法学質問スレ パート16

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885無責任な名無しさん
>>884
正当防衛とは急迫不正の侵害に対して自己または他人の権利を防衛するため
やむおえずにした行為である。「急迫」とは法益侵害の危険が目前に差し迫って
いる事をいう。また未遂に極めて密着した予備行為の段階に入った時は制止の為に
必要な行為が許される。
AがXを驚かせる為とはいえ、棒を振りおろした行為は、Xの身体(法益)を侵害する
実行の着手がみられる。
またXの行為が誤想防衛にあたるのではないかという事が考えられるが、防衛行為の
前提となる「急迫不正の侵害がない」事をいうから誤想防衛はあてはまらない。
よってXの行為は正当な防衛行為として違法性が阻却される。
こんなもんでどうでしょう。