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無責任な名無しさん:
インターネットの自殺サイトを悪用した男女3人の連続殺人事件で、殺人や死体遺棄などの罪に問われた無職前上博被告(37)
=大阪府堺市=の初公判が2日、大阪地裁(水島和男裁判長)であった。前上被告は「間違いありません」と述べ、起訴事実を全面的に認めた。弁護側は「被告は犯行当時、自己の行為を制御する能力を欠いていた」として、責任能力について争う方針を明らかにした。
起訴状によると、前上容疑者は2月19日夜、自殺サイトを通じて知り合った同府豊中市の女性(当時25)に練炭自殺を持ちかけて誘い出し、
同府河内長野市内の山中に止めた車の中で女性の鼻を手でふさぐなどして殺害。遺体を近くの河原に埋めたとされる。
また、5月21日に神戸市の男子中学生(同14)、6月10日に同府東大阪市の男子大学生(同21)をそれぞれ同様の手口で殺害し、
遺体を同府南部の山中に捨てるなどしたとされる。
また5月21日に殺害した被害者の父親に電話して身代金を要求していたことも脅迫罪で起訴されている。(自白)
この2件の殺害について弁護人は「自首が成立する」と意見を述べた。
前上被告は捜査段階の調べで、「人が窒息して苦しむ表情を見たかった」などと供述していた。