■やられました！デート商法＜出会い系＞■

10年位前、自由が丘の何とか言う英会話学校から「おめでとうございます。当選しました。」と
電話が掛かってきた。英語話せたらなと言う思いと、東京ウォーカーでその学校が特集を
組まれていたことから興味を持って、行ってみた。そしたら、大部屋にテーブルが１０個ほど
あり、各々男女1名づつ座っていた。２時間ほど軟禁されたけど、結局は契約しなかったよ。
でもまわりの男らは顔をへらへらさせながら契約書を書いていた。総額三十万ほど。

その後地元に帰り、福岡の天神コアで買い物をしていたら、今はなきジュエリーまきの店員に
止められた。
「今興味のあることは何ですか？」
「女と金儲けかな」こんな感じで始まって、「今宝石を買ってないと、数年後値上がりしますよ」
と言われ、買っていった男共の写真を見せられた。「何で値上がりするの？」と尋ねたら
「外国の卸が宝石を売らないことに決めた」などと訳わかんないことを言い出した。そこで俺が
「その会社ってデビアスのこと？そんな話し聞いたことないよ」つうと、店員がシドロモドロになり
今度はキャバ嬢っぽい女店長が現れた。そこから延々1時間。説得を諦め、なぜか普通の話し
になった。そうこうするうちに閉店時間になり、俺が帰ろうとしても帰してくれなかった。
結局飲みに付き合わされ、夜の運動会になってしまったｗ

その頃はまだ２０代前半だったので、毎日の様にテレｱﾎが掛かってきていた。ある金曜日の
夜、ｳﾄｳﾄと寝ていたら同級生と名乗る女から電話が掛かってきた。名前聞いても判らなかった
ので、知らないと答えるとごめんなさいと謝ってきた。何だこいつは？と思いながらも話しが
面白かったことや暇だったこともあって次の日の午前中にに会うことに決めた。
地元の駅で待ち合わせだったのだが、現れたのは同い年くらいの美人だった。俺の車で近所の
ファミレスに行って、リゾートホテルの会員権の説明を約二時間くらい。俺はまったく買う気が
ないので聞かないふり。そうするとさすがに女も諦めたのか、「もういい。世間話ししよ」と
言ってきた。俺がジュースのお代わりいい？と聞くと、それくらいだったら会社の経費で落ちる
からいいよと言うので、しこたまお代わりした。まだ帰らなくてもいいの？と聞くと、次のアポは
夕方だから、と女。だったらそれまでカラオケで暇つぶししない？と誘うとOKの言葉。
結局カラオケではなく、カラオケつきのホテルで運動会になってしまったｗ