これでいいのか、性教育 パート8

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901ナナシズム
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最新アメリカ性教育事情 米国で結婚まで純潔を保つことの価値を教える「純潔教育」(自己抑制教育)を推進する団体が政府の支
援を受けて活発に活動する中、六月上旬、米カンザスシティーで自己抑制教育指導者会議が開かれた。一方、これに照準を合わせ
「包括的性教育」(コンドーム教育)を推進する米国性情報・教育評議会(SIECUS、シーカス)が自己抑制教育への政府支
援を阻止しようと批判キャンペーンに打って出た。自己抑制教育に焦点が当たる中、若者の性非行が急速に進むわが国では、コン
ドーム教育一辺倒。自己抑制教育に及び腰のわが国政府の姿勢も浮き彫りとなった。 (「自己抑制教育」取材班)
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第一部 カンザスシティーからの報告 推進団体が“プログラム見本市” 人生設計し性の悲劇回避は共通「調査研究で内容充実」と自信
アンルー会長 「ハイ! 私のところの教育プログラムはいかが。これが教師用指導書でこれが生徒用テキストよ」――。笑顔で、きりっ
とした表情の女性が声を掛けてきた。辺り一帯、自己抑制教育のプログラムを紹介するブースが所狭しと並ぶ。米ミズーリ州カンザスシテ
ィーのホテルに六月六日から九日まで、全米からさまざまな自己抑制教育団体が集い、基調講演や分科会に参加した。ホテル一階のホール
に設けられたブースは、さながら“自己抑制教育プログラム見本市”といった光景である。米国では今、熱心に自己抑制教育が進められ
ており、小さい組織も入れると、その数は千にも及ぶという。その中には、仲間がペアで指輪をはめて純潔を守るために励まし合うプ
ロテスタント牧師主宰のSILVER・RING・THING(シルバー・リング・シング)。二十年以上の実績を持つTEEN・A
ID(ティーン・エイド)。東南アジアでも実践され始めた新興のWAIT・TRAINING(ウエイト・トレーニング)などがある。