840 :
ナナシズム:
東急リバブルお客様相談室のたらい回し
【東急不動産】原告はお客様相談室からたらい回しにされたことを話した。
原告「この前、東急リバブルのお客様相談室に電話したのですが、そこでは『こちらは関
知しないので事業主の東急不動産に直接聞いてください』とたらい回しにされ、非常に不
愉快な思いをしました」
原告は自分の声が低くなっていくのを感じていた。たらい回しにされた怒りが改めてこみ
上げてきた。
原告「東急リバブルは売ったら売りっぱなし、責任はとらないということなのですか?」
今井「そんなことはありません」
今井は自分の焦りを気づかれまいとするかのように、意思の力で幾重にも心を蔽いながら
首を振る。
原告「しかし、実際に相談室の担当者が言ったことです。東急不動産に聞けと言われても、
担当者が誰だかわかりません。大代表に電話をかけるか、それとも代表取締役宛に手紙を
出せばいいのですか」
「東急不動産の窓口については一度持ち帰って調整した上で改めて回答させて下さい」
原告「私としては、御社が信用できない、とか、御社を無視して話を進めたいという気持
ちは持っていませんが、お客様相談室であのように言われたら黙っているわけにはまいり
ません」
宮崎はごまかそうとしたが、原告の不満を感じた今井が遮る。
「東急不動産では住宅事業本部でアルスを担当していて、松岡リーダーの下に野間係長が
おります。実際の担当者は関口という者です」
今井は三人の名前を紙に書き、手帳から連絡先の電話番号を写した。
原告「今、あげられた東急不動産の担当者は誰一人、隣地所有者から話を聞いていないの
ですね」
今井「全く聞いていません。誰も知りません。ですから隣地所有者が誰に説明したのか確
認してください」