歩道に商品を置いた店の経営者を道路交通法で略式起訴
自転車の少年転倒、死亡事故
今年2月、神奈川県三浦市で小学三年生が自転車で歩道を走行中、
ダンボール箱に接触して車道に転倒。トラックにはねられて死亡した事故で、
横須賀区検は8月3日までに電気製品などのダンボール箱を置いていた電気店の
経営者を道路交通法(道路における禁止行為)の罪で略式起訴しました。
神奈川県警によると、交通事故をめぐって道路に物品などを置いた人が
刑事責任を問われるのは異例のようです。
同県警の調べによると、事故が起きたのは2月5日の午後、同市内の
電気店前の歩道には洗濯機の入ったダンボール(縦横約65センチ、高さ約95センチ)や
テレビの空き箱などが置かれており、これに小学生の自転車のハンドルが接触して
車道に転倒し、折から走ってきたトラックに引かれて死亡した。
電気店の経営者は商品を展示する目的でダンボール箱を歩道に並べており、
実際に歩行者が通れる幅は80センチだった。
http://www.nisshinfire.co.jp/library/pdf_shiryo/pdf/car_11.pdf