1 :
法の番人:
殺人事件の10件に1件だってよ…
やってられねえ!
そーーーーーーーーーーーーーーーーーーす
くれ
3 :
無責任な名無しさん:2001/06/29(金) 10:22
4 :
無責任な名無しさん:2001/06/29(金) 10:32
>>3 >米国のように、ひとまず健常者と同じように裁いておいて、精神病院で
>治してから刑に服させるように出来ないのかな?
米国でも数年の周期で精神障害者に対する対応が揺れていると聞きますけど、
これは面白い方法だと思います。もう少し詳細に解説してください。
>米国のように、ひとまず健常者と同じように裁いておいて、精神病院で
>治してから刑に服させるように出来ないのかな?
うそだろ
6 :
無責任な名無しさん:2001/06/29(金) 10:36
責任能力は実行行為時に存在しなきゃならないってのが現在の実務&通説だからな。
責任能力の定義からして変えないと。
7 :
無責任な名無しさん:2001/06/29(金) 10:53
>>3 >>4 大学の法律学入門の授業でセンセがそう言ってた。
センセ曰く、
・治してから刑に服させるので事実上一生入っていることになる。
(米国の精神病院では治療に20〜30年くらいかけるから)
・精神病院に入るより刑務所の方が待遇がいいので、心神喪失や心神耗弱を望むものが少なくなった。
(米国の刑務所には刑務作業がないから)
だそうです。
8 :
無責任な名無しさん:2001/06/29(金) 11:02
>>7 米国の刑務所には刑務作業がないというのは、独房に閉じこめた
ままにするということですか?
素人で申し訳ないんですが、日本では刑務作業のない刑罰というのは
あるんですか? 懲役と禁固はどう違うのですか?
9 :
無責任な名無しさん:2001/06/29(金) 11:36
>>8 >米国の刑務所には刑務作業がないというのは、独房に閉じこめた
>ままにするということですか?
詳しくは分からないのですが、センセは独房では無さそうなニュアンスの言い方をしていました。塀の中にいるだけで日常生活と変わらないような・・・。
以下、有斐閣 法律用語辞典より引用
【懲役】
自由刑の一種。刑法に定める刑の一種で、監獄に拘置して所定の作業を行わせるもの。無期と有期があり、有期懲役は一月以上十五年以下である。ただし、刑を加重する場合は二○年に至ることができ、刑を軽減する場合は、一月未満に降ろすことができる(刑12・14・68)。
【禁錮】
刑法の規定する自由刑の一つ。懲役と異なり、刑務所に拘置するだけで、定役を科さない。無期と有期(一月以上十五年以下)とがある。内乱に関する罪、名誉毀損罪、業務上の過失による罪など非破廉恥犯的動機による犯罪に科せられるのが原則となっている(刑77等)。
10 :
無責任な名無しさん:2001/06/29(金) 11:48
>>9 自由刑とはなんですか? 自由刑と反対の刑罰はなんですか?
11 :
無責任な名無しさん:2001/06/29(金) 11:58
身体刑、自由刑、罰金刑くらい検索かけて調べたら?
刑務作業、請願作業ってのも調べるといい。
全部知りたければ刑事政策の基本書1冊読めばわかるでしょう。
12 :
無責任な名無しさん:2001/06/29(金) 12:24
>>10 自由を剥奪するのが「自由刑」→懲役・禁錮・拘留
生命を剥奪するのが「生命刑」→死刑
財産を剥奪するのが「財産刑」→罰金・科料(・没収)
身体を侵害するのが「身体刑」→鞭打ち刑・刺青など(今の日本にはない)
13 :
無責任な名無しさん:2001/06/29(金) 12:26
>>11 なるほど。「自由刑」は「自由な刑罰」ではなく「自由を奪う刑罰」と
いう論理構造になっているのですね。
では本題に戻り、以前他スレで責任能力に関し、米国ではマクノートン
法が確立されているが、これは知能障害に偏しており、現代の精神
医学からみて時代遅れであるとの指摘もなされておりました。
この点に関してはどのようにお考えですか?
14 :
無責任な名無しさん:2001/06/29(金) 12:53
アメリカは実体法であまりうるさく言わないから、責任の判断もその時々の思潮やトレンドみたいのに流されるのでは?
だから、誰かがマクノートンルールを使ったら「僕もそれ使う〜」となり、誰かが「それおかしくない?」と言ったら「僕もおかしいと思う〜」となりやすい。
日本の刑事実体法は精緻な大陸法を継受してるから、責任の判断もそうそう簡単には緩くできないと。
だから、「ここを触ったらここがおかしくなるから黙って今まで通り」となりやすく、「ここは触らず、弥縫策で何か足しておこう」となりやすい。
と、知ったかぶりをしてみる。
15 :
無責任な名無しさん:2001/06/29(金) 13:51
>>14 今の日本の社会、政治、法律すべての分野において問題になっているのが
まさにそのことではないのですか? 小回りが利かない、改革が
進まない、責任の所在がはっきりしない、結論を出すまでの時間が
かかりすぎる等々、みんなそのことが原因ではないのですか?
16 :
無責任な名無しさん:2001/06/29(金) 18:14
>>3 >米国のように、ひとまず健常者と同じように裁いておいて、
>精神病院で治してから刑に服させるように出来ないのかな?
精神科医の話によると、スエーデンやアイルランドでも行われているみたいだね。
17 :
無知人:2001/06/30(土) 21:36
心身喪失者が犯した犯罪は、法的になぜ罪にならないのか、それにはそれなりに
法としての根拠なり理由があってのことだと思うのだが知っていればどなたか
教えて欲しい。
18 :
無責任な名無しさん:2001/06/30(土) 23:38
> 心身喪失者が犯した犯罪は、法的になぜ罪にならないのか
言い換えると、
心神喪失者の行為はなぜ罰せられないか?
ごくあっさりと簡単に言うと、
心神喪失者は自分の行為の是非善悪の判断ができず、
行為の是非善悪の判断ができない者を非難することはできず、
非難することのできない者に刑罰は科せられない、と。
ゆえに、「心神喪失者の行為は、罰しない」。
ということになっています。
それはなぜかと尋ねてるのだと思うが
20 :
無責任な名無しさん:2001/07/01(日) 04:33
>>19 犯罪を犯したという結果だけで故意無き者を裁けば、
結果として犯罪を達成出来なかっただけの悪意有る未遂犯を裁けないから
21 :
精神医学解体論者:2001/07/01(日) 09:39
>>19 本当に自分の行為の是非善悪の判断ができない「成人の」心神喪失者が
存在するのだろうか? 私はまずこれを問いたい。
それから、では現状、結果として犯罪を達成出来なかっただけの悪意
有る未遂犯を裁けているんですか? Noでしょ? であれば、心神喪失者を
犯罪を犯したという結果に基づいて裁くかどうかは無関係でしょ?
22 :
精神医学解体論者:2001/07/01(日) 09:41
21は19に向けた発言ではなく、18や20に向けた発言。
未遂犯で罰せられている人なんて、うなるほどいる。
24 :
無責任な名無しさん:2001/07/01(日) 13:54
>>21 行為の是非善悪が判断できない成人はいるよ。
病気の人もそうだけど「心神喪失者」という意味で言えば泥酔状態なんかもそうかもね。
ただ精神系の病気で是非善悪が判断できない人の多くは
自分の行為そのものに対する自覚もない場合が多いと思うよ。
現実と妄想の区別がつかなかったりするからね。
だからそういう人に対して法律を理解しろとか、
あなたのしたことは罪なんだ、と言ってもまったく無駄な話になるんだよね。
言ってもわからないんだから。
問題なのは、そういう裁き様のない人達をどう管理していくかだと思う。
あ、18でも20でもないので念の為。
25 :
精神医学解体論者:2001/07/01(日) 17:11
>>24 まず泥酔状態は、泥酔状態まで至る前の意識を問題にしたいね。人事
不省になることがわかっているのに飲む意識を、ね。
後段については、それは本当に患者を見た印象に基づいて述べている?
本に書いてあることを鵜呑みにしていない?
ただし梗塞などで、または先天的に脳の一部が欠損しているような
場合は「身体」障害者として区別されなければならないが。
26 :
無責任な名無しさん:2001/07/01(日) 17:20
>>25 >後段については、それは本当に患者を見た印象に基づいて述べている?
臨床的見地からの話しがしたいなら、
病院・医者板、医歯薬看護板または心理学板へでも行ってね。
>ただし梗塞などで、または先天的に脳の一部が欠損しているような
>場合は「身体」障害者として区別されなければならないが。
それだってまさに心神喪失者でしょ。
心理学板は違ったかな。
心理学板は違うぽいけど健康板やメンヘル板でもいいかもね。
ただし煽りや荒らしと間違われないように聞かないとダメだけど。
いずれにしてもここでは板違い。
自分で犯罪を起こすことを自覚して飲酒した場合は
責任能力があるとみなされます。(通例・判例ともに)
30 :
無責任な名無しさん:2001/07/01(日) 19:08
応報刑、予防刑、教育刑だとしても
それの意味が理解出来ない人に刑を科しても意味がないからだろう。
ただ無罪放免にするのはおかしい。
入院させるわけだが退院は医者が決めるわけだ。
これを裁判所が決めることにするか、退院後に
あらためて減軽された刑罰を処するかにすべきだな。
31 :
精神医学解体論者:2001/07/01(日) 22:15
>>26-28
わかりました。法律家は分をわきまえていると好意的に解釈して
おきましょう。
>>26 >それだってまさに心神喪失者でしょ。
あー、これだけは考え方を改めてもらわないとね。
脳梗塞による半身不随や、出産時の酸素欠乏のため大脳皮質に損傷を
負った脳性麻痺は身体障害ですね。これらは運動障害で、えてして
身体障害は運動障害に偏りがちだが、まったく同じ原因により損傷を
受けた脳部位によっては運動障害以外の障害が表れることがある。
しかしこれらを一括して精神障害とするのは私は問題があると思う。
いずれにしろ、脳障害を負っているからといって必ずしも心神喪失者
ではありません。
32 :
無責任な名無しさん:2001/07/01(日) 22:26
>>31 >>25にある
>ただし梗塞などで、または先天的に脳の一部が欠損しているような
>場合は「身体」障害者として区別されなければならないが。
って心神喪失者のうち「先天的に脳の一部が欠損している」人という意味じゃなかったの?
そうじゃないならなぜわざわざ
>>25で言い出したのか、流れがよくわからないんだけど。
>しかしこれらを一括して精神障害とするのは私は問題があると思う。
じゃあ、わざわざ脳の一部が欠損しているような場合を区別する意味は何?
33 :
精神医学解体論者:2001/07/01(日) 22:57
>>32 「または」の前後にある事柄はどちらでもOKという意味だよね。
君、日本語大丈夫? 「先天的」の例を挙げなかったのは法律家の
みなさんには難しいと判断したから。
後段に関しても、31をもう一度よく読んでね。
34 :
無責任な名無しさん:2001/07/01(日) 23:01
>>33 あげあしとりだけじゃなくて、もう少しまともに答えろよ。
35 :
無責任な名無しさん:2001/07/01(日) 23:05
>>31 >しかしこれらを一括して精神障害とするのは私は問題があると思う。
>いずれにしろ、脳障害を負っているからといって必ずしも心神喪失者
>ではありません。
脳障害を一括して精神障害になど誰もしてないでしょ。
誰も言ってないのに言っているかのごとく言われてもね……。
36 :
32:2001/07/01(日) 23:11
>>33 ああ、「梗塞などで、または先天的に脳の一部が欠損している」人だったね。
間違えてスマソ。
で、なぜこのことを言い出したのか意図がよくわからないんだけど。
後段は35と同意見。
37 :
精神医学解体論者:2001/07/02(月) 00:00
脳の損傷を受けた部位によって症状が違うのはご存じですよね。
そして、運動を担当する部位が損傷を受けた場合は運動障害が表れ、
これは目で見てよくわかるので、法律的にも身体障害に分類されているはず。
最近問題になってきたのは、梗塞などで脳に損傷を受けた部位によっては
記憶障害や人格の変化などが出現する点。こうした患者を心神喪失者と
するかどうかだが、私は強く反対しており、身体障害者と見なすべきと
考えている。
なお、本来の精神障害者は脳には損傷が認められない、のです。
38 :
精神医学解体論者:2001/07/02(月) 00:08
なお、37で述べたことは法律家はいざ知らず、精神医学会は大半が
同意するはず。
そもそも心神喪失者=精神障害者じゃない。
禿しく板違い
41 :
無責任な名無しさん:2001/07/02(月) 00:54
心神喪失者>精神障害者
精神障害者とか可哀想だよね。
>>27 心理学の連中はどうも後天的要因に偏りすぎてダメだ
44 :
無責任な名無しさん:2001/07/03(火) 12:26
心神喪失者⊃精神障害者
45 :
あまのじゃく:2001/07/05(木) 02:15
>>3 >心神喪失者・心神耗弱者が犯した殺人は年平均145人。
犯罪白書の“殺人”の統計には未遂も含まれているんじゃ
なかったっけ(むしろ未遂の方が多い)。
間違ってたらゴメン。
それと、精神障害者の場合は、一般なら暴行・脅迫となる
ところが殺人未遂に、傷害致死となるところが殺人として
検挙される場合も多そう。
数字を割り引いて考えないとね。
46 :
無責任な名無しさん:2001/07/12(木) 17:10
>>45 >それと、精神障害者の場合は、一般なら暴行・脅迫となる
>ところが殺人未遂に、傷害致死となるところが殺人として
>検挙される場合も多そう。
「多そう」という憶測だけでは、
数字を割り引いて考えさせるには説得力に欠けるのでは?
犯罪白書における統計の分類方法は知らないけど、
未遂が含まれるとしても、
健常者、精神障害者に関係なく数に入れているのだろうから、
割合は変わらないと思うけど?
47 :
無責任な名無しさん:
詐欺、横領、背任といった、
心神喪失や心神耗弱がやらないような犯罪まで数字に加えて、
「精神障害者の犯罪率は、健常者よりも低い」
といっている人達の論調なら、数字を割り引いて考える必要あり(藁
ところで
>>1はどうした?
ソースきぼーん