状況証拠の積み重ねによる裁判

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164具体的事件より---平成14年(わ)2287号
尋問者:では、ここで、「検.甲127号」証の S公安「事務課長」の供述調書
     末尾添付の資料、大阪「高」検幹部の 行動予定表 を 示します。

 問:この 7月17日の「部長」の欄 をみていただきたいんですが、[午後3時]のところに
   「公安だより 編集」 という 記載 がありますね。
 答:はい、これは、 検察庁「内部」の広報誌の 編集会議でして
   30分ないし60分くらい行われます。 「 高 検 次 席 」も部屋に
   入って来られます。しかも、 調 査 企 画 課 には その 会 議 録 
   もありますから、誰が出席していたかは わかります。

 問:同じく、「検.甲127号」証の S公安「事務課長」の供述調書
     末尾添付の資料、大阪「高」検幹部の 行動予定表 を 示します。
  7月18日の 「部長」の欄 には、
  [午後2時] に 大阪国税局のkさん あいさつ とありますが
  この日に、実際、会われたのでしょうか。
 答:当然、それは 予定ですから。
 
 尋問者:「検.甲122号」証の 捜査報告書添付の 休暇簿 の1枚目を示します。
 問:2001年7月19日は,12:45〜17:15 にかけて 半日の休暇を
   取得されたのですか。
 答:はい、前日の18日に承認を受けており、間違いありません。
 問:そして、7月20日には 不動産仲介業者の○○さんと会われていた?
 答:はい、そうです