【中古】リサイクルショップってどうよ【激安?】

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843おかいものさん
以前グッドウoルのバイトで事務所の移転をやった。経産省所管の
特殊法人のようだった。すごかったよ。まだ使えるビデオ(業務用βデッキですよ!)や
3菅式のプロジェクター、編集卓、ミキサーなんかの電気機器のほか、
いかにも高そうな外国製の家具、パソコン、これら全部が「ゴミ」。
現場監督として日曜出勤してたその法人のおじさんは、「廃棄しないと
書類が面倒だから捨てて捨てて」といってた。ゴルフの素振りばかりしてた。
許可取って産廃コンテナに投げ入れる寸前のものを横にはじいて、βデッキだけ
持ち帰った。他のものは重くてもてなかった。すぐに中野の中古オーディオ専門店に
持ち込んだ。18万円で売れた。タクシー借りて全部持ち帰ればよかった。

なお一番すごかったのは、応接室に山積みにされていた「○○白書」だった。
この法人は、この○○白書を年に一度発行するのがメインの業務みたいだった。
だだ広い応接室にダンボールが数え切れないくらいあり、中身はすべてこの○○白書。
すべて産廃トラックに投げ入れて捨てた。

引越しは、年に1度、ほぼ必ずやるようだ。霞ヶ関のちょっと古いビルがあって、
その中にオフィスはあるが、4階から6階へのフロア間移動だけだった。
同じビルの中で移動するだけ。その引越しに漏れのような派遣が15人、
引越し業者5人の事務所移転スタッフが入る。大仰な養生(壁や床に保護材を
敷き詰める)をして、まる1日がかりの移転だったが、休憩だらけで楽な現場だった。

当時貧乏学生だった漏れは、弁当も飲み物も出たこの現場は当たりだと思った。
売り払った業務用βデッキのおかげで、アルバイトもこの日で卒業になった。
漏れのまねをして民生用ビデオやパソコンを持ち帰った連中もラッキーだったろう。

しかし一番ラッキーなのは、その特殊法人に勤めている人たち。
漏れたちは結局、今後何十年も税金を支払って、彼らの生活を支えてゆくことに
なるんだろう。ふざけるのもたいがいにして欲しい。