妻が「ニッセンって、よくもこれだけしょっちゅう
カタログを送ってくるわよね。季節ぎりぎりに
ならないと送ってこないときもあるかと思えば、
『予約号』とか言って、半年以上再のものを
乗せたのを送ってくるし」と言うんです。僕が、
「客に先取りした感覚を味わわせるためじゃない?」
と言うと、「もうすぐ冬なのに、まだ冬号が来てない
人がいるらしいの。それはそれでニッセンだから
仕方ないと思うんだけど、本屋に無料で置いてあるのを
『しゃくだから』もらわない、っていうの、どう思う?
ずいぶんゆがんだプライドよねえ」と言うので、
2人で顔を見合わせて大笑い。
無料がプライドを許さないのなら、裏表紙に
書いてある定価を払って買えばどうかと思いました。