一澤帆布、信三郎帆布、喜一澤 ウォッチスレ 4袋目

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5おかいものさん
一澤帆布工業の現状と問題点

一澤帆布工業は一澤帆布三代目である先代の死後、長男とすでに4代目となっていた三男の間で2つの
遺言書をめぐって裁判で相続を争い、一度は長男が経営者になったが、昨年6月に最高裁にて決着がつき
再び三男側に経営権が戻った。そして今度は代表取締役社長には三男本人ではなく、三男夫人が就任
したが、直後の昨年7月より休業になり現在もその状態が続いている。

また昨年12月になって、長男が社長の時代に採用した従業員による労働組合が、地位確認と休業中の
賃金全額支給を求めて提訴してしたが、今年7月26日になって同月13日に和解となっていたことが発表された。
(和解条件などの詳細は公表されていない)
このことにより一連の騒動は終息へ向かいつつあるが、いまだ一澤帆布工業の再開は不透明である。

一説には経営権を取り戻した三男夫婦はもう再開する気がないということも言われている
相続争いの時に一澤帆布の商標が使えないため設立した新会社一澤信三郎帆布が好調なため今後も継続し
一澤帆布工業はこのまま封印してしまおうということであるが、公式のコメントが無い限りうわさの域を出ない。

老舗を相続するということは普通なら店を継承するということであるが、遺産分与は裁判によって決着してもいまだ
兄弟間には一澤帆布を再開できないような大きな障害があるとも言われている。
しかし、知名度の高い人気老舗の再開を望む人は多く、第三者による仲裁などで早期の和解および営業再開が
待ち望まれる。
三男の信三郎帆布、四男の帆布カバン・喜一澤は一澤帆布より独立した形だが、このままでは本家で大名跡で
あるはずの一澤帆布工業とそのタグが消滅することになる。

一澤帆布 / お知らせ
ttp://www.ichizawa-hanpu.co.jp/oshirase/news090708.html

> 「当分の間休業いたします」
> 一澤帆布は当分の間休業いたします。