状況証拠の積み重ねによる裁判

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388暴力団事件(経済 否認事件)
裁判長認印:わだ
        第3回公判調書(手続)
事件番号:平17(わ)6977号「等」
事件名:強制執行妨害、詐欺未遂
被告人:勾留中__大阪拘置所

 公判をした年月日:2006年4月18日15:00〜15:35
 公判をした裁判所:大阪地方裁判所刑事2部.合議2係
 裁判長 裁判官:和田 真
 右陪席 裁判官:水野 将徳
 左陪席 裁判官:山中  耕一

検察官:P2-2♀(大阪地検公判部.所属検事:本公判より)
弁護人:@カメダ主任・A高橋金次郎弁護士・B他1名
             ……(中 略)……
主任弁護人からの求釈明:追起訴状の文言につき、別紙書面通り、釈明を求める。⇔検事:立証で明らかにする。
             被告事件についての陳述
 被告人:公訴事実は、すべて 間違っている 旨、述べた。(詳細は 別紙陳述書のとおり)
 弁護人:@本件は、公訴権濫用に当たるうえ、「起訴状の記載事項じたい、何ら、犯罪事実を構成しない」
                       http://www.houko.com/00/01/S23/131A.HTM#339
      のであるから、(1)公訴権濫用による,公訴棄却の判決と同時に、「決定での」公訴棄却も、
     併せて、申し立てる。
     A本件公訴事実じたいについては、全面的に争う。被告人は無罪である。
            ……(中 略)……

すでに第2回期日にて、指定告知「済」の次回期日:平成十八年四月二十五日火曜日.午後一時三〇分. 本館8階802号法廷
新たに指定された,第5回期日:平成一八年五月八日.月曜日午後一時三〇分.本館8階802号法廷
389経済「否認」事件__右翼.暴力団事件:2006/04/25(火) 23:27:40 ID:pHXqUw5g
                進行記録

裁判長裁判官 和田真 は、陪席裁判官 水野将徳・山中耕一 列席のうえ、裁判所書記官
○○○○立会いの下、被告人に対して、以下のように問答した。

問:HことSこと、K被告人ですね?
答:そうです。
問:詐欺未遂ということで、平成18年3月24日に追起訴があったが、起訴状は受け取っているか。
答:はい。

そのうえで、裁判長はそのまま、起訴状朗読を聞くように、命じた。

さらに、被告人の 法291条2項の陳述が終了した後、http://www.houko.com/00/01/S23/131A.HTM#291
                      裁判長は、

裁判長:公訴棄却の申し立てのほか、併せて、公訴事実じたいにつき、意見を述べてほしい。

主任弁護人(カメダ弁護士):まず第1点であるが、現金は、被告人自身は保管していない。
             第2点として、内容虚偽の売買契約書を、<被告人が>作成した事実は、ない。
第3点であるが、RCC関係者を<被告人が>欺いたという事実は、ない。
第4点であるが、K弁護士を介して、RCC関係者を欺いた事実は、ない。すべてはK弁護士に
一任していたのである。
よって、被告人は、追.起訴状に係る、公訴事実につき、無罪である。
390マル暴.経済事件(否認):2006/05/02(火) 23:41:01 ID:LAzij8hy
                   公訴棄却の申立書

         第1:刑事訴訟法339条1項二号による、決定での、公訴棄却について

平成18年3月24日付. 起訴状には、K弁護士が被告人の指示を受けて、被告人による欺網行為の道具として利用された旨の
記載がある。しかしながら、債務者の代理人弁護士が 起訴状で指摘されたような具体的行為をすることで
コレが詐欺行為に該当するとは、到底、言えまい。
起訴状には、被告人の主観面に係る記載もあるが、
”不法に”利益を得ようとしていた旨の記載は、起訴状にはまったく、為されておらず、
これは、2項詐欺の要件(http://www.houko.com/00/01/M40/045.HTM#s2.37)を欠く 記載といえる。

従って,本件は、刑事訴訟法にいうところの「起訴状に記載されている事項が真実であっても、何ら、
罪となるべき事実を含まない」ことに当たるから、
同法339条1項二号により、<決定で>公訴棄却の措置を取られたい。http://www.houko.com/00/01/S23/131A.HTM#339

            第2:公訴権濫用に係る、公訴棄却判決の申し立て
                    (>>378 と同趣旨)