法学質問スレ パート3

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231224
>>229
間違った。こっちだ。
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■刑事手続における人権(国家2種試験)


刑事手続における人権保障に関する記述として正しいものは、つぎのうちどれか

1) 公開・対審による手続を保障していない非訟事件手続法の定めるところにより裁判所が過料を科すことは、裁判の公開を保障した憲法に違反する。

2) 刑事被告人は、事故に不利益な供述を強要されないこととされており、被告人の氏名も、原則として自己に不利益な事項に該当するから、被告人にはこれを黙秘する権利があるとするのが判例である。

3) 再犯者に刑を加重することや、量刑にあたり前科を考慮することは、被告人に対し二重に刑罰を科すものであって憲法に違反するとするのが判例である。

4) 再審で、無罪の判決を改めて有罪とすることや、有罪とされた行為についてより重い刑を言い渡すことは、憲法に違反するとするのが通説である。

5) 下級審の有罪判決に対し、検察官が上訴し、より重い刑の判決を求めることは、被告人を二重の危険に陥れるものであって憲法に違反するとするのが判例である。