やさしい法律相談part151

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強迫性障害の治療を行なう上で最も重要なことは、
その日、その日の強迫観念や不安の変化に一喜一憂しすぎないことです。
症状には波があり、よくなったり悪くなったりをくり返しながら、全体的にはよい方向に向かっていきます。
環境の変化やライフイベントによっても症状は大きく変化するものですが、一つ一つ波を乗り越えていくことで治療は進んでいくのです。
したがって、症状が少し悪くなったからといって、焦って病院を変えたりすることはかえって逆効果です。
また、くすりの服用についても、安易に自己判断しないようにしましょう。強迫性障害の薬物療法では、
くすりを徐々に増量していくことが一般的です。くすりの効き目が現れるには何日も、ときには何カ月もかかる場合があります。
そして症状がよくなってもある程度の期間は服用を続ける必要があり、その後くすりを減らす場合には一度に中止せずに、徐々に減量していきます。
必ず医師と相談しながら、くすりを服用しましょう。強迫性障害の治療が理想的に進むイメージは以下のような流れです(ここでは薬物療法を例として示しました)。
223無責任な名無しさん:2005/12/06(火) 17:33:43 ID:WGfe7S3X
強迫性障害(OCD)

強迫観念・・・追い払っても追い払っても消えない不安な考えやイメージ。単なる「いやな思い」と違って長時間たっても薄れない。
常に繰り返される。この強迫観念から逃れるためにOCDの人は儀式的な、人からみれば奇妙で、無駄に見える行動を繰り返す。

強迫行為・・・強迫観念が引き起こす恐怖や不安を取り除こうとする行為。

 OCDとは、強迫観念と強迫行為をもつ障害です。
224無責任な名無しさん:2005/12/06(火) 17:34:11 ID:WGfe7S3X
強迫性障害(OCD)の症状
 汚い物にさわれない、万が一さわってしまったら何回も手を洗う。悪い数を避けて洗う。
うっかり途中で何かに触ってしまったらまた始めから。手は洗いすぎてひびわれる。
つらくてしかたがないのにやめられない。やめたら不安と恐怖で押し潰されそうになるからだ。
ドアノブにさわれない。人が使った皿で食べられない。バスの吊り皮につかまれない。悪い数字を避けて何回も行動を反復する。
225無責任な名無しさん:2005/12/06(火) 17:34:32 ID:WGfe7S3X
強迫観念リスト
・汚れや感染についての強迫観念
 バイキン、はいせつ物、環境汚染などに対する異常な嫌悪、不安。

・ものをきちんと整理しなければならない、自分の服装や環境を整えなければならない、などの過剰な意識、心配。

・論理的な理由のない反復行動、習慣
226無責任な名無しさん:2005/12/06(火) 17:34:52 ID:WGfe7S3X
・何回も質問を繰り返さずにはいられない感じ、言葉や文句を繰り返し読んだりかいたりしてしまう癖(管理人体験・・・今のわたしの症状はおもにこれです。不吉な文字や数字を見た時不吉な気持ちが消えるまで何度でも同じ文字をよんでしまいます。)

・道徳や善悪に対する過剰な不安。

・人を刺してしまうのではないか、運転中にだれかをひいてしまったのではないか、という人を傷つけることの不安

・ある数字や文字が不吉だという思い込み