだか鼻水だか汗だか分からない液体でべとべとになっていた
まったく汚らしい餓鬼だ
ガクガクと震えているが、もう声も出せないらしい
俺は糞苺の足をつかむと鞄の中に乱暴に投げ入れて、鞄にしっかりと鍵をかけた
「お前はこの中から出てはダメだ」
そう鞄の中の糞苺にも聞こえるようにはっきりと言ってやった後
窓から下にある粗大ごみに向けて鞄を投げ捨てた
・・・あーさっぱりしたさっぱりした
394 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 11:10:47 発信元:59.190.190.20
極悪非道なローゼンメイデン第6ドール 雛苺を処刑
背後に隠し持っていたバットでいきなり雛苺の頭を殴りつける。
ミシッ!という音と共に糞苺の額にヒビが入る
「あ゛っ・・!」
雛苺はあおむけに倒れこむ
「あ゛あ゛あ゛あーー!いだあああ・・・ヒナのおおお・・あちゃまがあああ・・!」
雛苺は割れた額を両手で押さえて足をジタバタさせて泣いている
「あちゃまぁぁぁ・・・いだいのぉぉぉ!」
雛苺は立ち上がり逃げようとする
「逃がすかよ」
すかさず俺はバットを水平に振り雛苺の顔面を殴りつけてやる
ゴキャッ
今度は雛苺の鼻が潰れたようだ
「ちゃっ・・!あああ゛あ゛ぁぁあ・・!」
雛苺は陥没した鼻を押さえてブルブル体を震わせる
そんな糞苺に俺は悠然と迫る
「ちゃぅぅ・・ひうぅ・・」
雛苺はうつろな表情で四つんばいのまま俺から逃げようとする
「ひっふ、へっほ・・」
涙と鼻水をポタポタ床に垂らしながら必死にハイハイをする雛苺
その様子がおもしろいのでしばらく見ていると雛苺は布団の中に潜り込んでしまった
お尻丸出しで布団の中でプルプル震えている雛苺
それをみてますますいじめたくなった俺は雛苺の尻にドライバーを深く差し込む。
パンツに穴を開け、肛門の奥まで思い切りねじ入れてやる。
「びぃやぁぁぁ!ちゃあああああ!まぁぁぁああんまあああぁぁ・・!
途端に叫び声をあげて布団から飛び出す雛苺
「ぶぅぅにゅううぅぅ・・びぃなぁぁぁいだぁぁぁああ!」
お尻にドライバーが刺さったままわけのわからない叫び声をあげ床を這い回る雛苺
頭を殴られて脳に障害が出たようだ、面白いからこのままにしておこう
こええよ!
会ったら一番最初にキスするから許して
397 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 15:49:09 発信元:202.189.212.90
ギター弾けばいいと思いますよ。
真紅「びえーん。ヒナはすぐ泣くのー。泣けばなんでも解決すると
思ってるのー。
ヒナは劣悪ドールで、失敗作なのー。
それに比べて真紅は、素晴らしいドールなの!」
ジュン「お、おい。雪。こんなこといってるがいいのか?」
雪華綺晶「まあ・・愚劣な赤団子なんかに、お姉様の良さが分かる
はずもなし・・。好きに言わせればいいでしょう。」
ジュン「そ、そうか・・。じゃあ次は・・。」
雪華綺晶「次はやらないでいいです。」
真紅「ああ・・。言われなくてもやるつもりないわ。第一雪華綺晶
だっけ?
どんなドールなの?とりあえず・・・分かってることといえば雛苺
を食べた・・。それだけね。
一発芸人みたいなものだわ。
何かインパクトある事を狙ってやってみた。でも後先の事は考え
てない、目立ちたがり屋の馬鹿の典型ね。
まあ・・・第七ドール?だから一番遅く生まれたわけで、なにか
どでかいことしてやろうと、思ったわけでしょうね。
それがたかが雛苺を食べる・・なんていうちゃちなところがまた
なんとも笑えるわ。
そんなに目立ちたいなら雛苺なんかじゃなくて、ネッシーでも食べれ
ばいいわ。」
398 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 16:00:30 発信元:202.189.212.90
ジュン「ぬぷぷ・・。」
雪華綺晶「なに、笑ってるんです!」ゲシッ。
ジュン「お、お前!何で蹴るんだよ!」ボコッ。
雪華綺晶「貴方が笑うからです!」ゲシッ。
ジュン「だからって蹴ることないだろ!」ボコッ。
雪華綺晶「く・・・これは罠です。ここは赤団子をぼこぼこにしませ
んか?」
ジュン「た、確かに。よく考えてみれば全部真紅が悪い。」
ボコボコボコ。
ジュン「ふうー、すっきりした。面白いな。通販は。」
雪華綺晶「たまにこういう「当たり」があるからいいですね。」
ジュン「・・・なあ。」
雪華綺晶「はい。」
399 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 16:04:40 発信元:202.189.212.90
ジュン「(ぼそっ)大嫌いなんていって悪かったよ。」
雪華綺晶「・・・・気にしてませんよ。そんなことより踊りませんか
?」
ジュン「は?僕踊りなんて知らないぞ。」
雪華綺晶「教えます。」
ジュン「いや・・いいよ。」
雪華綺晶「教えます!」
ジュン「分かったよ・・。」
雪華綺晶はジュンに踊りを教える。
雪華綺晶「そう・・上手です。いいセンスです。」
ジュン「なあさっきの話の続きなんだが、気にしてないって事はない
だろ?」
雪華綺晶「貴方が私の事をどう思ってるかは、問題ではないのです。
私がジュンをどう思ってるかが、問題なのです。」
ジュン「それって変だぞ。」
400 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 16:17:08 発信元:202.189.212.90
蒼星石「400だなあ・・。いいなあ・・。VIPはいいなあ・・。」
翠星石「どうしたです?蒼星石。」
蒼星石「VIPはコメントたくさんもらえていいなあと・・。なんだか
1000目指すのが不毛に思えてね・・。」
翠星石「このヴャカチンがぁぁぁぁー!歯を食いしばりやがれで
すぅぅぅー!」
バッチコン!
蒼星石「ぐっはあ・・。星になる・・。」
翠星石「お前にいい話をしてやるです。マラソンの起源は知ってます
ね?」
蒼星石「う、うん。マラトンの話だよね?知ってるよ。」
翠星石「今と違ってあの頃のマラソンランナーは、お金がもらえる
わけでもなかったです。
それなのに、死ぬ寸前になるまで走りまくった。
これは何でだと思うです?」
蒼星石「ひ、暇だったからじゃないかな。」
翠星石「翠星石は真面目に話してるです。」
401 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 16:25:24 発信元:202.189.212.90
蒼星石「す、翠星石の言いたい事はよく分かるよ・・。でも正直もう
ネタ(書き溜め)が少なくなってきてるんだ・・。
このままだと1000なんてとてもとても・・。」
翠星石「ばっかもーん!甘ったれるんじゃねえです!」バッコーン!
蒼星石「へぶあっ!」
翠星石「ネタがねえなら作りゃいいじゃねえですか!
要するにお前はやりたくねえからって、言い訳してるだけです。」
蒼星石「そ、そういわれてもね・・。不吉だよね。400ってさ・・。
僕も第四ドールだから、自殺してしまったとにらんでいるんだよ。
もし僕が第三ドールだったらなあ・・。(チラッ)」
翠星石「し、仕方ねえですね。こんな風に翠星石と雑談する許可を
与えてやるですから、有効に利用するがいいです。」
蒼星石「ありがたいよ。よーしやる気が出てきたぞ。」
翠星石「まあ・・・でたところで不毛なことに、かわりねえんで
すけどね。」
402 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 16:39:41 発信元:202.189.212.90
翠星石「じゃあさっそくですが、ギターリストさんの投稿について
どう思うです?」
蒼星石「まあ・・。疲れてるんだよ。きっと雛苺も役に立てて喜んで
るんじゃないかな・・。
自分が敗北すると分かってても、巴を助けることを躊躇なく優先した
からね・・。そういう子なんだよ。あの子は。」
翠星石「耳がいてえ話です。」
蒼星石「とりあえず他に話題はないね・・。」
翠星石「そ、そうですね・・。もう終わっちまったですか。」
蒼星石「そ、そうだ。いつもお世話になってる過去ログ倉庫でも
見てみよう。」
翠星石「どれどれ・・。うーん。翠星石の話が目立つですね。
あっ。翠星石と水銀燈のどっちが人気者なのか、とかってのがある
ですよ。」
蒼星石「ふーん・・。どっちでもいいよ。」
403 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 16:44:47 発信元:202.189.212.90
翠星石「気、気をおとさねえでほしいです。よく考えてみれば、翠星石
が人気あれば、自動的に双子である蒼星石も人気者ですぅ。」
蒼星石「気休めは要らないよ。ちぇ。どうせ僕は青いやつだよ。」
翠星石「と、ところで、ネタがねえならあれをやったらどうです?」
蒼星石「あれってなんだい?」
翠星石「わからねえのです?」
蒼星石「分からないな・・。なんだいあれって?」
薔薇水晶「私、ローゼンメイデン第七ドールの薔薇水晶。」
蒼星石「ああ・・それはいいよ。だって禁じ手じゃないか・・。
今までの路線がぶち壊れるよ。って事で帰ってくれないか?」
薔薇水晶「なぜ?」
404 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 16:51:30 発信元:202.189.212.90
蒼星石「なぜってそりゃ・・ともかく、君がいると台無しなんだよ。
」
翠星石「蒼星石。もう選ぶ余地は残ってねえですよ。ここは禁じ手
オリジナルドール投入ですぅ。
キャラが増えれば話も増えるです。」
薔薇水晶「私・・オリジナルじゃない・・。ローゼンメイデン・・。」
蒼星石「しかもあの変態エンジュ先生もついてくるんだろうし・・
無理だね。あの人はダメだよ。」
薔薇水晶「・・あの人は置いてきた。・・・今度の戦いには、ついて
これそうになかったから。」
蒼星石「思い切った英断だけどね・・。どうする?翠星石。」
翠星石「やっぱり仕方ねえですよ。ここは偽者ドール増やしまくって
状況を打開するしかねえです。」
405 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 19:50:36 発信元:202.189.212.55
蒼星石「分かったよ。じゃあ前向きに検討しておくから、今日は帰ってね。」
薔薇水晶「うん。」
蒼星石「ところで、僕のお気に入りというかものすごく衝撃だったSSが
あるんだよ。」
翠星石「それはなんです?」
蒼星石「それがね。なぜかたったの1ページ?しかないんだ・・。
もっとやってほしいね。」
翠星石「どんなのです?」
蒼星石「いいのかなあ・・。なんだか悪あがきっぽいけど、そのまま文を載せて
みるよ。」
406 :
真紅・激闘編:2009/03/11(水) 19:51:44 発信元:202.189.212.55
圧倒的な力の差だった。
真紅は水銀灯に叩きのめされ床に這いつくばっていた。
(もうダメなのだわ・・・)
水銀燈はニヤニヤといじわるな笑みを浮かべ真紅の頭を足蹴にしている。
真紅は床に倒れこんだままジュンの方を見た、なぜか意味のない言葉が湧いてくる。
(なのだーわ)
知らず知らずのうちに呪文のように心の中で唱える。
(なのだーわ!)
体に力が戻り、気力があふれてくる。
「なのだーわ・・・」
水銀燈がギョッとして一歩下がる。
「なのだーわ!!」
真紅は立ち上がり水銀燈をにらみつける。
(もう私は負けない!この言葉があるかぎり!)
「なのだーわ!!なのだーわ!!」
真紅は突進し、握り締めたコブシを叩きつける。
ポクッ!ポコッ!ポコン
水銀燈には全く通用しなかった。
再び叩きのめされた真紅の前にジュンが割ってはいる。
「ごめんなさい!!許してください!!お願いです!」
ジュンは必死に水銀燈に土下座し慈悲を請う。
「そうねぇ・・・今日のところは許してあげるわぁ」
水銀燈は悠々と飛び去っていった。
407 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 19:56:26 発信元:202.189.212.55
蒼星石「ま・・こんな感じなんだよ。ちなみにSS総合8ってところに
書いてあるよ。」
翠星石「こういうのり大好きですものね。」
蒼星石「そうだね・・。僕らも修行してこれくらい書きたいものだ・・
。勝手に師匠と呼びたいくらいの、それくらいインパクトある作
品だよ。
どうしてこれだけで終わっちゃったのかな・・。」
翠星石「なんか事情があるです。いい加減悪あがきもみっともねえの
で、そろそろ本文に移るです。」
蒼星石「誰か見てるのかな・・。」
408 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 19:58:27 発信元:202.189.212.55
雪華綺晶「「愛」は一方通行でいいんですよ。お姉様も私にそういい
ました。
だからお姉様でも、私と同じ事言うと思いますよ。」
ジュン「・・・・(雛苺「ジュンがヒナ事好きじゃなくても、ヒナは
ジュンの事大好きなのよ・・。」)いいそうだな。
でも雛苺は、それでも僕に好きであってほしいって思うだろう。
お前とは違うな。」
雪華綺晶「うーむ。そうですか。なかなか・・・難しいものです。」
ジュン「そうかあ?」
雪華綺晶「まあ・・踊りましょう。踊ればきっと分かります。」
ジュン「どんな理屈だよ・・。」
ラララ〜♪踊りましょう〜♪私と一緒に踊りましょう〜♪
風を感じて〜♪光に満ちて〜♪私と一緒に踊りましょう〜♪
ゴゴゴゴゴ・・。
真紅「盛り上がってるわね・・。」
ジュン「あ、真紅。起きたのか。」
真紅「よくも私を散々に、ボコボコにしてくれたわね・・。
覚悟はできてる?」
409 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 20:04:46 発信元:202.189.212.55
ジュン「う・・・。まずい。雪!」
雪華綺晶「はい!」ブスッ!
真紅「う・・・。」バタン
ジュン「やった!悪は滅んだ!」
雪華綺晶「やりました!やらせていだきました!」
ジュン「踊ろうぜ!勝利のダンスだ!」
雪華綺晶「正義を歌いましょう!」
悪を滅ぼせ〜♪我らに正義の光ある限り〜♪この世に悪は栄えない
〜♪
僕らは今日も悪を滅ぼす〜♪正義のために悪を滅ぼす〜♪
ジュン「ふう、いい運動になった。」
雪華綺晶「はい。紅茶注ぎましたよ。」
ジュン「おっ。気が利くじゃないか。」
翠星石「後二つ追加ですぅ。」
ジュン「うわ!お前いつからいたんだ。」
410 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 20:11:05 発信元:202.189.212.55
翠星石「チビ人間と雪華綺晶が、真紅を倒した後からですぅ。」
水銀燈「ほら、雪華綺晶。お客様がきたんだからさっさと注いで
きなさぁい。」
雪華綺晶「はーい・・。」
翠星石「お気に入りだった真紅を悪呼びわりしたあげく、一緒に
踊って正義を歌いだすなんて、チビ人間は雪華綺晶が大層お気に召
したんですねえ?」
ジュン「え?さ、さあ。そ、そんなことはないぞ。」
翠星石「翠星石がいなくて寂しかった・・ってこともなさそう
です。」
ジュン「い、いや。そういうこともないぞ。結構寂しかったぞ。」
翠星石「そ、そうです?よ、ようやくチビ人間は翠星石のありがたさ
が分かってきたようです。」
雪華綺晶「はい。紅茶!」
ドンッ!
翠星石「ら、乱暴ですぅ!」
雪華綺晶「ふんっ。」
翠星石「なんです!その態度は!」
411 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 20:18:27 発信元:202.189.212.55
ジュン「お、おい。お前らそんな仲悪かったか?前はもっと仲良か
ったよな?」
雪華綺晶「翠星石がみみっちいのですよ。序列がどうとか。そんな
ことばかりいうのです。」
翠星石「な、なにいってるです!人間の世界だって親を敬えというの
が基本です!そうですよね?ジュン?」
水銀燈(へえ・・・。あの雪華綺晶がねぇ・・。もしかしてこれって
利用できるんじゃなぁい?よ、よーし。後で真紅と相談して作戦
練らないとねぇ。)
ジュン「そ、そうだな。親は敬えとはよく言うな。」
雪華綺晶「親は敬ってます。でも翠星石は私の親じゃありません。」
翠星石「屁理屈いうんじゃねえです!お前は姉妹の中でも、一番下
っ端、この桜田家の一員としても一番下っ端。
下っ端は下っ端らしくしねえとだめです!」
ジュン「お、おい。なんだ?その下っ端っていうのは?」
412 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 20:23:56 発信元:202.189.212.55
翠星石「ふっ・・。お前は何も分かってねえようです。いいですか。
一人のマスターに、複数のドールが契約した場合。
優先度が発生するです。単純に遅く契約したほうが、格下であります
から、その場合格上を立てなきゃならんです。
しかも、雪華綺晶の場合、契約してないので居候同然です。
だから翠星石に逆らっちゃダメということです。」
ジュン「お、おい。本当なのか?水銀燈?」
水銀燈「さあ・・・?複数契約なんかしたことないしねぇ。」
雪華綺晶「でっちあげのでたらめです。大体その理屈だと、お姉様が
貴方に虐げられていた理由が分かりません。」
翠星石「チビチビには適用されねえのです。現に翠星石は蒼星石と
一緒のマスターでしたが、その法則を適用させてたです。」
ジュン「本当か・・・?怪しいもんだな・・・。ま、まあ仲良くしろ
よな!」
翠星石「チビ人間はいつからこのゲテモノの配下に、成り下がった
ですか?
チビ苺がこいつに食われて、無念ではないのです?
仇を撃ちたいと思わねえのですか?思わねえのならお前は薄情者
です。
もしもお前に良心が少しでも残ってるなら、翠星石が手伝ってやらね
えこともねえですよ。」
ジュン「あ、あのなあ・・。突然どうしたんだよ。」
413 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 20:28:08 発信元:202.189.212.55
翠星石「翠星石は目が覚めたです。今こそゲテモノを追い出し、この
家の平和を取り戻さないと行けねえです。」
雪華綺晶「きますか?くるのなら受けて立ちますよ。」
ジュン「お、おい!」
雪華綺晶「貴方も遠慮しなくていいのですよ。」
ジュン「・・・お前。翠星石、ごめんな。」ブスッ!
翠星石「う・・・」バタン
水銀燈「私、真紅と翠星石つれて二階行ってるわぁ。」
ジュン「あの水銀燈が空気を読むとは・・・。」
水銀燈「あの水銀燈って・・・どうも私は妙に思われてるみたい
ねぇ。」
ジュン「まあいいや。じゃ、頼んだぞ。」
水銀燈「ええ。貴方のほうこそ頼んだわぁ。一応それも私も妹だか
らねぇ。」
414 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 20:31:58 発信元:202.189.212.55
雪華綺晶「どうしたんです?」
ジュン「鏡見てみろ。」
雪華綺晶「これは・・・。いや違います。これは私の体であるお姉様
の仕業です。」
ジュン「今まで、こういうことあっても、そんな風に涙流すことなか
ったぞ。」
雪華綺晶「私・・弱くなってしまったんでしょうか?」
ジュン「さあな・・。僕としてはうれしいけどな。翠星石はいつも
あんなだから気にするなよな。」
雪華綺晶「妙に優しいですね。」
ジュン「僕だって鬼じゃないぞ。一緒に、呪い人形達を呪い倒した仲
じゃないか。」
雪華綺晶「・・・聞きますが、貴方。」
ジュン「なんだ?」
雪華綺晶「もし私と他の姉妹が、戦ったらどうしますか?」
ジュン「何度も言わせるなよ。止めるよ。悪いのはローゼンのやつ
だからな。」
415 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 20:35:33 発信元:202.189.212.55
雪華綺晶「止めれなかったらどうします?」
ジュン「止める。」
雪華綺晶「だから止めれない場合ですよ。事がすでに終わった場
合とか。」
ジュン「それでも止めるんだよ。」
雪華綺晶「・・・・馬鹿ですね。貴方は。」
ジュン「いや・・・お前のほうが馬鹿だろ。馬鹿っていったやつが
馬鹿だろ。」
雪華綺晶「・・・言葉がありませんよ。」
ジュン「でもお前も変わったよな。」
雪華綺晶「・・・私達は変わりません。私達自体は変わるようにでき
ていないのです。
もしそれでも変わったように見えるのなら、それは私達と関わった
人間が変わったということです。」
ジュン「うるさいな。素直にありがとうといえばいいのだ。
ほら、二階にいくぞ。」
雪華綺晶「・・・・・。(ぼそっ)ありがとう。」
ジュン「・・・・。(ふんっ。聞こえてるぞ。間抜けめ。ま・・
聞かなかったことにしてやろう。)」
416 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 20:41:14 発信元:202.189.212.55
ーーーーーーーーーーーーーー。
ここは一体どこか?場所は不明。
蒼星石「ちぇ。なんだよ。あれ。いい気なもんだよ。
僕の出番は全くなしなのに、あんなぽっとでのドールはいっぱ
い見せ場があるとかやってられないよ・・。」
トコトコ。
雪華綺晶「その通りです。「あの雪華綺晶」はもうダメです。
悪い芽は、貴方のその庭師の鋏で、刈り取らなければなりません。」
蒼星石「また「君」か。何度言ったら分かるんだい?僕も雛苺
も君に協力する気になれないよ。」
雪華綺晶「アリスゲームは、きちんと進行されてません。
堕落した姉妹達をこのまま放っておくのは、貴方の本意ではないん
じゃないでしょうか?
貴方のその鋏は、間違いを正すためにある。違いますか?」
蒼星石「・・・・僕は信じると決めたんだ。」
雪華綺晶「・・・信じただけでは何も変わりません。
行動しなければ・・・。」
417 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 20:45:10 発信元:202.189.212.55
蒼星石「君もしつこいね。さっさと消えてしまったらどうだい?
もう君の出る幕はないんだよ。」
雪華綺晶「・・・ならばサービスをしましょうか。」
蒼星石「サービス?」
雪華綺晶「貴方にも、見せ場を与えてやろうといってるのです。
いや・・・警戒されなくても本当にただのサービスですよ。」
蒼星石「な、なんだって?ごくん。(僕に見せ場が?そんな・・ま
さかそんなことが・・。)ば、馬鹿にするな!
誇り高き第四ドールが、そんなものに屈するとでも思ったか!」
雪華綺晶「そう・・・残念ですね。ではまた出直してきます・・。」
ガシッ。
蒼星石「ま、待て。は、話だけは聞こうか。」
雪華綺晶「ふふ・・・。いいですよ。」
ーーーーーーーーーーーーーーー。
蒼星石「やあ。翠星石。久しぶりだね。」
418 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/11(水) 20:47:42 発信元:202.189.212.55
翠星石「ああ・・。なんか用です?」
蒼星石「ちょ、ちょっと。それはないんじゃないのかい?久しぶりだ
っていうのに。」
翠星石「そこまで久しぶりでもねえですよ。翠星石は今悩み中
なのですぅ。」
蒼星石「分かるよ。あのゲテモノのことだろう?」
翠星石「どうしてそれを?」
蒼星石「妹だからに決まってるじゃないか!そこでちょっと相談
があるんだ。」
翠星石「なんです?」
蒼星石「ほんのちょっとでいいから、体を僕に貸してほしいんだよ。
そしたらあんなゲテモノなんか、すぐ退治してあげるよ。」
翠星石「はあ?お前じゃ役不足です。姉の私がこれほどてこずってる
のに、今更お前がしゃしゃり出てきても、何の役にもたたねえです
よ。
しかもどうして翠星石の体を、貸さなきゃならねえです?」
蒼星石「つ、冷たいなあ・・。ぐすん。僕泣いちゃうよ。」
翠星石「嘘泣きするんじゃねえです。お前はすぐ嘘泣きするです。」
419 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/12(木) 10:05:49 発信元:202.215.76.49
蒼星石「ちょっとくらいいいじゃないか・・。けちだね。
僕はずっと不遇に耐えてきたんだから・・・ちょっとくらいいいじゃ
ないか・・。」
翠星石「ダメですぅ。」
蒼星石「翠星石のけちんぼ!嫌いになっちゃうよ!」
翠星石「う・・・嫌いにならねえでほしいです。」
蒼星石「じゃあ体貸してよ。」
翠星石「し、仕方ねえです。ちょっと経ったら返すですよ。」
蒼星石「やったー。翠星石だーいすき!」
翠星石「しょうがねえやろうです。お姉さんは辛えです。」
ーーーーーーーーーーーーー。
翠星石「ふう・・・。例のマスターの部屋か・・。ゲテモノは・・
いるな。水銀燈と真紅もいる。」
真紅「おはよう。翠星石。・・・なんか貴方様子変ね?」
翠星石「僕は蒼星石だよ。翠星石にちょっと体を貸してもらってる
んだ。」
水銀燈「あっそうなのぉ?ごめんねぇ。ローザミスティカ横取りし
ちゃってぇ。」
420 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/12(木) 10:07:29 発信元:202.215.76.49
蒼星石「・・・それはいいよ。でもなにかな・・・。まあいいや。
」
水銀燈「?」
ジュン「買いだなー。」
雪華綺晶「それはやめたほうがいいです。こっちにしましょう。」
ジュン「確かにそっちのがいいな。買いっと。」
蒼星石「ねえ。ちょっと、ちょっと。」
ジュン「ん?翠星石起きたのか?」
蒼星石「いえ、僕は蒼星石です。翠星石にちょっと体を貸してもら
ってます。」
ジュン「れ、礼儀正しいな・・・。言葉こそ丁寧だが全く礼儀が感じ
られない約二名とは大違いだ。
しかもそのうち一名は変な言葉遣いだし。」
蒼星石「これから少しお世話になるので、挨拶をと思いまして。」
ジュン「そ、そうか。よろしく。敵ってことないよな?」
蒼星石「はい。少しここにいるだけですから。ところで着替えたい
んですが。」
421 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/12(木) 10:08:01 発信元:202.215.76.49
真紅「ああ・・・服なら。翠星石が保管やつがあるから、帽子
もあるし。・・・・はいっ。着替えるといいわ。」
蒼星石「ありがとう。真紅。じゃあ僕着替えてきますので・・・。
覗いちゃダメですよ?」
ジュン「人形の着替えなんか、覗いてどうするんだよ・・・。馬鹿
馬鹿しい。」
真紅「ああっ!なんて愚かなことを・・・。」
ジュン「ん?」
ドグシャー。蒼星石はデスクに飛び乗るとパソコンを鋏で真っ二つ。
ジュン「わ、わ、わ・・・お、お前何する。ぐう・・。」
雪華綺晶「あ・・通販が消えました・・。」
蒼星石はジュンの襟首をつかむと片手で捻りあげる。
蒼星石「・・・覗けよ。」
ジュン「え?」
蒼星石「それともなにか・・・。僕には女の子としても魅力がないと
君はそういうのかい?ねえ?そうなのかい?」
422 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/12(木) 10:15:06 発信元:202.215.76.49
ジュン「お、おい!誰か助けろ!こいつ頭おかしいぞ!」
蒼星石「黙れよ・・。刈るぞ?」
ジュン「ひい・・・。水銀燈・・ヘルプヘルプ。」
水銀燈「な、何で私に・・。む、無理よぉ。」
蒼星石「水銀燈・・・しばらく見ない間にずいぶんと堕落したじゃあ
ないか・・・。君にもお仕置きが必要だね・・。
でもまずはこいつからだ。」
ジュン「ぼ、僕をどうする気なんだ・・。」
蒼星石「いいかい・・・。覗け。分かったな?君に言う事はそれだけ
だ。」
ジュン「わ、分かった。覗くよ。」
蒼星石「覗くよ?君は何か・・・僕が催促したから覗くとでも?
覗きってのは、ばれないようにするものだよね・・。今から覗くと
宣言する覗きが、どこにいるっていうんだい?」
ジュン「え、えっと・・・。ここにいるとか?」
真紅「あちゃー・・。もうダメだわ。」
蒼星石「ふう・・・・。」
423 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/12(木) 10:15:36 発信元:202.215.76.49
スパン。ジュンの椅子が真っ二つにされジュンは尻餅を着く。
その上に蒼星石が乗っかり鋏を突きつける。
蒼星石「・・・・ともかく今から僕は着替えるんだ。分かったな?
」
ジュン「は、はい・・。そ、蒼星石が着替えるのか・・。(そわそわ
)(こんな感じかな。)」
蒼星石「も、もうエッチなマスターですね。本当に覗かないで
くださいよ。」
ジュン「・・・・。」
蒼星石「あ?」
ジュン「お、おう・・。でもふとした調子に目に入るかもしれない
なー。」
蒼星石「全く・・。じゃあ行ってきます。」
バタン。
ポン。
真紅「同情するわ。」
424 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/12(木) 11:56:30 発信元:221.244.130.138
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⌒ヽ // ___}沙|「 | | |_L |i | l | 7 |十i┼|∧ノ人_廴__
. }}// //| |j斗1.|,ハ|i | l | 'ィ≡=kノ人_{/_ ニ二}
___,ノ{ {// 八 Vノィf千气 |{ ◎r} }小{二二ヽY´
)〉 Y{ //,へ∧ 弋◎_り `¨¨{二二. 辷_ 〉ノ
ー' _ノ Y//{/ノ∧ ,,,, '''' `>‐-{__ソ
`Y´ ̄Y´乙__,\ cっ_ /⌒乙¨ ̄) ぶらーん
匸jノ}-、/__{ ≧=ー ァ'´ー´ ~ヽ/ ̄)ノ
/ \ ヽ ヽ ヽ ヽ/ \
/ { ̄~ヽ ̄~/ ̄ ::{ }
{ } ト、/ー } , -‐r‐r‐- 、/ハ ∧
‘7′ 'く /:,r' 7:介ト、`ヾヽ /
/ハ::: _,、|/:/ /:/ |:::| i∧ /ハ
425 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/12(木) 11:57:30 発信元:221.244.130.138
/ | |::| l::| l:::| / ハ
/ | ハ| l::| l:::|.{ ヽ
/ / /∧| | / ヽ
. / /t:;;;:rt:;;;:rt:;;;:rt:;ヽ /t:;;;:rt:;;;:rt:;;;:rt:;;;:r
/ ,しщレ´ |.| {f ,しщレ ヽ
. / ,小W | | {f州 ヽ
/ ,小W l ! {f州 \
. / ,小W | | {f州 _,沙}
. rく 州W l ! {f州 _,x沙こ′
__{_迂kx_ 州H l | {f州 __,x沙'r-、__〉
∨ `'守k}M{ | |__x≦迂迂沙勹 〉
‘ー'⌒Y {_ハ守迂迂迂i迂i少 ゞ乎仁、 、_人r'フ^ー‐′
廴__,ノ⌒)ノ r'⌒} f二Y {ノ 廴__/ ⌒)
_,> ん'T仁Y^ーr} { ̄ 、/n ( ̄
`ー‐′├‐'^廴.ノト-‐'^7てr'て__ソ-┘
| | `下、 ̄_,才ト、
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426 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/12(木) 12:10:04 発信元:59.190.190.20
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429 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/12(木) 12:12:50 発信元:59.190.190.20
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ヽ=ヘ三ニ-i∴*,:V:; @:.:',゙_,-'ニニニヽ."l;;: i:; :;,.;:,:.゙,;V7 !‐=ニZ_
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人:',;゙:'ヽ:',;゙:':;゙:'@/
しかしこういうスレの人は飽きっぽくて困る
2日間空いたか
居ないな
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いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/03/27(金) 20:33:19 発信元:211.13.114.234
438 :
いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/04/02(木) 20:09:24 発信元:122.213.118.210
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>>440人違いですぅ。
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こんな所で何やってるんだ性悪人形w
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>>459たまに一人言をほざいてるだけですぅ。
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何だこのスレww
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まぁな。
{:::.:::.:::>.::´ ̄ヽ、 ,. -一 ヽ_
,. -┘.:::.:/:.:::.:::.:::.:::ノ::.Y:;___.:.:./.:.:.:.:.ヽ
(.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:;:、;:;∠二:.ヽ`ヽ.:.:.:.:.:.:.:、
):.:::.:::.:::.:::.:::.; '´ //〈.:.:.:.:\ \.:.:.:.:.:.:.::ヽ-へ
r''".:::.:::.:::.:::.:::/ / / / ハ `ー‐┐\ ヽ:.:.:.:.:.:.:ノ=ニ):\
{ ::.:::.:::.:::.:::.; ′ / | {_:.:.:.ヽ ヽ:.:.:.(二`V/^):、
 ̄つ.:::.::/ / ,′ | |  ̄ヽハ. i.:.:.:.:.`i!ヽ.!_/:./
(:.:::.:::.::!l! l i |l! | ノ:.:.| |:.:.:.:.:.:||:.ト、;:ノ
`7:.::|l| | ハ ;'| し-、| |:.:..:_ノ.|.:| |
,. -―‐- ,、_| l__, / | / / ノ|/:.:ん. l |:.| |
,ィ´ ヽヽ、 , / `ト、/! ,イ. く:.:/:.; -┘| L」 !
// ヽ ヽ、ソ _レ'´ lメ // |/ | | |
/ ,イ _ ,r,=、,、 l、 ヽ、´ ̄ ヽ 1 | | | | 翠星石、今まで黙っていたことがあるの・・・
/ /./'´(:;;;l |l:;;;ノヾ、 l', ヽ、""" ノ!| | | | |
/ / ,l / ヾ,、 )ll ', ヽ <._| ! |ヽ. | | |
/ /. ,'`ー'´ 0 ゞ=ニノ ', ヽ、 ヽ:;://| |:.:.::', l l |
/ / | ,_,!、_, |;:ニヽ、 )/;:;! 、|:.:.:.:.:L_ ! ! |
`-'´ ', 〈 ' | ,'/ニV;` ̄〈〈_;/| ヽ:.:.:.:.:.:L_l ! |
ヽ、 `‐' ノ.:(゙こ /'^ヘ V:.:\ \:.:.:.:.:{! | !
>、,,___,、-<、_::.:.:`} ノ:.:..:.ハ V:.:_>- ヽ.:.:.:.} | i
_,..-''´ヾ;::::::ヾ;:ノ:::::::;∧ `' ,、Y.:.:.:.:.:.:.:.::.:>'" /:.:r‐'´〉、 i
{:::.:::.:::>.::´ ̄ヽ、 ,. -一 ヽ_
,. -┘.:::.:/:.:::.:::.:::.:::ノ::.Y:;___.:.:./.:.:.:.:.ヽ
(.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:;:、;:;∠二:.ヽ`ヽ.:.:.:.:.:.:.:、
):.:::.:::.:::.:::.:::.; '´ //〈.:.:.:.:\ \.:.:.:.:.:.:.::ヽ-へ
r''".:::.:::.:::.:::.:::/ / / / ハ `ー‐┐\ ヽ:.:.:.:.:.:.:ノ=ニ):\
{ ::.:::.:::.:::.:::.; ′ / | {_:.:.:.ヽ ヽ:.:.:.(二`V/^):、
 ̄つ.:::.::/ / ,′ | |  ̄ヽハ. i.:.:.:.:.`i!ヽ.!_/:./
(:.:::.:::.::!l! l i |l! | ノ:.:.| |:.:.:.:.:.:||:.ト、;:ノ
`7:.::|l| | ハ ;'| し-、| |:.:..:_ノ.|.:| |
,. -―‐- ,、_| l__, / | / / ノ|/:.:ん. l |:.| |
,ィ´ ヽヽ、 , / `ト、/! ,イ. く:.:/:.; -┘| L」 !
// ヽ ヽ、ソ _レ'´ lメ // |/ | | |
/ ,イ _ ,r,=、,、 l、 ヽ、´ ̄ ヽ 1 | | | | あなたのJUMへの思いは知っているのだわ
/ /./'´(:;;;l |l:;;;ノヾ、 l', ヽ、""" ノ!| | | | |
/ / ,l / ヾ,、 )ll ', ヽ <._| ! |ヽ. | | | でも・・・
/ /. ,'`ー'´ 0 ゞ=ニノ ', ヽ、 ヽ:;://| |:.:.::', l l |
/ / | ,_,!、_, |;:ニヽ、 )/;:;! 、|:.:.:.:.:L_ ! ! |
`-'´ ', 〈 ' | ,'/ニV;` ̄〈〈_;/| ヽ:.:.:.:.:.:L_l ! |
ヽ、 `‐' ノ.:(゙こ /'^ヘ V:.:\ \:.:.:.:.:{! | !
>、,,___,、-<、_::.:.:`} ノ:.:..:.ハ V:.:_>- ヽ.:.:.:.} | i
_,..-''´ヾ;::::::ヾ;:ノ:::::::;∧ `' ,、Y.:.:.:.:.:.:.:.::.:>'" /:.:r‐'´〉、 i
{:::.:::.:::>.::´ ̄ヽ、 ,. -一 ヽ_
,. -┘.:::.:/:.:::.:::.:::.:::ノ::.Y:;___.:.:./.:.:.:.:.ヽ
(.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:;:、;:;∠二:.ヽ`ヽ.:.:.:.:.:.:.:、
):.:::.:::.:::.:::.:::.; '´ //〈.:.:.:.:\ \.:.:.:.:.:.:.::ヽ-へ
r''".:::.:::.:::.:::.:::/ / / / ハ `ー‐┐\ ヽ:.:.:.:.:.:.:ノ=ニ):\
{ ::.:::.:::.:::.:::.; ′ / | {_:.:.:.ヽ ヽ:.:.:.(二`V/^):、
 ̄つ.:::.::/ / ,′ | |  ̄ヽハ. i.:.:.:.:.`i!ヽ.!_/:./
(:.:::.:::.::!l! l i |l! | ノ:.:.| |:.:.:.:.:.:||:.ト、;:ノ
`7:.::|l| | ハ ;'| し-、| |:.:..:_ノ.|.:| |
,. -―‐- ,、_| l__, / | / / ノ|/:.:ん. l |:.| |
,ィ´ ヽヽ、 , / `ト、/! ,イ. く:.:/:.; -┘| L」 !
// ヽ ヽ、ソ _レ'´ lメ // |/ | | |
/ ,イ _ ,r,=、,、 l、 ヽ、´ ̄ ヽ 1 | | | | わたしはJUMに抱いてもらったことがあるのだわ
/ /./'´(:;;;l |l:;;;ノヾ、 l', ヽ、""" ノ!| | | | |
/ / ,l / ヾ,、 )ll ', ヽ <._| ! |ヽ. | | |
/ /. ,'`ー'´ 0 ゞ=ニノ ', ヽ、 ヽ:;://| |:.:.::', l l |
/ / | ,_,!、_, |;:ニヽ、 )/;:;! 、|:.:.:.:.:L_ ! ! |
`-'´ ', 〈 ' | ,'/ニV;` ̄〈〈_;/| ヽ:.:.:.:.:.:L_l ! |
ヽ、 `‐' ノ.:(゙こ /'^ヘ V:.:\ \:.:.:.:.:{! | !
>、,,___,、-<、_::.:.:`} ノ:.:..:.ハ V:.:_>- ヽ.:.:.:.} | i
_,..-''´ヾ;::::::ヾ;:ノ:::::::;∧ `' ,、Y.:.:.:.:.:.:.:.::.:>'" /:.:r‐'´〉、 i
└-i:::::::::::::::::::::::: ,. '"´ ``ヽ:::::::.: : ヽ、
__...ノ: : : : : : :,.ィ´ / ', ヽ `丶、: : : :ト.、 ,.ィ"ヽ
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ヽ.ィ: : : :/ / ,' l ', `丶ト、:|:.:.:.:.:.|: : : : :ート、、ヽ
r‐:':::::::/ ,' ,' ! .l i'"´: : |:.:.:.:.:.:!: : : : :_:ハ ',ヽ
. ',_:、:::/ l l |l ! ',: : : :.|:.:.:.:.:.:|: : : : L_l::', ',r
ノ:,' ,'l | l | l ! ! | `丶; |:.:.:.:.:.::!: : : : : :ハ::ヽ
/:| | ,' | ! .!l| ,'| l l | l ,' ,|. |!´: :.!:.:.:.:.:.,': : : :r ' `¬
/:::,! | ..L.',_ト. |',ト / !./l/├ /¬ ¬、).:: /:.:.:.:./: ::::::::| |:
/:::::ハ.ト 、 ! ..l_ヽヽ\、./ l/"´ l/_∠ | {: : :/:.:.:.:./::::::;:::ノ| !:
ヽ|l ',ヽ \ !,イ `` ト '′ ,イ"´ lヽ ,ハr'^,-ヘ':::::::::}::!| .!:
. | ト、ト.`弋..ン 弋..ン ' | .|/j〈ィ'>》_ノ"!::l ! |: というお芝居を思いついたのだけど、どうかしら?
| l l.|. ', 、 l ! .|:.ヾ ニフ !::l. | |:
| / / | ト、 ,.、 | l| |/ ヽ:| |l !
. | / / | |_.> 、 _..-.、l l ! ! |.! |
l| /,イ _..l l:.:.:.:.:.:.:`丶、 __..ィ´:.:.:.:.:.,' .,'::| | | ! !
!|_ノ' r":.:.l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハィュヘ:.:.:.:.:.:.:./ /:.:::! !ヽ、 .| l |
_..'"ィ´ ト、:.:.! .l:.:.:.:/``ヾ.ニンリ:.:.:.:.:./ ':.:.:.:.:| |:.:.:/、 ! ! !
<._ <.| ! ∨ ,'_:.:'-:.:.:.:.:.:.:`¬´:.:``:./:.:.:.:.:.:.:.! !;/: : \ ! l |
tes
真紅かわいいよ真紅
r_ 、 , - ─- 、 __ _... -‐ ' ´ _ノ /::::| ノ:::::::::::::l!
lj ノ フ ':::::::/ ' "´ ヽ:::::ヽ ' ::::::::::::ノ_
,. ィ´⌒ヽ /:::::::::::/ /ヽ )::::::::::::::::::::::::::::1
j/ (__ /::::::::::::/ _ /::_i_ノ'ヽ:::::::::::::::: _:::ノ
ヾ r ' ¨ /::::::::::::/ :::::::::::::::::〆__ ヽ \::::::::::し、
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r-─ " |:::::::::::::: | _ ヽー ' ヾ. ゙:::ヽ
ゝ_ _ |:::::::::::::: | フ_j ノ ,. レ′
l /ゝ :::: ∠_.|:::::::::::::: | ::::::::::"j ´ T′ | , l
| l:::;/` て_ |:::__ :::::: | _ノ ,ヽヾ. ,ハj_ // , ありがとう・・・
| Lj! | '' 丁γr、ヽ::::| _ノ‐!- !-!、l! ィリイi/ ノ .ヘ,/
| l ヾ ゝメjク:::::|ノlハ!j_ゝ! ゝヽノjムrjイ/ l/ j/
| . | \`ー".::::| ヽハ::ィノ` ヒケ j ハ
| / | ヽ \::::! ハ` ´ , / | |
| , | |` ーゝ ヽヽ _ _ イ .ハ.|
ノ / | ! ヽノ^゙ | |ト \ / _j | !|
./,.j/ | |ヽ /ゝ. | ヽ.\ ヽーく  ̄"| l!ヾ.、
/ / ヽヽノ L \ヽ ヽ:.:゙!:.:. l ,,リ !l
/ ., ' / イ ハ ヽ. \\\:.:.:| ノ、._ l|
/ ' :::/ /::::: `ー、 `ー 、ヽ( `-── ァ
,/ - 、 _ノ ::::::/ {:::::::::: >- ─ `フく"<
/ _ ノ .::::::/ イ ヽ::::: |ゞ_≦'_´ _つ ノ
r ´ ::::::ノ /::! ):::::! | j,._) `ヾj
ヽ-──' / /:::: /:::::: ! ヽ、_ ヾヽ ('、
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/::'-イ / // l: ヽ ヽ ,ゝニ二ヽ rrrrr、
77/ .: .:/ l// |:: ヽ :', /,イ:ト、-'::イ /´ /
/// .:: :::// .:l | |:::. ::! ::::! イ://::!:::`´ l / /
/〈:! / ::| ::/lハ ::| | |:::|:. :. :::::::::l...|:| |::|ヽ!::: ! / /
/ .:lハ .::l|-l十ト、:::ト|:.| :lハ::|:::. ::..:::::::l:::!::ヾjイ |::: | ヽ __ノ´}
. / .::/∧N Yた卞N| N|:.:/_立ト、:、:::::::!:::l:::/|::::! /::: l ト--'´|
/ .::://:://| 弋ツ ヽ' た卞、ll:::::l::ハ|:::∧/ !::::: ! ,{ !ヽ
. 〃 .::://ノr,=ァ 弋ツノノ!イく_/ l::::: l / | ! } お風呂あがりなのだわ
〃 .::://:::|| l´f、 _' _ ィ、l::::|ノ,. -、 |::::: | / / |-'
!! :/イ::::∧ ``丶 ` / }ノ j!:l::!``ヽ´___!:::: | / l l
|//:l::::/ ハ>―-、`ト-,--‐ '|| ´ ´l::l::l _}ヽ |:::::: |``丶、 / l |
..::/::::::l::/r '´ \,.ゝ-―||<´l:::!::!´ ̄ イ__ !::::::.l! \ニ_―--'、 !
:/ :::::::!::! ! ,>‐-、 / ヾ、 `|::|::|-―-,=' !|:::::::|:l \`ヽ、 `ヽ、 |
'ヽ::::::|l::トゝ' { ァ──-ト|::!:::!ニ_´ / |::!:::::!:', \ `` `丶l
ニ=ヽ:!:l:!::Y´ ヽ/ |!l::!!:::! / l::l:l::::!::゙、 丶、 `
―--|:,ゝ' /く ノノ,!:!゙、:', l/ ヽ l::l::',::ヽ::ヽ ``
ニ=-‐/ / / -=´'´/ ヾ、ヽヽ ヽ ヽ l::l::ヽ:::::::::ヽ
:::::::::::{ _, '´ / / }〉 ヽヽ 〉 ゙、ヽ::ヽ:::::::::ヽ
=-‐_'∧ ヽ // \\--‐'´ヽヽ::丶、::::::\‐----
 ̄ ` ー--‐ '´ ̄ ヽ、\ _,,>
∠二≧ 、 __ 〕ヽ:..:..:\:..:..:.∨ ..:..:..:.:..:..l../..:..:..:..:/:::ィナ___ ′ ハ/ ̄ヽ
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>┴―‐ ミィ_〕ヽ:::\.:..:.. '~ ` <:..:..: 人_|‐<_/j | | |
, ヘ  ̄ ̄/:::\.:..:..:..:/ \:..:/:::::::}< ノ ||
へ. ヽ二ム..:..:..:..:..: ' ヽ::.:::{ _ \'_ノ二ヽ
く \_r‐Jト:..:..:../ 、\ ヽ ゙:,:::.:::.:ト \\\\
`ー/|::.::.::.::.::.::,′ \ ヽ V:下ヽ\ ヽ \ヽ
冫ーイ  ̄ト::.::.,′ | i | ヽ \ ヽ ', ヽ ':┴┐ Y ト、 \
′ ;′┌┴ ::.:| | | | ゙, ト ;. 斗-+ | |i::r┘ '. i \
:/| しヘー::.| |i | ||‖ | |メ、_从ハ|i | |リ::¬ U | 休みの日は家でゴロゴロするのに限るのだわ
| r┴‐::| || | ム⊥从ヽ i |lィf<.ヾ ー|川 ;::下┘ | |
| |::.::.::.::| l| イ| 斗=ミヾ\,ハノj八ゞ 'リ,.. | jノ! /::::::} | |
| |└ヘ::.:∧ l' | |/{-ィ::j }  ̄゛ | lj,√ィオ | ||
| | | く::.::.:ヘ l:、\ ヽ >‐ ´ , ∧ ∨:フ{{i〉 l ||
‖ | | ヾ勹ヘ い ::ヽ\ _ 仏ヘ \ゞ' j| |‖
八 | | \ィr=ミl::.ハ \ ー 、 ` __/ユ二 \ \ /ヘ. l八
′ | ', 弋ゞソ}7ノ /,ニ≧、 ヽー--,.ゝ- 、 ̄`< ̄ハ__ \/' λ 、 \
/ ∧ , `マ'´ /:':::.:::.:::.〉 ∨ィ/{f_Y三ヽ ` <ー┐ \/| \ \
/ ヽ \ / イ ̄ ー ' | | { トゞど..二二.._ `弌:. ヽ l \
./ \ >' /...:\ ..:::.:| /:/>允≠‐−‐' ___}ハ_ \
/ ┌一< / ...:..:::/::> // .:.:::./::卞ニニ -‐__,.___ }ヽ |!:..:ト ヽ
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):::: .' ,' l l i | ソ:::::::| l:::::L |
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| | ,j__l_ | |! _/_j_ / / j:::/ /::::/ | 何?いつもと変わらないじゃないかって?
レヾ !ト、 ̄|`ヾ|! i l! ´/ ̄j/ ̄lメヽ(_::ノ_ /::::/. | |
| \i、! ヽ,\! _ ヾ\|ヽ/ _ レ' Y !7_ヽ:ノ .| |
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' | ,' ∧ .; ィ .| Y´ .| |
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/ /:/ハl | ル'芹メ/ /,' / / / / //lー‐〈
// 〈:/ 〈l 川ヾジ /ノ,厶ニくノ /‐z_/l とはいっても、ずっと家にいるわけにはいかない・・・
/// / _リ !| 礼jハ/ ノ::;人/
, =='′ // / _{::.::/,小、 丶、′ `゙,.イ ハ^ー' |l |
〃 / ′//: :〉//:::||:::>=、 --<// |l |〉l
// / , ′〃: : ://::.:〃レ行」}::.::/,'/l |l l ヽ ちょっとジャスコに行ってくるのだわ
_」 {_ / / / : ; : 〈二ニ <:::〉キrく/::.:l |∧ |l | \
/ 」 l rv=ニ ̄: : : :/: : r ヱニ>、〕: |〉/:ヽ、_| | : :ヽ|l | ヽ
/ ! レ: : -‐': :/: : :.≧= \ ̄! : r――-ゝヽ: : :.\ | \
'′ ヽヽ 弐ヘ、_rく: : : : : :\ ̄::.::.〈: : 匸二ニ=、ノ : : : : `>‐ァ ト、
`ヽ、 \/: ` ̄`ヽ、: rr=- 〉 ̄T‐': : 仁二フ: ヽ : : : /ヽ}イ \ |l
、 ,>'´: : : : : :.:厶イレ》: : |:_:_:_:」==厶イ: : Y⌒ヽ、ノ/ヽ \ ヽ | |
_,二{/: : : : : : : : /: : :l : : : : : : : : : : : : >ヘ:_:ノ: : :.ハ \ ヽ \ } }
‐ヘYヽ、: : : : :/: : : :|: : : 、: : : : : : : : ':./: :|: : : : :l:ハ ヽ`丶、j 「ヽ、
VZハ:_:_/ : : : : : ヽ : : ヽ、:_: : : : : :/: : :ト、 : : :': : :ヽ、 `ヽ//\ ヽ
__,.ィ ∧/: : /: : : : : : : : : : : : : : :_:_; : '´: : : !: : :`ヽ、: : : : :}_ _,厶'´  ̄ }
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rー' , , , , ' / :i i i i :!
廴ムー , ; ; , , , / ,i | | | i | |
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(_rュ、__ , ; ; ; ; :i i| i! | | i:! :| :| | :| i |
_ソ ; ; ; i | | l| l! :| i: :| :| | :| i !
( rヘ ー ; ; | | ! :| l| l| :{ i! :| :| | _i_ i_j !
`f⌒ , ; ; ;! | l :| l| 、 、 i| ィ 了 i || |! |
ゝ__ノ; ; ; ;| :! ', ト l: ヽ ハ |:ト ,x≠爪ル'! お邪魔しているのだわ、翠星石
しヘ; ; ;!ハ ヽ _、 夭 ' \ ヽ { 川梦::::::r__' j|:|
廴_,、 ハ ヽ \,ィ沙ミ、 ヽ 弋ゝ-'ノ :|
廴 ト、 、\ V.::::::::::::r'ヽ `冖´ !
\ヽヽ..._ト\ 、、_ノノ ,. -‐;
i`ゞ_ム 冖^ 、 / ノ - 、
| i |i |!ヽ -ー {、 / /
j /イ j! 、 ,. イ _ノ -;
// i:| ./ _> _- ... __ //ニレ'´ _ノ
ノ// |:レ' / ニ三三三三fY薔〉{ニニ!, '´ ノ
{/ :i !:|:| ニ三三三三三 ニゝ彡'三ノ{、 /
/ 川 i ! ハ ニ三三三 三三 三 }ゝ{ `|
r、_
i└、:.` ー- 、_
|::::::::ヽ、..... `¨ ー 、_ _
l|::::::::::::>:.::.:.... ` ー-、_ __ _, -、 /r‐、| _
ノ: . . ..:.i ..:::|::::::::: `!ー='´ `>ス⌒¨ヽ.ヽ
j|:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:::.:. : . |:.:.:. : . | .:.:.:.:.:.:〈斗i} l:::|
`ー、:.:. : : :ゝー-、 li:::::.::. | ,ノ≒ェ- 、 l:::|
〔;;.:. :.::/ 入 |::::::::::: | { ! !\:V::/
7:.:/ / `ヽ__: :.: . !::::::::::: ! .:.:.:.:く |i !  ̄
ヾ// ! | |! >、:.::. ,′:::::::::| . ::r‐'´!.li !
i/ ! l| l ,.|-―ノ |L_,.ノ:: ,ィ企ヵ 丿 lU l
| |:.:.:.:!. '´ ____, 〉〈〉 i{゛ ,′ | 車のエアコンからスポンジが頻繁に飛ぶようになったのだわ・・・
` ヾノノ仆'´i叮 / /ヘ,]テゾ='厂´ / li !
〉 └' ´ ,イ l′ _r'′ , ′ li l
く / i. 亅 / /,' U |i |
ヽ __ ,′| l /7 ,-´ li l. |i l
\ li ! |_;..上≠ li l |i |
,xー`_‐''|i ! |二ニニ=ァ li ! |i |
∧〈i汐 |i , ' /:.:.: : . ヽ. |i | |i |
r≦⌒iソT'`_,. '´ /:.:.:.: : :. . ヽlj l. li |
ヽ二テ]ノ〈,イ < __ ヽ j |l !
ノ ,}:.〈 /,二¨ ̄ ,. ‐': . ∨ @ l
r=≠ニ_ノ/ .::. ̄,.-‐' , -'´:::: :: :: 、 l |i !
ヾ.ヽ /::ハ.:.く <___,:::: : ::::l::: :: l li l
ノ丿 /::/ハ ヽ ¨フ /::: :: ::::ト::: ::. \ li |
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l l :| .:::ハ ::l::. . |l,:.l::. ::l|: ll::: :/ l l' l' .:l .l
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l::l、.:.;:. :|l -+"´、l ヽ、: l`|l ヽ::::;:..::::/'"/:::::::;::/ //:://::::://
l:lヽ::l、::l l :::l ヽ ヾl、l, ` ヾl`l::/ //'l/ // /::/ ヘ
l ,l`ヾ、ヾ、ヽl ` " '´ '´ // l, ィ'l´
. ll lll,lヽ:::ヘ` ,,,,____;;;;;== ==;;;;;;___,,_ /::' lゥエ'
l゛=l ::::ヽ  ̄"""´ ``` ̄ /l:::: l‐'´
l l' ::::::;ヘ / ,,l:::: |
l l ::::::;ハ丶 l /, '' l:::: l 中古車は駄目ね・・・これからの季節エアコンが壊れたら乗れたものじゃないのだわ・・・
l ,l' :::::::l',-‐ヽ __ /‐‐ 、l:::: l
l l' :::::::l'..... :ヽ . ´ ` _/:゛`ー 、l:::. l
l/ .:::::/:::::::. ::::::::` 、. '' , -'":::::::::' .:::.ll,::: l、
/l' .:::::/l::::::::::. ::::::::::::::::::` ,,、. _, ィ"::::::::::::::::' .::::::l l,:: ll' 、
././ .::::::/ :|::::::::::. ::::::::::::::::::ヽ. /l'A"l`┴;:::::::::::::::.` :::::l' l;::. l ヽ
'./ .::/:/l l::::::::::: '..:::::::::::::::lヘ::ヽ>l::::/:::::::::::::::::.` :::::::l ハ::: l \
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::::\::/ / .:::::::/ .:/ :/ .:l: ::l l:. l
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!{:V l∧_l::l`::ト、l:::!:::∧!::::. .:::〃.:/.:/.::/.::: /::!
!∨ !:::トミ<!:::::ト、!/::::l::::::::://.::/.:///.:::::::/:/
V :∧lヽヽゞ`メヽl::::ソノ!::::∠.._/ -‐/∧:::::/j/
:l ::l !l::::::::: ̄::::::::::::::::::j/rf_チァ// j/
:! .::l !! ::::::::::::::::: :::::`¨::::///
i .::/:!\li ノ.::::::::: /.::// ジャンク!
! .:::/:::l _ヽiト、 r=‐ 、_ /.::::l l
! /}/ 冫lヽヽ、 ̄ _ .. イ| :::::l l
/ /.::/冫、:∨ 二¨::/.:::/´`ヽ{ヽ、l !
:/ .::::::::::/.::::}ヽ:}/.::::/.::r┴′:::::ヽ 〉l
/.:/.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
, ィ´.:/.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::.::.:.(
,r‐-、_ , ィ .:.::::ん"´  ̄ ̄``ヽ、.:.::::::::::::::::.:.:.)
/.:.:.:::::::/ `7:.:::::::._ノ \.:.::::::::::::ノ
).:.::::::/ /::::::.( , / ヽ 、 \.::::::(
ノ.:.::::::/ /::::::::.ノ | l ! ! ヽ. !::::ノ 少し落ち着きましょう・・・
〔.:::;:;:;;;! /.!::::::( i .! !| | | .:| |:/
/).:.;:;;;;| //|:::::::ノ | | .:|| |:. l:. .::.l | |
j〔.:.:;;;;;;;.レ/ |::,:イjト、| j| ::|ト、 !::.:/::.:.:/ .! |
l |>、.:;;:|_」ん1ート‐y-、l ト、 /-/仆イ::./l/
| |ン}.:;;:V,旡、l |,ィr=_>、` ,ィ=ミ,〉 ij:/ _ ___
| | `ト、〈f薇f〉|ヾ込ソ 辷ソソ l/1\ \
! ! \`Y」:.i | ' / :ト \ \
| |l \リ:.| |L._ く\ , イ | \/ ̄ ̄ ̄ /
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| || _「 `ト、|:::::::.::. i.:.::l朮ト、>‐'つ/ .! Pocky |
| || /.:| 」二二乃.:|.:::|薔jソ ,ィ戈 .:.:::|━━━━|
| i| / .:.::::|〔_  ̄``ー弍:!氷リ . ノi:.:: :::::! .:.:.:::::|
| l| ,/ .:.:::/.:.:.:.:.:.丁> - コ_ノ / :::|.:.:::::::| . .:.::::::::|
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_ノ.:.:.:.:.::::::::::::.:.:.:.| | .:.:.::L
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ノ.:.:.:,.'"´  ̄  ̄ ̄``ヽ、:::.:.:.:.(_ _
_ 只ん::./ ヽ.:.::::.:.に7L
〔 l]H ).::/ `、::.:.:仁7 _〕
/Y7(:;:;' l i .:.:lに_ノ^i7
l// ):| .1 ! .|. ,′ .:| .::|:|.:::( リ
,′ Kl .:| | ::|:. .: .:.::/.::,!::.:,!:|::|:|.:.:/:. ヽ
i i^、 .::|_」斗'1:::.::::::::;イーイ-:イ、:N/_ノ`^i i
| ,′ヽ、:|ヽ!ヽ`ト、;:;:;:;/´l/ /l/^iノソ´ | l
| i | | ||} -ィ示ミ ー示ュ- 爪 | | |
| l | _j ||ト、〃〃 ' 〃〃 / |i| | | |
| | !ハ | |リr‐ 、 -‐-‐ , イl |l| | ̄`7 | | 見苦しいところをお見せしてしまいました・・・
| | レ′ | |レ'´:. .:>ー <::.:.:T「`i | _ _.{ | |
| | | | |〔:::::.:.: .{薔}ソ.:. .:.:::」| | | `!.│.│
| | |ー.イ1i |:.::.:::::: .::V.:. .:.::::|!^}_」 | | !.:i |
| |.:|:.:.:<孑リー-----┴--─┘ リ孑> ,' |.:| |
| |::|.:.:::<孑リ j孑>‐イ |::| |
| |::|:.::.:.ヽH| ノタ/.:::::,′ ,!::| |
| |::|:::::::.:.ヽ{、 ノ,r'.:.:::::j! |.:.|:.|
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イハんリヽ/ ////////,! ! ミ r┘ |
/イ/@!ハ! l !ヽ,''/ /// i,レリト r┘ .,イ'
// / Y 'ヽ、 ハ !// ' 、'' / /! _ j 〆三j|_ _
// /イ_ "j//,.メイリ(_,. ' 三/ _ノ
レノ ヘ: : : ヽ 、 ヽ、ィ,彡,.イ{三ノ __ノiト 、
ノ /: : ヽ.: :|_ イ,〃ァ_r フ!´ルノ`´
jトー<、_: : : : {@}ト-─≦ー|ハ|¨´ !.l::!| `
≧ー- 、`ヽイ: :ヽ: : : : : : ノ ,' ! Vl! Z ・ Z ・ Z ・・・
_ /^ { _..─r::‐ ' :/|: : : \: : : / / | |
ゝ! ヽ'´ >--``l:/ ' :./r- ─ ' / l | |
<!__ ノ ∠:::丁´/ /:.:! !:ゞーヽ´ ヽ. | |
フ `ー¨1:::|ノ ! !:":l r二 _ ゝ \ | l
ゞノう _ ヾ! | l: : |: : :`ーォ ) ヽ!.
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_r゙:::/; ; , `''r:ヽ r'ユ`ヽ
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ヽヘへ rfYl、、 ( )ノヽ{ {/::::::::::::/
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{`ヽ_/´`''ゝ7r、へ ノ >ヽ/l !|
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,..へ 二´_:::::::::::::::::::::::::::ゝ、)''゙ ヽ ゙、
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l /ゝ :::: ∠_.|:::::::::::::: | ::::::::::"j ´ T′ | , l
| l:::;/` て_ |:::__ :::::: | _ノ ,ヽヾ. ,ハj_ // ,
| Lj! | '' 丁γr、ヽ::::| _ノ‐!- !-!、l! ィリイi/ ノ .ヘ,/
| l ヾ ゝメjク:::::|ノlハ!j_ゝ! ゝヽノjムrjイ/ l/ j/ おはようなのだわ。今日最初のだわを言ったわ。
| . | \`ー".::::| ヽハ::ィノ` ヒケ j ハ
| / | ヽ \::::! ハ` ´ , / | |
| , | |` ーゝ ヽヽ _ _ イ .ハ.|
ノ / | ! ヽノ^゙ | |ト \ / _j | !|
./,.j/ | |ヽ /ゝ. | ヽ.\ ヽーく  ̄"| l!ヾ.、
/ / ヽヽノ L \ヽ ヽ:.:゙!:.:. l ,,リ !l
/ ., ' / イ ハ ヽ. \\\:.:.:| ノ、._ l|
/ ' :::/ /::::: `ー、 `ー 、ヽ( `-── ァ
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/ _ ノ .::::::/ イ ヽ::::: |ゞ_≦'_´ _つ ノ
r ´ ::::::ノ /::! ):::::! | j,._)
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つ / , l | ] l:::::::l イ〔V | |
└‐t / l | l | l { l:::::::| | ∨/
L. l ! | l| N l_廴 ィ ,ィヱヘ 匸. | l
| l l l | N ナマ彡ャ‥Y|_ 〈ヘ{そリ | l |
!l トl,イ、.| jノ ハrい 八 L. ト-r' r イ !| ヽ
l|ヽ ヽiYf:ハ ゞ‐' | イ |/::::/ _ノ | l !ヽ| 真紅は起きたての口臭がちょっと気になるのだわ・・・
liヘり .:::::::::::. .l |l !:::/ // | ! |
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| ヽ、 ′ _//イ |´ | l l
/ /| ` 、 r'´ // ̄| lフ l l !
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//r'´ ̄:::::::::::{rケソ//::::::::/ /} \ l | |
/´ l:::::::::::::/:トこソ{ {:::::::/ }::| ヽ. l/ !
ヽ| /\:::::::::::::/:::::::>'´ ̄/::j | l | |
,. -── ''_´  ̄ ` 、
/ \ \
' / , \. 、 \
/ / /,i . ! ヽ \. \
' / / / ! | ! V '' \
! イ / ::/'!/l l ヽ ヽ ヽ \ 歯を磨くついでに朝シャンもしてくるわ。
l !l!イ:::::ハ_|! ゝ ゞ::.. \.::::ハト: \ \
ハ!{ ::| j!|!`メ!、 ::::ト、:::: V::|!\:: \ \ー .
ゝ::|ィ_ヾ \:::::V ゞ\.::::\V \ \` 、 とてもサッパリするのだわ
ノヽ トj ヾ、. \:V::::::ヽ\:::!::メゝ \ \ `ー - ---- --- -- -
「 ` ´ `''!::: | ! Vレ' \ \ー──── - - -
i |:!: トゝ\ ::::.. \ \ `ー- .. __
. ゝ 、 ' | !ノ ト.. \::.. \ \  ̄ `'' ー -
ヽ. イ ! ハ::ヽ:\ \ \ \、 ___ _ `
ヽ / / イ ハ \ \:` -`= - - -. 、,, _ \ \  ̄ ` ー
/`r r ---./ /, ' l / l!:::::\::\ ::: :::::::::  ̄ ̄ ̄ ~`'' ー -- 、...____\
/ ィ / j/| !|___j|、:::::::::\::\ :::::::::::: ` 、  ̄ ` 、` ー- ---
// l j,. ‐''" r--―j/__ ::::_ゝ:::::::::\:::\:::::::::::: ` ー - ` ー - ,.
jノ ,.イ !´ |::::::: / ':::::::::::::::L_::::::::: \:::\::::::::
/.| ̄l/ヽ
へ .ノ ´ ∠、 ヘ
/ ┐_ - ‐ - 、 )_ /ノソ きょうもお出かけよ。
| ヾ /|、 )、 ヽ / ┌ノ゙、ノ
〈 ̄`イ/ \l i 〉/ヽ )´ /‐く/ノ〈
`l´丿 弋ノ )イノ、イ/ _ 、/ ヽ´
i´| ∧ _ ' ノl/ \ _::ノ
ノ .|√゙丶- ´`〉l ノ ./ ´ Let's Go !!
=]l〈 ノ _-、 _ )iヽ、 ノ
/ ノ i 〉‐'´/'l゛ _ヽl、 ゝ
ノ / l_ヽ‐'´ `´ノ丿\
< `_‐、`ヽ /ノノ _/
_く `‐_ ‐ '`ヽ ヾゝ‐ / ノ 〈
_ノヽ´ヽ_/ ノ / ゝ - 〈 )、
ノ/ ノ´`'ノ / / / ::::ヽ ゙
/ノ'‐´´ / / / ::::::} l
"´ / / ::::::::l ヽ
/ / / ::::::ヽ i
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ヽ ヽヽヽ /::: / ::/
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└-i:::::::::::::::::::::::: ,. '"´ ``ヽ:::::::.: : ヽ、
__...ノ: : : : : : :,.ィ´ / ', ヽ `丶、: : : :ト.、 ,.ィ"ヽ
. |: : : : : : : :/ ./ / ', ', 「: : : : :|:.:.:ヽ: : : : : 〉ニニ、二
ヽ.ィ: : : :/ / ,' l ', `丶ト、:|:.:.:.:.:.|: : : : :ート、、ヽ
r‐:':::::::/ ,' ,' ! .l i'"´: : |:.:.:.:.:.:!: : : : :_:ハ ',ヽ
. ',_:、:::/ l l |l ! ',: : : :.|:.:.:.:.:.:|: : : : L_l::', ',r
ノ:,' ,'l | l | l ! ! | `丶; |:.:.:.:.:.::!: : : : : :ハ::ヽ
/:| | ,' | ! .!l| ,'| l l | l ,' ,|. |!´: :.!:.:.:.:.:.,': : : :r ' `¬
/:::,! | ..L.',_ト. |',ト / !./l/├ /¬ ¬、).:: /:.:.:.:./: ::::::::| |:
/:::::ハ.ト 、 ! ..l_ヽヽ\、./ l/"´ l/_∠ | {: : :/:.:.:.:./::::::;:::ノ| !:
ヽ|l ',ヽ \ !,イ `` ト '′ ,イ"´ lヽ ,ハr'^,-ヘ':::::::::}::!| .!:
. | ト、ト.`弋..ン 弋..ン ' | .|/j〈ィ'>》_ノ"!::l ! |: 壮大に昼寝して全然眠くないのだわ
| l l.|. ', 、 l ! .|:.ヾ ニフ !::l. | |:
| / / | ト、 ,.、 | l| |/ ヽ:| |l !
. | / / | |_.> 、 _..-.、l l ! ! |.! |
l| /,イ _..l l:.:.:.:.:.:.:`丶、 __..ィ´:.:.:.:.:.,' .,'::| | | ! !
!|_ノ' r":.:.l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハィュヘ:.:.:.:.:.:.:./ /:.:::! !ヽ、 .| l |
_..'"ィ´ ト、:.:.! .l:.:.:.:/``ヾ.ニンリ:.:.:.:.:./ ':.:.:.:.:| |:.:.:/、 ! ! !
<._ <.| ! ∨ ,'_:.:'-:.:.:.:.:.:.:`¬´:.:``:./:.:.:.:.:.:.:.! !;/: : \ ! l |
V / ' | ヽ ___ |:::::::::| |
l ' │ , | ヽ__ T:::::: | ____j!
| | | |! | | | | | r'' l::::::::::K _(::::::(!:::!
| | | |! l | イ ハ | ' ヽ__ '::::::::::ハ フ::!
| | !ハヽ| /!//| / | /| イ ノ /::::::::/ /`'´|::::!
l ハ | 、 |‐ゝハ ィ イリ ̄j/ `jメ !/ | |ーノ^ヽ,_/ ゝ !:: |
ゝ ヽ N.. ハ! ` ゝ.ノ レ' ,イ l |VVr⌒ゝj | |::::|
` >| j ___ , 、____、 | | | {く フノトンー ' |::::|
/ イ ´i ̄ , ´  ̄ ´ | ハ Vゝー_ン^ |::::!
∠!⌒7⌒ ` --'、__ヽ | !_j |/ `|休みもそろそろ終わりなのに、これはまずいわね・・・
ノ _.| / / / `ヽ、 ' |:::| K |
( `| / , / / r ― - --イ 〈:::| |
イ ⌒ゝ / ,..ヘ_- v'..: : : : : : : :, /:^| |フ !
/r‐! --、ノゝ_-- ..__ _ イ_rf´_)|: : : : : : :.:. / /.:.:.:| | \ !
r' イ__:::| ___ノ:>====< : :ムゞン j|! : : : : : :./ /: : :ハ | / \. !
ヽ L| ヽ ´ ヽ rフイ!: : : : : :.ゞrレ' ~ヽー: : ./ , ′: : . | |,/ ヽ. !
> 〉 |ゝノ⌒イ´ ≧;: : : : : : : : : .〉 : : : :/ / : : : :.ノ | |! , \ l
_ ''´ / ゝ _ .. :::: :: ヽ_ ノ: : : : : : : : : /: : : : :´: : : : : : :ヽ. | | ,.イ ヽ |
ゝ:::::::::::::L__:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽー- 、,r ':::::::::::::::::::::: |_/rヽ
(::::::::::::::::::f:::::::::::_:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ::::::::::::::::/_ イ二二 ヌ
\:::::::::::::つ:::::::. \::::::::::::::::::::::::::::.| |:::::::::::::::::::::::::::!ニニ´ ' /!
(::::::::::::::::ゝl::_ _:::::::::::::::::::::::::::ー┤ |::::::::::::::::::::::::::ノ\_//
jゝ:::::::::::/`ーj:::::::::::::::::::::::::::::::::::.| |ッ:::::::::::::::::rイヾ ー'\
ゞ:::::: / ゝr! :::::::::::::::::::::::::::.| | ::::::::::::::::::._) | | |
\/ / ゝ__,:::::::::::::::::::: | |:::::::::::::::::_:( l! | |
. Yl! | ゝつ:::::::::::::: l, 、 /:::::::::::⊂´ ノ!/| |
| !| ,、 ト, ヽr、::::::::frtッゝ::::::::rイ / | | |
ヽヽ、!.,\l! !li j/! ゝ_:::ゞニメ::rゝ′ /!! | | |
>!ノヘ! レ' j! ト' //´ / ,イ '' | | | みんな、五月病なんかになってはいけないのだわ
/ ト、 /, | ,/ゝj/ _ ,. イ| | | | |
r‐-―- ‐、ー j/| |/ `_j _ l!ヾ! | | | |
/! />/│,. トー <_ ::: r:/ | ! | | | |
! ゝ / r,<ヽ |./│/ ノ`ー<__,j | | | |
r.. t `ニニ'く ゝイヽノ ヽ /ヾ :::: ヽヽ. | | | |
ヾ::::Li´::`/::/ _j/ __,∠ノ:::::::\::::::: ヽ| | | |
√\:::::::::::::イ_ 〆/ _,, -―r゙ :::::::::: \:::::.ヽ. | | |
/:::::ゞ:::::::::::::< / ´! ∠_::::/ l:::::::::::::ゞ :::. 、 | | |
/:::::::::::::::::::::::::: 7`ー ̄ 二ノ/:::/ .:::::::::::::::::::::: ヽ│ !|
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|:: |l::. |::: : .:::i| :l:::| .:|::::::::::|、 __」
|:::. ||:::. |:::. :: .:::l | .::l::::| .:::| ::::::::' ヽ(´|| | |
|:::::. ||:::: |:::::. .::: l:::l ! .:::l:::::| .::::l::::::::/ ヽ|| | .|
..∧:::::. |:|:::::. |i::::::.. .::::::l:::l l .:::::;::::::! .:::::'::::::/ ノ|| | !
::.. ト、::.__|:|:_ | l:::::::.....::::::/:;:' l .::__イ_j__ .:::::/:::::∧rー'T´:::|| l |
:::::. | l\N} \_丁T'┘ lヽ::::::::〃/ ナ了 ̄レ /イ::ィィ´:::/ _) l:::::::| .| | |
ト、:::| | 二二_ ヽ/ _ 二二 ´|: l:/∠フ |:::::::| .| 廴_j
゙卞.| | ´千¨モ_メ ヽ ´ィキ_テ于` |: l イ堰 |::::::|__j |
ソ'| |ヽ ` _ 一 ´ ` ─ _ ´ .!: |゙宀'″ i|:::::::::: | 一度かかると癖になってしまう・・・
| |::|ハ イ:|:: | ||::::::::: |
| |::| 、 {i / |:: | |:l:::::::: |
| |::| \ - =- / .|:: | |:::l:::::: |
.i| |::| 匸.> ー <___]_ |:: | |::::|::::: |
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l:| l::|: : : : : : : : : : : :f'〃ニヾハ: : : : : : : : : : : : :|:: | |:: |:::: |
l :| l::|: : : : :_: : :-‐ :八,ゞゆソ人: :ー: : :_:_: : : : :|:: | |:: |:::: |
´l ::| l::|: : : : : : : :.:/: : :ゝ=イ: : :丶: : : : : : : : : :|:: ト、 |:: |:::: |
ゝ:::::::::::::L__:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽー- 、,r ':::::::::::::::::::::: |_/rヽ
(::::::::::::::::::f:::::::::::_:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ::::::::::::::::/_ イ二二 ヌ
\:::::::::::::つ:::::::. \::::::::::::::::::::::::::::.| |:::::::::::::::::::::::::::!ニニ´ ' /!
(::::::::::::::::ゝl::_ _:::::::::::::::::::::::::::ー┤ |::::::::::::::::::::::::::ノ\_//
jゝ:::::::::::/`ーj:::::::::::::::::::::::::::::::::::.| |ッ:::::::::::::::::rイヾ ー'\
ゞ:::::: / ゝr! :::::::::::::::::::::::::::.| | ::::::::::::::::::._) | | |
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. Yl! | ゝつ:::::::::::::: l, 、 /:::::::::::⊂´ ノ!/| |
| !| ,、 ト, ヽr、::::::::frtッゝ::::::::rイ / | | |
ヽヽ、!.,\l! !li j/! ゝ_:::ゞニメ::rゝ′ /!! | | |
>!ノヘ! レ' j! ト' //´ / ,イ '' | | | 恐ろしい病だったのだわ・・・
/ ト、 /, | ,/ゝj/ _ ,. イ| | | | |
r‐-―- ‐、ー j/| |/ `_j _ l!ヾ! | | | |
/! />/│,. トー <_ ::: r:/ | ! | | | |
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r.. t `ニニ'く ゝイヽノ ヽ /ヾ :::: ヽヽ. | | | |
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┗┛ ┗┛ _,,.. --一'ニr‐┘ -=く/.{ {契,ノiヽ..ノ ┗┛┗┛ とにかく、何としてでも生活を戻すのだわ!
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/,. ‐'',. -‐  ̄ } ´ / ヽ! >レ' ノヽ
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く/ // | ,. ‐'"´ / / / ヽ \
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に二三彡::::.∧ ハ:::::::::.|\Y《
仁{_/つ::::∧ :ハ:::::::) . ) )
. 廴__,.イて ,'.l j | | | }::ム辷彡'
.ハ ; (::::.| | { | | ハ V .l イ.∧ l | :!.|::::/. | |:|
.ハ ,: l| 辷| l .V.L | ハ.ヽ | / ,/7 .Y jl !.}:::} .| |:|
ハ:/ :!l .|!ト{ .ヘlV>>zリ,,,. ハ l/./ィ-七7.l ∧リノ|::lハ | |:|
.ハ/ ::l| .|::|ヘ\ =Y´jう_`\V/7´たうj.Y从ンj .|:| .l. |:|
/ !| |::ト叮アト、ヘ. ヒン ヒン 7イ |ソ}l::| .l |
,' | |::|. | .l∧ , ./ ! .|' 川 :l: i| そこで、原作を読みなおすことに決めたのだわ
.′ :| 川 .l .|.`ヘ. r─‐┐ / /l .| |: i|
; :l / リl. >、. ` ー ′ .イ. |..|.. |:: |
| ::| / .∧}./´.::.ニ>tー 'チニ`ーzxノ八. |:: |
| ::| ./ /´::マ.:.::.:.:/ニ{ 只 }ー=、...:.:.://::Vム |:: |
| | .//>、::マ: _,::-‐‐'..:》ー.イ :.:..:.::`ー//::〈 .Vム .|:: l
| ::l .《∠≪:::::::へ.マ .:.:.:.:.:.::イ|:::::ト、.:.:.::. //:::::::\Vム,!| |
| ::|::: ヽこ二ニミへマ .: : /.:.:|:::::|.:.\__./ムニニ三彡'l:: |
| r上≦三ニy__ > 小く. :.:.::::|:::::|:::.. \:::::ィ≪<::::::入.l |
| r─{ ¨´`ー三三>-x _|:::::L_,,-‐'¨,ィ<≪三>カl .|
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