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121おかいものさん
わいせつ語を試験で書かせる−北海学園大・米国人講師 学生「セクハラ」

 北海学園大(熊本信夫学長、札幌市豊平区)人文学部の30代の米国人男性講師が
今年10月、担当する講義の小テストで、主人公の女性がわいせつな言葉を叫ぶ米映画の
シーンを上映し、その言葉を書かせていたことが21日、複数の学生の話で分かった。
学生が「セクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)に当たり、精神的に苦痛を受けた」と
大学に苦情を寄せており、大学側は講師に改善を申し入れる考えだ。

 受講した学生たちの話によると、講師が上映したのは米海軍の特殊部隊に入隊した
女性が男性隊員に交じり、過酷な訓練に挑む姿を描いた映画。小テストでは映画の中の
数シーンを編集して上映し、シーンが持つ意味などを回答させた。
 学生が「セクハラ」と指摘しているのは最終設問で、主人公が上官の男性に反抗して
叫んだ男性器を意味する言葉を英語で書かせた。ほかの問題とは出題意図が違っていた
ため、ある女子学生は「脈絡のない設問で、あえて書かされた気がした」と話す。同じ設問は
昨年の講義の小テストでもあったという。
 講師は米国文化論を担当しており、米映画を通して米国文化を紹介する講義が多いという。

 同大は四月に学生からの投書制度を設けており、複数の学生からこの講師のテストを
批判する投書があった。大学が講師に投書があったことを知らせたところ、講師はテスト後の
講義で「見たくなければ、目を閉じて」と話したという。ある女子学生は「見ないとテストに
回答できず単位も取得できない。嫌でも見ざるを得ない」と反論する。

 講師は取材に対し、「他大学でも同じ内容の講義をしたが、批判はない。映画のシーンで
女性が男っぽくなっていることを言いたかった」と話している。同大人文学部の桑原俊一
学部長は「アカデミックハラスメント(教官などが地位を利用して行う嫌がらせ)の部分は
あったと思う。事実関係をさらに確認し、講師に改善を含めた申し入れをしたい」と話している。

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20041222&j=0022&k=200412225828