コストコ68

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190おかいものさん
“ステルス小売”、コストコの実力(消費産業部編集委員 田中陽)
(日経産業新聞)
更新日:2010-01-09
1世帯では使い切れないほどの買い物をする人たちもいる

米国生まれの流通企業。コストコ・ホールセールスが日本でも人気となっている。週末ともなれば低価格商品を買おうとする車客が大勢押しかけて渋滞が発生することもザラだ。
消費者や飲食店が会員となり、食料品や日用雑貨類などを低価格で販売するのがコストコのビジネスモデル。現在、北海道、千葉、埼玉、東京、神奈川、兵庫、福岡に9店を展開している。
基本的には業務向け利用を想定しているため大容量が基本だ。
枕のような肉の塊、座布団のような大きなピザ、飲料もパック売りが大半だ。少子高齢社会の日本では多くのスーパーでは少量パックが主流になりつつあるが、コストコはその正反対。
1999年に日本進出を果たした時の評判は、「あんな大容量だったら、日本の家庭にある冷蔵庫に入らない。
日本では受け入れられるのは難しい」という指摘が目立った。
それが今では、店舗周辺に渋滞を起こすほどの盛況ぶりだ。
買い物する姿は、家族連れのほかに、買い物仲間たちが集団でやってくる。そして、日本のスーパーにあるよりも1回り、2回りも大きなショッピングカートに山積みになるほど買い込んでいく。