1 :
無責任な名無しさん:
先日私が経営している場所の建物に車が衝突しました。
被害は軽傷で外の壁と柱二本の表張りのサッシがはずれている程度です。
ですが建物自体が一階だてで少し傾いたのかドアのしまりが悪くなっています。
こういう場合被害弁済等はどのようになるんでしょうか?
スレ立てるの初めてで文章が酷くて申し訳ありません。
2 :
無責任な名無しさん:2013/03/05(火) 19:38:20.32 ID:I6hgUKKG
3 :
無責任な名無しさん:2013/03/05(火) 20:16:32.74 ID:cftd+O1P
うんちの仕事場総合スレッド
4 :
無責任な名無しさん:2013/04/23(火) 01:13:47.62 ID:/KdrctPg
>>1 東京都交通局(都営地下鉄)に尋ねると
痴漢冤罪を防止するための男性専用車両を要望する意見は1件しか来ていないという
ちなみに、「書面(手紙)で来た意見のみ」、意見としてカウントしているそうだ。
メールや電話は、意見の数としてカウントしていないとのこと
逆に、フェミからの「女性専用車両を増やせ」という意見は多数きているそうだ。
男性も
「痴漢冤罪防止のための男性専用車両が必要です」
と、東京都交通局に手紙を送ろう
つまり、「手紙」を「郵送」で役所に送ることが重要になる
フェミがやっているように毎月1回、役所に手紙を送りましょう。
継続して要望することが重要です。
〒163−8001
東京都新宿区西新宿2丁目8番1号
東京都庁第二本庁舎内
東京都交通局 局長 中村靖さま
「男性専用車両」の設置を株主提案 西武鉄道
http://www.j-cast.com/2009/06/16043301.html ★大阪弁護士会 岩城弁護士
http://yutachan.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-4a2b.html B男女平等の見地からは、女性専用車両を作る以上、同数の男性専用車両も作るべきである。
なぜなら、女性はどの車両にも乗れるのに対し、男性は女性専用車両には乗れないから、
男性乗客は一般的に女性乗客よりも混み合った車両に乗ることを強制されることになるからである。
5 :
無責任な名無しさん:2013/05/10(金) 23:46:06.88 ID:Opk6FY2c
自保ジャーナル1842号(平成23年3月24日発行):掲載判決・全16事例
1.19歳男子の1級1号遷延性意識障害の介護料は母親67歳以降は職業人2名分日額2万8,000円、
年額1,022万円の割合で認定した
@19歳男子の休業損害を全年齢平均で、後遺障害逸失利益を短大卒平均で計算A介護費用につき、被告らの
定期金支払いの主張を否認B成年後見鑑定費用10万円認定C介護に必要な設備や機器等の要求がどっさり
【Reference】遷延性意識障害を残す将来介護費認否事例
2.出合頭衝突まで気付かなかった減速被告乗用車に対し一時停止道路から10`bを超えないが一時不停止で進行妨害した
原告原付自転車の過失を55%と認めた@成年後見人はいるけど後見開始費用の請求はない
【Reference】出合頭衝突で被害二輪車に5割以上の過失を認定した事例
3.不合理なければ専門家判断の自賠責等級を認定すると日常生活難渋の7歳男子の高次脳機能障害を2級1号と認定した
@双方青主張で双方目撃者ありA原告に過失相殺はしないと認定B被告は労働災害に関する判定基準で原告の
高次脳機能障害を評価しようとしたが自賠責保険審査会の判断に従って認定C原告母の名前が記載されていないか?
【Reference】高次脳機能障害の発生が争われた事例
4.駐車車両の陰から横断Y自転車75%、側方通過自転車の過失を25%と認めた
@被告は原告らが被告に恐怖を感じさせる発言を繰り返し、一方的に理不尽な内容の請求行為を行ったと主張
A原告らの@のような行為は不法行為に該当するとして被告は治療費・慰謝料・休業損害・弁護士費用など約1,600万円を
請求する(反訴)B被告の反訴は否認される
【Reference】自転車同士の衝突事故による過失認定事例
5.42歳男子身体障害2級就業不能には検査での靱帯は正常で運動障害の12級7号と認定した
@視力低下、眼球運動障害の症状の訴えは事故から4か月後、精神症状は事故から7か月後であり、
いずれも本件事故による症状とは認め難いとして否認A弁護士費用は原告が弁護士費用特約により
保険会社から既に受け取っているのでこれを被告に請求できないと認定(納得できない!)
【Reference】靱帯損傷による後遺障害等級が争われた事例
6 :
無責任な名無しさん:2013/05/10(金) 23:47:02.24 ID:Opk6FY2c
6.追突された41歳女子の脳脊髄液減少症は髄液漏出を気にして水平になると楽になる頭痛を訴えての受診医の診断で
基準からも否認14級9号認定した
【Reference】低髄液圧症候群及び高次脳機能障害の発症が争われた事例
7.軽微な外傷からも発症すると追突された38歳女子が頸部捻挫等から右ひじRSDの後遺障害9級10号と認定した
【Reference】RSDの罹患が争われた事例
8.30歳男子の後遺障害逸失利益の基礎収入は転職1年8ヶ月も日給月給で蓋然性からセンサス平均ではなく実収入を用いて算定した
【Reference】後遺障害逸失利益の算定につきセンサス平均か実収入かが争われた事例
9.定住資格有するブラジル国籍49歳女子は67歳まで日本就労の蓋然性高いと実収入を基礎に脊柱障害11級20%労働能力喪失認めた
@印鑑証明書料金200円認定
【Reference】外国籍者の後遺障害逸失利益認定事例
10.双方の広狭関係は隅切り含み一見しての見分けは困難として被告4.77b、隅切りある2.9bのA原付自転車側の過失を35%と認めた
@20歳男子大学生(2年生)の死亡交通事故
【Reference】広路と狭路が交わる交差点で広路進入四輪車対狭路進入二輪車の過失認定事例
11.2.2b後退衝突で37歳男子運転手の椎間関節切除術との因果関係を認め脊柱管狭窄の既往で3割減額を適用した
【Reference】脊柱管狭窄の既往により素因減額が争われた事例
【Reference】駐車場内での衝突による過失認定事例
12.駐車場内で後退乗用車に接触された61歳女子は9日前に駅の階段で転倒、
約2ヶ月後旅行等から家事への影響は約6ヶ月、30%の範囲で休業認めた
【Reference】60歳代専業主婦の休業損害算定事例
13.被告乗用車は第2車線から左折、左折合図見落し転倒衝突の自動二輪車の過失を3割と認めた
@年齢不詳の原告は事故による膝痛で転職A被告は会社所有の車両を通勤にも使用
B平日の8時25分という通勤時間帯に起きた事故C業務の執行中との外観を有しているので被告会社にも賠償責任を認定(民法715条)
【Reference】同一方向進行の左折四輪車対直進二輪車の過失認定:名古屋地裁 平成21年10月28日判決
7 :
無責任な名無しさん:2013/05/10(金) 23:47:37.39 ID:Opk6FY2c
14.相手車の説明「聞かれる度に内容が変わる」に基づく契約者の主張では保険金支払義務を負わせられないと請求棄却した
@相手自動車との衝突を条件とする車対車保険で、相手車両の供述によって免責判決が下された珍しい例
【Reference】供述の変遷等により請求棄却した事例
15.自損事故停止のX車は路面の凍結を予見の過失でX40%、追突のY車60%の割合で認定した
@追突された側にも過失認定A簡易裁判所での判決
【Reference】雪道での衝突事故による過失認定事例
16.部長職原告の心室細動発症は長時間労働によると勤務会社の安全配慮義務違反を認め自己管理で3割の過失相殺を認めた
【Reference】会社の安全配慮義務違反が争われた事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1889号(平成25年3月14日発行) 計762件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計970件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
8 :
無責任な名無しさん:2013/05/11(土) 00:47:40.34 ID:AGJ2grAJ
【 注意 】
このスレに聖帝様が書き込み続ける目的は以下に示すように、保険屋の自慢や批判を封じることにあります。
保険屋「○○って△△なんだぜ。知らなかっただろ」
聖帝 「はあ?そんなことぐらい前々から知っていたぞ」
保険屋「本当は知らなかったくせに負け惜しみを言うなよwwww
知っていたというのならその証拠を見せてみろよwwww」
聖帝 「××スレに何か月も前に書き込んでいますから確認してね(ニヤリ)」
保険屋「くそっ!知っていたのか!証拠もあるのか!どこまで強大な存在なんだ!」
聖帝 「こんな少し勉強していれば素人でも知りえた事項を、あたかも自分たちしか知りようがない
最高極秘事項だと思っていただなんておめでたい人ですね」
保険屋「うるせーなー!!」
9 :
無責任な名無しさん:2013/05/11(土) 00:56:55.11 ID:AGJ2grAJ
という訳で、いい加減、『俺たちと聖帝とでは志が違うんだ』と自覚しましょうね。
どうせ
「聖帝の奴、『俺はこんなにも勉強しているんだぞ』と自慢したくて書き込んでいるんだな。
気に入らない野郎だな。誹謗・中傷・大量コピペでスレを潰してやれ」
などと思っていたんでしょうけどね。
『1か月にもわたって【 交通事故に遭ったんだが相手の要求がおかしい 】スレに誹謗・中傷・
大量コピペをしているのに聖帝は「荒らすな」「出て行け」とか一切言わないのは変だな?』
とか思わなかったのかね?
まあ、そういうことに考えが至らないから俺様に勝てないんだろうけどね。
【任意入れ】交通事故相談スレッド part69【二輪】
62 名前:774RR[sage] 投稿日:2013/05/13(月) 10:32:52.51 ID:B66oYK+I
>>48-49-50
おかしいな
意味わからねえレスになんで真夜中に即レスよ
釣られんなよ自演が来てるぜ
72 名前:774RR[age] 投稿日:2013/05/13(月) 23:08:20.03 ID:TL5xrd4G
ID:nfWzTI1T
こんなレスするやつは法律板の自演野郎しかいねえよ(笑)
かわらねえ馬鹿だな
上げといてやるよ
78 名前:774RR[sage] 投稿日:2013/05/13(月) 23:46:44.82 ID:nfWzTI1T [5/5]
79 名前:774RR[sage] 投稿日:2013/05/14(火) 00:30:23.50 ID:ccaiKCF7 [1/2]
>>78 またここで自演やるの?ここであんた何度目よ
81 名前:774RR[sage] 投稿日:2013/05/14(火) 00:36:59.15 ID:ccaiKCF7 [2/2]
>>78 スレ立ててもらってるじゃないの。帰りなさいや。
84 名前:774RR[sage] 投稿日:2013/05/14(火) 01:26:08.61 ID:r5uAatQD
聖?アホな子か?
ID:nfWzTI1T ID:7y6VA2zQ
85 名前:774RR[sage] 投稿日:2013/05/14(火) 01:30:40.69 ID:7y6VA2zQ [3/4]
86 名前:774RR[] 投稿日:2013/05/14(火) 15:28:44.84 ID:x8OHJmJx
また変なのが湧いているな・・・・・。
88 名前:774RR[sage] 投稿日:2013/05/15(水) 00:50:20.51 ID:CQ8P1lj8
>>85 >>57 これ君すごいね、
〜ステマではなく集計結果です〜
[ 見方 ]
「自保1856L1884E」などは勝ち取った判決が自保ジャーナルという判例集の
1856号の13番目と1884号の6番目に掲載されていますよ、という意味です。
[ 注意 ]
最後の谷口綜合法律事務所は損保ジャパンの顧問っぽいので注意(笑い)。
[ 神奈川 ]
・西川法律特許事務所/交通事故電脳相談所(神奈川県横浜市中区本町2-19 弁護士ビル5階):自保1856L1884E
・横浜綜合法律事務所(横浜市中区住吉町1-2スカーフ会館 3階・6階):自保1838G1839D1866C1868E1876F
・弁護士法人 谷口綜合法律事務所(神奈川県相模原市):自保1860M
[ 東京 ]
・高木総合法律事務所(千代田区麹町):自保1839F1842C1845H1849I
・高橋綜合法律事務所(港区虎ノ門4-3-1):自保1849A
・新田・天野法律事務所(中央区日本橋人形町1-5-13):自保1874A
・ひびき総合法律事務所(千代田区神田司町2丁目8番地):交通事故に関する著書多数:自保1858F
・古田総合法律事務所(中央区日本橋人形町2-13-9):自保1864A1866@1867@1872@1873B1875B1881@
・みずほ中央法律事務所(新宿区四谷一丁目8番地14四谷一丁目ビル3階):自保1872G
・みらい総合法律事務所(千代田区麹町2-3 麹町プレイス2階)
[弁護士がきちんと教える]交通事故 示談と慰謝料増額 (暮らしの法律)など出版物多数:自保1853J1887C
[ 九州 ]
http://jiko110.jp/ 交通事故|福岡の弁護士 相談訴訟に強い 菅藤(かんとう)法律事務所
菅藤法律事務所:自保1840H1882B1888@
南谷洋至法律事務所:自保1834D
南谷綜合法律事務所:自保1834D
井上智夫法律事務所:自保1835@1845@
吉田純一法律事務所:自保1835@
熊谷雅弘法律事務所:自保1841@
樋口法律事務所(福岡):自保1878C
【 中部 】
・神田勝吾法律事務所(中区丸の内3丁目2−29):自保1852K1853A1857I
・清水総合法律事務所(中村区名駅三丁目26番19号 名駅永田ビル5階):1858L
・すずらん法律会計事務所(中区丸の内1丁目4番12号):自保1872B1873K
・西山法律事務所(中区丸の内三丁目2番22号 名城ビル6階):自保1853O
・宮崎直己法律事務所(中区丸の内二丁目11番24号 深尾ビル3階):著作多数:自保1852G1866D1875D
・弁護士法人 名古屋E&J法律事務所(名中村区椿町15番19号 学校法人秋田学園名駅ビル2階):自保1851CD1875G1876H
・弁護士法人 リブレ(愛知県):自保1869N
18 :
貼り直し:2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:9ltmc84f
【 中部 】
・神田勝吾法律事務所(中区丸の内3丁目2−29):自保1852K1853A1857I
・清水総合法律事務所(中村区名駅三丁目26番19号):1858L
・すずらん法律会計事務所(中区丸の内1丁目4番12号):自保1872B1873K
・西山法律事務所(中区丸の内三丁目2番22号):自保1853O
・宮崎直己法律事務所(中区丸の内二丁目11番24号):著作多数:自保1852G1866D1875D
・弁護士法人 名古屋E&J法律事務所(中村区椿町15番19号):自保1851CD1875G1876H
・弁護士法人 リブレ(愛知県):自保1869N
19 :
無責任な名無しさん:2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:y12IonrH
妻と子供2人
離婚はまだでとりあえず離婚するまでの婚姻費は毎月15万
離婚後の養育費は毎月10万
この金額ありえるの 逆に訴えたいくらい高額なんだが
算定表で確認したら婚姻費は8〜10 養育費は4〜6
向こうの弁護士からは調停申し立て予定だとさ
【 怪奇現象 】 ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 【 有り得ない 】
《コピペの素材》
コピーの始点
↓
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■
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■■■■■■■
↑
コピーの終点
《コピペの結果》 ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■
《実際の素材》
575 名前:774RR[sage] 投稿日:2012/06/02(土) NY:AN:NY.AN ID:7gEMeRxD [2/5]
>>573 すみませんが仰ってる意味が分かりません。
教えてください。
《実際の結果》 ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
交通事故相談@法律板 68 (>1必読)
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/shikaku/1336934236/518 518 :ID:7gEMeRxD:2012/06/05(火) NY:AN:NY.AN ID:KzOi4il7 ⇔ ジャギ
(紛らわしいので途中省略)
575 名前:774RR[sage] 投稿日:2012/06/02(土) NY:AN:NY.AN ID:7gEMeRxD
>>573 すみませんが仰ってる意味が分かりません。
教えてください。
(紛らわしいので以下省略)
《お気付きだろうか?》 ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
欠けている
↓↓
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□
■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■
575 名前:774RR[sage] 投稿日:2012/06/02(土) NY:AN:NY.AN ID:7gEMeRxD
>>573 ↑↑
すみませんが仰ってる意味が分かりません。 欠けている
教えてください。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
1890号(平成25年3月28日発行):掲載判決・全15事例
1.自転車搭乗中の衝突で転倒の55歳女子の3級3号高次脳機能障害を否認し9級精神障害を認定して4割の
心因性減額を適用した@原告に2割の過失
【Reference】高次脳機能障害の残存が争われた事例
2.21歳男子専門学校生の3級後遺障害逸失利益算定につきセンサス男子全年齢平均の8割を基礎収入と
認定した@原告に過失2割認定(出合頭衝突)A懲戒処分を受けた野武興一弁護士が受任した事案
B催告とその後の訴訟提起により消滅時効は完成せず
【Reference】3級3号後遺障害を残す将来介護料認定事例
3.追突され後遺障害7級主張の47歳男子には起立性頭痛なく4回のブラッドパッチ後も長期加療等から
低髄液圧症候群の発症を否認した@第1事故の約2年2か月後に第2事故に遭う
A第2事故に遭う前に第1事故の後遺障害について自賠責12級13号に該当すると判断
B第2事故については自賠責非該当であるとの判断
【Reference】ブラッドパッチの効果が認められず低髄液圧症候群を否認した事例
4.10歳女子の12級15号顔面醜状の後遺障害逸失利益をセンサス全労働者平均で67歳まで5%、同慰謝料350万円認めた
@一緒に同乗していた妹は路上に放り出され死亡A原告に5%の過失(後部座席シートベルト着用義務)
B加害者は禁固2年の実刑判決
【Reference】女子12級顔貌醜状を残す後遺障害逸失利益算定事例
5.追突されて労災2級の60歳男子の頸椎症性脊髄症は診断の症状軽く1人で運転して温泉へ等から12級認定し
後縦靱帯骨化症で20%減額した@労災では2級2の2に該当するとされる
A自賠責では2回の異議申し立てを経ても14級9号のままB調査会社の調査員が原告の行動確認調査を行う
C既払い分で填補済み
【Reference】後縦靱帯骨化症による既往症減額事例
6.交差点で左折乗用車が横断自転車と衝突、直ちに安全運転義務違反ではないと自転車の信号無視等から被告車の
709条免責を認めた@無灯火+赤進入の自転車A車側は先に債務不存在確認の訴えを提起(後に取り下げ)
【Reference】赤信号横断自転車対四輪車の衝突による過失認定事例
7.衝突まで気付かない被告トレーラー側面に衝突の12歳男子自転車にはグレーチングを車道側に避けての操作ミスで
8割過失を認めた
@自賠責併合7級・原告併合4級主張・認定併合8級A後遺障害慰謝料900万円認定(7級と8級の間ぐらい)
【Reference】車道側に侵入衝突自転車の過失認定事例
8.追越後の被告タクシーが車間距離をとらずに減速したため右後部に衝突の原告自転車には前方不注視による
減速遅れ等で20%過失を認めた
【Reference】同一方向進行中の自転車対四輪車の衝突の過失認定事例
9.死角大きい被告車で一方通行を逆行後退して衝突された自転車の54歳女子の死亡は1_g中0.91_cの飲酒等で
5%の過失相殺を適用した
【Reference】飲酒自転車の過失を認定した事例
10.明るい歩道で自転車の走行向きも分からず衝突した被告の著しく重大な過失等で過失相殺を否認、慰謝料に斟酌した
@電動アシスト付き自転車に乗っていた32歳主婦の死亡交通事故
A執行猶予の判決を受けるや、面会はもとより謝罪文の交付や献花等も一切しない加害者
B慰謝料は本人・夫・実父母等で計2,900万円C葬儀関係費用300万円認定(請求は738万8,949円)
【Reference】葬儀関連費用が争われた事例
11.片側1車線の渋滞停止トラック右側の中央ゼブラゾーン走行は著しい過失とし、一時停止道路進入のA自動二輪車の
過失を50%と認めた
@死亡交通事故A死亡慰謝料2,800万円認定
【Reference】同族会社代表者の死亡逸失利益算定事例
12.転倒自動二輪車の非接触も片側2車線道路交差点で対向車線に約1b右折進入した普通貨物車に6割過失を認めた
【Reference】非接触直進二輪車対右折四輪車の過失認定事例
13.医師から3年間運転禁止等で勤務先退職の12級13号等残す27歳男子の逸失利益を喪失期間15年限定から実収入の
14%喪失として認定した
@はり治療等は医師の指示等によるものではなく否認(24万2,000円)
【Reference】12級神経症状を残す後遺障害逸失利益算定事例
14.230万円購入セルシオに車両保険金額385万円で年払、更新は分割、3ヶ月分支払後の盗難には盗難の外形的事実
立証認められず請求棄却した
@軽自動車を購入し所有権移転登録を済ませた直後でセルシオがなくても支障が生じない状況下で起きた盗難
A特定商品取引法違反で罰金刑を受けた前歴あり
【Reference】盗難の外形的事実の立証なく請求棄却した事例
15.「通常予想される程度の高温及び振動」での「安全性を欠く」Y製品の製造物責任を認め、十分試験せずに
自社ブランドとし販売のXの過失を6割認めた
【Reference】製造物責任が争われた事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1890号(平成25年3月28日発行) 計777件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計985件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1891号(平成25年4月11日発行):掲載判決・全15事例
1.最高裁は、自賠法15条による請求も支払基準によることなく認定した額を命じると判決した
【Reference】裁判所は支払基準に拘束されないとした事例
2.自賠責2級主張の45歳女子の脳脊髄液減少症は運転免許を更新、起立性頭痛ない等からも発症を否認、
約9ヶ月後の症状固定により時効完成を認定した
【Reference】起立性頭痛の症状なく脳脊髄液減少症を否認した事例
3.追突され7級4号複合性局所疼痛症候群主張の64歳男子は事故2日後受診、関節拘縮、骨萎縮、皮膚変化等から
否認して14級9号認定した
【Reference】CRPSの発症が争われた事例
4.車椅子からタクシーに乗車(平成17年)の身体障害者79歳女子が急停止で受傷には重い障害での
シートベルト不装着等で2割過失を適用した
@身体障害者1級認定A法定代理人成年後見人B消滅時効が完成
【Reference】シートベルト不装着による過失認定事例
5.自賠責併合8級の22歳男子の後遺障害逸失利益は嗅覚脱失の喪失率を考慮せずとも45%喪失として認定した
@生涯に渡り、全年齢平均の8割程度の収入を得られる蓋然性を認定
A損害賠償請求権が時効により消滅した後に被告側が原告と示談交渉をしたため消滅時効の援用が認められなかった事例
【Reference】視力障害等併合8級後遺障害を残す逸失利益算定事例
6.併合7級請求の56歳女子には後遺障害残存はなく原告主張の症状固定日としても時効完成により請求を棄却した
@事故後8年半余入通院
【Reference】消滅時効が争われた事例
7.速度超過の自動二輪車がバランスを崩しているのを認めながら右折進行の過失は著しいと85%過失を認めた
@大学入学目前の19歳男子の死亡交通事故(大学を退学して別の大学に再入学)A加害者に禁固1年4月、執行猶予3年
B支払済み学費(25万円)・死亡診断書作成・戸籍等取寄費用・事故証明書・記録謄写などいろいろ認定
【Reference】黄色信号変わり目直進二輪車と右折四輪車の過失認定事例
8.母子3人乗り停止自転車に路外進出の後退被告乗用車が衝突、被告の過失は非常に大きいと過失相殺の主張を否認した
@事故発生直後の加害運転者の暴言等は慰謝料増額理由になるとした原告側の主張は否認された
A被告らが先に債務不存在確認訴訟を提起する
【Reference】2人乗り自転車の過失が争われた事例
9.国道交差点付近で左折合図後のY乗用車が右折中、右後方から追い越すXトレーラーとの衝突で双方5割過失を認めた
【Reference】同一方向進行車両の合図なし車線変更による衝突の過失認定事例
10.被告大型車との衝突でブーム40abを路上にはみ出させた左折待機クレーン車の過失を6割認めた
@訴訟中に部品代が値上がったために修理費用の請求額を変更したが値上がり分を被告らに負担させることは
公平を欠くとして否認
【Reference】クレーン車の衝突事故による過失認定事例
【Reference】特殊車両の修理費認定事例
11.原告自転車の後部、被告原付自転車前部の衝突は「原告の進路変更」の過失4割と認定した
【Reference】進路変更自転車対後続二輪車の衝突による過失認定事例
12.多量な飲酒により朦朧状態でY車を運転、X車に追突後に転倒Xの左腕を轢過走り去りでの
自動車保険約款の故意免責を否認した
@被告に禁固10月、保護観察付き執行猶予3年の判決
【Reference】故意免責が争われた事例
13.遊技機取扱主任者資格有する従業員15人の会社代表者の労務対価収入を900万円と認め1ヶ月分の休業損害を認めた
【Reference】会社(企業)損害が争われた事例
【Reference】会社代表者の逸失利益算定事例
14.青信号横断歩道上での6歳女子死亡慰謝料2,700万円、センサス男女計平均から生活費40%控除で逸失利益を認めた
【Reference】年少女子の死亡逸失利益算定事例
15.経営悪化の焼肉店の火災は2ヶ月前に契約金額を倍額にし、前月セキュリティーを解約等からXの故意と認定して
保険金請求を棄却した
【Reference】保険金額増額後等の火災により保険金請求を棄却した事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1891号(平成25年4月11日発行) 計792件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1000件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1892号(平成25年4月25日発行)
1.自発呼吸がなく遷延性意識障害を残す24歳男子の将来介護費等を25%の過失等から月額25万円の定期金賠償方式により認容した
@自賠責1級1号A原告(被害者)は一時金賠償方式を主張B自宅介護を否認
C介護関連の請求がどっさりD無停電電源装置114万4,767円E1審は1883@に掲載
【Reference】1級後遺障害を残し定期金賠償による将来介護費が争われた事例
2.追突された35歳男子の9級統合失調症は通常発生する範囲内ではないと否認して14級9号認定した
@保健福祉手帳障害等級1級、国民年金障害等級1級
【Reference】事故と精神疾患との因果関係が争われた事例
3.試用期間中の従業員受傷によるX支出の外注費は間接損害として因果関係を否認した
@被害者は入社してから10日以内の試用期間中の従業員
【Reference】会社損害(間接損害)が争われた事例
4.57歳男子の3級高次脳機能障害は既存障害7級統合失調症の存在を考慮すべきと認定した
@被害者は生活保護受給者A後遺障害逸失利益を否認B被害者は事故の約2年後に死亡
C損害については既に填補されているとして請求は棄却
【Reference】加重障害が争われた事例
5.脊髄症等から自賠責1級後遺障害主張の35歳女子は洗濯を取り込む等から脊髄症否認し、低髄液圧症候群も否認して14級認定した
@自賠責14級・労災併合11級
【Reference】ブラッドバッチの効果なく認定基準も合致せず低髄液圧症候群を否認した事例
6.乗用車を運転中の出合頭衝突で横転した36歳女子の12級CRPSには特徴的な症状がなく否認し神経症状で14級認定した
@原告は2ヶ所で収入を得ていたと主張A1社分の給与収入を認定
【Reference】CRPSの発症を否認した事例
7.追突された女子看護師は事故後タクシー、高速バス、車で通院等から症状は外傷神経症としてPTSDを否認、
事故前の精神的症状から3割の素因減額を適用した
【Reference】心的要因から素因減額を認めた事例
8.自転車と共に転倒の63歳女子に後遺障害8級脊柱障害を認め掌蹠膿疱症性脊椎炎の素因で50%減額を適用した
【Reference】素因減額50%を適用した事例
9.20`b制限を30`b、1.5倍の速度で交差点進入の被告車に対し一時停止規制を不遵守の原付自転車の過失を55%認めた
@事故の2,3ケ月前までアルバイトをしていた19歳無職の原告にセンサス女子平均の70%で後遺障害逸失利益を認定
【Reference】一時不停止進入二輪車の過失認定事例
10.路面に叩きつけられた73歳女子に左母指、腰部等の受傷を認めて14級9号認定した
【Reference】後遺障害の残存が争われた事例
11.同日に13歳男子の通院と通学の介護をしたとしても増額は認められず、介護費用日額3,300円と認定した
【Reference】信号のない交差点での一時不停止自転車対直進四輪車の過失認定事例
12.追突されたBMWのラジエターは肉眼で推認できるズレ等の修理を認め評価損57万円余認めた
【Reference】初度登録約1年の修理費損害による評価損認定事例
13.108万円で購入セルシオに車両保険340万円契約の2ヶ月後に川へ転落はアクセルを踏んでの故意と保険金請求棄却した
【Reference】故意による転落事故として保険金請求を棄却した事例
14.自宅近く前方行き止まり地点で被保険車のマニュアル車の海中転落は妻64歳成人スティル病、同乗夫68歳ガン転移発見等からも
偶然性認められず保険金請求を棄却した
【Reference】「偶然な事故」を否認して保険金請求を棄却した事例
15.空家同然の住宅に契約の翌月灯油をまいての施錠された室内の出火は原告の放火として請求棄却した
@火災保険契約を締結する際には生活保護を受ける程に経済的に困窮A気温23度の9月末に石油ストーブから出火
【Reference】空家の火災による保険金請求事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1891号(平成25年4月11日発行) 計807件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1015件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
自保ジャーナル1893号(平成25年5月9日発行):掲載判決・全15事例
1.34歳男子の自賠責5級認定高次脳機能障害を意識障害なく画像所見からも否認して14級神経症状と認定した
@めまい等が14級10号に該当するとされた点について異議申立てをして5級2号の認定を受けた(自賠責)
A事故による受傷が原因で退職したとして退職金を請求(否認)
【Reference】画像所見なく高次脳機能障害を否認した事例
2.右上肢麻痺等併合4級主張の20歳女子は10ヶ月後ジェットコースターに乗りに行く等からも後遺障害の残存を否認し
4回のブラッドパッチは改善なく診断基準からも低髄液圧症候群の発症を否認した
@自賠責非該当A身体障害者2級B事故の約1ヶ月後の4月から勤務予定であった原告の休業損害を認定
【Reference】後遺障害の残存を否認した事例
3.事故直後に意識はあったが健忘症状、法廷でも主語と動詞のみの供述等からも28歳男子に5級高次脳機能障害を認めた
@自賠責12級13号
【Reference】高次脳機能障害の残存が争われた事例
4.ドライブレコーダー等から被告の過失否認は慰謝料増額となりうるとして原告主張1級後遺障害2,800万円
両親各500万円の慰謝料を認めた
@基本過失割合15対85を1対9に修正A原告に+10の修正要素を2つ採用し+20の修正B被告にも+25の修正
C成年後見人報酬として2,100万円認定D将来介護費等約1億2千万円認定E柳本つとむ裁判官
【Reference】被告の不誠実な言動による慰謝料増額認否事例
5.7級顔面醜状等併合6級後遺障害を残す17歳女子は比較的軽度で美容部員として稼働している等
センサス女子同学歴全年齢平均の6年間12%労働能力喪失で逸失利益を認めた
@自転車を電柱に接触させふらついて車道に出て転倒したところを軽自動車が衝突(原告に65%の過失認定)
A原告と被告の妹は知り合いで被告は事故発生以前から原告を知っていた
B後遺障害慰謝料は920万円(7級と8級の中間ぐらい)
【Reference】女子7級顔面醜状を残す後遺障害逸失利益算定事例
6.自賠責非該当も12級請求の脱毛は後遺障害慰謝料で考慮し、頭部外傷後の14級後遺障害で140万円の慰謝料を認めた
@赤進入原告自転車85対15普通車
【Reference】女子12級外貌醜状の後遺障害慰謝料算定事例
7.30歳男子大卒上場会社員の死亡逸失利益を控え目にみても勤務会社モデル賃金取得可能とし
定年後はセンサス男女計で認定した
【Reference】道路横断歩行者対四輪車の衝突の過失認定事例
8.日額2万円余で請求の69歳男子カラオケ店経営者の休業損害は事故後の申告等とし所得税額等から日額7,131円と認定した
【Reference】飲食店等経営者の逸失利益認定事例
9.曲り角から5.7b地点での被告自転車との衝突等から84歳男子視覚障害者の素因減額、被害者側の過失、
過失相殺いずれも否認した
@死亡交通事故
【Reference】歩行者対自転車の衝突事故で歩行者の過失を否認した事例
10.衝突まで気付かない早回り右折被告車に対し急制動講じない青信号直進自動二輪車に不利益な過失評価はできないとした
@運転者と同乗者はともに死亡A被告は自動車運転過失致死罪で有罪判決を受ける
【Reference】青信号直進二輪車対早回り右折四輪車の過失認定事例
11.渋滞T字路交差点を右折進入被告車と衝突の直進原告自動二輪車は反対車線走行等で4割の過失を認めた
【Reference】T字路交差点での直進二輪車対右折進入四輪車の過失認定事例
12.歩道内での先行原告自転車と後行被告自転車の衝突は「ふらつきの可能性」等原告の過失8割と認めた
【Reference】歩道上での自転車同士の衝突事故による過失認定事例
13.原付自転車運転中の衝突・死亡にヘルメット不装着は関係していないと過失相殺の被告主張を否認した
【Reference】ヘルメット不装着による過失が争われた事例
14.従業員受傷による外注費損害は帰社途中の事故等「直接の被害者に類する」と原告会社の損害を認めた
【Reference】会社 (企業) 損害等が争われた事例
15.駅前コンコースの点状ブロックに誘導される人の流れを横切る80歳女子側に「注意義務があった」と
衝突男子歩行者の不法行為責任を否認した
【Reference】歩行者同士の衝突、受傷による損害賠償請求事件
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1893号(平成25年5月9日発行) 計822件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1030件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
自保ジャーナル1894号(平成25年5月23日発行):掲載判決・全15事例
1.車道幅狭い時速30`b制限住宅地道路を時速73〜75`bでの右折時の塀衝突死は故意に等しいと
人身傷害保険約款の免責を認めた@パトカーの追跡を受けて逃走中におきた死亡交通事故
【Reference】人身傷害保険約款における「きわめて重大な過失」が争われた事例
2.後遺障害2級主張の28歳男子の高次脳機能障害は当初意識清明、画像所見なく事故から1年経過しての
症状悪化は一般的傾向とは異なることからも否認した
@自賠責も判決も12級認定A異議申立てをしたが自賠責の認定は変わらずB身体障害者手帳2級
C障害等級1級11号に該当するとして障害基礎年金を受給
D大学卒業後は就職せず学生時代から続けていたパソコンによる株取引を行うなどの生活
E基礎収入として全年齢平均の年収額486万0,600円の60%を認定
F労働能力喪失率14%、喪失期間10年で認定
【Reference】受傷後の症状経過から高次脳機能障害を否認した事例
3.主治医が施設介護が望ましいとする59歳女子1級後遺障害の介護費を近親者の意向等から
入居一時金含んだ施設費を損害と認めた
【Reference】1級後遺障害を残す病院介護での将来介護費認定事例
【Reference】1級高次脳機能障害を残す将来の介護費認定事例
4.21歳女子大学生の9級高次脳機能障害と12級の顔面醜状は一定程度影響が及ぶとセンサス女子平均の
40%労働能力喪失により逸失利益を認めた
@労働能力喪失率40%は8級と9級の中間A無灯・赤信号横断自転車75対25乗用車
【Reference】9級高次脳機能障害を残す逸失利益算定事例
5.出合頭衝突の44歳女子の低髄液圧症候群9級主張は疑いがあるにとどまり関係治療費等否認、
症状は10年10%労働能力喪失で2割素因減額を適用した
【Reference】厚労省基準等により低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)を否認した事例
6.カーブミラーで接近前に右折できると進入の被告車に対し優先自動二輪車に安全確認義務があったが
考慮しないと過失相殺を否認した
@高次脳機能障害9級10号A脳挫傷等で9ケ月入院B物損については示談締結済み
【Reference】優先道路直進二輪車対右折進入四輪車の過失認定事例
7.時速30`b制限を50`b走行の被告車に対し5歳幼児自転車の右側通行、父親の監督義務は
考慮済みで、再考慮必要なく過失相殺を否認した
@幼児用自転車に乗っている者は歩行者とみなされる(道交法2条3項1)
A修正要素を2つ採用B柳本つとむ裁判官
【Reference】信号の無い交差点での一時不停止自転車対直進四輪車の過失認定事例
8.車線変更合図の遅れ等不確定も右後方の確認不十分としてX車左前部に衝突のY車に8割過失を認めた
@2d車の休車損害1日1万8,038円で34日分認定
【Reference】同一方向進行中の四輪車同士の車線変更時衝突での過失認定事例
9.自賠責10級左足関節障害を残す19歳男子は大卒後就職、経済的不利益なく後遺障害逸失利益を否認した
【Reference】経済的不利益なく逸失利益を否認した事例
10.32歳男子の9年以上経過後の難聴の因果関係を否認して自賠責同様聴力障害を14級3号認定した
@時効になっていないのが不思議なぐらいの話
【Reference】事故と治療長期化の因果関係が争われた事例
11.10級右下肢短縮、12級左股関節障害の43歳女子は67歳まで労働能力20%喪失で後遺障害逸失利益を認めた
@横断自転車4対6乗用車
【Reference】併合9級下肢障害等を残す後遺障害逸失利益算定事例
12.43歳男子A級3班競輪選手の後遺障害逸失利益は5年間選手として実収入、
以降センサス男全年齢平均を基礎に認定した
【Reference】交差点における自転車対一時不停止四輪車の過失認定事例
13.コンビニ駐車場にエンジン作動の被保険車両を駐車直後に「躊躇無く盗取」の現場を防犯カメラが
録画等も矛盾はないと保険金支払いを認容した
【Reference】車両盗難による保険金請求を任用した事例
14.鉄骨業者のトンネル側壁衝突死は所用の遅れで約束時間に間に合わすために高速走行と資金繰りの
めどが立った等から偶然な事故とし保険金支払いを認めた
【Reference】傷害保険金請求での「偶然な事故」が争われた事例
15.施錠された賃借店舗の出火箇所は3箇所、水を抜いての水槽付近の油性反応等は故意免責
適用されるとしてXの請求を棄却した
【Reference】故意による放火として請求棄却した事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1894号(平成25年5月23日発行) 計837件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1045件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
自保ジャーナル1895号(平成25年6月13日発行):掲載判決・全15事例
1.カーブ地点でY普通貨物車の車線内での衝突は並進するZ大型貨物車との間をすり抜けようとした
原告自動二輪車の過失8割、Z車は免責された@計算式が難解だな
【Reference】3級3号高次脳機能障害を残す将来介護費認定事例
2.頸髄損傷で労災3級3号認定受ける50歳女子は訴外車への追突乗用車の運転者で経時的に症状悪化と
自ら運転して出廷等から頸髄損傷否認し14級認定した
【Reference】他覚的所見認められず頸髄損傷を否認した事例
3.5級2号等併合4級後遺障害を残す7歳男子の介護料を母親67歳まで日額3,000円、以降7,000円で認定した
@認定された調査費用(42,329円)ってなんだ?
【Reference】5級2号後遺障害を残す将来介護費認否事例
4.進路変更原付自転車の後方視認不十分の過失6割、自賠責同様7級高次脳機能障害を認めた
@被害者はIQ124の大学生A1年間の授業料172万円を損害として認定
【Reference】車線変更二輪車の過失が争われた事例
5.関東在住の原告が山口県下の専門医を探し受診は一定の効果から因果関係ある損害と認めた
@被告先行自動二輪車20対80原告後行自動二輪車A大学同好会メンバーによるツーリング中の事故
【Reference】治療の必要性が争われた事例
6.66歳男子14級10号の労働能力喪失期間は高齢から5%、8年と認定した
@既払金により填補済みとして請求棄却APTSD否認
【Reference】自営業者の後遺障害逸失利益による収入認定事例
7.居眠り対向被告車に衝突され6歳男子以外の姉等3名死亡で不登校状態、PTSD疑い等傷害分含み
300万円の近親者慰謝料を認めた
@葬儀関連費用200万円認定
【Reference】PTSDが発症したとする慰謝料請求事例
8.32歳男子の8級RSD等は骨萎縮、皮膚変化なく否認し、脊柱変形の11級と認定した
@前夜に購入して事故に遭い壊れたi-Podを購入金額で認定(4万7,800円)
【Reference】骨萎縮及び皮膚変化なくRSDの発症を否認した事例
9.著しくない疼痛、継続性、腫脹、皮膚変色等からも57歳女子のRSD発症を否認、神経症状は14級認定した
@自賠責14級A原告に過失無しB既払金により填補済みとして請求棄却
【Reference】RSDの発症が争われた事例
10.母親運転のX車赤進入で80%過失、後部席同乗で顔面受傷の16歳女子にはシートベルト不装着含め
被害者側の過失として90%過失を認めた
【Reference】シートベルト不着用による過失相殺事例
11.スーパー駐車場出口付近で警備員に衝突、轢過して死亡は停止合図気付かず急加速の被告車100%過失を認めた
@転職直後の59歳男子の死亡交通事故A加害者に禁固2年6月(執行猶予4年)の有罪判決
【Reference】高額死亡慰謝料認定事例
12.目撃証言等から亡A自転車の赤信号横断を認めて75%の過失相殺、22歳男子会社員Aの
死亡逸失利益は実収入を基礎に認めた
@目撃者は2人A請求170万円の葬儀費用は原告以外の者の名義で支出されており0円
【Reference】赤信号横断自転車対青信号信仰四輪車の過失認定事例
13.入社2年目44歳女子の休業損害は実収入、14級9号逸失利益はセンサス女子同年齢を基礎に
67歳まで5%労働能力喪失を認めた
【Reference】給与所得のある40歳代女子の逸失利益算定事例
14.夜間の出合頭事故で警察の臨場前に脱輪車を放置、厳冬時に14時間かけて徒歩帰宅等の
事実認定して保険免責を認めた
@飲酒運転の発覚等を恐れて事故現場を離れる
【Reference】飲酒免責により保険金請求を棄却した事例
15.営業時は無保険、閉店後の2月9日契約、3月15日出火の保険金請求は原告と中学時代からの
知人Yとの共謀として保険金請求を棄却した
@原告は車上荒らしの被害に遭ったとして過去3回保険金を受け取っている(32万・34万・134万)
A所有権を有しない建物に保険契約B業務停止1年の懲戒処分を受けた弁護士が受任した事案
【Reference】共謀による放火として保険金請求を棄却した事例
ここまで
☆自保ジャーナル
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1895号(平成25年6月13日発行) 計852件
☆交通事故民事裁判例集
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1060件
自保ジャーナル1896号(平成25年6月27日発行):掲載判決・全15事例
1.最高裁は48歳男子の飲酒を伴う食事後に薬物を服用し、うたた寝後の誤嚥が傷害保険約款の「外来の事故」と認定した
@業務停止2月の懲戒処分を受けた新谷勇人弁護士が受け持った事案
【Reference】傷害保険約款の「急激かつ偶然な外来の事故」が争われた事例
2.27歳女子Xには1年以内での起立性頭痛なく診断基準からも本件事故と脳脊髄液減少症発症との因果関係を否認した
@脳脊髄液減少症について詳細に言及
【Reference】診断基準に合致せず脳脊髄液減少症を否認した事例
3.脳挫傷等から2級1号高次脳機能障害を残した62歳男子の付添看護費を入院6,300円、通院3,500円、
症状固定後3年6,000円、以降余命分7,000円で認めた
@飲酒赤信号無視の乗用車に衝突された歩行者
A<参考資料>退院から症状固定までの付添費(判例検索CD-ROM調べ)
B定年退職後年金受給者となりハローワークに通うなどしていなかったため
就労の蓋然性が認められず後遺障害逸失利益は0円
【Reference】なし
4.日没後右側の歩道は工事中、左側路側帯から30ab車道内を歩行70歳女子に背後からY車衝突で15%の過失相殺を適用した
@無車検・自賠責無保険の普通貨物車に衝突されるA加害者は事故当日に死亡
B加害者の長女が相続により損害賠償義務を継承C加害者の妻と二女は相続を放棄
【Reference】歩行者対後続課外四輪車衝突の過失認定事例
5.未明の首都高速道路で電光掲示板点灯車に同乗作業中に追突された原告はシートベルト不着用で5%の過失が適用された
@自賠責2級1号高次脳機能障害A3級相当と認定
B自賠責は3級3号認定後に異議申立てをして2級1号を認定される(診断書・原告の母の陳述書・身体障害者手帳を添付)
C介護費認定
【Reference】シートベルト不着用による過失相殺が争われた事例
6.27歳女子の7級4号後遺障害は稼働の居酒屋・喫茶店を短期間で辞めている等から労働能力を60%喪失で逸失利益を認めた
@赤信号横断歩行者の原告に70%の過失認定
A被告が原告に対し示談提案を行い債務を承認しているとして消滅時効の主張は否認
【Reference】7級4号後遺障害を残す逸失利益算定事例
7.43歳男子の左肩腱板損傷は転院等でも事故の25日後までは症状の訴えはない等から
本件事故との因果関係を否定して14級認定した
【Reference】事故と受傷との因果関係が争われた事例
8.誘導員Zへの賠償責任を認めたが、前訴確定判決同様Yダンプカーとの衝突でのA過失を5割と認定した
@徳島市にある弁護士事務所が原告代理人(東京地裁判決)
【Reference】交通誘導者の過失が争われた事例
9.交差点の入口付近に停止の原告車は黄信号停止で、追突の被告車の停止線を越えて進行した一方的過失と認定した
@原告は○○こと××
【Reference】交差点内停車車両対追突車両の過失認定事例
10.27歳男子が接触後不用意に被告車を追いかけ転倒・受傷の過失を3割と認めた
@自賠責14級9号ではあるが減収が生じていないので後遺障害逸失利益を否認
A原告は公務員(ゴミをパッカー車[ゴミ収集車]に積み込む作業)B追いかけた際に被告車と衝突
【Reference】トラブルによる歩行者対四輪車の過失認定事例
11.被告乗用車接近に驚き搭乗自転車から飛び降りて受傷の69歳女子の精神症状を12級後遺障害と認め
心因性等で5割減額を適用した
@転倒しなかったが前輪と被告者が衝突A「私を殺そうとして車をぶつけた」などの妄言
B鍼灸院への通院・施術費用を認定(医師に相談したうえでの通院開始)
【Reference】心因的要因から5割の素因減額を適用した事例
12.43歳有職主婦の併合14級後遺障害はパニック障害が心因的素因になり他覚的所見を超える自覚症状として
3割の素因減額を適用した
【Reference】心因性等からの素因減額を適用した事例
13.併合11級後遺障害を残す21歳男子会社員は重量物運搬は不可の診断等12級咀嚼障害による67歳まで
14%労働能力喪失で後遺障害逸失利益を認めた
【Reference】12級咀嚼障害等による後遺障害逸失利益算定事例
14.12級7号後遺障害残して帰国している31歳男子は永住資格有し長期稼働を予定として実収入を基礎に
20年間14%の労働能力喪失で逸失利益を認定した
@東日本大震災が発生したためブラジルに帰国
【Reference】外国籍被害者の後遺障害逸失利益算定事例
15.訪問介護契約のYらは「日常生活上の支援が主目的」とし78歳女子の褥瘡増悪への
注意義務違反はないとして請求棄却した
【Reference】介護中の負傷により介護人の不法行為等が争われた事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1896号(平成25年6月27日発行) 計867件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1075件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1897号(平成25年7月11日発行):掲載判決・全15事例
1.無自覚性低血糖者の本件事故につき自賠法3条責任を認め物損の責任能力を否認も民法713条但し書により賠償責任を認めた
@道路交通法第17条4項[趣旨]軽車両である自転車は道路の中央から左の部分を左側端に寄って通行
【Reference】民法713条責任の有無が争われた事例
2.てんかん発作起こした大型クレーン車運転者による児童6名轢過死は母親もてんかん羅患者に免許取得、
車購入等一緒に危険を引き受けたと賠償責任を認めた
@被告は以前の事故で禁固1年4月執行猶予4年の判決
A被告がてんかんの発作によって人身交通事故を起こしたのは今回で3回目
B被告はてんかんの発作に起因する交通事故5件を含む交通事故を何度も起こす
C母親は被告が交通事故を起こすたびに被告のてんかん発作の事実を隠ぺいする証言(確認できるのは2回)
【Reference】運転中のてんかん発作による加害事故で監督責任が認められた事例
3.事故後の意識障害認められず受傷から6年経過後の器質的変化はあり得ないと軽度外傷性脳損傷を否認した
@約1年8か月の間に3回事故に遭う(追突・追突・出会い頭)
【Reference】軽度外傷性脳損傷(MTBI)が争われた事例
4.18歳男子大学生の信号無視による本件事故は右足怪我の完治まで運転中止させず左足運転等による安全運転欠如は
監督義務を怠ったと両親に民法709条責任を認めた
@被告車両の信号無視・速度超過による死亡交通事故A交差点内で対抗車と衝突後歩道につっこみ歩行者数人を跳ね飛ばす
B自動車運転過失致死傷罪により禁固6年の実刑判決C車両は会社所有で両親と加害者が兼用していた
【Reference】未成年者に対する親の監督義務違反が争われた事例
5.中央分離帯からの第3車線への飛び出しは路上横臥より「危険性の高い行為」とし衝突の運転者Y、所有者Zの責任を否認した
【Reference】衝突時の回避は困難として加害車の過失を否認した事例
6.夜間、濃霧での被告車の50`b走行は「著しい過失」とし飲酒横断歩行者の過失を10%と認めた
@歩行横断中におきた死亡交通事故
【Reference】飲酒横断歩行者の過失認定事例
7.左ウィンカー出し放し被告車が交差点内直進車線から車線変更の過失甚だしく過失相殺の理由はないと認定した
@左ウィンカーを出したまま複数の交差点を直進A被害者は本件事故の前年に2回追突事故に遭っているB後遺障害の残存は否認
【Reference】四輪車同士の車線変更時の衝突時よる過失認定事例
8.72歳男子A自転車前輪と被告自転車後輪の接触痕等からAの左折を認めて過失割合を双方50%と認めた
【Reference】歩道上での自転車同士の事故による過失認定事例
9.10歳児の42日昏睡入院付添から母親日額6,300円と父親休業22.5日分を付添費として認定した
@自転車で横断中におきた死亡交通事故
【Reference】完全看護体制での入院付添費が争われた事例
10.原告女子の脳脊髄液減少症診断は本件事故2年後が初診で治療経過の考察不十分6年5ヶ月前の診断と本件症状との
説明もなく脳脊髄液減少症を否認した
【Reference】脳脊髄液減少症の発症が争われた事例
11.49歳男子の3年前の事故で12級麻痺残す無職者の収入を年100万円として休業損害、逸失利益を認め既往症減額を否認した
@無職であったが事故の前に障害者委託訓練(パソコン技能習得コース)申込みをしていたA基礎収入として年100万円を認定
B3年前の事故で12級12号・身体障害者福祉法3級・7級・7級(障害部位3か所)
【Reference】事故時無職者の休業損害算定事例
12.3年前と1年後にも事故の31歳男子の頸椎捻挫は約半年で14級症状固定と認定した
@先に債務不存在確認請求が提訴されたが反訴が提起されたため取り下げ
A自動二輪車による配送業務従事者の基礎収入を339万2,000円で認定
【Reference】事故による腰部椎間板ヘルニアの発症が争われた事例
13.「収入を得ていた」保険金受領者は「悪意であった」と不当利得分の返還を認容した
【Reference】不当利得として保険金の返還請求が争われた事例
14.小石は人為的でベンツの飛び石損傷は偶然な事故ではないとして保険対象外事故と認定した
@先に債務不存在確認請求が提訴されたが反訴が提起されたため取り下げ
【Reference】偶然な事故を否認して請求棄却した事例
15.原告らの入院共済金請求は入院直後からほぼ3分の1の外泊等から支払義務を負わないと請求棄却した。
【Reference】入院の必要性が争われた事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1897号(平成25年7月11日発行) 計882件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1090件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1898号(平成25年7月25日発行):掲載判決・全15事例
1.日没後国道流入路付近で訴外人を救助中の20歳女子は被告の速度超過等から過失相殺1割と認定した
@自賠責1級1号A他にも事故による影響や傷痕が残るB後遺障害慰謝料3,500万円C将来の介護料認定
【Reference】1級1号後遺障害を残す将来介護費認定事例
2.営業車両に部外者の原告が同乗時の事故でタコメーター無し車両等監督する意識低い等から被告会社の責任減額を否認した
@トラックを運転していた加害者は死亡A被害者(19歳)は加害者の友人でトラックに同乗していた
B事故時は収入を得ていなかったが1年後には就労する蓋然性が高かったとして将来の逸失利益を認定
C自賠責2級1号高次脳機能障害D将来介護費認定
【Reference】2級1号高次脳機能障害を残す将来介護費認定事例
3.5級2号高次脳機能障害を残す8歳男子に退院後介護費日額4,000円、症状固定後の将来付添費日額3,000円を認めた
@横断自転車1対9乗用車A加害者の刑事事件は不起訴B両親に近親者慰謝料認定
【Reference】5級2号高次脳機能障害を残す将来介護費認定事例
4.追突された58歳男子の低髄液圧症候群は布団の上で転がり回る痛み等の症状から厚労省基準等を充たさないと否認し
14級神経症状と認定した@自賠責14級
【Reference】厚生労働省基準等により低髄液圧症候群を否認した事例
5.芸能事務所所属23歳女子の自賠責7級顔面線状痕の後遺障害逸失利益を労働能力喪失率20%と認めた
@ホステスとしても稼働A原告は事故の2時間前に覚せい剤を使用B原告6対4被告
【Reference】女子の7級顔面醜状を残す後遺障害逸失利益算定事例
6.自転車に衝突され転倒12級請求の31歳女子は精神症状等で長期化との因果関係を否認して症状固定約半年、
14級後遺障害を認めた
@横断歩道を歩行横断中に自転車に衝突されるA原告に過失は無いと認定
Bヨガ教室の先生から受けたセクハラを契機にPTSD、うつ病になったと診断される(平成18年)
【Reference】横断歩道横断歩行者対自転車の衝突による過失認定事例
7.双方赤信号に変わった直後右側ミニバンの陰からの原告横断歩行者と左折発進被告車の衝突で原告の過失15%を認めた
@立ち仕事勤務ってなんだ?
【Reference】双方赤信号での歩行者対四輪車の過失認定事例
8.Y自動二輪車の脱げたヘルメットで急制動の乗用車運転のX受傷は供述では右腕、診断書では左上肢等から受傷を否認した
@身体の損害も物損も否認されるA民法703条(不当利得の返還義務)
【Reference】事故による受傷を否認した事例
9.乗用車同士の衝突での下半身麻痺の女子は器質・神経損傷なく事故との因果関係を否定した
@戒告処分を受けた弁護士が受任した事案
【Reference】Uターン四輪車対後続四輪車の衝突による過失認定事例
10.35歳男子の4度目の自賠責後遺障害認定は併合9級も馴化・回復等から労働能力喪失率を30%と認めた
@過去3回の交通事故でそれぞれで後遺障害等級の認定を受ける
【Reference】併合9級下肢障害を残す後遺障害逸失利益算定事例
11.追突された62歳男子の自賠責12級13号認定は6年前の受診、4年前事故による14級等の自然増悪として
本件事故での後遺障害を否認した
【Reference】既往症により新たな後遺障害の残存を否認した事例
12.左側路外から右折進入被告車の過失重大で後方を転倒滑走の非接触自動二輪車の過失を10%と認めた
@自賠責14級A異議申立てを2回行うも結果は変わらずB休業損害証明書では月収50万円
C事故の前々年の年収は293万1,387円、事故の前年は230万0,109円と減少傾向にあった
D休業損害は0円、基礎収入は230万0,109円と認定
【Reference】直進二輪車対路外から右折進入四輪車の過失認定事例
13.追突乗用車の修理費8万円余で、被追突キャンピングカーの修理費388万円余の損害との因果関係を認めた
【Reference】高額修理費認定事例
14.自宅から19.6bのコンクリート擁壁に衝突死は車両大破、エアバッグ作動も搬送時心肺停止等の
態様からも故意認定して請求棄却した
@9年前に統合失調症と診断された女性
【Reference】自殺による死亡として保険金請求を棄却した事例
15.自宅駐車中のベンツには全周に執拗かつ徹底的ないたずら傷と供述の変遷等から保険金請求を棄却した
【Reference】保管中の車両の盗難による保険金請求事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1898号(平成25年7月25日発行) 計897件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1105件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1899号(平成25年8月8日発行):掲載判決・全15事例
1.27歳女子幹部候補会社員の右下肢切断、7級高次脳機能障害等併合2級で復職の後遺障害逸失利益は6年半
実収入の70%、以降センサス全年齢で95%労働能力喪失で認め、将来介護費は自立していたとして否認した
@3級海上無線通信士の資格を有する海上通信会社幹部候補生A実家の改造費を否認(請求2,236万円)
B1審判決から5,000万円以上減額C1審判決は自保1854@・交民44巻3号42に掲載
【Reference】同一方向進行中の右折四輪車対後続二輪車の過失認定事例
2.玉突き追突された30歳男子には起立性頭痛なく、放射線科医はMRI画像で正常と評価等、
低髄液圧症候群を否認し症状固定と認めた
@事故による受傷が原因で車両運転の仕事ができなくなり、免許取得に要した費用が無駄になったとして160万円を請求し否認される
【Reference】起立性頭痛なく低髄液圧症候群を否認した事例
3.女子公務員の平成16年事故での脾臓摘出を自賠責13級相当とし12級との併合で20%の労働能力喪失により
後遺障害逸失利益を認めた
@46歳女子公立高校教師A小走り横断歩行者3対7乗用車
【Reference】脾臓摘出による後遺障害逸失利益算定事例
4.自転車で転倒の56歳男子の高次脳機能障害は事故直後の意識障害、器質的画像所見なく7ヶ月経過後から症状の訴え等
因果関係を否認、後遺障害なく症状固定と認めた
@携行していた美術品(現代洋画家が昭和32年に制作した油絵)が損壊したとして購入価格65万9,775円で賠償請求するが否認
A障害等級2級の障害者手帳の交付を受ける
【Reference】高次脳機能障害の残存が争われた事例
5.歩道上でY原付自転車に衝突された女子は左鎖骨骨折等からPTSD発症、うつ病悪化で14級認め5割の素因減額を適用した
@歩道を歩行中、原付自転車が雨でスリップして逸走、歩道に進入してきて衝突
A精神障害の保健福祉手帳を障害等級2級で交付を受けるB定時制高校卒業の女性の基礎収入を200万円で認定
C業務停止1月の懲戒処分を受けた弁護士が被告側代理人を引き受けた事案
【Reference】PTSDの発症が争われた事例
6.原付自転車にまたがり停止中の軽微衝突で転倒しなかった52歳男子の中心性脊髄損傷を7級と認め3割の素因減額した
@複数から収入を得ていた原告の基礎収入を206万2,500円で認定
【Reference】既往症による素因減額が争われた事例
7.女子ケアマネージャー復職も就労困難で任意退職と受傷との因果関係を認め症状固定まで50%の休業、
以降10年間8%の労働能力喪失で認めた
@退職後の休業損害を認定(3ヶ月分)A自転車2対8一時停止道路から進入タクシー
B自賠責14級10号C異議申立てをしたが変更なしD労災12級12号
【Reference】12級後遺障害を否認して14級を認定した事例
8.追突された64歳女子の14級非器質性精神障害はヘルニア手術後も継続障害と5年間5%の労働能力喪失を認定した
【Reference】14級神経症状を残す休業損害算定事例
9.チャイルドシートを着用して同乗中に追突された生後4ヶ月児に精神疾患は認められないが経過観察等、通院慰謝料20万円を認めた
【Reference】チャイルドシート同乗中乳児の受傷事例
10.神経根の圧迫でコルセット要する58歳男子タクシー運転手の14級後遺障害逸失利益を70歳まで9%労働能力喪失で認定した
@労災14級9号
【Reference】14級9号後遺障害を残すタクシー運転手の後遺障害逸失利益算定事例
11.パチプロ収入は公序良俗違反ではないが主張収入は認められず37歳独身男子の生活維持として
月額15万円を基礎に休業損害を認定した
@事故前3ヶ月で平均月24万5,000円の収入を得ている旨主張
【Reference】自由業者の収入認定事例
12.B車に追突停止したY普通貨物車にZ大型貨物車が衝突停止、これを避けたX乗用車が逸走Aを衝突死させた
過失割合をY50、Z10、X40と認めた
@深夜の自動車専用道路で発生した多重衝突事故
【Reference】高速道路で3台の車両の衝突による過失認定事例
13.合図と同時の被告車の左折に対し真横を併走の原告原付自転車に回避の術はないと過失相殺を否認した
@自賠責併合11級A物損その他の請求項目がやたら多いBAのほとんどが認定される
【Reference】左折四輪車対直進二輪車の過失認定事例
14.株式会社代表者受傷により通院の5ヶ月間の経営利益をもとに会社の減収を損害と認定した
【Reference】休業による会社損害等が争われた事例
15.普通貨物車後部の十数abの擦過痕は光沢の違いの解消が困難としてキャンディ・フレークの全塗装を認めた
@平成21年ごろに発刊された雑誌において原告車両が紹介されていた
【Reference】全塗装による修理費が争われた事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1899号(平成25年8月8日発行) 計912件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1120件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1900号(平成25年8月22日発行):掲載判決・全15事例
1.Z病院でも「予見は…困難」、「過失は認められない」と原告の両下肢麻痺への責任を否認した
@自賠責1級A原付自転車35対65タクシー
B事故の約4ヶ月前、四輪自動車を無免許で運転して人身事故を起こし懲役1年、執行猶予3年の判決
C本件事故では原付自転車を無免許運転D身体障害者1級E原告は障害基礎年金を受給
【Reference】事故での受傷と病院での治療等による共同不法行為が争われた事例
2.追突された33歳男子の脳脊髄液減少症は起立性頭痛、脊髄液漏れ等の点で「否定的」として14級9号後遺障害を認定した
@追突事故に遭った約8ヶ月後にまた追突事故に遭うA2度目の事故の1ヶ月前に症状固定B共同不法行為を認定
C非該当の認定を不服として異議申立てをしたところ14級9号の等級認定を受けた
【Reference】体位による症状変化がない等から脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)を否認した事例
【Reference】第1事故と第2事故との共同不法行為が争われた事例
3.追突された56歳男子の頸髄損傷は約40日後急激な症状の増悪が非特異的として因果関係を否認した
@自賠責非該当A身体障害3級B認定された損害額よりも既払金の方が971万6,287円も多いC請求金額は1億2,406万4,648円
【Reference】頸髄損傷を否認して後遺障害の残存を否定した事例
4.Y車線内に落下物点在、杉木立への衝突等から速度超過、センターライン超えのX車の100%過失認めた
【Reference】四輪車対四輪車のセンターラインオーバーでの過失認定事例
5.高速道路第2車線に積載物落下を193b余先に認めていたX車の先行車への追突の過失は30%と認めた
@原告車(大型貨物車)の修理費735万円
【Reference】高速道路での落下物との衝突による過失認定事例
6.赤信号無視自転車と衝突した原告自動二輪車に見通し不良の安全不確認で15%過失を認めた
@自賠責14級9号A事故から3年半以上経過後に撮影した写真を提出してヘルメットや衣服等の損害を主張するが否認される
【Reference】二輪車対赤信号横断自転車の過失認定事例
7.赤進入の被告自転車を手前で発見できたとして安全確認不十分で原告二輪車の過失を15%と認めた
@自賠責14級9号A示談締結は要素の錯誤により無効と判断される
【Reference】赤信号横断自転車対二輪車の衝突の過失認定事例
8.原告自動二輪車の一時停止は認められるがカーブミラー、目視確認なく55%の過失割合を認定した
@自賠責併合9級A原告は事故当時(27歳)パチンコを打ちデータを集める仕事」をしていた(月12万円〜15万円)
B基礎収入は平均賃金(526万7,600円)の5割(263万7,600円)で認定
【Reference】信号のない交差点での一時停止二輪車対直進四輪車の過失認定事例
9.青信号交差点手前で先行車急ブレーキによる衝突で車の流れに従って走行を信頼した後続自動二輪車の衝突の過失を45%と認めた
@事故当時無職であったため休業損害は否認A基礎収入は男性労働者年齢別平均賃金655万1,100円の60%(393万0,600円)で認定
【Reference】後遺障害12級5号を残す後遺障害逸失利益認定事例
10.客を見つけて急停止のYタクシーの合図、交差点内停止等から非接触転倒自動二輪車の過失を3割と認めた
@道交法44条違反(停車及び駐車を禁止する場所)A腕時計(ロレックス)の修理費用26万2,500円認定
Bバイクは経済的全損(19万5,000円)
【Reference】タクシーの急制動による二輪車衝突の過失認定事例
11.被告車が工事用ホースを引っかけた過失を認めて受傷した歩行者誘導員の原告に過失は認められないとした
【Reference】工事現場で受傷した交通誘導員の過失認定事例
12.38歳男子会社員の通院期間も残業代に「変動はなく」休業損害を否認した
@自賠責非該当の判断のあと異議申立てをして12級13号の判断
A通院により残業代が減少したと推認することができないとして休業損害は否認B通院時間は午後6時、7時ころが大半を占めていた
【Reference】減収認められず休業損害を否認した事例
13.追突事故での12級主張の症状には画像所見なく49歳の経年性等から自賠責同様14級認定した
@労働能力喪失5年間5%認定A25年以上前に同等の後遺障害の認定を受けている
【Reference】画像所見なく後遺障害等級14級9号認定した
14.海中への落下も水没まで余裕があり脱出の形跡なく故意転落認めて保険金請求を棄却した
【Reference】故意による海中転落として保険金請求を棄却した事例
15.平成15年に競売物件を取得、19年全焼も価額協定・再調達契約で1億円超の保険金請求は故意認定して請求棄却した
@強盗傷害や傷害事件で複数回の実刑判決A9回の保険事故によりのべ14回の保険金請求歴
B婿入りや養子縁組その他で頻繁に氏を変更C○○こと××
【Reference】競売物件建物の火災による保険金請求事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1900号(平成25年8月22日発行) 計927件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1135件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1901号(平成25年9月12日発行):掲載判決・全15事例
1.居眠り運転の乗用車に衝突され死亡の39歳男子は対面赤信号で「横断を開始した」と5%過失を適用した
@産婦人科勤務医が交差点横断歩道を歩行横断中に乗用車に衝突されて死亡した事故
A死亡逸失利益は事故前年の収入を基礎収入に生活費控除30%で認定(1億6,070万1,633円)
B請求金額は6億8,716万7,691円Cマイカーで帰宅途中の事故で会社の運行供用者責任を否定
【Reference】赤信号横断歩行者対青進入四輪車の過失認定事例
2.39歳男子の1年4ヶ月の治療中断、4年7ヶ月後の前方固定術との因果関係を認めて11級後遺障害を認定した
@平成12年9月6日に起きた事故A加害者は平成20年12月15日に死亡
【Reference】事故と受傷との因果関係が争われた事例
3.左下腿切断等併合4級後遺障害を残す22歳女子アルバイトはセンサス女子全年齢平均で79%労働能力喪失を認めた
@原告は乗用車と衝突したバイクに同乗していたAバイクを運転していた男性とは事故当時交際中で事故後に結婚
【Reference】5級下肢切断等併合4級後遺障害を残す逸失利益認定事例
4.数十b先に認めていて路外へ右折進出の被告車に対し速度超過の原告車に「過失相殺をしない」とした
@自賠責併合7級(56%)の原告の労働能力喪失率を35%(9級相当)と認定
A自賠責併合11級認定後2回異議申立てをして併合9級・併合7級に認定
Bコンピューターシミュレーションによる解析で原告被告両者の車両の速度を推定
【Reference】路外右折四輪車対直進四輪車の衝突による過失認定事例
5.52歳有職主婦のRSD等自賠責3級3号請求は半年後には自転車等体を動かすと回答等、自賠責同様の14級9号認定した
@請求額は1億円超A既払金(約1,200万円)で支払い済みであると認定
B合計21機関に治療費を支払ったと主張(請求約395万円)
【Reference】RSDの発症を否認して14級9号を認定した事例
6.自転車で転倒の39歳男子の9級10号CRPS等の残存を否認して14級9号認定した
@自賠責非該当A原告にはうつ病やアルコール依存症の既往症があり、事故の約1年後に躁うつ病、肝機能障害、
アルコール依存症の診断を受けるB被告主張の素因減額は否定される
【Reference】CRPSの発症を否認した事例
7.追突されての自賠責14級9号を残す47歳男子会社作業員の後遺障害逸失利益は10年8%労働能力喪失、慰謝料150万円を認定した
@平成12年に事故に遭い後遺症(腰痛)として14級10号に認定
A@の交通事故後に確認された椎間板ヘルニアについては素因減額を否認
【Reference】頸椎捻挫等から14級9号後遺障害を残す逸失利益算定事例
8.右折普通貨物車の後部衝突も右折合図なしは「予測困難」として直進原付自転車の過失を否認した
@自賠責非該当A身体障害者手帳の交付を受けている(6級)
【Reference】路外右折四輪車対直進二輪車の過失認定事例
9.同級生男子Y運転の原付自転車に同乗中の14歳男子の受傷事案でYの過失3割を被害者の過失として考慮した
@Yも同乗者(原告)も原動機付自転車の免許を有していなかったAYも同乗者もヘルメットを被っていなかったB自賠責10級10号
【Reference】原付自転車2人乗り同乗者の過失認定事例
10.被告の信号順守を「信頼できる」が衝突まで被告を認識していない原告の過失を2割認めた
@約1年半前にも事故に遭っているが本件の事故の前に症状固定していたA求職や内定の事実が無く休業損害は否定される
B平成14年の収入430万4,175円を基礎収入とするC前項の根拠は原告が提出した平成15年度の市民税・県民税証明書
D初度登録から1年2ヶ月経過のレクサスの評価損は修理費227万9,004円の2割程度の40万円と認定
【Reference】青矢印信号右折車対赤信号直進車の過失認定事例
11.捜査段階の供述を変えてX車の追突を主張の被告は出廷せず卑怯な態度で弁護士費用を請求の60万円認めた
@弁護士費用は本来ならば認定額は16万円ぐらい
【Reference】原告の主張や加算事情を斟酌して弁護士費用を認定した事例
12.実収入は二十数万円上回る33歳女子有職主婦の収入は県民税証明書等からセンサス女性全年齢平均で認めた
@年間の実収入は平均を20数万円上回っていたが市民税・県民税証明書では給与収入が102万0,051円になっていた
A被告が中央線を大幅に超えて走行し衝突したため過失相殺は無し
【Reference】有職主婦の休業損害算定事例
13.玉突き追突された後に操作なしで後退し被告車に逆突した初度登録9年7ヶ月経過のBMWの整備状態等から評価損を否定した
@被告が原告に代車を23日間提供しており、買替相当期間が23日を上回るとは認められず代車料は否認(請求は85万5,000円)
【Reference】初度登録10年超の高級外車の評価損認定事例
14.青発進の右側からの衝突で60歳女子自転車の右側負傷は相当の速度で左折した被告車に跳ね飛ばされたと認定した
@複数の病院に通うA鍼灸治療を受けるB前記@Aの必要性を認められる
【Reference】同一方向進行中の青横断歩道横断自転車対左折四輪車の過失認定事例
15.B車との衝突での過大修理費請求により利得が生じる等の故意免責により車両保険金支払義務を負わないと判決した
@原告が修理費用等として請求する金額は原告の友人が経営する貨物運送会社が原告に請求した金額(114万7,832円)
A被告側が見積もった修理費用は67万6,200円
【Reference】共謀の事故として故意免責により請求棄却した事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1901号(平成25年9月12日発行) 計942件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1150件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1902号(平成25年9月26日発行):掲載判決・全15事例
1.11歳男子の自転車加害事故で損害額約9,500万円を認定し、母親に監督義務を果たしていなかったと賠償責任を認めた
@歩行者0対10自転車A自賠責1級1号(植物状態)B被害者は被成年後見人になる
【参考資料】自転車加害事故による高額損害賠償判決
【Reference】なし
2.起立性頭痛認められず8回のブラッドパッチも症状の改善ない等から32歳女子の低髄液圧症候群を否認、67歳まで5%の
労働能力喪失で逸失利益認めた
@被害者は32歳女子トラック運転手A青発進直進車両0対10右折進入車両
【Reference】低髄液圧症候群の発症が争われた事例
3.51歳男子の12級精神面の後遺障害との因果関係を否認して頸部痛の14級相当と認めた
@自賠責併合12級
【Reference】12級後遺障害の主張を否認して14級9号認定した事例
4.示談成立内容は12級にとどまり、けいれんから7級高次脳機能障害への効力は及ばない等として7級後遺障害慰謝料710万円、
近親者分固有慰謝料45万円認めた
@事故の約2年後に自賠責12級12号で示談A事故の約4年半後にけいれんを発症し自賠責7級4号の認定
B原告大型自動二輪車10対90被告普通貨物自動車
【Reference】示談の効力が争われた事例
5.36歳男子の自賠責14級左拇指IP関節障害は可動域角度2分の1以下に制限から30年間27%の労働能力喪失で
後遺障害逸失利益を認めた
@労災10級6号認定A非接触後続自動二輪車20対80進路変更乗用車B物損については事故の2か月後に示談締結
B治療費、休業損害、傷害慰謝料等については時効消滅の完成を認定
C後遺障害に係る損害の賠償請求権については消滅時効の完成を否認
【Reference】10級拇指障害を残す後遺障害逸失利益算定事例
6.自賠責併合10級後遺障害を残して復職42歳男子会社員の逸失利益を定年まで実収入、定年後センサス同年齢で
労働能力喪失20%により認めた
@青直進自動二輪車10対90右折乗用車A刑事記録謄写費用(1万5,580円)は否認される
【Reference】11級脊柱障害等併合10級後遺障害を残す逸失利益算定事例
7.12級13号残す65歳女子会社取締役の収入を960万円、12年間14%の労働能力喪失で認定した@歩行者用信号機が
まだ赤の時点で横断を開始した歩行者35対65黄色信号乗用車
【Reference】会社役員の後遺障害逸失利益算定事例
8.衝突された46歳女子の骨盤骨折後の鈍痛は立ち仕事が辛く14級として5年の労働能力喪失を認めた
【Reference】14級9号後遺障害を残す逸失利益算定事例
9.自転車同士の出会い頭衝突で左右確認をするには不十分なカーブミラーを一瞥しただけで目視による安全確認を怠ったと
原告自転車に5割の過失を認めた
@被告は証拠調べ期日に正当な理由もなく不出頭A後遺障害等級12級相当
【Reference】自転車同士の衝突事故による過失認定事例
10.銀行駐車場の同一駐車枠に前進進入原告車と後退進入被告車の衝突による過失を原告6割と認めた
@修理費11万2,117円を巡る訴訟A僅か4ページの構成
【Reference】駐車場内での衝突による過失認定事例
11.非接触A原付自転車の転倒は被告タクシーが客の合図による急な車線変更としてAの過失を2割と認めた
【Reference】同一方向進行中の先行車両の車線変更による衝突の過失が争われた事例
12.生活道路の幅員いっぱいに脚立を立てての作業中、自転車に衝突され転倒、死亡の過失割合は自転車の前方不注視、
脚立の通行妨害等からそれぞれ50%と認定した
【Reference】加害自転車の過失認定事例
13.真冬の公園で一夜を明かす行動は通常では考えにくく飲酒運転の発覚を恐れ隠蔽する行動として酒気帯免責により請求棄却した
【Reference】飲酒免責による人身傷害保険金請求が争われた事例
14.乗用車の全損状態での保険金請求は「新価特約」切れ間近の防犯装置付、
初利用駐車場等から損傷の偶然性を否認、請求棄却した
【Reference】いたずら傷による車両保険金請求を棄却した事例
15.修理車両のエンジン交換等による保険金請求は修理時の損傷ではなくエンジンオイル劣化等が原因として請求棄却した
【Reference】預り車両の損傷による自管賠保険金請求事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1902号(平成25年9月26日発行) 計957件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1165件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1903号(平成25年10月10日発行):掲載判決・全15事例
1.2級1号高次脳機能障害を残し復職の42歳女子公務員の後遺障害逸失利益を60%の労働能力喪失で認め、
母親の勤務先への送迎等から将来介護費を日額3,000円で認定した
@介護に必要な設備や機器等の要求がどっさりA過失相殺なし
【Reference】2級高次脳機能障害を残す後遺障害逸失利益算定事例
2.45歳男子の自賠責1級1号は既往症9級精神障害の減額率25%、糖尿病等で治療費50%減額、シートを全て倒した
乗車方法で5%の各減額を適用した
@生活保護受給者A糖尿病及びC型肝炎の既往症あり
B32歳ころより覚せい剤使用歴があり、覚せい剤取締法違反の罪などで2回刑務所で服役している
【Reference】精神障害等の既往症により素因減額された事例
3.歩行中、背後からの衝突は左側通行の注意義務違反があったとしても被告自動二輪車の前方不注視が著しいとして
原告の過失相殺を否認した
@自賠責1級1号A夫が成年後見人に選任されるB成年後見申立費用10万円については証拠がなく否認される
【Reference】歩行者対二輪車の衝突による過失認定事例
4.30歳男子ホストの収入の4割を経費、退職した34歳までをホスト収入の14%、以降センサス平均の56%労働能力喪失で
7級後遺障害逸失利益を認定した
@自賠責7号4級Aホストが購入した貴金属類が列挙されていて興味深いB4年間の報酬が高額で興味深い
C事故に遭った年以外は所得税の確定申告をした形跡がないD福岡で起きた交通事故で裁判は東京地裁
【Reference】飲食店勤務者の後遺障害逸失利益算定事例
5.片側1車線道路の左側歩行「やむを得ない」現場で背後から衝突された原告の過失ゼロと認定した
@約1億4千万円認定A平成11年の事故で遅延損害金が約5,676万円B自賠責併合4級
C義肢購入費336万円/将来義肢購入・交換費382万円
【Reference】道路左側歩行中の衝突による過失認定事例
6.34歳男子原告の併合11級では労働能力喪失率10%、61歳女子被告併合7級には同45%によって後遺障害逸失利益を認定した
@原告直進自動二輪車30対70被告横断二輪車A双方が後遺障害を残す:原告自賠責併合11級・被告自賠責併合7級
B請求:2,800万円対2,000万円/認定947万円対695万円
【Reference】被告自転車対原告二輪車の交差点での衝突による過失認定事例
7.13歳女子の併合11級後遺障害逸失利益をセンサス女子大卒平均で24歳〜67歳まで20%の労働能力喪失で認め
両親に各50万円の固有慰謝料を認定した
@自賠責併合11級・主張:併合9級A歩道上で信号待ちをしていたところに滑走してきた車が衝突
B一緒に信号待ちをしていた友人は死亡C後遺障害慰謝料500万円認定(10級550万円・11級420万円)
D両親に固有の慰謝料を認定(各50万円)
【Reference】併合11級を残す女子中学生・高校生の後遺障害逸失利益算定事例
8.「大きな過失」の被告が歩道で横たわる原告に「怒った口調」での言動等を入通院慰謝料に斟酌した
@自賠責併合9級A原告に5%の過失認定A被告は略式起訴され罰金刑を受ける
B原告の母と妻は大量のビラを配布するなどして目撃者捜し
【Reference】加害者の不誠実な態度等考慮し慰謝料を認定した事例
9.原告の頭痛は心因性として起立性頭痛認められず、3回のブラッドパッチも効果ない等から脳脊髄液減少症の発症を否認した
@後遺障害等級は14級を認定Aどういうことなのか既払額が0円
【Reference】ブラッドパッチの効果ない等から脳脊髄液減少症の発症を否認した事例
10.大腿骨偽関節再手術拒否での損害拡大分は「請求できない」として、その分の治療費を否認し
1,440日請求の休業損害を1,199日認めた
@原告15対85被告A入院個室料認定(58万円)
【Reference】優先道路進行二輪車対一時停止道路から進入四輪車の過失認定事例
11.自転車同士の衝突での9級高次脳機能障害主張の59歳女子は左肩打撲、6ヶ月後症状固定とし14級障害を認定した
@原告の過失割合を25%と認定A事故の約4年半後に身体障害者手帳の交付を受ける(2級程度)
【Reference】事故時に意識障害等ないとして高次脳機能障害を否認した事例
12.手前で追い抜いた訴外車は停止線で停止したが、被告車は黄進入、速度超過の重過失で赤横断66歳男子の過失を30%と認めた
@66歳男子会社取締役の死亡交通事故A被害者の過失を30%と認定
B会社から数年もの間報酬を受け取っていなかったので逸失利益は否認(年金や配当収入で生活していた模様)
【Reference】赤信号横断歩行者対黄色信号進入四輪車の過失認定事例
13.同一方向進行中の被告乗用車は合図せず進路変更し衝突まで原告自動二輪車に気付かない過失を100%と認めた
@6年前の事故で自賠責14級認定を受けるA本件事故で労災12級認定を受けるB本件事故の後遺障害の残存を否認
C診断書作成費・MRI画像・XP画像買取代金
【Reference】同一方向進行中の二輪車対四輪車の衝突で合図を出さず車線等変更四輪車の過失認定事例
14.病院地下駐車場入口付近を横断歩行の77歳女子Aの被告車衝突死亡事故で駐車場入口前の危険性等からAの2割過失を認めた
@横断歩行者が車両と衝突後に転倒し車底に巻き込まれ約21.5b引きずられて死亡
A検察官に対し謝罪のために原告夫方を訪問したと虚偽の供述B自賠責保険金1,858万5,670円受領
【Reference】駐車場内での歩行者対四輪車の過失認定事例
15.国道と並行する雑草で見通しの悪い側道交差地点で側道進入原告乗用車5、側道直進被告原付自転車5の過失割合を適用した
@1審は熊本簡裁A車両修理費41万円を巡る争い
【Reference】信号のない交差点での四輪車対原付自転車の出合頭衝突による過失認定事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1903号(平成25年10月10日発行) 計972件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1180件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1904号(平成25年10月24日発行):掲載判決・全15事例
1.1級両下肢麻痺で復職後も減収のない55歳男子公務員の後遺障害逸失利益は定年まで実収入基礎に20%、
以降67歳まではセンサス男性同年齢で100%の労働能力喪失を認定した
@自賠責1級1号
【Reference】青信号直進二輪車対右折四輪車の衝突による過失認定事例
2.49歳男子地方公務員の併合3級右大腿骨切断等の後遺障害逸失利益は日常生活動作は自立し事務作業中心の
仕事内容等から労働能力喪失率79%で67歳まで認め、将来付添費を日額1,000円で認定した
@被害者と被害者の妻の2人はともに原告であるが事故の8年後に離婚A近親者慰謝料は否認
B退職金逸失利益(請求569万4,480円)は否認
【Reference】下肢切断等併合3級後遺障害を残す逸失利益算定事例
3.平成21年6月症状固定26歳男子の顔面瘢痕は新政令7級とし高次脳機能障害との併合3級で100%労働能力喪失を認めた
@自賠責5級高次脳機能障害及び12級顔面瘢痕等で併合4級A原告に35%の過失認定
B横浜の裁判を大阪の弁護士事務所が受任
【Reference】道路横断歩行者に四輪車衝突の過失認定事例
4.自賠責7級12号認定の顔面醜状の23歳男子には減収がなく後遺障害逸失利益を否認、将来の影響には
後遺障害慰謝料1,300万円で考慮した
@シートベルト不着用の過失で1割減A7級の後遺障害慰謝料は通常1,000万円
【Reference】男子の顔面醜状による後遺障害逸失利益算定を否認して慰謝料で斟酌した事例
5.自賠責非該当の右足障害は手術していなくとも医師の指示による保存療法での12級13号に該当すると認定した
@サンキュー事故に類似した事故態様で原告直進二輪車10対90被告原付自転車
A労働能力喪失率は10%、労働能力喪失期間は7年間で認定B賞与損害を認定(59,100円)
C海外旅行キャンセル料(請求50,930円)を認定(15,900円)
【Reference】渋滞車両の間を右折対抗車対直進二輪車の過失認定事例
6.25歳女子の脳脊髄液減少症は起立性頭痛認められずブラッドパッチによる改善等もなく各基準によっても
発症は認められないとした
@原告・被告双方の訴訟代理人非公表A後遺障害等級14級9号に該当すると認定
B素因減額は否定C23ヶ所の病院等に入通院
【Reference】起立性頭痛なく脳脊髄液減少症を否認した事例
7.36歳男子の視力障害は画像所見なく後遺障害14級認定後に「悪化の一途」も因果関係ないとし非該当と認定した
@等級認定から約8か月後に自賠責保険後遺障害診断書を作成してもらい異議申立てをしたが、3か月後の等級認定では変更なし
【Reference】視力障害による後遺障害の残存が争われた事例
8.自賠責併合11級めまい、嗅覚障害で退職余儀なくされた41歳有職主婦の労働能力喪失率を14%と認定した
@原告横断自転車5対95被告右折普通貨物車A自賠責併合11級
【Reference】青信号横断自転車対四輪車の衝突による過失認定事例
9.赤進入被告乗用車に接触された右折車線で停止中の乗用車後方ドアから下車し青点滅道路横断の原告歩行者に35%過失を認めた
@自賠責14級9号A銀座のクラブホステスとして勤務し636万8,640円の年収があったと主張
B課税証明書等の公的証明書類の提出がなく基礎収入は平均賃金355万8,700円で認定
C先行車と被告車の2台に接触され、先行車は逃走
【Reference】青点滅横断歩行者の過失認定事例
10.83歳男子歩行者Aが礫過され死亡は第1事故での頭部に重大な損傷からA死亡として被告礫過の第2事故との因果関係を否認した
@第1事故の約9分後に第2事故発生A第1事故の加害者は逃走して不明
【Reference】受傷事故と死亡との因果関係を否認した事例
11.同一車線内の原告原付自転車を追い抜いて左折時の接触として被告車の過失を9割認めた
@事故の半年後に復職したがその7か月後に退職A通院交通費としてガソリン代を1`b当たり15円で認定
【Reference】同一方向進行中の右折二輪車対四輪車の衝突の過失認定事例
12.A自転車と被告車の出合頭衝突は、Aが被告車の進行を妨害したとして45%の過失を認めた
@死亡交通事故A被告側からも車両修理代金等の請求あり
【Reference】四輪車との出合頭衝突で自転車の進路妨害の過失が認められた事例
13.67歳女子の約110万円請求の休業損害算定につき、退職との因果関係を認めたが110日分の約74万円を損害と認定した
@自賠責14級A後遺障害12級と認定B自転車30対70普通貨物車
【Reference】斜め横断自転車対四輪車の衝突による過失認定事例
14.日額3万円で120日間請求のクレーン付き積載車の代車費用は使用料額を決めてなく有償貸渡の許可も受けていない等
日額1万円で40日間を認めた
【Reference】キャリアカーの損害額算定事例
15.クレーン車での庭石の吊り上げ作業中の落下は原告側玉掛作業者がワイヤーロープの点検怠った「重大な落ち度」として
原告に6割の過失相殺を適用した
@損壊させた灯篭の時価は62万4,750円であるとして示談したが、石材店経営者はこの灯篭を江戸時代の作と判断し、
その再調達価格を215万5,000円と見積もる
A灯篭の事故当時の時価を前記の再調達価格の約70%に相当する150万円と認定
【Reference】クレーンの吊り荷の落下による損傷事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1904号(平成25年10月24日発行) 計987件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1195件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1905号(平成25年11月14日発行):掲載判決・全15事例
1.自賠責非該当の52歳女子の頸髄不全損傷5級2号主張を7級4号認定し素因減額4割で認めた
@事故以前から腰椎ヘルニアの持病A4年前の事故で頸椎捻挫により14級の後遺障害を残していた
【Reference】心因的要因から素因減額を適用した事例
2.頸椎捻挫等負った49歳男子原告の鍼・マッサージ主体のクリニック治療を再診時療養指導管理料等を除き
診療報酬単価1点10円で認めた
@治療費等の請求100万8,860円で認定は84万8,500円A銀行支社長(49歳男)の基礎収入1,938万9,927円
【Reference】診療報酬単価が争われた事例
3.追突された62歳男子個人タクシー業の脳脊髄液減少症は起立性頭痛はなく診断根拠とした画像は4年以上経過等から
否認して頸部神経症状の14級認定した
@自賠責14級
【Reference】起立性頭痛はなく脳脊髄液減少症を否認した事例
4.自転車で衝突されて転倒した43歳男子は自賠責12級左肘関節痛と12級左股関節痛の併合11級後遺障害により
15年間20%、7年間14%の労働能力を喪失したと認めた
@自賠責併合12級A新ホフマンによる中間利息の控除を主張するも否認されるB被告の実名が出ている?
【Reference】12級股関節障害を残す後遺障害逸失利益算定事例
【Reference】12級上肢障害を残す後遺障害逸失利益算定事例
5.追突された38歳男子会社員の左TFCC損傷等併合12級後遺障害を認め60歳まで14%、以降10%労働能力喪失で
逸失利益を認定し、後遺障害慰謝料は300万円を認めた
【Reference】12級上肢障害を残す後遺障害逸失利益算定事例
【Reference】12級股関節障害を残す後遺障害逸失利益算定事例
6.資格有する58歳女子公務員の12級後遺障害逸失利益を転職後の収入で67歳まで10%労働能力喪失により認定した
@健康運動指導士
A転院交通費のガソリン代は1g140円、1g当たりの走行距離10`で計算した
B転院交通費:高速道路通行料1,900円+140円×3.5g(走行距離35`)=2,390円
【Reference】夜間の信号のない横断歩道歩行者対四輪車の過失認定事例
7.追突された会社役員の男子は加齢的な変形性頸椎症によると第1、第2事故の後遺障害を否認、因果関係のある損害は6割と認定した
@第1事故の約4ヶ月後に第2事故発生A第1事故加害者の負担は10%
【Reference】椎間板変性等による症状の出現として事故との因果関係を否認した事例
8.父親所有乗用車を18歳男子被告に無免許を承知で運転させ自ら助手席にシートベルトせずに同乗し死亡したAの過失を4割と認めた
@原告(父親)の亡娘が運転して被告宅に行き、その後交替運転でドライブ
A被告の両親は賠償責任を否定される(同居していない・無免許運転を知らない・外出したことも知らないなど)
B擁壁復旧工事費46万円・配電設備修理費65,053円・道路付属物復旧負担金69,816円
【Reference】助手席同乗でシートベルト不装着による過失認定事例
9.路外から右折進入原告原付自転車の転倒は被告乗用車のクラクション吹鳴によるも直近進入等から原告に60%の過失認めた
@自賠責14級9号A非接触で転倒B2ヶ月後にも事故で転倒するが傷害の影響は無いと認定
【Reference】路外から進入二輪車対直進四輪車の過失認定事例
10.被告は右折発進後7.4b地点に原告自動二輪車を発見、対面黄信号を認めて直進進入の原告の過失を50%認めた
@自賠責14級9号認定後異議申し立てで12級7号に変更A物損については原告0対被告100で示談済みB昇給及び賞与分の損害認定
【Reference】黄色信号進入二輪車対右折四輪車の過失認定事例
11.火災現場に向かう消防車が中央線を越えて対向車線での衝突は「はみ出し方ができるだけ
少なくなるようにしなければならない義務はない」と消防車の過失を否認した
【Reference】緊急車両の過失が争われた事例
12.車両入替後に前車での事故発生は所有権の移転認められず「他車運転危険補償特約」の適用はないと判決した
【Reference】他車運転危険担保特約の「他車」が否認された事例
13.修理完了後の代車使用に「正当の理由を認めることはできない」と返還請求を認めた
@物損事故で慰謝料を請求するが否認される
【Reference】代車の使用期間等が争われた事例
14.初度登録2年10ヶ月経過し走行距離3万1,100`bのロールスロイスの評価損は修理箇所が躯体等の構造部分に及んでいない等から
修理費の3割の105万円認めた
@事故のあと立替金を完済し原告車(ロールスロイス・ファントム:約3,530万円)の所有権を取得し、その後1,600万円で売却
A評価損の請求額600万円
【Reference】初度登録から3年未満の高級乗用車の評価損算定事例
15.競売物件取得9ヶ月後の全焼は当初調査拒否、複数箇所の油性成分と多量のわらの存在等から
被保険者等の故意を認めて請求棄却した
@放火等の人為的出火であることを疑わせる根拠が多数列挙されている
A出火当時の代表取締役である原告の父は火災の4ヶ月後に自殺
【Reference】競売物件の火災による保険金請求事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1905号(平成25年11月14日発行) 計1002件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1210件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1906号(平成25年11月28日発行):掲載判決・全15事例
1.同乗被告タクシーの側壁衝突での歯牙欠損、頸椎捻挫等に耐えて診療業務従事の45歳女子開業医の
休業損害約859万円を認めた
@自賠責併合14級
【Reference】開業医の休業損害算定事例
2.元夫の祖母Z所有の車両をYが持ち出し知人Wに運転させての事故は盗取された場合とは相当異なるとしてZに
運行供用者責任を認めた
@覚せい剤を使用して運転中の被告がパトカーからの追跡に遭い、逃走中に起こした死亡交通事故
A大阪府警の名前が出ている?
【Reference】運行供用者責任が争われた事例
3.自転車搭乗中の衝突で脳脊髄液減少症を発症したとする33歳女子には起立性頭痛認められず発症を否認した
【Reference】起立性頭痛認められず脳脊髄液減少症を否認した事例
4.自賠責1級1号を残し約2年6ヶ月後に死亡の72歳男子の自賠責9級10号既存障害は死亡への寄与度を30%と認めた
@多発性脳梗塞及びステージ2〜3のパーキンソン病
【Reference】事故後の死亡と既往症との因果関係が争われた事例
5.月15万円の収入の妻には40%、年金収入のみの母には15%として54歳男子死亡による扶養逸失利益を認定した
@民事裁判は横浜だが死亡交通事故は札幌で発生A原告妻・長女・二女・原告母が相続を放棄(債務が多かった?)
B酒に酔った状態で道路上に横臥していた被害者の過失35%
C加害者は自動車運転過失致死罪及び道路交通法違反により懲役1年8月
D刑事裁判の公判期日傍聴のための交通費を認定(47,200円)
【Reference】飲酒路上横臥者対四輪車礫過の過失認定事例
6.自賠責併合7級後遺障害を残す26歳男子の8級右上腕骨偽関節の状況等からセンサス平均で
労働能力56%喪失で逸失利益を認めた
@個室に入院して高額になったのか治療費約540万円(認定)
【Reference】8級上肢障害併合7級後遺障害を残す逸失利益算定事例
7.追突され8級脊柱運動障害主張の44歳バス運転手は配置転換との因果関係を否認し併合12級認定して
3割の素因減額を適用した
@自賠責14級認定
【Reference】変形性頸椎症による素因減額が争われた事例
8.第1車線の停止車両で、点灯とほぼ同時転把の被告車の車線変更が予測できた第2車線走行の原告車の過失を25%認めた
【Reference】車線変更時の衝突による過失認定事例
9.深夜の高速道路に必要性、相当性なく走行車線停車のY、Z乗用車の過失を各30%、
衝突した後続X大型貨物車の過失を40%と認めた
@死亡交通事故を起こした原告が物損について損害賠償請求A事故現場付近の道路の補修費用60万8,775円
【Reference】高速道路停止中の車両に後続車衝突による過失認定事例
10.夜間、乗用車と出合頭衝突の原告自転車は気付かれるまで待機等25%の過失を適用した
@労働能力喪失率を症状固定後(10%)と5年後(5%)に分けて認定A労災12級・自賠責14級9号認定
B後遺障害慰謝料180万円(13級相当)
【Reference】信号のない交差点での自転車対四輪車の衝突による過失認定事例
11.小走りの加害横断歩行者と第2車線進行中の非接触転倒被害原付自転車の過失を50%と認めた
@自賠責12級13号A修正要素を多数足したり引いたりして過失割合認定(裁判官:柳本つとむ)
【Reference】横断歩行者対原付自転車衝突の過失認定事例
12.ハイヒールのヒールを固定させ、つま先だけでブレーキペダルを踏もうとしてアクセルペダルを踏み続け暴走、
9歳女子を轢過死させた慰謝料を2,700万円認めた
@加害者に懲役2年6ヶ月の実刑判決
【Reference】9歳女子の死亡慰謝料認定事例
13.青色申告する自営業者の現実に発生した減収額で休業損害、申告額で逸失利益を認めた
@非該当・異議申立てを経て自賠責14級9号認定
【Reference】自営業者の後遺障害逸失利益算定事例
14.深夜の住宅街駐車場でのフォードマスタングのほぼ全周の傷では鳴らないアラームが鳴っていること、
既存損傷等からも保険金支払義務を負わないと認定した
【Reference】いたずら傷等による車両保険金請求等が棄却された事例
15.車両保険金額35万円の乗用車全周の引っ掻き傷は第三者によって行われたとの立証は
「全くもってなされていない」と保険金請求を棄却した
【Reference】原告の供述に信用性なく請求棄却した事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1906号(平成25年11月28日発行) 計1017件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1225件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1907号(平成25年12月12日発行):掲載判決・全15事例
1.45歳女子の脳脊髄液減少症は事故後約1年2ヶ月時点では起立性頭痛はなくブラッドパッチでの改善も
認められないことから否認し、国際頭痛分類第3版βの診断基準によっても罹患は認められないとした
@第1事故の約3年6ヶ月後に第2事故に遭うA脳脊髄液減少症の診断基準を5つ挙げる
B第1事故に係る損害賠償請求権については消滅時効が完成していると認定
【Reference】診断基準に合致せず脳脊髄液減少症を否認した事例
2.パトカーから逃走、優先道路飛び出しには父親の乗用車で飲酒に加わった同乗Zの不法行為責任を否認した
@加害車両の運転席・助手席・後部座席にいた3名はいずれも死亡A代車損害を否認
【Reference】優先道路進行四輪車対一時不停止四輪車の過失認定事例
3.死亡Aとの衝突は過失、その後の引きずりは故意、無免許、飲酒、逃走のY乗用車に対しAに5%の過失を認めた
@死亡被害者に慰謝料3,500万円・妻と長男に各250万円認定
A事件の2カ月後に出産した長女は約2週間で亡くなるB加害者に懲役15年の判決
【Reference】高額死亡慰謝料認定事例
4.Uターン切り返しほぼ回転完了被告乗用車への自動二輪車の衝突に4割の過失を認めた
@自賠責10級11号等併合9級後遺障害
【Reference】転回四輪車対対向直進二輪車の衝突による過失認定事例
5.夜間、幹線道路交差点の右折車線から禁止に反しての転回被告車に対し速度超過の原付自転車の過失相殺認めないとした
@原付は時速約45`bで走行A自賠責併合9級認定・裁判所併合11級認定
【Reference】転回四輪車対対向二輪車の衝突の過失認定事例
6.小学2年生にも横断禁止、自動車の直前直後横断等を考慮して右側から横断に4割過失を認めた
@自賠責併合4級
【Reference】歩行横断児童対四輪車の衝突の過失認定事例
7.被告の乗用車後部が大回り左折で第2通行帯走行の原告タンクローリー前部に衝突で1割過失を認めた
【Reference】休車損害の請求を否認した事例
8.業者入り乱れての騒音の作業所内で後退のフォークリフトに衝突された原告作業員の受傷で元請会社の責任は否認、
原告の過失は1割と認定した
@自賠責13級10号認定
【Reference】作業所内でのフォークリフトによる衝突事故事例
9.被告乗用車後部座席同乗中の40代主婦が急ブレーキによる受傷での12級後遺障害主張は医学的証明なく
治療期間3ヶ月で後遺障害の残存を否認した
@過去に2度交通事故に遭っているA自賠責12級認定B損害は自賠責保険金224万円で填補済みと認定
【Reference】後遺障害の残存を否認した事例
10.6年前の玉突き追突での自賠責14級受けた専業主婦は1年前に治療終了、駐車場内事故は軽微で3ヶ月半後には治癒と認定した
@原告の過失2割を認定A事故後に被告は原告に悪態をついていた模様
【Reference】駐車場内での衝突事故による過失認定事例
11.30歳女子の労災7級後遺障害は確定判決の既判力及ばないとして12級13号を認めて損害を認容した
@労災7級・自賠責14級(異議申立てをしたが変更なし)認定
【Reference】前訴判決の既判力が争われた事例
12.自転車での非接触事故で右第2指MP関節障害等から労災12級認定も機能障害の残存認められず
自賠責同様14級神経障害を認定した
@自賠責14級・労災12級A原告の過失を30%と認定B事故前はタクシーと便利屋で年859万円余の収入を主張
C事故の約1年後に復職したが約2ヶ月で退職しその後は生活保護を受給D基礎収入はセンサスの8割で認定
E労災給付や自賠責保険金で損害は全て填補済み
【Reference】労災12級認定を受ける後遺障害認定事例
13.追突された原告は2日後出勤、「医師の指示ではない」接骨院通院治療費等との因果関係を否認した
【Reference】接骨院通院等の治療費が争われた事例
14.弁護士費用等担保特約による判決で認定された弁護士費用と既払い保険金の合計額が弁護士に支払った費用の
合計額を超過する場合は保険金支払い義務はないと認定した
@西川雅晴弁護士のHP参照
【Reference】弁護士費用等担保特約等による弁護士費用が争われた事例
15.61歳男子の小指切断による傷害保険金請求は受傷状況の変遷等信用できず偶然性を否認し請求棄却した
@247cの包丁が67abの高さから落ちてきて小指だけが切断したと主張
【Reference】偶然な事故等とは認められず傷害保険金請求を棄却した事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1907号(平成25年12月12日発行) 計1032件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜562号(平成25年4月) 計 64件 総合計1240件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
563号(平成25年5月)
・自転車対自動車の事故において、自転車に母子3人乗り等の過失相殺の主張が否認された事案
(自保ジャーナル1891号Gにも掲載)
・物の飛来、物の落下を保険事故とする車両保険金の請求に関する裁判例紹介
(自保ジャーナル1886号KL1869号Nにも掲載)
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1842号(平成23年3月24日発行)
〜1907号(平成25年12月12日発行) 計1032件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜563号(平成25年5月) 計 66件 総合計1242件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1841号(平成23年3月10日発行):掲載判決・全16事例
1.ほぼ植物状態を残す1級1号23歳男子の介護費を原告一時金、被告定期金の主張は母67歳まで日額1万8,000円の
自宅介護費で毎月の定期金支払を認容した
@原告は自宅介護、被告は施設介護を主張(認定は自宅介護)
【Reference】定期金支払いによる将来介護費が争われた事例
2.右折車線のタクシーと衝突の赤信号を小走り横断者の過失を80%、RSD9級10号認定し併合8級の労働能力喪失率を35%と認めた
@8級の労働能力喪失率は45%A中間利息の控除にはホフマン係数を使用すべきと主張(否認されライプニッツ方式を採用)
B過失が大き過ぎて自賠責保険等の既払いで残額無し
【Reference】RSDの罹患が争われた事例
3.助手席同乗中に対向車に衝突され脊柱変形等残す27歳女子のPTSDはうつ症状等非器質性精神症状として
12年間の9級後遺障害と認めた
@交民第43巻5号87にも掲載
【Reference】PTSDの発生が争われた事例
4.多数病院で多彩な症状診断等は事故2年前に腰痛等有する38歳女子の症状は頸椎捻挫、約8ヶ月で14級症状固定と認定した
【Reference】事故後に多彩な症状を発症したとする事例
5.4割の過失相殺と費目拘束等から労災給付の治療費、休業損害(症状固定まで)を損害に計上しないとした
@請求額約2億7,000万円
【Reference】2級高次脳機能障害を残す将来介護費認定事例
6.60`b制限の自動車専用道で8.1b先に進路変更被告車を認めて衝突の原告車の40`b速度超過等で過失割合を4割と認めた
@事故の前年に作成されたと思われる受領書(?)を基に請求した代車費用10万2,000円否認
Aレッカー代2万5,360円認定(事故現場〜病院)Bロードサービス代3万7,800円認定(どこ?〜どこまで?)
【Reference】追突か、割込みかが争われた事例
7.いつ、どこでの落書傷か、傷を確認2日後のディーラー担当者の印象からも事故の外形的事実立証とは認められず
落書傷損傷の保険金請求を否認した
@修理費用150万円、保険金の支払い拒絶は不法行為であるとして30万円、計180万円を請求
【Reference】車両の落書傷による保険金等請求事例
8.13年後判明の9級生殖器障害では労働能力に影響なく慰謝料730万円、事故3年後締結の6歳男子の示談無効を
裁判所仮認定比較からも否認した
@示談締結時には6歳男児の渋滞車間の飛び出しについて触れていなかったが、裁判所仮認定では過失割合は30%と
仮に認めるとしたA勃起、射精障害B交民43巻3号44にも掲載
【Reference】男子の生殖器障害による後遺障害慰謝料認定事例
9.保険金以外の賠償補填の合意、後遺障害の悪化も否認して原告の示談無効請求を棄却した
@交民43巻6号101にも掲載
【Reference】示談の無効が争われた事例
10.20b先に横断歩道のある地点で渋滞車両の間から横断、反対車線乗用車と衝突の8歳男子の過失を40%と認めた
@男児の死亡交通事故
【Reference】横断歩道外横断の児童対四輪車の過失認定事例
11.目線を落とし約6.3b手前の83歳女子Aを発見衝突Y乗用車の著しい過失に対し夜間Y車接近中を横断のAの過失を1割と認めた
@83歳女子の死亡交通事故A平均余命9年・就労可能年数を5年と認定
B家事労働分と年金収入があるので逸失利益の計算において最初の5年間と残りの4年間で分けて計算
【Reference】信号機のない交差点で高齢者横断の過失認定事例
12.黄進入乗用車でも交差点の赤信号進入はないとの信頼は保護に値すると赤進入自転車の過失を70%と認めた
@死亡交通事故
【Reference】赤信号進入自転車の過失認定事例
13.第2車線進行中のX自動二輪車の転倒受傷は第1車線に非接触も駐車Y大型貨物車と陰からのZフォークリフトが
影響を与えたと共同不法行為としてYZに3割の過失認めた
@原告も被告も○○こと△△(通名?)
【Reference】非接触駐車車両の過失認定事例
14.初度登録12年経過のキャリアカーの時価額を4ヶ月前購入価格の8割335万円と認めた
@キャリアカーの休車損害99日346万5,000円認定
【Reference】キャリアカーの修理費認定事例
15.Bを仲介して人的関係を有するXYが同時期に中古Xポルシェ、Yプレジデントを購入、X車無保険、
Y車最高額で付保して深夜の追突、X車全損は偽装として保険金請求を否認した
@交民第43巻第4号79にも掲載
【Reference】偽装事故により保険金請求を棄却した事例
【Reference】偽装事故を否認して保険金支払いを認めた事例
16.1歳9ヶ月男子がこんにゃくゼリーを喉につまらせての死亡は事故認知率からも保護者が切り分け与える等から
Yの製造物責任を否認した
【Reference】製造物責任が争われた事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1841号(平成23年3月10日発行)
〜1907号(平成25年12月12日発行) 計1048件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜563号(平成25年5月) 計 66件 総合計1258件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1840号(平成23年2月24日発行):掲載判決・全16事例
1.若年性認知症等1級1号後遺障害を残す45歳男子は妻が退職、デイサービス利用等で3年近く在宅介護から
施設介護が相当とはいえないとした
@(原告側主張)在宅介護か施設介護か(被告側主張)A介護に必要な設備や機器等の要求がどっさり
B週4日のデイサービス等の通所施設の利用を前提として付添介護費を算定するのが相当であると認定
【Reference】1級1号後遺障害を残す将来介護費認定事例
2.X乗用車にY貨物車が10分間必要のない接近走行は危険なあおり行為としてY車がX車の事故の賠償責任を負うと認定した
@交民43巻5号89にも掲載A介護に必要な設備や機器等の要求がどっさり
【Reference】加害車両のあおり行為による事故事例
3.追突された35歳女子医師の約4億3,790万円請求は、仙腸関節の因果関係を否認、14級後遺障害等3,156万円余を認めた
@博士挫折慰謝料2,000万円否認A介護に必要な設備や機器等の要求がどっさりB交民43巻5号98にも掲載
【Reference】医師の収入認定事例
4.通常の職種よりも長期稼働として60歳男子税理士の労働可能年齢を75歳まで15年間と認めた
@死亡交通事故A自転車で信号無視をした被害者に8割の過失認定B相手は市営バス?C被告は大阪市
D被害者が経営していた税理士事務所は被害者が死亡したあと閉鎖
【Reference】青信号進行四輪車対赤信号横断自転車の過失認定事例
5.片側4車線青信号交差点の第1車線の原告原付が第2車線の訴外車を50`bで先行時に被告車との衝突まで
気付かず右折していた等で原告に15%過失認めた
@医師の指示ないし了解のない接骨院治療47万3,860円を認定
【Reference】柔道整復師の施術による治療費認否事例
6.2人しかいない姉21歳妹19歳を一度に失った両親に死亡慰謝料各2,800万円、Cの入通院慰謝料183万円請求を219万6,000円認めた
@交際相手の男性の車に同乗していた姉妹の死亡交通事故
【Reference】死亡事故における高額固有慰謝料(両親分)認定事例
7.勤務会社2社の廃業経験を有し廃業の危険が高いとはいえないとしたが取引高減少から前年給与の70%約870万円で
37歳男子先物取引会社員の収入を認定した
@事故直後からストレスを原因とする円形脱毛症になり診察代や薬代を請求し認定される(8万3,470円)
A医者への謝礼(10万円)は否認される
【Reference】12級後遺障害または大腿骨骨折による休業損害認定事例
8.糖尿病は稀でなく減額は一定程度で影響相当な脊柱管狭窄と合わせ素因減額は3割と認めた
@過去に2回事故を経験A月収75万円を主張しているが確定申告をほとんどしていない自営業者の基礎収入を550万円で認定
【Reference】糖尿病による素因減額認否事例
9.横転した乗用車運転中の38歳女子の画像所見のない左下肢不全麻痺の因果関係を認め、素因で25%減額した
【Reference】画像所見の認められない後遺障害認定の有無
10.高速道路でY車に追突されX車同乗者の死亡は降雪・チェーン・50`b規制をノーマルタイヤで80`bでのスリップによる車線変更で
専らX車の責に帰すとYの免責を認定した
【Reference】高速道路走行中の事故で被告車無責事例
11.10級左膝関節障害を残す48歳男子造園業者は仕事が困難になったと申告額に専従者給与等を加えて35%の労働能力喪失を認めた
@通院交通費について原告は「自動車を利用した場合はガソリン代に換算して計算すべきである」とする考え方は、
実際に運転する者の人件費や自動車を保有する者の自動車取得費などを全く考慮しない不公平な手法であると主張
A@については否認されるB基礎収入につき原告は約554万円、被告は374万円を主張
C申告所得額に専従者給与等を加え約446万円を基礎収入として認定
【Reference】造園業者等の収入認定事例
12.中学2年男子の7級4号低髄液圧症候群発症は起立性頭痛なく3年半後までには不登校、進学、対人関係等
多大なストレスによるとして自賠責請求を否認した
@事故の約1年前不登校A保健室登校を続けて自習しながら高校受験し、合格・進学
B事故から約5か月後に示談(症状固定も同時期)
【Reference】日本神経外傷学会基準により低髄液圧症候群を否認した事例
13.Y乗用車に衝突されて死亡21歳女子大学生のA自転車は横断禁止場所を直前横断したと5割の過失相殺を適用した
@大学4年生の被害者は事故に遭わなければ薬科大学を卒業し、薬剤師の試験を受け合格したと認められると認定
A女性薬剤師の平均収入を基礎に逸失利益を算定
B約300人が葬儀に列席し、葬儀会社に対して支払った275万7,460円を葬儀費用と認めた
【Reference】横断禁止地点を横断の自転車対乗用車の過失認定事例
14.自転車通行可の2.5b幅の歩道でY歩行者が閉じた傘を左手に持ち替え時横に上げた過失を認め、
転倒原因は速度出し過ぎを重視し転倒自転車に7割の過失認めた
@電動アシスト自転車に乗った33歳女子が後方から接近して起きた接触事故
Aウォークマンを装着していたことについては過失無し
Bベルを鳴らす義務があったとまでは認められないと認定
【Reference】歩道上での自転車対歩行者の衝突事故事例
15.ネットオークションで落札・入金したが品物を受取れないのはオークション会社の責任との請求はガイドラインに同意しており、
注意喚起に違反なく責任を否認した
@「ヤフーオークション」詐欺訴訟
【Reference】インターネットオークションの運営会社に対する損害賠償請求事例
16.電気止められた施錠した店舗複数箇所に予めローソク準備で放火のXは破産、当日の行動証明できない等
Xらの放火として請求棄却した
【Reference】保険契約締結後、短期間での火災発生等から請求棄却した事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1840号(平成23年2月24日発行)
〜1907号(平成25年12月12日発行) 計1064件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜563号(平成25年5月) 計 66件 総合計1274件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1839号(平成23年2月10日発行):掲載判決・全16事例
1.1級両下肢運動不能残す24歳男子は既往の知的能力に問題なく手術、リハビリ、体力作りで脳性麻痺を克服、
健常者並み会社員で平均収入を得ている等センサス平均で100%労働能力喪失により後遺障害逸失利益を認めた
@原告の幼児期の脳性麻痺(4歳時に身体障害者2級の手帳の交付を受ける)を理由とする素因減額を否認
A手動式特殊装備車両購入費につき、姉が原告のために一定程度使用するとし、駐車場代、任意保険料、
車検代等年額20万円と特殊車両購入費(耐用年数8年)の2割程度の限度で損害と認定
B介護に必要な設備や機器等の要求がどっさりC慰謝料増額事由は否認される
D被告側保険会社が保険金をほとんど払わないので原告は仮払仮処分の申立てをした
E目撃情報を求める看板を見て2人の目撃者が事故の約2週間後と約3か月後に警察署に出頭し供述
【Reference】1級後遺障害を残し車両購入費等を請求した事例
2.暗い道路約7ab沈下で原告の原付自転車転倒に注意義務違反はないと過失相殺を否認、30歳男子センサス同年齢を
下回る実収入で後遺障害逸失利益を認めた
@交民43巻5号97にも掲載
【Reference】走行中の転倒等による死傷事故で道路管理者の責任が争われた事例
3.乗用車に衝突された38歳女子自転車は転倒し11ヶ月で症状固定の休業損害は空手練習再開、
失職恐れて早期出勤等1割の休業損害を認めた
【Reference】有職主婦の休業損害算定事例
4.進学校3年生のA、B共大学進学の蓋然性高かったとセンサス大卒平均を基礎に死亡逸失利益を認めた
@加害者に禁固3年の刑事処分
【Reference】大学進学の蓋然性が高いことからセンサス大卒平均を認めた事例
5.直後に自己車線に戻ろうとしていたと脅かすつもりのY車の対向車線進入で転倒衝突死亡のX自動二輪車同乗者への
故意を否認、共済金支払いを認容した
@保険会社は加害者の故意による事故なので免責だと主張
A葬儀関係費用150万円・墓石建立等費用150万円の計300万円を認定したかのような表記
B実際にはそれらすべてで150万円認定らしい
【Reference】被告の故意か否かが争われた事例
6.6日前契約締結の乗用車が土砂降りの中歩道ぎりぎりを走行して駐車車両への追突は偶然性認められないと保険金請求を否認した
@友人宅からの帰宅ルートとして最短コースではないところを選ぶ
【Reference】偶然性を否認し保険金請求を棄却した事例
7.31歳男子中国籍留学生の後遺障害逸失利益の基礎収入を中国の日系企業・管理職等から年収230万円、
併合9級も歯牙障害除く14%労働能力喪失で認定した
@交民43巻5号91にも掲載
【Reference】入院付添い費が否認された事例
8.逆突された73歳男子9級請求のパニック障害の因果関係を認め労働能力5%喪失も逸失利益を否認、
後遺障害慰謝料190万円等に2週間前も緊急搬送等から35%の素因減額を適用した
@無職なのにどうして普通貨物車を運転していたんだ?A交民43巻4号70と同じ
【Reference】無職高齢者の後遺障害逸失利益認否事例
9.89歳男子の頭部打撲等の約4ヶ月後の死亡は認知症が存在し周辺症状の出現として大腿骨骨折後の死亡との因果関係を否認した
@事故の23日後に自宅で転倒して大腿骨骨折A事故の前にも2回転倒
【Reference】事故後の死亡との因果関係を否認した事例
10.37歳男子自営大工の収入は年金逸失利益の請求と信義則上も問題として確定申告額を基礎収入と認定した
@死亡交通事故A逸失利益の基礎収入は確定申告を基準と認定B生活費控除率40%認定C原告に過失1割認定
【Reference】自営業者等の死亡逸失利益算定事例
11.36歳男子空手指導員の14級9号後遺障害逸失利益は年195万円余の確定申告額を基礎に5年間7%労働能力喪失等から
心因性で20%控除した@クリープ状態の車に追突される
【Reference】頸椎捻挫等を残す14級後遺障害の逸失利益算定事例
12.事務所と自宅兼用の電気工事業者の経費は申告額の地代家賃除き利益減少率に準じ経費の62%を損害と認めた
【Reference】電気工事業者の収入認定事例
13.深夜の高速道路で散乱物認めて事故を予測のY車が単独事故停車のX車に衝突して後方佇立中のA死亡の過失割合を2割と認めた
@被害者は在留資格不明の韓国籍46歳女性Aペット治療費3万4,140円認定(請求は6万8,280円)
B逸失利益については事故後3年間は実収入、以降は帰国し年約238万円を基礎収入として認定
【Reference】高速道路上において佇立中の衝突事故による過失認定事例
14.駐車場に先入X車は切り換し後退直前に空きスペース駐車のY車は駐車場進入を待つかクラクションで知らせるべきと4割過失を認めた
【Reference】駐車場内で四輪車同士の衝突事故での過失認定事例
15.価額協定特約の分損評価は新規物件に復旧させる修理費と認定しコンセントからの出火を認めて保険金支払いを認容した
@懲戒処分を受けた(事件放置)弁護士が受任した事案
【Reference】火災事故による保険金請求が認容された事例
16.先行負傷を診察した医師は出場停止しなかったが、リレー等の棄権から顧問教諭には注意義務違反があったと棒高跳びでの
転落受傷のXへのY高校の国賠法責任を認めた
@県に約1億1500万円の賠償を命じる判決A平成23年12月2日最高裁で2審判決が確定B福岡県立三潴(みずま)高校
【Reference】部活動での顧問教諭の注意義務違反を認めた事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1839号(平成23年2月10日発行)
〜1907号(平成25年12月12日発行) 計1080件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜563号(平成25年5月) 計 66件 総合計1290件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1838号(平成23年1月27日発行):掲載判決・全16事例
1.意見書作成医師「臨床経験は豊富」「信頼に足る知見」からと学会基準等からも31歳男子の低髄液圧症候群を否認した
@原告に過失30%認定(車道に突然進入)
【Reference】同一方向走行中の進路変更自転車対四輪車の過失認定事例
2.症状固定後小学校に1人で通う6歳男子の3級高次脳機能障害の介護料を否認し両親固有慰謝料各400万円で考慮した
@事故当時小学校1年生A被害者の過失は1割(狭い路地から走り出して来た)
【Reference】3級高次脳機能障害の将来介護費認定事例
3.37歳男子公務員・バス運転手の12級左手関節障害と顔面醜状の併合11級を残し復職の後遺障害逸失利益を
17%の労働能力喪失で認めた
@11級20%・12級14%A旅行キャンセル費用6万円認定(争いなし)
【Reference】減収の無い公務員の逸失利益算定事例
4.BC縦列駐車乗用車の右側面にX車が擦過接触の対物賠償保険金等請求につき、B車はラジエータ損傷、
C車は前から後の損傷等工学解析と供述異なり、事故の存在否認して請求棄却した
【Reference】偽装事故を認定して請求棄却した事例
5.前件事故で解雇直後の本件事故は症状固定3ヶ月半後の再就職等から約1年の休業損害を無職につき否認した
@約80日前の事故で受傷し約20日前に解雇されていた
A解雇直後くらいから職安に通い求職活動をしていたが事故当時は無職
B事故に遭わなければもっと早くに就職できた蓋然性についての立証がないと認定=休業損害は認められない
C本件事故の約4か月後まで失業保険を受けていた
【Reference】事故時は無職だった者の休業損害認定事例
6.一時停止乗用車と衝突の自動二輪車は速度超過で見通しの悪い交差点進入の過失25%と認めた
@業務上横領で逮捕された某弁護士が受任した事案
A負傷部位のフイルムコピー代及び着払い郵送料計3,890円を認定
【Reference】信号の無い交差点での一時停止四輪車対二輪車の過失認定事例
7.男子個人タクシー運転手の自賠責14級認定は2ヶ月後にゴルフコンペに参加、緩解診断等から賠償対象の後遺障害を否認した
【Reference】自賠責14級認定も後遺障害を否認した事例
8.直下にカラーコーンを置かず高所作業中アームに普通貨物車の衝突の過失割合は双方の過失が競合と各5割と認めた
@高所作業車のゴンドラに乗って作業中の原告2人は被告車との衝突でゴンドラから転落して受傷した
【Reference】作業中の事故による被害者側の過失認否事例
9.ミキサー車の運搬手数料損害の請求を代車費用として人件費等控除の日額1万3,400円で修理期間中を認めた
@販売利益の4分の1を代車費用と認定A原告に1割の過失認定(右側通行)
【Reference】業務用車両の代車費用認否事例
10.症状固定時頃に自主退職した年約810万円を得る57歳男子会社員は10級後遺障害を残しての
約540万円÷(100%−27%)=約741万円を基礎収入と認めた
@約1年半で150回の通院A逸失期間は10年と認定
【Reference】原告主張の実収入を基礎収入と認め算定した事例
11.停車乗用車に自動二輪車追突での休業損害、後遺障害は医学的所見なくカメラ損傷の買換は修理等証拠なく否認した
@カメラ損傷の買換費用として150万円請求(否認)A医師は原告の弁護士からも依頼されて後遺障害診断書を発行
【Reference】自賠責の事前認定同様に後遺障害逸失利益を否認した事例
12.中国籍25歳男子は来日後結婚、中国のシステムエンジニアの3倍の実収入等からも永住、67歳まで日本で稼働認め
実収入比較からセンサス平均の79%で認定した
@交民43巻5号85にも掲載
【Reference】外国籍被害者の後遺障害逸失利益認定事例
13.初度登録12年目でもセルシオが目標なら防犯装置付きでも窃盗団は盗取、衝突後逃走はY運転ならば
任意保険があるから逃走しない等、窃盗犯運転と認定し請求棄却した
@タクシーに衝突した車を運転していたのは所有者ではなく車を盗取した何者かだと認定
A所有者には事故後に医療機関に治療を受けた形跡が無い
【Reference】車両盗難による保険金請求が認められた事例
14.直前まで行動を共にしていた友人は原告代理人の質問に覚えていない等と現場で採取血液の濃度2.74_cからも
保険金請求を酒酔い免責した
@中央分離帯に乗り上げ横転した車の運転手は死亡
【Reference】酒酔い免責事例
15.解剖所見は心筋梗塞、事故態様も電柱、電柱、道路標識に左側面を衝突させハザード点滅停車の運転者Aの死因は
心筋梗塞死として偶発性を否認し災害保険金請求を棄却した
【Reference】偶発性を否認して保険金請求を棄却した事例
16.産棄物処分場は施設有する工作物として火災発生には管理瑕疵としてY業者に工作物責任により1人10万円の
慰謝料を認め県は初の出火で無責を認定した
@民法717条(土地の工作物等の占有者及び所有者の責任)
【Reference】717条土地工作物責任の認否事例
【Reference】国賠法に基づき賠償責任を認めた事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1838号(平成23年1月27日発行)
〜1907号(平成25年12月12日発行) 計1096件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜563号(平成25年5月) 計 66件 総合計1306件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1837号(平成23年1月13日発行):掲載判決・全17事例
1.追突され軽度外傷性脳損傷、身障者2級請求の34歳女子料理長のXは直後も意識清明、多忙で3ヶ月半
無受診等から他覚所見のない14級9号認定した
【Reference】軽度外傷性脳損傷(MTBI)の発症が争われた事例
2.横断禁止を交際中のZに手首引っ張られ横断23歳女子の過失15%、飲酒Y運転者55%、Z30%の過失割合を認めた
@懲戒処分を受けた某弁護士が受任した事案A交民43巻2号27にも掲載
B両親が成年後見人になっているけど申立費用は請求していない(?)
C介護に必要な設備や機器等の要求がどっさり
【Reference】共同不法行為責任が争われた事例
3.脱輪、頸椎捻挫等負った37歳男子プロテニスプレーヤーの温泉治療費を否認、
逸失利益はセンサス全労働者平均の50%を基礎に認めた
@誰なんだろう?
【Reference】プロスポーツ選手の後遺障害逸失利益算定事例
4.B会社常務取締役の61歳男子の労働対価分は最近の業績から実報酬額の70%で最高齢役員と同じ70歳までの稼働認めた
@歩行者の死亡交通事故A被害者の過失は50%(横断禁止)
【Reference】会社役員の収入認定事例
5.在留期間の更新実績なく単身日本で稼働、生活する45歳女子中国籍服飾デザイナーは3年後中国で就労するとし
日本のセンサス男女平均の3分の1を基礎収入と認めた
@死亡交通事故
【Reference】来日して稼働している外国籍者の死亡逸失利益認定事例
6.介護ベッド代を甲損保が発注先への直接支払は仮払いで債務自認との評価は困難とリフトなしベッド代を認容した
@5級6号被害者A保険会社が発注先に介護ベッド代46万3,890円を払ったが一般的なベッド代5万円を認定
【Reference】風呂等の家屋改造費認定事例
【Reference】入院付添費を否認した事例
7.RIシンチだけでの診断は疑問と追突された男子代表者には起立性頭痛ない等で脳脊髄液減少症発症を否認した
@レントゲンやレセプトの謄写費用12万8,095円を認定
【Reference】起立性頭痛ない等で脳脊髄液減少症を否認した事例
8.ドライブレコーダーが作動しない状態でハザードランプ点灯でのYタクシーの停車で後続ハーレーの急停止転倒の
過失を3割、5日実通院の慰謝料を10万円認めた
@ドライブレコーダーが作動しない=急激にブレーキをかけたわけではない
【Reference】同一方向走行の停止タクシー対追突二輪車の過失認定事例
9.ウインカーを出さず車線変更しながら減速タクシーの責任を認め非接触転倒でも「過失相殺することは相当ではない」とした
【Reference】同一方向進行中の四輪車対二輪車の未(非)接触事故事例
10.評価損の損害は事故時に発生し約2年、9,938`b走行、骨格に及ぶエスティマの評価損を修理費の20%と認めた
@評価損は事故時に発生すると認定
【Reference】初度登録2年程度車両の評価損算定事例
11.22歳男子支柱の死亡逸失利益算定につき、乳幼児扶養から控除率修正にあたらず30%控除で認定した
【Reference】20歳代男子の死亡逸失利益の算定で生活費控除3割とした事例
12.29歳男子の死亡で葬儀費150万円と7万円の御布施代等の法要関連費用を損害と認めた
@死亡交通事故A一時停止から進入の自転車に40%の過失B死体検案書8,000円と検屍料・死亡届3万5,000円を認定
C両親(北海道)が葬儀出席のために利用した飛行機代15万8,000円・リムジンバス代2,000円・タクシー代1,460円認定
【Reference】法要関係費の認否事例
13.追突されて12級主張の32歳女子の後遺障害の症状は一般的な症状と整合せず自賠責の14級認定を越えないとし
心因的素因で4割減額した
@異議申し立てをしたが損害保険料率算出機構の認定は変わらず(14級)
【Reference】心因性による素因減額5割と認定した事例
14.第3車線で原告原付自転車が被告普通貨物車側面衝突は二段階右折せず第1車線から合図出し放しで
連続車線変更等原告の一方的過失と認定した
@仮に原告の主張を入れるとしても過失8割と認定A既払金により填補済みと認定
【Reference】同一方向進行中の車線変更二輪車対四輪車の過失認定事例
15.右尺骨骨折後の偽関節12級8号を残し復職配転も減収のない上場企業社員の後遺障害逸失利益を67歳まで
7%労働能力喪失で認めた
@12級は14%A被告も原告に損害賠償請求
【Reference】12級後遺障害を残し減収ない者の逸失利益算定事例
16.Yグループホーム入所のアルツハイマー型痴呆の83歳男子の嘔吐後の死亡には意識障害なく血液測定、水分補給等
注意義務違反はないと債務不履行責任を否認した
【Reference】施設内での死傷事故により責任関係が争われた事例
17.業種未経験のXが4ヶ月余りで警備会社と契約、古物商許可、宝石6,000万円仕入、保険契約、盗難による
保険金請求は被害品認められず請求棄却した
【Reference】宝石等の盗難による保険金請求が棄却された事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1837号(平成23年1月13日発行)
〜1907号(平成25年12月12日発行) 計1113件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜563号(平成25年5月) 計 66件 総合計1323件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
564号(平成25年6月)
・会社の間接損害を認定した事案(自保ジャーナル1893号Mにも掲載)
・108万円で購入したセルシオに車両保険340万円をかけた2ヶ月後に水路へ転落した事故は、アクセルを
踏んで故意に発生させたものとして、保険金請求を棄却した事例(自保ジャーナル1892号Lにも掲載)
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1837号(平成23年1月13日発行)
〜1907号(平成25年12月12日発行) 計1113件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜564号(平成25年6月) 計 68件 総合計1325件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1908号(平成25年12月26日発行):掲載判決・全15事例
1.41歳男子会社員の自賠責5級、労災7級認定の高次脳機能障害は復職2年のうち、半年寮生活等から7級認定した
@9級3号視野障害等併合3級A症状固定の診断を数回受け、異議申立てによる等級変更を経ての併合3級
B請求額の約半分が認められて訴訟費用の原告負担は5分の1
【Reference】高次脳機能障害の残存が争われた事例
2.Y所有自転車での歩行者との衝突事故は無線機を貸与して被告自転車便会社は実質的に「利益を享受」していると
被告会社の使用者責任を認めた
@労災1級A被告は重過失傷害で起訴されたB後見開始申立実費69,480円
【Reference】使用者責任が争われた事例
3.Yタクシー同乗中に受傷の2年5ヶ月後復職し、V自動二輪車に衝突された29歳女子にはYVらの共同不法行為責任を
否認し、V衝突での14級後遺障害を認めた
@第1事故の損害賠償請求権の消滅時効を否認A労災11級の認定を受ける
B今回(1908号)で1番ページを割いた事案
【Reference】共同不法行為責任が争われた事例
4.上唇上部に12級瘢痕を残す19歳女子大学生の後遺障害逸失利益を40歳まで14%労働能力喪失、
以降慰謝料300万円で考慮した
@12級の後遺障害慰謝料は290万円A自転車2対8自動車の出合頭衝突
【Reference】女子の12級顔面醜状を残す後遺障害逸失利益算定事例
5.復職している67歳男子タクシー乗務員の後遺障害逸失利益を70歳まで実収入、以降センサス70歳以上平均を
基礎に76歳まで認定した
@直進自動二輪車35対65右折普通貨物車
【Reference】信号交差点での直進二輪車対右折四輪車の過失認定事例
6.自動車整備資格取得の23歳男子中国籍留学生の死亡逸失利益をセンサス同学歴同年齢平均の「3分の1」を
基礎に認定した
@死亡慰謝料は日本人並み(2,000万円)
A短期大学職員人件費(23万3,898円)と短期大学学生通訳料(10万1,101円)を認定
B原告らの日本滞在期間の宿泊費を認定(29万9,640円)C保険会社との交渉時に要した通訳料21万4,638円を認定
【Reference】外国籍被害者の逸失利益算定事例
7.国道横断の歩行者Aには夜間の幹線道路の横断歩道外、被告には30`b速度超過等でAの過失を35%と認めた
@死亡交通事故A修正要素を1つ1つ足したり引いたりして過失割合を算出(野村高弘裁判官)
B被告は衝突時逃走C逃走後に隠ぺい工作D原告被告双方が鑑定書提出
【Reference】国道横断歩行者対四輪車の衝突による過失認定事例
8.制限速度30`b以上超過の約90`bで走行の被告車に衝突された幹線道路横断自転車の過失を3割と認定した
@死亡交通事故
【Reference】道路横断自転車対直進四輪車の衝突の過失認定事例
9.T字路交差点18b手前で合図、停止寸前まで減速のランボルギーニ右側を追越中のハーレーダビッドソン衝突の
過失を20%と認めた
@事故後相手を無理矢理自分の車に押し込み自動車修理工場に連れて行く
A所持金を取り上げキャッシュカードで限度額の10万円を下ろさせ取り上げる
B親へ電話をかけさせお金の無心させるC車の鍵と運転免許証を取り上げる
D前記のような行為は社会的に許容されないとまではいえないという判決
E二輪車側は任意保険に未加入
【Reference】同一方向右折車両対後方二輪車の衝突による過失認定事例
10.高速道路料金所通過後の渋滞停止中の第1事故では10%、被告車逃走停車行為後の第2事故では20%の
原告の過失を認めた
【Reference】高速道路出口付近等での接触事故による過失認定事例
11.53歳男子には約款「既往障害」が存在した部分を控除した部分に人身傷害保険金を支払うとして治療範囲を
限定して認容した
@無自覚、無症状とはいえ背柱間が狭窄状態にあったA著書を多数(4冊)引用
【Reference】既往症減額が認められた事例
12.乗用車に衝突された45歳男子の後遺障害の残存を否認し入院3ヶ月、通院10ヶ月の損害に覚せい剤後遺症等で
50%の既往症減額を適用した
@原告の過失15%
【Reference】他覚的所見認められず後遺障害の残存を否認した事例
13.半年前受診歴のある44歳男子の外傷性頸椎椎間板ヘルニアの自賠責14級を認め素因減額を否認した
@本来は自賠責12級12号に該当するが、原告が14級9号を主張A後遺障害慰謝料も14級の110万円を主張
B前記の@Aを評価して素因減額は無し
【Reference】会社代表者等の逸失利益算定事例
14.左と共に無傷の右ヘッドライト交換は新車でない原告車には因果関係認め難いとした
@車両は平成21年10月に中古で購入
【Reference】車両損傷による装備品の損害が争われた事例
15.首都高速での飛石等による車両保険金請求は事故日、場所等Xの供述の不自然性から
「事故の存在が証明されたとはいえない」と請求棄却した
@D会社は***************
【Reference】飛石等による損傷は事故の発生が認められず請求棄却した事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1837号(平成23年1月13日発行)
〜1908号(平成25年12月26日発行) 計1128件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜564号(平成25年6月) 計 68件 総合計1340件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
自保ジャーナル1909号(平成26年1月9日発行):掲載判決・全14事例
1.事故同日には路上に再生砕石の散乱記録がなくX関係の多数回の保険金受領等偶然性からも「認められない」と請求棄却した
【Reference】飛石による車両損傷が争われた事例
2.11歳男児の蹴ったサッカーボールが前額部に当たった33歳女子の脳脊髄液減少症は起立性頭痛認められず否認、
9ヶ月と20日で治癒と認定した
@脳脊髄液減少症について国際頭痛分類に記載される診断基準、Mokri基準、日本外傷学会基準いずれにも該当せず
A放課後の別府市立野口小学校でサッカーの自主練中に起きるB別府市に国賠法2条1項に基づく損害賠償責任を認定
Cガソリン代の変動にともない各病院(8か所)への交通費の単価も変動しているDネット検索で判決文が閲覧できる
【Reference】起立性頭痛認められず脳脊髄液減少症の発症を否認した事例
3.自賠責5級2号高次脳機能障害(併合3級)を残す50歳男子板金工の後遺障害逸失利益を就業規則から65歳まで実収入、
その後2年間はセンサス男子同年齢平均により労働能力喪失100%で認定した
@自動二輪車15対85乗用車
【Reference】優先道路進行二輪車対一時停止道路から進入乗用車の過失認定事例
4.転職3ヶ月29歳男子の12級7号右股関節機能障害と13級8号右下肢短縮の併合11級による後遺障害逸失利益を事故前収入を
基礎に労働能力16%喪失により認定した
@併合11級の労働能力喪失率は20%
【Reference】併合11級下肢障害等を残す逸失利益算定事例
5.高校中退21歳男子の7級(10級加重)の後遺障害逸失利益をセンサス中卒と高卒の平均値(全年齢)を基礎収入に
労働能力29%喪失で認めた
@原告は自賠責10級既存障害を有していたA青信号直進原付15対85右折タクシー
B原付の前照灯が無灯火であったことは過失割合に影響なし
C被告は自動車運転過失致傷罪で禁固1年6月・執行猶予4年の有罪判決(控訴棄却)
【Reference】信号交差点での直進原付自転車対右折四輪車の過失認定事例
6.乳ガンがステージWの51歳女子路上横臥は第1事故によるとして自殺を否認し6割過失を認め、死亡逸失利益は4割分を認容した
@第1事故の一報当事者は氏名不詳(逃亡)A乳ガンがステージWの5年後の生存率は約17%
【Reference】路上横臥者の過失認定事例
7.右折タクシーと衝突した自賠責重過失減額の直進自動二輪車の過失割合を80%と認定した
@双方が損害賠償請求Aタクシー側にはドライブレコーダーあり
【Reference】赤信号進入二輪車対右折四輪車の過失認定事例
8.10歳児が自らの勢い制止できず、車道進出は不注意の程度甚だしいと6割の過失を認めた
@児童はドロケイ(ケイドロ)をしていた
【Reference】道路歩行横断児童対四輪車衝突の過失認定事例
9.未明の都心幹線道路交差点を赤横断の被害歩行者と黄信号を認めて交差点進入の加害車の過失を各5割と認めた
【Reference】赤信号横断歩行者対黄信号進入四輪車の過失認定事例
10.X会社使用倉庫にY普通貨物車の後退衝突はX会社から下請Yに1ヶ月前登録移転、登録抹消・輸出の届出等から
対物保険免責を認めた
@故意によって発生した物損事故と認定
【Reference】故意による衝突事故として保険金請求を棄却した事例
11.山岳道路でのX車の追突後の2度の衝突が生じる事情が見当たらないとし故意免責により保険金請求を棄却した
@3年程の間に原告が関わる事故が少なくとも7件発生
【Reference】故意による事故として保険金請求を棄却した事例
12.血中アルコール濃度0.20_cでも注意力、判断能力を低下した状態での追越後にスリップ、対向車衝突の
Aは酒気帯び運転として人身傷害保険金支払いを免責した
@死亡交通事故
【Reference】酒気帯免責等により人身傷害保険金請求が棄却された事例
13.破産免責決定受けたX契約者、旧知の債権者Bが保険証券を保管等の動機からも火災保険金請求を棄却した
@平成19年6月破産手続開始、生活保護受給の原告が同年9月に火災保険契約A更改期直前に出火、全焼
B原告は障害者年金も受給
【Reference】火災保険金取得の動機となる等から故意放火として請求棄却した事例
14.石油ストーブからわずか1.5bの位置での二輪車燃料タンクの取外し作業中に手順を誤りガソリン漏出させての火災発生は
「被告らには重大な過失がある」と認定した
【Reference】火元の「重過失」が争われた事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1837号(平成23年1月13日発行)
〜1909号(平成26年1月9日発行) 計1142件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜564号(平成25年6月) 計 68件 総合計1354件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※539号(平成23年5月)は現在捜索中(紛失?)
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
539号(平成23年5月)
・事故当時17歳の少年が、赤信号を無視して時速約90キロメートルで交差点内に進入して被害者を死亡させ、
危険運転致死罪等に問われた裁判員裁判の事例
・請負人が所有・運転する自動車の起こした事故について、注文者の使用者責任及び遅行供用者責任が
否定された事例(自保ジャーナル1843号Aにも掲載)
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1837号(平成23年1月13日発行)
〜1909号(平成26年1月9日発行) 計1142件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜564号(平成25年6月) 計 70件 総合計1356件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
565号(平成25年7月)
・自動二輪で進行中にタクシーに衝突されて頸髄損傷等の傷害を受け、人口呼吸装着下で
全身管理され意識障害(自賠責1級1号)の後遺障害のある被害者について、自宅介護を前提
とする治療費は否定し、将来の介護費用は月額25万円の定期金賠償方式で認定した事案
(自保ジャーナル1892号@にも掲載)
・タクシーが歩行者に接触後,不用意に追いかけた歩行者がタクシーに再接触・転倒した事故の
過失相殺(自保ジャーナル1896号Iにも掲載)
※誤字訂正
539号(平成23年5月)
・事故当時17歳の少年が、赤信号を無視して時速約90キロメートルで交差点内に進入して被害者を死亡させ、
危険運転致死罪等に問われた裁判員裁判の事例
・請負人が所有・運転する自動車の起こした事故について、注文者の使用者責任及び運行供用者責任が
否定された事例(自保ジャーナル1843号Aにも掲載)
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1837号(平成23年1月13日発行)
〜1909号(平成26年1月9日発行) 計1142件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜565号(平成25年7月) 計 72件 総合計1358件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
566号(平成25年8月)
・21歳男子会社員(線路補修作業員)の咀嚼障害等の併合11級後遺障害について,これまでのところ,
事故後の減収はないが,12級(14%)・67歳までの逸失利益を認定した事例
(自保ジャーナル1896号Lにも掲載)
・盗難車両の保険金請求が、1審で肯定、2審で否定された事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1837号(平成23年1月13日発行)
〜1909号(平成26年1月9日発行) 計1142件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜566号(平成25年8月) 計 74件 総合計1360件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
567号(平成25年9月)
・信販会社から車両の返還を求める判決が確定していた車両を被共済自動車とする
車両共済金請求が棄却された事案
・後遺障害等級12級7号を残し、現在、母国に帰国している31歳の外国籍の男子は、日本にて、
永住資格を有しており長期稼働を予定していたとして、事故前の日本での実収入を基礎に20年間
14%の労働能力を喪失したとして、逸失利益を認定した事例(自保ジャーナル1896号Mにも掲載)
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1837号(平成23年1月13日発行)
〜1909号(平成26年1月9日発行) 計1142件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜567号(平成25年9月) 計 76件 総合計1362件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
568号(平成25年10月)
・11歳男子の自転車加害事故で損害額約9,500万円を認定し、母親に民法714条の
責任を肯定した事例(自保ジャーナル1902号@にも掲載)
・いたずら事故による車両保険金請求事件につき、原告‥・により招致された事故として、
保険免責を認めた事例(自保ジャーナル1888号Lにも掲載)
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1837号(平成23年1月13日発行)
〜1909号(平成26年1月9日発行) 計1142件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜568号(平成25年10月) 計 78件 総合計1364件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
569号(平成25年11月)
・家庭用自動車共済約款第3条3号の「記名被共済者の承諾を得て被共済自動車を使用または管理中の者」
に該当しないとして、共済金の請求を認めなかった事例
・加害車両運転手の親族の損害賠償責任(自保ジャーナル1897号Aにも掲載)
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1837号(平成23年1月13日発行)
〜1909号(平成26年1月9日発行) 計1142件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜569号(平成25年11月) 計 80件 総合計1366件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
570号(平成25年12月)
・27歳女子幹部候補生会社員の後遺障害(右下肢切断7級,高次脳機能障害等併合2級)につき,
収入の減少は認められなくても,会社の配慮と就労維持のための特別な努力,将来の転職による
減収の可能性等を考慮して逸失利益(8044万2204円)が認定された事例
(自保ジャーナル1899号@にも掲載)
・リース車両の査定額下落分相当額について評価損の限度でしか賠償を認めなかった事例
(自保ジャーナル1878号Kにも掲載)
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1837号(平成23年1月13日発行)
〜1909号(平成26年1月9日発行) 計1142件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜570号(平成25年12月) 計 82件 総合計1368件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
571号(平成26年1月)
・交通事故の加害者が被害者に対して不法行為責任に基づき賠償すべき相当な治療費の額につき,
健康保険法に基づく診療報酬体系による算定方法が一応の基準になるとし,
@診療報酬明細書記載の『外来管理加算』『再診時療養指導管理料』等を除外した上,
A1点単価を10円として算定した事例(自保ジャーナル1905号Aにも掲載)
・元夫の祖母が所有する車両を持ち出して知人に運転させて発生した事故について,祖母が,自賠法3条の
「自己のために自動車を運行の用に供する者」に当たると判断された事例(自保ジャーナル1906号Aにも掲載)
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1837号(平成23年1月13日発行)
〜1909号(平成26年1月9日発行) 計1142件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜571号(平成26年1月) 計 84件 総合計1370件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
572号(平成26年2月)
・公益財団法人交通事故紛争処理センターにおいて、保険会社が支払した治療費が
非債弁済として既払い額から除かれた事例
一全く誤った手続きと判断一
・駐車場内で発生した極めて軽微な接触事故について債務不存在確認請求が認容され、
反訴請求が棄却された事例に見られる諸問題(控訴審での反訴提起と「相手方の同意」、
事故直後の弁護士対応の相当性等)
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1837号(平成23年1月13日発行)
〜1909号(平成26年1月9日発行) 計1142件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜572号(平成26年2月) 計 86件 総合計1372件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
自保ジャーナル1836号(平成22年12月23日発行):掲載判決・全17事例
1.証拠(略)により毎月9万円を家計に入れていた31歳独身男子の生活費控除は45%、経済情勢からも大手鉄道会社員に昇給を
前提に死亡逸失利益を認めた
@31歳男子鉄道会社員の死亡逸失利益算定につき、控えめであれば昇給前提の算定も許されると認定
A退職金損害276万7,232円認定(請求は506万2,540円)
【Reference】独身男子の死亡逸失利益算定での生活費控除率事例
2.大卒男子会社員の1,000万円超収入は現下の経済情勢等で定年まで以降はセンサス同年齢で認めた
@死亡交通事故A事故当時18歳であった加害者は家裁での少年審判のあと検察庁に逆送された
B逸失利益の算定における基礎収入は44歳から定年までは実収入とし、61歳から67歳までの7年間はセンサス同年齢平均と認定
C懲戒処分を受けた某弁護士が受任した事案
【Reference】60歳までは実収入、以降67歳まではセンサスを基礎に収入認定された事例
3.追突された33歳女子の低髄液圧症候群発症は起立性頭痛はっきりせず、ブラッドパッチ効果からも弊社刊低髄液圧症候群著者
C医師の否定意見からも否認した
【Reference】起立性頭痛等が認められず低髄液圧症候群を否認した事例
4.自動二輪車で転倒した36歳女子の外傷後ストレス障害のパニック発作等を14級9号、3年5%労働能力喪失として認めた
@被害者に15%の過失認定(適切にハンドルとブレーキを操作すれば転倒を回避できた)
【Reference】交通事故後のPTSD認定事例
5.1歳年長も「タメ口」の仲のYが運転する父親の経営会社所有車両に同乗中の19歳男子は特段の事情なく
自賠法上の「他人」に該当しないと認定した
@自賠責保険は適用されないという判断
【Reference】自賠法3条の他人に該当しないとされた事例
6.12歳男子Yの自転車加害事故で両親がYの運転状況を具体的に把握しようとした形跡なく両親に教育監督義務違反で民法709条責任を認めた
@原告は裁判官退官後の弁護士A特別事情による慰謝料の請求(400万円)を否認B交民43巻5号86にも掲載
【Reference】未成年者の起こした事故につき親等の監督責任が認められた事例
7.56歳男子の脊髄損傷後の後遺障害を9級10号認定し服の着脱困難等から余命分妻の付添い日額4,000円の介護料認めた
@週2日程度のリハビリを要するとして将来の治療費と将来通院交通費を認定
【Reference】後遺障害7〜11級での将来介護料認定事例
8.31歳男子支柱の請求につき、催告日までの遅延損害金を元本に組み入れる民法405条法定重利を排除する理由はないと認めた
@加害者は危険運転致死罪により有罪判決を受ける
【Reference】高額「死亡慰謝料」認定事例
9.片側2車線同一方向進行中の乗用車の右ハンドルで右後方部に自動二輪車衝突の過失は接近し過ぎ対応できなかった過失を6割と認めた
@38歳男子派遣社員の死亡交通事故A基礎収入は356万0,643円で認定
【Reference】同一方向進行中の二輪車の追突による過失認定事例
10.男子の13級歯牙破折は労働能力に影響しないが食事時に不都合としてその後遺障害慰謝料を200万円認めた
@車両の修理については見積書の工賃は汎用性のあるソフトを使用して計算した
【Reference】13級歯牙破折による後遺障害慰謝料認定事例
11.時差式で東行車両の停止で横断開始A自転車が西行の被告車に衝突されて死亡事故は赤横断としてAに5割の過失認めた
@葬儀関係費用207万9,540円認定
【Reference】赤信号横断自転車の過失認定事例
12.70歳男子の5級2号後遺障害の請求はバスツアー最終日の受傷であるが50日前の椎弓形成術前の症状として後遺障害残存を否認した
@当該事故による後遺障害を否認した事例【Reference】当該事故による後遺障害を否認した事例
13.しびれ耳鳴りの併合11級後遺障害を残し復職、減収のない39歳男子会社員の逸失利益を10年14%(11級労働能力喪失率の70%)、
17年9.8%(同)労働能力喪失で認めた
@鞄・PC・腕時計・指輪などのさまざまな所持品を物損として請求
【Reference】併合11きゅう後遺障害を残し、減収のない者の逸失利益算定事例
14.母子に衝突した甲乗用車は左折停止しつつある状態で一方的過失の乙大型貨物車に追突された地点から4.19bで母子衝突では
回避できないと甲の賠償責任を否認した
@5歳男児の後遺障害逸失利益を否定し、後遺障害慰謝料で斟酌(440万円)
【Reference】5歳幼児の顔面醜状での後遺障害逸失利益認定事例
15.追跡受ける加害車がガードレールと原告車との間をこじ開け逃走の異常行動の予見は困難で警察官に違法なく被告の国賠法責任を否認した
@被告は東京都・石原都知事
【Reference】パトカー追跡の警察官の違法性が否認された事例
16.620万円で取得飲食店に3,200万円超契約の火災は過去落雷事故2件のほかに15回の保険金受領歴等経済的困窮で保険金取得等、
本件火災は故意と請求棄却した
【Reference】経済的困窮および過去の保険金受領歴等から請求棄却した事例
17.脳内出血を知りながら柔道練習に参加させた学校管理者の欠ける危機意識と13歳女子の重度後遺障害との因果関係を認め医師の指示を
共有しなかった過失で2割減額した
@須賀川市第一中学柔道部暴行傷害事件
【Reference】柔道部の練習中の死傷事故による学校側の責任認否事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1909号(平成26年1月9日発行) 計1159件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜572号(平成26年2月) 計 86件 総合計1389件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
573号(平成26年3月)
・治療費が合理的な説明が出来ない治療に基づいて発生したものが多いとして治療費の
全額を認めなかった事例
・血中アルコール濃度が0.20mgであった運転者について、事故当時アルコールの
影響で通常の注意力等が明らかに低下した状態であったとして、人身傷害保険の
支払を免責とした判決(自保ジャーナル1909号Kにも掲載)
ここまで
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1836号(平成22年12月23日発行)
〜1909号(平成26年1月9日発行) 計1159件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜573号(平成26年3月) 計 88件 総合計1391件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
やべースレタイで吹いたわw
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
574号(平成26年4月)
・弁護士費用特約に関する判例について(自保ジャーナル1915号Hにも掲載)
・物的損害の被害者が、加害者が有する自賠責保険の被害者請求権(自賠法、16条請求権)を
加害者に代位して行使することは許されないとされた事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1909号(平成26年1月9日発行) 計1159件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜574号(平成26年4月) 計 90件 総合計1393件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
575号(平成26年5月)
・モラルリスク事案の紹介(請求棄却)
(大津地裁彦根支部 平成26年3月14日判決)
・自転車対タクシーの衝突事故において、タクシーの過失を8割と認めた事例
(大阪地裁 平成26年2月20日判決)
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1909号(平成26年1月9日発行) 計1159件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜575号(平成26年5月) 計 92件 総合計1395件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
576号(平成26年6月)
・従業員が自家用車で怠業中に引き起こした交通事故についての会社の責任
(自保ジャーナル1916号Aにも掲載)
・初度登録7年350万契約のセルシオが契約2ケ月後の盗難は、購入意思、所有意思に疑問があるうえ、
第三者持ち去りの立証があるとはいえないとして、保険金請求を棄却した事例
(自保ジャーナル1915号Kにも掲載)
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1909号(平成26年1月9日発行) 計1159件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜576号(平成26年6月) 計 94件 総合計1397件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
577号(平成26年7月)
・虚偽による不当請求に応訴した被告の精神的苦痛に対する慰謝料として50万0000円を認めた例
(自保ジャーナル1917号Cにも掲載)
・平成4年12月交通事故に遭い、平成24年8月症状固定、同年9月後遺障害併合10級の事前認定、
その6カ月以内である平成25年2月に訴訟提起したところ、民法724条後段(除斥期間)の適用を否定し、
損害賠償請求を容認した事案(自保ジャーナル1918号Nにも掲載)
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1909号(平成26年1月9日発行) 計1159件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜577号(平成26年7月) 計 96件 総合計1399件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
自保ジャーナル1910号(平成26年1月23日発行)
1.追突された10ヶ月後大学院入学・卒業の23歳男子の7級請求の高次脳機能障害は意識障害なく、
次第に増悪等で否認、14級神経障害を認めた
@高次7級併合6級主張(認定:自賠責14級)A意識障害は30分以下
B自賠責保険における交通事故による高次脳機能障害の認定3要件
C自賠責保険の事前認定結果に対して異議申立てをして14級10号認定
D神経心理学的検査(5種)Eヘルメット全損扱いF専門学校(会計士科)の授業料63万円否認
【Reference】時間の経過とともに症状が悪化等から高次脳機能障害を否認した事例
2.61歳男子には事故直後の継続的な意識障害なく7級高次脳機能障害を否認して12級非器質性精神障害を認めた
@自賠責併合9級→異議申立て併合6級認定
【Reference】事故後の意識障害等認められず高次脳機能障害を否認した事例
3.右長拇指伸筋断裂後の評価で46歳男子の自賠責11級後遺障害を実際の測定の方が信用性があると10級とし併合9級認定した
@労災9級認定A過失相殺無し
【Reference】同一方向進行中の四輪車対二輪車で四輪車の車線変更による過失認定事例
4.痛み伴う左鎖骨骨折後の自賠責12級5号残す27歳女子保育所勤務の後遺障害逸失利益を実収入で
10年間10%の労働能力喪失で認めた
@保育士としての収入とパン屋のアルバイトでの収入の両方を認定
A刑事事件では略式命令を受けるB事故で死んだ犬の損害2万円+慰謝料5万円(請求は12万8700円+30万円)
【Reference】12級5号後遺障害を残す逸失利益算定事例
5.自転車にまたがって停車中の女子左肘に対向原付自転車の荷台集荷箱が接触し頸椎捻挫での14級9号後遺障害の残存を認めた
@整骨院・接骨院の施術費用認定Aコンタクトレンズ代1万8,900円認定
【Reference】頸椎捻挫等の14級後遺障害の残存が争われた事例
6.22年前から断続的受診歴有する62歳女子の被告バス乗車時にドアが閉じる際の衝突・受傷で12級後遺障害を認めて
30%素因減額を適用した
@休業損害は請求額よりも認定額の方が多くなっているA昭和63年に交通事故に遭う
【Reference】12級6号肩関節傷害等を残す後遺障害逸失利益算定事例
7.扶養親族の記載ない47歳公務員主婦の死亡逸失利益算定での生活費控除を4割と認めた
【Reference】有職主婦の死亡逸失利益算定事例
8.週3回人工透析に通院する専業主婦の休業損害はセンサス女子平均の50%を基礎に認定した
@過失割合:原告30-70被告
【Reference】会社代表者の逸失利益算定事例
9.衝突に気づき停車の被告に対し、下車タクシーの前方から酔った状態で第2車線に出た原告歩行者の過失を50%認めた
@自賠責9号16号左前額部醜状A事故時45歳無職
B月額20万円程度の収入を得られる職を求めていたC基礎収入は年240万円で認定
【Reference】飲酒横断歩行者対四輪車の衝突による過失認定事例
10.深夜、急減速先行車を20`b速度超過で左追い抜き中の衝突で分離帯を越えて小走り横断の65歳男子亡Aの過失を2割と認めた
【Reference】道路横断歩行者対四輪車の過失認定事例
11.左方を見ながら右折発進が認識できた原告自動二輪車は減速等の慎重な対応を欠いたとして15%過失を適用した
@自賠責併合6級
【Reference】直進二輪車対路外から右折進入四輪車衝突の過失認定事例
12.片側3.1b追越禁止道路で路外へ右折被告原付自転車に後方から原告自動二輪車の転倒・衝突の過失は30%と認めた
@自賠責14級9号A逸失利益無しB着衣・携行品は請求額の5割で認定(約7万円)
【Reference】同一方向進行中の二輪車同士の衝突による過失認定事例
13.トラックを挟み後行自動二輪車右前部が先行原付自転車の原告左肘衝突は進路変更として原告に6割過失を認めた
【Reference】同一方向進行中の二輪車同士の衝突による過失認定事例
14.初度登録から約10年ランボルギーニ・ディアブロのフロントフェンダー割損は構造上に問題のあるダメージとは言い難く
修理費120万円余認め評価損は修理費の3割と認定した
@新車価格3,700万円A過失相殺無し
【Reference】高級外車の評価損が争われた事例
15.57歳男子の車での海中転落死は統合失調症の抗精神薬減量申し入れ5日後等、偶然の事故の立証なく保険金請求を否認した
@昭和61年に統合失調症と診断される
【Reference】海中転落による保険金請求で偶然な事故を否認して請求棄却
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜577号(平成26年7月) 計 96件 総合計1414件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
交通事故判例速報(交通春秋社発行)
578号(平成26年8月)
・本件事故発生当時に傘を差して自転車を運転することを明示的に禁止する法令が存在しなかったが、
被害者が傘を差して自転車を運転していた点について、5%の過失相殺を行った事例
(自保ジャーナル1920号Kにも掲載)
・定期金賠償の可否
若年高度後遺障害者の将来の付添看護費について
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜578号(平成26年8月) 計 98件 総合計1416件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
〜コメント無し〜
自保ジャーナル1911号(平成26年2月13日発行):掲載判決・全14事例
@自賠責2級1号認定の高次脳機能障害を残す69歳男子は車を運転、ゴルフ練習等で将来介護費は日額2,000円、
逸失利益はセンサス70歳平均で認定した
【Reference】2級1号高次脳機能障害を残す将来介護費認定事例
A身体障害者5級の72歳男子は本件の後遺障害を併合6級(既存9級の加重障害)と認め後遺障害慰謝料535万円を認定した
【Reference】先行自転車に後行二輪車が衝突の過失認定事例
B起立性頭痛なくブラッドパッチの改善効果も認められず生保会社所長女子の脳脊髄液減少症を否認、
第1・第2事故とも14級9号後遺障害を認めた
【Reference】ブラッドパッチの効果なく脳脊髄液減少症を否認した事例
C公認会計士平均年収を主張する公認会計士短答式試験に合格している21歳男子大学3年生亡Aの基礎収入を
大卒者の平均賃金を上回る蓋然性はないとセンサス大学・大学院卒の全年齢平均で認めた
【Reference】就職前の大学生等の死亡逸失利益算定事例
D左踵骨骨折等で9級15号等併合8級の54歳男子に躁うつ病罹患の因果関係を認め再発後には5割の
素因減額・症状固定後は影響なしと認定した
【Reference】事故と精神症状発症との因果関係が争われた事例
E事故と健保診療の頸椎椎弓形成術とは因果関係なく高次脳機能障害は事故から5年経過の診断から否認、
有職主婦の後遺障害は右手脱力等の神経症状12級13号とし3割の素因減額を適用した
【Reference】頸椎椎間板ヘルニアによる素因減額事例
F追突され併合14級後遺障害等残す公務員に給料等不利益なく逸失利益を否認、後遺障害慰謝料150万円で斟酌した
【Reference】減収なく後遺障害逸失利益を否認した事例
G12、13b先に右折のため見渡せる地点まで「出ている」被告車を認めて直進の原告車の過失を6割と認めた
【Reference】信号のない交差点での右折四輪車対直進四輪車の過失認定事例
H26歳男子の左肩に被告普通貨物車のサイドミラー衝突で左肩不安定症、自賠責12級6号の因果関係を認めた
【Reference】整骨院の施術費が争われた事例
I横断歩道上を先行する80歳女子X自転車に後行のY自転車が抜き去る際の衝突の過失割合はXが高齢者であることも
考慮しそれぞれに5割の過失を認定した
【Reference】家事に従事する高齢女子(80歳台)の休業損害認定事例
J自転車に衝突された56歳男子の12級主張の後遺障害は医学的に裏付ける他覚的所見ないと
14級9号の神経症状と認定した
【Reference】歩行者対自転車の過失認定事例
K事故当初に顕著な意識障害なく高次脳機能障害判明による示談書の無効主張を否認した
【Reference】示談書の効力が争われた事例
L神奈川県在住の原告が栃木県への遠方の通院事情認められず通院交通費の因果関係を否認した
【Reference】遠方への通院交通費が争われた事例
M国道の第1車線で乗用車に衝突の飲酒・無灯・蛇行・逆行の原告自転車の過失を60%と認めた
【Reference】自転車対四輪車の衝突事故での過失が争われた事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜578号(平成26年8月) 計 98件 総合計1416件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
※コメント無し
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1911号(平成26年2月13日発行) 計 14件
〜コメント無し〜
自保ジャーナル1912号(平成26年2月27日発行):掲載判決・全15事例
1.30歳男子の低髄液圧症候群は「特異な起立性頭痛」や画像上の異常所見も認められず新基準の
国際頭痛分類第3版beta版等からも発症を否認した
【Reference】国際頭痛分類第3版ベータの新基準により脳脊髄液減少症が争われた事例
2.59歳男子の第1事故での軽度外傷性脳損傷は意見書の内容からも受傷は認められないと否認し、
第2事故での頸髄硬膜外血腫の発症との因果関係も否認した
【Reference】軽度外傷性脳損傷(MTBI)が争われた事例
3.51歳男子の自賠責12級13号CRPS診断は各基準に留意し、症状が12級より高いが症状の永続性の疑問から
67歳まで14%の労働能力喪失を認めた
【Reference】CRPSの発症が争われた事例
4.初診頸椎捻挫の42歳男子の排便・排尿障害は客観的判明と医学的説明から因果関係を認めて12級相当と認定した
【Reference】事故と排尿障害との因果関係が争われた事例
5.50`b制限の速度を超えての被告車に対し中央分離帯の樹木間から横断14歳男子の過失を30%と認めた
【Reference】道路横断歩行者対四輪車の過失認定事例
6.原告自動二輪車、被告普通貨物車の「信号表示がどうであったかは不明」として被告の民法709条否認、
被告会社の自賠法3条責任を認めた
【Reference】双方青信号主張による過失認定事例
7.31歳男子は事故前から脆弱な精神状態にあったとダンプカーの後退事故での頸椎捻挫等の受傷を否認して
請求棄却した
【Reference】PTSD(外傷性ストレス障害)の発症を否認した事例
8.事故前の発症否定できず、24歳女子の追突後の統合失調症に有意的影響ないと事故との因果関係を否認した
【Reference】事故と精神症状との因果関係が争われた事例
9.限定モデル・ハーレーダビッドソンの客観的価値等から回復には購入額以上の230万円の損害を認めた
【Reference】足関節障害等から併合9級後遺障害を残す逸失利益算定事例
10.牡蠣の調理に原告取締役の受傷で休業せざるを得なくなったが経済的一体性認められず企業損害を否認し
慰謝料で考慮した
【Reference】経済的一体性認められず企業損害等を否認した事例
11.Xの損害は事故後Y破産によりY免責、事故車両は自ら所有と認定して他車運転特則も免責として請求棄却した
【Reference】他車運転危険担保特約による保険有無責が争われた事例
12.自転車同士の衝突は横断歩道を途中から右折し被告自転車右後方から衝突の原告自転車の過失は
重大であると7割過失を適用した
【Reference】自転車同士の衝突事故による過失認定事例
13.左折自転車との出合頭衝突で徐行せず右側通行の直進X自転車に5割の過失を認めた
【Reference】自転車同士の出合頭衝突による過失認定事例
14.他車両を有し更改契約控えた初度登録から7年改造セルシオの盗難はエンジン音にも気づかない等盗難の
外形的事実立証から請求棄却した
【Reference】盗難の外形的事実が認められないとして車両保険金請求を棄却した事例
15.アパート家賃、地代滞納状態で居住中は無保険も亡父遺産建物に契約1ヶ月余に全焼はXの放火との推認は
覆らないと請求棄却した
【Reference】経済的困窮等から保険金請求を棄却した事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜578号(平成26年8月) 計 98件 総合計1416件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
〜コメント無し〜
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1911号(平成26年2月13日発行)
〜1912号(平成26年2月27日発行) 計 29件
〜コメント無し〜
自保ジャーナル1913号(平成26年3月13日発行):掲載判決・全14事例
1.64歳女子の脳脊髄液減少症は起立性頭痛なく髄液漏出の画像所見もないと否認し、軽度外傷性脳損傷も診断基準
満たさず画像所見もないことから否認した
【Reference】軽度外傷性脳損傷(MTBI)が否認された事例
2.1年4ヶ月後の受診まで起立性頭痛含め頸椎捻挫等を超える多様な症状はなく、ブラッドパッチ効果出ない等33歳
女子の脳脊髄液減少症発症を否認し14級9号認定した
【Reference】起立性頭痛等認められず脳脊髄液減少症を否認した事例
3.5級主張の46歳主婦の左上肢CRPSは骨萎縮や皮膚変化なく関節拘縮も認められず自賠責以外の基準からも
由来する症状ではないと否認して14級9号と認定した
【Reference】診断基準からCRPSの発症を否認した事例
4.42歳男子のCRPS罹患否認も臨床用判定指標6項目該当等から12級13号後遺障害を認めた
【Reference】CRPS等の発症が争われた事例
5.喜怒哀楽が激しくふらつきもある5級高次脳機能障害を残す66歳女子の将来介護費を日額2,000円で認めた
【Reference】5級2号高次脳機能障害を残す将来介護費認定事例
6.80歳女子胸椎圧迫骨折後の6級5号後遺障害症状固定までの1年間自宅介護費を日額3,000円で認めた
【Reference】80代女子の後遺障害逸失利益認定事例
7.63歳女子の腰椎骨折後の脊柱変形を認めて併合10級、労働能力は14%喪失、退院後日額1,000円で111日分の
介護費用を認めた
【Reference】入院・自宅介護費等が争われた事例
8.左橈骨骨折等から自賠責併合14級を残すゴミ収集業務公務員の後遺障害逸失利益は職務支障等から実収入を
基礎に10年間5%の労働能力喪失で認めた
【Reference】14級9号上肢障害認定事例
9.信号交差点における出合頭衝突はA原付自転車の信号赤、Y乗用車の過失認められないと自賠法3条責任を否認した
【Reference】信号交差点で赤進入二輪車対青進入四輪車の過失認定事例
10.シートベルト非装着の可能性あるも一時不停止で横転させた態様からA乗用車への過失相殺は相当ではないとした
【Reference】シートベルト不装着による過失認否事例
11.未明の時速50`b制限交差点を100〜115`bの直進被告自動二輪車に衝突された右折A原付自転車の
過失を40%と認めた
【Reference】右折二輪車と対向直進二輪車の過失認定事例
12.出合頭衝突で交差点に気付かず進行の被告Y車の「過失は著しく」Yの過失を70%と認めた
【Reference】積荷損害の認定事例
13.キャンディ・フレーク塗装を施す普通貨物自動車後部十数abの擦過痕の補修は全塗装ではなく損傷部の
部分塗装で足りると認定した
【Reference】特殊車両等の全塗装による修理費が争われた事例
14.競売開始10日後の灯油使用の放火は障害等級3級12号有するXの経済事情からも関与を強く推認、
火災保険金請求を棄却した
【Reference】故意により火災保険金請求を棄却した事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜578号(平成26年8月) 計 98件 総合計1416件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
〜コメント無し〜
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1911号(平成26年2月13日発行)
〜1913号(平成26年3月13日発行) 計 43件
〜コメント無し〜
自保ジャーナル1914号(平成26年3月27日発行):掲載判決・全14事例
1.75歳男子の自宅浴槽内での溺死は虚血性心不全等の意識消失が原因として保険金等の請求を棄却した
【Reference】入浴中の溺死による傷害保険金請求事例
2.日常は夫所有のアルファードを使用、夫はベンツ、16年前登録の本件軽商用車は自動車保険の「他車」と認定した
【Reference】他車運転危険担保特約が争われた事例
3.追突されて9年余入通院、会社員男子の12級主張の低髄液圧症候群疑いは否認、
1年3ヶ月余で症状固定14級10号認定した
【Reference】診断基準満たさず低髄液圧症候群を否認した事例
4.26歳女子の原告は事故2週間後から1年3ヶ月後の頭痛通院まで受診なく、3年5ヶ月後の脳脊髄液減少症を
否認して2週間で治癒と認定した
【Reference】起立性頭痛等なく脳脊髄液減少症を否認した事例
5.被告自転車の接触を認めて2割減額で請求する20代女子にジストニア等での素因減額を6割と認定した
【Reference】歩行者対自転車の衝突による過失認定事例
6.追突された34歳女子の双極性障害(うつ病)と事故との因果関係を認め4割の素因減額を適用した
【Reference】精神症状の素因減額が争われた事例
7.公務員上級職受験後、事務職を経て無職時の30歳男子の休業損害はセンサス同年齢の75%、
逸失利益は前職の90%を基礎に認定した
【Reference】事故当時無職者の休業損害算定事例
8.68歳男子会社役員の稼働の限界年齢等から3年の収益額を企業損害と認めた
【Reference】会社役員等の死亡逸失利益算定事例
9.雨の夜間60`b制限の高速道路を130`b走行しての単独事故で追越車線停車の「重過失」に対し、
X車も90`b走行等から3割過失を認めた
【Reference】高速道路での停車中車両と後続車の衝突による過失認定事例
10.前歯2歯破折、14級9号の右膝障害を残す45歳女子公務員の後遺障害逸失利益を否認し、
慰謝料240万円で考慮した
【Reference】公務員の後遺障害逸失利益を否認した事例
11.握力低下は事故以外の左母指骨折等を契機に発現、器質的原因によらない等から
原告の本件事故による後遺障害を否認した
【Reference】後遺障害の残存が否認された事例
12.無保険車両の初度登録13年のXマセラッティとYレンタカーからの借受人Z運転の小型貨物車との
衝突はXとZがBを介しての知人間の偽装事故として請求を棄却した
【Reference】偽装事故により保険金請求を棄却した事例
13.居住アパートから約1分の距離での追突被害者と加害者は隣人かつ友人で賠償金目的の
故意事故と認定した
【Reference】知人同士の故意事故により請求棄却した事例
14.40万円余で落札セルシオを130万円で購入・契約の5日後の単独全損事故発生の
蓋然性認められず請求棄却した
【Reference】オークション購入者の車両保険金請求事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜578号(平成26年8月) 計 98件 総合計1416件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
〜コメント無し〜
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1911号(平成26年2月13日発行)
〜1914号(平成26年3月27日発行) 計 57件
〜コメント無し〜
自保ジャーナル1915号(平成26年4月10日発行):掲載判決・全13事例
1.自賠責2級1号も日常生活自立可能となった72歳女子の退院後自宅付添費日額5,000円、
症状固定後も余命分同5,000円で将来介護費を認めた
【Reference】2級1号後遺障害を残す将来介護費認定事例
2.脳挫傷等で3級3号高次脳機能障害を残した28歳女子の付添費を入院5,000円、自宅5,000円、
以降余命分4,000円で認定した
【Reference】3級3号高次脳機能障害を残す将来介護費認定事例
3.20歳男子大学生は11級脊柱変形で就職不採用もあった等から67歳まで20%の労働能力喪失による
後遺障害逸失利益を認めた
【Reference】11級脊柱変形を残す後遺障害逸失利益算定事例
4.自転車で転倒の39歳女子Xの9級主張と15歳男子Vの併合7級主張は検査等裏付なくVの後遺障害を否認し、
Xには14級後遺障害と認定した
【Reference】脳脊髄液減少症の発症を否認した事例
5.追突された68歳男子の低髄液圧症候群主張は7ヶ月での症状固定後の受診・起立性頭痛なく
因果関係を否認、争いない14級9号を認定した
【Reference】ブラッドバッチ療法の効果ない等から低髄液圧症候群を否認した事例
6.右折禁止規制と原告自動二輪車に気付かず右折のタクシーに衝突された原告に5%の過失相殺免れないと認定した
【Reference】信号交差点での直進二輪車対右折四輪車の過失認定事例
7.追突された33歳女子のPTSD様症状と1年3ヶ月後の自殺との因果関係を認め、「自らの意思」を理由に70%減額を適用した
【Reference】事故と自殺の因果関係が争われた事例
8.転倒自動二輪車に追突され4年9ヶ月通院の女子の症状は徐々に軽快・安定が認められ約1年で症状固定とし、
素因で15%減額を適用した
【Reference】既往症による素因減額が争われた事例
9.行政書士への34ヶ月間の交通事故相談は必要性かつ行政書士法1条3第3号の相談の範囲内とは認められないと
弁護士費用等補償保険金請求を棄却した
【Reference】弁護士費用担保特約等による弁護士費用が争われた事例
10.原告らの供述は変遷等、フェラーリ損傷が被告の急な車線変更による証拠なく被告への不法行為を否認した
【Reference】高速道路での同一方向進行中の衝突による過失認定事例
11.時価額約1,675万円で修理費1,504万円余の初度登録約1年8ヶ月ポルシェ911カブリオレの評価損は
修理費の1割と認定した
【Reference】高級外車の評価損が争われた事例
12.3人の子の母Xの初度登録7年350万契約のセルシオが契約2ヶ月後の盗難は、Xの購入・所有意志に疑問、
第三者持ち去りの立証があるとはいえないとして保険金請求を棄却した
【Reference】第三者の犯行認められず保険金請求を棄却した事例
13.勝手口にブザーを設置するべきであった等とし、75歳男子のY施設からの徘徊死に慰謝料1,650万円を認容した
【Reference】介護施設等と入所者死亡との因果関係が争われた事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜578号(平成26年8月) 計 98件 総合計1416件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
〜コメント無し〜
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1911号(平成26年2月13日発行)
〜1915号(平成26年4月10日発行) 計 70件
〜コメント無し〜
自保ジャーナル1916号(平成26年4月24日発行):掲載判決・全15事例
1.被保険車両オートマチック車のベンツのシートベルトは運転者のいない状態等川に転落原因の虚偽等から
保険金請求を棄却した
【Reference】転落事故による車両保険金請求事例
2.一旦退職、アルバイト再雇用者Yの私有車事故時は給油費用を負担等から怠業等では自賠法責任を免れないと
雇用Z会社の責任を認めた
【Reference】使用者責任・運行供用者責任が争われた事例
3.15年前にもうつ病通院歴等から75歳妻を失った本件事故後の原告夫の精神症状との因果関係を否認した
@自転車加害事故による高額損害賠償判決例(上位7件)
【Reference】※無し
4.7級低髄液圧症候群主張の35歳女子には起立性頭痛等「基準を充足していない」等から罹患を否認し14級9号認定した
【Reference】診断基準満たさず低髄液圧症候群を否認した事例
5.起立性頭痛の症状なく複数の医師が髄液漏出の画像所見も認められないとの判断から女子看護助手の
外傷性脳脊髄液減少症の発症を否認した
【Reference】髄液漏出の画像所見等認められず脳脊髄液減少症を否認した事例
6.平成22年11月発生の43歳女子の前額部挫滅創の7級12号醜状で労働能力20%喪失、
後遺障害慰謝料1,030万円を認めた
【Reference】女子7級顔面醜状等を残す後遺障害逸失利益認定事例
7.9級既往障害から自賠責3級の加重障害を残す四肢麻痺も歩いて買物のできる56歳男子の
将来介護費用を日額4,000円で認めた
【Reference】3級3号後遺障害を残す将来介護費認定事例
8.5年前の追突事故での前方固定術等で既往の併合4級後遺障害を残す48歳男子は本件事故後に見分立会い
受診は2日後から等、加重障害を否認した
【Reference】加重障害が争われた事例
9.追突された38歳男子には他覚的異常所見なく自賠責同様14級9号認定した
【Reference】椎間板の既往症による素因減額が争われた事例
10.通院約2年で12級後遺障害請求の33歳男子に14ヶ月で14級9号を認定した
【Reference】事故後の退職者の休業損害認定事例
11.57歳主婦・保育士の休業損害を入院中はセンサス平均の8割、通院中は10割、11級後遺障害逸失利益は
10割で67歳まで16%の労働能力喪失を認めた
【Reference】11級脊柱障害を残す後遺障害逸失利益認定事例
12.6日前入社の41歳男子の14級後遺障害逸失利益をセンサス同学歴同年齢の6割を基礎収入額として認定した
【Reference】直進二輪車対路外右折四輪車のサンキュー事故による過失認定事例
13.仮眠状態の対向乗用車に衝突されて死亡のAにシートベルト非着用で20%、同乗者受傷の妻は
簡易ベルト着用で5%の各過失を認めた
【Reference】シートベルト不装着による過失認定事例
14.ドライブレコーダーのメモリーを長期間外したままの不自然等、都合悪い状況の記録隠蔽等の可能性高く
故意に引き起こした単独事故とし共済金請求を棄却した
【Reference】故意事故として保険金請求を棄却した事例
15.油成分検出されなくとも原告代表には経済的動機があったと放火を認めて保険金請求を棄却した
【Reference】原告らの故意放火として請求棄却した事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜578号(平成26年8月) 計 98件 総合計1416件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
〜コメント無し〜
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1911号(平成26年2月13日発行)
〜1916号(平成26年4月24日発行) 計 85件
〜コメント無し〜
自保ジャーナル1917号(平成26年5月8日発行):掲載判決・全14事例
1.社会行動能力半減の5級高次脳機能障害等併合4級残す59歳女子の将来介護費を日額3,000円で認めた
【Reference】5級高次脳機能障害を残す将来介護費認定事例
2.追突された63歳男子の低髄液圧症候群発症を否認し、めまいでの12級13号を認め前年の事故受傷等で
2割の素因減額を適用した
【Reference】既往症による素因減額を認めた事例
3.40代女子の脳脊髄液減少症は起立性頭痛認められず各診断基準のいずれにも該当しないと発症を否認した
【Reference】信号のない交差点での四輪車同士の出合頭衝突の過失認定事例
4.原告の虚偽請求に応訴した被告の精神的苦痛には慰謝料50万円認めた
【Reference】慰謝料の増額が認められた事例
5.37歳男子の11級脊柱変形の後遺障害逸失利益を実収入の20%で28年間認め、繊維筋痛症は事故との
因果関係認められないと否認した
【Reference】線(繊)維筋痛症は事故
6.左背後から貨物車に衝突された32歳女子のPTSDは原告の主観としては生命にかかわる大事故として
非器質性障害12級認定し10年間14%の労働能力喪失で後遺障害逸失利益を認めた
【Reference】PTSDの発症が争われた事例
7.5年前の被追突では受傷否認も衝突後の路上転倒の本件事故では、頸・腰部痛を継続等14級認定して
素因減額を否認した
【Reference】既往症による素因減額を否認した事例
8.40歳女子は自転車での原付自転車との出合頭衝突で右オトガイ部骨折等10級後遺障害を残したと認定した
【Reference】交差点での自転車対二輪車の衝突による過失認定事例
9.身体障害者4級認定の43歳男子の歩行障害は器質的損傷なく自賠責非該当とし
顔面神経不全麻痺による12級と認定した
【Reference】直進自転車対一時停止道路から進入四輪車の過失認定事例
10.24歳男子の症状固定後の悪化、器質的原因認められず左肩痛は自賠責同様14級9号認定した
【Reference】他覚的所見認められず14級認定した事例
11.3年後には専門学校生の17歳男子高校生の左足関節障害等併合11級後遺障害を67歳まで
労働能力喪失20%で認めた
【Reference】下肢関節障害等併合11級後遺障害を残す逸失利益認定事例
12.交差点から40b地点の車両間を抜けて横断の75歳女子の過失を25%と認めた
【Reference】道路横断歩行者対四輪車の過失認定事例
13.被保険リース車の用水路転落は被告解析等から「意識的なハンドル操作を行った」等と原告の
保険金請求を棄却した
【Reference】故意事故と認定して保険金請求を棄却した事例
14.過去3回の単独事故・保険金受領歴から衝撃を「了知していたとも言いうる」電柱衝突として故意事故を
認定し保険金請求を棄却した
【Reference】故意に事故を起こす動機がある等から保険金請求を棄却した事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜578号(平成26年8月) 計 98件 総合計1416件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
〜コメント無し〜
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1911号(平成26年2月13日発行)
〜1917号(平成26年5月8日発行) 計 99件
〜コメント無し〜
自保ジャーナル1918号(平成26年5月22日発行):掲載判決・全15事例
1.大学附属女子高校生の後遺障害逸失利益をセンサス男女計大卒全年齢平均を基礎収入に認定した
【Reference】女子高校生の逸失利益算定事例
2.自賠責3級3号認定の34歳男子の高次脳機能障害は現在単純作業に従事等7級の併合6級後遺障害を認定した
【Reference】高次脳機能障害認定事例
3.自賠責3級3号高次脳機能障害認定の59歳女子は相当程度制限の労働能力35%喪失で後遺障害逸失利益を認めた
【Reference】3級高次脳機能障害を残す逸失利益算定事例
4.追突された32歳女子の損害全体に心因性減額1割、治療関係費に既往症減額9割を適用し、
接骨院費には7割の因果関係を認めた
【Reference】心因的要因による素因減額が争われた事例
5.自転車で転倒した52歳女子の脳幹損傷の因果関係を認め2級3号後遺障害には既往の精神疾患等で
6割の素因減額を適用した
【Reference】同一方向進行中の自転車対二輪車の衝突による過失認定事例
6.損傷した脳組織は回復しないことから48歳女子の7級高次脳機能障害等併合5級後遺障害を認めた
【Reference】高次脳機能障害の発症が争われた事例
7.合図なし進路変更被告自転車に衝突の原付自転車の過失50%、四肢麻痺等には17年前の
頸椎後縦靱帯骨化症の影響等で50%の素因減額を適用した
【Reference】後縦靱帯骨化症による素因減額認定事例
8.49歳男子の脳脊髄液減少症は起立性頭痛なく髄液漏れの客観的所見とともに
ブラッドパッチ効果が認められないと発症を否認した
【Reference】ブラッドパッチの効果なく脳脊髄液減少症を否認した事例
9.7級顔面醜状等併合5級後遺障害を残し教員を退職の51歳女子の後遺障害逸失利益を
労働能力65%喪失で認めた
【Reference】女子7級醜状等併合5級後遺障害を残す逸失利益認定事例
10.27歳男子俳優の左眉部の自賠責12級醜状での逸失利益を否認、「映像での支障」は
後遺障害慰謝料700万円で考慮した
【Reference】男子12級顔面醜状を残す後遺障害逸失利益算定事例
11.妻との「生計を担ってきた」67歳男子の収入はセンサス同年齢の「30%」と認定した
【Reference】農業従事者の逸失利益算定事例
12.障害年金受給・無職の38歳男子の右足関節12級後遺障害逸失利益をセンサス平均の5割で5年10%、
以降5年5%の労働能力喪失で認定した
【Reference】道路横断等歩行者対自転車の衝突による過失認定事例
13.原告歩行者と被告自転車の接触で左環指に14級9号残し、25日前の同所手術等は50%の素因として減額した
【Reference】歩道上での歩行者対自転車の衝突の過失認定事例
14.歩道内での前方歩行者と後行自転車の事故は「予見可能な態様」かで評価し自転車の過失95%と認めた
【Reference】事故後の減収なく後遺障害逸失利益を否認した事例
15.2歳時の事故で21歳時に症状固定は「民法724条後段の適用はない」除斥期間内として損害を認容した
【Reference】民法724条後段の除斥期間により請求棄却した事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜578号(平成26年8月) 計 98件 総合計1416件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
〜コメント無し〜
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1911号(平成26年2月13日発行)
〜1918号(平成26年5月22日発行) 計114件
〜コメント無し〜
自保ジャーナル1919号(平成26年6月12日発行):掲載判決・全15事例
1.32歳男子主張の2級高次脳機能障害は事故後の意識障害、画像所見ない等から外傷性脳損傷を
認めることは困難として事故との因果関係を否認した
【Reference】MTBIによる高次脳機能傷害の残存が争われた事例
2.軽乗用車との出合頭衝突で労災3級3号認定もブラックバス釣りで複数回入賞等からも自賠責同様14級9号認定した
【Reference】重度後遺障害の主張を否認して14級認定した事例
3.約8年3ヶ月入通院する女子歯科助手の脳脊髄液減少症は事故から1週間後も頭痛なく各診断基準からも
否認し2年で症状固定したと認定した
【Reference】診断基準等に合致せず脳脊髄液減少症を否認した事例
4.30代女子の低髄液圧症候群の発症は継続的起立性頭痛等認められず、14級神経症状の後遺障害も
事故との因果関係は認められないと否認した
【Reference】起立性頭痛認められず低髄液圧症候群を否認した事例
【Reference】後遺障害の残存を否認した事例
5.27歳男子の7級請求RSDは認めず12級6号認定し、左上腕の疼痛が精神疾患を再発させたと
素因減額を否認して認定した
【Reference】RSDが争われた事例
6.右下腿切断、左膝部痛等併合5級後遺障害を残す49歳男子大工の逸失利益を労働能力79%喪失で認定した
【Reference】信号交差点での直進車対右折車の過失認定事例
7.追突された47歳女子の外傷性胸郭出口症候群は肉眼では分からない極軽微な車両損傷が生じたのみで
何らかの受傷をしたとは認められないと否認した
【Reference】胸郭出口症候群の発症が争われた事例
8.右手骨折と長年のカメラマンの職業上の負担等で左手痛を12級13号認定し、15%の素因減額を適用した
【Reference】信号交差点での直進二輪車対右折四輪車の過失認定事例
9.夜間の高速道路走行車線に横向き自損停止被告車に衝突の原告大型貨物車の過失を30%と認めた
【Reference】高速道路走行車線停止車に後続車追突の過失認定事例
【Reference】積荷損害が争われた事例
10.スポーツ用自転車で急ブレーキをかけ投げ出されて被告車と衝突の飲酒原告の過失を5割と認定した
【Reference】飲酒自転車対乗用車の過失認定事例
11.日没後、片側3b道路の横断歩道47b地点を右から横断81歳女子の過失を20%と認めた
【Reference】道路横断歩行者対四輪車の過失認定事例
12.歩道中央から車道寄りを進行せず一時不停止の被告自転車の過失は重いとして歩道に飛び出した
原告の過失を5%と認定した
【Reference】歩道上での自転車対歩行者の過失認定事例
13.64歳女子の水泳中の死亡事故による傷害保険金請求はくも膜下出血が「外来の事故」によって生じたとは
認められないとして請求を棄却した
【Reference】外来の事故を否認して保険金請求を棄却した事例
14.代表会社は4年前から休眠、年間80万円の保険料で14、15回保険事故での受領等からも
ベンツでの川転落死の偶然性を否認して傷害保険金請求を棄却した
【Reference】故意による事故として保険金請求を棄却した事例
15.交友関係4人が相手のない保険金請求、3人は車検間近等原告車の盗難立証認められず請求棄却した
【Reference】車両盗難による保険金請求事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜578号(平成26年8月) 計 98件 総合計1416件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
〜コメント無し〜
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1911号(平成26年2月13日発行)
〜1919号(平成26年6月12日発行) 計129件
〜コメント無し〜
自保ジャーナル1920号(平成26年6月26日発行):掲載判決・全15事例
1.ポルシェへの消火剤散布はドアガラス破壊前を認めて盗難による保険金請求を棄却した
【Reference】盗難の立証なく車両保険金請求を棄却した事例
2.追突された43歳女子には起立性頭痛認められず国際分類第3版からも
低髄液圧症候群発症認められないと認定した
【Reference】国際頭痛分類第3版の診断基準からも低髄液圧症候群等を否認した事例
3.警察官志望を断念の21歳男子大学生の自賠責11級胸椎変形を10年間20%、10年間10%、
8年間5%の労働能力喪失率で後遺障害逸失利益を認めた
【Reference】11級7号脊柱変形を残す後遺障害逸失利益認定事例
4.被害乗用車全損の被追突同乗者42歳女子の14級後遺障害は10年間9%労働能力喪失、
後遺障害慰謝料120万円認めた
【Reference】14級9号残す後遺障害逸失利益算定事例
5.骨髄炎発症で治療難航31歳男子の症状固定を7.5年、その間の入通院慰謝料550万円、
骨髄炎再燃不安の併合7級後遺障害慰謝料を1,100万円認めた
【Reference】長期入院による慰謝料算定事例
6.片側2車線道路の44b先の進入被告車にクラクション吹鳴、衝突の原告原付自転車の
過失を1割と認定した
【Reference】直進二輪車対一時不停止四輪車の過失認定事例
7.駐車場で逆突された軽乗用車の48歳女子には「説明できない治療」等から半年分50%の
休業と100万円の慰謝料を認めた
【Reference】治療費の正当性が争われた事例
8.コンビニ駐車場での衝突で治療継続中の腰痛受傷の因果関係ある治療期間を約1ヶ月と認めた
【Reference】事故と受傷との因果関係が争われた事例
9.接触箇所はハンドルより内側のステップ等、不自然多く事故発生認められずXの請求を棄却した
【Reference】同一方向進行中の二輪車を四輪車が追い越し時の衝突による過失認定事例
10.対向路面電車後方からの原告自転車の横断は予測し難いとし被告路面電車に過失はないと認定した
【Reference】路面電車との衝突による過失認定事例
11.日没後も狭路から進入する被告の見通し良好で歩道通行の原告自転車に過失修正はせず
10%の過失割合を認めた
【Reference】歩道進行自転車対路外から進入四輪車の過失認定事例
12.直進禁止に反し直進被告タクシーと衝突の64歳女子自転車には片手運転ではより慎重に
安全確認をすべきとし5%の過失を認めた
【Reference】傘さし運転等による自転車の過失認定事例
13.同一方向進行中の原付自転車同士の衝突は無合図で確認せず進路変更のY90%、
速度超過のX10%の過失を認めた
【Reference】同一方向進行中の二輪車同士の事故による過失認定事例
14.被保険車両を出会い系サイトで知り合ったYが窃盗し刑事事件・盗難での実刑も
保険金請求は「横領」として約款免責した
【Reference】車両盗難による保険金請求事例
15.コンクリート壁破壊しての被保険乗用車の海中転落、A死亡の偶然性を否認して保険金請求を棄却した
【Reference】海中転落事故での保険金請求事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜578号(平成26年8月) 計 98件 総合計1416件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
〜コメント無し〜
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1911号(平成26年2月13日発行)
〜1920号(平成26年6月26日発行) 計144件
〜コメント無し〜
自保ジャーナル1921号(平成26年7月10日発行):掲載判決・全15事例
1.当日の病院帰りに警察の階段の上り下り等、タクシーと接触の56歳男子の外傷性脳損傷等否認して14級認定した
【Reference】赤信号横断歩行者の過失認定事例
2.18歳男子の自賠責5級高次脳機能障害はコミュニケーション可能等から7級認定し大学卒平均年収の9割を
基礎収入に20歳から67歳まで後遺障害逸失利益を認めた
【Reference】高次脳機能傷害の残存が争われた事例
3.減収のない45歳有職主婦の休業損害に「家事労働加算」認められないと家事休業損害を否認した
【Reference】有職主婦の休業損害算定事例
4.併合5級残す56歳男子の住宅改造費は完全バリアフリー、洋室への変更必要ない等、請求額の3割を認めた
【Reference】5級後遺障害を残す家屋改造費用認定事例
5.39歳男子会社員の自賠責10級右手関節障害は可動域悪化もある等労働能力14%喪失で
後遺障害逸失利益を認めた
【Reference】直進二輪車対左方から右折進入四輪車の衝突による過失認定事例
6.33歳女子の10級咀嚼障害は事故前同様に改善、治療中断からも因果関係認めず後遺障害を否認した
【Reference】青信号横断自転車対右折四輪車の過失認定事例
7.自動二輪車で転倒衝突の44歳男子は既往の頸椎ヘルニアが増悪したと12級13号の後遺障害を認定した
【Reference】車線変更四輪車に後続二輪車衝突による過失認定事例
8.追突された49歳女子の第3腰椎圧迫骨折認め、67歳まで20%の労働能力喪失の逸失利益等に
2割の素因減額を適用した
【Reference】脊柱変形等併合10級後遺障害を残す逸失利益算定事例
9.丁字路交差点右折車同士の衝突は原付自転車に2割過失、潜在嚢胞で2割素因減額を適用した
【Reference】14級9号下肢障害を残す後遺障害逸失利益認定事例
10.Y運転で発進した生コン車に衝突された路上作業の原告にはYが運転席に乗り込んでいるかの
確認を怠ったとして20%過失を適用した
【Reference】将来の通院・治療交通費を認めた事例
11.複数車線を越えての右折車線進入が予測し難いとし速度超過の乗用車4、側道から右折車線進入の
自動二輪車6の過失を認めた
【Reference】11級7号脊柱変形を残す後遺障害逸失利益算定事例
12.左折進入した交差点から23bでの衝突は車線変更車・左折車のX60、速度超過Y40の過失を認定した
【Reference】T字路左折進入四輪車対直進四輪車の衝突による過失認定事例
13.他車両を有する塗装業16等級のXには家賃・ローン滞納等、下取価格185万円、保険金額570万円の
経済的利益からもXの「意に基づく」と盗難の保険金請求を否認した
【Reference】車両盗難による保険金請求が棄却された事例
14.「アクセルを踏み続けて」被保険車両の崖下転落はAの「故意によって生じた」と人身傷害保険金等の
請求を棄却した
【Reference】故意による事故として保険金請求を棄却した事例
15.旅館店舗経営のXの体調不良、借入金返済も滞る等、火災はXの「放火によって生じた」と
保険金請求を棄却した
【Reference】経済的困窮等からXらの放火として請求棄却した事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜578号(平成26年8月) 計 98件 総合計1416件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
〜コメント無し〜
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1911号(平成26年2月13日発行)
〜1921号(平成26年7月10日発行) 計159件
〜コメント無し〜
自保ジャーナル1922号(平成26年7月24日発行):掲載判決・全15事例
1.1級後遺障害を残した2歳7ヶ月児の逸失利益を除き将来発生する損害を定期金賠償が「なじみやすい」と認容した
【Reference】定期金による将来介護費用等が争われた事例
2.追突された30歳男子の転換性障害との因果関係を認め1級6号認定し10年間100%の労働能力喪失を認め、
70%の素因減額を適用した
【Reference】心因的要因による素因減額認定事例
3.脱輪で受傷の30歳女子には意識消失、健忘等なく1年5ヶ月後からの症状発現等からMTBIによる高次脳機能障害と
事故との因果関係を否認した
【Reference】軽度外傷性脳損傷(MTBI)が争われた事例
4.ステージG2の慢性腎炎等で家事従事となった45歳男子の休業損害はセンサス女子平均の80%、
逸失利益は男子平均の70%で10年、その後は同40%を基礎収入と認定した
【Reference】10級10号肩関節機能障害を残す後遺障害逸失利益認定事例
5.うつ病受診中の62歳女子の頭皮挫創等の治療期間1年、自覚症状主体と高次脳機能障害の残存を否認した
【Reference】事故と後遺障害残存との因果関係否認した事例
【Reference】診断基準等から軽度外傷性脳損傷を否認した事例
6.58歳男子の追突されて12級請求の低髄液圧症候群は頭痛の訴え初診病院355日通院中11日、
それも起立性ではない等から低髄液圧症候群発症を含む後遺障害を否認した
【Reference】頚椎捻挫等による後遺障害の残存が否認された事例
7.30歳女子の14級9号は、右膝ケロイド部の痛み等で67歳まで5%労働能力喪失を相当と認定した
【Reference】14級9号下肢障害を残す後遺障害逸失利益算定事例
8.30歳男子の前頭線状痕での労働能力喪失率増加認めず併合11級後遺障害慰謝料500万円で考慮した
【Reference】男子12級顔面醜状による後遺障害逸失利益が争われた事例
9.1ヶ月半前に幼稚園教諭退職、求職中の52歳女子無職者の休業損害を前職収入の8割で認め、
後遺障害逸失利益を前職平均収入で認定した
【Reference】休職中の休業損害認定事例
10.追突された61歳男子の中心性頸髄損傷を認めて12級12号認定し脊柱管狭窄を疾患として25%の素因減額を適用した
【Reference】脊柱管狭窄症による素因減額認定事例
11.Z自動二輪車同乗中に受傷の22歳女子の自賠責被害者請求免責の右折Y乗用車の賠償責任を否認した
【Reference】右折青矢印四輪車対赤直進四輪車の過失認定事例
12.ツーリング名所での自動二輪車同士の対向衝突はアウト・イン・アウト対応等でXの過失を30%認めた
【Reference】対向二輪車同士の衝突による過失認定事例
13.山岳地点での対向乗用車に対しキープレフトの余地大きい原告自動二輪車の過失を80%と認めた
【Reference】二輪車対対向四輪車の衝突による過失認定事例
14.通院中の連日の鍼灸接骨院施術費で医師は「必要ない」旨供述等から損害を認めないとした
【Reference】鍼灸施術費が争われた事例
15.乗用車で契約の弁護士特約は原付自転車運転中の被害事故には適用されないと判決した
【Reference】自動車保険契約の弁護士費用等が争われた事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜578号(平成26年8月) 計 98件 総合計1416件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
〜コメント無し〜
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1911号(平成26年2月13日発行)
〜1922号(平成26年7月24日発行) 計174件
〜コメント無し〜
自保ジャーナル1923号(平成26年8月14日発行):掲載判決・全14事例
1.5級2号高次脳機能障害を残す39歳男子の症状固定までの自宅付添費日額5,000円、将来介護費同2,000円で認めた
@<参考判決>高次脳機能障害を残す将来介護費及び入通院付添費等の認定事例(5件)
【Reference】無し
2.31歳男子の頭痛・めまい等低髄液圧症候群の治療と事故との因果関係を認め後遺障害9級認定し
35%の労働能力喪失で逸失利益を認めた
【Reference】脳脊髄液減少症等の発症が認められた事例
3.追突された50歳男子の症状固定は1年半後とし、その1年8ヶ月(事故後3年3ヶ月)後の検査等で
高次脳機能障害を否認した
【Reference】高次脳機能障害の残存が争われた事例
4.36歳女子の低髄液圧症候群は起立性頭痛の存在や外傷後30日以内の発症なく診断基準に合致しないと否認した
【Reference】診断基準に合致せず低髄液圧症候群を否認した事例
5.事故約3ヶ月前から神経症状等で治療中の44歳女子の9級主張精神障害は相応に重い精神症状が継続していたと
本件事故との因果関係を否認した
【Reference】心因性による素因減額事例
6.19歳女子短大生の左足関節障害と瘢痕の併合7級後遺障害逸失利益を、キャバクラ勤務等から
症状固定後5年間を除き67歳までの56%労働能力喪失で認めた
【Reference】下肢関節機能障害等併合7級後遺障害を残す逸失利益算定事例
7.51歳男子の左上肢障害の発症機序が明らかでなく本件事故との因果関係を否認、自賠責同様14級認定した
【Reference】関節障害等の後遺障害の残存が争われた事例
8.頸髄損傷5級2号主張の染色作家の診断は「暫定的」として8ヶ月後には後遺障害なく症状固定と認定した
【Reference】脊髄損傷による後遺障害の主張が否認された事例
9.転倒した車道で衝突された83歳男子の事故と死亡との因果関係認め素因と過失各30%と認定した
【Reference】既往症による素因減額が争われた事例
10.渋滞車両を追い越すため中央線をはみ出して走行したと原告自動二輪車の過失を70%と認めた
【Reference】同一方向右折四輪車対右側走行二輪車の過失認定事例
11.Yレンタカー(2dトラック)の店舗損壊には重大な事由に虚偽の説明を重ねた故意免責事故として請求棄却した
【Reference】故意による事故として請求棄却した事例
12.乗用車を運転して遮断棹降下後の踏切内進入は「故意によるものではないことが証明されたともいえない」と
搭乗者傷害保険金等の請求を棄却した
【Reference】偶然の事故を否認して保険金請求を棄却した事例
13.初度登録12年のキャンピングカーの川転落は偶然性の立証に加え、重大な過失と、受傷には他覚所見でも
約款免責を認定した
【Reference】「重大な過失」により保険金請求を棄却した事例
14.1歳2ヶ月幼児の被告保育園で昼寝中の心肺停止は原因不明で窒息認められず被告の保育上の
注意義務違反等はないと請求を棄却した
【Reference】保育園での窒息による過失が争われた事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜578号(平成26年8月) 計 98件 総合計1416件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
〜コメント無し〜
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1911号(平成26年2月13日発行)
〜1923号(平成26年8月14日発行) 計188件
〜コメント無し〜
自保ジャーナル1924号(平成26年8月28日発行):掲載判決・全14事例
1.47歳女子の高次脳機能障害を自賠責同様2級認定し、1人で路線バスに乗って通所や
ネットカフェ利用等から常時介護を否認して将来介護費用は現状の介護体制の年間約314万円で認めた
【Reference】2級高次脳機能等を残す将来介護費認定事例
2.自賠責3級高次脳機能障害も易怒性等で医療保護入院の62歳男子の介護費用を入院料と週2日の
職業人での日額1万円と認定した
【Reference】3級高次脳機能を残す将来介護費認定事例
3.完全型植物症を残す77歳女子の傷害分420万円、後遺障害分2,800万円、過失2割考慮で子2名
各80万円の慰謝料を認めた
【Reference】信号のない交差点での高齢横断歩行者の過失認定事例
4.36歳男子の自賠責7級認定中心性頸髄損傷は上肢軽度麻痺、下肢中等度麻痺の残存から
後遺障害3級認定した
【Reference】中心性頸髄損傷による後遺障害逸失利益が争われた事例
5.追突された21歳女子は事故直後に自ら父親に電話等、意識障害認められないと高次脳機能障害の
発症を否認した
【Reference】意識障害等認められず高次脳機能障害を否認した事例
6.通報での警察官急行中に路上横臥の34歳医師AがY車に轢過はY車の30`b速度超過等で
Aの過失30%と認めた
【Reference】道路横臥者対四輪車の過失認定事例
7.追突された自賠責7級4号(12級加重障害)受ける38歳男子の本件の損害を既往症減額50%で認定した
【Reference】既往症による素因減額認定事例
8.21歳女子店員の12級後遺障害逸失利益の基礎収入を症状固定後5年間は実収入、
以降センサス女性全年齢平均で認定した
【Reference】歩行者対自転車の衝突による過失認定事例
9.重度のT型糖尿病で入院繰り返す53歳男子の休業損害、14級9号後遺障害逸失利益を否認、
後遺障害慰謝料75万円を認めた
【Reference】休業損害を否認した事例
10.実母介護で退職「専業主夫」の原告の休業損害は基礎収入をセンサス女子平均で逸失利益は
月額25万円で認めた
【Reference】男子家事従事者の休業損害認定事例
11.47歳男子調理師の休業損害は市民税・県民税証明書の給与収入により休業10日、半休3日で認定した
【Reference】休業損害認定事例
12.飛び石によるアウディ及びベンツの損傷は保険契約締結時に当然に生じることが予定されている
損害であり、偶然な事故とは認められないと車両保険金請求を棄却した
【Reference】飛び石の損傷等による車両保険金請求事例
13.初度登録から10年被保険車両クラウンが幅員約6bの道路上でUターンの際に用水路へ水没は
原告の故意として車両保険金請求を棄却した
【Reference】故意事故による保険金請求を棄却した事例
14.右手示指を荷台とアオリの間に挟まれての負傷は約款免責事項の「荷物等の積卸し作業に従事中に
当該作業に直接起因する事故」として交通事故傷害保険金請求を棄却した
【Reference】約款免責により保険金請求が棄却された事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜578号(平成26年8月) 計 98件 総合計1416件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
〜コメント無し〜
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1911号(平成26年2月13日発行)
〜1924号(平成26年8月28日発行) 計202件
〜コメント無し〜
自保ジャーナル1925号(平成26年9月11日発行):掲載判決・全13事例
1.追突された46歳男子のCRPSには右上肢の筋委縮等認められ、骨萎縮認められない等から7級4号と認定し、
将来介護費日額3,000円を認めた
【Reference】RSDの発症を否認した事例
2.軽微追突された33歳男子の頸部挫傷等で48日間の入院治療は繰返し外出等から17日間とし、
リプル点滴は治療上の必要性認められないと否認した
【Reference】入院・治療等の正当性が争われた事例
3.衝突まで気付かず隅切り状態の早回り右折のY車に対しX自動二輪車の過失を否認した
【Reference】早回り右折四輪車対直進二輪車の過失認定事例
4.住宅街道路での後退ダンプカーと衝突の56歳男子は転倒なし、意識消失なし等から後遺障害は認められないとした
【Reference】歩行者対後退車両の衝突の過失認定事例
5.覚醒剤精神病も将来の蓋然性から44歳男子の死亡逸失利益をセンサス平均の2分の1を基礎収入に認定した
【Reference】死亡時無職者の死亡逸失利益算定事例
6.10年前からの高血圧糖尿病の受診歴等から、本件事故では全治2週間、後遺障害との因果関係を否認した
【Reference】事故による後遺障害の残存が否認された事例
7.頸髄損傷から肺炎死の62歳男子の強直性脊椎炎の既往で30%の素因減額を適用した
【Reference】既往症による素因減額認定事例
8.夜間優先道路の変形交差点を斜めに自転車横断の68歳男子の過失を50%と認めた
【Reference】既往症による素因減額認定事例
9.自転車同士の出合頭衝突では左側通行の違反等からA自転車の過失を85%と認定した
【Reference】交差点での自転車同士の衝突による過失認定事例
10.歩道上での自転車同士の衝突は被告が後方から傘さし片手運転でベル鳴らさず側方通過の過失により
原告の事故回避は困難として過失を否認した
【Reference】CRPS(RSD)等の発症が争われた事例
11.歩道内で同一方向進行の被告自転車をベルを鳴らして追い越そうとして接触転倒の原告自転車の過失を40%と認めた
【Reference】歩道上での自転車同士の衝突による過失認定事例
12.平成2年発生の事故で請求権の除斥期間の起算点は本件事故日として20年経過で原告の請求を棄却した
【Reference】民法724条後段の除斥期間が争われた事例
13.被保険ベンツの川への転落は後輩Bのハンドル180度以上転把等の通謀故意事故として請求棄却した
【Reference】通謀故意事故として保険金請求を棄却した事例
ここまで
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1836号(平成22年12月23日発行)
〜1910号(平成26年1月23日発行) 計1174件
☆交通事故民事裁判例集(ぎょうせい社)
第43巻第1号〜6号(平成22年1月〜12月判決) 計122件
第45巻第1号(平成24年1月・2月判決) 計 22件 小計144件
☆交通事故判例速報(交通春秋社発行)
530号(平成22年8月)〜578号(平成26年8月) 計 98件 総合計1416件
※交通事故判例速報は一律1号につき2件として計算
〜コメント無し〜
☆自保ジャーナル(株式会社自動車保険ジャーナル)
1911号(平成26年2月13日発行)
〜1925号(平成26年9月11日発行) 計215件